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ニートinパリ - 行けっ森蔵! https://hyper21.hatenablog.com

偶然子供の頃夢見たパリに住むことになった30代女性。パリからキラキラを取り去ったリアルな現地の生活と、著者の心の葛藤と(いずれ近い将来あってほしい)成長を描く。 なぜか印象派の画家ベルトモリゾに憧れている。

お立ち寄りいただき、ありがとうございます!

ベルト森蔵
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フランス
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2019/05/21

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  • またまたビザ更新

    2021年が明け、もう2月になってしまった。 3月のビザ更新を目指して、相方の力も借りながら自営業ビザ(entrepreneur/profession liberale)を取得しようと、書類リストを調べた。それが例の如く、曖昧なものしか出てこない。 ビザ更新のたびに出向いて書類を提出する、プリフェクチャー・ド・ポリス(Prefecture de Police)のサイトを調べても、ビザ更新用のアポ予約のボタンすらない。知り合いのフランス人に聞いても、「これ、フランス人でも読めないサイトだね」とのこと。同情はしてもらえたものの、先に進まない。「ビザ更新の予約サイトがないなんて、さすがにそんなことあ…

  • 今年のまとめ

    フランスではクリスマスは家族とひっそり過ごすもので、年末は友達や恋人とわいわい過ごすもののようだ。日本と逆である。クリスマス時期になると家族がいない人はすごく孤独感を味わうと言う。日本の年末と同じだ。 日本の年末年始は嫌だった。ひっそり静かで厳かすぎる! 自分が思春期の時は、家族の中にいて孤独感を味わうこともあった。「祖父母と集まってもそこは所詮母方の家だ。私の母の「ホーム」であって、私の「ホーム」ではない。」と冷ややかに見ていた。 どの国でも、温かい家族は憧れの的なんだろう。 大学生の時にお邪魔した父方の叔父家族は、定期的な家族旅行が欠かせない、笑顔が絶えない家族のように見えた。日中は近所の…

  • 人生のモヤモヤ

    12月中旬からフランスの外出禁止令は解禁され、各家庭が家族とクリスマスを過ごせるようになるらしい。 私のインターンシップは先週から再開したが、アクセサリーのオーダーはあまり入らないらしく、週3日だったインターンは週1回になってしまった。来週最終回。9月から始まったインターンだったが、もう年末なんて、早いものだ。ビザは来年3月で切れる。 なんかこんなモヤモヤな状態でいいのかなあ。 日本語教えたりバイトして、その一方でジュエリーブランドを立ち上げるのが良いかなと思っていたが、それも「絶対やってやるぞ!」みたいなものでもない。自分の時間はできて嬉しいけれど、手元に入ってくるお金は(会社員と比べると)…

  • 人間模様とクレーマー認定と良いフランス人と

    人間というのは本当に面白い生き物だ。 今まで外国人コミュニティにて色々な人に会ったり、チャットでやりとりしてきた。チャットで感じが良くて距離が近いような印象があっても、実際会ってみると距離が遠く、警戒心が強い人だったりする。チャットで馴れ馴れしくキモイ系でも(失礼。でも第二言語の英語を使っていればお互いキモくもなりうる?)、実際会うと不器用だったり、冷静な人だったりする。また逆も然りだ。チャットでそっけなくても、実際に会うとすごく良い人だったりする。 最近知り合った人が「もし和食を振る舞うパーティーを外国人コミュニティ内でするなら、うちを使っていいよ!私も毎回参加したいしね!!」と言ってくれた…

  • 暴走する猫、しけてるパリ

    「猫(飼うの)ってそんなに大変ですかね?」と相方の職場の女の子が言った。 いやあ、それがもう、大変なんですよ。 朝は相方の早朝シフトに対応した時間(6:30起床)に起き、私が19:30に起きるまで部屋中を駆け回ったり、私の足にかぶりついてくる。私が起きた後は、可愛げに「ふにゃあー(ハート)」と挨拶、窓を開けて外に出してくれ、と言ってくる。リードをつけて外に出すとご満悦。朝の空気と通りの景色を眺めている。それも知らない人が目の前を通るとビビって部屋の中へ。当然リードをつけているので、床に到達する前に宙ぶらりんになり、「にゃあああ!リードを外してくれ!」と鳴く。 窓を閉めてリードを離してやると、ゴ…

  • 猫の扱いが分からない

    猫との距離の取り方について悩んでいる。もっと具体的に言うと、猫を人間のように扱ってしまうのだ。 外出しようとするとうるうるした目で見つめて「行っちゃうの?」という顔をする。帰ってくると足元に体を擦り付けて、「キューン、キューン」と鳴いてくる。 手を洗ってしばらくすると、「ミャーオ!ミャーオ!」と「遊んでコール」が始まる。30分くらいひたすら遊んであげる。そのあと、フランス語を勉強したり、ジュエリーを作ったりし始めるのだが、そうすると「みやああああああおおおおおおおおー!みやああああああおおおおおおおおー!」と大音量で鳴いてくる。これはトイレに入っていてもそうである。とにかく構って欲しいのである…

  • ビザ更新と語学学校と猫と

    私のビザは無事更新された。 「モロッコでの子供時代にモロッコ人と日本人のハーフの友達がいた」というモロッコ人の友人に手伝ってもらい、6月下旬に移民局へ質問に。その後、いくらやっても取れなかったビザ更新ネット予約をその友人にやってもらう。移民局からは8月中旬の予約だったにもかかわらず、7月下旬に来いとメール受領。ジュエリー学校が終わっていないし、就職先も決まっていなかったが、同じ友人のアドバイスでとりあえず現状報告。レセピセという、一時的な滞在許可を10月までもらう。その後、同じ友人がインターン(無償)を見つけてくれ、面接。フランスではインターンシップ契約は会社、学校、生徒の三者契約とのこと。ま…

  • 五里霧中でも突っ込んでいく

    将来への不安が消えない時期を長いこと体験し、流石に飽き飽きしてきた。 今では嫌でも不安な気持ちが起こると自動的に頭の中で止めるようになっている。 日本に帰ることになったらそれはそれで仕方ないじゃないか。 できるだけ気持ちを軽くしようと、今週末はケーキ作りに勤しんだが、今まで負け知らずのイタリアンメレンゲ作りに失敗したら、ポロポロと涙が出てきた。 うーん、やっぱり私、大丈夫じゃないのかも。 学校ではコストの安さから、真鍮を使っている。シルバーアクセサリー作りはやっていないため、シルバーを購入、初めて石留めにチャレンジしたら、あっけなく失敗。 「金属細工の日に先生に聞けば?」 と冷静な声が聞こえて…

  • 人生しみじみ外出禁止令解除

    5/11からフランスでは通常の生活に戻り始める。 ↑まだ外出禁止令解除されていないのに賑わうセーヌ川周辺。 非常に不安だ。 コロナウィルスの蔓延が復活してしまうかも、という世の中に対して優しい不安を感じているわけではない。 もっと自己中な不安だ。 私の将来どうなってしまうの? 状況を整理すると、、、 7月1日にVisaが切れる。コロナ中の外出禁止令でなくなった分の授業は5月28日から7月20日まで行われる。しかも半日授業。これでは完全に失った分(3月、4月、5月)の授業を取り戻すことはできない。しかも予定通りCAPの実技試験は6月上旬にある。他の科目(デッサンアート、デッサンテクニック、英語、…

  • 外出禁止中、まだ家の中で生きてます

    外出禁止期間がどれくらい続いているかは、カウントしなくなってしまった。でも確か学校が3/10(月)から閉鎖された気がするので、もう1ヶ月か。 外出禁止令を1人で耐えている人は、元々内向的で家が大好きであったり、多趣味であったりしない限り、どんどん精神的に厳しくなっていくと思う。 私は相方と2人暮らしだし多趣味のため、ありがたいことに健康で楽しく生活している。いつもやりたいこと(料理、菓子、Netflix、YouTube、カラオケ、読書等)と やらなければいけないこと(ジュエリー学校関係の勉強やフランス語等、む昔は資格系の勉強など) がいっぱいで、むしろ時間が足りないくらいだ。 相方と四六時中一…

  • 学校閉鎖につきCAP試験中止ですと?

    まだまだフランスでは外出禁止が続いている。学生は今日からバカンス。 外出禁止中で、先週も先々週も学校は閉鎖、宿題的なもの(強制ではない)しか出ておらず、オンライン講義はないため、今日からのバカンスは私にとっては通常どおりだ。 先週末、私にとっては衝撃的なニュースがあった。 なんと、大学受験資格のバカロレアも、職業高校卒業資格のCAPも(私が受けようとしているのはこっち)、試験は中止、内申点での判定になるそうなのだ。クラスメイトのグループチャットの中で数名がガヤガヤ話しているのを見ただけで、最初は訳がわからなかった。何せフランス語なのだ。 夫に教えてもらった翻訳サイト(DeepL)で確認、やっと…

  • 自宅軟禁生活2週間目

    自宅軟禁生活も2週間を終えようとしている。 今週は過ぎるのがめちゃくちゃ早かった!受験勉強については先週のほうが気張っていて、科目数も多いため焦りもあり、実際の日常生活のリズムとの間に折り合いがつけられないような感じだった。今週は先週の経験を生かし、時間がないことをあまりストレスに感じないよう気持ちを切り替えた。結果、総合的に勉強時間も減ってしまっているのだが、午前は座学、午後は実技、というリズムができた。 クラスメイトに関しては、入学当初作ってくれたチャットグループがあり、先週はみんなとのチャットが盛り上がっていた。 私はというと、もちろんフランス語での口語表現についていけるはずがなく、基本…

  • 自宅軟禁生活1週間目を終えて

    自宅軟禁生活も1週間が経った。 3/19(木)はフランス移住1年記念。スーパーの買い物に外出許可証を持参し、オシャレな冷食を買いに行った。 ↑「焼き鳥ジャポン」と書いてある割に、中身はインドネシア風(ココナツミルク・レモン、ピーナツ・ジンジャー)。 ↑こんなにオシャレなフォアグラのおつまみまで売っている冷食屋。 ・・・・・・・ 自習の状況としては、やはり人間だもの、気の緩みで毎日少しずつ勉強時間が減っていった。 毎日授業があると仮定して、1週間の必須学習時間をカウントすると、、、 必須学習時間(1週間の授業時間)・デッサンアート(アクリラガッシュで宝石や貴金属を描く):6時間・ワックス彫刻 (…

  • パリ自宅軟禁と受験勉強と

    パリの自宅軟禁生活5日目。 フランスのコロナウィルス感染予防対策として、原則として外出禁止、外出がどうしても必要な場合は証明書にサインし、携帯しなければならない。 もし忘れた場合は、警官に呼び止められ、135ユーロ(14000円くらい)の罰金が課される。 ・・・・・ といっても、自宅前に警察官が待機しているわけでもなければ、証明書を首から下げて提示しなくても大丈夫。 ここはフランスだ。 国民を徹底的に管理できるはずがないし、お国柄からしてオペレーション的にも、そこまでガチガチにはできない。 桃太郎ではないが、お爺さん(夫)は早朝の散歩と昼の買い物に、お婆さん(妻=私)は午後のジョギングに、証明…

  • 結婚と子供と夫との齟齬と

    今日の内容は読者の方々の中で反発を生むこともあるかもしれません。 でも、1人で思い悩みたくない。特に日本の方々にはあまり理解してもらえないかもしれないと思いつつ、もう抱え込みたくない。 皆さんは女性は結婚して子供を産むべきだと思いますか? 私がNoと強く主張すると、夫(まあ、事実婚なので、法的に正式に結婚しているわけではないのですが)は、 「ヒロは女子大を出てフェミニズムを学んだから、多少染まってるよね。」と言います。 夫は体育会系の色が濃い山パンに勤務。本社の女性社員は主に事務担当で、昇進の道はないそうです。業者さんとの飲み会の席では「華を添えるためにウチからも女性社員を連れて行こう」となる…

  • 日本へ一時帰国!!

    フランスから日本に一時帰国している。 私は友達がかなり少ない方だが、前職で面白い・仕事ができる・人柄も良い方々に恵まれた。初めての一時帰国では、昔からの友人と元職場の先輩方と代わる代わる夕食している。 その時に気がついたのだが、皆さん私のフランス生活について、「さぞ、美の都で美意識が磨かれ、さぞお洒落な生活をしているのでしょうね」くらいなトーンで聞いてくる。 その度にパリ生活の現実(台所床下浸水、隣人のセックス音、相次いで罠にひっかかるネズミ、電気が止められた、等)を訴えることになる。 または、相方職場の女の子たちの壮絶な生活(バイト先で給与支払われなかった、隣人がドラッグやっててうるさいし、…

  • パリのクリスマスとスターウォーズと

    日本時間ではもう2020年になったようだ。 フランスはまだ12/31の午後16:00。 そしてパリの公共交通機関のストライキは続いている。 年末に日本に帰るのは飛行機代が高かったのでやめた。2月末に学校の休みがあるので、そのタイミングにしようと思う。 そもそも、私は日本式の年末年始が大嫌いだ。何だか湿っぽい。12/31は紅白歌合戦はまあ良いとして、『行く年来る年』でしんみり一年を振り返り「鐘の音で煩悩を捨てる」。世の中の苦しみに思いを馳せ、新しい一年を迎える。朝は静まり返った近所を散歩して初詣に出かけると大体混雑している。福袋を買いあさる人々の熱気は好きだ。でもなんだかやっぱりしんみりしてしま…

  • ストライキと寝室のドアと

    12/5(木)からパリの公共交通機関のストが続いている。バス・電車全てがストップ。とはいっても、朝・夕方の通勤時は動いている路線もあるらしい。しかし、私の使っている路線は全てダウン。木・金と二日とも往復2時間かけて徒歩で学校へ通った。自転車やキックボード的なものを借りるサービスはあるようだが、使った後は指定の場所に止めて返さないといけないのが億劫。 自分の体づくりにもダイエットにも良いし、と思い、実は3週間ほど前から週末は近所を30分ランニングすることで鍛えていた。 鍛えた成果を試す時が来た! 1日目はランナーズハイならぬ「ハイキングハイ」で気持ちよく往復できた。普段はフランス生活の文句ばかり…

  • フランス人は脱力気味?

    パリもすっかり冬のようになってきて、朝の気温は7度だ。 夏は日がびっくりするほど長くて、夜22:00くらいまで明るいこともあったが、今は17:00には真っ暗だ。これだと日が落ちるのが日本より早い感じがする。 9月に入学したジュエリー学校も2ヶ月が経ち、やっとフランススタイルの教育にも慣れてきた。 やっぱり日本式の「全部何でも教えてくれる教育」が好きだけど、仕方ないや。 先月から一般科目(数学、英語、フランス語、地理・歴史)が始まり、ほかのフランス人生徒たちよりも帰りが遅くなった。 フランス人は大抵、大学入学の資格であるバカロレア(BAC)か、中等教育修了の証しのCAPを持っているようで、持って…

  • (ネタバレあり)クイア・アイ ジャパンに異議申す

    学校休暇中のイギリス旅行は、LCCを使った。つまり、食事は出ないし、映画もない。行きはテキトーに過ごしていたのだが、ふと、最終日の夜にNetFlixを立ち上げると、Queer Eyeの日本ロケバージョンがあるじゃないか! もともと(自分はドストレートだが)LGBTQに興味があった。私は個性的な人たちに惹かれるタチだ。 ゲイのエキスパートたちが悩める人たちを食、インテリア、洋服、髪型、自己啓発の面から変えていく番組は、変身系の番組がもともと好きだった私にピッタリだ。昔、母と午後のワイドショーでの「ピーコのファッションチェック」や、「奥様変身」をよく見ていた。懐かしい。 NetFlixでシーズンが…

  • ジュエリー学校の休暇

    ジュエリー学校に2週間の休暇があり、相方と2泊3日でアビニョンに行ったり、一人でイギリスに行ったりした。 母は 「そんなお金あるの?日本に帰ってくるときに無一文だと大変よ。」と言う。 まず、お金はそんなにない。でも、パリから逃げ出したくて仕方なかった。それにスコットランドに今年仲良くなったお友達がいて、泊めてくれると言っている。ロンドンでは一泊約5000円くらいのAir BnBをみつけた。行かないわけにはいかない。 会社員時代は、年に旅行を2回(相方と一回、ひとり旅一回)することで正気を保っていた。今年は10月になっても一度も旅行していなかった。 ・・・「パリに住んでるんだから、旅行したいとか…

  • パリのジュエリー学校での修行

    ジュエリー学校に入学して1ヶ月。 大変だった!! 最初の2週間は学校に通うだけでクタクタ。土日は家に閉じこもって、フランス語をひたすら避ける日々。 前回のブログで書いたように、火曜日と金曜日の先生がクセが強く、苦労。 2週間前、金曜の先生マーク(おそらく60代くらい)は朝出勤してから私の糸鋸で切った金属片を見て、 「あーあ。なんだこれは?」 「お前のメガネ、見えてんのか?俺のメガネかけてみろよ。」 強引に自分の老眼鏡を渡してかけろと強制してくる。かけてみたが、もちろん度が強すぎてぼやぼや。「何も見えないんですけど。」「いや、それでいいんだ。見えるはずだから。」 めちゃくちゃだな、このオヤジ。 …

  • ジュエリー学校の最初の1週間終了

    ジュエリー学校の最初の1週間が終わった。 長かった!最強に疲れた。 悟り世代の台湾人女子(仮に「ショフェンちゃん」としておく)によると、「全てのことに興味を持てば1週間は早いよ〜!私なんか、この1週間早く過ぎたなーって思ったよ!」とのこと。 はいはい、十分に興味を持っていませんでたねえ。すみませんでしたねえっ! と、24歳女子に逆ギレしても仕方ない。 午後から3時間のフランス語の授業@語学学校に慣れてしまった私に、9:00 - 17:00の学校のスケジュールは非常にキツイ。 そして週3日は5階の教室。「エレベーターは教職員と外部のお客様向け」とのことで、生徒は階段を強制されている。フランス語で…

  • ジュエリー学校初日終了!

    ジュエリー学校初日が終了した。 お世話になっているパリ在住日本人の方々より、学校でフランス人の若い女の子からいじめられた話を聞いていたので、相当怯えていた。 やっぱ若い子は容赦ないから怖いよな。 本日なんと朝8:00からオリエンテーション。会場に40人以上生徒がいたので、ビビる。が、なぜか良い予感がする。 あれ、意外に大人だらけじゃん!? そして無事、グループ分けで大人のクラスに配属された!22歳〜56歳の12人グループ。自己紹介によると、社会人経験のある人が大半。もうこれだけでも嬉しい! しかし、見事に自己紹介でスベってしまう。 カタコトのフランス語で笑いを取ろうと、 「ジュエリー学校への入…

  • パリのガネーシャ祭り

    語学学校を卒業した、、、はずだ。 というのも、学園長のオババ(失礼)に挨拶したら、 「あら、あなた、まだ1週間残ってるわよ!」とのことなのだ。でも留学斡旋業者からもらった案内と書類だと、8/30(金)までなのだが。 オババ、ここで言い張る。「あなた、エージェントじゃなくて、マリー(自分、学園長)の言うことを聞きなさいよ!ほら、この記録簿を見て。あなたは24週間分払ってるわよ。ほら、数えてあげるから。」と言いながら、数回数えてくれる。 でもさあ、書類と違うなんて、おかしくない? 後々、「なんかおかしいよねえ」と先生に書類を見せると、「でもヒロコ、マリー(学園長)はいつも支払いに関しては厳しい人(…

  • 語学学校が終わる!

    前回のブログ更新から1ヶ月が経っていた! このブログのそもそもの意義は、西洋化されてる日本人の私がパリのキラキラしてないリアルな生活をネット上の読者の方々に伝えることと、自分の気持ちの変化に気が付けるようにすること。あまり時間が空くのは理想的でない。 ここ1ヶ月で色々あった。 フランス語のクラスがA2からB1になった(初級から中級へ)。 初級クラスであるA2クラスの人数が少なくなったので、B1(中級)に合流というだけ(学校側の人数調整)なのだが、レベルがちょっと上がり、クラスの生徒はフランス語がペラペラだ。 ちなみにフランス語力のレベルは、私の感覚で言うと下記のレベル分けがされている。A1(基…

  • お題「空の写真」/ 諸行無常のパリ

    今週のお題「空の写真」 パリの日差しは半端なく強い。下の写真はビザ更新をした機関の建物だが、この朝日の差し方を見よ!キパーンという音が聞こえてきそうだ。 この写真は、「パリの熱海」(と勝手に私が呼んでいる)アンギャン・レヴァンという町の湖。この日の空も雲があるものの、絶好調だった。 天気が良いのは良いことだ!でも、私は変人に見えるのを覚悟でアームカバーに帽子だ。 日傘を差している人が皆無なので、さすがに日傘は差さないけれど、数日間、日焼け止めだけで外出していたら腕がヒリヒリ、ジンジンと痛くなった。夜はかあっと熱をもって軽く火傷状態。 数年前に日光アレルギーになったので、フランスの日差しは大敵。…

  • 電車と熱波とベッドとショウジョウバエと

    パリには冷房が存在していない。 「ヨーロッパを熱波が襲う」というニュースが数週間前にあったかと思うが、私としては冷房がないのがいけないのではないかと思う。 まあ、その冷房も温暖化に寄与してはいるけれど、、、 地下鉄の車内にも冷房がないので、暑い上に酸素が薄い。駅まで15分歩いて体がポカポカしているタイミングで暑い電車に乗ることになる。 最近、電車が空いている時は席に座ることを覚えた。座ってしまうとスリ予防に油断しそうなので、座っていなかった。 パリに来てそろそろ4ヶ月が経とうとしている今も車内ではリュックを前に抱え、その上で腕を組んでいる。まだスリにはあっていない。 しかし、昼食後に熱い車内で…

  • フランス学生ビザ更新の悪夢⑤

    7/2(火)9:30。ついにビザ更新の日。 前日までフランス語の書類リストを何度も確認して、不足がないようにしてきた。大問題だった銀行からの残高証明書も、先週木曜日、金曜日と電話を入れて、結局「7/1(月)10:00まで発行します」といったメールが行員さんから来ていた。 7/1(月)朝。夫が出勤前に「そういえば、りりこさんが、『ヒロコさんが不安ならビザ更新面談付き合いますよ』って言ってたよ。連絡してみたら?」と言った。 早速りりこさんに連絡。「本当にいいんですか?なんか悪い気がしてしまいます。」的なことをLINEしたら、お茶目なりりこさん、「もし良ければ奢ってください♡」はい、そうさせていただ…

  • フランス学生ビザ更新の悪夢④

    6/24(月)月曜日の夜、怒りと絶望にかられて、ネパール系オーストラリア人のお友達(ここではサリーと呼ぶことにする)とチャット。 彼女はフランス人マダムがオーナーのAir B&Bに泊まっていて、そのマダムと親友になったらしく、困った時はマダムに聞いてあげると言っていた。 今はアムステルダム観光中のサリーは早速マダムと連絡をとってくれ、電話番号をくれた! マダムは普段朝は10:00起床らしく、10:00以降なら連絡がつくのではとのこと。 10:40ごろ連絡。フランス人は片言でもフランス語を話すと喜ぶので、やってみる。 「ボンジュール、ペリー(マダム名)!ヒロコです。」「ボンジュール、ヒロコ!サバ…

  • フランスビザ更新の悪夢③

    ビザ更新の準備をしていると、ジリジリと後悔が押し寄せてくる。フランスに来なきゃよかった。特に、夫と結婚しないのなら、現地で仕事をしないのなら、来るべきじゃない。 ニートをするには全く向かない土地だ。 フランスがここまで日本と同じとは思わなかった。書類社会だし、ルール社会。 ビザ更新の必要書類の中に、銀行残高証明がある。 日本の銀行に問い合わせるも、やはり窓口に直接私が行ってお願いするか、両親に印鑑と通帳を持たせて行ってもらうかしないと発行してもらえないらしい。私はフランスにいるので直接行くのは無理。両親には印鑑渡してない。 うちの家はお金に対して親子間でオープンではない(日本のスタンダードです…

  • 謎な父_お題「おとうさん」

    今週のお題「おとうさん」 「お父さん」と言われてイメージされるのは、黄色いTシャツに緑のショートパンツを履いた、白いポヨポヨしたクマさんである。 うちの父の夏の姿である。 結婚前は登山にはまって親友たちと山の中を駆け回っていたようだが、今は見る影もない。 太っているわけではないが、筋肉を鍛えているわけでもないし、太陽に当たっているわけでもないので青白くてたるんでいる。 父については全くわからない。登山していたという情報は、私と夫が富士山登山した際に初めて聞いた。それって一昨年だ。 何が好きな人なんだろう。 母子家庭だったにも関わらず、父は母と比べてよく私のことをわかっている。 小さいころ、あま…

  • フランス学生ビザ更新の悪夢②

    月曜夜にオイオイ泣いた後、火曜午前中にOFII(移民局)に行ってみる。OFIIの受付の人、黒人の綺麗な女の子。挨拶したらニコッとしてくれて、すごく嬉しい!あまり分かっていなかったみたいだが、彼女なりに私の持ってきた書類を見て、私の片言のフランス語を聞いて、一生懸命考えてくれた。それだけで嬉しいよ。自分が老人になったら、こんな気持ちになるのか。感じよく親身に対応してくれる人が居なさすぎて、女の子との間にプラスチックの壁がなければ抱きついてたかも(え) 「OFIIのサイトにアクセスして、相談予約すれば?電話してもいいけれど、通じないことが多いから」とのこと。 帰宅。母にも愚痴る。語学学校の生徒に聞…

  • フランス学生ビザ更新の悪夢①

    6月にとうとうなってしまった。 学生Visaは語学学校分(8月末まで)しか取れず、9月からのジュエリー学校分は自分でパリ県庁で更新するよう在日フランス領事館で言われたのだ。フランスの行政システムはずさんで時間がかかるという情報はネット等で知っていたので、嫌な予感。 フランス領事館の男性によると、9月までのVisaになっているので、6月から更新すれば良いとのことで、6月は私にとっての魔の月という認識でいた。 色々調べた際「電話で予約を取っても「そんなの知らない」ととぼけられることが多く、結局は出向いてしまった方がその場で予約を取れて早い」とどこかで読んでいたので、まずはパリ県庁に行ってみようと思…

  • パリでキャンプ - Camping de Paris

    念願のパリでのキャンプ第一弾はブローニュの森のCamping de Paris。ブローニュの森は自宅から歩いて40分。今回は行けるところまで地下鉄とバスを乗り継いで行く。50分ほど。ちなみに夫によると、そのブローニュの森でテニスの全仏オープンが丁度やっているとのこと。バス停の周りは綺麗なスーツに中折れ帽の男性や、サンドレスに麦わらつば広帽子のご婦人など、いつもは見ないような優雅な高級層。バスの車窓からスタジアムが見えたけれど、お洒落な人でにぎわっている。 キャンプ場は森の西の端にある。セーヌ川に面しているキャンプ場とのことだったけれど、生垣的な役割をしている木々が高くて見えない。 予約はWeb…

  • パリでの人付き合いの苦労

    今週でパリでの社交活動は一旦止めようと思う。よっぽど人とおしゃべりしたくなった時以外は。 先々週、エッフェル塔の前でのピクニックイベントに参加した。オーガナイザーはペルー系アメリカ人と結婚したフランス人(アデルと呼ぶことにする)。会えたのはアメリカ人の保険会社社員(メアリーと呼ぶことにする)、アメリカ人の英語教師(サリーと呼ぶことにする)、カリブ海出身の(国は聞き取れず)英語教師・子守(シェーンと呼ぶことにする)。サリーは私と同様待ち合わせ時間通りに来た。アデルは飲み物も食べ物も用意してくれ、親切。ペルー系アメリカ人と結婚した時の話も面白い。シェーンは大人で頭良い感じ。メアリーは私の帰りぎわに…

  • (よもやま話)はてなお題「アイドル」 - バックストリートボーイズ

    今週のお題「アイドルをつづる」 他の大抵の女子のようにグループを作って群れることに全く興味がなかった私は、小学校高学年の時に、女子グループに入りそびれてしまった。 これが大失敗だった。 大方の生徒は、小学校卒業後、隣の中学校に進学する。卓球部に入っても、すでにできている女子グループ1組がメンバーの99パーセントを占めていた。中学3年生の頃は悪い予感が的中し(引き寄せの法則か)イジメられた。 四面楚歌だった。 自分の目の前で、女の子同士が(私にあてつけるように)「キモい」と言ってきたり、席替えの時に一緒に座る人がいないことはざら。男の子ですら、女の子たちの空気を読んで、私の前でクスクス笑うように…

  • フランスの乳製品とニキビと

    フランスの乳製品の種類の多さについては、たくさんの在仏日本人がブログで書いているみたいだ。 初めて近所のマルシェに行った時、目の前のイケメン高校生がお母さんのために(?)お使いをしていて、野菜などと一緒に量り売りをしているヨーグルトを買っていた。私もやってみたいと思い乳製品屋さんへ。「ヨーグルトありますか?」と片言のフランス語で聞くと「あるわよ。(おたまでヨーグルトをすくいながら)こういう(つぶつぶの豆腐のようなボソボソした)タイプと、こういう(クリーミーな)タイプがあるけれど、どっちがいい?」「じゃあ、クリーミーな方で」 家に戻って試食。 なんだこれ、すごいクリーミーじゃないか!うまっ。酸味…

  • フランスの紙と分厚さと

    フランスのトイレットペーパーは可愛い。 人恋しくなりすぎて、トイペに愛情を感じるようになっちゃったか!お前も終わりだな。 というわけではない(はずだ!) フランスのトイレットペーパーは本当に小さいのだ。幅8センチ、未使用のペーパーの直径は10センチくらい。 夫が私に定規を持たせてきたので、実際測ってみよう。 幅9.5センチ、直径はなんと10センチ。正解!! ちなみにグーグル大先生によると、日本のトイレットペーパーの幅は約11センチ、直径は12センチ以下。 なんとなくフランスのトイレットペーパーは拭き心地が足りない感じで、ついついいっぱい使ってしまっていた。なんでかなーと頭の隅っこで思っていたが…

  • パティシエの夢と仕事とパリ

    今までの私の人生に迷いなんてなかった。 自分で全部決められると思っていたし、自分の選択は全く間違っていないと思っていた。 その根拠のない自信は、色々理由づけできる。 私の祖父母が初孫としてお姫様のように可愛がってくれたこと。 2歳で原因不明&病名不明の腎臓病で死にかけたこと。 小学生時代は大の勉強嫌いで、教育熱心な祖母におバカ扱いされたり、数学が極端にできないことで父にアホ扱いされるも(父によると「バカは治らないがアホは治る」とのことで)、中学生時代に学力覚醒、仙台の進学校の入試を突破できたこと。 中学生時代はイジメを受け四面楚歌の状態だったが、皆勤だったこと。 高校時代は担任の先生に「合格は…

  • 母の日とボルドーカヌレと

    今週のお題「母の日」 パリの日々の生活で必死すぎて、母の日を忘れてた! と言うと(若干)聞こえが良いが、実際はもっと甘っちょろい。 フランス語学校と、自分のフランス語能力の低さと、将来の不安で勝手に私ひとりで悩んでいるだけ。 外から事実だけを見れば、私は会社勤めを辞めて夫(法的には「事実婚の夫」=彼氏)についてきた、一年半とりあえず休憩予定の(会社勤めから距離を置いている)30代女性。呑気なものである。 母は私を28歳の時に生んだらしいので、母が私の歳の頃はそろそろ幼稚園に入園するくらいか。 妹も生まれてて、知的障害児だということもとっくに発覚している。 弟はもう生まれたか、生まれる寸前かだ。…

  • 美術館とパリの外国人女子たちと日本人と

    週末は美術館ざんまい。こちらの美術館は作品の写真を撮っていいから驚き!気に入ったのはバシャバシャ撮っていく。アングルは気にしていないので悪しからず、、、(いや、画家のドミニク・アングルは気にしてます、大いに!) ルイヴィトン美術館では印象派の特集をやっていて楽しい。 マルモッタンモネ美術館では、睡蓮の連作がドーンと「これでもか感」を出して飾られている。 カッコいい。 こんな部屋で瞑想でもしたら、すごく気持ちが落ち着くに違いない。 (睡蓮の部屋の動画はアップできませんでした、、、残念) ・・・・・・ 夫が勤務の日曜日は、Facebookのグループで出会った女の子たちとお茶。取りまとめてくれた子は…

  • パリのマック訪問

    先日銀行口座を作ってきた。 といっても、日本みたいに機械でぱっと30分で/1日で作れるような代物ではない。イメージ的にはパスポートを作る作業の複雑さを2倍にした感じ。提出書類5種は決まっているものの、そのあとその場でサインする書類が多いし(開設の際に5種類くらい、2週間後の開設完了後に10種くらいサインした気がする)、なにせフランス語で書かれており、各書類10ページはあるので、読まない/そもそも読めない。 危険だ。 銀行口座づくりについては別途まとめるとして、午後の語学学校まで時間が余ったので、マックに入ってみた。 カウンターで頼めるだけでなくボードで頼めるようなので、あまり店内が混雑していな…

  • フランスの冷凍食品事情 - PICARD

    ついていけなくてヒイヒイ言っている日々のフランス語の授業は2つの構成から成っている。 月・火・木・金は教科書の文章読み取り(国語の授業のように)、水はリスニング・仏語作文だ。 「語学学校を終えた頃にはある程度フランス語を話せるようになる」という目標だと、仏語作文の授業が一番ためになる。 最近の授業で面白かったのは「フランスのガストロノミー(美食学・美食術)」だ。 夕食を食べながらYouTubeやNetflixで番組を探していると、いつの間にか料理番組を見ている私は、夫から「ヒロって食べ物食べながら食べ物の話を見てるんだね」「舌に支配されてるね」と言われている。それだからこのお腹が出っぱなしなの…

  • ブローニュの森(パリ)でチキンラーメン

    日本での週間をパリでも変えず、食事の時にはアウトドア系YouTuberのチャンネルを見ている夫婦は、パリでもアウトドアをしたくなった。どうやらキャンプサイトはあるようだが、まずはガスコンロを使って外でお昼ご飯を食べたい。 夫の職場から徒歩15分ほどのところにブローニュの森がある。夫が12月に1ヶ月働いた際は冬だったため何もなく、荒涼とした、かつ錆びれた公園だったとのことで、夫はあまりやる気がなかった。しかし、ガスコンロを使いたい気持ちは私よりあるらしく、重い腰を上げて行ってみることにした。 でもただでは行けない。 パリへ引越しの際にガス缶は持ってこれなかった。 あと、アウトドアで必須のインスタ…

  • キャンペーン_私の生活習慣:極度乾燥パリ/フランス語の論理に異議アリ!

    パリでのニート生活の健康習慣はとっても簡単だ。 水を大量に飲む!! 笑いを狙って書いているわけではない。パリはものすごく乾燥している。外気も乾燥していれば、家の中もセントラルヒーティングで常に暖められており、乾燥している。 夜遅くに干した洗濯物が朝起きると乾いている。乾燥機は使っていない。 洗濯物にとっては良いが、喉や肌については最悪な環境だ。 喉が渇いて仕方ない。常に机の上にお茶かお水を用意しておいて、スーパーモデルの方々のように切らさないように飲むようにしている。移住したての頃、通っている語学学校に飲み物を持ってき忘れ、それが数日続いた後、喉が途端に火をふくかのように痛むようになり、ソッコ…

  • フランス人はお外がお好き/現地の材料でケーキ作り

    パリの人はいつも空の下になるべく出たいらしい。 パリでは日本のコンビニのような感じでパン屋とカフェがあるのだが(超競争社会)、人気なカフェはいつも外の席が満席。カフェの外の席には上に暖房のようなものがついていて、多少暖かい。それもあるのか、天気が良い日にはこぞってみんなカフェの外の席で食べる。カフェも賑わっているように見えるが、カフェ内の席は空いていることも多い。それって店内の席に窓がないカフェが多いからか? ちなみにフランスのカフェの席の間隔は、日本のカフェよりもさらに狭い。カフェの外席で食べている人たちもぎゅうぎゅうになりながら食べている。こんなに人と距離が近いと落ち着かないと思うのだが。…

  • 家族と平成と、ノートルダムとパリの高級マンションと

    今週のお題「平成を振り返る」 「平成」と聞くと、すぐに平成生まれの若者を想像してしまうのは、私が昭和の終わりの生まれで、平成に引っかからなかったからか。 平成元年生まれの弟を持つ30代の姉である。 弟と年子の妹は、私よりもっとギリギリ昭和生まれである。といっても、知的障害を持つ妹、名探偵コナンの「体は小学生」のセリフでいうと、「体は29歳、頭は(永遠に)2歳」なのだ。実際、妹はとてもじゃないけれどアラサーには見えない。 といっても私も人のことは言えない。私自身、相当の童顔、背が低いのもあるのか20代前半にしか見えないようだ。美魔女になれるであろう60代を楽しみにしている。 ちなみに私の夫も童顔…

  • パリニート生活1ヶ月経過

    長引いていた風邪も、そろそろ治ってくれそうだ。よかった。 パリでのニート生活は1ヶ月が経過した。 長かった。もうすでに3ヶ月くらいいる気分だ。 「旦那さんと引っ越してきた、友達のいない奥さん」から離脱するため、Meetupでイベントを探して夜のアート散策に参加したり、Facebookでフランスに住む外人女性のグループに入ってピクニックに参加してみたりした。 しかし、皆さんほぼ20代! あー自分が30代なんて信じられない。 前職は外資系IT企業だった。外資系IT企業で働く人材のパターンとしては、ベンチャー系を経験してきた20代大手で10年近く働いて重い腰を上げ転職した30代外資系企業を渡り歩いて…

  • パリでコーヒーが頼めない

    今週火曜日は銀行へ。 LCL オペラ支店は日本語担当者(複数)がいることで有名なようで、夫の先輩のおススメに従い、何もわからないまま伺う。 受付で日本人に出会って感動!こんなに自分の民族と出会って嬉しかったことはない。 実は夫と法的には結婚していないことや、そのため現在は語学学校学生であること、ネットのフランス語の案内に従って口座開設を試みるも、職業を記載する欄があり、開設にまでは至らなかったことをを日本人の受付の担当者にまくしたてたところ、 「(表情ひとつ変えずに)ちょっと待ってください。まず、ネットでは口座開設はできません」ええ?なんで?フランス語でできるって書いてあったぞ。トリッキーな国…

  • パリ生活費と予算組み

    パリでの生活費は、単身で留学している人や、単身赴任している人と比べると私はずるしているかもしれない。 夫が週末出勤の際に体調のサンドイッチ・デニッシュ系の菓子パンを大量に持って帰ってくるからだ。 夫の勧めで冷凍庫に入れて1週間かけて食べ続ける。これがパンに飽きてきた原因だ(嫌味になってしまうが)。 ただ、夫はかなりケチなのだ。 そもそも買い物したがらないし、同じものを食べ続けても全く飽きることがないので、私が放置すれば、喜んでお店の残り物のサンドイッチを1週間食べ続ける。進んで食料買い出ししない。 私は無職・語学学校の学生だが、食いしん坊で、飽きやすい。 それに野菜・果物が大好き。 当然私の買…

  • バスティーユのマルシェ(市場)に行ってきた!

    パティシエになるのが子供の頃の夢で、母に「パティシエになるにはフランス修行がマストだ」と言われてから、子供心にパリを目指していたようなところがある。 社会人時代に代官山のル・コルドンブルーに自費&親の出資で通い、菓子過程を基礎から上級まで修了。しかし、修行生活の厳しさを読んだり聞いたりして大いにビビり、足を踏み出せじまい。親にも出資してもらったので、罪悪感は拭えない。 そのうち夫がヤマザキパンのパリ支店転勤になり、ついてきた。 パリ行きの夢だけ叶えてしまった。運が良い。 でも、パリを夢見るのと実際に生活するのとでは天と地の違い。 こちらの人はもちろん日本語を話さないし、英語も話さない。 毎日語…

  • パリでのニート生活2週間経過:日本からの持ち物反省会

    パリでのニート生活も2週間が経とうとしている。信じられない。 もう1ヶ月経ってしまったかのように濃厚だった。 そして、2月初旬に相方さんが日通を使って船便で送ったダンボール12箱ほどはまだ届いていない(航空便の2箱は1ヶ月で届いた)。 平日は毎日イケイケな20代の韓国人・中国人と語学学校に通っているのに、洋服のネタが尽きてきた。 「あのオバハン、なんかいつも同じ服着てるよね〜!ここどこだと思ってんの?パリだよ、パリ!」 と思っているに違いない。でも船便が来ないんだから仕方ない。 ここで、日本からスーツケース2個&登山リュック1個で(手荷物で)持ってきて良かったものと、必要だったもの、いらなかっ…

  • パリの桜

    今週のお題「桜」 パン屋で働いている夫は平日休み。私は平日は午後から語学学校。ということで、午前中だけ夫と近所を散歩。 パリに住んでいる人々の生活の足である、なんの変哲もない電車の線路と線路脇の木々が、オシャレな風景画のような景色になってしまうのも、パリならでは。 自宅アパートから線路沿いにしばらく歩くと、お馴染みの木を発見!! この右端にある木は桜なんじゃないか? やっぱりそうだ! 多分そうだ(植物に詳しくないので自信がなさげな私)! 桜を見ると、春が来たのを実感! 私の口・胃袋が日本を恋しがっていたが、私の頭の中にある季節を捉える感覚も、日本を恋しがっているのかも。 長年日本にいたから(生…

  • 和食が恋しくて パート2

    先日はうどん屋の国虎屋に感動した話を書いた。 日本では、母・祖母・叔父叔母夫妻が祖母の家に大集合しているとのことで、パリの午前中(日本の午後)に電話、パリでの1.5週間の生活を報告。和食が恋しい話をしたところ 「じゃあ作れば?」とのこと。 はい、醤油と、みりんと、料理酒は持参しました。そのせいでスーツケースの重量オーバーしました。和食作れるんですけど、夫が毎晩お店のまかないのサンドイッチを大量に持って帰るので、お米を炊いたりしする隙がないのです(夫と会社に感謝。食費、かなり助かってます。)。しかし、どうしても気楽に和食が食べたく、週末の散歩がてら日本人のやっているカフェをGoogleマップで探…

  • パリでのニート生活 1週間が経った!

    水曜日を迎え、パリでの一週間が終わったのを実感。語学学校はまだ3日目だが非常に疲れる。しかも明日はテストとのこと(私が編入する前のテキストの内容)。範囲だけ先生に片言のフランス語で聞き、Google大先生に教わりながら勉強する。未来形、条件法、接続法、頻度を表す表現などなど、内容は非常に濃い。これを一晩漬けは無理だわ、、、木曜日昼には気が重く、ご飯を鍋で炊いて、玉ねぎの卵とじを作って、自分を元気づける。 実は火曜日(語学学校2日目、パリ生活7日目)に、パンを食べ飽きて(マリーアントワネットか!)無性に白米が恋しくなり、うどん屋さんを(恋しいのは白米じゃなかった、和食だ)見つけ出し列に並んで豚肉…

  • パリでのニート生活6日目

    語学学校初日。まずフランス版SuicaのNavigoを片言のフランス語で買えるかどうかドキドキ。9:00から口頭でのテストとのことだったので、8:00過ぎに家を出、駅へ。事前にネットで調べて写真が必要なのは知っていたので、「写真ある?」と聞かれた時にすぐに出せた。Navigoの仕組みを理解するのが大変だった。結局、Navigoは1日、1週間、1ヶ月単位で買え、日曜日で周期がリセットされる。だから月曜日に買うのがベスト、とのこと。 地下鉄の乗り換えは昨日練習したからオッケー。8:55学校到着、9:15ごろまで受付で放置される(これがフランスの15分遅刻ルールか!?)。テスト担当が私と私の後に来た…

  • パリでのニート生活5日目

    今日は地下鉄に乗る練習。パリの地下鉄が怖くてビビりすぎてGoogleで行き方を調べた後、乗る予定の路線図を手書きする。その後Youtubeでも乗るやり方を検索し、2つほど見てから自身をつける。ついでにカフェでのオーダーの仕方も確認。どうやら入店する際に「ボンジュール」店員さん(男性)に声をかける際は「ムッシュー」を連発すると礼儀正しくて良いよう。礼儀を重んじるところは日本みたい。 歴史があって有名なカフェドウマゴに無事到着。 席に案内してもらえるかと少し待っていたが、自分の目の前のおばさま2人がおもむろに席につくのを見て、私も座ってしまう。今度は「ムッシュー」を呼ぼうと話しかけるもなかなか気づ…

  • パリでのニート生活4日目

    3月23日。今日は夫の出勤日。土曜日はデモがあるとのことで、今日は夫の職場(カフェ)に行ってみるだけにする。 職場では日本人スタッフの方々に挨拶。でもいつも通りに挨拶してお辞儀していたら、客として来た白人さんたちに奇異の目で見られた。 そんなにおかしいか!?日本に来たまえ、普通だから!カフェではフランスパンとコーヒーの朝食セット3.70ユーロ。 帰りは『おつかいどきどき』(子供の頃に大好きだった絵本)だったが、途中で意識高い系のスーパーに寄って買い物。その食材を使って実現したお昼。 あまりにもビビりながら早歩きで歩いたので、持って帰ったケーキたちもボロボロ、、、 その後はニートのまったりとした…

  • パリでのニート生活3日目

    3月22日朝8:50ごろ家を出て、オルセー美術館へ。 夫がもともと持っていたカルネ(地下鉄回数券)を使って3駅乗る。そのホームの探し方も見た感じ複雑。夫も一度間違えていた。自分で乗れるんだろうか(2日目に引き続き)。 地下鉄の出口から美術館はすぐ。すでに美術館の前に多少の行列はできていた。 9:30開館、入館料は14ユーロ、オーディオガイドは5ユーロ。 しかし、5階立ての美術館を完全になめていた。夫の指導により、1階→5階→4階→3階→2階→0階(!?)の順に回る。 1階→5階まで回ってすでに11:45。カフェを発見してコーヒーとパスタで休憩。 普段(忍たま乱太郎の)きり丸並みにお金ラブ・ドケ…

  • パリでのニート生活2日目

    3月21日朝9:30ごろ家を出る。 セーヌ川沿いに語学学校まで散歩。グーグルで調べると1時間17分とのこと。 道に「アンケートにご協力お願いします」と言って物を盗もうとする若者が複数いて怖い。美術館を過ぎてセーヌ川に行くとそもような若者も少なくなる。 夫の足が速くて息が切れそうになるも、最近多少走っていたから大丈夫か。 すごく天気が良い。 川沿いの雰囲気はゆったりしていて良い。 走っている人や自転車に乗っている人、観光している人がバランスよくいる。 1時間17分という距離で、どんどん風景が変わる。都市の中はにぎやか。 語学学校のエリアは黒人や浅黒い人がいて正直ちょっと怖い。まあ肌の色については…

  • 成田から飛ぶ!そしてパリ初日

    3月19日:ついに飛ぶ! イスタンブール経由のターキッシュエアラインでシャルル・ド・ゴール空港へ。 直前に実家に数日泊まっていたので、溢れた荷物を多少実家に置いて、手荷物軽減を図ったものの、登山リュック、小さめのリュック、ショルダーバックを持つことに。 さらに母がいただきもののクッキーを「飛行機の中で食べれば?」と持たせてくれる。嬉しい!ので断らなかったが、荷物がまた増えた、、、 ギリギリまで詰め込んだので全ての荷物が重い。特に小さいリュックの肩ひもが甘い作りで、前に抱えてもするする落ちてきてしまう。手で持つと最強に重い。滋賀の実家から成田空港までの旅程で、乗り換えや携帯解約等の作業をするため…

  • 怒涛の引越し作業

    <パリ出発までの生活> 2019年1月〜引越し作業=地獄 千葉のアパート引き払いが思っていた以上にハード。 引越しにあたり、 「捨てるもの」 「パリに持って行くほどではないもの=実家行き、もしくは人にあげる」 「パリに持って行くもの」 に分けた。 引越し作業を始めて初めの数週間は大胆に使わないもの(や、コンマリ式に「ときめかないもの」)をどんどん捨てていった。が、使えるのに捨てるのはもったいない、という思いにとりつかれ、捨てるたびに罪悪感に悩まされる。そのうち捨てる作業に疲れを感じ「捨てる」という選択肢がほぼ消滅、物を 「実家に送るもの」 と 「パリに持って行くもの」 に分けることに。口癖は「…

  • パリにお引越し

    夫が今年2019年1月下旬から本格的にフランス転勤になった。 私には願ったり叶ったりだ。子供の頃はパティシエに憧れ、代官山の製菓学校ル・コルドンブルーの製菓過程に通ったこともある(自分の貯蓄/お父さん、ありがとう)。そして2年ほど前に銀座と青山にあるワイン学校のアカデミー・デュ・ヴァンの基礎課程にも通った。Novaでフランス語もやった。フランスという国にかなりお金を落としている。夫にどうするか聞かれた時「これはついていくしかない!」と二つ返事で誘いに応じた。そのため、夫からは「ボクと一緒にいたいからじゃなくて、ワインと食事のために着いてくるんでしょ?」と言われる始末。うーん、よくわかってるね!…

  • (よもや話)正月飾りについて - あけましておめでとうございます

    夫のいない1ヶ月に1人生活を満喫していたところ、昔は物を飾るのが好きだったことを思い出した。自分の部屋に物がいっぱいだった子供時代、母にインテリアが好きだ、インテリアデザイナーに憧れると言ったら「自分の部屋を見てごらんなさいよ。これで自分にセンスがあると思う?」と一蹴された。たしかに私の実家の子供部屋はたくさんものがあふれていたが、子供のおこずかいで親が設置したあまり好きでない机や棚を捨て、家具を買える・変えることができるはずがない。まったく、子供の夢をつぶすヒドイ母である。ただ、確かに、少なくとも母には物を飾る才能がある。インテリアにほとんど興味がない夫も、私の実家の飾り立て方には感心してお…

  • (ハウツー)留学しないで日本で英語を身につける方法_その4

    私が実施した学習法(と習慣) 1. NHKのラジオ英会話を小5から大学一年生まで毎日聴き続け、毎日書き取り・音読の時間を取る(30分〜)。中学2年生くらいまでは、レッスンの会話(ダイアローグ)を暗記していた。2. 英検を年一回ずつ受験し、2級までとる。3. 大学生で英語部(ESS)に入部し、他大学の学生とのディスカッションに参加する(月二回ほど)4. 英語部の週末観光ガイドの活動に参加する(月一回ほど)5. 大学の専攻は英語を使う科目にする(言語学→西洋史学)6. 上記の間、洋楽を聴きまくる。英語の歌詞と和訳を確認、好きな歌は歌う(自分の人生のアンセムにする)。7. 洋楽で歌える歌はカラオケで…

  • (ハウツー)留学しないで日本で英語を身につける方法_その3

    私が実施した学習法(と習慣) 1. NHKのラジオ英会話を小5から大学一年生まで毎日聴き続け、毎日書き取り・音読の時間を取る(30分〜)。中学2年生くらいまでは、レッスンの会話(ダイアローグ)を暗記していた。2. 英検を年一回ずつ受験し、2級までとる。3. 大学生で英語部(ESS)に入部し、他大学の学生とのディスカッションに参加する(月二回ほど)4. 英語部の週末観光ガイドの活動に参加する(月一回ほど)5. 大学の専攻は英語を使う科目にする(言語学→西洋史学)6. 上記の間、洋楽を聴きまくる。英語の歌詞と和訳を確認、好きな歌は歌う(自分の人生のアンセムにする)。7. 洋楽で歌える歌はカラオケで…

  • (ハウツー) 留学しないで日本国内で英語を身につける方法_その2

    私が実施した学習法(と習慣) 1. NHKのラジオ英会話を小5から大学一年生まで毎日聴き続け、毎日書き取り・音読の時間を取る(30分〜)。中学2年生くらいまでは、レッスンの会話(ダイアローグ)を暗記していた。2. 英検を年一回ずつ受験し、2級までとる。3. 大学生で英語部(ESS)に入部し、他大学の学生とのディスカッションに参加する(月二回ほど)4. 英語部の週末観光ガイドの活動に参加する(月一回ほど)5. 大学の専攻は英語を使う科目にする(言語学→西洋史学)6. 上記の間、洋楽を聴きまくる。英語の歌詞と和訳を確認、好きな歌は歌う(自分の人生のアンセムにする)。7. 洋楽で歌える歌はカラオケで…

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