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自燈明・法燈明 https://blog.goo.ne.jp/jitou_houtou

日蓮をきっかけとして仏教への考察。またこの世界への考察についての「備忘録」として、このブログで自分の思考内容をまとめてみたいと思います。

斉藤 単己
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2019/11/04

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  • 今ある宗教は必要なのか

    さて、立正安国論について書き連ねている最中ですが、ちょっと考えていることを書いてきます。今の人類社会には数多の宗教が存在します。ここでいう宗教とは、ある精神的な指導者が居て、その指導者の教えを「教義」としてまとめ上げ、その教義を信奉する社会的な集団の事を指します。この宗教には幾つかの分類があって、大きく言えば一神教の宗教があって、その中には預言者がイエス・キリストであるという宗教のキリスト教と、マホメットが預言者であるとするイスラム教があります。そしてキリスト教にも例えばカソリックやプロテスタントがあったり、イスラム教においてもシーア派やスンニ派があります。また仏教でも南伝仏教(主に東南アジア方面に流布)と北伝仏教(主に中国から日本に流布)あって、例えば北伝仏教(大乗仏教)でも様々な宗派に分派しています。...今ある宗教は必要なのか

  • この時代に立正安国論について考えてみた④

    さて、立正安国論について話を戻します。日蓮は立正安国論の冒頭で、当時の鎌倉の状況について述べています。「旅客来りて嘆いて曰く近年より近日に至るまで天変地夭飢饉疫癘遍く天下に満ち広く地上に迸る牛馬巷に斃れ骸骨路に充てり死を招くの輩既に大半に超え悲まざるの族敢て一人も無し、然る間或は利剣即是の文を専にして西土教主の名を唱え或は衆病悉除の願を持ちて東方如来の経を誦し、或は病即消滅不老不死の詞を仰いで法華真実の妙文を崇め或は七難即滅七福即生の句を信じて百座百講の儀を調え有るは秘密真言の経に因て五瓶の水を灑ぎ有るは坐禅入定の儀を全して空観の月を澄し、若くは七鬼神の号を書して千門に押し若くは五大力の形を図して万戸に懸け若くは天神地祇を拝して四角四堺の祭祀を企て若くは万民百姓を哀んで国主国宰の徳政を行う、然りと雖も唯肝...この時代に立正安国論について考えてみた④

  • この時代に立正安国論について考えてみた➂

    さて、立正安国論の3回目の記事となります。少し「閑話休題」としての話をします。最近、ツィッターを見ていて感じる事ですが、社会というのが何かおかしな方向へ動き出している感じがしているのは、私だけなのでしょうか。LGBTQに関する世界的な動きもしかり、先日まであった新型コロナとワクチンに関する騒動しかし、日本国内で言うとマイナンバーカード周辺の出来事しかり。日々テレビや大手新聞社から出される情報だけを見て居れば、この事について恐らく疑問を感じる事はないでしょう。しかしネットを通じて様々な情報に触れる機会のある人達は、この様な日本や世界の動きを知った事により様々な思いを感じる様で、それこそ「百花繚乱」よろしくSNS上には様々な異論反論が噴出しています。創価学会では聖典化している小説、人間革命の冒頭に「一人の人間...この時代に立正安国論について考えてみた➂

  • この時代に立正安国論について考えてみた②

    ちょっと間隔があいてしまいましたが、立正安国論について続けていきます。立正安国論を読む際、やはり日蓮の実像を理解をしておく必要があります。日蓮は安房小湊(現在の千葉県小湊)の半農半漁の土地で生誕したと言われています。父は貫名重忠、母は梅菊と言われていますが、高貴な出自ではありません。ただ荘園を所有する「領家の尼」とも繫がりがあった事から、地域の有力者の子供ではなかったかと言われています。幼少の頃に清澄寺の道善房に見いだされ、清澄寺で出家して修学の後、当時の仏教の最高学府である比叡山延暦寺で修学したと言われていますが、ここから考えると幼少期からかなり聡明な人物だと見られていたのでしょう。この日蓮が何故仏教を学んだのか。破良観等御書には「幼少の時より学文に心をかけし上大虚空蔵菩薩の御宝前に願を立て日本第一の智...この時代に立正安国論について考えてみた②

  • この時代に立正安国論について考えてみた①

    久しぶりにブログを更新します。この異常とも言える酷暑の中、皆さんは如何がお過ごしですか?我が家では私がテレワークで自宅に籠もり、子供達も夏休みになっているので、常に我が家のエアコンフル稼働。これでは電気代が幾らになるのか、かなり恐怖を感じています。そう言えば創価学会では、教学試験とかをやるそうで、私の嫁はその受験者を募ることと、また受験者毎に決着責任者とかいう、理由の分からない担当者を付けることに悩んでました。そもそも今の創価学会の教学で、何か学び得ることあったんだっけと疑問に思うのですが、そこは創価学会で、要はイベントとして実施をする事に一生懸命にさせるだけで、どうも内実は問わないようです。創価学会の活動家達は既に忘却の彼方に飛ばしているようですが、創価学会では2014年11月に会則改定による教義変更を...この時代に立正安国論について考えてみた①

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