chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
シマ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/01/30

arrow_drop_down
  • バズケロさんからのメール

    バズケロさんからメールが届いた。何だろ?2週間前に会ったばかりなのに・・ あれからJBL部屋のネットワーク・オーディオが凄い事になったと言う。またハーベス部屋のモノラルプレーヤーが、発注したフォノケーブルを装着して完成形の音が出ているらしい。急なご案内メールなれど翌日は空きが有る。というわけで、再度バズケロ邸に赴いた。 ダイソーでマグネット対策用のネオジウムを買って手土産とした。おや、先客が一人おられる。バズケロ邸は、趣味人の宝箱なので珍しい事ではない。今回は順当にハーベス部屋の感想から。ハーベス部屋にはアナログプレーヤーが2つある。ステレオとモノラルを使い分けているのだ。以前、スクラッチノイ…

  • 長藤の盛衰

    近所にある長藤の名所は由緒ある寺で、800年を越える古木も有り天然記念物指定を受けている。花の隆盛は数年前に終えていて、長い花に触れぬよう腰を屈めて見物したのが懐かしい。(2015-04-30 長藤 参照) しかし、本堂の北側にある歌舞伎舞台周辺は近年増殖したものなのに、そちらも衰えが激しいのは何故だろう。大和尚が逝去された以降、花も生気を失ったような気がしている。

  • オーディオ1000回アップ

    このブログを始めたのが2010年の秋、15年半続けてきたことになる。概ね2日ごとに書き込んできたので、オーディオのカテゴリーだけでも1000回を迎えた。よくもまあ、そんなに書く事があったものだ。 当時から生き残っている器材は、FALのメインスピーカーと日本オーディオのDACだけである。スピーカーは分かるが、進歩の激しいDACがこんなに長く生き残っているのも珍しい。まあ何度もバージョンアップしているし、現社長が設計者だった時の作品でオイラも当時は製品モニターみたいな事もしていた事から、この管球式DACは特別なのだ。機器は国産に拘ってきた。現在、舶来はパワーアンプのファーストワッツ・J2だけである…

  • サブウーハーを改善する その2

    前回、調整ツマミが不用意に回らないようにし、L型インレットの電源ケーブルにして背面の吸音を徹底した。今度は振動対策を強化してみよう。 現在、ベースには薄い大理石2枚にクロロプレンゴムをサンドして使っている。これは、日の目を見るのを長年待った資材なのでしばらく使ってみたい。他にも使い場所が無くて暇しているものにRASKボードがある。これは両面RASKのヘビー級で、音が冷え込むため使い難いのだ。RASKは低音の吸音に優れているので、今回は合う気がする。大理石ボードの下に据えてみよう。そして、振動が目立つ天板に2.5㎏の鉛板を2枚置く。鉛のインゴットを前方の床面にも2本置こうとしたが、邪魔だし見た目…

  • サブウーハーを改善する

    FOSTEX CW200Dは予想以上のパフォーマンスで満足している。日夜、音出ししてかなり安定してきた。ボワンではなく、ズーンとくる重低音はオイラの好みにマッチしている。ただ、難点が無い訳ではない。 先日、音を出してすぐに違和感を覚えた。低音が出すぎている・・何故だ?理由はすぐ判明した。サブウーハーのボリュームが適正量よりかなりアップしているではないか。何故そんなことに?このサブウーハーの欠点は、ボリュームとクロスオーバー周波数の可変ツマミが軽く動いてしまう事だ。背面に電源スイッチがあるため、手探りでスイッチをさがすと、可変ツマミに触れて調整値が変わってしまう恐れがある。これは不用意に触れてし…

  • 可睡牡丹園 2025

    先日、可睡斎の牡丹園へ3年ぶりに来た。まだ3割ほどの開花なので無料公開していたが、写真に撮るには好都合である。大輪を画角に多くは収めれないし、牡丹は花弁が傷みやすいので風雨の影響を受けていない時が最高のコンディションだ。

  • 大阪・関西万博

    万博が開催した。子供の頃のエキスポ70が懐かしく思うところだ。 あのときは親が行ってきて土産に月の石を買ってきた。オイラは本物だと思って大事にしていたら、ある時アリがたかっていた。実は黒砂糖だったのだ。今回の万博は行ってみようか・・いや、やめておこう。どうにもオイラに沿わないもののようである。 近未来の姿を体感するようなテーマパークにはとても興味がある。でも未来志向を来訪者にも強要するような有り方は、古い人間にはついていけない気もする。たとえば、会場内では現金が使えない。全てが予約制で事前準備が欠かせない。混雑緩和に寄与した配慮らしいけど、それで本当に待ち時間も無くスムーズに会場を回れるのだろ…

  • ツタヤの更新

    先月、ツタヤの更新ハガキが届いて悩んだ。昨年はレンタルをほとんどしていないからだ。 数回は借りたかもしれないが記憶にない。映画館にもほとんど行かなくなった。映画はサブスクで気軽に選んで観る時代なのだ。オイラはアマプラだけなのだが、月500円でこのサービスは実に便利で安価だ。ツタヤでDVDを借りる時代ではなくなった。 近所のツタヤはまだCDも販売しており、閑古鳥が鳴いている。マンガ本のレンタルを始めたり四苦八苦しているけど、いつ撤退するか分からない状態だ。そもそも、本屋自体が流行らない店舗であって、基本的にやってる事が旧態依然なのだ。 しかしオイラは今日更新してきた。更新費用は220円で、準新作…

  • バズケロ・サウンド 2025

    懇意のショップのブログで、中古のアキュC-290Vを買ったオーナー宅にセッティングに行く記事があった。その写真は間違いない。バズケロさんのハーベス部屋だ。 バズケロさんがどんな趣味人かは「バズケロ」で検索願いたい。実は先月、メールでお招きを頂いたのだが所用とブッキングして訪問できなかった。そして昨日、約2年ぶりにバズケロ・サウンドを堪能してきた。 玄関先に出迎えてくれたバズケロさんは全くお変わりない。多少白髪が増えたかな・・いつもの通り初めは2階のハーベス部屋でくつろいだのだが、今日はメインのJBL部屋から話したい。パっと見た感じでは何も変わっていない。実はここ2年の間に手を入れたのは1箇所だ…

  • エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

    2022年公開のB級SFコメディで、映画史上最も多くの賞を受賞した作品。 当然、アカデミー賞でも主要部門独占、ある意味映画史上最も優れた映像作品ということになる。駆け出しの監督が製作したものをインディーズ系配給会社で公開、あれよあれよと人気を博し、翌年には記録ずくめの栄誉となった。これ、昨今の「侍タイムスリッパー」と大変経過が似ている。しかしこっちは正真正銘のアメリカンドリーム、名誉の規模が違う。しかし同じコメディでもあり、比較したくなっての鑑賞となった。 で、ズバリ結果はというと全然ダメであった。世界が認めようとオイラは認めない。(笑)オイラは邦画のコメディを高く評価している。もちろん、全て…

  • 春の花々

    毎年来ているガーデンパーク、だんだん花数が寂しくなっている気がする。以前はもっと盛大で弩派手だった。無料だから贅沢言えんけど。

  • 侍タイムスリッパー (ネタバレ)

    2024年公開のSF時代劇コメディで、自主製作のC級作品である。 たった1館の上映から、あれよあれよと全国展開し、なんと日本アカデミー賞の最優秀作品賞まで獲ってしまった。今では世界中から大絶賛と、ドリームストーリーをばく進している。マーケティングは無きに等しい状況でも、本当に面白い作品なら噂が自然と広がってこんな大成もあるのだ。多くのメディアに莫大な金を掛けて宣伝する超A級作品は、いかに無駄なことをしていることか。 話は、幕末志士が決闘中に雷に打たれて現代にタイムスリップした侍の活躍を描いたもので、最初は「テルマエロマエ」みたいなコメディかと思っていた。まず、タイムスリップした場所が時代劇撮影…

  • ドライブレコーダーの不具合

    ドライブレコーダーを付けたのは6年以上前だ。これは保険屋の有料リースで、事故のトラブル防止のために軽自動車でも付けている。 その間、車両自体の更新もあったが、リースなので無償で新しい設置器材を送ってくれた。幸い事故には合っていないが、急ブレーキを踏むヤバイ時もあった。すると、接触していないのに「衝撃を感知しました。事故の場合はボタンを押してください」なるメッセージが流れ、存在意義を確認したものである。 そんなドライブレコーダーが最近静かだな~と思って見ると、作動中を示す赤いランプが点いていない。接触不良かと思い、電力を供給するシガーソケットをチェックするが問題ない。しかたないので専用コールセン…

  • ダイ・ハードな音

    サブウーハーの全面導入は色々な影響を及ぼした。 セカンドシステムは音楽より音を聴く目的で構築している。これは、プロ用機材を多く採用してみた結果、行きついた音がクールでハードな性格だったため、いっその事それを活用することにしたものだ。因みに、この音を決定づけたのはカナレ4S8 とエソのX-03SEである。 このハードな音は、TADモニターが小型のためアキュのトーンコンで低域を持ち上げていた。それがサブウーハーの導入でトーンコンはスルーとなり、それだけの違いなのだが出てきた音は大違いだ。 ただでさえクールでダイナミックな音色であったものが、さらにパワーアップした出方である。出方というのは、音のキレ…

  • ドライブレコーダーの不具合

    ドライブレコーダーの不具合 - シマの遠吠え (新生)

  • 遠州森町の桜

    森町は小京都と自称する風情のある町。昔からあまり変わらない風景がいいのに、中央を横切る第二東名の高架橋がとても無粋だ。

  • 簡素化する葬儀

    今日は隣家の通夜がある。葬儀の在り様については、日本国中様々な方式、しきたりがあるだろう。オイラの住む地域は半端に田舎なので昔に比べて大きく簡素化されているのを実感する。 隣邦で不幸が有れば、その班に属する者は葬儀のお手伝いをするのが当然だった。それも昔は夫婦でおもむき、通夜では朝まで付き合わされたこともある。田舎では自宅で通夜から葬式、三日までやるのが普通なので、突然の出来事に隣家は欠勤して会社に大迷惑を掛けるのが当たり前であった。しかも最後の最後に喪主から労いの接待を受けるだめ、深夜まで食事もできないのである。でももうそんな時代じゃない。 近年では自宅で葬儀をする家はめっぽう減った。葬儀場…

  • パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト

    2013年公開のドイツ製B級伝記映画。 SF、アクションとはかけ離れるけど、芸術家の伝記映画は割と好きである。自分が絵や音楽が好きなので、著名人の生涯に興味が湧くのだ。でも、こうした作品には必ずドラマチックにするための脚色がある。まあ、天才は変人が多いので影像にし難いだろうし、逆にマジメな一生では退屈だ。よって、いかに史実っぽくて感動的なドラマに仕上げるかがポイントになろう。 そうした意味では、「アマデウス」は成功例だ。モーツァルトの変態性は隠しながら奇人で天才の末路を感動的に描いてくれた。「不滅の恋/ベートーベン」はサスペンス調に仕上げた伝記で革新的であった。では本作はどうだったか。悪魔が乗…

  • マイシステム紹介 その2

    2021年にマイシステムを紹介してから更新したり変更があるので、現在のマイシステムの全容を紹介しよう。(変更したものは色を変えています) 今回も、アクセサリーについては膨大なので割愛したい。 メインシステム(音楽鑑賞用) CDプレイヤー(トランスポート) CEC TL3 3.0 エソテリック X-03SE 外付けクロック エソテリック G-03X DAC 日本オーディオ DA-5000W (FAL仕様)※シマ特注バージョン プリアンプ アキュフェーズ C-2420 イコライザー ラックスマン LXV-OT9 ナチュラルサウンド・エンハンサー NS-1 Ver2(特注仕様) パワーアンプ ファー…

  • マッド・ハイジ

    2022年公開のB級バイオレンスアクション作品。 日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」がヨーロッパでも名作と認められ、本国のスイスではこの名作児童文学を思い切りディスり、血みどろバイオレンス作品にしたのが本作である。日本で言えば、かぐや姫が群がる男を殺しまくるようなもので、よくこんな作品を作ったものだ。 制作したのが、クラウドハンディングで金を集めた名作「アイアン・スカイ」のプロデューサーで、本作も同様だ。「アイアン・スカイ」はSFコメディとして素晴らしいデキであったが、これはイマイチである。 ハイジがペータと牛小屋でやりまくっているというスタートはいい。そのペータが何故か黒人で、序盤に頭を吹…

  • ナチュラルサウンド・エンハンサー その7(主ラインへ)

    ナチュラルサウンド・エンハンサー(NS装置)が何なのかは、過去ログを検索願いたい。 その5では眠っていたNS装置を引っ張り出し、プリのTAPE‐REC PLAYに接続して常用することにした。しかしあれから半年、ほとんど使っていない。替わりに、管球式イコライザーはDAC~プリ間に昇格し、主要システムの一つとして活躍してきた。つまり、常用できるようにセットしても、使う必要が無ければ灯を入れなくなってしまうのだ。 最近サブウーハーを全面導入して、イコライザーは必要ではなくなった。しかし、この管球式イコライザーが無いと高域が刺激的で聴き心地が悪い。なんとかならないか・・そこで、NS装置を介在すると高域…

  • 剣客商売

    「剣客商売」は池波正太郎原作の時代劇で、「仕掛人・藤枝梅安」「鬼平犯科帳」と並ぶ彼の代表作だ。 10年以上前にも池波正太郎の時代劇に惚れて書き込んだことが有る。(2014/3/26 池波正太郎の時代劇 参照)あれから何冊漫画を買っただろうか。未だに連載していてキリがない。当然、人気時代劇はTVや映画メディアがほっておかない。3作共に主役の俳優を変えて何度も映像化されてきた。そっちはもっぱら必殺シリーズばかりに焦点を当ててきたが、最近はユーチューブで剣客商売がフルで観られるので熱中している。 主役が藤田まことでは必殺の中村主水とイメージが被るため、これまで観る気がしなかった。しかしやはり素晴らし…

  • 追悼 いしだあゆみ

    いしだあゆみはオイラが小学生の頃の歌謡スターだ。「ブルーライトよこはま」は当時の郷愁を呼び覚ますメロディである。 彼女が他界した。女性が76歳で亡くなるのは早い。彼女には昔から薄倖の雰囲気があり残念な事だ。オイラは邦画やTVドラマをほとんど観ないので、彼女の俳優としての栄華を耳にはしても目にしていない。映画好きとしては対象外でも、オーディオ趣味人のナツメロ代表として、近年聴いている一人である。 彼女は自分でも公言しているが、そんなに歌が上手いとは思えない。鼻にかかった声、ビブラートを掛けず抑揚を押さえた歌唱、当時の歌手であまり見かけない個性だ。彼女は歌手より後の女優評価が高く、芸能アーティスト…

  • サブウーハー全面導入計画(後書き)

    無理を承知で始めたサブウーハー全面導入計画は一応成功した。一応としたのは、全てのシステムが一様に大成功だったわけではなく、目的も規模も異なるのでそれなりに思うところもあるわけだ。もちろん、個々のシステムに合わせて調整すればいいのだが、それをしないルールで始めたのだから仕方がない。 一番正統派で成功しているのはセカンドシステムである。音を聴く目的として、TADモニターの質感を変えずに足りない帯域を自然に伸ばすことができた。さらにトーンコンが不要になる低音の量も確保できている。 サードシステムはそもそもが8個のユニットが混ざった変則型なので、サブウーハーが変わっても個性は変わらない。ただ、音楽再生…

  • サブウーハー全面導入計画(サード&セカンド)

    メインシステムの低域補強に、FOSTEXのサブウーハーは素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれた。もうそれだけで十分満足している。今度は他のシステムとの適合はどうか聴いてみよう。まずはサードシステムだ。最近掛かりきりになっていたので違いが分かり易いだろう。 うん、問題ない。完全にアイワの頃よりグレードアップしているのが分かる。一聴してブーミーな低音が減ったようだが、質が遥かに高く伸びているので不足感は無く、今まで下品な低音で満足していたのが恥ずかしくなった。これが以前のサイコロスピーカーだけと繋げたら、おそらく中低音不足でクロスオーバーを高めに調整する必要があっただろう。実はこれも確信があった…

  • 東大山の河津桜 2025

    今年は寒気のせいで満開が一週間は遅れた。おかげで桜まつりが終わってからが見頃となった。

  • マダム・ウェブ

    2024年公開のマーベル・サスペンス・アクション作品。おそらくA級で、ソニー・ピクチャーズが配給するスパイダーマンの世界観による一遍。 アメコミを見ない人にとって、こうした作品はとても分かり難い。単純なストーリーなのに分からないのは最悪である。つまり、この世界の登場人物を知っているコミックファンが対象なのだが、彼らから非難されてはどうしようもない。主演のダコタ・ジョンソンからも「二度とこうした役はやりたくない」と言われてしまう始末。スパイダーマンの前日譚として以後の展開が期待されたが、おそらく投げっぱなしの哀れな作品となろう。 一体この不人気さは何が原因なのか?あれこれネットで言われまくってい…

  • 小麦粉はダメ? その3

    なんちゃってグルテンフリー生活を3週間試したが、あまり際立った変化を感じられなかった。そこで、元の小麦粉タップリ生活に戻して体調の違いを確認することにした。あれから2週間が経ったが何か変わっただろうか? 結論から言えばやっぱり分からん。まあ、極端に違う食生活になったわけでもない。うどん、ラーメン、スパ、パンを好きな時に喰う・・そのくらいの違いだ。便通も悪くないし、おなかが張るようなことも無い。肌回りも血圧も変わらず、気になるところが見当たらない。違いと言えば、あれもこれも喰っちゃダメ!というストレスから解放されて気分は良い。自炊もあまり悩まず楽になった。つまり小麦アレルギーを持たず、現状に体調…

  • サブウーハー全面導入計画(メイン)

    低域~重低域が良く分かるCDを10枚ほど選抜し、いよいよメインのFALで音出しだ。ラックスの管球式イコライザーはスルーモードに切り替えて、真空管ハーモナイザーとして残す。そうしないと音色まで変わってしまうからだ。調整にスペアナはいらない。さあどうか。 ボリューム12時では派手過ぎるので、あれこれ試して10時に落ち着いた。これで違和感なく重低音が付加されている。普通の低域にブーミーな被りが感じられない。こりゃいいぞ!今は70㎐クロスのままで丁度いい感じである。質感の良い出方は、さすが音楽専用と言うだけのことはある。曲によってドスッ、ドーン、ズシンと表情も変わるのが好ましい。ただ、30~40㎐付近…

  • サブウーハー全面導入計画(設置)

    さあ、それでは構想通りに設置して音出ししてみよう。 普通ならまずそのまま床に置いて素性を見るのだろうが、この前紹介した100均大理石ボードがピッタリサイズなので使ってみる。なるべく背面を空けたくないので、L型のインレット、プラグを採用してプリのRCA出力と接続する。サブウーハーの初期値は勘しかない。ここはアイワの時と同じ70Hzクロスでボリュームは半分位を基準にしてみよう。位相切替ができるので、まずは正相としてみた。 うん?なんだか弱いな・・ボリュームをアップしてみるか。あれれ?変わった印象が無いぞ。思わずサブウーハーに耳を当ててみる。音が出てないじゃないか! 結線を間違えたか?そんなはずはな…

  • もう一つの趣味

    先日、アマチュアが集まる美術クラブによる展示会に赴いた。前の職場の先輩が水彩画を習っていてメールを貰うのだ。 実は学生の頃までは絵画が趣味で、高校生のときは武蔵野美大を目指していた。しかし、夢を追っていた若者に周囲から現実を突きつけられ、指定校推薦で東都6大学の経営学部に入って人生が変わってしまった。以降は遊び狂って地味な趣味は興味を失った。中年になって写真に興味を持つ。絵画は時間が掛かるが、写真ならすぐ作品になる。そんな戯けた理由からだった。以来、いまでも花を中心に季節を切り取って楽しんでいる。 近年、何回か紹介で美術展に足を運んでいる。今回小振りな展示会を見て驚いた。先輩の絵が一皮剥けて上…

  • サブウーハー全面導入計画 その2

    自宅に来たCW200D。箱を開けると、いつもと違いなんだかドキドキしてきた。そういえば、新品のスピーカーなんてDAITONEのDS-500以来なのだ。新品の匂いを楽しみつつ箱から出す。で、まずは置き場所を決めなくてはいけない。 当初、左スピーカーの後ろに置きたかった。CDラックと壁面との間に40㎝ほどのスペースがあるのだ。ただ最も低音が増強される場所なので籠るかもしれない。設置作業も大変だ。したがって、元あったアイワのサブウーハーと同じ場所が無難だろう。大きくはなったが、奥行が浅くなったので圧迫感は無い。 次は結線だ。サードシステムのフルデジアンとは今まで通りSPケーブルで並列に繋ぐ。そして、…

  • サブウーハー全面導入計画

    サブウーハーは現在、アイワのミニコンポ用TS-W37の中古品(980円!)をサードシステムに使っている。ホビー感覚で使い始めたものだが、すでに5年以上完動してくれて何も不満は無い。サードシステムは解像力や質感を求めていないので、これで十分だったのだ。 さて、ついに主要システムの課題だった部分にメスをいれる事にした。それはメインもセカンドも低音不足の欠点があることだ。メインのFAL、セカンドのTADは共に密閉式のため、低音の精度と伸びは良いが量感が無い。これはメーカーも確信犯で、FALには専用の低域ブースターがあり、TADはモニターとしての精度を重視した結果なのだ。したがって、オイラはFALには…

  • 豊岡梅園 2025

    寒気が長く居座ったため、梅園の開花もかなり遅れている。いつもなら満開のタイミングでも、まだ2分部咲きであった。

  • Broken Rage

    2024年製作の和製B級コメディ作品。今年の2月になってアマプラ独占配信となった。 本作は北野武が監督しビートたけしの名で主演、60分強で実験的に制作されたものだ。北野作品に登場するいつもの強面豪華俳優が続々登場するが、実にしょぼいとしか言えない作品だ。 この短い時間の中で、前半にシリアスなヤクザと殺し屋の話を据え、後半にそれをセルフパロディにするという構成である。後に北野武は、映画でこんな事をやったヤツは居ないだろう・・とほくそ笑んでいるが、この手のコメディはTV番組でよく観られる常套手段だ。単にそれを映画にしてまでやろうとする人が居なかっただけである。 始めのシリアスなドラマも実に陳腐で、…

  • 小麦粉はダメ? その2

    グルテンフリーの生活をしてみて3週間が経った。といっても、なんちゃってグルテンフリーなんだけど。何か変化があっただろうか。 正直な感想として、よく分からない・・である。おなかの張りがしなくなったとか、便通が良くて屁が臭くないとか、ポジティブに上げればいくつか思い当たる。でも、それが果たして小麦粉を絶ったおかげなのか、たまたまなのか又は気のせいなのか・・3週間では断言できない。ただ、今は体調は悪くない。というかとても良いのは事実だ。 実はもうラーメンが喰いたくて限界なのだ。うどんが煮込めなくて不便でしょうがない。スパやパスタも喰いたい。たしかに、これまで自炊のレパートリーに無かったビーフンやハル…

  • 音に慣れる

    人は慣れる生き物だ。劣悪な環境に置かれても、それに慣れていく能力がある。昔の病院はクレゾ-ルの匂いがきつかった。でも待合室にいる間に慣れてしまったし、常にいる医師たちは気にもしない。オーディオも慣れることが問題になることがある。 最近、サードシステムをAVに最適化するよう没頭していた。映像の邪魔になる音像の出来ない広がりのある音、高域不足だが長時間疲れない音に満足している。久しぶりにメインシステムを聴こうか・・すると愕然としたのだ。 音が硬い!音像もピンポイント過ぎて低音が薄い。しかも高域がきつくてボリュームをすぐ落としたくなってくる。しばらくアンプに灯を入れていなかったのでコンデンサーの蓄電…

  • パラドクス

    2014年公開のメキシコ製SFシチュエーション・スリラー作品。予算的におそらくC級であろう。 メキシコ映画なんてほとんど観ないので、まったく演者やスタッフを知らないが、この手の作品の中では結構有名らしい。無情報だったので、初めは題名からタイムパラドックスを扱ったB級SFの一遍かと思った。よって騙された口なれど、逆に面白い掘り出し物であった。 これはループするシチュエーションに囚われるタイプの話で、「トワイライトゾーン」や「世にも奇妙な物語」で扱う脚本だろう。と思いつつ、謎の伏線らしき場面を気にしながらクライマックスに入っていく。何も解決しないで終わるアリガチパターンかと思いきや、急に怒涛の真実…

  • 乾電池の液漏れ

    今まで乾電池の事なんてあまり考えた事は無かった。100均でアルカリ電池を買えばいい・・それだけだった。 ところが、今でも昔ながらのマンガン電池も売られている。なんでそんな効率の悪いものを今でも売ってるのだろう・・たしかに単価が安いけど、アルカリ電池でないとダメな家電品もある。ところがマンガン電池にもメリットがあるようだ。 マンガン電池は液漏れし難いらしい。今時液漏れだなんて・・と一瞬思ったが、結構思い当たる。ほとんど使わないリモコン、懐中電灯、時計など、作動しなくなって液漏れを見つける事は今でもある。この液漏れはアルカリ電池で多く、しかも漏れた液が強アルカリ性なのでおっかない。機器は壊れるし皮…

  • ブラインドテスト

    この業界でブラインドテストは消極的だ。あってもスピーカーの性格や個性を論じ合う程度のもので、近年ではアンプやCDPのブラインド試聴をした記事は見た事が無い。理由は簡単、そんなもの差が分からないし何も有意義な結果が生まれないからだ。 オイラはブラインドテスト否定派である。その理由は以前も言及したとおりで、オーディオは耳で聴いて楽しむだけの趣味ではないと思っているから。 試聴会でブラインドテストに参加した事がある。SACDが出始めた時、通常CDとの比較でどっちが好みかというものだった。会場の8~9割がSACDを好みとした。オイラもそうだ。しかし、今思うとこれは印象操作だった気がする。以前から言って…

  • ザ・クリエイター/創造者

    2023年公開のSF大作で、おそらく超A級。CMでのマーケティングも目立ち、渡辺謙も出演している期待の1本だったのに何故かあまり振るわなかった。 2時間を超える作品なれど、ダレることなく分かり易いストーリーで一気に楽しめた。B級SFばかり観ていると、こうした見事な映像美を繰り出してくる贅沢な作品はやっぱりスゲエと感心する。監督はギャレス・エドワース。今一番期待される娯楽大作のヒットメーカーだ。主演はジョン・デヴィッド・ワシントン。父親を越えるのは困難だろうけど不思議な魅力がある役者だ。 さて、その内容は人間とAIの戦いというありきたりな世界観だが、AIを悪とするこれまでの相対関係を反対にしたの…

  • カンスピの復活 その3

    カンスピを仰向けにしたサードシステムは、TVの音と融合して素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれる。細かい事に拘らず、映像との違和感の無いコンビネーションは、映画でも音楽でもゴキゲンだ。欲を言えばもう少し中域が充実すればなお良い。 そこで、外されたサイコロスピーカーを同時に鳴らすとどうなるかと思い立った。サイコロスピーカーは45度の仰角に留まるので、中域がアップするかもしれない。しかし、問題がある。4Ωなのだ。 カンスピは8Ωだが、並列接続すると総合インピーダンスが3Ωを割ってしまう。これではフルデジアンプがもたない。よって直列にしてダブル駆動してみることにした。カンスピは仰向けのまま外側に置…

  • 小麦粉はダメ?

    小麦粉を喰うな!という動画がよく見られる。どういうことかと開いてみると、どうやらグルテンというタンパク質が体に悪いらしい。 具体的にはグルテンは消化に悪く、腸のバリアを開いてしまうらしい。巷ではグルテンフリーという言葉まであるようだ。小麦粉というと、あまりにも多くの食料に使われている。身近なところでは、パン、パスタ、ラーメン、うどん、餃子などなど。オイラが毎日食べているものばかりである。これから何を喰えというのか。 仕方がないので、コメを主食にするか・・しかし、うどんやラーメンが食えないのは無理な話。とりあえず、ビーフンやハルサメを喰ってみるが、まったく物足りない。蕎麦ならいいかと思ったら、安…

  • カンスピの復活 その2

    あれこれ買ったホビースピーカーも、今では手放してカンスピだけとなっている。カンスピは気に入っているのだ。(2023-8-20 カンスピの復活 参照) この1000円で買ったジャンク品の魅力は、癖の無いカマボコ特性と元気一杯で抜けの良い中域にある。P1000KはFOSTEXの中でも安価なユニットだが、白いパルプコーンみたいに変色もしないし、かなりの音量でもへこたれない。 今回、サードシステムのサイコロスピーカーと入れ替えて設置してみた。鉛のインゴット1本を前に敷いて仰角を付けると丁度よい角度となり、ソファーに座って軸上正面になる。サブウーハーとTV内蔵スピーカーをミックスして、映画とユーチューブ…

  • 血圧管理

    数年前、血圧が高めなので掛かり付け医から降圧剤を処方された。以降、毎朝欠かさず飲んでいる。 薬の効果はハッキリ現れ、適正な値となった。職場で行う年に1回の定期健診でも問題なかったので、2カ月に1回薬を貰いに行くのを繰り返している。ところが、国の新しい指示で薬だけ貰うのが困難になり、毎度診察を受けることに。そのタイミングで掛かり付け医師が変わってしまい、診察時に毎朝血圧を測るように指導されてしまった。自宅には血圧計が無い。医師によっては血圧なんか計らない方がいいと言う人もいる。気にしすぎてストレスになるという事だろう。掛かり付け医師の指導だから仕方がない。 家電屋で血圧計を買うことになった。手首…

  • ボーダーランズ

    2024年公開のSFコメディー。CGの物量からして間違いなくA級。 まず、観終わってウィキを読むとやっぱり・・ゲームの実写化だった。あまりに単純で幼稚なストーリーにそうじゃないかと思ったわけだ。さらに登場人物の紹介がほとんど無いのも、人気ゲームを下敷きにした証拠である。モンハン同様、著名な役者と膨大な予算を掛けてでも収益が見込めると判断された愚作の一つと言えよう。 本作の主役はケイト・ブランシェット。言わずと知れた天下の女王様で、各賞を総なめにする実力を持ちながら「マイティソー」や本作のような仕事もする稀有な女優だ。しかしそれにしても歳を考えてもらいたい。これは20年位前にやるべき役だろう。「…

  • サラウンドシステムは不要

    オイラは映画をよく観るので、AV環境も重要だ。しかし、サラウンドシステムは不要だと思っている。 ホームシアターという言葉があるが、オイラは映画好きなくせに5.1chサラウンドを組んだ事は無い。昔、実家に住んでいた頃は7.1chDSPを使っていた。初めは面白いと思っていたけど、2~3年で飽きてしまった。ニセモノ臭さい違和感を覚えたからだ。映画の場合、画面は視覚上前にしかないのに、左右後方から音が聞こえるのが変だと思った。これが映画館ほどの大きさなら違和感は少ない。所詮、一般家庭内では50インチ前後の画面サイズなのだ。 家を建てた後は、映画は安いAVアンプに内蔵されたフロントサラウンドを使った。こ…

  • 冨田勲の惑星

    1990年代前半頃、オイラはシンセサイザーによる音楽に嵌っていた。クスコ、ヤニー、ジャン・ミッシェルジャール、タンジェリン、エニグマ等、日本ではシンセの世代が古いがやはり第一人者の冨田勲だ。 当時のシンセ音楽CDはもう30年位埃を被っている。ブログ仲間の眞木さんが冨田勲の惑星を話題にしたので、オイラも久しぶりに聴いてみる事にした。引っ張り出すと、当時ステレオ誌でCD録音評をしていた斎藤宏嗣氏の記事が切って入れてあった。あの頃はそんな事をして楽しんでいたのだ。さっそくIPクリーニングをして聴いてみよう。 なるほど、これは面白い。その表現が気になって他の冨田勲作品「月の光」「宇宙幻想」「ドーンコー…

  • FREAKS フリークス 能力者たち

    2020年公開のB級エスパー系作品。大昔の同名作品で見世物小屋を舞台にした問題作とは関係ない。 スピルバーグが発掘した2人の新人監督が共同制作、演者はほとんど知らないが「ギャラクティカ」のグレース・パグを久しぶりに見た。 本作は超能力者(フリークス)達が迫害される世界で、必死で隠れてきた家族が捕らわれた母親を助けるため奮闘する話。あまり期待しなかったがこれは中々の秀作だ。超能力を扱う話はバトルが見せ場、しかし本作はバトルはあれど、あくまで家族の繋がりと愛情を主軸にしている。だからCGオンパレードの派手な戦いはほとんど無い。しかしこの緊迫感はどうだ。特に前半のホラーのような謎多き父親は、まるで娘…

  • 新品のCDはいつまで

    オイラは新品のCDをほとんど買わなくなったが、2年ほど前に出た陰陽座の最新アルバムがどうにも欲しくなったので店に出かけた。ところがどの店にも無い。 マイナーなバンドでもないと思うが、渡り歩いてそんな問題ではないと気がついた。商品そのものの陳列が大きく縮小しているのだ。これは新品CDの市場に限らず、中古CDの店でも同様である。要は音楽ソフトを個々に売る時代じゃなくなったということだろう。新品のCDはあと10年・・いや、5年で店頭から消えるのではないか。サブスクが主流になれば、一枚一枚プレーヤーで掛けるなんて無駄でしかない。壁に並べたCDは邪魔な遺物だ。それが今時の常識であって、これも時代の変遷か…

  • LRを入れ替えてみる

    セカンドシステムは、メインシステムには無いキレと軽快な出方があるので、ロックやヘビメタの再生には主力だ。唯一の不満は、メインと同じ試聴位置ではボーカル音像が左に寄ることだった。 このため、ルームアコースティック器材をアレコレ配置換えして試してきた。有効なポイントは分かったのだが、決定打にならない。そこで、今までTADモニターは軸上正面だったのを試聴ポイントに内振りにしてみた。これは効果が大きく、かなり改善した。音場の広がりに影響があるが、精度は上がるのでボリュームで音場は稼ぐとしよう。これで妥協してきたのだが・・ やはり僅かに左に声がズレている。30㎝ほど前のめりになれば中央定位するし、最近こ…

  • レッド・グラビティ

    2022年公開のフランス製B級SF作品。 フランス製のSFというのが珍しいので拝見したが、筋の通らない叙事詩調の作品である。最後まで観て、いったいどういった脚本なのかと疑問が残った。しかし、その脚本に惚れてジャン・レノが参加しているらしいからフランス人の感性は分からない。 そもそも作品の前提となる赤い惑星は何なのか?神の象徴といった解釈で良いのだろうか・・分からん。もはやストーリーを真面目に追っても無駄なのだろう。こういった訳の分からないSFは、B級品の中に腐るほどあるので印象に残らないのが普通だ。ところが本作はそのビジュアルの個性に唸ってしまった。 まず冒頭から音楽がキムワイルドの「カンボジ…

  • 石とオーディオ

    オーディオで石と言えばボード活用だ。 昔はコンクリートや石がオーディオの土台となるのが定番だった。それを難癖付けて否定することで多くのボード商品が派生したように思う。実際、当時のオイラはコンクリートも石も試した。確かに音は冷え込むけど、精度はシャープな印象があった。 オーディオに使われる石というと、大理石や御影石が一般的だろう。今でも大理石のベースを持っているが、なんと昔100均で買ったものだ。30㎝四方なので使い道が無く、何年も出番を待っている。 御影石はオーディオ用として販売しているメーカーが一社あるが、それより石屋に切り出してもらう方が安い。オーダーメイドで様々な厚み、仕上げ、大きさに応…

  • 中森明菜のコンサート

    アマプラで中森明菜のコンサートを立て続けに見た。 それぞれ80年代後半から90年代初頭にかけたコンサートライブ映像のようで、映像も音も古さを感じない素晴らしい出来だ。サードシステムをオンにしてTVの音と空間合成、大きめの音量にすると実に楽しい。ライブはヤッパリ映像があると全然違う。もう鳥肌が立った! これは明菜のパフォーマンスが凄いからだ。彼女は大人っぽさと可愛らしさが同居している稀有なアーティストだ。さらにDレンジの広い歌唱が聴きごたえがある。口パクでないライブ歌唱はCDの声と遜色がない。なのにコケティッシュなマイクパフォーマンスのギャップがまた愛らしい。彼女はヒット曲が溢れるほどあるので、…

  • スパイファミリー

    アマプラでスパイファミリーのアニメ、シーズン2までと、映画版を観た。漫画は知らないが、アーニャの声優がフリーレンと同じで話題になっているので興味が湧いたのだ。 なんで声優で話題になるのかと思ったら、なるほど・・こりゃ同じ人とは思えん。プロの力に感嘆した。それだけ知ればいいやと思って観たのだが、話が結構面白い。結局全部観てしまった。 スパイの家族を題材にしたコメディはとても多い。特に洋画の実写でよく観る。無敵のスパイを演じるスター俳優が、家族にキリキリ舞いして笑わせるのが定番だ。本作もそのパターンかと思ったら、さらに上を行く設定に感心した。任務のために偽装家族を作るはずが、理想の家族を目指して協…

  • JBL 4309

    JBLの4309は4306の後継機種と言われている。現行品なれど、懇意のショップで極上の中古品があるので興味が湧いた。そこで、正月明けに挨拶がてら訪問したときに音を聴かせてもらった。 中古品コーナーでは、いつもミュージックバードが流され、チョイ聴きするときはそれを使って試聴ジャンルを選択している。しかし今回は店員の計らいでCDで試聴した。アンプはラックス、CDPはデノンの中古品だ。 う~ん・・ユーチューブやネット界隈では皆が絶賛しているので、セカンドスピーカーの更新もあり得るかと期待したのだが、オイラが思うJBLらしさが感じられない。音の抜け感が弱く、低域もパンチが効いていない。セッティングが…

  • 洗濯機の更新

    スマホに続いて洗濯機が壊れた。年初めに不吉なことだ。 10年ほど日立の洗濯機を使ってきたが、最近不具合が多くてヤバイ気がしていた。そしていよいよ動かなくなってしまった。乾燥機も付いていないシンプルな7㎏タイプで、一度も修理に出していない。当然、保証はないので即電器屋に走った。幸い正月の売り出し中で割引がある。何も悩まず、日立の7㎏タイプで、防水パンに収まるサイズであればいい。なぜ日立かというと、昔は「モーターなら日立」と言われていたからで、今は拘る必要ない。選ぶのに検討したくないだけだ。2機種あるが、迷わず安い方に決定。オーディオ機器だとなるべく悩んで楽しむところ、どうせ洗濯機なんてオイラは触…

  • ポリスストーリー3

    懐かしい作品を久しぶりに観た。ポリスストーリーは1980~1990年代のジャッキー・チェン全盛期の代表作だ。 ホンコン警察の有能で格闘センス抜群のチェン刑事が、人間離れしたアクションとスタントを魅せるシリーズである。シリーズ3は中国やマレーシアにも舞台を移し、規模をスケールアップしている。でも、オイラがあえて3番目に注目したのは、今ではハリウッドスターになったミッシェル・ヨーがアクション全開でジャッキーとコンビを組んでいるからに他ならない。 20代で結婚を期に女優を引退したが3年で離婚、4年ブランク後に復帰したのが本作で、もう気合の入り様がハンパではない。技のキレ、スピードは凄まじく、さらに目…

  • スマホは嫌いだ

    ガラ携帯からスマホにかえたのが2019年の夏。あれから5年半になるが、未だに慣れない。 スマートフォンという割にまったく使い勝手がスマートではない。不満ばかりである。最近、使っていなくてもバッテリーの消耗が激しく、1日2回は充電しなければならなくなった。なのに、アイフォンはバッテリーの交換ができないとはふざけた会社だ。 そもそも無駄な機能が多すぎて必要な機能が使いにくい。オイラは電話とメールにライン、あとはネット検索ができれば十分なのだ。それに、スマホの文字をしばらく読んでいると、やめた後の外の景色がぼやけて2重になってしまう。目の衰えだ。 アンドロイドよりは小さいが、カバンの中でかさ張る大き…

  • 5円玉による音質改善法の検証

    喜古英男氏による5円玉音質改善法について、どうも疑問が先走ってやってみる気がしなかった。なんじゃそれ?と思った方は下記URLを参照して欲しい。10分ほど経過後に本題に入っている。 さらばミニコンポの音 でもオーディオのネタになるかと正月の暇つぶしにトライしてみた。喜古氏の方法はSPケーブルの中間でマイナス側を切って、磨いた5円玉を挟むというもの。これは真鍮という素材を信号路に介在させるという事だろう。しかし貨幣は加工できないので、クリップにケーブルをハンダ付けして挟んでいる。これでは真鍮+鉄のブレンドになっているという疑問があった。 それにしても、SPケーブルを中間で切って実験するのはもったい…

  • ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート2025

    今年のニューイヤーコンサートの指揮はリッカルド・ムーティーだった。彼は2021年すでに指揮を執っており、あの時はコロナで無観客コンサートだった。(2021-1-5 ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート2021 参照)あの不完全燃焼のようなコンサートを、挽回するチャンスとばかりに気合が入った指揮だった。 番組の進行はやっぱり林田さん。2021年の時は不似合いなケバケバしさにガッカリしたものだが、今回はシックで彼女の可愛らしさが際立っていてグッド╭( `ㅂ´ )و そして、恒例の演奏中に魅せるダンスは私的に奇をてらい過ぎな感じがあった。 演奏はムーティーらしいダイナミックさが健在。というか、4…

  • アクアマン/失われた王国

    2023年公開の超A級DCヒーロー作品。前作から4年後の続編となる。 監督も俳優も前作から引き継ぎ、予算も大幅アップして期待の大作だった。ところが市場のウケはパッとせず、本国での不入りがニュースになったのを覚えている。何がダメだったのか。 前回は異質な環境で育った不良が海の王様になる話だった。今回は子育てと大任の仕事を両立するのに難儀するパパとしてスタート。後は悪い奴が出て来て倒すのに、確執のある兄妹と協力して最後は大団円・・まさにいつものバカの一つ覚えである。さすがに米国人も客を舐めるな!といったところなのだろう。オイラも序盤まではそう思っていた。 ところが前回の宿敵で異父兄弟のパトリック・…

  • 謹賀新年 2025

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 昨年の元旦は富山で大変な地震災害が発生し、先行きが不安な1年となった。今年は平穏であって欲しいとつくづく思う。しかし、ウクライナ戦争が第3次世界大戦になりそうでとても不安な状況だ。トランプがキーであろう。ぜひ、ロイヤルストレートフラッシュを見せてほしい。 さて、元旦は我が家のルーティンを無事こなすのが大事。例年のように快晴で、初詣は滞りなくこなしてきた。ただ、神社で確認するとオイラは今年「八方塞がり」のようだ。そういえばこの初詣の道中、何度も信号機のある交差点に差し掛かるけど、オイラが通過しようとするとほとんどが黄色になるという不吉…

  • 2024年を振り返る

    年末はこのタイトルで締めくくるのが定番になった。 今年も映画館にはほとんど行っていない。キングダムを観たくらいだ。シニア料金になってもサブスクの利便性にはかなわない。ただ、最近は映画一本を観る時間が惜しくなってきた。暇が多いのにだ。それだけワクワクする作品が少ないということか。 オーディオは主要機器は変わっていない。いや、サードシステムのデジアンが壊れて同じデジアンの中古品を買ったっけ。何も見た目が変わっていないので忘れていた。記憶に残るのはマグネット対策だ。100均のネオジウムマグネットをケーブルに挟むだけで驚くべき効果。ケーブルの交換より大きな違いにハマったものだった。それとIPクリーニン…

  • オーディオと錯覚

    いよいよ今年も僅かとなった。年内の投稿は後1回としよう。 オーディオの闇は深い。論者や多くの趣味人は、禁句とばかりにあえて触れないでいるみたいに思える。しかし、ネットの個人サイトやユーチューブで闇を切り裂こうとする御仁もいる。プロケーブルや創造の館が目に留まる例だ。 プロケーブルのサイトを数年前に見たときは、その大胆な意見に圧倒された。これは確認せねばと、絶賛する安価なケーブルを購入したものだった。その後、プロ用システムに興味を覚え、現行のサブシステムが構築されたと言ってもいい。 近年ユーチューブで創造の館を見て、ついに出てきたと思った。この主は当然ハードに詳しい御仁だ。昔出入りしたオーディオ…

  • FOSTEX BK83-SOI

    懇意の店に面白い中古スピーカーが入ってきた。背面にFOSTEX BK83-SOIとある。 仕上げが大変綺麗で箱に目立つ痛みはない。ユニットはFOSTEXの白いペーパーコーンの宿命で変色の滲みが観られる。まあ実用上は問題ないだろう。両サイド下部に大きめの開口部がある。まだ値付けもされていないがチョイ聴きさせてもらった。 これは同じFOSTEXのP1000-BHのようなハイ上がりでもなく、なかなか素直な音でバランスがよい。低音もフワっと抜けるバックロードらしさを感じない。結構軽いので、複雑な構造では無いはずだ。 興味が湧いてググってみると、2016年にFOSTEXが200台限定で発売したバックロー…

  • レッド・ワン

    先月劇場公開した超A級ファンタジーアクション作品。それが翌月アマプラ独占配信になるとは、アマプラ契約者で映画館に観に行った人はさぞ悔しかろう。 この時期になると、クリスマス映画がよく作られる。本作はその一つであり、どえらい金を掛けて弩級のクリスマス・ファンタジーを彩った。主演はロック様とキャプテン・アメリカ。脇でJ・K・シモンズやルーシー・リューと豪華な俳優陣で、クリスマスらしい毒の無いハッピーなファンタジーを魅せてくれる。この顔ぶれ通り、弩派手なアクションが売りだ。 ロック様は相変わらずであるが、本作はクリスの役どころが面白い。スーパーヒーローの彼しか見たことないので、髭面のダメ男は新鮮だ。…

  • 眼のトラブル その2

    先月、突然右目の痛みに襲われて眼科に診てもらったら黒目に傷が付いていた。それは処方された抗菌目薬で1週間ほどで完治。やれやれ・・では終わらなかったのである。 医師から完治したと言われて数日後の朝、また右目が痛くて瞼を開けにくくなってしまった。時間と共に傷みが沈静化したが、ゴミが入ったようなゴロゴロした違和感が続く。で、再度眼医者へ。すると、同じ眼球の違う位置が傷ついているではないか。前回同様、まったく思い当たるトラブルは無かった。何故だ? 幸い前回より傷は浅く、痛みを感じてすぐ来たので傷に菌が付いていないため、ヒアルロン酸の目薬で保護して自然完治するのを待つことに。ほどなくして痛みは無くなり、…

  • リビングオーディオは難儀

    オーディオを本格的にやろうと意思決定したとき、まずどの部屋でシステムを組むか選択しなければならない。そんなの自分の部屋しかないよ・・という御仁も多かろうが、家族のために家を建てる場合、主は自分の部屋が無いのが普通だと思う。ゆえに、オイラは自然とリビングオーディオをすることになった。 リビングオーディオの利点は一つだけだ。一般的に家で一番広い部屋が使えると言う事。ただし、オーディオという趣味は陰に籠り易い趣味なため、団欒の場で行うことは無理難題が多い。まず、家族の理解が得られるかは大問題である。 それをクリアするため、自分に枠を嵌めて迷惑にならないブレーキを課してきた。これはむしろ趣味人にとって…

  • 年末の体たらく

    12月も半ばを過ぎると街はざわついてくる。師走というだけあって、やることが一杯だ。いや、それももう過去の話だ。 当たり前のように作っていた年賀状も還暦を境に止めてしまった。大掃除も昔はクタクタになるまでやったものだが、超適当になってしまった。ボロ屋はキリが無いからだ。職場ではパートのおじさんは何時もと変わらない。それに前職も今も盆正月休みが無い仕事なのだ。子供が大人になってしまうとクリスマスも関係ない。クリスマスツリーは箱に入ったままだ。これらが年老いたということなんだろう。 それでも世間が慌ただしいと何だか気分がいい。地上波では特番が多くなり、気持ちだけは年の瀬気分になってくる。「早く来いこ…

  • 救命処置とハラスメント

    今年も恒例となった職場の心肺蘇生法講習を無事終えた。今回、巷で話題のハラスメントについて質問があるかと思ったが、職場は女性が多いためか聞いてくる人は無かった。 それは何かと言うと、AED装着において服を開けてパットを貼る行為が、女性は男性にやられるのが不快だと言う意見が多数を占めると言われているからだ。これはセクハラに当たるのではないか?訴えられてはたまらない。倒れたのが女性だったら男は手を出さない方が無難だ・・といった風潮が広まった。そのためか、運動をしていた女性が卒倒したとき、男性から適切な手当てを受けられず重い後遺症が残ったという事例が発生。当然、救命行為においてそんな事は無いと有識者や…

  • ゴジラxコング 新たなる帝国

    2024年公開の超A級怪獣エンタメ作品。 言わずと知れた「ゴジラVSコング」の続編である。監督は前作に引き続いてアダム・ウィンガードだ。あらかじめ言っておくと、本作を「ゴジラー1.0」と比較してはならない。もはや映画の種類が違うからだ。 比較するなら前作であって、今回はあれより徹底した怪獣プロレス映画となり、その思い切りの良さはアッパレだ。だから、批評家評は悪くても観客の満足度は高い数字を叩き出している。中途半端な人間ドラマはいらない。しかし、人間の役割もしっかりあって往年の東宝怪獣合戦映画を思い出す。あの子供向けに変貌したゴジラシリーズに、膨大な予算を掛けてリブートしたものだと言っていい。以…

  • IPクリーニング その4

    IPクリーニングについて、これまで良い事ばかりで絶賛してきたが、今回そうでもないケースがある事をカキコする。 今ではCDを聴くたびにIPクリーニングをしているので、よく聴くCDはほどんど処理済みだ。で、最近になってアレ?っと思うケースが出てきた。それは違いが分らないのではなく、私的に音が悪くなってしまったのだ。 具体的には、解像度が上がった替わりに音が痩せてしまい、ハイ上がりで聞き苦しくなってしまったのである。IPクリーニングは分解能と透明度が向上するため、音はかなりシェイプアップする。これが本来の姿であろうから、通常なら歓迎するところだ。ところがこのCDは、音の滲みが厚みとして好みの音を保っ…

  • ヴァンキッシュ

    2021年公開のB級アクション作品。 ルビー・ローズとモーガン・フリーマンがダブル主演?いや、ここはモーガン・フリーマンは脇とみるべきだろう。その理由は後述する。 闇の運び屋が娘のために足を洗ったが、闇のフィクサーに娘を人質にされて最後の大仕事をさせられる話。あ~このパターンね・・と思いつつ、2人の存在感が観客を引っ張っていく。運び屋主人公のケースは一つの大仕事を話にしがちだが、今回5カ所のヤバイ所から金を運んで持ってくるというのがいい。坊主頭のルビー・ローズが不敵のキャラを持っているので、この男顔負けのクソ度胸女役は似合っている。しかし、ジャンプスーツの外に2丁拳銃丸見えで乗り込んでいく姿は…

  • 抜けのよいボーカルCD

    多くのボーカルCDを持っていると、おお!っと仰け反る音に出会う事がある。それはスピーカー間の奥に鎮座するものではなく、フォルテになっても詰まることなくスカッと前に飛び出す瞬間だ。バックの演奏も音離れが良く、声はさらに迫ってくる気持ちの良い抜け感があるCDを紹介しよう。因みに、この抜け感はIPクリーニングをすると倍増する。 ・カルロス・マリン エン・コンシエルト 今は無きカルロス・マリンのソロ・ライブ盤。彼の声はイル・ディーボのCDでは詰まって聴こえるが、これはスカっと抜けて気持ちが良い。 ・カーペンターズ By Request カーペンターズのベスト盤。何の変哲もない寄せ集めCDだが、心地良い…

  • フライパンの更新

    数年前から自炊を始め、自分用の器具を買うことになった。とにかく安く揃えたいので、なんと百均で買ってきた。雪平鍋300円、フライパン500円である。それでもフライパンは26㎝サイズでテフロン加工されている。これを4年近く使ったが、さすが安物らしく餃子が張り付くようになってきた。コーティングの限界だろう。また安いのを探してくるか・・そう思っていると、ユーチューブで気になる動画を発見。どうやら劣化したテフロンコーティングから発がん物質が出てくるらしい。 癌を患ったことがあるオイラにとって、これは聞き捨てならない。どうもPFOAという物質が良くないらしく、2000年過ぎから世界的に廃絶の方針になったよ…

  • サイコ・ゴアマン

    2021年公開のカナダ製ファンタジー・コメディ作品。 始めにぶっちゃけておくと、これはオモロイ!大層気に入った。俳優はまったく知らないが、主演の少女が抜群にクールだ。 話は、家の庭を掘ったら宇宙一凶悪なモンスターが埋まっていて、その封印を解いてしまう。すでにこのハチャメチャ感がいい。ところが、封印していた石を少女に握られてしまい、モンスターは少女の言いなりになって・・それからはモンスターを退治すべく、宇宙からロボ天使みたいなヒーローがやって来たり、別のモンスターと戦ったりと、着ぐるみ怪人の対決が始まる。これはジャパニーズ・ヒーロー番組のパロディであって、スタッフの着ぐるみアクションへの愛が感じ…

  • 晩秋の朝

    朝の撮影はオイラの仕事が朝早いので、休みと天候と季節のタイミングが合わなければできない。例年来ている近隣の公園は事前に色付き具合を確認できるので助かる。

  • SACD不要論

    近年、一向に話題にならないSACD。2000年頃から周知され始め、当時はCDに変る進化と受け止めた。 ところが、すでに普及していたCDを無駄にしないよう苦肉の策?としてハイブリッド盤が主流として発表された。普及のためにはそれも当然だろう。それでもその高音質をPRすべく各所で試聴会が開かれた。論者の中には、新譜が発表されれば全て手に入れた御仁が一人ではなかった。たしかに、その手の試聴会に参加したオイラもブラインド企画でSACDの優位性を感じた。スピーカー離れが良く、ステージイメージが優れて聴こえたからだ。そうして、SACDがCDより明らかに優れているという先入観は20年以上続いた。 その後、結構…

  • ボディ・アーマー

    2007年ドイツ制作のB級アクション作品。 主演はドイツでは有名らしいアクション俳優のティル・シュヴァイガー、ハリウッド・アクションでも脇で見た事がある。共演するのが脇役の名優チャズ・パルミンテリ、「ユージュアル・サスペクツ」を思い出す。 要人を守れなかったボディ・ガードが、後になって受けた警護依頼のターゲットが当時の要人を殺した殺し屋。殺し屋は改心して重要な証人になったわけだ。その裏切りを許さないマフィアがしつこく2人を狙う・・そんな話で、さらに意外な人物が共謀者だったりして面白い脚本である。アクションも、始めの掴みからイタリアに舞台を移して結構大掛かりに魅せてくれる。これは掘り出し物かと期…

  • シタデル Honey Bunny

    先月、シタデルのイタリア編であるDIANAを観た。続いてインド編の Honey Bunnyの配信がスタート、このシリーズは6話構成に統一しているので一気見し易いのがいい。 当然、同一のスパイバースに沿った話が展開されるのだが、インド編では時代設定が一時代前になっているのがユニークだ。インド制作のアクション作品は怒涛のテンションとCGのオンパレードを想像してしまう。しかし本作は米国アクションを見慣れたオイラでもまったく違和感が無い。イタリア編同様、派手な演出は控えめでスパイの対抗組織同士の拮抗した戦いが繰り広げられる。 今回新しいのが、2人の主人公の間に子供が生まれて家族の要素が加わっている点。…

  • レコードは音がいいのか

    アナログプレーヤーが復活して、ついにカセットテープレコーダーまで復活した。レトロブームはいつまで続くのだろうか。まあ近年のそんなブームはどうでもよろしい。生来、目に見えないデジタルの世界が当たり前の世代にとって、機械的に音を出す装置が興味深いのであろう。 オイラはCDが音楽鑑賞の主流となった時、レコードと共にアナログプレーヤーを納戸に片付けた。その後、新たに重量級プレーヤーを中古で買ってみたが、結局ろくに使わず止めてしまった。オイラにとって当時買ったレコードは郷愁の対象に過ぎず、音を追求するオーディオ機器という対象から外れている。しかし、世の年配趣味人の中には高価なアナログプレーヤーでレコード…

  • クオーツ時計のノイズ

    先日、居間で不思議なことが起こった。 オーディオ機器の近くで妙なノイズが始終聴こえるのだ。電源の入った機器に耳を添えても何も聴こえない。大型液晶TVか?待機電流が流れているので怪しいと思ったが、まったく無音だ。2つあるアイテックのラムダ5.36はジーという持続音なので違う。それに今ではほとんど音がしなくなった。不思議なのは、よく聴こえるのが部屋の中央より1メートルほどTV寄りで、頭の向きを変えると音の大きさが違うのだ。その音は細かく反復する器械の作動ノイズのようである。 TVに対向すると最も音が大きい。しかし近づくと無音になるのだ。となるともうTVの後方に掛けてある時計しかない。掛け時計が故障…

  • レンズクリーニング

    眞木さんが、サンワサプライのマルチレンズクリーナーを買って試したのをブログで知って思い出した。そういえば持ってたっけ・・ あのレンズクリーナーが効果バツグンだと、福田雅光氏が言うので取り寄せて購入したものだった。もう5年以上前のことだ。あれからずっと埃を被っている。どれ、久しぶりにクリーニングしてみようか。 SACDプレーヤーのエソテリックX-03SEは、購入したのが昨年の12月なのであまり意味が無い。中古品とは言え、ピックアップは新品だったからだ。CECのトラポTL3 3.0ならすでに3年以上使っている。このトラポはスライド開閉式なので、スタビライザーを取ればレンズ剥き出しだ。トレイ式より埃…

  • ケーブルのブレンド

    ツィーターの逆相実験で、FALの癖(個性?)は消え、フラットに伸びる高域と温度感が下がる事を確認した。シャープにまっすぐ伸び切る高域は歓迎するが、中域が解像度重視の冷たい音では女性ボーカルが楽しめない。人の音像も小さすぎる。高域はこのままで、中域に以前のホットな聴き心地を戻せないだろうか。 帯域ごとの音色変化ならイコライザーが手っ取り早いと思われようが、温度感を高めることはできそうもない。ここはケーブルの調整がいいだろう。そこで、以前ケーブルをブレンドして効果を魅せたのを思い出した。(2015-02-15 ケーブル継ぎ足し その2 参照)あの時は、距離が足らないので2本のXLRケーブルを継ぎ足…

  • ワールドエンド

    2019年製作のロシア製A級スペクタクルSF作品。 数えきれないほどあるエイリアン侵略モノの一遍で、なかなか派手な戦闘を魅せてくれる。でもその相手は宇宙船に乗ったエイリアンではなく、操られた人間達として予算の削減を図っている。まあ、そうしたストーリーなのだから違和感は無い。だからSFと言いながら戦闘場面はほとんど現代戦争映画である。 後初のロシア製アクション大作となると、予想通りのパクリアイデアが目につく。ID4の全体像にスターシップ・トゥルーパーズの雰囲気、フューチャー・ワールドのような描写、ワールド・ウォーZのようなゾンビ感が入り混じった2時間半、内容は実に薄っぺらい。 長い上映時間の割に…

  • 眼のトラブル

    いつものように夕方までオーディオと対峙しているとき、右目にゴミが入ったような違和感を覚えた。その日は懇親会があるので気にせず飲んで帰ってくる。アルコールが覚めてくると、やっぱり右目がゴロゴロする。目薬を差して寝たのだが、痛みでよく眠れない。朝になると充血しているので、仕事の後で眼医者に行く事にした。 しつこい異物を取ってもらえば楽になるだろうと安易に思って診察を受ける。すると、黒目に傷があるという。結構深いので傷みが出たようだ。おぞましい画像を見せられてゾっとした。異物は無いようだ。何故?外で何かが入ったわけでもない。無意識に眼をこすったか?それにしては大げさだ。 その日は眼帯を付けられて目薬…

  • ツィーターの位相反転

    逆相のソフト、ユニットの位相変更と逆位相の話題が続いた。これはアキュのフェイズ切り替え機能で、音が変わる事を認識したのが切っ掛けで興味が湧いたことによる。以前は、絶対位相が逆でも音は変わらないと信じていたのだ。 で、今回ツィーターの絶対位相を逆にして聴いてみようと思い立った。喜古英男氏は2ウェイのウーハーを逆相にすると良いという動画をアップしていたが、我が家では試しようがない。TADモニターはシングル端子だし、FALはフルレンジ+ツィーターだからだ。FALにはネットワークが無く、コンデンサー一発でハイルドライバーと繋いでいる。そこで、自作マニアがスーパーツィーターの位相を変えるようにハイルドラ…

  • ハイ・ヒート その女諜報員

    2022年製作のB級スパイコメディ映画。 パリを舞台にしているし、主人公は元KGBの女シェフといったポジションで、フランス風なコメディアクションを展開・・どう見てもアメリカ映画とは思えなかった。 主演は女スパイといったらオルガ・キュレンコだ。しかし、序盤は金髪で痩せた主人公がオルガちゃんとは分からなかった。女優はなんで年を取ると痩せるのか分からん。若い頃のピチピチ感を維持した方がいいのに・・で、旦那役で共演がドン・ジョンソンとは懐かしい。マイアミバイスなら爺になっても彼女をオルガにできるのか?いや、いささかハレンチであった。でもコメディだから自虐ネタもいいじゃないか。 さて、肝心の内容はもうホ…

  • 自治会役員の選考

    オイラの住む自治会では、自治会長、防災会長、会計が自治会3役と言われ、防災会長と会計は副自治会長を兼務する。任期は会計を1年やった者が翌年自治会長となる。防災会長は2年任期だ。これを毎年、翌年の選考をするのが選考委員と言われ、各班の持ち回りとなる。今年オイラはその選考委員で、来年の会計(再来年は自治会長になる)を選考してきたのだが、これが大変である。 自治会のルールで、対象となる年齢に達した者を漏れなく選考会に呼び、あ~だこ~だと平行線の話し合いをするのだ。だれもそんなメンドクサイ役をやりたくないのである。今年はそんな選考会を4回開いてやっと引き受けてくれる人が出てくれた。これまだ早い方で、年…

  • オーディオ授業料

    オイラがオーディオという趣味に目覚めたのは大卒後にCDPを導入してからだ。それまでは、工夫次第で音が変わる事も知らずに音楽を楽しんでいた。 あれからもう40年になる。その間の遍歴については、「懐かしの愛機」「転機となった機器」で一部紹介している。他にも思い入れがあるものばかりで、あれは無駄だった・・という機器は一つとして無い。 よくベテランの逸話の中で、今の音に至るまでに散々な寄り道をしてきたけど、授業料だと思えばいい。とかいった話を耳にする。これって、今の境地に至るまでの道程を自慢しているようで鼻に付いてならない。 オーディオを知るための授業料だなんて言葉は、この趣味に興味を持とうとする若者…

  • シタデル DIANA

    シタデルとは世界の平和を裏から支える最先端スパイ組織であったが、マンティコアという対抗組織に壊滅させられ、その生き残りの活躍を描くスパイ活劇である。 この本流となるアメリカが舞台の作品を昨年の6月に観た。そしてDIANAはイタリアを舞台としたスピンオフである。本家がまだシーズン1しかやってないのにスピンオフとは?実はこれ、スパイバースという同じ世界観の中で各国の生き残りシタデルの活躍を描き、いずれアベンジャーズのように合流して完結させるという長大な企画なのだ。だから11月にはインドが舞台のHoney Bunnyの配信が控えている。予定ではメキシコ編もあるようだ。 さて、イタリア編のDIANAで…

  • 秋の花々 2024

    少し遅いが、ハロウィンに秋の花を撮りに行った。いつものフラワーパークも、この時期に来たのは初めてだ。

  • 劣化したSACD その3

    SACDはあまり聴かないので、年単位で放置することが多い。 実際、SACDの劣化について最後に書き込んだのは2年以上前だ。(2022-8-25 劣化したSACD その2 参照)最近、IPクリーニングして聴き直す機会が増え、各々SACDを手に取ってクリーニグしようと思ったら、劣化が進んでいるのに息が詰まった。 すでに劣化していたSACDはさらに広範囲に、まだ劣化していなかったディスクも外周部から白濁し始めているではないか。軽症の物は記録を読み取っているようだが、音質への影響は確認できない。ろくに聴いていないからだ。 以前の投稿にコメントを頂いたシーラカンスさんによると、ハイブリット盤のSACD層…

  • 千日紅

    近所の公園で千日紅が綺麗に咲いていたので撮ってきた。 千日紅は鉢植えに買ってよく育てたものだが、一年草がこんな大きな株になるとは知らなかった。

  • IPクリーニング その3

    始めは恐る恐るやってみたIPクリーニングだったが、すでに100枚ほど処理していて満足している。見た目もかなりキレイになるし、もう耳タコCDも処理してしまってバツグンな効果を確認している。 この基本的な音質の向上は別の恩恵ももたらした。解像度がアップしたため、今までより音量を上げられるCDが多い事だ。オイラはCDごとに試聴音量を書いているので、新たに書き換えている。大体、1ⅾB前後アップできるCDが多い。この僅かな音量の違いが音楽の表現力を大きく変えてくるのだ。 先日、マニアな友人から電話が掛かってきた。彼に合うのは3年ぶりだ。彼はとんでもないハイエンダーで、過去にも何度かここに登場している。「…

  • 西村由紀江

    西村由紀江はニューエイジ系のピアニストで、TVCMや映画音楽にもよく起用されたので耳にした人は多いはずだ。 オイラは彼女が学生デビューしたころからお気に入りだった。デビューアルバムを出した頃が、丁度オイラがオーディオに目覚めた頃でもあった。そんな彼女は57歳で現役バリバリである。ピアニストといっても、クラシック界で賞を獲るような世界とは無縁なのでお高く留まるようなことも無く、大衆文化の中を堂々と歩んでいるのがステキだ。 彼女のアルバムは中古ショップに行けば大体500円以下で手に入る。どれも親しみやすいメロディーで爽やかな印象があって好ましい。特筆したいのは、その演奏スタイルの生真面目さだ。ピア…

  • 逆位相 その3

    ユーチューバーのあるエンジニアらしき御仁が、興味深い事を宣った。ソフトの製作時に逆相になっているものが多いらしい。 本題の前に、±を左右とも変えたものは絶対位相が逆で、左右間で±を変えた場合を相対位相が逆と表現する事を初めて知った。あらためて言うと、この逆位相シリーズは絶対位相が逆の話である。 ソフトの録音時ですでに逆相になっているのでは、ほとんど気が付かないだろう。ユーチューブでは位相を変えた音と比較配信している。もちろん、TVの内蔵スピーカーでは微妙な違いなんぞ分からない。ただ、思い当たることがあるので確かめてみた。 所有するCDで、妙に音が悪いものがある。それは同じアーティストでも、その…

  • ロードハウス/孤独の街

    2024年公開のアマプラ独占アクション作品。1989年公開の同名映画をリメイクしたものだ。 オイラはパトリック・スウェイジが若い頃に主演を張ったオリジナルを観ていない。だから何の情報も無い素の鑑賞だ。 UFCで事件を起こした主人公が田舎町の店で用心棒を始め、地元のイザコザに巻き込まれていく話。主演はジェイク・ギレンホールで、かなりの肉体改造をしたものと思われる。この主役をアクションスターがやったら、無敵男の勧善懲悪になってしまってツマラナイものになったであろう。演技派の彼が実に味わい深いキャラを演じていて、またいかにもアメリカらしい酒場風情が心地よい。ケンカが日常風景の店で用心棒なんて、とても…

  • 宇宙戦艦ヤマト 50周年

    宇宙戦艦ヤマトが初放映されてから50年が経ったらしい。初めてリアルタイム放送をを観たのが小学生の時だった。ロボットアニメではない構想が新鮮でのめり込んでいったものだ。あれから50年か・・オイラも還暦を過ぎるわけである。 関連イベントとして、様々な動画配信やグッズの販売が市場を賑わせている。庵野秀明が「シン・ヤマト」を作るなんて発表まであった。また現在「宇宙戦艦ヤマトREBEL3199」が進行中で、いかにこのアニメが別格の人気を保っているかが伺える。オイラも新作リメイクを観る度、ここに感想をアップしてきた。元ネタの良い所をリスペクトして、上手に大人の目線も納得できる内容に仕上げていると感じる。 …

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、シマさんをフォローしませんか?

ハンドル名
シマさん
ブログタイトル
シマの遠吠え (新生)
フォロー
シマの遠吠え (新生)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用