地球温暖化の最前線の極地グリーンランドで、先住民イヌイットの協力を得ながら現地での観測を続けている日本人研究者を紹介する。
自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。
8/11 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「食事中にむせませんか?命を脅かす誤嚥の恐怖」
誤嚥の原因 麺類などを食べるとむせるという人が多い。これは飲み込み力が衰えて誤嚥が起きている証拠であり、体力が落ちていると誤嚥性肺炎を起こす可能性があり、これで年間5万人が命を落としている。今や日本人の死亡原因の第6位だという。そこで今回はむせる原因を明らかにして対策を紹介する。 年齢と共に誤嚥が増える 番組ではよくむせるという人達の食事を観察。50代の女性と60代の男性が登場しているが、どちらも食事中にかなりむせている。これは飲み込み力が落ちている証拠だという。こうなる原因であるが、まず舌の衰えが考えられる。咀嚼した食べ物を奥に運ぶ時には舌が押し上げて圧力をかけているのだが、その力が衰えると…
メキシコ高地の古代都市遺跡 メキシコの高原地帯の南部に存在する1300年前の古代文明の遺跡がソチカルコである。ソチカルコ村のから見える山頂にある石の建築物が古代都市ソチカルコ。ここには1万人ほどが暮らしていたという。都市の中には石積みの大ピラミッドが存在している。その上では儀式が行われていたと考えられる。 www.youtube.com 上層部のエリアの北側の箱状の構造には古代の天体観測所があったという。年に4回正午になると天井から太陽光が差し込むようになっており、これで暦を定めたと考えられる。その暦に従って作付けが行われていた。天体観測をしやすいようにと、防衛のために山上に都市が築かれた。 …
8/4 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「~夏に大事な"飲水学"とは!?~熱中症第二波を防ぐ方法」
熱中症を防ぐ「飲水学」 江戸時代に出版された医学書に熱中症に記されたものがあるという。8月は熱中症も増えるシーズンということで注意が必要。そこでその対策を紹介するとのこと。 熱中症は暑さや脱水によって体内に熱がこもる状態で、重症化すると命に関わることもある。そこで防止の鍵としては飲水学となるのだという。 熱中症予防は水の取り方が重要 まずは体験者の談だが、50才の女性は喉が渇いた時に水分補給していたにも関わらず、朝起きた時に熱中症になったという。熱中症が発症した原因としては疲労の蓄積が考えられる。疲労が蓄積すると自律神経の働きが低下して体内の熱を上手く逃がせなくなるのだという。なお寝起きで発症…
7/28 NHK-E サイエンスZERO「未来をつなぐ!"トンネル技術"最前線」
山岳トンネルの工法 今回はトンネルの建設技術の紹介。日本の国土はトンネル掘削が難しいことから、日本のトンネル技術は世界でも最先端なのだという。 まずトンネルの掘削にはシールドマシンを使用するシールド工法、トンネルの筐体自身を地面に埋める開削工法、海底トンネル用の沈埋工法などがあるという。そして今回注目するのは山に穴を開ける山岳工法。 重機類はこちらのHPで多数紹介されている www.furukawarockdrill.co.jp 番組では井上咲楽氏が新東名高速道路の高松トンネルの現場をレポートしている。全長2.9キロになる予定のトンネルの最先端部である切羽では、突然に複数の腕を持つ巨大なロボッ…
7/28 TBS系 世界遺産「世界最大!最強のオオトカゲが住む島」
地上最大のトカゲが暮らす島 今回の舞台はコモドドラゴンが生息するコモド国立公園。体長3メートルを超える個体もいる最大のトカゲである。 www.youtube.com コモド国立公園は大小140の島からなる。その中で最大の島であるコモド島に1600匹のコモドドラゴンが生息している。船で島に上陸すると、すぐにコモドドラゴンが見つかる。鋭いかぎ爪を持ち、鎧のようなウロコを持つ。そしてその目は300メートル先まで見ることが出来、寿命は30年程度だという。気性が荒くて人間を襲うこともあるので、島を歩く時は必ずレンジャー同行の必要がある。縄張り意識の強い彼らはしばしば同士討ちを行うという。コモド島の周辺に…
7/28 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「夏に忍び寄る激痛の恐怖!経験者から学ぶ尿路結石」
夏に増加する尿路結石 今回の病気は「今まで経験したことのないような激痛」が発生するという尿路結石。しかもこれからのシーズン増加するとのこと。なお出来る場所によって、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、最後は尿道結石と変わる。腎臓結石は自覚症状がない場合が多いが、これが尿管に落ちて尿管結石となると激痛にさらされるという。 突然に今まで経験したことのない激痛に襲われるのが尿路結石 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 体験者から学ぶ結石の原因 今回は尿管結石の体験者である男女が登場、共に50代の時に発症したらしい。20年前に発症したという7…
7/24 NHK 歴史探偵「戦国ご当地大名シリーズ 三好長慶と松永久秀」
最初の天下人、三好長慶 第1回はもう忘れたぐらい随分昔に大友宗麟を扱った戦国ご当地大名シリーズの第2回。今回は近畿の大名である三好長慶と松永久秀である。三好長慶は信長の前の天下人として最近になって注目されており、松永久秀は大仏殿に火を付けた極悪人と言われており、最後は平蜘蛛を抱えて自爆したなどと言われているデンジャラス大名である。 最初の天下人・三好長慶 まず三好長慶から始まるが、三好長慶はそもそもは阿波の出身である。と言うわけで番組では徳島を訪問。すると現地では甲冑纏った高齢者がお出迎えである(おもてなし武将隊の類いか)。で、県立博物館を訪問して三好長慶に関する資料を調査。三好家はそもそも細…
7/22 NHK-BS 英雄たちの選択「知られざる島の歴史旅(2) 帰りたい火山島・青ヶ島全島避難の軌跡」
火山噴火による全島民避難から奇跡の復興を成した南海の孤島 離島シリーズは前回の八丈島から第二回はそこからさらに70キロ南方の孤島・青ヶ島について。火山の噴火で全島避難になり、八丈島に骨を埋めることになった島民の墓も残っているという。そして避難した全島民は50年後に奇跡の帰還を果たしたのだという。 www.vill.aogashima.tokyo.jp 青ヶ島は東京都の所属になるがアクセスが困難な秘境とされている。島丸ごとが火山の火口の中というすごい島である。天候が悪いと船が運航できなくなって全くの孤島になるらしい。現地には磯田氏はスケジュールの加減で訪問できなかったらしく、浅田アナがヘリコプタ…
7/21 TBS系 世界遺産「スペイン 地中海の島に謎の巨石遺跡」
スペインの巨石文化の島 スペインのメノルカ島にはタラヨティック文化の遺跡が残っている。3000年以上も前に始まった文化で、タラヨットと呼ばれる塔が名前の由来だとか。島には400近い塔がそびえており、巨大な石による建造物が残る。 www.youtube.com メノルカ島は淡路島よりも少し大きいぐらいの平坦な島である。海辺はリゾートになっており、内陸に多くの遺跡が残っているという。建物は接着剤を使わずに石積みだけで築かれているのが特徴だという。タウラと言うT字型の石組みがあちこちに見られる。 メノルカ島のタウラとタラヨット (adsbygoogle = window.adsbygoogle …
7/21 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「たった半年で劇的に変わる!脂肪肝改善"食事メソッド"」
脂肪肝の診断を受けた天野ひろゆき氏が生活改善に挑戦 今年の人間ドックの回で血液検査の結果、肝機能、中性脂肪、LDLコレステロールなどがもろに引っかかった天野ひろゆき氏が生活改善に取り組み、その結果報告の企画である。 天野氏はこの回で脂肪肝を指摘された tv.ksagi.work 天野氏が引っかかったのが脂肪肝。脂肪肝は食生活がもろに影響するので、天野氏はまず食事改善に取り組んだらしい。その結果、体重は10キロほど減少したとか。なお現在は非アルコール性の脂肪肝が増加していると言う(私がもろにそれ)。で、天野氏の血液検査の結果は、今回見事にAST,ALT,γ-GTPのいずれもが基準内。 肝臓に脂肪…
7/18 NHK あしたが変わるトリセツショー「難聴かも? 聴力低下を放置しない全力対策」
若年層の潜み難聴をWHOが警告 集中力が無い、記憶力が落ちたなどの症状は「老化かな」と放置されることが多いが、実はその裏に「難聴」が潜んでいる可能性があるという話。しかも難聴は最近は若者にも多く、WHOは世界で11億人が将来難聴になるリスクがあると警告しているとか。しかも難聴を甘く見て放置していると認知症などにつながる危険があるという。 若者の難聴が増加中 若いうちから発生する潜み難聴が問題となっているとのことだが、聞こえていないのに自覚がないのが特徴だとか。番組では耳の検査に特に問題がないという被験者20人が集まってのテストを実施。ここで行われたのは音声を聞いてもらってそれを復唱するというも…
7/17 NHK 歴史探偵「VR京都御所 平安ワンダーランド」
平安御所での宮中行事をVR再現 今回はこの番組お得意のVRシリーズ。御所をテーマにかつての儀式とか幕末の動乱を再現しようということらしい。 まずは平安時代の御所を再現しようとのことで、例によって大河連携で大河出演者がゲストで来ているが、そんなことはどうでも良い。とりあえず平安時代に行われた踏歌節会の様子を再現するのだとか。 まずは京都御所に取材に行っている。現在の御所は鎌倉時代に火災で移転しているが、江戸時代に平安時代のものを元に修復されているので、現代の京都御所を調べたら平安時代の御所が分かるのだとか。で、紫宸殿の調査。この建物はかなり本格的に平安時代の建築を再現するようにされているとのこと…
7/15 NHK-BS 英雄たちの選択「知られざる島の歴史旅(1) 八丈島 絶海の孤島に流された武士」
流刑地でもあった八丈島 リアル忍者シリーズの次は離島シリーズの模様。今回は昔から島流しの島として知られている八丈島。江戸時代には1900人が流されたというが、その最初は戦国大名の宇喜多秀家だという。そして最後に流された人物が近藤富蔵。彼らは何を考え、何を思って島暮らしを送ったか。その辺りを紹介するという。 番組では実際に磯田氏と浅田アナが八丈島を訪問している。ちなみにやたらに「人気アニメの舞台となって評判に」ということを繰り返しているんだが、八丈島が舞台になったアニメって何だろう? アニオタではない(笑)私には全く分からん・・・と思ってちょっと調べてみたら、どうやら名探偵コナンの最新劇場版らし…
7/14 NHK-E サイエンスZERO「薬剤耐性菌への切り札!?最新医療"ファージセラピー"」
薬剤耐性菌を退治するウイルス 抗生物質が効かない薬剤耐性菌が問題となっているが、その薬剤耐性菌への切り札としてバクテリオファージを使った医療が注目されている。 バクテリオファージ バクテリオファージは細菌を食べるウイルスである。これを上手く使って薬剤耐性菌を撃退しようということだという。ファージは細菌にとりついて増殖し、それが出てくる時に細菌を殺すことになる。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 日本では犬で、海外では人で効果を確認された 日本でファージセラピーが最初に行われたのは動物用の治療である。薬剤耐性の緑膿菌に感染した犬…
7/14 TBS系 世界遺産「トラが暮らす世界最大級のマングローブの森」
世界最大級のマングローブの森は生物の宝庫 世界最大級のマングローブの森であるバングラデシュのシュンドルボンが今回の舞台。ここには様々な生き物が暮らすが、幻のベンガルトラがここに生息するという。 www.youtube.com ガンジス川の流域の1400平方キロメートルのエリアがシュンドルボンの世界遺産エリア。川が縦横に流れるこの地域では、船が住民の足だという。取材班も船に乗ってシュンドルボンに向かうことになる。小型ボートに乗り換えて森の中に入ると、アカゲザルやカワセミなどを見ることが出来る。300種の鳥類がここで生息するという。干満は6時間ごとにあり、その度に風景が変わる。湿地になった地面には…
7/14 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「食欲不振・胃もたれから感染症まで 夏の胃腸バテの意外な原因」
夏の胃腸バテ 夏場は胃腸の不調を訴える人が増えるという。これは胃腸バテが起こっているのではと言う。これは感染症などの原因になることがあるという。今回はその胃腸バテに注目する。 夏は食欲不振などが起こりがち 夏に胃腸バテが起こる理由としては、自律神経の乱れだという。胃腸の働きを制御している自律神経が、寒暖差などで乱れてくるのだという。特に冷房の影響によって環境中の寒暖差が大きくなっているのが原因だという。理想的には寒暖差は5~7度などと言っているが、異常熱波で外気温が40度近くなる今日ではこれは不可能。自律神経が寒暖差で乱れるのは、自律神経は体温調整も司っているからだという。寒暖差の対応で自律神…
7/11 NHK あしたが変わるトリセツショー「さらば!イライラ不安「新・めい想」のトリセツ」
科学的に見た「めい想」 現代社会はストレスフルであるが、それに対する対処として注目されているのがめい想であるとする。とは言うものの、何となく胡散臭いイメージがあるのがめい想である。今回はそのめい想の効果を科学的に紹介するとのこと。 めい想がストレス対処法として注目されている 今回紹介するのはWHOがガイドラインを制定している科学的めい想法だという(なんか針の時も同じことを言っていた気がする)。番組では街頭で心配性の人、育児ストレスが強い人、夫の健康が気になる高齢婦人などを集めて実際に新めい想法を実践してもらうという展開になっている。 めい想と言えば「無の境地」ということで、まずは何も考えずに無…
「恐竜」の呼び名の元 現代の日本は恐竜ブーム(ということらしい)。そこで今回はその恐竜ブームの原点に迫るとの話らしい。まあ夏休み企画である。 まず恐竜という存在であるが、最初にいきなり登場するのがゴジラ。ゴジラは恐竜が放射能で怪獣になってしまうという発想から登場しているという。 で、番組では予想通りというかお約束の福井の恐竜博物館を訪問。大勢の入場者が訪れて人気の博物館だが、ここには日本で初めて恐竜という言葉が登場した本が所蔵されている。それは明治28年(1895年)に出版された「化石学教科書」だという。小中学校向けの理科の教科書らしい。書いたのは旧帝国大学理学部教授で恐竜学の父とも言われる横…
7/8 NHK-BS 英雄たちの選択「シリーズ・リアル忍者 江戸・幕末忍者 サバイバル大作戦!」
島原の乱では大活躍した忍者達だったが・・・。 リアル忍者シリーズ、前回は江戸時代に幕府に取り込まれるまでの話だったが、今回は幕末の時代の変動の中でいかなるサバイバルを図ったかに注目している。 戦国が終わって江戸時代になると、忍者は諜報員としての役割が大きくなる。忍者達は諸大名に抱えられて必須の存在となっていた。中でも彼らが大活躍したのが島原の乱だという。吉田十右衛門が天草四郎の屋敷を火矢で焼きはらったという記録が残っている。この放火をきっかけに攻め手が四郎の屋敷に攻め入って四郎を討ち取ったという。 残っている忍術の書によると火薬を使った武器が多く記されている。島原の乱で使用されたのは大国火箭と…
7/7 NHK-E サイエンスZERO「能登半島地震から半年 暮らしの大動脈・道路を守れ 」
寸断された道路 今年の能登半島地震では、道路が寸断されて復興作業が滞るという被害が生じた。なぜ道路に被害が出たかを調べたところ、盛り土の崩壊が原因になっていることが分かってきたという。地震から道路を守る研究について紹介。 盛り土道路の大規模崩落(出典:国土交通省資料) 今回の地震では強い揺れが長時間続いたのが特徴だという(阪神で15秒だったのが、40秒)。そのために建物に対する破壊力が大きかったとか。今回の地震で42路線の道路の最大87箇所が通行止めになったという。特に主要道路であるのと里山海道が被害が大きく、ようやく最近に通行再開になったという。被害地域を調べたところ、共通点は盛り土部分が崩…
ヨーロッパを飢饉から救ったジャガイモ ネタがそろそろ尽きてきたか、世界を変えたシリーズというのを打ち出してきた。第1弾は植物だという。 www.youtube.com まず最初に登場するのはジャガイモ。ジャガイモのルーツは南米のアンデスである。高地のチチカカ湖の周辺が原産地だという。この辺りにはジャガイモ畑の遺跡があり、7000年前に栽培が始まっていた。今では品種改良で4000種も栽培されている。 ジャガイモはペルーで見つかった女性のミイラの副葬品にもあったという。貴重な保存食だったのだという。またマチュピチュでも段々畑でジャガイモが植えられていた。ジャガイモは寒さに強いので人々の命綱となって…
7/7 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「その思い込みが運命の分かれ道 経験者から学ぶ!夏の脳梗塞」
夏に注意が必要な脳梗塞 夏に注意すべき病気の1つが脳梗塞。脳梗塞の症状が出ているにも関わらず、熱中症と間違うことで治療が遅れてしまう例があるという。そこで今回は脳梗塞と熱中症を見わけるポイントについて紹介する。 そのめまい熱中症? それとも脳梗塞!? 脳梗塞は特に夏に起こりやすいということはないが、季節によって原因は変わるという。冬は血圧が上がることによる不整脈で、心臓に出来た血栓が脳に詰まる心原性脳梗塞症が増加するのに対し、夏は脱水状態になることで血管内に血栓が出来るラクナ梗塞・アテローム血栓性脳梗塞などが増えるという。そして厄介なのは脳梗塞のサインであるふらつきやめまいが出た時に、熱中症と…
7/6 NHK 新プロジェクトX~挑戦者たち~「トットちゃんの学校~戦時下に貫いた教育の夢~」
子供の個性を活かす教育に目覚めた若い音楽教師 今回のテーマは戦時下の薄暗い世の中で、独自の教育の信念を貫いた小学校。落ち着きがないと小学校を追い出された黒柳徹子を受け入れた学校でもあるという。 トモヱ学園を設立した小林宗作 大正10年、子供たちの就学率が上がる中で東京芸術学校を卒業したばかりの音楽教師・小林宗作は音楽の楽しさを子供に伝えたいと奮闘していたが、当時の学校の一斉教育と模倣が中心の教育が子供の自由を抑圧していると強い不満を感じていた。彼は30才で教師を辞めるとあてもなくヨーロッパに向かう。そこで彼は新渡戸稲造とと出会い、当時話題になっていたパリの音楽学校を薦められる。そこはリトミック…
7/4 NHK あしたが変わるトリセツショー「うまみ爆上げ!キムチの真実★お得な裏技連発SP」
キムチのうま味の秘密 今回のテーマは今や日本にも定着した感のあるキムチ。今では日本の漬物生産ランキング1位だとか。このキムチの役に立つ知識を提供するとか。体の感度が高まるのだとか。 日本に定着した感のあるキムチ まずキムチとは何かであるが、キムチの本質はうま味であるという。そのうま味の元になるのは何かを韓国で取材している。市場で聞いたところ、美味さの秘密はチョッカルだという。このチョッカルはソウルの南のクァンチョンに行けばあるとのことだが、山の中の洞窟にあるとのこと。この洞窟の中で保存されているのがチョッカルだが、それはアキアミという小エビの塩辛だという。洞窟内で温度湿度一定化で半年ほど熟成さ…
甲子園の歴史 今回のテーマは甲子園。高校野球に絡んでとのことなんだろうが、正直いきなりどうでもよい感が半端ない。 甲子園は今年で誕生100年を迎えるとのことであるが、その時から今までほとんど大きさは変わっていない。この球場の設立には阪神電鉄専務の三崎省三の活躍が大きいという。沿線の魅力を高めるために三崎は沿線にレジャーランドを作ることを考え、アメリカのコニーアイランドのようなものを作りたいと、当時アメリカで人気だった野球の球場を作ろうと考えたのだという。三崎は世界一の球場を作ろうと、スタンドの傾斜はどこからでも球場全体が見渡せるようにと設計したという。 甲子園を作った三崎省三 また甲子園の土は…
7/1 NHK-BS 英雄たちの選択「シリーズ・リアル忍者 戦国忍者"神君伊賀越え"の選択」
忍者のリアルな姿とは この番組でも以前から「リアルな忍者の姿を伝える」として天正伊賀の乱とかを扱ったことはあるのだが、今回はそのような一環として神君伊賀越えへの忍者の関与を紹介するってことらしい。 この番組では以前に天正伊賀の乱を扱っている tv.ksagi.work まずは磯田氏が伊賀の地を訪れて調査している。伊賀甲賀の地は昔から修験者が多く、彼らが忍者の元だとされている。彼らは地形を活かした神出鬼没のゲリラ戦に長けた集団であった。そして戦国時代になると彼らの活躍の場が広がる。伊賀の地には今でも土塁や堀に囲まれた要塞のような住宅があるという。これらはかつての土豪の屋敷の跡だという。彼らは集団…
6/30 TBS系 世界遺産「山と海の間に作られた大都市リオデジャネイロ」
実は人工的に作られていた美都・リオデジャネイロ 今回の舞台はブラジルの美しい都市リオデジャネイロ。美しいビーチで知られる都市だが、この海岸線は実は人工的なものだという。 www.youtube.com リオデジャネイロは風光明媚な湾に位置し、周囲には基岩がそそり立っており、そこにはロープウェイで登ることが出来るという。有名なコパカバーナ海岸は実は人が作ったものだという。元々の波打ち際から100メートルぐらいを埋め立てて現在の形になったことで大リゾートとなったのだという。 実は人工ビーチのコパカバーナビーチ 元々リオは大規模な埋め立てによって出来た都市で、その前は湿地だらけで人が住める状態ではな…
6/30 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「絶好"腸"県に学ぶ!夏便秘を防ぐ腸のオアシス化」
夏の腸の不調の対策 夏に気をつけないといけない病気として便秘があると言う。実は水分を摂っても大腸に届くのはほんの2%だとか。だから夏に汗をかいたりしたら大腸がカラカラになって便意がなくなってしまうようなこともあるとか。そこで今回は腸の健康が第一位だという愛知県に取材して、腸をオアシス化するコツをつかむとか。 夏は便秘に注意 夏の便秘の原因としては、身体の冷えによる活動低下や食欲不振によって水分不足になることもあるという。そこで愛知県をみてみると、まずは朝の習慣として愛知名物のモーニングにあるという。一宮がその発祥の地と言われている。モーニングセットは定番の小倉トーストに加えて茶碗蒸しなどの卵料…
6/26 NHK 歴史探偵「江戸の大ヒットメーカー 歌川広重」
広重の絵の秘密を解明する 今回のテーマは江戸時代には最大の売り上げを誇り、現代でも最も有名な浮世絵作品であり、永谷園で知られる「東海道五十三次」の作者である歌川広重。その人気の秘密に迫るとしている。しかし要は主催してハルカス美術館で広重展が開催されるのでそれの宣伝というのが主な目的。 広重展開催中である www.aham.jp まず番組では実際に東海道を旅して広重の作品と比較すると言うことから行っている。最初は日本橋であるが、橋は当時とは変わっているが、今でもその痕跡のあるリアルな風景であると言う。このリアリティが魅力の一つだという。 この有名な絵はかなりリアルな風景だという 次は箱根を訪れて…
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地球温暖化の最前線の極地グリーンランドで、先住民イヌイットの協力を得ながら現地での観測を続けている日本人研究者を紹介する。
ニュージーランドのトンガリロ国立公園は、火山が織りなすダイナミックな風景により自然遺産に指定されているのみでなく、この地に住むマオリの文化の象徴としての文化遺産でもある。
新たな国民病「逆流性食道炎」 食品の通り道で毎日使われる臓器だが、今ひとつ地味で印象の薄いのが食道。しかし現在、逆流性食道炎を患っている人が非常に多く、成人の10~20%がかかっている新国民病だと言われている。今回は食道のトラブルに注目。 逆流性食道炎は胸焼けなどの症状が出る 食道とはのどの奥から胃にまで続く通路であり、太さは大体2~3センチで筋肉で出来ているという。 番組では胸やけなどの症状を訴える50代の男女を診察しているが、結果は2人ともに逆流性食道炎という結果。逆流性食道炎とは、胃の噴門が緩んで胃酸が逆流することで食道に炎症の起こる病気。症状が続くとびらんというただれが生じてしまうこと…
蜘蛛の糸を人工合成する 毎回結構突然なテーマが出てくるこの番組だが、今回は「糸」とこれもまたかなり突然の物である。 糸とは自然素材や合成素材などの繊維をより合わせた物だが、ここに様々な素材の物が登場しているのだという。最初に登場するのは丈夫な糸。試しに4キロの重りを綿の糸で吊り上げてみると簡単に切れる・・・となるはずが重りが浮いてしまってドッチラケで浅井アナが少し焦るという展開になるのだが、とりあえずその後に唐突に切れて目出度し目出度し。で、次に登場するのが今回の本命の糸。こちらは4キロの重りを軽々と持ち上げて余裕がある。この糸の正体が何かから始まる。 この糸を作ったのは京都大学で高分子材料を…
柱サボテンの森 メキシコのテワカン・クイカトラン渓谷は、20メートル級の柱サボテンが林立する異様な景観を誇る。またここはメソアメリカン文明の発祥の地でもある。 www.youtube.com 世界遺産エリアは東京都の2/3の面積がある。ここには柱サボテンが世界でもっとも多く群生している。森の木のように見えるのは柱サボテンで、100メートル四方に最大1800本が生えている。高さ18メートルのサボテンは100年の寿命がある。また左曲がりの固有種も存在する。サボテンの中は90%が水分で、これで乾燥気候に対応している。メキシコ湾との間に2000メートル級の山脈があるために渓谷は乾燥するのだという。 柱…
健康長寿の鍵となる「血流力」 健康長寿の秘訣は血流力だという。実際に102才で未だに健康に活躍をする女性を取材しているが、血流を示す数値は通常の100才よりも10倍も良いと言う結果に。今回はその血流力に注目する。 血流力とはそもそも何であるかだが、全身に血液をめぐらせることが出来る能力のことを言うとか。番組では疲れやすさに冷え性、動悸や息切れなど血流力低下のサインが現れている被験者を集めて、血流力低下につながる生活習慣をチェックする。ちなみにこのような症状を放置すると心筋梗塞や骨粗鬆症、認知症につながる危険もとのことだが、これは少々煽りすぎ。 血流力の低下する原因だが、まずは血液の質にあるとい…
加藤清正の城、近代戦を戦う 加藤清正が築いた名城が熊本城である。扇の勾配で知られる堅固な石垣などに守られた堅城は、結局は戦国の世ではその真価を発揮することなく終わった。しかしこの城が日本の命運に影響する近代戦の舞台となったのである。それが西南戦争であった。 近代化を目指す日本では、徴兵令によって軍が編成され、日本をいくつかの管区に分けて九州の軍の本営である熊本鎮台が熊本城に置かれていた。さらに秩禄処分によって士族は先祖代々の家禄を廃止されることになる。廃刀令で武器を奪われ、その上に収入を断たれた士族は不満を感じて各地で反乱を起こす。 1876年10月24日、熊本でも不平士族の反乱が発生。170…
新たな生態系の構築の調査 2013年に火山活動が起こった小笠原諸島の西之島。2020年の大噴火で元の島が溶岩に完全に飲み込まれてしまって、陸上生物は全滅してしまった。しかしこうなったことで新天地に外部からどのような生物が上陸して繁殖するかの巨大実験場としての注目を研究者から浴びているという。そこで最新調査の結果を報告するとのこと。 2018年時点の西之島 西之島は隣の島からも130キロ離れた絶海の孤島である。そのために生物の上陸は容易ではないと推測される。最初はかつてここで繁殖していた渡り鳥が戻ってきたが、2023年の大量のガスの噴出でそれらも逃げ出したという。では今どうなっているか。 202…
冬に起こりやすい肌トラブルの注意点 寒さの厳しい折には気になるのは肌のトラブル。しかし肌は人体最大の臓器で最大の免疫器官でもあるという。それだけに肌の不調が思わぬ病気につながる危険もある。そこで肌の不調の原因と対策について紹介するとのこと。 町中で肌の悩みについて調査したところ、悩みの3位はしもやけ。これは凍瘡と言って毛細血管の血流が滞ることで炎症などが発生して痛みやかゆみが出る症状だという。冷たいものに触れる機会の多い人はなりやすいという。防ぐにはグーパーで血流を良くすることが効果があるという。手先に冷えを感じた時にすれば良いという。なお足が冷えると足でもすれば良いとのこと。 第2位はあかぎ…
万病に影響する口内フローラ 最近になって、口内環境があらゆる病気に影響するということが知られてきたが、その口内環境である口内フローラの改善で健康につなげようという話。 口の中には100~300種、1000億個以上の菌がバランスを保って存在している。口内フローラとはそのような環境を指すのだという。 番組では糖尿病の診断を受けた患者が登場するが、彼が医師から言われたのは歯医者に行って口内の状態を整えるようにとのこと。彼はかなり重度の歯周病になっていたという。歯周病は口内フローラが乱れた状態であるという。歯周病は実は糖尿病の状況に対する影響が強いのだという。 糖尿病以外にも脳梗塞、心筋梗塞、さらには…
日本の甲冑の進化について 今回のテーマは甲冑。日本独自の甲冑の進化について。内容的にはつい先日に加古川の兵庫県立考古博物館で見てきた内容を連想させる。 www.ksagi.work まず甲冑の元だが、中国で使われていた短甲というものが古墳時代などには使われていた。日本独自の甲冑である大鎧が登場したのが平安時代になる。そして戦国時代になると、より当時の合戦に適した当世具足というものになる。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 武士の戦い方に合わせた日本独自の大鎧 最初に大鎧だが、番組では春日大社に収蔵されている国宝の大鎧を見ている…
書物の世界で生きることを目指した馬琴 全106巻の超大作南総里見八犬伝を28年をかけて書いた滝沢馬琴は、職業作家のパイオニアでもあるという。さらには読本と言われる分野を開拓したことによって江戸文化に大きな影響を与えた。その馬琴の生涯を紹介。 滝沢馬琴 馬琴は100万都市江戸で、1767年に深川の下級武士の家に生まれる。馬琴は学問や武芸を重んじる父の元で幼い頃から書物や俳句に親しむ。しかし馬琴が9才の時に父が突然に亡くなる。大黒柱を失ったことで滝沢家は危機に瀕する。主家に仕えていた長男は俸禄を半減され、次男は口減らしのために養子に出された。馬琴も武家に奉公に出されるが、そこの子供が暴力を振るった…
コンスタンティノープルの攻防 今回は新年スペシャルで鈴木亮平がイスタンブールを訪問するという企画の第二弾。今回のテーマはコンスタンティノープルの攻防とオスマン帝国の富。 www.youtube.com コンスタンティノープルは高さ12メートルの堅固な城壁に守られていた。この城壁は三重構造になっており、一番外には幅20メートルの水堀がある鉄壁の守りであった。しかし15世紀のオスマン帝国の攻撃でコンスタンティノープルは陥落する。オスマン帝国は大砲による城壁への一斉攻撃で城壁を破ったのだという。その大砲はかなり巨大なもので、重さ285キロの丸石を砲弾として飛ばしたのだという。 コンスタンティノープル…
今回はスーパーDr.シリーズの第二弾。肩や肘の治療のエキスパートと、眼科医で強度近視治療ののエキスパートを紹介とか。 肩や肘の治療のエキスパート 最初に登場するのは医療法人社団TSOC理事長TSOC北参道院長の菅谷啓之医師。整形外科医である彼は肩や肘のトラブルのエキスパートで、1日で100人以上の患者を診察するという。他の病院で不調の原因が分からなかった患者に対し、肩や肘を動かして可動域の検査を行うだけで、不調の原因を突き止める。しかも肩の関節を触って力を入れるだけで、肩関節のズレを調整してしまうという凄腕。 菅谷医師(出典:TSOCHP) さらに真骨頂は手術で、肩関節の手術などを内視鏡で高速…
ひざの若返り 今回は加齢によってトラブルの生じやすいひざの痛みの対策。ひざを若返らせることが出来るのだという。 ひざの痛みに悩む人は多い ひざの軟骨は老化によって磨り減ってくる。そして磨り減った軟骨は元に戻らないと言われている。しかしこの軟骨の状態を改善する方法があるというのだ。島根大学の内尾祐司教授によると、家の階段を這って登る状態だった78才の女性が、手術をしないでもある方法でひざの痛みがなくなったのだとか。実際に今は95才になった彼女は階段をスタスタ降りている。どころか平泳ぎの世界チャンピオンになったとか。彼女の軟骨は完全に磨り減った状態だったのだが、水中ウォーキングをすることで軟骨の状…
歴史に残る南海トラフ地震 阪神淡路大震災から30年ということで、今回は歴史上の巨大地震についてとのこと。神戸出身の俳優で、今の朝ドラにも出演しているという新納慎也氏がゲストに来ているが、例によってこれはどうでも良いこと。 現在世間の大きな関心事となっているのが南海トラフ地震だが、歴史を眺めると過去に9回発生しているという。最も古いの飛鳥時代の白鵬地震で、大体90年~260年の間隔で発生しているという。 幕末の南海トラフ地震であるが、東京大学の地震研究所を訪問してその特別資料室を見学している。ここに収蔵されいるのは地震に関する歴史書だという。当時のかわら版によると被害の範囲は広く、関東から近畿に…
アジアとヨーロッパの境目の都市 今回は新年スペシャルということで鈴木亮平がイスタンブールを訪問するという企画。 www.youtube.com イスタンブールの世界遺産エリアはボスポラス海峡の西のヨーロッパ側にある。上空からヘリで眺めているが、ボスポラス海峡は狭いところでは700メートルほどしかなく、川のように感じられるという。この海峡がアジアとヨーロッパを分けている。イスタンブール歴史地区は半島のように海に突き出している。この地区にはイスラムのモスクとかつてのキリスト教の大聖堂がそそり立つ。イスタンブールと言えばイスラムのイメージが強いが、実はこの地はかつて東ローマ帝国の首都・コンスタンティ…
このシーズンに気になるむくみ 寒くなってきたら気になるのが身体のむくみ。特に足のむくみで困っている人が多い。またこのむくみは単に美容上の問題だけでなく、場合によると命に関わる病が潜んでいることもあるという。そこで今回は危険なむくみの見分け方とむくみ対策について。 まずむくみとは何であるかだが、静脈に水分や老廃物などが戻らずに、毛細血管から染み出して溜まってしまうことによる現象である。するとこの水が脂肪に蓄積され、脂肪が膨らむことでむくみ状態になるのだという。また寒い時期には血管が縮まることで血行が悪くなるので、静脈が水分を回収しにくくなるのだとのこと。 脚のむくみに悩む女性は多い (adsby…
高尿酸血症の恐怖 尿酸値と言われてもピンとこない人が多いようだが、この尿酸値は7.0を超えると高尿酸血症となり、それを放置すると痛風を患うことになる。風が吹いても痛いと言われる病気であるのだが、どうも「痛みが出るまでは大丈夫」と軽く考えている人が多い。しかし高尿酸状態は糖尿病や腎臓病、さらには心筋梗塞や脳梗塞のリスクをも上昇させることが分かっている。高尿酸状態が続くと知らない間に体中の血管が傷つくという。そこで今回は高尿酸状態を解消する方法について紹介。 足の関節などに激痛が走るのが痛風 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 痛風…
戦国最強立花宗茂 戦国ご当地大名シリーズの第5弾となりますが、主人公は私が以前の最上義光の回で予測したとおり、立花宗茂だったようです。 tv.ksagi.work 戦国最強大名は誰かいう質問に対し、以前は三英傑以外では上杉謙信や武田信玄、さらには伊達政宗などが上がっておりましたが、近年になって急激に評価が上がっている九州の大名であります。実際にその生涯での戦績は無敗だとか。 立花宗茂 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 立花宗茂の強さの秘密 番組では宗茂のゆかりの柳川の立花家史料館を訪問しているが、そこに収蔵されている宗茂の鎧は…
ネパールの古都を巡る 世界の屋根ヒマラヤを臨む国ネパール。ここは異なる神が息づく信仰の土地でもある。ヒンドゥー教の極彩色の寺院に巨大な塔を頂く仏教寺院など、様々な風景が見られる。そのようなネパールのカトマンズ盆地の3つの古都を紹介する。 www.youtube.com まずはボダナート。ここには高さ36メートルの世界最大の仏塔がある。この塔には仏陀の骨が祀られており、人々はマニ車を回して五体投地の祈りを捧げる。しかし2015年の大地震でこの仏塔は甚大な被害を受けた。そして他の文化遺産も大きな被害を受けた。だがあれから9年、古都は復活しているという。バクタプルでは地震で由緒ある寺院が崩壊して、半…
食中毒の落とし穴 これからのシーズンに増加する食中毒。しかし食中毒菌が繁殖しても臭いや色などでは判別は困難。そこで今回は食中毒の要注意事例を紹介する。 最初の事例だが、朝食に用意した炒飯を夕食まで常温保存、夕食時に再加熱して食べたら皆が食中毒になったという事例。食中毒の原因はセレウス菌。土の中などに普通にいる菌で、10~50度で発育して熱を加えると多くが死滅するという。しかし炒飯は作る時と食べる前に加熱されている。なぜ食中毒をしたのか。そこでパスタを作ってセレウス菌の実験。和風、クリーム、ナポリタンの3種を作って、作った直後はいずれもセレウス菌は検出されず。しかし常温で12時間保存後はナポリタ…
会津軍はかなり精強だった 今回のテーマは戊辰戦争。日本近代史上最大の内戦で、その中でも会津合戦は一番激しい戦いだった。戊辰戦争において旧幕府軍の中心であった会津藩は新政府軍から目をつけられて武力討伐の対象とされていた。しかし今までこの戦いは進んだ兵器で攻撃する新政府軍に、旧式装備の会津藩は全く歯が立たずに惨敗という文脈で語られることが多いが、実は会津藩はもっと精鋭であり、この戦いはかなり際どいものであったのだという。 当時の戦いを調査するとのことで、番組は新潟の朝日山を調査している。ここでは新政府軍を会津を中心とする奥羽越列藩同盟軍が迎え撃つ戦いをした。新政府軍は5倍の兵力だったが、同盟軍はこ…
AI研究の最前線 急激な進歩を遂げるAI技術。しかしその影でフェイク映像の登場や新たな犯罪などの危機も懸念されている。こんな中でヒトとAIがいかに共生していくかを目指す研究を紹介する。 AIを社会活用していく上での問題を研究しているのが東京大学の山崎俊彦教授のグループ。敵対的攻撃からAIを守る研究を行っている。画像にノイズを載せることでAIの判断を誤らせるという攻撃が考えられるのだという。この攻撃は最悪の場合は自動運転の車が事故を起こすなどの人命に関わる可能性がある。この攻撃を阻止するためにニューラルネットワークに注目したという。ニューラルネットワークへの攻撃は各層の幅を広げることが効果的だと…
キリマンジャロの水の恵み 前回はキリマンジャロ頂上の氷河の観察をしたが、今回はそのキリマンジャロの水が生む風景だという。 www.youtube.com 熱帯にもかかわらず山頂に氷河のあるキリマンジャロは水資源も豊富である。標高4200メートルの辺りでは火山岩の間に多くの泉があるという。これらは川となって山を下っていく。その周辺にある奇妙な植物がジャイアントセネシオ。寒冷な高地でありながら高さ8メートルもある草だという。枯れた葉を防寒のためにまとったその姿は独得なものがある。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 多くの動植物を養…
頭痛の原因に迫る 今回のテーマは頭痛。頭痛に悩んでいる人は4人に1人もいるという。しかし対処が難しいのは原因が人様々ということ。そこで今回はその頭痛の原因、さらには命に関わるような頭痛の見分け方などを紹介する。 頭痛に悩む人は実に多い 今回は頭痛に悩む60歳の男性と20代の女性が頭痛外来を訪れるという内容。最初の男性は10年前ぐらいから頭痛に悩んでおり、月に1回ぐらいの頭痛が5日~1週間ぐらい続くという。まずは医師は問診で一次性頭痛か二次性頭痛かを判断。一次性頭痛は頭痛自身が病気の場合で、これは命に関わることない。しかし二次性頭痛は脳の疾患などから来るもので急な痛みに襲われ、これは命に関わる危…
破産の危機に瀕した離島 夕張のように自治体の破産が話題になったが、今回のテーマは破産に瀕した地方自治体の再生の物語。 その自治体は隠岐の島の海士町。1980年代、日本がバブル景気の中で大阪から渋々故郷の海士町に帰ってきたのが吉本操だった。都会で暮らしたいと考えていた吉本は、長男だからと強引に呼び戻されたが島で暮らすことにウンザリとしていた。父は漁師だったが、漁師よりも安定した仕事が良いと町役場に就職する。 役場には幼なじみの奥田和司と大江和彦も勤めていた。彼らも長男で島に戻っていて土木課に所属していた。当時の隠岐は国からの潤沢な補助金で住民の要望に応えて様々な事業を行っていた。この頃、島の漁業…
善玉コレステロールと悪玉コレステロール コレステロールには善玉と悪玉があるという話は結構良く知られているところだが、一般的に悪玉と言われているのがLDLコレステロールである。基準としてはLDLが119以下、善玉と言われるHDLが40以上だと正常とされる。しかし近年になってこの悪玉の中でさらに超悪玉が存在し、コレステロールが正常値でも発病する可能性があることが分かってきたのだという。 まずは血管内視鏡を使って心臓の冠動脈の血管内のコレステロールの観察から。するとコレステロールが沈着した血管壁は黄色っぽくなっている。これはコレステロールが血管の壁の中に溜まって血管を細くして、ついには閉塞させてしま…
復元工事が進行中の首里城 2019年、沖縄の首里城が火災で焼失するというショッキングな事件が発生したが、現在再建中で2年後の完成を目指しているという。そこで復元の状況紹介と共に琉球王国について紹介するとのこと。 首里城正殿(2012年撮影) まず首里城の復元であるが、以前の復元とは少し異なる姿になるという。現在、屋根の骨組みなどが出来上がっている状況だが、漆塗りのための下地塗りが始まっているという。そして朱塗りであるが、平成の時と異なる色になるという。それは沖縄の弁柄を使用するからだとか。これは古文書の記録に基づいたものだという。かつての商業用弁柄による鮮やかな色から、少し渋い色になるらしい。…
重源の大仏再建プロジェクト 源平の争乱の混乱の最中に平氏に焼き討ちにされた東大寺の再建に挑んだ重源が今回の主役。 大仏再建に取り組んだ重源上人 大仏殿の横のかつて七重の塔があった場所から焼けた土台が見つかったという。これは平氏による南都焼き討ちによるものである。平清盛の命で奈良の寺社勢力を攻撃した重衡は寺々に火を放ったが、それが燃え広がって東大寺や大仏殿を焼きはらってしまったのである。その後の朝廷による調査によると、大仏の首は落ち、手は折れて横たわっていて、灰は積もって大きな山になっているという惨状だったという。調査に同行した職人達は再建不可能と匙を投げたという。 しかしその困難な事業に名乗り…
産業に重要な接着剤の最前線 あらゆる産業分野で利用されるようになった接着剤。今では軽量化のために接着剤で組み立てられた車まで登場しているという。さらに最新のスマホなどを支えているのも接着の技術である。そのような接着剤の最前線を紹介。 実に多様な接着剤の世界 接着剤は昔から使われており、バベルの塔でもアスファルトを接着剤として使用したと記されているという。しかしこのような接着剤だが弱点は「水中では使えない」ということだったという。この難題に挑戦したのが東京大学工学部の江島宏隆准教授。 彼が2022年に発表したのが水中でも物を接着することが出来るという画期的接着剤である。1平方センチ当たり100キ…
赤道直下の氷河へ アフリカ最高峰と言えば標高5895メートルのキリマンジャロ。赤道下にもかかわらず山頂には氷河が存在するという。しかしこの氷河が現在年々減少しており、消滅が懸念されているという。 www.youtube.com キリマンジャロ国立公園はタンザニアの北部にあり3つの峰がある。その中で最も高いのがキボ峰であり、この山頂に氷河がある。登山口からはガイドやポーターなど総勢40名の大部隊で出発。往復8日間の取材のために1トンの資材が必要で、これをすべて人力で輸送するのだとか。 キリマンジャロは標高によって気候が変化する。最初の低地付近では熱帯雨林気候となる。標高3000メートルにかかわら…
あざの種類 今回のテーマはあざ。あざとはどんなものでなぜできるか、また出来た時にはどうするのが良いか。さらには問題のないあざと危険なあざとはという話。 専門家によるとまずあざとは急性のものと慢性のものがあるという。内出血などによるものが急性のあざで、蒙古斑などが慢性のあざとなる。なお内出血によるあざは最初は青紫色でそれが緑となって茶色を経て黄色になるという経過が多いとか。これは赤いヘモグロビンが黄色のビリルビンに変わることによるという。なお高齢者が内出血のあざが起こりやすいのは血管自体が脆いのと、組織に隙間が多いので圧がかからずになかなか出血が止まりにくいことがあるという。なお内出血を早く止め…
初の実用EV・日産リーフ開発の物語 現在、世界的にEVシフトが進行しているが、その先駆けとなったという日産リーフの開発物語。 初代日産リーフ 1991年、空前の好景気を謳歌している自動車業界の中で日産も至って好調であった。その一方でアメリカのカリフォルニアで大気汚染規制が強化されるとの情報に、日産も対応を準備しておく必要があると50人のEV開発チームが編成された。主力車の開発部門から移籍してきた門田英稔は、アメリカでわずかに売るためだけの車の開発部門に左遷だと肩を落としていた。電池開発担当の宮本丈司も他の部署から日陰部署と冷ややかな目で見られていた。しかしそこに自ら志願したのが電池担当の枚田典…
WHOも認めたツボの効果 今回はツボに関して。どうもツボによる治療というと胡散臭さを感じる人もいるようであるが、実はWHOでツボに関しての場所の統一のための会議が行われ、361のツボが認定されるなど、今や世界基準の治療法と認定されているというのである。 ツボ治療の効果が認められるようになってきた そこで実際のツボパワーの実践例が登場だが、痛みで首が右に曲がらないという女性の首を針で一突きすれば首が回るようになり、デスクワークで腕が上がらなくなったという女性も一突きで腕が上がるように。どころか逆子の治療まで足のツボに一突きで胎内の赤ん坊がゴソゴソと動き始めて姿勢が変化するということに。 さらに「…
清少納言の枕草子 例によって今回も大河連携企画。この番組ってこればっかりの気が・・・。しかしさすがに紫式部も藤原氏もネタ切れ感が強いので、今回は紫式部のライバルとも言われる清少納言に注目。清少納言と言えば枕草子なんだが、日本最古のエッセーなどとも言われている。彼女は藤原定子の女房であり、紫式部が彰子の女房なのでそういう点でもライバル関係と言えた。 土佐光起画の「清少納言図」 枕草子は写本で残ってきたのだが、番組では最古とも言われる藤原定家の写本などを紹介している。さて枕草子と言えば「春はあけぼの」だが、番組ではこれが実際にどんな景色だったのかを追究するところから始まる(どうでも良いような気もす…
世界遺産条件の4つを満たす砂海 アフリカの大西洋岸には骸骨海岸と呼ばれる多くの船を座礁させてきた海岸がある。その背後にあるのがナミブ砂海である。その面積は東京都の14倍もあるという。海岸から何もないナミブ砂海が続く。朝になるとここに美しい風紋が見られる。この自然の美しさが世界遺産登録の理由の一つとなっている。 www.youtube.com 内陸には乾燥で涸れた湖に枯れた木が乾燥のために腐らずにアートのように立っている。この砂漠にはサソリを始めとして固有の生き物が多く住んでおり、これも世界遺産登録の理由となっている。砂漠にはカメレオンもおり、体色を変化させて獲物を狙う。また固有種のトカゲや蛇な…
スマホから来る身体の不調 最近はスマホを長時間使用する人が増えており、ある調査によると1日の平均は113分とか。特に高齢者の使用時間が6倍以上に増えているという報告も。この事態に医療関係者からはスマホの使いすぎによる脳過労による脳機能の低下、スマホ老眼、前屈みの姿勢による首の異常などが懸念されている。そこで今回はこれらの専門医にスマホとの正しい付き合い方を紹介してもらう追うという趣旨。 スマホ中毒に要注意 まずはスマホ依存度のチェックから。○使用時間が1日平均2時間以上、○家でも仕事中でもすぐにスマホを手に取れる状態だ、○疑問が浮かんだ時すぐにインターネットで検索する、○移動時間など少しでも時…
夢物語と非難されながらも橋の建設を訴え続けた神戸市長 明石海峡に吊り橋を世界最長の吊り橋を架けて淡路島を通じて本州と四国を繋ぐという壮大な計画について。 明石海峡大橋 そもそも明石海峡大橋の構想をぶち上げたのは、1957年神戸市長の原口忠次郎だった。内務省に勤めていた原口は四国の物流の悪さによる過酷な状況を知っていた。四国との間に橋をかけて阪神の経済圏に結びつけるのは、阪神地区の繁栄のためにも必要だと考えていた。しかし4キロの明石海峡は潮流が早く水深も深いので橋桁工事が困難で、つり橋しか不可能だったが、当時はそんな長いつり橋など存在しなかった。夢物語だと批判されたが、原口は「人生すべからく、夢…
高血糖を脱出する方法 今回のテーマは高血糖。要するに糖尿病になる前段階で、この状態が続いていくと糖尿病になってしまう。実際には1000万人という高血糖と診断されても放置する人が多い。しかし半数が10年で2方糖尿病になってしまうという。糖尿病になると血管が損傷することで失明や手足の壊死などが起こったり、脳梗塞などで命を落とすことにつながることがある。また肌なども糖化で劣化したりする。 この検査で110以上が出たら要注意 高血糖の定義であるが、空腹時血糖が110以上だと高血糖とされる。またHbA1cが5.6以上も高血糖と診断される。で、今回はこの高血糖の人たちの数値を正常に戻そうという話。 番組で…