昨日夕方6時から党首討論があった。石破首相は財源を理由に野党側(立憲、維新、国民)の要求にことごとく否定的な反応を示した。消費税の減税、ガソリン暫定税率の廃止など。少数与党政権の悲しさ、これらの案に賛成しても手柄は野党に行ってしまう。ここは財源不足を理由に「先送り作戦」に出たようだ。自民・公明から出ている給付案についても否定的な発言。バラマキだと散々批判されたから、今持ち出せば選挙対策と見透かされる。完全な袋小路にはまってしまった。 ただ国民にとって朗報は、ガソリンの暫定税率廃止で野党7党がまとまったようだ。石破首相や森山幹事長がいかに反対しようが野党がまとまれば可決するだろう。1兆5千億程度の財源が必要だが、知恵を絞れば何とかひねり出せる。1リットル25円ほど下がる。この辺は与野党協議して早々に実施すべ...党首討論を見てーー石破政権の限界と粘り腰