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頑固おやじの独り言
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2019/03/31

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  • みっともない人たちーー斉藤兵庫県知事、広瀬めぐみ自民党参院議員、堀井学自民党衆院議員

    「見たくも無い」が変化したのが、「みっともない」だ。みっともない人たちは、兵庫県のパワハラ・おねだりの自民党・維新推薦の斉藤元彦知事。岩手県の不倫・秘書給与ごまかしの広瀬めぐみ自民党参院議員。北海道の裏金ならびに香典疑惑の自民党堀井学衆院議員。このところこの人たちがテレビに出てくるとチャンネルを切り替えるようにしている。 これらの人たちは皆選挙で選ばれている。そうすると選挙とはいったいなんだ?ということになる。議員になる前は品行方正だったのだが、議員になってから人倫にもとることや不正をするようになったということか?抜け穴だらけの選挙制度改革をしても「みっともない人たち」はモグラのようにあちこちの穴から顔を出すのだ。 彼らに欠けているのは国民目線が無く、あるのは権力を誇示する気持ちだけか。凡そ事をなすには、...みっともない人たちーー斉藤兵庫県知事、広瀬めぐみ自民党参院議員、堀井学自民党衆院議員

  • 阿部詩の涙にエールを送る、そして阿部一二三の責任感にも。

    フランスで行われているオリンピック女子柔道で阿部詩がまさかの一本負け。勝つ事だけに集中していた詩の何かが切れたのか立ち上がれず号泣した。私は、その姿を見て,青春とはこういうものだという感慨を覚える。それまでかけてきた柔道人生が一瞬で消えた。それを号泣で表現できるのは柔道に全てを捧げてきた証拠だ。日日新面目あるべしこの瞬間からあたらしい阿部詩が現れることを期待したい。私のような年代は、特に武道において勝ち負けに感情を表すなという教育を受けている。悔しくてもぐっと飲みこむのだ。日本人は概して感情表現が分りにくいと言われている。いわゆる「謎の微笑」ですべて対応しようとする。もうそんな時代ではないのかもしれない。阿部一二三の「静かな気迫」も素晴らしいものがあった。妹の分まで頑張るという優しさを、勝つことで証明しよ...阿部詩の涙にエールを送る、そして阿部一二三の責任感にも。

  • 「保守主義者」は何処へ行ったのか?ーー自民保守岩盤層の迷走

    英国のチャーチル首相は次のように語った。20歳のときにリベラルでないなら、情熱が足りない。40歳のときに保守主義者でないなら、思慮が足りない。極めて含蓄のある言葉だ。若い時に自由や平等に心動かされるというのあっても良い。しかしいつまでも理想主義を掲げて現実を見ないのは理性の欠如。ここで言う「保守主義」は、いろいろ人生経験を重ねてそれなりに分別のある行動がとれる、というニュアンスがある。 ところがこのところ特に安倍政権以降、保守の概念が混乱をきたしている。「モリ・カケ・サクラ」での振舞はとても分別のある行動とは思えない。だが、いわゆる「保守岩盤支持層」という人たちがいて強烈に支持していた。安倍亡き後、すっかり声は小さくなっているが、何かきっかけがあれば表に出てくるのだろう。ヨーロッパで吹き荒れている移民反対...「保守主義者」は何処へ行ったのか?ーー自民保守岩盤層の迷走

  • 中国は日本と「戦略対話」の再開に舵を切った

    7月に入って中国は次々と日本との「戦略対話」を再開している。◎自民党森山総務会長と中国王毅外相会談◎上川外相と中国王毅外相会談◎海江田衆院副議長と中国序列3位の趙楽際全人代委員長上川外相との会談での王毅発言、現在、中日関係は進まなければ後退するという重要な段階にある。中国の日本に対する政策は一貫して安定性と連続性を保っている。両国が互いに歩み寄り、2国間関係の互恵的な協力を強化し、意見の違いを適切に管理することで戦略的互恵関係を真に実現させたい。 中国が日本との関係改善を図ろうとするときは、つねに打撃を受けた時だ。中国は今や内憂外患。内においては不動産不況が深刻、外にはトランプ再選の恐怖(関税をさらに上げると発言している)。ロシアにすり寄られても負担が増えるだけだ。やはり日本との関係改善を図った方が得策と...中国は日本と「戦略対話」の再開に舵を切った

  • 若者や壮年がリバタリアンに傾くわけは?

    今回の都知事選は、若者や壮年の「リバタリアン」指向が出た選挙であるとも言える。「リバタリアン」というのは、自由原理主義者のことだが、もっとくだいて言えば「自己責任論者」。少子高齢化の中で自らの身を守るためには、「他人の面倒を見るのに俺たちの金をまわすな」という本音が透けて見える。その気持ちはわからないでもない。そこで「リバタリアン風」の石丸伸二に票が流れたのであろう。安倍政権以降、若者は保守化したと言われているが、実際は「自分らしく生きる」ために「リバタリアン化」しただけだ。 自民党も小池百合子も「鵺」のような変幻自在に姿を変える。鵺(ぬえ)ーー渡り鳥のトラツグミの古称。不気味な声で鳴く。そこから正体不明の怪獣をさす。リベラルな福祉国家を目指すかと思えば、小泉政権以降は「新自由主義」的な自己責任論を主張す...若者や壮年がリバタリアンに傾くわけは?

  • 「隠居」の特典はその無責任性にある。

    「隠居」などと言う言葉はすっかりすたれてしまった。加藤秀俊さんによれば、「隠居の特典はその無責任性にある」とおっしゃる。アメリカではバイデンさんがやっと隠居するみたいだ。似たような歳のトランプさんはまだまだ闘争心旺盛だ。ぼちぼち皮を残す年だと思うが。 北海道のバラはもうピークを過ぎたがまだ咲いているのもある。一番輝くのは6月後半から7月のはじめくらいだろうか。2023.6 薔薇になぜとげがあるのか?ドイツの詩人ゲーテの詩に「野ばら」がある。少年が野原で見つけた美しいバラを折ろうとする物語で、バラが抵抗する様子が描かれている。少年はゲーテでばらは恋人だと言われている。とげが無ければバラの花はほとんど折られてしまうだろう。 薔薇(アンジェラ)薔薇(キャラメル・アンテーク)薔薇(マチルダ) 「隠居」というのは自...「隠居」の特典はその無責任性にある。

  • トランプ対ハリスで支持率拮抗する、流れは変わるか?

    バイデン大統領が撤退を表明、短期間で民主党は副大統領のカマラ・ハリスを後継に選んだ。ぎりぎりの選択だったが、民主党支持者はもとより中間層も好意的に受け止めているようだ。トランプ対ハリスの支持率は拮抗して来た。このままトランプが戻ってきたときの恐怖が民主党を結束させたのだろう。 どの組織においてもNO2という立場は極めて難しい。「NO1よりも目立ってはいけない」というのは鉄則。自分の才能をひけらかしてはならない。そしてNO1が苦境に陥った時にぴったりと寄り添うこと。副大統領のカマラ・ハリスはこの法則に従った。後は自分の人生をかけて大統領選に立ち向かったらよい。 検察官出身のカマラ・ハリスは「トラ退治」が出来るか?「私たちはどんな国に住みたいのか。自由と思いやり、法の支配がある国か。混乱と恐怖、憎悪の国か」と...トランプ対ハリスで支持率拮抗する、流れは変わるか?

  • 世界を変える唯一の思想ーーテクノ・リバタリアン

    橘玲による「テクノ・リバタリアン」という本はかなり衝撃的だ。リバタリアンというのは「自由原理主義者」のことで、道徳的・政治的価値の中で自由を最も重要だと考える。その中で極めて高い論理・数学的知能を持つのがテクノ・リバタリアンで、現代におけるその代表がイーロン・マスクとピーター・ティールだ。イーロン・マスクは言うまでもない電気自動車のテスラを起業し、ツイッターを買収したことで有名だ。ピーター・ティールはベンチャー投資家。この二人に共通するのは、外国生まれのアウトサイダーで、なおかつ数学やコンピューターの天才であることだ。 アメリカは混乱の極に見えるが、才能があると見きわめれば受け入れるというアメリカン・ドリームは健在のようだ。これがアメリカの強さなのであろう。一方の日本はどうかというと、(橘玲によると)歴史...世界を変える唯一の思想ーーテクノ・リバタリアン

  • 日本の人材の質を高めるためには最低賃金の引き上げをすべき

    最低賃金が低い水準に長年放置されると、その県からヒトが徐々に減っていく。(デービッド・アトキンソン)最低賃金の高い東京へ人が集まるのは、カネや人は低きから高きへ流れるという自然の原理だ。日本は国土も狭いし交通網が整備されている。だから東京1極集中を改めるには、最低賃金を全国一律にすべきだ。 今回の東京都知事選で、東京1極集中の弊害に関する議論がほとんど深堀されず、場外乱闘ばかりが目に付く。肝心の小池知事は「三十六計逃げるに如かず」と音なしの構えだが、じわじわと足元が脅かされている。選挙前に低所得層にお金をばら蒔くだけでは何の解決にもならないのだが。 最低賃金を全国一律でどう上げていくかは、やはり国政レベルの問題だ。政府与党にやる気が無いのであれば、野党はもっと頑張らなければならない。だらしないのは「連合」...日本の人材の質を高めるためには最低賃金の引き上げをすべき

  • 日本の新聞は生き残れるか?ーーアクセスジャーナリズムの限界

    北海道比例選出の堀井学衆院議員に、違法香典配布の疑いで家宅捜査が入った。地元では堀井議員はもう終わった人とみなされており、何で今ごろ?という感じがするのだが。大谷翔平を模して「二頭流」なるややふざけた言葉を使うが誰も評価しない。かってはスキンヘッドだったがこのところふさふさした地毛?だ。検察の動きを深読みすれば、①検察は裏金問題は終わっていないと考えている②女性検事総長誕生で検察内部でパワーバランスに変化が?新聞各社はそろって大きく報道している。検察のリークだが、もし小さく報道すれば検察ににらまれて次から情報が入らないリスクを負う。ここに権力とメディアの「インサイダー体制」(ある意味では持ちつ持たれつの関係)が出来上がっている。 このような「アクセスジャーナリズム」に陥らないようメディア側の自己規制が求め...日本の新聞は生き残れるか?ーーアクセスジャーナリズムの限界

  • 人生を楽しむならある程度「いいかげん」な方が良い

    「いいかげん」を漢字にすると「好い加減」だ。そんなに悪い言葉だとは思わないが、概して悪く使われる。「いい加減なやつだ」、「いい加減いやになる」、「いたずらもいい加減にしろ」など。この国の指導者は、かなり「いい加減」なことをしているのだが、組織の末端の人々や学校の生徒達にはまじめを押し付ける。 オオウバユリこの百合は毎年花をつけない。久しぶりに花をつけた。 食べ物も好きなものを食べ(過食は良くないが)酒もほどほどに飲んだほうが良い。それこそ「花は半開を看、酒は微醺に飲む」人は自分で決定できる自由な環境にいるとき、健康や人間関係について最も幸福度が高まる。 薔薇(パーペチュアルユアーズ)花言葉は「永遠の愛」や「変わらぬ愛情」 「いい加減」も大事だが「新しいこと」も大事。反対の足から靴下をはく、髪形を変えてみる...人生を楽しむならある程度「いいかげん」な方が良い

  • もう一度見直そう渋沢栄一の「論語と算盤」

    ビールがうまく感じるのは、ひと汗かいた後に冷えたやつをグッとジョッキで飲むとき。気温が少々高くても、空気が乾燥しているこの時期の北海道で飲むビールは最高。私が愛飲しているのは、北海道限定販売の「サッポロクラシック」だ。なんとサッポロビールの創始者は渋沢栄一だという。 格差拡大が行き過ぎて資本主義の限界が見え始めている。そんな時には原点に返るほうが良い。次の一文は約100年前の日本で渋沢栄一が語る。なんと新鮮な事か。現代の人の多くは,ただ成功とか失敗とか言うことだけを眼中に置いて、それよりももっと大切な「天地の道理」を見ていない。彼らは物事の本質をイノチとせず、カスのような金銭や財宝を魂としてしまっている。人は、人としてなすべきことの達成を心がけ、自分の責任を果たして、それに満足していかなければならない。 ...もう一度見直そう渋沢栄一の「論語と算盤」

  • 渋沢栄一で盛り上がるが2千円札はどうなった?

    はじめて1万円札が発行されたのは1958年(昭和33年)、絵柄は「聖徳太子」だった。福沢諭吉に変わったのが1984年(昭和59年)。こんど(2024年)渋沢栄一に変わった。資本主義が行きつくところまで行って醜悪な様相を呈しているが、原点に戻って「論語と算盤」の世界を考えるのは良いことだろう。渋沢栄一は語る、国の富をなす根源は何かといえば、社会の基本的な道徳を基盤とした正しい素性の富なのだ。そうでなければ、その富は完全に永続することができない。 話は少し飛ぶが、2千円札は何処へ行ったのだろう?ほとんど流通していない。だからどんな絵柄だったか思い出せない。1枚だけとってあった2千円札をまじまじと眺めてみた。表は沖縄の「守礼の門」、裏は紫式部だ。「守礼」とは「礼節を守る」という意味で、琉球は礼節を重んずる国であ...渋沢栄一で盛り上がるが2千円札はどうなった?

  • パワハラ体質の兵庫県知事が抱える問題点

    パワハラという言葉は日本にすっかり定着したようだ。パワーハラスメントの略で、立場の強い者から弱い者への嫌がらせやいじめを言う。しかし、定義が確立していない曖昧な言葉は、セクハラと同じで、「やった」、「やらない」の水掛け論に陥りやすい。そこで最近は録音機能のある携帯などで言質を取るが、切り取りの可能性もあるから問題は残る。 いじめや嫌がらせなどという行為は、意識するとしないに関わらずそれなりに皆やっている。脳科学者の中野信子氏によれば、「いじめは本来人間に備わった機能による行為ゆえ、なくすことは難しい」一方で人間には「これはやりすぎでは」と考えて自制する心もある。ところがあるタイプの人間には、この自制するという「ブレーキ」の機能が壊れていて暴走してしまう。兵庫県の斎藤元彦知事は、若いころから「パワハラ」で有...パワハラ体質の兵庫県知事が抱える問題点

  • 東京都知事選終わったが深堀した議論なし、場外乱闘ばかり。

    都知事選のスタートから今に至るまで東京都が抱える問題点が議論されていない。最大の問題点は、ブラックホールのように日本全国からヒト・モノ・カネを吸い込んで再生産されないことだ。若者が都会に集まるというのは、ある程度やむを得ない。ところがその若者たちが消耗品のように扱われて刹那的に生きているようにしか見えない。 この問題に積極的に取り組もうとしたのが蓮舫候補だったが、かなり矛盾するスタートだった。なぜかと言うと東京都が抱える問題は都庁から改革できるほど生易しくない。政権を取ったうえで外側から変える必要があった。日本最大の勝ち組である東京都の小池知事が「都民ファースト」と叫ぶことを、誰もおかしいと思わなかったのだろうか?日本全体の中で東京がどうあるべきかの発想はない。それを自民党と公明党がステルスで応援している...東京都知事選終わったが深堀した議論なし、場外乱闘ばかり。

  • 自由があるとユーモアが生まれる

    ユーモアという言葉は英語から来ている。世の中を客観的に見つめて、それを滑稽さ・可笑しさの面からとらえて表現しようとする態度。日本では、落語や川柳・狂歌にその精神を感じる。特に江戸時代は、日本人が一番ユーモアを心得ていた時代だと言われている。 北海道のバラは今が最盛期だ。バラ(ローゼンホルン)このバラが咲き始めると北海道のバラはピークを迎える。 バラ(ジークフリート)ドイツ伝承の英雄の名前にちなむ。いかにも強い意志を表しているようだ。バラ(セバスチャン・クナイプ)杏色のつぼみから開花するとピンク、最後は白っぽくなります。この画像で同時に見ることができます。 日本人の中でユーモアの意識が高いのは大阪だろうか?江戸が武士中心、大阪は商都と言われていたから庶民の自由度は高かったからだろう。心に自由が無いとユーモア...自由があるとユーモアが生まれる

  • 苦境にある中国経済ーー簡単には復活できない

    中国経済を苦しめている最大の要因は、不動産バブルの崩壊であろう。中国のGDPは日本の4倍程度だ。約2400兆円になる。このGDPの2~3割程度(480~720兆円)が不良債権ではないかと言われている。とてつもない数字だ。30年前にバブル崩壊した日本の不良債権処理に要した金額は約100兆円だ。この処理は銀行の内部留保吐出しと国からの支援で何とか乗り切った。 中国は日本のバブル崩壊の過程を十分勉強していたのだろうが、「他山の石」にはならなかったようだ。おそらく今後の展開は、地方政府の破綻と金融機関(ノンバンクを含めて)の混乱が発生するだろう。ズルズルと先送りすれば、日本と同様の「失われた30年」になる。習近平の頭の中は経済立て直しよりも「国家の安全」のほうに重心がかかっているようだ。「反スパイ法」などを強化す...苦境にある中国経済ーー簡単には復活できない

  • 日本を劣化させた3人のリーダーたちーーー安倍晋三・十倉雅和・芳野友子

    この国の最大の問題点は、「実質賃金が上がらない」ということだ。少々給与が増えてもそれ以上に物価が上がれば、実質賃金はマイナスだ。過去最長の26か月連続マイナスが続いている。年金も実質賃金と連動するから国民すべてに影響する。この責任は何処にあるかというと、政府・与党、経団連、連合にある。 ※岸田首相は何か目的があって首相を目指したわけではない。ただ「首相になりたかった」だからいまだに安倍晋三元首相の背後霊によって動かされている。安倍晋三の最大の問題点は、正道を踏み至誠を通すことなく一時の詐謀を多用したことだ。筋力をつける道を選ばずサプリメントを使い続けた。(アベノミクスと言われていたようが) ※バブル破裂以降、経団連は「人を大事にする経営」から「株主を大事にする経営」に舵を切った。その処方箋が「非正規雇用の...日本を劣化させた3人のリーダーたちーーー安倍晋三・十倉雅和・芳野友子

  • 気になる弛緩した自衛隊の動きーー安倍政権以降の倫理観喪失が遠因

    このところ次々と自衛隊の不祥事が発生している。特定秘密違法運用、潜水手当の不正受給、不正喫食、パワハラなどだ。災害派遣などで誠実な対応が評価されているのに、このところの不祥事発覚はどうしたことだ。※潜水艦を受注する川崎重工業がねん出した裏金で、海上自衛隊の潜水艦乗組員が飲食接待を受けていた。わかっているだけで年2億程度、総額十数億になるという。こんなものは発注金額に上乗せするわけだから、最終的には国民の税金が蝕まれているわけだ。自民党という政権政党が腐ると実力組織である自衛隊も腐るということか?なんとも情けないありさまである。こんな状況では中国軍部の腐敗をあざ笑うわけにもいくまい。 ※日本の艦船が中国の領海内を中国側の承認を得ずして航行したとして、中国外務省は日本側に徹底調査と再発防止を申し入れた。この辺...気になる弛緩した自衛隊の動きーー安倍政権以降の倫理観喪失が遠因

  • リベラリズムを再度見直すーーロシア、イラン、フランスそして日本

    今年は世界的に総選挙が行われている。選挙が行われていれば民主主義的かと言えばそうでもない。ロシアは専制主義国家だ。選挙という偽装を常態としているが中身は胡散臭い。それだけに始末が悪い。イランも専制国家だが政権交代は起きた。国民が勇気を出した結果だろう。フランスの哲学者エマニュエル・トッドによれば、リベラルな体制とは、市民に言論や信仰、政治参加といった基本的な権利を保障することにより、政府の権力を制限するもののことです。公平な尊厳、そしてそうした権利を擁護していれば、リベラルな体制と言えるでしょう。 もちろん日本はリベラルな体制である。ただこの体制を維持するためには不断の努力を要する。権力を得たものはそれを維持するために不都合なことは隠ぺいするからだ。(安倍政権以降常態化しているが)さらには「バラマキで票を...リベラリズムを再度見直すーーロシア、イラン、フランスそして日本

  • 天地有情の世界観を取り戻そうーー虫との共生

    庭に家庭菜園を作ってそれなりに楽しんでいる。農薬はほぼ使わない。ある意味で虫との共生である。害虫と言って目の敵にして農薬をまき散らすのには躊躇する。人間はそこにいるだけで価値がある。役に立っているかどうかは二の次だ。しかし現実の社会はコスパがどうのタイパがどうのと生きにくい社会になったものだ。虫だって鳥のエサになるという役割があるが、虫は虫なりに生きている。 じゃがいも(きたあかり)今年は順調に生育している。トマトようやく色づき始めた。もう少しで収穫できる。有機肥料は撒くが農薬は一切かけない。それでも虫はまず寄ってこない。春先に3年ほど寝かせた堆肥(落葉で作る)をすき込むせいだろうか?  涅槃経で「一切衆生悉有仏性」と説く。すべての生きとし生けるものに永遠の仏性があるというのだ。「そんなバカな」という人も...天地有情の世界観を取り戻そうーー虫との共生

  • 常識が通用しない世界をどう生きるかーーフランスの総選挙と東京都知事選

    このところ日本も含めて世界で、「まさか」という現象が立て続けに起こっている。小泉純一郎はかって「上り坂、下り坂、そしてまさか」がある、と語ったが、そのとおりだ。東京都知事選で石丸信二氏が165万票を獲得して2位になることを事前に誰が予想したか?フランスの総選挙も理解しがたい結果が出た。マクロン率いる「与党連合」が、右翼の「国民連合」が第1党になるのを阻止しようと左翼の「新人民戦線」と選挙区調整。その結果、左派の政党連合「新人民戦線」が第1党に躍り出たのだ。 人々は、じっくりと物事を考えなくなったようだ。まさに「脊髄反射」である。(膝を叩いた時に脳が反応する前に膝が勝手に動く)政策で論争するよりもどんな見せ方をするかが勝負の決め手になるわけだ。選挙が「暑い夏の夜の盆踊り」になってしまった。 常識が通じなくな...常識が通用しない世界をどう生きるかーーフランスの総選挙と東京都知事選

  • 世界の指導者受難の時代に我々はどう生きるか

    日本の岸田首相はもとより、アメリカのバイデンやフランスのマクロンは低支持率に喘いでいる。英国の保守党を率いるスナク首相は総選挙であえなく敗退、政権を労働党に明け渡した。支持率では盤石に見えるロシアのプーチンや中国の習近平にしても実態は専制的強権で抑え込んでいるだけだろう。総じて世界の指導者は、カリスマ性を維持できなくなった。それは一挙手一投足が、SNSの世界にさらけ出されるからだ。 そこで指導者は都合の悪いものは隠そうとする。その隠された部分を引きづりだすのがマスメディアの役割だが、かってのような信頼感は失われつつある。それはなぜかと言うとテレビや新聞の収益のかなりの部分は広告収入に頼っているから。だから突き詰めた追及が出来ないと見透かされているのだ。 我々は「民主的で開かれた統治システム」、すなわち「O...世界の指導者受難の時代に我々はどう生きるか

  • 英国やイランなどで起きた政権交代の底流にあるもの

    英国の保守党が歴史的大敗を喫して14年ぶりの政権交代となった。またイランでも改革派のベゼシュキアン氏が保守強硬派のジャリリ氏を破った。改革派の大統領は19年ぶりだ。英国とイランを同一で論ずるのは適当でないかもしれないが似ている部分もある。①コロナ過やロシアのウクライナ侵攻などで物価が高騰し国民生活が困窮。②長期政権による驕りやゆるみが出たことに対する国民の反発。③英国はEUからの離脱、イランは核開発による米欧との対立。上記の3つの要因は複雑に絡み合っており、「複合汚染」と捉えたほうが良いのかもしれない。 翻って日本を見た場合、①や②はまったく同じだ。③についてはますます米国との一体化が進んでおり、従属化が著しい。これはこれで大きな問題を抱えている。このような問題点に対して自民党は小手先のバラマキに終始し抜...英国やイランなどで起きた政権交代の底流にあるもの

  • 台湾有事と自衛隊の関係、そして憲法、国民はよく考えよう。

    「台湾有事は日本有事である」というのは、確かにその通りである。しからば日本がすぐ軍事行動をとらなければならないかというと、それは違う。日本は台湾とは軍事同盟を結んでいないからだ。もしこの時に米軍が出動し何らかの攻撃を加えられた時に、初めて日本の軍事行動が検討されるのだ。麻生太郎が言うような「猥雑な主張」に惑わされないほうが良い。 アメリカの魂胆(ねらい)は、はっきりしている。自らの力が弱ってきているので、なんとしても日本を中国の盾にしたいということ。日本が防衛費を倍増させたのは、岸田政権が唯々諾々と米国の言い分を飲んだからだ。しかし、このような流れとは違う考えもあることを認識しておいた方が良い。昨日の朝日新聞に載った米ブリガムヤング大教授アーロン・スキャンブランド氏の意見が参考になる。ある時点で、9条の改...台湾有事と自衛隊の関係、そして憲法、国民はよく考えよう。

  • 薔薇を楽しみゴルフ観戦も楽しむ北海道の夏

    北海道発のチョコレートで頑張っているロイズ。山崎社長は薔薇が好きのようだ。工場や店舗にバラ園を作り無料開放している。 「花を愛する位の人間に悪人はない」大隈重信企業は儲けなければならないが、あまりにギスギスする会社には魅力を感じない。少々遊び心のある方が余裕を感じて好ましいと思う。 この数年ゴルフから遠ざかっているが、見る方だったらまだ興味がある。昨日はゴルフの女子プロトーナメントを札幌市の真駒内カントリーで観戦。北海道出身の小祝さくらを応援した。薔薇を楽しみゴルフ観戦も楽しむ北海道の夏

  • 自民党とトヨタの変質ーー拝金主義のなれのはてか?

    憲法第14条で、「全て国民は法の下に平等であってーー」とあるように日本は階級社会ではない。しかし現実には富の格差拡大が進んでおり、階級の固定化が進んでいる。昭和の時代、従業員と役員との年収格差は10倍程度までが限度だった。ところがトヨタの会長が16億円ほどの報酬を受け取るという。従業員の年収が5百万程度だとしたら、いったい何倍になるのか?ここに見られる考え方は、経営者と従業員との一体感などみじんもない。もはや階級格差でしかない。 企業というのは「儲けてなんぼ」だからある程度は理解できる。しかし政治家となったら別だ。「井戸塀政治家」という言葉があったが今や死語だ。(政治活動や選挙運動に私財をつぎこみ、最後には井戸と塀しか残らない代議士をいう)政治家というのはかっての武士階級になるが、「武士は食わねど高楊枝」...自民党とトヨタの変質ーー拝金主義のなれのはてか?

  • 岸田暴発を恐れて岸田下ろしは進まない

    岸田下ろしが進まないわけは、麻生太郎の次の言葉が端的に表している。「岸田を追い詰めるな。追い詰めると、派閥解散の時のように前触れもなく衆議院を解散しかねない」なんとも笑い話のような話だが自民党議員の心理とはこんなものだろう。そして東京都知事選をかたずをのんで見守っているようだ。小池百合子が大差で勝てば岸田首相が解散を打つかもしれないからだ。もっとも最近の情勢調査では蓮舫猛追のようで、蓮舫に言わせれば「小池百合子の背中が見えた」石丸にはどちらかというと小池に流れていた無党派層の票が流れているようで状況は混とんとしてきた。だから小池の大差勝利は無いだろう。したがって解散も無い。 自民党は、新総裁を決めて即解散して勝利した3年前の手法を今回も狙っているようだ。しかしそのように主張しているのは茂木幹事長位だという...岸田暴発を恐れて岸田下ろしは進まない

  • 自民総裁選候補乱立で騒がしいが反省が無い。

    裏金国会の最中はじっと見をひそめていた自民党の有力者たちがうごめき始めたようだ。いつものことだが何人か集まって高級料亭かホテルで会食をしてお互い腹の探り合い。目立つのが菅前首相だ。自分が首相の時に岸田文雄に引きずり降ろされたことを根に持っている。なにがなんでも反岸田で動く。手駒は、石破茂、小泉進次郎、河野太郎だが、使い回しされて新鮮味が無い。一方岸田首相を降ろして幹事長の茂木敏充でまとめたいのが麻生太郎だ。しかしそれがうまく行かなければやむなく岸田文雄を再度担ぐか?高市早苗は安倍派の保守派をまとめてやる気満々だが、安倍晋三亡き後強力な支援者はいない。 マスコミはこんな動きを必死になって追い回しているようだが、みっともない動きを大きく報道することもあるまい。さめた目で報道する視点が大事だ。北海道新聞の次の視...自民総裁選候補乱立で騒がしいが反省が無い。

  • 討論会ではトランプ圧勝だが支持率は変化なし、ほぼ拮抗だ。

    6月27日、バイデン対トランプのテレビ討論会があった。私と似たような年代の二人の討論を複雑な思いで見ていた。直後の調査ではトランプ圧勝だったが、支持率に大きな変化はなく拮抗だ。カマラ副大統領の発言に納得だ。わたしは、この3年半の実績を見てきた。最後の90分について議論するつもりは無い。 もし私がアメリカの有権者だったらどうするか。嘘つきで重罪人のトランプか体力や記憶力の落ちた高齢者のどちらか選べと言われたら、躊躇なく後者を選ぶ。高齢者(もちろん大統領も)に求められるのは、昨日の夕食で何を食べたかという記憶力ではなく、優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心(サミエル・ウルマン)である。だからこのような情熱がなくなったら大統領選を辞退すべきである。そうでなければ力の限...討論会ではトランプ圧勝だが支持率は変化なし、ほぼ拮抗だ。

  • 言葉の乱れが気になる、美しい言葉を使うようにしよう。

    倭は国のまほろばたたなづく青垣山ごもれる倭しうるはし倭建命大和は国の中で一番良い所だ。幾重にも重なった垣根のような山々にかこまれた大和は本当にうるわしいところだ。この歌はヤマトタケルの歌と言われている。日本古代史上の伝説的英雄だ。自らの国をこのように純粋に歌い上げることが出来る気持ちが好ましい。「まほろば」とか「うるはし」という言葉は、いまの日本でもっと大事にして良いと思う。 薔薇が真っ盛りだ。今年は気候が順調だったのか皆元気が良い。ビンゴメィデランドケルナ―フローラ 「まほろば」という言葉は、美しい日本の国土とそこに住む人々の心をたたえた古語。真秀が語源のようだ。「うるはし」は、現代の言葉の「うるわしい」だ。姿や風景、心が美しいことを言う。このような状況を語るのに最近では「やばい」という言葉が使われてい...言葉の乱れが気になる、美しい言葉を使うようにしよう。

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