ドイツ空軍は「次世代戦闘機が実用化される前に有人戦闘機と協調可能な無人機が必要になる」と表明したため様々な動きが観測されてきたが、KratosとAirbusは16日「Airbus製ミッションシステムを組み込んだXQ-58Aを開発する」「2029年までにドイツ向けの戦闘準備が整う」と発表した。
ロシア人はオルリフカ占領を、シルスキー総司令官は敵を打ちのめしたと主張
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは29日「オルリフカ北部の掃討が完了してロシア軍が集落を完全に占領した」と主張したが、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は「第3強襲旅団と第25空挺旅団がオルリフカ郊外まで突破してきた敵を打ちのめした」と明かした。
バフムート方面の戦い、ロシア人はイワニフスキーの半分を支配したと主張
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは29日「ロシア軍がイワニフスキーで大幅に前進して集落の半分を支配している」と報告したが、主張を裏付ける視覚的証拠はなく、ウクライナ人が運営するDEEP STATEもRYBARの評価を認めていない。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がベルディチとトネネキーを占領か
ウクライナ軍は27日「ベルディチ、オルリフカ、トネネキーで防衛ラインを安定させた」と述べたが、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは28日「ロシア軍がベルディチとトネネキーを占領した」「敵はノボポクロフスキー方向やウマンスキー方向に撤退している」と報告した。
米海軍、30万ドル以下で年500発調達可能な低コスト巡航ミサイルを要求
米空軍は「将来の低コスト巡航ミサイル(射程926km/取得コスト15万ドル)」に関するプロトタイプ設計を開始したが、米海軍も産業界に「低コストと長射程を両立した巡航ミサイル(取得コスト30万ドル以下/年500発以上の大量生産)」を要求した。
アウディーイウカ方面の戦い、ウクライナ軍が複数拠点からの撤退を発表
DEEP STATEとRYBARは26日「ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領した」と報告、ロシア軍がステポヴェ集落の西端で軍旗を掲げる様子も登場し、ウクライナ軍も27日「ステポヴェとシェベルネから撤退した」と発表した。
ウクライナはSu-34撃墜、ロシア人はアーチャーやNASAMSの破壊を主張
オレシュチュク空軍司令官は27日「東方向でロシア軍のSu-34を撃墜した」と発表、これが事実なら17日以降にロシア軍は10機の航空機を失ったことになるが、ロシア人もアーチャーやNASAMSランチャーの破壊を主張している。
マクロン大統領、ウクライナに砲弾100万発提供を約束したのは軽率だった
フランスのマクロン大統領はウクライナ支援会議後の記者会見で「我々に100万発の砲弾がなかったと言わざるを得ない。あの約束は間違いないく軽率な行為だった」と発言し、砲弾100万発を2024年3月までに提供するという約束が現実離れしたものだったと認めた。
バフムート方面の戦い、ロシア軍がイワニフスキー中心部に到達した可能性
ウクライナ軍は「チャシブ・ヤールで要塞建設が行われている」「この要塞は敵が楽に前進することを許さないだろう」と語ったが、バフムート方面の状況は悪化する一方で、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がイワニフスキー集落の中心部に到達した」と報告した。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領
アウディーイウカ方面におけるロシア軍の勢いは増すばかりで、ウクライナ人が運営するDEEP STATEとロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは26日「ロシア軍がステポヴェとシェベルネを占領した」と報告、オルリフカ郊外とトネネキー郊外で戦闘が始まっている。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍がベルディチ周辺でエイブラムスを破壊
アウディーイウカ方面のウクライナ軍は「戦場に投入したエイブラムスの映像」を23日に公開していたが、ロシア人らは26日「アウディーイウカ方面(ベルディチ周辺)でエイブラムスを破壊した」と報告、破壊されたエイブラムスの画像も登場した。
アウディーイウカ方面の戦い、ウクライナ軍がラストシュネ撤退を認める
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは26日「どれだけタブリア作戦軍が事実を捻じ曲げてもラストシュネは失われている」と指摘していたが、ウクライナ軍は「ラストシュネからの撤退」を認めて「ベルディチ~トネネキーに沿って防衛ラインを構築した」と明かした。
ウクライナのクレバ外相、欧州に砲弾の域外輸出を禁止するよう訴える
ウクライナのクレバ外相は独RNDの取材に「欧州で生産された弾薬を域外輸出せずウクライナに送るべきだ」「欧州で生産される全弾薬はヨーロッパ防衛に役立てなければならない」と述べ、RNDは「クレバ外相が砲弾(域外)輸出を禁止するよう要求した」と報じている。
ロシア軍の勢いは衰えず、バフムート方面とアウディーイウカ方面で前進が続く
ロシア軍の攻勢は全く勢いが衰えず、バフムート方面のロシア軍はイワニフスキー集落内に北東から侵入し、さらに集落の北郊外にも取り付く寸前だ。アウディーイウカ方面のロシア軍もラストシュネ占領、その後も勢いが止まらずラストシュネからトネネキー方向に1km以上も前進した。
ゼレンスキー大統領が自軍の戦死者数に言及、3.1万人の兵士が死亡
ウクライナ政府が自軍の戦死者数に言及することは滅多にないが、ゼレンスキー大統領は25日の記者会見で「この戦争中に3万1,000人のウクライナ軍兵士が死亡した」「反攻作戦に向けて準備された4個旅団には現在も約束された装備が届いていない」と明かした。
オランダのウィルダース氏、連立政権樹立のためウクライナ支援停止を撤回
オランダの総選挙でウィルダース氏率いる自由党(PVV)は勝利を収めたものの「ウクライナへの軍事支援停止」が妨げとなって連立協議が破綻、ウィルダース氏は24日「PVVはウクライナを支持し如何なる支援についても喜んで協議に応じる」と表明して支援停止を撤回した。
シルシキー総司令官が進める監査、前線未経験の兵士を2個旅団分見つける
ゼレンスキー大統領は「約100万人の兵士がいるのに最前線で戦っている兵士は少数だ」と、ポドリャク大統領府顧問も「シルシキーの初仕事はどこに残りの兵士がいるのか突き止めることだ」と述べていたが、23日時点で前線未経験の兵士が「2個旅団分見つかった」と報じられている。
ロボーティネの戦い、ウクライナ人は敵のバンザイ攻撃は一方通行と主張
ロボーティネ方面ではDEEP STATEとRYBARの評価が大きな食い違いを見せており、RYBARは24日「ロシア軍がロボーティネ集落の中心部を抑えた」と報告したが、DEEP STATEは「敵の集落に対するバンザイ攻撃は一方通行(排除されるか捕虜になるかのどちから)だ」と主張した。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が前進を続けてラストシュネを制圧
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARはアウディーイウカ方面について「ロシア軍がステポヴェを支配しラストシュネを制圧した」「シュベルネも制圧している可能性がある」と報告、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも24日「ロシア軍によるラストシュネ制圧」を認めた。
伊加もウクライナと協定締結、明文化された今年の軍事支援額は161億ドル以上
イタリアとカナダがウクライナと安全保障協定を24日に締結、英独仏伊加が約束した2024年の軍事支援額は161億ドル以上=2.4兆円になり、G7の共同宣言に賛同したデンマークも23日に協定を締結、ノルウェーも数週間以内に協定を締結する見込みだ。
ロシア軍機はさらに燃える、シルスキー総司令官が非対称な対応に言及
シルスキー総司令官も侵攻2周年を迎えた24日「我々はロシアの占領者に対して近い将来、空中でも非対称な対応をとることになると思う。ロシア軍の航空機はさらに燃えることになるだろう」と言及、もしかすると独自の中距離防空システム実用化に目処がついたのかもしれない。
ウクライナ軍の無人機が命中か、リペツク州のノボリペツク製鉄所で大きな爆発
露国営メディアは24日夜「リペツク州のノボリペツク製鉄所で火災が発生した」「恐らく無人機の墜落によるもの」と報じ、ロシア国防省も「無人機を使用したテロを攻撃を阻止した」と発表したが、ノボリペツク製鉄所に無人機が着弾する映像が登場した。
ヘルソン州ヘニチェスクでSu-34が墜落、ウクライナ軍による撃墜の可能性も
ウクライナ軍は23日「クラスノダール地方上空でロシア軍のA-50を撃墜した」と発表したが、Radio Libertyは24日「ヘルソン州ヘニチェスクでSu-34が墜落した」と、クリミアの風も「Su-34がミサイルを発射後にレーダーから消えた」と報じている。
久々の朗報、9年の時を経てロサンゼルス級原潜ボイシのオーバーホールを開始
米海軍から久々の朗報が届いた。9年近くオーバーホールを待っていたロサンゼルス級原潜ボイシについて「ニューポート・ニューズ造船所とオーバーホール契約を12億ドルで締結した」と発表され、今度こそボイシのオーバーホールに期待が持てそうだ。
LOT18~19でF-35の調達価格が上昇する可能性、米軍の調達削減が原因
国防総省は2025会計年度予算で調達するF-35を削減する可能性が高く、この影響は対外有償軍事援助(FMS)を通じたF-35の売却で緩和されることなく「F-35自体の価格を押し上げる」「LOT18~19の交渉条件は根本的に変更されるだろう」と報じられている。
ウクライナ空軍がクラスノダール上空でA-50を撃墜、S-200を使用か
オレシュチュク空軍司令官は23日「クラスノダール地方上空でロシア軍のA-50を撃墜した」と発表、Ukrainska Pravdaはウクライナ国防省情報総局筋の話を引用して「旧ソ連時代のS-200を使用してA-50を撃墜した」と報じている。
ロボーティネの戦い、ウクライナ側とロシア側で状況の評価が大きく異なる
ロシア軍はアウディーイウカ陥落直後にロボーティネ方面で攻勢を開始したが、DEEP STATEとRYBARの評価は大きく食い違っており、RYBARが主張するロシア軍の前進範囲も視覚的証拠が伴っていないため現地の状況は謎に包まている。
アウディーイウカ方面の戦い、ロシア軍が3km以上前進してシュベルネに侵入
ロシア軍の前進はアウディーイウカ陥落後に停滞していたが、ウクライナ人が運営するDEEP STATEとロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がシュベルネ方向に前進した」と報告、ロシア軍は3km以上も前進してシュベルネ集落に侵入した。
バフムートの戦い、ロシア軍が防衛ラインを突破してイワニフスキーに侵入
バフムート方面についてロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは22日「ロシア軍がイワニフスキー北東郊外で敵の防衛ラインを突破して集落内に空挺部隊が入った」と、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも23日「イワニフスキー集落内の北東部がロシア軍の支配下になった」と報告した。
フィリピンとスウェーデンが防衛協力協定を締結予定、グリペン導入が濃厚
フィリピンはマルチロール機の導入を進めており、米Defense Newsは23日「フィリピンとスウェーデンは3月中に防衛協力協定を締結予定だ」「フィリピンは調達機種を明かしていないもののグリペンが最有力候補になった」と報じている。
シンガポール航空ショー、米海兵隊が地面効果翼機AirFish-8に関心を示す
ST Engineeringはシンガポール航空ショーに地面効果翼機「AirFish」を出展、同社はBreaking Defenseの取材に「米海兵隊とAirFish-8について協議している」と明かし、海外市場向けに開発した歩兵戦闘車「Terrex S5」も披露した。
シンガポール航空ショー、フィリピンとインドネシアがUH-2に関心を示す
防衛省はシンガポール航空ショーに国内企業13社を送り込み、防衛装備庁の府川氏は「日本企業が世界市場に参入するチャンスは多いものの海外企業のような経験がないことが問題だ」と述べ、SUBARUは「フィリピンとインドネシアがUH-2に関心を示している」と明かした。
ロシア軍がポブジェダを占領、ウクライナ軍はドネツク西郊外の防衛拠点を失う
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは21日「ロシア軍がポブジェダの中心部に赤旗を掲げて集落を解放した」と報告、赤旗を掲げた様子は視覚的にも確認され、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「ウクライナ軍がポブジェダを失った」と認めた。
ウクライナ軍、ニューヨーク・タイムズはロシアの物語を広めようしている
ニューヨーク・タイムズ紙は20日「アウディーイウカで秩序ある撤退が行われなかったため850人~1,000人のウクライナ軍兵士が捕虜になった可能性がある」と報じ、ウクライナ軍はロシアのプロパガンダに踊らされ「ロシアの物語を広めようしている」と批判した。
レオナルド、イタリア軍向けにレオパルト2の大幅なイタリア化が行われた
イタリアは地上戦力のギャップを埋めるためレオパルト2A8(約130輌)を調達予定で、レオナルドのロレンツォ・マリアーニ氏は「レオパルト2の大幅なイタリア化が行われる」「ラ・スペツィアで最終組立を行う」と明かした。
オーストラリア海軍の再編計画、汎用フリゲートの検討候補にもがみ型が浮上
オーストラリアのアルバニージー政権は海軍再編に関する分析結果を発表、この中で「有人運用も可能な大型無人艦」と「汎用フリゲート」の取得に言及、後者の検討候補にMEKO A-200、Alfa3000、もがみ型、大邱級を挙げている。
ウクライナ軍はドニエプル川左岸から撤退? ロシア軍がクリンキーで国旗を掲げる
ロシアのショイグ国防相は20日「ドニエプル川左岸のクリンキー掃討を完了した」と発表、ウクライナ軍は「左岸の陣地を保持し続けて敵に大きな損害を与えている」と否定したが、クリンキー集落でロシア国旗を掲げる映像が複数登場した。
ロシア国防相はクリンキー掃討が完了したと発表、ウクライナ軍は即否定
ロシアのショイグ国防相は20日「ドニエプル川左岸のクリンキー掃討を完了した」と発表、ウクライナ軍は直ぐ「(クリンキーの掃討完了は)現実と一致していない。左岸の陣地を保持して敵に大きな損害を与えている」と否定した。
ギリシヤがレオパルト1A5のアップグレードを検討中、EODHが改修案を提出
ギリシヤ陸軍は保有するレオパルト1A5のアップグレードを検討中で「EODHはKNDSやDumaと共同で改修案をギリシャ参謀本部に提出した」と報じられており、このパッケージを適用したレオパルト1A5はあと20年は戦闘に耐えることが出来るらしい。
反撃に出たウクライナ人運送業者、ポーランド国境の封鎖に乗り出す
ポーランド人農民によるウクライナ国境封鎖は全検問所に拡大することはなかったもの「抗議活動の延長」や「バス・乗用車の通行阻止」などを仄めかしており、ウクライナ人運送業者らも検問所で抗議活動を開始して「ポーランドに出国するトラックの制限」に乗り出した。
侵攻726日目、アウディーイウカ制圧後も各方面でロシア軍の前進が続く
ロシア軍によるウクライナ侵攻から726日が経過、シヴェルシク方面、バフムート方面、アウディーイウカ方面、ドネツク西郊外方面、ロボーティネ方面でロシア軍の前進が報告されており、相変わらずウクライナは苦しい状況が続いている。
ウクライナ復興は未来への投資、現地メディアも日本は最大の資金援助国
岸田首相は日ウクライナ経済復興推進会議で「地雷除去を含む7分野を重点的に支援していく」「ウクライナ復興は未来への投資だ」と表明、ウクライナ財務省も「2024年に373億ドルの支援を見込んでいる」「これまでのところ日本が最大の資金援助国だ」と言及した。
長射程タイプのATACMS、バイデン政権がウクライナ提供に取り組んでいる
NBC NEWSは19日「バイデン政権が長射程バージョンのATACMS提供に取り組んでいる」「これが提供されればウクライナはクリミア半島の奥深くを攻撃できるようになる」と報じ、同盟国にATACMS提供を要請する可能性も否定しなかったと言及している。
ポーランド農民によるウクライナ国境封鎖、明日から全検問所に拡大予定
ポーランド人農民によるウクライナ国境の封鎖は3ヶ所から6ヶ所に拡大、この抗議活動を主導する労働組合は「20日からポーランドとウクライナの国境にある全検問所(計9ヶ所)を封鎖する」と予告しており、陸上輸送の混乱解消は全く目処がたっていない。
現地メディアによるアウディーイウカ戦の総括、教訓が何も生かされていない
Kyiv Independent紙はアウディーイウカの戦いについて「陣地強化は間に合わず、増援も送られず、撤退の判断も遅れた」と総括、取材の応じたマイケル・コフマン氏は「何が何でも死守するとメンタリティは何の役にも立っていない」と指摘した。
ロボーティネの戦い、ロシア軍が2km以上前進して集落郊外に到達か
ロシア軍はアウディーイウカ陥落直後にロボーティネ方面で攻勢を開始、ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ベルベーヴ南西の防衛ラインが突破された」と報告していたが、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍がロボーティネ郊外に到達した」と報告した。
ロシア軍、アウディーイウカで投降した負傷者を殺害して動画を撮影か
ロシア人がTelegramに投稿した動画は「アウディーイウカの旧防空陣地を守っていたウクライナ兵士」のもので、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「ロシア軍は負傷者を射殺して遺体を池(水たまり)に投げ捨てた」と指摘している。
予見されていた攻勢、ロシア軍がロボーティネ方面で防衛ラインを突破
ウクライナ軍は「ロシア軍がロボーティネにアウディーイウカ方面を上回る戦力を集結させている」と警告していたが、この攻勢が18日に始まり、ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ベルベーヴ南西の防衛ラインが突破された」「予備戦力の投入が必要」と報告している。
ウクライナ軍、アウディーイウカ西郊外の集落に新たな防衛ラインを設定か
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは17日「アウディーイウカ市内では掃討戦や地雷の除去作業が行われている」「ウクライナ軍はベルディチ、セメニフカ、オルリフカに足場を築いている可能性が高い」「ウクライナ軍はラストシュネキを放棄した」と報告した。
タルナフスキー准将、アウディーイウカ撤退時に多数のウクライナ軍兵士が捕虜になった
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは17日「コークス工場を含むアウディーイウカ全体がロシア軍の支配地域になった」と報告、タブリア作戦軍司令官のタルナフスキー准将も「アウディーイウカからの撤退時に多数のウクライナ軍兵士が捕虜になった」と明かした。
ロシア軍勝利で決着、シルスキー総司令官がアウディーイウカ撤退を発表
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は17日「作戦状況に基づきアウディーイウカからの撤退を決定した」と発表、これを受けてタブリア作戦軍司令官のタルナフスキー准将も「命令に従いアウディーイウカから事前に準備された陣地まで撤退した」と述べた。
独仏がウクライナと安全保障協定を締結、2024年に101億ユーロの軍事支援を約束
英国に続きドイツとフランスが「安全保障に関する2国間協定」をウクライナと締結、3ヶ国が約束した2024年分の軍事支援額は計139億ドル(英25億ポンド、独71億ユーロ、仏30億ユーロ)=約2兆円になり、米国、カナダ、イタリア、日本とも協定締結に向けて協議が進んでいる。
アウディーイウカは酷い状況、ウクライナ軍兵士が撤退している可能性も
アウディーイウカ方面のロシア軍はモニュメント、浄水施設、旧防空基地、チェブラーシカ要塞、鉄道病院、公園の銅像の6ヶ所で国旗(もしくは軍旗)を掲げ、ウクライナ軍兵士が隊列を組んで郊外に向かう様子も確認されたため、ロシア人は「撤退が始まった」と主張している。
ロシアが戦場に供給した対ドローン用EWシステム、最低の品質で機能しない
昨年11月「対ドローン用EWシステム(Volnorez)がウクライナのロシア軍部隊に届いている」と報告されたが、複数のロシア人ミルブロガーは「Volnorezは全く機能しない」「とにかく最低の品質だ」「平均故障間隔は玩具向けのトランジスタと同じ」と告発した。
第3独立強襲旅団、甚大な損害を与えてもアウディーイウカの状況は厳しい
アウディーイウカに派遣された第3独立強襲旅団は「コークス工場で戦っている」と示唆、さらに「第3強襲旅団は最低でも15,000人の敵と対峙している」「敵は甚大な損害を被っているにも関わらずアウディーイウカの状況は極めて厳しい」と報告した。
ロシア軍、ゼレンスキー大統領が自撮りを行ったモニュメントに軍旗を掲げる
ロシア国旗がアウディーイウカの入口に掲げられたが、今度は「ゼレンスキー大統領が自撮りを行ったモニュメント」にロシア軍旗が、ウクライナ軍が撤退した浄水施設にもロシア軍旗が掲げられ、アウディーイウカにおけるロシア軍の成功を印象付けている。
第3独立強襲旅団、アウディーイウカで対峙するロシア軍は正規軍の精鋭
アウディーイウカに派遣された第3独立強襲旅団の報道官は15日「敵は機械化旅団とGRUの専門家で構成された正規軍の精鋭だ」「占領地に存在する最も強力な部隊で大砲や無人機の扱いも上手い」「アウディーイウカの困難さはバフムート以上だ」と明かした。
アウディーイウカ南部の防衛ラインが崩壊、街の入口にもロシア国旗が掲げられる
アウディーイウカの入口付近でロシア軍兵士が国旗を掲げ、旧防空基地と浄水施設を失ったため南部郊外の防衛ラインも完全に崩壊し、市内に繋がる野道も安全とは言えないため、今直ぐ市内に残るウクライナ軍は撤退を開始すべきだろう。
アウディーイウカ市内でのロシア軍前進は衰えず、複数方向で支配地域を拡大
DEEP STATEは15日昼に更新した戦況マップの中で「ロシア軍の支配地域がアウディーイウカ北西郊外やモニュメント付近まで前進した」「グレーゾーンが市街に繋がる野道方向に伸びた」と報告、第3独立強襲旅団の投入にも関わらずアウディーイウカの状況は悪化している。
第3独立強襲旅団がアウディーイウカ到着を報告、対峙する敵戦力は約7個旅団
第110機械化旅団の報道官は13日「強力な増援が到着している」と明かしていたが、第3独立強襲旅団は15日「アウディーイウカ方面に緊急派遣された」「対峙する敵戦力は約7個旅団だ」「敵は積極的にローテーションを行って新しい兵力と装備を投入し続けている」と明かした。
アウディーイウカ市街は包囲寸前、ロシア軍が北西郊外に支配地域を広げる
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日午後「ロシア軍の支配地域がアウディーイウカ郊外の森林地帯まで拡大した」「グレーゾーンも街の入口にあるモニュメント付近まで拡大した」と報告、もうアウディーイウカの状況は壊滅的で包囲される寸前だ。
ロシア軍がバフムートで成功した理由、FPVドローンの大量使用と防衛陣地の欠如
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日「バフムート方面におけるロシア軍の成功はFPVドローンの大量使用にある」「このプローチをより効果的にしているのは強化された防衛陣地の欠如だ」「怠慢のせいで脅威が兵士の頭上に降り掛かっている」と指摘した。
シルスキー総司令官、アウディーイウカとクピャンスクに予備戦力を投入
シルスキー総司令官はウメロフ国防相と共にアウディーイウカとクピャンスクを訪問し、両方面に対する予備戦力の投入や同方面の部隊再編を発表、さらに「人命を守るため適切な緊急決定を下す権限を現地指揮官に委任した」と付け加えた。
ウクライナ国防省情報総局、黒海艦隊の大型揚陸艦をMAGURA V5で破壊
Ukrainska Pravdaは14日、関係筋の話を引用して「ウクライナ国防省情報総局(GUR)のドローンが黒海艦隊の大型揚陸艦シーザー・クニコフを撃沈した」と報じていたが、GURも「MAGURA V5の攻撃でシーザー・クニコフを破壊した」と発表した。
ウクライナ軍、ドローンを使用して黒海艦隊の大型揚陸艦を撃沈か
クリミア沖で「何かが燃えている」「その周囲を2機のMi-8が飛んでいる」「大きな爆発音が聞こえた」という報告が登場、Ukrainska Pravdaは「ウクライナ国防省情報総局のドローンが黒海艦隊の大型揚陸艦シーザー・クニコフを撃沈した」と報じている。
ウクライナメディア、アウディーイウカは壊滅的な状況に近づいている
ウクライナメディアのRBC Ukraineは13日「アウディーイウカや周辺地域で何が起こっているのか公式な情報は何もない」「しかし壊滅的な状況に近づいている」「ロシア軍は前進を続け、市街地でも戦闘が発生し、メディアも街が包囲される脅威を語ることが増えた」と報じている。
ロシア軍がアウディーイウカ分断に成功した可能性、敵装甲車が幹線道路に到達か
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは14日「敵装甲車がインダストリアル・プロスペクト通りに到達した」と報告、これが事実なら「ロシア軍がコークス工場とアウディーイウカの分断に成功した」という意味になる。
バフムートの戦い、ロシア軍がイワニフスキー北郊外で支配地域を拡大
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは13日、バフムート方面について「ロシア軍が墓場や森林地帯の南を占領した」と報告、RYBARが主張する「イワニフスキー東郊外での前進」が事実だった場合、ロシア軍は北と東からイワニフスキーに迫っている格好だ。
アウディーイウカにウクライナ軍の予備戦力が到着、第110旅団の一部と交代
アウディーイウカを防衛している第110機械化旅団のイワン・セカチ報道官は13日「我々に街を保持する十分な戦力はないものの強力な増援が到着している」「2年ぶりにローテーションが実施され一部の部隊が戦闘地域から離脱した」と明かした。
変化のないドニエプル川の戦い、クリンキー集落内はグレーゾーン扱いが妥当
ウクライナ軍のダチ上陸から約8ヶ月、クリンキー上陸から約4ヶ月が経過してもドニエプル川左岸で大きな変化は観測されておらず、ロシア軍が支配してないクリンキー集落内は「グレーゾーン扱い=ウクライナ軍が恒久的に支配していない」と考えるのが妥当だ。
ポーランド農民によるウクライナ国境封鎖が拡大、5ヶ所の検問所で妨害
ポーランド農民はウクライナ産農産物に対する関税停止の延長に失望、9日から両国間の検問所(シェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所)を封鎖していたが、12日にウスティルーフ検問所とウーリニフ検問所でも抗議活動を開始し、検問所の封鎖が5ヶ所に拡大した。
危機的なアウディーイウカ、ウクライナ軍は夏に何も準備してこなかった
Kyiv Independent紙は10日「アウディーイウカに対する攻撃は予想されていたのに十分準備されていなかったと兵士が不満を漏らしている」「ロシアは冬攻勢と防衛ラインの強化を同時に行ったが、ウクライナ軍は夏攻勢の間に何も準備してこなかった」と報じた。
ロシア軍がアウディーイウカ包囲に近づく、市内の幹線道路もグレーゾーンに
タブリア作戦軍のリホワ報道官は11日「これ以上前進されるとアウディーイウカが包囲されるかもしれない」と述べ、DEEP STATEも12日「グレーゾーンが市内の幹線道路に達した」と報告、ウクライナ軍がアウディーイウカ市内を長く維持するのはもう難しいだろう。
東部戦線の後退が止まらない、ロシア軍がシヴェルシクとドネツク西郊外で前進
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「シヴェルシク方面で状況が悪化した」「ドネツク西郊外方面の複数方向でロシア軍が前進した」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「守りが固いヘオリフカの中心部にロシア軍が突入した」「これが事実なら予想外の展開だ」と報告した。
アウディーイウカのウクライナ軍は危機的状況、街が南北に分断される寸前
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは11日「アウディーイウカ北東部に侵入したロシア軍が線路を渡って北西部に足場を築いた」と報告、西に300mほどロシア軍に前進されるとアウディーイウカは南北に分断され、南部を守るウクライナ軍部隊は退路を断たれるだろう。
ロシア軍がバフムートで攻勢再開、アウディーイウカも危機的状況が続く
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは10日、バフムート方面について「ロシア軍がバフムート方面で前進を再開してチャシブ・ヤールがある尾根に到達した」と、アウディーイウカ方面についても「市内北東部でロシア軍が足場を広げている」と報告した。
シルシキー総司令官の初仕事、兵士70万人が何処にいるのか突き止めること
ポドリャク大統領府顧問は9日「約100万人の兵士のうち戦闘に参加したのは20万人~30万人程度」「残りは最前線から遠く離れた場所にいる」「シルシキー総司令官の初仕事はどこに残りの兵士がいるのか突き止めることだ」と述べ、軍は膨れ上がった兵士を管理できていないと示唆した。
ポーランド農民がウクライナ国境封鎖、ポーランド農業相も農民の行動を支持
欧州議会がウクライナ産農産物や加工品に対する輸入関税の停止措置延長を支持、これに失望したポーランド農民は「9日から国境を封鎖する」と発表していたが、予告通りシェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所で封鎖が始まった。
ポーランド農民がウクライナ国境封鎖、ポーランド農業相も農民の行動を支持
欧州議会がウクライナ産農産物や加工品に対する輸入関税の停止措置延長を支持、これに失望したポーランド農民は「9日から国境を封鎖する」と発表していたが、予告通りシェギーニ検問所、ラーヴァ・ルーシカ検問、ヤゴディン検問所で封鎖が始まった。
サウジアラビア、GCAPへの参加協議は英国を通じて順調に進展している
サウジアラビアは英日伊による次世代戦闘機開発の枠組=GCAPに「正式なパートナーして参加したい」と希望しているが、軍事産業総局のアフマド・アル・オハリ長官は米Breaking Defenseの取材に「英国を通じた協議は順調に進展している」と明かした。
MQ-9B導入を中止したオーストラリア、年内にUACVを発表すると表明
豪国防省は「サイバーセキュリティ分野への投資を優先する」という理由でMQ-9B導入を中止したが、豪国防当局者は8日「年内にオーストラリア初のUACVを発表する」と表明、恐らく既存のUCAVを導入する可能性が高い。
米陸軍がFARA中止を表明、ウクライナで航空偵察が根本的に変わった
米陸軍はOH-58の後継機プログラムとしてFARA(Future Attack Reconnaissance Aircraft:将来型攻撃偵察機)を進めていたが、ランディ・ジョージ陸軍参謀総長は「ウクライナで航空偵察が根本的に変わったと学んだ」と述べてFARA中止を表明した。
米当局者、ウクライナ人捕虜が搭乗するIl-76撃墜はパトリオットで撃墜
プーチン大統領はIl-76墜落について「パトリオットシステムによる撃墜だった」と主張していたが、ニューヨーク・タイムズ紙も米当局者の話を引用して「Il-76撃墜はパトリオットシステムによるもの」「ウクライナ人捕虜が乗っていた可能性が高い」と報じている。
アウディーイウカ市街戦、市内北東部に侵入したロシア軍が足場を拡大
タブリア作戦軍のリホワ報道官は8日「戦闘はアウディーイウカ北部の民間エリアだけでなく市内でも発生している」「敵はコークス工場と採石場の間に侵入してウクライナ軍の分断を狙っている」と述べ、DEEP STATEも「ロシア軍が市内北東部の支配地域を広げた」と報告した。
ザルジニー総司令官の解任理由、結果を出せなかった昨年の戦術を見直すため
ゼレンスキー大統領は8日「シルシキー大将を総司令官に任命した」と発表、ポドリャク大統領府顧問はザルジニー総司令官の解任理由について「結果を出せなかった昨年の戦術を見直すため」と述べており、失敗に終わった反抗作戦の責任を追及されたのかもしれない。
ゼレンスキー大統領がザルジニー総司令官の交代を発表、後任はシルシキー大将
ザルジニー総司令官の交代が噂されてきたが、ウメロフ国防相は8日「ウクライナ軍の指導者を交代させることを決定した」「これまでのザルジニー氏の功績と勝利に心から感謝している」と発表、ゼレンスキー大統領も「シルシキー大将を総司令官に任命した」と発表した。
深刻な兵士不足、ウクライナ軍の大隊指揮官は戦線が何れ崩壊すると警告
ワシントン・ポスト紙は8日「前線で戦うウクライナ人指揮官や兵士らは深刻な兵士不足を訴えてる」と報じており、ある指揮官は「兵士不足が深刻で前向きな展望が全く見出だせない」「戦線の何処かが何れ崩壊するだろう」と述べた。
ロシア軍がノボミハイリフカ集落内に侵入、ヘオリフカ方向でも1.5km前進
ドネツク西郊外方面についてウクライナ人が運営するDEEP STATE、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは7日「ロシア軍がノボミハイリフカ集落内に侵入した」と報告、さらにロシア軍がヘオリフカ集落内を1.5km以上も前進したと視覚的に確認された。
アウディーイウカの戦い、兵站ルート遮断まであと1kmの位置にロシア軍が前進
危機的な状況のアウディーイウカ方面についてウクライナ人が運営するDEEP STATEは7日「線路を越えたロシア軍が街のモニュメントに向かおうとしている」と報告、ここを奪われると市内のウクライナ軍は兵站ルートを失い、街からの撤退もままならなくなる。
ロシア軍はアウディーイウカ市内の線路を越え、ウクライナ軍は何もかもが不足
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は7日「文字通り何もかもが不足している現実をアウディーイウカで目の当たりにした」と報告、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「アウディーイウカ北東郊外に侵入したロシア軍が線路を越えた」と報告した。
サウジアラビアも韓国製防空システムを導入、天弓2の契約額は約32億ドル
申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官のサウジ訪問に合わせて韓国とサウジアラビアは6日「天弓2(M-SAM BlockII)導入契約を昨年11月に締結していた」と発表、天弓2×10セットの契約額は約32億ドル=約4,733億円で運用国も3ヶ国に拡大した。
ハッキングに成功、ロシアが生産するShahed-136の価格は約13万ドル
Prana Networkは4日「ロシアに武器を輸出しているイラン企業へのハッキングに成功した」と発表、メールサーバーから入手したデータにはShahed-136の取引に関する情報が含まれており、ロシアで生産する同機の価格は約13万ドルだ。
ロシア軍が成功を収める東部戦線、ウクライナ軍は各戦線で後退が続く
侵攻から713日が経過、リマン方面のロシア軍はテルニーまで1.5kmの位置に到達、バフムート方面ではイワニフスキーがピンチで、アウディーイウカ方面では本格的な市街戦が始まり、ドネツク西郊外方面ではノボミハイリフカ周辺の状況が悪化している。
もっと多く兵士を動員しなければならないウクライナ、原因は死傷者数
ドイツ軍のクリスチャン・フロイディング少将は「ウクライナはもっと多くの兵士を動員しなければならない」「私が見る限り(動員が必要な理由は)死傷者数が原因だ」「前線で戦い続けた兵士の交代を行わなければならない事情もある」と指摘した。
ジョンソン米下院議長、上院がウクライナ支援を可決しても下院で葬る
バイデン政権は移民政策について譲歩を提示、これを受けて上院はウクライナ支援を含む緊急予算を採決する見込みだが、ジョンソン下院議長は「上院案は我々が予想していたものよりも悪いため、法案が下院に届いても廃案になるだろう」と述べた。
アウディーイウカは危機的状況、北東市内に侵入したロシア軍が足場を築く
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは5日、危機的なアウディーイウカ方面について「ロシア軍が市内北東部で前進している」「ピソチヌイ・カールヤー湖までウクライナ軍が押し込まれた」「ピソチヌイ・カールヤー湖の東でロシア軍が前進した」と報告した。
ウクライナメディア、ザルジニーに加えてシャプタラ参謀総長の更迭も検討
ゼレンスキー大統領は「軍事面を含む部門の指導者を交代させて体制をリセットしなければならない」「そのための交代について考えている」と明かしたが、Ukrainska Pravdaは「ザルジニー総司令官に加えてシャプタラ参謀総長の更迭を検討している」と報じている。
ゼレンスキー大統領、初めてザルニジー交代や戦争戦略の変更について言及
ゼレンスキー大統領はイタリアメディアに対して「地上戦は膠着状態に陥った」と認め、Rai1のジャン・マルコ・キオッチ氏に「ザルジニー解任」を尋ねられると「体制のリセットが必要で交代(ザルニジーのこと)について考えている」と明かした。
サリバン大統領補佐官、ザルジニー解任はウクライナ政府の問題で関与してない
ワシントン・ポスト紙は「ウクライナがザルジニー解任をホワイトハウスに通知した」「主権に関わる問題なので支持も反対もしなかった」と報じていたが、サリバン大統領補佐官も「これはウクライナ政府の問題なので口を挟むべきではない」と明かした。
前線で生じる戦力差、予備戦力がウクライナ軍とロシア軍の明暗を分ける
シルスキー大将はクピャンスク方面について「前線のあらゆる地域で激しい戦闘が発生している」「敵は常に新しい予備戦力を投入し続けている」と言及、DEEP STATEはアウディーイウカ方面について「ロシア軍が街の北側で大きく前進した」と報告した。
米空軍が革命防衛隊や民兵組織に報復攻撃、B-1Bも本土から作戦に参加
イランから支援を受ける民兵組織がヨルダン領内の米軍基地を自爆型無人機で攻撃、米軍兵士が40名以上も負傷して内3名が死亡、そのためバイデン大統領は民兵組織に対する報復を約束していたが、米軍は2日に報復攻撃を実施した。
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ドイツ空軍は「次世代戦闘機が実用化される前に有人戦闘機と協調可能な無人機が必要になる」と表明したため様々な動きが観測されてきたが、KratosとAirbusは16日「Airbus製ミッションシステムを組み込んだXQ-58Aを開発する」「2029年までにドイツ向けの戦闘準備が整う」と発表した。
F-16の固定武装によるShahed-136の迎撃は「簡単な仕事」と思われがちだが、ポーランドのディフェンスメディアは15日「ウクライナのF-16はShahed-136迎撃のため第二次世界大戦のような戦闘を繰り広げている」「機関砲によるShahed-136の迎撃は非常にリスクが高い」と指摘した。
ドイツのピストリウス国防相は「欧州独自の長距離攻撃ミサイルは実用化まで7年~10年かかるため、地上発射型長距離攻撃システム=タイフォンシステム購入を米国に要請した」と明かし、資金力に余裕があるドイツは「軍事力の即時増強」と「長期的な欧州自立」の両方を追求している。
ロシア軍の夏季攻勢は東部戦線で成功を収め続け、DEEP STATEとRYBARが報告する前線の状況も深刻さが増しており、特にRYBARは「ポクロウシクとディミトロフにアクセスする主要ルートはロシア軍の火力管制下に収まった」と報告、これが事実ならウクライナ軍の補給は複雑化しているだろう。
Washington Postは14日「トランプ大統領は戦争を止める唯一の方法が『戦争継続コストの大幅な引き上げだけ』と悟り、新たなウクライナ支援には強力な攻撃兵器の使用許可も含まれ、トマホーク提供も視野にはいっている」と報じ、ロシアが戦争終結に応じるまで戦いをエスカレーションさせるつもりらしい。
KC-46Aは空中給油中の事故を起こしたばかりだが、今度は航空機動軍団がKC-46AのAPU使用制限を指示し、War Zoneは14日「APUは地上要員や設備への依存軽減目的で導入されているものの実際には逆効果になっている」「APUの使用制限はKC-46Aの柔軟な運用性を阻害するだろう」と指摘した。
トランプ大統領とルッテ事務総長は14日「50日以内にウクライナと戦争終結で合意できなければロシアに痛烈な関税を課す」「欧州諸国はウクライナに供給するための武器を米国から購入する」「ウクライナは大量の防空システム、ミサイル、弾薬などの武器システムを手に入れる」と発表した。
Breaking Defenseは豪州のフリゲート調達について14日「日本は知的財産権の共有が受注に繋がることを期待している。しかし、豪海軍で20年以上勤務した経験をもつアナリストは『フリゲート艦を豪海軍に迅速かつ効果的に統合できる能力が重要だ』と言う」と報じている。
フランス軍参謀総長はテレビ中継まで入れた前例のない記者会見で「もう我々の選択肢に後戻りはない」と、マクロン大統領も「1945年以来、自由がこれほど脅かされたことはない」「我々は両親が享受していた平和の配当の恩恵をもう受けられない」と述べて軍事予算の増額を発表した。
トランプ大統領は13日「パトリオットシステムをウクライナに送るつもりだ」と明かし、Axiosも「トランプ大統領が14日に発表するウクライナ支援計画には新たな攻撃兵器が含まれている」「これはモスクワを含むロシア奥深くに届く長距離攻撃ミサイルだ」と報じた。
ベルギーのフランケン国防相は10日「維持費用が極めて高額なNH90調達は失敗だった」と述べ、オーストラリア、ノルウェー、スウェーデンに続き「NH90早期退役」を発表、さらに「石で応戦したり、バンバンと叫んだりするのはもう終わりだ」と述べて過去最大の弾薬購入計画も発表した。
トランプ大統領は13日「プーチンは口先で良いこと言うが夕方には皆を爆撃する。この態度には少し問題があるし、私はそれが気に入らないのでパトリオットシステムをウクライナに送るつもりだ」と述べ、共和党のグラム上院議員も「今後数日以内に記録的な量の武器がウクライナに向かう」と明かした。
RYBARはスームィ方面について13日「ウクライナ軍がキンドラティフカ集落に侵入した」と報告、さらに「クピャンスク方面におけるロシア国防省の嘘報告」を指摘、ロシア人ミルブロガーのДва майораも「成功の前借りが前線で戦う兵士を怒らせている」と批判した。
ロシア軍の夏季攻勢は昨年を上回るペースで進捗しており、ポクロウシク右翼方面ではカゼニ・トレツ川沿いの防衛ラインを突破してラジンを占領、ポクロウシク南郊外でもシェフチェンコをほぼ占領し、このペースで前進されると7月の領土喪失は「2025年最悪を記録した6月」を越えるかもしれない。
DEEP STATEは「ロシア軍がクピャンスク方面とシヴェルシク方面で前進した」と、RYBARは「ロシア軍がリマン方面で前進した」と報告し、ロシア人ミルブロガーのВоин DVはクピャンスク方面について「第43・第151旅団は司令部の大部分をクピャンスクから撤退させた」と言及した。
英国の会計検査院はF-35Bの費用対効果に関する報告書を11日に発表し、この中で「これまでに110億ポンドを費やして達成された能力は当初計画と比べて期待外れ」「2030年代までスタンドオフ兵器がない」「F-35Bの即応性=稼働率も目標の約半分に過ぎない」と指摘した。
DEEP STATEは9日「ロシア軍がリマン方面ゼレベツ川沿い、トレツク方面、ポクロウシク左翼方面、カミアンスケ方面で前進した」と、RYBARも「ロシア軍がザポリージャ州カミアンスケを解放した」「ウクライナ軍がスームィ州で反撃を行いアンドリイフカを奪還した」と報告した。
韓国はAEW&C追加取得に関する競争入札を進めているものの、過去の入札ではどの提案も要求要件を満たすことが出来ず、BoeingはE-7Aの価格が高騰したため3回目の入札参加を見送り、AEW&C追加取得の入札はGlobal EyeとGlobal6500 AEWの一騎打ちになった。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARはクルスク方面テトキノ方向について「ロシア軍がベザリフカを占領した」と、スームィ方面について「ウクライナ軍がロシア軍の防衛ラインを破って4km近く前進した」と、シヴェルシク方面について「再び嘘報告が行われ始めている」と報告した。
人民解放軍空軍向けの塗装が施されたJ-20Sの飛行シーンが登場、シリアルナンバーから甘粛省の鼎新基地に駐屯する第176航空旅団にJ-20Sが複数配備されていると示唆しており、中国国営放送もJ-15Tの最終組立ラインを公開し、J-15Tの生産数が最低でも70機に達していると判明した。
RYBARはボルチャンスクとクラスノホリフカの状況を報告、ウクライナメディアのLIGA.netとSuspilneは「ウクライナ軍のクリンキー撤退」を、Ukrainska PravdaとRBC-Ukraineは「ギリシャが32機のF-16をウクライナに移転する計画」と報じた。
露独立系メディアはMeduzaは17日「ロシア連邦国家統計庁が発表した人口統計データから死亡数と外因死が欠落している」「死亡者の外的要因に関する詳細なデータを隠した」と報じており、このデータを使用したロシア軍の推定戦死者数=約12万人が事実である可能性が高まった。
DEEP STATEはドネツク州二ューヨーク方面について16日夜「ロシア軍がノヴゴロド機械工場跡方向に前進した」「ウクライナ軍がニューヨーク市内でロシア軍を押し戻した」と、ポクロウシク方面について「ロシア軍が複数方向で前進した」と報告した。
米国はギリシャに今年1月「最大40機のF-35売却を議会に通知した」「コンステレーション級フリゲートへの参加承認」「C-130H、ブラッドレー、フリーダム級沿海域戦闘艦などの余剰防衛装備品を提供する用意がある」と伝えたが、現地ではパッケージの内容が物議を醸しているらしい。
P&WはF-35 Block4で要求される冷却性能と発電能力を備えた改良型エンジン=Engine Core Upgradeの開発を進めており、親会社のRTXは15日「ECUの予備設計レビューを完了し、設計が想定された以上のものであると確認された」と発表した。
Financial Expressは11日「Hindustan Aeronauticsがライセンス生産中のSu-30MKIを海外輸出するため潜在的な顧客との協議が進行中だ」「この取り組みの支援についてロシアも同意しており、両国間の戦略的パートナーシップは強化されている」と報じている。
NATOはStandardization Agreement=STANAGによって加盟国間の軍事分野における規格を標準化しているが、155mm砲弾の規格には「ある程度の幅」が存在するため仕様が異なり、加盟国間でシームレスな弾薬共有が実現していない。
ロシアでは「部分的動員(強制動員)の解除を求める声を批判する兵士の動画」が登場したものの、直ぐにフェイク(正教会の祝日を祝福する動画に別の音声データをかぶせたもの)とバレてしまい、都合の悪い事実を隠そうとする試みが多発している。
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏はドネツク州クラスノホリフカについて「第59歩兵旅団の司令官に問題がある」と報告していたが、第59旅団の関係者もゼレンスキー大統領に司令官を告発、ウクライナ軍参謀本部も調査チームを派遣すると発表した。
DEEP STATEはドネツク州トレツク方面について「ロシア軍がアルテーモヴェ市内に足場を築いた」と、アウディーイウカ方面について「ロシア軍がプロレス方向とノヴォセリフカ・ペルシャ方向に前進した」「ロシア軍がヤスノブロディフカ集落内に足場を築いた」と報告した。
欧州諸国は砲兵システムの再取得や増強に乗り出しており、スロベニア国防省も「スロベニアとフランスはCaesar調達に関する意向書に署名した」と発表した。欧州諸国の自走砲調達はKNDSとHanwha Aerospaceに集中し、多連装ロケットシステムの調達も本格化しようとしている。
欧州では砲兵戦力の更新や増強が相次いでおり、英国のスナク首相は4月「AS90の後継としてRCH155を調達する」と発表したが、Bloombergは12日「ドイツがRCH155の100輌調達を予定している」と報じた。因みにRCH155にはウクライナ向けとして54輌が発注されている。
スペイン陸軍が砲兵戦力の更新を計画しており、現地のディフェンスメディアは「自走砲×145輌、装輪式自走砲×109輌、牽引式榴弾砲×36門の調達を検討している」と報じており、GDELSはKNDSと提携して無人砲塔を採用したDONARとPIRANHA AACを発表している。
南ドネツク方面のウロジャイン集落内でロシア軍兵士が国旗や軍旗を掲げる様子が登場、これを受けてDEEP STATEは「ロシア軍がウロジャインを占領した」と報告したため、ウクライナ軍は初めて「昨年の反撃で奪還した拠点」を奪い返された格好だ。
ウクライナ侵攻を支持するロジア人ジャーナリストのカシェヴァロワ氏は「ウクライナで負傷した兵士の98%が任務に復帰したと国防省は述べたが、これは嘘ではない。何故なら負傷者は適切な治療が受けられないまま前線に送り返されているからだ」と指摘した。
エジプト海軍は2021年7月に発注していた最後の209/1400型潜水艦を取得したばかりだが、これと別に新しい潜水艦調達を進めており、どうやらエジプト海軍の需要を巡ってフランス、ドイツ、スペイン、日本、韓国の争いに発展している可能性がある。
チェコは約束した砲弾の初回分(5万発)をウクライナに引き渡したが、パベル大統領は今後の見通しについて「7月と8月も5万発づつ、9月から12月までは毎月8万発~10万発の砲弾がウクライナに届けられるはずだ」と述べ、2024年の供給数が47万発~55万発になると示唆した。
米陸軍は2020年9月「M109A6がHVP(超高速発射体)を使用して巡航ミサイルの動きを模倣した標的機の迎撃に成功した」と発表していたが、米陸軍は装輪式自走砲、HVP、IBCSを組み合わせて弾道ミサイルや巡航ミサイルも迎撃可能な防空システムの開発に乗り出した。
DEEP STATEは「ロシア軍がアウディーイウカ方面で前進してノヴォセリフカ・ペルシャに足場を築いた」と、RYBARは「ロシア軍がトレツク方向とニューヨーク方向で前進した」と報告、ウクライナのステファニシナ副首相は「現在1万人以上の女性が最前線で戦闘任務に就いている」と明かした。
KC-46AはA330MRTTと競合した全入札で敗れており、Defense Newsは13日「イタリアがKC-46Aの購入計画を中止した」「数ヶ月以内に新しい空中給油機の入札を行う予定だ」と報じ、イタリアはA330MRTTに乗り換える可能性が高い。