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2019/10/29

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  • 京都 桜100シリーズ 世界遺産の東寺(とうじ)

    東寺までの道のりは、京都駅から歩いて15分ほど。東寺は、京都の桜の名所の1つです。春になると不二桜などがライトアップ。注目はされるのですが、意外に知らない人が多いのかもしれませんね。世界文化遺産の一つ東寺(正式名:教王護国寺)は、歴史的・文化的価値が高く、日本で最も高い五重塔を有する寺院であることは有名ですが、実は桜の名所であることはご存知でしょうか?広い境内には約200本の桜が植樹され大切に育てられ、駅から歩いていける桜の新名所として最近ひそかに注目をあびています。早咲きの河津桜から染井吉野をはじめ、「その桜を見るために旅行する価値がある卓越した銘木」とする京都の三つ星桜にあたる八重紅枝垂れ桜「不二桜」と日本最高の五重塔が一緒に楽しめる風景は、古都京都のイメージにぴったりです。人込みをさけ、ゆっくり古都...京都桜100シリーズ世界遺産の東寺(とうじ)

  • 京都 桜100シリーズ 豊国神社 蜂須賀桜

    一般に「ほうこく神社」の名で親しまれている豊国神社。豊臣秀吉と蜂須賀家ゆかりの蜂須賀桜が満開でした。慶長3(1598)年8月18日、天下統一を果たした英傑豊臣秀吉公は伏見城においてその波乱に満ちた生涯を終えられた。御遺骸は遺命により東山阿弥陀ヶ峯の頂に葬られ、翌慶長4年、中腹に秀吉公を祀る豊国社が創建された。朝廷からは正一位の神階と「豊国大明神」の御神号を賜り、社領1万石、境内域30万坪を誇る壮麗かつ壮大な神社であった。毎年4月と8月に行われた豊国祭には朝廷より勅使が遣わされ、北政所を始め豊臣家、諸大名の参拝や寄進が相次いだ。特に慶長9年の秀吉公七回忌にあたり斎行された豊国大明神臨時祭は空前絶後の大祭礼であったと諸記録に伝えられている。しかしこのように繁栄を極めた豊国社も慶長20(1615)年、大坂夏の陣...京都桜100シリーズ豊国神社蜂須賀桜

  • 京都 護王神社・護王大祭 4日

    京都御所の西側、烏丸通沿いの護王神社は平安京の建都に貢献した和気清麻呂公が祀られている神社です。イノシシのご守護によって不思議と立って歩けるようになったという故事にちなんで足腰の守護神と仰がれています。祭神・和気清麻呂の命日(旧暦)の祭典です。和気清麻呂が道鏡の企みを防いだという故事が祭事に現れています。中国の伝統舞楽で、我が国の発展を朝日が立ち昇る様に例えて宮司が舞う「朝日の舞い」が神社で奉納されるのは非常に珍しい事だそうです。ご本殿前での祭典に続き、京都御所の建礼門前で「宇佐神託奏上ノ儀」が行われます。4月4日(水)午前11時より、当神社の例祭(護王大祭)を斎行いたします。祭典の参列は、崇敬会「護王亥子会」会員様ほか当神社からご案内を差し上げております方に限定させていただいておりますが、御所建礼門前へ...京都護王神社・護王大祭4日

  • 京都 桜100シリーズ 水火天満宮

    水火天満宮は京都市街地の北に鎮座する小さな神社ですが、創建の歴史は古く平安時代まで遡ります。菅原道真の怨霊による水害・火災を鎮めるために醍醐天皇(在位897~930)の勅願で延長元年(923)に道真公の神霊をお祀りした神社と伝えれています。水火天満宮は水難除け、火難除けのご利益をいただけると信仰される神社で、この地域にお住まいの人達の守り神として崇められています。水難除け、火難除けのお札も授与されています。水火天満宮の境内にはいくつかの大きな石が置かれています。その一つの登天石(とうてんせき)は都を水難から守るために菅原道真公の神霊がこの石の上に降り立ち、再び天に昇っていったと伝えられます。境内には、眼病に効くといわれる井戸「金龍水(こんりゅうすい)」や、安産祈願の石「玉子神石(たまごじんせき)」などがあ...京都桜100シリーズ水火天満宮

  • 京都 桜100シリーズ 大報恩寺千本釈迦堂のおかめ桜

    阿亀(おかめ)桜で知られる千本釈迦堂。夫の危機を救い、夫の名誉を守るために自ら命を絶った妻のおかめ(阿亀)の伝説にちなんで名づけられた桜です。ソメイヨシノより一足早く見頃を迎えます。阿亀(おかめ)伝説「おかめ」は本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次」の妻。高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎた際、枡組で補えば良いと助言して、窮地を救いながらも「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自害した愛妻「おかめ」の物語が伝わる、全国のおかめ信仰の発祥となっています。有名な「おかめ」のふくよかな笑顔は明るい人柄を今に伝えています。悲話の主人公「おかめ」の“助け合う円満な夫婦であり続けたい”という強い思いがお参りする人を応援してくれるのかも知れません。■ア...京都桜100シリーズ大報恩寺千本釈迦堂のおかめ桜

  • 京都桜 平安神宮・紅しだれコンサート

    一度は足を運びたい!京都のおすすめ花見スポット。平安神宮の桜は、京都の春の名所の1つとなってます。栖鳳池を取り巻く55本の紅しだれが満開に咲き誇ります。ライトアップされた幻想的な世界のなかで、東神苑・貴賓館をステージにしたコンサートは優雅に繰り広げられます。※客席はありませんので、回遊しながら演奏をお楽しみください。明治28年、平安遷都1100年を記念して、第50代桓武天皇をご祭神として創建された「平安神宮」。境内にある「神苑」は、明治の有名な造園家7代目小川治兵衛らが手がけた総面積33,000㎡(約10,000坪)の広大な池泉回遊式庭園で、国の名勝にも指定されています。また、「神苑」は、桜の名所としても有名で、約150本ヤエベニシダレザクラ(八重紅枝垂れ桜)を中心に、ヨメイヨシノ、ヒガンザクラなど約20...京都桜平安神宮・紅しだれコンサート

  • 京都 桜100シリーズ 随心院

    随心院は、かつて小野小町の住居があったという伝承があり、境内には、小町が恋文を埋めたという「文塚」、「小町化粧井戸」と名づけられた井戸、書院には深草少将の「百夜通い」の伝説のカヤの実が展示され、随心院から少し離れた所には、カヤの大木が残っています。随心院はまた、「はねず梅」と呼ばれる遅咲きの薄紅色の梅のある小野梅園が広く知られていますが、梅が終わると桜、さらにシャクナゲ、ツツジ、サツキと境内の花が咲き継いで行きます。4月半ばの週末に訪れたときは、境内の大きなソメイヨシノの花が終わりかけでしたが、薬医門から中を見ると、しだれ桜がとてもきれいでした。小野小町歌碑「花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に」■住所京都市山科区小野御霊町35■電話075-571-0025■拝観時間9:00~17:...京都桜100シリーズ随心院

  • 京都さくらよさこい 5日 6日

    京都さくらよさこい、通称「サクヨサ」。京都の学生達によって、京都で誰もが参加できる参加型の祭りを作りたいという思いからできたもので、毎年4月上旬に京都市役所周辺で行われているよさこいまつりです。参加チームのべ120チームと関西最大級のよさこいまつりに成長いたしました。全国から約200チームが集い、御池や東山エリアで「京都さくらよさこい」(サクヨサ)などを開催します。関西最大のよさこい祭で、フィナーレの一時間総踊りは圧巻ものです。(過去の時)関西で最大クラスのよさこいイベント。参加チーム数…約125チーム、4,000名よさこいの本場・高知からの参加や東北の有名チームなど、多彩な出演者が迫力の演舞を披露します。■場所:岡崎会場(神宮道ステージ/ロームシアター京都ステージ)二条城会場ゼスト御池会場support...京都さくらよさこい5日6日

  • 京都 春の特別拝観(洛北)

    三千院・秘仏金色不動明王ご開扉お不動様の縁日に当たる4月28日を中心に行われる法要・不動大祭とさくら・しゃくなげ祭の期間中に、秘仏・金色不動明王をご開扉します。■期間:※4月28日を中日とする約一ヶ月間■場所:三千院■アクセス:京都バス17・18「大原」■お問合せ:075-744-2531詩仙堂・丈山遺宝展江戸前期の文人石川丈山作の忌日法要にちなんで、書を中心とする遺品が公開されます。詩仙堂は丈山が隠棲のためにつくった草庵。彼は中国の詩人36人と詩を選び、狩野探幽、尚信らにその肖像を描かせ、自ら各詩人の詩を墨書きした額を掲げて、詩仙堂としたとされます。静かに庭を眺めているだけで、自分まで歌でも読みたくなるような風情です。■期間:5/25〜/27(※毎年同じ日程です)※5/23は丈山忌のため一般拝観休止■料...京都春の特別拝観(洛北)

  • 京都 春の特別拝観(洛南)

    醍醐寺・霊宝館の特別公開展示目録は公式サイトで確認できます。醍醐寺の境内はとても広く、半日かかりで歩き回る事もできそうです。■期間:2024年3月20日(水・祝)~5月6日(月・祝)4月4日(木)~4月6日(土)は休館■拝観料:場所により異なります■アクセス:地下鉄東西線「醍醐」駅■お問合せ:075-571-0002萬福寺・文華殿の春季特別展「中国臨済宗黄檗法派歴代祖師図展」と仏教書フェアが同時開催されます。■期間:4月26日〜5月29日■拝観料:500円文華殿:300円(15歳以上)■アクセス:京阪宇治線・JR奈良線「黄檗」駅■お問合せ:0774-32-3900■萬福寺公式ホームページ:https://www.obakusan.or.jp/石清水八幡宮・夜の特別拝観「石清水灯燎華」重要文化財の本殿を夜桜...京都春の特別拝観(洛南)

  • 京都 清凉寺・嵯峨大念仏狂言

    清凉寺は、京都市右京区嵯峨にあります。嵯峨釈迦堂で知られるお寺です。京都の三大念仏狂言といえば壬生大念仏狂言、千本えんま堂狂言、嵯峨大念仏狂言です。重要無形民俗文化財に指定されています。円覚上人が生別した母に巡り会いたい一心に始めた無言劇が、嵯峨狂言の始まりといわれます。清涼寺の裏には彼の墓があり公演前には多くの保存会員が墓参に訪れます。法然上人の足跡保元元年(1156年)法然上人24歳の春、上人は師にしばらくのいとまをいただかれ、広く民衆を救うための仏教を求め、嵯峨の釈迦堂へ向かわれました。ここには、釈尊の生身のお姿を写したという、三国伝来栴檀瑞像の釈迦牟尼仏があり、人々は「このみ仏は、生きておられる」と信仰を寄せていた。上人はこの人々たちにまじって、釈迦牟尼如来のみ前に7日間参籠され、自らの心をみつめ...京都清凉寺・嵯峨大念仏狂言

  • 京都 高瀬川四条・桜ライトアップ (3月下旬~4月上旬(予定・桜の開花にあわせて)

    60基の照明に照らされた桜200本が縁取る長さ1kmの道のりをそぞろ歩き。木屋町に面している高瀬川は、川沿いのカフェや飲食店から桜が花見ができる繁華街にある桜の名所です。高瀬川沿いには、どのようなカフェがあるのか気になりますよね。タルトが美味しいと評判のキルフェボン京都やパンケーキ専門店のmogcafe(モグカフェ)があります。どちらも女性に大人気のお店です。高瀬川高瀬川(たかせがわ)は、江戸時代初期(1611年)に角倉了以・素庵父子によって、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開削された運河である。開削から大正9年(1920年)までの約300年間京都・伏見間の水運に用いられた。現在は鴨川において京都側と伏見側で分断されており、上流側を高瀬川、下流側を東高瀬川、新高瀬川と呼ぶ。京都中心部の三条から四条あ...京都高瀬川四条・桜ライトアップ(3月下旬~4月上旬(予定・桜の開花にあわせて)

  • 京都桜 京のお花見コース(半木(なからぎ)周辺)

    半木(なからぎ)の道~植物園~北山~松ヶ崎疏水京都駅より市バス206番→「植物園前」下車徒歩5分半木(なからぎ)の道賀茂川の左岸、北大路通りから北山通の間800メートルの堤防道をさします。京都府立植物園に沿った枝垂れ桜の名所で、せせらぎの静かな散策路。神木が流れついたという流木(ながれぎ)神社の森が植物園となり、それが、なからぎ(半木)になまりました。京都府立植物園日本の代表的な植物園といわれ、1924年の開園。総面積約24万平方メートル、収集栽培植物は約1万2000種。広大な中央芝生地、桜林、バラ園、日本の森植物生態園などがあり、1992年(平成4)4月オープンの大観覧温室が自慢。世界でもっとも大きな花といわれるラフレシアが観られます。桜・チューリップ満開コースなど、季節に合わせたハイキングもできます。...京都桜京のお花見コース(半木(なからぎ)周辺)

  • 京都 桜100シリーズ 東福寺

    東福寺は、京都東山の山麓にある、臨済宗東福寺派の大本山です。鎌倉時代の1236年、摂政の九條道家の発願により、創建されました。25もの塔頭がある大寺院です。現在は紅葉の名所として知られる東福寺ですが、かつては桜の名所でした。しかし現在境内にはほとんど桜の木はありません。それには深い理由があるのです。かつて東福寺の画僧だった吉山明兆が、将軍足利義持に褒美を訪ねられた時に、「境内に桜がたくさんあると人が集まりすぎてしまい修行ができない」と答え、義持の命で境内の桜を全て切り倒してしまったのです。そんなまさかの理由で桜がほとんどない東福寺ですが、1か所だけ桜が残っている場所があります。それが光明院。紅葉は美しいですが、季節には1時間待ちなんてザラ、ときには2時間待ちという状態になりますから、ご注意ください。本当は...京都桜100シリーズ東福寺

  • 京都 桜100シリーズ 本満寺

    本満寺は、京都市上京区にあるお寺です。京都の桜、そして牡丹の名所でもあります。特にしだれ桜は綺麗に咲くと、有名です。本満寺しだれ桜は、西の門をくぐった先にあります。空を見上げる程の大きさのしだれ桜。円山公園の「祇園枝垂桜」の姉妹樹です。豊臣秀吉による京都改造により寺が集められた南北に長い寺町通を出町柳から少し北へ歩いた東側に本満寺があります。本満寺の春は大きく花の枝を垂れる枝垂れ桜の他にも境内全体に桜が美しく咲いています。観光寺院ではありませんが桜が咲く時期には多くの人達が訪れます。機会があれば、春に訪れて欲しいお寺の1つです。今回は、そんな本満寺のしだれ桜を紹介します。■アクセス市バス「葵橋西詰」下車徒歩約3分、京阪鴨東線「出町柳駅」下車徒歩約10分■拝観時間9:00~17:00■拝観料境内無料■住所京...京都桜100シリーズ本満寺

  • 京都桜 京のお花見コース(日向大神宮~)

    日向大神宮~山科疏水(琵琶湖疏水)~毘沙門堂~勧修寺~大石神社京都駅より地下鉄烏丸線「烏丸御池」下車地下鉄東西線「蹴上」駅徒歩約20分日向大神宮京のお伊勢さんとして伊勢神宮への代参や、東海道を旅する人達の旅行安全祈願で賑わった日向大神宮。境内は,京都市の「文化財環境保全地区」に指定されています。紅葉の名所として知られていますが、春の桜やツツジなど、四季を通じた花が楽しめる隠れたスポットです。住所:京都市山科区日ノ岡一切経谷町29拝観時間:9時~17時アクセス:地下鉄東西線「蹴上」駅問い合わせ:075-761-6639山科疏水(琵琶湖疏水)山科北部を流れる琵琶湖疏水(第一疏水)は1890(明治23)年に完成しました。京都の近代化を目指して建設された疏水は、水力発電・かんがい・舟運等に利用されるとともに,山科...京都桜京のお花見コース(日向大神宮~)

  • 京都 春の行事 (4月1日)

    都をどり「都をどりは、ヨーイヤサー」の掛け声で祇園は、一足早く春本番を迎えます。艶のあるかけ声が歌舞練場内に響き、恒例の「置歌」で幕が開きます。出し物は、その年の干支や記念にちなんだ京舞で、井上流家元・井上八千代さんの振り付けで踊られます。■場所:祇園甲部歌舞練場■期間:4月1日(月)~30日(火)■時間:開演:12時~、14時20分~、16時40分~(※お茶席は開演30分前までに入場)■アクセス:京阪「祇園園四条」駅■お問合せ:075-541-3391■詳細ページ:http://www.e-kyoto.net/saiji/242平安神宮・観桜茶会満開の桜にあたりがピンクに染まります。ポッと空が紅くなる…と小説「細雪」にも賛えられた桜の名所。澄心亭で紅しだれ桜をみながらお茶を一服、いかがですか。■場所:平...京都春の行事(4月1日)

  • 桜守、京都の桜を語る

    「自分だけの桜を見っけて、一生をかけて付き合う。それが本物の花見」佐野藤右衛門(さのとうえもん)1928年、京都市生まれ。京都府立農林学校卒業。天保3年より、植木職人として京都・仁和寺御室御所に仕えてきた“佐野藤右衛門”の16代目。明治より造園業を営み、14代目より日本各地の名桜の保存につとめる「桜守」を継承。故イサム・ノグチ氏デザインの、パリにあるユネスコ日本庭園を手がけた功績で1997年、ユネスコのピカソ・メダルを贈られる。勲五等双光旭日章受賞。『櫻よ』(集英社文庫)、『京の桜』(紫紅社)など著書多数。桜が大好きな日本人ですが、“通な”桜の楽しみ方をおうかがいしたいのですが。「『桜はどうですか?』と聞かれたら『桜は咲きますなあ』としか言えませんなあ。今の人らは急いていかん。炊飯器ですぐにご飯が炊ける、...桜守、京都の桜を語る

  • 京都 桜100シリーズ 今宮神社

    朱色の楼門をくぐり、まっすぐに本殿へと向かいます。今宮神社は、それほど多くの桜が植えられているわけではないので、この時期でも参拝者が少なめです。紅葉でも評判ですが、本殿前の枝垂れ桜や疫社前のソメイヨシノが見事です。特にここの桜は背の高い樹がなく、満開になっていたので、とても華やかです。近づいてじっくりと見てみましょう。境内には、数本の桜が落ちついて咲く。4月の第2日曜日のやすらい祭は、平安時代、春の花が咲く時期に疫病が流行したので、傘をかぶって踊り無病息災を願ったのがはじまりとされている。「玉の輿守り」西陣の八百屋の娘お玉が3代将軍・徳川家光に見初められ、後に5代将軍となる綱吉を産みました。彼女は女性としては最高位となる従一位の位にまで昇りつめ、歴史上では桂昌院という名で親しまれています。これが「玉の輿」...京都桜100シリーズ今宮神社

  • 京都 桜100シリーズ 古刹の勝持寺

    西国薬師四十九霊場第四十二番札所。花の寺とも呼ばれている寺院です。その名の通り、四季折々の花が楽しめ、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。花の寺に相応しく、境内には多数の桜の木が存在。春になると美しく咲き、訪れる人を歓迎してくれます。境内の桜の木の中でも、が有名です。西行法師が自ら植えたと伝えられる桜となっています。小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹であります。白鳳8年(西暦679年)天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、延暦10年(西暦791年)に伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽羅を再建され、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれて本尊とされました。承和5年(西暦838年)仁明天皇の勅によって塔頭49院を建立されましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失しました。現在の建物は乱後...京都桜100シリーズ古刹の勝持寺

  • 京都桜 京のお花見コース(西京区周辺)

    長岡天神~粟生光明寺~向日神社~善峯寺~大原野神社~勝持寺京都駅よりJR京都線で「長岡京」下車ここでご紹介する桜観光コースは京都市のお隣、長岡京市、向日市、そして竹の子でも有名な大原野です。春の穏やかな日差しの中、のんびりと徒歩中心でまわるコースです。長岡天満宮(長岡天神)JR長岡京駅から徒歩15分弱で長岡京市の中心に位置する長岡天満宮に到着します。菅原道真公が大宰府に左遷された時に、この地にお立ち寄りになり「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが発祥です。境内前に広がる「八条が池」まわりには桜並木や樹齢100年を超えるキリシマツツジが多数植えられており、名所となっています。町の人の憩いの散歩コースともなっています。長岡公園長岡天満宮に隣接する長岡公...京都桜京のお花見コース(西京区周辺)

  • 京都 京のお花見コース(醍醐寺周辺)

    随心院~醍醐寺~善願寺~一言寺~法界寺~大善寺京都駅より地下鉄烏丸線→「烏丸御池」駅乗換→地下鉄東西線「小野」駅下車隨心院真言宗善通寺派の大本山で、小野小町が、晩年の余生を過ごしたゆかりの寺です。梅の名所でも知られていて、3月下旬には‘はねず踊り’と観梅の催しが行われます。住所:京都市山科区小野御霊町35TEL:075-571-0025拝観時間:9:00~16:30【萬寿亭橘】もともとは室町末期に、随心院警護のために寺侍の居住として建てられた屋敷を江戸時代に改造したという重厚な町家造りの店内は伏見人形やいろりがあって、とても古風な感じです。隨心院の茶室「萬寿亭」の額がなぜかお店の納屋から出てきたところから「萬寿亭」という屋号になったそう。「随心院のそばのそばや」と銘打ったボリューム満点のお蕎麦屋さん。住所...京都京のお花見コース(醍醐寺周辺)

  • 京都 桜100シリーズ 世界遺産の清水寺 NO.60

    清水寺は、京都にある世界遺産の1つです。清水の舞台で有名なお寺。舞台から眼下に桜を望んだあとは、奥の院へと足を向けて。そこからは、桜に包まれた舞台を眺めることができます。広い境内には、約1,500本もの桜を植えられており、春になるとソメイヨシノやヤマザクラが、咲き誇ります。桜の雲に包まれたような雰囲気を楽しめます。そして、奥の院に移動。ここでは、桜に包まれた舞台が鑑賞出来ます。奥には地主神社も有り、足を運んで見ては如何ですか。■場所:清水寺■時間:14時~■料金:入山料:500円小・中学生200円■アクセス:市バス206「清水道」■お問合せ:075-551-1234■詳細ページ:http://www.kiyomizudera.or.jp/※写真は全て過去のものです。京都桜100シリーズ世界遺産の清水寺NO.60

  • 京都 桜100シリーズ 正法寺の「幻の桜」

    西山、大原野にあるお寺。「西山のお大師様」として親しまれている正法寺は、鑑真和上の弟子、智威(ちい)大徳が隠世したことが始まりとされ、天平勝宝年間に創建された真言宗の寺院です。応仁の乱で焼失しましたが、元和元(1615)年に再興されました。正法寺は桜の名所として知られ、入口の朱塗りの「極楽橋」の上に咲く枝垂桜を皮切りに本堂へと続く道のりに桜が咲きほこります。また、境内の借景式庭園「宝生苑」には1本の枝垂桜があり、薄紅色の桜が石庭と遠くに広がる京都の景観に色を添えます。■最寄駅阪急バス「南春日町」から徒歩約8分■開花時期4月上旬から中旬桜の数少ない人出少ない■拝観料300円■住所〒610-1153京都市西京区大原野南春日町1102※写真は全て過去のものです。京都桜100シリーズ正法寺の「幻の桜」

  • 京都 桜100シリーズ 千本ゑんま堂の普賢象桜

    千本ゑんま堂は正式名を「引接寺(いんじょうじ)」といいます。本尊に閻魔(えんま)法王を祀るために一般に千本ゑんま堂を呼ばれます。開基は平安時代初期の政治家・歌人の小野篁(おののたかむら)卿で、あの世とこの世を往来する神通力を有し、昼は宮中に、夜は閻魔之廰に仕えたと伝えられ、朱雀大路頭に閻魔法王を安置したことに始まります。現在の閻魔法王は、長享2年(1488年)に造立されたもので、高さが2.4mもあります。普賢象桜は別名「えんまどうふげん」とも呼ばれます。花が咲くと花弁の中から緑の双葉が出て、茎が長く垂れ下がる情景が普賢菩薩の乗った白象の鼻に似ていることからこの名があります。また花が散るときは、花びらではなく花冠のままぼとりと落下します。室町時代には多くの公達(きんだち)がこの桜を見に訪れたと記録にあり、中...京都桜100シリーズ千本ゑんま堂の普賢象桜

  • 京都 桜100シリーズ 大悲閣千光寺

    渡月橋から保津川(桂川)を西へ進めば大悲閣千光寺へ登っていく道があります。登っていく道(階段)までは結構距離がありますが、まずこの保津川沿いの景色が綺麗です。澄んだ水に自然が溢れており、鴨なども優雅に戯れています。季節に応じて美しい姿を見せてくれます。嵐山の山道は結構ハードですが、進んでいくと鐘楼があり、鐘をつくことができます。その少し上の方に大悲閣があります。大悲閣(客殿)の空気は清々しく非常に気持ちいいです。そして素晴らしい眺めです。緑の山と川と空の絶景が楽しめます。京都市内の方も見えます。小さくですが京都タワーや清水寺なども見えます。春から夏にかけては新緑や青もみじが、秋には紅葉が楽しめます。慶長19年(1614)に角倉了以(すみのくらりょうい)が、大堰川の開削工事で亡くなった人々の菩提を弔う為に建...京都桜100シリーズ大悲閣千光寺

  • 京都 桜100シリーズ 知恩院

    法然上人を開祖とする浄土宗の総本山。円山公園の北、風格ある三門を左右に咲く桜が春色に染めます。石段脇の桜を、三門の柱越しに眺めるのも風情たっぷり。境内でも、約210本のソメイヨシノや山桜などがお寺の春を演出してくれます。知恩院の桜は、個人的には穴場だと思います。桜が咲く場所は、友禅苑と三門付近です。私の中では、何でも大きいイメージがある知恩院。知恩院の三門は、日本の木造建築の中で最大を誇ります。また、知恩院の大鐘楼は、日本三大鐘楼の1つ。高さ3.3m・直径2.8m・重さ約70t。除夜の鐘で撞く時は、親綱1人・子綱16人の計17人も必要です。そして、知恩院の七不思議の1つに数えられる大杓子。長さ2.5m、重さ約30kgと巨大な杓子となっています。■アクセス▼JR「京都」駅下車→市バス206号系統「知恩院前」...京都桜100シリーズ知恩院

  • 京都桜 京のお花見コース(清水寺)

    清水寺~産寧坂・二年坂~高台寺~円山公園京都駅より市バス206番・100番→「五条坂」下車徒歩10分清水寺音羽山清水寺は、宝亀9年(778年)、すなわち奈良時代、平安京の出来る前の開創になります。延鎮上人が木津川の北流に清泉を求めて音羽山麓の滝のほとりにたどり着き、草庵をむすんで千手観音像を彫作して居士の旧庵にまつったのが、寺の興りです。坂上田村麻呂公が、高子妻室の安産のために、十一面千手観音を寄進されたのをご本尊にされました。音羽の滝は、山中より湧出する清泉で、金色水とも延命水ともよばれ、わが国十大名水の筆頭にあげられます。これにより「清水寺」の名がおこりました。4月8日の降誕会は釈尊の誕生法要を厳修し、花まつり甘茶供養が行われます。清水坂の両側には土産物店が軒を連ねています。ここで手に入らないものは無...京都桜京のお花見コース(清水寺)

  • 京都 桜100シリーズ 世界遺産の醍醐寺 NO.55

    総門から真っ直ぐ行くと、「仁王門」が見えますが、まずは、この参道の桜を見て、楽しんでください!「花の醍醐」といわれるように,醍醐寺は桜の花で有名です。醍醐寺の桜は、春の京都の観光地の中で、とても人気があります。醍醐寺は、京都市伏見区醍醐にある世界遺産のお寺です。京都で最も訪れたい桜の名所はどこですか。最初に、醍醐寺の桜を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。春の醍醐寺の境内に、見頃の桜が咲き誇ります。それを目当てに、毎年多くの花見客が訪れます。醍醐寺で鑑賞できる桜は、とにかく多いです。早咲きのかわづ桜、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラ。そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が次々と開花。全て咲き終わるまで約3週間あり、その期間は花見が楽しめます。■〒601-1325京都市伏見区醍醐東大路町...京都桜100シリーズ世界遺産の醍醐寺NO.55

  • 京都 桜100シリーズ 養源院

    京都市東山区にある養源院(ようげんいん)。養源院は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政の供養のために創建し、後に淀殿の妹・お江によって伏見城の遺構を移築し再興された寺院です。山門を入り、本堂へ向かう途中に1本の大きな山桜(樹齢200年)、そして本堂正面には紅枝垂桜が本堂を覆うように咲き乱れます。この紅枝垂桜は満開に咲く様子も見事ですが、花びらが散り行く姿も風情があることから、その頃に養源院を訪れる方も多いそうです。お江が再興した養源院の歴史に触れつつ、境内の桜をお楽しみください。またすぐ近くにある三十三間堂や智積院は京都を代表する観光名所なので合わせて寄ってみるといいだろう。380余名の“血”が染み込んだ悲しい天井「血天井」は、血の染み込んだ板で作った天井のこと。伏見城で亡くなった徳川家の家臣、380余名...京都桜100シリーズ養源院

  • 京都桜 京のお花見コース(嵯峨野周辺)

    嵯峨~トロッコ列車~亀岡~保津川下り~嵐山公園~天竜寺~大覚寺京都駅よりJR嵯峨野線(山陰線)で「嵯峨嵐山駅」下車ここでご紹介する桜観光コースは西の観光名所「嵐山」、人気の「保津川下り」、情緒あふれる「トロッコ列車」です。トロッコ嵯峨野駅7.3キロメートルという列車としては短い距離を走るトロッコ列車。その起点となるのがここトロッコ嵯峨駅です。春の暖かな風の中、新緑に映える桜並木のすぐ隣を走っていくトロッコ列車は秋の観光シーズンとはまた違ったよさがあります。眼下に保津川を見ることができ、抜群の景色が楽しめます。当日でも乗車券を手に入れられますが、予約がベター■所在地:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町■TEL:075-861-7444■施設:駅舎・売店・グリーンオアシス(無料休憩所)・レンタサイクル・駐輪場...京都桜京のお花見コース(嵯峨野周辺)

  • 京都の桜 京のお花見1日コース 今宮神社~仁和寺 N.99

    今宮神社~平野神社~きぬかけの道~竜安寺~仁和寺京都駅より市バス205番西ノ京円町金閣寺道ゆき206番千本通北大路バスターミナルゆき→「船岡山」下車徒歩10分今宮神社大徳寺の北側にあり、正暦5年(994年)船岡山に創建された疫病鎮護の神社が起こりと伝えられ、疫病の神として知られています。4月の第二日曜に行われる京都三奇祭の一つ「やすらい祭り」は疫病除けの祭で、行列の花傘の下に入ると病気にかからないといわれています。東門を出たところにある2軒の「あぶりもち」屋さんが有名です。同じものですが、味は?ご自身で食べ比べてみて下さい。延暦13年(794年)桓武天皇の命によって現在の地に御鎮座されました。50種類400本の桜があり、早咲きから遅咲きまで様々な桜があるため、約1ヶ月間ずっーと花見ができます。夜店も出て楽...京都の桜京のお花見1日コース今宮神社~仁和寺N.99

  • 京都の桜 京のお花見1日コース

    銀閣寺~哲学の道~法然院~南禅寺~平安神宮(岡崎疏水)京都駅より市バス32番・100番→「銀閣寺前」・「銀閣寺道」下車徒歩5分慈照寺(銀閣寺)銀閣(国宝)は、観音殿として質素高貴な意匠であり、宝形造り二層の殿閣です。上層は潮音閣で下層は心空殿。東求堂は日本最古の書院造りで、住宅建築遺構として国宝に指定されています。内部に同仁斎があり、四畳半茶室の原型といわれています。仏間は阿弥陀如来像、義政像を安置。下段の庭園(特別史跡・特別名勝)は池泉回遊式庭園で、白砂を段形に盛り上げた銀沙灘(中国の西湖の型)や、向月台が、月の光を反射して銀閣を照らすといいます。庭園はお茶ノ井庭園ともいい、昭和6年に発掘した岩石群は枯山水庭園です。交通案内:市バス「銀閣寺前」電話番号:075-771-5725駐車場:○車椅子:○(※一...京都の桜京のお花見1日コース

  • 京都 桜100シリーズ 佛光寺

    佛光寺の桜のメインは、紅しだれ桜です。宮家お手植えの紅しだれ桜が、境内に3本あります。美しく艶やかに彩られた紅しだれ桜は、見応え十分です。背景の大師堂・阿弥陀堂も、京都らしさを演出してくれます。この桜は秩父宮、高松宮、三笠宮によって昭和47(1972)年に植えられました。咲き誇る姿は、大変魅力があります。また、しだれ桜だけでなく、染井吉野も観賞可能です。山門横に咲いているので、こちらもぜひ見て帰って下さい。末寺390を擁する真宗仏光寺派の本山寺院です。1212年に親鸞が山科に創建した興隆正法が始まりで、蓮如が登場するまでは、本願寺を上回る勢力がありました。秀吉の京都改造に伴い、現在の国立博物館のあたりから現在地へと移り、「仏光寺通」の由来ともなりました。■アクセス地下鉄四条下車徒歩約2分阪急烏丸下車徒歩約...京都桜100シリーズ佛光寺

  • 京都 桜100シリーズ 法輪寺

    今回は、「十三まいり」で知られる嵐山の古刹、法輪寺をご紹介。渡月橋の南方向(阪急・嵐山駅の西方向)にあり、石段を登ると渡月橋を眼下に見ることが出来ますので嵐山で一時間程度時間的に余裕のある方に訪問お薦めします。このお寺の見晴台に立てば、渡月橋や東山の山々など京都らしい風景を美しい桜とともに楽しむことができます。「嵯峨の虚空蔵さん」とも呼ばれ親しまれている「法輪寺」。13歳の厄難を払い、智恵を授けていただけるようにと祈願する春・秋の「十三まいり」でも有名です。春の参詣期間は3月13日から5月13日。また、境内には大変珍しい電気・電波の神様を祀った「電電宮」もあり多くの人々が訪れています。舞台と呼ばれる見晴台からは渡月橋、嵯峨野が一望でき、さらに東山の山々や京都市内を見渡すことができます。■アクセス▼阪急電車...京都桜100シリーズ法輪寺

  • 京都 春の特別拝観(洛東)

    安楽寺・春の特別公開法然の念仏道場であった安楽寺は、鳥羽上皇の女御、松虫と鈴虫の悲話でも有名です。桜やつつじ、さつきの開花に合わせて公開されます。本堂では30分おきに、寺の由来を説明してくれます(約10分間)。■期間:4月上旬~6月初旬の土日祝を中心に開催(予定)■拝観料:500円■アクセス:市バス5「錦林車庫前」■お問合せ:075-771-5360円山公園・ライトアップ京都の桜!といえば円山公園のしだれ桜を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?4月に入るとしだれ桜の周りにかがり火が焚かれ、幽玄な雰囲気が醸し出されます。又、夜桜見物の名所としても有名で、しだれ桜の周りで場所取りをした経験のある方もおられるのではないでしょうか?桜を囲んだ花見の宴で新入社員や新入生との親睦もますます深まることでしょう。■...京都春の特別拝観(洛東)

  • 京都 桜100シリーズ 北白川天神宮

    白川通今出川(銀閣寺道)を北へ進み、志賀越道を東へと入ってしばらく歩くと「北白川天神宮」があります。天神といっても祀られている神様は菅原道真公ではなく、神皇産霊神(かみむすびのかみ)または高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子で天つ神である「少彦名命(すくなびこなのみこと)」。神社名も「てんじんぐう」ではなく「てんしんぐう」と読みます。平安時代ここは都に近く宮廷の貴族、大宮人が風光明媚な白河街道沿いにこぞって山荘を営み、詩歌に興じた。また、白川石と花の里で男は石工でその秀でた技術を神社前に残している。女は白川女として代々受け継ぐ地域へ花を届けている。石工・白川女共に数は激減したが現存している。宮廷や貴族の影響で衣裳は白黒鮮やかかつ立体的で京女人風俗中、特に優れている。名水にも恵まれ、遠方より水汲みに訪れる人...京都桜100シリーズ北白川天神宮

  • 京都 桜100シリーズ 真如堂 NO.50

    正式名称は真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)といいます。知る人ぞ知る桜の名所です。70本の桜が植えられておりカメラマンなどに人気のスポット。念仏道場として女性を中心に庶民から多くの信仰を集めました。本尊は「うなづきの阿弥陀」として知られており、慈覚大師円仁が阿弥陀如来に「修行僧を守護して下さい」と祈ると首を横に振り、「衆生、特に女性を救って下さい」と祈ると頷いたといいます。庭園は「涅槃の庭」といわれ、東山を借景とした雄大な枯山水庭園です。2010年に作庭されたばかりの「随縁の庭」はモダンな庭園です。真如堂の境内には、約70本の桜が植えられています。その中でも有名なのは、本堂横にあるたてかわ桜。皮目が縦に入っている事から、この名が付けられました。春の真如堂に訪れた時は、ぜひ探してみて下さい。皮目が縦に入って...京都桜100シリーズ真如堂NO.50

  • 京都 春の特別拝観(洛東)

    泉涌寺舎利殿特別公開天皇在位30年を記念して舎利殿の特別公開が始まり、舎利殿内陣の真裏に描かれた韋駄天の壁画が初公開されます。韋駄天はインドの神で、その足の速さを生かして釈迦の遺骨を奪った鬼から骨を奪い返したとされ、仏法や舎利の守護者として信仰を集めており、今年の大河ドラマのタイトルにも採用されています。■期間:期間:「京の冬の旅」期間中■場所:相国寺法堂・方丈・慈雲院・光源院、仁和寺金堂(裏堂)東寺五重塔醍醐寺霊宝館大徳寺法堂・仏殿・龍源院西本願寺書院・飛雲閣(外観)東本願寺諸殿、渉成園(枳殻邸)園林堂泉涌寺舎利殿・雲龍院廬山寺仁和寺金堂(裏堂)渉成園(枳殻邸)園林堂醍醐寺霊宝館■アクセス:市バス208「泉涌寺道」■お問合せ:075-561-1551■泉涌寺公式ホームページhttps://mitera....京都春の特別拝観(洛東)

  • 京都 桜100シリーズ 常照皇寺の九重桜

    常照皇寺の九重桜はエドヒガンの一変種タルシダレザクラに属し、ベニシダレといわれる品種です。花はやや紅色、花弁5枚、おしべ平均23本、めしべ1本、花径約2cmで、3ないし4花からなる繖形花序(さんけいかじょ)になっています。根元の周囲4.4m、地上から1.5mの高さで周囲3.6m、樹高10mに近い巨木です。枝張りは最大で20mにも達し、長く枝が垂れて見事です。南北両朝の渦中より抜け出して、山里へと身を移した光厳天皇の厳しい暮らしを慰めるため、皇弟光明天皇が都から持参し、共に手植えしたのがこの「九重桜」と伝えられています。樹齢600年ともいわれる九重桜は国の天然記念物。京都に国指定の天然記念物は少なく、この九重桜、深泥池の生物群、清滝川のゲンジボタル、大田神社のカキツバタ、善峯寺の遊龍松だけ。根尾の淡墨桜に較...京都桜100シリーズ常照皇寺の九重桜

  • 京都 桜100シリーズ 世界文化遺産 賀茂別雷神社(上賀茂神社)

    京都で最も古い神社で、銘木「斎王桜」をはじめ、4月上旬が見頃の「御所桜」など、一の鳥居から本殿にかけて見どころが満載。カンヒザクラの開花から始まり、3月中旬から5月上旬頃まで様々な桜を長期にわたって楽しむことができる。一ノ鳥居周辺には、春になると、しだれ桜、八重紅しだれ桜が華やかに花開きます。天皇の皇女や親王の王女から選出されました。上賀茂神社の祭として有名な葵祭の主役・斎王代は、斎王の代理。民間の女性から選ばれています。斎王桜は、ピンク色をした紅しだれ桜。斎王の名に相応しい美しい桜で、多くの参拝者の目を楽しませています。斎王桜の北側には、御所桜が咲き誇ります。上賀茂神社の桜の中では、早咲きの桜。他の桜より1週間程早く開花するのが特徴です。こちらは白い花を咲かせるしだれ桜。孝明天皇が京都御所から御下賜され...京都桜100シリーズ世界文化遺産賀茂別雷神社(上賀茂神社)

  • 京都 春の特別拝観 (洛中)

    妙顯寺・「龍華の春」お抹茶席・寺宝限定公開/ライトアップ客殿に面した庭園「四海唱導の庭」や境内各所に桜並木があり、桜の隠れた名所として知られています。お庭を眺めながら一息くつろげるお抹茶席が用意されています。日蓮聖人が使っていたという数珠や真筆の曼荼羅本尊を始め、数多くの宝物を一挙公開。毎年恒例の「まるごと美術館」主催で、現代アーティストによる特別展も同時開催されます。■アクセス:市バス9「堀川寺ノ内」または地下鉄「鞍馬口」駅より徒歩約9分■お問合せ:075-414-0808■妙顯寺公式ホームページ:https://www.shikaishodo-myokenji.org/六角堂夜の特別拝観~いけばな作品ライトアップ~西国三十三所第十八番札所である六角堂。いけばなと映画とデジタルアートのコラボレーション展...京都春の特別拝観(洛中)

  • 京都 桜100シリーズ 三千院の奥にある静かな寺院、実光院

    今回は少し足を延ばして尋ねます、洛北(らくほく)にある大原は、デューク・エイセスの『女ひとり』の歌詞にも歌われた三千院(さんぜんいん)と寂光院(じゃっこういん)を中心にして、日々多くの方が訪れる京都の名所の一つです。実行院は大原・三千院の北側にある天台宗の寺院です。三千院の参道を進んで三千院の前を通り過ぎ、律川にかかる赤い橋を渡った先にあります。実光院は、すぐそばにある勝林院(しょうりんいん)の子院として建立されました。勝林院は、仏教音楽である声明(しょうみょう)を伝承するために平安時代の中期に建立された寺院で、子院である実光院、宝泉院(ほうせんいん)を含めて天台声明の根本道場として知られています。ディーク・エイセスの女ひとり♪京都大原三千院恋に破れた女がひとり♪実光院は勝林院が天台声明を伝承するために建...京都桜100シリーズ三千院の奥にある静かな寺院、実光院

  • 京都桜100シリーズ 車折神社

    車折神社と書いて、読み方は「くるまざき」。かつて「桜の宮」と呼ばれていた車折神社。ご祭神・清原頼業が生前、桜を好んだことから、境内にはたくさんの桜が植えられました。境内には、約15種約40本の桜があり、特に「溪仙桜(けいせんざくら)」がおすすめです。この桜は、画家・冨田溪仙(とみたけいせん)が神社に奉納した桜で、3月下旬頃に見ごろを迎えます。この他にも、3月上旬頃に見ごろを迎える早咲きの「河津桜」や、4月中旬頃に見ごろを迎える遅咲きで良い香りのする「匂い桜」があります。車折神社の境内は、約15種類合計40本の桜の木が植えられています。なぜ、桜が植えられるようになったのか。それには、祭神の清原頼業公が関係しています。清原頼業公が、生前とても桜を愛していた事から、建立された時より多くの桜の木が植えられました。...京都桜100シリーズ車折神社

  • 京都 桜100シリーズ 大原野神社の千眼桜 NO45

    大原野神社は、延暦3(784)年に桓武天皇が都を奈良から長岡京(現向日市)に遷された際、藤原氏の氏神として奈良の春日大社を分霊したことが始まりといわれています。春には樹齢70年を数える「千眼桜」が訪れる人を楽しませてくれます。千眼桜は1本の枝にぼんぼりのように花が咲き、眼がたくさんあるように見えるところから、「千眼桜」と呼ばれるようになりました。満開時には豪華な姿を見せますが、その花の命は2、3日と短いため、「幻の桜」といわれています。運良く満開の千眼桜を見ることができたら、千願(せんがん)の願いが叶うともいわれています。千眼桜を愛でに大原野神社を訪れてみてはいかがでしょうか。■拝観時間境内自由(社務所受付9:00~17:00)■拝観料境内無料■お問い合わせ075-331-0014■URLhttp://o...京都桜100シリーズ大原野神社の千眼桜NO45

  • 京都 春の特別拝観(洛西)

    神護寺・寺宝の特別公開国宝の頼朝像、平重盛像など第一級の文化財を多数所有する同寺。この時期虫払いとして、これらの寺宝が一般公開されます。古来よりこの機会に貴重な寺宝を拝見することが信徒の年中行事でした。また、通常非公開の多宝塔内部と、平安時代作の本尊・五大虚空蔵菩薩像(国宝)の特別公開もあります。■拝観料:500円(要通常拝観料600円)■アクセス:JRバス「山城高雄」■お問合せ:075-861-1769善峯寺・春の特別寺宝展古清水色絵透彫六角壺(京都市指定文化財)や桂昌院ご使用の蒔絵膳具など、善峯寺所蔵の文化財が公開されます。■入山料:1.00円■アクセス:阪急「東向日」駅→阪急バス「善峯寺」■お問合せ:075-331-0020仁和寺春季霊宝館開館仁和寺の広大な境内は御室御所跡として史跡に指定され、伽藍...京都春の特別拝観(洛西)

  • 京都 桜100シリーズ 大覚寺大沢の池

    大沢池は、大覚寺の境内にある日本最古の庭池です。中国の洞庭湖に似せて造られた事から、庭湖とも呼ばれています。嵯峨天皇が造営した嵯峨院の庭池です。大沢池は中国の「洞庭湖」を模して造られたところから庭湖とも呼ばれ、池の配置は華道・嵯峨御流の基本形に通じています。日本最古の人工的な庭池で、百人一首「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ(藤原公任)」の名古曾の滝跡があります。嵯峨天皇の離宮跡地を寺院としたもので、鎌倉時代に後嵯峨上皇、亀山法皇、後宇多上皇が相次いで入山、大覚寺統(南朝)を形成しました。東にひろがる大沢池の眺めは京都を代表する景観の一つで、特にお月見の名所として知られています。宸殿、客殿を飾る豪華な襖絵は狩野山楽筆のものも含まれ、重要文化財に指定されています。ちなみに広い境内は映...京都桜100シリーズ大覚寺大沢の池

  • 京都 桜100シリーズ 法金剛院の待賢門院桜

    平安時代の初めの貴族である清原夏野の山荘だった地に、1130年、鳥羽天皇の中宮である待賢門院璋子が寺院を建立したのが始まりです。法金剛院の庭園は、待賢門院が極楽浄土をイメージして造園した池泉廻遊式浄土庭園(ちせんかいゆうしきじょうどていえん/大きな池を中心にした庭を歩きながら鑑賞するスタイルの庭で、阿弥陀極楽浄土の世界を再現)。昭和45年(1970年)に、荒廃し地中に埋もれていた庭園が発掘され、再び整備されて現在の姿となりました。明治時代に境内が縮小されたため、この浄土庭園は待賢門院が修繕した平安時代のものとは異なります。庭園の中で、当時の姿を今に伝える唯一の遺構が、庭園北側に組まれた青女(せいじょ)の滝です。青女の滝は待賢門院の発願のもと、仁和寺の僧・林賢(りんけん)と静意(じょうい)が築きました。平安...京都桜100シリーズ法金剛院の待賢門院桜

  • 京都桜100シリーズ 毘沙門堂

    毘沙門堂は、京都市山科区にある寺院です。毘沙門堂の桜は、古くから京都の桜の名所として人気でした。毘沙門の桜は、とても美しいです。見頃の桜は、十分見応えがありますよ。しかも、他の京都の桜の名所と比較して、混雑は少な目です。京都市中心地から、少し離れているせいかもしれません。境内には、約50本もの桜の樹が植えられています。春の暖かい時期になると、桜の花が咲き誇り、楽しむ事が可能です。種類は、染井吉野や彼岸桜、そして枝垂桜。どれも見応えがあり、春の風景を演出してくれます。特におススメなのが、宸殿前のしだれ桜です。高さ10メートル、枝張り30メートルの大きさを誇ります。大きく枝を広げて誇らしげに咲く姿は、とても壮観です。また近くで見ると、迫力があります。樹齢150年を超えるしだれ桜で、現在は5代目です。別名、毘沙...京都桜100シリーズ毘沙門堂

  • 京都 桜100シリーズ 南禅寺

    古都・京都は四季すべてが美しい風景ですが、特に春の桜景色は秋の紅葉と並んで見逃せない風物詩です。そんな京都で、穴場を探してゆったりと桜を鑑賞するのも楽しみのひとつですが、やはり混雑を覚悟してでも行ってみたい名所もはずせません。春には、三門周辺が桜で鮮やかに彩られます。山門を地上から眺めるのもいいですが、山門の上に上ることもできます。門をくぐった右手に山門に上がるための受付があり、階段から山門の上へあがれます。桜のシーズンに南禅寺に来たら、ぜひ山門の上から景色を見ることをオススメします。ここは歌舞伎の演目『楼門五三桐』で石川五右衛門が名セリフを言う場面として有名です。臨済宗南禅寺派の大本山。歌舞伎『楼門五三桐』の舞台となっており、石川五右衛門が楼上から「絶景かな、絶景かな」の名セリフで見得を切るシーンは有名...京都桜100シリーズ南禅寺

  • 京都 春の特別拝観 (洛西)

    大覚寺・特別名宝展重要文化財の寺宝「五大明王像」はじめ、狩野派の障壁画などを紹介します。■料金:大人800円、小中高生600円(寺内拝観料を含む)■アクセス:市バス28「大覚寺」■お問合せ:075-871-0071平岡八幡宮・花の天井特別拝観ザクロ、ケシ、ツバキ、ハスなど、日本古来の花から室町時代頃に日本に渡ってきたものまで四十四種類が描かれた豪華な天井が見所。高雄方面によく訪れていたという足利義満と天井画との関わりなどを、宮司さんが説明してくださいます。大福茶の接待もあり。団体の場合は予約が必要。■拝観料:800円(縁起書、大福茶付)■アクセス:JRバス「平岡八幡前」■お問合せ:075-871-2084天龍寺・弘源寺春の特別公開嵐山を借景にした天竜寺塔頭の弘源寺が特別公開され、枯山水の庭園や本堂に残る刀...京都春の特別拝観(洛西)

  • 京都桜100シリーズ 世界遺産の二条城

    元離宮二条城は、京都の世界遺産の1つ。築城400年を超える元離宮二条城は、徳川家康が江戸時代に築城した京都市中心部にある平城で、歴史上江戸時代の始まりと終わりを象徴的に示す場所となりました。重要文化財の本丸、国宝に指定されている二の丸御殿。これらも建物を見学するだけでも、十分楽しめます。また、広い城内には、清流園・二の丸庭園・本丸庭園。四季折々の花が咲き誇る庭園が存在し、いつ訪れても、その時々の風景を観賞する事が可能です。二条城の桜は、城内に50種・約400本の桜が植えられています。里桜を中心に、山桜・染井吉野・紅しだれ桜など有名な桜はもちろんの事、普賢桜や福禄寿・手弱女の珍しい桜も観賞可能です。二条城の桜の観賞場所は、大きく分けて3つあります。桜の園、清流園、城内西側です。●アクセス【電車】京都市営地下...京都桜100シリーズ世界遺産の二条城

  • 京都桜100シリーズ 御室桜の仁和寺

    朱塗りの中門(重要文化財)の向こうに、御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)の他、五重塔(重要文化財)や観音堂(重要文化財)等が見えてきます。御影堂(重文)も旧清涼殿の材を用いて建立されました。霊宝館には、阿弥陀三尊像(国宝)、孔雀明王像(国宝)、弘法大師の真筆三十帖冊子(国宝)等多くの寺宝を陳列。本坊(旧御室御所御殿)の御所風佇まいと豪華な障壁画が見事。門跡寺院として格式が高く、また、「徒然草」「方丈記」等古典にも数多く登場します。境内(史跡)の背丈の低い桜は遅咲きの「御室桜」(名勝)として有名です。■交通案内:市バス「御室仁和寺」■電話番号:075-461-1155■駐車場:○車椅子:○■拝観時間:拝観時間は3~11月は9:00~17:00(受付終了16:30)、12~2月は9:00~16:30(受付終了...京都桜100シリーズ御室桜の仁和寺

  • 京都桜100シリーズ 伏見桃山城

    伏見桃山城には、ソメイヨシノがたくさん植えられています。4月上旬になると一斉に見ごろを迎え、満開の桜に囲まれた天守閣は、まるで雲の上に浮かんでいるように見えます。城内はとても広く、人がまばらなため開放感があります。ソメイヨシノに混ざって咲く枝垂桜もきれいです。1964年に伏見桃山城キャッスルランドのシンボルとして鉄筋コンクリートで建てられた伏見桃山城。かつて秀吉、家康が政権を置いた伏見城とは全く場所が異なり、鉄筋コンクリートによる模擬天守閣です。ただし決して伏見城の外にあるわけではなく、三の丸の一部に相当する御花畑山荘の位置に建てられています。閉園時に解体予定でしたが、地元の要望で残されることが決まりました。実際、天守閣はかなり遠くからでも見ることができ、伏見のシンボルとしての役割を果たしています。ただし...京都桜100シリーズ伏見桃山城

  • 京都 大徳寺塔頭黄梅院・特別拝観

    京都紫野にある禅宗の大寺院、大徳寺は、京都の観光スポットとしてはちょっと地味な場所です。境内は広く、勅使門、三門、仏殿、法堂などの建物の他、塔頭と呼ばれる小さなお寺がたくさんあります。毛利元就や小早川隆景が眠る名刹。千利休が手掛けた枯山水庭園あり。黄梅院の方丈、庫裏、唐門、雲谷等顔筆襖絵西面は全て重要文化財です。茶室「昨夢軒」、苔が美しい庭園等も公開されます。大徳寺について臨済宗大徳寺派の総本山で境内に別院2ヶ寺、塔頭22ヶ寺を擁する大寺院です。後醍醐天皇から「本朝無双の禅苑」として京都五山の上に置かれますが、当時夢窓疎石に帰依した足利尊氏が政権を執ると急速に衰退し、寺格も五山の下の十刹に置かれました。後に自ら十刹を脱し、五山に属さない林下(在野)の禅寺として独自の地位を築きます。室町時代には応仁の乱で荒...京都大徳寺塔頭黄梅院・特別拝観

  • 京都 桜100シリーズ 嵐山周辺 NO.35

    嵐山は春の桜、秋の紅葉など、雄大な自然が魅力の景勝地で、駅から近くアクセスも抜群。桜の満開時には、山全体が薄紅色に染まり、スケールの大きな桜景色はさくら名所100選にも選ばれている。この景観を、嵐山のシンボル的な存在の渡月橋と桂川越しに見渡すのがお勧めだ。阪急の嵐山駅を出発して中ノ島公園、天竜寺、大覚寺、二尊院、常寂光寺、そしてトロッコ嵐山駅からトロッコ列車に乗ってトロッコ亀山駅にてゴールというちょっと長いですが1日嵐山を堪能できるコースです!トロッコ亀山駅からJRの馬堀駅までは歩いて約7分、馬堀駅から嵯峨嵐山駅まではJRで約7分なので20~30分あれば嵐山まで戻ることができます。トロッコ亀山駅まで行くのは遠いなぁと思う場合は常寂光寺から嵐山駅でゴールのコースがおすすめです。中ノ島公園から歩いて10分。嵐...京都桜100シリーズ嵐山周辺NO.35

  • 京都 桜100シリーズ 世界遺産の龍安寺

    龍安寺は、京都市右京区にある寺院です。京都の世界遺産の1つでもあります。春の頃、龍安寺の石庭の土塀にかかる紅しだれ桜が美しく咲く事で有名です。1450(宝徳2)年に創建された臨済宗妙心寺派の禅寺である龍安寺。枯山水の石庭「方丈庭園」は、1975年に訪れた英国のエリザベス女王が絶賛したというエピソードをもち、世界的にも「ロックガーデン」の名で有名だ。石庭の塀の向こうからのぞくシダレザクラをはじめ、桜は種類によって微妙に咲く時期が異なるため、長期間にわたり楽しむことができる。龍安寺の桜苑には、しだれ桜や八重桜が咲き誇ります。桜のみの美しさを楽しみたいのなら、この桜苑がおすすめです。そして、石庭の枝垂れ桜です。土塀の奥に植えられたしだれ桜は、春になると堀にかかるように咲きます。石庭は、白砂と石と土掘で構成された...京都桜100シリーズ世界遺産の龍安寺

  • 京都 桜100シリーズ 霊山観音

    京都市東山区には、巨大な観音像が座っているところがあります。そこは、高台寺や京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)が建っている付近で、その巨大な観音像は、霊山観音と呼ばれます。高さ24m、重さは約500t、鉄骨コンクリート造。京都最大の観音像があり、その周りにサクラが美しく咲き誇っています。朱塗りの屋根と柱に守られる形で、これまたすごい存在感を放っているのです。これが「願いの玉」と呼ばれ、実はパワースポット!この玉を右手で触れながら時計回りに3周します。その際願いごとを念じるのですが、一緒に真言の「おんあらたんのうまにばざらたらく」を唱えるとさらに効果アップ。あなたを癒し、また願望成就への力を貸してくれるでしょう。霊山観音の桜見ごろは例年3月下旬頃から4月中旬頃です。霊山観音には彼岸桜・山桜...京都桜100シリーズ霊山観音

  • 京都 桜100シリーズ 六角堂

    六角堂は京都の烏丸通沿い、高層ビルに囲まれた一角に佇むお寺です。地元の方から「六角さん」の愛称で親しまれ、いけばな発祥の地でもあります。587年、聖徳太子が四天王寺を建立するため、用材を求めて立ち寄ったところ、持っていた観音像からお告げを聞き、この地に六角形の御堂を建てたいう逸話が残されています。六角堂の桜と言えば、境内に唯一咲く、本堂東側にある御幸桜が有名です。御幸桜という名称は、996年に花山法皇の六角堂御幸により西国三十三所観音巡礼が始まったという伝承にちなみ、名づけられました。わずか一本ですが、広く枝を伸ばして咲き誇る様子は迫力十分。近年は無料の夜間ライトアップを行っており、桜だけではなく生け花の展示も楽しめます。平安時代。嵯峨天皇が后を求めていたところ、ある日の夢枕で「六角堂の柳のもとに行くよう...京都桜100シリーズ六角堂

  • 京都 桜100シリーズ 六孫王神社

    六孫王神社は、京都市南区にあります。源氏三神社の1つとされている神社です。六孫王神社の桜は、京都の桜の穴場スポット。知る人は知る場所となっています。六孫王神社の桜は、境内の至る場所で観賞出来ます。種類は、染井吉野・しだれ桜、鬱金桜などです。鬱金桜とは、黄桜とも呼ばれる里桜の一種。淡黄緑色の八重咲きが特徴です。皇室で六男の六と天皇の孫ということで六孫王と呼ばれていた「源経基」をご祭神とする「六孫王神社」。境内にある池には中央に神様のお使いである鯉が泳ぎ、太鼓橋はいつしか「鯉(恋)の架け橋」と呼ばれるようになりました。この橋を良縁成就を願いながら渡ると、願いが叶うといわれ、今日ではパワースポットとしても注目されています。咲き始めは薄黄緑色で少しずつ薄紅がさし、咲き終わりにピンクに染まるうこん桜をはじめ、一重桜...京都桜100シリーズ六孫王神社

  • 京都 岡崎さくら・わかば回廊 十石舟めぐり 20日~4月13日

    春の京都を旅行するなら行っておきたい桜の観光スポット。春の岡崎公園、桜並木が美しい琵琶湖疏水を運航する春限定の十石舟です。周囲の平安神宮や美術館を訪れるのも楽しいひととき。■場所:南禅寺舟溜まり(琵琶湖疏水記念館前)~夷川ダム(往復約3km)■期間:詳細は公式サイトをご確認下さい。2025年3月20日(木・祝)~4月13日(日)■時間:9時半~16時半(15分毎に出発。当日の状況により夕方から夜間まで変動します)乗船時間:約25分※桜の開花時期は20時30分発まで延長■料金:大人:2.00円、小中生:1.000円、500円(3歳以上)■アクセス:地下鉄東西線「蹴上」駅■お問合せ:tel:075-353-2511[平日・09:00-17:00]fax:075-353-2510(京都府旅行業協同組合)■詳細ペ...京都岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり20日~4月13日

  • 京都 桜100シリーズ 哲学の道 NO.30

    京都にある「哲学の道」は、お散歩や散策にもぴったりのスポット。南は永観堂の北東方向の若王子神社あたりから始まり、北は銀閣寺まで続く疎水に沿った散歩道です。京都疎水は明治時代の京都の一大事業として作られた人工の水路です。南禅寺の水路閣も疎水の水を流すために作られたものです。哲学の道に流れている疎水は大津で取水されたあと長いトンネルを経て蹴上(けあげ)に到達します。蹴上から分水して北上する疎水が南禅寺水路閣を経て哲学の道に流れています。哲学の道は、疎水の西側に散歩用の石畳が敷かれ、日本の道百選にも選ばれている散歩には最適の道です。住宅地の中を緑の絨毯が敷かれているようです。南禅寺から銀閣寺に至る疎水は、桜がたくさん植えられ春は桜、秋は紅葉で散歩する人を和ませてくれます。京都の哲学者、西田幾多郎がこの道を思索に...京都桜100シリーズ哲学の道NO.30

  • 京都 桜100シリーズ 平安神宮

    平安遷都1100年祭(明治28)に市民の総社として創建。京都一の大鳥居をもっています。桓武、孝明両天皇を祀り、平安京大内裏の正庁を模した応天門、大極殿など朱塗りの建築が、宮廷風の雅やかさを感じさせます。神苑(名勝)は約3万平方メートルの池泉回遊式庭園で、東、中、西、南の4苑にわかれ、紅しだれ、花菖蒲、杜若などそれぞれの四季の花が見事。夜の水面に映るライトアップされた桜は幻想的です。平安神宮神苑の八重紅しだれ桜、左近の桜谷崎潤一郎が『細雪』の中で「紅の雲のよう」と表現した平安神宮の八重紅しだれ桜。本殿裏を囲むように位置する神苑に入った瞬間、まさに紅い雲のように空を覆っているしだれ桜の木々は圧巻です。平安神宮は桓武、孝明両天皇をご祭神として祀っています。平安遷都1100年を記念し、1895年に創建される時に京...京都桜100シリーズ平安神宮

  • 京都 桜100シリーズ 平野神社

    現在の社殿は寛永年間の造営で平野造とよばれ、本殿は重要文化財に指定されている。伊勢神宮、松尾大社などとならぶ格式ある名社で、江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られている。珍種が多く、苑内には、平野神社の代表的名桜「魁桜」「寝覚桜」「平野妹背桜」「手弱女桜」「突羽根桜」など約60種類、400本の桜が咲く。早咲きの品種は3月中旬に咲き始め、遅いものは4月20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間も花を楽しむことができる。こちらは境内の「すえひろがね」。平野神社の霊石とされています。日本最大級の餅鉄で、くっついているのは磁石なんです!すえひろがねに磁石の入ったお守りをくっつけて、それを持ち帰ると霊石の力を授かることができるのだとか。まさしくパワースポットですね。平野神社は金閣寺や竜安寺とも近いので、この...京都桜100シリーズ平野神社

  • 京都 桜100シリーズ 天龍寺

    1994年に世界遺産に登録された臨済宗天龍寺派の大本山。天龍寺のしだれ桜は、嵐山の中でも美しく開花すると人気の桜です。天龍寺の桜の見頃の時期になると、多くの観光客が参拝に訪れます。桜の名勝地としても知られ、多宝殿横の望京の丘は枝垂桜を眼下に見下ろせる絶景のポイントです。南北朝時代、南朝・北朝として対立していた足利尊氏と後醍醐天皇。後醍醐天皇の霊をなぐさめるために、足利尊氏が夢窓国師を開山として建立したのが天龍寺です。建築にかかった莫大な費用は元(中国)との貿易によってまかなわれました。のちに禅寺の寺格を定めた京都五山の第一位とされました。桜がなくても曹源池庭園の美しさは変わりありません。しかし、そこにほんの少しの桜が加わる事により、その桜がアクセントになって庭園の美しさが増すのです。まさしく花を添えるとは...京都桜100シリーズ天龍寺

  • 京都 桜100シリーズ 三千院

    最澄(伝教大師)が、788年に比叡山延暦寺を開いたとき、自ら薬師如来像を刻み、それを本尊として堂を建てたのが起源です。庭園は緑色の苔におおわれ、杉やカエデが配されています。「京都大原三千院~♪」と歌われた有名観光スポットで、紅葉やアジサイの時期には、とくに観光客でにぎわいます。三千院参道のオススメポイントまずは「大原郷土館」入場料が100円かかるのですが受付の人がいないことも多いのでタダで見られちゃうことも。次は「ドレッシングの志野」です。多くの人が並んでいるのですぐ解かります。ここでは試食も出来ます。私はゆずドレッシングの湯豆腐とごまドレッシングのサラダを頂きました。有名なだけあって本当においしかったです。最後は超有名店である「志ば久」のアイスキュウリです。知っている人も多いと思いますが歩きながら食べら...京都桜100シリーズ三千院

  • 京都 随心院・はねず踊り 30日

    薄紅色のことを古くは「はねず」といい、この梅も同じ名で呼ばれていた。特に山科小野の真言宗善通寺派曼荼羅寺隨心院門跡の紅梅は古くからこの名で親しまれていたのである。昔、深草少将がこの地に住まっていた小野小町を慕うあまりに、百夜通いの悲願を込めて通い続けたにもかかわらず九十九日目の大雪の夜についに代人を仕立てたのが運のつきで、少将にはもはや小町の姿を求めることは出来なくなった。その後の小町は、毎年「はねず」の咲く頃を老いの身も忘れたように里の子供たちと楽しい日々を過ごしたという。また、少将が通い続けた日数を小町が榧(かや)の木の実で数えていたという伝説もあるが、今も隨心院の周辺に数株の古木が繁っている。はねず踊りは、この隨心院に伝わる小野小町の伝説を主題としたものであるが、童謡や民謡の性質上、これがいつの頃か...京都随心院・はねず踊り30日

  • 京都桜100シリーズ 高野川 NO.25

    出町柳で賀茂川と別れた高野川は、松ヶ崎橋にかけて両岸の堤防はソメイヨシノの桜がズラリと並びます。1.5kmにわたる桜並木です。休日ともなれば多くのお花見客で賑わいます。場所柄、学生の姿が多いのも特徴です。橋の上から眺めると両岸の桜を一望することができます。穏やかな川の流れとその景色の美しさで人々の心を和ませていた鴨川。古代、鴨川の上流ではお清めの儀式が執り行われるなど、神聖な場所として使われていました。しかし平安時代になると、川の様子が一変してしまいました。平安時代の鴨川は「暴れ川」として、人々に恐れられていたのです。何度も氾濫(はんらん)を繰り返し、京都の町を襲っていました。この氾濫ぶりは、当時院政を治めていた白河法皇が『平家物語』の中で、「賀茂(鴨)川のすさまじさは治めることができない」と記したほどで...京都桜100シリーズ高野川NO.25

  • 京都の桜100シリーズ 高台寺・圓徳院春の特別拝観と夜間特別拝観

    秀吉とねねの面影を残す2つの寺院は、庭園や化粧殿、長谷川等伯の襖絵、蒔絵など、見どころが豊富です。夜になれば、闇に浮かぶ光に導かれ、歩を進めた先には近づく春の訪れ。高台寺を訪れた人は、このお寺にある種の「やさしさ」を感じるかもしれません。それは、このお寺が、ねねという女性のお寺であることが関係しているでしょう。ねねは、その名を歴史にのこす豊臣秀吉の妻であり、高台寺は秀吉への思いがこめられたお寺です。秀吉とねねは、戦世に珍しかった恋愛によって結ばれました。若かりしころの秀吉は男前とは到底言えない容姿だったとされています。また、二人が出会った当時、秀吉の身分は低く、ねねの両親は大反対しました。そうした周囲の声に囚われることなく、ねねは秀吉への思いを貫き通しふたりは結ばれます。その想いに応えるように、秀吉もねね...京都の桜100シリーズ高台寺・圓徳院春の特別拝観と夜間特別拝観

  • 京都 北野をどり 3月20日~4月2日

    [芸妓、舞妓さんのをどり]季節を彩る芸妓・舞妓のをどり北野をどり上七軒歌舞会の舞踊公演。温習会が発展して始まった踊りです。昭和27年の第1回の開幕日に倣い、平成22年度からは北野天満宮の縁日である25日の開幕となりました。上七軒の歴史沿革は、古文献記録その他伝説等に依て之を要約すると、文安元年(西1444年)室町幕府武営の頃、北野社殿が一部焼失し、時の将軍、十代足利義植は所司代細川勝元に命じて、社殿の造営をさせました。その際、社殿御修築の残材を以て、東門前の松原に、七軒の茶店を建て、参詣諸人の休憩所としましたので、人呼んで七軒茶屋と称したのがその由来であります。その後、天正十五年(西1587年)八月十日、太閣秀吉、北野松原に於て晴天十日間の大茶会を催し「茶の湯熱心のものは、若党町人百姓以下のよらず来座を許...京都北野をどり3月20日~4月2日

  • 京都 桜100シリーズ 原谷苑

    原谷苑は「京の桜の隠れ里」と言われており、20種以上の桜が植えられています。原谷園は金閣寺の北西の山間部、原谷にある桜の名所です。もともと不毛の土地を開墾した個人庭園でしたが、その植えた桜が今では見事な庭園となり、例年4月上旬から下旬までと、紅葉に時期の11月下旬から12上旬に一般公開されます。苑内の桜は20数種類、400本以上で、敷地内は、桜・桜・桜・・・と桜が咲き乱れます。紅枝垂れ桜、薄墨桜、ソメイヨシノ、そしてメインの八重紅しだれ、黄桜、緑桜、菊桜、郷桜など、4月下旬まで順次咲き続けます。期間限定で一般公開され、3月上旬~中旬は梅、3月下旬~4月下旬は桜、11月下旬~12月上旬は紅葉を楽しむことができます。桜まつり3月24日(日)~4月25日予定(木)※開花状況により公開終了日が変更になる場合もござ...京都桜100シリーズ原谷苑

  • 京都桜100シリーズ 建仁寺

    京都の観光事院の中でもおすすめなのが建仁寺。祇園の繁華街の南にあってアクセスがよい一方で、京都最古の禅寺としての格式をもち、京都らしい枯山水のお庭や美しい緑のお庭を楽しめます。さらに天井いっぱいに描かれた双龍図も圧倒的な存在感があり、織田信長の供養塔や安国寺恵瓊の墓といった戦国武将のゆかりも感じることができます。春になると境内に点在する染井吉野が開花し、境内を華やかに彩ります。また、建仁寺の開祖で日本に喫茶の文化を広めた栄西禅師の茶碑に覆いかぶさるように、咲き乱れる枝垂桜もとても好印象です。■拝観日:無休■拝観料:500円■拝観時間:10:00~17:00(3~10月)■アクセス:京阪電車「祇園四条」下車徒歩約5分阪急電車「河原町」下車徒歩約7分■駐車場:あり(有料45台)■住所:京都市東山区大和大路通四...京都桜100シリーズ建仁寺

  • 京都 千本釈迦堂・千本釈迦念仏(大報恩寺)22日

    正式名称は「千本釈迦堂大報恩寺」です。真言宗智山派のお寺で、山号を「瑞応山」と言います。鎌倉時代初期に義空上人によって開創されました。京都最古の木造建築物で現在も創建時そのままの状態を見ることができます。「おかめ」は建立にを成功させた大工の妻であり、度重なる戦火を免れた本堂とも結びついて、厄除け、招福のシンボルになっています。美人の象徴、おかめ発祥の地「千本釈迦堂」。国宝にも指定されている本堂からは、鎌倉時代の息づかいが感じられます。おかめにちなんで縁結び、夫婦円満、子育てにご利益がある言われており、おかめ節分や大根たきなど様々な行事も行われます。そんな京都の個性的な観光スポット千本釈迦堂。幾多の戦火を免れた本堂は、安貞元年(1227)の創建時からそのままのもであり、京都市内(京洛)最古の木造建築物として...京都千本釈迦堂・千本釈迦念仏(大報恩寺)22日

  • 京都桜シリーズ 隠れた桜の名所勧修寺 NO.20

    勧修寺は、光源氏と明石の君との身分違いの恋のモデルにもなったとも伝えられている、『今昔物語集』に描かれている藤原高藤(ふじわらのたかふじ)と宮道列子(みやじのつらこ)が運命的な出会いをしたロマンスの地でもあります。古のロマンスへ想いをはせながら、さあ、山門をくぐりましょう。初夏に庭園の氷室池をスイレンや花菖蒲が彩る姿が有名な勧修寺ですが、春の桜もとても美しく咲き誇ります。境内では、染井吉野や紅枝垂桜が3月下旬から4月上旬にかけて見ごろを迎え、特に山門に続く白い築地塀に映える濃い色の紅枝垂桜がおすすめです。太閤豊臣秀吉が晩年、贅を尽くした「醍醐の花見」は後世に語り継がれる盛大なお花見でした。そんな花見の舞台となった、世界遺産としても有名な醍醐寺へは1.8キロ、徒歩約30~40分。梅で有名な随心院へ立ち寄りな...京都桜シリーズ隠れた桜の名所勧修寺NO.20

  • 京都 桜シリーズ 桜の円山公園 NO19

    桜が咲き誇る園内で、ひときわ目を引くのが、「祇園しだれ」の名で親しまれているしだれ桜。先代の樹齢200年余の老樹が惜しまれて枯死したのち、2代目が植樹されて87年ほどになります。夜桜で名高く、篝火に浮かび上がる花姿はちょっと艶かしいほど。円山公園の夜桜もそのような演出は行われていますが、円山公園ならでは、と言えるのがかがり火によるライトアップです。本物の火が照らし出す桜の姿は、他とは一味違う趣があり必見となっています。園内の坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像も、花見を楽しむように立っています。期間:3/13(金)~4/12(日)(※過去の例)時間:日没~翌1時円山公園の大枝垂れ桜と兄弟桜現在は2代目で、樹齢は約80年。枯死した初代の桜の種から育てた若木を桜守の15代目佐野藤右衛門氏が植えた「祇園しだれ桜」。この兄...京都桜シリーズ桜の円山公園NO19

  • 京都 誠心院・和泉式部忌~和泉式部ゆかりの寺宝 21日

    式部の命日に行われます。法要の前に式部に因んだ謡曲「東北」、「誓願寺」を本堂内で奉納。境内には和泉式部の供養塔があり、式部ゆかりの寺宝が特別に公開されます。誠心院は、以前は「じょうしんいん」と申しましたが、先代住職の頃から「せいしんいん」と呼ばれています。寺伝に依りますと、初代の住職は平安の歌人和泉式部で、その法名を誠心院専意法尼と申します。娘の小式部に先立たれた和泉式部は、書写山円教寺の性空上人に勧められ誓願寺の本堂に籠りご本尊に教えを受けます。女人の身でも六字の名号をお唱えすれば、身の穢れも消えて往生できる事を聞き、六字名号を日々お唱えして、阿弥陀如来と二十五菩薩に迎えられ浄土へ往生しました。上東門院彰子が父藤原道長に勧め、法成寺の中の東北院の傍らに寺を建立させ、東北寺誠心院としました。(現在の京都御...京都誠心院・和泉式部忌~和泉式部ゆかりの寺宝21日

  • 京都桜100シリーズ 隠れた桜の名所雨宝院(うほういん)

    隠れた桜の名所として名高い雨宝院。満開の頃には、境内の空一面に桜の花が広がります。ここ雨宝院には、なんと、黄緑色に咲く桜があります。その桜は「御衣黄(ぎょいこう)」と呼ばれる品種で、4月中旬頃に淡い緑色の花を咲かせ、その花色の珍しさに参拝客は見とれてしまいます。この他にも枝垂桜、紅枝垂桜、観音桜、遅咲きの歓喜桜(八重桜)など、様々な品種の桜を鑑賞することができます。北向山(ほっこうさん)雨宝院と号する古義真言宗の寺で、「西陣の聖天さん」として親しまれている。本堂に安置する本尊「聖天(しょうてん)(大聖(だいしょう)歓喜天(かんきてん))像」は、八二一年、弘法大師(空海上人)が嵯峨天皇の御悩平癒(へいゆ)を祈願して安置したものとされ、それが当寺の始まりと伝えられる。観音堂に安置する千手観音立像は、重要文化財...京都桜100シリーズ隠れた桜の名所雨宝院(うほういん)

  • 京都桜100シリーズ 金戒光明寺

    金戒光明寺は、広い境内に約100本の桜が植えられています。境内は無料なので、自由に観賞できるのが良い所です。また、名所という程ではないので、それ程混雑もしません。特に夕方は、あまり人がいない印象があります。地域の人達からは、黒谷さんと親しみを込めて呼ばれています。金戒光明寺の桜は、名所という程ではありませんが。しかし、境内に咲く桜はとても綺麗です。法然上人が、黒谷に草庵を結んだのには理由があります。法然上人が黒谷の山頂の石の上に腰かけた時、紫の雲が立ち上がったそうです。■住所京都市左京区黒谷町121■電話075-771-2204■拝観時間9:00~16:00■拝観料境内無料■拝観休止日不定休■アクセス市バス「岡崎道」・「東天王町」下車徒歩約10分※写真は全て過去のものです京都桜100シリーズ金戒光明寺

  • 京都 二条城世界遺産をやさしく照らし出す幻想的な光の祭典

    3月8日から世界遺産二条城で開催する「二条城桜まつり2024」について、期間中の催しやライトアップの情報をお知らせします。今春はライトアップ「NAKED桜まつり2024世界遺産二条城」の他、京の名産品展やいけばな展示、キッチンカーなど、子どもからお年寄りまで楽しめる催しを多数開催し、二条城の春を盛り上げます。世界遺産二条城では、令和5年3月に文化庁が京都に移転することを記念し、文化庁移転記念事業「二条城桜まつり2023」を開催します。昼は、文化体験企画を中心に、様々なイベント展開して二条城の春を楽しんでいただけます。また、夜には、桜や歴史的空間を活かしたライトアップを行い、お越しいただいた方々を幻想的な世界へ誘います。城内には、早咲きから遅咲きまで、約50品種300本の桜があり、カンヒザクラを咲き始めとし...京都二条城世界遺産をやさしく照らし出す幻想的な光の祭典

  • 京都桜100シリーズ 大石神社の大石桜

    京都市山科区にある大石神社は昭和10年に赤穂浪士大石内蔵助良雄公の義挙を顕彰するため、大石内蔵助良雄公をご祭神として創建された社です。忠臣蔵にて主君の仇討ちという大願を果たした祭神に因み、「大願成就」の神徳で信仰を集めています。毎年4月には、京都でも有数の桜として有名なしだれ桜「大石桜」の下にお茶席を設け、「さくら祭」を開催。昭和八年より、大石良雄公山科隠棲の地に大石神社が建設されるにあたり、その地に生育していた「しだれ桜」を整備の終えた境内に定植させ、昭和十年御鎮座にあわせ、御神木とした。戦後、その美しさは参拝者や地域の人々に愛され、親しまれ、「大石桜」と呼ばれるようになり、京都でも有数の桜として満開の季節には多くの参拝者で賑わう。毎年四月の第一日曜日には「さくら祭」が催され、満開の桜の下、お茶席などが...京都桜100シリーズ大石神社の大石桜

  • 京都桜100シリーズ 常照寺

    「常照寺」は天下の名妓・吉野太夫ゆかりの寺で、洛北の桜の名所としても人気があります。常照寺の見所は、吉野門付近の咲く吉野桜。常照寺の境内には、約100本ほどの桜が植えられています。京都市の中心より約1週間遅く咲くこの桜は、吉野門まで桜のトンネルを作るように咲き誇っています。桜のトンネルは、まるで参拝者を歓迎しているようです。春の心地よい暖かさの中、桃色に染まった参道を歩くのは、とても良い気分にさせてくれます。また、観光客が少ないのもここの桜の魅力ではないでしょうか。美しい桜をゆったりと観賞できますよ。ちなみに、光悦寺・源光庵、そしてこの常照寺は、京都の鷹峯でも屈指の紅葉の名所です。この3寺とも同じように紅葉が美しいのですが、なぜか常照寺は人が少な目。桜の時期と同じようにに、ゆったりと観賞できます。■拝観時...京都桜100シリーズ常照寺

  • 京都 泉涌寺即成院・彼岸法要 19日

    ぽっくり寺とも言われ、長患いしないという御利益で知られる即成院の法要です。弓の名手といわれた那須与一公のお墓があります。与一が出陣の途中、病にかかり当院の霊験あらたかな噂を聞いて立ち寄ったところ直ちに完治しました。即成院とは即、成就するの略なのです。源義経の家来であった那須与一は、義経の命を受け京に向かう道中、突然の病に倒れました。伏見で療養していた際、与一は、熱心に即成院の阿弥陀さまを信仰したそうです。そして、その霊験で病も癒え、「屋島の戦い」では、平家の船上に掲げた扇の的を見事一発の弓矢にて射抜くという素晴らしい武勲を立てたとされております。与一はその後、即成院の阿弥陀さまの仏徳を感じ、京都に凱旋して戻り、すぐに出家し、残りの後半の人生を「源平の戦い」で、亡くなった方々の菩提を弔うという人生の選択肢を...京都泉涌寺即成院・彼岸法要19日

  • 京都桜100シリーズ 嵯峨野 常寂光寺

    紅葉の名所として知られるが、春には桜も楽しめる。春にはヤマザクラの桜の木がみどころとなります。常寂光寺は、慶長元(1596)年に日親上人(にっしんしょうにん)が嵯峨野に隠棲して開いた日蓮宗の寺院です。小倉山の中腹にあり、秋の紅葉の美しさでも有名ですが桜の名所としても知られ、山桜(ヤマザクラ)が見どころです。仁王門周辺の桜と新緑との対比が見事で、桜のほかに、ヤブツバキ、ミツバツツジ、ヤマブキ、スミレなどの花も楽しめます。喧騒から離れて静かな気持ちで桜を愛でたい人におすすめのスポットです。時雨亭跡定家山荘の場所については、諸説ありますが、常寂光寺の仁王門北側から二尊院の南側に有ったと伝へられています。この場所には、室町時代頃から定家卿の御神像を祀る祠が有りましたが、常寂光寺を創建する時に、定家卿の祠よりも上に...京都桜100シリーズ嵯峨野常寂光寺

  • 京都桜100シリーズ 城南宮 神苑 楽水苑

    方除(ほうよけ)、厄除(やくよけ)、建築守護の神社として知られる城南宮。城南宮の神苑楽水苑(らくすいえん)は「源氏物語花の庭」と称され、『源氏物語』に登場する植物をはじめ、四季を通じて様々な花を楽しむことができます。3月下旬から4月上旬にかけて、緋寒(ひがん)桜、山桜、紅枝垂れが見ごろを迎えます。中でも、枯山水様式の庭園『桃山の庭』では、岩が点在する緑の芝生の上で、ひときわ色鮮やかに4本の紅枝垂れが咲き誇ります。城南宮の桜の見所は、源氏物語花の庭に咲く枝垂桜でしょう。特に室町の庭に咲くしだれ桜は、見応えがあります。綺麗に整えられた芝生の緑に、紅色の桜がとても鮮やかに映えます。■所在地〒612-8459京都市伏見区中島鳥羽離宮町7■アクセス地下鉄竹田駅から徒歩約15分近鉄竹田駅から徒歩約15分■市バス「城南...京都桜100シリーズ城南宮神苑楽水苑

  • 京都桜100シリーズ 桜守・佐野藤右衛門さんと植藤造園のお庭

    円山公園の大枝垂れ桜を始め、全国の桜を育て、パリやニューヨーク等世界各地でも日本庭園を手がけ、枯れかけた桜を再生する桜守として知られている「植藤造園」(1832年創業)16代目・佐野藤右衛門さんのお庭があります。嵯峨野や広沢の池から比較的近いので、桜の時期には道中の観光客の目にもとまりやすく、知らずと桜の美しさにつられて立ち寄った人も多いかもしれませんね。萱葺きの屋根が素朴な味わいの民家、大きな石や灯篭と枝垂れ桜が印象的なお庭で、中でも日本にたった2本しか現存しないという紅南殿(こうなでん)という桜があります。もう一本は、新潟の弥彦神社にあり、それが枯れたら絶滅なのだとか。佐野さんは、これまでの功績からユネスコ本部よりピカソ賞を贈られています。桜の一本一本に個性があり、自分も同じ生き物として、自然の一部と...京都桜100シリーズ桜守・佐野藤右衛門さんと植藤造園のお庭

  • 京都桜100シリーズ 桜の一言寺(金剛王院)NO.11

    一言寺(いちごんじ)は、京都市伏見区醍醐にある真言宗の寺院で、正式な寺号を金剛王院(こんごうおういん)と称し、真言宗醍醐派の別格本山である。本尊は千手観音。山手に道を折れ、長い階段を登り詰めると、秘仏の千手観音が願い事を一言だけ叶えてくれるという一言寺の門前に着きます。ここには府の天然記念物で知られるヤマモモや梅の古木があり、スモモや桜ではソメイヨシノに枝垂桜など、春の花が順々に咲いていきます。また高台になっているため、ここから醍醐、山科地区を一望に眺めることができます。■住所:京都市伏見区醍醐一言寺裏町21TEL:075-571-0011※写真は全て過去のものです。京都桜100シリーズ桜の一言寺(金剛王院)NO.11

  • 京都 瑞光寺・元政上人忌と法華懺法会 18日

    瑞光寺は開祖元政上人開祖のゆえに『元政庵瑞光寺』といい、別称、上人が竹を好まれたところから『竹葉庵』とも称します。明暦元年(1655)、幽趣を愛でた元政上人は洛南深草の竹の里、旧極楽寺に草庵を結び、庵の名を章安大師の故事にちなんで、称心庵と名付けた。これが瑞光寺の始まりである。門前には、日蓮宗には珍しい『不許酒肉五辛入門』の碑があり、ここで元政上人は、学問と詩歌三昧、そして父母の孝養につとめ、清らかな僧堂生活を送られた。『夕ざれば野辺の秋風身にしみて鶉なくなり深草の里(藤原俊成)』詩文が巧みな文人であった開山の元政上人の命日です。上人を偲んで、法要と遺品展が催され、宝物展観遺墨、遺品、書画、宝物などその数は数百点に及びます。詩文に興味を持つ人には是非足を運んでみましょう。かやぶきの本堂は草庵が結ばれた当時...京都瑞光寺・元政上人忌と法華懺法会18日

  • 京都桜100シリーズ 善峰寺

    山中にある西国第20番札所。3万坪の境内地には山門、本堂、多宝塔、薬師堂などの諸堂が立ち並ぶ。京都市内が一望できる雄大な山寺でとくに、徳川五代将軍綱吉の生母・桂昌院お手植えのシダレザクラは樹齢300年の名木で、モミジとの寄せ植えが珍しい桜だ。彼岸桜、しだれ桜、山桜、ぼたん桜など多くの桜で、全山が桜一色に染まります。その他境内には100本以上もの桜があり、見頃が1か月ほど続きます。当山一の桂昌院お手植えのしだれ桜は、樹齢300年に及ぶ名木で、経堂の西側でひときわ荘厳に咲き誇ります。この桜はJR東海のCM「そうだ京都、行こう。」で放映されて有名になりました。■住所京都府京都市西京区大原野小塩町1372■問合先075-331-0020■料金拝観料:500円■時間8~17時■交通JR向日町駅→阪急バス善峯寺行きで...京都桜100シリーズ善峰寺

  • 京都桜100シリーズ 京都御所

    ここは東京に遷都されるまでは歴代の天皇のお住まい(内裏)で、周囲には貴族の邸宅がたくさんありました。延暦13年(794年)、桓武天皇が平安京へ遷都した当時の内裏は御所の西方、現在の二条城の近くにありました。しかし、火事で焼失・再建を繰り返し、さらには貴族の邸宅を仮住まいにした後、鎌倉時代後期の元弘元年(1331年)、光厳天皇がここで即位されて以来、御所とされたのです。以降、明治に至るまでの約500年間、天皇の住まいとなりました。ただ、建物自体はその間、何度も全焼したため、鎌倉時代の建物は一つも残っていません。現在の建物は安政2年(1855年)、平安時代の内裏の姿にならい、徳川幕府によって再建されたものです。今の建物では明治天皇と孝明天皇が実際に暮らしていました。京都御所は春と秋の年2回、一般公開されるほか...京都桜100シリーズ京都御所

  • 京都の桜100シリーズ 京都御苑の糸桜

    京都府京都市上京区にある公園。1869年の東京遷都後に荒廃した京都御所周辺を整備したもの。園内には京都迎賓館があるほか、宮家・公家邸宅の遺構を有する。京都市民の憩いの国民公園です。ゆったりと椅子に座って休息できるのはもちろんの事、各建物も観覧できます。京都御所は南北朝時代より500年もの間、天皇のお住まいとなり、その周囲には200余の宮家や公家の邸宅が立ち並び、雅やかな都の中心でありました。和24年(1949)、国民公園となりました。これが京都御苑です。東西約700メートル、南北は丸太町駅から今出川駅のひと駅分に相当する広大で自然豊かな公園は、今では京都の人々にとって憩いの場となり、ベンチでひと休みする人、散歩やジョギングをする人など、みな思い思いの時間を過ごしています。そんな身近な御苑ですが、築地塀に囲...京都の桜100シリーズ京都御苑の糸桜

  • 京都 大徳寺塔頭大仙院・古渓忌 17日

    大徳寺の塔頭、大仙院。本堂は禅宗の方丈建築としては最も古い遺構の一つで国宝、庭園は枯山水を代表する石庭です。千利休と関わりの深かった三代古渓和尚を偲び、茶室にて薄茶の奉仕が行われます。一般の見学者も自由に参加できます。臨済宗大徳寺派の総本山で境内に別院2ヶ寺、塔頭22ヶ寺を擁する大寺院です。後醍醐天皇から「本朝無双の禅苑」として京都五山の上に置かれますが、当時夢窓疎石に帰依した足利尊氏が政権を執ると急速に衰退し、寺格も五山の下の十刹に置かれました。後に自ら十刹を脱し、五山に属さない林下(在野)の禅寺として独自の地位を築きます。室町時代には応仁の乱で荒廃しましたが、一休宗純が住持となり、堺の豪商尾和宗臨の援助や連歌師の宗長の支援を得て復興されます。この頃、一休宗純の真珠派、陽峰宗韶の龍泉派、東溪宗牧の南派、...京都大徳寺塔頭大仙院・古渓忌17日

  • 京都 桜100シリーズ 満開の桜

    桜守・佐野藤右衛門さんと植藤造園のお庭円山公園の大枝垂れ桜を始め、全国の桜を育て、パリやニューヨーク等世界各地でも日本庭園を手がけ、枯れかけた桜を再生する桜守として知られている「植藤造園」(1832年創業)16代目・佐野藤右衛門さんのお庭があります。嵯峨野や広沢の池から比較的近いので、桜の時期には道中の観光客の目にもとまりやすく、知らずと桜の美しさにつられて立ち寄った人も多いかもしれませんね。萱葺きの屋根が素朴な味わいの民家、大きな石や灯篭と枝垂れ桜が印象的なお庭で、中でも日本にたった2本しか現存しないという紅南殿(こうなでん)という桜があります。もう一本は、新潟の弥彦神社にあり、それが枯れたら絶滅なのだとか。佐野さんは、これまでの功績からユネスコ本部よりピカソ賞を贈られています。桜の一本一本に個性があり...京都桜100シリーズ満開の桜

  • 京都桜100シリーズ 府立植物園

    大正13年に開園した日本を代表する植物園です。京都府民の休日のお出かけ定番スポットです。広い敷地をぶらぶら歩けば、植物が約1万2000種。桜や梅、つばき、花しょうぶ、あじさいなど昔から親しまれてきた植物のほか、バラ園など左右対称の造形美が楽しめる洋風庭園など変化に富んでいます。年間89万人の入園者数と、名実ともに日本一の植物園である京都府立植物園。春の主役は何といっても芝生広場の「大枝垂桜」。端正にして華麗な姿は見事です。温室付近のソメイヨシノではたくさんの人がお花見を楽しんでいます。北山門前の桜品種見本園ではいろいろな品種を見ることができます。ライトアップも有るよ。■料金大人\200/子供\150■開園日/時間通年/9:00-17:00(入園は16:00まで)■休業日無休■住所〒606-0823京都府京...京都桜100シリーズ府立植物園

  • 京都 清凉寺 涅槃会と嵯峨大念仏狂言とお松明式 15日

    清凉寺の嵯峨大念仏狂言(重要無形民俗文化財)は、京の三大念仏狂言の一つで、自由に鑑賞できます。また、護摩儀厄除祈願は、朝から受け付けています。涅槃会法要の後、お松明式が行われますが、嵯峨松明式は京の三大火祭りの1つでスケールが大きく、本堂前に8メートル余の大松明3基を立て、点火します。大松明は赤松の枝とフジのつるで作られ、それぞれ早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)に見立てており、この燃え具合で農作物の吉凶を占うものです。京都でも最も古い行事の一つで、釈迦を荼毘(火葬)に付したときの有様を再現した祭りだといわれています。夜店も出てじっくり楽しめますがかなりの混雑が予想されます。■場所:清凉寺日時:3月15日10時〜雨天決行(※毎年同じ日程です)※狂言の上演(狂言堂にて無料)15時、16時半、18時...京都清凉寺涅槃会と嵯峨大念仏狂言とお松明式15日

  • 京都の桜100シリーズ 高瀬川

    高瀬川(たかせがわ)は、江戸時代初期(1611年)に角倉了以・素庵父子によって、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開削された運河である。開削から大正9年(1920年)までの約300年間京都・伏見間の水運に用いられた。現在は鴨川において京都側と伏見側で分断されており、上流側を高瀬川、下流側を東高瀬川、新高瀬川と呼ぶ。京都中心部の三条から四条あたりにかけては京都の歓楽街の一つとなっており、また桜の名所ともなっている。高瀬川は、二条大橋の南で鴨川西岸を併走する「みそそぎ川」(鴨川の分流)から取水する。二条から木屋町通沿いの西側を南下し、十条通の上流で鴨川に合流する。かつて、京都と伏見を結ぶ運河であった頃は、現在の鴨川合流点のやや上流側で鴨川を東へ横断したのち、一部区間で竹田街道と並行、濠川と合流し伏見港を経...京都の桜100シリーズ高瀬川

  • 京都 清水寺・青龍会 15日

    観音加持として行われる青龍会は、法螺貝が吹かれると、先布令(さきぶれ)を行う「転法秀」を先頭に「会奉行」「夜叉神」、青龍を守護する「四天王」や「十六善神」の神々が続く大群会行の行道が境内~清水坂を練り歩く、迫力有るお祭り。清水寺・その人気とヒミツ京都に来た事がある人が、必ずと言ってよい程の確率で訪れる清水寺。十返舎一九「東海道中膝栗毛」の弥次さん、喜多さんだって見物に来ています。老若男女を惹きつけて止まない、その清水寺の魅力とは!?京都市街を見渡す事ができる清水の舞台は教科書にも登場し世界文化遺産にも登録されているほか、フランス・ミシュラン社が発行する観光ガイドブックにおいては三つ星の評価を取得するなど、国内外への知名度はバツグンです。また、清水寺は本尊に十一面千手観音を祀っており西国三十三所観音霊場の第...京都清水寺・青龍会15日

  • 京都桜100シリーズ 祇園白川の桜

    しばしばテレビドラマの舞台となる祇園白川。祇園特有の風情ある街並みのなか、咲き誇る桜並木がそこにはあります。京都の繁華街である祇園界隈に流れる白川に沿って料亭や町家が並ぶ石畳の道を歩いているといかにも京都らしい雰囲気を感じさせてくれるのが祇園白川通りです。時にはお客さんのお店に向かって歩く舞子さんを見かけることもあり、想像通りの京都らしい雰囲気を最も感じることができるのがこの祇園界隈だと思います。新橋辰巳大明神白川の澄んだせせらぎと情緒ある格子戸の町屋、国の伝統見物保存地区に指定され昔の祇園を色濃く残す一角、白川沿いのしだれ桜、染井吉野のさくら並木は祇園の情緒を体感させてくれる場所。そぞろ歩く舞妓さんの姿のあでやかさとライトアップされた桜は幽玄の世界へと私たちを引き込む公共交通機関で「祇園四条駅」から徒歩...京都桜100シリーズ祇園白川の桜

  • 京都桜100シリーズ 二年坂・産寧坂 NO.3

    清水道を下り二年坂、三年坂、ねねの道、高台寺のルートは観光客にも最も人気のコースのひとつであり、一年中観光客で賑わっています。産寧坂は、一般的には、清水寺の参道である清水坂の途中、北へ石段で降りる坂道を指して言われているが、産寧坂重要伝統的建造物群保存地区には北に二年坂までの緩い起伏の石畳の道も含んでいる。二年坂は二寧坂とも呼ばれ、三年坂(三寧坂)の下にあるため、二年坂と呼ばれていたという説があります。また、産寧坂は豊臣秀吉の正妻(きたの政所)「ねね」は居を構えていた高台寺から子供の誕生を念じてある坂を上がり、清水寺にお参りしていたのです。その坂は、子供の誕生=産、そして念じる=念、というところから三寧坂と呼ばれるようになったと言われています。また、西暦807年、つまり大同2年に坂が整備された時に二年坂と...京都桜100シリーズ二年坂・産寧坂NO.3

  • 京都 涅槃会 14日~4月15日

    春の足音が聞こえたら・・・「まだまだ寒おすなぁ」と言いながらも春はもうそこに。そんな頃、京のお寺さんでは自慢の大きな涅槃図を本堂に掲げ始めます。涅槃図はまるで絵解きのよう。良く見ると新しい発見が必ずみつかるります。真如堂・涅槃会3月15日涅槃図の公開が1ヶ月に渡って行なわれ、涅槃会法要は15日。「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります(有料・拝観料に込み)。☆涅槃図:江戸時代中期、宝永年間のもの。タテ6m・ヨコ4mの紙本着色の極彩色1709年に三井家から寄進されたもので、横たわる釈迦の周囲に鯨や蛸など海の生物を含む127種類の多様な生物が描かれているのが特徴です。★お釈迦さんの鼻くそ?花供租あられの秘密★この鼻くそを食べるととてもご利益があるのです。鼻くそは「花供租」と表し、食べると1年間、病気をしな...京都涅槃会14日~4月15日

  • 京都の桜 半木の路(なからぎのみち)

    半木の道は、京都市左京区にあります。半木の道と書いて、「なからぎのみち」と読みます。春に綺麗な桜が咲く事で有名な散策路です。ソメイヨシノが散り始める4月中旬から中頃。おしゃれなお店が立ち並ぶ京都の北山通り沿いにある京都府立植物園を左手に通り過ぎ、賀茂川に架かる橋の手前を左に折れると、藤棚ならぬ桜の棚がわぁっと目の前に広がります。紅枝垂桜(べにしだれざくら)のトンネルです。ソメイヨシノより色の濃い桃色の桜が川の方へ枝を下げて咲く姿はとても可憐・・・。この賀茂川の左岸を彩る散歩道が「半木の路」。「なからぎのみち」と読みます。昔々、京都府立植物園があった辺りは神木が流れ着いたことから「流木(ながれぎ)神社の森」と呼ばれていたそうです。この流木が訛って「半木」となった、あるいは「流木神社」が洪水で流され、縁起が悪...京都の桜半木の路(なからぎのみち)

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