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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2023.8.29 「重力」という発想

    人間をテーマに、誰もが興味をもちやすくなるよう、映像をふんだんに使い、 わかりやすく話す『ヒューマニエンス』というテレビの科学情報番組があります。 凄まじい科学・技術の進歩を知って驚くことが多い。 まだわかっていない、明らかになっていないことはレギュラー出演の織田裕二と ゲストの(テーマごとの)専門家(だいたい科学者)と、回ごとの招待者の3人が「妄想」 自説を述べる。 (グーグル画像より) 初めのころは身体の構造と機能・働き、運動、感覚などでしたが、 なんせ人間がテーマだから、話題は尽きない。 ついに先日は「宇宙」だった。 ーーーーー ゲストの専門家は宇宙飛行士の野口聡一さんだった。 野口さん…

  • 2023.8.25 『途方に暮れて、人生論』

    ある本を読んでよかったと思ったら、またその著者のものを読みたくなり、 保坂和志さんの、こんどは『途方に暮れて、人生論』。 (グーグル画像より) ①「人生を感じる時間」 ②「いまの状況にまんぞく…」 という二つのことが心にとても強く響いた。 それだけ書きます。 ーーーーーーーーーー ①「人生を感じる時間」 「最近、道を歩いていたり、部でぼんやり外を眺めたりしているときに、 〈有名人の人生〉というのが頭をよぎっていく。… 普通の人の何倍もの密度があったと言っても、普通の人の人生というのは、 密度ではなく空虚さによって実感されるようなものなのではないか、と最近私は思う… 家の中の猫たちだけでなく、ノ…

  • 2023.8.22 雨音の静かな傘

    しばらく前の地域ニュースで、降ってくる雨の音があまり大きくしない傘が 作られたという話を聞いた。 「雨」「傘」と聞いたら「雨、雨、降れ、降れ、母さんが…♪」が浮かんだ。 雨の傘に当たる音が小さい、静かな方がよいとは…?… (その意味がすぐにはピンとこなかったのだった) (グーグル画像より)ーーーーー もちろんすぐにわかった。 とても心あたたまる話だった。 あるとき、傘を作る家内工業のような小さな会社のご主人(社長さん)のもとに 視覚障害者の方からの要望、お願いの声が届けられた。 降りの強いときは雨の音が大きくなり、雑音となって周囲の音がよく聞こえず、 またいろいろな音を聞き分けにくく、危ない目…

  • 2023.8.18 川、山、海 そして地球

    続けざまに川、山、海、地球の本を読んだ。 『川はどうしてできるのか 地球のミステリーツアーにようこそ』 藤岡換太郎 (グーグル画像より) 『山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門』 藤岡換太郎 『海はどうしてできたのか 壮大なスケールの地球進化史』 藤岡換太郎 『生命と地球の歴史』 丸山重徳 磯崎行雄 (グーグル画像より) よく紹介させていただいている愛読の爽風上々さんのブログに『川はどうして…』 が紹介されていたので読んだ。 すごくおもしろかった。 「山」や「海」も読んだが、たがわずおもしろく、それらに刺激され、 自分で見つけて「地球と生命」も読んだ。 (「川」「山」「海」は同じ…

  • 2023.8.15 8月15日と「団塊」

    きようは「敗戦」の日。 (「敗戦」という事実を、「終戦」と言う感覚とはなんだろう? 日本には「逃げるが勝ち」という諺があるけれど、戦争中は日本人は逃げられなかったから 「負け」て「終わった」という流れで、終結の方に重きをおけば「終戦」か。 ところで「逃げる」ということ。 戦争中はふだんから「逃げてはならない」と教え込まれていたから、戦場の日本兵は 「生きて虜囚の辱を受けず…」の戦陣訓にあるとおり兵は逃亡は許されず、 国民にはいざというときの「玉砕」という死を用意していた。 沖縄ではアメリカ兵に追い込まれ、みんなで死を選んだ。 その集団自殺を「玉砕」と、まるで花火でもさく裂して美しいことかのよう…

  • 2023.8.11 『なぜ人と人は支え合うのか-障害から考える』 ②その他(①以外)

    今日は②「その他」、三つのことです。 ア 「「感謝する-感謝される」「支える-支えられる」という両者の関係性も、 往々にして逆転してしまうような不思議な場面がありました。… 鹿野さん(難病「進行性筋ジストロフィー」)は私たちに、”障害者としての身体”を差し出して、 私たちが「求めるもの」や「人助けの場」を提供してくれていることになります」 イ 「〈「障害者が生きやすい社会」は誰のトクか? 「あわれみの福祉観」ではなく〉 よくいわれる「障害者も健常者も同じ人間だ」という言葉(の「欺瞞」) 健常者と障害者とでは、背負っている生の条件が明らかに異なります。… (障害者同士でも大きな違いがある) ”違…

  • 2023.8.8 『なぜ人と人は支え合うのか-障害から考える』 ①の下

    今日は①の続き、下です。 ウ ・植松被告の主張は優生思想ではない (「優生思想」ということで最首悟さん《自身に障害をもった娘さんをもつ大学教授》は言う。 「そもそも大学という存在は、優秀なエリートを選抜、育成…それ以前に近代社会そのものがそう… まがりなりにも進歩思想を基盤としているがゆえに、根深い思想」 … ・障害と健常はひとつながり 植松被告のような人だって、じつは厳しい社会状況に追い詰められ、人間性のどこかを深く病み、 社会から落伍しかけている状況にあるのかもしれません。 … エ ・「素朴な疑問」と向き合う 考え始めると、障害者や老人の存在が、逆に社会を助けている面がたくさんある… 「働…

  • 2023.8.4 『なぜ人と人は支え合うのか-障害から考える』 ①の上

    『なぜ人と人は支え合うのか-障害から考える』 渡辺一史・著 (グーグル画像より) 『北の無人駅から』の著者、渡辺一史さんの本をまた読んだ。 この方はノンフィクション作家。 『北の無人駅から』と同じく、ここでも、取材しようとする人の全体と立場を 深く理解した上で、とてもていねいな取材をされ、取材した中身を深く調べ、 それらを自分の頭で熟考し、そして本にされる。 そういうノンフィクション作家としてのたいせつな態度・姿勢を強く感じた。 (それが本の中身によくあらわれている。 同時に、「ブログは自由」とはいっても、何かを主張するとき、先に「結論」「見方」ありきで 事実や現実がどうなのか確かめることなく…

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