chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「北ア・活火山焼岳」

    ▼山の軽口・伝承神話「北ア・活火山焼岳」▼【概略説明】上高地の西南にそびえる焼岳は、噴火活動によって山肌が焼けただれているような、赤褐色をしている山。いまもそこかしこから湯気が立ち、山頂近くの噴気孔は硫黄が付着し、耐えられない硫黄臭をただよわせています。南峰と北峰に分かれていますが、南峰は登山禁止になっていて、登れるのは北峰だけ。焼岳は1585年(天正13)以来記録に残る活動は100回を越すといいます。ここは火山活動により、昔から硫黄のにおいが強いのか、『信府統記』という本によれば、飛騨(岐阜)側ではかつて硫黄岳と呼んでいたそうです。1858年(安政5)の噴火のあと、1911年(明治44)には22回にのぼる小爆発がありました。さらに1915年(大正4)6月の大爆発では東側に流れた溶岩流や泥流は、梓川をせき...「北ア・活火山焼岳」

  • こちらポンチ漫画屋。「百名山の神話伝説」

    「百名山の神話伝説・043」「浅間山」▼【概略説明】浅間山の噴火は、有史以来、1900年(明治33)まで、記録に見えるだけでも44回にもなるというから、かなりな暴れ山。なかでも1783年(天明3)の噴火はまれに見る大爆発で、88日間も活動がつづき、最後に「鬼押し出し」が噴き出しました。熱泥流は鎌原村を襲い、全村が埋没。大笹村の無量院の住職の手記とされる「浅間大変覚書」には、「時々山の根頻りにひつしほひつしほと鳴り、わちわちと言より、黒煙一さんに鎌原の方へ…」と、熱泥流が鎌原村へ押し寄せていったと記しています。これは「天明の浅間焼け」と呼ばれました。これに関連して不思議な話が……。【土下に埋って33年】、【爆発で生死を分けた15階段】、【浅間山の鬼富士山の鬼伝説】【ふたりの姫神の伝説】▼【続きを見る↓】ht...こちらポンチ漫画屋。「百名山の神話伝説」

  • 百名山の神話伝説・042「四阿山」

    百名山の神話伝説・042「四阿山」▼【概略説明】四阿山(あずまやさん)の山頂には東側を向いた、上州の祠と、南側を向いた信州の祠が建っています。ここは信濃国の豪族真田氏の信仰が厚かったところ。真田氏といえば、豊臣秀吉の知将といわれた真田幸村の家来の真田十勇士。なかでも忍術の猿飛佐助もこのあたりで修行したと言い伝えられています。佐助は、山頂南下の鳥居峠のふもとの郷士鷲塚家の生まれ。最初鷲塚佐助といっていました。いつも山中で猿などと遊ぶうちに、甲賀流忍術の「大名人」戸沢白雲斎に見出され、ミッチリと修行。甲賀忍者の免許皆伝をもらいました……内容【山名由来】、【日本武尊伝説】、【甲賀流忍術白雲斎】【猿飛佐助伝説】【頼朝、にぎりめしを投げつけられる】ほか▼【続きを見る↓】https://toki.moo.jp/mai...百名山の神話伝説・042「四阿山」

  • 百名山の神話伝説・041

    山のポンチ漫画家の百名山の神話伝説・041「草津白根山」▼【説明】(概略)草津白根山は、草津にあるのでほかの白根山と区別するため草津白根となっています。ここの白根は、雪が積もっていなくても、爆発のあとや火山灰、火山礫などで白雪のように輝いて見えるのでその名があります。ちなみに草津白根のクサツは、石油の古語の「くさうづ(くそうず)」(くさみづ・臭水)から生まれた地名だといいます。この山はいまも活動を続けている活火山の白根山(2160m)と、古い活火山である本白根山(2171m)がならんでいて、そのすぐ南に三角点のある2165mのピークがあります。その昔、日本武尊が東征の時、三原郷(嬬恋村)にやってきて、畑のあぜみちに落ちていたサトイモの葉で足を滑らせてしまいました。転んだ拍子にゴマの枝葉で目をついてしまいま...百名山の神話伝説・041

  • 百名山の神話伝説・040「赤城山」

    山のポンチ漫画家の「百名山の神話伝説040」は「赤城山」です。▼【概略説明】昔、赤城の神が、美しい中禅寺湖を自分の領地にしようと、日光男体山の神と戦ったことは有名です。また赤城と榛名の神争いというのもあります。赤城山に谷は、「九十九谷」しかありません。残念がった赤城山の神は、百谷にしようと、榛名山に一山盗みに行ったといいます。赤城の神が、榛名山の一山を盗んで、背負った所を榛名の神に見つかってしまいました。そして榛名山ろくでとれた陸稲の縄で縛られ、捕らえられたという伝説もあります。さらに天狗ばなしもあります。有名な大沼湖畔の飛鳥社の天狗は、赤城山を開山した了儒行者が変身したものといいます。江戸時代中期の『新著聞集』には「天狗一夜にして法燈寺をつくる」という項があり、赤城山の天狗が、和歌山県の由良町にある臨済...百名山の神話伝説・040「赤城山」

  • 百名山の神話伝説・039「武尊山」

    百名山の神話伝説・039「武尊山」▼【概略説明】上州武尊山は、「ホタカ大明神」をまつった山だという。この神は、北アルプスの奥穂高岳と同じ「穂高見命」のことだそうだ。かつては宝高、穂高、保鷹などと書かれていたものが江戸時代になって、武尊と書かれるようになったという。そのせいか、沖武尊近くの川場武尊や前武尊にも日本武尊の像がある。山麓には武尊神社があり、日本武尊伝説も多く残っている。昔、武尊山に悪者がはびこり村人を困らせていたという。それを聞いた日本武尊が討伐に出向いた。日本武尊との戦いで形勢不利とみた悪者の首領夫人は、「土出」という所に逃げようと、山ろくの片品村の花咲集落に下ったが、力つきついにそこで息絶えたという。そのとき、首領夫人の霊魂によって石に花が咲いたと伝える「花咲石明神」が、現在でも花咲集落の中...百名山の神話伝説・039「武尊山」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、とよだ 時さんをフォローしませんか?

ハンドル名
とよだ 時さん
ブログタイトル
山のふみあと日記
フォロー
山のふみあと日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用