住所
出身
ハンドル名
東海林利治さん
ブログタイトル
読むサラダ〜140字小説家の挑戦〜
ブログURL
https://www.reading-salad.com/
ブログ紹介文
2ヶ月でTwitterフォロワー2000人突破。140字小説の書き方から長編小説でのデビューへの道を書いています。 また猫3匹、子ども3人との暮らしについても公開!
自由文
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更新頻度(1年)

65回 / 47日(平均9.7回/週)

ブログ村参加:2019/06/04

東海林利治さんの人気ランキング

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東海林利治さんのブログ記事

  • 『逆サンタクロース』ブログ小説NO.46

    逆サンタクロース 男はゴミで溢れかえったその街で、白く大きな袋を持って歩き回った。 寂れて人よりもゴミが目立つその街がいつも泣いているように見えたんだ。 男は赤い服を来て、来る日も来る日もゴミを拾い続けた。 帰り道ではまるで汚いサンタクロースのようだと人々は笑った。 寝る間も惜しんでゴミを拾い歩く男の背中はとても小さく、まるで膨らんだ白いゴミ袋自体が歩いているように見えた。 どんなに街の人から笑われても男はゴミを拾うことを辞めなかった。時には空き缶をぶつけられることも、目の前でゴミを捨てられることもあった。 活動を始めてから10年。 男はいつのまにか『逆サンタクロース』と呼ばれていた。 12月…

  • 『心の虹』ブログ小説NO.45

    心の虹 この世で一番、僕は科学の授業が大っ嫌いだ。 白衣を身につけた先生が僕ら生徒に小難しい知識をぶつけるだけ。 科学の知識をつけて何になる。みんなが先生のように頭が良いわけじゃない。 毎日そんな不満に心がすさんでいた。 「何か質問は?」 先生がメガネの位置を中指で直しながら、クールな調子でいつものように僕らに質問した。 全然関係のないことを聞いてやろうと僕は手を挙げた。 「今習ったことをマスターすれば、虹がなんで見えるのかわかるようになりますか?」 さぁ、馬鹿にすれば良い。太陽光の角度がどうとか、どうせ難しいことを並べるのだろう。 「良い質問だ。虹が見える現象は実に奥深い。例えば君たちがホー…

  • 『階段』ブログ小説NO.44

    階段 夜 そう 毎晩だ 階段の夢 どこまでも 遥か彼方まで その階段は続く 見えない行き先へ 汗を流しながら登る この階段は人生の暗示 ゴールに何が待つのか? 知りたければ登るしかない そこに必ず光があると信じて 私は今日も登る。夢よ醒めるな 今日こそはエンディングが見たい たとえそれが地獄であったとしても 辿り着くことに意味がある。さぁ登れ www.reading-salad.com

  • 『笑う意味』ブログ小説NO.43

    笑う意味 「残念ですが…」 私は診察室で泣き崩れた。たとえ治せなくても医師であるならば、希望を持てる言葉を聞きたかった。 可能性は0。そういう台詞だ。 私は退院を決意し、余生を好きなことに使うことにした。 大好きだったお笑いのまだ売れていないコンビのライブ。私はそこで病気のことを忘れるくらい笑った。 本当に久しぶりだった。病室から眺める景色はいつしかセピア色に染まり、生きている意味を見出せなかった日々。 それが退院した瞬間にこうだ。世界が変わった瞬間だった。 芸人さんと連絡先を交換し、体調が悪い時にはライブ終わりに自宅まで来てくれてネタを披露してくれた。 私の笑い声だけがきっとアパートに響き渡…

  • 『消失病』ブログ小説NO.42

    消失病 消失病。 それは国家に指定された難病の中で、1億人に1人という最も重い後天性の病だ。 令和後半に罹患者が国内で確認され始め、ま瞬く間に危険な病気だと認知された。 消失病は身体の成長に連れて、徐々に皮膚を含めた細胞が透明になっていくものだ。最後には人として存在するのに、誰からも目視されなくなる孤独な病。 夕日を見ながら病気があっても構わないとこれまで共に歩んでくれた彼女を横目に最後の時を感じていた。 右手が透けて、夕日のオレンジが身体に直接染みる。 「ごめんな。今までありがと。消えたらオレのことは忘れてくれよ」 「そんなの絶対に無理。見えなくなるだけで、生きているならそばに居てよ」 「そ…

  • 『沈黙』ブログ小説NO.41

    沈黙 「いつも応援してくれてありがとう。みんなと出会えて良かった。また来世で会おうな!それでは聴いてください。僕らの最後の曲『沈黙』」 ドームが歓声で揺れる。 ライブの終曲なのに会場を埋め尽くした数千人のファンは帰る気配もない。 「さぁ、もう逝こう。あの大空の彼方へ」 サビ前で地鳴りのような盛り上がりを見せる。そしてファンがグッズで買ったレプリカの拳銃を一斉にこめかみに当てた。 この曲の最後のサビでバンドメンバーがする定番の仕草だ。これがどのバンドよりもカッコいい。 彼らの歌詞はいつも生と死の狭間で揺れていて、生きにくい現代社会でもがく若者に絶大な支持を得ていた。 突然の銃声はファンの歓声の中…

  • 『万華鏡』ブログ小説NO.40

    万華鏡 霞雲の上に座り、万華鏡であの子を探す。 ぼんやりと青く光る筒をゆっくり左に回し、彼女の過ごした時を遡った。 彼女は幼い頃に事故で両親を亡くし、それでも笑いながらこれまで歩いてきた。 時には孤独で涙を流す夜もあったけれど、決して人に見せることはなかった。 少しの罪悪感を覚えながら今度はぼんやりと赤く光る万華鏡をゆっくりと右に回した。 スライドショーのように彼女の未来がコマ送りで見えた。 覗いた彼女の未来には僕の姿があった。 僕は彼女の元へと走った。 www.reading-salad.com

  • 『書き出しだけ大賞』を狙う✒︎

    とにかく楽しい こんにちは。とうかいりんです。 7/15に〆切が迫ったTwitter企画の『書き出しだけ大賞』。サンクチュアリ出版さんが手掛ける面白い文学賞です! ルールは簡単。 『書き出しの一行』だけで、どれだけ面白い作品と思わせることができるか! 楽しくて私もつい11作品も応募してしまいました。まだまだ永遠に書けそう(笑)。 こういった企画は見つけるだけでワクワクします。 賞金は付加価値に過ぎず、『あぁ、こんな意外な書き出しが可能なんだ』ということを他の書き手さんから学べるいい機会。 皆さまもぜひTwitterをのぞいてみませんか?(人゚∀゚*) 天使の囀り✒︎ (@tensino_sae…

  • 『夜喰虫』ブログ小説NO.39

    夜喰虫 蝉が夏を奏でる。 そよ風に呼応するように風鈴の音が後を追う。 今も昔も変わらない日本の夏の風景。 風呂上がりに家族でスイカをかじる。それが一番の楽しみだった夏の夜。 「昔はね、夏といえば蚊やハエに悩まされたものよ」 母が聞いたことのない虫の名前を口にした。僕はスイカの種をスプーンでよけながら母に聞く。 「何それ?聞いたことないや」 今から百年後の日本。 ついに人類は邪魔な虫を科学技術により根絶した。夏に刺された蚊の跡に悩むことも、腐敗した食品にハエが飛び回ることもなくなっていた。 「母さん!! 窓の外がおかしい!」 もうすぐ深夜だというのに、突然我が家にスポットライトがあたったように外…

  • 『召喚』ブログ小説NO.38

    召喚 赤く光る人差し指を突き立て、一直線に大地へと落とした。 指先で素早く魔法円を描くと両手で印を組み、術を唱える。 辺り一面が闇に包まれ、イメージしたモノを自在に呼び出すことができた。 『召喚士』 私は魔法学校を首席で卒業し、皆の憧れの的となった。 龍などの幻獣召喚を必死で練習する親友を横目に私は微笑んだ。 「首席は何を出すのです?」 親友が汗をリストバンドで拭いながら私に聞く。 私は笑顔で即答する。 「おじいちゃん」 ずっと会いたかった。 www.reading-salad.com

  • 『希望のランタン』ブログ小説NO.37

    希望のランタン 「いらっしゃい」 カランと店内入口の鈴が鳴ると同時に老婆が僕を睨らみながらそう呟いた。 「ここで希望のランタンが手に入ると聞いたんです。不治の病の母を治したくて」 店内には極彩色に輝くランタンが所狭しと並んでいた。 一つ一つが繊細な輝きを放っている。 「何でもあるよ。でも使い方を間違えるな。ランタンによっては昼夜を逆転させちまったり、古代生物を呼び寄せちまう物まであるからね。そう言えば先日は使い手がランタンの中に吸い込まれるレア物も売れたんだった」 僕は震える手を押さえながら母の顔を思い浮かべ、彩り豊かな一つを手に取った。 「あぁ、それにしたか。灯りを点けてみてのお楽しみだね」

  • 『輪廻転生』ブログ小説NO.36

    輪廻転生 夏の蚊は願った。 人に忌み嫌われる存在でなく、喜ばれる存在になりたいと。 『神は蚊から針を奪い、代わりに光を与えた』 蛍は願った。 儚い命で飛び回るよりも大地を強く駆け回りたいと。 『神は蛍から光を奪い、代わりに脚と角を与えた』 ユニコーンは願った。 贅沢な悩みだが、この姿のまま空を再び飛んでみたいと。 『神はユニコーンから角を奪い、代わりに翼を与えた』 ペガサスは願った。 人にいつか触れてみたいと。 『神はペガサスから翼を奪い、代わりに針を与えた』 夏の蚊は想う。あぁ、自分は何がしたかったのだろうと。 願いが明確でなかったために、神の慈悲を活かすことができなかった自分に涙した。 夏…

  • ついに家族が見つかりました🐈

    運命 こんにちは。とうかいりんです。 この日曜日!ついに我が家のきな子にもらい手が見つかりました! その女性は来場するなり、じーっときな子のケージを見つめてくれていました。 考えること30分。 「だっこしますか?」と聞いてみると、「はい」と。 きな子は珍しく大人しく抱かれてくれました。その方の家は我が家と同じく先住のオス猫が二匹。ありがたい環境です。 先住さんに馴染むかが心配なようで、まずはトライアルを。 我が家の子供達は馴染まなければいつでも帰ってきていいよと(笑)。おい。 とにもかくにも今日がきな子と過ごす最高の夜。子どもは大ショックを隠しきれませんが、精一杯抱っこして遊んであげようと思い…

  • 『白と黒』ブログ小説NO.35

    白と黒 満月が二人の術師を見守る。闇が深まり、怪鳥がけたたましく鳴いた。 白と黒の術師は目元だけ晒し、互いを威圧している。交錯する視線がお互いの体を縛り付け、命のやり取りを慎重にさせた。 空気が張り詰め、風が運んできた木の葉をその圧で真っ二つに割った。 それを合図に黒の術師が先に動く。 素早く五芒星を夜空に描くと、黒い雨を降らした。触れれば即死。 無数の雨粒は容赦なく、白の術師に降りかかる。 「殺った」 黒の術師はそう思った。 ーー刹那。 白の術師が夜霧へと変わる。黒い雨は標的を失い、虚しく地を叩いた。 黒の術師が気付いた時にはもう遅い。白の術師の吐息を耳元で感じ、闇へと落ちていった。

  • 『一輪の青い花』ブログ小説NO.34

    一輪の青い花 一人の花屋が世界から煙草をなくすなんて誰が想像しただろう? 老いた男は花の香りの研究に一生を費やした。別に煙草が憎かったわけじゃない。 ただ、自分のくわえ煙草で孫娘に火傷をさせてしまった心の傷をずっと癒したいと思っていた。 煙草がなくなっても孫娘の傷が癒える訳ではないが、不器用な男はそうすることでしか自分の心の隙間を埋める方法を持ち合わせていなかった。 ある朝、ついに男は完成させた。 輝くような一輪の青い花。咲いた瞬間に辺り一面を魅惑の香りに包み込む。 美しいその花は嗅ぐものを虜にした。 やがて人々は一輪の青い花を電車や車に携帯するようになり、街中がその花で溢れた。 それはそれで…

  • 『運命』ブログ小説NO.33

    運命 右手をふわりと浮かし、駒を置く。長い銀色の髪が逆立つと同時に雷が轟いた。 「そうきたか」 こちらも駒を掴み取り、角にそっと置いた。金色の神が風を受けて激しく暴れる。 「そろそろ新しい時代にするつもりか?」 目の前から鋭い眼光とともに低い声が飛んでくる。 「いや、まだ早い。世界の人口をもう少し調整してからじゃないと面白くないからな」 「それもそうだ。しかし、そろそろ退屈になってきているのも事実だな」 銀色の髪をかきあげながら、『厄災の駒』を左手で握る姿が見えた。 「あんまり激しく盤面を変えないでくれよ」 「あぁ、こいつはまだ置かない。良い人間もかなり増えてきたからな」 こちらは『希望の駒』…

  • 『コールセンターの一日』ブログ小説NO.32

    コールセンターの一日 「大変お待たせいたしました。ご用件をお伺い致します」 鳴り響く電話の嵐。 着信音の合唱は、窓の外の蝉時雨に決して負けていない。 太陽の灼熱と冷房の極寒の狭間で、私は今、処理し終えたばかりの受話器を置いた。 お茶を一口含む暇すらなく、次の電話が生まれたての赤ん坊のように泣きじゃくる。私はグラスをため息と同時にコースターにおいて、受話器をつかむ。 それが私の仕事。 電話受付担当とは言え、一日中、こんなやりとりが続くのは滅入る。 依頼内容の仕分けだけでも凄い量だというのに。 「はい。絵馬に書かれた夢が一万件ですね。何神社ですか?わかりました。絵馬のグレードの順での処理となること…

  • 『コスプレ』ブログ小説NO.31

    コスプレ 彼女はコスプレに命を懸けていた。 他のコスプレイヤーと違って彼女が一際異彩を放っていたのは、そのコスプレが特殊過ぎること。 車椅子に乗り、サングラスを掛けては杖をつき、包帯で全身を包むこともある。時には点滴をしながら水着を着ることもあった。 彼女のコスプレは弱者を表現すること。 少しでも不自由な人に自由を与えられる活躍がしたい。海に行きたくても自由に行けない人、大地を走りたくても走り出せない人の気持ちを伝えたい。 毎日そう願って着替え続けた。 病気や痛みを伝える彼女のコスプレはやがて見る人々の心を打った。 今日も彼女は誰かの心の叫びを表現するため、姿を変える。 コスプレで得たお金で不…

  • 『挫折』ブログ小説NO.30

    挫折 小学校。 苦手な科目についていけず勉強で挫折した。 中学校。 みんなとの必死なレギュラー争いに耐え切れず部活で挫折した。 高校。 今までの友達がいなくなり、クラスに馴染めず人間関係で挫折した。 大学。 なりたい自分が見つからず将来や夢に挫折した。 株式会社『挫折ーZASETSUー』。 今あの頃があって良かったと心から言える。過去は自分で変えることができるんだ。 何も手にすることができなかった僕がその短所を活かして会社を作った。 会社の仲間は皆、挫折を味わってきた者ばかり。 だからこそ、世界中の人に寄り添える。人々の悩みの数だけ、我が社の事業があるんです。 『挫折は人生の終わりじゃない。た…

  • 『生きる』ブログNO.29

    生きる 僕は今、額に銃口を突きつけられている。それも街のど真ん中で。 映画やドラマの撮影などではない。周りの人々は悲鳴をあげ、通報してくれている人もあるがとても今からでは警察が間に合いそうもない。 「あぁ、毎日がつまらない」 そのたった一言を空を見上げて呟いただけだ。銃口の冷たさを感じながら、僕が薄く目を開けるとその男の目は本気だった。 「殺さないで」 「明日から周りの人間を幸せにしろ。そのために生きると誓えるか?毎日つまらないと無駄にするためにその命をお前に与えたんじゃない」 僕は何度も頷いた。背中は冷や汗でびっしょりだった。 それから数年後。 僕は生き方を変えた。人が笑顔になるために毎日走…

  • 第40回・横溝正史ミステリ&ホラー大賞

    間に合うか こんにちは。とうかいりんです。 いよいよやってきました!年に一回のビッグタイトル! 2019年9月30日が締め切りです💦 応募要項分の原稿は書き終わっていますが、推敲が全然間に合わず、毎晩悩んでは寝落ちしています(;´д`) ミステリー作家の最高峰 横溝正史ミステリ&ホラー大賞といえば、賞金が最高額なのもさる事ながら、取れたらとんでもない快挙だと思う賞です。 審査員の顔ぶれもすごい! 綾辻行人さん、有栖川有栖さん、辻村深月さん、黒川博行さん、道尾秀介さん。 文句なしの先行委員! ダメでもいいので、一回はこの最高峰にアタックしてみなければ。 夏の間になんとか完成させて挑みます✒︎ 賞…

  • 『変わらぬもの』ブログ小説NO.28

    変わらぬもの 「お前に謝らなければならないことがあるんだ」 「何?気持ち悪いな、父さんがそんなにあらたまって」 僕は明日から一人で生活するために異国に旅立つ。 母親がいない中、父さんは本当に僕を頑張って育ててくれた。僕が酷い態度をとった時には厳しく叱り、頑張った時には精一杯褒めてくれたんだ。 そんな世話になった父としばらくできない二人きりの食事。 それは父から言い出したことだった。久しぶりにゆっくり話しながら食事でもしないかって。 確かに最近僕は大学にバイトにサークルに忙しかった。家に帰れば眠っている父の姿を横目に見るくらい。 でも一度だって感謝を忘れたことはない。 「この身体を見てほしい。実…

  • 決まらない家族✒︎

    頑張れきな子 まもなく我が家に来てから8ヶ月が経とうとしている『きな子』です。 サビ猫は猫の種類の中でもずば抜けて賢く、最近では「今日は新しい家族を探す譲渡会の日だ」ということが分かるようになったみたいなんです。 そんな日は朝から様々な場所に隠れます。今日も14時スタートの譲渡会のために、13時から気合いを入れて搜索。 きな子が居なかった部屋の扉を順に締めていき、残るは寝室。 「ははぁん、さてはいつものベッドの下だな」 とあたりを付けてガバッとベッドをひっくり返すも不在(゚∀゚) こんな日は名前を呼んでも返事もしません。 そんなことをしているうちに時計は13:45。もう時間がない。そんな時に頼…

  • 『手を繋ぐ』ブログ小説NO.27

    手を繋ぐ 今日初めて彼女と手を繋いだ。 ずっと勇気が出なかった。毎日一緒にいるのにタイミングを失っていた。 放課後、珍しく彼女は何も声をかけてこなかった。ハンカチで顔を抑えながら教室からいつもと違う方向に歩く彼女が気になった。 「ごめん、俺ちょっと用事思い出した」 「えー、また女のところかよ?今から買い物に行く約束だったよな」 「いや、ちょっと今日は違うんだ。必ずこの埋め合わせはするから!な」 人目も気にせず廊下を走った。 ここまでが授業後の話。この数分後、ついに彼女と手を繋いだんだ。 彼女を見下ろしながら眼をじっと見つめる。 「離してよ」 彼女の涙が雫のように落ちていく。俺の額の汗がそれを追…

  • 『雨café』ブログ小説NO.26

    雨café 冬の桜に夏の銀杏。 時代とともに科学は進歩し、日本から四季を奪った。一年中が快適な世界。 科学技術は雨を必要な場所にだけ降らせ、災害すらも根絶した。 現代の人々は季節の移り変わりによる衣服の変化すら知らない。テレビ番組では連日『日本の昔の文化』を放送していた。 夏の暑い中での道路工事の様子や冬の雪降ろしが珍しい風景として視聴率を独占している。 そんな中、ここ日本では今『雨café』が大ブームだ。 雨の降る店内で傘をさしながら人々はコーヒーを楽しむ。自然と雨が降った時代では考えられない店舗構想。 ビーチサンダルで砂漠を歩きながらお酒を飲む、灼熱BARが猛烈な勢いで客足を伸ばす。 粉雪…

  • 『音を奏でる島』ブログ小説NO.25

    音を奏でる島 ここは音を奏でる島。 私たちだけの民族が暮らす島だ。 生まれた時から周りに楽器が溢れ、私たちは音楽と共に生きていく。それは呼吸することと同じくらい自然なこと。 そんなこの島の成人式は少し変わってる。 「さぁ、これらの中から一つを選びなさい」 島の族長が私の周りに12種の楽器を並べた。 鍵盤が3段あるピアノに弓を馬の尾で仕立てたバイオリン、360度に複雑な穴の空いたフルートに水を入れて弾くアコーディオン。身体の周りを複数段で取り囲むドラムや12弦もあるギターたち。 どの楽器も私の人生を支えてくれた大切なものだった。 でもようやく一つを極める時が来た。それがこの島で大人になるというこ…

  • オンラインサロン『タムココ』

    天才を支える人がいる こんにちは。とうかいりんです。 西野亮廣エンタメ研究所を通じて、西野さん本人と初詣⛩に行かせてもらって作家になることを誓った1月。 今や、満願寺で個展を大成功させ、次はとんでもない場所で個展を準備する天才には、影で支える凄腕のプロデューサーが必ずそばにいるのです。 それが田村Pのオンラインサロン『タムココ』。 私もここのメンバーの一員なのですが、とにかくモチベーションの維持の仕方を凄く学べます。 西野さんの企画だけでなく、田村さん自身も日々多くの挑戦をされています。 何かに踏み出す挑戦する勇気を西野さんのサロンでもらい、それに挑む心の持ち方を田村さんのサロンで学ぶ。 ぜひ…

  • 『ファスナー』ブログ小説NO.24

    ファスナー 真夏の日差しが照り付ける灼熱の中、限られた視界でテーマパーク内を走り回っていた。 アスファルトの絨毯が蜃気楼のような煙を吐く。 朦朧とする意識の中で、子ども達の歓声に何度も救われた。 テーマパークの着ぐるみ。孤独と背中合わせに幸せが充満する空間。そう、このどこにでもある着ぐるみの中こそが自分の居場所だ。 子どもたちに囲まれる人気者もファスナーを下ろせばただの人間。 ロッカールームで途端に無気力が襲ってくる。だから俺は着ぐるみの中でしか生きられない。 子どもの笑顔があればそれだけで良い。 娘を遊園地の事故で亡くした時、もうとっくに人間のファスナーは下ろしたんだ。 今も娘を探し続け、テ…

  • 1時間でどれだけ書けるか✒︎

    実験 こんにちは。とうかいりんです。 いざ机の前に座り、パソコンを立ち上げ一時間でどれだけの文字数を書くことができるのか。 数日にわたって実験してみたところ、ひどい時は数百文字、波に乗っている時は数千文字というように10倍以上の差が出ました。 皆さんはどのくらい集中して書くことができるでしょうか? 心の状態に依存する 何度も実験して分かることは、9割以上心の状態で書ける文字数が決まるということです。 眠いか眠くないかはそれに比べれば1割も占めません。 イライラしているのか、楽しい気持ちでデスクに座れているのかで全てが決まります。 その上で、プロットが用意できているかどうかが重要になります。 無…

  • 『どこでもドア』ブログ小説NO.23

    どこでもドア 毎日が憂鬱だった中2の冬。 学校も友達も家での生活も、なにもかも全てが嫌だった。 「なんで?」なんていう簡単な疑問文に答えられる回答すら自分の心の中に用意できていない。 とにかく殻を破りたい。その殻が何なのかは分からないけれど、不甲斐ない自分に苛立ちが募るばかりだった。 イブの夜。 どこかに飛び出したくて枕元に手紙を置いた。 『どこでもドアが欲しい』 サンタなんていないことは、もうとっくに知っていた。それでも虚構の赤いおじいさんに頼るくらいしか方法を持ち合わせていなかった。 父と母とはもう何ヶ月もちゃんとした会話をしていない。 翌朝。枕元になぜかパスポートがあった。 父の癖のある…