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2019/03/04

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  • 【登山No.59①】牛奥ノ雁ガ腹摺山、黒山/山梨県甲州市

    少々の雨では中止はありえない。ましてや、梅雨の真っ只中で、午後から雨は止む予報であれば。 頑張った結果がこれ もやで視界はおよそ20メートルといったところ。レインウェアを着ると雨止むし、脱ぐと降るしどっちやねん。 標高1,990m、リュックと背中の間を抜ける風雨が汗を攫っていく。このまま、どこか遠くの知らない異国の山まで運ばれたらよかったのに。 朝8時半、甲斐大和駅からバスに上日川峠行きのバスに乗り、すずらん昆虫館前で降りた。もよおしてしまい、ペンションに申し出ると快くトイレの利用に応じてくれた。出かけにどのコースで登るのか気にかけていただき、おまけにこんなパンフレットまでいただいた。 地元出…

  • 【ベイスターズ観戦番外編】BLUE PRINT 2019 JUNE ISSUE THREE

    今月号の表紙はスペンサー・パットン。アメリカ陸軍で活躍した同名にちなんで、将軍と称されている。 私の見間違えであろう、昨晩ハマスタのコンコースにソックリさんがうろついていた。試合中だった。まさか本物だったはずはない。。。 前半は打ちこまれた彼も、6月の防御率は1点台と本来の姿を取り戻した。 記事はトレードマークのヒゲを伸ばしているのはここ5年くらいのこと、試合前に必ず家族に電話するルーティンがあること、ブルペンでは2番目に年長であることから父親的な役回りであること(最年長は藤岡)など、今回もフィールド上だけでは知り得ない情報が満載で、興味深かった。 どんどんベイファンの深みにはまりつつある。

  • 【ベイスターズ観戦No.12】◯13-3カープ 2019年6月28日

    いよいよ、ペナントレース後半の開幕。居てもたっても居られず、急遽ハマスタへ 座る席はsold out。仕方なしに、初の立見席へ。これが、まま悪くなかった。球場全体が見渡せ、視界良好。 横っ面はこんな感じ 試合は両エースが乱れ、リードするカーブをベイが追い縋る展開。 潮目が変わったのは4回裏。筒香のバックスクリーンに突き刺さるツーランで同点、5回裏ソトが変化球を捕らえスリーランホームランで6-3。これで勢いに乗ったベイは筒香、ロペスに2本ずつホームランが飛び出し、投げては6回からリリーフ陣が零封し、今永にハーラートップタイ8勝目がついた。 筒香に復調の兆しが、最も大きな収穫。幸先の良いスタート。…

  • 【谷根千No.12②】谷中にこだまする尺八の音色

    谷中防災広場前の通りにカンバンが出ていた。 おお!英語。そういや、この間尺八を吹き鳴らして虚無僧風だったのも、外人さんだった。人気あるのかな。 裏は 漢字だ。日本人もokだな。 路地のその先に 竹が、山積み。気になる。体験とかやっていないかな。 つづく?

  • 【グルメNo.22】豚大学の豚丼/新橋校舎

    テラテラ、ギトギト、かみごたえのある肉厚のバラ肉を丁寧に焼き上げ、甘辛ダレとごはんとの相性抜群! こういうのを待ってた。さすがサラリーマンの聖地、ニュー新橋ビル。 平日午後1時を過ぎても 10人以上が今や遅しと列をなしていた。 私は中を頼んだが、豚さん肉は15枚程度が丼を覆っており、なかなかのボリューム。 欲をいえば、もう少し辛めで脂身を柔らかく仕上げてもらえると好みに合うかも。 とは言えなかなかお見かけしない存在感。またくるでしょう、きっと。

  • 【松方コレクション展】国立西洋美術館

    西洋美術館は60周年を迎えた。本館は世界文化遺産に登録されている。美術館が建造されるきっかけとなったのが、実業家松方幸次郎が収集したコレクションをフランスから返還されるに際して、収蔵されるに相応しい美術館を建築することが条件だった。 数奇な運命を経て、今も散逸している松方コレクションの一部を開館60周年を記念して、世界中から里帰りさせた。長くなってしまったが、今回の企画展はそういうことらしい。 ただ、一美術ファンからすれば、物足りないない感があった。海外から来た作品といえば、目立つのはオルセー所蔵のゴッホ作品「アルルの寝室」くらい。 これです。「アルルの寝室」 あとは、ドガの「マネとマネ夫人像…

  • 【登山No.58②】日本三百名山 三頭山

    前回の続き。 エスケープルートを通って、都民の森へ。 三頭の滝周辺は漬物石よりも大きなそれがゴロゴロ。雨足はどんどん強くなり、打ち付けるような激しさ。レインウェアなしでは到底活動不可な具合。スリップしないよう、かなり用心して進んだ。 都民の森に近づくにつれ、冒頭のようなウッドチップを敷き詰めた散策路に。晴れていたら、どんなにか気持ちよかったことか。 三頭避難小屋から1時間強で都民の森入口に到着。当初予定ルートを強行していたら、あと2時間はかかってだろう。悪天候には慎重で正解。 ここからバスで10分の数馬の湯で、冷え切った体を温めた。ここはロケーションはいいのに、各々の湯船が数名程度しか浸かれな…

  • 【登山No.58①】日本三百名山 三頭山

    奥多摩駅から峰谷行きバスに乗り、峰谷橋で下車。トンネルを抜けてさあ、と思いきや浮橋を渡れず。 楽しみにしてたのに、干上がってしまったらしい。トホホ 迂回して、深山橋脇から登る。幸先悪い… 予想していたが、奥多摩名物急登。いつも駅に向かう下りに苦戦していたので逆転ルートの登りを選択するや案の定辛い。下りよりましと我慢してひたすら耐える。 トラロープを掴む難所あるも、2時間強でヌカザス山で休憩、 更に1時間で三頭山に登頂。しかし、視界なし。 お昼を取ろうとどっかりしたら、羽虫がすごくて不快。おまけに雨も降り始める。ここは、と意を決して避難小屋まで30分の道を歩む。 到着した三頭避難小屋はものすごく…

  • 【谷根千No.13】炭聖 谷中店の焼肉

    炭聖は谷中散策の腹ごしらえにオススメの焼肉店。 場所は日暮里駅西口を出て、谷中方面の通りをまっすぐに歩いて、夕焼けだんだんの階段手前左手。 内装も薄明かりがムードよく、ヘッドレストもモフモフしていて、長居したくなる。 肝心のお味だがA5ランクのサシの入った和牛を提供しているだけあって、悪かろうはずがない。今日注文したのは、ヤキスキとホルモン。 さらには冷麺。辛味が別なのが、辛さ調整しやすくてうれしい。 締めに自家製アイスクリームは濃厚 ランチタイムはちょっぴりお得 間違いないので、お昼に是非! ◯炭聖 谷中店 http://www.yakiniku-tansei.com/sp/yanaka.h…

  • 散った後も美しく

    強い風雨の打ちつけた翌朝、 玄関ドアを開け、一歩踏み出そうとする。 三和土に広がった花たち アッと驚き、 思わず、カメラに収めた。 コンクリートがキャンバスとなって、一枚の絵のような、光景を撮ることができた。 ひとつひとつが小さな扇子の形をしたランタナの花びらと、弱々しいげに白光りするジャスミンと、どこかしら寂しげな余韻を引きずってる。 けれど、この絵を見せてもらったことで、もう一度は見られない自然の情景に立ち去り難くなってしまった。 たまに、こういうことがあると、生きた心地がする。私はハッとさせられることはそんなにはないのだれど。少し、前を向いていこう、そんな気になった。

  • 【読書No.81】男の隠れ家を持ってみた/北尾トロ

    四十半ばにして、家庭や仕事以外に居場所を探そう、それにはまず家族の待つ自宅とは別に、自分のためだけの別宅を持つのがよかろう。 これくらいの歳まで生きてくると、なかなか新しい関係性を構築するのは難しい。著者の試みや如何に? 雑誌の企画とはいえ、家庭崩壊を招きそうなチャレンジ。妻に打ち明けると案の定… 結論からすると、どのような境遇であれ、設定であれ、最も大きなファクターは本人の意思なのである。持ち家だろうが、男の隠れ家だろうが、結論にさほど大差はないであろう。 ただ、著者が著名な文筆家として、妄想を現実化できる環境が羨ましかった。さもなくば、家庭崩壊とまでは至らなくても、亀裂くらいは入ろう。 1…

  • 🍋我が家のレモンが生育中🍋

    ほったらかしレモンが四年目の夏、ついに実を大きくし始めた。 直径は今、4-5センチというところ。昨年、一昨年はまるでダメだったが、期待が持てるというもの。このまま、すくすく育ち、実りの冬を迎えてくれたら。 猫の額の地植えで、よくもまあ、育っている。ティーツリー、ランタナと息苦しさもあり申し訳ないが、どうなることやら。続報は追ってお伝えします!

  • 【ベイスターズ観戦No.11】◯3-0ファイターズ 2019年6月19日

    わたしが見た中で今シーズンのベストゲーム。 投げては平良が打たせてとるピッチングで、7回3分の2を零封。今シーズン初勝利を挙げた。去年も何度も勝ってよかったはずのゲームがあったが、今年はようやくの白星。勝利の瞬間、彼の表情は今にも崩れそうだった。今までの苦労が報われた。これで上茶谷同様、波に乗ってくれるといいが。 初々しい平良のヒーローインタビュー。 投手交代のタイミングも絶妙だった。球数が100球を超え、球威の衰えた平良に替えてエスコバーを投入。ホームランバッターの王を見事三振に斬って落とした。 序盤湿っていた打線も、ソトの弾丸ライナーで4回に 先制、7回には打線が繋がりヒット3連打、大和の…

  • 【おすすめ】mont-bellのアンブレラケース

    私は長傘を持たない。 理由としては ①置き忘れしやすい ②大きくて邪魔 だからだ。 電車に乗ると、殆どの人が長傘を他人に触れないよう注意を払っている。しかし、折りたたみ傘には列記した点では及ばない。みんな、折りたたみ傘にしてくれたらいいのに、といつも願っている。 長傘よりも、作りが貧弱なくらいしか弱点がなさそうな折りたたみ傘の、最大の弱点は、カバンにしまったときに、傘袋に触れた他の物が濡れてしまうことだ。 この弱点を補ってくれる画期的な製品を発見した! それが、このアンブレラケース。 なんの変哲もないケースに見えるが、ほぼ完全防水。見事、折りたたみ傘についた水分を遮断してくれる。 製品のト書き…

  • 【登山No.57】山梨百名山 鶏冠山 標高1,716m

    塩山駅からバスで1時間。鶏冠山登山口へ。2週ぶりの山、澄み渡る空。夏山にきた。 幸先悪かった。分岐路で誤って巡視路に入り、道無き道を行く。なんとか分岐に戻るのに15分のロス。 ここは左ではなく、右だった さらに、鶏冠神社方面に苦労して岩群を登るも何もなし。 疲れ切って、鶏冠山見晴台へ。登山開始から2時間が経過し、腹が減る。まだ11時過ぎだが、昼食でエネルギーチャージ。北面の峰々が新緑に染まり、目に優しい。 下りを開始するも、気分が乗らない。六本木峠で既に13時前。ここから、大菩薩嶺方面の丸川荘を経由するルートだと、最短で16時半。なにかあれば日没も覚悟しなければならない。丸川荘からの下りは急で…

  • 【株主優待No.14】銀座ルノアールの株主ご優待券

    どうしてもゆっくり寛ぎたいときはルノアールを利用している。どうしても、という前提がつくのは、安月給のサラリーマンに、喫茶店で1,000円払うのはしんどいから。 最も安いブレンドでも560円、ケーキは460円からときている。私は必ず甘いモノを注文したいので、一回の支出1,000円越えは確実となる。 ルノアールの店舗は、ソファもゆったりしているし、Wi-Fi環境も整っている。新聞も、一般紙、経済紙、スポーツ新聞まで取り揃えてある。お茶に、おしぼり、丁寧な接客で、静か。スタバやドトールのようにガチャガチャしてないのがいい。スタバやドトールには、それぞれ独自の良さがあるけれども。 株主優待としてはワン…

  • 【株主優待No.13】キャンドゥの株主ご優待券

    年一で、ショップで使える優待券20品分を贈ってくれる。100均ヘビーユーザーにはうれしい。 ちなみに、そんなに行かないんだよね、使わないんだよね、っていうひとには代わりにまとめて選んでくれる。 ちなみに今回の5枚分の買い物は ◯ポリ袋70リットル8枚入り ◯クマモンのウェットシート ◯アイスクリームスプーン ◯塩煎餅 ◯S&Bカレー 私のおすすめはクマモンのウェットシート。なぜか他のよりも凄く汚れが落ちる!枚数も50枚! 近くにダイソーがあったら、そっちの方がいいかも。株主優待の基本は使いやすいことだと思うので。

  • 【旧跡】神奈川台場跡

    台場といえば、東京お台場、フジテレビ周辺のあれを思い出す方も多いのではないだろうか。私もそうだったが、横浜にもあった。 それはそうだろう、横浜は開港の地。諸外国に対する堡塁があってもおかしくはなかろう。 こちらも勝海舟がからんでいたらしい。 そこは現在では 貨物車両駅近くで、でかいタワーマンションがこれから建とうという目と鼻の先だった。 しかも、この台場の一部は埋もれてしまっているらしい。 わずかばかりになってしまったが、こうした歴史の名残が後世に伝えられることを祈らんばかりだ。

  • 【ベイスターズ観戦No.10】◯6-5マリーンズ 2019年6月12日

    待ってました交流戦!何年ぶりだろう、マリンスタジアム。ひょっとしたら10年、いやもっと来ていなかったかも。 球場自体は変わってなかったかな。 試合は一発攻勢で追い追われつの展開に。 4回表、ベイスターズはマリーンズ先発岩下の制球の乱れで4四球で同点に追いつく。この回一本でもタイムリーが出ていればもっと楽だったはず。 9回裏は、康晃劇場で2失点。併殺がリプレイ検証となり、ゲームセットのはずが、反撃のきっかけに。わからんもんです。野球は最後まで。 いいなと思ったのは外野席の画面。チャンステーマかの歌詞が映し出され、はじめての来場でも応援できるようになっていた。 あと、ビールには ハイネケンも。売り…

  • 【グルメNo.21】北海道ラーメン 楓の味噌ラーメン/横浜鶴見

    昨日昼のこと。四月並みの気温に肌寒い氷雨、ぐっしょりになったズボンを抱え、楓の暖簾をくぐった。 寒い日は一にも、二にもラーメンが恋しくなる。それも出来るだけ熱々でボリュームたっぷりなのが。 アツアツがすぐに出てくる。旨辛の味噌。スープは濃いめ。足して割ってもいいくらい。追加スープも無料okだが、薄くなるのは嫌だし、飲み干せないかもで、遠慮。白ネギももやしのシャキシャキも心地よいが、ボリューム不足。麺も150グラムでは足らなかった。 隣のいかにもラーメン好きそうな小太りのサラリーマンが麺大盛り、キャベツトッピングを注文。なるほどね、その手があったか。 味噌ラーメンが790円なので、大盛り150円…

  • 【名所】都庁展望台は大盛況

    所用があり、何年かぶりに東京都庁展望台に登った。 日曜日とはいえ、梅雨どき、そんなに並ぶこともあるまいと高を括っていた。 ところがどっこい なんと、30分待ちである。無料だし、ロンリープラネットなどにも掲載されているのかもしれない。外国人とわかる顔触れが多い。 仕方なく列に加わると意外にスムーズ。20分強ではけ、45階地上202mの世界へ。 この日は小雨混じりだったせいか、遠くまで見通せなかったが、皇居の緑が鮮やかだった。 そして、ちょっぴり驚いたのが内装がこぎれいで気品が感じられるような、落ちついた佇まいになっていたこと。以前は土産物屋が目立って、ちょっとガサツなイメージだったけど、シンプル…

  • 【読書No.80】流/東山彰良

    台湾在住の友人からこの本を紹介され、手にとった。なるほど、面白い。 台湾、日本、中国本土。共産党と国民党の間で揺れ動いた、「中国人」の家族の物語である。 台湾にいればこそ、その喧騒、舌で味わう料理、靄を含んだ亜熱帯の空気、常に大陸を意識せざるを得ない政治、生殺与奪の歴史。 忘れがちだが、衣食住が事足りている世界の一握りの人々を除いて、生きていくためには、食べていくためには何をなすべきかを考えざるを得ない。そうした人々にとって、共産党が、国民党がどのような政策をを掲げようとも、おまんまを多く与えてくれる方になびいていった。そのようにして、生き残った主題が、歴史として上書きされていくものなのだ。 …

  • 【株主優待No.12】ドトール・日レスホールディングスの株主ご優待カード

    残念である。何が残念かって、レベルダウンに尽きる。以前、と言っても2年以上遡ってしまうが、ドリップのコーヒーがこんな感じで送られてきていた。 今はプリペイドカード、1,000円分に過ぎない。ケーキセットを頼んでしまうと2回分にもならない。 優待カードは5,000円まででチャージもできない。ドトールからしてみれば、たかだか20万しか貢献していない株主に配送料はバカにならないし、店舗にきてもらうきっかけになればということだろう。 もらう方こらすれば、送ってもらったり、レコメンドしてもらえるから、自分では選ばない品を味わう機会でもあるのに。原物を送付してくれるKEY COFFEEやユニカフェよりは旨…

  • 【ベイスターズ観戦No.9】●2-6ライオンズ 2019年6月7日

    恐れていた事態が現実のものに。 関東地方は今日で梅雨入り。しかし、この時期、しっかりと皆を納得させられるほどの雨量でなければ中止できない。したがって、試合は強行された。レインウェアに、ザックカバー。登山道具を活用し、万全の体制で観戦した。 序盤は両投手の投げ合いで推移する。先に捕まったのはベイスターズのエース今永。4回表源田、外崎の連打で先制され、犠牲フライで加点。ベイも珍しくクリーンナップが繋がり、ワイルドピッチと犠牲フライで渋く同点に追いつく。 ところが、5回に外崎にソロを浴びて勝ち越しを許すと、7回にも外崎のタイムリーなどでリードを広げられ、白旗が上がったようだった。今永は12三振を奪っ…

  • 【登山No.56⑤】奥多摩駅〜丹波〜丹波天平〜サオラ峠〜三条の湯 泊〜飛竜山(標高2,077m)〜禿岩〜熊倉山〜サオラ峠〜西廻り〜丹波

    山行においては、途中にレストランやコンビニはないのだから、自炊または持参が原則となる。 前回までは、テルモスに入れたお湯を持参し、カップラーメンをすすってきて、まあ、それは手軽であり、疲れた体には地上で食するよりも、何倍も美味しく感じるものであった。 ところがどっこい、今回はテルモスを持ってくるのを失念してしまったのである。テルモスという器どころか、それ以前にお湯をテルモスに注ぐルーティーンすら忘れてしまっていた。 おそらく、初めて20キロを超える行程を前に、緊張していたのだと思う。幸いなことに、万一のビバークなど不測の事態に備えて、予備の食糧を積んでいたので、試さざるをえない事態に陥ったわけ…

  • 【登山No.56④】奥多摩駅〜丹波〜丹波天平〜サオラ峠〜三条の湯 泊〜飛竜山(標高2,077m)〜禿岩〜熊倉山〜サオラ峠〜西廻り〜丹波

    今日は行程を振り返ってみたい。1日目が5時間、2日目が7時間で、合計12時間、距離は23キロ、高低差も1,000mを超えていた。1日目はまあこんなもんだろう的な感想だった。強いて言うならサオラのまでの登りがなダラダラ坂に滅入ったくらいだ。 熟睡して疲れも吹き飛んだはずの2日目、飛竜山からの下山の足取りが重かった。急にがくっときて、団体様と変わらぬスピードで、抜きつ抜かれつした。連日歩くなら5時間くらいが足にも優しいのかもしれない。 飛竜山頂は木に囲まれ、視界も開けていなかった。 その分正規ルートからは外れるが、飛竜権現から往復10分でいける禿岩からの眺望が良かった。切り立った崖から半身を乗り出…

  • 【登山No.56③】奥多摩駅〜丹波〜丹波天平〜サオラ峠〜三条の湯 泊〜飛竜山(標高2,077m)〜禿岩〜熊倉山〜サオラ峠〜西廻り〜丹波

    3回目は山中で見かけた植物について。 狙っていたのはギンリョウソウ。白くて釣鐘状。透明感のある幽霊のような植物。雲取山荘が発行?している山中の植物カードにあったのだが、てんで見当たらない。 今回は二日間で20キロを超える行程。どこかあるやろ、思ってたら、1日目は物の見事に見過ごし。2日目は存在すら忘れかけていた終盤、疲れがたまって目線が虚ろだったところ、はっと気づけばあったのである。 本当はいけないのだろうが、触れてみると、ふるふるしてきのこのよう。筒状のお辞儀したパーツの中身はがらんどうであった。別名ユウレイソウ。なるほど納得の命名。 どうやら菌類ではないらしい。 みなさんも見つけてみてくだ…

  • 【登山No.56②】奥多摩駅〜丹波〜丹波天平〜サオラ峠〜三条の湯 泊〜飛竜山(標高2,077m)〜禿岩〜熊倉山〜サオラ峠〜西廻り〜丹波

    前回の続きで三条の湯のよかった点をあげてみる。 3 就寝環境 敷布団が2組、毛布は擦り切れていない厚みのあるまともな毛布が用意されていた。また、隣りの人との間隔も10センチくらいはあり、両手を広げなければ当たらない程度の余裕があった。よく、山小屋では折り重なるように雑魚寝しなければならないときくが、ゴールデンウィークの雲取山荘はまさにそれであったが、今回は土曜日泊であったにもかかわらず、寝床に余ったスペースがあり、私なんぞ、片側に人がいなかったほどである。たまたま今回だけ登山客が少なかったのかもしれないが、おかげさまで、熟睡でき、心配していた疲労の回復は理想に近いレベルだった。 外見はこんな感…

  • 【登山No.56①】奥多摩駅〜丹波〜丹波天平〜サオラ峠〜三条の湯 泊〜飛竜山(標高2,077m)〜禿岩〜熊倉山〜サオラ峠〜西廻り〜丹波

    一泊二日の縦走で奥多摩の飛竜山(標高2,077m)を目指した。 宿にした三条の湯(温泉付きの山小屋)がとてもよかった。何が良かったかといえば 1 温泉 湯船は手足をのばすと3人も入れないが、分析表によれば、硫黄成分が。確かに硫黄臭があり、薪で炊いているせいか、お湯が柔らかい。温まりが持続し、疲れが和らいだ。湯船を撮れないのが残念だ。 2 食事 夕飯には、川で採れた魚の甘露煮、すまし汁、天ぷら2品、胡麻和え、サラダ、蕗、ハムと少しの鹿肉。鹿肉はご主人が打って取った獲物らしい。鹿による食害が進んでおり協力しているとのこと。山中ながらも、多くの食材を取り入れ、食事を楽しんでもらおうという心意気を感じ…

  • 梅雨入り前最後の山行予定

    奥多摩駅から山梨県丹波山村方面行バスにのり、村役場前で降りる。2時間で700mを登り、標高1.343mの丹波天平へ。 ここからは広葉樹林の尾根を伝う。サオラ峠で右に分かれて、御岳沢を通って三条の湯。ここが今日の宿。 冷鉱泉だが、薪で沸かしたれっきとした温泉である。ご主人は野生環境の保護に努めていて、捕獲した鹿肉を食材とて夕飯に出してくれるという。 およそ、山小屋とは思えない話だ。温泉で汗を流し、ジビエをいただく。なんとも贅沢な時間を山中で過ごせる。設備もキレイらしい。期待大だ。 翌日は飛竜山へ。6時間以上の山行でスタミナに不安がある。今晩十分に睡眠がとれるといいが。先月の雲取山荘では、初めての…

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