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2019/03/31

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  • 党首討論を見てーー石破政権の限界と粘り腰

    昨日夕方6時から党首討論があった。石破首相は財源を理由に野党側(立憲、維新、国民)の要求にことごとく否定的な反応を示した。消費税の減税、ガソリン暫定税率の廃止など。少数与党政権の悲しさ、これらの案に賛成しても手柄は野党に行ってしまう。ここは財源不足を理由に「先送り作戦」に出たようだ。自民・公明から出ている給付案についても否定的な発言。バラマキだと散々批判されたから、今持ち出せば選挙対策と見透かされる。完全な袋小路にはまってしまった。 ただ国民にとって朗報は、ガソリンの暫定税率廃止で野党7党がまとまったようだ。石破首相や森山幹事長がいかに反対しようが野党がまとまれば可決するだろう。1兆5千億程度の財源が必要だが、知恵を絞れば何とかひねり出せる。1リットル25円ほど下がる。この辺は与野党協議して早々に実施すべ...党首討論を見てーー石破政権の限界と粘り腰

  • 被害妄想にとりつかれた国ーーアメリカ、ロシア、中国

    被害妄想というのはなかなか厄介だ。現実に被害を被るのは力のない(軍事力も経済力もない)弱小国なのだが、大国が被害者を装う。トランプ、プーチン、習近平などみなしかりだ。このところの振舞はまさに傍若無人。手が付けられない。プーチンはピョートル大帝を夢見て旧ソ連圏の復興を目指す。トランプは世界に関税戦争を仕掛けて「MEGA」を夢見る。習近平もアヘン戦争の恨みを持ち出して明清時代の最大版図を描く。 西郷隆盛は、「命もいらぬ、名誉もいらぬ、官位も肩書も、金も要らぬ、という人は始末に困るものである」と述べた。このような始末に困る人間でなければ、困難を共にして国家の命運を分けるような大業は成し遂げられない、というのだ。隆盛の偉いところは、言行一致を貫いたところ。今の政治家に「爪の垢を煎じて飲ませたい」ものだ。 被害妄想...被害妄想にとりつかれた国ーーアメリカ、ロシア、中国

  • 民主主義の「ありがたみ」を大事にしよう

    戦後、我々が見本にして来たアメリカの民主主義が危機に陥っている。自由に発言したり行動することが制限されつつあるからだ。特に「自分と異なる人を許容しましょう」というリベラルの人たちにとって息苦しい社会になった。ロシアや中国にはもともとないわけだがアメリカも似たような国になる。 その点、日本は「民主主義のありがたみ」を感じることが出来る。それは世界でも稀有な民主主義の理想の極致にある憲法があるからだろう。先ず第14条で、すべて国民は法の下に平等である、と定めている。人種、信条、性別、社会的身分または門地により差別されない、としている。そして第21条も大事だ。集会、結社および言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。 ただ一皮むけば、我が国の民主主義も巧妙に操作されているのではないかという疑いがある。...民主主義の「ありがたみ」を大事にしよう

  • 人間通の名言を味わうーー吉川英治

    晴れた日は晴れを愛し雨の日は雨を愛す楽しみあるところに楽しみ楽しみなきところに楽しむ吉川英治 何とも悠々とした心構えですね。こんな気持ちで毎日を送りたいものです。毎日不平不満を言って暮らすより、大事なことは、何を見ても楽しいという気持ちを持ち続けることなんでしょう。 ボタンが咲いた。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花昔の人はいいことを言ったものだ。立ち居振る舞いに美しさを見出している。 ジキタリスキツネのテブクロという異名がある。暑さに弱いようだが北海道では元気に育つ。 オオベニウツギウツギには、いろいろな種類がある。名前はウツギだが別の種類かもしれない。人間通の名言を味わうーー吉川英治

  • 野党の役割とは何だろうか?ーー不信任案提出是か非か。

    同志社大学教授吉田徹氏の説に賛同する。(野党の役割は)政権交代を目指すことではなく、民主的社会それ自体が持つ多様性を政治的に代表し、政権与党に顧みられない要求や要請を実現させ、権力の腐敗を糺すことにある。 このような地道な活動の結果、政権交代が起こることもあるだろう。またそうあるべきだ。しかし政局的なとらえ方で政治を見て実行すると、結果的に間違った方向に行く可能性が高い。例えば非自民、非共産の8党派が細川政権を誕生させたが、短期間で崩壊した。この政権交代は、自民党政権にうんざりしていた国民感情が原動力だった。しかし8党派が数だけを頼りに集まってもそれは単なる「烏合の衆」だ。結局社会党を抱き込んだ自民党の手練手管でこの政権は雲散霧消してしまった。 自民党の権力の独占と腐敗を切り崩すためには、足腰の強い野党を...野党の役割とは何だろうか?ーー不信任案提出是か非か。

  • ロシアの弱体化は確実に進んでいる

    トランプ大統領の仲介によるロシアとウクライナの停戦は失敗に終わったようだ。プーチンはなんだかんだと理由をつけて停戦の引き延ばしを図っている。なぜだかトランプは妙にプーチンにやさしい。「トランプはロシアの工作員」という噂を信じたくなるような感じである。プーチンしてみれば、ウクライナの東部戦線で優勢なのでこのまま勝ち切りたいのだろう。結局この戦争はプーチンのロシアが負けるまで続く可能性が高い。 ロシアの継戦能力も石油やガスの高値安定に支えられている。ところがここへ来てサウジなど湾岸主要国が増産体制に入った。当然石油は下落する。ロシアの持続的衰退の始まりだ。ウクライナのドローンによりロシア戦闘機41機が損傷したが、プーチンは激怒しているようだ。この作戦はかなり巧妙だ。ロシア領内に深く潜入して飛行場の近くからドロ...ロシアの弱体化は確実に進んでいる

  • 石破、森山による日本国債の評価を貶める不用意な発言

    消費税の減税には5~15兆円程度(政党によって違う)の財源が必要だ。立憲民主は代替財源を提示して2年程度の時限立法を考えている。政権を担った経験があるからまずまともだ。日本維新の会も同様の主張のように見える。大阪では責任政党だからか。他の野党は選挙前だから「できるだけ大きな数字を掲げよう」と言うスタイル。まあ、責任がないから気楽ということか。 一方の自民党は消費税の減税は行わないという姿勢。その反対理由の発言が、極めて不用意でいただけない。石破首相は「日本の財政状況はギリシアより悪い」などと発言。だから財政悪化になる減税は行わないという趣旨だが、たとえが悪すぎる。森山幹事長も「日本国債の格付けはぎりぎり」などと発言、これも言うべきではあるまい。 食料品の消費税減税は他国(イギリスやアイルランドなどの欧州諸...石破、森山による日本国債の評価を貶める不用意な発言

  • 長嶋茂雄は努力の人だった。決して天才ではない。

    長嶋茂雄は感性の人だった。だからなんとなく天才肌に見えてしまう。「失敗は成功のマザー」、「魚へんにブルー」このような発想は常識人ではなかなか思い浮かばない。 ヒメマス(北海道ではチップという、アイヌ語だ)がスーパーに出ていたので買ってきた。紅鮭が海に下りずに一生を淡水ですごしたもの。 挫折をしてもプライドを失わない、それは努力しているからだ。ウサギとカメならカメでいい、我慢する勇気が重要なんです。この言葉に長嶋茂雄の真骨頂がある。 じゃがいも(きたあかり)順調に成長している。コメ不足対策になるかな? タイム、インパチェンス、ユーフォルビア長嶋茂雄は努力の人だった。決して天才ではない。

  • 国会会期末、野田立民は不信任提出するか?

    すぐ倒れると思われていた石破政権だが、なんだかんだと粘り腰で続いている。だいたい石破茂のしゃべり方は納豆のように糸をひく。粘りが身上なんだろう。それと野党がまとまらないせいでずいぶん助かっている。立民の野田代表がまとめようとしても、維新や国民民主は腹の底では与党入りを目指している。まとまるわけがない。 ただ少数与党政権も悪くはない。自民・公明としては野党の言うことも聞かないと前に駒を進められない。それなりに成果も上がった。野田佳彦が不信任案を出して万が一通った場合が大問題。日本政界は一挙に混迷の泥沼にはまる。石破政権は「解散する」と脅しをかけているがそんな体力も度胸もあるまい。しかし、政界の一寸先は闇。何があるか分からない。有権者としてはそれぞれの党の出処進退を見極めるべきだろう。国会会期末、野田立民は不信任提出するか?

  • 執念深いトランプ、実に扱いにくいタイプだ。

    トランプ大統領の言うことがコロコロ変わるのでTACO(タコ)というあだ名がついた。Trump AlwaysChikensOutchickenというのは鶏肉のことだが、肝っ玉が小さいとか臆病な、という使われ方もされる。記者からTACOと揶揄されてトランプは激怒した。一番言われたくない言葉だったのだろう。 言うことがコロコロ変わるのだが執念深いところもある。1987年にニューヨーク・タイムズの紙面を買い上げて次のような意見広告を出した。我々の膨大な赤字を日本や支払い能力のある国に支払わせるべき時が来た。日本やサウジアラビアなどに同盟国として提供している保護の対価を支払わせよ。米国ではなく、これらの裕福な国々に「課税」せよ。「課税」を「関税」に変えれば、約40年前と今と言っていることがほとんど変わらない。成長が...執念深いトランプ、実に扱いにくいタイプだ。

  • 騒ぐだけで根本的な解決策がない、コメ、健康保険証、食料品消費減税。

    この国はどこか歯車が狂ってきているようだ。コメ問題の根本的な問題点の洗い出しはすっ飛ばして備蓄米狂騒曲に悪乗りしている。政界では悪い冗談が流れ始めた。小泉人気に便乗して自民党はダブル選挙を仕掛けるとか。コメ問題の根本原因は、「減反政策」にある。ところが今年度も減反政策(我々が食べるコメの増産よりも飼料米などに予算措置がつく)を続けている。 一時的に燃え上がるが別の問題が起きるとそちらに話が飛ぶ。消費税減税問題をやりたくない自民党は、システム改修に1年かかると言い出している。やろうと思えば備蓄米はわずか1週間で店頭に出回った。物価高対策として、食料品の消費税の税率下げは必要。そのためのレジPOSシステムの改修は機動的に上げ下げ出来るようにしておくべきだ。 あれだけ大騒ぎしたマイナ保険証問題はどうなったのか?...騒ぐだけで根本的な解決策がない、コメ、健康保険証、食料品消費減税。

  • 基礎年金底上げ問題の誤解と悪意ある批判

    基礎年金の底上げ法案が自民、公明、立憲の賛成多数で衆院を通過した。この問題に関する大いなる誤解は、厚生年金から国民年金へ流用するのではないかという点。(自分たちが納めている厚生年金が自営業者や専業主婦層の国民年金に回るのは嫌だ)ただ、基礎年金はすべての年金加入者が受け取るものだ。そしてこの底上げでほぼすべての加入者の生涯の受給総額が現行制度より増える。一方で厚生年金が減る世代がある。それは60歳以上の高年金の人だ。この人たちには政府は影響緩和策を検討する。 もう一つの批判は、将来の国庫負担が増えるという点。基礎年金の半額は国庫が負担するため、底上げされれば自動的に増える。当たり前のことだ。2070年度には新たに2兆6千億の国庫負担が必要となる。しかし負担増が嫌だというのならば給付減を受け入れるのか。「負担...基礎年金底上げ問題の誤解と悪意ある批判

  • 植物的生き方を考える、もっとゆったり生きたら。

    現役を離れて自然を相手にしていると分かってくることがある。この辺にいる動物たちは毎日必死に食べ物を探している。食べることが生きることなのだ。しかし植物たちはもう少しゆったりした生き方をしているように見える。だから「植物的生き方」に親近感を覚える。 ユーフォルビア地下茎でどんどん増える、この生き方はたくましい。 ワスレナグサ(勿忘草)一見繊細そうに見えるのだが、こぼれだねでどんどん増える。 今の日本は何となく閉塞感があるように見える。あまりにも「自力」を言いすぎるからではないか?「頑張れ」とか「夢を追いかけろ」とか、若い人たちも大変だ。「適当にやる」とか「たまに息抜きをしろ」と言う言葉がもっとあって良い。 デージー(ヒナギク)多年草で寒さに強い、こぼれだねでどんどん増える。 今の時期が一番好きだ。草木の喜び...植物的生き方を考える、もっとゆったり生きたら。

  • トランプ関税より米騒動に関心が移ったがいつまで続くか?

    この国でうまくやっていくためには、本音と建て前をうまく使い分けないといけない。特に政治家はそうだ。江藤前農水大臣は、能天気に本音を話したためにあっという間に首になった。国民民主党の玉木代表もつい口が滑った。あっという間に炎上である。「1年たったら動物のエサになる」確かに5年持ち越した備蓄米は「飼料用米」として売り渡すことになっている。 小泉備蓄米劇場をマスコミがこぞって取り上げるから、大いにフィーバーして町の米屋さんまで手を挙げる。「随意契約が出来るならもっと早くやれよ」ということ。農水官僚の建前論の前に国民までもが振り回されていたということだ。小泉新次郎のキャラクターは、「同調圧力にだまされない変わり者」だが、このようなタイプが社会を変える。健闘を期待したいが、自民党農政族が虎視眈々と落とし穴を掘って待...トランプ関税より米騒動に関心が移ったがいつまで続くか?

  • 勇気づけられる言葉を味わう

    健康診断を受けたからといって、受けない人に比べて寿命が延びるというエビデンスはない。池田清彦健康診断はもう5~6年ほど受けていない。まあ、生来の無精もあるのだが、健康診断をあまり信用していない。タバコはやめたが酒はほどほどに飲む。1日8千歩が目標、肉、魚、野菜をバランスよく食べる。そして大事なことはストレスをためないこと。わが行く道に茨(いばら)多しされど生命の道は一つこの外に道なしこの道を行く武者小路実篤この言葉も好きな言葉だ。一度踏み出したら迷わずに進むことが大事。1日や2日で「もうむり」などと言っていては、「迷路を歩む人生」になりかねない。 勇気づけられる言葉を味わう

  • 年金問題を政争の具にしてはいけない

    自民、公明、立憲民主の3党の党首会談で年金制度改革関連法案を修正することで合意した。過去30年間と同じ経済状況が続いた場合、2057年度(今から32年後)給付水準が3割低下する。低下しないようにするためには、基礎年金部分の底上げをしなければならない。自民党案のように4年後に先送りして済ませる問題ではない。今回、この問題を3党間で合意して政策を詰める方向になったわけだ。もっとも経済状況が好転すれば底上げしなくても済むが、この問題は固めに見積もるべきだ。好転しなければ2030年ごろには本格的に対応する必要が出る。 基礎年金の底上げは現役世代(特に就職氷河期世代)に配慮した政策で、持続的な社会の継続には欠かせない。あちこち突つけば不備はあるが、大筋で合意したことは評価してよい。この問題に関するマスメディアの報道...年金問題を政争の具にしてはいけない

  • 日本は対米従属から脱することが出来るか?

    戦後、対米従属から脱しようとした政権は田中角栄政権と鳩山由紀夫政権であろうか。田中角栄は、アメリカに先駆けて日中国交回復を成し遂げた。1972年のことだ。この時、ニクソンとキッシンジャーは激怒したといわれている。田中角栄はロッキード事件であえなく逮捕された。真相はどうだったのか、未だに不明だ。アメリカが中国と国交を回復するのは1979年だった。09年の総選挙で政権を自民党からとった鳩山政権は、中国との戦略関係強化や東アジア共同体の積極推進を打ち出した。しかし、普天間基地問題で迷走し、わずか10か月で総辞職した。日本の政権が対米自立を果たそうとすることは、これ以降タブーになっている。 今の石破政権は少数与党だからとても「対米自立」など無理だろう。トランプを怒らせないようにしてやり過ごすしか手はあるまい。ただ...日本は対米従属から脱することが出来るか?

  • 年金関連法案をめぐる自民、公明、立憲の動きから見えてくるもの。

    年金関連法案をめぐる自民、公明、立憲民主による修正協議が整いつつあるようだ。年金のような国民全般に絡む問題は与野党の合意で前に進む方が望ましい。今回の修正の肝は、基礎年金は実質ゼロ成長の経済が続けば、約30年後には昨年度の水準よりも3割下がる恐れがある。政府は当初、基礎年金に厚生年金の積立金を充てる割合を現在よりも増やし、底上げを図る策を盛り込んでいた。ところが、「なぜ厚生年金から回すのだ」という批判に恐れをなして自民党がこの部分を削除した。いわゆる「あんこのないアンパン」を売ろうとしたわけだ。 このあんこを元に戻そうという立憲民主党の主張は正しい。自民・公明としても願わくばそのほうが望ましいわけで協議はまとまる方向だ。他の野党は「トンビに油揚げをさらわれた」感じで不満たらたらだが、今更修正案に反対しても...年金関連法案をめぐる自民、公明、立憲の動きから見えてくるもの。

  • いったいどうなってる米騒動、進次郎の暴走を懸念する。

    能天気な世襲政治家の江藤大臣がやめたと思ったら世襲4代目の小泉進次郎が後継に決まった。進次郎は、大きな意気込みで農水省に乗り込んだが、期待よりも懸念の方が大きい。まず期待の方だが、「2000円の備蓄米を入れ異常な高騰を抑え込んでいきたい」その意気や良し。しかし生産者はこれではやっていけないだろう。次の言葉もいただけない。「放出量はまず30万トンとし、その後も必要であれば無制限で出す」もし備蓄量がゼロになった後、不作などが起きた場合どうするのか? 自民党農林族、農水省、全農の鉄壁のトライアングルを破るには、かなり慌てすぎだ。必ず反撃が起きる。コメの流通経路がズタズタになって大混乱が起きないか懸念するところ大だ。その時に石破が小泉を守れるか?「泣いて馬謖を斬る」ことのないよう、林官房長官が孔明の役回りをすべきいったいどうなってる米騒動、進次郎の暴走を懸念する。

  • 集まり参じて人は変れどーーー理想を求める社会は美しい

    gooブログが、ほぼ9月いっぱいで終了する。何事も初めは勇ましく終わりは何となく物悲しいものだ。まあしかし、これが世の習い。何事も永遠はない。早稲田大学の校歌に次の1節がある。集まり散じて人は変れど仰ぐは同じき理想の光ブログ文化が永遠に続くことを願う。 チューリップとワスレナグサ(勿忘草) それにしても、この年でブログの移転は難儀する。まあ、なるようになるさ。今の季節、北海道はライラックが真っ盛り。(リラとも言う) はてなブログhttps://kanyuujin.hatenablog.com/muragonブログhttps://megii123.muragon.com/毎日、はてなの連続ですが、まあ、マイペースで行きます。アライグマが遊びに来ました。集まり参じて人は変れどーーー理想を求める社会は美しい

  • トランプの不動産業的発想を考える

    人間の性格は持って生まれたものの上に長い人生で経験したことが重なり合う。トランプは大言壮語するのが好きだ。「自分が大統領になれば、24時間でウクライナ戦争を終わらせることが出来る」ところがどうだ、プーチンが言うことを聞かないのでもう投げ出したがっている。 不動産業では高い買い物をさせるためには、いかにその物件が良いかというところから始まる。相手が食いついてきたら「しめしめ」である。不動産屋のことを、よく「千三ツ屋」という。千の案件で3つもまとまればよいのだ。その考えから言えば、この話がまとまらなくてもいい、またほかの案件に手を付ければよい。トランプ関税にしてもそうだ。彼はもう興味をなくしているかもしれない。 カナダやグリーンランドに興味を示すのも不動産業的発想だ。とにかく土地が好きなのだろう。彼の場合、様...トランプの不動産業的発想を考える

  • 江藤農水大臣の失敗の原因は、言い訳を言うクセ。

    江藤農水大臣は、一見して有能そうに見える。だが、世襲政治家は、小さいころからちやほやされて育っているから、どこか世間をバカにしているところがある。彼の人生は、親爺の江藤隆美(自民党の実力者だった)と二重写しの人生だ。コメ不足で国民が苦しんでいても、どこか他人事。「コメを買ったことがない」とはよく言えたものだ。 99%の失敗は言い訳を言うクセを持っている人々に起こるジョージ・ワシントン・カーヴァー失敗の言い訳をすればその失敗がどんどん目立っていくだけだシェークスピア 結局、大臣を辞めざるを得なくなったわけだが、この失敗を今後に生かすことが出来るだろうか?自民党の議員は概してみな言い訳が多い。「皆さんを誤解させたとしたら申し訳ない。遺憾に思います」これなどはなにも反省していない。今後の成長も期待できない。要す...江藤農水大臣の失敗の原因は、言い訳を言うクセ。

  • 参院選の争点は、消費税(特に食料品)の減税に絞られてきた。

    物価(特に食料品)の高騰に、庶民はいい加減頭に来ている。コメの値段が昨年対比で2倍だ、これは政府の無策の何物でもない。その政策の元締めの江藤農林大臣は「コメはもらうから買ったことがない」と発言したとか。自民党は長期政権のおごりが体に染みついてしまっている。そんなに余っているのなら子ども食堂に寄付したらどうだ。 消費税の減税は、「食料品をゼロに」そして財源を明示する、と言うのが世論調査で多数派だ。低所得層に絞って対策を講じるというのが石破首相の腹のようだ。しかし今や中所得層までもが食料品の高騰に頭を悩ませている。「そんなの関係ないよ」と思っているのは、コメをもらう大臣か、パーティー券の収益を懐に入れる政治家くらいか。 「外国から輸入するコメを増やす」などと言ってる政治家や評論家は「この国を守る意思がない」と...参院選の争点は、消費税(特に食料品)の減税に絞られてきた。

  • 高齢者と免許証、返納すべきどうか?

    精神科医の和田秀樹さんによれば、「高齢者は免許証を返納する必要はない」とおっしゃる。私は十分に高齢者だから、かみさんからはことあるごとに「返納したら」と詰めよられる。そのたびに和田秀樹さんを持ち出している。最近の論調として「高齢者差別的な発言」が増えて来た。世界で唯一高齢者に認知機能検査を義務付けているのは日本だけだ。 チューリップが見ごろ 私の趣味は「庭仕事」だが、これはストレスがない。草木に話しかけている分には、相手は文句も言わない。人間相手だとそうはいかないのだ。それなりに気は使う。日々楽しく過ごせる趣味はありがたい。 勿忘草とムスカリジュンベリー高齢者と免許証、返納すべきどうか?

  • 財源の裏付けなしにうまい話をするのは「オレオレ詐欺」と同じ。

    米国の格付け会社ムーディーズが、米国債を最上ランクから1段階下げた。膨らみ続ける36兆ドルの債務の持続性に懸念があるという理由だ。日本円に換算すると5400兆円くらいになる。なんとも恐ろしい数字だ。ところが日本国債の格付けは米国債よりも2ランクぐらい下だ。この話を他人事と思わないほうが良い。 積極財政を主張する政治家や経済学者は、無責任きわまる。この人たちに会社経営を任せればすぐ倒産だ。打出の小づちでもあるまいにお金はどんどんわいてくると思っている。さらに倫理観が欠けていると思うのは、国家の金(それも借金だが)だと思うからこんな主張をするわけで、自分の家計ではするまい。 このところ消費税の減税論争が与野党で、「する、しない」で騒がしい。「堂々と国債発行でやれ」などと主張する党もある。結局食い逃げして終わり...財源の裏付けなしにうまい話をするのは「オレオレ詐欺」と同じ。

  • 選択的夫婦別姓はまとまらない、参院選後をにらんだ駆け引きが始まっているから。

    選択的夫婦別姓は今国会でもまとまりそうにない。世界で日本だけが頑なに同姓を守っているわけだが、まさにガラパゴス島だ。朝日新聞と東大による共同調査によると、自民党議員の反対派31%が目立ち、他党議員の反対派は10%以下だ。有権者はどうかと言うと、自民党の反対派24%、国民民主25%、維新19%、立憲15%、無党派14%だ。ここで注目したいのは、国民民主の有権者に反対派が急増していることだ。明らかに自民党の保守派が国民民主に流れたのだろう。 国民民主党の軸足は連合の自動車、電機、電力、ゼンセン(流通や外食、繊維など)にある。どちらかと言うとリベラルに近い。しかし支持層が右傾化している。連合の芳野会長は歯ぎしりしていることだろう。参院選が終わると、この党は自民・公明と連立を組む方向に動く。 自民党は反石破の右派...選択的夫婦別姓はまとまらない、参院選後をにらんだ駆け引きが始まっているから。

  • 国民民主党の参院選追加候補の顔ぶれを見て、これが限界か?

    国民民主党が参院選の比例候補に次の4氏を選んだ。菅野志桜里、足立康史、須藤元気、薬師寺道代。それぞれ見たような名前で菅野氏は不倫、足立氏は暴言、須藤元気はプロレスというイメージだ。薬師寺氏は医者らしいがあまり知らない。正直、蔵に入っていた骨とう品を無理やり引っ張り出してきた感じだ。これらの人材は、昨年衆院選で受かった議員よりは能力があるという判断らしい。 国民民主党は「手取りを増やす」というキャッチフレーズで躍進したが、ぼちぼち限界か?候補者を眺めると「背筋が通っていない」、感じだ。国民の代表たる政治家、特に党首は不倫などしてはいけないのだが、自分に甘いので似たような人物を選ぶ。政治家が性事家になってもらっては困る。玉木、菅野、足立氏らに感じるのは「廉恥心」という感性がないように思う。 恥は、すべての徳、...国民民主党の参院選追加候補の顔ぶれを見て、これが限界か?

  • 物価高に無策の石破政権、これでは参院選は勝てぬ。

    今の物価高はもう3年続いている。最初の頃はロシアによるウクライナ侵略のせいでエネルギー価格や小麦などの価格が上がったためだった。これはやむを得ない。しかし過去1年間の物価高対策は全く無策もいいところ。3月末で前年同月比3.6%の上昇、その原因は食料品の高騰が主要因で、特にコメの値段は倍になった。口では食糧安保などと言うが、みみっちく備蓄米を小出しにして、しかもほとんどが全農経由。農林省は全農とつるんでいるとしか思えない。 物価高のもう一つの要因は円安だ。円安になるかならないかは、主に日本と米国との金利差で決まる。米国の政策金利は4.5%程度で、4月の消費者物価指数は前年同月比2.3%。日本の消費者物価指数は3.6%にもなっているのに政策金利は1.5%。日銀がビビって上げられない。政府も傍観するのみ。 自民...物価高に無策の石破政権、これでは参院選は勝てぬ。

  • 消費税減税の行方、筋の良いのは食料品ゼロだ。

    政府は未だに現状はデフレ状態だという認識だ。物価が数年にわたって3%を超えているのに何という頭の固さ。だから出てくる対策も①低所得層向けの給付金②高校無償化、などだがいまいちパンチがない。分厚い中間層を誇った日本も、その中間層が下流に流される危険性大だ。2024年のエンゲル係数は28.3%と43年ぶりの高水準。(家庭の消費支出における食糧費の割合を示す指標) ここは大胆な政策転換が必要だ。賃金上昇は3%と言われているが、物価上昇に追い付かない。食料品の消費税税率8%をゼロにすべき。富裕層も低所得層も食べる量はそんなに変わらない。だから割と公平なのだ。富裕層が、高級品の肉やワインを飲んだり食べたりしていると体を壊す。 問題は財源だが、2~3年の時限立法にしたらよい。無駄に積み上げた基金をにらめば年間4~5兆...消費税減税の行方、筋の良いのは食料品ゼロだ。

  • 1年ぶりの旅行、横浜中華街と熱海、伊東温泉。

    1年ぶりの旅行だったが、かみさんとの弥次喜多道中みたいなものだった。あるいは浦島太郎状態だろうか。ほぼすべてのやり取りがスマホかカード決済だ。それでまず面食らう。伊東温泉に行く前に横浜で1泊。横浜みなとみらい  学生時代に横浜中華街によく来ていた。仲の良かった友人が横浜の本牧育ちで、家にもたびたび遊びに行った。今回は四川料理を食べることに、辛さに定評がある。実際、辛かった。熱海来宮神社の樟(くすのき)は、樹齢2100年とか。ご神木にふさわしい堂々たる姿に感動する。 伊東温泉の駅の近くの東海館という昭和レトロな文化施設を見学。なかなか味わいがある。駅前の海鮮料理店は、カード使えず現金決済のみ。しらす丼はうまかった。1年ぶりの旅行、横浜中華街と熱海、伊東温泉。

  • 米国は復活できない、じりじり衰退して行く。

    かって、YMCAという歌が流行ったことがある。1979年に西城秀樹が歌って大ヒットした。YoungManCandoAnythingを意味する。若者を元気づける歌だった。 しかし最近ではMAGAだ。MakeAmericaGreatAgain再びアメリカを偉大な国にする、と言う意味。これに関して面白いジョークが中国で取りざたされている。ホワイトハウスを訪問した外国賓客がトランプ大統領から「MAGA」と記された赤い帽子のプレゼントを受け、退室して内側のタグを見ると「MadeinChina」の印字があった。(3万人のための情報誌選択)このような付加価値の低いものをアメリカで生産する手段は失われている、という象徴的な話だ。 トランプ大統領は、関税をかければ輸出国は自国で生産して輸出するよりもアメリカ国内で生産する、...米国は復活できない、じりじり衰退して行く。

  • 間違った歴史観にもとずく自民党西田議員の発言は、何を意図しているのか?

    沖縄戦で犠牲になった学徒隊の生徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」について、自民党西田議員からとんでも発言が飛びだした。「今はどうかしらないが、ひどい。日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆりの隊が死ぬことになっちゃった。そしてアメリカが入ってきて沖縄が解放された。そういう文脈で(説明を)書いている」 自分の不確かな記憶に基づいて、さらには偏向した歴史観によるこの発言は許せるものではない。発言を撤回して沖縄の人たちに謝罪すべきだろう。戦争体験者がだんだん少なくなってきている中でのこの発言は、明らかに「歴史の修正」を目指している。太平洋戦争は間違っていなかったという歴史観があるから、わが国の国民や他国に迷惑をかけたという気持ちが欠けている。安倍晋三元首相自身が「歴史修正主義者」の疑いをかけられていた。先の衆院選でかな...間違った歴史観にもとずく自民党西田議員の発言は、何を意図しているのか?

  • トランプ関税に一歩も引かぬ中国、持ちこたえることが出来るか、そして日本は?

    関税をめぐってリング上でルールなき殴り合いを始めたアメリカと中国。ヒール役はトランプのほうで、習近平が何となくまともに見える。レフリーはリング外に転げ落ちているから、お互いが疲れるまで殴り合って矛を収めるのだろう。どちらが先に疲れるかと言ったらアメリカのほうだ。物価高と株安(今のところ持ち直しているが)が引き金を引く。 逆に中国は内需不足でデフレ状態だ。物価は低迷している。怖いのは失業率の上昇で、庶民の不満をどこまで抑えられるかだろう。アメリカによる関税政策は、中国の対外投資の縮小と産業の国内回帰という「内向きの姿勢」に転じる。財政赤字の拡大と金融緩和で「需要拡大路線」に舵を切るが成否は見通せない。 日本はひたすら「韓信の股くぐり作戦」だが、うまくいくかどうか?アメリカは一時期、「株安・債券安・ドル安」で...トランプ関税に一歩も引かぬ中国、持ちこたえることが出来るか、そして日本は?

  • トランプ出現で予測不能な世界の中でどう生きるか?

    トランプ大統領出現前は、「破壊者」か?「救世主」か?という議論がされていた。どうやら3か月で結論は出たようだ。もちろん「破壊者」である。すぐ戦争は止めさせると豪語していたが、ウクライナでもガザでも未だ収束の兆しはない。あろうことかロシアやイスラエル寄りの言動は目に余る。そしてとんでもないことは世界中を相手に「関税戦争」を仕掛けたことだ。アメリカも含めて関係するすべての国が敗者になる。 過去の日本の歴史の中で、似たような状況を探すとすれば幕末の時だろうか。徳川幕府の太平の世をペリー来航で脅かされ、300年近く続いた幕末はまさに右往左往の状態だった。こんな中で冷静な男がいた。勝海舟である。(氷川清話)人はよく方針というが、方針を定めてどうするのだ。およそ天下のことは、あらかじめ測り知ることができないものだ。鴨...トランプ出現で予測不能な世界の中でどう生きるか?

  • 勢い、使い尽くすべからず、トランプは他山の石。

    トランプ大統領の権勢のピークは就任日であろうか。とにかく勢いが良かったが、俗にいう「調子に乗った」ため「過必ず至らん」だ。 春眠暁を覚えず処々啼鳥を聞く孟浩然この時期庭仕事に忙しくて、ゆっくり寝ている暇はない。野菜の苗の植え付けやジャガイモを植える。イチゴトマト 年を取ることによって「ほどほど」が大事ということに気が付く。若者と競う「年寄りの冷や水」はあまり自慢にならないのだ。 ニリンソウが元気だ。コーギーの置物があったので買ってきた。 庭仕事が忙しくてブログ移転がほとんど手つかずです。練習のつもりで、にほんブログ村と同系列のmuragonに「行雲流水の如くに」で登録しました。はてなブログにも「行雲流水の如くに」で登録しました。勢い、使い尽くすべからず、トランプは他山の石。

  • 年々憲法記念日の影が薄くなるが、これではいけない。

    ゴールデンウイークも後半に入ったようだが、毎日が日曜日の身にはあまり関係がない。29日が昭和の日、3日が憲法記念日、4日がみどりの日、5日が子供の日だという。昭和の日とかみどりの日とか言われてもイメージがわかない。とってつけたような祝日が増えたものだ。間に挟まって憲法記念日の影が薄い。 現在の憲法はアメリカから押し付けられたと言われている。しかしこの憲法ほど世界平和と世界融和を真正面から唱えている憲法は他にない。なんとも「美しい憲法」だと思う。憲法を変えること自体を争点にすることは意味がない。この憲法のどこを変えるかだ。改憲勢力はどうしても憲法9条を変えたいらしい。現行憲法の前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」となっているが、自民党の改正草案にはそれがすっぽ...年々憲法記念日の影が薄くなるが、これではいけない。

  • 何とかならないのか立花孝志氏の言動

    あちこちで問題を起こしながら動き回る立花孝志氏の言動にあきれている。選挙期間中に切りつけられて少しはおとなしくしているかと思ったが、そんな風はない。今度は兵庫県から参院選に出るようだ。ここからは前明石市長の泉房穂氏も立候補している。何かと話題の多い選挙になるだろう。 SNSを巧妙に駆使して話題作りを行う手法は警察も手が付けられないのだろう。ある人物への誹謗中傷が自死に追い込んでも、因果関係を結びつけるのはなかなか難しい。国会ではこのような問題を抑えるべく法律を作ったが、及び腰だ。憲法第21条の「表現の自由」があるからだ。 結局このようなコロナかインフルエンザか分からないものに罹らないことだ。新聞やテレビはオールドメディアと言われて久しいが、真実を報道しようという姿勢は評価する。「古い奴には古い奴なりのプラ...何とかならないのか立花孝志氏の言動

  • 関税交渉も「日本的うやむや」で行くのだろうが、案外有効かも。

    赤沢大臣が勇躍?アメリカとの関税交渉に出かけた。「日本的うやむや」というのは、だれが責任者かわからないシステムを言う。石破側近ではあるが赤沢大臣が交渉の場でYESかNOを言えるとは思えない。「持ち帰って相談します」が関の山か。持ち帰って石破首相と相談しても決まらない。しかるべき何人かが集まって合議してやっと決まる。 「日本的うやむや」にはルールがあって、相手に対して礼儀正しくなければならない。礼儀正しければ相手の言うことに従わなくても構わないのだ。アメリカ側の交渉当事者のベッセント財務長官は常識人だ。日本側のこの手法に案外乗ってくるかもしれない。そのうちにトランプがしびれを切らして関税撤廃と言い出す可能性もある。 とにかく日本は「ごむりごもっとも」という白旗作戦はやらないことだ。「おだてりゃブタも木に登る...関税交渉も「日本的うやむや」で行くのだろうが、案外有効かも。

  • トランプ、プーチン、習近平は宗教を信じているか?

    トランプはキリスト教、プーチンはロシア正教を信じているように見える。習近平は儒教だろうか?しかし現実の姿は、仏教でいうところの三毒(貪欲・瞋恚・愚痴)に侵されているようだ。貪欲(どんよく):むさぼる心、必要以上に物や欲望を求める。瞋恚(しんに):怒りや憎しみ、他者や状況への不満。愚痴(ぐち):真理を知らない無知の心 昨年夏の薔薇 アキラメルという言葉は仏教から出た言葉「諦観」(たいかん)からきている。本来の意味は「アキラカニ真理ヲミル」ということ。現在使われている「アキラメル」は、何となく残念な感じがする。しかし「アキラカニミル」の本来の意味を考えれば、無限の進歩や向上を目指すことになる。3人のならず者に対処するためには「諦めて」はいけないのだ。 イタヤカエデが花をつけ始めた。トランプ、プーチン、習近平は宗教を信じているか?

  • 閣僚19名中14名の外遊、ピントがずれていないか?特に江藤農水大臣は問題。

    このところゴールデンウイークを利用して海外に出かける大臣が多すぎる。19名中14名だ。はっきりした公務(世界的な会議など)の場合は当然必要だが、どう考えてもおかしいという大臣もいる。その筆頭が江藤農水大臣か。「コメ16週連続値上がり」と朝日新聞は第一面の扱いだ。そのさなかにインドネシアへ牛乳や乳製品の輸出拡大のため訪問。そんな暇があったら国内に残って、コメの流通経路の問題点を洗い出して対策を考えるべきだ。 農水省ははっきり言ってJAとべったりで、国民生活のほうを見ていない。それを糺せるのは政治家の仕事。しかし政治家がこれではどうしようもない。さらには「コメ不足」をいいことにアメリカからの輸入米を増やしたらどうか、などということを言い始めた政治家もいる。「コメ不足」の真の原因は、自民党農政による「減反政策」...閣僚19名中14名の外遊、ピントがずれていないか?特に江藤農水大臣は問題。

  • ピンチをチャンスに行かせ、日本の出番が来る。

    傍若無人なトランプのせいで、インフレと不況が共存するスタグフレーションの恐怖におののいている。独裁者の手法は、パフォーマンス、愛国心、そして脅しの3つを使い分けるという。これがトランプ、プーチン、習近平のやり方だ。彼らならず者が一番有効と考えているのが「脅し」だろう。 日本が世界の発展に貢献できる道は軍事力ではなく経済活動のハブになることだ。ハブーー車輪などの円筒形の中心部をいうことから、中枢や中心。特にアジアにおいては日本が中心にならなければ、アジアに無関心なトランプをいいことに、中国はアジアを勢力圏に置こうとする。軍事力でアメリカの補完をするのはほどほどにしたらよい。ただ経済連携協定では日本がアジアの中心になれるし、そうすべきだ。(この図からわかるようにアメリカはアジアの経済連携協定に入ってない)石破...ピンチをチャンスに行かせ、日本の出番が来る。

  • 周りをいじめていたら一人取り残されたトランプ大統領

    ガキ大将と言うのはだいたい頭が悪い。その代わり体がでかくて腕力は人一倍ある。周りの生徒は遠巻きにして関わらないようにするが、ガキ大将はそれが気に食わない。なんだかんだと難癖をつける。今のトランプがその状態。 トランプ大統領は、相互関税などというやくざのみかじめ料みたいなもの持ち出した。マーケットというのは、「儲かるか損するかの世界」だから反応が早い。株安、債券安、ドル安で応じた。慌てたトランプは、相互関税の実施を3か月間延長したのだ。こういうのを、君子豹変というのだろうか?「国民や目の前にいる相手が何を求めているのかを察知し、共感する直観力は天才的だ」斎藤ジンしかし振り回される方はたまったものではない。 トランプのアメリカに「いの一番」に駆け付けたのが日本だが、したたかな外交が出来るだろうか?正直なところ...周りをいじめていたら一人取り残されたトランプ大統領

  • 「食料品の消費税ゼロ」は、妥当な政策だ。

    現在の物価高はもう3年以上続いている。それに対して自民・公明の与党は有効な対策を打てていない。出てくる対策と言えばバラマキ的な政策ばかり、さらにはコメ高騰対策などは完全に後手だ。物価高と言ってもすべてが上がっているわけではない。食料品の高騰が国民の暮らしを苦しめているのだ。(食料品は約10%程度、その他は3%程度だろう)だから食料品の消費税をゼロにするのは有効な物価対策だ。しかも毎日のことだから利益実感は大きい。 立憲民主党は「食料品消費税ゼロ」について2年程度の時限立法を目指している。財源についても確保するとしているので党内の議論を見守りたい。他の野党も減税を主張しているが、財源策なき政策はのちの世代につけを回すだけ。一部の新聞は、減税額は高所得層ほど大きくなるとして批判している。しかし高所得層が、高い...「食料品の消費税ゼロ」は、妥当な政策だ。

  • 帽子をかぶるのも楽しみの一つ

    江戸時代には、武士は髷(まげ)を結っているから帽子はかぶらず笠や頭巾が一般的だった。シルクハットや山高帽をかぶるのは明治以降。現在でも某政治家は山高帽を愛用しているようだが、何やらマフィァ風ではある。私も外出時には必ずかぶる。髪の毛が薄くなったせいもあるが、気分転換にちょうど良い。 庭の雪も解けようやく草花たちが花をつけ始めた。ヒアシンスクリスマスローズ某国の大統領は赤い帽子が好きのようだ。私の色の好みはブルーかモスグリーン系。今はもうほとんどしないのだがゴルフ用が多い。街中へ出かける時はハンチングだ。 バラはぼちぼち芽吹き始めた。つぼみをつけるのはもう少し先だろう。当面球根類を楽しむ。帽子をかぶるのも楽しみの一つ

  • 大阪万博の陰でIR(カジノ)工事が本格化している

    大阪万博の北隣で統合型リゾート(IR)の工事が本格化している。大阪万博はなんだかんだ言われながらそれなりに人は集まっているようだ。しかし、ネガティブな意見も多い。ところが万博に目を奪われているすきにいつの間にかIR(カジノ)の工事が進んでいる。この国の民は案外淡泊なところがあって、始まるまでは反対していても始まれば批判が止む。 この国はすでにギャンブル大国になっている。なんたって一番多いのがパチンコだろうか。競技人口は1989年には3000万人と言われていた。しかし競技人口はどんどん減っているようだ。今では1000万人を切っているのではないか。(逆に掛け金は増えているようだが)若い人がやらなくなって、スマホなどでゲームに興じているのだろう。競馬、競輪、競艇、オートレースなど、テレビなどで堂々と放映している...大阪万博の陰でIR(カジノ)工事が本格化している

  • 「党首討論」の意義は大きい、もっと充実させるべきだ。

    石破首相になって、2回目の党首討論が行われた。朝日新聞が評価するように、重要な政治課題について、おおむね落ち着いた雰囲気の下、それなりにかみ合ったやりとりがなされた。石破首相も立憲民主の野田代表も「議論は好きなようで」、揚げ足取りや質問をかわすやり方は抑え気味。トランプ関税により国難ともいえる状況下で、外交や安全保障の分野で与野党が共通認識を持つ必要性は大事だ。そのために党首同士が議論を戦わせるのは有効だ。 自民党と公明党の連立政権は20年以上たち「金属疲労」が随所に見える。特にカネがらみの腐敗は、業界との癒着関係が根っこにあるから「政権交代」でしか根治できないだろう。虫歯菌が歯茎の深部にまで及んでいるのだ。清廉と言われた公明党までが「国交大臣ポスト」にしがみついて、まさに「朱に交われば赤くなる」たぐいだ...「党首討論」の意義は大きい、もっと充実させるべきだ。

  • 国民民主党は責任ある政党と言えるのか?

    政党である以上、政策が国家・国民のほうを向いたものであることは必要だ。しかしその前提として、個々の議員が誠意ある人生を送っていることが大事。今回発覚した国民民主党の平岩征樹議員(比例近畿)の行為は許されるものではあるまい。特定の女性と4年ほど前に偽名を使い既婚であることを隠して交際していた。関西国際空港の運営会社の幹部職員と名乗り、その名前が橋本正樹だという。結婚詐欺まがいの行いだ。議員辞職すべきだろう。(党の処分は無期限の党員資格停止だが)玉木雄一郎代表も昨年暮れに不倫騒動で大騒ぎになったが、今や何もなかったように代表に復帰している。「類は友を呼ぶ」というから似たものが集まるのか? 昨年の総選挙では自民、公明が過半数割れし、躍進した国民民主がキャスチングボードを握った。野党がまとまれば政権交代が可能なん...国民民主党は責任ある政党と言えるのか?

  • ならず者3人組(トランプ、プーチン、習近平)が支配する世界

    文芸春秋5月後に載っている藤原正彦氏のエッセイを読むと溜飲が下がる。ならず者三人組に決定的にかけているものは羞恥心と惻隠と思った。穏やかな人間社会に必要なのは論理合理ではない。自由、平等、人権、民主主義でもない。羞恥心と惻隠である。これらを欠く人々が世界を動かしている。子供の頃から親や先生にそれらを叩き込まれてきた日本人にとって、耐えがたい時代である。ならず者3人組とは言うまでもなく、トランプ、プーチン、習近平だ。羞恥心ーー内から沸き上がってくるような恥ずかしさ惻隠ーー相手を思いやる心。「惻隠の心は仁の端なり」 ならず者というのは、正業を持たず、世間の人を困らせるような悪いことばかりをする人。10数年ほど前には、ならず者国家と言えば北朝鮮とかイラクがそうだった。しかし今の3人組を見ているとお互い暗黙の了解...ならず者3人組(トランプ、プーチン、習近平)が支配する世界

  • 力の支配に逆らわない「柔の理」について

    「柔の理」とは、防御の立場から「不敗の理」を究明したもの。相手のどんな攻撃にあっても、その攻撃力を無効にする柔軟な体の動きをいう。トランプ、プーチン、習近平とそろいもそろってとにかく力を誇示したいタイプだ。「相手が押してきた」ら「引いてみる」のが柔の理のコツ。 シベリアへ渡る白鳥もちょっと休憩だ。最近テレビのアナウンサーやコメンテーターの声が早口で声の調子の高いのが気になる。重心が少し上に上がっているのではないか?武道では「臍下丹田」(せいかたんでん)に力の中心を置け、という指導がなされる。へその下あたりに位置する「丹田」と呼ばれる場所。呼吸が深くなり、精神が落ち着く。 メギーは、コーギー犬で足が短いせいで重心が低く?落ち着きのある犬だった。 積雪は1メートル以上あるだろう。3年ほど前の3月初旬。力の支配に逆らわない「柔の理」について

  • 雑草は変化に強い、日本人も「変化に強い」

    雑草は、踏まれても踏まれても生えてくる。踏まれて消えてなくなる植物は雑草とは言わないのだろう。しつこい雑草に手を焼きながら雑草取りに精を出す、これが日本人の雑草対処法。ところが欧米では、雑草は悪だから薬剤で根こそぎ枯らしてしまおうとする。 雑草が強いのは「予測不能な変化に強い」からだ。草取りをしたつもりでも、雑草のほうはその時に種をバラまくなどなかなか強かだ。逆境を逆手に取るわけだ。日本人も変化に強い。地震や災害など天災のたびに立ちあがって再起を果たしてきた。明治維新、太平洋戦争の敗戦などから新しい日本を築いてきたのだ。 アメリカのトランプ大統領の二期目の振舞は予測不可能だ。トランプは最初から高めのボールを投げてくる。これで驚いてはいけない。中国のようにガチンコで戦うやり方もあるだろうが、日本は相手の力を...雑草は変化に強い、日本人も「変化に強い」

  • 流行る政治家は多分ニセだと思うーー石丸、斎藤、玉木そしてトランプ

    多数のメディアの存在で様々な情報が飛び交っている。新聞や雑誌、書籍などを読むというのはかなり労力が必要だ。ところがテレビやユーチューブなどのネットはあまり考えることを要しない。そればかりに浸っていると「脊髄反射型人間」になるのではなかろうか?脊髄反射ーー刺激に対して脳を経由せずに体が自動的に反応する。 この特性を上手く利用する政治家が表れて来た。東京都知事選の石丸伸二、兵庫県知事選の斎藤元彦、そして最近では国民民主党の玉木雄一郎だ。彼らの戦略はネットを利用することにある。しかも少数のインフルエンサーを利用して拡散を図るのだ。ワンイシュー(特定のテーマだけに絞って訴える)に焦点を当てる。それだけにインパクトは強いからやっかいなのだ。 ナチスの宣伝原則を参考にしている感じがしないでもない。要注意だ。①大衆を興...流行る政治家は多分ニセだと思うーー石丸、斎藤、玉木そしてトランプ

  • 赤沢大臣の格下発言は本音なんだろうが、堂々とやるべし。

    赤沢大臣は、国益を背負ってアメリカとの関税交渉に出かけた。思いがけずトランプ大統領に会って、会談後の会見で、「私は明らかに格下も格下なのでーー」と発言した。実際どんな態度で会談したかよくわからないが、「お話を承る」という姿勢だったのだろう。習近平もプーチンもトランプに対してくどいほど持ち上げておべっかを使っていて、それに対しトランプは喜色満面だった、という。赤沢大臣の初回の会談として無難にこなしたといえる。 勝麟太郎は1860年に日米修好通商条約の批准書交換のためアメリカへ派遣された。日本人が初めて軍艦を持って太平洋を渡ったのだ。彼がのちに語った言葉には含蓄がある。事を遂げるものは、愚直でなければならぬ。才走ってはならぬ。政治家の秘訣は何もない。ただただ誠心誠意の四字があるばかり。 アメリカはプラグマティ...赤沢大臣の格下発言は本音なんだろうが、堂々とやるべし。

  • 財源無きバラマキや減税は、麻酔を打つようなもの。

    与野党とも選挙前にはバラマキや消費税減税をぶち上げて票を狙う。日本の財政を考えたらそんな余裕はないのだが、目先のにんじんは効果があると考えているのだろう。自分の家計の場合には絶対にしない事を、政府の金となれば痛みは感じないのだ。国民のほうも「くれるものは貰っておこう」ということになる。一時的に痛みが和らぐが、必ずそれ以上の増税や保険料引き上げが行われるのだ。 トランプ大統領がシャカリキなって関税引き上げて、貿易赤字と財政赤字を減らそうとしている。日本の場合は国内の資金で赤字国債は賄えるが、アメリカの場合他国に国債を買ってもらわなければならない。アメリカ国債を買ってアメリカの財政を支えている最大の国は日本なのだ。関税を上げて何とかなると考えているとしたら甘い。そんなおいしい話は転がっていない。今のアメリカの...財源無きバラマキや減税は、麻酔を打つようなもの。

  • ようやく雪が解けて庭仕事に忙しいーーgooblog雑感

    ようやく雪が解けて、渡りの白鳥の声を聞きながら昨秋の取り残した落ち葉をかたづける。落ち葉の下からは待ち構えていたようにクロッカスやチューリップが芽を出している。この瞬間がうれしい。たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲けるを見る時橘曙覧 かたくりプシュキニア行者ニンニク gooblogが終了するという。なんとも寂しい限りだがやむを得ない。始めがあれば終わりがある。どこかへ引っ越しをしなければならないが、まあゆっくり考えることにしよう。明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは親鸞桜前線は北上中で、このへんの見ごろは今月末くらいだろうか? クリスマスローズようやく雪が解けて庭仕事に忙しいーーgooblog雑感

  • 危険な中谷防衛大臣の独走ー理念先行の「シアター」(戦域)構想

    中谷防衛大臣がへグセス米国防長官との会談で「ワンシアター」構想がでる。戦域のことをシアターというらしいが、このような言葉は日本人の考えにない。シアターと言えば劇場のことだ。おそらくアメリカ側から吹き込まれたのだろうが、日本側が安易に使うのは問題だ。インド太平洋地域を念頭に、日本、米国、豪州、フイリッピン、韓国が中心になって中国に対抗し、防衛協力を深める狙いだ。 トランプ大統領がこの構想にどこまでコミットメント(同意)しているか不明だ。「アメリカは日本を助けるのに日本はアメリカを助けない」などと発言している。日米同盟はそもそも非対称の同盟なのだ。「アメリカは日本を守るがその代わり日本は米軍に基地を提供する」という内容だ。今回の話は、米国の防衛省が中心のシナリオで点数稼ぎの匂いがする。なにがなんでも日本を前線...危険な中谷防衛大臣の独走ー理念先行の「シアター」(戦域)構想

  • 日本はアメリカのパラダイムシフトにどう適応するかーーまず食料とエネルギー

    日本の人口は、関ヶ原の合戦の頃が1000万人だった。江戸時代中期には3000万人と3倍に増えた。埋め立てやかんがい事業で新田開発を行ったことが大きい。要は人口が増えても養える食料があるかどうかが、決め手になる。その意味で自民党の食料政策はどうしようもない。コメの値段が1年間で倍になっても何ら有効な手が打てない。「あほちゃうか」と言うしかない。もっともこの数十年、コメ離れした国民のほうにもある程度の責任はあるが。 トランプの仕掛けで「自由経済システム」から「保護貿易システム」にパラダイムシフトが起こった。(考え方や価値観、社会の枠組みが根本的に変わること)アメリカは覇権国として身勝手に振舞うことが出来る。このシステムに従っていたら不利と悟れば、大胆に捨てることが出来る。日本の戦略はアメリカにすがりつくことで...日本はアメリカのパラダイムシフトにどう適応するかーーまず食料とエネルギー

  • 関税戦争における中国の強気、成算があるのか?

    GDP第一位の米国と第二位の中国が、お互い一歩も引かぬ殴り合いを始めた。両者だけなら米国に分があるように思えるが、米国は世界中を相手に関税戦争を始めたから、この勝負先行きが読めない。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)諸国や東南アジア諸国は中国との結びつきが強くなっている。今のところ仲間づくりは中国が優勢だ。 トランプが慌てて相互関税を引っ込めたのは、株安・債券安、ドル安になったためだ。とりわけ債券安(アメリカ国債が売られた)が効いたようだ。中国が売りをかけたという説が流れているが真偽ははっきりしない。米国債保有第一位は日本(約158兆円)、第二位は中国(役111兆円)日本は強い武器を持っているのだが、ひたすら「こびへつらう作戦」のようでどうもだらしがない。 トランプが関税戦争を仕掛け...関税戦争における中国の強気、成算があるのか?

  • 徳川家康が今の世界を見たら何と言うだろう?

    トランプ、プーチン、習近平が我が物顔で世界を支配しようとしている。家康が今の世界の状況を見たらなんと言うだろうか?徳川300年の礎を築いただけあってその言葉には含蓄がある。「人はただ身のほどを知れ草の葉の露も重きは落つるものかは」しょせん、彼らもこのレベルなのだが自分ではわからないようだ。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の中で家康は最も人気がない。しかし段々年を取ってくると、家康の味わい深さがわかる気がする。 クリスマスローズがようやく花をつけ始めた。 日本では参院選が近づいてくるせいか、またまたバラマキの話だ。朝日川柳に載った茨城県樫村好則さんの作品が面白い。ばらまきは反対だけど貰いますなかなかにしたたかな生き方ですね。 この数日好天続きで一挙に春めいてきた。クロッカス プシュキニアビオラ徳川家康が今の世界を見たら何と言うだろう?

  • 「朝三暮四」のトランプ、一夜にして相互関税90日間停止。

    世界中を相手に理不尽な関税をかけようとしたが、株式市場や債券市場から手荒な反撃を食らった。さすがのトランプ大統領も方針転換せざるを得なくなった。株式が売られるというのは景気後退懸念でよくわかるが、アメリカ国債も売られたのはかなり深刻である。アメリカの財政懸念は日本以上に傷が深い。財政支出を絞り込まないとこのままではもたない。中国が売りをかけたのではないかと言う憶測も流れている。 トランプは言うことがくるくる変わる。自分は利口者のつもりだろうが、「深く考えることが全く不得意」なのだ。朝三暮四に出てくる飼い主は嘘をつくのはうまい。トランプも同じだ。しかし今回のようなレベルの相互関税などには誰も引っかからないだろう。石破首相もあわてて、もみ手することはない。毅然と対応すべし。 トランプ政権のブレーン・エコノミス...「朝三暮四」のトランプ、一夜にして相互関税90日間停止。

  • 日本よ、アメリカの罠にはまるな。

    アメリカの著名な経済学者ジエフリー・サックス教授のアドバイスが適切である。日本は安全保障をアメリカだけに依存してはいけません。中国とは平和で調和のとれた関係を築き、韓国とも強固な関係を築き、米中対立を激化させることなく、ASEAN(東南アジア諸国連合)を含む東アジアの繁栄を確保することが重要です。アメリカの罠とは、アメリカともう一方は「中国、ロシア、イラン」で分断する。そして日本をこれらの国(特に中国)の盾にしようとする。最近訪日したへグセス国防長官は、「有事の場合は日本が前線に立つ」と発言した。日本の中谷防衛大臣は何と答えたか定かではないが、アメリカの言いなりになっては困るのだ。 今のアメリカは危うい。世界の平和や発展に寄与するという崇高な精神をかなぐり捨てて自分だけが良ければ、という業火にとりつかれて...日本よ、アメリカの罠にはまるな。

  • 「石の上にも3年」と言われたものだが、今の時代は「もうむり」だとか。

    昭和40年代の初頭に社会人になったのだが、その頃は「石の上にも3年」といわれていた。はじめは辛くてもなんとか3年頑張っていると報われるということ。そんな考えを叩き込まれているから、すぐ会社を辞めるなど思いもよらなかった。ところは今は、会社に入ってもすぐやめる若者が多いらしい。しかもそのやめ方が現代風というのか、「退職代行サービス」に頼むとか。その会社の名前が振るっている、「もうむり」だ。 もっとも昭和50年代後半からのバブル期にも似たような話があった。退職代行サービスなどはなかったが、すぐやめる新入社員が多かった。不況を知らない世代は、我慢をしないのか出来ないのか?最初から「もうむり」では長い人生どう過ごすつもりなんだろう?「臥薪嘗胆」(がしんしょうたん)などという言葉はもはや死語か。(薪の上に寝たり苦い...「石の上にも3年」と言われたものだが、今の時代は「もうむり」だとか。

  • トランプショックで株暴落、今後どうなる?

    株の暴落は何回か経験している。突然前触れもなく起きたのが、1987年10月19日のブラックマンデー(暗黒の月曜日)だろうか。アメリカのダウ平均が22.61%下落した。この下落は日本では比較的短期に回復したので傷は浅かった。 深刻だったのはバブル崩壊による株価下落。1989年12月28日に38,916円を付けた株価は、1990年9月30日に20、222円になった。ほぼ半値である。この時は土地の下落とダブルだったので強烈な「往復びんた」だった。銀行からカネを借りて株や土地を買ったところもあったが、真面目(慎重)な個人や企業は手を出さなかったので、実体経済は堅調だった。そのおかげで、日本は持ちこたえた。 今回の暴落からの回復は時間がかかると覚悟を決めておいた方が良い。トランプが関税引き下げか撤廃を言い出さない限...トランプショックで株暴落、今後どうなる?

  • トランプ政権も石破政権も心の知能指数の低い人が多いようだ。

    知能指数が高いと何かと有利に思えるが、長い人生必ずしもそうとは言えない。挫折を克服する能力や感情をコントロールする能力や他人と協調する能力のほうが大事だと思う。こころの知能指数をEQ(EMOTIONALINTELLIGENCE)という。IQ(知能指数)ばかりがもてはやされるがほどほどにしておいた方が良い。 この数日で雪解けが進んでいる。クロッカスが元気だ。 トランプ大統領の周囲には、「まめで四角で柔らかく」の豆腐のような人材ばかりだ。もっとも諫言でもしようものなら「お前はクビだ」の一言か。石破首相の周りもタフなネゴシエイターはいない、協調性はありそうだが。最近何かとセクハラやパワハラのニュースが多い。社会的知性ともいわれる、「部下の無言のメッセージを敏感にくみとる能力」に欠けた上司が多いのだろう。 白鳥の...トランプ政権も石破政権も心の知能指数の低い人が多いようだ。

  • 地政学から見た米国、中国、そして日本は?

    アメリカの力の源泉は、弱い隣国(カナダとメキシコ)と海に囲まれていて、攻め込まれる可能性はほとんどない、ところにある。しかも食料もエネルギーも自給できる。だからアメリカのような海洋国家は、他国から攻められる心配もないので鷹揚に構えていたのだが、足元は火の車だ。貿易赤字や財政赤字が半端でない。(経済戦争を仕掛けられて敗北したという意識なんだろう)そこで、経営者感覚のトランプとマスクが大ナタを振るったわけだ。この大ナタはブーメランのように舞い戻ってくるだけだと思うが。 中国も広大な国土に恵まれているが、まわりを強い国に囲まれている。(ロシア、インド、日本)絶えず攻め込まれるリスクにおびえなければならない。過去には北方の遊牧民族に悩まされた。ロシアもそうだが中国のような大陸国家は守るよりも攻めた方が国家の安全は...地政学から見た米国、中国、そして日本は?

  • トランプ関税で世界同時株安にーー日本はどう対処すべきか?

    トランプ関税で世界に激震が走った。日本もアメリカも大幅な株安だ。こういう時は「うろたえない」方が良い。しかし石破政権は、「頭が真っ白」状態のようだ。「国難だ」と称して野党党首たちと会談するようだが、特別いい知恵も浮かぶまい。野党党首よりも自動車業界の社長たちを呼ぶべきだろう。 トランプ信者は別にしてアメリカの産業界からも反対の声が上がっている。「相互関税は、米国民に対する大型増税を意味し、インフレを招き、一般的な国民の雇用が奪われ、米国経済に不況をもたらす可能性がある」全米民生技術協会ゲイリー・シャヒロ氏上記のような事態が発生してアメリカ国民が「なんだこれは」と気づくことによって事態は改善に向かう。それまではじっと耐えるしかあるまい。耐えるいうことは何もしないことを意味しない。エルキュール・ポアロのように...トランプ関税で世界同時株安にーー日本はどう対処すべきか?

  • トランプ関税さく裂したが自爆する可能性が高い。

    「トランプが何回も同じことを繰り返したときは、本気で言っていると思った方がいいのです」元トランプ大統領補佐官ジョン・ボルトントランプは4月2日を「解放の日」と称して、すべての国に10%、なぜか日本は24%の関税を課した。関税を世界中に課すことを「解放の日」と言うのかよくわからないが、奴隷解放を行ったリンカーンのつもりなのか?まともに反論する気も起きないのだが、この政策が失敗することは確かだろう。 アメリカの2024年度の貿易赤字は180兆円だ。日本の国家予算は110兆円程度だから、アメリカと言う国は「浪費国家」と言っていい。確かに経営者の目で見たらとんでもない話だが、この赤字を解消するやり方が気に食わない。赤字と言うのは自らがまいた種だ。過大な国民の消費と国内産業の生産性向上を怠った付け。しかし地道なリハ...トランプ関税さく裂したが自爆する可能性が高い。

  • 日本の政界はどう動く?ーー敢えて政局を作り出すことはない

    おかしな現象だが、石破内閣の退陣を一番望んでいるのが旧安倍派を中心とする党内右派だ。世論調査では退陣まで求めていないのだが。自民党右派は、立憲民主が内閣不信任案を出すことを望んでいるようだ。野田代表にしても維新の会や国民民主が「ゆ」党化しているから軽々に出せない。また、このまま石破内閣で参院選を戦った方が有利だ。ずるずると不人気な石破内閣が続くことになる。 何をしでかすかわからないトランプ政権の動きを見定めるまで敢えて政局にする必要はない。トランプに対して、日本としてはほとんど打つ手がない。であれば何もできない石破政権が続くのはかえって好都合だろう。「結論が出ない日本政府」と見せかけるのも一つの手だ。 石破政権がなんとかもちこたえているのは「謝ること」を苦にしない事か。このへんが支持率を下げても変える必要...日本の政界はどう動く?ーー敢えて政局を作り出すことはない

  • 「だてに歳はとっていない」と言われるためには。

    歳をとってわかってきたことは正解は一つではない、ということだろうか。一つのことを3年もやれば、だいたいのことを覚える。失敗もたくさんする。そんないろいろの積み重ねが晩年に生きてくる。それと肩書にこだわらなくなると、肩の力が抜けてきて人生を楽しもうという気になる。 バラの花にしがみついているバッタがなんとも面白い。 年をとると頑固になるというが、そうとばかりも言えない。考え方は結構変わる。「君子豹変す」と言うのは良い言葉だ。「あなたが君子のわけがない」とかみさんから横やりが入るが。 翁草(おきなぐさ)果実の羽毛が白髪のようになるところから、この名前が付いた。クロッカスが咲き始めた。「だてに歳はとっていない」と言われるためには。

  • 自民党は絶対に「企業・団体献金廃止」をやりたくない。

    自民党は、裏金問題や10万円商品券でさんざん非難されている。本来なら「企業・団体献金」に関して一番厳しい法案を出すべきだ。しかしなんとも緩い法案を出してきた。自民党は企業や団体から金が入らなくなったら「まともに選挙が戦えない」政党になってしまったようだ。なにがなんでも現状維持で逃げ切ろうとしている。自民党から出てきている法案は「ゆるゆるのざる法案」だ。BSフジプライムニュース 立憲民主党の法案に賛成している政党は、日本維新の会、参政党、社会民主党、衆院会派の有志の会。共産党やれいわも禁止に賛成であろう。ここでくせ球を投げているのが、公明党と国民民主が協議している案だがまだ国会に出していない。国民民主党は「自民党の別動隊」と言う感じか。もしくは自民党が野党勢に送り込んだ「トロイの木馬」だろう。 いずれにして...自民党は絶対に「企業・団体献金廃止」をやりたくない。

  • 漂流する日米同盟ーーー日本はどうする?

    太平洋戦争末期の激戦地硫黄島で、日米合同の慰霊式が開かれた。日本からは石破首相、中谷防衛相が、米国からはへグセス国防長官が出席した。まがりなりにも日米の和解と同盟の強固さをアピールした形になったが、違和感が残る。へグセスは防衛に関しては素人だ。トランプは「日米同盟の意義を全く理解していない」という。トランプの大統領補佐官だったジョン・ボルトンが言うのだから間違いない。 今、トランプ大統領の最大の支持者はプーチンであろう。同盟国などに対しても関税をかけまくっていて、それで支持する国があるだろうか?殴っておいて殴り返して来たら倍返しするというのだから手が付けられない。しばらくは遠巻きにして見守っているしか手がないだろう。警察官を自称していたアメリカが暴漢になったようなものだ。 日本はどうするか?遠巻きに見守っ...漂流する日米同盟ーーー日本はどうする?

  • アメリカは民主主義を守れるか?ーーテクノ・リバタリアンが政府を乗っ取る?

    現在のアメリカ政府はトランプを初めとして「リバタリアン」が占拠している。リバタリアンとは「自由原理主義者」のことで、自由を最も重要だと考える。そのなかでもきわめて高い論理・数学的知能を持つのがテクノ・リバタリアンだ。その代表がイーロン・マスクとピーター・ディール。トランプは自動車がどうの鉄鋼がどうのと大騒ぎしている。しかし実際には、プラットフォーマーの創業者たちが支配している社会になっているのではないか?(Google,Amazon,Megaなど) ディールもマスクも経営者であるとともに投資家でもある。そしてなんともそら恐ろしいことだが、「最新の彼らの買収が政府だ」という。(ビジネス・インサイダー記者アダム・ロジャーズ) デイールの主張は、選ばれしものが統治すればよいという「独裁主義」に近い。多様性・平等...アメリカは民主主義を守れるか?ーーテクノ・リバタリアンが政府を乗っ取る?

  • 自動車関税25%程度でおたおたすることはあるまい。

    トランプ大統領は、全輸入車に25%の関税を課すと発表した。トランプに淡い期待を抱いていた人にとっては衝撃だろうが、これがトランプの現実だ。彼の頭の中は「損か得かだけ」で、「得になることが正義」なのだ。 ひたすらお願いするだけの日本政府の対応は、あてにしないほうがよい。日本の基幹産業と言われる「自動車業界」がどう対応するか、が勝負所。自動車や自動車部品に25%の関税が上乗せされると、国内総生産(GDP)が0.2%下がる。この程度で何をおたおたするのか?マスコミは日本経済崩壊みたいな報道の仕方だ。自動車業界はすでに先を読んで1~3月にアメリカへの自動車輸出を増加させている。それと今まで自動車業界は円安でたんまり儲けている。トヨタの内部留保は37兆円だ。この程度の関税ではびくともしまい。 この関税上乗せで打撃を...自動車関税25%程度でおたおたすることはあるまい。

  • やはり春が一番好きだーーようやく雪解けが進む

    もう10年以上目覚まし時計はかけたことがない。自然のリズムに合わせるようにしている。最近目が覚めるのは5時ころ、5時半には白々と東の空が明らんでくる。雪が解け始めて植物たちの息吹が聞こえてくる気がする。 数年前にメギーと一緒に見た朝日兼好法師もののあはれは秋こそまされと人ごとにいふめれど、それもさるものにて、今一きは心もうきたつものは、春の気色にこそあめれ。この数日、寒の戻りなのかやや肌寒い日が続いている。しかし樹々の芽は確実に成長しているようだ。ばっこ柳 雪が完全に解けるのは4月中旬になろうか。そのころには野の花や庭の花たちが待ちかねたように開き始める。ニリンソウチューリップやはり春が一番好きだーーようやく雪解けが進む

  • 国民民主党のような「ゆ」党は長続きしない。

    与党に「是々非々」で対応すると称する野党は過去にもいろいろあった。新自由クラブ、みんなの党など。そして今は「日本維新の会」と「国民民主党」がそうだ。50年以上にわたって政界に居続けている小沢一郎が国民民主党を斬った。国民民主に勢いがあるということだけど、そろそろ峠だわな。政権をきちんと狙わない政党は続かない。日本維新の会を見なさいよ。最初は野党第一党を目指してという感じだったけど、今はしょぼくれちゃっている。みんなの党も駄目になっちゃったろう。国民民主だって「キャッキャッ」と騒いでいると、それで終わっちゃう。このような語り口は、何となく田中角栄や田中真紀子に似ている。要するに歯に衣を着せない。それだけに図星なのだ。 「企業・団体献金の廃止」についても野党がまとまればできる。それなのに、なんだかんだと野党案...国民民主党のような「ゆ」党は長続きしない。

  • トランプはマスクを使い捨てにするつもりなのか?

    トランプのような上司には絶対使えたくないと思うのだが、物好きに近寄る人がいる。イーロン・マスクがなぜトランプに近づいたか?マスクはたんまりお金も持っているから、トランプに無理して近寄ることもない。それに、どう見ても波長が合うとは思えない。敢えてこじつければ、トランプの規制緩和や政府効率化の方針がマスクのビジネス戦略と一致したからか。極めてドライな関係で何か不都合があればすぐ瓦解する関係なのだろう。 マスクは自らを「アスペルガー」だと述べている。その特徴は技術的な問題を素早く把握し、その解決方法を見つけ出す「特殊な能力」を持っている。一方で共感力が低く、部下を無慈悲に解雇することに何の躊躇もない。「天、二物を与えず」と言うことか。 トランプもマスクも極端な功利主義者で、人間の正義などは信じないようだ。正しい...トランプはマスクを使い捨てにするつもりなのか?

  • 自民党の政治的スタンスーー金の切れ目が縁の切れ目

    首相公邸で開かれる会合に合わせて、首相が自民党議員に商品券を渡す。貰うほうにとってはこの良き慣習?はかなり昔からなされていたようだ。田中角栄は堂々と次のように語る、「政治は数、数は力、力は金だ」なんともわかりやすい発言だ。自民党の議員たちはこの言葉を後生大事に守ってきたのだろう。 10万円をもらって嬉々として喜んでいるレベルだから、「企業・団体献金の廃止」などにはとても踏み込めまい。他の党の案にああだこうだと難癖をつけて現状維持をもくろむ。公明党と国民民主もいろいろ屁理屈をつけて「企業・団体献金の廃止」を維持したいようだ。表向きは優等生を装っているが、裏では悪ガキ(自民党)と手を結んでいるという姑息さ。 富がテーブルについている限り、友人もそこに座っている。Solongasfortunesitsatthe...自民党の政治的スタンスーー金の切れ目が縁の切れ目

  • 日・中・韓の外相会談、それぞれの思惑は?

    日中韓の外相会談が東京都内で開かれた。3者の思惑はいろいろあるだろうが、底流にあるのは「トランプ対策」だ。特に中国が日本に接近するときは、打撃を受けた時である。今回は「トランプによる中国潰し」に大きな危機感を持っているということだ。トランプというジャイアンに対抗するためには仲間づくりが欠かせない。(中国もリトルジャイアンみたいなものだが) 日本にとってもトランプの脅しに対するカードとして「日中韓カード」を持っていた方が良い。日本と米国は同盟国であるとか、アメリカへの最大の投資国などと言っても、トランプは歯牙にもかけない。日本と中国が有するもう一つの「対トランプカード」はドル保有額だ。2023年時点で中国3兆4500億ドル(第1位)、日本1兆2950億ドル(第2位)日本は円安に苦しんでいる。今の物価高の主要...日・中・韓の外相会談、それぞれの思惑は?

  • しなやかに生きたいものだーー冬を乗り切った植物を見て

    この数日の暖気で急速に雪解けが進んでいる。完全に溶けるの待ちきれずに雪を少しのけてやると、クリスマスローズが芽を出している。薔薇もあまり冬囲いをせずに自然に任せているが何とか乗り切ったようだ。もっとものネズミの害があるから完全に雪が解けるまではなんとも言えないが。クリスマスローズ クリスマスローズやクロッカス、そしてチューリップなどは雪の下でも芽を出している。もっとも雪の下は0度前後だというから案外過ごしやすいのかもしれない。球根に養分を蓄えている植物は冬越しに適している。根が太くて沢山あるクリスマスローズも強い。このようなしなやかで手ごわい生き方を学べたような気がした。 もう一月も経つとこんな感じになるのか。しなやかに生きたいものだーー冬を乗り切った植物を見て

  • 「一身独立して一国独立する」--福沢諭吉を読む

    国会では、首相が新人議員に10万円の商品券を配ったということで、きわめて低次元のやり取りがなされている。「石破よお前もか」というレベルから、自民党政権下で歴代首相が行っていたというから救いようがない。自民党という建物は「金食い虫」と言うシロアリに完全に食い尽くされているようだ。上から下まで「一身独立する」という気概が見えない。 近代日本のリベラリズムを唱えたのは福沢諭吉であろうか。「学問のすすめ」の冒頭、天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。この発言の裏には、上下関係の厳しい武士階級や家族関係からの自立・独立を主張している。そして、その独立が一国の独立につながる、としているのだ。 一身独立して一国独立する事第一条独立の気力なきものは、国を思うこと深切ならず。第二条内に居て独立の地位を得ざる者は...「一身独立して一国独立する」--福沢諭吉を読む

  • 多極化する世界の中で日本の自立が求められるーーもはやアメリカを頼りにできない

    日本の「対米関係重視」という政策は誤りではない。問題はアメリカが「日本を守らない」と言い出して同盟関係が漂流するリスクがあるということだ。実際にトランプ大統領は、「日米安保条約は不公平だ」と言い出している。トランプが言うのだからしょうがないで済ませずに、きちっと反論しておくべきだ。 ロシアがウクライナに侵略して戦争が継続中だが、トランプ大統領のやり方は目に余る。明らかにウクライナよりもロシア寄りで、しかもさもしいことにウクライナの資源を取引材料にする。膨大な貿易赤字と財政赤字を抱えているので、今やなりふり構わず「関税戦争」も仕掛ける。安易な「対米依存体制」をもう続けられないと悟るべきだ。 今まで日本の軍事力増強には否定的な立場だったが、トランプ大統領の言動を見ていると不安だ。自主防衛能力の構築と同盟関係の...多極化する世界の中で日本の自立が求められるーーもはやアメリカを頼りにできない

  • 30代は国民民主党を支持しているらしいが、それでいいのか。

    30代の頃はがむしゃらに働いていた気がする。「セブンイレブン」という言葉がはやって、7時から11時まで働くのが当たり前。(ちょうどこのころからコンビニが始まった)だからと言って過労死するほどきつかったかと言うとそうでもない。適当に息抜きしていた。それと社会全体が前向きだった。 私の個人的な感想から言えば、30代はがむしゃらに働けばよい。そうすれば給料や地位は自然とついてくる。ちまちまと手取りがどうなると考えたことはあまりなかった。国民民主党が「手取りを増やす」というキャッチフレーズを作って、30代がそれに飛びついたという。基礎控除がどうのこうので税金が安くなるとか。それも大事なんだろうが、もっと大きく構えてもらいたいものだ。 30代のころ、山中鹿之助の歌が好きだった。「憂きことのなほこの上に積もれかし限り...30代は国民民主党を支持しているらしいが、それでいいのか。

  • 日本はチャンスを生かせるか?--トランプの出現で世界の流れは変わった。

    日本は失われた30年と言われて、世界の中で「負け組」に入っていた。端的に言うと「新自由主義」の潮流に完全に乗り遅れたということ。雇用を優先してみなが貧しくなる道を選んだ。しかしトランプ大統領は、「新自由主義」から自国第一の「保護貿易主義」に舵を切った。この流れをただ茫然と傍観するか、あるいは果敢に挑戦してこのチャンスを生かすか。戦後80年にして日本は大きな岐路に立っている。 日本は長く続いた「デフレ経済」から「インフレ経済」に完全に転換した。政府はいまだにデフレ経済だという認識で金融政策や物価対策に及び腰だ。インフレ経済の勝者は、「金利を払える企業」、「賃金を払える企業」になる。家計も全体では貯蓄超過なので金利が上がることはプラスになる。30年間デフレだったから、金利はつかないと思う人もいるだろうが、昭和...日本はチャンスを生かせるか?--トランプの出現で世界の流れは変わった。

  • 「せっかち」が良いか「のんびり」が良いか?

    日本人は概して「せっかち」である。春夏秋冬がはっきりしているし、もっと細かく分けると24節気というのもある。目まぐるしい変化に対応しなければならない。それと自然災害が多いから、あまり「のんびり」していると、とんでもないことになる。 アザレア(ほほえみ) 年を取るとだいたい「せっかち」になる。そのせいか物忘れが多くなるのはどうしたことか、と思うのだが。「せっかち」になるのは時を惜しむということだろう。だから「はかないもの」に価値を見出す。夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡松尾芭蕉日本の雑草は生育が旺盛だから、やはり「せっかち」なのだ。 この写真は15歳くらいの時かな。(メギー)虹の橋を渡ってもう1年半になる。(16歳半だった)百合が原公園にて(2006年)ムスカリとチューリップ「せっかち」が良いか「のんびり」が良いか?

  • トランプはロシアの工作員か?ーーアメリカ上院での驚くべき論戦

    アメリカの上院で驚くような論戦が繰り広げられた。民主党のマークリー上院議員が、ランドー国務副長官候補に対し、「トランプ大統領はロシアの工作員か」という質問をしたのだ。もちろんランドー候補は否定したが、この噂はかなり根強くアメリカ社会の中にあるようだ。マークリー上院議員は、次のようにも発言している。「もしトランプ氏がロシアの工作員なら今の彼の行動に納得できる」元カザフスタン国家保安委員会議長のアルヌール・ムサエフ氏も、「1987年にソ連のKGB第6総局にいた時、40歳の実業家トランプ氏を採用した。コードネームはクラスノフだった」BSTBS報道1930 トランプ大統領がロシア寄りの発言をするのを不思議に思っていたが、このような事実があるとすれば肯ける。しかし必ずしも確証が取れているわけではないから何とも言えな...トランプはロシアの工作員か?ーーアメリカ上院での驚くべき論戦

  • 「財務省解体論」の危うさーー軌道修正が必要だ

    「財務省解体論」が盛り上がっているようだ。全国各地でデモが広がっている。その主張は、日本は財政均衡主義に縛られて積極的な国債発行が出来ず増税ばかりしている。それで庶民の暮らしは苦しい。もうこんな財務省はいらない。 給与が少々上がっても物価がそれ以上上がるから生活は苦しい、というのが根底にある。その不満を財務省にぶつけているとしたら、それはお門違いだろう。財務省を動かしているのは政府与党だ、デモをするなら国会や自民党本部にすべきだ。さらに日本は「緊縮財政」という主張は根拠薄弱。国債の発行は毎年増えて今や1129兆円でGDP(国内総生産)の倍もある。個人と企業がカネを持っているから持ちこたえているわけで、そうでなければ「破綻国家」だ。 今の政権運営に不満だ、というのであれば選挙で政権交代をさせればよい。しかし...「財務省解体論」の危うさーー軌道修正が必要だ

  • 自ら墓穴を掘った石破首相ーーーカネで人の心を買えると思ったのか?

    石破首相は3月3日開催の新人議員15人との懇談会で、お土産代として10万円配っていた。職員に月餅を配っていた鈴木法務大臣が指摘されていたのに、どうしてこんなことをするのだろう?石破茂の身になって考えると、人付き合いが悪くて(あまり飲み食いをしない)友達がいない、そこでお金を配って気前の良いところを見せようと思ったのか。それにしてもやり方がへたくそだ。このような世界から一番遠いところにいると思われた石破が、このようなことをする。悪く考えると、自民党はもはや骨の髄まで「カネで人の心を買う文化」に染まっているということだ。 徒然草第117段良き友三つあり。一つには物くるる友、二つにはくすし(医者)、三つには智恵ある友。物をもらって悪い気はしない。しかし下心があってくれるというのは気持悪いものだ。石破茂は首相にな...自ら墓穴を掘った石破首相ーーーカネで人の心を買えると思ったのか?

  • アメリカはトランプを選んだが、日本はいつまで自民党にこだわるのか?

    アメリカという国は試行錯誤を恐れない国だ。少々柄が悪くても現状を変えてくれそうであれば、そちらになびく。変えることが出来なくても現状を壊してくれればそれでよい、という考えのようだ。「過ちては改むるにはばかることなかれ」論語この点に関して、アメリカ人と中国人は似ているところがある。中国には「易姓革命」という考え方がある。支配者が徳を失うと天命が別の有徳者に移り、新たな王朝が誕生する。漢を開いた劉邦は農民出身で若いころは侠客だった。柄が悪いが人を動かすのがうまかったのだ。 ところが日本は自ら変革することを望まない。変わるときは必ず外圧だ。1955年に自民党が出来て以来、ほとんど一党支配を続けている。裏金にまみれても、ああだこうだと御託を並べて問題の先送りを図る。完全に金属疲労のために赤錆が発生している。しかし...アメリカはトランプを選んだが、日本はいつまで自民党にこだわるのか?

  • 対米交渉で堂々と渡り合える政治家はいるのか?

    この世は必ずしも公平には出来ていない。だからこそ恵まれて生まれた人間には謙虚さが求められる。「恵まれて生まれた人間は心して生きよ」白洲次郎世襲政治家というのは、上に立つことを約束されて生まれて来た。それだけに、その立場にふさわしい精神を身に着けるべきだ。しかし大部分、残念なケースが多い、というのが実態か? マーマレードの木(百合が原公園)この木は初めて見た。花の色がマーマレードに似ていることからこの名がある。  白洲次郎は吉田茂の懐刀としてGHQと対等に渡り合った。GHQをして「唯一従順ならざる日本人」と言わしめた。自民党の世襲政治家は概してアメリカ留学を目指した。アメリカはプラグマティズム(実用主義)の国だから精神性は磨かれない。カネもうけは学ぶようだが。白洲次郎は英国のケンブリッジ大学に学んだ。みっち...対米交渉で堂々と渡り合える政治家はいるのか?

  • 日本復活のシナリオーーアメリカは日本を頼りにせざるを得ない

    アメリカがこれから真に戦う相手は中国だと的を絞った。ロシアはヨーロッパに任せることにした。中東はもはやアメリカの生命線ではない。自国で十分エネルギーを賄えるからだ。だからトランプは、「掘って、掘って、掘りまくれ」ときわめてわかりやすい。 実質的にアメリカの軍事戦略を練るエルブリッジ・コルビーによれば、アメリカの戦略は、中国の拡大を抑止する「拒否戦略」がメインである、と。経済的生産性が高いパワーが集中しているのは、アジア、特に東アジアの沿岸部だ。もし日本が中国の影響力のもとに入ったら、アメリカと言えどもまともに中国と戦えない。だからアメリカは日本を邪険に扱うわけにはいかないのだ。 さすがに日本の経済界は、中国への投資はリスクであると認識し始めた。普通の駐在員までスパイと認定して捕まえる国に投資はしたくない。...日本復活のシナリオーーアメリカは日本を頼りにせざるを得ない

  • アメリカが態度を変えるときーー中国に冷たいわけとは?

    アメリカが容赦なく競合国を叩きに来る二つの条件がある。①アメリカが経済政策の基本的前提を大きく変化させる。②競合国のGDPがアメリカの50%近くに迫る。①のアメリカの経済政策の変化は注意していないとなかなかわかりにくい。分かりやすいのはGDPが50%近くになった時だ。日本は1980年代後半に日の出の勢いだったが、「虎のしっぽを踏んだ」ことに気が付かなかった。半導体をアメリカ市場から締め出し、自動車もいろいろと難癖をつけられた。そんな中で1990年代後半に、日本は不動産バブルの崩壊で自滅してしまった。 そして今、アメリカのターゲットになっているのが中国だ。2010年代に入ると中国のGDPはアメリカの50%を超えてくる。中国は、「新自由主義」の最大の恩恵国だ。しかも、自国の産業には補助金を出して他国の市場に攻...アメリカが態度を変えるときーー中国に冷たいわけとは?

  • 右傾化の原因ーー衆愚政治を防ぐ方法はあるのか?

    世界はしばらく「右傾化の波」が押し寄せてくるのを耐える時代が続く。右傾化の先頭に立っているのが、ドナルド・トランプだ。その一挙手一投足に世界が振り回されている。耐えながらも逆転の機を窺っていないと、第二、第三のヒットラーが出ないとも限らない。あのドイツすらも右翼政党が第二政党に躍り出た。その主張は「反移民」であり「ナショナリズム」を煽るところにある。 「新自由主義から取り残された人々」が支持者だが、過激な逆襲は分断を生む。新自由主義の弊害は、所得格差を生むということだが、中国やカナダ、メキシコを叩いても解決できない。アメリカが持っている「柔軟性」のみがこの問題を解決できる。 「衆愚政治」から抜け出す道は、国民が「賢くなること」しかない。そのためには「政治に関心を持つこと」が大事。選挙に行かない人が有権者の...右傾化の原因ーー衆愚政治を防ぐ方法はあるのか?

  • 高額療養費見直し凍結、民意を見誤った石破茂。

    高額療養費の引き上げは、結局凍結することになった。「過ちて改むるにはばかることなかれ」である。政治が一番やっていけないことは、「弱きをくじき強きを助ける」こと。懸命に闘病生活を送っている人たちをいじめて、厚労省や財務省の主張に従った石破茂、痛恨のオウンゴールだ。福岡厚労大臣や加藤財務大臣は官僚に毛の生えたレベルで、政治家としての見識がない。彼らの意見に従った石破茂は、秘密裏に野田佳彦に会って、「全面凍結は認められない」と伝えたという。しかし、野党側の参考人として出席した「全国がん患者連合会」の轟理事は切実な声で全面凍結を求めた。これで勝負ありだ。参院側の自民・公明は7月に参院選がある。この問題が争点になればとても戦えない、全面凍結に傾いたのだ。 無駄な基金を山のように積み上げる一方、子供関連政策の財源探し...高額療養費見直し凍結、民意を見誤った石破茂。

  • 荒唐無稽な話が多すぎるが、ミモザを見て和む。

    話や考えによりどころがなく、でたらめでとりとめないことを、「荒唐無稽」という。最近は太平洋のかなたのほうから聞こえてくる。昔からこの手の人間はいたようで、荘子は「無稽の言は聴くこと勿れ」と戒めている。 例年この時期は百合が原公園のミモザが見事だ。 日本では人間がぐっと小粒になるが兵庫県周辺が騒がしい。こんないい加減な話は、本当にもういい加減にしてほしい。 百合が原公園にて荒唐無稽な話が多すぎるが、ミモザを見て和む。

  • 米騒動の正体ーー自民党とJAの癒着、そして農水省の思考停止。

    江藤農水大臣が備蓄米の放出を発表したが、コメ価格は一向に下がらない。「悪徳商人投機説」というのが流されたがどうも違うようだ。農水省の需要と供給のバランス政策の失敗が真の原因。減反政策廃止と言いながら、JAと組んで事実上の口先介入を続けてきたが、もはや限界。自らの失敗(保身と怠慢)を隠すため「悪徳商人投機説」など持ち出すのは姑息も極まる。 国民の大切な主食(コメ)を市場経済にまかせるなどと言うのはナンセンス。市場に任せるといいながら、実態は自民党とJAが組んで自らの権益を守る。消費者のことなど二の次だ。増産に転じる政策に舵を切り、価格下落の時は「コメ農家への所得補償」をすべきだ。さらに日本のコメは世界に輸出しても十分戦える。 昨年は高温障害でコメの生産は減っていた可能性がある。それと流通段階で少しずつ手元量...米騒動の正体ーー自民党とJAの癒着、そして農水省の思考停止。

  • 世界は1939年に逆戻りするか?ーー「歴史は韻を踏む」

    「力の信奉者」の3人、トランプ、プーチン、習近平のパワーゲームが繰り広げられようとしている。トランプは日本やカナダ、ヨーロッパといった同盟国をないがしろにしてプーチンに入れあげる。トランプは中国叩きに奔走するが「習近平とは仲が良い」とうそぶく。なんとも面妖な怪しい世界が出現した。第二次世界大戦前の状況に似てきたと指摘する識者もいる。1939年は敵対していたロシアとドイツが「独ソ不可侵条約」を結んだ。当時の日本の首相平沼騏一郎は「欧州情勢は複雑怪奇」と語って辞任した。「歴史は韻を踏む」というが、少しずつ形を変えながら反復するようだ。 アメリカの富裕層がなぜトランプを支持したか?トランプは口では「落ちこぼれた労働者を救う」というが、彼の周りはイーロン・マスクをはじめとして金持ちばかりだ。企業や資産家を優遇する...世界は1939年に逆戻りするか?ーー「歴史は韻を踏む」

  • 奇妙な安定の石破政権、動くのは参院選後か?

    予算成立と引き換えに退陣か、とうわさされた石破政権は何とか持ちこたえている。維新を引きずり込んで予算成立にこぎつけた。腹の虫がおさまらないのは国民民主の玉木・古川・榛葉の3人衆だ。「怒髪天を衝く」とまではいかないが「怒り心頭」であろう。 立憲民主の野田佳彦は何が何でも石破政権を倒すという風には見えない。最初から予算を人質にとって石破政権を倒すという気はなかった。表紙が変わるよりも、このままぐずぐず石破政権が続いた方が参院選が戦いやすいという気がある。予算成立しても3月末までには「政治とカネ」の問題にけりをつけなければならない。さらには「選択的夫婦別姓」で自民党内を分断しようというタマも用意している。 問題は維新だ。政権に半分片足を突っ込んでしまって支持者離れが加速するのではなかろうか?や党なのか、ゆ党なの...奇妙な安定の石破政権、動くのは参院選後か?

  • アメリカの真の問題は、財政赤字と貿易赤字だ。

    アメリカのトランプ大統領は棍棒を振りかざしてマフィァのボス気取りだ。しかし肝心の足元は、財政赤字と貿易赤字が垂れ流しで立っているのもおぼつかない。(2024年の財政赤字は日本の40倍240兆円、貿易赤字も40倍の180兆円くらいある)変形性膝関節症と脊柱管狭窄症が体を蝕んでいるようなものだ。トランプもマスクも経営者だけあってこんな大赤字を容認できないわけだ。 財政赤字の大きな要因は軍事費だ。日本円で138兆円。もはや「世界の警察官」など望むべくもない。同盟国に対しても「戸締りはお前たちが勝手にやれ」と突き放す。そして中国とロシアに対して「防衛費の削減」を持ち出した。しかし中国やロシアが乗ってくるわけがない。 日本の強みは世界一の純資産大国であるということ。①日本②ドイツ③中国しかもかなりの部分はドル資産だ...アメリカの真の問題は、財政赤字と貿易赤字だ。

  • シルバー民主主義なんかどこにもない

    シルバー民主主義とは、高齢者が政治において大きな影響力を持つ社会を指す。しかし、今の高齢者は物分かりが良くて控えめだ。年金なども「マクロ経済スライド」と称して物価上昇並みには上がらないが、文句も言わない。政治家は誰の声を聴くかというと、「カネをくれる人」そう、この国は「献金者民主主義」?と名付けるべきだ。 札幌百合が原公園温室にて 昨年の誕生月に免許証を更新したが、「認知症テスト」というのがある。高齢者にこんなテストを行うのは世界で日本だけらしい。記憶力のテストを受けると思えば腹も立たないが。年を取ってわかることは、体は言うことを聞かなくなるが、ちょっとしたことに満足感を覚えるようになる。 百合が原公園にてシルバー民主主義なんかどこにもない

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