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2019/08/22

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  • キャンプドレイク跡を歩く

    昨日の日曜日、入社して最初に在籍した朝霞市の工場の年に一度のOB会があった。既に十年ほど前に工場は移転してしまったが、その分だけOB会懇親会への参加率は高い。毎年OB会の開催時間よりも少し早めに行って会場まで「遠回り」して歩いているが、今回は米軍の「キャンプドレイク」跡地。朝霞、和光、新座各市、練馬区にまたがる4.5平方Km(4万5千ha)の広大な跡地は川越街道(国道254号)を挟んでノース・キャンプ、サウス・キャンプと呼ばれた。昭和50年前後から順次返還され、現在は極一部(アンテナ施設)を残すだけである。サウス・キャンプ跡地は、自衛隊朝霞駐屯地、税務大学などの国有施設、新座市や練馬区の公園や墓地などになっているが、東武東上線朝霞駅に近いノース・キャンプ跡は朝霞市の運動施設とそれらを囲む緑地ゾーンとなって...キャンプドレイク跡を歩く

  • 5キロ2千円は実現するか

    先日、石破首相が米価について「(5キロ)3千円台が望ましい」と国会で発言した。これを聴いて3、990円でも3千円台と憤慨した。アホの江藤に代わった小泉農水相は2千円台、更には2千円程度と踏み込んだ。備蓄米の放出を入札から随意契約に変えて実現させると言うが、軽挙妄動型の小泉進次郎が言うことは危うい。仮に店頭価格2千円前提で随意契約が成立したとしても全ての店頭に2千円の備蓄米が並ぶとは思えない。極端に偏在し、ごく一部だけかも知れない。また備蓄米には限りがあり一過性で終わるだろう。米価高騰の要因がどこにあるのか、そもそも「実際の」米の生産がどのくらいなのか、足りているか不足なのか、あるいはどこにどういう理由で滞留しているのか、今回誰が儲けてほくそ笑んでいるのか。5キロあれば3ヶ月から半年近くはもつ我家はじっと静...5キロ2千円は実現するか

  • 参院選を占う都議選を占う

    「占う」などと大袈裟なタイトルにしたが、もちろんド素人に占えるはずもない。だからこそ大胆に予想してみよう。現在の都議会勢力図は、1.自民30、2.都民ファースト26、3.公明23、4.共産195.立憲12(以上小計110)その他13(合計123)今回は、ここに国民民主が乗り込み、都民ファーストとも連携するという。また、都知事選で2番手となった石丸伸二が新党「再生の道」を立ち上げて乗り込む。政策もなく「ただ政治参加を促す目的」。立憲、共産、れいわで候補者調整を進めている。前回ハチャメチャな選挙戦を繰り広げた「N国」は多分、石丸新党に絡んで来るだろう。そこで予想である。要は中道右派化が進む。1.自公併せて、53→452.都民ファースト、国民民主併せて、26→353.共産、立憲、れいわ併せて、31→30(以上小...参院選を占う都議選を占う

  • 何でもない一瞬の旅のスリル、星野道夫

    旅のスリルとは、思わぬ出来事が起こることではなく、何でもない一瞬一瞬の中にあるのかもしれない。写真家星野道夫訪れたタンザニアで湖畔を散歩中、網を繕う青年と出会い思わず笑みを交わした。生存に欠かせない普通の営みに異郷で触れると、単なる移動や観光ではない「ときめき」が生まれる。久々朝日朝刊コラム「折々のことば」(鷲田清一)からの引用である。 昨日、「歩く小説家」乗代雄介の「あるく」と「歩く」の違いを紹介した。「犬も歩くけば棒にあたる」の「歩く」は、・・・妙ちくりんな棒に遭遇するためではなく、そんな運命の存在を知らぬまま、期待もせず、不安もなく、今この時をただ「あるく」のだ。私のロングウォークのきっかけとなったのはちょうど20年前の琵琶湖一周(230キロ)。そのスタートは奥琵琶湖、午前中の雨をやり過ごし湖畔を歩...何でもない一瞬の旅のスリル、星野道夫

  • 「あるく」と「歩く」

    今月はじめの連休、新聞文化欄の「乗代雄介の『あるく』」というタイトルに目が止まった。乗代は「のりしろ」と読む1986年生まれの小説家で、まだ二十代の十年前に「十七八より」で群像新人文学賞受賞と紹介される。「目的なくあてどなく一本、棒にあたる」とサブタイトルされた文章は、コロナのはじめ頃、利根川の下流をあてどなく歩いた経験を小説にした「旅する練習」(2021年、講談社)などで「歩く小説家」と呼ばれることに触れながら、「あるく」と「歩く」の違いを論ずる。以下引用する。 仕事に行く、学校に行く、買い物に行くなど何かかしら目的を持って歩くのは「あるく」とは違う。健康やダイエットならウォーキング。犬の散歩は犬のためにという意味合いが強い。「犬も歩けば棒にあたる」の「歩く」こそ「あるく」の模範例ではないか。犬は、幸で...「あるく」と「歩く」

  • 江藤農水相、人間失格

    開いた口が塞がらないというより、国民が米不足、米価高で苦しむ中担当大臣として「我が家の食品庫には支援者に貰った米が売るほどある」とわざわざ発言(講演)する意図は何かと思う。主婦が井戸端会議でご近所に自慢するのとは訳が違う。しかしいくら考えてもわからない。そうかわかるはずもない、本質的にアホなのだと結論する。農水大臣、国会議員どころか一人の人間、社会人として失格である。沖縄戦の歴史的実態を捻じ曲げる反動西田参院議員など、こんな自民党議員たちが国政を牛耳っているから日本が三流国になるのも無理もなし。この大臣を罷免しないのなら石破政権自体も危うい。「米の恨み」はそれほど強いということを認識せよ、アンパンマン石破。 今朝の日の出江藤農水相、人間失格

  • 光州事件から45年

    昨日、韓国では光州事件(1980)から45年目の犠牲者追悼式が行われた。韓国大統領選まで2週間、野党「共に民主党」の李在明候補が出席したが、与党「国民の力」の金候補は姿を見せなかった。当時は軍事政権の朴大統領が暗殺された後の混乱期、民主化運動が高まる中、韓国軍内のクーデターで実権を握った全斗換が戒厳令を発動、民主派の金大中などが拘束された。光州大学での学生と軍の衝突をきっかけに光州市内で民主派と軍の市街戦となり多数の市民、学生が犠牲となった。軍の発表では犠牲者は百数十名だが実際はそれよりずっと多いと言われる。奇しくも尹(ユン)前大統領の戒厳令発動をめぐって混乱中の韓国。候補者の直前の交代で揺れる与党に対し、野党李候補の支持率は高い。その李候補の過去の言動もいろいろ取り沙汰される。 昨日の雨上がりの早朝散歩...光州事件から45年

  • 沖縄県議会、反動西田に抗議決議

    「沖縄ではメチャクチャな教育がされた」の部分は撤回しない自民党西田昌司参院議員に、自民党を含む沖縄県議会が「沖縄戦の実相を認識せず、歴史を修正しようとすもの」として抗議声明を採択した。本土の盾として沖縄戦を戦った日本軍が、住民を盾にして逃げまくったのも事実。住民に手榴弾や毒薬を渡して集団自決を強いながら、我先に米軍の捕虜になった日本兵がいたのも事実。一方、住民を巻き込んで抵抗する日本軍を完膚なきまで打ちのめした米軍が、無抵抗の住民に救済と保護の手を差し延べたのも事実。これらの状況、事実を顧みることなく「皇国の聖戦」と日本軍だけを美化し、歴史を捻じ曲げようとする保守反動の西田昌司、石破自民はどう裁く。森山幹事長が「消費税アンタッチャブル」をしつこく強調するのも、参院選に向けて西田問題の矛先を躱(カワ)す狙い...沖縄県議会、反動西田に抗議決議

  • 森友事件、改ざん・廃棄を風化させるな

    「私や妻が関係していれば首相も国会議員も辞める」と森友学園事件で言い放った安倍元首相。証拠の公文書を改ざんだけでなく廃棄も指示していたから自信たっぷりだったはずだ。「不正に抗った死者」(今朝の「天声人語」)、関係した近畿財務局員のの妻が開示請求した関連公文書。長い裁判の末の開示判決、そして長い「準備期間」の後の開示。しかし肝心の文書は「廃棄されていました」。これで終わっていいのか、否である。その重大な罪を問い続けなければいけない。 散歩の花たち(薔薇編)森友事件、改ざん・廃棄を風化させるな

  • 質素なだけで、貧しくはない

    「世界で最も貧しい大統領」と言われたウルグアイの元大統領であるホセ・ヒムカ氏が逝った。報酬のほとんどを寄付していたという。「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないこと」、「私は質素なだけで貧しくはない」は蓋し名言である。(参考:今朝の「天声人語」) 1年近く前、ここで96歳の暉峻淑子(テルオカ・イツコ)「豊かさとは何か」を取り上げた。日本がバブル景気に浮かれている時、西ドイツに赴任した暉峻淑子は、平日の日がな一日、森の中で籐椅子に寝転ぶ中年の男性を見かけた。仕事に没頭すると周囲が目に入らなくなる。頭をカラにして鳥のさえずりや風のそよぎを味わっているという。日本と西ドイツの労働と福祉の圧倒的な差、「余裕の差」を知らされたのであった。年金暮らしの私も自信を持って言え...質素なだけで、貧しくはない

  • 三郷中央、小学生ひき逃げ現場

    昨夕起きた三郷市中央5丁目での小学生4人ひき逃げ事件、現場は三郷中央駅から北へ1キロという情報とテレビニュースの空撮画面を元に地図と睨めっこして現場を特定したみた。車や建物の陰から通りの方向を決め、空地(駐車場)や建物の配置、道の角の隅切り形状など、多分ここで間違いない。三郷中央駅からはジャスト1キロ地点。生徒たちが通う幸房小学校から南へ約400m。ひき逃げ犯は車から降りて来て「ごめんね、ここは邪魔になるから違う場所に行くね」と言ってそのまゝ逃げちゃったと目撃した生徒が証言する。信号がある通りは市役所に向かう道、右手の県道は三郷中央駅に向かう道で、いずれもよく通る道である。昨日の午前中もこの県道を走っていた。 昨日撮った三郷中央の児童公園の花たち三郷中央、小学生ひき逃げ現場

  • 学術会議法案、成立へ

    菅首相が6名の任命拒否をした理由は明らかにされなかった。今後もされることはないだろう。「反自民党的だから」とは言えるはずもない。その問題をはぐらかすために「学術会議のあり方検討」を持ち出して進めて来た独立法人化法案が国会で成立する運びとなった。メンバーの首相任命はなくなったが首相任命の「監事」が睨みを利かすことになる。一度だけ学術会議主催の機械工学系の学術講演会を聴いたことがある。詳細は忘れたが、技術開発の方向性についてとか何とかだった。企業にとっては即効性のあるテーマではなかったので記憶に残っていない。 曇で見えなかった満月の翌日、十六夜の月日の出前の江戸川、川霧は引きはじめたところかそして低い雲の上に日の出、すぐ上の雲に入る学術会議法案、成立へ

  • 明治憲法より早かった五日市憲法

    先月歩いた八王子千人同心街道の初日のゴールとなったのは拝島駅。ここを出発駅とするJR五日市線が今年で開業100周年という。東京都あきる野市の秋川渓谷沿いを走る約11キロの短い路線で、東西に細長いあきる野市の真ん中、武蔵五日市が終点である。三十年前の1995年、秋川市と合併してあきる野市となった五日市町は、明治22年(1889)の町村制施行以前から五日市町(それまでは神奈川県)で、今の渋谷区はこの町村制施行でもまだ三村合併した渋谷村だった。幾日か前の朝日「多事奏論」で辛口編集委員、高橋純子氏が書いているのは「五日市憲法」。五日市町の二十九歳の教師、千葉卓三郎が起草した憲法草案は、明治14年(1881)の日本帝国憲法の発布より八年も早かった。「凡ソ日本国ニ在居スル人民ハ内外国人ヲ論セス其身体生命財産名誉ヲ保固...明治憲法より早かった五日市憲法

  • 自民森山幹事長「発想の貧困」

    「消費減税をすれば福祉が成り立たなくなる。国債を発行すればいい、国債は返さなくてもいいという極論もあるがこれはおかしい。借りた物は返さなくてはいけない」これは物価高対応に関する自民党森山幹事長の論調である。返さなくともいい、なんて誰も言っていない。そもそももう返せないと思わせるほどの国債を乱発して来たのは歴代自民党政権ではないか。国債元本を減らすどころか利払いのための国債までを発行することを繰り返している政権与党の自民党こそが「返さなくてもいい」と言っているようなものだ。「返さなくてもいいという極論」、ありもしないフェイクで消費減税を論破できると思う発想の悲しさよ。 今夜半に満月だが生憎の曇空かもしれない。一昨夜の十三夜の月と爽やかな公園の青葉を。自民森山幹事長「発想の貧困」

  • 好きなラーメンのトッピングは?

    日曜日だからノー天気な話題。久々に朝日土曜版「何でもランキング」(以前のタイトルだが)から。今回はラーメンのトッピング。複数回答式だから総花的になっているが結果は以下の通り。1位チャーシュー、2位ゆで卵(煮卵)、3位メンマ、4位もやし、5位長ネギ(白)、6位長ネギ(青)・・・以下略。長ネギ(白)は関東、長ネギ(青)は関西で好まれると言う。長ネギと括れば1位になる。何かひとつだけ、となれば私は絶対に「メンマ」である。ラーメン屋でビールとメンマだけ注文することもある。メンマが入らないラーメンはラーメンではない。ま、長ネギも同じだが・・・。 散歩から今時の花たちもうアジサイも咲き出す好きなラーメンのトッピングは?

  • 自民西田、まやかしの撤回、謝罪

    自民党西田昌司議員の発言撤回と謝罪はもちろん形だけ。米軍の占領下で反日教育が行われ「歴史が書き換えられた」の主旨自体は撤回も謝罪もしないと言う。「納得のいく歴史を作らなければ)」と本人が言う通り、歴史を捻じ曲げようとしているのは西田など反動保守たちである。彼らにとって先の大戦は、完膚無きまで負けた東アジア侵略戦争ではなく、神風が吹かなかった「皇国の聖戦」だったのである。南京虐殺もなかったと言うに違いない輩たちである。石破首相よ、約束通り「戦後八十年の総括」を早く進め給え。 とは関係なく越谷レイクタウン駅から南越谷駅までのウォーキングの後半である。南越谷駅近く、武蔵野線の北側はJR貨物のコンテナヤードで何十本もの引き込み線の周りに色とりどりのコンテナが高く積まれ、周辺には大きな物流倉庫が並ぶ。反対に今回歩い...自民西田、まやかしの撤回、謝罪

  • 南越谷の武蔵野線沿いを歩く(前半)

    南越谷の大学病院眼科への通院日、好天かつ5月に入って未だ一万歩超えの日がないので、越谷レイクタウンから南越谷への一駅を歩く。武蔵野線の北側のレイクタウンや物流団地側は以前歩いたことがあり、今回は南側を歩く。駅間は3キロ弱だが歩行ルートは3.5キロ、1時間くらいとなろう。レイクタウン駅の南口を出て広い通りをスタート。レイクタウンのレイク(大相模調節池)の水を循環させる用水路を迂回するため一旦武蔵野線を離れる。住宅街の先の大型スーパーと黎明高校の間を再び武蔵野線沿いに向かう。ここから1キロ半ほどは線路沿いの真っすぐな道。田植えの直前で水が張られた田んぼにはシラサギが一羽。反対側では各10分間隔の武蔵野線の上りと下りがすれ違う。このあたりがちょうど中間点。貨物操車場が始まるあたり、アンダーパスで貨物操車場を渡る...南越谷の武蔵野線沿いを歩く(前半)

  • 自民西田発言、トランプと同じ

    「日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆりの隊が死ぬことになった。そしてアメリカが入ってきて、沖縄が解放されたと、そういう文脈で書いてるじゃないですか。亡くなった方々は、本当に救われませんよ」自民西田発言、トランプと同じ

  • 千人同心街道、佐野にフィニッシュ!

    初日を歩いた翌日の4月6日以来、延べ23回目になる歩行記も最終6日目の後半、ゴールの佐野市本町交差点までである。渡良瀬川を渡り雲龍寺で足尾銅山公害を闘った田中正造の墓を詣で旧街道に戻ったところ。旧街道が土手から数百メートル離れると東武佐野線と寄り添い、その向こうに筑波山など足尾山系を望む。旧街道が県道7号を斜めに横断する手前にいろいろな碑が並ぶ。睦まじい双体道祖神はまだ新しそうである。一番大きなのが田中正造翁終焉の地碑で、足尾山(北)を向いて建つ。このあたりが今日の5キロ地点で今日の行程の中間点。いろいろな碑を眺めながら一服休憩してから出発。広い県道7号を押しボタンを押して渡る。普段は車の切れるのを待って押さずに渡るが、前後の信号が遠いせいか、車の流れが切れそうで切れずスピードも出ている。県道を渡った先の...千人同心街道、佐野にフィニッシュ!

  • 千人同心街道、渡良瀬橋を渡り佐野に入る

    連休最終日は北海道を除き全国的に雨の予報。関東もシトシトと降っている。とは関係なく、八王子千人同心街道の最終6日目。「朝飯前の」つつじが岡公園への散歩で減った腹を標準的和食の朝食で満たす。館林から佐野までは約10キロ。ゆっくりと朝ドラを観てから出発。ホテルから街道である県道に出て北へ進む。本陣跡は本町一丁目と思っていたが通り過ぎた本町二丁目あたりだったと後でわかる。どうりで栃木銀行佐野支店がない。戻るのも面倒でそのまま進むと数百メートルで館林宿の北の端である佐野口御門跡に着く。館林城の土塁と外濠があったところで、何となく雰囲気が残る。この先で街道は右分岐して行くが馬頭観音碑はともかく道標の位置がおかしい。多分移設されたものと思われる。東武佐野線の踏み切路の先、街道は一路渡良瀬川へと向かう。渡良瀬川の土手の...千人同心街道、渡良瀬橋を渡り佐野に入る

  • 早朝の館林つつじが岡公園

    八王子千人同心街道ウォーク、最終6日目は宿泊した館林から佐野までの約10キロと短いので、ホテルの朝食前に「館林つつじが岡公園」まで早朝散歩。日の出前の4時半過ぎ、ホテルから東へ向かう。市役所前交差点の先、左手に館林城址、館林市役所と続く趣のよい道を進むと、右手に何やら鯉のぼりがぎっしりと並ぶ。鶴生田(ツルウダ)川を渡るふれあい橋に上がると、何ということでしょう!毎年「桜まつり」と同時に開催される「世界一鯉のぼりまつり」の鯉たちは数千匹という。生憎と桜は散ってしまった後だが、これだけでも来た甲斐があるというもの。橋の上にはこどものブロンズ像が並び、対岸へ降りると「月と語る」と題されたブロンズ像。お目当ての「つつじが岡公園」は運動場や市民プールの先である。つつじが岡公園が始まる尾曳橋が見え、振り返るふれあい...早朝の館林つつじが岡公園

  • 5月4日、江戸川の日の出

    八王子千人同心街道ウォークの最終6日目(館林~佐野)をアップする予定だったが写真ファイルの読み出しが不調。エクスプローラーが止まってしまう。代わりに今朝の日の出散歩を紹介。江戸川の土手下に着くと法面の草刈りが行われている。約五十段の石段を上る時に朝露で濡れないで済むのは有難い。家を出た時からわかっていたが地平には雲がいて日の出はその上。茜色がないのでやはり迫力はない。それでも陽射しを浴び始めた河川敷の様子が好い。武蔵野線の上り一番電車の音を聞きながら土手を下りる。5月4日、江戸川の日の出

  • 健保記念日、田中優子は語る

    憲法記念日の今日、護憲3団体の全面意見広告が新聞に掲載される。その中の一つ「戦争をさせない埼玉県1000人委員会」の「憲法9条の改悪を許さない」の広告に元法政大学総長、田中優子氏がメッセージを寄せている。専門は江戸文学・江戸文化・アジア比較文化(「江戸の想像力」など)だが、2014年から21年の法政大学の総長時代(東京六大学初の女性総長)から安部、菅、岸田政権による憲法骨抜きの軍拡や日本学術会議問題への反対の総長声明を発し、今回のメッセージでもそれらを踏襲する。メッセージの締めくくりは「戦争は足もとまで来ています。それを止めるのは市民の声と投票行動です」。蓋しその通りである。 さて千人同心街道5日目、やっとゴールの館林までである。利根川を長い昭和橋(国道122号)で渡ったところ。昨日、武州から野州(下野、...健保記念日、田中優子は語る

  • 千人同心街道5日目、利根川を渡る

    今日は朝から雨、一日降るようだ。一昨夜、昨夜と三日月が撮れた。正三日月は細い方の一昨夜である。千人同心街道5日目も4回目、ゴールの館林まで一気に行こうと思うがどうなることやら。行田市から羽生市に入ったところ、旧道が2,3百メートル残るが見えているのでそのまま県道7号を歩く。2キロ続いた真っすぐな道も祥雲寺の先で終わり上新郷の交差点に突き当り左折となる。その角の南陽醸造のブランド「花陽浴(ハナアビ)」は品切れ中。四合瓶でも重いので買う気もないが。曲がったところから新郷宿が始まる。本陣跡を探しながら進むと宿場街らしい「宿中」のバス停。その先の病院は本陣跡の場合も多いがここは違うようだ。道を挟んだ駐車場の隅に東屋があるので一服休憩してTシャツ姿になる。半日陽に晒した体は熱い。ちょうど正午でコンビニおにぎりの昼...千人同心街道5日目、利根川を渡る

  • 北海道一周は日本縦断と同じ3,000キロ

    風薫る五月に入った。先月4月のウォーキング記録は延べ6日(回)の八王子千人同心街道ウォークでここ数年で2番目の記録、一日平均で1万2千歩台の半ばとなった。3月末に伊能ウォーク隊(1999/12~2001/1)の足跡を辿るバーチャル日本一周の最後、横浜ー日比谷公園(30キロ)を残したが、4月5日で無事完歩。2020年9月1日が開始日だったから4年と7ヶ月かかった。さて、次のバーチャル歩行は北海道一周。伊能ウォーク隊も北海道は函館~長万部を歩いただけ。下図の通り、北海道の海岸線を一周すると稚内から鹿児島までの日本縦断と同じ約3,000キロという。バタバタしていて未だ北海道一周の距離表を作っていないが4月分の合計歩数の距離換算は約220キロ。ざっと函館から洞爺あたりである(反時計回り)。 さて、千人同心街道歩行...北海道一周は日本縦断と同じ3,000キロ

  • 千人同心街道、忍城の行田宿

    四月も晦日、今日から3日は連休も「一休み」というところ。尤も、未だ十一連休中の方も多いだろう。かく言う私は三百六十五連休。千人同心街道ウォーク5日目の続き。行田市水城公園での朝食休憩を終わり街道ウォークに戻るところ。大きな池と公園通りを挟んだ緑地帯を抜けて街道に戻ると商店街。各商店には雪国の「がんぎ」を思わせる庇が続く。関東平野のやや北部とはいえ、そんなに雪が降るところではない。埼玉県1・2位の地銀、埼玉りそなと武蔵野が並ぶ交差点で街道は右折して行田宿(忍宿とも)となる。真っすぐ進むと秩父本線行田駅。左に行くと行田市役所の先、忍(オシ)城址である。数年前の夏に訪れているのでパス。左手の武蔵野銀行行田支店前に高札場跡碑が立つ。この建物は昭和9年竣工の国登録有形文化財。モダンな鉄筋コンクリート造りの建物は「忍...千人同心街道、忍城の行田宿

  • 千人同心街道5日目、吹上宿から行田へ

    まず昨日の東北道逆走事故の続き。逆走車はやはり黒磯板室ICの上り車線から降りて料金所に向かう道を逆に入ったようだ。現場の写真を見ると矢印表示で侵入禁止をしているが意図すれば可能である。NEXCO東日本によれば管内約500のICのうち、交通量の少ない40のICに同様の信号式平面交差があるという。となると地形的制約ではなくコスト面からとなる。もちろん論外である。 さて順延していた八王子千人同心街道の5日目である。早朝高崎線の吹上駅に着く。吹上は鴻巣市、岩槻と並ぶ「ひな人形まち」。前回のゴール、高崎線の踏切から細い街道を北に辿ると旧国道17号に出る。その手前で左折して来た中山道と合流し100mほど一緒になる。千人同心街道は点線のように行く方がスムーズに旧国道17号を横切るのだが「50mほどクランクしていた」と言...千人同心街道5日目、吹上宿から行田へ

  • 東北道の逆走死亡事故に思う

    大型連休初日の一昨夜、東北道で逆走があり3人が死亡するという痛ましい事故が起きた。逆走の起点になったと言われる黒磯板室ICを地図アプリを拡大して想像してみる。多分、上り線から料金所へ向かう道と料金所から上り線へ向かう道が交差し信号で振り分けている。交差しないように左右振り分けることも可能だが、急カーブの危険を避けるためにあえて信号で減速させる。そうせざるを得なかったのは、安全な立体交差のループ道が造れない理由、例えば茶色の線が山肌であるという地形的な理由があったのだろう。信号のあるインター内の道路はあちこちにあるだろうが、以前墓参でよく通っていた上信越道坂城ICの下り線もそうだった。この坂城ICは前後に長いトンネルがあり山肌を切り崩したところで地形的な制約がある。坂城には両親の生家や墓があるが、最近は電車...東北道の逆走死亡事故に思う

  • 今朝の江戸川、川霧と日の出

    今朝の江戸川は川霧、日の出と共に一気に引いて行く。千人同心街道5日目は明日からに変更。今朝の江戸川、川霧と日の出

  • 千人同心街道、松山宿から吹上へ

    千人同心街道ウォーク4日目の終盤である。大型ホームセンターとコンビニの交差点から街道は県道66号となる。旧松山町が周辺と合併して市制となる際、松山市では愛媛の先輩松山市と重なるため「東の」松山市ということで東松山市となった。が、旧宿場名としてはあくまで松山宿である。前回東松山宿と書いたのは間違い、訂正しておく。東武東上線、東松山駅への交差点から駅方向を見る。最近改修されたのだろう、ずいぶんと立派な道である。植樹されて間もないハナミズキが楚々と咲く。この先から松山宿がはじまった。左手には下沼公園、もう少し前なら桜満開であったろう。この先には街道沿いらしい旧家がポツポツと建つ。松山神社の入口にあるのは八雲神社。江戸初期(安政6年)のものという彫刻が唐破風の向拝や社殿全体に施される。彫工飯田仙之助が三人の弟子に...千人同心街道、松山宿から吹上へ

  • 宝塚脱線事故二十年

    京都の事務所に出社してあまり時間が経たない、まだ朝方という時刻だった。「尼崎で大きな電車事故が起きたようですよ」とネットニュースを見た女子社員が言う。尼崎、電車といえば自社の工場が宝塚線、東海道本線のすぐ近くにある。すぐ工場長に電話すると「そう、大きな事故のようだ、うちの工場からも社員を救助活動支援に出している」と言う。そのうち刻々と事故の詳細が明らかになって行った。そして会社の友人の娘さんが犠牲になったことを知る。春に大学生になったばかり。宝塚市での葬儀ではバスケをやっていた娘さんのチームメイトや後輩たちの嗚咽が続き、出棺時には青すぎる空に凄まじい慟哭が響いた。 今日はこの事故に関する一冊の本を紹介して終わろう。この事故で妻と妹を失った浅野弥三一(ヤサカズ)氏のJR西日本との折衝の記録である。あるとこ...宝塚脱線事故二十年

  • 都幾川から東松山へ

    千人同心街道4日目の続き。高坂宿から都幾(トキ)川に突き当たった街道は河川敷を斜めに横断してから渡っていた。その河川敷を進んでも結局は国道407号が渡る橋の袂まで戻ることになる。ここでうっかりミスコース。東武東上線と並行して都幾川を渡る東松山橋へ向かう交差点まで進んでしまう。方向感覚が90度ずれていた。少し戻って都幾川リバーサイドパークに下りる道を探す。やっと河川敷の公園への降り口に着くが工事のためかネットが張られ先へは進めない。昔の旅人が小川を渡ったという「板橋」を遠望して、来た道を少し戻り住宅街へと上がる。高濟寺の先で河川敷を回る土手道へ繋がる真新しい石段を見つける。このあたりいろいろ改修工事が行われたようだ。スタートして2時間、サンドイッチの朝食を兼ねて休憩とする。約1キロ、左に右にと大きく湾曲する...都幾川から東松山へ

  • 八王子千人同心街道4日目

    4日目のスタートは東武東上線の北坂戸駅。駅舎や北坂戸団地造成で街道は寸断されているが、団地を抜けたところで一部旧道の名残がある。まだ通勤時間帯の7時過ぎ、東武東上線を潜り越辺(オッペ)川を渡る高坂橋(国道407号)へ向かう道は車が多く歩道が無いので歩き難い道。10分ほどで橋の袂に着く。「オッペ」という珍しい川の名の由来は諸説あるらしいがアイヌ語説が有力という。朝の7時台は本数が多いせいか電車がけっこう頻繁に越辺川を渡って行く。朝日を浴びた電車が川面に写るなかなかの景色である。街道は東武線の鉄橋あたりで渡って対岸に上がった後、北に向かう国道を縫うようにジグザグに進んだようである。橋から数百メートルで街道は国道から左への分岐道で復活するが、川越街道の延長といえる児玉道が右後方から合流する。その道標を確認する...八王子千人同心街道4日目

  • 咲き始めた八重桜を愛でる

    昨日、江戸川の土手で川霧と日の出を見た後の帰路、マイパーク早稲田公園で咲き始めた八重桜を愛でる。八王子千人同心街道4日目の歩行記は再び延期、明日から一泊で5日目、最終6日目を歩いた後でじっくりとアップしよう。という訳で、明日、明後日のブログはお休みとなる。咲き始めた八重桜を愛でる

  • 伊能忠敬に因み今日は地図の日

    しばらく「今日は○○の日」を書いていないが、ウォーカーとしては今日の「地図の日」は書かかないといけない。江戸の末期(1800年)に伊能忠敬が蝦夷(北海道)に向け第一次測量の旅に出た日である。井上ひさしは「四千万歩の男」で忠敬の一歩は三尺(90センチ)と書くが、試しにやってみると飛び跳ねるように歩かないと無理である。尤も身長が2メートルくらいあれば別であるが。今朝の「天声人語」によれば忠敬の一歩は69センチだったとある。当時としては身長が高い方だったろう。因みに私は65センチで距離換算している。速歩でやっと70センチ。忠敬一行は第一次測量の旅で往復3,200キロを180日で歩いたという。割り算すれば一日平均18キロ。雨などで休みの日もあったろうから実際は25キロくらいだったのかも知れない。もちろん測量しなが...伊能忠敬に因み今日は地図の日

  • 関税交渉、日本は世界のモルモット?

    トランプとの関税交渉、特使赤沢経済再生相は「格下と会っているのに(それを)感じさせない」とトランプを持ち上げる。自党からも野党からも「格下」発言にクレームがつく。いち早く交渉に駆けつけた日本を世界は「モルモット」と評して見守る。 昨日は八王子千人同心街道の4日目を歩いて来た。一昨日、急用で途中で終わった3日目の後半をやっつけよう。高萩宿を過ぎたあたりから始まった杉並木は鶴ヶ島市に入っても続く。杉を挟んで車道より1メートルほど下がった歩道は歩きやすい上、桜の木もラップし、茶畑も広がるなど情緒たっぷりである。国道407号のバイパスを横切ると街道は一般道になり杉並木も終わり。代わって桜並木となる。このあたりにあったという陣屋跡の碑は見逃すが、その先の脚折才道木(スネオリサイドギ)交差点の地蔵像、庚申塔、道標...関税交渉、日本は世界のモルモット?

  • 千人同心街道3日目の後半

    10時半、川越線武蔵高萩駅で遅い朝食、トイレ休憩として後半を出発。ここまで7キロ、ゴールの坂戸までのちょうど中間点である。駅入口から表通りに出て少し行くと、高萩小前の分岐から歩き損ねた旧街道が合流。この先で狭い歩道を進んで来る胸に名札を付けた年配の女性群二十人ほどの列に遭遇し道を譲る。殿(シンガリ)の年配男性に訊くと、ここ高萩の歴史遺跡を巡るウォーキング会といい、手作り風の冊子をくれる。「高萩」交差点を左折し川越線のガードを潜ったあたりからが高萩宿。何となく歩きながら貰った冊子を見ると、通り過ぎたガード脇に「金毘羅大権現」「石尊大権現」碑があるというので引き返す。口碑を読むと、右側の「石尊大権現」塔の右側面に「高萩驛下宿」と彫られているとあるので早速確認。驛は宿場のことで、ここは問屋(トイヤ)跡という。...千人同心街道3日目の後半

  • gooブログ、おまえもか!

    このgooブログが終わる(11/18)という。Yahooから移って5年半。次はどこへ移るか、いっそ止めるか。それは置いておいて、八王子千人同心街道ウォーク3日目の歩行記である。早朝の西武池袋線入間市駅の北口を出発。北口はまだ開発工事中の雰囲気である。すぐに国道16号を渡る河原町交差点。支流の霞川を渡ってから約1キロ先で入間川を渡る。歩く道は橋へ向かう緩い坂道になるが、昔の街道は左手、少し上流の「根岸の渡し」を通っていた。豊水(トヨミズ)橋から見る下流方向、減勢工の脇に魚道が設けられている。左岸の桜並木が満開、春爛漫!渡ってすぐ右手の旧道に入ると根岸宿がはじまる。問屋(トイヤ)跡という旧家の土塀に龍が彫られた欄間。根岸宿が終わり再び国道407号に戻る。坂道の両側は鷺宮製作所や日本電波工業などの工業地帯。上...gooブログ、おまえもか!

  • ともかく始まった大阪万博

    雨の中、今日から始まる大阪万博、コロナなどによる物価高騰もあり当初の予算計画を大幅に上回る建設費。人出不足で工事も難航し遅れた。それらの負担は大阪府民や国民に。55年前の大阪万博、故郷信州の家族は兄の勤める会社施設を使い2泊3日で行ったが、故郷を離れた遠い地でハチャメチャな学生生活を送る私はおいてけぼり。今回も行く予定はない。 さて、昨日は千人同心街道の3日目、入間~坂戸(16キロ)を歩いた。中二日で2日目の筋肉痛が残るが、数少ない好天日、桜が咲くうちにと急遽出発したのでブログはお休みとなった。その前の2日目の歩行記の続きは、横田基地を過ぎた箱根ヶ崎宿から先の中盤である。このあたりは狭山丘陵の西の端で緩いアップダウンがある。駒形富士に向かうY字分岐に子育て地蔵(箱根坂地蔵尊)。下りになった交差点、狭山神社...ともかく始まった大阪万博

  • トランプの踏み絵

    不均衡貿易額を理由にしたる理不尽な計算によるトランプの相互関税はまるで「踏み絵」である。対抗措置を取らない国には90日の猶予で「ディール(取引)」を迫る。「お願えでございます代官様、何とぞお慈悲を」とひれ伏すのを待つかのようである。そして唯一中国は敢然と絵を踏んだ。自動車、鉄鋼を人質に取られている日本は何を「ディール」するのか。 八王子千人同心街道ウォーク、2日目の続きである。拝島駅北側の玉川上水を渡った旧街道がJR3線を長い陸橋で渡って来た国道16号に戻ると米軍横田基地の脇に出る。「280m先で歩道がなくなり自転車は通行できません」の表示が立つ。と言われてもしばらく片側2.5車線の国道を渡る信号はない。一旦歩道は金網で遮られるがその先も歩けそう、行くしかない。1キロ先の第5ゲート前の信号でやっと反対側に...トランプの踏み絵

  • 千人同心街道2日目は拝島駅から

    八高線、五日市線、青梅線のJR3線と西武拝島線の拝島駅が2日目のスタート。千人同心街道(以下街道)は国道16号から分かれ拝島駅の北の端を「開かずの踏切」で横切っていたが今はない。早朝の拝島駅は乗降客も未だまばら。コンコースの端から前回ゴールの南口を眺める。コンコースのステンド絵がダイナミックである。拝島駅の北口を出てしばらく線路沿いを歩いたファミマの先の駐車場脇(桜の前)が旧街道なのだが、うっかりと国道16号が渡る大きな陸橋まで歩いてしまう。舗装された小公園になっている。そこに架かるのが「どんぐり橋」、その下を流れるのは玉川上水である。どんぐり橋から眺める下流の橋が「日光橋」であろう。江戸時代、日光東照宮の警護に当たった半農半士の同心たちが通った八王子千人同心街道、街道沿いの住民たちは「日光街道」と呼んだ...千人同心街道2日目は拝島駅から

  • 江戸川の夜明け

    久々江戸川の土手から日の出を眺める。菜の花も桜も満開、春爛漫。これから千人同心街道ウォーク2日目へ。江戸川の夜明け

  • 千人同心街道、ひよどり山越えで拝島へ

    八王子の花街に寄り道した後の千人同心街道ウォークは拝島までの残り約10キロを歩く。浅川を渡った先の「ひよどり山」越えは国道16号を離れ、約2キロで比高(標高差)60メートルのアップダウン。自然を残した小宮公園と八王子御殿と呼ばれるサブちゃんの豪邸があるところでもある。最初の九十九折を上ったところの「うかい亭」はステーキハウス。中央道八王子インター脇に下りたところの「鶯啼庵」は会席料亭。いずれも普通人ではなかなか手が届かない高級店で、きっとサブちゃんの御用達店だろう。そのすぐ先の「普通の」蕎麦屋で昼食を摂り、多摩川を国道16号の拝島橋で渡って土手下の旧道に降りたところが千人同心街道最初の宿場「拝島宿」跡。名残りは全くないが拝島大師(大日堂)がある。小荷田(コニタ)の交差点で再び国道16号となり拝島駅でゴール...千人同心街道、ひよどり山越えで拝島へ

  • 八王子花街へ寄り道

    八王子千人同心街道ウォークの初日。千人同心たちが住んでいたというあたり、「千人同心屋敷跡記念碑」が建つ追分交差点から甲州街道を東(東京方向)に進む。西八王子駅から約2キロの木幡交差点で甲州街道から分かれて北に分岐する国道16号が千人同心街道だが、更に東(八王子駅方向)に進み八王子の花街に寄り道。甲州街道で最大の宿場町だった八王子宿。今でも検番、置屋、料亭の三業組合がまとまり十数名の芸者衆がいるという。八王子駅から斜め北東に伸びる広い歩行者道(西放射道路)の中間に花街が残る。その花街の一画、観光案内所である「まちなか休憩所」に寄るべく10時の開店に合わせて今日は遅めの出発とした。女性係員と話すうち今日は2階で八王子織物の展示があるというので上がってみる。養蚕と絹織物が盛んだった八王子は「桑都」と呼ばれるよう...八王子花街へ寄り道

  • 八王子千人同心街道

    再三の寒の戻りや季節外れの夏日などの天候不順?で延び延びになっていた今年の街道ウォーク。昨日、八王子千人同心街道の初日を歩いて来た。今日はその第1回で街道のはじまりについて。江戸の西の守り役立った八王子千人同心が世の安定化に伴い本来の役目がなくなり、日光東照宮の火消し番(警護役)として通った道が千人同心街道で、八王子から約90キロの栃木県佐野で日光例幣使街道に合流する。スタートは中央線の西八王子駅。駅前から甲州街道(国道20号)に出る通りの車止めの頭部が日光東照宮の警備(火消し番)に向かう千人同心が被った陣笠を模している。甲州街道を少し八王子駅寄りに戻ったところに「千人町交差点」。そこから数百メートルで甲州街道と陣馬街道の「追分(交差点)」。その角に「千人同心屋敷跡記念碑」が立つ。このあたりに千人同心たち...八王子千人同心街道

  • 「国難」トランプ関税、石破政権を救うか

    韓国は尹(ユン)大統領が罷免され保守与党がピンチだが、日本ではトランプ関税対応を「国難」とする石破政権が挙国一致の経済対策が必要として一息つけるかもしれない。世界一斉株安で数百兆円が消えたという。いろいろなことが「国難」に隠れてしまうことだろう。しかし「ならぬことならぬものです」の会津武士道を日本国民は示さなくてならない。 久々の好天、地元の桜を愛でる夕方にはこれも久々の上弦の月「国難」トランプ関税、石破政権を救うか

  • 霧と桜とトランプ関税

    戦後の自由貿易体制を一気に覆すトランプ関税がいよいよ発動する。それを象徴するかのように、今年度(4月)に入って初めて晴れと言う今朝は一面の霧の風景。霧に霞む早稲田団地の桜並木を抜けて久々に江戸川の土手に上がる。視界は200メートルほどか。霧と桜とトランプ関税

  • 朝ドラ「あんぱん」とある国の首相

    今週から始まった朝ドラ「あんぱん」は、漫画「アンパンマン」の作者、やなせたかしと妻・暢(のぶ)の波乱の物語。「ある国の首相」との関係は・・・、ご想像にまかせよう。「自民党の中ではマシな方」と言われた石破首相だが丁寧と言うよりネットリとした語り口はあまり好きではない。3/29の朝日「多事奏論」で辛口の高橋純子編集委員は石破首相を「恐るべき鈍さ」と斬る。安倍一強が推し進めた「無理が通れば道理が引っ込む」路線に対して、「道理が通らないこと」をしないだけで「政治が変わった」ことになるはずなのだが「恐るべき鈍さ」を露呈しているという。一つは差別発言の杉田水脈議員の「公認」。「強烈な違和感」と国会で言いながらの公認は、国民感情への「鈍さ」としか言いようがない。「水脈通して道理が引っ込む」と憤る高橋氏、蓋し名言である。...朝ドラ「あんぱん」とある国の首相

  • 女子アナ上納の社会的制裁は如何

    もういい加減にしてくれと言いたくなるフジテレビのセクハラ問題。昨日の「第三者委員会」会見で、フジテレビが女子アナをタレントに「上納」したことは間違いないようだ。今後の社会的制裁は如何。 毎日のウォーキングで25年前の「伊能ウォーク隊」の足跡を辿る「バーチャル日本一周ウォーク」。先月(3月)中に最終Ⅴステージをゴールする予定だったが、約30Kmを残してしまった。2月に一日平均で八千歩近く歩き、暖かくなる3月は軽く八千歩を超えて東京・日比谷公園へのゴールは楽勝のはずだったが、諸般の事情で六千歩台半ばに留まり横浜までとなった。諸般の事情はいろいろあるが、一つは波状的な寒の戻りと夏日という天候問題。この歳になると寒くても暑くても「歩かない」理由になる。次は選抜高校野球のテレビ観戦。初陣の地元浦和実業の快進撃もあり...女子アナ上納の社会的制裁は如何

  • 選抜、予想外れて横浜が優勝

    昨日の選抜決勝戦、26日の準々決勝、28日の準決勝をじっくり観て、エース渡辺から宮口への必勝リレーで智弁和歌山の優勝を予想したが見事に外れた。横浜打線が終盤に爆発して大勝の形になったが勝負は初盤だった。3回、智弁エース渡辺が、横浜の好打者阿部葉太に痛打され2点勝ち越されたところで勝負はついいていたのかも知れない。尤も、5回ピンチのワンポイント(マジ一球)リリーフ、6回ピンチの阿部葉太のファインプレーも嫌な流れを断ち切ったことは間違いない。そして何よりも、ほゞ毎試合先発好投した織田の安定感も見逃せない。各チーム「春は通過点」という選抜大会だが、連日見応えのある試合を堪能した。選手宣誓にもあったが、年々減って行く高校野球の球児たち。夏も熱闘を楽しまして欲しい。 昨日の散歩から選抜、予想外れて横浜が優勝

  • 十四年を隔てた「長周期地震動」

    ミャンマーの震源から約1000キロ離れたバンコクの高層ビルが一瞬で倒壊するSNS動画を観た。2011/3/11の第2震、大阪の高層ビルがメトロノームのように揺れるのを見た、と今年も3月11日にここに書いた。「長周期地震動」と言われる現象である。波長が長い電波がとんでなく遠くまで届く原理である。バンコクも大阪も共通して大きな河川の河口にあり、地盤が柔らかいという共通点がある。ミャンマー軍事政権が発表する被害状況は多分操作された数字とみていい。現時点では1600余人という犠牲者も何倍にも増える可能性がある。そしてロシアがいち早くミャンマーに救助隊を送り込んだという。 毎年見事なコラボレーションを見せる近所の広い庭のお宅、奥の桜が満開になるともっと素晴らしい。十四年を隔てた「長周期地震動」

  • 桜雨あるいは桜流し

    雨の土曜日、桜が咲くと不思議に雨が降る。花曇りと言うから花雨かと思うが、桜雨、あるいは桜流しと言うようだ。昨日の選抜準決勝もじっくりと観た。初陣浦和実の快進撃が止まった。智弁和歌山のエース渡辺、準エース宮口の「完璧」リレーには浦和実でなくても打てなかっただろう。明日の決勝戦、智弁和歌山有利とみる。 桜の陰で咲く花たち桜雨あるいは桜流し

  • 三郷早稲田団地も桜開花

    埼玉・三郷市でも桜が開花。甲子園休養日の昨日、まずは文化会館隅のマイ標準木だが無残に枝打ちされている。そして早稲田団地の東西2本の桜並木を散歩、「二分咲き」というところか。甲子園は選抜準決勝の日。健大高崎ー横浜、智辯和歌山ー浦和実。雨も上がったことだろう。三郷早稲田団地も桜開花

  • 浦和実、怒涛のタイブレーク

    昨日は昼前に所用で外出予定だった。「今日、準々決勝でしょ」と言って奥方が所用を代わってくれた。「高校野球観るなら準々決勝」と常々言っていたからだった。そうとなれば朝からテレビの前に陣取り、ウィスキーとツマミを用意して、日がな一日どっぷりと4試合を堪能した。関東1位2位の健大高崎、横浜が順調にベスト4に駒を進めた。そして4試合目、地元浦和実業が聖光学院に挑んだ。出足よく先行した。が、6回まさかの3ランで追いつかれる。7回からは両エースが登板した。変則フォームの石戸君が頑張り「流れ」を渡さないまゝタイブレークへ。浦和実業は6番工藤の絶妙のバンド安打で無死満塁。7、8番の下位打線の連打が火を点けて、何と何と新記録の8得点。途中で「もう(相手が)可哀そうだからいいよ」と奥方が言うほどの怒涛のタイブレークとなった。...浦和実、怒涛のタイブレーク

  • 初陣浦和実、ベストエイトの源

    春夏を通じて甲子園初出場の浦和実がベストエイトに勝ち上がった。昨秋、浦和学院、春日部共栄などがひしめく埼玉大会で優勝した時も、準決勝で横浜に惜敗した関東大会でも決して下馬評は高くなかった。そして、足を顔の前まで蹴り上げる変則モーションのエース石戸君が緒戦の滋賀学園を完封した時「2回戦を突破してベストエイトになるか」と、やや懐疑的に書いたが「突破してしまった」。昨日の東海大札幌戦、初盤の接戦も石戸君が救援で出て来るとピシャリと抑え一気にワンサイドゲームになった。「ビデオで見る以上の球だった」(主将)、「右打者左打者別に指示を出したが駄目だった」(監督)と相手の東海大札幌を嘆かせる石戸君である。さて、今日の聖光学院戦にも通用するか、興味津々で観るとしよう。 ソミヨシノ開花直前、街角の花たち初陣浦和実、ベストエイトの源

  • 「行田タワー」命名式

    古墳の街、足袋の街、行田市の「古代蓮の里」公園の展望タワーが「行田タワー」と命名された。既に映画「翔んで埼玉」の2作目の中で行田タワーと呼ばれたが、今までは「古代蓮会館展望室」が正式名称。命名式には行田邦子行田市長と並んで大阪の通天閣を所有する通天閣観光の高井社長も出席。高井氏の勧めで「全日本タワー連盟」の20番目の会員になった経緯がある。高さ50メートル、東側の世界最大級?と言われる「田んぼアート」を見下ろせることで知られているタワーである。8年前の夏、蓮の見頃もギリギリの頃に行った時のスナップ。行田の足袋屋がランニングシューズに挑戦するドラマの年だった古代蓮を一つ紹介「行田タワー」命名式

  • 高崎健大、2回戦も薄氷

    甲子園の選抜高校野球も2回戦に入った。その第2試合は連覇を狙う高崎健大と敦賀気比の好試合。しかし初回いきなり高崎健大が集中打で4点先取。一方的な試合になるかと思われたが、初回途中でエースを救援した敦賀気比の五十子(イガッコ)投手が緩いスライダーを絶妙のコントロールで投げ通し9回まで高崎健大打線をピシャリと抑える。一方、脇腹を痛めたエース石垣に代わり一回戦のタイブレークを投げ抜いた高崎健大の下重(シモシゲ)はこの試合も好投。しかし6回に3点を返され尚も一死満塁のピンチ。ここで意表を突く敦賀気比の満塁スクイズは捕手前にころがり併殺の不運。高崎健大が辛くも1点差で逃げ切った。最後の一人でエース石垣が登板し、150キロ超の速球を披露した。今日の第一試合も横浜ー沖縄尚学の好試合。しっくりと観るか。 昨日の明け方...高崎健大、2回戦も薄氷

  • 早稲田実、101年目のリベンジ

    昨日の選抜高校野球1回戦5日目、早稲田実8ー2高松商。この両校は大正13年(1924)の第一回選抜大会の決勝で対戦して以来、実に101年ぶり対戦であった。この時は高松商が2-0で早稲田実を下し初優勝。早稲田実としては101年ぶりのリベンジとなった。ほゞ同時期に創立された両校は101年間、高校野球界の古豪・強豪であり続けている。同じ実業高校の浦和実は昨秋の埼玉大会優勝校だが、甲子園は春夏通じて初出場。変則モーションの石戸投手が昨年夏のベストエイト校、滋賀学園を完封し初出場、初勝利の快挙。相手の滋賀学園の監督は「(変則モーションに)タイミングが取れないまゝ試合が終わってしまった」と悔いる。足を顔の前まで上げるモーションは2回戦を突破してベストエイトになるか? 久々の江戸川の日の出、菜の花と共に早稲田実、101年目のリベンジ

  • 今日は放送100年の日

    今日3月22日はラジオ放送が始って100年という。1925年といえば大正14年。翌年12月からが昭和である。ラジオと言えば学生時代の「オールナイトニッポン」が思い出深い。午前1時から4時まで、学生寮の夜は決して更けない。春日部の哲ちゃん(今仁哲平)など大人のお兄さんたちのトークに皆で聴き入った。その前の午後11時からの「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」のお姐さんたち、モコ・ビーバー・オリーブのおしゃべりも楽しんだ。朝一番の講義には徹夜して出ることがほとんどだった。いろいろ読むと、我々団塊の世代を意識して作られた番組だったようだ。それから60年、今はほとんどラジオは聴かない。散歩やウォーキングしながらラジオを聴く人も多いが私は聴かない。自然の音の中を歩くのが好きだ、と言っても、郊外の川沿いや街道ウォークの時以外...今日は放送100年の日

  • 社会が「カルト化」

    「自分(たち)が絶対正しく、批判する者は悪と考え、思うように行かないと、自分(たち)を被害者と主張し陰謀論に至る姿勢」これは、オーム真理教を長年取材するジャーナリスト、江川紹子が、オームと同じように、最近の社会が「カルト化」していると指摘する「姿勢」である。そして、今でもオームの後継組織アレフなどに参加して来る若者がいるということだけではなく、自暴自棄的な無差別殺傷事件が絶えない日本社会の状況に「社会のカルト化」を見るのである。まてよ、この「姿勢」はまるで米大統領のトランプの考え方や行動と全く同じではないか。プーチンの「ウクライナ脅威論」による侵略戦争にも共通した「姿勢」がある。おー怖、世界中「カルト化」しているのかも知れない。 桜を待つ街角の花 社会が「カルト化」

  • 地下鉄サリン事件三十年

    大阪勤務から虎ノ門の本社への転勤で千代田線霞ヶ関駅を利用するようになったのはサリン事件の3年後だった。それでも電車を降りると一刻も早く地上に上がろうと早足で歩いた。地下鉄サリン事件から今年で三十年、朝のラッシュ時の地下鉄3線、丸ノ内線、日比谷線、千代田線でサリンが撒かれた。4日前の朝日新聞特集記事に駅別の負傷者数が載った。霞ヶ関駅周辺でのニュース映像が多いが、負傷者が一番多かったのが日比谷線の小伝馬町駅で、6千人以上と言われる負傷者の1/4以上、1620人を数える。以下、築地298人、霞ヶ関255人、神谷町168人と続く。(被害場所が駅構内と明記された2783人分の内訳数)東京メトロ(事件当時は営団地下鉄)の安全研修施設を特別に見学させていただいたことがある。被害者の会の代表である高橋シズヱ氏の夫・正一氏...地下鉄サリン事件三十年

  • 選抜&MLB開幕の野球デー

    延長タイブレークの10回表、健大高崎にラッキーな2点目が入った。その裏、雨が強く降り出し、好投を続ける健大高崎、下重(シモシゲ)の投球も雨で滑るのではと心配したが、最後はダブルプレーで抑えた。最後までコントロール抜群の明徳義塾エース池崎に比べ、下重の立上がりは荒れ気味で不安定だった。だが、尻上がりに良くなり中盤からブルペンに出ていた脇腹痛のエース、石垣の登板の必要はなかった。昨日は、選抜高校野球をじっくりと観て、夜は夜でMLBの日本開幕戦、ドジャーズーカブス。日本人4選手の競演を楽しむという「野球デー」となった。早稲田団地のモクレン選抜&MLB開幕の野球デー

  • 選抜開幕、健大高崎連覇なるか

    甲子園の入場行進を「聴きながら」のブログアップ。大谷翔平ら5人の日本人選手が揃うメジャーリーグ開幕戦に押されているが、選抜高校野球大会も今日開幕する。第三試合、健大高崎ー明徳義塾が好試合となろう。下馬評では好投手を擁する健大高崎、横浜、東洋大姫路が優勝候補という。健大高崎には選抜連覇がかかる。横浜は明日2日目、東洋大姫路は3日目の登場となる。大会中に桜が咲き始め、約2週間後の優勝校が決まる頃には桜前線もかなり広がっていることだろう。さあ、春の開幕である。選抜開幕、健大高崎連覇なるか

  • 万博駅伝、懐かしの「新御堂」

    淀川を渡り東梅田へ向かう「新御堂筋」をトップで走るトヨタ自動車。上り下りの高架道路の真ん中を地下鉄御堂筋線が走る、あの道路である。初の「実業団VS学生」という万博駅伝を昨日テレビ観戦した。安倍、橋下時代にギャンブルリゾート(IR)と共に強引に決まった大阪万博の人気不振テコ入れで開催された「万博駅伝」は、55年前の千里万博会場と、今年の会場、夢洲を結ぶ54キロの新しいコース。その前半に通る「新御堂筋」は初の駅伝コースとなった。大阪本社が淀屋橋にあったので関東からの本社出張の折は新大阪から御堂筋線に乗ってここを通った。京都赴任時代は夜のキタ、ミナミからタクシーで新大阪に向かった「懐かしい道」である。さて、駅伝の結果は1位、2位を実業団が占めたが全体的にはほゞ互角だったと言っていいだろう。学生では國學院大が3位...万博駅伝、懐かしの「新御堂」

  • 今、学び直すとしたら宇宙学

    流行りの横文字で言えば「リスキリング」。社会人に「今なら大学で何を学びたいか」とのアンケート結果。1位歴史学・地理学2位語学3位心理学4位文学5位芸術学と文系の学問が並ぶ。理系では10位にやっと医学が出て来る。(朝日別刷土曜版「beランキング!」より)私は機械工学卒だが、籍を置いていた、一応卒業したという程度で、一番やったのはアルバイト(社会勉強)と本(小説)を読み漁ったことである。今学びたいのは宇宙学、「地学」(アンケート12位)に入るのかな。NHKBSの「フロンティアズ」で、宇宙の起源(ビッグバン)は今までの定説の138億年ではなく約倍の267億年前だった、なんていうのを観たせいかも知れない。 一昨日の散歩から今、学び直すとしたら宇宙学

  • 石破降ろしに拍車がかかるか

    「一番そういうことをしなそうな自民党議員」(ある野党議員)との思いは我々一般国民も同じだろう。新人議員との会食の土産に十万円の商品券を配った石破首相のことである。「永田町の常識」に照らせば当たり前のことらしい。唯、政治とカネが問題になっている時節柄如何なものかということらしい。「順法だが猛省」と苦しい石破君。どう乗り切るか?はたまた乗り切れないか。 昨夜は満月だったが、ジャスト満月時刻は月の出の少し前なので見え始めてすぐ撮ったのが6時過ぎ。以降、約1時間おきに追ってみたが、やはり差はほとんどわからない。石破降ろしに拍車がかかるか

  • 円周率πと川の関係

    今日、3月14日は円周率πの日。今朝の「天声人語」に面白い話が載る。「20世紀末のイギリスのある地球学者によれば、川の流れに沿った長さ、いわゆる河川長と源流点と河口の直線距離の比は平均で3.14になる」 真中に高い山があり、すぐ海に出る日本の川は「ほとんど滝のようである」と外国人はいう。比べてドナウ川(2850Km)やライン川(1283Km)などは標高差の少ないヨーロッパ大陸を延々と、ウネウネと流れる。試しに日本の河川長1、2位の千曲川(信濃川)と利根川を調べてみる。どちらも今までに源流(近く)から河口まで歩いている川である。・千曲川(信濃川)河川長376Km、源流河口の直線距離228Km、比1.65・利根川河川長322Km、源流河口の直線距離214Km、比1.51では、四国の南部をクネクネと流れる四万十...円周率πと川の関係

  • プーチンに投げられたボール

    軍事支援停止の宝刀を抜いた上で突き付けたトランプの30日暫定停戦提案にゼレンスキー(ウクライナ)が合意という。ボールを投げられたプーチン(ロシア)はどうする?一方的なロシアの侵略を必死に防戦するウクライナの疲弊も激しい。徹底した言論弾圧で安泰のプーチン、同じくやりたい放題のトランプにによる「頭越し」の停戦条件に泣く泣く合意するゼレンスキー、なんてことはあってはならないのだが・・・。 一昨日飲み会があった神田駅周辺の風景、最大幅60メートルの鉄路を支える架構は芸術とも言える。分岐した中央線のレンガ架構もレトロプーチンに投げられたボール

  • ややこしい話は女同士で

    昨日は神田の老舗蕎麦屋で入社同期会の飲み会。飲み始めて間もなく、この店を贔屓にしているというH君の携帯が鳴る。相手はこの店と同じ名前の蕎麦屋の女将という。どうやらH君が間違って仮予約し幹事のM君がここを本予約したというダブルブッキングらしい。スマホで調べるとこの店の名には本店がつくが、数百メートル離れた小伝馬町のその店には本店がつかない。多分「どうしてくれる」という話になってH君の声が大きくなったのを聞いていた係のお運びさんが「その店なら暖簾分けした店だから女将さん同士に任せた方がいい」とH君の携帯を持って階下に降りる。間もなく戻って来ると、話はついた、ダブルブッキングはお咎めなしという。本店を忖度したのかそれとも・・・。とにかく女将同士の話で一件落着。件のH君を「贔屓の贔屓倒し」と皆が揶揄う。次回はその...ややこしい話は女同士で

  • 十四年目の「3.11」に想う

    学生時代を東北(仙台)で過ごしたので仙台湾や松島は思い出深い。閖上(ユリアゲ)の浜辺ではよくハマグリを拾った。亘理(ワタリ)は四十代のはじめに工場建設で2年ほど通った。その海岸は「日本のサンタモニカ」と役場が自慢する綺麗な海岸だった。地震当日は定年挨拶の出張で大坂にいた。淀屋橋の本社ビルの窓から近くの裁判所方向の高層ビルがゆっくりと大きく揺れるのが見えた。まるでメトロノームのようだった。時間的には第2震だった。第1震は御堂筋を歩いている頃で気が付かなかった。京都のホテルにチェックインして見たニュース。閖上(ユリアゲ)港を漂う青や白のコンテナが、手でも持つコンテナではなくコンテナトラックだと気が付くのにしばらく時間がかかった。「何じゃこりゃ!?」。数日前、東京電力福島第一原発事故について当時の経営陣の刑...十四年目の「3.11」に想う

  • 東京大空襲八十年

    昭和二十二年生まれの私はもちろん東京大空襲を知らない。しかし、両親と生まれたばかりの兄はその直前まで都内王子に住んでいた。大手時計メーカーに勤める父は大空襲のド真ん中、亀戸(カメイド)の工場に通っていた。父が勤めていた亀戸など東部の下町は3月10日に「大空襲」を受け、家族で住んでいた王子あたりの北部は4月14日・15日に大空襲を受けた。迫る戦火に職を捨ててもその前に故郷信州に疎開(帰郷)したのは正解だった。そうでなければ多分私はこの世にいない。東京下町の決して大きくはない東京大空襲資料館を訪れた時、当時5歳だったという語り部さんが、緻密に計画された東京大空襲の非情さ、狡猾さを涙ながらに語った。その非情で狡猾な大空襲の指揮を執った米空軍将校が、戦後その作戦を自画自賛したこと、かつ航空自衛隊の創設期に指導官...東京大空襲八十年

  • 水遊都市KOSHIGAYA(越谷)

    昨日の川越市に続き、朝刊地方版から埼玉の話題。市内を5本の一級河川が流れる越谷市が「水遊都市KOSHIGAYA]のロゴマークを作ってイメージアップを図る。1年間の市民のワークショップを経て、・水郷として栄えた歴史・水害を乗り越えて来た経験・大相模調節池の越谷レイクタウンなどを目玉に「KOSHIGAYA}水遊都市伝説」のリーフレットも作成した。現在は、白・青・水色3色の市の鳥「しらこばと」の折り紙、1万5千枚を貼った長さ10メートル、高さ3.6メートルのパネルを作成中。完成すれば「折り紙で作った最大の文章」のギネス記録となるそうだ。因みに5本の一級河川は、・市の東、松伏町、吉川市との境界を流れる「中川」・市の北部を流れる「古利根川」(中川へ注ぐ)・同じく市の北部を流れる「新方川」(同上)・市内をクネクネと貫...水遊都市KOSHIGAYA(越谷)

  • 「虎に翼」が生んだ川越の女性市長

    1月に行われた「小江戸」川越市の市長選。自公立憲などが推薦する元県議、40歳の女性候補を破って当選したのは現役女性裁判官から転身した42歳の森田初恵氏。当選直後にもここで取り上げたが、朝日朝刊の「ひと」欄に登場した。昨年、政治への転身を決めた時、弁護士の夫は賛成したが、2~7歳の子育て中の森田氏を心配した両親は反対した、それを後押ししたのが当時放映中の朝ドラ「虎に翼」だったという。人口35万人の川越市、県内有数の観光地だが財政は逼迫。しかし、裁判官の経験を生かし「現場の声を、聞いて聞いて聞きまくって」調整する自信はあるという。活躍を期待しよう。それに比べて我が三郷市は・・・。観光資源もないが市長は世襲世襲が続き、市制半世紀近く経っても市長の苗字は四つに留まる。 探梅散歩から、紅白競演「虎に翼」が生んだ川越の女性市長

  • 千秋楽と千穐楽の違い

    嬉しい冊子が届いた。6年前に一度だけ参加した「気仙沼に熊谷桜を植える会」の10周年記念誌である。2014年から始まった活動により植樹数が目標の千本となり区切りを迎えた記念誌である。この活動については2023年9月15日にここで書いてるので省略するが、タイトルの「千穐楽から未来へ」について。千穐楽の「穐」は「秋」の異体字。興行や演劇では「千穐楽」を使う場合が多い。江戸時代は火事が多く芝居小屋が燃えたため「火」がつく秋を嫌い、おめでたい穐を使ったことによる。早朝からこの冊子に見入っていたためアップが遅くなってしまった。「省略」とは言ったが中の記事について明日書くかもしれない。千秋楽と千穐楽の違い

  • 斎藤元彦という兵庫県知事

    内部告発者の特定過程を「違法性が高い」とする百条委員会の最終報告が兵庫県議会で承認されたが、これを「一つの見解、逆に合法の可能性もある、自分の対応は適切だった」と嘯く斎藤元彦兵庫県知事。しかも、故人となって弁解出来ない内部告発者の私的文章の内容を暴露し貶すという非人間性に呆れるばかり。こんな人間を再当選させたのは兵庫県民だが、選挙中に百条委の審議過程の裏情報をN国立花に流し、SNSを悪用した日本維新の会の県議らの罪も重い。 雪の日(3/3)の寒ーい写真の続き、蓮田市慶福寺河童の五百羅漢斎藤元彦という兵庫県知事

  • 福井事件の再審決定の理由

    一審無罪、二審で有罪確定し服役が終わった福井事件(1986年の女子中学生殺人事件)の再審が確定した。有罪の根拠となった知人の証言の日付が間違いだったことが決定的な理由。証言にある「男女歌手のいやらしい(セクシーな?)絡みがあった歌謡番組」の(再)放送日が一週間違っていたという。弁護団がどんな番組かをAIチャットで調べて「夜のひっとスタジオ」と判明。更にネットで放送日を検索した結果という。更に驚くのは、再審請求にあたり開示された検察側の手元証拠の中に放送日の間違いを既に警察・検察が知っていた記述があったことだ。昨年10月、再審決定をした名古屋高裁金沢支部は検察が「事実に反することをぬけぬけと主張」したことは「不誠実で罪深い」と批判した。40年前、「六本木心中」を唄うアン・ルイスの後ろで吉川晃司が意味深に腰を...福井事件の再審決定の理由

  • 雪がシンシンは「オノマトペ」

    オノマトペとは擬音語と擬態語の総称です。擬音語は「ニャーニャー」「ドンドン」「ザーザー」といった動物の鳴き声や物体、物理的な音を例えて表現したものです。擬態語は「キラキラ」「シーン」「ワクワク」といった実際には音がしない状態や心情の様子を音に例えて表現したものなんです。そして日本語のオノマトペは約4,500語もあり、英語の1,000~1,500語や、フランス語の約600語に比べてダントツに多い。その理由の一つが、日本語の動詞が動作の基本的な意味しか持たないので副詞を加えて具体的な表現を表すため。フワッと見る、チラチラ見るなど日本語の「見る」に対し英語では「sea」「look」「watch」などがある。動詞自体を使い分けながら表現のバリエーションを増やすということ。(オノマトペ研究者、藤野良孝、2023年1...雪がシンシンは「オノマトペ」

  • 雪の予報だが有用有急の外出

    昨日の20℃越えから一転、今日は冷えて関東南部でも雪という。こんな日に限って有用有急で外出の不運。奥方が運転免許更新の後期高齢者講習の日である。昨年5月に出来た全国初という高齢者講習専門施設。さいたま市岩槻区にある。往きは雨でも帰りは雪の可能性が強く電車&タクシーが無難だが、片道約30キロの幹線道路だけなので何とかなるだろうと昼前に出発する。 昨日の街中散歩と二日月雪の予報だが有用有急の外出

  • トランプ、一対一でやれよ

    バンス副大統領と二人でゼレンスキーを攻め立てるトランプ。おい!男らしく一対一でやれよ!と言いたくなる昨日のウクライナとアメリカのトップ会談。決裂はどう修復されるのか。とは関係なく先月27日の越谷梅林からの帰路である。梅林を出て国道4号の橋で元荒川を渡り対岸の土手を歩く。逆に対岸となった梅林公園を眺める。2、3人のウォーカーとすれ違いながら宮内庁越谷鴨場あたりまで戻る。ゴールの北越谷駅前のタワマンが正面に見えるが、この先で元荒川は左に大きく左カーブしたあとUの字に湾曲する。元荒川がUの字に蛇行したあと文教大学の前の歩行橋を渡り、往きに歩いた対岸に移る。蛇行後は自然に西向きに歩いたのでここはUターンして東に歩かなければいけない。歩いて来た対岸を見ながら逆に歩くのはやはり変なものである。このあたりの桜並木は老木...トランプ、一対一でやれよ

  • 紅梅を愛でながら大吟醸

    先月(2月)のウォーキングは1月の6千歩を上回り一日平均八千歩近くとなった。伊能ウォーク隊の足跡を追うバーチャル日本一周の最終Ⅴステージは静岡県富士市へ到着。ゴールの東京日比谷公園まであと160キロ。今月末には着けるだろう。一昨日の越谷梅林公園散策の2回目、元荒川の土手を下りて梅林に入ったところ。まずは約一万坪の梅林の奥までザッと歩く。まだ開花が少ないせいか思ったほどの人出ではない。この週末の「梅まつり」にはもう少し開花が進んで人出も増えることだろう。今日以上に暖かくなるという。ちょうど昼時、東屋脇の紅梅を愛でながら好物の鯖寿司と缶酒という至福の時間、これをやりたくて来たようなもの。北越谷駅までの帰路は元荒川の対岸を歩く。その帰路の様子は次回。紅梅を愛でながら大吟醸

  • 越谷梅林公園(その1)

    埼玉の梅林と言えば越生(オゴセ)梅林が有名だが、三郷からは武蔵野線、東武東上線、越生線と乗り換えて駅ー駅で1時間40分。ドアツードアなら2時間半はかかる。そこでドアツ-ドアで1時間ちょっと、電車賃も1/3の越谷梅林に行って来た。越生梅林とは一字違い。最寄りは東武伊勢崎線の北越谷駅。元荒川沿いを歩いて約20分で着く。途中の右手の森は宮内庁の越谷鴨場。2年前に行った時のブログと似たような写真となるが今年もアップしよう。まずは梅林公園までの道中記。北越谷駅から東武伊勢崎線沿いを歩いて元荒川沿いに出ると。「越ケ谷」宿を過ぎた旧日光街道と合流。地名は越谷、宿場名は越ケ谷である。三本の石塔の右端が道標。土手を上り元荒川沿いを歩く、寒気がゆるんで2日目の暖かい日梅林手前の白梅川面のシラサギ、水中の魚を探す真剣な表情国...越谷梅林公園(その1)

  • 寒気ゆるむ、三郷中央を散歩

    明け方の気温は昨日が4℃、今朝は5℃越えと長かった寒気が緩む。昼前、薄手の上着に代えて久々に三郷中央を散歩。まずは江戸川に近い曹洞宗のお寺さん、豪華な山門である。江戸川を渡って中央駅へのカーブでバンクスするつくばエクスプレス。その三郷中央駅手前。住宅街に入る。寒気ゆるむ、三郷中央を散歩

  • いつもの風景を変えた近藤亮太

    雪がチラつき、終盤には吹雪のようになったという「寒さ」のせいかも知れないが、アフリカ勢が抜け出し日本選手を一気に離してゴールするというマラソン終盤の「いつもの風景」を変えたのが近藤亮太選手。昨日の大阪マラソンの終盤もエチオピア勢3人が抜け出した。だが、それをしぶとく追った近藤選手が追いつき、何とスーッと抜き去った。ゴール直前でエチオピアのアダン選手に追いつかれて惜しくも2位となったが、ほゞ同時のゴールは「いつもの風景」ではなかった。その近藤選手は何と初マラソン。青学大の若林選手が3週間前の別府大分マラソンで出した初マラソン新記録を30秒近く更新した。近藤亮太選手は順天大4年の時に箱根のアンカーを走った以外はほゞ無名の選手。中学時代に「距離が長い方がライバルに勝てた」ということが自信になった。そして大学卒業...いつもの風景を変えた近藤亮太

  • ウクライナ3年、停戦は遠い?

    ロシアのウクライナ侵略から3年が経過した。戦況は「泥沼」である。公表分だけでも双方の戦死者、犠牲者、行方不明者は二十万人以上、多分実際はそれを大きく上回るだろう。再び大統領となったトランプは和平仲介に「ディール」(取引)を放言する。一方ゼレンスキーもトランプから「選挙なき独裁者」と言われつつも、「レアメタル権益」を武器にアメリカの支援継続を請わざるを得ない。 毎年ここに紹介している、侵略直後の論説(朝日)の一部の次の言葉を4度目になるがコピーしておく。これが最後になることを祈りつつ、だが半分諦めつつ。そして前回同様「東アジア侵略を止められなかった国民の末裔として恥じつつ」も加えておく。 「愚行の責任は独裁者にある。本来のロシア人は優しく善良だと信じている。あなた方の友として伝えたい。国を閉ざさず、内外の情...ウクライナ3年、停戦は遠い?

  • 日の出前、二十四夜の月

    一昨日、江戸川土手への日の出散歩の道すがら、公園の冬木越しに二十四夜の月を愛でる。着いた土手から見る東の地平北には筑波山街越しの西の空の色も好い、富士が見えれば最高だが・・・そして陽が昇る日の出前、二十四夜の月

  • 紅梅たより

    江戸川の土手を散歩するには大きな早稲田団地を東西に横切る。約100メートルほどケヤキ並木が続く通りに紅梅が三本咲く。まずは日の出の後の陽射しの中で撮る。そして午後の陽射しで撮る。紅梅たより

  • 「むらおさめ」。

    今日の朝日朝刊の1・2面は「8がけ社会」地方過疎の特集。高知県四万十川の源流部、津野町木桑地区。昨年の秋祭りは7人で行ったが、今後はできるのかどうか。「限界集落」である。人生の終わりを準備する「終活」、この地方版が「むらおさめ」。島根大学の作野教授が2006年に提唱した。無くなる前に文化や資源の継承をしておく「集落のみとり」である。人口減少は地方の問題だけではない。都市を支える地方の衰退は国力を奪う。都市を支え経済成長を支えて来た地方に今その力はないとある社会学者はいう。為政者は「地方創生」を言い続けているが具体策も抜本策もない。例えば一次産業の従事者が生産地に近い拠点都市に移るなど建設的に地方を縮小する、明確な意図を持って選択と集中を進めるべきという都市経済学者もいる。30年間人口が増え続けている北海道...「むらおさめ」。

  • 冬の土手、楚々とした彩(イロドリ)

    一昨日、江戸川の土手で菜の花が咲き出したと書いたが、その脇で楚々とした彩を見せる名の無き葉っぱが好い。武蔵野線の鉄橋を潜った先のガス橋。このあたりの江戸川の土手間は約500メートルある。利根川上流の山々の雪解けはまだ早いはずが、分流した江戸川の水量が増えているよな気がする。このあたりは大地震などの非常時に船から物資を荷揚げする「三郷港」。冬の土手、楚々とした彩(イロドリ)

  • 梅だより

    最近、宅地化や建替えで少なくなってしまった近所の梅の木だが、江戸川近くの1軒のお宅の白梅がほゞ満開となった。このあたりでは「越谷梅林」がメッカだが、この寒気が去ったら行ってみるとするか。梅だより

  • 「雨水」なのだが・・・

    今日は立春から二週間、二十四節季の「雨水」(氷も溶け出す頃)というが、寒気がぶり返して日本海側など雪国では再び(三度?)の大雪警報が出ている。比ぶるにしばらく晴れの日が続くという関東南部でも今日以降は寒くなるらしい。暖かった昨日の午後の江戸川散歩、チラホラと菜の花が咲き出した。黒い雲が広がる北の空、雲に穴が開いた?武蔵野線の鉄橋、足元は綺麗になったが上部のトラス部の補修はいつになるのか。 「雨水」なのだが・・・

  • Y字路考(4)、Y字路に魅せられて

    「Y字路はなぜ生まれるのか?」の著者、重永瞬氏が挙げるY字路の3つの視点の最後は「表象の目」。Y字路への「想い」を詩歌やアニメ、音楽、絵などで表現したものを言う。著者はフォークソングや歌謡曲での「Y字路」の歌詞を多数紹介した後で、朝日俳壇からY字路が詠み込まれた俳句を紹介する。その一つ、ーY字路の電話ボックス月朧(ツキオボロ)ー淡い月明かりに照らされたY字路の「残余地」に置かれた電話ボックスを想像すると、何か人生の分岐点のような大事な話が交わされているような気がする。美術家、作家の横尾忠則は最も「Y字路」に憑りつかれた一人である。150点ものY字路を描き、中でも故郷である兵庫県西脇市のY字路を描いた「暗夜光路ーN市」シリーズが有名。またY字路が多い宮崎市では2004年に個展「Y字路展」を開いている。この...Y字路考(4)、Y字路に魅せられて

  • Y字路考(3)、地理(地図)的考察

    「Y字路はなぜ生まれるのか?」という本のタイトルの真髄が、地理的に見たY字路の形成理由の分類である。1.街道系行先が異なる(追分、神社や寺への参道、高速入口など)2.地形系山や谷(勾配)、水路(川など)との折り合い3.開発系新道、貫通、食い違い(クランク)是正4.グリッド(格子)系鉄道、河川での歪み、放射路、境界 街道ウォークや観音巡りを趣味とする私はやはり、1と2によるY字路との遭遇が多い。街道系の「追分」例(昨年春、小山市喜沢追分)追分の角オブジェはもちろん「道標類」である。参道例、大宮氷川神社への参道入口(2021年5月)。江戸初期にはこの参道が中山道だった。角オブジェその氷川神社内、先住神社「あらはばき」(門客人)へのY字路   Y字路考(3)、地理(地図)的考察

  • Y次路考(2)、まずは見た目

    先月末にさわりを紹介した「Y字路はなぜ生まれるのか?」を読み終わった。京都大学で地理学を学ぶ修士学生、重永瞬氏が著者である。著者がいう「Y字路の3つの視点」は、1.路上の目(歩き目線のY字路の容貌)2.地図の目(俯瞰で見るY字路の形成理由)3.表象の目(Y字路が生むストーリー、詩歌や絵、音楽) 今日は1.路上の目=歩き目線のY字路の容貌について。まず、表のY字路、裏のY字路がある。表とは駅前や繁華街、大きな通り沿いなどで、店先だったり広告看板などが立つ場合が多い。裏とはそんな繁華街から離れた静かな住宅地など、ゴミ置き場だったり、植木鉢が置かれたり室外機があったりする。本から「Y字路の角には何がある」=「Y字路の模式図」を借りる。うーん、こんなに見事に(細かく)模式化されると、Y字路を通るたびに、残余地がど...Y次路考(2)、まずは見た目

  • 小さいけれど怖い記事

    今日の朝刊経済面の一番下の小さな記事だが、ひょっとすると随分怖い記事である。太陽光やバイオマス発電の電力系統への接続依頼の事前相談に、東京電力が誤った回答をして契約を断念させていた。接続で変圧器が故障するから追加工事が必要などと「理解される」ような「誤った」回答を昨年末までの数年間も続け、約3万件の事前相談の6割、1万9千件が契約できなかった。誤った理由など詳細は不明だが、再生エネルギー増大による売上減少を避けるための「意図的な誤回答」だったとしたら「怖い話」である。マスコミの追加取材、究明に期待したいところである。 2月に入って寒気が続くが陽射しは「春」の匂いである。江戸川の散歩から。小さいけれど怖い記事

  • 春近し、白梅と満月

     梅の便りがあちこちから聞こえるが、近所の梅の木が建替えなどで少なくなくなって来た。ちょっと足を伸ばして江戸川の土手下のお宅の白梅を確認。今年も綺麗に咲き始めてひと安心。昨夜は晩酌を中断しながら満月を夕刻からトレース、ジャスト満月の11時ころは白河夜舟。そして今日の明け方、ジャスト満月から7時間後。模様から右回転していることはわかるが、丸みの見分けはつかない。春近し、白梅と満月

  • 今夜は満月、スノームーン

    今夜11時ころ満月になる。2月は雪の季節なのでスノームーンと呼ばれる。天気は下り坂というので晩酌前の夕刻に一度撮っておこう。今月3日から昨日までの月である。7日と8日は曇りで撮れず。そして昨夜、パッと目満月。今夜は満月、スノームーン

  • 京都駅近く、渉成園の散策(後半)

    京都駅烏丸口から徒歩10分にある東本願寺の飛地庭園「渉成園」の散策の後半である。園内図を再掲しておく。昨日の(前半)で園の中央にある傍花閣を⑫としたのは⑰の間違い。散策の後半は月印池⑥の奥へと向かう。昨日、前になり後になり園内を巡ったお揃いの白いダウンジャケットを着た「中国娘4人組」と書いたが、一人は年配でひょっとしたら娘たちの母親かも。一人、月印池の畔に佇む。「回棹廊(カイトウロウ)⑪」は屋根を持つ橋。安政の大火で焼失する前は、朱色の欄干を持つ反り橋だったという。これを渡った左手にある茶室の「縮遠亭⑩」へ向かう石段は閉鎖される。大広間の「閬風亭⑦」の脇に建つ「蘆庵(ロアン)⑧」と「園林堂⑬」の前庭に踏み込んでみる。出口である庭園北門が眼に入るが、右手奥の「代笠席(ダイリツセキ)⑭」に寄ってみる。生垣の...京都駅近く、渉成園の散策(後半)

  • 都会のオアシス、渉成園(前半)

    京都東本願寺の飛地庭園である「渉成園」、いよいよその庭園に入る。順路は庭園南口③から。都会の庭園にビルが見えるのは止むを得ない。日本の有名な庭園はどこも「池」が中心となる。ここの池は「印月池」。東山に上る月を美しく水面に映すことから名付けられた。広さは1,700坪。因みに渉成園全体は凡そ200メートル四方で一万坪強である。その一番奥に見える九重塔は、「光る君」の主人公のモデルの一人と言われる「源融(ミナモトノトオル)」の供養塔⑧。渉成園は源融が営んだ六条河原院の跡という説もある。左に目を転じると「侵雪橋⑨」。渉成園の「十三景」を選んだ頼山陽が雪を冠したこの橋を愛でて名付けたという。上品な「反り」である。池の右手、庭園に入ってすぐ右に見える「漱沈居④」。池に乗り出すように建てられる。足元は何らかの工事中で近...都会のオアシス、渉成園(前半)

  • 偉い坊さんの隠居所、渉成園へ

    京都駅烏丸口から近い「渉成園」は、東本願寺十三代、宣如上人が徳川三代将軍家光から寄進された土地を、引退した宗主の隠居所として庭園を整備したもの。渉成園の名は、中国の詩人陶淵明の「帰去来辞」の「園日渉而成趣」から宣如上人が名付けた。明治天皇が休憩するなど東本願寺の迎賓館の役目もあったようだ。京都駅前から北に700メートル、東本願寺御影堂門前の信号を東に約200メートルの西門から入る。途中の廿人講町の通りは法衣店などが並ぶ寺町の雰囲気である。着いた渉成園入口(西門)で案内板を読むのは、お揃いの白いダウンジャケットを着た中国人娘の4人組。園内では彼女たちと前になり後になりながら観園したが、残念ながら話す機会はなかった。受付で入園料(700円)を払いガードマンと挨拶を交わし園内に向かう。まずは、そこら中の石を搔き...偉い坊さんの隠居所、渉成園へ

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