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スパコンSEが効率的投資で一家セミリタイアするブログ https://www.hyoshionnu.com/

投資信託を活用し41歳でセミリタイアすることを目指し、実践している投資手法、投資成績や節約術を記事にしていきます。2020年1月時点(計画立案から3年)で1700万円の資産形成に成功しました。

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2019/09/13

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  • 将来に期待して投資しているわけではない(気がする)

    このブログでは、 「短期的な値動きを気にせず、長期投資するべし!」 とよく言っておりますが、これは 「長期的には株価が上がることが期待できるから、それまで待ちなさい!」と言っている訳では”ない”のではないか? と、なんとなく思いました。 そこで、自分の考えを深堀してみることに。 株式の真の価値とは何か? わたしは、 株式の価値は、「いま」一生懸命働いて利益を出してくれる人々にある と考えているようです。 つまり、 投資先の企業が成長し続けてくれるだろう。 将来も多くの配当金を払ってくれるだろう。 といった先のことに期待しているわけではなく、 「いま」まさに必死に働いて利益を出してくれている と…

  • トランプ関税というミニイベント

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) どこかで、 「トランプ関税は教科書に載る!」 みたいな声を聞きました。 が、個人的にはトランプ関税にはそこまでのインパクトは感じておらず、いまのところ 「ほどよいきっかけがあったので、絶好調だった株価の調整に入っただけ」 だと受け止めています。 というのも、株式投資には長い歴史があり、その中にはリーマンショックのように、株式投資をしていた人々が「もうやばいかも…」と強く絶望するようなアクシデントが何度も発生してきたのにも関わらず、長期的には投資家に大きなリターンをもたらしてきたからです。 例えば、 1914年には、世界の覇権国であるイギリスの経済…

  • 個別株投資は危険、投資信託は安全、不動産はミドルリスク…

    知人が、不動産投資セミナー的なものに参加して 「不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンなので、株式投資よりも安心ですよ」 なんて話を聞き、それを真に受けていたのでちょっとネタに。 よく、 個別株投資は危険 投資信託は安全 インデックス投資ならOK 不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン 債券投資は無難である やっぱり現金預金が一番安心 オルカンは右肩上がり といったことが言われますが、これらはすべて間違いです。 個別株投資で1銘柄だけに集中投資していればハイリスクになりますが、複数地域、複数企業に分散投資していればリスクは下がります。 投資信託であっても、レバレッジをかけた商品であればかな…

  • すごいぞ!中期バケツ!

    去年の11月ごろから軽い気持ちで手を出しきた中期バケツ。 想像していたよりもはるかにメンタルに良くて驚いている今日この頃。 というのも、トランプ大統領によって、先の不透明感が増しているわけですが、 「予想よりも株式が好調!」 ⇒ じゃあ、利確して中期バケツに入れよう 「なんと株化が暴落した!」 ⇒ 完璧なタイミングで中期バケツに移行したぜ… と好不調に関わらず、中期バケツ戦略が成功してしまうからです!! 「ドーン!」 正直にいってそれほど期待していなかったのですが、やってみないと分からないものですね~。 もちろん、 安定した定期収入がある 株式のタイミング投資で成功できる才がない の両方を満た…

  • 「あなたは何も知らない」

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) モーニングスターから、今の時期にピッタリな記事が公開されていたのでご紹介。 (You Know Nothing—Embrace That and You’ll Earn a Decent Return) まずはこのグラフ。 過去100年間にわたる、アメリカ市場の上昇・下降の時期が分かります。 色々と書かれているのですけども、ざっとポイントだけ書くと 青地 :株価が上昇を続けていた時期 紫地 :株価が下落を続けていた時期 水色時:株価が底から上昇し始め、前回のピークに回復するまでの時期 といった感じになっており、グラフ中(の各期間が終了する箇所)に…

  • GMO LLC「日本株が買いな理由」

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) GMO LLCが 「日本株式は買いだ!」 と言っていました。 3月末に公表された地域・セクター別の『今後7年のリターン予想』では、 GMO 7-Year Asset Class Forecast: 1Q 2025 と、日本株式(特に、小型・バリュー銘柄)が高いリターンをもたらすであろうと予想しています。 これの根拠となっている記事がこちら(Three Reasons we’re Overweight Japanese Equities)なので、色々と補足しながらご紹介していきたいと思います。 GDPの伸びに対して、EPSが大きく伸びている まずは…

  • 「日本の不動産は、他国の都市に比べて安い!」って本当?

    不動産投資をしたことのない私は、近ごろ、 「不動産で儲けている人たちが多くて、くっそうらやま!!!」 と思う日々を送っています。 とはいえ、 「靴磨きの私が気になりだしたってことは、そろそろ不動産価格はピークかなぁ?」 なんてことも思うわけです。 そんな中、よく聞く不動産の売り文句として 日本の都心の不動産は、他国の都市に比べて安い! というものがあるわけで、「それが事実であればまだ間に合うのか…?」なんて想像をしてしまったので、そこについてちょっと調べてみました。 <目次> アメリカの不動産の状況 他国の住宅事情 まとめ アメリカの不動産の状況 まずはアメリカの不動産の状況から。 2013年…

  • 「やっとリセッションが見えてきた」

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) 「トランプは交渉を有利に進めるために強気に出てきただけで、なんだかんだいって無難なところに落ち着きそうだね」 という、楽観論が増えてきたような気がしています。 私自身もそのように感じていて、少し前にはジェレミー・シーゲル氏の 「最近の株価の下落はデータによるものではなく、関税をめぐる恐怖からくるものだ」 という言葉や 消費者心理は冷えているが、景気後退のシグナルとなるデータは少ない という情報をお伝えしました。 その理由の一つとして リセッションに直接大きな影響を及ぼすもののひとつである失業率が大きな悪化は見せていない という状況を紹介しました。…

  • モーニングスター「4%ルールは過去の話」

    モーニングスターが、 「4%ルールは過去の話。今では3.7%程度が安全な引き出し率。」 的なことを言っております。 What’s a Safe Retirement Spending Rate for 2025? この結論にいたるまでの条件等々を並べると、 30年間、基本的には固定の金額を引き出す ただし引き出し金額には毎年インフレ調整を行う(インフレが進めば金額も大きくなる) 90%の確率で破綻しないよう調整 モーニングスターによる『今後30年の収益予想』を使用 という内容のもと分析した結果が、3.7%という金額になったようです。 そのモーニングスターによる『今後30年のリターン予想』はこれ…

  • 著書『NEXSU』が面白かったと言うだけの記事

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) 面白かった本『NEXUS』を紹介するだけの記事ですw 新刊を読むときは、図書館に調達してもらって読むことが多いのですが、久しぶりに『借りた本を読んだあとに、自宅用に買う』くらいに良い本でした。 --------- 『NEXSU』は『サピエンス全史』などの著者として有名なユヴァル・ノア・ハラリ氏が2025年3月に出版した本で、 過去の歴史から「”情報”が世界を変えてきたんよ」と言い、 これからは「AIは"情報"の世界を大きく変えるんよ」と主張しています。 とはいえ「AIの進化によって○○な未来がくる」という予想をしているわけではありません。 AIが…

  • モーニングスター「なにが”買い”であるか教えよう」

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) 相も変わらず市場が荒れており、これを楽しめている方ばかりではないとも想像します。そこで、少しでも気が楽になるような情報をお伝えできればと思っております。 そんなところ、モーニングスターから出てきたちょうど良い記事(US Stock Market Outlook: No Longer ‘Priced to Perfection’)を見つけました。 一言でまとめてしまうと、 「モーニングスター的には買い時だと思うよ」 という内容です。 詳しく見ていきましょう。 <目次> アメリカ経済の面ではイマイチ とはいえ、割安となってきた 株価は下がっているもの…

  • 私は急落を予言していた。

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) 私は急落を予言していました。 大正解。 さすが私。 というか、これだけ株価が異常なほど上昇しているのだから、『近い将来に大きな下落がある』なんてことは容易に想像できるわけで、シンプルにそのまま予想していただけです。 2023年1月からな。 ---- はい。 というわけで、2023年から「今年こそ急落する…!」と予想をし続けてきて、ついに的中しました! やったね! ちなみに、2023年1月2日のオルカンの基準価額は16121円で、現在(2025年4月9日)は22827円です。 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)【0331418A…

  • 【先月比マイナス493万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【94ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2025年3月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください 世間が「暴落だ!暴落だ!」と騒いでいるものだから、13か月ぶりに資産を集計してみたら、 総資産+649万円 投資益+400万円 と、この間で利確のために数百万円もの税金を払っていたのにも関わらず、しっかり資産が増えていました。 むちゃくちゃ順調じゃん!! --------- …という、ネタのような本音を置いたうえで、いつも通り『月々の資産の推移』も見ていきましょう。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに…

  • 【アメリカ株の敗北】『負け組』と『勝ち組』が逆転した2025年第1 四半期

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) 2025年の第一四半期が終わり、モーニングスターの調査により各セクターのリターンがこれまでとは逆転したことがハッキリしました。(すべてモーニングスターインデックスの実績です) グロース銘柄 vs バリュー銘柄 まずは、アメリカ市場のグロース銘柄 vs バリュー銘柄。 2月中旬ごろまで大きな違いはなかったものの、それ以降でリターンの差が広がっていき、 大型バリュー(黄線):+6.4% バリュー(青線):+4.4% 大型グロース(緑線):-7.5% グロース(赤線):-9.2% となり、ここ数年市場をリードしてきたMAG7率いるグロース銘柄がバリュー…

  • 経済は関税よりも強い

    (記事中にプロモーションを含む場合があります) トランプ関税によって市場が荒れており、このブログの読者さんの中にも(少数だとは思いますが)不安に思っている方もいるかもしれません。 バンガードからそんな状況にピッタリな記事が出ていたので紹介します。 Unfolding trade situation calls for investor discipline ざっと言うと、 関税は、短期的には世界経済にとってマイナスである しかし、中長期的には影響は少ないだろう 各国が調整しあうことで、よりよい貿易相手を探るであろうからだ また企業レベルでも、利益をもとめて新しい選択肢を模索するであろう このよ…

  • 『金(ゴールド)はリセッションを予想する』

    「金(ゴールド)がすごく上がっている」という噂を聞いたのですが 金の上昇はリセッション入りする前に起きる と考えているので、ちょっと調べてみました。 金は直近12ヵ月で50%も上昇 まず、「金はどれほど上昇しているのか?」についてですが、こちらのサイト(Is Gold's 50% Surge Warning Us of Trouble Ahead?)によると、現在の金価格はおよそ3000ドル/1oz(約31g)となっており下グラフにある通りに直近12ヵ月だけで50%も上昇しています。 比較的にリスクが小さい(破綻することがない)実物資産とは思えないほどの値上がりですね…。 ただ、当然これは平時…

  • 【違う】個別株投資は危険、投資信託は安全、不動産はミドルリスク…

    遠い知人が、不動産投資セミナー的なものに参加して 「不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンなので、株式投資よりも安心ですよ」 なんて話を聞き、それを真に受けていたのでちょっとネタに。 よく、 個別株投資は危険 投資信託は安全 インデックス投資ならOK 不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン 債券投資は無難である やっぱり現金預金が一番安心 オルカンは右肩上がり といったことが言われますが、これらはすべて間違いです。 個別株投資で1銘柄だけに集中投資していればハイリスクになりますが、複数地域、複数企業に分散投資していればリスクは下がります。 投資信託であっても、レバレッジをかけた商品であれば…

  • 個人投資家に聞いた「興味のある株取引」

    個人投資家800人に聞いた「興味のある株取引」という記事があり、 「インデックス投資でラクして儲けたい。みたいな意見が最多かな!?」 なんて想像しながら見ていたら、まったくもって予想外の結果となっていましたw その結果はこんな感じ。 ざっと抜き出すと 1位:株主優待でお得感を得たい(315票) 2位:高配当株で配当生活を実現したい(298票) 3位:定期預金より増えれば良い(228票) … 7位:インデックス投資で手間なく増やしたい(148票) な感じでした。 インデックス投資さん。 800人による複数回答可能なアンケートなのに、たった148票しか入らず…。 がびーん。 ちなみに『年代別』だと…

  • 株式ファンドは暴力的革命の勃発を防ぐ

    近ごろ 『株主でもある労働者』が増えれば、世の中が大きく変わるんじゃないか? と本気で思うことがあります。 というもの、現状は『株主の利益のために、労働者は虐げられている』わけですが、これが変化する可能性があると感じているからです。 というわけで、じっくりと妄想してみました。 <目次> 増えているストライキ 『株主でもある労働者』はブチ切れない 利益以外での『株主でもある労働者』のメリット 株式ファンドが世界を変える インデックスファンドの選択肢 一生懸命働かなくてもいいじゃん -------- 増えているストライキ 近年、アメリカでは労働者によるストライキなどの労働争議が増加しており、​20…

  • 幸せは年収7.5万ドルで頭打ち "しない"

    「年収7.5万ドル以上になっても幸福度は上がらない」 と聞いたことのある方は多いと思いますが、どうやらそうでもないようです。 『幸福度が上がらない』の根拠となっているのがこのグラフで、 これは、2010年に(みんな大好きな)行動経済学者ダニエル・カーネマン氏と経済学者アンガス・ディートン氏が行った研究結果(2010年時点なので、インフレを考慮すると現在では9万ドルが上限)で、いまだにこれを聞く機会は多いです。(High income improves evaluation of life but not emotional well-being) んだが、2023年には(みんな大好き)ダニエル…

  • 自分が賢くなければ何も選べない

    ひふみ投信の藤野さんが、 「オルカンは米国株式偏重、とくにMAG7に偏っている」 「このまま米国株式が下がっていくと、インデックス投信もパフォーマンスが期待できない」 と主張されていました。 “オルカン一辺倒”の風潮に警鐘「全世界に分散しているように見えて、米巨大テック企業7社に極端にベットした商品」、より安全な投資法とは この『オルカンは米国株式偏重』であることへの懸念については同意で、 「全世界株式とうたっているのに約6割がアメリカとか…」 「トレンドにある投資先の比率が高いのはイヤなんだよね…」 と日々おもっています。 オルカンに対しては、ほかにもいろいろと注文があって、 MAG7は除外…

  • セミリタイアする理由

    上司の退職の意思を伝えました。 直接会話する時間を調整中なのですが、そこでは「なぜ辞めるのか?」みたいな話になるはずなので、そこら辺を整理しておくべく、ブログに書くことに。 <目次> 「社畜からの脱却」ではない それでも辞める理由 自分の時間が欲しい やりたいことをやってきていない 「社畜からの脱却」ではない FIREする方の中には「社畜からの脱却」のような表現をされる方もいますが、私はそうは思っていません。 まず、 サラリーマンであったからこそ、これだけの資産が構築できた 雇われでなく、フリーで仕事をしていたら生きていけたかどうかも怪しい という観点から、とても「社畜だった」と言うことはでき…

  • 大谷翔平がバランスよく分散投資

    私はインデックス投資家ではありますが、 「アクティブ投資にチャンレジしてもOK!」 と考えている派閥の人間です。 もちろん、積極的に勧めるわけではありませんが、 「どうせ勝てないのだから、おやめなさい」 と言うことはありません。 確かに、アクティブ投資のハードルは高く、『プロでさえインデックス(市場平均)を超え続けることが難しい』ということは至るところで実証されています。 しかし、アクティブな投資でインデックスを超えている個人投資家がいることも事実です。 わざわざ名前をあげるまでもなく確実にいます。 希少な才能かもしれませんが、だからといって 「多分ムリだからやめておけ」 と無責任にアドバイス…

  • イーロン・マスクは休まない

    「イーロン・マスクは、今日も変わらず株主のためにも働いている」 と思えば、少しばかり株価が下がっていることなんか気にならなくなります。 ---- みたいな話。 株価が下落している主な要因は『トランプ関税』なんでしょうけども、 どんな関税が課せられようとも、株価がどれだけ下がろうとも、結局のところ株主のリターンの源泉は『労働者(経営者含む)の努力』であることに変わりはありません。 ここ数週間のように株価が低迷していると、なんとなく『停滞感』を感じてしまうかもしれません。 実際に経済も停滞することになるかもしれません。 しかし、 経済成長の根源で、かつ株主利益の根源である労働者の努力は変わりません…

  • 投資の不安と荻原博子さんと

    軽く愚痴みたいなものを。 みんな大好き、荻原博子さんの新しい記事が出ていました。 ざっとまとめると、 積立投資は貯金ではない! 投資なのだからリスクがある! そもそも高齢になってから積立投資を始めるべきではない! 金融機関に騙されるな!! 投資は自己責任だぞ!! という内容。 しごく真っ当。 …なんですが、いまは荻原さんに活躍してもらいたい時ではないのです。 荻原さんは、 「投資なんかちょろいぜ!」 「長期投資すれば絶対に勝てる!」 「インデックス投資をしないやつはバカwww」 と世間が調子に乗っているときのカウンターパンチャーとして活躍すべき人です。 2月の終わりから株式市場は不調気味で、投…

  • 「少子高齢化ばんざい!」にならなのは何故?

    「少子高齢化って、労働者にとって良いことじゃないの?」という素人の妄想が捗った記事です。 ----- 「少子高齢化で若者の負担が増える」ってさも当然のように言っているけども、そうでもなくない?とも思うのです。 なぜならば、少子高齢化が進めば、 高齢者(非労働者)が増える⇒お金を支払う側が増える 現役世代(労働者)が減る⇒お金を受け取る側が減る わけなので、現役世代が裕福になるはずだからです。 『ひたすらお金を手放すだけの人(高齢者)』が増えているのにも関わらず、『お金を受け取る人(労働者)』が減っているわけなので、 現役の一人当たりの受け取る額が増える。 と考えるのは自然です。 よくある画像で…

  • 案外強いぞアメリカ”以外”の配当銘柄

    スパコンSE的には、 配当銘柄への投資は『値動きがマイルドになりがち』というメリットがある分、リターンは劣ることになりかねない それでも、リタイア後の生活を考えると優良な投資先な気がするなぁ と、ぼんやりと考えています。 んが、 「アメリカの配当銘柄は弱いけど、アメリカ以外の配当銘柄は強いぞ!」 みたいな記事がモーニングスターに掲載されているのを発見。 「なんですと!?」と思ったので、中身を一緒に確認していきましょう。 アメリカ株式のリターン まずはこれ。 これは、アメリカ株式の過去5年間のチャート(配当再投資によるリターン)で、リターンが大きかった順に 紫色:市場全体(Morningstar…

  • 「使わないお金」の効用

    お金に余裕がないと頭の中が不安でぎゅうぎゅうで仕事も人生も失敗しがち…(過去のワイですw)さて、読者様よりお金に余裕ができたら気持ちにも余裕ができた、と嬉しいメッセージをいただきましたお金の余裕超大切!嬉しかったので記事にて紹介と私の思うところなどをhttps://t.co/LJELzqs6Q0 — ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) 2025年3月6日 ななしさんの上記ポスト(と以下の記事)を見て、『お金があることによるゆとり』について書きたいことが出てきたので記事にすることに。 旅行とお金 この『お金があることのゆとり』は、旅行の時によく感じます。 私は、忘れ物をするタイプ…

  • 知らんかった!利益”率”って長期的に伸びているんか!!

    Bravos Research にWe Are All F*ckedという攻めたタイトルの記事が掲載されており、「知らなかったなぁ…」という情報が書かれていたのでご紹介。 ---- 米国の株式市場は過去2年間だけで60%上昇したわけですが、過去には 1965年から60%上昇するには20 年かかった 1996年から60%上昇するには15 年かかった わけですから、この2年間がいかに恵まれていた時期だったかが分かります。 また、直近40年間のうち『2年間だけで60%の上昇をした』のは 2021 2011 1996 1987 しかなく、ここ2年間の上昇はまれにみる事態であったことが分かります。 ちな…

  • 「投資に娯楽を求めてはいけません。」

    「娯楽が欲しければ映画を見に行きましょう。投資に娯楽を求めてはいけません。」 というショッキングな言葉で始まるモーニングスターの記事が面白かったのでご紹介。 (What Does it Cost to Be Entertained By Your Investments? Try 14% a Year) その根拠の一例として、 2024年11月末までの3年間、S&P500が(ドル加重収益率で)年間11%リターンのリターンをあげていたが、テーマ型ファンドは年間7%のマイナスリターンとなっていた。 ※『ドル加重収益率(Dollar-Weighted Return)』とは、投資家の投資タイミング・金…

  • 【先月比マイナス327万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【93ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2025年3月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 久しぶりに資産減! 何故だかちょっと安心してしまう不思議w <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目…

  • 「マグニフィセントセブンは安いかもしれない」

    ブリッジウォーター・アソシエイツの共同代表投資責任者カレン・カルニオル・タンブール氏の 「マグニフィセントセブンは割高だと思われがちだけど、そうとは言い切れない」 との主張が、目からうろこだったのでご紹介。 Magnificent Seven’ stocks may be cheap and the S&P 493 expensive, Bridgewater says. Here’s why とりあえずコレを見てください。 この画像は、 青棒:過去10年間の利益(EPS)の成長率 赤棒:現在の株価を正当化するために、今後10年に必要な利益(EPS)の成長率 となっています。 左のグループ(M…

  • 荻原博子さんが良いことを言っている

    名著「投資なんておやめなさい」で有名の荻原博子さんが、 「つみたてNISAで長期投資なら儲かる」に根拠ゼロ…荻原博子が「投資のプロの話を真に受けるな」という理由 という記事を出していました。 ざっとまとめると、 投資は減ったり増えたりするものであり、必ず儲かるものではない。 アクティブファンドが長期目線で投資しているとは限らない。 インデックス投資であっても『日本のみ』では、長期投資でもほとんど儲からない時期もあった 10年間の実績でも、グラフの切り取り方によって素晴らしく見えたり、怖く見えたりする 1週間後は多少予想できても、10年後はまったく分からない。 とのこと。 「完全に同意」 たまに…

  • バンガード「管理手数料を下げ続けているけど、他社より儲けているよ」

    バンガードが、ただでさえ低かったファンド管理手数料をさらに下げることで絶賛されていたわけですけども、そのバンガードから 「管理手数料を下げ続けているけど、他社より儲けているよ」 みたいな記事(Low-Cost Provider Vanguard Gathers the Most Fee Revenue)がでていました。 ざっとまとめると、 手数料”率”は下げているけど、総手数料が減っているわけではないよ 言わずもがな、資産加重管理手数料は最低だよ 管理手数料のシェアも伸ばしているよ とのこと。 総手数料は増えているよ バンガードの手数料収入は以下のように推移しています。 2021年にピークを迎…

  • インデックス冷蔵庫は存在しない

    <目次> トンネル効果ってなんぞ? だいたい分からん インデックス投資もそれでいい インデックス冷蔵庫は存在しない 冷蔵庫メーカは私のライバルではない 「インデックス冷蔵庫は存在していないのに、インデックスファンドは存在している!」 「株式市場って意外と優しいのね!」 みたいな話。 ------- 最近、 「理解できないけど、まぁいいや」 「腑に落ちないけど、信じてみよう」 のような『分かろうとしないこと』が大事だなー、と思うことが多いです。 盛り上がっているネタがあると、ついつい物申したくなってしまいます。 例えば、 芸能人のスキャンダル 年金制度の改変 政治家のの公約 なんかがそう。 んで…

  • 我々はマグニフィセントセブンなんかよりも強い

    <目次> 日本を豊かにせずにはいられない 投資で儲ける=税を支払う=日本が豊かになる 海外企業が儲かってもいいじゃん 株主がゴールでありスタート 投資インフルエンサーである ななしさんに記事を紹介いただきました。 感謝! 【安泰なのでは?】日本の投資黒字がヤバいwww巨額のデジタル赤字で日本はオワコン、という話をけっこう見ますが、その裏で第一次所得収支(証券+直接投資)がヤバい数字にスパコンさん@hyoshionnu が良記事を書いていたので乗っかりました投資で日本を救いましょうwhttps://t.co/8vMCC3VbEA — ななし@氷河期ブログの人 (@_teeeeest) 2025年…

  • 「貿易戦争が市場に及ぼす5つの影響」

    チャールズ・シュワブから『貿易戦争が市場に及ぼす5つの影響(Five Investing Impacts of a Trade War)』というトランプ後の世界を占うのにちょうどいい記事があったので、ご紹介しつつ考察。 その5つとは、(『5つの影響(Impacts)』というか『5つの考察』だけど) トランプ大統領当選が決まっても全世界株式は順調じゃん トランプ一期目の関税の時もあんまり反応なかったじゃん 海外での売り上げが大きい企業ですら影響はあんまりなかったじゃん トランプの関税宣言は脅し半分で、そこまで極端にはやらんじゃん 結論、あんまり影響はでないんじゃん? です。 トランプ大統領当選が…

  • 投資黒字。もっと騒げよ。

    そこそこ歓迎されるであろうと思って投稿したこのポスト。 「証券・海外直接投資からの第一次収益は過去最高の40兆2000億円の黒字」外国投資の収益が絶好調!これからもバンバン海外に投資していけば日本大復活もありうる…!?https://t.co/lXlCCvj42I pic.twitter.com/Eh8pfoCbUh — スパコンSE@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2025年2月10日 Xでの自分の発信力の弱さは理解していますが、それにしても反響がなさすぎてショックを受けましたw さらに、ネット記事を適当にあさっているだけだと、これを取り上げている記事が見当たらなかったので、リベン…

  • スパコンSEのセミリタイア計画

    <目次> 実はセミリタイアじゃなくて… 私の真似をするべからず 仕事と労働 先のことは分からんで 耐えられないことはしない おはようございます。 「1億円近い資産ができたからセミリタイアする!」 と息巻いている私です。 が、三点ほどハッキリとさせておきたいことがあります。 実はセミリタイアじゃなくて… 一点目として、これまでずーっと『セミリタイア』という単語を使ってきましたが、どちらかというと『脱サラ』という言葉の方が自分の感覚にはあっています。 それでも『セミリタイア』という言葉を使っているのは、 ブログ開設時に『セミリタイア』という言葉が流行っていたから でしかなく、そのまま惰性で言い続け…

  • 【先月比プラス41万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【92ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2025年2月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 今月も過去最高の資産を更新!! この好調はいつまで続くのだろうか…? <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライ…

  • 「○○と比べたら幸せになれるんじゃないの!?」

    <目次> SNS上の人と比べる 身近な人々と比べる 昔の自分と比べる なにと比較してもダメなのかもしれない 最後に、大切なこと 土曜日のポエム。 少し前のXでのポスト。 自分で書いておいてなんだけど、時代や環境が変われば豊かさの基準は変わるわけで「絶対的に豊か(貧しい)」なんて存在しないような?そうすると「相対的に豊かかどうか?」で考えるしかなく、相対で見るのであれば「どこと比較するか」がそのまま答えになるつまり豊かと思うかどうかはあなた次第 https://t.co/o5u6MCteFY — スパコンSE@投資ブロガー (@hyoshionnu) 2025年1月27日 良いこと言ってるじゃん…

  • 「投資家は楽して儲けているから増税してOK」??

    つい先日、「株式投資の源泉は労働者からの搾取にある!」みたいな記事を公開したわけですが、ちょうど 国民民主党が金融所得課税を30%に増税する案を出していた ことが話題になっていたタイミングとかぶってしまったことで、 「投資家はズルして儲けているから増税してOK!」 みたいな考えをしているかのようになってしまいました。 が、当然そんなことを考えているわけではないので、バランスを修正するための記事を書くことに。 ---- まず 投資家はズルい 投資家は楽して儲けている という考えには否定的です。 というのも、 投資家と労働者は持ちつ持たれつの関係にある と考えているからです。 投資家(≒資本家)が…

  • 投資で儲ける人がいる=損する人がどこかにいる?

    投資を始めようか悩んでいる方から、 「インデックス投資は儲かる。とは聞くけども、投資をしていて”儲けた”ということは、反対にどこかで”損した”人がいるってことよね?その”損した”人は誰なの?」 との質問を頂きました。 確かに、短期トレードによる儲けであれば、『勝った投資家』の向こう側には『負けた投資家』がいます。 しかし、『インデックス投資はプラスサムゲーム』と言われることが多いです。 その理由はざっくり 世界経済の成長やマネーストック(通貨の量)の増加をベースに儲けているため、『損する人』は存在しない という面もあるのですが、 『損する人』とは労働者のことである との回答を強調したいと思いま…

  • 「AI銘柄は高いから投資しすぎないように」

    バンガードが 「AI銘柄は高いから投資しすぎないように」 と言っている記事(Look at the bigger equity picture: AI beyond tech)があったのでご紹介。 (DeepSeekショックの前に公開されていた記事です) 端的にまとめると、 AI銘柄は割高であるから、投資比率を高めるべきではない また、ハイテク部門は歴史的に見て、こうした技術変革の時期に優れた業績を上げていない AIの恩恵をあずかりたいのなら、AIを利用する企業に賭ければいい 「AIを利用する企業」とは、米国そのものだ よって、株式市場全体に賭けるべきである といった内容でした。 正直、あまり…

  • 個別株投資の時代がキター!?

    とある記事を読んでいたら、 「企業の評価が正しく行われなくなってきたので、アクティブ投資の時代がきているのか?」 なんてことを想像させられました。 その記事とは、Bloombergのこれ。 ・ウォール街のアナリスト、調査部門縮小で行き場失う-ブロガー転身も ざっとまとめると、 金融業界の企業分析部門(アナリスト)は大きく人員削減させられている 残ったアナリストは、これまでの2-3倍の企業を担当していることが多い その要因は、自動化やパッシブ投資(≒インデックス投資)の躍進によるもの といった内容となり、特に印象に残った言葉として、 アナリストの削減によって、これまでと同じレベルの情報は得られな…

  • 海外に投資して日本を金持ちにしようぜ!

    2024年だけで オルカン(eMAXIS Slim)への資金流入が約2.4兆円 eMAXIS Slim S&500への資金流入が約2.0兆円 ということが話題となっていますね。 (投資信託の年間資金流入額、歴代でもオルカンが首位 投信ランキング) 素晴らしい! 『広く分散投資するべし』という考えが広がってきたことも素晴らしいのですが、個人的には『海外企業の利益を搾取している人が増えてきた』ことも喜んでいます。 というのも、私は以前から 日本が自力で経済を立て直すことは難しいかもしれない ならば、海外企業の利益を搾取することで日本を豊かにしようぜ! みたいに考えていたからです。 例えば、 日本人…

  • アスファルトで目玉焼き

    アスファルトで目玉焼き 読み方:あすふぁるとでめだまやき ------ 魅力的なフリー画像を見つけたものの、使いどころとが思いつかない様子。 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。 ------ あなたのクリックが本ブログの評価を決定します。以下バナーをクリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします^^ ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュースを取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします! フォローする @Hyoshionnu ランキング参加中個人投資家ランキング参加中投資信託ランキング参加中投資ブログを購読しよう【株・FX・経済】

  • 「減税で成長させる!」と言った大統領が当選すると株価が下がる

    1928年にハーバート・フーバー大統領が誕生するまでの10年間、株式市場は素晴らしい成長を見せました。 しかし、「企業に有利になるよう減税する」という(トランプに似た)政策をとっていたフーバー大統領が誕生してから数か月後、株価は90%近くも大暴落し、世界恐慌に突入することになりました。 同様に自由経済によって成長を促進する政策を取っていた1972年のニクソン大統領と2000年のブッシュ大統領が誕生した時にも同様の結果となりました。 トランプ大統領は減税によって経済成長を促進しようとしていますが、同様のことが起きるかもしれません。 --------- というちょっと恐ろしい記事「It’s Hap…

  • 【必見!】長期リターン予想比べ【バンガード vs ブラックロック vs JPモルガン vs フィデリティ vs シュワブ vs モーニングスターvs…】

    この先を占うのにいい記事があった! いや、むっちゃいい記事があった!!! というわけで、とにかくこれを見れ。 これはモーニングスターが、メジャーな投資会社の出している『今後10年前後の期待リターン』を、クラス別に並べたグラフです(Experts Forecast Stock and Bond Returns: 2025 Edition) (なんでか知らんけど、こういったグラフを見るとワクワクしちゃいます!!) 予想は、左から順に アメリカ株式(US Equity) 先進国株式(Developed Markets Equities)(除くアメリカだと思われ) 新興国株式(Emerging Mar…

  • 富裕層へ増税してもいいよ。ただし…

    ちょうざっくり、 日本が良い国になるのであれば増税しても良いと思うのですよ。 その理由はシンプルで、 増税することで日本の治安がよくなる気がするから と考えているからです。 税金の役割の一つは、富の分配にあると考えられますので、 低税率である国は、富の格差が広がり、社会に不満を持つ人間が増え、強盗や暴徒化など犯罪が多発することになり、社会が不安定化する。 高税率である国は、富の格差が縮まり、社会に不満を持つ人間が減り、経済的に追い込まれたことが起因による犯罪が減り、社会が安定化する。 となり、 富の再分配を強く実施するかどうかが、社会の安定=治安を左右する と感じています。 言い換えると、 高…

  • 【先月比プラス133万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【91ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2025年1月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 今月も過去最高の資産を更新!! この好調はいつまで続くのだろうか…? <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライ…

  • NISAで年初一括投資はしないよ

    「一般NISA枠を使って年初に一括で240万円投資しました。」 なんて声が聞こえてきますが、私はそんなことをしません。 何故なら そんな余剰資金はないから。 一括投資が分割投資に比べて有利であることは確かですが、一括投資と分割投資を比べると、 一括投資の方がリターンが大きくなる可能性が高い だけであり、必ずしも一括投資が有利な結果に結びつくとは限りません。 しかし、『投資タイミング』以前に、そもそも 株式投資そのものが『必ず儲かる』とは言えないが、儲かる可能性が高いモノ であり、 『一括投資のほうが儲かる』とは言えないが、儲かる可能性が高いモノ と、似たようなものであるようにも考えられます。 …

  • スパコンSE「2025年予想」

    「さすがに2025年は大きく下落するだろう。」 2025年の予想はこの一言に集約されます。 何故ならば、 2024年にむっちゃ上げたから。 シンプルにそれだけです。 例えば、大人気オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、以下グラフのように推移しており、直近1年のリターンは驚異の+29.13% (1/6時点)となっていました。 また、その前々年(2023年)の年間リターンも+30.42%でという素晴らしいリターンをたたき出していました。 (Yahoo!ファイナンス) 一年間の投資リターンは5~7%程度と言われることが多いことと比べると、『直近2年間のリターンは異常』…

  • charles SCHWAB「2025年の世界展望」

    charles SCHWABから『2025年の世界展望(2025 Global Outlook: Clearing the Hurdles)』なる記事が公開されていたのでご紹介。 ざっとまとめると、 2025年の世界GDP成長率は約3%となる見込み(2024年と同程度) アメリカ・中国という2大国の経済成長率は、2025年に鈍化すると予想。 しかし、他のほぼすべての国は成長率が改善すると予想。 世界経済は平均以下の成長率となるが、回復傾向にあるため堅調なリターンが期待できる。 とのことでした。 では、個別に見ていきましょう。 世界経済成長に対する最大のリスク charles SCHWABは、 …

  • 明けましておめでとうございます!

    明けましておめでとうございます! 素晴らしい2024年が終了し、先行き不透明な2025年が始まりましたね。 おそらく今年はサラリーマン最後の年になります。 この『絶好調相場』で安定した収入源を断つことには多少の抵抗はあるものの、絶好調相場であったからこそ、ある程度の安全資産を確保することにも成功しました。 2025年の市場の変化、資産の変化に応じて、自分のセミリタイアに対する感情がどう変化していくのか謎ではありますが、その点についてもお見守りいただければと思います。 なお、投資に関しては2025年も変わらず、 「そんなことはいいから、インデックス投資しようぜ!」 という結論をふりまき続けていき…

  • 【+2145万円】2024年の投資パフォーマンスを振り返り

    私の知らないあいだに、2024年もあと少しとなっていたようなので、2024年の投資パフォーマンスを振り返ってみたところ、以下結果だったようです。 総資産 :2145万円プラス(5938⇒8083) 投資益 :1897万円プラス(2201⇒4098) 追加投資: 450万円(くらい) 売却益税: 200万円(くらい) 素晴らしすぎる。 なお『追加投資』の金額は、2024年に実施した投信の売却やら、投信の移管(楽天⇒SBI)やらなんやらごちゃごちゃしていたので、正確には分かりません! というか、改めて投資益を見てみると、 2023年12月時点:2201万円 2024年12月時点:4098万円 とお…

  • モーニングスター「2025年の経済予想・割安セクターについて」

    モーニングスターから『米国株式市場の予想: 関税は2025年のワイルドカード(US Stock Market Outlook: Tariffs Are 2025’s Wild Card)』という記事が公開されていたのでご紹介。 ※バンガードの2025年予想はこちら。 内容をまとめると、 株式は全体的に割高だよ でも、きっかけがなければ下落はしないと思うよ なお、割安なセクターもあるよ となっています。 米国株式市場には約5%のプレミアムがついている モーニングスターは、 米国株式市場は公正価値に対して約5%のプレミアム付きで取引されている。 と評価しており、「2010年以来、全体の10%しか達…

  • ネコちゃんと資産形成と健康と

    ネコちゃんを飼いはじめたんですよ、ネコちゃんを。 かわいいですね。 ----- というわけで、ひたすら可愛さについて書きたいところですが、多くの方がついてきてくれないであろうことから、 ネコを飼うとお金が貯まる ネコを飼うと健康になる みたいな変化球をツラツラと…。 ネコを飼うと健康になる ネコちゃんを飼うと 癒される 楽しい といったお気持ち面でのメリットだけでなく、大真面目に調査した ネコを飼うと、腸内細菌叢(腸内フローラ)が整う(中国海口市海南医科大学) ネコを飼うと、心血管疾患のリスクが低減する(ミネソタ大学) という研究結果も報告されています。 詳しくは上記論文をご参照頂きたいのです…

  • 「人生の格差は中年以降に拡大する」

    投資インフルエンサーである ななしさんの記事にとても共感したのでご紹介。 こちらアゴラの記事(人生の格差は中年以降に拡大する理由)を参考に書かれた記事なのですが、元の記事をざっくりまとめると どんな優良銘柄よりも自分に投資するほうがリターンが高い! 必死に節約をして株を買うより、もっと自分のスキルを高めることに投資するべし! という内容となっています。 それに対してななしさんのコメント。 何だかんだで管理人がいま生きているのは過去に節約してコツコツと投資を続けたことが大きいです。 これは人的資本関係ないですし、ほんのちょっとでも入ってくる配当はメンタルを支えてくれましたし、資産があることでリス…

  • 「バフェットは間違えない」

    「ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイのキャッシュ残高が過去最高に達している」ということが各所で報道されていますが、その状況について分析している ウォーレンバフェットは間違えない(Warren Buffet is Never Wrong) という記事が興味深かったので紹介します。 ※この記事での『キャッシュ』は、MMFなどの『容易に換金できる短期資産』を指しています。 いまさら紹介するまでもないかもしれませんが、 過去30年間、S&P500が800%のリターンをもたらしているのに対して、バークシャーは約2100%のリターンを上げている と、圧倒的パフォーマンスを上げていることか…

  • カブアンドが成功することを願っています。

    投資家の間では不人気なカブアンドですが、私はそこそこ応援しています。 とはいえ、 自分でカブアンドを利用するつもりは一切ない 他人に勧めるつもりも毛頭ない カブアンドを使うくらいなら、カブアンドより安いサービスを利用して浮いたお金をオルカンに投資するべし とも思っています。 では何に期待しているかというと、 カブアンドをきっかけに投資に興味をもつ人が増て欲しい の一点だけです。 わたしは ほとんどの人にとっての最適な投資は、広域に分散したインデックス投資である と考えています。 これは、投資初心者の人に対しても同じで「まずオルカンを買いましょう」とアドバイスしています。 しかし、すべての人がイ…

  • 【先月比プラス251万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【90ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年12月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 インデックス投資を始めて90か月。 ついにリターン(評価益含む)が4000万円を突破しました!! <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利10…

  • バンガード「2025年の経済予想・市場見通し」

    バンガードから2025年の経済予想が出ていたのでご紹介。 全体的にはこんな感じ。 ※ブラウザに日本語翻訳させたものです。 ※『ナイル』は『自然失業率』です。 個人的には、 アメリカが超強い 中国は意外とイマイチ 日本もなかなかやるね という感想を持ちました。 アメリカ経済に対してヴァンガードは 米国経済はインフレ率の低下・力強い経済成長という好ましい状況にあるが、これはFRBの政策によるものではない。 生産性の伸びや、労働力の急増といったサプライサイドの要因。 とコメント。 また このサプライサイド側のプラス要因は2025年も続きそうだが、トランプによる関税や移民政策によって相殺される可能性も…

  • 2024年ベストバイ

    早いもので2024年ももう終わりのようですね。 というわけで、毎年恒例の『今年買って良かったもの』を発表していきたいと思います! まずはこれ! テレビのリモコン Panasonic DIGA 代用リモコン MA-B07KM3RG2R posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 地味ですみませんね。 正確にはブルーレイレコーダーのリモコンなのですが、我が家ではおよそ10年に買ったDIGAを使っており、 「DIGAそのものに不満はないけど、リモコンの反応が悪いなぁ…」 とずっと思い続けていました。 分解&清掃、接点復活材などを駆使しながらダマしダマしきたのですが、ついに買い替えること…

  • 「配当投資についてあなたが誤解していること」

    『配当投資についてあなたが誤解していること(What You’re Getting Wrong About Dividend Investing)』的な記事がMORNING STARから出ていたのでご紹介。 冒頭では、 「高配当投資への考え方が二分している」 と書かれていますので、 「アメリカでもインデックス派 vs 高配当派の戦いがあるんかなぁ?」 と想像しながら読んで頂ければと思います。 ----- 結論は、 「配当投資かどうかに関わらず、モチベーションが維持できる投資法を選びましょう。」 であり、高配当投資が優れているとか劣っているという話ではないのですが、高配当投資の特徴について理解を…

  • ぶっちゃけ仮想通貨の躍進がうらやましいよ

    仮想通貨が大躍進していますね。 私は仮想通貨をまったくもっていないので、正直に言って むっちゃくちゃ悔しいです!!! このブログを始めた2019年から仮想通貨に対しては懐疑的で バフェットが「分からないものには投資するな」と言っている! だから私は買わない! との主張を5年間続けてきました。 しかし、ここまで伸びるとはまったく想像していませんでした。 少しでも投資していれば、この落胆は小さなものになったのでしょうが、時すでにお寿司…。 ----- さて、というわけで、今後についてですが、 仮想通貨への投資はしません。 仮想通貨の価格が急上昇している事実は把握していますが、 仮想通貨に価値がある…

  • インデックス投資は儲かるという『宗教』

    詳しくは忘れましたが、X上で 「オルカンは、20年、30年投資を続ければ必ずもうかる仕組み」 みたいなポストが話題となっていたような、なっていなかったような。 これに対しては当然 そんなわけない と言わざるをえないです。 オルカンのメインの投資先である株式は『株主が儲かる可能性の高い仕組み』ではあるものの、『かならず儲かる』と言うことはできません。 投資期間が長くなればなるほど儲かる可能性は高くなっていくでしょうが、たとえ100年、200年と投資を継続しようとも、”必ず”儲かると言い切ることはできません。 であるのにも関わらず、私はそんなオルカン(などの広域への分散投資)をしています。 その理…

  • 悲惨w

    近ごろ、しょっちゅうアメリカ株式の史上最高値が報道されてますね。 アメリカ株式は以下のように長期的に見れば右肩上がりに株価を上げ続けているので、ある意味あたり前の現象です。 <アメリカ株式(VTI)の推移 2008年7月~> そして、全世界株式についても、上昇幅はマイルドになっているものの、アメリカ株式と同じように右肩上がりに上昇しています。 <全世界株式(VT)の推移 2008年7月~> しかし、新興国株式だけは違うようです。 <新興国株式(VWO)の推移 2008年7月~> (チャートはすべてVTが誕生した2008年7月から現在まで) これは悲惨。 この間、『新興国が経済成長していなかった…

  • 「株式と債券は逆相関である。」

    「株式と債券は逆相関である。」と言われているけど、「最近は逆相関じゃないよなぁ…」と思っていたけど、やっぱり逆相関だった話をします。 ややこしくてすみません。(わざとです) 一般的には、株式と債券は逆相関にあると言われることが多く、 株式が上がると、債券が下がる 株式が下がると、債券が上がる と考えられがちです。 その根拠をざっくり説明すると 先行きが不透明になる ⇒ 株式を売り(株価下落)、安定している債券を買う(債券上昇) 先行きが明るくなる ⇒ 株式を買い(株価上昇)、安定している債券を買う(債券下落) のように考えられているからです(金利の影響とかもありますが、ざっくりと…) しかし、…

  • なんだかんだ「お気持ち」が最重要

    先日書いた通り、直近数年のお金を確保しておく中期バケツに4資産均等型を選んだわけですが、そこそこの葛藤もありました。 具体的には 『(私よりは)効率的市場仮説』を推していながらも、海外資産を売り、半分が円資産である4資産均等型に乗り換えるということは、「これから円高になる」と信じていることになるのではないか? という葛藤で、 わたしの予想よりも、市場で取引されている通貨の価格の方が適正値により近い であるのにも関わらず、円資産の比重を重くするのは理にかなっていない と、自分の選択に納得できていませんでした。 このモヤモヤに対して、まずは 「円で生活しているから多くの円を必要としているだけで、円…

  • セミリタイアするけど4%ルールなんて気にしてないよ

    FIRE、セミリタイア界隈では『4%ルール』が取り沙汰されることが多いと思うのですが、私は4%ルールをあまり気にしていません。 私の知っている4%ルールの出所は、テキサス州のトリニティ大学による『Retirement Savings: Choosing aWithdrawal Rate That Is Sustainable(老後の蓄え 持続可能な持続可能な引出率の選択)』というレポートで、これは、 1926~1995年という、たった70年間の実績のみを元に検証したレポート で、かつ 『30年後に破綻していない(1ドル以上の資産が残っている)』をゴールとしている 税金や手数料を考慮していない …

  • 【先月比マイナス22万円?】セミリタイアに向けての資産・投資成績【89ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年11月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 中期バケツ向けに投信の売買をしていたら、自分で計算していた損益計算がバグってしまった今日この頃。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利10…

  • 投資の勉強をしてますん

    「インデックス投資だけするのであれば勉強は不要」みたいな言葉をどこかで聞いたような気がするので、そこに対する意見をツラツラと。 まず、 現在、私は投資の勉強をしてますん。 わたしは読書が好きなので、多きときには月に10冊くらいの本を読み、そのうち10%くらいは投資・経済に関する本です。 しかし、これには『投資の勉強』という意識はなく、ただ面白いから読んでいるだけに過ぎませんし、これによって投資リターンが向上するようなこともありません。 よって、投資の勉強をしているような?していないような?という状況です。 よってインデックス投資家に対して、「リターンを上げるために投資の勉強をしろ!」と言うこと…

  • 中期バケツ資産はこれに決めた!

    ずっと悩んでいた中期バケツ用の資産がついに決まり、 ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)になりました! 中期バケツ用の資産とは、下の記事でも書いた 世界分散株式(オルカンなど)は8000万円あれば十分。 8000万円を超えた分は、比較的に低リスクな資産(中期バケツ)に入れておこう という考えによるものです。 検討段階では、 全世界高配当株式 全世界債券 株式・債券のバランスファンド(4資産均等など) 物価連動型の日本国債 現金 あたりが主な候補でした。 この中から4資産均等型を選ぶことになったのは、 為替の影響を小さくしたい。 かといって日本円なら安心とは思えない。 でも為替…

  • 投信を売ったらすごく気楽になった。

    下の記事でも書いているのですが、想定を超えて増えすぎた投資資産を売りに出しています。 したら、急激に気がラクになった。 セミリタイアが現実的なものなってくるとともに(といっても時期は未定なんですけどもw) 「セミリタイア後に、急激な円高と株価の暴落が同時に起きて、資産が60%でも減ったら生きていけるんだろうか…?」 というぼんやりとした不安が浮かんでくることがあったわけですが、数年の生活費を現金化したことでその不安が激減しました。 いまだ資産の90%ほどは株式にツッコんでいるのにも関わらず。 少し前までは、少しでも現金を保有していると 「機会損失だ!!!急いで投資しなきゃ!」 という強い感情が…

  • 年代別「貯蓄ゼロ・貯蓄2000万円以上」の割合

    LIMOから30歳代~60歳代「貯蓄ゼロ・貯蓄2000万円以上」の割合を棒グラフで比較してみたなる記事がでていました。 まずは、世帯別・年代別平均貯蓄額。 ※画像にある『筆者作成』は『スパコンSE作成』じゃないよ! 予想通り、おしなべて二人以上世帯の方が貯蓄額が多いようです。 それにしてもこの中央値と平均値の差は相変わらず…。 続いて、『貯蓄ゼロ』と『貯蓄2000万円以上』の割合です。 こちらも想像通り二人以上世帯の方が貯蓄が多いケースがほとんどです。 さて、個人的にはこれを見て 「お金がない人こそ結婚するべし」 と言いたくなります。 この『二人以上世帯の方が貯蓄額が多い』という状況の要因とし…

  • 株式100%のポートフォリオにメスを入れる時がやってきた

    株式(ほぼ)100%のポートフォリオにメスを入れる時がやってきました。 もちろん、株価が上がりすぎているから別の資産に退避する」「円高になりそうだから海外資産を減らす」といったタイミング投資がしたいわけではなく、 計画していた以上に資産が増えたから、『安心』をより厚くするために低リスクの資産を増やす という話です。 現在のわが家の年間支出額は400~500万円ほど。 私が想定している株式投資リターンは年間5%ほどであるため、8000万円分のインデックスファンドを保有していれば、ここから支出の大半をまかなえることになります。 これに加え、ブログや太陽光発電からの収入があるため、机上では『FIRE…

  • バンガード「日本復活!!」

    バンガード社から『数十年にわたる成長停滞の後、日本は復活した(After decades of stagnant growth, Japan is back)』という、記事が公開されていたのでご紹介。 日本国内で暮らしていると「日本はいつまでたっても好転しないなぁ…」なんてことを感じますが、バンガードからは違った見え方をしているようです。 ついに始まった賃金上昇とインフレ まずは『賃金上昇とインフレ』についてです。 グラフ内は 黄棒:名目賃金の変化率 青棒:インフレ率 となっており、バンガードでは、 実質賃金の伸びも2年ぶりにプラスに転じることで、民間消費が需要を牽引しており、一時的なショック…

  • 【先月比プラス351万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【88ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年10月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 またしても円安方向に振れたため、資産が増えちゃった(・ω<)☆ <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。…

  • 残業代がうれしくない

    仕事がドタバタしていて、「金曜6時30分の記事更新」が遅れました! ドタバタしている分だけ残業が多いわけですが、そんな状況にあるときの感情が 過去:「今日一日の残業代だけで○万円稼いじゃったぜ!ヒャッハー!!」と大喜び 現在:「これだけ苦労してもこれだけの残業代がもらえるだけか…。ほぼ意味ないな…」と悲しむ と変化してまいりました。 この変化の要因は、おそらく資産総額が大きくなってきたからで、 数万円程度稼いだところで総資産の変化率は微々たるものでしかない ことが影響しているのかと思われます。 この変化を言い換えると、 過去:辛い残業⇒残業代というボーナスによる救い 現在:辛い残業⇒たいした救…

  • 「期待リターン」ってなんなん?

    ※ここでいう『リスク』は『ボラティリティ(変動の大きさ)』ではなく、『危険度』や『損する可能性』のような意味合いでとらえてください。 あたり前のように「期待リターンは○○%」みたいに言うのだけど、ふと 「”期待リターン”ってなんなんだよ!」 と沸いてきました。 ----- 『期待リターン』に関して、私は、基本的にはPERを目安にしている傾向にあって、 「多くの期間において、PERの平均は20倍以下くらいに落ち着いているから、投資したお金は20年以内くらいに回収できるだろう」 と考えています。 ただ、こんなものは「そう思う」程度のものでしかなく、これを『期待リターン』と呼んでいるようでは笑われて…

  • バンガード「投資家の短期期待リターンは比較的に低い」

    バンガードからこんなグラフが公開されていました。 これはバンガードによる「投資家の期待しているリターン」に関する調査結果で、 青線:今後10年間の期待リターン 黄線:今後 1年間の期待リターン となっています。 ■つねに長期リターンが高い このグラフを見ていて、まっさきに感じたのは 「ほぼ全期間において長期期待リターンの方が高いんだなぁ…」 という点です。 これからは、 「近くにはなにかトラブルがあるかもしれない」 「それでも長期的には安心できる」 と多くの人が考えているのだと想像できます。 つまりは、 「長期的には知らんけど、いまこそ株式投資のチャアアアアアアンス!!!」 と考えている人が少…

  • 私の思うGDP

    ただの戯言なんですけども…、『GDPを増やすこと』にどれだけの価値があるのかと言う話。 いきなりですけども、例えば、 世の中に100円しか存在しておらず、 Aさん:マッサージ師(100円保有) Bさん:整体師(無一文) の二人しか存在していなかったとしましょう。 ①AさんがBさんに、100円で整体を依頼 ②BさんがAさんに、①で手に入れた100円でマッサージを依頼 とすると、 GPDに200円が計上される ことになります。 Aさん、Bさんともに「贅沢(マッサージ・整体)は、年に1回で十分だ!」と考えていれば、年間のGDPは200円になります。 そうではなく「月に1度は贅沢したい!」と考えれば、…

  • こどおじFIRE

    『こどおじFIRE』とやらが話題になっているようですが、個人的には ただのひがみじゃね? としか思っていないのですが、ネタにしたいと思います。 こどおじFIREとは、 『実家暮らし』という金銭的優位な立場を利用してFIREすること のようで、適当に調べていると 社会的義務を果たしていない! そんなのはFIREじゃない! 自立できていない! みっともない! といった批判(?)が出てきます。 こどおじFIREを達成した人たちにこういった言葉をぶつけても 「知らんがなwww」 という余裕のある返事しかないような低俗な批判ばかりです。 FIREするための原資を手にする方法は数多あり、『労働』や『投資』…

  • ジェレミー・シーゲル「S&P500のPERは20倍で収益利回りにすると5%」

    みんな大好きジェレミー・シーゲル教授が、 「S&P500のPERは20倍で収益利回りにすると5%。これは過去の長期リターンに非常に近い。」 「株式と債券はどちらも過去の水準に比べると割高だが、その額はそれぞれほぼ同じであり、依然として株式を支持する。」 と述べていました。 安心しますね。 シーゲル教授が言っている「過去のリターン」とは、おそらくシーゲル教授の著書『株式投資』に掲載されている下の調査結果を指していると思われます。 200年を超える実績から出てきた値なので、安心しますね。 私はリタイア後の期待リターンを5%と(大した根拠もないまま)想定しているので、そことも一致していて安心しました…

  • 早期リタイア希望の20~30代男性が増えている

    パーソル総合研究所より、早期リタイア希望の20~30代男性、7年間で「倍増」しているという調査結果が公開されていました。 「人生で何歳まで働きたいと思うか」というアンケート結果では、 2024年の調査 2017年の調査 20代 58.0歳 62.4歳 30代 63.8歳 66.6歳 と退職希望年齢が低下しており、 「50歳以下でリタイアしたい」と答えた20代男性は、 2024年の調査 2017年の調査 29.1% 13.7% と大きく増えており、 また、「55歳以下でリタイアしたい」と答えた30代男性は、 2024年の調査 2017年の調査 28.1% 14.3% と増えていました。 というわ…

  • 高配当やら為替ヘッジやらに興味はあるものの買う枠がない

    最近チラホラと 「セミリタイアに向けて、高配当みたいな安定した商品を少しくらい保有してもいいかも」 なんていう発言をしていますが、よくよく考えてみると、 高配当やらに乗り換えるための原資がない ということに気づきましたw というのも、 まず現金がない 保有している投信は、すでに結構な利益が出ているので売却できない(税金の繰り延べができなくなる) 今後手に入る現金(労働収入)は、NISA枠を埋めていると余らない NISA枠は生涯乗り換えを必要としない株式投信⇒セクターを限定しない投信≒オルカンで埋める予定 という状況だからです。 『NISA枠はオルカンで…』を補足すると、 NISAは、長期間保有…

  • 解雇規制の緩和は必要だと思うけども…

    自民党の総裁選に向けて『解雇規制の緩和』にも注目があつまっていますね。 個人的には「経済成長のためにはやらざるを得ない」とは思うものの、「不幸になる人もいるんだろうなぁ」とも思います。 『解雇規制の緩和』が話題となっているのは、現状は 企業は簡単に人を解雇できない。よって企業が人を採用する時には慎重にならざるをえない。 これによって人材の流動性が悪くなり、非効率な企業でにも人がとどまってしまう。 これが日本全体の経済成長を阻害している。 というわけで、雇用規制の緩和をすることで、 (これまでに比べ)人を簡単に解雇できるようになるため、採用も気軽にできるようになる。 高給を求めて人々が転職できる…

  • オルカン一本じゃないよ。

    基本的に他人に投資先をおススメする時は、「オルカン一本で!」と言っている私ですが、結構いろいろな投信を保有しています。 ■SBI証券 ■楽天証券 (保有している投信にこれといって意味があるわけではないので文字起こしはしません) 現在、購入している投信は、 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) ニッセイ外国株式インデックスファンド(先進国株式) の2本だけですが、ここに至るまでに紆余曲折あってこんなことになっています。 (売らずにいるのは税金の繰り延べ効果が欲しいだけ) 『ニッセイ外国株式インデックスファンド』を購入しているのは、 「オルカンの受託会社(三菱UFJ信託銀行株式…

  • 高配当投資はリターンが劣るんじゃないかとも思う

    誕生を望んでいた人が多いであろう『高配当・全世界株式』であるSBI全世界高配当株式ファンドが誕生するということで、ちょっとした話題になっていますね。 個人的にも気になっています。 基本的には『高配当』のようにセクターを限定した投資はおススメしていないのですが、『定期的に配当金を受け取れる』という状況は定期収入のない人にとって安心材料となりやすく、わたしも『セミリタイア』が近づくにつれて興味が出てきています。 というのも、なんとなくですが、 「高配当投資は、トータルリターンは一般的な銘柄と同程度になるが、値動きが比較的に安定している(成熟した企業の比率が高くなりがちなので)」 というイメージを持…

  • 【先月比プラス16万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【87ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年9月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 今月は、先月比でほぼ横ばいでした。 少し前には「暴落の始まりだ!」みたいな声が聞こえていたわけですが、そんな事態には至っていないようですね。 ちょっと残念。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(10…

  • 積極的に投資を否定していきたい

    わたしは、人工知能(AI)が労働者の生産性と経済成長の大幅な向上を促進する長期的な可能性について楽観的です。しかし、AIが株価の高騰を正当化したり、今年または来年の経済低迷から私たちを救うことができるかどうかについては悲観的です。 という記事がヴァンガードから公開されていました。 それがこれ。 Economic payoff of AI is coming—but it’s not here yet Vanguard 簡単にまとめると、 AIのことを過大評価しすぎているのではないか? という記事です。 私も『AIが世界を進化させる』的な考え方については「そんな気がする」とは思うものの、 『…

  • 『本当にやりたいこと』が分かれば苦労はしない

    なんとなーく、『友人や親戚との時間』を以前よりも欲するようになってきたと感じる今日この頃。 んで、『自分自身が会話を楽しめているかどうか』に関わりなく、『楽しそうにしている知人と場を共有している』という状況に満足しているもよう。 現在遂行中のセミリタイア計画を立てた当初には、 セミリタイア後には周りの世話に時間を奪われずに、一人のんびりと本を読みたい。筋トレしたい。 とボッチ思考だったわけですが、なんとなく変化してきているように感じます。 (『時間を奪われること』に大きな抵抗を感じることに変わりはありませんがw) この変化の要因として考えられるのは、 そもそも一人(ないし少人数)でしか過ごして…

  • ヴァンガードによる今後の見通し【2024年8月時点】

    ヴァンガード社から2024年8月時点での『投資と経済の見通し』が公開されていたのでご紹介。 金利・債券について 金利の上昇によって、債券の期待リターンが上昇している。 2024年中盤時点では、 2年債:4.71% 10年債:4.36% にまで上昇している。 さらに金利が上昇すれば債券価格は下落するが、以下の通り2024年は(2021年に比べ)債券にとって有利な状況となると予想しています。 上記図解は、2024年は列ごとに、 金利が下落(債券価格が上昇)し、トータルリターンがプラスになる確率が51%(2021年は25%) 金利は上昇(債券価格は下落)するが、債券収入(インカムゲイン)によりマイナ…

  • 自分が偏っていることを知らなければならない

    投資に必要な決断は、もちろん自分の考えで行うわけですが、 その自分の考えが偏っていることを理解しておくことが重要です。 ヴァンガードから『投資家バイアスを抑えてリターンを向上させる(Improving investing outcomes by minimizing investor bias )』的な記事が公開されていたのでご紹介。 そのバイアスとは、 リーセンシーバイアス(Recency bias) 損失回避(Loss aversion) 第一印象バイアス(First impression bias) の3つで、これを理解しておくことでリターン向上(リターン低下の防止)につながります。 リ…

  • やはりアクティブ投資はインデックスに劣る

    モーニングスターの『What a ‘Stock-Picker’s Market’ Really Means』という記事に、 2024年上半期に、S&P500をベンチマークにしているアクティブファンドのうち、18%しかS&P500を上回っていない。 という調査結果が紹介されていました。 インデックス投資家にとっては常識かもしれませんが、 アクティブファンドがインデックスを超えることは難しい ということが改めてよく分かります。 ちなみに、過去の勝率を見ると、 赤:折れ線グラフは『インデックスに買ったアクティブファンドの割合』 青:棒グラフは『市場での勝者と敗者の差』(差が大きいほど数値が上昇) と…

  • 投資を始めて節約意識が高まり、より散財するようになった

    ディズニーリゾートに新登場したファンタジースプリングスホテルの予約が取れない。 予約解禁時刻に張り付いても取れない。 どうなってんの。 「お金のない庶民は夢を見ることすらできないのか!」と批判されることもあるTDR(”リゾート”の”R”だよ)ですが、ファンタジースプリングスホテルは二泊(一部屋)で15万円~20万円ほどの宿泊料になります。 素泊まりでな! しかも、日中はパーク内でウロウロしているので『寝るためだけの利用』と言ってもいいほどにホテルの滞在時間は短くなります。 この出費を理解できない方も多いのではないでしょうか。 たまに「投資家ならとうぜん節約しているよね?」というポストがXで流れ…

  • アメリカの失業保険の申請件数が増えて…?

    定期的にウォッチしているサイトに、 Game of Trades Weekly Siegel Commentary の2つがあるのですけども、どちらもアメリカの失業保険の申請件数に注目し、 Game of Trades「失業保険の申請件数が増えていてヤバい!」 Siegel「失業保険の申請件数が安定していて安堵していている」 と真逆の分析をしていました。 Game of Tradesがその主張のために使用していたグラフは以下で、これを見ていると「確かに申請件数が増えてんな…」という感想を持ちます。 しかし、グラフのスケールに違和感を感じるので、Investing.comで同データを見ると と、…

  • 【先月比マイナス425万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【86ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年8月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 およそ10か月ぶりの資産減! 異常に好調な日々が続きましたが、久しぶりに『投資にはリスクがある』ことを再認識できました。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円…

  • いい加減、暴落するんじゃないかと思ってはいる

    ちょっとした株価の下落と円高によって、 「ついに暴落がくる!」 と考えている方も多いでしょう。 わたしもそう思います。 暴落はいつか必ずあるものですし、実際に近いうちにあるんではないかと思っています。 私がよく参考にしているサイトでは、様々な指標がリセッション入りや暴落の予兆をとらえていることを紹介しており、そういった発信は日々増えていっているように感じます。 とはいえ、それらが本当にリ暴落の合図なのであれば、多くの人が暴落しそうなことを知っているということになり、 であれば、「暴落しそう!」という考えがすでに市場に反映されていなければなりません。 しかし、いまのところ大した下落はしていません…

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