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2019/08/22

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  • さぁさぁ北前、京・若狭御前

    5日ほど前にここに書いた「オリンピックは嫌いだ」(岸本佐知子)ではないが、連日朝から晩までのオリンピック番組に飽きて録画しておいた「植野食堂」を観た。「呑み鉄本線日本旅」(NHK)の六角精児と、「日本一ふつうで美味しい植野食堂」(BSフジ)の植野広生がコラボした駅弁第2弾、「さぁさぁ北前、京・若狭御前」が出来るまでの番組である。二人は同じ1962年生まれの62歳同士。この春延伸した北陸新幹線の敦賀から東舞鶴までの小浜線をグルメ旅しながら駅弁の献立探し。二人が選んだ献立はもちろん垂涎ものだが、詳細を書くとすぐ「呑み」たくなるので我慢。だが、私も現地で味わったことがある「焼き鯖寿司」だけは挙げておこう。二人が最初に候補に挙げた敦賀の「のどぐろ」をこれに置きたのはコスト面もあるが、やはりその素朴かつ豪快な味のせ...さぁさぁ北前、京・若狭御前

  • リーダーになってはいけない人

    「離島は日本の象徴」と言われる。青ヶ島は八丈島から更に南へ70キロ。火山の頂上部が海面に突き出た島で、島の周囲が外輪山。その中にもう一つの火口がある島である。江戸の末期に噴火して島民全員が八丈島に逃れた。何とか青ヶ島に戻りたいが、海は荒く再びの噴火も怖い。船を造り幾たびか青ヶ島を目指したが悉く難破。帰島を諦め五十年近く経った頃、一人の男が立ち上がった。その名は「次郎太夫」、今の東京都青ヶ島村長の祖先である。屈強な若者二十七名を選び、七名には操船を学ばせ他の二十名には帰島後の作業の役目を細かく指示して学ばせた。頑丈な船を造り天候を詳しく調べいよいよニ十七名が出航、無事到着した。その後、残りの島民も続々と帰島に成功、一度も難破しなかった。避難から苦節五十年、野鼠に荒らされた青ヶ島の復興は大変だったが次郎太夫の...リーダーになってはいけない人

  • 兄が晴らす詩(ウタ)の無念

    兄妹での五輪連覇はならなかった。技ありでリードしていた詩が背中から落とされた。一瞬のスキを突かれた。兄、一二三は詩の無念を晴らすべく燃えた。決勝戦の決め技は強引とも言える力技だった。詩は今後を語れなかったが一二三は4年後の兄妹金メダルを誓った。五輪の初盤、ドラマが続く。 今朝は久々の日の出と久々の富士 兄が晴らす詩(ウタ)の無念

  • 翔んだ聖火、パリ五輪開幕

    100年ぶり3回目のパリ五輪は雨となった。4時にテレビを点けるとちょうど日本の入場行進。早朝散歩から帰ると開会式も終盤となっていた。セーヌ河を船で下る各国の入場行進はカラフルだったが、エッフェル塔の五輪マークは白一色、ライトアップもモノトーン。さすがフランス、いやパリ、シックな演出である。点火された聖火が空へ上がって行くのも面白いが、いつ地上へ戻るのだろうか。最後はセリーヌ・ディオンの歌が圧巻。進行性の神経症で病んでいたが、深夜のパリに朗々とした「愛の賛歌」が響き渡った。衰えぬ歌唱力はさすが。彼女のメイクもまたベージュ系のモノトーン。脇の伴奏のグランドピアノがびしょ濡れなのが気になった。後の手入れが大変だろう。パリ五輪記念でフォントを上げてみた。 今朝の散歩、日の出はなし翔んだ聖火、パリ五輪開幕

  • 「オリンピックは嫌いだ」

    今朝の「天声人語」は翻訳家、岸本佐知子氏の随筆から。・朝から晩までオリンピックオリンピックとそのことばかりになるから嫌いだ。・メダルの数に固執するから嫌いだ。・メダルを取らなかった種目は最初から存在しなかったことになるから嫌いだ。国別なのも嫌いだ。・閉会式と開会式はちょっと好きだ。あとはぜんぶ嫌いだ。うーん、ちょっとわかる気がする。開会式前のサッカー男子、南米王者のパラグアイに快勝、女子は界一位のスペインに惜敗。とにもかくにもパリ五輪が始まった。 今日の明け方はド曇り、暗い風景ほゞ日の出時刻日の出時刻から20分過ぎ日の出時刻から1時間後、家の近くに戻って「オリンピックは嫌いだ」

  • 甲子園、長野の代表は「北信」

    夏の甲子園、既に10校の出場が決まっているが、今後数日中に続々と決勝戦が行われる。故郷信州では昨日準決勝があり、赤穂、小諸商の県立2校が惜しくも敗れた。赤穂高校は昭和35年(1960)に代表になって、1回戦で強豪の早稲田実業に1-2で惜敗した。十年ぶりの「南信」からの出場はならなかった。準決勝で勝って27日の決勝に進んだのはいずれも長野市の私立校、長野日大(旧・長野中央)と長野俊英(旧・篠ノ井旭)。どちらが勝っても多分初の出場で、2019年の県立飯山高校以来、5年ぶりの「北信」からの県代表となる。上田西、佐久長聖、松商学園など「東信・中信」の甲子園常連校はいずれも準々決勝あるいはそれ以前に姿を消している。母校は2回戦で松商学園に負けた。60年前の私の在校時代にも「天敵」だった。 今朝の日の出散歩から久々の甲子園、長野の代表は「北信」

  • 男女別学にこだわる理由

    埼玉県では県立男子校への女子入学を拒んだ問題を巡り、県の第三者機関である男女共同参画苦情処理委員会による「県立高校は速やかに共学化を」という勧告が出て、賛否両論が渦巻く。県による中高生へのアンケートではやや別学賛成が多かったが、別学(一部共学)の高校生有志から「別学維持を」の要望書が出た。3万4千人の紙とオンラインによる署名が添付される。提出した男子高校生は別学のメリットとして「女子がいないため本気でものが言えて、自分を包み隠さず表現できる」とする。女子がいたら隠さないといけない自分とは何のだろう、単なるエロ話のことでなければいいのだが・・・。別学の高校には県内有数の進学校が多く、将来のエリートを狙う生徒も多いので気になる。私は男子校出身だが5%ほどの女子もいた。気になって勉学に身が入らなかったなんてこと...男女別学にこだわる理由

  • プランBのハリス推薦

    バイデンが「やっと」諦めてハリス副大統領を次期大統領に推薦。遅すぎた、プランBの候補でトランプと闘かうというのかと民主党内でも不満が渦巻くという。決定までの透明性が問われるだろう。一方、日本の自民党内でも岸田首相に対し「もう詰んでいる、何をやってもイメージが悪すぎる」。特に地方では「次は誰か」の雰囲気と言う。この秋、日米のトップが変わりそうである。 今朝は江戸川を北へ散歩、日の出前の十七夜の月常磐道近く、ゴルフ場で日の出を迎えるプランBのハリス推薦

  • ゲコの下剋上

    昨日に続いて今時の「ノンアル」事情。奈良のある酒蔵が開いたイベントの名は「飲む人も飲まない人も一緒に乾杯!」。130年の歴史で初めてのこと。日本酒やビールと共にアルコール入りとノンアルコールの同じようなグラスが並ぶ。都内で開かれたドイツビールのイベントでもノンアル飲料が用意され、「飲めないけど皆でワイワイ出来る場は好き」という人たちも参加して乾杯の輪が広がった。「ゲコノミスト」と言う名のファイエスブックグループを立ち上げた、自らも下戸の投資家は「今まで(客単価の)安い客と冷遇されて来たゲコたりが立ち上がった」と言い、店舗側の意識改革を促している。5年前の厚労省の調査で週3日以上、1日に1合以上飲む「飲酒習慣」があるのは、40~60才代までは25%、つまり4人に一人だが、30代では7人に一人、20代では12...ゲコの下剋上

  • 酒入舌出

    酒が入ると口数が多くなる。良く言えば饒舌になることだが失言も多くなる。中国ではこれを「酒入舌出(ジュルシェチュ)」と戒める。一方、古代ギリシャでは「酒は真実を語る」という諺がある。本音が出るということだろう。同類にイタリアの「ワインの中に真実あり」。日本では「酒は百薬の長」が一番ポピュラーだろうか。今朝の朝日新聞「GLOBE」はノンアル特集。呑兵衛としては注目の特集である。世界のノンアル事情をいくつか紹介しよう。・「ぶどう畑と美人は手がかかる」の諺があるフランスではワインの消費量がこの60年で3分の1になった。需給ギャップを埋めるため、産地ボルドーではぶどうの木を引き抜くと補助金が出ると言う。家族で食卓を囲むことが減ったこと、食事での酒が多様化したこと、肉を食べる機会が減ったことで特に赤ワインの需要が減...酒入舌出

  • 怒りと対話、暉峻淑子インタビュー

    6/21の朝日新聞「オピニオン&フォーラム」は96歳の経済学者、暉峻淑子(テルオカイツコ)のインタビュー記事。暉峻淑子が「豊かさとは何か」を書いたバブル絶頂期が自信過剰の時代だとすれば今は自信喪失の時代。しかし、「生き生きとした人間の活力が戻って来るような社会にはなっていない」ことには変わりはない。この間、安倍一強政権下では生活保護費の基準額の切り下げや安保法案など正規な手続きを経ずに強行決定し、森友問題では組織の中の公務員の人権を無視して不正行為を押し付けるなど「民主主義を毀損」し続けた。自分の人権を考えることは、相手の人権を考えることである。本当に豊かな社会、本物の民主主義の社会とは、誰もが自己肯定感を持って生きられる社会と言ってもいい。権力者は一人ひとりの人権を保障し(憲法25条)、自己責任だと言っ...怒りと対話、暉峻淑子インタビュー

  • 真の豊かさ、暉峻淑子

    3日前「今改めて『豊かさとは何か』」と題して96歳の経済学者、暉峻淑子(テルオカイツコ)のインタビュー記事について書いた。そして、バブルの絶頂期、1989年出版の「豊かさとは何か」(70刷の後絶版)を図書館から借り、サワリを紹介した。福祉、教育、環境、労働などについて、客員教授として一年間滞在した西ドイツの状況と日本を比べ「真の豊かさ」の違いにを詳述して、最終の第6章で「豊かさとは何か」を模索する。ある日、森を通って仕事に出かけた時、休暇を取った中年の男性が、籐椅子に寝転んでじっとしているのを見かける。夕方通りかかっても同じようにしている。何となくおかしくて「何をしているのか」と声をかけると彼は言う。仕事など一生懸命何に向かっている時は周りのものは目に入らない。こうして何もしていないと、小鳥の声、風のそよ...真の豊かさ、暉峻淑子

  • ゴリ押しの北陸新幹線最終延伸案

    昨日のブログは、大谷翔平のオールスター第一打席がフォアボールだったと書いてアップした。その10分後の3回、早くも第2打席が回り、オールスター初ホームランを放った。今永も好投したとは関係なく、北陸新幹線の最終延伸計画の話。自民党のゴリ押しで敦賀ー新大阪間を全て新規に造る「湖西案」で進んでいるが、建設費の高騰で費用対効果がトントンの1から半減の0.5に悪化。敦賀ー米原だけを新規に造り、米原ー新大阪は既存の東海道新幹線を利用する「湖東案」が当然工費、工期とも優れるが、自民党は採算計算のやり方を変えてでも「湖西案」に固執して着工すると言う。採算計算の変更は「地域の賑わい」を経済効果に含めるという曖昧なもの。もともと小浜ー京都間はほとんどがトンネルのはずなので、地域の賑わいは小浜だけのことになる。建設費が増えれば地...ゴリ押しの北陸新幹線最終延伸案

  • MLBオールスター始まる

    アメリカMLBのオールスターが始まった。大谷翔平の第一打席はフォアボール。次々打者のヒットで3塁まで進んだが得点はならず。今永もブルペンで待機、出番がありそう。ここ数日は24℃前後の「涼しい夜」が続きエアコンなしで眠れた。今朝は夜半の雨が上がって曇り空の下を早朝散歩、薄暗い公園の外灯を集中的に撮って来た。MLBオールスター始まる

  • 今改めて「豊かさとは何か」

    一か月近く前の朝刊(朝日)に経済学者、暉峻淑子(テルオカイツコ)のインタビュー記事が載った。1989年、まさにバブル絶頂期、日本のGNPが世界一の頃に刊行された「豊かさとは何か」の著者という。「日本は豊かさへの道を踏み間違えた」と警鐘を鳴らした。今96歳、近著(今年4月)に「承認をひらくー新・人権宣言」があるバリバリの現役である。「豊かさとは何か」は刊行以来、長く読み継がれて70刷を数えたが、今は絶版。図書館に予約してやっと手元に届いた。発刊3年後の22刷。最初に1986ー1987年のデータが書かれる。・一人当たり名目GNP、302万6千円(世界一)・地価総額、1,637兆円、日本の25倍のアメリカ全土の4倍以上・個人貯蓄、580兆円・法人企業が使う年間交際費、4兆2千億円対して、戦後すぐ1946ー194...今改めて「豊かさとは何か」

  • トランプ悪運強し

    銃撃後トランプの胸に抱き付いて前方を守る金髪の女性SPの姿。最近たまたま見直した古い映画、「動く壁」を思い出す。ある大臣が至近距離から銃撃され身を挺したSPの一人が倒れる。飛び出して犯人を取り押さえた「勇敢」なSPを、キャップ(緒形拳)は不適格としてチームから外す。SPの任務はあくまでも「壁」に徹することで犯人を捕まえることではない。壁としての持ち場を離れることは言語道断ということだ。銃撃後、SPに囲まれ青空を背景に拳を突き上げるトランプの映像は多分、強いトランプ、挫けないトランプの象徴として繰り返し使われることだろう。悪運の強いトランプとしても。 小糠(コヌカ)雨の中、すぐ戻れるように早稲田公園など近所を散歩トランプ悪運強し

  • T.K.K.の思い出

    昨日ここで「東武東上線110年」について書いたが、今日の朝日土曜版の「歴史のダイヤグラム」で原武史は東急(東京急行電鉄)について「T.K.K.とは何か」と題して書いている。戦時統合で、現在の京急と小田急を合併した東京横浜電鉄が「東京急行電鉄」になった。戦後、連合軍との連絡用に英文社名を定めその略称が「T.K.K.]。清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の弟溥傑と妻の嵯峨浩(ヒロ)の長女、慧生(エイセイ)が戦前から母の実家があった東横線の日吉に住んでいたが、次女と共に帰国した母に、東横線の車両に書かれた「T.K.K.」を尋ねた。「東京急行株式会社の頭文字」と答えた母に慧生は「とっても混んで困る」の頭文字と言って笑わせたという。 私が入社後すぐ赴任した工場で「TKK」と言う言葉が飛び交っていた。訊けば製品名の頭文字T...T.K.K.の思い出

  • 東武東上線110年

    入社して朝霞市の工場に通っていたので東武東上線には縁が深い。開通して110年になるという。国鉄の高崎線、川越鉄道(現・西武新宿線)は開通していたが上越線は通っていなかった明治の終わり。川越の豪商や投資家などが東京と川越、ゆくゆくは上州、越後長岡までを予定して、大正3年(1914)の5月に開業した東上鉄道が元である。その後、東武鉄道と合併して東武東上線となった。池袋から北西に向かうのに何故「東上線」?諸説あるが、東京と上州を結ぶつもりだったからという説が有力である。これは群馬の上信電鉄(高崎ー下仁田)がやはり将来的に信州まで延伸予定だったのと同じである。ネットから開業当時の写真を借りる(いずれも1914年)。水谷村(現・富士見市)付近の敷設工事柳瀬川を渡る東上線(富士見市と志木市の境界)東武東上線110年

  • 夏の甲子園、埼玉大会はじまる

    既に全国20以上の道と県で始まっている甲子園代表決定大会が、いよいよ埼玉でも今日の午後に始まる。あいにく雨の予報だがその開幕試合は「羽生実・羽生一・児玉・深谷」ー「所沢商」。埼玉大会出場の合同チームは142チーム中の6チーム(4.2%)。最多は「越谷総合・松伏・三郷・八潮・吉川美南」の5校合同。全国でも3441チーム中の133チームが合同。概ね4%前後のようだ。先日のテレビニュースでは中学女子のバレーボール部でも3,4校の合同チームが練習している中継場面があった。過疎化・少子化が進み、いろいろな団体競技でますます合同チームが増えることだろう。長野大会の2回戦で母校が松商学園に負けてしまった。約60年前の在校時代も、3年続けて準決勝乃至決勝戦で松商学園に負け甲子園を逃した。宿敵というか天敵である。 昨日の早...夏の甲子園、埼玉大会はじまる

  • 美幸流山橋~流山橋、周回ウォーク(2)

    江戸川の左岸、2キロちょっと強離れた2つの橋を回る昨日の早朝ウォーキングのスナップの続き。三郷側の土手に上がる前に通るマンション流山側の土手道から眺める同じマンション昔の流山橋の橋脚、土手は今より低かったのだろう過去の最大水位、昭和10年9月の台風は、西日本で豪雨が続いた後に来た台風で、関東でもあちこちで洪水となった。計画水位の「10.4m」は今の土手の高さギリギリ。昇り切った太陽を背景にした「赤城山」。大昔、本当の赤城山から洪水に乗って流れて来たと言われ、流山の地名の元という説もある。流山橋を渡って三郷に戻る  美幸流山橋~流山橋、周回ウォーク(2)

  • 三郷流山橋~流山橋、周回コース

    極めてローカル、地元・三郷市の話題。昨年11月26日に開通した「三郷流山橋」の流山側の袂、橋の歩道から江戸川の土手道へのゲートが閉鎖されていたが金網が外されて、やっと既存の流山橋を回る周回ウォークが可能になった。三郷側に比べて半年も遅れたのは何故だったのか。わずか20円というミミッチイ自転車通行料の徴収を諦めたか。二つの橋の間の土手道は、右岸(三郷側)が2.2キロ、一方の左岸(流山側)は蛇行が多いので2.4キロ。これに2つの橋の長さ、それぞれ約0.4キロを加えると、一周5.4キロの周回ウォーキング・コースとなる。早速今朝、日の出前に出発し一周して来た。家から江戸川までのアクセス距離、往復1.6キロをいれてちょうど7キロとなる。日の出前、新しい橋を渡りながら見る朝焼け土手道へ出てすぐ、新しい橋を振り返る最初...三郷流山橋~流山橋、周回コース

  • 3期目百合子強し、蓮舫惨敗

    下馬評通り小池百合子が3期目の当選を果たした。参院立憲民主から無所属に転じて出た蓮舫は3位と惨敗。無党派層の多くは2位となった石丸元安芸高田市長に流れたようだ。一方、9選挙区の都議補選では自民党が2勝6敗と惨敗。5議席から3議席減らした。特に萩生田・前政調会長の地元八王子市でも負け、裏金問題の逆風と言えよう。立憲民主も1勝2敗。都民ファーストが4勝0敗、諸派、無所属で当選した2人も経歴的には都民ファースト系であるから6勝0敗と圧勝。小池百合子の足元は盤石と言える。 今朝の散歩から3期目百合子強し、蓮舫惨敗

  • 新潟大学vs信州大学

    スポーツ欄の小さな記事。11月の全国大学駅伝(名古屋ー伊勢)の北信越予選会が昨日行われ、新潟、金沢、信州、富山の国立大4校と私大2校が参加し、新潟大学が3大会連続で代表に決定した。各大学の上位8人のタイム(1万メートル)の合計で争われるが、2位の信州大学とはわずか1秒半の差だった。一人当たり「0.2秒」。2組目までは20秒差で信州大学がリード、最終3組目で新潟大学がエースの北信越記録更新などで逆転。ところで、先月行われた関東予選会では20校中の上位7校が代表となったが、その上位チームと新潟大、信州大のタイム差(8人計)は約20分もある。一人当たりでは2分半の差となる。ここにも東京(首都圏)一極集中の弊害が見て取れる、とは大袈裟だろうか。因みに、昨年の大会の上位8校がシードされているが、いずれも東京の私大で...新潟大学vs信州大学

  • 高橋純子の沖縄慰霊の日

    朝日朝刊「多事奏論」で安倍、菅、岸田と歴代首相をバッサリと斬って来た辛口の高橋純子編集委員が久々の登場。以前よりも登板間隔が大きくなっているのは政権への忖度なのか、それとも少し偉くなったのか。今回は先日の「沖縄慰霊の日」の現地取材版。まずは2004年から18年間、那覇の陸上自衛隊第15旅団が集団参拝して来た黎明の塔を取り上げる。一昨年、昨年、そして今年も何故か参拝は中止された。「黎明の塔」は、沖縄を本土防衛の盾として使い、多くの住民の犠牲を強いて、昭和20年6月22日に自決した牛島司令官と長参謀長を祀る塔だが、元々は木柱の墓標が立つだけだった。その牛島司令官の辞世の句が第15旅団のホームページに掲載されていたことが今年地元紙で報じられ問題となった。秋待たで枯れ行く島の青草は皇国の春に甦らむ沖縄平和委員会は...高橋純子の沖縄慰霊の日

  • 「闇をあばいてください」

    鹿児島県警の不祥事隠ぺい問題で、情報漏洩の罪で逮捕された元生活安部長が「頼みの綱」として隠ぺいの資料を送付したのは福岡市のウェブメディアに寄稿していた札幌のライターであった。送られた不祥事の資料の表紙には「闇をあばいてください」と書かれていた。しかし、鹿児島県警がウエブメディアを急襲して証拠のデジタルデータを奪い去ったのはその後の報道の通り。札幌のライター、小笠原氏はテレビや新聞社の取材を受ける度に「何故あなたに送ったのでしょうか」と問われたが、逆に「何故、皆さん(大手メディア)に送らなかったのか考えてみてください」と返した。(今朝の朝日「耕論報道の自由を守るには」より)6月22日に「鹿児島県警『隠ぺい』幕引きの構図」と題ししてここに書いたが、本当に「幕引き」となってしまうか否か、大手のメディアさん、どう...「闇をあばいてください」

  • 優生保護法、立法時点で違憲

    昨日のNHK朝ドラ「寅に翼」、創設された家庭裁判所の判事となった寅子(トモコ)が、家の子供たちに「尊属殺人罪は合憲」との新聞記事を解説する。時は昭和25年。日頃から家族に暴力を振るっていた父親が、ある日息子に投げた鉄瓶を息子が投げ返し父親が死亡。高裁は情状酌量の余地があるとして懲役刑とした。尊属殺人罪(死刑か無期懲役)は違憲、一般殺人の懲役刑を適用した高裁判決だったが、最高裁はこれを覆し合憲として無期懲役とした記事だった。この23年後、尊属殺人罪は「違憲」となる。戦後最初の違憲判決であった。そして、昨日の優生保護法の違憲判決は戦後13番目。しかも昭和23年の立法時点で違憲だったという判決は初めである。 今朝も日の出は不発だったが、十数分後ちょっとだけの顔見せ江戸川の土手を降りた住宅街、タチアオイの背に日が優生保護法、立法時点で違憲

  • 都知事選政見放送に思う

    夏場は雨が降っていなければ概ね4時過ぎから1時間乃至1時間半早朝散歩をする。先月下旬からは帰宅後の6時から始まる都知事選の政見放送をチラ観、チラ聴きしている。毎日、6人の半分を占める略称「N国党」のアホさにはヘドが出る思いだが、N国党以外の泡沫候補の主張もヒドイものである。しかし、彼らには個性がある、ユニークである。選挙戦もあと4日となった。 今朝も日の出の無い梅雨空の散歩。江戸川に出るとポツポツと降り出して早々に戻る。家の近くの文化会館を一回り 南隣の早稲田公園も40年、「森」という感じになって来た   都知事選政見放送に思う

  • 安部銃撃から2年

    今月は「安倍元首相銃撃暗殺から2年」。安部側近だった高市早苗も総裁選に意欲を示す。今朝の朝日新聞「耕論」は「銃撃2年宗教はいま」として立場が異なる3人が論ずる。犯人、旧統一教会信者2世の思いは通じたのか。例によって、3人の意見の「超要約」である。1.キリスト教新聞編集長旧統一教会に救いを求めざるを得なかった人たちに対して、宗教界が受け皿になれなかった。カルト的な団体の台頭を許し、自浄作用を発揮できなかった宗教界の責任は重い。2.ノンフィクション作家日本人は無宗教と言われるが、信仰の有無や、異端か正当かを問わず、様々な社会の問題はつながっている。信仰を持たない人とも地続きだ。解散命令で一件落着ではない。3.宗教経営アドバイザー(教授)宗教活動はその公益性から原則非課税。事件後は法律に従っている宗教法人にも当...安部銃撃から2年

  • 能登地震半年、復旧は遠し

    能登地震の発生が元旦の午後だったからまさに今日でちょうど半年。朝刊の特集には被災地の発生直後と現在の比較写真が大きく載る。それによると、いまだ手付かずの倒壊建物も多い。「工費解体」が遅れているのは建造物の「未登記」が原因という。相続登記がなく所有権のある親族全員の同意が必要なためだ。申請の2万余棟に対して解体が終わったのはわずか4%という。朝刊の一面には穴水町の陸上競技場に建てられた仮設住宅の写真。無機質に整然と並ぶ白いユニット式の仮設住宅は、東日本大震災の気仙沼を訪れた時を思い出す。震災後4年半も経っていたが気仙沼中学校の校庭内外にプレハブの仮設住宅がぎっしりと並び、幼子を連れた若いママさんたちが談笑中だった。午前10時少し前、朝の家事を終えたひと時だったのだろう。 先月6月のウォーキングは上旬の壬生街...能登地震半年、復旧は遠し

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