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My Audio Life (趣味のオーディオ)
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2014/11/01

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  • スピーカーの内部配線材選び。

    前回予告した様に、スピーカーボックス内のネットワークからウーハーまでの既存配線の延長に使う線材選びについて。ウーハーの取付を180度回転させたので、元の配線では届かなくなり継ぎ足して延長するため。まあ、最終的には「アレ」の一択に落ち着くでしょうが、それまでに2種類ほど試して見ました。ひとつは、今後も使う事が無いであろう手元に有った「ウエスタンの細線」。線径コア0.3mm程度。これは海外で電気街を歩いていた時にビンテージ品を扱うガレージ店(小屋)で見つけたもの。一応「Western」と謳っていたが、真偽は?。外皮は紙?の二重巻き、芯線はメッキ有りの単線で、1本の長さ180cm位のものが何本も。これを5本束ねて手芸用の布紐の中に通しました。こんな感じ。長さ20cm。実際に音を出して見みたら、腰高になってしまい...スピーカーの内部配線材選び。

  • スピーカー・エッジ交換のポイントと難しさ。

    今回スピーカー・エッジ交換する際に調査して得た情報や実体験で学んだ事を今後のために書き留めておきます。まだ2回目なので経験値としてはド素人です。<ポイント>1.エッジ材質選びエッジの材質も色々と有る様です。ネット上で調査した結果。・ウレタン---軽くて高音質ですが5年位で加水分解します。JBLオリジナルで使用。・ラバーコートしたウレタンエッジ---純ウレタンより長寿命。音質は?・ゴムエッジ---長寿命ですがfoが高くなるようです。・ポリエーテル素材---長寿命。今回使用して好結果。2.サイズやはり、そのユニット専用の物が良いでしょう。サイズは勿論、エッジの山や谷の幅や高さが違っても困ります。3.接着剤エッジの一部と考え、乾燥後に硬くならない物を選ぶ。出来るだけエッジ硬度に近い物。専用の物がお薦めです。水性...スピーカー・エッジ交換のポイントと難しさ。

  • スピーカー・エッジ交換後の音出し確認。

    接着剤が完全に乾いた様ですので、箱に組付けて音出し確認です。エッジ交換が完了したユニット。箱(エンクロージャー)に組付け。さて、何を聴きましょうか?今回、ウーハーのエッジ交換でしたので、低音が良く出る曲が良いですね。ロバータ・フラックのベスト盤「TheVeryBestofRobertaFlack」からKillingMeSoftlyWithHisSong(邦題:やさしく歌って)/FeelLikeMakingLove/TheFirstTimeEverISawYourFaceを聴いてみました。特に、4曲目「TheFirstTimeEverISawYourFace」は、ロン・カーターの弾くウッド・ベースがかなり響いており、これが上手く再生できるかがポイントです。周波数は結構低いです。実際に再生してみると、、、。心...スピーカー・エッジ交換後の音出し確認。

  • スピーカー・エッジの交換 ~新しいエッジの取り付け~

    交換用として、調達したスピーカー・エッジは、ポリエーテル系のウレタン・エッジです。ポリエーテル素材は、耐水性に優れ、加水分解しないので、寿命が長いそうです。肝心の音質は完成してから報告します。ウレタン・エッジだけなら通販で1,000円台で入手可能ですが、接着剤もセットで購入したかったのと、安い物では信頼性に不安がありました。迷ったのは、4,000円台の物(今回購入品)と、8,000円台の物。まあ、業者に修理を依頼すると、20,000円位+送料なので、それに比べれば、どちらにしても安いものですが。今回購入したエッジはL26のウーハー専用で、サイズはピッタリ、接着剤(水性白色で硬化すれば透明))も専用の物です。貼り付け作業ですが、まずはコーン側(裏側)から貼り付けます。接着剤を筆で伸ばしながらコーン側とエッジ...スピーカー・エッジの交換~新しいエッジの取り付け~

  • スピーカー・エッジの交換 ~古いエッジの取り除き作業~

    エッジ交換作業の中で、おそらくこの作業が一番大変でしょう。古い朽ち果てたウレタン・エッジの剥がしです。この作業を手抜きすると、新しいエッジの接着と仕上がりに影響が出ます。道具に「ハイカーボン・ヘラ」と「彫刻刀」を使いました。どちらも100均に売っています。「カーボンヘラ」は傷をつけたくない、主にコーン側のウレタン除去に使いました。この「ハイカーボン・ヘラ」は優れ物で、硬さが有るのでビスを使わない嵌め込み製品の隙間に噛ませて分解する時にも使えます。100均で見つからなければ、こちらでも。SK11カーボンスクレーパー20mm用途:フローリング・大理石の床・石材・金属・壁等の汚れ落としSK11(エスケー11)まずは、ガスケットの剥がし。その後、金属部分からのウレタン剥がし。彫刻刀でゴシゴシ。最外周金属フレーム面...スピーカー・エッジの交換~古いエッジの取り除き作業~

  • スピーカーエッジの寿命が来たようです。

    気に入って使い続けてきたJBL製スピーカーL26のウーハー(125A)のエッジにとうとう寿命が来たようです。2015年2月に販売店からレストア済み品を購入したので、あれから丸9年。(購入時の投稿がこちら)ウレタンエッジなので、流石に加水分解して寿命でしょう。と言うか良く持った方でしょう。ウレタンは、使用環境にもよりますが、大体5年~10年で駄目になる様です。では、何故そんな寿命の短い材料を使うのか。それは、これ以上軽量で柔らかく弾性の有る材質は無いから、だそうです。寿命に気が付いたきっかけは、「最近少し低音に締まりが無く歪みっぽい。低音が以前より膨らんでいると感じた」からです。スピーカーって、経年と共にこんな感じ。新品>音が固い>馴染んで来て良い感じ>最高潮>ボケてくる>寿命これ、時間比率で言うと、感覚的...スピーカーエッジの寿命が来たようです。

  • マルチディスプレイ化用USB A→HDMIアダプター買い替え。

    前回の続き。今まで、安物(2千円位)を使っていたのですが、色々と問題があり、イライラが募るばかりでした。問題とは、例えば。1.PC起動やアプリ起動の度に、画面が一度小さくなってから元に戻る。2.アプリ起動時に、閉じた時の画面で開く仕様でも、一部の画面がどこかに行って見当たらない。3.長時間(3時間位)使っていると、マウスポインタが化ける。化け方は様々。4.本体が結構熱くなる。3の症状が温度上昇かと思い、放熱対策を試みたが関係なかった。5.「USBDisplay」ドライバが結構内部メモリを消費する。タスクマネージャー上で250MB位だったと思う。CPU負荷も大きい。6.この所為もあるのか、ポインタの動きがカクカクする。そして、とうとう日本メーカー、サンワサプライ製の購入に踏み切りました。4K対応の製品も発売...マルチディスプレイ化用USBA→HDMIアダプター買い替え。

  • 外部ディスプレイ2画面化とテンキー追加、エルゴマウス導入。

    作業性向上のため、外部ディスプレイの2画面化とテンキー追加、それにエルゴマウスを導入しました。外部ディスプレイを2枚にする事により、ディスプレイはノートPCを含め3画面になりました。新たに購入したモニターディスプレイは、acer製23.8インチです。日本エイサー【Amazon.co.jp限定】AcerゲーミングモニターNitroKG241YHbmiix23.8インチVA非光沢...パネルサイズ:23.8インチ日本エイサー既存の物がASUS製23.8インチでしたので、画面サイズを合わせました。私が購入した時は1万円と僅かでした。セールだったのかな?このサイズor27インチが一番コスパが良さそうです。しかし、外部ディスプレイ2画面化にあたり解決すべき課題があります。ノートパソコンにはHDMI出力が一つしかない...外部ディスプレイ2画面化とテンキー追加、エルゴマウス導入。

  • 貴重な音源を入手!「サディスティック・ミカ・バンド 1989年晴天ライブ」」

    また貴重な音源を入手する事が出来た。1989年4月9日東京ベイN.K.ホールで行われた「サディスティック・ミカ・バンドの再結成ライブ」の音源です。サディスティック・ミカ・バンドは、1stアルバムを発表してから今年で50年になるのですね。これは再結成された第二期のもので、2日間だけ行われた大変貴重なライブ音源。アナログ音源で現存するのは、このカセットテープのみ。当時、レコードでの発売は無し。来週11月22日にリマスターした映像とLPBOXが発売される様ですが、当時の音をそのままにアナログ音源として収録したものは、このカセットテープのみ。今度発売されるものは、恐らくデジタル加工、再ミキシング・マスタリングされた音源となるでしょう。先日発売された3枚組の1989LPBOXも恐らくその音源が使用されていると思うが...貴重な音源を入手!「サディスティック・ミカ・バンド1989年晴天ライブ」」

  • TV音声がDSEE HX「入」で高音質に。 ~AAC音源のデコード~

    私はホームリンクを使って、リビングに設置しているブルーレイ・レコーダーに録画したTV番組を、別室オーディオルームのソニー製ブルーレイ・プレーヤーUBP-X800で視聴していますが、最近、UBP-X800の音声設定をDSEEHX「入」にしてAAC音源のまま(ビットストリームのまま)で出力してみると、COAXIAL出力(同軸SPDIF)はPCM48kHz、HDMI音声出力はPCM96KHzになっている事に気が付きました。そしてなにより音質が良い!!!※DSEEHXとは、ソニーが開発した非可逆圧縮音楽ファイル用の音質向上技術。AIが組み込まれているとか。いつからこんな仕様になった?以前からこの仕様で私が気が付かなかっただけか?いや、私の記憶では、TVのAAC音源をオーディオ用DACで聴くときは、ダウンミックスP...TV音声がDSEEHX「入」で高音質に。~AAC音源のデコード~

  • こんな本を買いました。~究極のアナログレコード「初盤道」~

    この本は、数種ある同タイトルのアナログレコードにおいて、どれが本当の初版プレスかの見分け方や、プレス違い、変遷が書いてあります。内容的には、かなり深堀でマニアックな部分が多く、少々わかりにくい部分もありますが、収集マニアにとっては非常に興味深く読めて参考になると思います。私は、2014年~2020年の6年間位、オリジナル盤に拘って洋盤のアナログレコードを熱心に収集していました。その後は、熱が冷めていますが、この本を手掛かりに、自分が持っているアナログレコードをもう一度確認したくなりました。当然、初盤は価値があり、所有している事の悦びもあります。しかし、初盤はとても希少で出会える確率は低く、かつ高価で手が届きません。もし手に入れた物が初盤だったらラッキーくらい。今まで購入したオリジナル盤レコードについては、...こんな本を買いました。~究極のアナログレコード「初盤道」~

  • また見つけた、音の良いオペアンプ。

    真空管アンプの球交換と同様に、半導体でも簡単に音の変化が楽しめるのが、オペアンプの換装。大概の半導体アンプやCDプレーヤー、DACにオペアンプが使用されている。1回路入りや2回路入りだったりするが、仕様さえ合えば、これを交換することで手軽に音の変化が楽しめます。私は、過去に何回もこれで楽しんで来て、BB製OPA627BP(1回路入り)が最高のオペアンプと思っていたのですが、最近ひょんな事から、また音の良いオペアンプを見つけた。修理したカセットデッキのオペアンプに、CDPREVOX製B226に使用していたOPA2604AP(2回路入り)を拝借して使ってみようとした所、私とした事が、何と180度回転して挿してしまった。180度回転すると回路的にどうなるか?-電源と+電源が逆になるので一発アウトです。壊してしま...また見つけた、音の良いオペアンプ。

  • 80年代シティ・ポップ(女性)。~杏里、松原ミキだけじゃない~

    世間では相変わらず80年代シティ・ポップが注目されています。女性アーティストで特に取り上げられるのは「杏里」や「松原ミキ」ですが、この人「中原めいこ」を忘れてはなりません。シンガー・ソングライターです。80年代ポップスのコンピレーション・アルバムに収められる事は稀ですが、当時、ポスト荒井由実、女性版山下達郎とも言われてた様です。「中原めいこ」と言えば、84年のカネボウCMソング「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね。」を思い浮かべる人が多いと思いますが、他にも良い曲が沢山有ります。シンガー、ソングライターとして、才能に優れた存在だと思います。楽曲もアップテンポな曲からバラードまで、アルバムを通して聴いていても飽きさせません。音使い、転調も心地ち良いです。ラテン、ファンク、AOR、ブラックコンテンポラリー、...80年代シティ・ポップ(女性)。~杏里、松原ミキだけじゃない~

  • カセットデッキ再生ヘッドアンプの再見直し。~ようやく納得できる音質へ~

    カセットデッキTEAC製V-5010の高音質化に向けて更なる改良をおこないました。この1か月近く「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤を繰り返してましたが、漸く納得のいく音質に到達しました。改良内容については、様々なメーカー、機種のヘッドアンプの回路を参考にして行ないました。その詳細は以下です。①RLCフィルタのコンデンサ容量と抵抗値を変更。C1090.001uF(1000pF)に146pFをパラってましたが、これを220PFに容量アップ。もう少し大きい容量も試しましたが、音質の上品さがなくなり良くない。抵抗値は、1.3kΩ→1.0kΩとしてQ値を大きくしました。これらの目的は、高域をもう少し持ち上げるため。RLCフィルタのカーブはこちら。1kΩ+27mH+1220pFで、カットオフ周波数fc=27.7...カセットデッキ再生ヘッドアンプの再見直し。~ようやく納得できる音質へ~

  • カセットデッキの高音質化。~電源、ヘッドアンプNFB回路~

    カセットデッキの音質改善を続けています。前回の高域補正に続き、今回は電源関係と再生EQアンプのNFB部も弄ってみました。1.電源強化①正負レギュレータの出力に電解コンデンサを追加。元の10uF/25V(C187,C188)に、ニチコンMUZE-KZ47uF/25Vを並列接続。②この電解コンにパラに入っているセラコン(C189,C190)をフィルムコンに交換。円板セラコン(0.022uF)の歪っぽさを嫌い、フィルムコンWIMA製0.033uF/50Vに。2.NFB回路の電解コンデンサを交換この部分のコンデンサ(C104)は、真空管アンプのカソード・パスコン同様に音質への影響大。交換前は、BC製220uFとニチコンFG220uFを並列接続。しかし、ニチコンFGが音を籠らせていることが判明。BC製だけにすると音...カセットデッキの高音質化。~電源、ヘッドアンプNFB回路~

  • カセットデッキのEQ時定数や高域補正など。

    カセットデッキがもう少し音質改善出来るのでないかと、再生ヘッドアンプを見直してみた。愛用のカセットデッキはTEAC製V-5010。前回のBIASTRAP回路に続いての検討になります。カセットデッキにおいて、ヘッドでの高域減衰は仕方ないので、何かしら補正する必要があります。1.再生イコライザの時定数(ノーマルテープの場合)<高域側>規定値は120uSですが、購入時は4.3kΩ(R106)x0,027uF(C103)=116.1uS。過去の改造により現在の設定は、4.42kΩx0.027uF=119.34uS。これを4.75kΩx0.027uF=128.25uSとし、高域の減衰量を少な目に。<低域側>摩耗したヘッドを研磨した為か、コンターエフェクトで低音が若干うねってモヤモヤしてる。このうねりで高音を汚してい...カセットデッキのEQ時定数や高域補正など。

  • 6SN7GTの代替として6H8Sを使う。

    久々に、RCA245シングルアンプを設置して聴きましたが、なんだか少し元気が無いような。。。もしや、初段の6SN7GT(Tung-solRoundPlate)を長い間使ってきたので、そろそろ寿命かも知れないと思い、使用時間の僅かに短いNationalUnionのRoundPlateを使ってみたら、少し元気になった。6SN7GTの手持ちは何本か有るのですが、使えそうな6SN7GTはリイシュー品のTung-sol6SN7GTを除き殆ど無いので、新規に未使用品(NOS)品を購入することとした。購入候補としては、RCA、KEN-RAD、Sylvaniaあたりが良さそうですが、NOS品はなかなか出てこないし値段も高い。そこで目を付けたのが、旧ソ連製の6H8C(6H8S)。値段も手頃。この6H8S系列も製造年代により...6SN7GTの代替として6H8Sを使う。

  • 『foobar2000』1曲目冒頭での音切れ解消!

    これ、意外と簡単だった。頭が切れる原因は、接続されたDACが音楽データのファイル形式(PCM44.1K/16bitや96k/24bit、FLAC等)を識別するための様だ。なので、冒頭のその期間、時間的スペースを設ければ良さそう。そのためのアプリがfoobar2000に用意されていた。「Affixsilence」がそれにあたる。手順は、Componentsの「Affixsilence」(foo_dsp_silence-0.0.12_fb2k)をインストールして設定するだけだった。64bit版にも対応。DownloadしてComponentsにinstall。Playback>DSPManagerを開き、右側の+クリックで「Affixsilence」を追加。「Affixsilence」の...をクリックして、...『foobar2000』1曲目冒頭での音切れ解消!

  • 久々のPCオーディオ。 ~『foobar2000』v2.0 音質向上!~

    『foobar2000』がver.2.0にバージョンアップされたので、早速ダウンロードして試してみた。これって、12年ぶりのメジャーバージョンアップらしい。「64bit版」と「ARM版」も追加された。最近はもっぱら「ifiZENSTREAM」を使っていたので、久々に「foobar2000」を使うことになる。まずは、以前から使っている「32bit版」をアップデート。インストール済のComponentsはそのまま維持されていた。今回は何を思ったか、出力機器にSONYAVアンプ「DA3600ES」を使い、HDMI接続した。HDMIケーブルには信頼のSONY製を新規購入。【テレビ/モニターとすっきり配線】ソニーHDMIケーブルDLC-HJ15:1.5mスタンダードブラックDLC-HJ...HDMI端子用接続ケーブ...久々のPCオーディオ。~『foobar2000』v2.0音質向上!~

  • ノートPCを9年ぶりに新調。

    先日のAmazonのGWセールでの購入で9年ぶりにパソコンを更新しました。Windows11、CPUはCorei511世代、SSDストレージのノートPCです。今まで使っていた物もCorei5だったのですが、世代が新しいと動作がかなり早く感じます。当然でしょうね。因みに、PCは在庫過剰の今がお買い得なようです。秋~年末頃になると在庫調整終了で落ち着くとか。パソコンを買うと、いつもの事ですが、セットアップして今まで通りに使える様になるまで、1週間以上の時間を費やします。これって私だけの事でしょうか?ネットワーク接続、NASの接続、Windowsの設定、Googleの設定、必要なアプリのインストール等など。私の備忘録のために、今まで実施した設定を書き留めておきます。あくまでも私の環境で私自身が使い易くしたもので...ノートPCを9年ぶりに新調。

  • 山下達郎『FOR YOU』カセットテープが届きました。

    5/3発売になった山下達郎2023年リマスター第一弾『FORYOU』カセットテープ版が届きました。Amazonで予約していたので、発売1日前の昨日5/2に我が家に到着。本日、Amazonを覗いてみると、売り切れの状態で「再入荷の見込みが立っていない」となっています。それほど人気?それとも生産限定盤なので、生産数少ない?因みにレコード盤も在庫なし。今回はCDの発売は無し。達郎さんの拘り。Amazonで発売しているものは「ジャケット絵柄メガジャケ付き」です。届いたものが、こちら。私が何故カセットを選んだかと言うと、ブログにも書いた様に、今年初めにティアックのV-5010を再修理、チューンアップしたので、これで最近の新品カセットテープを聴いてみたかったためです。では、さっそくレビューしてみたいと思います。内容に...山下達郎『FORYOU』カセットテープが届きました。

  • Chromecast with Google TV HDを購入とその音質について

    今更ながら『Chromecast』なるものを購入してみました。最近購入したテレビはGoogleTVなのでChromecastは必要ないのですが、オーディオ・ルームに設置している少し古いテレビ用として購入しました。きっかけは、WBCを観るために『AmazonPrime』の無料体験を申し込んだため。1か月前。AmazonPrimeVideo自体はBDプレーヤーで観る事が出来るのですが、この機会に他のアプリや機能も楽しめる様にと購入。オーディオ・マニアとしては、WBC終了後は『AmazonMusicUnlimited』の無料体験にも加入し、使い勝手や音質をテスト。この『AmazonMusicUnlimited』は、一億曲以上が聴き放題、しかも提供される音源は、殆どが可逆圧縮FLACという事は、再生時はCDと同等...ChromecastwithGoogleTVHDを購入とその音質について

  • 大型電解コンデンサの液漏れ。

    真空管KT88プッシュプルアンプを移動しようと持ち上げたところ、置いていた台の上に水溜まりが出来ていて、「これは何?」と思い、アンプの中を覗いてみると、電源の大型電解コンデンサが端子付近からブツブツと泡を吹いている。位置的にもここで間違い無い。電源オフでもフツフツと。液漏れだあ~。現物の写真がこちら。黄色丸で囲んだ電解コン。ここの電解コンデンサは、整流ダイオードから出てすぐの平滑用。電源回路はダイオード2個による倍電圧整流回路なので、この電解コンデンサへの印加電圧は約240VでB電圧用のDC480Vを生成している。L/Rch独立の整流回路としているので4本使用。ただ、ここに使用する電解コンデンサは高リップル対応品が必要。しかも近くの電源トランスが長時間通電でかなりの高温になるため温度対応品が必要。現在搭載...大型電解コンデンサの液漏れ。

  • 伝説のライブをアナログ・テープで聴く。

    当時カセット・テープで販売された80年代人気アイドルの「伝説のライブ・ステージ」2作品を聴きました。①AKINAEASTLIVEINDEX-XXⅢ/中森明菜昨年NHKで放送され話題を呼び、再放送もされた「中森明菜のイースト・ライブ(1989年)」です。昨年末の紅白歌合戦にも本人が出演するのではとの噂も有りましたが、私的には出演しなくて良かったと思います。当時の印象のまま記憶に閉じ込めておきたいからです。この「イースト・ライブ」は、今更説明するまでも有りませんが、中森明菜さん絶頂期のライブで、それまでリリースされた全シングル23曲が全て詰め込まれています。まさに伝説の最強ライブです!この「イースト・ライブ」当時の販売媒体は、DVD、CDとカセットテープのみです。DVDとは曲順が異なり、こちらがコンサート通り...伝説のライブをアナログ・テープで聴く。

  • カセットデッキのヘッドを再研磨。

    前回、ヘッドの研磨により画期的に音質が改善したので、調子に乗って再度丁寧に気合を入れて研磨する事にしました。前回は、お試しでヤスリの番手は#6,000→#10,000(0.5um)まで。今回は、#6,000→#10,000(0.5um)→#15,000(0.3um)まで細かくしました。時間も、#6,000は簡単に、#10,000を15分、#15,000を30分くらい費やして、都度ルーペで表面状態を確認しながら磨き上げました。流石に、#15,000で磨き上げると、表面は鏡の如く「ピッカ、ピカ!」になりました。写真では前回と違いが判り難いですが、肉眼ではヒカリ具合が違います。さらに#20,000もやりたかったのですが、近所のホームセンターには見当たらず。Amazonでは取り扱いがある様です。ミニターフィルム研...カセットデッキのヘッドを再研磨。

  • カセットデッキのバイアス・トラップ回路定数変更。

    他にも音質改善に繋がる箇所があるのではと思い、少し弄ってみた。ひとつは回路部品、もうひとつはヘッドの再研磨。後者は次回に投稿。ティアックのカセットデッキV-5010のBIASTRAP回路を見直し。この回路は、テープに録音する時に重畳させた高周波バイアスを再生時にトラップする目的のものです。一般的なバイアス用発振周波数は、80kHz~100kHz、HXPro搭載器で150kHz位だったかな?(←記憶が曖昧)この機種の場合はHXPro搭載なので、サービスマニュアルによると「150kHz」です。そのため、カットオフ周波数は他社品(ソニー)と比べると少し高めに設定されています。そこで、少し下げてソニー品に近づける様に定数変更。(ソニー製品の場合)TEACV-5010では、L(L101に該当)=27mH、C(C10...カセットデッキのバイアス・トラップ回路定数変更。

  • カセットデッキ(TEAC V-5010)の再レストア。~ 回路系 ~

    メカ系の再修理が完了したので、今度は回路系を弄ります。2年位前に、一度ヘッドアンプ、EQ回路周りや部品の換装を実施していますが、再度同箇所を弄ります。<差動回路用定電流回路>ヘッドアンプの差動回路用定電流回路を弄ります。今までは定電流回路用FETにSONY製2SK43を使っていたのですが、これを取り外して真空管プリアンプの差動回路定電流用に使ってしまったので、代わりに東芝製2SK170BLを調達しました。因みに、2SK170には中華製の偽物も存在するらしいので注意。今回調達品は本物。ゲート、ソース間の抵抗で電流調整しました。82.5Ωで良い感じになりました。差動回路用FETは2SK389が使われていますが、ロードラインを引いてみると丁度良さそう。回路図では、こんな感じです。<オペアンプ>次に、その後段のオ...カセットデッキ(TEACV-5010)の再レストア。~回路系~

  • カセットデッキ(TEAC V-5010)の再レストア。~ メカ系 ~

    ティアックのカセットデッキV-5010は、6年くらい前に修理した後、一応動作して音が出る様になっていたのですが、残念ながら完璧ではなかった。メカが時々不可解な動作をする事があったり、音質に関しても更に改善できるのではと思い、再度修理する事にしました。過去の修理歴は、画面左サイドの「カテゴリー/カセットデッキ」タブより。記事が長くなるので、メカ系と回路系(音質改良)に分けて投稿します。今回はメカ系について。時々動作不具合と言うのは、再生スタート時に、「ヘッドベースが完全に上がり切らずに、途中で止まる事があり、テープがぞろぞろと送り出される」といった症状でした。巻き取っていないのですね。そこで、再度メカを取り出しました。結果から言えば、ヘッドベースが途中で止まる原因は、右側にあるカムで動作するスイッチ3個(写...カセットデッキ(TEACV-5010)の再レストア。~メカ系~

  • 今年最初に収穫したアナログレコード。

    年が明けて、久し振りに近所の中古屋へ出かけた。そこで中々良い盤を購入する事が出来たので紹介します。☆DIAMONDS&RUST/JOANBAEZ(ジョーン・バエズ)フォーク・カントリー・ミュージックに属するのかな。カントリーの女神とも言われている様です。私の彼女の曲に対するイメージとしては、もっと毒々しいと思っていたのですが、このアルバムはそうでは無く爽やかで少しポップな感じ。のびやかな美しい歌声が聴いていて心地よいです。注目したのは、バック・ミュージシャン。同じ様なカントリー路線で有名なリンダ・ロンシュタットのバックはイーグルスのメンバーですが、こちらはクルセイダーズのメンバー(ジョー・サンプル、ラリーカールトン他)とTOTOのデヴィッド・ペイチまでも。豪華です、探せば有るものですね。1975年の作品で...今年最初に収穫したアナログレコード。

  • 今朝突然、停電に!

    今日、早朝に家内に叩き起こされた。なにが起きた???家内が言うには、敷地内の電柱から突然「バーン!!!」と破壊音がして停電になったと。外はまだ暗かったが、出てみると、我が家の並び6軒くらいが真っ暗で街路灯も消えていた。その先は街路灯も点いているし、通りの向かい側も大丈夫。電柱の下を見ると、碍子が割れて道路に飛び散っている。急ぎで電力会社に電話。停電の場合の案内に従い電話を繋ぎ、状況を通報。到着まで1時間位掛かるとの事。「えっ~?」、寒い。犬の散歩をしていた人の話だと、火花が散っていたので大丈夫かな?と思っていたと。そして30分位で電力会社の人が到着。その後30分位でアームリフトの車1台ともう1台ワゴン車が到着。思っていたより早かった。停電から約2時間で工事が終了。原因を聞いてみると、高圧線(6000V)か...今朝突然、停電に!

  • 2022年 今年の振り返り。

    早いもので、今年も残す所あと僅かとなりました。恒例の今年の振り返りと成果を書いてみたいと思います。年の前半は「今まで製作した真空管アンプの設計見直し」、後半は「デジタル・オーディオの再構築」でした。※それぞれの詳細については、記事一覧からアクセスして下さい。①KT88ppアンプのB電源チョークトランスを撤去。高耐圧の良質な電解コンデンサが調達出来たので、アンプの軽量化のため、2個(左右CH分)のチョーク・トランスを取り去り、その代わりにCRリップル・フィルタを追加しました。聴感上ではハム音、リップルは問題無さそう。②6C33C-Bシングルアンプの球構成変更、設計の見直し。6C33Cを強力ドライブするために、ドライブ段の球を12AU7から12BH7Aに設計変更しました。また、アースラインの見直し、ウエスタン...2022年今年の振り返り。

  • カップリング・コンデンサ Orange Drop → West Capに戻す。

    6C33C-Bシングル・アンプの出力段カップリング・コンデンサをOrangeDropからWestCapに戻しました。前回WestCapからOrangeDrop225P(オレンジ色)に交換した時に音抜けが良いなと思っていたのですが、暫く聴き込むと何か物足りない。音に深み、コクが無い様な。という事で、WestCapに戻す事にしました。しかし、そのまま戻しても籠り気味の音になる事は分かっているので、コンデンサ単体でエージングをする事に。何せ古い部品なので、紙に含侵してあるオイルが凝結していると思われ、これが音籠りの原因だろう。エージングには、信号発生器から抵抗(8Ω/8W)を通してコンデンサへ正弦波スイープや矩形波スイープ信号を入力。途中休ませながら延べ50時間くらい通電後、アンプに実装しましたが、それでも音籠...カップリング・コンデンサOrangeDrop→WestCapに戻す。

  • 接点安定剤アンダンテラルゴを使ってみた。

    少し前の話になりますが、『オーディオアクセサリー185号』の特別付録として付いていた接点安定剤「アンダンテラルゴ(SuperTMDSTMD-10)」を使ってみました。付録はサンプルキットで、製品版は10ml品(¥27,500/税込)らしい。高~い!中身は、こんな感じで、接点安定剤、綿棒、拭き上げ材が入っていました。1度だけではなく、時間を空けて2度、3度と重ねると効果が大きいらしい。私が使用した箇所は、小信号で効果が分かり易いであろうレコードプレーヤーのシェルとトーンアームの接合部とプリアンプへのピンプラグ接点。まだ1度塗りですが、効果が有りそうな、無さそうな~?。。。良く分かりませんが、悪くはなっていない感じ。精神的なものかな?この類いの物は、今まで色々と使いましたが、良かったのは「Cardas(Ore...接点安定剤アンダンテラルゴを使ってみた。

  • コンデンサの音質傾向 ~フィルム・コンデンサ編(更新)~

    過去に使用した実績のあるコンデンサの個人的な音質評価、感想です。※2022.11/2一部追加して更新しました。3.オレンジ・ドロップに『225P』を、19.にマイカ・コンデンサを追記。私の備忘録的な簡単なコメントだけですが、何かの参考になればと思い投稿しました。あくまでも私個人の主観ですので、人により評価が違ったり、使用箇所、印加電圧によっても違う結果になる事を断っておきます。一部ネット上から拾った他の人の感想も書いております。抵抗については、このブログの過去記事で私的な感覚で音質傾向を簡単に纏めています。実は、何年も前に書き始めましたが、纏めるのが大変で、今になってしまいました。このブログを始めた頃からの経験ですので、記憶も曖昧になっているかも知れません。何れにせよ、この評価結果は、あくまでも私個人の主...コンデンサの音質傾向~フィルム・コンデンサ編(更新)~

  • 排他モードの「Bubble UPnP for DLNA」を使ってみた。

    iFiStreamの「排他モード」は評判が良い様なので、「Roon」を導入する前に、排他モードで使うとどれほど音質が良くなるのか、確認のために導入してみた。「排他モード」とは、デジタル処理に余計な事をさせず(受け付けず)に、音源再生に専念させるという事。「BubbleUPnPforDLNA」は無料版と有料版があるが、無料版は広告表示やプレイリストの曲数の制約がある。取り敢えず、試しにPlayストアから無料版をスマホにインストールして使ってみた。ダウンロード数1000万+となっているので、世界中の沢山の人が使っている模様。無料版はPlaylistに登録できる曲数が16曲。Libraryから聴きたい曲だけを「Enqueue」で登録。アルバム全曲もPlaylistに放り込み再生する事も可能だが、曲数は16曲まで...排他モードの「BubbleUPnPforDLNA」を使ってみた。

  • 真空管差動ラインアンプの抵抗と球交換。~A&B抵抗、テレフンケン ECC88~

    久々の投稿となります。ECC88を使った差動式ラインアンプの抵抗と球交換を行いました。①プレート抵抗の交換回路が単純なだけに、部品の個性がそのまま音に現れます。やっぱりこのヴィンテージ抵抗ですね。音の艶やかさ伸びが違います。AllenBradlay(A&B)製のカーボン抵抗20kΩ/1W品です。8本購入して、抵抗値の近い4本を選びました。交換前は、Dale製金属皮膜抵抗RN65D(1W)。真空管の奥の4本。交換後は、A&B製カーボン抵抗1W。該当部分の回路図:②真空管ECC88テレフンケン(Telefunken)製に。5月に一度使ったのですが、勿体なくて他の球に交換していました。今回は、宝の持ち腐れにならない様に(腐りはしませんが)再登板してもらいました。MT管の最高峰ブランドですね。勿論底面のダイヤマー...真空管差動ラインアンプの抵抗と球交換。~A&B抵抗、テレフンケンECC88~

  • 真空管245シングルアンプの更なる改良とメンテ。

    デジタルオーディオ機器の整備が一段落しましたので、また既存の真空管アンプを弄っています。今回のお題は、RCA245(約90年前の球)のシングルアンプです。まずは元の状態(変更前)の内部写真です。結構色々と弄っていますので、以下に箇条書きにします。①245のカソードパスコン換装ROE製100uF/250VからMallory製230uF/250Vに変更しました。それにしても大きい!!!結束バンドで固定しました。音が馴染むまで時間が掛りそう。②B電源の電解コンデンサ換装JJ製100uF/385VからKEMET製68uF/550Vに変更。このKEMET製は他のアンプにも使い、好結果だったので、こちらにも採用。加えて、ここのブリーダー抵抗もDale220k1WからVishay100k3Wに変更。アイドル電流を増やす...真空管245シングルアンプの更なる改良とメンテ。

  • デジタルオーディオ機器たちのAC-DC電源事情。

    本題に入る前に、前回投稿でスイッチング・ハブ用ACアダプターの置き換えは諦めましたが、代わりにハブ内5V電源の220uF/25V電解コンデンサに3.3uF/35Vタンタルコン(深青の豆)をパラに追加しました。高周波ノイズに効くはず。実際に聴いてみても効果が有った様な気がします。因みに付属ACアダプターをよく見ると「ForNETGEARproductuseonly」と書いてありました。やはり専用として使うべきなのかな。さて、これまでNAS、HUB、トランスポータ-のACアダプターを弄ってきて、デジタル機器の電源ノイズ、特に高周波ノイズ(スイッチングノイズ)の浄化は大切だと言う事を再認識しました。勿論、機器の性能自体も重要ですが、電源のノイズはそれに繋がる回路に多大に影響を与えます。機器の特性を充分に引き出す...デジタルオーディオ機器たちのAC-DC電源事情。

  • スイッチング・ハブ用ACアダプターの製作

    製作したトランス式ACアダプターをネットワーク・ストリーマー(トランスポータ)に使用して好結果が得られたので、調子に乗ってストリーマーとNASの間に使っているスイッチング・ハブ用のACアダプターも作ってみました。対象のスイッチング・ハブは、以前に紹介したネットギアの『GS305』です。必要な供給電源は、DC5V、動作時2.15W(430mA)、スタンバイ時0.31W(62mA)、プラグ形状は外径5.5mm内径2.5mmセンタープラス。付属のACアダプターはDC5V/1A。私の用意したトランス式ACアダプターは5V/1A。ジャンクで300円也。実際に負荷を繋いで測定してみると、無負荷時9.3V、ハブ本体へ接続時6.8Vになります。前回同様に非安定電源ですね。分解が無理だったので中は確認出来ていませんが、恐ら...スイッチング・ハブ用ACアダプターの製作

  • ネットワーク・ストリーマー用ACアダプタの改良

    低損失(低ドロップアウト、LDO)3端子レギュレータが届いたので、早速ACアダプターを改良しました。購入したLDOは、NS(NationalSemiconductor)製LM2940CT-12です。入出力電位差(ドロップアウト電圧)は、0.5V@Io=1A。これなら入力電圧が多少ドロップしても出力電圧は安定するでしょう。交換後の写真がこちら。裏面は、こんな感じで、以前に比べスッキリしました。逆電圧防止用ダイオードはレギュレータIC自体に保護回路があるので不要。オシロで出力波形を確認すると、『ifiStream』本体の起動時や動作時も、出力電圧はDC12Vで安定していてリップルも無いので、出力側の電解コンデンサはそれ程大容量でなくても良さそう。但し、LDOはESRに気を付けなくてはならないので、周波数特性に...ネットワーク・ストリーマー用ACアダプタの改良

  • ネットワーク・ストリーマー用ACアダプタの製作

    先日購入した『ifiZENStream』用ACアダプターを作りました。製作費は僅か300円でしたが、その効果は絶大!音質の向上に驚き!!!完成したACアダプタがこちら。元々付属していた物と並べてみました。左が今回製作したACアダプター。右が付属されていた物。その昔はどこにでも有った巻線トランスを使った電源アダプタです。最近はスイッチング式に取って代わり、見かけなくなりました。その中古品を購入し、中身に手を加えました。外観上は原型とほぼ同じです。その経緯を書きます。『ifiZENStream』を購入して約3週間が経ち、その音の良さ、コスパの良さには満足していたのですが、暫く聴き込んでいくと、中域~高域がちょっと耳障りで気になります。Webで調べてみると、ACアダプター交換で音が良くなるような事が書かれていま...ネットワーク・ストリーマー用ACアダプタの製作

  • ifi ZEN STREAMを使ってみて。

    ifiZENSTREAMを実際に使ってみて、使い勝手や色々と試した結果を書きます。私の備忘録的にビギナーにも分かり易く書いたつもりです。この機種は、「Roon」や「TIDAL」「DLNA/OpenHome」「AirPlay」などに対応していますが、今は特段のソフトは使わず、ローカル・ネットワークからhttp://ifi.localにアクセスして、Webからコントロールしています。ブラウザを開くと、こんな画面が出てきます。ここで、NASに保存した音楽データは「MediaServers」に、USB接続したHDDやSSDは「音楽ライブラリ」に現れます。私の場合は、カテゴリ(音楽)\ジャンル(Classic,Jazz,,,)\アーティスト順にディレクトリを切っているので、そこから入って行きます。1.各音源フォーマ...ifiZENSTREAMを使ってみて。

  • ネットワーク・ストリーマー(トランスポート) ifi ZEN STREAMを購入。

    色々と調べると、今の時代は、ネットワーク・プレーヤーでは無く、ネットワーク・ストリーマー(トランスポート)と言うのが主流の様ですね。この世界からかなり遠ざかっていたので、時代の流れについていけてなかった。CDをリッピングしてNASに保存して聴くのではなく、サブスクでストリーミング再生なのですね。という事で、昨年の発売以来、巷で「コスパ最高!」との話題の「ifiZENSTREAM」を購入候補に。調査すると、この「iFiZENSTREAM」は、9月1日から値上げ。しかも値上げ幅も半端ないです。49,500円が66,000円に!。悩んでる暇は有りません。値上げ前の駆け込み需要で在庫がなくなる前に購入しなくては!と言う事で早速に注文しました。まだ在庫が有り、2日後には手元に到着。早い!この機種の仕様や巷の評判はW...ネットワーク・ストリーマー(トランスポート)ifiZENSTREAMを購入。

  • スイッチング・ハブを導入しました。

    我が家のネットワーク・オーディオ環境に、スイッチング・ハブを導入しました。設置した箇所は、ルーター~NAS~ブルーレイ・プレーヤー間です。導入された諸氏の見解と、SONYAVアンプ「DA-3600ES」のハブを通して聴くと確かに音が良かった実証が、導入に至った経緯です。購入した機種は、取り敢えず安価でしかも評価の良い「ネットギア製」としました。「GS105」か「GS305」で少し悩みましたが、「GS305」の方が新しく、安価、保証期間も長い(3年)のでこちらにしました。仕様に関しては、大きな違いはありませんが、電源電圧がDC12VからDC5Vへ、そのためメーカーは推奨していないが、USB電源供給で使う人もいます。まあ、オーディオ的に考えると電源品質が音に影響するとの事なので、将来的にはこの電源も弄ってみよ...スイッチング・ハブを導入しました。

  • PCオーディオに回帰、再燃?

    暫く遠ざかっていたのですが、NASを導入してから、久々にPCオーディオ熱が再燃しそうです。最近は殆どBDプレーヤーでDLNA再生していたので、いつ以来になるのでしょうか?2年ぶりかな?以前に構築した環境で試してみます。久々なので、ソフトウェア(アプリ)やDriverの更新が必要になりそう。アプリは今や古臭いかも知れませんが、使い慣れた「foobar2000」を使用します。Ver.が「v1.4」から「v1.6」に進んでいたので更新。周辺機器(ハード)自体は以前と同じで変化ありません。まず、USBDAC「GUSTARDX10」に接続。DACICはESS社製ES9018S(今となっては年代物?)。USBrecieverはXMOSです。Driverの「USBAudioClass2.0」はWindows10から標準...PCオーディオに回帰、再燃?

  • NASの電源を少し弄ってみました。

    先日購入したNAS(IOdata製HDL-TA3)の中を覗いてみました。目的は、使われているHDDの確認と、何か弄れるところが有るのか?です。ケースを外すのに結構手こずりましたが、何とか開ける事が出来ました。ああ~、これでメーカー保証は無くなるので、返品交換・修理依頼は出来ないですね。後は自分で何とかするしか無いです。内部はこの様になっていました。NAS制御基板とHDDは、SATAコネクタで接続されていますので、固定ネジを外せば、HDD本体を簡単に引き出す事が出来ます。搭載されていたHDDは、3.5インチのWesternDigital(WD)製でした。当たり!?しかし、一般的なWD製は用途別に色が付いているのですが、これは無色です。このNAS用に特別に仕立てた物なでしょうか?MadeinTaiwan。参考...NASの電源を少し弄ってみました。

  • ネットワークオーディオの再構築。

    IOデータのNASを導入してから、ネットワークオーディオの音質がグレードアップしたので、我が家のネットワーク環境を今一度見直してみようと思いました。私の場合、基本的にはPCを使わずに、DLNA機能を使って、ブルーレイ・プレーヤー(SONYUBP-X800)をデジタルメディアプレーヤーとしてリモコン一つで再生したい。PCやスマホはちょっと面倒。尚、すでに『Roon』等を本格導入されている方には、以下の内容は今更って感じだと思います。調べてみると、ネットワーク環境次第で結構音質が変わる様で、要因としては、眉唾ものも含め沢山ある様です。この世界も奥が深いですね。・LANケーブル:アナログと同じで電線病になりそうなので、今回は取り敢えずあまり追及しない。・NAS:購入したばかりなので今は置いとく。・ルーター:そう...ネットワークオーディオの再構築。

  • NASでこんなにも音が変わる? ~3TB NASの導入~

    IODATA製のNAS"LANDISK"3TBを導入しました。今までは、WifiルーターにUSB接続して簡易NASを構築していたのですが、おまけの機能なのでメディアサーバーとして使う場合に、どうしてもファイル数の制限やアクセスが遅く、いつかは一般的なNASを導入したいと思っていました。最近ではNASの価格が3TBでも1万円台前半と結構手頃になってきたので、思い切って買ってみました。初心者向けの同価格帯の製品として、バッファロー製とIOデータ製で悩んだのですが、最終的にIOデータ製としました。主な選定理由は、・初心者でも簡単に設定出来る。1ベイで充分。・実使用上のアクセス速度はIOデータ製の方が早そう。・ファンレス---オーディオ用に使う時は、ファンの音が気になる。・オーディオ・ユーザー向けNAS「fida...NASでこんなにも音が変わる?~3TBNASの導入~

  • TV視聴用にボーズ・スピーカーを天井に吊り下げました。

    TV録画番組の視聴や普段用に小型スピーカーを天井に設置しました。録画したTV番組を視聴するのに、真空管アンプで組んだシステムを使うのは少々勿体無いので、普段用にボーズの『100J』を天井に吊り下げ、AVアンプで鳴らす様にしました。BOSE100Jがこちら。オーディオの足跡からお借りしました。スタードライバーなるもので、星形にカットしたラバー素材をコーン紙に配置し、分割振動を抑えているらしい。そもそもこのBOSE100を私が購入したのはいつ頃だろう?。記憶の遥か彼方です。目的は、おそらく当時サラウンドの構築を考えていたのだと思います。フロントにBOSE901Ⅲ(売却済)を置いて、リアにこの100Jの使用を考えていたのだと思う。リビングには長い配線の形跡も有ります。しかし当時、仕事が忙しくなって途中で作業を止...TV視聴用にボーズ・スピーカーを天井に吊り下げました。

  • WE421Appアンプの更なる見直し ~WE線を使用~

    WesternElectricのVintageCable(ブラックエナメル、絹巻、ロウ引き)を部分的に使用してみました。使用した場所は、出力管WE421Aの入力グリッド・ラインだけです。プッシュプルなので4本。表面の黒いコーディング(エナメル)を剥がして使います。写真中央付近の基板から出ているゼブラ柄の線です。芯線は0.5mm径です。22GA。WesternElectricらしい解像度の高い、芯の有るしっかりとした音です。中音域は潤いも有ります。今日は内容が少ないので、レコードを1枚紹介します。先日ゲットしたEP盤。「サルビアの花/岩淵リリ」1972年発売私はこの曲を井上陽水の「UNITEDCOVER」で知りました。他にも沢山の方がカバーされています。オリジナルは早川義夫さんです。Youtubeで早川義夫...WE421Appアンプの更なる見直し~WE線を使用~

  • WE421Appアンプの更なる見直し ~B電源回路の小変更~

    B電源の平滑回路を2段にしました。抵抗+電解コンデンサでリップルフィルタを追加。リップル減少と左右のセパレーション向上を期待。更に音の締まりを期待して電解コンデンサに並列にブリーダー抵抗も追加しました。変更後の回路図がこちら。まあまあ贅沢な構成になりました。破線で囲んだ電解コンデンサは、JJ製の100uF/500V2回路入りブロックコンデンサ。56.2Ωには、Dale製巻線抵抗RS-2Bを使いました。この電源は出力段のみに供給。ドライブ段と前段は電源トランス2次側から別系統です。リップルも減り(元々少ない)、音も締まって見通しが良くなった様な気がします。WE421Appアンプの更なる見直し~B電源回路の小変更~

  • WE421Appアンプの更なる見直し ~グランドライン~

    他のアンプで実施したのと同じように変更しました。回路内では左右独立させた上で、各段ブロックごとにグランドを閉じ、それぞれを入力近くの1点アースへ集約し、そこからシャーシへ落とす様にしました。変更後の写真がこちら。(基板表側)(基板裏側)かなりゴチャゴチャしていますが、まあ、こんな感じでしょう。WE421Appアンプの更なる見直し~グランドライン~

  • WE421Appアンプの更なる見直し ~初段、PK分割段~

    次に、初段とPK段の見直しです。ここには現在12AU7(ECC82)を使用していますが、もう少しゲインが欲しいため、少しμの高い12AT7(ECC81)への変更を検討しましたが、12AT7はVk/f(ヒーター・カソード間電圧)に90Vmaxの制約が有り、PK分割段への使用は難しいとの結論に至りました。検討の経緯は以下。12AT7でのロードラインを引きました。12AT7はバイアスの深い所では直線性が良くないので、浅い所で使う様に考えました。尚、机上の設計検討だけで、実験はしていません。初段は良いにしても、これに直結されたPK段が破綻してしまいます。この状態でVk/f<90Vに収まりそうですが、球バラつきや電源変動でOverしそうです。12AY7にしても、Vf/k<90Vなので使えません。ヒーター・バイアスを...WE421Appアンプの更なる見直し~初段、PK分割段~

  • WE421A ppアンプの更なる改良。~ドライブ段~

    計画で書いた様に、WE421Aを強力に駆動する様にドライブ段の見直しを図りました。結論から書くと、6DJ8系を使用し最適な動作点とする事で、かなり良い結果が得られました。以下、実験経緯です。はじめに、候補として挙げた球の規格を比較してみます。ここで注目すべきは内部抵抗、そして注意が必要な項目は最大プレート電圧と損失です。表から分かる様に、最も内部抵抗が低いのはECC88系です。但し最大プレート電圧が低い。ここに着目しながら、球選びと設計。まず選択したのは、6C33Cで好結果が得られた12BH7Aです。この球に合わせて設計した動作点がこちら。動作点は150V8.5mA。今回は次段も含めた交流負荷線も引いてみました。この設定で音を聴いてみると、悪くはありませんが何だか満足出来ません。ちょっと籠り気味で音抜けや広がり...WE421Appアンプの更なる改良。~ドライブ段~

  • WE421A ppアンプの更なる改良計画。~設計変更など~

    WE421Aは、WesternElectric製双3極管で、1本でプッシュプル構成が出来る事と、本来整流用なので内部抵抗が低い事が特徴です。隠れた銘球とも言われています。また中古市場でもWE出力管としては比較的良心的な取引価格と思います。同等管としてTUNGSOLの5998が有ります。<見直し点1>過去の改造経緯としてこのアンプのオリジナル出力管は6AS7Gで、バイアスが深く(約-95VatVp200V)、使い難い球の回路でした。これをTUNG-SOL5998やWE421用として、バイアスを浅く(約-30VatVp190V)しました。また、この球は6AS7Gに比べμ(ミュー)も大きいので使い易い。しかし、ドライブ段は元の6AS7G用の深いバイアスを振るための設計のままで、5998用としては無駄に余裕のあるもので...WE421Appアンプの更なる改良計画。~設計変更など~

  • 古き良き時代の洋楽好きには堪らない本!持っておきたい一冊。

    以前から欲しかった本を買いました。それは、「ビルボード年間チャート60年の記録1955年~2014年」です。内容は殆どがチャートで、それ以外の事はほんの少ししか書いてありません。これで良いんです。でも、それも貴重な内容ですよ。目次の下の方を参考にしてください。「ナンバー1の記録」---シングル1位獲得週数No.1は?なんとあの人です。---シングル1位獲得枚数No.2でもあります。ヒントは女性ボーカルです。他には、「息の長い大ヒット記録」「HOT100登場数ランキング」など。この様にチャートを1冊に纏めてあるのは、世界にこの本だけだそうです。私は学生時代、深夜放送で毎週発表される全米チャートをチェックしてノートに書き留めるほど洋楽好きでした。番組名は、AMラジオで放送されていた「全米トップ40」だった様な気がし...古き良き時代の洋楽好きには堪らない本!持っておきたい一冊。

  • やっぱり良い物は良い!!! ~Telefunken(テレフンケン)~

    最近なんだか調子悪いな~。何か変だな~。腰が座ってない浮ついた音。芯の無い位相が回った様な定位がハッキリしない音。こんなだったかなぁ~?何が悪いのだろう~?と暫し悩んだ。こうした少しの音質変化でも敏感に感じるのは、損な感性の持ち主なのか?得なのか?オーディオを永くやっていると自ずと聴覚が鍛えられますね。「損」と言えば、お金が掛かってしょうがない。「得」と言えば、音の変化を感じながら『弄り』を愉しむ事が出来る事、かな。それは兎も角として本題に戻り、「もしや?」と思い、プリアンプの差動増幅段の球交換。結果は、やはり、コイツでした。交換後は生き生きとした元気な音を取り戻しました。これまで使っていた球:Mullard(ムラード)7614/CV2493DimpledDiscGetter/MadeinGreatBritai...やっぱり良い物は良い!!!~Telefunken(テレフンケン)~

  • KT88ppアンプのB電源強化。

    KT88ppアンプのB電源に予定していた電解コンデンサを追加しました。追加した箇所は、回路図上ではこちらになります。2段のリップルフィルタになりました。使用した電解コンデンサは、前回使用して気に入ったKEMET製(MadeinEUポルトガル製造)です。今回は少し容量を増やし、120uF/550V。設置場所に悩みましたが、同時購入した30mm径の黒樹脂製取り付けクランプを使って、上手く収める事が出来ました。(下の写真中央)この電解コンデンサ、やっぱり良いですね。電源リップルも減り、音が明瞭になりました。そして今回、グランドの引き廻しも今迄のノウハウを活かして変更してみました。RCA245シングルアンプと同様な方法で実施してみました。まず、大元の電解ブロックコンデンサのグランドが左右で纏めてあったので、ここをカット...KT88ppアンプのB電源強化。

  • 内部配線に1930年代のWestern Cableを使ってみた。~WAX絹巻ブラックエナメル~

    前回投稿で書いた、いにしえのヴィンテージ・ケーブルと言うのは「WesternCable」です。まあ、在り来たりですが。この線材を使用し始めてから100時程度が経過しましたのでレビューします。結論から言うと、このケーブルは本当に素晴らしいです。流石、世界で初めて海底ケーブルを渡した頭脳集団WesternElectric(ベル研究所)だけありますね。音がライブ感たっぷりで瑞々しいです。しかも潤いがあります。オイルを塗った肌の様です。ボディビルダーの肌と言ったら良いのでしょうか、力強さが有り輝いています。WesternElectricのブラックエナメル被覆ケーブルは、今までも使った事が有りますが、WAX含浸タイプは初めてです。今まで使ってきたWEケーブルの印象はドライで中域を強調した少々刺々しい音でしたが、今回のもの...内部配線に1930年代のWesternCableを使ってみた。~WAX絹巻ブラックエナメル~

  • グランドラインの引き廻し次第で音空間が変化。

    6C33C-Bシングルアンプで実施したグランドラインの引き廻し変更を、RCA245シングルアンプにも展開しました。結果から言いますと『効果大』です。と言うか、これが本来の引き廻し方でしょう。見直したところは以下の3箇所です。①出力管245のカソード抵抗とコンデンサのグランド側を左右各々に設けたデカップリング・コンデンサのグランドへ左右単独に接続。←ここは聴感上でセパレーションが大きく改善されました。②SP端子のグランド側が端子部分で左右纏めてグランド接続されていたので、ここを左右独立させてNFBのグランド(初段カソード抵抗GND)に接続。③全体のグランドラインの流れを大元の平滑コンデンサGND→出力段の大信号(大電流)回路→ドライブ段の中信号(電流)回路→初段の小信号(電流)回路→シャーシ・アースの順としました...グランドラインの引き廻し次第で音空間が変化。

  • 6C33C シングルアンプ バイアス用電源に電解コンデンサ追加。

    6C33Cのバイアス用マイナス電源に電解コンデンサを追加しました。47uF/100Vくらいで良いのですが、手持ちには無かったので、試しに部品箱で見つけた100uF/100Vを使いました。SpragueATOMです。少し贅沢。音が少し落ち着いた様な気がします。プラシーボかも知れません。これで、取り敢えず今回の6C33C-Bシングルアンプの再構築は終了とします!。今後は、今回の内容を他のアンプにも展開してみたいと思います。今考えているのは、RCA245シングルアンプへの展開です。特にグランドラインの引き廻しです。一部の配線にウエスタンの絹巻ブラック・エナメルコート線も使って見たいと思います。今回使ったものよりも更に古い、被覆にWAXが含浸されたものです。6C33Cシングルアンプバイアス用電源に電解コンデンサ追加。

  • 真空管の能力・魅力を引き出すのも設計、使い方次第。

    昨日は、モデルナワクチン接種後の発熱で寝込んでいました。寝込むなんて何年振りだろう。帰国してからは寝込んだ記憶が殆ど無い。1回目ファイザー→2回目ファイザー→3回目モデルナの交互接種。1,2回目は腕が痛いくらいで発熱は無かったのですが、今回は接種翌日24時間後に最高37.8度の発熱。接種36時間でも37.4度。45時間後やっと平熱へ。まだ頭痛が残っていますが、やっと音楽を聴く気分になりました。さて、今回の6C33C-Bシングルアンプの再構築を通して学んだ事。それは、回路設計、配線、部品選定次第で音質が改善されるという事。特に回路設計上での電圧・電流設定、ロードライン、動作点は重要!次に供給電源構成、安定性。更にアースポイント。信号ループの考え方。再構築する前までは6C33Cシングルアンプにさほど魅力を感じません...真空管の能力・魅力を引き出すのも設計、使い方次第。

  • 6C33C シングルアンプ ドライブ管の変更。

    やっぱりこいつだったかぁ~。ドライブ段の動作点を検討した時に、使用球として定格からECC99を採用しましたが、この時にわざわざ「音質は別の話」と書きました。暫くECC99で聴きましたが、どうしても個人的に満足のいく音では有りません。何と言うか、神経質で音が薄いのです。真空管アンプ愛好家の方ならこの感じが分かると思います。そこでそのまま「RCA12BH7A」に乗せ換えてみました。やっぱりそうでした!!!。これこれ!!これです!。音が濃厚になり落ち着いて聴けます。音にコクが乗りました。「ECC99」やっぱりこいつが原因でした。現代的な音で好きな人は好きでしょうが、私は好みではありません。そのまま「12BH7A」に乗せ換えたのでバイアスは-5V~-6Vになりますが、この状態でも充分です。6C33Cと上手く歪打消しにな...6C33Cシングルアンプドライブ管の変更。

  • 6C33C シングルアンプの変更検討。~内部配線材変更~

    内部配線と線材を変更してみました。パッと聴きは良かったのですが、2、3日聴き込むと少し神経質な音で聴き疲れします。私の好みの音ではありません。今、内部の配線材は、全てキット購入時に付けて貰ったテフロンの錫メッキ?撚り線。以前から銀とか錫メッキの音は私好みでは有りません。。。。出力段カソードのグランド配線が気になります。この部分は、大元の電解コンデンサのグランドまでは結構距離があるため、ここに使うケーブルで音質が変わりそうです。電流も多い。試しに、WEの絹巻きブラックエナメル被覆線を使ってみました。SPケーブル用18GA。現在SPケーブルにはWE16GAを使用しているので残っていた。これが正解、良い感じになりました。やっぱ、ウエスタン・エレクトリックは良いですね。そして、アドバイス貰いました「6C33Cのグリッド...6C33Cシングルアンプの変更検討。~内部配線材変更~

  • 6C33C シングルアンプの変更。~回路図と変更点まとめ~

    キット購入時(オリジナル)から今迄の主な変更点を纏めて記載します。詳細内容については以前に都度投稿していますので、興味ある方はそちらを参照ください。(設計的変更点)設計変更後の回路図は以下です。赤丸で囲んだ部分が設計的変更点です。尚、各部電圧値はAC100Vの僅かな変動でも変化するので、概ねの値です。①入力段電源のデカップ。L/R独立で設置。ブリーダー抵抗有り。②ドライブ段電源にブリーダー抵抗追加。電源はL/R共用。独立させるスペースが有りませんでした。③出力段のデカップ。L/R独立で設置。ブリーダー抵抗有り。④出力管6C33C-Bのシングルヒーター化。⑤初段SRPP回路の動作点変更。⑥ドライブ段の球変更(12AU7→ECC99)。動作点の設定。パラレル接続を中止しコールド・スワップ接続。⑦NFB量の調整。⑧出...6C33Cシングルアンプの変更。~回路図と変更点まとめ~

  • 6C33C シングルアンプの変更検討。~ドライブ段の設計変更~

    私のストックから見つけた適当な球と言うのは、「ECC99」です。この球は、スロバキアのJJElectronicsが開発したオリジナル品です。通常品と金足品が見つかりました。金足のほうは下が黒ずんでいるので少し使い込んでます。12BH7Aの直線性を改良した物ですが、最大定格、内部抵抗も優れています。それぞれの定格を比較してみました。見ての通り、定格的にはECC99が圧倒的に優れています。音質は感覚的なので別の話。これを出力段に使ってミニワッターのパワーアンプを組むことも出来ます。実際の作例も有ります。特に私が目を付けた項目のひとつは内部抵抗。ECC99の内部抵抗はECC82を双極パラ接続で使うよりも低く、12BH7Aと比較しても半分以下です。もうひとつは最大許容プレート損失と電流です。これで電圧と電流をたっぷりと...6C33Cシングルアンプの変更検討。~ドライブ段の設計変更~

  • 6C33C シングルアンプの変更検討。~ドライブ段の現状~

    続いてドライブ段の検討を行いました。まずは現状把握から。オリジナルでは12AU7(ECC82)のパラレル接続となっています。こちらもぺるけさんの資料を参考にロードラインを引いてみました。この資料によると、パラレル接続は単純に1つの真空管回路が並列に接続されていると考えれば良いと言う事。なるほど~。と言う事は、この回路のプレート負荷抵抗は18kΩなので1回路当り36kΩ、カソード抵抗は15kΩなので1回路当り30kΩと言う事になります。そして、カソード電圧Vk=78Vなので1回路当りIk=2.6mAとなります。電源電圧は400V。これを元に1回路のロードラインを引くと以下の様になります。初段上側のカソード電圧(66V)がドライブ段のグリッドに直結になっているので、バイアスは(66-78)V=-12Vとなります。プ...6C33Cシングルアンプの変更検討。~ドライブ段の現状~

  • 6C33C シングルアンプの変更検討。~初段SRPP回路の動作点~

    まず、初段電圧増幅回路のロードラインを引き、現状動作点の確認と変更検討を行いました。初段は高域特性が良いと言われる「SRPP回路」となっています。オリジナルの使用管は「ECC82(12AU7)」です。この回路は、使用球こそ違いますが、私のKT88ppアンプの初段と同じ構成です。KT88は6SL7GT。この時に勉強した事を生かしたいと思います。ぺるけさんの資料を参考にロードラインを引いてみました。例題と同じで上段のRk=1kΩですので、下図の青い線が描けます。これは下段から見たプレート抵抗(負荷抵抗)30kΩと同じ意味になります。この事と供給電圧(B電圧)からロードラインを引くと、オリジナルは下図の灰色の線となります。この状態でも良さそうですが、もう少し供給電圧を高くし電流も流し動作点を右へ移動し、いっその事ぺる...6C33Cシングルアンプの変更検討。~初段SRPP回路の動作点~

  • 6C33C シングルアンプの動作点など変更検討。

    真空管6C33Cの足磨きをして音が良くなったので、電圧設定、動作点の検討を実施しました。そもそもこのアンプは、2015年秋頃にキット品を購入して組み立てたものです。その頃は、真空管アンプ設計の事など何も判らず、ただ説明書通りに忠実に組み立てるのが精一杯でした。下の写真は完成直後のもの。当然、ロードラインを引く事や最適動作点の事も知りませんでしたし、評判の良いメーカーでしたので設計的には問題ないだろうと疑う余地も有りませんでした。しかし、あれから約6年、先生に色々教わりながら勉強して設計知識を蓄え、最近になって曲がりなりにもロードラインが引ける様になりました。(まあ、アンプビルダー先輩諸氏の足元にも及びませんが)そこで、このアンプの動作点がどの様になっているのか興味が湧き、実測した電圧を基に各セクションのロードラ...6C33Cシングルアンプの動作点など変更検討。

  • 6C33C FOX-BATのメンテナンス。~接触部分は重要!~

    ロシアが何かと話題になっているので、思い出したように6C33Cシングルアンプを引っぱり出してきた。以前にも書きましたが、再度説明しておくと、6C33C-Bと言う球は、旧ソ連軍の戦闘機「MIG25」の電子回路に使われていたとされる。「FOX-BAT」はNATOが付けたコードネームで、マッハ3級の航空機は後にも先にもこれだけ。何故、この時代に真空管なのかは、核爆発の際に発生する電磁波で回路が損傷する恐れから半導体を使用しなかったのではと言う説がある。ガラスの厚み、プレート電極の厚み、支持方法、電極の接合方法等、見るからに堅牢な造り、流石軍用です。そして構成は、カソード共通でヒーターが2回路あります。これはヒーターの片方が切れても動作する様にです。さすが軍用!但し、オーディオで使うには、消費電力、発熱的にもヒーターは...6C33CFOX-BATのメンテナンス。~接触部分は重要!~

  • KT88ppアンプのグリッド抵抗変更。

    現在のグリッド抵抗が約180kΩでは、KT88のDatasheetから見て大きそうなので、150kΩの抵抗を100kΩに変更しました。これでグリッド抵抗は、約130kΩになりました。何が変わったかと言うと、音質には特に影響が有りませんでしたが、安心度が向上しました。このKT88ppアンプですが、もう少し弄ってみたいのですが、ひとまず部品調達までお預けです。B電源の更なる強化と、B電源を弄った影響で初段とドライブ段の電圧が設定値より若干低下してしまったので、元の電圧に戻すように修正する予定です。KT88ppアンプのグリッド抵抗変更。

  • KT88ppアンプの前段管とドライブ管を新規購入。

    前段管6SL7GTとドライブ管6SN7GTに現代管を購入してみた。今、何かと話題のロシア製です。どちらもTUNGSOL(タンソル)の復刻版。皆さんよくご存じ佐々木主宰の"VintageSound"から購入しました。直接購入の他、Amazon、楽天、Yahooショップ、ヤフオクなどのサイトを通して買う事が出来ます。72時間エージングする事で、主には音質安定と長寿命化を図っている様です。1年間保証付きなので安心です。同型球は、ゲイン毎(高/中/低)に用意されていますが、ではゲインの記載がない物は?また、マッチングの意味は?双極マッチなのか、ペアマッチなのか?電話させて頂き確認しました。電話口は佐々木代表でした。まずマッチングの意味は、ペアの場合、双極マッチ&ペアマッチで4回路マッチだそうです。そしてゲイン書いてない...KT88ppアンプの前段管とドライブ管を新規購入。

  • KT88系真空管の聴き比べ。~4種類のまとめ~

    手持ちのKT88系真空管の聴き比べがひと通り終了したので、簡潔にまとめをしたいと思います。今回比較した球は、・GECKT88(オリジナル、ヴィンテージ品)・GoldLionKT88(Reissue、復刻品)・TUNGSOL6550(Reissue、復刻品)・SED6550C(SvetlanaWinged-C)の4種です。<外観>並べて撮影してみました。左から、GECKT88、GoldLionKT88、SED6550C、TUNGSOL6550になります。GECとGoldLionは、ガラスの形がよく似ていてます。大容積です。SEDだけは、ストレートガラスです。GT管タイプ。TUNGSOLは、ダルマ型で、他に比べ小容積です。プレートの形状もそれぞれ違います。GECは特徴的な形で窓穴が有りません。SEDはプレートが2枚...KT88系真空管の聴き比べ。~4種類のまとめ~

  • KT88系真空管の聴き比べ。~SED 6550C~

    手持ちのKT88系出力管で最後に紹介するのは、私のお気に入りの「SEDWinged-C6550C」です。外観がこちら。本家Svetlana(スベトラーナ)製で、羽根の生えた"C"ロゴが特徴です。現行販売されている"S"ロゴでは有りません。プレート構造、穴形状が違います。因みに、"S"ロゴ品の外観はこちら。私は聴いたことは有りませんが、おそらく音質も違うでしょう。以前にも紹介しましたが、オリジナルのSvetlana(スベトラーナ)製は、プレートが2枚構造、穴形状は長方形です。参考になる記事もリンクさせて頂きました。私は、この"C"ロゴ品4本組を3セット所有しています。うち1セットは未使用のデータ付き品です。US、UK、JPNから購入しました。さて、音質は「良いですね~。」紹介したGECとGoldLionの中間の音...KT88系真空管の聴き比べ。~SED6550C~

  • KT88系真空管の聴き比べ。~TUNG-SOL 6550~

    こちらもオリジナルではなく、復刻品"MadeinRussia"です。10年ほど前にUSから購入。TUNG-SOLの6550と言えば、その形状から通称”ダルマ球"と呼ばれています。ボトル容積もKT88に比べ小さい。---並べた写真は、「まとめ」の時に。GoldLionと同じく、"NewSensor"(ロシアRFT工場)生産、US検査のマッチドクワッドです。お値段はGoldLionより少し安かったと思う。購入時の外観。現在の外観。随分と使い込んだと思う。左から3本目の1本だけ製造年が違う(1611)のは、固い床に落として割ってしまい、後で補充したため。バイアスを調整後、暫く鳴らし込んでから評価。音質は、GoldLionに比べ音空間の広がりがひと回り狭く、小ぢんまりとした硬めの音です。KT88の様な雄大な響きは有りま...KT88系真空管の聴き比べ。~TUNG-SOL6550~

  • KT88系真空管の聴き比べ。~Gold Lion KT88~

    "GoldLion"と言ってもオリジナル品ではありません。復刻品"MadeinRussia"です。10年ほど前に、"NewSensor"工場生産、US検査品、4本マッチドクワッドをUSから購入しました。マッチと言っても経年での劣化度合が夫々違うので、今となっては殆ど意味ないですね。新品時はこんなにカッコ良かったです。今の外観がこちら。取り敢えずゲッターも残っています。ベース部分の「Genalex」の印刷が剥げてきています。アンプに搭載しバイアス電流と調整。それほど劣化してない様で、半固定の僅かな回転でバイアスの調整が出来ました。音質は、どちらかと言うと現代的な音です。低音から高音まで良く伸びて美音ですが、ドンシャリで派手とも言えます。GECの様なコクや艶やかさは有りません。ピアノの音はGECに比べ軽く、ボーカル...KT88系真空管の聴き比べ。~GoldLionKT88~

  • KT88系真空管の聴き比べ。~GEC KT88~

    今回のKT88プッシュプルアンプの改造を一旦終了としましたので、ここで手持ちの球を乗せ換えて、聴き比べをしてみたいと思います。Ip(プレート電流)は40mAに調整して統一。体調の良し悪し、鳴らし込み時間を考慮し、2日間位聴き込んでから評価します。いずれの球も過去に聴いたことがあり、今の状態での再確認になります。最後に「比較まとめ」を投稿したいと思います。最初にいきなり登場するのは、KT88の最高峰と言われる『GECKT88』です。MadeinEngland(UK)。茶ベースでので正真正銘の初期版です。印字、ラベルも残っています。印字から分かる通り1978,79年製です。これ、はっきり言ってお高いです(自慢)。確か、測定値付きを購入したと思う。その音は、やっぱ「良いものは良いですね~。」人気があり高価なだけの事は...KT88系真空管の聴き比べ。~GECKT88~

  • KT88プッシュプルアンプの改造。~KNFの断念~

    当初の予定では、搭載中のソフトン製の出力トランスに有る専用巻線を使って、出力管にカソード帰還を掛けようと思っていました。折角有るので実験的に使って見ようと。しかし、ネット上で調べてみると調整等が結構難しそうで、その割には成功例が殆ど見当たらない。高域が減衰する、元気のない音になる、音楽性が損なわれる等で、良い事が書いてない。調査が足りないかも知れませんが、何だか難しそう。。。それに、改造となると、引き出し線をトランスケース内に仕舞い込んでいるので、シャーシからトランスを降ろし、トランスケースを外して、線を引き出さなければならない。おまけに、シャーシ上のリード線引き出し穴も拡げないといけない。これは結構面倒な作業になりそう。苦労した程の成果は報われるのだろうか?私の今の技量では不安。今の状態でも、所有している『M...KT88プッシュプルアンプの改造。~KNFの断念~

  • KT88プッシュプルアンプの改造。~初段管の変更~

    初段管を12SL7GT⇒6SL7GTに変更しました。12SL7GTはヒーター電圧が12Vなので、6V品の6SL7GTが使える様に戻しました。6V品の6SL7GTが一般的ですが、12V品の方が割安なため、わざわざ配線を変更して12SL7GTの「TUNG-SOL製BlackGlass仕様12SL7GT」を使っていました。同じ種類ばかり7本。オクで見かける度に買い漁ってました。奥の2本はVT-289(軍用)でマイカ板が円盤型です。そして今回使用した球は、暫く使わずに保管していた6SL7GTの高信頼品管5691です。マニアに人気のある銘球『RCA製5691赤ベース』です。少々高価。特徴は、マイカ板が3枚、支柱(ロッド)が6本立っています。RCA5692赤ベース(6SN7GT高信頼性管)も同じ造り。変更後は、「やっぱり良...KT88プッシュプルアンプの改造。~初段管の変更~

  • KT88プッシュプルアンプの改造。~ゾベル回路を追加~

    スピーカー端子に『ゾベル回路』を追加しました。目的は、①スピーカー端子が無負荷になった時に発振して大切な出力管を壊してしまわない様にするため。多めの負帰還(NFB)を掛けたアンプに起こり易い現象の様です。②可聴外の高域を減衰させて高域ノイズを除去。です。今回、10Ωと0.1uFを追加しましたので、カットオフ周波数は159kHzになります。ここは、音質に影響するので、10ΩにはDALE製1W、0.1uFにはSprague製BlackBeautyを使いました。追加後の音質は、高域のノイズが取れて聴き易い音になりました。そして、高域の暴れが無くなったためか、低域が弾み、高域も綺麗になりました。長時間聴いていても疲れません。KT88プッシュプルアンプの改造。~ゾベル回路を追加~

  • KT88プッシュプルアンプの改造。~B電源の見直し~

    良質の高耐圧電解コンデンサが手に入ったので、B電源の構成を見直しました。実は昨年の夏には購入していたのですが、今になってしまいました。使用した箇所は、出力段のB電源部分(OPTに最も近い部分)です。ブリーダー抵抗82kΩ(600V5W)も並列に抱かせました。そして、アンプ重量の軽量化のため、チョーク・トランスの代わりに抵抗(100Ω)としました。プッシュプルなのでB電源のリップルが多少増加しても良いやと判断。それよりもアンプの移動で自分の腰に負担を掛けない事の方が重要!。それに当該チョークは特性が未知で回路上妥当なのかも判断がつかない。変更後、回路図上ではB電源部はこの様になりました。2本の抵抗(100Ωと125Ω)の間に線が伸びているのは、ここに将来的にもう1個電解コンデンサを追加しようとしているためです。チ...KT88プッシュプルアンプの改造。~B電源の見直し~

  • KT88プッシュプルアンプの改造。~現状把握~

    久々にKT88PPアンプを鳴らしてみた。今年の計画に書いた様に、このアンプを改造するためです。改造の前に、まずは現状把握と現状の音質の確認をしました。最近はずっと245シングルアンプを聴いていたので、久々にKT88プッシュプルアンプを聴くと、「こんな音だったかなぁ~。」とその迫力に驚き!低音の迫力が半端ないです。音量を上げても破綻しません。そして、高域も良く伸びています。全体のパワーで押してくる感じです。「まだまだイケますよ!」って、音に余裕を感じます。という事で、今の状態でも結構良い状態です。このままでも良いんじゃない?と思うほどです。しかし、もっと良くなるのではと弄ってみたくなるのが性分です。さて、今後の改造計画です。<1>+B電源の改造主には平滑コンデンサとブリーダー抵抗。そして軽量化のためチョーク・トラ...KT88プッシュプルアンプの改造。~現状把握~

  • フォノ・イコライザーアンプの電解コンデンサを換装。

    今年の計画に書きました「フォノEQアンプの電解コンデンサ交換」を行いました。6箇所(3ブロックx2ch)のデカップリング・コンデンサです。交換前はJJ製(チェコ)の電解コンデンサです。写真の6本の黒い円柱。JJ製(チェコ)は低等価直列抵抗(ESR)で音抜けの良いコンデンサとして有名です。交換後はROE製(独)の電解コンデンサ(金色)47uF/350Vです。私のお気に入り。予め電源投入時のピーク電圧をオシロで測定し、耐圧オーバーしない事を確認しました。見た目もスッキリして良い感じになりました。金色で高級感が出てます。当初、基板裏に実装しようと考えましたが、スペース上こちら側にしました。見た目、こちら側で正解でした。また作業も裏返す必要が無く楽でした。写真で見ると、真空管とコンデンサが近くて熱の影響が心配ですが、真...フォノ・イコライザーアンプの電解コンデンサを換装。

  • DAC DAS-703ESのLED交換。

    今年の計画に揚げた「DACのLED交換」を早速実行しました。今まで、白色LEDに元の豆電球ランプに被せてあった色付きビニールキャップを同じ様に被せていたのですが、多分これが良くなく、早期の輝度低下を招いたかも知れません。LEDの寿命は、熱とも関係ある様です。環境温度が高いと輝度劣化が早い。それに使用した白色LEDが安物で品質も良くないかも?日亜かクリーが良い?とすれば、家庭用のLED照明も物によって輝度低下の速度に差が有る様に思う。素人にはLEDは輝度低下しないと思われがちですが、輝度低下、寿命は有ります。それにチップ型LEDを埋め込んだ照明は、寿命が来れば照明器具ごと交換しないといけません。蛍光灯の様にランプだけ交換と言う訳にはいきません。ここは知っておいて欲しいですね。それはさておき、今回は発色LEDに交換...DACDAS-703ESのLED交換。

  • 今年の計画。

    皆様、「新年明けましておめでとうございます。」昨年末から新年にかけてバタバタしていまして、ご挨拶が遅くなりました。さて、年初にあたり『今年の計画』を書いてみたいと思います。①KT-88PPアンプの改造。これは昨年の計画にも揚げた内容ですが、実行出来ませんでした。今年こそは、、、。年齢的に持ち運びが重く感じる様になって来たので、軽量化も図りたいと思います。②フォノイコライザーアンプの電解コンデンサ交換。フォノイコライザーは昨年の後半に時定数、部品を見直したのでたのですが、ローカル電源部の電解コンデンサの交換は未だです。部品は入手しているので、交換したいと思います。立ち並んでいる黒いJJ製のコンデンサ(6個)を別の物に交換して、基板裏で配線する予定。③DACDAS-703ESのランプ交換。昨年の3月にランプをLED...今年の計画。

  • 今年の振り返り、成果。

    早いもので、今年も残す所あと僅かとなりました。恒例の今年の振り返りと成果を書いてみたいと思います。オーディオ関連では、主に、前半は「直熱三極管45シングルアンプの製作」、後半は「プリアンプの改造」でした。※それぞれの詳細については、記事一覧からアクセスして下さい。①真空管45シングルアンプの製作と完成。私の場合、シャーシの加工など最初から作るのは大変なので既製品を改造。そこで、サンオーディオ製「SV-2A3」を購入し「45」が使える用に設計変更。今までの経験を活かし、ブロック毎に左右独立のローカル電源(デカップリング)を持たせ、少量のNFBも掛けました。部品選定に当たっては、過去の経験を踏まえ聴感上で良いものを使用。その結果、素晴らしい(自賛)、満足のいくアンプに仕上がりました。改造の経緯については、年初から3...今年の振り返り、成果。

  • 一世紀前の古き良き物。~初めてのナス型真空管UX-245~

    私にとっては、ナス型真空管の実物を見るのも手にするのも初めて。この真空管が作られたのは、今から92年前の1929年(昭和4年)頃。約1世紀前です!!!使用中のRCA/Cunningham45が1935年製でしたので、それよりも6年前です。お姿がこちらです。日本では一般的にナス型と呼ばれていますが、バルーン型と呼んだほうがオシャレの様に思います。購入したのは、RCA製UX245で、出品者の測定データ付きです。安心ですね。片方の管壁には当時の検査合格ラベルが貼り付いています。剥がせそうにない。RCA(ロゴマーク)、RADIOTRON、UX245の刻印が有ります。マグネシウムゲッターが眩しい!吊りヒーターですが、45とは違って吊り方が独特です。手作りと思われますが作るの難しそう。プレートには特徴的な丸型リブが有ります...一世紀前の古き良き物。~初めてのナス型真空管UX-245~

  • BDプレイヤー SONY製UBP-X800の微改良。~これだけで効果有り~

    ネットを見ていたら、以前から気になっていた事を思い出した。この既製品だけは手をつけまいと思っていたが、手が動いてしまいました。私がUBP-X800を購入したのが3年前。その数か月後にUBP-X800M2と言う改良バージョンが発売され、「電源のノイズを1/100に低減して映像、音質を向上させた」との事。ここはずっと気になっていましたが、いずれ別型番の新モデルが出たら買い直せば良いと思いつつ、そのまま使っていました。しかし、、、未だに新モデルは出てきません。因みに、UBP-X800M2はDAC内蔵してないにも関らず価格が45,000円位です。普及品のブルーレイ・レコーダーが買えますね。今回手を加えた箇所は、M2で改良された電源周りです。過去の経験からも、デジタル回路にとって電源ノイズの低減は重要です。そこで、ネット...BDプレイヤーSONY製UBP-X800の微改良。~これだけで効果有り~

  • 真空管プリアンプ(Marantz#7型EQ部)の見直し。~EQカーブなど~

    イコライザーカーブ(RIAA特性)を決めているNF回路のCR定数についても確認します。NF回路は回路図のピンクで囲った部分です。下の図は私のアンプの現状値です。コンデンサについては、シルバー・ディップ・マイカを使用していますので、ほぼ誤差無しでMarantz#7と同じになっています。一方で、抵抗に関しては、前の投稿で書いた様に、私のアンプにはA&Bの抵抗が使ってあるので、実際の抵抗値は表示に対して10%程度大きくなっています。その事を考慮した上でMarantz#7と大きく違うのは、赤で囲んだ部分です。左の『270Ω』は、Marantz#7では『510Ω』となっています。ここを試しに『510Ω』にして見ましたが、音量が小さくなったので、ここはゲインを決めている抵抗と思います。しかし、『510Ω』では現代のCDなど...真空管プリアンプ(Marantz#7型EQ部)の見直し。~EQカーブなど~

  • 真空管プリアンプ(Marantz#7型EQアンプ部)の見直し。~カップリング・コンデンサの選定~

    昨日のNHK「ニュースウォッチ9」でアナログレコードが取り上げられていました。タワレコで7万枚のレコードが売られているとの事。東京近郊に住んでいたら行って見たかったです。私は関東に住んでた頃、新宿やお茶の水のディスクユニオンによく通っていました。東京近郊に住まれている方が羨ましい。さて、今回はスタガ比から決めた各段のカップリング・コンデンサの容量に対して、どんなコンデンサを使うかです。ここのコンデンサは音色をかなり左右するので重要です。球選びよりも影響大かも知れません。②カップリング・コンデンサです。Marantz#7ではスプラグ製バンブルビーが使用されており、これが音の決め手になっている様です。しかし湿度の高い日本では、絶縁不良(DCリーク)が発生し、ほほ全滅状態。生き残ってる物が有っても高価なうえ、いつ不良...真空管プリアンプ(Marantz#7型EQアンプ部)の見直し。~カップリング・コンデンサの選定~

  • 真空管プリアンプ(Marantz#7型EQ部)の見直し。~スタガ比~

    真空管プリアンプの差動ラインアンプが完成したので、続いてイコライザー(EQ)アンプ部も見直しを実施しました。私のイコライザーアンプは、かの有名なマランツ7型です。私の物のオリジナルの設計は米国人。現在の回路図を眺めていると、マランツ7・オリジナルと違う所が数箇所見つかりました。マランツ7のイコライザーアンプはNF型で、非常に微妙で不安定な回路という事も有り、下手な設計や配線になっていると同様な音が出ないだけでなく、発振する事も有るらしいです。しかし1958年頃に設計・製造されたオリジナル品は、今でもこれを超える音は無いとの事。特に、EQアンプ部は秀逸とのこと。そこで、少し踏み込んで回路を見直してみました。<オリジナルと現状回路を比較して検討が必要な箇所>①スタガ比:3段構成になっているので注意が必要。(初段~2...真空管プリアンプ(Marantz#7型EQ部)の見直し。~スタガ比~

  • 真空管差動ラインアンプの電解コンデンサを換装。

    真空管差動ラインアンプの電源用電解コンデンサを交換して、音質の違いを確認してみました。試したもの写真下の方から。①日ケミ(KMG)47uF/400V①BMI製(30D)33uF/450V---元々実装されていた物③F&T製(TypeAIEC)47uF/500V④ROE製(M5IEC)47uF/350Vです。それぞれで微妙に音色が変化します。私の聴感上での感想を書きます。①--平凡な音。分解能はさほど良くありません。高域の伸びも今一つ。聴いていて楽しくない音です。フィルムコンをパラにしないと高域が出ません。②--①とは反対に音の分解能、抜けは良いのですが、音が軽く痩せて感じます。③--音が若干籠り気味、団子状になります。特に高域。音の分解能があまり良くありません。これもフィルムコンをパラった方が良い結果でした。④...真空管差動ラインアンプの電解コンデンサを換装。

  • 6DJ8系真空管の聴き比べ。(6922/ECC88/E88CC)

    真空管差動ラインアンプがひとまず完成したので、ここに使用している6DJ8系の真空管を簡単に聴き比べてみました。多くは有りませんが、写真の真空管を所有しています。以前(随分と前)にも紹介したのですが再度。左から。・EH6922(エレクトロ・ハーモニックス=通称エレハモ)現行生産品(MadeinRussian)です。特に特徴も無く中庸的な音です。ちょっと甘めで良い感じ。私が最初に出会った真空管です。現行品なら、これかJJ/Teslaでしょう。次からはヴィンテージ品になります。・AmperexECC88(BugleBoy)日本では「笛吹童子」とも呼ばれています。おそらく管壁の印刷からその様に呼ばれているのでしょう。MadeinHolland音質も確かに高域が煌びやかで特徴的です。春風の様に吹き抜けます。これ、誰かがそ...6DJ8系真空管の聴き比べ。(6922/ECC88/E88CC)

  • レコード針先端のダイヤモンドチップが欠損した!

    久々にレコードを聴いていたら、1曲目の終わり辺りで急に「ザラザラ」と異音が出始めたので、一度ピックアップを戻し、針の先端を掃除してから再度再生してみましたが、やはり「ザラザラ」と異音を発し、よく聴くと隣の溝も同時に再生している様にも聴こえる。これはいけない!と針を予備の物に交換し再生したところ異常なし。そして先ほどの針の先端を観察してみると、この通り。拡大写真↓何と、先端のダイヤモンドチップが無くなってクレーター(白く写っている所)が出来ています。こちらは、正常な状態の針先。綺麗ですね。比較すると一目瞭然です。こんな事ってあるのですね。そう言えば、今日は聴き始めから「何だか歪っぽい音がするなぁ。」と思っていました。こういう事だったのですね。どの位使い倒したのだろう。。。新しい交換針を手配しなくては、、、。実は、...レコード針先端のダイヤモンドチップが欠損した!

  • 真空管差動ラインアンプの見直し。~定電流素子~

    差動ラインアンプが完成して2、3日聴きましたが、従来とは違う音で、聴いていて疲れます。音楽に引き込まれません。歪っぽくて高域がザラザラで全体に薄っぺらい音。不自然さを感じます。現状では満足出来ません。石アンプに逆戻りしたような感じです。と言うか石アンプよりも悪いかも?。これでは真空管の意味がありません。且つ、ボリュームを絞った状態でもホワイトノイズ(高域のサァーと言う音)が大きい。この原因は何かと考えました。前回やり残した事、それは定電流回路。ここを疑いました。この回路にIC「LM334Z」を使用したのですが、これを虎の子のFET「2SK43(SONY)」Idss=8mA選別品に交換してみました。やっぱり此処でした!これが犯人でした!。ホワイトノイズは皆無になりました。そして音質は、今迄聴き馴れた落ち着いた音に...真空管差動ラインアンプの見直し。~定電流素子~

  • 真空管差動プリアンプ(ラインアンプ)が完成。

    数か月前から製作を計画していた6DJ8系を使った真空管差動プリアンプがやっと完成しました。検討したのは、いつ頃だったかな~?遡ってみると7月の終わりでした。パーツ屋さんがコロナの影響で暫く休業されていたため手つかず状態でしたが、漸く部品が揃い、2週間くらい前から作業開始。シンプルな回路だけに自分好みの聴ける音が出る様になるまで何度か試行錯誤し、漸く投稿が出来る状態になりました。作業自体は、現状の12AU7直結、カソフォロ回路から、今回の差動回路に改造です。レイアウト検討や配線、作業を進める中での回路の見直し等で結構時間が掛かってしまいました。回路構成自体は、ぺるけさんの回路そのままです。回路で苦労したのは、6DJ8の『ヒーター電圧』と、差動の『マイナス電源』をどこから取ってくるか?でした。まず『ヒーター電圧』に...真空管差動プリアンプ(ラインアンプ)が完成。

  • ミュージック・サーバー(NAS)のSSD化とファイル整理。

    簡易型サーバーをHDDからSSDへ交換しました。「簡易型」と言っているのは、WifiルーターのUSB端子を使ってNAS化しているからです。※メーカーや機種によっては、このUSB端子がファイルサーバーとして使えるものの、メディアサーバーとしては使えない物があるので注意が必要です。現在、我が家にはメディア・サーバーとして使えるWifiルーターが2台有ります。勿論、本来のNASよりは性能や機能的には劣りますが、ミュージック・サーバーとして使うには充分です。但し、以前にも書いたように「フォルダ・ファイル数の上限」が有ります。事実、先日HDDに音楽ファイルを追加していたら、メディアサーバーで扱えるファイル数を超えたのか、データ更新が出来なくなってしまいました。この際と思い、メディアサーバーをHDD⇒SSDへ置き換える事に...ミュージック・サーバー(NAS)のSSD化とファイル整理。

  • 真空管アンプ用に銘板を作り、貼付けました。

    作り上げた真空管アンプの外観にも拘り、自作の銘板を貼り付けてみました。見た目が重要!!!外観の良い方が、その後の愛着も沸きます。銘板は、市販のインクジェット・プリンタ用ポリエステル用紙へプリンタで印刷して作りました。45シングルアンプの虜になったので、まずはこちらへ「銘板」を貼り付けてみました。こんな感じ。いい感じです!RCAの45、Rogersの5X4Gのマグネシウム・ゲッターが眩いです。使ったのは、エプソンの「インクジェット・プリンター」とA-Oneの「プレミアム・メタリック・フィルム(シャンパンゴールド)」です。A-Oneは商品名で、メーカーは「スリーエム・ジャパン」です。専用の無料ソフトをダウンロードして作りました。このソフトを使えば、比較的簡単に作れます。名刺用途なので、割と厚みが有りシャキッとしてい...真空管アンプ用に銘板を作り、貼付けました。

  • WE421A ppアンプのカソード・パスコンを変更。~音質の微調整~

    性懲りも無しにカソード・パスコンの変更。今まではROE220uF/63Vをパラ接続。これをSpragueのExtralytic(タンタル?)440uF/20Vへ変更。かなりの長さが有ります。見た目がスッキリしました。換装後にカソード電圧も測定して確認しておきました。Ik=46mAとなる様に微調整。さすがにWEの球ですので安定しています。これにより、音に締りが出ると同時に輪郭がハッキリしました。やっぱりコレですね。最近は好んでこのコンデンサをカソード・パスコンに使っています。更に、初段のカソード・パスコンをSpragueATOM250uF/16Vから、先ほど取り外したROE220uF/63Vに変更しました。(換装前)SpragueATOM250uF/16V黒い円筒もともとATOMは音が籠り気味になるため私はあまり...WE421Appアンプのカソード・パスコンを変更。~音質の微調整~

  • 最高級抵抗Vishay VAR エージングその後。~音も最高!~

    世界最高(言い過ぎ?)抵抗VishayVARを使い始めてから100時間が経過しましたので、経過時間毎の音の印象を書きます。あくまでも私感です。その前にVARとは?「VishayAudioResistor」の略だそうで、文字通りオーディオ用途の抵抗です。そして、VARはZ201の「NakedType」でモールドが無いものです。Z201はZ-foilと言う銅箔を抵抗体に使ったもので、VARはこれを裸(Naked)の状態で実装したものです。Z201よりも更に音質が良いらしいですが、取り扱いには注意が必要です。オーディオ・マニアなら高級な抵抗として有名ですので、今更説明の必要もないでしょう。さて、エージングが経過してからの音質ですが、20時間あたりから一皮剥けて本領を発揮し始めました。まだまだ良くなって行きそうです。エ...最高級抵抗VishayVARエージングその後。~音も最高!~

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