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青猫亭たかあきさんのプロフィール

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ブログタイトル
カケラノコトバ
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たかあきによる創作文置き場です。 メインはお題を使ったショートショートですが、たまに長編も載せます。 ジャンルは主にファンタジー寄りのホラーやSFです。
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2019/04/29
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青猫亭たかあきさんの新着記事

1件〜30件

  • 英国喜劇の主人公ポール・プライの印章

    不細工だが愛嬌のあった彼は喜劇役者として成功したが、生涯に一度でもハムレットを演じるのが夢だったので興行主に相談してみた。そして今までの実績から承諾を勝ち取った彼は猛練習の末に演じた舞台で大喝采を受ける。ただし、それは悲劇の王子を喜劇的に演じた名役者としてだ。英国喜劇の主人公ポール・プライの印章

  • 骨董品に関する物語・アラベスクのボンボニエール

    繊細な模様の入った素敵な菓子器を叔父は失敗作だと嘆く。そしてボンボンを入れて蓋を閉め、暫く経ってから開くとボンボンは二つになっていた。増えたボンボンを叔父と一つずつ食べながら何が失敗なのかと尋ねる私に、伯父は菓子を入れたままだと世界を埋め尽くすまで延々と増え続けるんだと哀し気に呟いた。骨董品に関する物語・アラベスクのボンボニエール

  • 骨董品に関する物語・スターリングシルバーのカラースティフナー

    富をもたらす子供を授かりながら、その有難さを忘れて全てを失った昔話の翁のように、俺もまた喪失の時を迎えた。成功に思い上がり父の代から我が家を支えてきた男を周囲の甘言に乗せられ解雇した俺は、やがて芯材を失った襟のように跳ね上がり取り返しのつかない失態を犯したのだ。骨董品に関する物語・スターリングシルバーのカラースティフナー

  • 幽霊その36・誕生日はもう来ない

    たかあきは誕生日に、学校で、恨みがましい男性の幽霊に出会い、恨みを晴らしてくれと頼まれました。うちの学校の体育用具室には苛められた末に自殺した男の子の幽霊が出ると聞いていたが、本当に出た。しかも恨みがましい呟きから彼を苛めたのは私の母親で間違いなさそうだった。そんな訳で誕生日の今日、家で私を祝ってくれるであろう両親に対して、どのような態度を取ればいいのかと私は悩み続ける。幽霊その36・誕生日はもう来ない

  • 幽霊その35・置き去られても尚

    たかあきは旅行中、お寺で、怒りに満ちた表情の子供の幽霊に出会い、あの人に伝えて欲しいと泣かれました。旅行先の寺で見覚えのある人形を見付けたら、案の定知り合いが奉納したものだった。昔から人形に憑いていた子供が、あの子はもう私を要らないんだと泣くのを慰めることも出来ぬまま彼女に伝えたい事を尋ねると、あの子を幸せにするのが私の願いだったけれど、彼女は私を手放すことで幸せになったのだろうかと。幽霊その35・置き去られても尚

  • 骨董品に関する物語・フリーメイソンの腕章

    麗しき花冠の下で交わされた盟約は、固く握られた手が解かれるような当然さで崩れ去った。思いも、それぞれの立場も永遠など望むべくもないまま変転する中、我々は枯れ果てた花冠を蹴散らして幾多の殺戮の末に終焉を迎えた。そこに至るまでの歳月に数百年を要したのは果たして僥倖だったのか、或いは。骨董品に関する物語・フリーメイソンの腕章

  • 骨董品に関する物語・大型の真鍮の砂時計

    奇跡によく似た魔力で契約者の運命を捻じ曲げるのは、悪魔の常套手段だ。人生のやり直しと言う毒の蜜を舐め、同じ場所を道を変えて巡るだけの迷路に誘われた哀れな人間は決して真の場所に辿り着けない。だが、悪魔の示す砂時計を逆さにと願う人間はいつの時代でも後を絶たないのだ。骨董品に関する物語・大型の真鍮の砂時計

  • 骨董品に関する物語・ベツレヘムの星のアクセサリー

    本当は見せちゃいけないんだけどねと苦笑いしながら彼は砕けた星の欠片を私に示した。今でこそ溜息が出るような星を刻む彼も修行に入った当初は失敗続きで材料の貝を何度も駄目にしてきたと言う。そんな人前には出せない無数の屑星が、実は彼の星を導き支えてきたことを忘れないと。骨董品に関する物語・ベツレヘムの星のアクセサリー

  • 幽霊その34・拾うもの、捨てるもの

    たかあきは大昔、職場で、元気な猫の幽霊に出会い、一緒に逝きませんかと泣かれました。昔勤めていた田舎町の会社で、敷地内に猫の骸が横たわっていたことがある。仕事が終わったら埋葬しようと思っていたらゴミと一緒に捨てられたという骸の代わりに元気に鳴く化け猫がいた。その後転職した私は化け猫と共に街で暮らし始めたので、あの会社がどのような問題でいきなり倒産する事になったのかについては、よく知らない。幽霊その34・拾うもの、捨てるもの

  • 骨董品に関する物語・ヴァイオリン型のマッチケース

    人間が一生の間に感じられる幸福の数は、せいぜいこのケースに入るマッチの本数程度だと彼は言った。たとえこの世界に無数の幸せが存在していようと、それらの全てを感じられるだけの容量など人間には存在しないと。それなら無数の幸せを追わず一つだけの幸せを感じながら生きればいいのではないかと尋ねる僕に、彼はただ嗤うだけだった。骨董品に関する物語・ヴァイオリン型のマッチケース

  • 骨董品に関する物語・携帯式の日時計

    曽祖父の遺品である精巧な携帯式の日時計は、どういう訳か地上のどの場所でも正確な時間を差す事がなかった。故に大概の人間は其れを只の装飾品と認識したが、その日時計を形見分けで貰った末の曾孫だけは辛抱f強く使える場所を探し続け、やがて探し当てた。但し見付けたのは彼の玄孫の代になってから、別の惑星でだった。骨董品に関する物語・携帯式の日時計

  • 幽霊その33・ずれ

    たかあきは先程、スーパーで、血塗れの老人の幽霊に出会い、何処に行けばいいのかと祝福されました。立派な鎧姿の爺さんを見た時、このスーパーは古戦場跡に建てられたのかとしか思わなかったが、友人に話したところ敷地の片隅に碑があるだろうと言われた。どうやらスーパーを建てる際に碑を移動して爺さんは置き去りになったらしい。碑の場所まで誘導してやればいいのだろうが、俺にそんな力はない。幽霊その33・ずれ

  • 幽霊その32・送り猫

    たかあきは大昔、山奥で、ぼんやりした猫の幽霊に出会い、どうか連れて行ってくださいと号泣されました。親戚の家は昔から酷く猫に祟られているらしい。何でも今は離婚した嫁さんが大切にしていた猫を姑と結託した夫が山に捨てたのが原因だそうだが、そうだとしたら子どもの頃の私が山の中で出会い、そのまま後をついてきた猫が親戚の家の前でいきなり消えたことに関しては黙っていたほうが良さそうだ。幽霊その32・送り猫

  • 幽霊その31・女心の未練と言えば

    たかあきは旅行中、山奥で、どこかで見たことのある女性の幽霊に出会い、放っておいてくださいとお願いされました。旅行で訪れた山の中で出会った幽霊は、数年前に行方不明となった同級生に良く似ていた。よもやこの辺で亡くなり成仏できないでいるのかと思っていたら、自分の事は忘れてくれと頼まれた。何でも逃げられた心中相手を忘れられず、いつか戻ると信じて待っているのでこの地を離れられないのだそうだ。幽霊その31・女心の未練と言えば

  • 骨董品に関する物語・1850年の「初級天文学」

    錬金術が人心を惑わし国を揺るがす重罪とされた時代、師匠は貴重な蔵書を焼き捨てられる寸前で生涯に亘る研究成果を書き遺し、一冊の本に纏めた。一見すると普通の天文学に関わる内容の本は、時代を経て学問の自由が保障されたこの時代に、真の内容を紐解かれることを切望している。骨董品に関する物語・1850年の「初級天文学」

  • 骨董品に関する物語・書籍「天空の驚異」1910年ベルリン製

    見事な装丁だろうと伯父さんが見せてくれた、天空について詳しく書かれた美しく分厚い本には、確かに沢山の美しい図版が掲載されていたが、私が感嘆したのは、むしろ何頁の何処に白鳥画、金星に関する記述は何頁などと、その図版の全ての内容を書き写し頭に叩き込んだという叔父の記憶力だった。骨董品に関する物語・書籍「天空の驚異」1910年ベルリン製

  • 骨董品に関する物語・書籍「女神と妖精-神話上の女性の歴史-」

    彼に言わせると、男にとっての女神は須らく死神であるのだそうだ。物理的な死に誘うだけでなく、日常という檻の中で常識という鎖に繋がれ半分死んだような熱情のない生活を送るのも、女神に囚われ飛べなくなった哀れな男の末路なのだと。だから私は女神であることを止め、彼を解き放ち自由にしてあげることに決めた。骨董品に関する物語・書籍「女神と妖精-神話上の女性の歴史-」

  • 幽霊その29・開戦宣言

    たかあきは旅行中、お墓で、生きてる人間と変わらない幼女の幽霊に出会い、家族に会いたいと祝福されました。旅先で、公園と勘違いして入り込んだ霊園の一角に佇んでいた幼女の幽霊は、考えてるだけじゃ何も変わらないよと言って消えた。周囲の人間にどれだけ言われても響かなかった言葉を嚙み締めた私は、早々に旅行を切り上げ実家に戻って戦いを始め、最終的に独りきりの勝利を勝ち取った。再びあの霊園を訪れたら、また、あの子に会えるだろうか。幽霊その29・開戦宣言

  • 幽霊その29・置き去り幼女

    たかあきは友人が亡くなった日、公園で、元気な幼女の幽霊に出会い、あの人に伝えて欲しいと泣かれました。葬式の帰り道に公園で、あのお兄ちゃんいなくなっちゃったの?と泣かれた。そう言えばアイツは最近可愛い女の子と仲良くなったと喜んでいたが、相手が幼女で更に死人というのは問題があり過ぎないだろうか。それにしても、死んだ人間は必ずしも逝きたい場所で会いたい相手に会える訳ではないようだ。幽霊その29・置き去り幼女

  • 幽霊その29・消えない遺恨

    たかあきは全てを失った日、友達の家で、恨みがましい犬の幽霊に出会い、あの人に伝えて欲しいとお願いされました。俺の住んでいたアパートが全焼した日の晩、泊めてくれた友人の部屋で見覚えのある犬と再会した。実家が全焼した日の晩にも現れた、明らかに生きた犬ではないと分かる凄惨な外見をしたそいつは『マダマダオワラン』と囁いて消えた。ちなみに、父はこの犬の正体について何か心当たりがあるらしいのだが、頑として口を割らない。幽霊その29・消えない遺恨

  • 幽霊その28・お引越しに寄せて

    たかあきは先程、お墓で、ぼんやりした老人の幽霊に出会い、何処に行けばいいのかと微笑まれました。家がなくなってしまいましてね、半分透けた姿の老人はそう言って困ったように微笑んだ。多分、今まで祀られていた祠が移動されたことを言っているのだろうと判断して新居となる祠に案内したら丁寧に礼を言われた。一体どこの馬鹿が現在は穏やかな気質とはいえ紛れもない祟り神の祠を移したんだ全く。幽霊その28・お引越しに寄せて

  • 幽霊その27・相性よりも深い問題

    たかあきは先程、スーパーで、見知らぬ猫の幽霊に出会い、家族に会いたいと呪われました。何でスーパーに猫がいるのだろうとジロジロ見たのが悪かったのか、その半分透けた猫は私に憑いてきた。私ではどうしようもないので猫好きの友人宅まで連れて行くと、是非ともうちで暮らそうと誘ってくれた。が、猫に元の飼い主でなければ嫌だと断られ落ち込みまくり、気の毒なので猫缶を大量に贈った。幽霊その27・相性よりも深い問題

  • 骨董品に関する物語・黄金色のベルベットに銀のモノグラムで飾られた豪華なアルバム

    曾祖母はとても豪華な装丁のアルバムを持っていて、たまに私にも写真を見せてくれた。昔の写真はカメラの性能上、被写体の瞬間ではなく硬直した一定時間を残すものだったので、ここにある写真は家族の時間の表層ではなく、永遠に固められた欠片たちなのと懐かしそうに彼女は言う。骨董品に関する物語・黄金色のベルベットに銀のモノグラムで飾られた豪華なアルバム

  • 幽霊その26・それぞれの家庭の事情

    たかあきは旅行中、スーパーで、ぼんやりした男性の幽霊に出会い、あなたに取り憑いていいですかと泣かれました。自分一人ではここから動けないんです、お願いだから連れて行ってくださいと泣き付いて来た半分透けた姿のビジネスマンの事は私も知っていた。妻子に逃げられ独り暮らしを始めた矢先に亡くなった男性の境遇は気の毒だと思うが、とりあえずなぜ妻子に逃げられたのか自分で気付くまでは周囲の助力も無駄だ。幽霊その26・それぞれの家庭の事情

  • 骨董品に関する物語・オパールセントガラスのアペリティフプレートとボトルコースター

    滅多に酒を飲まない友人が今日は付き合えと言ってグラスとワインボトル、それに星の意匠が刻まれた虹色硝子製のコースターを卓に置いた。見事な細工に出自を尋ねると錬金術師だった奴の祖父が貴重な星の欠片を砕いて作り、星が常に空にある事を忘れた時に使えとくれたのだと言う。骨董品に関する物語・オパールセントガラスのアペリティフプレートとボトルコースター

  • 幽霊その25・遺されたひとびと

    たかあきは誕生日に、お墓で、いかにもな大人の幽霊に出会い、コレを渡して下さいと懇願されました。霊園を歩いていると、広いエリアに建てられた立派なお墓が雑草に覆われていることがたまにある。そういう場所には祀られた住人らしい方が寂しげに佇んでいたりするが、この前は私に気付いて鍵のようなものを渡そうとしてきた。多分、彼は身内の誰かが墓を訪れ、この鍵を受け取る日を此処でずっと鍵を手にしたまま待つのだろう。幽霊その25・遺されたひとびと

  • 幽霊その23・寂しい誕生日

    たかあきは誕生日に、公園で、生きてる人間と変わらない犬の幽霊に出会い、コレを渡して下さいと号泣されました。アパートへの帰り道、いつも通りに近道の公園を横切っている途中に犬耳の生えた幼児に呼び止められ、案内されるままについて行くと、死んで間もない子犬の骸を見付けた。どうやら自分を人間と思っていたらしい骸から首輪を外し、書いてあった電話番号に連絡を入れると飼い主に号泣しながら感謝され、それが今日、他人から貰った僕の誕生日プレゼントとなった。幽霊その23・寂しい誕生日

  • 骨董品に関する物語・フルール・ド・リスのブックカバー

    コレを使えば見えなくなると、友人は革製の立派なブックカバーをプレゼントしてくれた。言っている意味が良く分からなかったので詳しく尋ねると、このブックカバーを掛けた本は何故か他人の視線から外れるようになるのだと言う。私が家を出るまで一番大事な本を家族から守り切れたのは、そのお陰だ。骨董品に関する物語・フルール・ド・リスのブックカバー

  • 骨董品に関する物語・花のトレイ

    金属製の花弁を一片、それから雄蕊を一本持ち寄って集まるように言われた僕たちは、いつもの部屋で土台を所持する曽祖父にそれを渡した。一年ぶりに六片の花弁を持つ花が開いた前で、お前たちの一人でも欠ければ花は咲かなくなり、一族も離散すると言うのが曽祖父の口癖だった。骨董品に関する物語・花のトレイ

  • 骨董品に関する物語・ジプシーテレサの占いカップ

    占いを生業とする彼女は、毎朝必ずカップに残ったお茶の葉でその日の運勢を読む。占い師は自分のことを占ってはいけないと聞いたことがあるので尋ねてみると、自分ではなく遠くに行ってしまったひとの事を占っているのだと笑った。そんな彼女の表情は何故か儚げで、だから僕は黙るしかない。骨董品に関する物語・ジプシーテレサの占いカップ

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