「党首討論」の意義は大きい、もっと充実させるべきだ。
石破首相になって、2回目の党首討論が行われた。朝日新聞が評価するように、重要な政治課題について、おおむね落ち着いた雰囲気の下、それなりにかみ合ったやりとりがなされた。石破首相も立憲民主の野田代表も「議論は好きなようで」、揚げ足取りや質問をかわすやり方は抑え気味。トランプ関税により国難ともいえる状況下で、外交や安全保障の分野で与野党が共通認識を持つ必要性は大事だ。そのために党首同士が議論を戦わせるのは有効だ。 自民党と公明党の連立政権は20年以上たち「金属疲労」が随所に見える。特にカネがらみの腐敗は、業界との癒着関係が根っこにあるから「政権交代」でしか根治できないだろう。虫歯菌が歯茎の深部にまで及んでいるのだ。清廉と言われた公明党までが「国交大臣ポスト」にしがみついて、まさに「朱に交われば赤くなる」たぐいだ...「党首討論」の意義は大きい、もっと充実させるべきだ。
2025/04/25 08:00