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頑固おやじの独り言
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2019/03/31

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  • 武道を学ぶ意味を考えるーースポーツなのかどうか?

    戦国時代を終えて江戸時代になると、みだりに殺傷を許されない時代になった。殺傷のわざであった武術が武士教育のための修養武道に昇華していった。その過程で「死に処する覚悟として」宗教的安心感が求められるようになって精神性が高められ、「克己内省」の道として武士道にまで深められた。 現在の柔道、剣道、空手、相撲などをスポーツとしてみなすことは可能だ。厳しいルールの下で技を競い合うことは有意義なことだ。ところが勝ち負けにこだわるあまり見苦しい試合も散見する。何やら自民党の裏金議員たちに相通ずる。ルールを破れば反則負けだ。それでも、退場せずにぐずぐず道場に居座っている議員がいるようだが。 武道としての源流を最も色濃く残しているのは相撲だろうか。直径4.55メートルの円の中で体重、身長差など考慮せず対等に戦う。小兵が大き...武道を学ぶ意味を考えるーースポーツなのかどうか?

  • 自民党森山幹事長に見るNO2としてのありかた。

    今回の解散総選挙は自民党は石破茂、立憲民主党は野田佳彦を選挙の顔にして戦った。自民党は単独過半数はもとより公明党を足しても過半数割れしてしまった。石破総裁の責任は大きいが、今回の解散劇のシナリオを描いた森山幹事長の責任も大きい。石破茂が余人をもって代えがたいとして森山裕を選んだわけで誰かに文句を言うわけにもいかぬ。 森山裕という人物は地方政界からのたたき上げで、いわゆる日本の土着勢力を代表するような人物だ。その政治手法は、周りの意見をよく聞いて足して二で割る。そして敵はなるべく作らない。平和の時代はそれもよいが今回のような裏金問題が吹き荒れる乱世には向かない。NO2に求められるのは、「正確な状況判断」。そのための情報ソースがたくさんあるということ。 勝つべからざるは己にあるも、勝つべきは敵にあり孫氏(不敗...自民党森山幹事長に見るNO2としてのありかた。

  • 自・公に鉄槌、有権者は賢明な判断をした。

    今回の総選挙で、自・公政権は過半数割れに追い込まれた。安倍政権以降続いていた間違ったことをしても口を拭い、時にはシラを切る淀んだ政権運営に鉄槌が下された。自民党は今後姑息な手段を用いてでも政権維持に走るだろう。しかし真の病巣を嫡出せずして応急措置に走るのならば、自壊は早まるだけだ。 自民党の病巣は「カネ」の泥沼から抜け出せないことだ。選挙戦の最中にも裏金非公認議員に、裏公認料を出すなど何の反省もない。血管にどっぷりたまった脂肪のようなものは中々剝がせないのだろう。選挙が終わって禊が済んだわけではない。 野田立憲民主党は慌てて野党連立政権を目指さないほうが良い。国会内で野党共闘を組み、能登の復興予算、政治資金改正法、選択的夫婦別姓などを飲ませたほうが実効性が上がる。非自民8党会派による細川連立政権は内部分裂...自・公に鉄槌、有権者は賢明な判断をした。

  • 押しなべて声の質が高くなっていないか?

    先日の朝日新聞に載っていたが、「日本人女性の話す声は、確かに世界でも最も高音の部類です」声・脳・教育研究所山崎広子さん山崎さんによれば、「男性がそれを暗黙裡に求めているからです」なんとなくわかるような気がするが、私にしてみれば高い音より息継ぎせずに早口でしゃべられるほうが閉口する。テレビの女性コメンテーターに多い。アナウンサーはさすがに教育を受けているのだろう。概して聞きやすい。 もう枯葉が舞い散る季節になった。春は萌え夏は緑に紅の斑に見ゆる秋の山かも シュウメイギク押しなべて声の質が高くなっていないか?

  • 投票で何かが変わる予感、今度の衆院選。

    「どうせ何も変わらない」、投票に行かない有権者の声をよく聞く。しかし、それは違う。「山より大きい猪」は出ないが「山は動くこと」がある。結局政治を動かすのは有権者の一票、一票だ。 自民・公明政権が追い詰められている。裏金問題にけじめがつけられないことに有権者が怒っている。その怒りの底流にあるのは、物価高騰に何ら有効な手が打たれていないことだ。庶民が毎日の生活費を削って暮らしているのに、脱税まがいの裏金は許せないということだ。 やはりこの国に必要なことは「分厚い中間層」を作ることだ。自民党は一部の大企業や富裕層にやさしい。それはそうだ。年間20億円ほどの企業献金を受け取っていればなにかの形でおかえしする。一方、献金などしない、あるいはできない業界には冷たい。献金などで利益誘導を図らなくても「清き一票」で社会を...投票で何かが変わる予感、今度の衆院選。

  • 石破茂によって壊される自民党ーーもはや歴史の必然か

    裏金問題に揺れる自民党が、石破茂を選んだということは歴史の必然だったのか?石破茂は10年ほど党内野党に甘んじてきた。それだけに正論を言うことが彼の国民的人気の支えだった。国民が彼に期待したの党内野党の時の主張を実践してくれることだった。 ところが石破茂はものの見事に180度方向転換したのだ。旧来の金にまみれた自民党の泥沼に引きずり込まれたのか自ら飛び込んだのか?そして最悪の選択が非公認議員に2000万円という大金を配ったことだ。これでは火を消すふりをして、見えないところでガソリンをかけているようなものだ。 きわめて下世話な言い方をすれば、権力とは道徳とは無関係のものである。善悪ではなく状況を判断できる技術が権力に求められる。石破茂は「根が正直」なのだろう。安倍晋三のような根っからの「人をだます術」にたけて...石破茂によって壊される自民党ーーもはや歴史の必然か

  • 自民党「裏金非公認」に2000万円、もはや「焼きが回った」か。

    自民党の非公認になった候補について、党本部から各候補の代表支部へ2000万円の活動費が支出されていた。石破総裁は「党勢拡大のための資金」だと懸命に否定するが「黒い馬を白い馬」と言い募るようなもの。世論をおもんぱかって悪質な裏金議員を非公認にしたが、裏ではこっそりと選挙資金を渡していたということだ。刃物を鍛えるときに火が回りすぎるとかえって切れ味が悪くなる。これを「焼きが回った」というのだが、まさにそんな感じだ。 事ここに及んでも自民党は「金で何とかなる」と考えているのだろう。有権者はそのような金で解決するやり方に怒っているのだ。「背筋を正せ」、「真面目に立ち直れ」と。自民党が再生する道は、潔く野に下り、かっての分厚い中間層に配慮した原点に立ち返ることだ。 あと1~2年、日本の政治は混乱するだろう。だが小手...自民党「裏金非公認」に2000万円、もはや「焼きが回った」か。

  • スマホの買い替えーーサービスにはお金を払うことにした

    数か月前から、携帯(らくらくフォン)に、「この機種は故障したらもう使えません」、というメールが入る。もう6年ほど前に購入したものだから、やむを得ないのだろう。そこで、いわゆるスマホに買い替えたのだが、データーの移行は料金を払ってやってもらうことにした。かっての日本は「サービスには金を払わない」文化だった。しかし、今やこちらは年を取るし、相手の機械は高度化していてとても手に負えない。結局サービス料を払うほうが楽だということに気が付いた。しかも「シニア割引」つきだ。 新しいスマホは、格段に容量が増えて操作スピードが速くなった。高齢者用の「らくらくフォン」のレベルはもう卒業してよいのだろう。年を取ると「気が長くなる」というのは嘘だ。「気が短くなる」というのが正解。要するに待てないのだ。それで「暴走老人」が出現す...スマホの買い替えーーサービスにはお金を払うことにした

  • 「優先席」という考え方は日本文化の中にあったのだろうか?

    たまに電車に乗って札幌に出かけることがある。一般席も優先席も空いている時は優先席に座るようにしている。もうだいぶ前に喜寿も過ぎたし歩く速度も遅くなったから、名実ともに「お年寄り」だ。それと途中から混みだして、優先席は空いているが一般席は満杯という時があるからだ。 秋が深まった。ナナカマドとコナラ今年はドングリが当たり年だった。 優先席を譲るか譲られるかのやり取りは本当に微妙だ。「優先席」と呼ばれる座席が設けられてどのくらいが経つのだろう?こんなものを作らなくてもそれなりに譲り譲られる文化だったと思う。 薔薇(テレトン)秋の方が色に深みが出るような気がする。アプリコットの中心部を淡いクリーム色が包み込む感じが良い。 現役の人が疲れて席も譲れないというのは、働き方に問題があるように思う。昭和のやり方などと揶揄...「優先席」という考え方は日本文化の中にあったのだろうか?

  • 政治家と宗教ーー日本の首相でクリスチャンは8人

    安倍政権以降、日本の政界に「神道政治連盟」や「統一教会」などが入り込み極めてややこしい。安倍晋三という人物に確たる宗教観が無かったための後遺症が今も続いているわけだ。一方日本の首相にクリスチャンの多いことにびっくりする。原敬、高橋是清、片山哲、鳩山一郎、大平正芳、吉田茂、麻生太郎、石破茂。吉田までは立派な政治家だが、麻生太郎と石破茂の評価は今後に待たなければならない。 明治以前には「宗教」という言葉は無かった。仏教は仏法、儒教は儒学といった。では日本人の宗教観とはどんなものだったか?生命あるものは全部、自然の秩序の中にあるというおおらかな宗教観だ。山本七平が言うところの「日本教」だ。 日本人がこのようなおおらかな宗教観を持っていたために、統一教会のような外国勢力に入り込まれたのか?もしくは安倍晋三による政...政治家と宗教ーー日本の首相でクリスチャンは8人

  • 安部派5人衆、それぞれの衆院選ーー悪い奴ほどよく眠るのか

    黒澤明監督の作品に「悪い奴ほどよく眠る」という映画があった。この世の中は正義が必ずしも通るとは限らない。おかしなことがいっぱいある。親鸞流に言えば、「万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あるなきに」となる。 安部派5人衆の今度の衆院選での戦い方を見ていると「人間の生きざまの」見本みたいなものだ。一番真面目そうに見えた塩谷安倍派座長は、処分でも一番重い離党勧告を受けた。「こんな処分は理不尽だ」と怒っていたが、結局政治家引退だ。しかし引退によって平穏な日々を取り戻せるかもしれない。次に真面目そうに見える西村康稔は今のところ兵庫9区で健闘しているようだ。公認はもらえないと腹をくくって日常活動に勤しんでいたのか。松野博一と高木毅は今のところ当落は5分5分。高木は危なそうだ。 この5人の中で一番悪い奴は(いい意...安部派5人衆、それぞれの衆院選ーー悪い奴ほどよく眠るのか

  • 日本衰退・物価高騰の主原因は「円安」なのだが、誰に怯えて手を打てないのか。

    自民党石破総裁誕生で円高に振れた途端、株価が急落した。少々の株価の下げは我慢して「アベノミクス」の呪縛から脱却宣言をすれば、もう少しましな展開になっただろう。水鳥の羽音に驚くようにびっくりして、石破首相は日銀総裁に「金融緩和継続を要請?」したようだ。途端に株価は上昇したが、再度円安に戻ってしまった。「投機筋が喜んで国民が困る図式」の再現だ。何とも情けない。根本的な円安対策をとらずに、ダラダラと金融緩和を続けることは、さらに物価上げを容認しているようなもの。 もう一つ頭にくるのは「コメ高騰に無策」なこと。昨年対比で5割増しだ。(9月卸売価格48%値上がり)あの無策だった坂本農水大臣は何もやらなかった。今度の小里大臣も期待できない。村上誠一郎総務大臣は「反アベノミクス勉強会」を立ち上げた物言う議員と期待したが...日本衰退・物価高騰の主原因は「円安」なのだが、誰に怯えて手を打てないのか。

  • 公明党議員の堕落ーー朱に交われば赤くなる

    改正政治資金規正法について、衆院選自民候補の半数は「不十分だ」と答えた。(朝日新聞と東大谷口研究所との共同調査)あとの半分は「適切だ」と考えているわけで、自民党議員から見たらこんなもんだろう。驚いたのは公明党議員も自民党議員とほぼ同じ傾向にあることだ。立憲以下の野党は「不十分だ」がほぼ100%なのにだ。 クリーンで「公明正大」な政党の原点は何処へ行ってしまったのだろう?「朱に交われば赤くなる」という故事ことわざはまったくその通りということか?墨に近づけば必ず淄(くろ)く、朱に近づけば必ず赤し。善悪は友による。 選挙というものは100メートル競走と同じようなもので、各政党の条件はなるべく公正にすべきだ。しかしパーティをやりたい放題、政策活動費を使いたいだけ使っている自民党は、最初から30メートルぐらい下駄を...公明党議員の堕落ーー朱に交われば赤くなる

  • 「半農半遊」という生活の魅力ーー里山資本主義を考える

    藻谷浩介が「里山資本主義」というのを唱えている。大都市につながれ、吸い取られる対象としての「地域」と決別し、地域内で完結できるものは完結させようという運動が、里山資本主義なのである。もう少しくだいた言い方をすると「地産地消」ということだろうか。地方にいると中央から補助金をもらって何とかするという話が多い。地方の政治家やお役人はこればっかりに専念する。だから北海道の参院議員長谷川岳のような、「傲慢を絵にかいたような人物」が出てくる。 私は年金生活者だが、家庭菜園でトマトやピーマン、じゃがいも、ミョウガなどを栽培しているので広い意味では農業者だ。そこそこ収穫があるので「半農生活」と言って良い。あとの半分は趣味に遊ぶ「半遊生活」だ。東晋の詩人陶潜の「飲酒20首」が好み。悠然として南山を見る山気日夕に佳く飛鳥相と...「半農半遊」という生活の魅力ーー里山資本主義を考える

  • 今回の解散総選挙、どんな視点で投票したらよいか?

    今回の解散総選挙でどんな投票行動をとれば良いか、考えてみた。まず前提として3年前と比較して現在がどんな状況か。北海道新聞国民生活の点で見ると、消費者物価指数は上昇し、実質賃金も悪化している。主な原因の円安に対してほとんど無策だ。唯一良いのは株価だけか。 第一の視点は、3年前に比べて生活が良くなっている人は自民・公明の与党に入れたらよい。生活が悪くなっている人は立憲民主党以下の野党に入れたらよい。選挙公約なるものを各党が競って出しているが、あまりあてにならない。先のことなど誰もわからない。公約など4時間で効果の切れる膏薬みたいなもの。それよりも過去3年間の実績で判断したほうが間違いない。 第二の視点は、小選挙区で、自民・公明の与党は一本化できているから支持者は迷わない。しかし、野党は何人も候補者が立っている...今回の解散総選挙、どんな視点で投票したらよいか?

  • 便利さとは何だろうーーコーヒーメーカーの故障に思う

    珈琲には結構こだわりがあって、豆から煎ってコーヒーを飲む。そこそこの値がする珈琲メーカーを半年前に買ったのだがぱったりと止まってしまった。機械に弱いからこうなるとお手上げだ。日本製なのだがこの10年ほどで何から何まで壊れやすくなった気がする。 やむなく買い置きしてあった珈琲(粉)を、お湯を沸かして飲んだが、味はあまり変わりない。高機能だ全自動だなどという殺し文句にひっかかって無駄なことをしていたのかと反省。「ひろしのボッチキャンプ」という番組が、割と人気があるようだ。原始生活を体験するというのはいいことだと思う。すべてがデジタルの生活は疲れる。 松原泰道師悪天・逆境の日を好天・順境の日と比べないこと、積極的に荒天・悲境の苦痛を苦しみながら、好ましい日には得られない価値と意味を見つけたら、生きる喜びが得られ便利さとは何だろうーーコーヒーメーカーの故障に思う

  • 悪い権力ゲームの見本、二階対世耕の和歌山2区。

    選挙戦の火ぶたが切って落とされたが、見たくない選挙区が和歌山2区だ。年齢もさることながら裏金まみれだった二階元幹事長が引退し、3男に地盤を譲った。有力な対抗馬もおらず、二階伸康圧勝かと思われた。しかしそこへ離党勧告された裏金議員筆頭の世耕弘成が、参院から鞍替えして無所属で出馬するという。血で血を洗うような「仁義なき戦い」が繰り広げられているらしい。 世耕氏は自民党総裁選でも安倍派参院議員をまとめて高市早苗応援に回ったようだ。離党した人間が外部からコントロールするとは何とも理解しがたい。二階派は石破支持に回ったようだから、高市支援の世耕は遠慮なしだ。衆院選後に自民党内で何やら内紛が勃発しそうな雲行きだ。 このような動きを見ていると人間の業を思わざるを得ない。高野山の足元でこんな醜い戦いが繰り広げられているの...悪い権力ゲームの見本、二階対世耕の和歌山2区。

  • 自民党裏金議員12人非公認という茶番劇

    石破自民党総裁が裏金議員12人を非公認にした。かなり思い切った対応だと評価されそうだが、そうでもないようだ。甘い対応を非難する国民の怒りに慌てて切ったカードだ。いわゆる「出し遅れの証文」。 泉鏡花の小説「湯島の白梅」を思い出した。ドイツ語文学者の早瀬主税と、彼の愛人である元芸者のお蔦との物語。主税ーー「月は晴れても心は暗闇だ」お蔦ーー「切れるの別れるのって、そんなことは芸者の時に云うものよ。今の私にや死ねと云ってください」石破総裁は泣いて馬謖を切ったようだが、国民の目は覚めている。大上段に刀を振り上げた様子は、下手な田舎芝居を見る感じだ。斬られた議員の泣き言より、お蔦の言葉の方が「筋が通っている」 こんな田舎芝居に公明党の石井代表が援助出演のつもりか?公明党は、安部派5人衆の兵庫9区の西村康稔氏と、埼玉1...自民党裏金議員12人非公認という茶番劇

  • 秋の暮れに思うことーー自然エネルギーについて

    さびしさのうれしくもあり秋の暮れ蕪村何とも味のある句だ。「さびしさ」と言えばなんとなくネガティブな気持ちだが、ここでは違う。「さびしさ」を受け入れているのだ。 もうすっかり秋の気配。 再エネ目標に黄信号がともっているという。政府は原発再稼働したいのだろうが、日本には自然エネルギーがあふれておりもっと活用すればよい。海外から石油や石炭を持ってくるより自然エネルギーに活路を見だすべきだろう。22年度、日本全体で再エネは21.7%だ。(23年度の道内発電量に占める再エネの割合は40.5%になった)今後のポイントは洋上風力。 風力発電 人を憂うる、ひとの淋しさ侘しさ、つらさに敏感な事、これが優しさであり、また人間として一番優れている事じゃないかしら、そうして、そんな、やさしい人の表情はいつでも含羞(はにかみ)であ...秋の暮れに思うことーー自然エネルギーについて

  • 経済対策はどうあるべきなのか。ーー自民と立憲の比較

    「政治の信頼回復」ということで言えば、裏金や旧統一教会問題は総選挙の争点にするのは当然。一方国民生活の向上についても議論してもらいたいがかなり低調である。自民党の公約は、賃上げや働き方改革を通じて所得向上を図り、成長と分配の好循環を創り出す。何とも抽象的で通り一遍、「アベノミクスの総括」が出来ていないから、いまだに日本はデフレ状態だという認識。9月の消費者物価は前年比2.8%の増加、上昇は25か月連続である。もはや完全にインフレ状態なのだ。この辺りが石破政権の限界か。 一方立憲民主党は中低所得者への「給付付き税額控除」が目玉。ところがこれがわかりにくい。もっと単純に「食料品の消費税ゼロ」と打ち出したほうがインパクトがある。しかし立憲も学習効果で、今回政権交代が実現できても参院は自民・公明が多数派だからまず...経済対策はどうあるべきなのか。ーー自民と立憲の比較

  • 自民党員の変質には注意が必要だ。

    自民党が今のような総裁選挙のシステムを続けていることは大きな問題になる。高市早苗氏が20人の推薦人を集めるのに四苦八苦していたのに、党員票では1位になった。世論の動向も石破、小泉が先行し高市とはかなり差があったのにだ。明らかに自民党員は変質している。右傾化した党員が自民党を支配し、ひいては日本を乗っ取らないとも限らないのだ。 杉田敦法政大学教授の発言が極めて示唆に富む。(朝日新聞考朝日高市さんは党員投票で1位となり、それに引っぱられる格好で議員票も当初の予想より大幅に伸ばしたわけですが、今回の総裁選での自民党員票の総数は有権者のほぼ1%で、必ずしも世論全体を反映するわけではない偏った集団だということを踏まえる必要があります。例えば小泉進次郎さんは選択的夫婦別姓を進めると言ったから支持が離れたという分析があ...自民党員の変質には注意が必要だ。

  • 自民党に大乱の兆しーー焦点は自公過半数割れ

    いよいよ解散総選挙の火ぶたが切って落とされた。ポイントは自民・公明が過半数割れをするかどうかだ。もし割れれば自民党の混乱は必至。総裁選で敗れた高市早苗に麻生太郎がささやいたという。「俺も菅も長くなかった。石破も長くないだろう。勉強はしなくていいから仲間を作れ、勉強をしたければ英会話でもやってろ」これが総理大臣を経験した人間の言葉だとしたら悲しくなる話だ。マンガばっかり読んでるとこうなるのだろう。 2世紀後半の弥生時代末期に、日本列島で大規模な内乱が起こった。この時に卑弥呼という女性が共立されて何とか争乱がおさまったという。麻生太郎や茂木敏充は高市早苗を再度担ぎだして主流派に戻る魂胆だ。何ともすさまじい権力欲だ。しかしこんなことをしていれば日本はますます劣化する。 石破政権の維持のために「安部派」つぶしが行...自民党に大乱の兆しーー焦点は自公過半数割れ

  • 今回の総裁選で自民党の劣化が一段と進んだ。

    石破茂候補が自民党総裁になった。しかし就任早々、森山幹事長や菅副総理(小泉進次郎の後見人)に抑え込まれて早期解散に打って出た。ところが自民党の都合ばかり優先して国民生活はそっちのけだ。まず第一に能登の被災地の都合を十分考えたのだろうか?被災地への手当てを十分にしてから解散しても良かったのではないか。混乱状態の中で選挙の作業までが追加で入るのだ。 10月27日(日曜日)は全国各地の小中学校で運動会を予定していて、選挙と丸かぶりだという。学校の校舎や体育館が投票所になるという想像力を誰も働かせなかったのか?この国のリーダーの感性の劣化に驚きを通り越して情けなくなる。そして石破総理は、裏金議員に対する国民の怒りの大きさに怯えて役職停止中の議員6人の非公認を打ち出した。強風にあおられて燃え盛る火事に少々の水をかけ...今回の総裁選で自民党の劣化が一段と進んだ。

  • 迷悶なき人には宗教は無用ーー健康な人に薬はいらないのと同じこと

    「宗教は迷悶するものに安慰を与うるものなり。迷悶なき人には宗教は無用なるものなり」哲学者、宗教家(真宗大谷派の僧侶)清沢満之一般の日本人の宗教観はここまで突き詰めて考えてはいないようだ。神社仏閣に参拝する人は多いが、「何かをお願いする」というケースが大部分ではなかろうか。 シュウメイギクとインパチェンス 日本人は薬を飲み過ぎるという。なんとなく神社やお寺にお参りして「何とかなる」と考えるのと似通う。食事や運動そして笑いに気を使い、なるべくクスリを飲まないようにしたいものだ。 枯れ葉を見かけるようになってきた。朝日新聞声欄西村史さん野の虫を追い、草花を観察し、流れゆく雲をながめる。不登校の息子さんがこんな環境に身を置いて作った次の句が素晴らしい。9歳の時に作った句が朝日俳壇に掲載された。紅葉で神が染めたる天...迷悶なき人には宗教は無用ーー健康な人に薬はいらないのと同じこと

  • 総裁選を米大使館はどう見守っていたか

    8月30日、前駐日大使でテネシー州の共和党上院議員ウイリアム・ハガティが来日し米大使公邸で夕食会が開かれた。ハガティはトランプ前大統領の側近の一人。トランプが政権復帰すれば要職に就くと見られている。そして現米国大使はラーム・エマニュエルは、カマラ・ハリスが勝利すれば政権入りが噂される。 8月30日の段階で総裁候補9人の中で招待されたのは小泉進次郎のみだ。ハガティもエマニュエルも、「日本の次期首相として小泉進次郎が望ましいと見ていた」その理由は米コロンビア大学や在ワシントンのシンクタンクで過ごした際に「手なずけた」から。政治家としても知的にも「未成熟」で、格段に操りやすいとみている。3万人の情報誌選択なんとも日本の首相も甘く見られたものだ。進次郎のボンが早々に脱落したのは日本にとって良かったと言える。 米大...総裁選を米大使館はどう見守っていたか

  • 上に立つ者の心構えーー天道を行うものだから私利私欲を出してはならない

    バブル崩壊以降の自民党政治は全く評価できない。30年以上にわたって国民の暮らしが貧しくなったことをどう反省しているのだろう。さらに反感を買っているのは、自分たちは裏金を蓄えて内輪で好き放題していたということだ。 仁徳天皇は民衆の暮らしが困窮していることを見て、3年税を免除し自分の宮殿は荒廃するに任せて質素倹約に努めた。その甲斐があって民衆の暮らし向きは向上した。その時の歌が次だ。高き屋に登りて見れば煙立つ民のかまどは賑ひにけりこれが上に立つ者の心構えであろう。 上皇陛下の平和を願う次の歌も心を打つものがある。沖縄平和祈念堂前にて。激しかりし戦場(いくさば)の跡眺むれば平らけき海その果てに見ゆ石破首相の持論はアジア版NATO(軍事同盟)だという。専守防衛の枠を離れて集団的自衛権で行動するということだ。平和と...上に立つ者の心構えーー天道を行うものだから私利私欲を出してはならない

  • 政界色模様その2ーー政策よりも好き嫌いが優先するのか。

    石破茂も高市早苗も「酒を飲んでの会談」は嫌いのようだ。そんな暇があれば家に帰って本を読むらしい。私は評価したいのだが。しかし政治家はそれでは駄目のようだ。政治評論家の田崎史郎(スシローとも呼ばれるようだが)の持論だ。だから高市は「女・石破」と呼ばれている。また、こちらの批判は当たっているかもしれないが、支持議員への言葉でのお礼をろくにしないようだ。しかしそれでも、今回二人が決選投票に残ったことは何を意味するのだろうか? 小沢一郎と野田佳彦の8年ぶりの会談は緊迫感のあるものだったようだ。(3万人のための情報誌選択)会食は二人きりで二時間近く行われたが、決裂した場合に備え、控えの間には側近が待機していたほど会場は緊張感にあふれていた。だが、話し合いは和気あいあいとしたものとなり、小沢は「野田さんは代表選に出な...政界色模様その2ーー政策よりも好き嫌いが優先するのか。

  • 政界色模様ーー石破、高市、小泉の三つ巴戦を裏から見れば

    自民党総裁選の当初は、小泉進次郎候補が断トツでこれで決まりみたいな感があった。しかし、だんだんメッキが剥げてきた。フランスオリンピックのメダルみたいなものだ。ケチったせいで金がいつの間にか銀になるとか。あるいは、熟成不十分のウイスキーをマーケットに出して悪酔いさせてしまった、ともいえる。選挙対策本部長になったが、幹事長代行くらいのポストで下働きをした方が熟成度が増すと思うのだが。 高市早苗候補は、当初20人の推薦人を集めるのに苦労したが後半の伸びは著しい。推薦人が集まれば党員票はかなり集まるという読みがあったのだろう。自民党党員票約100万人のうち幽霊会員が20万人で実質80万人。そのうち半分40万人が神道政治連盟や旧統一教会系の組織票と業界団体。残りの個人票の半分はかなり右の保守層で、かって自民党を支え...政界色模様ーー石破、高市、小泉の三つ巴戦を裏から見れば

  • 生涯修行という生き方ーー還暦からが本当の自分の人生

    龍源寺住職だった松原泰道師に次の言葉がある。「生涯修行、臨終定年」私は、もう20年ほど前にリタイアしたので「生涯現役」はない。しかし「生涯修行」という言葉は気に入っている。 薔薇(カール・プロベルガー) 北海道は日に日に秋が深まって来る。林深ければ響き奔り易し鳥啼いて山更に幽なり王維王維は中国唐代の詩人。静寂を表すのに何かの音をもってする手法は中国の六朝時代から見られる。古池や蛙飛び込む水の音松尾芭蕉蛙が水に飛び込む音で閑さがきわだつ感じがする。  ヤマボウシの実が落ち始めた。シュウメイギクは今が盛り。家庭菜園の辛味大根は、あと十日位で収穫できそうだ。還暦からは自分の時間をなるべく持つようにした方が良い、と思う。今は本を読むこと、草木と対話することが非常に楽しみだ。 薔薇(セバスチャン・クナイプ)今の時期...生涯修行という生き方ーー還暦からが本当の自分の人生

  • 石破対野田のがっぷり四つの対戦を望むが期待外れか。

    石破茂自民党総裁と立憲民主の野田佳彦代表の堂々の論戦を楽しみにしていた。しかし石破は総理大臣になる前に解散総選挙を宣言した。これは、行司軍配がかえる前に張り手をかましたようなもので、横綱相撲からは程遠い。毎日新聞の世論調査によると、石破茂総裁に期待する52%、野田佳彦代表に期待する49%、とよい勝負だ。 今回の総選挙の争点は、裏金や統一教会問題の決着をどうつけるかがまず第一点。西郷南洲翁は次のように語る。「節義廉恥を失いて、国を維持するの道決して有らず」自民党政治の悪弊は「カネによるばら蒔きと利権政治」ここを糺さずして甘やかすのは三等国の道である。しかし短期決戦だから調査などまずできまい。事実上の公認である。裏金議員たちの選挙区には野党統一候補を立てるべきであろう。維新の吉村知事も賛意を示しているのでまと...石破対野田のがっぷり四つの対戦を望むが期待外れか。

  • 石破政権の船出は厳しそうだーー自民党内にしらけムードが漂う

    高市氏を接戦で制して石破政権がスタートしたが、先行きは厳しい。裏金議員を抱え込んでいる高市陣営は、懐に刃を隠して様子見を決め込んでいる。石破茂は臭いものに蓋をして早期解散(10月27)に踏み切る。森山幹事長から説得されたようだ。(森山は選挙区事情に詳しい)裏金議員はほとんどお咎めなしで公認されるだろう。選挙で当選すれば「禊が済んだ」とまた大きな顔をするのだ。有権者が判定を下さなければなるまい。 石破総裁に安倍的なもの(裏金や旧統一教会)からの脱皮を期待していたがまず無理だ。昨日、自民党の役員人事の発表があったが、刷新感とは程遠い疲労感の残る会見であった。菅義偉副総裁(75歳)、森山幹事長(79歳)、鈴木総務会長(71歳)、小野寺政調会長(64歳)特に菅副総裁はバイデン化の現象が。唯一刷新感のあったのは小泉...石破政権の船出は厳しそうだーー自民党内にしらけムードが漂う

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