「愛を感じる度合い」を心理療法はどう分析するか?これは大変難しく、かつ、学派により相当違いますが、私はこう考えています。精神病であれ神経症、人格障害、正常であれ、人類全ては必ず、それなりに愛を感じています。間違いありません。しかし、何故か、人により「自分は幼少の頃から人に愛されたことは一度もありません」と語るのです。何故でしょう?私はその発言に驚きますが、その人の言う言葉を信じるように努力しています。本人が愛されたことがないと断言しているからです。もし否定したら、その人は私から離れていくでしょう。私を訪問しなくなれば心理療法は展開出来ません。仕事上、その人を受け入れてスタートしないと職業も成立しません。かつ、人の身体は神の神殿という考え方をしている私としては、その人の中に住んでいる「全知全能の、愛そのもの...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答