chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
シマ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/01/30

arrow_drop_down
  • 疲れる音

    疲れる音というと、ネガティブな表現と捕えるのが普通だ。でも、最近そうばかりでもない感触を得ている。 オーディオ誌の寺島御大の記事の中で、彼がある人に「良い音とは何か」をインタビューしたところ「疲れる音」と言われ、御大は感心したというものがある。そのときはオイラには意味が理解できなかった。それがサブシステムからゴキゲンな音が出るようになったら、なんとなく分かったような気がした。 ノイズが乗っている、バランスが悪い、耳に敏感な中高域にピークがあるといった理由で疲れるのは論外だ。基本的に優れた音なのに疲れるのは、大音量で長く聴いているからだ。「そりゃ疲れるの当たり前だろ!」と突っ込まれそうだが、裏を…

  • ザ・ゲスト

    2014年公開のB級サスペンス・スリラー作品。 長男が戦死して失意の家族に、戦場で友人だったという男が訪問する。その家族を守ろうとする訪問者に心を許していくが・・この謎の訪問者を演じるのがダン・スティーブンス。イケメン過ぎてスターになれない男だ。彼は一体何者で目的は何なのか、容赦ない暴力で家族を守っているようだが怪しすぎる。この中盤までのサスペンスがなかなか良い。そして、怪しむ娘が軍に問い合わせた事からボロが出始める。そこでランス・レディックがいかにもといった役で登場。後半の戦いに雪崩れ込む。これがおよそガッカリさせてくれる展開で、クライマックスはもう、なんじゃそれである。 イケメンの訪問者の…

  • SMの果てに

    先日、SMオーディオの延長で100均の融着テープをセカンドシステムのケーブルあちこちに巻き、いい感じで静けさが出て打音と持続音の両立を体感した。あれから日を置き、完全に融着した頃に再度試聴。いやはや、もうなんも言えねえ素晴らしいパフォーマンスだ。わざわざ熱を出すメインシステムに灯を入れる気がまったく起きない。 サードシステムを縛った時も感じたが、SMオーディオは音が抑制的になるという認識は先入観によるところが大きいと分かった。音量との関りがポイントなのだ。 実は、セカンドシステムでは必要に追われてSMオーディオをずっと実践していた。地震対策上、小型のTADモニターはスタンドとチューニングベルト…

  • コールド・スキン

    2018年公開のB級ホラー文学作品。 ホラーも作り方で文学になるという一例で、実際モンスターとの格闘が多くを占めていながら詩情のある趣きが全編を通じて感じられる。しかし、ロシア文学作品のような悠長さはなく、緊迫感のある戦いと荒れる南海の孤島風情のギャップが新鮮だ。 1914年、流行するスペイン風邪から逃げるように南極海の孤島に主人公はやってくる。退屈な気象観測が仕事で、そこで変人の灯台守と出会う。ある夜、不気味なモンスターに襲われ、灯台守に助けを請う。その変人は女のモンスターをペットとして暮らしていた・・それからは夜な夜な襲って来る半魚人のようなモンスター達、そんな暮らしの中で、同居する女モン…

  • FE108-Sol

    懇意の店先に只者ではない様相のスピーカーがあった。それは、どこかの工房が作ったと思しきバスレフエンクロージャーにFOSTEXのフルレンジが付いたスピーカーだ。そのユニットがFE108-Solだった。調べてみると、このユニットは2015年に限定発売されたが、人気が高いようで昨年末に再発売されたらしい。オイラはスピーカー工作から離れて20年以上になるので知らなかった。 まず、その容姿を観て釘付けとなった。店員はそんなオイラを確信犯の目で見ている。一見、ベアホーン製かと思ったが、面取りがこっちの方が高度だ。木口が美しく硬そうで全面バーチ合板だろうか。まったく情報が無い箱である。そこに真鍮の高価なアダ…

  • ゲッタウェイ スーパースネーク

    2013年公開のB級カーアクション作品。もちろん、大昔のマックイーンによる名作「ゲッタウェイ」とは関係ない。 本作の9割以上がカーチェイスという、実に割り切った作品である。そのため、どんな派手なカーアクションでも飽きが生じてくる。だから飽きさせないように色々な手を打っているのがわかる。ブルガリアという珍しいロケ地、実に細かいカット割り、無理やり加えた爆破シーン、そして長時間観賞に耐えられる俳優の起用などだ。いつもなら、半端を嫌った割り切りの良い作品を褒めるところだが、どうにも空回りしている。 これはカーアクションを魅せるのが目的だから、他は粗探しするのは無粋だ・・とならないのである。中学生のと…

  • 100均デッドニング

    先日、100均で融着テープを買ってきたが使えなかった。早々に水道管も壊れないので無駄になりそうだ。それではと、SMの延長でこれを使って縛りのデッドニングをしてみよう。 デッドニングによる傾向は大体分かっているので、ここは利点が出そうなセカンドシステムにやってみる。何故なら音を聴く目的のシステムだからだ。場所はプラグやケーブルがいいだろう。こうした試みは一気にやり過ぎてみる方が良い。変化が分かることが大事なのだ。 セカンドシステムに関わる部分として、SACDPの電源プラグ、XLRケーブルの入出力端子、モノパワーアンプの電源プラグ、SPケーブルの余長を束ねた部分に2ターンほどキツク巻く。融着テープ…

  • SMオーディオ その2

    まず、いきなり失敗である。融着テープはパイプの修理にはいいが、大きな物体を縛るには向かないのが分かった。テープ自体に粘着性が無いし、思ったほど伸びないのでテンションを掛けて巻くことができない。しかたがないので、ビニールテープでやろう。 ケンウッドのR-K1000-Nは鉄板が薄く、天板、側面、底板にボン付く部分が多い。急所に割りばしをあてがい、ビニールテープを限界近くまでテンションを掛けて巻いていく。割りばしは木材なので、素材の悪い響きが乗らないだろうという判断だ。出来上がったミテクレは酷い!そういえば機器に備長炭を巻くマニアを思い出した。強いテンションは長く持たないだろうから、即試聴した。 ま…

  • SMオーディオ

    昔、機器の上に重しを置いたり縛ったりして振動抑制しようとする行為をSMオーディオと揶揄する向きがあった。 実際、スタビライザーやインシュレーターを振動抑制という考えで開発するのは時代遅れで、今では整振という考えから材質や構造を検討する時代だ。そうした商品もこれまで試してきたが、その効果は制振という単純なものより分かり難い。おそらく、音を整えるという所作は、開発者の主観が絡む曖昧なものだからだろう。 オイラは今でも鉛のような制振材を部分的に使っている。構造的に弱いならそれが有効だからだ。そこで今回、安価なサードシステムに徹底したSM対策をするとどんな音になるのか実験してみた。方法として簡単なのは…

  • 打音と持続音

    今回の話は、音楽や論者の教書から離れたオイラの感想です。 オイラは色々なジャンルの音楽を楽しみたいので、スピーカーは万能型の理想形を求めてきた。その行きつく先は無個性な平均値かもしれないけど、好みというものがあるから自分の理想には近づけてきたと思っている。でも最近、こりゃ両立できんなあと思ったのが、打音と持続音の満足の行く両立だ。 ピアノやシンバル、バスドラ、マリンバといった打楽器は叩いた瞬間の音なので、その切れ込みやスピード感が再生の優先ファクターになる。この場合、大音量再生がし易くダイナミックなスケールを狙うのも可能だ。ところが、フルートやヴァイオリン、オルガンといった持続音はノイズや刺激…

  • パリオリンピック閉幕

    パリのオリンピックが終わった。東京オリンピックの無観客開催という異常な雰囲気からは打って変わり、終始明るく賑わいを感じる大会の復活は喜ばしいものだった。 前回の冬季北京でも目立った運営サイドの不備や不満、ホームタウンデジションは、こうした大きな国際大会では当たり前となった。それを煽るSNSを含めて実に見苦しいものだ。それに対峙するアスリートの奮闘はいつ見ても美しい。 今大会も歓喜、涙があふれるドラマがあった。様々な競技で自己の努力を昇華した選手や、あっという間に失意の底へ落とされる選手を見ると、これが人生だなあと痛感する。オリンピックはスポーツのお祭りだけど、ただ楽しいだけじゃないからいい。 …

  • 誹謗中傷

    ネットでの誹謗中傷が大きな問題になっている。 先日湧いた都知事選挙、オリンピック、昨今ではフワちゃんの暴言など、悪口を言うのにネタが尽きない。このブログは平和そのものだが、オーディオ掲示板が沢山あった頃に出入りしたときは、オイラのようなシロウトは誹謗中傷に合うこともあった。そんなときは、その見苦しい人間性の是非に議論をすり替えて相手をしたものだった。でも趣味の同好の士ではめったに無いことだ。 問題になっているのは、自分がバレないのをいいことに相手が傷つくことを愉快犯として書き込む輩だろう。有名人を貶めることで、自分のストレス解消にしているわけだ。SNSは世界の距離が一気に縮まり、繋がりを感じる…

  • 腰痛という持病

    持病の腰痛に悩まされている。昔からの事なので、以前もどこかで書き込んでいる気がして検索してみたら4年前にアップしていた。(2020-6-17 突然の腰痛 参照) そうだった・・あの時はかなりキツクて医者に行ったのだった。腰椎の変形があるのでオイラは普通の人より腰への負担が大きいらしい。今回の痛みもあの時とまったく同じ場所だ。切っ掛けも特に思い当たらないので、おそらく積もった負担が疲労過多になって、つねにリカバーしている筋肉や筋に傷みがくるのだろう。 今回はまだ軽い方で、立ち上がるときに骨盤周辺の筋肉が緊張して背筋が伸びない。よぼよぼ爺みたいな姿勢が30秒ほど続く。実はこの程度の腰痛は2~3ヶ月…

  • ダイソーCD 再び

    ダイソーCDについては、100円という超ハイCPでありながら、その音質に注目すべきものがあると紹介した。(2011-1-21 ダイソーCD 参照)あれからずっと仕舞い込んでいたが、近年ではダイソー店頭にCDが消えているのに気が付いた。どこに行っても置いてないのである。 利益にならないのでやめたのだろう。ダイソーCDは、ブックオフで引き取らないし、他の中古ショップでも見た事が無い。こりゃ逆に付加価値が出るかも・・ということで、久しぶりに引っ張り出してみた。 ダイソーCDにはいろいろなシリーズがあった。オーディオ趣味人らしく大別すると、新録音と旧名演の再販に分けられる。後者はハイビットマスタリング…

  • RONIN

    1998年公開のA級アクション作品。 前回、久しぶりに昔のアクション映画を観て、ダサい演出にこんなもんだったかと疑問を感じた。そこで、昔見たが記憶にない作品を選んで再見してみた。 RONINN(浪人)は主演がロバート・デニーロで、当時売れっ子のジャン・レノと共演した事までは覚えている。実は他の共演者もなかなかだ。ステラン・ステルスガルド、ショーン・ビーン、ジョナサン・プライスなど、アクション映画の脇を飾った馴染顔がズラリである。で、肝心の内容はマジで感心した。 実にハードボイルドでリアリティ重視の筋立てが素晴らしい。なんでこんなカッコイイ映画を忘れていたのか・・当時はオイラも若く、アクションと…

  • F.L.E.D./フレッド

    1996年公開のB級アクション作品。(日本未公開) アマプロで本作の紹介に誤植があり、2023年の作品になっていた。オイラはまんまと騙されて観始めたが、すぐにこれは1990年代の作品だと分かった。だって、主演のローレンス・フィッシュバーンがスゲエ若いじゃないか。彼が「マトリックス」でスターになる前である。他にもスティーブン・ボールドウィンやサルマ・ハエックが登場。脱走,、証人保護、潜入捜査といったアメリカ刑事ドラマの定番要素を詰め込んだ脚本は悪くない。 こうして30年ほど昔の作品を観ると、演出のわざとらしさや、編集の甘さに時代を感じる。当時ならまったく不自然に思わない展開も、アクションに見慣れ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、シマさんをフォローしませんか?

ハンドル名
シマさん
ブログタイトル
シマの遠吠え (新生)
フォロー
シマの遠吠え (新生)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用