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2019/10/29

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  • 京都 三室戸寺 ・アジサイ園の公開

    京都宇治にある三室戸寺は宇治川に近い山間の寺で、四季の花々が美しいお寺です。三室戸寺は、京都の「あじさい寺」と称される名所で、敷地面積5千坪の大庭園に咲きほこる1万株のあじさいに癒されます、一度足を運んで見ては如何ですか。三室戸寺の創建は古く、770年と伝えられています。花の寺として知られる三室戸寺の境内を花散歩すると、ハスの花、アジサイの花、ツツジの花など四季の花々と紅葉がきれいです。「幻のあじさい」といわれるシチダンカ(七段花)をはじめ、西洋あじさい、がくあじさい等およそ30種1万株が咲き乱れます。通常は球状にまとまって咲くアジサイの花ですが、希に日々の気候や房の分かれ具合によってハート型に見えるものも。同寺では数年前より幾つか見つかっているそうです。西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花...京都三室戸寺・アジサイ園の公開

  • 京都 平安神宮・京都薪能 ( 6月1日・2日)

    大極殿をバックに特設の能舞台が組まれ、闇、かがり火の中で観世・金剛・大蔵の各流派の能・狂言・小舞・仕舞等が上演されます。昭和25年に京都市と京都能楽会の共催で始まりました。演目は両日とも異なります。■場所:平安神宮平安神宮(雨天時はロームシアター京都にて開催)■期間:6/1・/2(※毎年同じ日程です)■時間:17時半~■料金:SS席10,000円、S席8,000円、A席7,000円、B席6,000円、自由席4,000円■アクセス:市バス5「京都会館美術館前」または地下鉄東西線「東山」駅より徒歩10分■お問合せ:075-771-6114(京都能楽会)■詳細ページ:http://www.heianjingu.or.jp/関連ページ:http://kyoto-kanze.jp/takiginoh/kyoto-t...京都平安神宮・京都薪能(6月1日・2日)

  • 京都夏の風物詩 紫陽花名所散策

    京都の紫陽花名所散策三千院3000株以上のあじさいがあります。一般的なあじさいの他にも「山あじさい」「星あじさい」「蔓あじさい」など様々なあじさいが所狭しと咲き誇っています。散策路沿いでは、大人の背丈程のアジサイも。対照的に、せせらぎの近くではヤマアジサイが小さな花を咲かせます。期間中は全国の高僧による「チャリティー墨跡展」も開かれています。見頃:6月中旬~7月上旬場所:大原時間:8:30~17:00(※12月~2月は~16:30)拝観料:700円アクセス:京都バス17.18「大原」下車徒歩約10分お問合せ:075-744-2531『あじさい祭』(三千院奥の院)期間:6/15~7月中旬(昨年は7/14まで)時間:8:30~17:00●開催初日:あじさい祭開百大般若転読会法要(11時~)採灯大護摩供法要(1...京都夏の風物詩紫陽花名所散策

  • 京都 青モミジ100シリーズ 禅の美 妙心寺

    臨済禅の美しい伽藍の美しい宏壮とした山内広大な境内には、特微のある見どころが多く何よりゆったりした雰囲気が最高。南北朝時代、花園上皇の離宮を禅寺に改め、「花園と言う地名は清原夏野の山荘に草花が咲き[花園]とよばれる」妙心寺の伽藍が並び立つ「花園」池は三つの丘が連なる双ガ丘の東に位置する「双ガ丘」は徒然草の作者吉田兼好が居を構えた所でもある。臨済宗妙心寺派大法山の始まりは、1337年とされる。近世にはいて武将の帰依を受け、多くの敷地が寄進され、塔頭子院は90余宇を数えた。明冶以降も寺運は隆盛し、末寺は全国3.500寺を有している。約16万㎡の寺地に七堂伽藍は南から来たに向かって整然と置かれている。その中央には勅使門・三門・仏殿・法堂・寝堂・玄関・大方丈・小方丈・庫裏・が並び、東側には浴室・鐘楼・経蔵が配置さ...京都青モミジ100シリーズ禅の美妙心寺

  • 京都 北野天満宮・雷除大祭 6月1日

    6月1日午前4時より摂社火之御子社例祭(雷除大祭)が斎行されます。午前5時より本殿前授与所にて雷除除のお札、お守りの特別授与が行われます。火雷神を祀った当宮摂社火之御子社は、本社北野天満宮鎮座天暦元年(947)以前よりこの地にあり「北野の雷公」と称えられ、雷電・火難・五穀の守護として、朝廷より厚く崇敬されました。元慶年間(877~885)には、藤原時平(右大臣)の父基経(太政大臣)が五穀豊穣を祈願され、延喜4年(904)には、藤原左衛門督を使として御祭を斎行された記録があります。平安時代、朝廷では主に雨乞い・豊作を祈願されていたが、次第に雷除けが主となり、農業・林業関係者に広く信仰されてきましたが、大正中期に電気工事従業者が工事安全祈願をされるようになってからは、電気関係(電力会社等)の崇敬も篤くなり、近...京都北野天満宮・雷除大祭6月1日

  • 京都 貴船祭(きぶねまつり) 6月1日

    明治維新以前に旧暦4月1日と11月1日の年2回行われていた御更衣祭(ごこういさい)に起源し、4月の祭の頃は、付近の山間に虎杖(いたどり)が繁茂し、神職らが摘んでその多少を競い合ったことから、俗に虎杖祭(いたどりまつり)と呼ばれていました。往古には、この両祭に勅使御差遣(ちょくしごさけん)の儀があり御神衣を献進されたが、中古より賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)[京都の上賀茂神社]の摂社としての存在を強いられ、祭祀(さいし)もまた同社神職によって奉仕されてきました。明治4年太政官達(だじょうかんたつ)をもって当宮の社格は官幣中社(かんぺいちゅうしゃ)となり、以後両祭をあわせ新暦6月1日を例祭日として貴船祭と称しおこなわれています。11:00本宮実施神職らが前日から身を清め古儀にのっとり奉仕する。舞楽1...京都貴船祭(きぶねまつり)6月1日

  • 京都 青モミジ100シリーズの名所妙覚寺

    妙覚寺(みょうかくじ)は、紅葉の穴場スポットです。ほんとうは内緒にしておきたい秘密の穴場。妙覚寺は、北朝の永和4年(1378)、妙顕寺の跡継ぎをめぐる意見の対立から妙顕寺を離れた日実(にちじつ)上人が、信徒で富商の小野妙覚(おのみょうかく)の外護を受けて四条大宮の妙覚の邸宅に日像上人を開山に仰ぎ創建されている。日蓮宗京都十六本山の一つで、妙顕寺(上京区寺之内通堀川東入る)、立本寺(上京区七本松通仁和寺街道上る)と並ぶ具足山の一つ。本尊は十界大曼荼羅。この妙覚寺の建つ寺之内界隈には、多くの寺院が並んでいる。寺之内通は、烏丸通から紙屋川にいたる東西の道。秀吉による都市改造政策により寺町と同様多くの寺院が移転させられた寺院街。特にこの堀川通寺之内界隈は妙覚寺をはじめ妙顕寺、本法寺、妙蓮寺などの日蓮宗寺院が密集し...京都青モミジ100シリーズの名所妙覚寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの北野天満宮

    京都で梅と言えば、まず北野天満宮を思い浮かべる京都人が多いことでしょう。そして、初夏には青もみじが見頃を迎えます。この青もみじの美しさも京都でトップクラスの美しさ。北野天満宮では、青もみじが見頃を迎える頃、史跡御土居・もみじ苑が一般公開されます。御土居とは、豊臣秀吉が洛中洛外の境界として、また水防のため京都の周りに築いた土塁です。この御土居は北野天満宮のもみじ苑内に一部残り、国指定の史跡に指定されています。もみじ苑内には紙屋川が流れており、川に沿って整備された散策路には約250本もの青もみじが植えられ、見頃時期には目の前一面に緑が広がります。例年秋に公開されていましたが、2015年より初夏にも公開されるようになりました。約250本もの青もみじが織り成すみずみずしい風景もまた格別です。舞台から見下ろしたり、...京都青モミジ100シリーズの北野天満宮

  • 京都 伏見・観光船「十石舟」2025年3月20日~12月7日

    今回は今日の香りを訪ねて伏見へ酒蔵と水辺が美しいコースを巡る。「十石舟」は江戸から明治末期にかけて伏見と大阪を往来していた木造船のことで、酒や米を運搬していました。現在では、観光客をのせ遊覧船となって復活しています。舟から見る酒蔵屋や柳並木など歴史情緒ある景色はまた格別です。京都-大阪の中継地として、人や物資で賑わった伏見は、角倉了以の高瀬川運河の開削によりさらに発展。大阪から三十石船に乗り伏見に着いた旅人は、京町通(伏見街道)を通り京都の中心部へ、大和街道を通って奈良へ、また参勤交代の西国大名は、桃山丘陵を越え、山科を経て東海道をめざしました。このように伏見は水陸交通の要衝として繁栄しました。当時の街の広さは、東西1キロ、南北4.6キロで、南北に細長く、人口2万4千人の大都市でした。港の中心は今の京橋付...京都伏見・観光船「十石舟」2025年3月20日~12月7日

  • 京都 青モミジ100シリーズの法然院

    法然院は、哲学の道の途中をちょっと東へ入ったところにあります。参道を歩いていると正面にトンネルような茅葺きの山門が見えます。ココが一番の撮影スポット!茅葺の山門を窓枠に見立てて望む新緑は他では撮影できない美しさ。紅葉の季節ももちろんれいですが、青もみじの季節は苔もきれいで、侘び寂びの風情が一番感じられる、法然院らしい写真になります。山門をくぐると白砂檀という白い盛砂があります。この砂檀の間を通るということは、心身を清めて浄域に入ることを意味しているそう。法然院に来ると、心も洗われてすがすがしい気持ちになります。法然がその弟子安楽と住蓮とともに念仏を唱えた草庵を萬無心阿の弟子・忍澂により1680年に再興されました。苔むした茅葺屋根の門は、昔話にでてくるようなひっそりとしながら、典雅な雰囲気もあります。古典の...京都青モミジ100シリーズの法然院

  • 京都 要法寺で見たカルガモの夫婦

    京都市左京区の要法寺で育ったカモの親子が13日朝、近くの鴨川に引っ越した。母親を先頭に6羽の子ガモがよちよち歩きする様子を、警察官や近隣住民が見守った。要法寺の池では2005年から毎年、カモが産卵してひなを育てている。2018年は一時、親ガモが育児しない期間があり、子があまりなつかなかったという。カモたちは午前6時半ごろに池を出発。子が親からはぐれかける場面もあったが、寺の関係者が懸命に誘導した。通りかかった住民から「頑張れ」と声援を受けながら、約700メートルを例年の2倍となる1時間半かけて移動した。京都・要法寺はもともと、第三世日目上人の弟子である日尊が開いた上行院に始まる。日目上人は国家諫暁のために京都に向かわれる途上、美濃(岐阜県)の垂井で御遷化されたが、お供をしていた日尊は日目上人の遺志を継いで...京都要法寺で見たカルガモの夫婦

  • 京都 三千院・御懺法講(おせんほうこう) 30日

    本来、御所で行われていた天皇家の回向法要。声明と雅楽による華やかな平安絵巻さながらの伝統法要で、華やかで重要な催事です。三千院散策の仕方三千院に参詣するには、御殿門を入って左に折れると勅使玄関である受付があり、拝観料を支払うと、靴を脱いで院に上がることになります。初めに拝観できるのが書院の客殿になります。客殿は大正元年(1912年)に補修され、竹内栖鳳をはじめとする京都画壇の画家たちが襖絵を描きました。襖絵の一部は、円融蔵にて展示・保管されています。ここから南に広がる庭園は「聚碧園」と呼ばれています。この庭は苔の生え方、楓や杉の並び方が計算されたように綺麗で、庭全体が見事に調和されています。順路に従って拝観すると、宸殿に向かいます。ここは保元2年(1157年)に、後白河法皇により始められた宮中御懺法講を今...京都三千院・御懺法講(おせんほうこう)30日

  • 京都 青モミジ100シリーズの宝筐院

    宝筐院は嵯峨野にある臨済宗の寺院です。嵯峨野の宝筐院(ほうきょういん)は、秋の紅葉では賑わう場所ですが、この時期は緑の抜群に美しい隠れ寺です。室町時代から江戸時代にかけては天龍寺の山外塔頭(境内の外にある塔頭寺院)でしたが、現在は単立寺院になっています。宝筐院はかつては「嵯峨野の隠れ寺」とも呼ばれていたこともある紅葉の美しいお寺です。ただ、近年はすっかり知られるようになり、秋には多くの方が訪れます。場所は清凉寺の西で、入口がやや分かりにくいでしょうか。入口の狭さとは裏腹に境内は奥行きがあり、紅葉は抜群に綺麗。今の時期は訪れる人も少なく(一見拝観をしているように見えません)、素晴らしい新緑の空間を静かに楽しむことができます。.■アクセス京都駅から京都市営バス28号系統「嵯峨釈迦堂前」下車四条烏丸から京都市営...京都青モミジ100シリーズの宝筐院

  • 京の奥座敷 京都 ぶらり男の1人旅 新緑の(貴船、貴船神社、貴船川、京の奥座敷)

    今回は京の奥座敷貴船のご紹介ぶらりっと出町柳から叡電に乗ります。ノスタルジックな趣を残す叡電もなかなか良いものです。青々とした山の間を走ること約30分、目的の貴船口駅に到着しました。貴船に来たのは今回が初めてでしたが、街中とは空気が全く違い、いくらか涼しくありました。京都にもこんな自然があったことに感激しつつ、早速駅員さんをつかまえました。「ここら辺のおすすめの散歩道、ありますか。」「バスもあるけど、この季節やったら川沿いに歩いてみると気持ちええよ。」貴船蛍岩せせらぎの音に耳を傾けながら貴船川沿いに続く道を歩きます。少し進むと蛍岩が。ここは6月中の2週間くらいの間、蛍が見られる蛍の名所。今度は蛍の時期に合わせて訪れることを決め、先に進みます。貴船川べり少し行くと、川に降りられる場所を発見。さっそく降りてみ...京の奥座敷京都ぶらり男の1人旅新緑の(貴船、貴船神社、貴船川、京の奥座敷)

  • 京都 青モミジ100シリーズの宝泉院

    宝泉院は、京都市左京区大原勝林院町にあります。京都大原に位置する宝泉院は「額縁庭園」で有名です。「額縁庭園」は客殿の柱と鴨居を額縁に見立て、客殿の中から絵画を眺めるような美しさを満喫できる庭園です。水琴窟の竹の音を聴きながら、額縁庭園に一面と広がる芸術的な青もみじを楽しめる、贅沢な名所ですよ。青もみじは、ゴールデンウイーク明けから夏季にかけて最盛期を迎えますが、4月中でも十分に見頃は迎えています。また、青もみじは紅葉や桜とは異なり、短期間で散ってしまうものではなく、7月や8月の真夏の頃でも緑々とした姿を満喫できます。■拝観時間(ライトアップ時)17:45~20:40(閉門21:00)■拝観料:一般900円中高校生800円小学生700円※イベント時は都度異なる■住所〒601-1241京都市左京区大原勝林院町...京都青モミジ100シリーズの宝泉院

  • 京都高雄三尾・新緑を歩くコース(高尾三尾)

    高雄の青もみじで新緑パワーをチャージ栂尾(高山寺)・高雄(神護寺)・槙尾(西明寺)は「三尾(さんび)」と呼ばれ、古くから京都で屈指の紅葉の名所と謳われています。それゆえに秋は大勢の人達で賑わいますが、おすすめなのは新緑の季節の青いもみじ。人も少なく、大自然に抱かれて生命力に満ちた世界が広がっています。京都駅から高雄へのアクセス新幹線出口からバスの乗り場までの行き方はこちら方法①:京都駅前のB2乗り場からJRバスで「山城高雄」・「槙ノ尾」・「栂ノ尾」下車すぐ。・JRバス・京北線方法②:混雑時はJR嵯峨野線「花園駅」よりタクシーで約10分↓(①で約50分、②で約25分)高雄の歩き方三尾を回る順番としては、一番手前の神護寺を最後にすると、帰りのバス停が混みます。高山寺の前には「栂ノ尾」のバス停があるので、高雄(...京都高雄三尾・新緑を歩くコース(高尾三尾)

  • 京都 青モミジ100シリーズ毘沙門堂塔頭の双林院(山科聖天)

    早朝は空気も澄んでいて気持ちのいいのもですね。目指すは山科の毘沙門堂です。正式名は護法山双林院という、毘沙門堂の塔頭。寛文5年(1665)、毘沙門堂が再興された時に建立された。不動堂には比叡山より勧請された不動明王を安置。また、堂内で大護摩が焚ける特殊な構造になっている。聖天堂には本尊である大聖歓喜天を安置し、武田信玄などから奉納された聖天像七十数体が合祀されている。願いの叶う「山科の聖天さん」として広く信仰されている。毘沙門天王と書かれた朱いのぼりに導かれるように、急な階段を登ります。毘沙門堂の少し奥にある山科聖天に到着、少し息切れが・・・。毘沙門堂の横から裏参道を歩いて数分で行くことができ、参道入口にはなぜか大きな石の鳥居が立っています。ご本尊の大聖歓喜天は十一面観音と大日如来の化身で、頭が象、首から...京都青モミジ100シリーズ毘沙門堂塔頭の双林院(山科聖天)

  • 京都 隠れ青モミジ100シリーズの日向大神宮

    日向大神宮は、清和天皇の勅願によって天照大神を粟田山に勧請したことに始まり、その後応仁の乱で焼亡したが、寛永年間(1624-44)に伊勢人野呂左衛門尉源宗光が再興したと伝える。境内の再奥に南面して建つ内宮本殿は桁行正面1間、背面2間、梁行2間の神明造の建物である。両脇に棟持柱を建て、屋根の棟には内削ぎの千木(ちぎ)堅魚木(かつおぎ)8本をのせている。本殿の前方に四脚門の御門の屋根にも内削ぎの千木と堅魚木6本がのり、両脇に板垣がとりついて内宮の敷地を区切っている。内宮の前方一段下がったところに建つ外宮は、本殿・御門ともに内宮とほぼ同じ規模・形式をもつが、屋根の千木が外削ぎで堅魚木がそれぞれ1本少なくなる。内宮は外宮とともに京都市登録有形文化財です。日向大神宮は京都の隠れ紅葉の名所です。南禅寺や永観堂は確かに...京都隠れ青モミジ100シリーズの日向大神宮

  • 京都 十輪寺・業平忌 (28日)~業平が晩年を過ごした寺~

    阪急東向日駅から阪急バス6号系統で終点・小塩で下車。小塩バス停の目の前にあるのが在原業平が晩年を過ごした十輪寺。通称「なりひら寺」とも言われている。入り口には「5月28日正午より業平朝臣御忌秘密三弦大法要」と記されている。5月28日は880年、業平が56歳で亡くなってから1121回目の命日で(注※このページが掲載された時の情報です)十輪寺では業平忌が行われる。いつからかは定かではないが、業平は晩年、大原野に隠棲し、この地で生涯を閉じた。なりひら寺と言われるだけあって、十輪寺には業平ゆかりの物が沢山残されている。まず、境内に青々とした葉を茂らせている「なりひらもみじ」。11/23の塩竃祭にはこの紅葉が天麩羅にして振舞われます。神輿型の屋根の本堂を右手に見ながら参道を上ると、天高くそびえる竹の子の後ろに小さな...京都十輪寺・業平忌(28日)~業平が晩年を過ごした寺~

  • 京都 法輪寺電電宮大祭 23日

    電気電波の神様が祀られており電機関連企業の発展と安全を祈願する祭典です。電電宮の由縁となったのは、電電明神(でんでんみょうじん)を主神とする「明星社(みょうじょうしゃ)」です。同社は1864年(元治元年)の禁門の変の際に焼失しました。これを再建したのが、電電宮です。明星社の由来は、虚空蔵法輪寺で修行していた道昌僧都(どうしょうそうず)が、百日間の求聞持法(ぐもんじほう)の修行最後の日に、井戸で水を汲んでいると明星が天空より降り注ぎ、虚空菩薩が来迎したという言い伝えによります。電電宮がある虚空蔵法輪寺の入口近くには、トーマス・エジソン氏やハインリッヒ・ヘルツ氏のブロンズ胸額が掲げられた電電塔(でんでんとう)があります。この日は電力会社やソフトウェア会社の方など幅広い電気・電力・電子等の仕事関係者をはじめ、ア...京都法輪寺電電宮大祭23日

  • 京都 養源院・大般若経会 21日

    養源院は、文禄3年(1594)淀君が父の菩提を弔うため秀吉に願い建立しました。商売繁盛、無病息災、家内安全の御利益があるとされる養源院の大般若経会は、1月、5月、9月、の21日に行われる恒例行事です。一切は空であるとの思想を説く仏教の諸経典を集成した大般若経全600巻を御宝前で導師と出仕の僧4人で転読します。当日の参拝者には御札の授与があり、御供養が配られます。開山は長政の従弟成伯法印。その後火災で焼失したが、淀殿の妹崇源院(徳川秀忠夫人)が伏見城の遺構を移して再建、以来将軍家の位牌所となった。伏見城落城の時、鳥居元忠らの将士が自刃した廊下の板の間を天井として霊を弔った「血大井」や俵屋宗達筆の松図十二面・杉戸絵八面(重文)で有名。この獅子と白象に挟まれた中心部に俵屋宗達の「金地着色松図」に囲まれた部屋があ...京都養源院・大般若経会21日

  • 京都 青モミジ100シリーズの東福寺塔頭寺院の光明院(こうみょういん)

    京都の隠れた青モミジの名所、そっと訪ねる青葉の風景。一度は見てみたい京都の紅葉の代表格ですが、秋は混雑は必至。東福寺の青モミジをもうちょっとゆっくり見てみたいという方におススメするのが東福寺の境外塔頭「光明院」です。東福寺の塔頭で虹の苔寺として知られています。見どころは、重森三玲によって作庭された“波心庭”と称される枯山水庭園。東福寺青モミジの穴場「光明院」少しゆっくり青モミジを眺めれます。明徳2年(1391年)金山明昶により開創された。方丈前の庭園は重森三玲氏が作庭された、池泉式の枯山水庭園。州浜型の枯池に三尊石組を配した庭園は「波心庭」と呼ばれている。緑の苔が美しい光明院さんは、「虹の苔寺」として親しまれている。庭園の背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込まれている。雲の上に茶亭「蘿月庵(らげつ...京都青モミジ100シリーズの東福寺塔頭寺院の光明院(こうみょういん)

  • 京都 野宮神社、愛宕神社 18日(日)神幸祭・25日(日)

    嵯峨野野宮神社は、京都市右京区にあります。子宝にご利益がある神社です。そして、愛宕神社も、京都市右京区にあります。火伏せの神として信仰が厚い神社です。黒木鳥居と小柴垣は平安の風情を現在に伝え、源氏物語、謡曲野宮でも有名な当社は、嵯峨野巡りの起点として多くの方が訪れられます。えんむすびの神様、子宝安産の神様として全国から崇敬を集めています。愛宕・野宮両神社の祭礼で、神輿が嵯峨釈迦堂前の御旅所まで巡行します。元禄4年、松尾芭蕉が落柿舎に滞在中この嵯峨祭を楽しんだという記録が嵯峨日記にあります。元禄4年、松尾芭蕉も見学したという、嵯峨野に鎮座する愛宕、野宮両神社の祭礼です。19日は神幸祭。清凉寺前の御旅所に神輿が並びます。26日には神輿、剣鉾、稚児行列が嵯峨野一帯を巡行します。午前10時御旅所出発正午大覚寺午後...京都野宮神社、愛宕神社18日(日)神幸祭・25日(日)

  • 京都 車折神社・三船祭 第3日曜日開催

    葵祭の行列を楽しんだ後、嵐山まで出かけ『三船祭』を見ては。三船祭は嵐山の車折神社のお祭りです。天下の名勝・嵐山の大堰川にて、平安時代の王朝絵巻を再現する一大神事です。雅な平安貴族の船遊びが見られると言う。三船祭は、昌泰元年(898年)長月21日、宇多上皇が嵐山に御幸の際、大堰川で御船遊びをしたことが始まりとされています。その後のたびたびの御船遊びで、詩歌、吟詠、管弦、舞楽など様々な御遊びがあったことにより、昭和3年車折神社では御大典を記念して、「三船祭」が始められました。その後に、例祭の延長神事として、現在のように5月第3日曜日に行われるようになりました。「三船祭」の名前の由来は、白川天皇が行幸の折に、「和歌」「漢詩」「奏楽」に長じたものを3隻の舟に乗せて御舟遊びをされたといわれていることから「三船」とさ...京都車折神社・三船祭第3日曜日開催

  • 京都 青モミジ100シリーズのひっそりと建つ直指庵

    孟宗竹に包まれてひっそりと建つ直指庵は、浄土宗の寺。正保3年(1646)、隠元禅師の高弟の性円(しょうえん)がここに草庵を結んだのがはじまり。直指人心の禅の教えを守り、寺号を定めず、直指庵と称した。のちに荒廃していたが、幕末に、勤皇家であった近衛家の老女、村岡局によって再興された。最近は悩める女性たちの駆け込み寺として知られ、「想い出草」と名づけられたノートがあり、参詣者の思いが綴られている。竹林の中にある小さな庵の寺は、臨済禅を学んだ独照禅師が正保3(1646)年に草庵を結んだのが始まりである。独照禅師が明の国の高僧隠元禅師に黄檗禅を学び、隠元をここに請じてから大寺院となった。しかし、その後しだいに衰退、独照の墓堂だけになったが、幕末の頃、近衛家の老女津崎村岡局が浄土宗の寺として再建した。現在の建物は、...京都青モミジ100シリーズのひっそりと建つ直指庵

  • 京都 下御霊神社・下御霊祭

    平安時代は国風文化・貴族文化が隆盛した時代である事は皆様よくご存知だと思いますが、一方で災害や疫病の流行が繰り返し起こった不安な時代でもありました。医術や科学が未発達の時代において次々に起こる災いになす術がなく、官民を問わずその恐怖に畏れおののいた事でしょう。当時の人々はその原因を貴人の怨霊がもたらすものと考え、御霊(ごりょう)としてお祀りをしお慰め申し上げることにより、災禍からお守りいただこうと御霊会(ごりょうえ)を行うようになりました。初めは京の郊外でそれぞれの御霊が祀られていましたが、後にまとめて八所御霊としてお祀りする事で御神徳が高まると考えられ当社が鎮座されたものと思われます。『日本三代実録』という国史の貞観五年(863)五月二十日条に文献上最古の御霊会が記載されております。疫病とは咳逆(新型イ...京都下御霊神社・下御霊祭

  • 京都 青もみじ100シリーズの穴場 長楽寺

    京都の東山区にある「長楽寺(ちょうらくじ)」。八坂神社を抜けて円山公園のさらに奥にひっそりとあります。祇園の奥にこんな山寺があるとは!長楽寺は、今から1200年前の平安時代に桓武天皇の命で建てられたお寺。平清盛の娘である建礼門院が出家されたお寺だそうです。初夏も紅葉も人少なく落ち着ける場所少し離れるだけで良い所があるこの長楽寺と青蓮門跡だ長楽寺は、円山公園の池の南を山側に登る道がありその道の先、石畳を登りゆくと長楽寺拝観受付に人が居られず、鉦を3回たたくと寺の方が出てこられて説明をしていただきました。すぐに長い石段、足のご付従な方には無理ですが全体が山で椛が寺全体を覆っております。長楽寺は「秋」の穴場時雨楓や生い茂る木々の葉が、深紅に染まるころの長楽寺はとてもすばらしいようです。「時雨をいとうから傘の濡れ...京都青もみじ100シリーズの穴場長楽寺

  • 京都 西本願寺・親鸞聖人降誕会 20日 能の奉納:21日

    親鸞の生誕を祝い、慶祝行事が催されます。聖人は承安3(1173)年のこの日、京都の日野で生まれました。能、狂言が南能舞台で演ぜられ(21日)、懇志5,000円以上で鑑賞券・飛雲閣での御抹茶の接待があります。親鸞聖人と降誕会親鸞聖人は、1173年5月21日(旧暦承安3年4月1日)にお生まれになりました。西本願寺では1874年(明治7年)より、この日を「降誕会ごうたんえ」と名づけ、親鸞聖人のご誕生を祝って、多くの行事が催されています。お生まれになったのは、JR京都駅の東南約10キロメートルにある、現在の京都市伏見区日野西大道町にある法界寺ほうかいじの近辺であると伝えられています。父は藤原家の流れをくむ日野有範ひのありのりさまとのことであり、藤原一門と言っても「正五位下しょうごいのげ」という下級貴族であったよう...京都西本願寺・親鸞聖人降誕会20日能の奉納:21日

  • 京都 青モミジ100シリーズと竹の寺地蔵院

    地蔵院は、京都市西京区にあります。別名・竹の寺とも呼ばれる。竹の寺と呼ばれるだけあって、オススメは初夏です。竹林・苔・青もみじ、一面美しい緑の世界が広がります。衣笠山地蔵院といい、臨済禅宗の寺で、夢窓国師を開山とし、伝教大師の作といわれる延命安産の地蔵菩薩を本尊としている。もともと、この地は今から八百年近く前、歌人衣笠内大臣藤原家良公が山荘を営まれた処で、南北朝時代の貞治六年(一三六七)室町管領細川頼之公が夢窓国師の高弟宗鏡禅師を招請して伽藍を建立された。これが現在の地蔵院で、宗鏡禅師は恩師夢窓国師を開山に仰ぎ、自らは第二世となられた。また、境内は、京都市の文化財環境保全地区に指定されている。羅漢とは、智恵の力をもって悩みをなくし正覚に達すること、又は智恵を得、悟を開いて世人から供養を受けるに足る聖者をい...京都青モミジ100シリーズと竹の寺地蔵院

  • 京都 御香宮神社・伏見義民祭 18日

    新緑に包まれた御香宮神社(京都市伏見区)の築山に高さ約四メートルの白い石碑が立っている。石の表面には、江戸時代に命がけで町を救った七人の伏見義民をたたえる文が刻まれている。かつて伏見奉行・小堀政方の暴政を直訴した文珠九助と、審問のため捕らえられた町人6名が獄死、客死しました。この7人は「天明義民」と称され、その義民の子孫や地元関係者らが集い祭典が行われます。当社の名の由来となった清泉で「石井の御香水」として、伏見の七名水の一つで、徳川頼宣、頼房、義直の各公は、この水を産湯として使われた。絵馬堂には御香水の霊験説話を画題にした『社頭申曳之図』が懸っている。明治以降、涸れていたのを昭和五十七年復元、昭和六十年一月、環境庁(現、環境省)より京の名水の代表として『名水百選』に認定された。■場所:御香宮神社■日時:...京都御香宮神社・伏見義民祭18日

  • 京都 青もみじ100シリーズの寂びの滝口寺

    今日はかなわぬ恋愛物語の滝口寺へ。竹柵の急な坂道をものの5分も登ると滝口寺。細い坂道を登ると一寸した広さの庭と庭に面して本堂だ。縁側に座って紅葉を眺めた時、感動が胸を打つ、しかし心が和らぐ・・・。侘び、寂びの滝口寺横笛の悲恋物語旧寺名:三宝寺(往生院(現在の祗王寺)の子院)「山深み思い入りぬる柴の戸のまことの道に我を導け」平家物語ゆかりの寺である。「平家物語」の「維盛高野の巻」で語られている滝口入道と横笛のかなわぬ恋愛物語。滝口入道は、宮中警護を務める滝口(清涼殿の東北の詰所)の武士だった斉藤時頼(さいとうときより)内大臣平重盛(たいらのしげもり)に仕えていた。横笛は、建礼門院に仕えた女性滝口入道は、権力者平清盛(平重盛の父)が西八条殿で催した花見の宴で、建礼門院(平重盛の妹)に仕えていた横笛の舞を見て一...京都青もみじ100シリーズの寂びの滝口寺

  • 京都 上御霊神社・御霊祭 17日・18日

    京都の上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)で毎年5月に執り行われる御霊祭は1000年以上続く伝統のある祭りで、京都の春の風物詩として地元の人々に親しまれています。「ホイト、ホイト」神輿勇壮に練る京都・上御霊神社の御霊祭。上御霊神社(京都市上京区)の「御霊祭」が18日、氏子らが住む同区や北区一帯で営まれた。3基の神輿(みこし)や牛車、剣鉾などが勇壮に市内を練り歩き、大勢の見物人でにぎわった。祭りは疫病や天変地異を鎮めるため、平安時代に始まったとされる。行列は正午すぎに神社を出発。担ぎ手たちは「ホイトホイト」などの掛け声を響かせながら、烏丸紫明や寺町今出川、京都御苑内を巡行した。神輿渡御の儀。貞観5年の御霊会が起源であり、都で最古の祭礼といわれています。平安装束の氏子ら約500人と鉾(ほこ)、みこしの行列が北区...京都上御霊神社・御霊祭17日・18日

  • 京都 青モミジ100シリーズの大原野神社

    洛西屈指の名所、大原野神社大原野神社(おおはらのじんじゃ)は、平安京遷都より以前、784(延暦3)年の長岡京遷都にさいし、藤原氏の氏神である奈良の春日大社から分霊し勧請した事が始まりとされています。もみじのトンネルのような大原野神社参道を歩いて行くと、右手に赤く色付く紅葉と鯉沢の池が見えてきます。社殿前の狛鹿と紅葉は大原野神社ならではの風景です。近くの勝持寺と一緒に拝観される事がオススメ。藤原氏の氏神として、春日大社の神々を遷した大原野神社。見事な睡蓮が咲く季節、境内は青もみじの世界に包まれます。さわやかな新緑青もみじが境内一面に輝いています。日の光をたくさん浴びて静かに輝いている様子は、とても清々しく気持ちがよいものです。長岡京遷都のときに、藤原氏の氏神である春日大社から勧請した神社で、「京春日」ともい...京都青モミジ100シリーズの大原野神社

  • 京都 葵祭 (5月15日)

    上賀茂神社・下鴨神社の例祭である葵祭(正しくは賀茂祭)は、その歴史も古く、今から約1400年前、欽明天皇が飢餓・疫病を鎮めるために行なったのが始まりです。皐月の京都を彩る葵祭は上賀茂・下鴨両神社の例祭で、祇園祭・時代祭とともに京都三大祭に数えられています。葵祭りは平安時代から盛大に行われており、その盛況ぶりは「源氏物語」をはじめ、多くの古典に伺うことができます。6世紀の中頃、欽明天皇の頃に凶作が続いたので、賀茂神の祟りを鎮めるため、4月吉日に鈴をつけた馬を走らせて、五穀豊穣を祈ったのが始まりと伝えられています。現在の祭は、三日に下鴨神社で前儀として行われる流鏑馬神事に始まり、五日の歩射神事、5月4日の斎王代御禊の儀、12日に神霊を迎える御蔭祭、同日深夜の御阿礼神事と続き、15日の葵祭となります。15日の早...京都葵祭(5月15日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの善峯寺

    善峯寺は、京都市西京区にあります。境内で四季が楽しめるお寺として有名です。春は桜、夏は紫陽花、冬は雪景色。そして、今の時期は、善峯寺の青モミジが満喫出来ますよ。善峯寺は、山寺です。山寺ならではの山全体が青モミジ光景は圧巻の一言。寺の創建は長元2(1029)年、源算上人による。応仁の乱により堂塔伽藍を焼失したが、江戸時代に徳川綱吉の母・桂昌院の尽力により再建。桂昌院手植えの枝垂れ桜や紫陽花苑があり、花の寺としても知られる。本堂横から多宝塔へと続く石段の上には左右40mに幹を伸ばす老松「遊龍の松」が立ち、天然記念物に指定されている。源算上人が寺を建立する際、土地の険しさに困っていたところ、夢に老人が現れ力を貸す旨を約束、翌日、猪の大群が現れ一夜にして岩場を平地に変えたという伝説が残る。■アクセス阪急バス「善峯...京都青モミジ100シリーズの善峯寺

  • 京都 葵祭行列について 15日

    葵祭の行列の事を「路頭の儀」、賀茂社の神前で行われる儀式を「社頭の儀」と呼びます。◆葵祭行列の構成総勢約511名、馬36頭、牛4頭、牛車2基、先頭から最後尾まで約1㎞に及び、王朝絵巻さながらの姿で京都御所を出発、市中を練りながら下鴨神社、上賀茂神社と向かいます。第1列検非違使(けびいし)・山城使(やましろづかい)等第2列御幣櫃(ごへいびつ)・馬寮使(めりょうづかい)・牛車(ぎっしゃ)等第3列舞人(まいびと)・近衛使(このえし)等第4列陪従(べいじゅう)・内蔵使(くらづかい)等山城介で国司庁の次官。平安京の外の山城国を案内します。御所を出ると洛外になり、国司の所管に入るので警衛の為に加わったものと考えられています。馬副(うまぞい)、手振(てふり)、雑色(ぞうしき)、白丁(はくちょう)等を従えている。[御幣櫃...京都葵祭行列について15日

  • 京都 青モミジ100シリーズの東山三十六峰の泉涌寺

    泉涌寺は、京都市東山区のお寺です。月輪山の山麓にあるため、初夏の新緑や青もみじがとても美しいと評判のお寺。泉涌寺へ新緑や青もみじを見に行ってきました。結果は、まさに評判通りの美しさ。美しい笑みをたたえた楊貴妃観音のそばで、そっと色づく木々。ここは皇室と関係が深く、古来、御寺(みてら)と呼ばれるところ。本坊の、京都御所から移築されたという御座所の中庭では楓が雅やかな赤に染まっています。東山三十六峰の一嶺、月輪山の麓に静かにたたずむ泉涌寺。ひろく「御寺(みてら)」として親しまれている当寺は、天長年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来する。法輪寺と名付けられた後、一時仙遊寺と改称されたが、順徳天皇の御代(健保6年・1218)に当寺の開山と仰ぐ月輪大師が時の宋の法式を取り入れてこの地に大伽藍を営み、寺地の一角...京都青モミジ100シリーズの東山三十六峰の泉涌寺

  • 京都 葵祭 エピソード (15日)

    「葵祭」という名の由来「賀茂祭」が一般に「葵祭」という名前で親しまれるようになったのは、江戸時代の元禄7(1694)年の再興以降のことといわれ、祭当日は勅使や供奉者の衣冠や御所車、牛車等全て葵の葉(双葉葵)で飾る事からとされています。加茂社から御所に納められる葵。行列を飾る葵桂の枝に挿した飾り「葵桂」にも使われ、5月4日の「御禊の儀」で斎王代を彩ります。葵の森の復活を願って「葵プロジェクト」葵祭には、約7500本もの葵が使われます。葵は山の清流のほとりや深い杉木立の中で自生しており、水の汚れを嫌います。保存がきかないので、祭に向けた納入期限の4,5日前に一気に採取しなければなりません。かつては神社に自生する葵でまかなわれていましたが、環境の変化等で量が激減し、現在は市内の山から調達しています。そこで生まれ...京都葵祭エピソード(15日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの 仙洞御所

    京都御苑は京都市上京区にあります。京都市民憩いの場の公園です。広い敷地内には、京都御所や仙洞御所などの皇室施設。グラウンドやテニスコートなども存在。また四季の植物も楽しめます。初夏の時期だと、新緑がとても綺麗です。京都御所の100万㎡の敷地面積とどこまでも続く築地塀に圧倒されながら、入口で参観許可証と身分証明書を提示して、いよいよ見学開始。小型スピーカーを持った専任のガイドさんがついてくれる。遠巻きに2人私服の警備がついてなにかしら少し皇室とお近づきになった気分でスタート。仙洞御所は、江戸時代の始め皇位を退かれた後水尾上皇の御所として建てられた。その後何度か火災と再建が行われたが、現在は建物はなく庭園のみが残されている。回遊式庭園となっており、北池と南池をめぐりながら二つの茶亭で四季を楽しむ趣向となってい...京都青モミジ100シリーズの仙洞御所

  • 京都 大田神社~上賀茂神社・やすらい祭 15日

    大田神社は京都府京都市北区上賀茂本山にある神社です。御祭神はアメノウズメであり、この神社ではご利益として『寿命・縁結び・芸能上達』として信仰されているのだそうです。他にも、カキツバタなどが有名であり密かな注目を浴びている場所なんです京都三大奇祭の一つ、京の祭りの先駆けとして、この日が晴れると後に続く祭りは晴天に恵まれるといわれるやすらい祭は、京都の祭りの中でもとりわけ歴史の古いものの一つである。桜の花びらが散る頃に、疫神も舞って疫病を撒き散らすと信じられていました。その疫神を安らかに鎮めるお祭で、どうぞ桜も安らかに舞い散ってほしいという願をこめて、鐘や太鼓を打ち鳴らし「いんやすらいや…花や…」と歌いながら赤熊をつけた鬼や花笠が町内を練り歩きます。国の重要無形民俗文化財に指定されています。大田神社太田神社(...京都大田神社~上賀茂神社・やすらい祭15日

  • 京都 青モミジ100シリーズの隠れ赤山禅院

    修学院離宮の北隣にあって歩いて行けます。その中でも今回は「願いを叶えてくれる」と伝えられている「赤山禅院(せきざんぜんいん)」をご紹介します。赤山禅院(せきざんぜんいん)は、平安時代の仁和4年(888年)に、第三世天台座主円仁の遺命によって創建された、天台宗総本山延暦寺の塔頭のひとつです。慈覚大師円仁(794年~864年)は、838年、遣唐使船で唐に渡り、苦労の末に天台教学を納めました。その行程を守護した赤山大明神に感謝し、赤山禅院を建立することを誓ったとされます。日本に戻った円仁は天台密教の基礎を築きましたが、赤山禅院の建立は果たせませんでした。その遺命により、第四世天台座主安慧(あんね)が赤山禅院を創建したと伝えられています。本尊の赤山大明神は、唐の赤山にあった泰山府君を勧請したものです。泰山府君は、...京都青モミジ100シリーズの隠れ赤山禅院

  • 京都 市比売(いちひめ)神社・春季大祭 13日

    今回は京都市下京区にある神社、ご祭神全てが女神様という「市比賣神社」。市比売神社は全国でも珍しい女人厄除けの神社とされ、歴代皇后のご崇敬が篤い格式の高い神社でもあります。さらに良縁・子授け・安産等、女性に関するご利益ばかり!そんなところから女性のためのパワースポットとして京都最強の呼び声が高いのが「市比賣神社」です。氏子・崇敬者の招福を願い、藤原経清・源為家が神社境内で行った「競弓(くらべゆみ)」の故実に倣い「斎矢・試弓神事」が奉納されます。午後から商売繁盛や招福を願う人々の名を裏面に記した的に矢が射られます。矢の当たった人には1年間その矢が預けられ、願いが叶うという「斎矢神事」が行われます。いちひめ神社三種の御神物の一つ「霊爾の幸の御札」が授与されます。天之真名井とは境内に湧く「天之真名井(あめのまない...京都市比売(いちひめ)神社・春季大祭13日

  • 京都 下鴨神社・御蔭祭 12日

    今回は葵祭の神霊を迎える「御蔭祭」へ世界遺産の下鴨神社下鴨神社は京都市市街地の東北部、賀茂川と高野川の交わるところの三角州に位置し、平安京遷都以前よりこの地に鎮まる京都で最も古い神社の一つです。緑豊かな糺ノ森は、北の下鴨神社と南の河合神社の間を結ぶ、旧山代原野の原生林の植生を残す森です。美しい緑と小川の流れるこの森は、長く愛される京都市民の癒しのスポットでもあります。新緑の森を進む神馬、その背中で揺れ動く錦蓋(きんがい)・・・。葵祭りに先駆けて神霊を下鴨神社に迎える重要な神事だけに、神々しい風景です。早朝、祭官、供奉者約150人が下鴨神社を出て、比叡山の八瀬御蔭神社に向かいます。八瀬御蔭神社では、入り口を従者が固めつつ、社殿内で神移しが行われます。その様子は見学も拝むこともできない、神聖な儀。赤の宮神社に...京都下鴨神社・御蔭祭12日

  • 京都 青モミジ100シリーズの三尾名刹の西明寺

    西明寺は、槇尾山(まきのおさん)西明寺と称し、真言宗大覚寺派の寺院。本尊は釈迦如来。空海(弘法大師)の高弟智泉が神護寺の別院として創建したと伝えられます。青もみじを求め、梅雨の晴れ間の日に京都の洛西に位置する三尾を訪れた。京都の奥座敷、高雄にある西明寺。紅葉の名所として名高いお寺なのですが、ここには「倍返りのお守り」があることでも知られています。三尾とは、3つのエリア、高雄(尾)(たかお)・槇尾(まきのお)・栂尾(とがのお)を総称し、「尾」が3つ連なることから「三尾」と呼ばれている。西明寺は清滝川のほとりの小高い丘の上にある自然溢れるお寺です。もみじも多く、春から夏にかけては鮮やかな新緑や深い青もみじを、秋には風情ある紅葉を楽しめます。また、地面を覆う緑の苔も非常に美しいです。さらに燈籠がたくさん建ってお...京都青モミジ100シリーズの三尾名刹の西明寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの世界遺産 西芳寺

    「古都京都の文化財」17か所の一つとして1994年に世界文化遺産として登録されている京都市西京区にある西芳寺はスティーブ・ジョブズが家族とよく訪れたお寺として有名です。アップルの共同創業者として知られる彼が愛した西芳寺の魅力をご紹介します。一般には苔寺(こけでら)の名前で知られる西芳寺は、京都府京都市西京区にある寺院。天龍寺の境外塔頭。天平年間(729年~749年)に行基の手により開基されたといわれ、1339年(暦応2年)に、禅僧でありすぐれた作庭家として天龍寺庭園なども手掛けた夢窓国師により禅寺として復興された。ご本尊は阿弥陀如来。庭園内には約120種類に上る苔が生えており、その鮮やかな緑色の美しさは、訪れるものを魅了する。紅葉の素晴らしさでも有名。西芳寺の魅力別名、苔寺と言われるくらい苔に覆われた風景...京都青モミジ100シリーズの世界遺産西芳寺

  • 京都 新日吉(いまひえ)神宮・新日吉祭

    東山七条にある新日吉神宮は、皇室ゆかりの神社です。1160年に後白河法皇が法住寺殿を造設し、鎮守社として近江の日吉山王(ひえさんのう)の七社を移したのが新日吉神宮の始まりと言われています。戦乱などで移転を繰り返し、明治30年の豊国廟復興の際に現在の場所に移されました。造酒や医薬、縁結びの神様として厚い信仰を集めています。祭官が祝詞を述べ、門跡が読経する神仏混淆(こんこう)の珍しい行事です。850年もの歴史があり、妙法院の門跡による法楽の儀が行われます。鳳輦(ほうれん)を中心に稚児武者などの行列が氏子域を巡行します。鳳輦は、神輿(みこし)に似ていますが、勇ましく担ぐと言うよりは、しずしずと引かれるのが特徴です。本殿前には、金網に囲われた御神猿が見られる。雨天決行。■場所:新日吉神宮■期間:2024年5月12...京都新日吉(いまひえ)神宮・新日吉祭

  • 京都 青モミジ100シリーズ 夕霧の清凉寺

    地元の人々から「嵯峨の釈迦堂さん」と親しまれている清凉寺。もとは阿弥陀如来像をご本尊とする棲霞寺でしたが、天慶8年(945年)釈迦如来像を迎えるために、重明親王妃によって改めて建立されました。国宝の本尊・釈迦如来像は、37歳のお釈迦様そのままの生き姿を刻んだものです。完成時にお顔に仏牙を入れた時、1点から血が出たと伝えられ、生身の仏様とも呼ばれています。日本へは、中国に渡った奈良・東大寺の僧侶によって伝えられました。また、昭和28年この像の胎内から、中国尼僧が制作時に入れた絹で作った五臓六腑封籠品が発見され、話題になりました。一切経堂の中には、お釈迦様が説いた5千以上もの経典が収められた輪蔵があります。この輪蔵を一回転させると、全ての経典を読んだと同じ功徳があるとされています。■アクセス市バス「嵯峨釈迦堂...京都青モミジ100シリーズ夕霧の清凉寺

  • 安井金比羅宮・春季金比羅大祭 10日

    お火焚きと言えば11月ですが、この時期にも行なわれる春の火焚き祭。交通安全・家内安全・無病息災などを祈願します。お茶席やおでんの模擬店も出店する予定です。見どころ縁切り・縁結び碑、絵馬館、ガラスの部屋縁切り縁結び碑(いし)境内に入ると誰しもが目にする「縁切り縁結び碑」。高さ1.5メートル、幅3メートルの巨石で、中央の亀裂を通して中央下の円形の穴に神様の力が注がれているそうです。形代(かたしろ)という身代わりのお札に、切りたい縁や結びたい縁の願い事を書き、形代を手に持って石にある穴をくぐります。手前から向こうにくぐると縁が切れ、向うから手前にくぐると良縁を授かります。絵馬館本殿の向かい側にある建物で、当社に奉納された絵馬や収集した絵馬を展示する博物館となってる。主な作品には、江戸時代に描かれた江村春甫「意馬...安井金比羅宮・春季金比羅大祭10日

  • 京都 青モミジ100シリーズの清滝

    京都は西の雄、愛宕山の玄関口が清滝である。紅葉の名勝としても有名な清滝。京都の歌碑ネタをするうえで、ずっとネックになっていた一基がある。それが清滝の与謝野晶子歌碑である。ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清滝夜の明けやすき清滝川に架かる丹塗りの橋・渡猿橋は有名で、平安末期に文覚上人が愛宕山下の空也の滝(京都一の滝)へ修業に行く途中に、橋の近くで猿が連なって木からぶら下がり、魚を捕る姿を見てこの橋の名前を付けたといわれます。橋のすぐ下には松尾芭蕉の「清滝や波に散りこむ青松葉」の句碑が立っていることでもわかるように、芭蕉をはじめ与謝野鉄幹・晶子夫妻、徳富?花など多くの文豪がこの地を愛し、歌会を催したり、作品の創作を練った地でもあります。また、旧三高等学校の学生が集った逍遙の地で、田宮虎彦、山口誓子、織田作之助...京都青モミジ100シリーズの清滝

  • 京都 青モミジ100シリーズの「血天井」の正伝寺

    今回は京都の正伝寺(しょうでんじ)についてブログ記事にしました。市バス9番で「神護院前」で降り、西へ10分ほどで正伝寺の山門が見えてきました。少し辺鄙な場所で小さな寺院なので訪れる人はあまり多くありませんが、遠くに眺める比叡山を借景にした白砂の枯山水の庭園が人気でわざわざ訪ねてくる人が絶えません。文永5年(1268年)、東巌慧安(とうがんえあん)が師の兀庵普寧(ごったんふねい)を開山として烏丸今出川に創建したのがこの寺の始まりとされる。兀庵は中国(南宋)からの渡来僧で、文永2年(1265年)に帰国しているが、東巖は師の兀庵を開山に勧請したものである。寺は比叡山延暦寺の衆徒によって破却され、東巖は鎌倉の聖海寺(現存せず)に移り、同地で建治3年(1277年)に没した。寺が再興されたのは弘安5年(1282年)の...京都青モミジ100シリーズの「血天井」の正伝寺

  • 菅大臣(かんだいじん)天満宮・菅大臣祭と狂言

    菅原道真公にまつわる伝説の神社菅原道真公を祭神とする神社。この地はもと道真(845~903)の邸や、菅家廊下と称する学問所の跡で、また誕生の地と伝えられ、天満宮境内には産湯の井戸が保存されている。仏光寺通り中心に南北二町、東西一町が当時の邸で、太宰府へ左遷に当たり「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春なわすれそ」と詠まれた飛梅の地である。神社は道真没後間もなく創立されたが、度々兵火にかかり鎌倉期には南北両社に分かれ、当社を天神御所、白梅殿社、北社を紅梅殿社と呼んでいた。応仁の乱後慶長19年に菅家ゆかりの曼殊院宮良怒法親王により再興され今日に至っている。菅原道真にゆかりの地は数多くあるが,京都「北野天満宮」と終焉の地「太宰府天満宮」と並んでここ「菅原天満宮」が最も重要な神社と呼ばれるという。しかし,各...菅大臣(かんだいじん)天満宮・菅大臣祭と狂言

  • 京都 青モミジ100シリーズの世界遺産 総本山 仁和寺

    青もみじを求めて,世界文化遺産の仁和寺を訪れました。仁和寺は御室桜が有名で,紅葉(青もみじ)の名所というイメージは無いかもしれません。二王門から中門へと至る参道。金堂に入ると「あれ?」と驚くかもしれません優美な雰囲気で、お寺っぽくないのです。それもそのはず、金堂は京都御所の紫宸殿を移したもので、貴族の住まいの特徴を伝えています。退位後の天皇や皇族が代々仁和寺に入ったことから(門跡寺院といいます)、御室御所(おむろごしょ)とよばれてきました。仁和寺は、双ケ丘の北に位置する寺院で、その起源は平安時代の仁和2年(886年)に光孝天皇の勅願寺として起工されたことに始まります。光孝天皇は起工の翌年に亡くなりますが、次代の宇多天皇によって工事は進められ、仁和4年(888年)に落成の供養が催され、年号をとって仁和寺と名...京都青モミジ100シリーズの世界遺産総本山仁和寺

  • 京都 吉田神社・山蔭祭 8日

    屋外での式包丁は珍しく参拝者もその妙技にしばし釘付け。吉田神社の創建者藤原山蔭は包丁の技に優れ、料理の始祖として敬われています。生間流式包丁は、手を触れずに包丁だけで魚をさばく古式ゆかしいものです。吉田神社は貞観元年(西暦859年)平安京の守護神として創建されてより、導き厄除け開運の神様として崇敬篤き神社です。また境内には、全国の神々を祀る大元宮(重要文化財)や料理の神様やお菓子の神様など、様々なご信仰のお社があります。御神徳第一殿・第二殿の御祭神は諸々の災難より逃れ幸福を勝ち取る厄除・開運の神、第三殿の御祭神は神祇の祖神であり思慮深き学問の神、第四殿の御祭神は女神として女性に特別の徳を授ける神様です。また第三殿・第四殿は夫婦神として、良縁や夫婦和合の御神徳をお授け下さいます。由緒清和天皇の御代貞観元年4...京都吉田神社・山蔭祭8日

  • 京都 青モミジ100シリーズの浄蓮華院(じょうれんげいん)

    今回は大原は、京都の比叡山のふもとにあり、三千院をはじめとする名刹がある人気スポットです。紅葉の季節は観光客で大賑わです、三千院の少し山寄りにある浄蓮華院というお寺を紹介します。苔の庭園がひときわ美しく、“東洋の宝石箱”と賞賛されています。少し奥深い場所で、青モミジに心がなごむ人気のパワースポットです。浄蓮華院に宿泊させていただくことができます。朝のお勤めお勤めや法話に参加させてもらえるほかには、座禅、写経なども希望すれば体験させてもらえることが出来るそうです。浄蓮華院は、文政四(1821)年、比叡山の僧尭覚(ぎょうかく)上人により、桓武天皇菩提のために建立された寺院です。祀(まつ)られている桓武天皇の肖像画は、比叡山からもたらされたと伝えられています。また、本堂裏の円墳は谷口古墳と呼ばれ、江戸時代から桓...京都青モミジ100シリーズの浄蓮華院(じょうれんげいん)

  • 京都 下鴨神社・歩射神事(ぶしゃしんじ) 5日

    まずは射手が弓を鳴らす「蟇目式(ひきめしき)」で四方の邪気を祓います。2本の矢を楼門の屋根を越えて飛ばす「屋越し式」、大きな的を射る「大的式」、連続で矢を射る「百矢式」などが見学できます。以上4つで「鳴玄蟇目神事(めいげんひきめしんじ)」と呼ばれ、これもまた葵祭りの安全祈願とされています。■場所:下鴨神社■期間:5/5(※毎年同じ日程です)■時間:競馬会の儀:13時~競駈:14時頃~■アクセス:市バス4・205「下鴨神社前」■お問合せ:075-781-0010葵祭の前儀競馬会足汰式(くらべまえあしぞろえしき)日時:5月1日13時頃~場所:上賀茂神社5月5日に行われる「賀茂競馬(かもくらべうま)」本番に先立ち馬の優劣や組み合わせを決める儀式です。勇壮な神事で、京都市無形文化財に登録されています。流鏑馬神事(...京都下鴨神社・歩射神事(ぶしゃしんじ)5日

  • 赤山禅院・泰山府君祭大護摩供 5日

    いにしえの中国より「邪気を払う」とされた端午の節句に、雲母不動堂で比叡山千日回峰大行満大阿闍梨による「災厄除去・病魔退散」の大護摩供が営まれ、御詠歌を奉納。蓬の大祓の輪が設けられます。御神酒無料接待やお茶所出店もあるので、参道の緑のトンネルや、境内のツツジやシャクナゲ、アシビ、ヤマブキなど自然をのんびり楽しみながら、ゆっくり過ごせます。赤山禅院(せきざんぜんいん)は、平安時代に慈覚大師円仁の遺命によって創建された、比叡山延暦寺の塔頭。京都・修学院離宮近くの閑静な地にある紅葉の名所です。本尊の赤山大明神は、陰陽道の祖神とされる中国の神泰山府君を勧請したもので、京都御所の表鬼門を守護しています。鬼門除けの猿が知られ、方除けのお寺として信仰されています。比叡山の千日回峰行とも関わりが深く「赤山苦行」で知られます...赤山禅院・泰山府君祭大護摩供5日

  • はてなとアメーバーブログ 開設

    皆様おはようございます。何時もご訪問くださり有難う御座いました。gooブログは終了まで続けますが、閉鎖に備えてはてなとアメーバーを開設しました。まだ使い方がまだよく分からないので試行錯誤していきますのでどうぞ宜しくお願いします。はてなブログ:https://ta221961.hatenablog.com/アメーバーブログ:https://profile.ameba.jp/meはてなとアメーバーブログ開設

  • 今宮神社・今宮祭 神幸祭 (5月5日)

    午前中にお祓いが行なわれ、午後には車太鼓を先頭に祭鉾・八乙女・御神宝・神輿3基など神幸列が巡行し、お旅所に向かいます。本社拝殿と御旅所での勇壮な神輿の上げ下ろしが行われると、その都度観衆から歓声があがります。神輿上げの見学は、16時頃御旅所(大宮北大路下がる)で見るのがよいでしょう。雨天決行。■場所:今宮神社■期間:5/5(※毎年同じ日程です)■アクセス:市バス206「船岡山」■お問合せ:075-491-0082■詳細ページ:http://www.imamiyajinja.org/*主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。※写真は全て過去のものです。今宮神社・今宮祭神幸祭(5月5日)

  • 京都 地主神社・地主祭 5日

    清水寺の中にある神社で江戸時代までは清水寺の鎮守社であった地主神社は、大国主を主祭神とし縁結びの神さまとして、若い女性やカップルに人気のスポットとして有名です。1000年以上前に円融天皇の行幸があったことにちなむもの。神職を先頭に稚児、武者、白川女の花使いなどの行列が清水から三年坂、茶碗坂を神幸します。一日中ひびく子供神輿のかけ声もほほえましいですね。811年(弘仁2年)、嵯峨天皇が行幸。地主桜の美しさに三度車を返され、「御車返しの桜」の由来となりました。970年(天禄元年)、円融天皇が行幸。臨時祭を仰せつかりました。1082年(永保2年)には白河天皇が行幸、17日間参籠(さんろう:神社で昼夜にこもっての祈願)されました。これら歴代天皇の行幸も、地主神社の歴史とご神威の貴さを物語っています。1886年(明...京都地主神社・地主祭5日

  • 京都 青モミジ100シリーズの大原問答の勝林院

    京都市の北東部に位置する大原は、かつては世を捨てた隠者たちが住んだ隠れ里。山あいの自然豊かなところです。仏教音楽、声明の生まれた地でもあります。大原は狭いエリアに見どころ一杯です、半日あれば十分。勝林院慈覚大師が開基ですが、長和2年(1013)に寂源法師によって建立されました。文治2年(1186)に浄土宗の宗祖・法然と旧仏教の碩学と宗論を戦わせた「大原問答」はあまりにも有名です。日本音楽の源流といわれる声明音律の発祥の地と呼ばれ、来迎院と並んで大原二流の一流をなしています。すぐ近くに、勝林院にゆかりのある宝泉院があります。境内には鐘楼と本堂があり、その呼び名は証拠阿弥陀堂といわれ、旧本尊は寛仁4年(1020)の「大原談義」から150年余り後の「大原問答」で説法の証を示したことから「証拠の阿弥陀」と呼ばれて...京都青モミジ100シリーズの大原問答の勝林院

  • 京都 上賀茂神社・競馬会神事(くらべうましんじ)5月5日

    5月1日の足汰式で決まった出走馬がいよいよ登場です。競馬ファンの方、古式ゆかしい賀茂の競馬(くらべうま)もたまにはいかが?競馬は平安時代からの勇壮な神事で、1093年、内裏の女官達が菖蒲の根の長短を競う遊びで賀茂社の菖蒲の根が長く、勝利を射止めたため、その御礼として競馬を奉納したのが始まりです。「馬出しの桜」から「勝負の紅葉」までの勝負を競い、判定役が赤扇を挙げると左方の勝ち、青扇を挙げると右方の勝ちです。一の鳥居からニの鳥居にかけて芝生西側の馬場の柵寄りが見物にはベスト(無料)。雨天決行です。上賀茂神社の歴史正式には「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、世界文化遺産に指定されています。ご祭神は、下鴨神社のご祭神玉依媛命(たまよりひめのみこと)の子である賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおか...京都上賀茂神社・競馬会神事(くらべうましんじ)5月5日

  • 京都 青モミジ100シリーズの大原 寂光院

    推古二(五九四)年に、聖徳太子が御父用明天皇の菩提を弔うために建立された。2000年5月に火災に見舞われた「寂光院」。平清盛の娘、建礼門院が隠棲したとされる寺です。火災で真っ黒に炭化した旧本尊は、今も重要文化財の指定を外される事なく、春と秋に特別公開されています。宝物殿に展示されていた2000年5月9日付けの新聞の記事に釘付けになってしまいました。記事の写真には、消火活動を心配そうに見届ける当時のご住職の姿が。何百年もの歴史を天台宗の尼寺で、山号は清香山、寺号を玉泉寺という。積み上げたものを、一瞬にして焼き尽くす炎を前に、ただ見守るしかできない心中はどのようなものだったでしょう。炎上する本堂から消防士に抱かれるようにして運び出される本尊の写真は、まるで黒焦げの人間の遺体のように見えてしまい、思わず目頭が熱...京都青モミジ100シリーズの大原寂光院

  • 京都 鷺森神社・鷺森神社宵宮(5月4・5日)

    今回は京都市左京区修学院宮ノ脇町にある「鷺森神社」鷺森神社は平安時代に創建された由緒ある神社で、ご祭神に素盞鳴尊(すさのおのみこと)をお祀りしています。5月5日には「さんよれ祭」が行われ、たすきをかけた少年達が手に扇子を持ち、「さんよれ、さんよれ」の掛け声で鉦(かね)と太鼓を打ちながら、花車や神輿と共に氏子区域を練り歩きます。また、境内には、触れると夫婦和合や良縁が授かるという「八重垣」の石も人気パワースポットになっています。貞観年間(859-77)創建と伝えられ、もと修学院離宮地にあったのを元禄年間(1688-1704)に現在地に遷座。スサノオノミコトを祀り、修学院、山端地区の産土神である。また境内には触れると夫婦和合や良縁が授かるという「八重垣」の石がある。宵宮には19時から女人舞楽奉納があります。5...京都鷺森神社・鷺森神社宵宮(5月4・5日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの参道 穴場の鹿王院

    鹿王院は嵐山から歩いて10分ほどの住宅街にひっそりと佇む古刹。京都の人気観光地、嵐山から徒歩約15分程の距離にある「鹿王院(ろくおういん)」は臨済宗の単立寺院。観光地の雑踏から離れた場所にあり、大通りにも面していないため、非常に静かな寺院でもあります。その「鹿王院」、山門をくぐればまずは印象的な参道がお出迎え。京都らしい、長く伸びる石畳の参道は、ところどころ木漏れ日が差す、さながら青もみじのトンネル。新緑の季節から夏まで、萌えるような「青もみじ」を堪能することができます。「鹿王院」の見どころは参道だけではありません。庭園もまた見事で、京都市の名勝に指定されている枯山水の庭は、日本最初の平庭式の枯山水庭園といわれています。創建の頃は池泉式庭園だったとされていますが、現在は枯山水庭園。印象的な佇まいの舎利殿と...京都青モミジ100シリーズの参道穴場の鹿王院

  • 京都 青モミジ100シリーズの 詩仙堂

    四季の光景が楽しめるのは、詩仙堂の唐様庭園。石川丈山が自ら設計した庭園となっています。春から夏にかけては、サツキや新緑、青もみじ。秋は紅葉、冬は雪景色を見る事が可能です。『詩仙堂』の書院から外を眺めると、丸く刈り込まれたサツキと青もみじの織り成す、独特なコントラストを見ることができます。この書院からいつまでの眺めたくなる風景ですね。これぞ、京都の青もみじ!っといった風景でもあります。徳川家康の家臣・石川丈山が、隠棲のため建立した山荘に始まる。現在は禅寺。中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた“詩仙の間”を中心にしていることから「詩仙堂」と称される。丈山の発案とされる「鹿おどし」が響く庭園は、四季折々の趣が楽しめ、とくに初夏のサツキと秋の紅葉が有名。毎年5月23日の丈山忌(拝観...京都青モミジ100シリーズの詩仙堂

  • 京都 葵祭の主な前儀 斎王代・女人列御禊神事(さいおうだい・にょにんれつみそぎしんじ)5月4日

    葵祭が行わる前に、いくつかの前儀が行われます。斎王代禊の儀(斎王代以下女人列御禊の儀)も、その1つです。葵祭のヒロイン、斎王代には京都市内の未婚の女性が選ばれます。斎王代以下女人列に参加する50名のみそぎ祓が行われます。下鴨神社と上賀茂神社、毎年交互に行わるのが特徴です。2015年が下鴨神社だったので、今年(2016)は上賀茂神社。斎王代は、かつて賀茂の神に仕えた皇族の未婚の女性・斎王の代理という意味の呼び名です。斎王とは伊勢神宮と賀茂社に奉仕した宮中の未婚の女性の総称で、斎王のうち賀茂社に奉仕した者を潔斎場所にちなんで特に斎院とも呼びました(伊勢神宮に奉仕したものは斎宮と呼ばれる)。賀茂の斎王(賀茂斎院)は、鎌倉時代初めの後鳥羽天皇の代で終わりましたが、現在は、昭和31年(1956年)に葵祭に加わった斎...京都葵祭の主な前儀斎王代・女人列御禊神事(さいおうだい・にょにんれつみそぎしんじ)5月4日

  • 京都 青モミジ100シリーズと鳩の三宅八幡宮

    このあたりは古くは小野郷と呼ばれ小野氏の居住する地域であった。社伝によると推古天皇の時代、小野妹子が遣唐使として筑紫を過ぎる時、病に罹ったので宇佐八幡宮に祈願をこめたところ、ただちに平癒したので、帰朝後、宇佐八幡を勧請したのが、この社の起源であるという。祭神は応神天皇である。俗に「虫八幡」といい、子供の疳の虫除けの神として幕末期より崇敬を集めており、特に九月十五日に行われる例祭には子供づれの参詣者でおおいに賑わう。神様の使い-「鳩」「三宅八幡宮」の鳥居前には狛犬ならぬ「狛鳩」が置かれ、境内にも鳩がいて参拝者はえさをあげることができます。又、拝殿の幕にも「鳩」が描かれ、石燈籠や瓦にも「鳩」の模様があり、絵馬にも「鳩」が描かれています。神様の使い宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請した際に、白い鳩が道案内...京都青モミジ100シリーズと鳩の三宅八幡宮

  • 京都 青モミジ100シリーズの三千院

    三千院は、京都市左京区大原にあります。天台宗五箇室門跡の1つです。京都大原は、自然豊かな場所。自然の美しい移り変わりが楽しめる。三千院は、そのようなお寺となっています。初夏の時期は、新緑や青もみじが綺麗です。また、美しい苔の絨毯も見応えがありますよ。特にオススメな場所は、有清園と聚碧園。この2つの庭園は、見応えがありです。有清園は、宸殿前に広がる庭園です。杉や檜などが立ち並び、青苔が一面に広がっています。初夏に訪れると、そこには緑の覆われた癒しの空間が存在。大原の澄んだ空気と合わさって、心も体もリフレッシュ出来ます。また、聚碧園でも、緑の世界が広がります。青もみじや丸く切り込まれたサツキが、とても美しいです。初夏の三千院には、それ程人が訪れません。静寂の中、癒しの空間で、ゆったりと過ごす事が出来ますよ。四...京都青モミジ100シリーズの三千院

  • 京都 八大神社・例祭・神幸祭(5月4日・5日)

    宵宮祭午後6時半より下一乗寺の宵宮祭が執り行われます。男衆による「鐶(かん)まわし」が神社に到着した後、男神輿、女神輿、子供神輿、の三基の御神輿に御神体(御分霊)をお遷しする御霊遷しの神事が厳粛に行われます。そして、巡行路に向け行列と御神輿が出発し、女衆によって担がれた華やかな女神輿は、一乗寺の街を賑やかに進みます。男衆によって力強く担がれた男神輿は、要所要所で力強く差し上げられ、下一乗寺の氏子地域の商店街を中心に、威勢良く勇ましく巡行します。そして、午後9時頃、御旅所である一乗寺地蔵本公園に三基の御神輿が順次到着し、宵宮祭が無事納められました。宮本武蔵が一乗寺下り松で決闘する直前お参りした神社が、ここ八大神社です。宵宮祭では6色の大風流花笠が氏子地域を巡行。夜8時時頃には、神社から下がり松にかけてかがり...京都八大神社・例祭・神幸祭(5月4日・5日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの名所 鷺森神社

    修学院、山端一帯の氏神神社で、八坂神社と同じ素盞鳴尊が祀られている。今から約1100年あまり前の貞観年間に創建された古社で、かつては修学院離宮の山林にあったという歴史ある神社である。閑静な境内には、荘厳な本殿のほかに離宮にゆかりの石碑や幸橋があり、桜や楓、紅葉の美しい参道は散策に最適。閑静な森と美しい参道の修学院離宮ゆかりの古社。御幸橋この石橋は元修学院離宮の正面入口音羽川に架設されその昔後水尾上皇霊元法皇も行幸の時には通られた名橋。昭和42年本殿改築の際にこの宮川に架設社宝として残すことになった。縁結びの石八重垣八雲たつ出雲八重垣妻籠に八重垣つくるその八重垣を祭神のスサノオノミコトが詠まれた和歌にちなんで八重垣と名付けられたこの石に手を触れ祈ると神縁により悪縁を断ち、想う人との良縁が授かる。■アクセス叡...京都青モミジ100シリーズの名所鷺森神社

  • 京都 青モミジ100シリーズと悟りの窓と迷いの窓 源光庵

    源光庵は、京都の紅葉の名所。紅葉の名所は、新緑や青もみじが美しい事が多いです。源光庵も例外ではありません。新緑や青もみじが、見応えがあります。源光庵の新緑は、5月から6月に見ごろを迎えます。見応えがあるのは、悟りの窓と迷いの窓越しから光景です。これらの窓から見る庭の新緑は、とても趣があります。心が落ち着き、穏やかな気分になるのではないでしょうか。先ほども書いた通り、この時期の源光庵はそれ程人がいません。後ろの方を気にする事無く、時間の許す限り眺める事が可能です。丸い形をしているのが、悟りの窓。大宇宙を表現しています。そして、四角い窓が、迷いの窓。又本堂の血天井は、伏見桃山城の遺構であり、1600(慶長5)年、関ヶ原の戦いの前哨戦で、800人以上の徳川家康の忠臣・鳥居彦右衛門元忠一党が、石田三成の軍勢と戦っ...京都青モミジ100シリーズと悟りの窓と迷いの窓源光庵

  • 京都 青モミジ100シリーズの風神雷神図の建仁寺

    京情緒あふれる祇園の真ん中にたたずむ、京都最古と伝わる禅寺。青もみじと苔が調和する「潮音庭」は書院と回廊に包まれ、まるで秘められたお庭のよう。四方からゆっくりとご堪能ください。風神雷神図が有名なこのお寺。108畳もの双龍図を見上げる事ができるのも、建仁寺の法堂だけです。潮音庭の三尊石の石組と丁寧に育てられた杉苔に調和しその美しさにはため息が出るほどです。建仁寺は建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。元号を寺号とし、山号を東山(とうざん)と称します。創建時は真言・止観の二院を構え天台・密教・禅の三宗兼学の道場として当時の情勢に対応していました。その後、寛元・康元年間の火災等で境内は荒廃するも、正嘉元年(1258年)東福寺開山円爾弁円(えんにべんえ...京都青モミジ100シリーズの風神雷神図の建仁寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの松尾芭蕉の金福寺

    左京区一乗寺才形町にある金福寺は、第三代天台座主の円仁(慈覚大師)の作といわれる聖観音菩薩をご本尊とする寺院です。金福寺の創建は清和天皇の貞観六年といわれ本堂の南に広がる枯山水の庭の後方には、平安時代から変わることのない東山の峰を眺めることができます。円仁(慈覚大師)の遺志を継いだ安恵(あんね)僧都が創建された当時の金福寺は天台宗の寺院でしたが、鎌倉時代から江戸時代初めまで荒廃していたこの寺を貞亨年間(1684年~1688年)に圓光寺の住職・鉄舟(てっしゅう)が再興したことから臨済宗南禅寺派の末寺となったそうです。当寺は松尾芭蕉と与謝蕪村にゆかりのある俳句の聖地として、或いは舟橋聖一の歴史小説『花の生涯』などのヒロイン村山たか女の終焉の寺としても知られています。憂き我をさびしがらせよ閑古鳥芭蕉我も死して碑...京都青モミジ100シリーズの松尾芭蕉の金福寺

  • 京都 下鴨神社・流鏑馬神事(やぶさめしんじ)5月3日

    5月3日に下鴨神社(京都市左京区)で行われる流鏑馬(やぶさめ)神事に始まり、4日の斎王代御禊(みそぎ)の儀、5日の歩射(ぶしゃ)神事、12日に神霊を迎える御蔭(みかげ)祭と続き、15日の葵祭を迎える。毎年、こんなに人がいるのかという程、この行事は混雑します。毎年5月3日、京都三大祭のひとつ「葵祭」(5月15日)の前儀として行われる行事のひとつ。葵祭の当日、御所より当神社へ至る行列の道中が平穏無事に行われるよう、祓い清めるために行われる神事。当日の流れは、儀式開始が13時から。その後、13時半頃から馬場入りが開始。馬が疾走して鏑矢が射られるのは、14時くらいが目安です。「カーン」という的が割れ飛ぶ音と共に、観衆の拍手と歓声で盛り上がります。有名な流鏑馬神事は、葵祭りの露払い。仮装束の射手が糺の森の馬場を駆け...京都下鴨神社・流鏑馬神事(やぶさめしんじ)5月3日

  • 京都 青モミジ100シリーズの法然上人の金戒光明寺

    「黒谷さん」の名で親しまれている。比叡山を下りた法然上人が承安5年(1175)に草庵を結んで念仏道場を開いたことが起こりという。壮大な山門から石段を上ると、御影堂、阿弥陀堂、方丈、庫裏などが威風堂々と建ち並ぶ。紫雲山・くろ谷金戒光明寺浄土宗の大本山、承安5年法然上人が比叡山の黒谷を下り、草庵を結ばれたのが浄土宗最初の寺院のはじまり。西山連峰、黒谷の西2キロの京都御所、西10キロの小倉山を眺み山門、阿弥陀堂、本堂など18もの塔頭寺院が建ち並ぶ。また、幕末京都守護職会津藩一千名の本陣にもなった。紫雲山つまり黒谷の岡は東の崖が険しく、西の傾斜に本坊から山内寺院、墓までが整然と建ちならぶ。とりわけ一万基をこえる墓碑はその殆んどが西向きで建てられている。なぜだろう?答えは目を水平に西に向けると判然とする。黒谷の西二...京都青モミジ100シリーズの法然上人の金戒光明寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの虚空蔵法輪寺

    紅葉名所が多い、嵐山・嵯峨野地区。虚空蔵法輪寺は、京都市西京区にあります。針供養が有名なお寺です。法輪寺虚空蔵法輪寺は京都西山・名勝嵐山の中腹にあり、『十三まいり』のお寺として知られています。本尊虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は嵯峨の虚空蔵さんとして古くから親しまれており、今昔物語・枕草子・平家物語などに記述され、智恵・福徳・技芸上達そして丑寅年生の護本尊の仏様として知られています。また、『針供養』『漆祖神』のお寺として全国から信仰を集めております。また、境内には電気・電波を守護する鎮守社『電電宮』が祭祀されています。春の新緑の季節には、虚空蔵様の恵を得ようと参詣する十三参りの男女で境内は賑わいます。尚虚空蔵法輪寺の針供養は、年2回行われます。■アクセスJR嵯峨野線「嵯峨駅」より南へ800m京福電鉄(四条...京都青モミジ100シリーズの虚空蔵法輪寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの平家物語の祇王寺

    祇王寺は、京都市右京区にあります。竹林と苔庭が綺麗と人気があるお寺です。また平家物語に縁があるお寺でもあります。平家物語に登場する白拍子の祇王。彼女が母の刀自と妹の妓女と一緒に出家、入寺したのがこの祇王寺です。祇王寺は、竹林、楓に囲まれたつつましやかな小さなお寺です。京都で『苔寺』というと、同じ嵯峨野にある『西方寺』を指しますが、祇王寺も美しい苔の庭として有名です。『西方寺』は、予約が必要ですが、祇王寺は、予約不要でいつでも行くことができます。平家物語に登場する悲恋の尼寺です。白拍子で、清盛に愛されてた祇王が、清盛の心変わりにより、屋敷を追われ、一時は、命を絶つことさえかんがえましたが、家族の説得により思いとどまり、自らの意思でここ祇王寺で母の刀自、妹の祇女とともに一切の縁・欲を捨てて出家し、過ごしました...京都青モミジ100シリーズの平家物語の祇王寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの岩倉・実相院

    京都の左京区岩倉にある実相院へ絶景の床もみじ・床みどりを見に行って来ました。普段は静かで観光しやすいお寺となっています。紅葉の名所という事は青もみじの名所でもあるという事…実相院には2つの庭園があり、比叡山を借景にした雄大な石庭園と裏山を背景にした山水庭園が有名です。それら2つの庭園以外にもうひとつ有名なのが“床もみじ”で滝の間の床に映し出される四季折々の“床もみじ”を見るために多くの方が訪れる場所でもあります。4月には枝垂れ桜も楽しめそうです。春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の風景を楽しむことができます。次は秋の紅葉!■アクセス京都バス「岩倉実相院」下車すぐ■拝観時間9:00~17:00■拝観料500円■駐車場〈一般車両の方〉駐車場あり(無料・予約不要)〈観光バス〉予約が必要です。バス...京都青モミジ100シリーズの岩倉・実相院

  • 京都 二条城清流園・市民煎茶の会 3日 5日

    清流園で、各流派による煎茶席が日に2流派ずつ設けられ、家庭とはひと味違ったお煎茶が堪能できます。また、当日は国宝の二の丸御殿、狩野派の襖絵、二の丸庭園も公開中です。新茶の時期のお茶席はまた格別ですね。■場所:元離宮二条城清流園■期間:2025年(令和7年)5月3日(土曜日)・5日(月曜日)茶券は二条城入城券売所で4月1日(月)から40枚発売(先着順)※当日は茶席券をお持ちの方のみ清流園に入園できます。■時間:10~15時(晴雨不問)※呈茶1席あたり40分程度の所要時間です。※午後2時30分までに、清流園で受付をお済ませください。■料金:茶席券:2100円(二席と入城券付)※入城料は無料。ただし、二の丸御殿を観覧される場合は別途500円が必要です。※茶席券は現金のみのお支払いとなります。■アクセス:市バス9...京都二条城清流園・市民煎茶の会3日5日

  • 京都 青モミジ100シリーズの来栖野氷室の池 勧修寺

    勧修寺は、京都でのんびりとした時間を過ごしたい方に、おすすめの京都市山科区にあるお寺です。京都の隠れ家的な名所です。昌泰3年(900)、醍醐天皇は生母の菩提を弔うため、生母の里であった寺を御願寺と定め、外祖父・藤原高藤の諡号をとって、勧修寺と号されました。天皇家、藤原家の帰依のもと、法親王が相次いで入寺し門跡寺院として繁栄しましたが、まもなく衰え、徳川時代、寺領寄進などにより再興されました。寝殿作り風の宸殿や、江戸初期書院作りの典型とされる書院(重要文化財)は元禄10年(1697)に明正天皇の旧殿を外賜されたもので、書院には土佐光起作とされる襖絵があります。見所は「勧修寺氷池園」と呼ばれる池のある庭園でしょう。ある書によると、この庭園を「典雅の極致」とたたえているように、この庭園はまさに平安期族の庭です。...京都青モミジ100シリーズの来栖野氷室の池勧修寺

  • 京都 狸谷山不動院・狸谷山大般若祈願会 5月3日

    一乗寺の狸谷にあり、「狸谷のお不動さん」で知られる真言宗系修験道の単立寺院。1715年、十穀を絶つ木食行を修した明厚法師の開創による。瓜生山にある森林伽藍で、懸崖造りの本殿からは京都市街を望める。さぁここから250段上る訳です、息切れしながら・・・途中、弘法大師空海がお出迎えしてくれました。腰のあたりにくくりつけられている小さなわらじは「健脚わらじ」と呼ばれ、参拝者のみなさんが健脚祈願の為にくくりつけられているそうです。不動明王の尊前にて、参拝者全員でゆっくりとお経を唱え護摩を焚いて無病息災・交通安全・災難除けの祈願をし、「たたき加持」が施されます。お祓いの後、講演会や青空市もあり賑わいます。トイレの神様ここで面白いもの発見“トイレの神様”です。何年か前に植村花菜さんが歌って大ヒットした曲がありましたが、...京都狸谷山不動院・狸谷山大般若祈願会5月3日

  • 京都 青モミジ100シリーズと苔・竹林の化野念仏寺

    化野念仏寺(あだしの念仏寺)は、京都市右京区にあります。境内に西院の河原があるお寺として有名です。寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、約千百年前、弘法大師が、五智山如来寺を開創され、その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属する。「あだしの」は「化野」と記す。「あだし」とははかない、むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。この地は古来より葬送の地で、初めは風葬であったが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所である。境内に奉る多くの石仏・石塔は往古あだしの一帯に葬られた人々のお墓である。何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだしのの山野に散乱埋没したいた。明...京都青モミジ100シリーズと苔・竹林の化野念仏寺

  • 京都 青モミジ100シリーズの下鴨神社 糺すの森

    下鴨神社は、京都市左京区にあります。正式名称は、賀茂御祖神社です。糺の森を含めると、かなりの敷地がある下鴨神社。まず最初にご紹介するのは、京都を代表する観光スポット「下鴨神社」。「糺の森」は、その境内に広がる原生林です。紀元前3世紀頃の木々の姿と同じ植生が今に伝えられる神秘の森で、世界文化遺産にも登録されています。四季折々に表情を変えるこの美しい自然の中で、初夏には青もみじを楽しめます。行事・祭事以外の日はそれ程混雑しないので、その広い敷地内をゆったりと散策出来ます。糺の森は、いつ訪れても空を覆うように木々が生い茂っています。そのため、初夏から晩夏に参拝しても、結構涼しいのが特徴です。神社の神聖な雰囲気に包まれた森の中で、森林浴に浸れますよ。■アクセス■市バス「下鴨神社前」・「糺ノ森」下車徒歩約3分■時間...京都青モミジ100シリーズの下鴨神社糺すの森

  • 京都鴨川納涼床など・床開き(5月1日~9月30日)

    鴨川は地元の人にとって一番身近な床です。京料理のお店以外にも、今では中華、焼肉、エスニックなど様々な食事が楽しめるようになりました。お店選びも楽しみの一つですね。鴨川の他、貴船や高雄、しょうざん、鞍馬でも川床を楽しむことができます!■場所:「鴨川納涼床」:鴨川西岸(二条~五条)「貴船の川床」:貴船川沿い「高雄の川床桟敷」:清滝川沿い「しょうざん渓涼床」:鷹ヶ峯・しょうざん(京都市北区衣笠鏡石町47)■期間:「鴨川納涼床」5/1~9/30(例年)「貴船の川床」:5/1~9/30「高雄の川床桟敷」:4/1~11/30(夜の営業は6/4~9/22のみ)(※過去の例)「しょうざん渓涼床」:2022年4月23日(土)?9/30(※過去の例)■お問合せ:「鴨川納涼床」:075-343-0548(京都総合観光案内所(京...京都鴨川納涼床など・床開き(5月1日~9月30日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの円通寺

    江戸時代初期、後水尾上皇は比叡山の景色を得るために各地を探した末、この地にたどり着き、幡枝離宮を造営した。寛永16(1639)年のことである。庭園も後水尾院が設計したとされるが、水利が悪いために大池泉庭園を造ることができなかったため、明暦元(1655)年、比叡山麓の修学院に新たなる離宮の造営を開始、幡枝離宮は勅願所となる。円通寺としての歴史は延宝6(1678)年、霊元天皇の乳母である円光院瑞雲文英尼大師が妙心寺第10世の景川宗隆を勧請し、尼寺として創建された。本尊の聖観世音菩薩は定朝の作と伝えられる。当時は茶室などもあったが、今は方丈、客殿、庫裏があるのみである。境内には後水尾天皇以降の歴代皇族の御尊碑が祀られている。庭園枯山水式の庭園で国の名勝に指定されている。苔を主体に刈込みと石を配し、大小40余りの...京都青モミジ100シリーズの円通寺

  • 京都 鴨川をどり 5/1~/24(※毎年同じ日程です)

    若葉もすがすがしい新緑の京都にひときわ彩りを添える鴨川をどりは、明治5年の初演以来、長年の伝統に裏づけられてきました。京の「春のをどり」の最後を飾るにふさわしい舞妓、芸妓のあでやかな舞です。今や京都の春の風物詩となった『鴨川をどり』は、五花街で開催される“をどり”公演の中でも最も多くの上演回数を誇ります。その歴史は古く、明治5年(1872年)に創演されたのがはじまりです。公演は一部が舞踊劇、二部は純舞踊と二部構成になっており、普段なかなか目にすることができない芸妓さん、舞妓さん達の華やかな演技や踊りを体験することができます。その魅力は国内のみにとどまらず、海外にも広く知られております。蒸し暑い京都の夏が本格化する前の5月は陽気が心地よい季節です。京都へのご旅行の際には、ぜひ、芸舞妓の華やかな舞台をご覧に『...京都鴨川をどり5/1~/24(※毎年同じ日程です)

  • 京都 青モミジ100シリーズの 松虫の安楽寺

    鎌倉時代初期、法然上人の弟子住蓮房・安楽房の二人の僧が念仏道場「鹿ヶ谷草庵」を建て、人々に念仏をすすめました。当時、後鳥羽上皇の女官として仕えていた19歳の松虫姫と17歳の鈴虫姫は、両上人から念仏の教えを拝聴し感銘し、密かに出家。このことを知った上皇は激怒し、念仏の教えを説く僧侶に弾圧を企て、二僧は斬首。これに止まらず、法然上人は讃岐へと親鸞聖人は越後へ流刑に処しました。その後、両姫は瀬戸内海の小島で生涯を終えました。両上人亡き後、「鹿ヶ谷草庵」は荒廃しましたが、流罪地から帰京された法然上人が両上人を弔うため草庵を復興するよう命じ「住蓮山安楽寺」と名づけました。本堂には本尊阿弥陀三像を安置し、傍に住蓮・安楽両上人、松虫・鈴虫両姫の座像、法然上人張子の像などをまつっています。また、境内には住蓮・安楽両上人、...京都青モミジ100シリーズの松虫の安楽寺

  • 京都 上賀茂神社・競馬会足汰式(くらべうまえあしそろえしき) 5月1日

    上賀茂神社の競馬会神事の本番は5月5日に行われますが、1日はその時に出走する馬の組み合わせを決める「足汰式(あしそろえしき)」が行われました。本番では2頭の馬が、右(右方)と左(左方)に分かれて走りますが、先んじて足汰式で馬の優劣を見定めて、当日の組み合わせを決めるのです。まず1頭ずつ走る「素駆(すがけ)」が行われ、出走順を決める「番立(ばんだて)」が行われると、本番さながらに決まった組み合わせごとに2頭ずつ走ります。5日の競馬神事のために馬の年齢や速度などを実際に見て組合わせ表を作るものです。賀茂の競馬会(くらべうまえ)神事は、伝承では寛治7年(1093)に宮中行事であった5月5日の競馬を上賀茂神社に移したのが始めとされています。それ以来、短い中断はありましたが、現在に至るまで毎年行われています。すでに...京都上賀茂神社・競馬会足汰式(くらべうまえあしそろえしき)5月1日

  • 京都 青モミジ100シリーズの永観堂[禅林寺]

    永観堂は浄土宗西山禅林寺派の総本山。千百余年の歴史を誇る京都有数の古刹永観堂(禅林寺)は平安時代初期の仁寿3年(853年)、弘法大師、空海の高弟、真紹が真言宗の道場として開基しました。その後、7世住持の永観は日課として一万遍の念仏をかかさず、浄土宗色を強めます。また、永観は境内に薬食としての梅林を育て、薬王院を設けて病人救済の事業を行ないました。禅林寺を永観堂と呼ぶのはこの永観に由来します。京都、東山の永観堂は紅葉(もみじ)の名所。数ある京都の紅葉スポットの中でも永観堂は別格と言われ、その美しさは京都随一の人気を誇ります。しかし今回は敢えて紅葉の時期の賑わいを避け、今、人気の「青もみじの永観堂」をご紹介。初夏の新緑は少し過ぎていたのですが、こけら葺のお堂の屋根に清々しい青もみじが重なる風情は格別でした。永...京都青モミジ100シリーズの永観堂[禅林寺]

  • 京都 千本えんま堂引接寺・大念仏狂言 (5月1日)

    京都市上京区にあり、千本閻魔堂の通称で親しまれているお寺です。ゑんま堂さんの本当のお名前は引接寺(いんじょうじ)さんと言います。閻魔様のお手伝いをされていた事で有名な小野篁さん(小野小町のおじいさん)がお盆にご先祖様を迎える行事を広める場所として建てられたそうです。小野篁さんが閻魔様のお手伝いをするために夜な夜な地獄へ通うのですがその地獄への入口として使っていたのが六道珍皇寺さんの井戸で出口がゑんま堂さんだと云われています。もう一つ出口があって、それは化野念仏寺さんです。京都市登録無形民俗文化財に指定されています。特徴は、演目にセリフがある事。「壬生大念仏狂言」「嵯峨大念仏狂言」に並び、京の三大狂言として有名。他の2つは無言劇ですが、えんま堂の狂言はセリフ入りです。えんま堂にちなみ、初番は必ず「閻魔庁」が...京都千本えんま堂引接寺・大念仏狂言(5月1日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの一休寺(酬恩庵)

    とんちで有名な一休禅師が再建し、晩年に隠棲した臨済宗大徳寺派の禅寺。もとは、正応年間(1288年~92年)に大応国師が建てた妙勝寺で、荒廃していたものを、康正2年(1456年)に一休禅師が御堂を建て、宗祖の恩に報いるという意味を込めて酬恩庵と名づけた。一休は風雅な檜葺きの虎丘庵に住んだという。本堂は室町時代の建築、方丈、庫裏、東司などは江戸時代のもので、一休和尚像とともに国の重文。方丈庭園は苔むした自然石が美しい。京都の生まれで後小松天皇の落胤という。幼名は、後世史料によると千菊丸。長じて周建の名で呼ばれ、狂雲子、瞎驢(かつろ)、夢閨(むけい)などと号した。戒名は宗純で、宗順とも書く。一休は道号である。(戒名と道号については「戒名」の項目を参照のこと。)6歳で京都の安国寺の像外集鑑に入門・受戒し、周建と名...京都青モミジ100シリーズの一休寺(酬恩庵)

  • 京都 青モミジ100シリーズの愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

    ゆかりの京都市右京区・愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)京都の仏像は静かに迎えてくれる。本堂に続く坂道からは、三宝の鐘楼、ふれ愛観音堂、地蔵堂が見えます。対座して見つめるあなたを、仏像の方からも凝視して「何かを感じ取ってくれたか」と問い掛けてくるようだ。山門を入るとすぐに羅漢さんがお出迎え。こちらの羅漢さんは、寺の復興を祈願して、昭和56年から一般の参拝者に奉納を呼びかけ、参拝者自らの手によって彫ってもらったもので、平成3年に1200体が完成し1200羅漢の寺となったそうです。青もみじが綺麗です。ふれ愛観音堂では心の目と手で触れることで、私達の心身の痛みを癒して下さる観音様です。愛宕念仏寺は四季を通じて美しい植物が彩りを添えます。中でも人気が高いのは紅葉の時期です。愛宕念仏寺は嵐山から少し離れており、ちょっと...京都青モミジ100シリーズの愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

  • 京都 藤森神社・藤森祭 (5月1日~5日)

    京都市南部・伏見、深草の地。京都教育大学のすぐ隣にある藤森神社は、その起源はなんと平安遷都前、つまり京都に都ができる前まで遡ります。駈馬神事(かけうましんじ)藤森祭の名物神事として、特に人気が高いのがこの駈馬神事。元は西座に祀られている早良親王が陸奥の反乱征討に赴く様子を模したもので、室町時代には既に幕府の出仕武官によって行われていたようです。江戸時代になると伏見奉行所の武士達や、各藩からの馬術指南役、そして京都の町衆が参加して、馬術の技を競い合っていたとか。明治以降は神社の氏子さんたちが中心となって引き継ぎ、昭和58年(1983)には京都市の無形民俗文化財に指定されています。甲冑に身を包んだ武者達が3基の神輿とともに氏子域を巡行する武者行列や神楽の上演もあります。祭の呼び物は5日の駈馬神事。落馬したよう...京都藤森神社・藤森祭(5月1日~5日)

  • 京都 青モミジ100シリーズの名刹 毘沙門堂

    毘沙門堂門跡は、京都市山科区にある天台宗の寺院です。門跡とは皇族やそれに次ぐ貴族が住職を務めてきた寺院のことで、毘沙門堂門跡は天台宗京都五門跡の一つに数えられています。天台宗の開祖である最澄作と伝わる毘沙門天が本尊になっていることから、毘沙門堂という名が付きました。山科屈指の紅葉と桜の名所としても人気のスポットです。中でも宸殿(しんでん)前にある般若桜は、樹齢約150年の名木で張りが約30mもあります。毎年4月上旬には山科毘沙門堂観桜会が行われ、琴の演奏が行われたりお茶席が設置されたりするのでこの頃に合わせて訪れるのもおすすめです。晩翠園は江戸初期に造られた回遊式庭園です。心字の裏文字(鏡文字)を象った池には、亀石・鶴石・坐禅石などの名石が配置されています。紅葉が美しく、秋になると観光客が絶えません。夏に...京都青モミジ100シリーズの名刹毘沙門堂

  • 京都 城南宮・曲水の宴 (4月29日)

    城南宮は、京都市伏見区の京都南ICのすぐそばにある方除の大社です。城南宮の曲水の宴(うたげ)は、年2回行われて午後2時から行われます。行われる日は、毎年同じ。遺水(やりみず)と呼ばれる小川に浮かぶ羽觴(うしょう)。盃を運ぶ鳥形の船)が目の前に流れ着くまでに詩を詠み、酒杯をいただく有名な宴です。王朝装束に身を包んだ7人の歌人達、白拍子の舞(雨天中止)。流觴曲水白拍子の舞が終わると、次は流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)にうつります。2人の童子が羽觴と呼ばれる鳥の形をした盃を遣水に流します。羽觴にはお酒が入っており、ひとつ目の羽觴を歌人たちは見送ります。そして、2つ目の羽觴が流れてくると、それを取って盃をいただき、和歌を短冊にしたためていきます。そして、舞台に朗詠者たちが上がって、7人の歌人たちがしたためた和...京都城南宮・曲水の宴(4月29日)

  • 京都 青モミジ100シリーズ 馬場 二尊院

    二尊院は、正式には小倉山二尊教院華台寺(にそんきょういんけだいじ)で天台宗の寺院です。京都市右京区にあります。京都の紅葉の名所です。二尊院は総門を入ってすぐの参道が『紅葉の馬場』と呼ばれ、春~初夏は、青もみじの撮影スポット。二尊院の新緑や青もみじは、参道を始め、境内で楽しめます。見ごろの時期は、5月上旬から6月上旬頃です。初夏の時期には、新緑・青もみじで参道が緑に包まれます。青もみじのトンネルは、歩くだけで心が癒される空間です。他にも、本堂、九頭龍弁天堂の青もみじも青もみじスポット。二尊院は、新緑・青もみじの見所が多い場所となっています。お庭の中に、六道(天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)のお地蔵さまがいます。■アクセス市バス「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩約10分JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅...京都青モミジ100シリーズ馬場二尊院

  • 京都 青モミジ100シリーズ 等持院 NO.10

    等持院は、京都市北区にあります。足利尊氏の墓所があるお寺です。達磨さんの絵が有名ですね。等持院は、臨済宗天龍寺派の古刹で、室町幕府を開いた足利尊氏が暦応4年(1341年)、夢窓疎石を開山に創建したのが始まりです。開山当初は、洛中にあった「等持寺」の別院として「北等持寺」と呼ばれましたが、尊氏の死後はその墓所とされ、尊氏の法名をとって「等持院」に寺号を改めました。開山以来、足利家の菩提寺として発展し、北山に大きな寺域を占めていました。しかし、室町幕府の衰退とともに荒廃していったようです。夢窓疎石(夢窓国師)……鎌倉時代から室町時代にかけての著名な禅僧。各地を巡遊、寺を開基し、自ら作庭を行いました。京都市内では西芳寺(苔寺)、天龍寺の庭園などを手がけています。疎石は法諱。東西どちらの庭にも中島のある池が作られ...京都青モミジ100シリーズ等持院NO.10

  • 京都 壬生大念佛狂言(重要無形民俗文化財)4月29日~5月5日

    今回は、京都市中京区にある新選組ゆかりの地として知られている壬生寺ですが、古くから京都三大狂言のひとつ「壬生狂言」や、2月の節分会などの伝統が残されるお寺です。壬生狂言を正しくは「壬生大念佛狂言」と言い「壬生さんのカンデンデン」という愛称と共に、古来から京の庶民大衆に親しまれてきました。この壬生狂言は今から700年前の鎌倉時代、壬生寺を大いに興隆した円覚上人(1223~1311)が始めたものです。当時、円覚(えんがく)上人(しょうにん)の教えを来聴する大衆が数十万人にも及んだので、人々は上人を「十万(じゅうまん)上人(しょうにん)」と呼んでいました。上人は、正安2年(1300)、壬生寺において「大念佛会(だいねんぶつえ)」という法会を行いました。この時に上人は、拡声器とてない昔、群衆を前にして最もわかりや...京都壬生大念佛狂言(重要無形民俗文化財)4月29日~5月5日

  • 京都 青モミジ100シリーズ 高尾山の神護寺

    京都市右京区高雄にある高野山真言宗遺跡(ゆいせき)本山の寺院で、山号を高雄山と号する。市内の北西部に位置する高雄エリア。高雄(尾)山の神護寺、槇尾山の西明寺、栂尾山の高山寺の3つの「尾」があることから、「三尾」とも呼ばれています。日本最古の漫画と言われる、「鳥獣人物戯画」が生まれた里としても知られていますね。本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂である。のちに唐から帰朝した空海も住持を務めた。その後荒廃したが、平安末期に文覚上人[もんがくしょうにん]が後白河法皇、源頼朝の寄進を受け復興させた。仏教美術の宝庫として知られ、金堂の本尊薬師如来立像(国宝)は、唇と眼だけに彩色を施した、厳しい表情の檜の一木造で、貞観時代の密教彫刻の傑作。多宝塔の本尊五大虚空蔵菩薩坐像(国宝)は、胡粉で全身彩色され女性的な優しさを漂わせ...京都青モミジ100シリーズ高尾山の神護寺

  • 京都 青モミジ100シリーズに映える古寺 真如堂

    正式名称真正極楽寺(しんしょうごくらくじ) 新緑と紅葉に映える阿弥陀の古寺正式には鈴声山真正極楽寺といい、広い境内には八つの塔頭と重要文化財の本堂。三重塔が並ぶ天台宗の古刹。時代劇に迷い込んだような土塀の道を行くと、門前に着く、大人の風情を感じさせる。上質の静かさがただよう。山門をはいて右手に三重塔がそびえもみじが影を落としている。秋は紅葉の真如堂゛のたとえどおりに、深紅に照り映える。無実の罪科をはらうという殺生石鎌倉地蔵が、物静かにたたずんでいる。真如堂は984年[永観2]叡山の戒算上人[1053]の開基。本尊の阿弥陀如来立像は、元比叡山常行堂にあったもので、円融天皇女御、東三条院藤原詮子の離宮に祀られていた。阿弥陀如来立像は、慈覚大師円仁が萱の霊木に彫ったもので、大師が「一切衆生を導きなさい、特に、女...京都青モミジ100シリーズに映える古寺真如堂

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