SACD不要論
近年、一向に話題にならないSACD。2000年頃から周知され始め、当時はCDに変る進化と受け止めた。 ところが、すでに普及していたCDを無駄にしないよう苦肉の策?としてハイブリッド盤が主流として発表された。普及のためにはそれも当然だろう。それでもその高音質をPRすべく各所で試聴会が開かれた。論者の中には、新譜が発表されれば全て手に入れた御仁が一人ではなかった。たしかに、その手の試聴会に参加したオイラもブラインド企画でSACDの優位性を感じた。スピーカー離れが良く、ステージイメージが優れて聴こえたからだ。そうして、SACDがCDより明らかに優れているという先入観は20年以上続いた。 その後、結構…
2024/11/29 10:25