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スパコンSEが効率的投資で一家セミリタイアするブログ https://www.hyoshionnu.com/

投資信託を活用し41歳でセミリタイアすることを目指し、実践している投資手法、投資成績や節約術を記事にしていきます。2020年1月時点(計画立案から3年)で1700万円の資産形成に成功しました。

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2019/09/13

  • 「資産が○○万円を超えてから、増えるペースが加速することを実感した」

    よく 「投資資産が○○万円を超えてから、資産が増えるペースが加速することを実感した」 なんて声を聞くことがあります。 しかし、私の投資歴は15年ほど(うち6年はインデックス投資)になり、総資産額は4500万円ほどになりますが、そんな感覚になったことはまったくありません。 むしろ、資産額が増えれば増えるほど 「資産が増えもしないし減りもしない…」 という無感動な感覚に陥ってきています。 資産が少なかったころは、毎月追加で投資する金額がダイレクトに資産額に影響を及ぼすので、 「投資した分だけ資産が増えているね~」 と喜んでおりました。 私の資産の推移で言うと、赤丸の箇所で、 投資によるリターン(青…

  • 「NASDAQは2023年に暴騰する可能性がある」

    このブログでは、どちらかと言うと「暴落しそう!」という発言が多い気がするので、たまにはバランスをとってみようと思います。 <目次> NASDAQは2023年に暴騰する可能性がある リセッション入りするとは限らない リセッションは一時的なモノである リセッション入りしても企業は進化し続ける 景気と株価の関連性 平凡な個人投資家がやるべきこと NASDAQは2023年に暴騰する可能性がある というわけで、まずは、The Nasdaq Will Likely Soar in 2023. Here's 1 Surefire Growth Stock to Buy Before It Doesなんていう…

  • キャピタル世界株式ファンド 評判 評価 チャート 成績 今後 やめとけ 利回り 組み入れ銘柄 儲からない

    先日こっそり教える!プロが売りたいアクティブファンド厳選2銘柄なんて記事を書き、その中で 「キャピタル世界株式ファンドは高信託報酬なファンド」 という部分だけ切り取って紹介してしまいましたが、それはさすがに不公平なので、ここで詳しく紹介しようと思います。 このファンドを運用するキャピタルグループは、 1931年生まれの老舗 敗者のゲームの著者チャールズ・エリスが「脅威」と賞賛する企業 全世界株式投信などが使用しているMSCIインデックスの生みの親 資産運用額はゴールドマンサックスとほぼ同等 など、注目に値する企業ではあるのですが、「広告を打たない」という企業方針により、あまり知られていない企業…

  • ドルコスト平均法 vs 一括投資

    あんまり言及してもしょうがないと思っているのですが、『ドルコスト平均法 vs 一括投資』が盛り上がっているので便乗して…(過去にも似たような記事を書いていますが) 私の思う結論としては、 ドルコスト平均法はほとんどの人にとって、『選ぶもの』でなく『なっちゃうもの』である ただし、一部の人にとっては保険として役に立つものでもある の2点になります。 私は『株価は長期的には右肩上がりである』を信じているため、できるだけ早いタイミングで投資をする『一括投資』を『ドルコスト平均法』で行っています。 というのも、 投資できるお金があったら即投資する(一括投資) 投資できるお金が手に入る毎月の給料日に投資…

  • 「リターンだけを求めてインデックス投資をしている」わけじゃーないよ

    「真面目に勉強して投資をすればもっと儲けられるチャンスがあるのに、インデックス投資をしているのは逃げているだけだ」 なんていう声が聞こえてきたので、なんとなく反論を…。 私がインデックス投資をしている理由は、『それがもっとも儲けられる手段だから』ではなく、 インデックス投資は、人生を楽しむための手段の一つとして最良であるから です。 確かに、投資の全力を尽くすことによって、インデックスを超えるリターンが手に入る”かも”しれません。 そうなれば、人生を楽しむための道具である『お金』はより多く手に入ることでしょう。 しかし『時間』を失うことになります。 私はインデックス投資を活用することで、資産を…

  • eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く)の不思議

    最近、Yahoo知恵袋で回答して楽しんでいるのですが、 「eMAXIS Slim 全世界株式に投資しようと思っていますが、日本は経済成長が期待できないので、『日本除く』の方にしています」 的な意見を多く見かけます。 しかし私は、そんな意見を持っている人に ちょっと待ってくれ! と言いたい。 『日本除く』を選ぶ理由が、 日本は個別銘柄への投資もしているから 日本円で給料もらってるし、日本の不動産持ってから といった理由で、これ以上、日本へ資産の集中させないためにも『日本を除く』を選んでいるのであれば理解できますが、 「日本は低成長だから投資したくない」 というのは、ちょっとよろしくありません。 …

  • Tracersオルカンよりも猿ダーツで運用したらいいんじゃないかという戯言

    変なことを書きますが許してください。 ------- つい先日、超低コストで全世界株式インデックスに投資する投信『Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式)』が発表されました。 全世界株式インデックス投資で鉄板とも言える『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』の信託報酬が0.11325%であるのに対し、Tracersオルカンの信託報酬は0.05775%とおよそ半分になります。 世界最高の全世界株式ETFと考えられるVT(Vanguard Total World Stock Index Fund)ですら経費率が0.07%であるにも関わらず、それを大…

  • DGRWを評価&構成銘柄確認【高配当・増配当ETF】

    高配当株の人気のおされてか、DGWRの評価が高まっていることを感じていますので、ここで紹介、評価していきたいと思います。 <目次> DGRWとは DGRWの基本情報 WTDGI(WisdomTree U.S. Quality Dividend Growth Index)とは ファンダメンタル加重平均とは 規模別の時価総額投資比率 DGRWの構成銘柄・保有比率(2023/3/29時点) セクター別の保有比率(2023/3/29時点) DGRW、VYM、S&P500のチャートを比較 過去10年のチャート 過去3年のチャート 配当金の推移 増配率の推移 DGRWは長期投資に向いているのか? DGRW…

  • こっそり教える!プロが売りたいアクティブファンド厳選2銘柄

    素人投資家は、株や経済の知識が不足しているため『投資するべき銘柄』を選ぶことは困難です。 しかし、金融業界の『プロ』であれば、豊富な知識を駆使して『投資するべき銘柄』を選ぶことができるでしょう。 というわけで、金融のプロがこっそり教える! 「自分が買いたい」投資信託ランキングという記事から、『プロが売りたい投資信託』を見ていこうと思います(スパコンSEが闇落ちしたわけではありません。最後までお付き合いください) このランキングは、下にあるように『金融のプロ』への調査結果から導かれたモノとなっています。 銀行や証券会社などの金融機関に勤務し、投資信託をはじめとする金融商品の販売関連業務に携わって…

  • 年利36%で大富豪になるのだ!

    100万円を年利36%の複利で運用できれば、 2年で185万円 5年で465万円 10年で2165万円 と、たった10年で20倍以上にまで膨れ上がるんじゃあああああああ!!! さらに言うと、 20年で4.69億円 30年で101.4億円 になるんじゃああああああ!! 大富豪じゃあああああああああ!!! アインシュタインが複利のことを『人類最大の発明』と呼んだもの分かるうううううう!! と、叫んでいてはいけません。 なお、このペースのままいくと、 55年で、世界一の金持ちイーロンマスクにならぶ22兆円を手に入れる 65年で、日本と名目GPDとほぼ同じ500兆円を手に入れる 76年で、世界の名目G…

  • 【先月比マイナス45万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【70ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2023年4月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 今回は、 減ってないじゃん という一言です。 大手銀行の破綻が続いたので、「さすがにこれはやばいかも!」なんてワクワクしていたわけですが、資産は全然減っていませんでした。 なんだかなぁ…。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 まとめ :セミリタイアするための資産は出来たけども… // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明 ・総金融資産:オレ…

  • 新社会人時代に「投資を始めなかったこと」がお金での後悔 第一位

    新社会人のみなさま、社会人デビューおめでとうございます。 「新社会人の時に投資を始めなかったこと」を後悔している人が多いようなので、とりあえず投資を始めましょう! ------ …というわけで、マネーフォワードによる調査による「新社会人時代に取り組めばよかったと思うこと」というアンケートに「投資を始めなかったこと」が第一位になったので、ご紹介。(お金の後悔、第1位は?新社会人時代に「やっておけばよかった」ランキング) これは多くの新社会人に伝えねばならないですね~。 個人的には 新社会人がもっとも散財できるタイミング だと考えています。 人にもよるので一概には言えませんが、 学生自体はバイトし…

  • 現役SEから見るChatGPT

    先日下の記事を公開したら意外と読まれていたので、たまにはそんな内容も…。 SEとしてただのつぶやきであり、投資とは一切関係ない話なので興味なければ無視してください。 ChatGPTはプログラムも生成できる。ということで、 「プログラマはいらなくなる」 なんて声も聞こえてきますが、私は 一部の優秀なプログラマは、今よりも好待遇となって残り続ける なんてことを予想しています。 ChatGPTが便利であることに異論はなく、SEとしての業務をする中でも「○○の設定方法を教えて」といった問いを投げかけることがたまにあります。 とくに、ググっても出てこないケースにおいて、視点を変えるためにもChatGPT…

  • 金融教育によって資産に500万円以上の差がつく

    非常に分かりやすいグラフを載せている記事があったのでご紹介。 これは、金融教育の価値は500万円以上…三井住友信託銀行が分析という記事にあったグラフで、 金融教育の有無によって、金融資産(現金含む)の保有額に差がでる 60代では、500万円以上の差があった ということを示したものです。 非常に分かりやすいですね。 金融庁による2020年の調査では 個人投資家の7割がマイナスリターンである といった結果が出ていたり、富士経済研究所とヘッジファンドダイレクトによる調査では 損失額の平均はは525万円である といったことが報告されています。 参考:通算成績で損をしている個人投資 これを見ていると 「…

  • 楽天証券からSBI証券への移管について

    やっとこさ、楽天証券→SBI証券の投信移管が完了しました! せっかくなので、 どんな流れになるのか 何をしなければならないのか を記録しておきますので、移管を検討している方の参考になれば幸いです。 <目次> 楽天証券からSBI証券への移管の流れ SBI証券の解説 移管作業 移管完了後の手続き 最後に 楽天証券からSBI証券への移管の流れ まずは、ざっと全体の流れです。 SBI証券口座を開設 「移管依頼書」を手書きして、楽天証券に送付 移管手数料を楽天証券に入金 移管完了後に、「投信お引越しプログラム申込書」を手書きして、SBIに送る(移管手数料をキャッシュバックしてもらう) 赤字にもしています…

  • 「若い頃は投資なんかせずに経験を買え」

    投資をしていると 若い頃は投資なんかせずに経験を買え なんていう言葉がよく飛んできます。 実際に、下のような記事を見つけました。 お金を貯めるべきタイミングと使うべきタイミング この記事によると、 人生のステージによって、お金を貯めるべき時と、使うべき時がある お金を使うべき時は、30代前半までの若い時期と60代後半である とくに20代の若い時期は、スキルアップのためにも絶対にケチらない方がいい よって、お金を貯めるべき時期は、30代中盤以降から子供が独立するまでの期間である とのことです。 一見ごもっともな意見のように感じますが、なんとなく違和感を感じてしまいます。 「自分のスキルアップにお…

  • ボ~っとインデックス投資していただけで1300万円増えてた

    先日公開したセミリタイアに向けての資産・投資成績で、 1300万円の投資損益 とさらっと書いたわけですが、ふと「エグイな」と思ったのでツラツラと…。 というのも、私が行っている投資は『インデックス投資』だけなので、 何の工夫もせず、ボ~っと投資をしているだけで1300万円も増えた ということになり、「こんなにも苦労せずにお金を増やせるもんなのか!」と改めて衝撃を受けたのです。 私が投資を始めたのは2017年7月なので、ここに至るまでに6年ほどかかってはいますが、その間、ほとんど何もしていません。 多少は投資先の変更などをしたこともありましたが、それによるリターンへの影響はほとんどありません。 …

  • 怖いのなら、乗り換えたいのなら、積立NISAを売ってもいい

    『積立NISA売却』がちょっとした話題となっていたので、少しばかし言及しておきます。 個人的には積立NISAの売りをおススメすることはありませんが、必要に応じて売ることに関しては問題ないと考えています。 それは、 急に現金が必要になった という仕方がないケースだけでなく、 暴落しそうで怖くなった 個別銘柄への投資をしたくなった といったケースであっても、売りたいのであれば売ってしまっても良いと考えています。 積立NISAは、 一度売却したからといってその分の非課税枠が戻ってくるわけではない 多くの『投資』は難しいけれど、インデックス投信に積み立てていれば誰であっても上手くいく可能性が高い とい…

  • 「コスト」を最重要視して投信を選んでいる人はいないと思うけど…

    ビックリする記事があったので紹介。 その記事はこれ。 投資信託の「コスト」の仕組み。その前に、大事なのはリターン この記事の要点の一つは、 コストよりもリターンを重視して投信を選びなさい という内容。 つまり『コストを最重視して選んでいる投資家がいる』ということになります。 まじ? 昨今では、コストの重要性があたり前のように語られるようになっており、「高コストな商品に手を出すべからず」なんてことは多くの人が理解しているでしょう。 しかし、リターンよりもコストを重視している投資家がいるとは思いもよりませんでした。 しかし、せっかくなので真剣に考えてみました。 「コストが大事」だと語られるようにな…

  • 救世主になりうる「アラスカ永久基金(ベーシックインカム)」について考える

    アラスカ州のすべての住民には、無条件で1982年から毎年配当金が配られており、2019年には一人当たり年間1,600ドル支払われました。 4人家族であれば6,400ドル(約86万円)です。 アラスカは、石油という『限りある資源』から収入を得ているため、 石油が枯渇してしまうと、これまでのアラスカ住民だけが石油からの利益を受け取ることになってしまうので、将来のアラスカ住民にも石油の利益を分配できるようにしよう と考え『アラスカ永久基金』を設立しました。 言い換えると、 「自分たちばかりにお金を配るのではなく、将来のアラスカ住民たちのためにお金を残しておこう!」 ということになります。 「自分達さ…

  • 投資は娯楽ではないし賭けの対象でもない

    市場が慌ただしく動いており、 先行きが不安で何かしなければならないと考えている方 暴落を予想していったん撤退しようと考えている方 今が底だと予想して追加で購入しようとしている方 などなどいるかと思います。 しかし、インデックス投資&ドルコスト平均法での投資をしているのであれば、このようなことを考える必要はありません。 タイミングを計った投資をしていれば、 投信を売った後に、株価が下がったら大喜び 追加で購入した後に、株価が上がったら大喜び と、「自分の選択は正しかったのだ!」という大きな喜びが手に入ることもあります。 しかし、反対に 投信を売った後に、株価が下がったら悲しい 追加で購入した後に…

  • 153年で4回しか起きていない危機的な状況にある

    「アメリカのマネーストック(通貨の供給量)が、1870年から4度しか起きていない大きな減少をしている」 という記事があったのでご紹介。 For Only the 5th Time in 153 Years, This Leading Economic Indicator Is Sending a Terrifying Warning to Wall Street ※なお、ここでの『マネーストック』はM2(市場全体で流通している通貨の総量)を指しています。 この記事では、Rventure Consulting(不動産投資会社)の CEO 兼創設者であるニック・ゲルリ(Nick Gerli)のツイ…

  • 『お金を生む資産』だけ買っています

    私は、投資信託を経由して資産の100%を株式(REITも含みます)に投資しています。 そのため、 「仮想通貨や、金(ゴールド)、その他コモディティ(商品先物)への分散投資はしないのですか?」 と質問されることがあります。 そして、その答えは、 「”モノ”はお金を生まないため、買いません」 となります。 確かに、”モノ”(この記事では金(ゴールド)や仮想通貨、コモディティをまとめてそう呼びます)へ投資しておくことは、投資リスクの低減に役立つことが期待できます。 それどころか、ときにはこれら”モノ”へ投資していたことで、大きなリターンが手に入ることもあるでしょう。 しかし、”モノ”はお金を生みませ…

  • 市場が暴落するシナリオ

    私は、市場はいつか必ず暴落すると考えていますが、それがどんな形の暴落になるのか、いつ起きるのかを予想することは出来ないと考えています。 というのも、暴落は「まったくもって予想していないような事象」をきっかけに発生すると考えているからです。 例えば、 台湾有事からの世界戦争 中国が経済覇権国になることで、世界の構造が大きく変化 というある程度予想できるような要因ではなく、 大地震による日本沈没 AIの進化によるシンギュラリティ到達(からのターミネーターの世界?) 世界が核の炎につつまれた(北斗の拳の世界) 宇宙人による侵略 とつぜん投資家の多くがネガティブ思考になった といった、『現実的ではない…

  • 【先月比+103万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【68ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2023年3月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 ついに、当面の目標であった『総資産額4500万円』を突破しました!! またすぐに目標額を下回るかもしれませんが、およそ6年前にたてた目標をついに達成することができ、「長い旅だったなぁ…」なんてことを思ったり思わなかったり。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 まとめ :セミリタイアするための資産は出来たけども… // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 …

  • レイ・ダリオが設立したブリッジウォーターを紹介【ポートフォリオも確認】

    (Our Founder) 世界最高の投資家の一人、レイ・ダリオが、自ら立ち上げたブリッジウォーター・アソシエーツの経営権を手放しました。 ブリッジウォーターの運用資産は2355億ドルにも上り『世界最大のファンド』です。 1975年にレイ・ダリオが立ち上げ、ここまで成長させてきたわけですが、2010年ごろから後継者の育成に着手し、 2017年にCEOを辞任 2021年に会長を辞任 2022年10月に共同最高投資責任者を辞任。 合わせて株式の過半数を取締役会に譲渡 と、少しずつ後継者への移譲を行っていました。 なお、ニル・バーディー(40歳)とマーク・ベルトリーニ(65歳)が共同CEOとなり、ブ…

  • 最近読んで面白かった本

    私は毎月10冊くらいの本を読んでいるのですが、最近立て続けに面白い本に出合ったので紹介しておこうと思います。 対象はこの4冊です。 ベーシックインカム メタモルフォシス 脱税の世界史 ナラティブ経済学 ベーシックインカム ベーシック・インカム /クロスメディア・パブリッシング/フィリップ・ヴァン・パリース posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ちょこちょこ話題にあがることがある『ベーシックインカム』についての詳細が書かれた本。 ベーシックインカムの歴史 ベーシックインカムは道徳的に正しい理由 ベーシックインカムは継続可能である ベーシックインカム批判がいかに愚かであるか 現…

  • 「資産が少ないうちは株式100%でOK」に感じる違和感

    投資初心者の参入が増えてきたせいか 「資産が少ないうちは株式100%でOK」 なんていう言葉をよく聞くようになりました。 基本的には私も同じ考えですが、なんとなく違和感があるのでツラツラと…。 この言葉には、 「資産が少ないうちは、株価が下落したところで大してお金が減るわけじゃないからいいんじゃないかな」 「ちょっとお金が減ったくらいじゃ、メンタルへのダメージも大したことないでしょ(投資を後悔するほどじゃない=引退することはない)」 という考えから出ているケースが多く、ごもっともな意見に見えます。 しかし、ふと思ったのです 「私は株式の資産総額が数百万円減ってもダメージを負わないけど、アクシデ…

  • 【2023年版】ウォーレン・バフェットから株主への手紙【要約&全文翻訳&原文紹介】

    2023年版のバフェットからの手紙(2022年の事業報告)が公開されたので、要約と、全文を翻訳して紹介しようと思います。 なお、原文はこちらにありますので、バフェットの生の手紙を読みたい方はどうぞ。 <目次> 【2023年版】ウォーレン・バフェットから株主への手紙の要約 バークシャーのパフォーマンス バークシャーの投資方法 2022年の成果 これからのアメリカ株投資について バフェット&マンガーの言葉 【2023年版】ウォーレン・バフェットから株主への手紙の全文翻訳 バークシャー・ハサウェイ社の株主の皆様へ。 私たちの活動(投資先の選び方) 秘伝のタレ(バークシャーを成長させた秘密) この1年…

  • SOXLは長期保有に向かない【構成銘柄を紹介】

    レバレッジ投資ながらも、直近13年のリターンがS&P500の8倍近いETFがあります。 それは『SOXL』という商品で、一部の投資家から熱烈な支持を集めているようです。 なかには、 「SOXLに長期投資してFIREするぞ!」 と考えている方もいるようです。 しかし、基本的にレバレッジ商品は長期投資に向かず、その目標が達成できる可能性は低いと考えるべきです。 それでもSOXLによる過去のリターンは素晴らしいものがあるため、「SOXLには投資するな」と言うことはできず、適切な利用をすることができれば短期的に大きなリターンを手にすることができる商品でもありますので、メリット・デメリット等を紹介してい…

  • オルカンがS&P500を上回る

    つい先日『インデックス投資の時代がきた!!』という記事で、 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が、国内の投信で最大の純資産総額(1.81兆円)となった ということを紹介したわけですが、読者の中には 「オルカンじゃなくてS&P500か~…。」 なんて思った方も多いでしょう。 しかし、オルカンがNo1になる日もそう遠くないかもしれません。 最近モーニングスターが過去1年では「S&P500」を上回る「eMAXIS Slim全世界株式」が残高1兆円にカウントダウンという記事を公開していました。 この記事によると、 オルカンの過去1年間(23年1月末時点)のトータルリターンはS&P500を上…

  • 他人を気にするから支出が増える

    昨日公開した「『使うお金の量』が年々へっていくけど楽しく暮らしてます」では、 「世の中が勝手に進化してくれたおかげで、昔の自分よりも楽しく暮らせるようになったぜ!」 と満足した方が幸せになれるのではないかと思ったのでした。 なんて言葉で〆たわけですが、もう一つ付け加えなければならないポイントがありました。 それが、タイトルにある「他人を気にするから支出が増える」です。 私はここ数年、仕事の99%は在宅勤務となっており、他人と触れ合う機会が極端に減りました。 出社している時は、業務以外の話をする機会が増え 「ハワイにいってきました(^^)」 「家事代行を使っています(^^)」 「お高いレストラン…

  • 「高齢者を守る制度を変えることで、将来の自分を苦しめることになる」

    児童手当撤廃の見直しが示唆されることとなり、そこそこ大きな話題となっていますね。 話題の一つとして、社会調査研究センターによる『児童手当の所得制限撤廃に賛成か?』の問いに対する以下の結果があげられています。 ※2023年2月5日実施 全国世論調査の分析と結果 見ての通り、 若い世代ほど所得制限の撤廃に賛成しているものの、お年寄り世代ほど撤廃に反対している という結果となっています。 これはある意味あたり前で、 今後、子どもを産む可能性がある人は、所得制限をなくして欲しい(自分が得をしたい) 今後、子どもを産む可能性がない人は、所得制限を残して欲しい(自分にかけられる税金を減らされたくない) と…

  • 『使うお金の量』が年々へっていくけど楽しく暮らしてます

    さして意識をしているわけではないものの、年々支出額が減っていっています。 インデックス投資を始めたばかりの頃と比べると、 6年前の年間支出:450万円くらい 去年の年間支出 :350~400万円くらい と、着々と減少しつつあります。 しかし、 「6年前と比べると、いまの方が格段に楽しい人生が送れてるな~」 「使えるお金が少なくなったからといって、人生がつまらなくなるわけじゃないよね~」 と感じています。 そうなっている理由は(この6年間で人生のステージが大きく変化したこともありますが) 『必要なもの”だけ”に支出を集中する』ことが上手くいくようになってきた ためだと感じています。 例えば、 「…

  • 最強の税制『アンチドシス』とは

    古代ギリシャは映画や小説などでよく取り上げられているように、圧倒的な覇権国として君臨していました。 その権力を支えていたモノのひとつが『優れた税制』であったと言われています。 古代ギリシャでは、『お金持ちから多くの税金を取る』という考え方をベースにした税制が準備されており、宝石や高価な衣装などの贅沢品には最高10倍の税金が課せられていたり、市民に対する直接的な課税は多くなかったと言われています。 そして、古代ギリシャの税制のなかでも特にユニークなモノとして『アンチドシス』というものがあります。 最強の税制『アンチドシス』 アンチドシスは、紀元前400年ごろの修辞学者であるイソクラテス(紀元前4…

  • 著名投資家の行動・発言が目立ってきたので紹介

    近ごろ2022年の第4四半期の保有銘柄報告が上がってていることもあり、著名投資家の行動が目立ってきたので紹介しようと思います。 今回は、 ウォーレン・バフェット マイケル・バーリ ジェレミー・シーゲル ジョージ・ソロス の4名です。 <目次> バフェットはTSMCを大量売却 「Sell」とつぶやいたマイケル・バーリは中国株へ投資 ジェレミー・シーゲル ジョージ・ソロスは米国債券を大量購入 まとめ:最近の著名投資家の行動・発言を紹介させてもらいました バフェットはTSMCを大量売却 バフェット率いるバークシャーハサウェイは、2022年の第4四半期にTSMC株(台湾セミコンダクター マニュファクチ…

  • 『悲惨なレバナス』と『素晴らしいNASDAQ100』

    先日こちらの記事で、 マネックス証券の購入金額トップ4はレバレッジ商品である という衝撃の結果をお伝えしましたが、その後、 「そういえば、むかし注目されていたレバナスは、今どうなっているのかな?」 なんてことが気になったので調べてみました。 単体で見てもイマイチなので、 レバレッジを掛けていないNASDAQ100(QQQ) レバナス(TQQQ) の直近3年間のリターンを比べてみました。 結果はこちら。 2020年2月14日時点を100ポイントで統一すると、本日(2023年2月15日)時点で、 NASDAQ100:129.8ポイント レバナス : 87.1ポイント となり、 レバレッジを掛けてい…

  • 「ネット証券4社 人気ファンドトップ5まとめ(2023年1月)」

    ネット証券4社 人気ファンドトップ5まとめ(2023年1月)という記事があり、非常に面白かったので紹介。 この記事では、各証券会社の『2023年1月のファンド別購入金額』をまとめており、その結果はこちらです。 特筆すべきはマネックス証券で、 楽天日本株4.3倍ブル 楽天日本株3.8倍ベアⅡ SBI日本株3.8ベアⅡ SBI日本株4.3ブル と、レバレッジ商品ばかりが上位を占めています。 しかも『ブル(株価があがると儲かる)』『ベア(株価が下がると儲かる)』の両方が上位に入っています。 レバレッジファンドの性質によって 株価が上がり続ければ、ブルに投資している投資家が儲かる 株価が下がり続ければ…

  • 経済に詳しい人おしえて!!

    ちょっと経済にうといので教えてください。 『政府がお金をバンバンくばったら景気がよくなる』について、 私は下のように認識しているわけですが、あっているんでしょうか? -------- ??「日本の経済が成長していないのは、お金を配っていないからだ!」 ??「バンバンお金を配ったら、日本の企業でもイノベーションが起きるようになって、いい製品が登場する!」 政府「じゃあ、お金配ります!!」 日本人「いっぱいお金をもらったから、イマイチな日本製品じゃなくて質の良い海外の製品(iPhoneなど)を買おうぜ!」 というわけで… 円が海外にバンバン流出していくことで、どんどん円安になる。 日本企業は儲から…

  • 楽天インデックスバランスファンドを評価【株式重視・債権重視・均等型】

    あまり注目されてはいないものの、『優良な投信』だと言えるであろう商品は色々とあります。 例えば『先進国株式の投信』なんてモノもそこに含まれるでしょう。 『インデックス投資は効率的市場においてこそ真価を発揮する』わけだが、新興国市場は効率的市場とは言いがたい といった理由からです。 参考:新興国株式はインデックス投資に向いていない? そして、今回取り上げるのは、伝統的投資法である『株式+債券』の組み合わせをしている『楽天インデックスバランスファンド』です。 楽天インデックスバランスファンドは、『全世界株式』と『全世界債券』を組み合わせて投資するファンドで、 株式重視型(株式70%、債券30%) …

  • インデックス投資の時代がきた!!

    eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が、国内の投信で最大の純資産総額となりました! ※ソース:「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が純資産残高で全ファンド(ETF除く)でトップに 2月6日時点で純資産総額が1.81兆円となり、2位のアライアンス・バーンスタイン 米国成長株投信Dコース予想分配金提示型(1.80兆円)を超えました。 長きに渡ってトップにいたアライアンス・バーンスタインのDコースは アクティブ運用 毎月分配型 高い信託報酬 と、昔ながらの投信だったのですが、ついにインデックス投資がトップに躍り出ました! (アライアンス・バーンスタインも魅力的といえば魅力的で…

  • 「シニアは知的好奇心を保つために個別株投資をしよう」

    「シニアは知的好奇心を保つために個別株投資をしよう」という記事があったのでご紹介。 シニアの投資が「投資信託ではなく株式」で構わない理由 この記事では、 シニアの多くは社会との繋がりが薄くなりがちだから、投資を通じて社会とのつながりを保つといい 多少なりとも好奇心があれば、投資信託よりも個別株投資をするといい と提言しています。 これには驚きです。 確かに、投資は、知的好奇心がわき上がってくるような趣味になる可能性を秘めており、日々変化する世界経済にも注目が向くようになるため、『一生あきることのない趣味』であると私も思います。 しかし、『社会とのつながり』や『好奇心』を目的とするのであれば、投…

  • 【先月比+229万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【67ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2023年2月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 株価がだいぶ回復してきましたね~。 ちまたでは、 「暴落からは脱した」 「一時的な上昇であり、暴落が待ち構えている」 という意見で2分しているような状況なので、これからどうなっていくのか、非常に楽しみです。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移している、ように見えますが… // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載しま…

  • 【全世界株式】『オルカン』『雪だるま』『SBI・V・全世界』『楽天VT』を比較

    先日発表された投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearで『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』が圧勝したことからも分かる通り、全世界株式への投資の人気が高まっています。 ※この記事内ので『オルカン』は『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』”のみ”を指しています。 しかし、先日以下のようなツイートを見かけ、色々と考えさせられました。 オルカンのカバー範囲は、全世界株時価総額の84%。楽天VT、SBI・VT、雪だるは98%。分散が効いているのは、後者だけど、「オルカン1本派」がいるのに「楽天VTに捧ぐ」人がいないのはなぜ(笑)米国株派に対し…

  • 【劇薬】QYLDとは【カバードコールを分かりやすく解説】

    QYLDとは、NASDAQ100(米ハイテク大手企業)を対象とした(10%を超える)超高配当ETFで、「株価(基準価額)が値上がりすることによる儲け」を放棄する代わりに、多くの分配金を投資家に配る商品です。 同じNASDAQ100に投資するETFである『QQQ』と、基準価額の推移を比べてみるとよくわかります。 この間(QYLDが誕生した2013年12月~)、QQQは基準価額を上げ続けていますが、QYLDは右肩下がりに下げ続けています。 これが、QYLDの特徴で 原資(≒元本)が減ることになっても、投資家にお金を配ろう という動きをしているがゆえに、このような推移になります。 お金の動きだけで例…

  • 【楽天VXUS】楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンドとは【評価】

    待望の全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド(楽天VXUS)が誕生しました! ド定番のインデックスファンドである『オルカン』や『先進国株式』はアメリカ比率が高く、 「もうちょっとアメリカ比率を下げたいんだよねぇ…」 「バブル感のあるアメリカを除いた全世界に投資したいのよ」 なんて考えている人は少なくないでしょう。 というわけで、全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド、通称楽天VXUSを紹介しつつ、 「アメリカを除く全世界株式インデックスのリターンってどんなもんなの?」 という疑問にも答えていきたいと思います。 <目次> 楽天VXUS(楽天・全世界株式(除く米国))の概要 基本情報 …

  • 『お金がないのに投資する人はバカである』

    お金がないのに投資する人はバカである…荻原博子が「投資をしない若い世代は賢明だ」と評価する理由 という面白い記事があったので紹介します。 その記事を書いている荻原さんは、有名な投資反対派の方です。 タイトルにもある「お金がないのに投資する人はバカである」はいっけんあたり前のように見えますが、記事の中では 安倍・菅政権で「自助」を押し付けられ、「投資よりも、まず貯金しなきゃ」と考えるのが普通です。 という主張をしており、「まず貯金」と考えているようです。 『貯金をしておけば安心』かのように言っていますが、最近の円安&インフレで多くの方が実感している通り、『貯金(現金)の価値は目減りする』ため、貯…

  • FIREを目指すより前にやらなければならないこと

    「FIREを目指すより前にすることがあるよね~」 と考えさせられたので、ツラツラと… 年末年始というコトで、地元の友人二人と久しぶりに本音トークをしてきたのですが、その二人から 「別に仕事つらくないし」 「むしろ仕事で新しいチャレンジしたいし」 「投資でお金が増えるのは知ってるけど、いまを楽しむためにお金を使いたいし」 といった(私の考えとは正反対の)発言を大量にあびてきました…。 そんなことから 仕事が楽しければFIREなんてする必要はない というあたり前の事実に改めて気付かされました。 私はサラリーマンを辞めてセミリタイアすることを目的としており、セミリタイア後には『楽しめる仕事』で収入を…

  • 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearの結果をうけて思うこと

    投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2022の結果が発表されました。 結果はこんな感じ。 一位は、私も投票したeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)となりました! 『全世界株式 と アメリカ株式の一騎打ち』となることを予想していましたが、上位を並べると 170pt:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 61pt:ニッセイ外国株式 44pt:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ということで、結構な大差をつけてオルカンが一位になっただけでなく、二位にはニッセイ外国株式が入ってくるという結果になりました。 これは、 どこに投資した…

  • インデックス投資が最適解ってわけじゃないような?

    インデックス投資は本当に初心者におすすめなの? 購入前にデメリットも理解しておこう という記事があったので、ご紹介。 これに対して色々と思うところがあったので、考察していきたいと思います。 なお、この記事であげられているデメリットは 短期間での大きなリターンを狙いにくい 市場全体が下がっているときは利益が出ない の二つです。 <目次> 短期間での大きなリターンを狙いにくい 市場全体が下がっているときは利益が出ない 投資したくない企業に投資してしまう 短期間での大きなリターンを狙いにくい これはまったくもって異論のない特徴ですね。 記事では、 短期間で大きなリターンを狙いたい場合は、アクティブ運…

  • 「【30代でFIREを達成!】元・超貧困女性が“1億円”貯めた貯金術」

    【30代でFIREを達成!】元・超貧困女性が“1億円”貯めた貯金術 という記事があったのでご紹介。 この記事では、 普通のサラリーマンでもFIREはできる 幸福感を下げない節約をすればよい とし、その具体的な方法を解説しています。 具体的には 「あなたを幸せにしない基礎的な支出」を削る 「痛みを伴うがいずれ慣れる支出」も削減を 所有している高額なものを減らす 節約したら、ご褒美も忘れずに の5つのポイントを取り上げていますので、順に見ていきましょう。 <目次> 「あなたを幸せにしない基礎的な支出」を削る 「痛みを伴うがいずれ慣れる支出」も削減を 所有している高額なものを減らす 節約したら、ご褒…

  • インデックス投資家ご愛用の時価総額加重平均はイマイチ?【均等加重平均と比較】

    インデックス投資家に愛用されている投資信託・ETFの多くは、『時価総額加重平均』が採用されています。 多くの人はこれを意識することなく利用しているかと思いますが、「他にもっといい選択肢はないんかいな?」ということで考察してみることにしました。 <目次> 時価総額加重平均とは 均等加重平均とは 時価総額加重平均と均等加重平均を比較 時価総額加重平均と均等加重平均の直近1年を比較 時価総額加重平均と均等加重平均の直近20年を比較 時価総額加重平均と均等加重平均の『2021年までの10年間』を比較 時価総額加重平均と均等加重平均の有利な期間について考察 時価総額加重平均とは まずは、時価総額加重平均…

  • 「分散投資」について思うこと

    近ごろTwitter上で『分散投資』の話題でもり上がっていたので、思うことをツラツラと…。 ここでいう『分散投資』とはいわゆる『アセットアロケーション』のことを指しており、資産を 株式 現金 債券 REIT 金(ゴールド) などに分散して保有するべきか?をという議論がなされていました。 んで、意見をざっくり見ていると 「ほとんどの個人投資家(投資額が小さいうち)は、株式と現金だけでOK」 が多数派だったかのように思います。 しかし、私はそのようには思いません。 とはいえ、断っておくと 私は『株式+現金のみ』のアセットアロケーションとなっている 知人に相談されたケースでも『株式+現金のみ』を勧め…

  • ビル・ゲイツとジェフ・ベゾスが投資するSynchronとは

    ビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスという天才が投資するSynchronをご存じですか? Synchronはブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)技術を開発しているベンチャー企業で、ゲイツとベゾスなどの投資家から合計7500万ドルもの資金調達に成功しています。 Synchronの開発している『BCI』とは、 脳とコンピュータを直接つなぐ技術で、考えるだけでコンピュータが操作できるようになる技術 のことです。 イーロン・マスクのNeuralink社がライバルだと見られていますが、Neuralinkは3.63億ドルの資金調達に成功しているので、調達額だけで比較するとSynchronは負けてい…

  • GoogleのCEOサンダー・ピチャイとは【経歴・学歴・資産などを紹介】

    2015にGoogleのCEOに就任し、Alphabet(Googleの親会社)のCEOも兼任することになったサンダー・ピチャイ(スンダ―・ピチャイ)を紹介したいと思います。 『どんな人でもサンダー・ピチャイが開発したツールのお世話になっているはず』だと思いますが、サンダー・ピチャイの名を知っている人はそれほど多くはありません。 というわけで、ここで紹介したいと思います。 <目次> サンダー・ピチャイの経歴・学歴 サンダー・ピチャイのGoogleでの功績 Googleの量子コンピュータ Googleと解雇 サンダー・ピチャイの資産や収入 サンダー・ピチャイの家族や私生活 まとめ:Googleの…

  • 日本の生産年齢一人当たりGDPはアメリカより伸びている

    先日、 「日本の2007年以降の生産年齢人口一人当たりの実質GDPは、G7のどの国よりも伸び率が高い」 という情報を手に入れて、かなり「意外」だと驚いたので調べてみました。 なお、情報源は『グレートナラティブ』という著書で、著者は世界経済フォーラム(ダボス会議)の主催者であるクラウス・シュワブなので、アヤシイ情報ではありません。 グレート・ナラティブ 「グレート・リセット」後の物語 /日経ナショナルジオグラフィック社/尾崎憲和 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon んで、調べてみると下のような情報が見つかりました。 ※日本経済はどんな病気にかかっているのか これは、2000…

  • 資産運用にとって大切なのは「投資」だけではない

    つい先日、下のツイートを読んでハッとさせられました。 他であまり見ない切り口かと思うけど、運用・証券会社別の保有資産。シンプルがベストなのはわかるけど、1つの証券会社・1つの商品全ツッパは、僕には怖くてできない。オルカンって、いつ設定されたかご存じ?2018年の10月だったかな。まだ4年とちょっと。全財産を預けるには心もとない。 pic.twitter.com/Q561nbDRVi — とある庶民のインデさん (@Toaru_shomin) 2022年12月24日 私は楽天証券の口座しか持っておらず、投資している商品も『eMAXIS Slimeシリーズの商品(三菱UFJ国際投信の商品)』ばかり…

  • ピーター・リンチはどんな人?【経歴や名言・格言を紹介】

    この記事では、世界最高の投資家の一人に数えられるピーター・リンチを紹介します。 ピーター・リンチは、マゼラン・ファンド を運用していた1977年から1990年の間に年率29.2%という驚異的なリターンを叩き出し、運用資産を1,800万ドルから140億ドルにまで増やした(778倍!!)伝説的な投資家です。 また、 「個人投資家はファンド マネージャーよりも株式投資でもうけられる可能性が高い」 「ランダム ウォーク仮説と効率的市場仮説が矛盾している」 という発言をするなど、個人の個別株投資家の希望ともなっているような存在でもあります。 <目次> ピーター・リンチの経歴・学歴 ピーター・リンチの投資…

  • 【マイナス142万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【66ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2023年1月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 今月は、 「ひさしぶりに株価が下がったね!」 と、喜ぶことができました。 これからどうなっていくのか予想はできませんが、ここ数か別ぶりの買い場がきてくれたので、とりあえず安堵しています。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移している、ように見えますが… // セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明…

  • 『30銘柄で「分散投資できている」と思うのはただの妄想である』

    『ウォール街、30銘柄での分散投資は「妄想」-不運避けるには最低200必要』という記事があったので紹介&考察していきます。 元の記事はこちら ウォール街、30銘柄で分散投資は「妄想」-不運避けるには最低200必要(日本語記事、省略されすぎて結論しか理解不能w) Former AQR Quant Says Wall Street Isn't Doing Portfolio Diversity Right(原文、根拠が紹介されているけど英語) ざっと整理すると、 いままでは『数十銘柄への投資することで十分な分散効果が得られる』とされていたが、それは誤っている 『25銘柄への投資』と『200銘柄への…

  • ウォーレン・バフェットとキャシー・ウッドの両方が買っている銘柄

    モトリーフールに『ウォーレン・バフェットとキャシー・ウッドの両方が買っている銘柄』という魅力的な記事があったので、紹介します。 (記事はこちら:Cathie Wood and Warren Buffett Seem to Agree on These 2 Stocks Heading Into 2023) この二人は投資スタイルが真逆とも言え、 ウォーレン・バフェットは『バリュー投資』の第一人者で『魅力的な企業が、魅力的な価格であったら買う』というスタイルで、 キャシー・ウッドは、『破壊的イノベーションへの投資』という言葉を使い、『株価』よりも『その企業が破壊的イノベーションを起こせるのであれ…

  • 女性が率いる史上最大のヘッジファンドのマネージャー『ディビヤ・ネッティミ』とは Divya Nettimi.

    2022年10月に誕生したヘッジファンド『アバラ・グローバル』は、女性が率いるヘッジファンドとしては史上最高の10億ドルを超える資金で誕生した巨大なファンドです。 そしてその『アバラ・グローバル』を率いるのがインド出身の投資家である『ディビヤ・ネッティミ』です。 ディビヤ・ネッティミは、『アバラ・グローバル』を立ち上げる前まで『Viking Global Investors』のファンドマネージャとして テクノロジー メディア 通信セクター を担当しており、40億ドル以上を運用していました。 2021年には『Viking Global Investors』から独立。 2022年には女性が率いる最…

  • 2023年の市場予想を本音で語る

    2023年になりましたね! 新型コロナウィルスは落ち着きつつあり、株価を下落させてきた『アメリカの利上げ』も終着点が意識されるようになってきました。 というわけで、 2023年の市場はどうなっていくのか? という予想をしていきたいと思います。 とはいえ、あくまでも『イチ素人の予想』であるため、あまり信じないでくださいね。 <目次> 世界の株式市場全体の予想 株価はもっと下落する余地がある ただしバフェットは… というわけで、私は… 世界の株式市場全体の予想 2022年末の株価から20~30%の下落をしていくでしょう。 この予想をしているのは、 経済を守るために劇薬を使ってきたため、副反応も大き…

  • 明けましておめでとうございます

    明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします! 今年もみなさまの役に立てるような記事を書いていこうと思っていますでの、これからもお付き合い頂けますようお願い致します。 また、メールなどで質問や意見などを頂けると嬉しいです。 疑問や意見をぶつけあいながら、共に成長していきましょう~ 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。 ------ あなたのクリックが本ブログの評価を決定します。以下バナーをクリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします^^ // ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュースを取り上げたりしています。よろしければフォローをお願…

  • 今年もお世話になりました

    今年もお世話になりました。 株式市場は荒れた一年間となりましたが、2022年は皆さまにとってどんな1年間でしたか? 私のような傍観者=『コツコツと積み上げているだけのインデックス投資家』は、 市場の乱高下をジェットコースターのようなアトラクション感覚で楽しめる一年だった と、今年を振り返っていて思います。 また、今年もなんとかブログを継続することができました。 このモチベーションを継続できたのは、いつも来訪してくれるみなさまが居てくれたおかげです。 一年間ありがとうございました! そして、みなさまにとって2023年が良い一年となるよう祈っております。 それでは、よいお年を! ------ あな…

  • Twitterの元CEOジャック・ドーシーの経歴や資産を紹介

    Twitterの元CEO(創業者の一人)で、Square, Inc.の現CEOでもあるジャック・ドーシーを紹介します。 最初に、私が好きなジャック・ドーシーのエピソードをひとつ。 ジャック・ドーシーは、ある企業でプログラマーとして働きたいと考え、その企業に連絡と取るためのメールアドレスを探していましたが、見つかりませんでした。 そこで、企業のウェブサイトからセキュリティーホールを見つけだし、そこからメールアドレスを抜き出すことに成功。 その後、その企業の会長へ『セキュリティーホールが存在していること』をメールで連絡した。 翌週からジャック・ドーシーは、その企業で働くことになった。 ジャック・ド…

  • 【必読!】JPモルガンの2023年予想

    JPモルガンから、今後10~15年の平均リターン予想が公開されました。 代表的な株式の(ドルベースの)リターン予想はこんな感じ。 青色グラフは『2023年に予想した今後10~15年のリターン』で、 黄色グラフは『2022年に予想した今後10~15年のリターン』です。 (予想です) (『2023年のリターン』ではないので要注意) リターン順に書き出すと ユーロ圏 :10.5% 日本 :10.4% 新興国 :10.1% 英国 : 9.1% 米国大型株: 7.9% という予想となっています。 (日本のSNS界隈では)人気の無い日本株式が2位で、大人気の米国大型株が再開という面白い結果となっています。…

  • リバランスはしない

    まともな人の多くは、 「資産の割合を決めて、定期的にリバランスしよう」 とアドバイスをしています。 『敗者のゲーム』のチャールズ・エリスや、『ウォール街のランダムウォーカー』のバートン・マルキールのような投資の歴史に名が残るような偉人だけでなく、日本の著名なインデックス投資インフルエンサーたちの多くがそうです。 しかし私はリバランスをしていません。 それは、 資産分散を『比率』で考えていないため、リバランスする必要がない からです。 この記事では、読者さんから「スパコンSEさんはリバランスはされないのですか?」という問い合わせをいただいたので、自分の考えの整理もかねてここで回答させて頂きます。…

  • 新NISAについてリアルに思うこと

    正直に言ってあんまり語ることもなかったのでスルーしてきましたが、NISAが進化しますね。 ざっくり書くと 制度・非課税期間の恒久化 上限額の引き上げ の2点がメインで、細かく書くと 1800万円という『生涯投資可能額』を設定 一口座の中で『積立投資枠(積立NISA対象商品のみ)』と『成長投資枠(個別株もOK)』の両方を使用可能 『積立投資枠』は年間120万円まで、『成長投資枠』は年間240万円まで みたいな感じになっています。 んで、これを受けて私は 年間の上限いっぱい(360万円)をオルカン(ないし先進国株式)につっこんで、それでも余剰資金があれば特定口座でオルカン(ないし先進国株式)に投資…

  • 書評ブログは儲からない

    なぜかGoogleから『書評ブログ 儲からない』というキーワードで検索してこのブログに訪問してくる人がいるので書いておきます。 書評ブログ 儲かりませんよ。 正確に言うと、 このブログレベルの書評ブログでは儲かりませんよ。 ですが。 私はこのブログを3年ほど継続しており、55の書評(というか要点メモ)記事を書いていますが、3年間のトータルでも数千円しか稼げていません(たぶんね…) とはいえ、書評ブログでも儲けられるような人も実在はしています。 そういったブログは『ファンがついているブログ』ではないかと思います。 そういったブログの読者は 「○○さんが読んで、面白いと、おススメだと、言っているか…

  • Tracers グローバル2倍株ファンド(地球コンプリート)を評価

    あまり話題にはなっていないものの、 全世界の株式にレバレッジをかけて投資をする投資信託 が存在しています。 その投資信託は、『Tracers グローバル2倍株ファンド(地球コンプリート)』で、2021年12月に設定されたばかりの比較的に若いファンドです。 「全世界株式のインデックスに投資すれば、長期的にはリターンが期待できる」ということは多くの人が理解しているでしょうが、 「全世界株式のインデックスだけでは、資産がふえるスピードが遅すぎる」 と考えている人も多いでしょう。 そこで『資産が増えるペースが速くなると期待できるレバレッジをかけたファンド』であるTracers グローバル2倍株ファンド…

  • 2022年の予想と目標を振り返り

    2022年の終わりが近づいてきたので、年初に語っていた『予想』と『目標』がどうなったのか、振り返ってみようと思います。 まずは予想。 予想:全世界株式は前半に激しく乱高下し、後半からゆるやかに下落する この予想に対して現実のVT( Vanguard Total World Stock)の直近5年の推移を見ると、下のグラフのようになっていました。 まぁまぁ悪くない予想だったのではないでしょうか? 『激しく』とか『ゆるやかに』が当たっているかどうかはなんとも言いがたいところですが、下落傾向そのものは明らかに予想通りでした。 予想:ハイテク銘柄は暴落 この予想についてはQQQ(NASDAQ100)の…

  • 「配当金だけで10年以内に資産を2倍にできる高配当銘柄」を紹介

    『配当金だけで10年以内に資産を2倍にできる高配当銘柄』なる記事があったので紹介しつつ考察していきます。 3 Stocks That Could Double Your Money in 10 Years on Dividends Alone 「どれだけの期間があれば資産が倍になるのか?」を計算するための『72の法則』に当てはめると、『配当利回りが7.2%以上の銘柄』が対象になります。 その銘柄は、下の3つ。 デボンエネルギー(ティッカー:DVN) Medical Properties Trust(ティッカー:MPW) ベライゾン・コミュニケーションズ(ティッカー:VZ) では、それぞれ見てい…

  • 2022年に滅茶滅茶お世話になったサプリたちを紹介

    2022年の終わりが近づいてきたので、今年を振り返って『滅茶滅茶お世話になったサプリたち』を紹介します。 マルチビタミン・ミネラル まずはこれ。 ツーパーデイ タブレット posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 「多くの人にマルチビタミンのサプリは効かないよ」という研究結果がいくつも発表されていますが、私はこれを飲んでいます。 というのも、これを止めると『ゆびにササクレができる』ためで、「ササクレができるってことは何らかの栄養が足りてないってことだから、もっと大きな問題がでないようにサプリで補っておこう」と考えています。 本当は『不足している栄養素』を特定して、ピンポイントで…

  • ニュージーランドの『幸福予算(wellbeing budget)』について考える

    2019年、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相のもと『幸福予算(wellbeing budget)』という、 GDPを無視してでも幸福を優先するための政府予算 が組み込まれるようになりました。 その『幸福予算』では、以下5つの項目を予算調達の優先事項とするようにとり決められています。 持続可能で低排出の経済への移行 身体的およびメンタルヘルスの改善 社会的および経済的機会の確保 マオリと太平洋の人々の機会を増やす 子どもの貧困の削減 2019年の発表では、 メンタルヘルスの改善には、今後5年間で1664億円の予算を、 新しい学校や教師の追加には、今後10年間で1134億円の予算を、 …

  • 【必読】「絶対にアメリカには投資しない!」と考えさせられる読み物

    いつも通りなんの気なしに適当な本を読んでいたら、 「アメリカ、やばいな…」 と思う本があったのでご紹介。 それがこれ。 スティグリッツPROGRESSIVE CAPITALISM /東洋経済新報社/ジョセフ・E.スティグリッツ posted with カエレバ 楽天市場 Amazon この本は、2001年にノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・E・スティグリッツ教授の本で、アメリカに関する OECDによる全世界共通テストによると、生徒の数学の成績は、全72カ国中40位 40年にわたり、収入の下位90%の平均税引前所得は横ばいになっている アメリカの政治制度は、一人一票ではなく、一ドル一票になって…

  • 効率的市場仮説の父でノーベル経済学賞を受賞したユージン・ファーマの経歴・名言などを紹介

    『効率的市場仮説の父』や『近代金融学の父』と言われるユージン・ファーマをご存じですか? ユージン・ファーマ(Eugene F. Fama)は、2013年にノーベル経済学賞を受賞した人物です。 受賞理由は、ユージン・ファーマが1970年に発表した『効率的な資本市場: 理論と実証研究のレビュー(Efficient Capital Markets: A Review of Theory and Empirical Work.)』の評価によるものです。 バートンマルキールが『ウォール街のランダムウォーカー(A Random Walk Down Wall Street)』を発表し「インデックスに連動する…

  • 「最も素晴らしいツイートをする人物」の投票にて、にマイケル・バーリが選ばれました!

    投資家たちのよによる「最も素晴らしいツイートをする人物」の投票にて、にマイケル・バーリが第一位に選ばれました! 最も素晴らしいツイートは「世紀の空売り」のバーリ氏-MLIV調査 - Bloomberg このブログではたびたびマイケル・バーリを取り上げていますが、日本のニュースやSNSなどでは取り上げられることがあまりないので、ちょっとだけ嬉しい気持ちになりましたw マイケル・バーリは定期的にツイートを全消しするので、いまはほとんど残ってはいませんが、一般的なメディアで報道されているような内容とは一線を画したツイートをしており、新しい視点や情報を手に入れるのに最適な方です。 ぜひ一度のぞいてみて…

  • No1投信:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型とは【評価】

    純資産総額No1、資金流入額No1(野村総研2022年11月時点)である 『アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型投資信託』 を紹介・評価します。 このファンドは、 アクティブ運用 毎月分配型 高い信託報酬 と『手を出してはいけない投資』のお手本ともいえるような特徴を持っています。 しかし、それでもむちゃくちゃ魅力的な投信です。 インデックス投資をしていると、「アクティブ投信へは興味すらわかない」となってしまいがちですが、『売れているものには訳がある』ことを忘れてはいけません。 というわけで、この記事から いま最も売れている投信の素性 …

  • 「逆イールド」ってなんですか?

    近ごろ「アメリカ国債が逆イールド状態になっている」と聞く機会がふえたので、「逆イールドってなんすか?」という声のお答えしようと思います。 逆イールドとは、『短期の国債の金利』の方が『長期の国債の金利』よりも高い状態を指しており、景気後退のサインと言われています。 つまり、 2年国債は年利5%なんだけど、長期国債は年利4%です。 的な状況のことを指しています。 これは異常事態です。 個人間の貸し借りでも 「千円かして!明日返すから!」と、お願いされれば 「いいよ」と金利を考えるまでもなく貸すことができます。 しかし、「千円かして!10年後に返すから!」と、お願いされると 「そんなにずっと借りるん…

  • イーロンマスク「ただちに利下げしろ」

    イーロン・マスクがFRBに対して 「FRBは直ちに金利を引き下げる必要がある。FRBは深刻な景気後退がおこる可能性を大幅に高めている。」 と警告しています。 この発言は、11月30日にツイッター上でされたもので、原文はこれです。 Trend is concerning. Fed needs to cut interest rates immediately. They are massively amplifying the probability of a severe recession. — Elon Musk (@elonmusk) 2022年11月30日 イーロン・マスクがFRBに意…

  • ジェレミー・シーゲル「2023年末にはFF金利が2%にまで下がるだろう」

    このところの株価は、FRBが決めるFF金利によって右往左往しています。 具体的には FF金利が予想外に上がれば、株価はおおきく下落する FF金利の上昇が減速すると予想されれば、株価が大きく上昇する という状況にあります。 現在(2022年12月初)時点では、FF金利は4.0%となっており、 12月中旬にあるFRBの会合にて0.5%上昇し4.5%になる 最終的には5~7%程度にまで上昇する というのが大方の予想となっています。 そんな中、『株式投資』や『株式投資の未来』の著者であるジェレミー・シーゲルが、 「2023年末にはFF金利が2%にまで下がるだろう」 という予想をしています。 ジェレミー…

  • 【プラス171万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【65ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2022年12月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「円安になれば株安になるし、円高になれば株高になるし、いつになったら買い場がくるんだ!」 と怒り続けてた一ヵ月でした。 12月にはボーナスが支給され、支給されたボーナスは『即投資』と考えているので、 「円高&株安よ、こい…!」 と念じていましたが、いまのところこの願いはかなっていません。 サンタさんにお願いするしかないのだろうか…。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移して…

  • ふるさと納税で買ったモノ

    ふるさと納税の締め切りがせまってきましたね。 楽天でふるさと納税をする方は、今回の楽天スーパーセールが最後のチャンスなのでお忘れなく。 というわけで、私がふるさと納税で買った品をご紹介。 【ふるさと納税】米 定期便 無洗米 10kg×3回 国産 訳あり お米洗っておきました。 タワラ印 【100万袋突破記念品】【毎月配送コース】5kg × 2袋 × 全3回 合計 30kg 手間いらず 簡単 お手ごろ ごはんソムリエ ブレンド米 食品 常温配送 コロナ支援 送料無料 泉佐野市価格:20000円(税込、送料無料) (2022/11/28時点) 楽天で購入 【ふるさと納税】期間限定 増量中!14kg…

  • 『投資家』と『富裕層』は、『ITエンジニア』と『アメリカ人』くらい違う

    『NISAの拡充』とともに『金融所得課税』が注目されていますね。 いまは検討段階であり、どういった結論がでるかは分かりませんが、一点だけ言っておきたいことがあります。 『投資家』と『富裕層』に関連性はないぞ と。 『金融所得課税』に至るまでのロジックとして 税収を増やさなければならない お金持ちから多くの税金を取るようにしよう と考えるのは百歩ゆずって理解するとしても、(その前に景気を良くして欲しいけど…) お金持ちである投資家の税率を上げよう となることが全く理解できません。 投資家の中にお金持ちがいることは確かでしょう。 しかし、 投資をしているけど貧乏な人 収入が少ないからこそ投資をして…

  • 年賀状は書きません

    今年も年賀状を作らねばならない時期がきましたね。 しかし、私は年賀状を書きません。 「年賀状を作るのにかかる『時間』も『お金』も、年賀状以外に使いたい」 と考えているからです。 私は結婚していますし、小さな子供もいますし、親戚付き合いもそこそこ真面目にしています。 そこで2019年までは真面目に年賀状を書いていたわけですが、2020年に「もう年賀状を辞めます」という年賀状を送り、それを最後にしました。 その「辞めます年賀状」にどういった反応があるのか当初はドキドキしていましたが、ネガティブな意見はまったくありませんでした(言えなかっただけかもしれませんがw) 反対に、「そうだよね~」という意見…

  • 年収500万円から550万円への増加は『10%アップ』に非ず

    『年収500万円から550万円への増加は『10%アップ』に非ず』というタイトルを見て、 「税金取られるからでしょ?」 と思ったあなた。 ハズレです! 確かに年収と手取りの関係では、 年収500万円→手取り375.0万円 年収550万円→手取り412.5万円 あたりとなるのが一般的で、手取りの差額は37.5万円ほどにしかならないので、『50万円の昇給』によるインパクトはイメージより小さくなります。 しかし、『貯蓄できる金額』の目線で見るとまったく違った印象を持つことになります。 例えば、 手取り375万円(年収500万円)の人が 生活費を年間350万円(29万円/月)としているケースでは、 貯蓄…

  • 宝くじ?いいんじゃない?

    年末ジャンボシーズンということで、これまでと同じようにちょっとした話題になっていますね。 投資家である私は、期待値の低い宝くじを買うことはありませんが、宝くじを買う人のことを批判するつもりはありません。 むしろ 「宝くじを買うやつはバカ」と批判する人よりも、宝くじを買う人の方が素晴らしい と考えています。 宝くじ公式サイトによると、 2021年の宝くじの期待値は46.2% と報告されています。 これは、 1000円分の宝くじを買えば、462円返ってくることが期待できる という意味なので、ここからは 「お金を増やそう!」という目的で宝くじを買うべきではない ということがハッキリと言えます。 しか…

  • 【危険】4%ルールは『4%ずつ取り崩せば安心だよ』ではない

    「FIREした後に、資産を4%ずつ取り崩していけば資産を減らさずに済む」 といった言葉をよく見かけますが、私の知っている4%ルールはそうではありません。 私の知っている4%ルールは、 退職後の資産取り崩しを想定している よって『30年後に破綻していない(1ドル以上の資産が残っている)』をゴールとしている 株式75%、債券25%で運用すれば、30年後にも資産が1ドルでも残っている可能性は98% 株式100%で運用すれば、30年後にも資産が1ドルでも残っている可能性は95% という研究結果がベースであり、 そもそも『資産を減らさない』というルールではない 取り崩し期間が30年以上になるケースを想定…

  • いま投機的な投資をするならコレを買う

    私はオルカンをはじめとするインデックス投資1本で資産形成をしていますが、 「この商品だったら、投機的に買ってみてもいいかもな~」 と思うこともあります。 ほとんどの場合で『ただの妄想』で終わり、実際に「買う」と判断することはありませんが、市場が激しく変化しているいま『買いたい商品』が出てきました。 というわけで、この記事では、 いま投機的な投資で買うべき商品はどれだろうか? について考察してきます。 なお、気になっている投資先は、 新興国株式 全世界株式(3地域均等型) グローバル3倍3分法ファンド の3つです。 それでは見ていきましょう。 <目次> 新興国株式 全世界株式(3地域均等型) グ…

  • バートン・マルキールとは【経歴や提言、名言を紹介】

    『ウォール街のランダムウォーカー』という歴史に残る名著を生み出し、インデックス投資家から崇められているバートン・マルキールを紹介します。 バートン・マルキールは、1973年に『ウォール街のランダムウォーカー』を通じて「インデックスに連動する投資をするべし」との提言をしましたが、当時まだインデックスファンドは存在していませんでした。 彼がいなければ、インデックスファンドの登場はもっと遅れていたかもしれませんね。 <目次> バートン・マルキールの経歴 バートン・マルキールの主張 直近の発言:『ドルコスト平均法』の重要性 『インデックス投資へのドルコスト平均法』以外の戦略のススメ バートン・マルキー…

  • ブログを始めて3年【できないからこそできた】

    気付いたら、このブログを始めて3年たっていました。 かなりスローペースながらも、少しずつ読者の数も増えてきましたし、Google等による検索から過去の記事を見にきてくれる人の数も増えてきました。 文章力も低く、大して知識がないままブログを始め、いまでも 勉強したことを、せっかくなのでアウトプットする 趣味で考察した結果を、せっかくなので記事にする と、『ただの自分本位な記事』を量産しています。 おかげで、当初は『ほとんど誰も見に来ないブログ』という『公開している意味のないブログ』とも言えるような存在であったわけですが、なんとなーく続けていくうちに3年もたってしまいました。 私は子供のころから、…

  • レバレッジオルカン投資信託の考察Part2

    以前、オルカン(全世界株式)レバレッジ投資信託の長期リターンをシミュレーションという記事でオルカンの実績を使った検証をしたところ、 「レバレッジは長期投資で使うものではない」 という結論には至りました。 しかし、 「長期投資でもレバレッジがうまくいくケースもあるとは思うんだよね~」 という思いもあったので、今回は レバレッジ投資が有効に働くケース を考察していきたいと思います。 今回の考察では、オルカン『VT(Vanguard Total World Stock Index Fund ETF)』の2008年6月~2022年10月の実績(リーマンショックを含む期間)を使用し、どのシミュレーション…

  • ミシシッピバブルとジョン・ローとフランス革命と

    市場が荒れていると過去の暴落について調べたくなる私です。 今回は、1720年に弾けたミシシッピバブルについて勉強していきましょう。 ミシシッピバブルにをざっとまとめると、 1684年にフランス人探検家(ルネ・ロベール・カブリエ、シウール・ド・ラ・サール)によってミシシッピ会社が設立された ミシシッピ川の河口にフランスの植民地をつくるためにできた会社 (赤線がミシシッピ川。手書きなので正確ではありません。) 1717年に、フランスの財務総監(ジョン・ロー)によって買収され、株式会社化する フランス王室から独占取引権を与えられた 実績もないうちから「ミシシッピ株は良い株だ」といって国民に売りさばく…

  • 「株価が割安になってきたけど、もっと割安な投資先があるよ」という興味深いコラムについて

    非常に興味深いColumn: Stocks are cheap, but still not cheap enough vs bonds Reutersというコラムがあったので紹介、考察していきます。 ざっとまとめると、 株価が下落して株式が魅力的に見えるけども、債券の方がもっと割安で魅力的なんじゃないの? という内容となっています。 『株式』と『債券』はどちらも伝統的な投資先で、片方にお金が集まれば、もう片方からお金が逃げていくことになります。 よって、『株式』だけでなく『債券』の現状を理解することは、今後の株価を予想するうえでも重要です。 「株のことは何となく分かっているんだけど、債券…

  • 普段あまり日本のドラマは見ないのですがおススメの投資ドラマありました

    在宅勤務になってから昼休みに毎日ドラマやら映画やらをPrimeVideoやDisney+で見ている(もちろん追加料金のかからないモノ)のですが、久しぶりに日本のドラマで面白かったモノがあったのでご紹介。 それがこれ。 テレビ局買収の物語なのですが、ホリエモンこと堀江貴文さんが 「2006年にあった『ニッポン放送の買収』を題材にして、ホリエモン役を藤原竜也が、村上世彰さん(「物言う株主」として有名)役を香川照之さんが演じているドラマ」 と説明していました。 香川さんが女性たちを相手に卑劣な行為を行っており、あのスキャンダルを思い起こされるドラマとなっています。 もう一人の主演が武田梨奈さんで、卑…

  • 【プラス234万円】セミリタイアに向けての資産・投資成績【64ヵ月目】

    本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2022年11月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「いつの間にか増えてるじゃん・・・」 と思った1ヶ月でした。 世の報道に目を向けると そろそろヤバいかもしれない リーマンショック前と同じような状況にある リセッション入りは確実だ といったネガティブな言葉ばかりが飛び交っていますが、なぜか資産は増えています。 どうなっているのやら? <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 まとめ :セミリタイアに向けて資産は順調に推移している、ように見えますが… // セミリタイアに向け…

  • 個別株投資家(アクティブ投資家)を尊敬しています

    このブログではインデックス投資を激推ししているので、「こいつは個別株投資家(アクティブ投資家)を嫌いなヤツだ」と勘違いされているかもしれませんが、そんなことはありません。 私は、個別株投資家を尊敬しており感謝もしています。 というもの、 我々インデックス投資家がなんの労力もかけずにそれなりなリターンを手に入れることができているのは、個別株投資家が存在しているから です。 もう少し話を進めていくと、 インデックス投資家がリターンを得られるのは、市場の株価が適正価格であるためです。 仮に、株価が異常値となっており『瀕死の企業の時価総額が、市場全体の時価総額の50%を占める』なんていう状況にあったと…

  • 投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year に投票しました

    表題の通りですが、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearに投票しました。 投票先を公開する必要はないのですが、一応公開しておくと。 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)だけに投票 としました。 コメントの記入欄もあったので、 効率的市場仮説を正しいとすると、現時点ではどの企業にどの国に投資しても期待値は同じであると考えられます。 しかし、投資先を偏らせてしまうと「ハズレ」を引く可能性が出てきます。 よって、可能な限り分散させた「全世界株式(オール・カントリー) 」が「ハズレを引かない」という観点において、最高のファンドだと確信をもっています。 なんてことを書い…

  • モンスタービバレッジの株価について考察【ティッカーシンボル:MNST】

    コロナ禍において売り上げを減らしつつある飲料業界において、エナジードリンク市場だけは絶好調にあります。 そのエネルギードリンクのツートップのひとつである『モンスターエナジー』を販売しているのがモンスター・ビバレッジです。 新型コロナウィルスによって変化した世界において、 モンスター・ビバレッジが優良な投資先となるのかどうか? モンスター・ビバレッジの株価は投資するに値する株価なのか? モンスター・ビバレッジの今後はどうなるのか? について考察していきたいと思います。 <目次> モンスター・ビバレッジとは モンスタービバレッジとレッドブルを比較 モンスタービバレッジの株価を確認 モンスタービバレ…

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