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2019/01/15

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  • エッセイ710. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話。

    明治期小樽の街の姿を、どこから復元するかと考えた。現在の南小樽駅の山側に広幅員の道路がつくられ、ここに小学校、郡役所、警察署、納税事務所が置かれていたからだ。このことが小樽の史料からわかった。しかもここは、明治政府が新しい街をつくろうとしていた形跡がある。ならば量徳小学校から復元しよう。明治の最初につくられた量徳小学校は現在廃校になっている。その後には小樽市立病院が建てられている。おおっ!、「小説:小樽の翠」で翠達が勤めている病院ではないか。こういうのを何かの縁というのだろう(*^▽^*)。量徳小学校の写真は同校の出版物にもある。量徳小学校の絵図もある。といってそれでは3DCGはできない。やはりX、Y、Z軸で寸法化された建築図面が必要なのだ。もちろんそんなものは存在しない。そもそも最初の校舎は明治30年代...エッセイ710.明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話。

  • エッセイ709. 明治期と現在の小樽の街の比較

    トップ画像は現在の小樽の都市地形図(2001年)の上に、明治26年の小樽の図面を重ねたものである。灰色は明治期の道路、黒い●は主な民家の位置、二つの一点鎖線の間が明治期の市街地、さらに黒い実線で示したのが明治期の海岸線であり、海にはヨコのハッチを入れてある。これをみるとわかるように明治期には、小樽運河も倉庫もなく海岸線が現在の道路沿いまで来ていたことがわかる。観光プロモーションで、小樽の街イメージを尋ねると、小樽運河と倉庫、そして工芸品とするキーワードが多い。小樽運河が竣工したのは大正12年だから、現在の小樽イメージは昭和の初め頃をイメージしたものである。明治期小樽は、北洋漁業と石炭積み出し港、そして樺太への旅の拠点だったから、工芸品などはあきらかに現代の創作といえる。明治37年頃までは、現在の函館本線も...エッセイ709.明治期と現在の小樽の街の比較

  • エッセイ708. 明治期小樽の街の姿は?

    小樽の街のイメージをGoogleMapの解説から引用した。「小樽市は石狩湾に面し、札幌市の北西に位置している北海道の港湾都市です。主にガラス工芸、オルゴール、酒蔵で知られています。1897年に建てられた旧漁業施設である鰊御殿では、小樽市の歴史で漁業が果たした重要な役割をたどる展示があります。小樽運河沿いにある1923年に造られた旧倉庫街は、現在ではカフェやショップが並ぶモダンな地区に生まれ変わっています。」旧漁業施設、小樽運河、旧倉庫街、ガラス工芸、オルゴールという言葉は、大方の人間が理解している小樽のキーワードでしょう。WEB検索すると小樽の運河沿いの画像ばかりが検索される。はたしてそれが小樽のイメージだろうか?、とするおおいなる疑問を私はもった。まだ大方の人間が知らない小樽の街の姿があるはずだ!。とい...エッセイ708.明治期小樽の街の姿は?

  • エッセイ707. マックが処理能力を超えた?

    3DCGを制作していたら、あるステージでMacがレンダリングを途中で辞めてしまった。つまりコンピュータの処理能力を越えたのかなぁー?。ふと今の私達の社会は、コンピュータの処理能力の範囲内の仕事しかしていない事に気づいた。だからストップすることもなくコンピュータは動き続けられるわけだ。それでも時折航空会社のシステムがダウンしたり、銀行のATMがダウンしたりする。おそらく極めて短い一瞬の時間で処理能力を超えたからであろうと私は推測する。それが僅か1秒以下の時間であっても処理能力を超えた瞬間にコンピュータはデータ処理の限界を越えてストップするわけだ。3DCGを制作していれば、そんなことはよくおきる。そりゃ瓦1枚ごとにデータ化した尾根に下見板張りのリアルなデザインの建築を複数並べ、広範囲の街並みを再現しようものな...エッセイ707.マックが処理能力を超えた?

  • Fieldwork897.Kyooto,Cloudy, temperature 6 c, strong west wind 4K

    3月上旬、京都の天気は曇り、気温は6℃、西の強い風。私は体重を減らすために1万歩を歩くことにした。だから撮影は二の次であった。コロナ過前から始めたダイエットも66kgから57kg代まで減量したとき終わったと思った。だが理想は55kgですといわれ、まだ途中だったか・・・。脂肪分を控えた食事に切り替え、地道にこの先1ヶ月ぐらいはダイエットが続くだろう。そんなわけだから、ジムのない日は歩くことにした。もう二つ目標があり、それが発声練習と姿勢である。発声練習は喉の筋肉を鍛えるためであり、次いで長い研究者生活で背中の曲がった姿勢を直したい。こうした切っ掛けになったのがいびきの治療で病院に通い出してからである。ならば努力して、少しは格好良くしよう。たしかに街を歩くと四角い体型でお腹が膨らんだり、背中がまがったシニアが...Fieldwork897.Kyooto,Cloudy,temperature6c,strongwestwind4K

  • Fieldwork896.Kyoto, the return of cold weather 4K

    春だけど冬が戻ってきた日が続く。私はダイエットのために毎日の散歩に出かけた。散歩のなかで私の眼が向いた被写体を並べたみた2分44秒の映像。2024年の2月の京都の映像である。尚過去映像は以下のURLで視聴できます。https://www.youtube.com/@team_mikami/videos今日は、できるだけ映像を動かさずに撮影を心かげた。というのも私達は物心ついたときからテレビがあり、映画館にかよう青春時代を過ごしてきた。だれでも映像と、それが経過する時間との感覚を暗黙のうちに持っている。そうした感覚から外れると退屈という評価がくだされる。そんな映像で育ってきた現代人だから映像にはシビアな眼が向けられる。そんなことを意識しながら1コマの秒数や全体の編集を考えている。この日は初心に返り人間を中心に...Fieldwork896.Kyoto,thereturnofcoldweather4K

  • Fieldwork895.KYOTO,Return of cold 4K

    3月初めの気候は、冬といってもよかった。そんななか映像練習とダイエットのために散歩にでた。だからいつもの風景を使いながら映像実習と、医者から要望されている減量のために1万歩は歩きたいとする二つの理由で散歩に出た。だが晴天の空にだまされて、薄手のセーンターに至極普通のソックスというスタイルでは寒かった。とても撮影する意欲がわかないが、必要カットを取り終えてマクドナルドへ逃げ込み温かいミルクティーで手を温める始末だった。早々に家に帰り温かい食材で身体を温め、風呂に入ってようやく落ち着く。一寸気候をなめていた。結果は体重が増えているではないですか。もちろんジムにも通っているけどあと2kg減ると標準体重になり、体調がすこぶる良くなることは経験上わかる。健康づくりのために映像を撮るなどということを推奨するメディアは...Fieldwork895.KYOTO,Returnofcold4K

  • Fieldwork894. OTARU, signs of inbound tourists 4K、追記

    今年の冬の小樽は異変があった。それは外国人が多いこと。中国人、韓国人、欧米人、そしてアラブ諸国から観光客が冬の小樽を訪れていた。さらに修学旅行の生徒達も加わり街は人通りが多い。これでは京都と同じだ。だから私は美国へ抜け出した。ここには観光客はいなかった。これまでの冬の小樽では見られなかったインバウンドが多い風景が、今年の街の印象だった。えっえーー、そんな軽装で冬の街歩きですか・・・。晴天の春めく小樽の街を、完全防寒仕様で歩いていても、2時間も歩き続ければホテルに戻りたくなる寒さだ。フィールドワークだから、一応次年度論文の準備をしなければ。そう思って複数の調査ポイントを歩き回る。次第に地形の構造が見えてくる。意外に標高差があるとする認識は、街を歩かなければわからない。本来なら雪の街を歩くはずが、この日は春め...Fieldwork894.OTARU,signsofinboundtourists4K、追記

  • Fieldwork893.すれ違いの小樽 4K

    数回目の小樽のフィールドワークだ。今年は小樽シリーズの最初の論文を1本仕上げて、次の論文に取りかかる前に確認しておきたかった事があった。そして積丹半島美国へ足を伸ばした。だが以前のような興奮がない。なぜだろうか?。そうか温かい天気が続いていたので、雪が少なくなっていたのだ。だからもう春なのかと思わされた。だがそれは帰る頃に杞憂であった。およそ雪がない雪国ほどつまらないことはない。残渣のような汚れた雪で道は覆われ、滑り止めなどがまかれ、雪の下に埋もれていた街の元型が姿をあらわすと、どこにでもあるただの地方都市だ。だが小樽シリーズ1本目の論文を投稿し、次のシリーズを目論むにあたり確認しておきたかった事があった。それは小樽の街の中の地形である。この町はアップダウンが多い点では、函館や横浜と似ている。そればかりか...Fieldwork893.すれ違いの小樽4K

  • Fieldwork892. KYOTO,Keichitsu season 4K

    啓蟄のことばの意味は、寒さが緩んで春の陽気になってくることによって、土の中から虫たちが動き出す季節のことを指します。「啓」という字はひろく、「蟄」は土の中で冬ごもりしている虫のことで、春を感じた虫や、冬眠していた生き物たちが続々と動き出す、そういう春を感じる言葉です。そんなことばが似合うほど今日は、2月としては少し異例の暖かさであった。そうなると映像のテーマも暖かさだというほど簡単には被写体が容易に現れてはくれない。私達の経験では、撮らずに人々の光景に思わず見入っていることがある。実は、それこそが映像化できる被写体だったりする。そこで気づき機材を回し始めるわけだ。この日は雲一つない晴天だったし、夕陽が山の端に沈むところでも撮ろうと機材を固定して待っていたら、ストンと陽が沈んでしまった。撮りそびれたと思う頃...Fieldwork892.KYOTO,Keichitsuseason4K

  • Fieldwork891.Kyoto, a walk for health HD 1080p

    こんな光のない天気では、私は大した撮影ができないことは理解している。だが私は散歩にでかけた。それは撮影目的ではなく、健康のために散歩をすることにした。夕方1万歩程あるくと体調が良くなる。散歩は、予想通り感性を刺激してくれる被写体には出会わなかった。こういうときは少し単調だけど人物だけに絞ろうか。それがいつもの京都の日常の風景だから。この映像の端々で京都人達が訪れる店をさりげなく写している。日本料理の定食屋、クラシックな喫茶店、深夜2時までやってるい蕎麦屋などなど。そして・・・八坂女紅場だった民家の1階がレストランに変わっている。いまだに稽古の黒板が出ているので2階で催事などがおこなわれているのだろうか。もちろん学校法人八坂女紅場学園は祇園甲部歌舞練場に本部が置かれている。その祇園甲部歌舞練場は目下大改装工...Fieldwork891.Kyoto,awalkforhealthHD1080p

  • Fieldwork890. KYOTO,Raindrops Keep Falling On My Head 4K

    清水道を上がり始めたら雨が降ってきた。この時期の京都は、30分も経つと雨は止む。そのまま清水寺を目指した。しかし寒さを置き忘れたように残っている冷たい雨上がりの京都だった。どのように撮影の練習をしているか?。練習方法に2つある。1つは、狙いをつけて構図をさがして・・・。これは静止画の撮影方法であり、私の映像撮影ではおこなわない。映像では例えば、機材を回している間に綺麗な柄の傘が眼前を横切ってくれたほうが嬉しい。つまり撮影中に私が予想できなかった意外なアクションが起きてくれたほうを歓迎する。そんな場面が起きないかと機材を向けるが・・・、アカン!、静止画の絵ばかりになってしまう。2つは感性を働かす。それ以外のことは考えない。若い頃デザインを勉強してきたから感性を働かす訓練は散々おこなってきた。だから感性の働く...Fieldwork890.KYOTO,RaindropsKeepFallingOnMyHead4K

  • Fieldwork889. KYOTO,"YOKAN" 4K

    余寒とは、立春(2月4日)を過ぎたのに、まだ寒さが残っている事をいいます。日本語特有の表現です。暦の上で冬は終わったはずなのに、まだ冬の寒さが続いている京都です。この頃、知人に安否を尋ねる手紙の冒頭に使う言葉です。あのすごく寒い冬は過ぎたけど、冬をやり過ごしただろうか。まだ元気でいますか?。一昨日は東京で数センチほど雪が降ったようだ。残念なことに京都は寒いだけで雪景色は見られなかった。もちろん京都も北へ1時間も走ると立派に雪国ではあるのだが、なぜか市内にはあまり雪が降らない。そのかわり気温が2℃と低いこと。夜半には零度になる。そんなときはほんまに寒い。だから撮影を終えて家に帰ったら、最初に風呂に飛び込んだ。すべては、風呂で暖まってからの仕事でしょう。さて不思議な事にiMoveが4Kの記録がてきるようになっ...Fieldwork889.KYOTO,"YOKAN"4K

  • ドローイング866. 小説:小樽の翠775.幕間

    小説:小樽の翠の第1回が「2020年1月10日冬の旅幻想」だった。そして今日は775回と長編小説になってしまった。2020年8月15日のブログで、ツカモッチャン家の子供達を紹介している。トップ画像が、そのときのものである。物語は、時間の経過に沿って書いているから、今年の8月で各自の年齢が4年経過したことになる。そうなるとツカモッチャン家の7人の子供達の成長をまとめておく必要がありそうだ。玲香姉ちゃんは25歳。看護師でありバス運転手の旦那がいて子供が一人いる。すでに二人目がいてもおかしくないが書き忘れた(*^▽^*)。一太郎くんは札幌で自動車整備士をしており24歳だ。美容師の優香さんが奥さんでやはり一人子供がいる。二人目が生まれていてもよいのだが、優香さんなバイリンガルだ。ここだけの話だがレズビアンでもある...ドローイング866.小説:小樽の翠775.幕間

  • ドローイング865. 小説:小樽の翠774.盲腸炎 &追記:Macを名乗る偽物!

    今晩の翠は夜勤だ。真夜中のお茶タイムに示し合わせたように救急外来の晃子さんがナースステーションにやってきた。晃子「アヘ!、アヘ!、ヴァジー!!、ヴァジー!!、ティア!!!、だよん。」翠「何それ!?」晃子「アッ、アッ、アッ、いく!、いく!、撃つだよん。夜ねぇー、急患がきたの。フランス人のカップルね。彼女が下腹押さえて痛い!、というわけ。額に汗かいているし、今朝は胃のまわりが痛かった・・・、なんていうから食あたりとは違うなと思っていたら救急の先生が盲腸かもね。そんで検査で・・・、やっぱ盲腸炎だわ。だから緊急手術ね。」翠「カップルでしょう。彼氏が付き添いだから安心だな・・・。」晃子「だもん即手術室へいって30分でお終いだってさ。」翠「お終いでも数日はお泊まりだよね。でっ、アヘ!、はどうしたの?」晃子「彼氏が個室...ドローイング865.小説:小樽の翠774.盲腸炎&追記:Macを名乗る偽物!

  • ドローイング864. 小説:小樽の翠773.お風呂の入り方

    リュウ君はパソコンを開いてもう一枚のスケッチを見せてくれた。そこには、アメリカンスタイルとジャパンスタイルの二通りのイラストが描かれていた。「随分と親切な説明だね。」リュウ君「だってフィリピンはぬげはんでシャワーすか使わねでするがな。そえでもアメリカンスタイルで湯さ入るごどはおべでら。バスタブで身体洗う方法ね。ばって、それ日本の銭湯でやったっきゃ、まずぇびょん。だはんで教えでおがねばど思った。」「日本の銭湯でアメリカンスタイルではいる!。それは面白いけど、やっぱりまずいよね。他の人達が湯船に入れなくなるからね。そりゃ最初に教えておかなきゃ・・・。」リュウ君「日本のスタイル嫌で、シャワーーすか浴びねごどもある。でも青森の冬で湯船さ浸がねのは、身体がぬぐだまねでするがな。」「そうだよね。日本の寒さをしらないか...ドローイング864.小説:小樽の翠773.お風呂の入り方

  • ドローイング863. 小説:小樽の翠772.冬のファッション!?

    大きな寒波が通り過ぎた頃北海道も交通機関が回復した。待っていたかのように青森のリュウ君がインポの治療で小樽にやってきた。といっても薬をもらうだけなのだが。それでお昼を食べようと、アチキのところにお誘いのメールがきた。・・・リュウ君「うぢの嫁の親戚の若ぇめらすがいるんだ。青森さ来るんだってさ。」「万年夏のフィリピンの若い女が真冬の青森ですかぁー!!!。」リュウ君「雪っこ見で、蟹食いで、ホタテも牡蠣も食いで!・・、だって。」「熱帯地方の人間が真冬の日本へ来る!!!。それ自体が驚きだが・・・。」リュウ君「そえで夕べ船の中で酒飲みながらさ。親戚の二十歳のめらすの画像下敷ぎにすて描いだ。それがこのスケッチさ。」そういってリュウ君は、1枚のスケッチをテーブルに広げた。「おおっ、娘の裸婦画像を下敷きですかぁー?」リュウ...ドローイング863.小説:小樽の翠772.冬のファッション!?

  • ドローイング862. 小説:小樽の翠771.キスで名前を書いて・・・

    まだ除雪した雪が道ばたにたかく積もったままで、人一人が歩ける細い道が続く文さんの店。雪で重くなったドアを叩くと・・・文さんの返事が聞こえた。寝間着にダウンをまとった文さんが出てきた。文「もう、寒いから早く入って!。」健さん「この冬最後の馬喰の仕事で飛び回っていた。」文「もう3週間もアタシを置いてけぼりよ!!!。」健さん「お店用の牛の燻製もつくってきた。」文「・・・。それよか寒波が来て家が揺れて怖かったよん・・・。」そういって文さんが涙目で健さんの胸の中に飛び込んできた。文さんを抱えて二階へ上がってきた。健さん「おおっ!、寂しがらせたな。今夜はタップリ愛してあげるぜ。」そういって健さんは、文さんの寝間着をはいで抱き寄せた。文「もう健さんが帰ってくる音を聞いただけで、あそこが潤ってしまってさ・・・」健さん「そ...ドローイング862.小説:小樽の翠771.キスで名前を書いて・・・

  • ドローイング861. 小説:小樽の翠770.大寒の小樽

    寒波がきている小樽の街。明奈姉ちゃんは彼氏の家に籠もっている。両親は海外出張だし、明奈姉ちゃんがきているから安心ねと家は任せっぱなしだ。強い北風が家を揺すって通り過ぎる。暖房が効いた家の中で、布団にくるまっている明菜姉ちゃんが彼氏に抱きつく。明菜「こわーーい・・・」そういって彼氏の胸に沈み込む。彼氏「この家は丈夫だから大丈夫だよ。」明菜「大丈夫なのに揺れるの?。」彼氏「うーーん、工学系ではないから自信が持てないなぁー。」明菜「やっぱ。」そういって明奈姉ちゃんが彼氏のスウットに手を滑り込ませてペニスを握っている。彼氏「怖いんじゃないのかよ。」明菜「怖いと握る物が欲しくなるのよ。」そういって彼氏は明奈姉ちゃんの胸に手を滑り込ませる。温かい乳房が息づいている。なんだ怖いのは、やりたい気分のあらわれか!。彼氏は明...ドローイング861.小説:小樽の翠770.大寒の小樽

  • ドローイング860. 小説:小樽の翠:769.土壇場の一声

    3月の気だるい午後、美希姉ちゃんからメールがきた。美希「卒業制作の短編映画をつくった。見に来ませんか?。」だって・・・。もう映像の専門学校を卒業か・・・。いつものナンタルのハーバーが見えるカフェに出かけた。美希姉ちゃんと直人君がいる。少し前の光景だけど懐かしい。美希「これ!」そういって借り物のiPadを開いてくれた。「何々!、美貴と三樹、ラブストーリーだね」そう思って10分の短編映画を見ていた。彼氏がいる美貴と彼女がいる三樹が酒場で意気投合し彼女の家でセックスをする。そんな二人の関係が意外に意気投合してゆくラブストーリーか。」「こういうのは先が読めるよな。最後に二人は別れるんだよ。あのとき呼び止めておけば良かったと後悔しながらさ・・・。」美希「ハハハッ!。」そういって最後に、やっぱ別れのシーンか・・、それ...ドローイング860.小説:小樽の翠:769.土壇場の一声

  • ドローイング859. 小説:小樽の翠768.家同士のつきあいだから・・・

    一月に一度は、クロッキー教室のモデルに札幌からジェシーがやってくる。モデルがいない小樽では貴重な存在だ。だからみんな大切にしている。もちろんアチキも帰りは、小樽駅までエスコートしている。ジェシー「最近解ったよ。日本の女は愛することがないのだよ。神と契約ないからね。」「まあ、理解されてよござんした。」ジェシー「だから、親の薦めで嫁にいったり、自分で探したり・・・、というか、ナンパして偶然であってセックスして、まあ、お前でいいか・・・、で結婚するわけだ。」「日本の結婚って家同時のつきあいだから、親の同意を得る必要があるんだよ。」ジェシー「愛より、家だな。親がOKしたら嫁にできるんだ。」「親がいなければ、自由さ。そのほうがお気楽じゃないかなぁー。」ジェシー「何、ナンパでお気楽?。」「出会い方は不自然だったとして...ドローイング859.小説:小樽の翠768.家同士のつきあいだから・・・

  • ドローイング858. 小説:小樽の翠767.腹式呼吸

    夕方翠が病院の勤務から帰ってきた。家から歩いて15分もかからない勤務先だ。「神佛湯にいって暖まろうよ!」そういって翠が嬉しそうについてきた。こんな天気の時は家族風呂がすいていた。翠が泡立つ石けんでアチキの身体を洗いながら・・・。早速、二人で身体を洗いながらホディチェック。翠「アチキー、姿勢が悪いよ。ほら、壁に背中をつけてごらん。そうそう、顎を引いて、かかとをつけて・・・。お腹で呼吸して。だめ、胸に力をいれちゃ。」「腹式呼吸ですか・・・」翠「力をいれないで、ここを締めてごらん。こういう風に。」そういって翠がアチキの手をとって翠の肛門の穴を触れてというわけだ。「うっ、フフフ・・」翠「喜んでないで、お尻の穴を締めるのよ・・・・」「柔らかいお尻の穴の感触が・・・」指先で翠のお尻の穴をクイクイと押してみる。生き物の...ドローイング858.小説:小樽の翠767.腹式呼吸

  • ドローイング857. 小説:小樽の翠766.一瞬の晴れ間

    地獄坂からの小樽の街のスケッチも定点コースだ。寒いから街が少し温まった午後から出かけている。今日は曇天だけど・・・。描き終えると午後3時。菁園中学校の授業が終わり、それまで静寂の校舎に突然歓声があがっり賑やかになる。その瞬間が面白い。当然小春に見つけられた。小春「叔父さん、アタシおっぱいが大きくなリ続けているよ。ブラからはみ出ているんだ。ほら、これ!。」そういって上着の首回りをズリ降ろそうとしている。「寒いからあけなくてもいいよ。大きくなるのは病気じゃないからさ。ユウ君に揉まれているから、大きくなるんだろう。」小春「揉むと大きくなるノかなぁー?。」「うーーーん、多分・・・、自信ないけど。」小春「美希姉ちゃんは、『アタシより大きいぜ。小春病気だよ!。』っていうからさぁーー。それで美希姉ちゃんはアタシのおっぱ...ドローイング857.小説:小樽の翠766.一瞬の晴れ間

  • ドローイング856. 小説:小樽の翠765. 本日のラストフライト

    今日の小樽は大きな寒波が来ている、翠「さてアチキは仕事場から小樽に戻れるかなぁー。」翠はスマホをつつきながら交通情報を調べている。翠「なんだ飛行機が欠航かーー。また青森のリュウ君の家で飲んでいるかなぁー」そう思っていたら玄関から「ただいま!」とアチキの声が聞こえた。翠「幽霊じゃないよなぁー・・・」「1便早い飛行機にしてラストフライトに乗れた!」翠「飛行機止まっているよん。」「そうなんだ。僕の便の次から欠航だってさ。だから本日最後のフライトだよ。それで鉄道も明日から運休だってさ!。」翠「じゃ、ウチの病院も明日から休業だぁー・・・ならない!、ならない!!。よし寒波にめげず、今週も頑張るか・・・。」「何を?。」翠「アチキとのセックス!(*^▽^*)。」「そりゃ、goodなセリフだ。」男にとって女から言われる一番...ドローイング856.小説:小樽の翠765.本日のラストフライト

  • エッセイ706. 手持ち素撮影機材のセットアップ

    ジンバル撮影になれると、手持ち撮影はブレるから使いたくない。だがCLEANM3のジンバルから機材が落下すること数回。原因はカメラを固定するロックのネジが緩んできたこと。そうなるとまた同じ事を繰り返すから、これは使えない。そんな機会に調達した新しい機材FX30は、手持ち撮影で頑張るしかない。といってブレてます。テレビのプロカメラマンは手持ちか三脚を多用している事を思えば、ここは手持ち撮影を練習すべきか・・・。映像は練習が続く世界だ。海外へ行くときはこうした手持ちの練習が生きるだろう。さらに開発年次が2012年と古いのが難点だがSONYのGレンズを調達した。古いから中古でいいじゃんと思ったが1万円も差がない。このレンズによって格段に使い勝手がよくなる。これでフルサイズ換算28mmから157mm、超高画素ズーム...エッセイ706.手持ち素撮影機材のセットアップ

  • エッセイ705. まだ見ぬ姿

    ゆく冬を惜しむように一昨年の小樽の画像を集めた。画像は使用済みだったか未アップだったかは解らないが、まあいいかの気分だ。手元に写真家が撮影した小樽の古いカレンダーがある。みると運河と赤煉瓦の倉庫や北市ガラスのランプの写真が載っている。日本人がイメージしている小樽の街は、私にはステレオタイプ化したイメージだといっておこう。というのも小樽運河が竣工したのは1923年(大正12年)であり、赤煉瓦の倉庫群は、その後である。従って小樽イメージは、昭和のものである。江戸末期に幕府が開港したのは、函館、長崎、横浜、神戸、新潟である。その後、明治政府が力を注ぎ日本で2番目の鉄道を敷設し、以後北洋漁業と石炭の積み出し港として日本の産業経済を支えてきたのが小樽である。つまり明治政府によってつくりだされた新興都市だ。すでに15...エッセイ705.まだ見ぬ姿

  • エッセイ704. 六条通

    昨年末、学術論文もキリの良いところで中座し、年賀状でも書くか・・・。というのもなんとはなしにMacをつっついていたら画像ができてしまった。だから近所の郵便局で年賀葉書でも!。あらら!!、写真用葉書がない。局員に調べてもらったら六条郵便局ならある。ほなら、遠いけど行きますか・・・。京都の街を南下し、そっか・・、郵便局は天使突抜道を右に曲がったところか・・・。帰りに郵便局前の道を東に行き、狭い通りの昔ながらの商店街をとおってゆこう。商店街というには、時代の役割が終わったような店ばかりだ。何しろこの界隈のコンビニエンスストア的な金物屋に行くと、ライターが2個で100円と破格の値段。この近くには、コンビニがないから今でも重宝がられる金物屋だ。通の正面には銭湯も現在だし、蕎麦屋の暖簾が年末の空気か。さてこの細い路地...エッセイ704.六条通

  • エッセイ703. 膏薬辻子(こうやくずし)をゆく

    追記3月26日のブログは、下書き保存のままでした。訂正して公開しています。クリスマスの日、いびきの治療で新町病院へ出かけた。耳鼻科だから病気という実感はなく、クリスマスの日だから大変すいている。これは正解ではないですか。こんなに気楽な時間だから、病院通いはレジャーだ。帰りに足を伸ばして文蛾へお弁当を買いに行こう。そうなると途中の重要文化財杉本家住宅裏の路地あたりを撮影してゆこう。四条通り新釜座町から路地が南下し鍵型に右へ曲がる。そして杉本家住宅の裏をしばらくゆくと今度は左へ回り綾小路通にでる。路地の左右と正面に町屋がみえるから、これは立派に京都の景観だ。路地の正面は町屋があった方が良いというのは京都人の美意識だ。その方が京都の空気が存分に感じられる。そう思っていたら路地正面の町屋が近年取り壊されてしまった...エッセイ703.膏薬辻子(こうやくずし)をゆく

  • エッセイ702. 臨界点

    これを書いていたのが昨年のクリスマスを過ぎた頃だ。締め切り迫る論文原稿に筆が乗らず、さらにジムもお正月は10日間休みが続くことがわかり、当然その間に食べ過ぎて体重増加が予想され、一寸悩ましいのでブログで気分転換をしていた。家の大掃除を11月にしていたので、小掃除ぐらいですみそうだ。それが気分をすごく楽にしている。毎日マメに掃除をしていれば気楽な年末でいられる事に気がついた。面倒な年賀状もだしたし、忘年会も終わったし、そんな年末のプレッシャーから解放された時間が心地よかった。その後頑張って論文原稿も3/4は完成した。ここまでくると随分と楽になる。ふとプレッシャーを超えてリラックスできる、臨界点(そう読んでおこう)があるんだ。登山に例えると1/2完了ならば道半ばで下りが半分残っているとかで解放される気分ではな...エッセイ702.臨界点

  • エッセイ701. 国立国会図書館関西館

    昨年末に精華町の国会図書館へ行かざるを得ない仕事が出来た。関西館は博士論文や報告書の類いを収蔵しているから、論文執筆族には便利なのである。もちろん私の博士論文だって収蔵されている。そこで大阪梅田、学園都市線で祝園、京都と調度三角形の頂点を回る1日仕事だった。国会図書館にたどり着くと、この建築家は誰だったかな。どうも谷口吉生さんのデザインのようでありながら、子細に見るとプランニングが複雑だしディテールもクラシックな空気が漂う。これは少し違うよな。調べたら陶器二三雄さんだった。第一工房時代には、東京都立中央図書館も手がけているから、そんなキャリアが評価されたのか。私が関心をもったのは、彼らが何処の大学で勉強したかだ。調べたら陶器さんはイタリア国立ヴェネツィア建築大学修復課程修了とヨーロッパ系。どうりでクラシッ...エッセイ701.国立国会図書館関西館

  • エッセイ700. 関空ってホンマに使いにくいところです。

    関空の使いにくさの原因は空港が小さいこと。なにしろ最初は滑走が1本だったから地方空港レベルだった。建築設計者のレンゾ・ピアノもそんな認識で設計したのだろう。だからすべての施設がローカル空港並みで小さいよね。それにWi-Fiがつかえないし、設定するのが面倒くさい。今は京都は観光客が多いので関空にゆくリムジンバスは予約できなかった。こういうバスが混む時は、中国人や韓国人の旅行者がおおいのだろう。ならばJR特急でゆくか。1000円ほど高いだけあって指定席は余裕で空いている。JR特急はるかは地下ホームの大阪駅に着く。ああ、これが鉄ちゃん達がバカ騒ぎしていた梅田の新駅だと気づいた。しかし地下だから梅田の高層ビル群がみえないではないか。梅田駅北口再開発は、狭隘な空間に建てたからNYみたいな新しい都市名所だと思うけどな...エッセイ700.関空ってホンマに使いにくいところです。

  • エッセイ699. ナイキジョーダンのスニーカー

    ナイキジョーダンのスニーカーを履いて日本にやってきたNIKKAは、およそ京都の紅葉にはさしたる関心もなく、それよりもイオンで甥っ子用にもう一足ジョーダンのスニーカーを買っていった。アメリカNBAがジョーダンブランドと契約している選手は多い。もちろん八村塁もその一人だ。もちろんみんな格好が良いからポスターも絵になる。多分このブランドには、単にバッシュを越えてアメリカのライフスタイルが感じられる自由な空気がある。いまのフィリピンの若いテイストは、アメリカブランドだ。そういう私もMacブランドだからアメリカ志向なんだけど。私はスニーカーは、最近キャラバンの登山靴にしている。履きやすいし、足が安定する上に靴型が良いために足にピタッとはまり格好良さもある。ならばもう一足と考えていたところに、ナイキジョーダンもありか...エッセイ699.ナイキジョーダンのスニーカー

  • エッセイ698. 日本人の寂しい選択

    亭主元気で留守が良いというのは、フィリピンでも通じそうな言葉である。それは亭主より親戚とのつきあいを重要視するからだ。それでいて「今度フィリピンにいつくるの?」と尋ねられて「クリスマスの頃だな」と答えれば寂しそうな顔をしてうなずく。本当はもっと早く来て欲しいけど、ジッと我慢するところがある。忍耐強いのだろうか。そう考えていると、親戚達と飲み会をしているではないか。つまり寂しいのが嫌いなのである。いつもどこかで人間達とつながっていたいわけだ。そんな人間関係が増殖してゆくところがフィリピンの生活だ。そんなことを考えてゆくと、日本人は随分と孤独志向のライフスタイルだ。いつも家族という単位で暮らし、主婦は子供の手がかからなくなったら働きに出るか趣味に走るか、その程度の選択肢しかない。そして実家が絶えれば孤独家族と...エッセイ698.日本人の寂しい選択

  • エッセイ697. レジャースタイル

    暑いフィリピンで昼飯を食べて「山のプール?。ええんじゃない!」と寝ぼけて言った記憶がある。私は午睡していたら「さあ、レンタカーがきた。ゆくよ!」といって起こされた。手近のリュックをかついて外に出たら、アンフィーが調理道具を車に運び込んでいる。あら本当にゆくか。着替えも何も持ってこないけど、車に乗り込んだらぎょうさんの人間がおるではないか。まあ旅は大人数の方が愉しいし、どうせブラカンの高原だし・・、気分はお気楽だ。それでも水着をリュックに入れておいたのは正解だった。夜高原のコテージについた。標高が高いので涼しい。こんなところがあったか。アンフィーはキッチン付きのコテージで夕飯をこしらえ、みんなで宴会だ。そのあとプールへゆくという元気な輩達ばかりだ。テラスハウススタイルのコテージとは言え1階はダイニングで、2...エッセイ697.レジャースタイル

  • エッセイ696. フィリピンのクリスマス2.

    フィリピンでは、9月の下旬から、つまり三ヶ月前からクリスマスの飾り付けが商業施設で始まる。もちろん次第に公共施設や教会にも及び街全体がクリスマスの空気がただようようになる。貧しくても華やかに飾り付けないと元気が出ない人達だ。そんな調子だから、クリスマスパーティーは盛大だ。なにしろ親戚が一堂に会する。そんな写真をみていると、もう解らないぐらいの親戚達だ。シャワーを浴び新しいシャツに着替えてパーティーに集まる。そこでプレゼントの交換をする。もちろんプレゼントといっても多くはチョコレートだから、そのあたりは京都の地蔵盆の夜の宴会と同じか!?。そんなわけでクリスマスは、手料理をつくり沢山の人々が集まり賑やかなのが風習だ。日本のクリスマスを思い浮かべると、家族・・、といっても3〜4人でケーキとチキンなどを買ってきて...エッセイ696.フィリピンのクリスマス2.

  • エッセイ695. 【60代の財政管理と資産運用】

    60代にとって、財政管理と資産運用は将来の安定を確保する上で極めて重要な要素です。この時期には、多くの人々が退職やリタイアメントに向けて準備を始める時期に差し掛かっています。そのため、資産の管理と将来の財政計画を立てることが不可欠です。まず、60代の人々はこれまでの人生で築いてきた貯蓄や資産を管理する必要があります。これには、現在の収入や支出の把握、借金の返済、不動産や株式などの資産の評価などが含まれます。適切な財政管理を行うことで、将来の経済的な安定を確保し、不測の事態に備えることができます。次に、適切な投資戦略を立てることが重要です。60代はリスクを取る余裕が少なくなっているため、保守的な投資が求められます。安定した収入を得るために、債券や預金、安定した配当を提供する株式などの安全性の高い投資商品に資...エッセイ695.【60代の財政管理と資産運用】

  • エッセイ694. さて静止画をどうやったかな?

    デジタルカメラからカムコーダに乗り換えたときに映像の設定は済んでいる。だが静止画?・・、やってない。散歩をしていたら民家の間から満月が屋根の先端にかかっている。手持ち機材ならデジタルズームで600mmならば届く。地球の自転速度は速く1分後に外れてしまう。ならば静止画で撮影しよう。あら全然静止画の設定をしていない。スポット測光やオートブラケットはどこだ!?・・・に慌てふためく。それでも月が屋根を外れているところを撮影した。月に露出が合わず、あきらかに露出オーバー。カムコーダとはいえ、SONYαシリーズ並に静止画も撮れるはずだが・・・?。それを思うと、やはり映像で記録し、あとで静止画用に書き出すほうが正解だった。海外でも静止画で記録したい場面はあるだろうな。だから静止画の設定も無視出来ない要素だ。今日は、終日...エッセイ694.さて静止画をどうやったかな?

  • Fieldwork889.Around the first day of spring HD 720p

    2月4日は、日本の暦の上では立春。今日から春になる、その最初の一日。今年は確かに少し春の空気を感じる。そう思わせるのは外国人ビジター達の着物の模様が変わったのだ。それが春を感じさせているからだろう。立春になったら春の装いですというのは、京都レンタル衣装屋の見識だと私は推測している。この時期、一番寒い季節をやり過ごした安堵感がある。思い返せば、たしかに朝の気温が零下で、消火用バケツも氷が張っていた事を思い出した。そんなときは一日中暖房をいれて、家に籠もっていた。時には夜ジムにゆくときの酷寒の空気が確かにあった。しかし暖冬傾向の近年では、それも一時だったように思われる。もちろんこれからも寒い日がくる事はありそうだが、先月の気分とは大いに違ってくる。気分が違うと寒さ感覚も違う。多分身体が寒さに慣れてきたのだろう...Fieldwork889.AroundthefirstdayofspringHD720p

  • Fieldwork888.京都・大寒・小寒 HD 720p

    1月29日は、京都で一番寒い季節である。私は夕方ジムへゆく前に、毎日の散歩コースを歩いてみた。そこは着物姿の外国人ばかりだった。みんな和服の着こなしが上手だ。日本人と同じスタイルだ。そんなところに気を取られていたら単調なカットしか撮影していなかった。ならばあるモノで映像化しよう。単調な映像になったけど、大寒が続くこの季節も寒いだけで単調な毎日が訪れている。節分を越すと暦の上では立春である。もちろん気温がすぐに暖かくなるわけではないけど、気分の上では春のウキウキとした空気の走りぐらいは感じていたい。だから立春が待ち遠しい今日この頃だ。今日の映像も機材の練習もあるから撮ってみたという感じだ。ようやく壊れた機材の修理が終わったと連絡が来た。明後日頃には届くだろう。そんな少しやるせない気分の大寒である。早く通り過...Fieldwork888.京都・大寒・小寒HD720p

  • Fieldwork887.KYOTO,Cold Winter HD 720p

    学術論文を書き終えた。調査からカウントすると3年はかかった。執筆だけでも半年近くかかった。文章というよりも3DCGの制作に時間がかかった。そして遅い昼ご飯を食べてから街へ出た。そこは大寒の京都の風景だった。京都が一番寒い季節である。今日は広角ズームレンズで撮影した。手持ち撮影の時はブレが少なく(といって結構ブレているが)使いやすいレンズだ。散策に出たのには理由がある。昨日までの寒波の寒さで今日の体重が1.5kg以上増えていたからだ。たったそれだけで大きな事と世の人は笑うだろう。しかし私にとっては、ジムに通って熱心に体力をつけて標準体重に戻さなければ。それにデスクワークが続いたので、今日は3,000歩ぐらいは歩かなければと猛反省の1日だった。それに新しい機材に慣れたい。何しろジンバルをつかわずに動いて撮ろう...Fieldwork887.KYOTO,ColdWinterHD720p

  • Fieldwork886. KYOTO,Cold wave hits HD 720p

    日本の上空の空気は-40℃の寒気団がやってきた。今年最大の寒波だ。寒さに慣れるために敢えて散歩に出た。だがやはり寒い!。寒い外で撮影しているとレンズは赤い要素に向かう。寒いときの成行だ。もっと寒いフィールドワークに出かけられるために、敢えて散歩に出た。ユニクロの超極暖のシャツを着込んで。しかしそれでも空気は冷たい。寒さに弱くなったのか。これじゃフィールドに出かけられないではないか!。寒さの箇所を探していた。足下だ。フィールドではブーツだから防寒になるだろう。次は頭だ。帽子が必須だ。というのも人間の体温の7割は頭から逃げてゆくということを、ダイビングの先生から教わった。新しい機材になれるという目的がなければ、寒波が来ている街へ出かけなかっただろう。なにしろ映像では画像は勝手に撮れるので、それよりも機材の持ち...Fieldwork886.KYOTO,ColdwavehitsHD720p

  • Fieldwork885.KYOTO, 「一服の春」 HD 720p

    一服の春1月の大寒の間に暖かい日が現れる現象を「一服の春」と呼ぶ。それは厳しい寒さのなかで、春めいた温暖な日がやってきた。ChatGPTは、そのように説明したくれた。しかし使われている実例がない。春の一服は別の意味であるが、それをひっくり返したこんな言葉はないようだ。まあいいか・・・。昨日は終日雨で寒い一日だった。今日は気温は暖かいという予報だが、雨または曇りの天気予報である。しかし午後から少しだけ青空がのぞきだした。こういうときこそ自然が変化する様子がうかがえる撮影チャンスだ。それに一日中Macの前で仕事に忙殺されていたから、やはり健康のためにも外を歩こう。撮影機材をもって出かけた。やはりドラスティックな空だった。あとは着物姿のビジターでも撮ってビデオにしよう。まだ使い慣れない機材に手こずりながら、日曜...Fieldwork885.KYOTO,「一服の春」HD720p

  • fieldwork884.Kyoto, bitter cold, from Miyagawachou to Gion HD 720p

    昨年大晦日の撮影中に機材をジンバルから2度も石塀小路の石畳に落とした。夜だったからロックが固定されたのがわからなかった。モニターとホディの傷が痛々しい。液晶モニターはAFとリンクされているので、ここが壊れるとピントは合わない。大阪のSONYストアへ修理、遠い!。調度SONYFX30がお正月バーゲン価格だったので調達の潮時・・・。FX30は、SONYではハイディカム同様ビデオカメラのカテゴリーだが、レンズは一眼レフシステムが流用できる。そして1月16日の京都の夕方の気温は零度。仕事の3DCGも、1枚のレンダリングに1時間はかかる。ならば撮影に出かけつつ映像編集しながらレンダリングを進めようち考えた。最初に機材の設定もしないで撮影に出かけたら、さっさとバッテリー切れを起こし肝心のえびす神社の正月行事は放棄せざ...fieldwork884.Kyoto,bittercold,fromMiyagawachoutoGionHD720p

  • Fieldwork883.Bitterly cold Kyoto HD 720p

    京都は、1月10日から2月3日の節分の間が一番寒い。今年の気温は、朝晩零下、昼間は10℃近くある。昨年と比較すれば昼間だけ暖冬というイレギュラーな気候である。もちろん厳冬である事に変わりはない。そんな一番寒いときに七福神巡を勧めるというよくわからない京都の行事。新春にお参りをすると、より大きなご利益があるというわけだ。都七福神は以下を回る。・商売繁盛「ゑびす神」…京都ゑびす神社・・・祇園だからゆきやすいか。・開運招福「大黒天」…松ヶ崎大黒天(妙円寺)・・・北山かよ!!・七福即生「毘沙門天」…東寺・・・京都駅の近くだけど!!・福徳自在「弁財天」…六波羅蜜寺・・・ゑびす神社と抱き合わせにできる!・延寿福楽「福禄寿神」…赤山禅院・・・修学院離宮の近くだから山の中!・不老長寿「寿老神」…革堂(行願寺)・・・丸太町...Fieldwork883.BitterlycoldKyotoHD720p

  • ドローイング855.. 小説:小樽の翠764.幕間 色気とは?

    ドローイングシリーズも、官能小説という触れ込みで書きながらどこかロマンス小説のようでもある。そうしたカテゴライズは意識していないが、恋のストーリーがない官能小説も退屈だし、セックス場面がないロマンス小説も白々しい。ここでは、その両方の真ん中ぐらいのポジションかなあ!。ところでオキシトシンを分泌させる契機となる色気とはなんぞや?。そこでWEBで調べると「とは、人を惹きつける性的魅力、愛嬌のほか、風情、おもしろみといった意味ももちます。」とある。わかったような、わからないような定義だ。ドローイングシリーズは、イラストから最初に描くからモチーフを探す。アダルトサイトをみていても、そんなに骨盤を超広角レンズで強調しなくてもよいのにさと思ったりして、結局これは即物的エンターテイメントだから使えない。それにアダルト小...ドローイング855..小説:小樽の翠764.幕間色気とは?

  • ドローイング854. 小説:小樽の翠763. なかなかのもんですね!

    1ヶ月前に出産したコウさんも職場に復帰したし、絶倫の服部君との夜の営みも再開した。コウさん「さあベイビーが寝た。今夜もしようよ。」そういってコウさんがインナーを脱いで服部君に覆い被さる。服部君「先月出産したばかりなのに元気だなぁー。」コウさん「男の人にはわからない女の身体よ。膣は1本通すと機械のように規則正しく動くんだよ。生理も同じ日にくるから、次の排卵日も予測しやすいじゃん。つくるもつくらないもコントロールしやすくなる。少し膣は緩かもしれないけれど、性欲は毎晩規則正しくあるもんね。」服部君「夜の営みも規則ただしいわけ?。」コウさん「我慢は身体に毒よ。万事規則正しくが良いと思うよ。」そんなわけでコウさんは服部君のペニスをしごいて勃起させて口に含む。服部君「なんか食事でもする感覚みたいだな。」コウさん「あら...ドローイング854.小説:小樽の翠763.なかなかのもんですね!

  • ドローイング853. 小説:小樽の翠762. ヘイ!、ボーイ!!、しようぜ!!!

    両親が海外赴任中の彼氏の家で明菜姉ちゃんが眼が覚めた。なんだ大雪警報が出ているよ。家に帰るのも面倒だな。「じゃ、ここにいればいいじゃん。暖房ガンガンつかおようよ!。」明菜姉ちゃん「今日は寒いから特別だな。」そういって朝ご飯の支度を始めた。「なんかキッチンの後ろ姿が新鮮なんだけど・・・」明奈姉ちゃん「キッチンセックスしたいですかぁー・・・。寒いですよ・・・。」そういいながらピザトーストとオニオンのスープができた。明菜姉ちゃん「先ず身体を温める方が先だよん。」朝食を食べながら窓の外をみていると・・・。大粒の雪が降り続けていて景色も隠れがちだ。庭の小枝が雪の重みで折れる音がしている。明奈姉ちゃん「なんか全てがストップしそうな大雪だねぇー」「電車も動いていないよ。」そういって食べ終えると明菜姉ちゃんは浴室へいった...ドローイング853.小説:小樽の翠762.ヘイ!、ボーイ!!、しようぜ!!!

  • ドローイング852. 小説:小樽の翠761. リュウ君耳鼻咽頭科へ

    リュウ君が青森からやってきた。もちろん泌尿器科でインポの治療だ。そして午後「飯食いにえぐべよ」とメールがきた。ナンタルの小さなレストランに出かけた。・・・リュウ君「ずはんで、精力剤の処方済んだっきゃ、耳鼻科さ行ったんだ」「睡眠時無呼吸症候群でもあるのかな?」リュウ君「上さんがしゃべるばっては、そうらすい。先生が今度検査キット郵送するはんで、検査すてみでね。」「寝ているときでないと検査出来ないからねぇー・・・」リュウ君「んだのか。メーカーがら検査キットわ送るはんで、こぃで一晩検査すてけ。検査すたっきゃ検査キットメーカーさ送り返すて、だってさ。」「そんなふうに検査するんだ。うまくできているね。」リュウ君「そえでせんせ、有酸素運動すて、くぴたの筋肉鍛えねどいうんだ」「有酸素運動は、吸って吐いてと呼吸のコントロー...ドローイング852.小説:小樽の翠761.リュウ君耳鼻咽頭科へ

  • ドローイング851. 小説:小樽の翠760. ホワイトアウト

    朝起きて窓の外をみるとホワイトアウトしている。猛烈な寒波が視界を遮っている。冬真っ盛りだ。アチキは朝一番の青森空港発、新千歳行きの飛行機で小樽に帰ってきた。なんでも青森空港は豪雪地帯にも関わらず飛行機の欠航率が格段に低いんだって。飛んだら50分、新千歳の鉄道が、動いたので小樽にたどり着いた。・・・翠「アチキー・・・、これじゃせっかくのお休みなのに何処も出られないよ!」「で・す・ね。じゃあ家を暖めて房事に励みましょうよ!!。」翠「雪国の定番だなぁーー。」「そとは寒波だから出られないですよ・・・。」そういって翠に抱きついて首筋に舌を這わせ、それからインナーをはいで・・・。翠はアチキの一物を握って勃起させようとしている。少し緩いが入れてみようか・・・。翠の足を担いで切っ先で触れてみると、翠の胯間は潤いつつある。...ドローイング851.小説:小樽の翠760.ホワイトアウト

  • ドローイング850. 小説:小樽の翠759. 独り寝

    大雪警報が出ているから飛行機が欠航しがちだ。今日はアチキが名古屋の仕事場から戻るんだけど、帰れるだろうか。翠がスマホをつついていた。なんか飛行機は欠航だよ。そうアチキにチャットを送ったらリプライがきた。鉄道で青森まで来たけど、函館北斗から先の列車が動いていない。だからリュウ君の家に泊まって明日帰るだって。なんだリュウ君の家で宴会しているのかな。そう言ったら、寒いから当然酒だって。何食べてるのって尋ねたら、生のホタテに貝柱でしょ。あとは大間のウニでしょ!。白子でしょ!。それにねぶた漬け!、だって。青森の人気メニューばっかりじゃん。翠「当然雪がつもっているよね?。」「家の一階が埋まっているよ。二階から出入りしている。」翠「なんか大丈夫?。無理しなくていいからね。」「明日は雪の下かもな。そしたらしばらく動けない...ドローイング850.小説:小樽の翠759.独り寝

  • ドローイング949. 小説:小樽の翠758. チャージ中

    美希姉ちゃん達の札幌のアパートの朝。美希「直人---、雪だよ!!」直人「そらあ、北海道だもん。雪はあるじゃん。」美希「そうじゃないの、大雪警報が出ているよん。」昨日の情事の熱も冷めやらぬまま直人君がベッドから手を伸ばしてテレビをつけた。直人「なんだ警報がでているから大学も休校だってさ。地下鉄は動いているが・・・、あら途中までだよ。」大学のサイトをつついたら「本日大雪警報のため休校!」だってさ。美希「今日は一日お家に籠もるしかないよ。」直人「籠もりか・・、じゃ美希!、上においでよ!!。」そういって美希姉ちゃんが布団に潜り込んできた。美希「立つかなあーー」そういって美希姉ちゃんが直人君のスウットの下に手を滑らせた。美希「あら、グニャグニャだよ。立たせちゃおう。」直人「ウグッ、そんなに急には立たないよ。」そうい...ドローイング949.小説:小樽の翠758.チャージ中

  • ドローイング848. 小説:小樽の翠757. 終わりがアリマセンね

    昼前に小樽の街にも大雪警報が出された。小春達の中学校でも午後の授業は中止となり、給食を食べたら帰宅せよと学校の指示が出された。そんなわけで小春はユウ君と一緒に雪の降る道を帰ることにした。もちろん夕飯をつくるからユウ君の家なんだけど。小春「今日は何をつくろうかな?」ユウ君「暖かいお肉がいい。」小春「じゃ、通り道のお肉屋さんで買ってゆこう。豚汁かなぁー・・。」二人で歩いているとユウ君が・・・。ユウ君「ママが帰れるかなあ。朝早く帯広の営業所に出かけたんだよ。」小春「あら鉄道で帰れば小樽もすぐだよ。」・・・・そんなわけでユウ君の家に行って夕飯の支度を始めると・・・ユウ君「ママから電話だ・・・。」小春「ふうーーん。」ユウ君「・・・・××・・・△・・○・・」小春「帯広も昔綺麗な庭園があるお庭にいったな。そこだけヨーロ...ドローイング848.小説:小樽の翠757.終わりがアリマセンね

  • ドローイング847. 小説:小樽の翠756. フミさんのわかめ酒

    二日酔いの文さんが目覚めるとまだまだ朝の暗い時間だ。隣で馬喰の健さんが熟睡している。夕べは遅い時間に帰ってきたんだ。いつものように文さんをお姫様だっこしながら2階に上がってきたんだった。お酒の臭いが漂っているな。夕べ健さんがお腹がすいたというので、お酒とかタラとか・・・、酒の肴を持ってきて夜中の宴会だった。それからどうしたかな・・・。剥かれて、煮えたぎったペニスを入れられて悶えに悶えたんだったな。それからどうしたかな・・・!?。健さんが口移しでお酒を飲ませてくれたんだ。そうしたら・・・。健さんがわかめ酒をしようというので、正座して胯間にお酒を注いだんだ。そのうち「文!、仰向けになって胯間をきつくとじろ」というから胯間をすごくきつく締めて、健さんがお燗をたくさん注いで酒の湖をつくったんだ。「注いだらこぼれる...ドローイング847.小説:小樽の翠756.フミさんのわかめ酒

  • ドローイング846. 小説:小樽の翠755. ベビーシッターとは違うぜ!

    クッキー教室の帰りは、いつもジェシーを駅までエスコートしてゆく。たんに帰り道が一緒なだけなんだけど・・・。ジェシー「アチキー・・、この本だよ!」そえいって昔の小樽の花街について書かれたイラストが載っている本を見せてくれた。ジェシー「なんでも、遊女のもとに通い詰めると嫁に出来るらしいよ。遊女もそれで普通の暮らしが出来るので嫁を望んでいるらしいよ。いいねえ、日本人は遊んでいると嫁がくるんだから。」「それは男と女のつきあいだから情が移ってというのは、あるだろうな。」ジェシー「遊女は借金のかたに身売りされてきたから、それを返すまでは遊郭勤めだな。返せなかったらどうすんだ。」「そりゃ二人で夜逃げでしょう。近松門左衛門が心中天網島っていう本があった。」ジェシー「おおっ、借金踏み倒しか・・。そんでどうなる?。」「それで...ドローイング846.小説:小樽の翠755.ベビーシッターとは違うぜ!

  • ドローイング845. 小説:小樽の翠754. 頭の中がみえなくて良かったよねぇー・・・

    そろそろ冬が終わって欲しい季節になってきた。翠は夜勤だから深夜のお茶タイムで志保さんがやってきた。・・・翠「超ご無沙汰!、あのマゾの写真集撮影のモデルはやってんの?」志保「寒いからパスだよ。民家なんか携帯用の暖房器具の一つぐらいはいれてくれるけど、こっちは裸だもんね。」翠「縄縛りの豪華写真集は売れてる?。」志保「通信販売でダイレクトメールを送った読者しか買わないけれど、その筋では売れているよん。」翠「その筋って?。」志保「先ず、会社の社長さん、大学の先生、医者もいたな。もろその筋の人もいると思う。」翠「人間って頭の中は好きもんだよねぇー。」志保「それ言えてる!。だって頭の中はまわりの人からは見えないでしょう。だから好き放題に妄想できるもん。そんで思った。男の人って毎日妄想でいきているんだって。だって会社の...ドローイング845.小説:小樽の翠754.頭の中がみえなくて良かったよねぇー・・・

  • エッセイ693. トライシクルの叔父さん

    嫁のアパートに入り浸っていると早速親戚の叔父さんがやってきた。翌日セブンイレブンまで歩いて行くと街でまた偶然叔父さんのトライシクルに遭遇した。暑いから乗ってゆけというわけだ。買い物を済ませて叔父さんのトライシクルで家に送ってもらった。そしたら夕飯を食べにまたまた嫁のアパートにやった来た。そうだ、叔父さんのトライシクルでブラカンのフィールドにゆけばよいか。そんな相談を叔父さんとしていたら、早速15カ所ほどの地名を書いてくれた。2時間で1,000ペソならよい仕事だろう。そんなわけで翌日から朝早い涼しい時間帯に叔父さんのトライシクルでブラカンの田舎を回ることになった。念願のフィールドワークができることになった。田園地帯へ、農園へ、そして海沿いの集落へとブラカンの面白いところを案内してくれた。そのときの画像はすで...エッセイ693.トライシクルの叔父さん

  • エッセイ692. フィリピンの生活に巻き込まれていった

    フィリピンは随分早い時期に渡航制限が解除された。関西空港では税関から用紙を渡され「この時期の渡航はお勧め出来ませんが、帰国時にはPCR検査証明書が必要です」と書かれてあった。日本からフィリピンへゆくエアラインは、いつも深夜にマニラに着く。スマホに着いたとするチャットをいれてカフェにいたら、嫁と親族達が大挙してレンタカーでやってきた。もちろん3年前にあったオジさん夫婦もいたが、大多数は私の知らない子供達や親戚ばかりだ。途中のジョリビーで親族達と会食会だった。そのときの初めて会ったときの子供達の正直な表情が面白い。「えっ、日本から来たのってこのオジさん!?」「ぶふっ!、わらっちゃう!!」「人違いじゃないの!!!」・・・これまでのフィールドワークで私の図々しい根性は形成されていたから、人間が始めて会うときはそん...エッセイ692.フィリピンの生活に巻き込まれていった

  • エッセイ691. うちの嫁

    今では古い話に属するが、私の大学時代の同窓生の彫刻屋のオカンがフィリピーナだから里帰りするときについていったことから始めよう。それはフィールドワーク目的であり、フィリピンのリアルな生活が体験出来る良い機会だった。それにブラカンに友達ができたのも、よい体験だった。これこそがフィールドワークの醍醐味である。コロナ過で世界的に渡航制限がはじまった頃、彫刻屋のオカンから「この娘少し面倒見てあげてよ」とブラカンのギャルを紹介された。それに友人のオカンの家の前に住むローウェルからは「処女ですよ」と尋ねもしないのに売りこんできた。つまり25歳はフィリピンでは歳もいってるし、余っているからかたづけたいらしい。こちらの気分としては19世紀フランスの画家ゴーギャンみたいだ。ゴーギャンの作品には、「いつ結婚するの」があり、タヒ...エッセイ691.うちの嫁

  • エッセイ690. どこまで近づけるか!

    知らない人間達にレンズを向けて、どこまで近寄れるか?。それは自分の知識と意識の戦いである。そんなに接近したら悪いじゃん、嫌らしい人間に見られて警察でも呼ばれるかな、第一知らない人を撮っていいの?。そんなことを考えていたら撮れない。街の時間の流れを記録するフィールドワーカーだと言い張れるアイデンティティがこちらには必要になる。それが支えになって堂々と撮る。文句を言われたら弁明すれば良い。撮っちまえば勝ちなんだ。そうして撮ってみたら、その時代の空気がある。平和な国で人間が写真になるのは20代か、あるいは余程の年寄りだけである。だからこの時は若い世代にこだわっていたのだろう。実際街を歩いていていて、撮った画像を見せてくださいと地味な女に言われたことがある。そういう人は少し前から私を観察していて信号待ちで止まった...エッセイ690.どこまで近づけるか!

  • エッセイ689. 冬の京都のプロモーションにのって

    かって冬の京都が話題になった。今でも端境期である冬の京都を堪能しに観光客が来る。これは広告代理店の戦略勝ちである。観光客が来ない端境期があるのは日本の観光地の宿命だ。それをプロモーションで観光客を呼び寄せたいというのは観光地の人間達にとって悲願と言えよう。1996年、名古屋の大学へ赴任した年に私もプロモーションにもろにのって、冬の京都の徘徊を繰り返していた。今考えるとそんなのが簡単に撮れるとは思われないけど。それに手元にライツレンズが付けられるマウントを持ち、1/4000の高速シャッター、絞り優先AE、自動巻き上げのレンジファィンダー機材ConicaのHexerRF(注)があった。ついに当時ライカの悩ましい点を克服してくれた機材が登場した。それはミノルタCLE以来の出来事だった。満を持して登場した機材だが...エッセイ689.冬の京都のプロモーションにのって

  • エッセイ688. お調子者のChatGPT

    時折フィルム機材を抱えた人間達をすり抜ける。外国人なら、どうせお前の国はフィルムしかないんだろう!、とタカをくくれるが、どうもそうではないらしい。そのフィルムカメラが見直されている根拠をChatGPTに尋ねた。GPT「フィルムカメラに対する興味が再燃する傾向があることは、一部の写真愛好者やアーティストは、アナログ写真の魅力や手作業のプロセスに魅了され、フィルムカメラを再評価しているという報告があります。」それはどんな報告ですか?GPT「報告があるという表現は誤りでした。」おいおい!、おまえは報告書があるといったじゃん!。ナンダよ。いい加減な奴だな。またまた予想通りの回答だった。お調子者のChatGPTである。しかしフィルムによる画像は、ピントが合ったところはビリっとしていたり、背景が綺麗にボケていたり、粒...エッセイ688.お調子者のChatGPT

  • エッセイ687. 難問にこたえた学生作品

    大学を退職する4年前に、4年生の消化授業を受け持たされた。学生達は既に必要単位を修得しているし、こんな授業にこないでしょう。就職活動もあるしさ・・・。そう思っていたら結構私の実習の受講者がいるではないか。そこでパリの三大美術館を3DCG制作させることにした。最初は図面がしっかりしているオルセーだな、次はルーブル、最後はポンピドォー。あと1年あるか。そこで手元に図面があったオペラ座を出題した。これ難しいぜ・・・。画像は、見事難問に答えた学生の3DCG作品。オペラ座の客席だ。本人は実物は見ていないだろう。WEB上で得られる画像からリアリティを参照したようだ。だからすごい緻密な作り方だ。シャンデリアなどは一つ一つの電球に3DCGの光源をいれてある。だから室内の空気もボワッとした古い建築の空気を漂わせている。今の...エッセイ687.難問にこたえた学生作品

  • エッセイ686. 回顧

    トップ画像はかっての私のフィールド機材。オリンパスEM-1mark2に17mmのレンズが付いている。今はすべて手元にない。この画像を引っ張り出したのは、このブログアクセス解析にあるブロガー達がアクセスしたページが興味深かったからだ。私が書いた2007年からのブログにアクセスがあったとする表示だが、自分でも過去に何を書いたを忘れているので、そうした回顧が面白い。先日「番外編362.二眼レフを中心にしたシステム、2018年05月21日 PhotographicEquipment」が表示されていた。・・・●二眼レフ:Rolleiflex、ZeissOptonTessar75mm/F3.5、●オリンパスE-M1Mark2●レンズ:M.ZUIKODG17mm/F1.8、LEITZTELE-ELMARIT90mm/F...エッセイ686.回顧

  • エッセイ685. 関空アクセス

    関西人が海外へ行くときは、全て関西空港(関空)から飛び立つ。従って関空アクセスに関心が及ぶ。京都からでも関空なのだから、首都圏の住民が成田は遠いというのと一緒だ。京都からの関空アクセス方法に3種類ある。速達なのはJR特急はるかで京都からゆくと1時間10分ぐらいで第1ターミナルに到着する。最速最高値である。2番目は阪急、大阪市営地下鉄、南海と乗り継いで第1ターミナルへゆく方法だ。これはタップリ2時間以上かかり、最近では通しの切符の販売も終了しているが運賃は1600円と一番安い。どちらかといえば大阪人にとって便利であり、京都人にはあまり恩恵が少ない。第3は京都駅南口AVANTIAの前からリムジンバスでゆく方法である。バスは第2ターミナルまでゆき、運賃片道2600円。往復のまとめ買いだと2週間以内と使用制限があ...エッセイ685.関空アクセス

  • エッセイ684. 我田引水の食文化海外普及戦略

    トップ画像は随分前から農林水産省が進めている「日本食・食文化の海外普及戦略」の政策を示した概念図(注)。もちろん今もこの政策は続けられている。この報告書を読むと、日本の料理は美味しいとする海外の評価があるようだ。それは本当だろうか?。一部の外国人が評価しているだけではないですか?。というのも日本人は、なんでも食べるから味覚の感覚的なレンジが外国人より広いだけではなかろうか?。例えばお弁当屋さんにゆくと鮭がある。塩鮭でなくても外国人には辛いと評価されるだろう。えてしてお弁当は保存のために塩をよく使う。例え柿安の鮭でも辛いとする外国人はいる。味覚は食生活習慣の影響もあるから、多くの外国人にとって日本食が必ずしも美味しく感じるとは限らない。要は舌の味覚を感じるレンジの幅が国によって違うという事だろう。日本人は雑...エッセイ684.我田引水の食文化海外普及戦略

  • エッセイ683.. 六角通り

    秋の都心の紅葉が始まる前に新町病院の耳鼻咽頭科へでかけた。病気ではなくいびきを改善しようとう殊勝な考えからだった。新町病院の正面が民家が並ぶ六角通りだ。比較的古民家が残っていることもあり、私好みのストリートだ。少し東にゆくと安八百屋叶屋がある。京野菜がスーパーより安い。民家沿いに歩くとビルの狭間に、この通り名の由来である六角堂がある。道行く商人が頭を下げてゆくなど、今も京都人の信仰のよりどころとなる寺院だから訪れる人も多い。隣の池坊のビルに上がれるので、境内を上から望むこともできる。さらに東に進むと老舗が点在し、典雅文具の嵩山堂はし本を越すと寺町通りだ。ここは随分前に牽引してきた社長が亡くなりインハウスデザイナー達はどうしたのだろうか。六角通りは河原町まで続いている。さてスーパーの八百一の近くまできたが、...エッセイ683..六角通り

  • エッセイ682. 鴨と財閥

    11月の初め頃、京都人の常で大阪とは行き来がある。行きは阪急、帰りはヨドバシと中央郵便局に立ち寄るのでJRだ。運賃はJRの方が100円高く所要時間は15分早い。どちらの路線も山崎のあたりで、突然田舎の風景になる。それは僅かな一時だが車窓に見入る。関西には、突然こうした異質な風景が展開する経験が多い。つまり周囲が都市化されても、家は農家だから都会のことは知りまへんわ、となる。つまり頑固なのである。その頑固な関西人がいるから、関西に観光客がやってくるしテレビの話題にもなる。そうした都市近郊の辺鄙な田舎が住みやすいということを旧財閥達は知っていた。だから彼らの家も同居する。人と同じ事を考えていたら不動産屋の鴨ですわと彼らはいうだろう。その旧財閥系も沢山の鴨で利益を得たけど・・。つまり世の中は鴨と旧財閥の2つの構...エッセイ682.鴨と財閥

  • Fieldwork882.New Year's greetings in Kyoto's entertainment district. HD 720p

    2024年1月5日、私は、宮川町へ出かけた。置屋の主が、芸子、舞子を伴ってお茶屋に挨拶をしてまわる行事だ。私の友達の京都人は、何年か前に逝去した。だから私がここの花街にゆくことはない。お茶屋にゆくのにはひいき筋からの紹介が必要なのである。ならば空気だけでも撮っておこう。舞妓さんをアップにしたら悲しそうな顔をしていた。きっと舞子さんになったばかりで気苦労が多いのだろうか・・・。それにしてもシニアカメラマンが多い。よくみると何年か前に廃盤にされたCとかNの機種だ。そんな高性能機の中古が今は破格に安い。私も持っているが、叔父さんの証明になってしまうので今は持ち出さない。それに映像が撮れないもん。通りすがりのおばはん達の会話が耳に入った「家に籠もっているよりは、カメラかついで少し外を歩いた方がいいのよ!」。なんだ...Fieldwork882.NewYear'sgreetingsinKyoto'sentertainmentdistrict.HD720p

  • Fieldwork881.KYOTO,New Year's Eve 4K

    2023年の大晦日、散歩に出た。すでに陽は沈み、雨が降り、八坂神社の境内が賑わっている。「おけら火」の行事だ。神様の火を縄の先にもらって、消さないように振り回しながら家に持ち帰りかまどに火をつける。そして新年のお雑煮をいただくのである。つまり火除けの伝統行事だ。今は、何処の家にもかまどはない。古い伝統に少し寄り添いたい現代人の気分がある。実は神社で売られているおけら火は、八坂神社のお札がつき、ちゃんと縄の先が燃えた跡がある。こちらのほうは家の柱に飾っておける。2023年の大晦日、底冷えがするが寒さがない。雨が降り風は冷たく、例年と比較すれば温かいほうだ。7年前、大晦日に雪が降り交通期間が遅延したことがあった。そして人出が多いのも今年の特徴だ。もちろん外国人達が多いのだが、ようやくコロナ過を耐えきった安心感...Fieldwork881.KYOTO,NewYear'sEve4K

  • Fieldwork880.京都・師走人達 4K

    今年もあと2日で2023年が終わる頃、散歩に出た。デスクワークが続いたためか足がふらつく。いつもなら静かな古都だが、今年は人出が多く街が賑やかだ。そんな京都の街である。西高東低の気圧配置だから、日本海側は大雪。太平洋側は晴天が続きが日本の冬の気候。暖冬といってもそれは太平洋側の話しであって、日本海側は豪雪になる。豪雪、暖冬と気候が過激になってきた。とはいいつつ空を見上げれば曇天。夕方の天気は被写体にならない。もうお正月が近いから休みの店もあり祇園だって舞妓さん達は里帰りしてお茶屋は休業が多い。そういえば街からベートーヴェン第9の合唱が聞こえなくなった。あるはもう古いのだろうか。私は年末の空気を感じる音楽だと思っている。だから今日は被写体がない散歩だ。こういうときは一番目についた被写体で映像を構成しよう。そ...Fieldwork880.京都・師走人達4K

  • Fieldwork879. Kyoto today is shortest day 4K

    2023年12月22日冬至。1年の中で一番昼間が短い一日だ。日本海側では大雪警報が出され、京都では気温-2℃の底冷えがする朝、空は雲一つない晴天だった。撮影日和だけど、Northfaceの手袋は氷に手を入れたように冷たい。散歩コースに出かけたけれど、私の意識は低調だ。街を歩いていても、百貨店に入っても、クリスマスが近いけど、そんな空気を感じる事がない。それどころかお正月の気配すらない。それが今の京都だろう。お正月の準備といっても先月家の大掃除をしたので、年末は年賀状を書くぐらいしかないから、余計にお正月の空気は感じられない。そのほうが論文の締め切りが迫る立場としては、静かで調度よいのかもしれない。祇園の福栄堂まできたら、福玉が天井に吊してあった。これは年の暮れに舞妓さんが、お世話になっているお茶屋さんやひ...Fieldwork879.Kyototodayisshortestday4K

  • Fieldwork878. 冬至の頃 4K

    冬至の頃、師走の空気を探すために散歩に出た。南座まで来たときに歌舞伎の「まねき」が上がっていた。12月になると揚げられる歌舞伎役者名を書いて看板である。そうか!、これが師走の空気だった。街を歩いても師走の空気が感じられない京都である。京都は、12月になると社寺の行事もグンとへる。もちろん大根焚きなど、冬を乗り切るための催事はおこなわれているが静かな師走である。仕事続きで、足腰が少しフラフラする。そういえばしばらく散歩をしてなかったか。それでエイヤッ!、書類をとじていつもの散歩コースを歩いた。冬至の頃だから陽が沈むのが早く、今日も日没の後だった。しかし明日から三日間大雪警報が出されるというので空は曇天だ。いやはや撮影のしがいがない散歩にだった。明日は寒波が来るのか。JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)という言い...Fieldwork878.冬至の頃4K

  • Fieldwork877.Beginning of winter 4K

    京都も、南風から北風に変わり始めた。天気は良いが空気は冷たい。冬の始まりだ。寒くなると海外からのビジター達も少なくなる。次第に古都の静かな世界に戻ってゆく。冬の始まりの夕方、散歩をした。仕事をしていたから散歩にゆこうとしたらすでに午後4時だ。えーーっと、これから清水寺まであがると40分ぐらい。ええーっとそれから機材をセットして、試し撮りなんかして、日没の太陽を撮ろうと考えていた。今日の日没は16時45分!。えっ、頭の中では17時46分だと勘違いしていた。陽が短くなる自然現象にライフスタイルが追いつかない。そういえば、もうすぐ冬至だ。つい先日まで夏日だった記憶がまだ残っていた。つまりもうすぐ底冷えのする京都がやってくる。そんなときでも撮影にゆくかなぁー!?。風景は綺麗だけど・・・。だって昨日なんか清水さんの...Fieldwork877.Beginningofwinter4K

  • エッセイ845. 小説:小樽の翠753.幕間 彫刻と彫塑

    今回の小説に登場した言葉に彫刻と彫塑という二つの言葉がある。一般的には彫刻という言葉が多用されているが、この二つの言葉は全く違う立体像の制作方法をあらわしている。彫刻は、石や木を彫って像をつくるのに対して、彫塑は粘土を盛り付けて像をつくる。完成すると粘土の上に石膏を巻き付け雌型をとる。次に雌型に石膏とか金属とかプラスチックを流し込んで塑像として完成させる。通例日本の芸術教育の分野では彫塑を中心に教えている。彫塑は粘土でつくるから変更が容易なので勉強するのに格好の画材である。実際私も大学時代に彫塑実習をとり制作した塑像がトップ画像である。そんな塑像を今も持っており、何故かリビングに置かれて帽子掛けにしている。この実習では女性のモデルさんだった。面で捉えて立体にするというのが大きなポイントであり一番勉強すると...エッセイ845.小説:小樽の翠753.幕間彫刻と彫塑

  • エッセイ844.小説:小樽の翠752. 塑像の裸婦モデル

    夜勤看護師達のおやつタイムだ。いつものメンバーの晃子さんと百合さんがやってきた。翠「残念っただったねぇ、彫刻家のおじいちゃんは既に退院しちゃったよ。」晃子「見初められたのにバイバイか・・・」百合「実はおじいちゃんが退院するときに『休みの時にアトリエへ遊びにおいでよ!』っていってくれたんです。そんで名刺をくれて。なんでも日本美術なんちゃらの会員なんて書いてあるのよ。」翠「それってプロじゃん。」百合「そんで私おじいちゃんのアトリエへ遊びに行ったの。すっごいの。裸の女の人の彫刻が沢山あるのよ。おじいちゃんは塑像といいますって説明してくれたわけ。このスリムなのは高校生、それからこっちは・・・、って具合に。それでお茶を飲んでいたら、私の首をつくられせてというから、OKしたら平らな板に十字架みたいなボウを貼り付けた土...エッセイ844.小説:小樽の翠752.塑像の裸婦モデル

  • ドローイング843. 小説:小樽の翠751. 花街

    雪が道に高く積もっていても、マサヒロ君の家でクロッキー教室がある。吹雪の中をモデルのジェシーが札幌からやってくる。もちろんいつものメンバー達も休まずにやってくる。・・・帰りにジェシーと駅までの道を下る。ジェシー「日本旅館は、娼婦付きなのか!?」「はあ!?、聞いたことないけど・・・。」ジェシー「ここに書いてある。」そういって鞄から小樽の花街について書かれた本をみせてくれた。「なるほど、宿代に、食事代、娼婦代込みだな・・・これ明治の頃の遊郭だよ。住の江町とかにあってさ・・・。」ジェシー「昔の話か・・!?。日本は便利な国だな。同じ遊女のもとに通い詰めると心も通じ、身請け人になって、嫁にして所帯を持つ、だってさ、気立ての良い遊女を集める商売人もいるんだって。そんでここに遊女達の顔写真があるのだが、みんな美人なんだ...ドローイング843.小説:小樽の翠751.花街

  • ドローイング842. 小説:小樽の翠750.産科病棟の同窓会

    狸爺の産科病棟も若い患者さんが一気に押しかけた。というのも高校の卒業記念でみんな孕む約束をした同窓生達だ。卒業式の三月に受精するという算段だった。彼氏には、市場に勤めだした彼氏とか、親の漁師の家をついだり、東京の大学生というのもいたが、嫁達は小樽を離れることはない。それから10か月近く経過し出産の日を迎えることになった。もちろんみんなが同じようにゆくわけはないが、それでも何人かは同時に受精に成功して一緒に産科病棟に転がり込むことが出来た。同級生ばかりだから、産科病棟で1年ぶりの同窓会である。もちろん狸爺の手抜きで同時にやっちゃいましょうというので、同じ日に出産予定もあった。なにしろ年齢が同じだから母胎の特性も類似しているし、処理するにしても同時の方が対応しやすいという医者の科学的判断らしい。そんなわけで、...ドローイング842.小説:小樽の翠750.産科病棟の同窓会

  • ドローイング841. 小説:小樽の翠749. コウさん、産気づく!

    寒波は男と女の距離を縮める。翠は先日夜勤の後に熱く萌えたなということを思い出しながら昼時を過ぎた食堂へ出かけたら大きなお腹のコウさんがいた。翠「まあ!、もうじき出産だから産休とってたんじゃないの?」コウさん「退屈だから昼間の勤務しているの。だって病院も忙しいから、休めないわ。」翠「だからコウさんは、みんなに好かれるのよね。」コウさん「私の性分よ。ゆんべも旦那と萌えちゃったん。そしたら今朝はなんかお腹がゴロゴロとうごくのよ。」翠「生まれるんじゃないの?」そんな会話をしながら食堂で昼ご飯を食べていた。帰りしなコウさんが立ち上がろうとしたら・・・コウさん「いたたたっ!・・・・」そういって椅子に座り込んでしまった。よくみると破水しているようだ。翠「うーーん、生まれる兆候だな!!」翠は経産婦だから。そこはよくわかる...ドローイング841.小説:小樽の翠749.コウさん、産気づく!

  • ドローイング840. 小説:小樽の翠748. 寒波の小休止

    今日も寒波が来ている。窓の外は灰色の空だ。翠が夜勤から戻る頃だ。さてお鍋の朝飯とお風呂を沸かしておこう。帰ったらお風呂であたたまるというのがやはり北国の生活だ。白い空気の塊をしょってきた翠が帰ってきた。翠「さぶーーい、鉄道も飛行機も止まっているよ。」「徒歩通勤でよかったじゃん。風呂沸いてるよ!!。」そういうなり翠は浴室へ飛び込んでいった。さて朝飯だ。味噌仕立ての鍋を温めようか。朝のお燗をしておこう。朝燗というわけだ。寒波がきている、いつもの朝の光景だ。・・・風呂とお鍋とお燗で身体が温まると・・・翠「アチキー・・もっと暖まりたい!。」そういって抱きついてきた翠を抱え2階の寝室へゆく。翠の身体がホカホカしている。スウエットをはいで翠の胯間を撫でてみる。翠「もう萌えているよん!」「いつから萌えているんだい?。」...ドローイング840.小説:小樽の翠748.寒波の小休止

  • ドローイング839. 小説:小樽の翠747. モデル候補

    今夜も翠は、夜勤だ。夜勤続きもそれはそれで生活のリズムができる。だからいつもの深夜のお茶タイムで晃子さんと百合さんがやってきた。晃子「あの彫刻家のお爺さんも起きている頃かなぁー」百合「いったい何時寝ているんだろうと思います。」翠「どこかでタップリ寝ているんだよ。骨折じゃもうじき自宅通院に切り替わるよ。寂しくなるねぇー。」百合「あっ!、それでか・・・?。」晃子「なんだよそれでかって!?。」百合「昼間ね、あのおじんちゃんが私の身体を褒めるのよ。腰からお尻にかけてのラインが綺麗だって。それじマジマジと観察目線ね。」晃子「おっ、彫刻家に眼をつけられたか。裸のモデルにしようというわけだ(*^▽^*)」百合「ええっ!、そうなのかなぁー?。」翠「案外いいかもよ。百合って身体が綺麗だもん。」晃子「そうだよ。綺麗なうちにモ...ドローイング839.小説:小樽の翠747.モデル候補

  • ドローイング838. 小説:小樽の翠746. スーパーシニア

    寒波がきているから、小樽の街はお休みかと思ったら路線バスは動いているし、翠の病院も休むことはない。それに翠は夜勤だし、夜中の看護師達のお茶タイムもある。今日は百合さんという新人がいる。晃子さんもやってきた。百合「なんかねぇー、病室のアンコウさんという80歳のお爺さんのところがほのかに光が漏れるんですよ!。それで絶対これは夜中にスマホでアダルトサイトをみているなと思って私巡回の時に注意したんです。『おじいちゃん、ちゃんと睡眠時間をとらなきゃだめよ』といって。それでわかったといってスマホをしまうんですが、私がいったあとまたスマホをいじっているんですよ。どうしようかなぁー。」翠「ああっ、あのおじいちゃん元気だから大丈夫よ。私も不審に思って尋ねたことがあるの。そしたらね『新しい恋人をさがしているんだよ』だって。そ...ドローイング838.小説:小樽の翠746.スーパーシニア

  • ドローイング837. 小説:小樽の翠745. タカ君とミッチャンの出会いの頃の話し

    アンタも好きねぇーと翠にいわれてたことを思いだしていた。時々定点観測のつもりで地獄坂から小樽の街越しに見える海を描く。午後3時になると決まったように描き終えて坂道を降りてゆくと菁園中学校の授業が終わり小春に出会うのも習慣になっている。小春がノースフェイスの手袋をはめて手を振っている。小春「今日は部活もお休み。生協へ夕飯のおかずを買い出しにゆこうよ。ところでおじさん、前に話したタカ君とミッチャンのお話を覚えている?」小春と地獄坂をくだりがらそんな話しをしていた。「銭函海岸で男と女になった話しなら覚えているよ。それでカップル成立だったかな?」小春「それそれ。どうしてミッチャンはタカ君とつき合えようになったか。カップル成立前の話しね。」「それは、きいてなかったな。」小春「小学校4-5年になると女の子は生理が来る...ドローイング837.小説:小樽の翠745.タカ君とミッチャンの出会いの頃の話し

  • ドローイング836. 小説:小樽の翠744. 寒波の中の小樽

    ベーヤンからメールが来た。榊原さんがフィリピンから戻ったので飲もうよとお誘いだ。いつものオーセントホテルへゆく。・・・ベーヤン「この時期はフィリピンにいるはずの榊原さんが一寸日本へ戻ってきた。また来週フィリピンへゆくんだって。」榊原「日本の建築士事務所の登録期間満了がきたんですよ。例の構造疑惑問題以来3年毎の事務所登録更制度に変わったんですよ。その前に更新の手続きをしないと抹消されて新規登録。この時期、フィリピンは乾季だからすごしやすいです。そんなときに・・、アチャー寒い日本ですか。」ベーヤン「いつも冬は日本にいないよね。それでこんな半端な時に日本へくるわけだ」「よく忘れずに思い出しますねぇー」ペーヤン「上さんとのエッチは忘れないよね。そうなると例えば!?」榊原「ハハハ・・、そのエッチがらみなんですよ。も...ドローイング836.小説:小樽の翠744.寒波の中の小樽

  • ドローイング835. 小説:小樽の翠743.もう奴隷よ!

    真冬でも晴れ間がのぞけば定点にでかけてスケッチをする。帰る頃に菁園中学校のチャイムが鳴り今日の授業が終わったことを盛大に知らせる。心春が待ち構えたように飛んでくる。小春「以前私の友達の夏樹とコースケ君の筆卸の話しを覚えている?。」「覚える意欲がなくても覚えているさ。今度は違う彼氏でも見つけたかい?」小春「そうじゃないの。夏樹とコースケ君がしっかりできあがっているの。」「カップル成立ですか・・・。」小春「そうよ。だってコースケ君の筆卸おろしをしたじゃん。その後が大変なの。」「大変!?」小春「その後コースケ君がすっごく発情して毎日お堂に誘ってするんだって。もう教室でも午後になると、しようのサインをくれるんだってさ。抜かないと正常にならないんだって・・・。もう日課になっているもん。」「まあ嫌がる男を無理無理開眼...ドローイング835.小説:小樽の翠743.もう奴隷よ!

  • エッセイ681. 京都で最も上品なところ

    今執筆している論文の資料がWEBでは集まらない。しょうがないから京都大学へ出向くか・・・。ついでに不足する公図を法務省で調達し、四条のキンコーズでデジタルデータ化しよう。それに帰ったら風呂に入ってから外科のクリニックに出向き、包帯を変えてもらわなければ・・・。こうなるとまる1日の仕事だ。早速市バスで京大へでかけた。いまだにアクセスは市バスだけである。京大は、総合図書館がない珍しい大学だ。アカデミックの系統毎に複数の図書館が附属している。因みに私が学んだ筑波大学は総合図書館が中央にドンと構え、さらに付属図書館が2館あるといった具合に大変システム化されているから、京大図書館システムは私には使い勝手が悪い。それでも研究資料は相当数保有しているので頼らざるを得ない。そんなわけで先ずは人文系の図書館ですか・・・。大...エッセイ681.京都で最も上品なところ

  • エッセイ680. ダイエット後によくある話

    昼飯の調理をしていてスライサーで右手の側面をこすっちまった。もちろん血がとまらないし、夕方近所の外科クリニックへ出向いたら、この始末だ。右手を使わないように、心臓より上に上げて(難しいよな)生活しろというわけだ。右手を使わないと風呂に入れないから、夕方外科クリニックで包帯の交換をする直前に風呂に入ってゆくか。そのことは、さしたる問題ではない。だから自宅に籠もり散歩もゆかずデスクワークに専念していたからだ。朝体重を計測すると2kg近く増えている。しかも体脂肪も1%増加。どうりでパンツがきつくなってきたわけだ。せっせとダイエットに努めてきたのに、この努力を無にする増加は悲しい。つまり食べ過ぎ。いつも夜は軽くしていたが、夕べはカップラーメンにチーズにソーセージにファミマの和菓子セット・・・とつまみ食いをしていた...エッセイ680.ダイエット後によくある話

  • エッセイ679. 大変恥ずかしい話し

    私の過去ログを閲覧してくれる人がいる。直近では「番外編380.浦添グスクの想像復元、2018年11月19日」があった。ならば浦添グスクの未公開画像でもアップさせよう。中庭から見た本殿の3DCGである。このブログ記事は、私が調査研究執筆し大学の論文集で公開した学術論文の一部を、ブログ用に再編集しアップさせたものである。今も、建築学と文化財科学の境界領域で学術論文を執筆し、今年の3月末に刊行される論文集に掲載する予定である。そんな執筆最中で、あの建築の寸法はどうだったかなと一寸だけ建築図面を参照したい箇所が出てきたりする。そうなると修理報告書でもみるか。ならば文化庁のWEBサイトで・・・。しかし国指定重要文化財の建築であるにも関わらず、この建築図面がアップされていない。ここで建築図面というのは寸法が記入され平...エッセイ679.大変恥ずかしい話し

  • エッセイ678. キャリア女と文科系は去れ!

    面白い動画をみつけた。FNSのニュース報道番組の舞台裏だ。10人のスタッフで1分50秒のお盆の帰省のニュースを担当する。オンエア90分前ミーティング。75分前に現場カメラマンから映像が届く。早送りで映像を決めてゆく。60分前に記者がやってくる。二つの映像卓をうろうろしながら使う画像を議論している。25分前に記者が指定した映像が使えない。20分前女性編集マンが別案を提案する。文科系記者と議論をしている。えっ、あと20分でオンエアなのに議論かよというのに私はぶったまげた。そんな直前で議論するという文科系の発想には、驚きを通り越して呆れるものがある。きっとわが国がミサイル攻撃されようとしている時でも議論するのかよ!。8分前編集マンから映像が使えない「無理!」と拒絶される。この男性編集マンの編集制作が素晴らしい。...エッセイ678.キャリア女と文科系は去れ!

  • エッセイ677. ジャンクフード

    ダイエットだといっても旅に出ればジャンクフードが食べたくなる。長野県へでかけるときは、いつも名古屋駅で乗り継ぎになる。そうでなくても名古屋に出かける用事が時々できる。そして名古屋駅名物きしめんの店が全てのホームにある。立ち食い蕎麦の典型だ。ダイエットだからといっても夕飯がシリアルでは寂しいから食べてゆこうとなる。といった具合にジャンクフードもたべる。そうなると少し体重は確実に増加する。翌日にウェイトトレーニングとエアロビクスをしっかりやって、少し食事を軽くすればよい。ハイカロリーな食事をしたら翌日は低カロリーな食事をするといった具合に、ダイエットの食事は総量主義である。総量で自分で定めた一定のラインを越えていなければよいのである。そんな工夫をして食べ過ぎを防いでいる。ダイエットが意識の中にあると、ジムでト...エッセイ677.ジャンクフード

  • エッセイ676. お家飯

    忙しい!。そんなときに簡単に作れるのが中華。特に天津丼はご飯さえあれば作ることが出来る簡単料理の一つ・・・。ダイエット族にとっては家庭料理が安心して簡単に食べられます。我が家の調味料や油類はすべてコレステロールゼロ。外食が難点なのはコレステロールたっぷりの油を使用している店が多そうだからだ。従ってこれは避けたい。といって日本蕎麦ではパワーが出ないし寿司では夜まで持たない。そのあたりが悩ましい。一番太る原因となるのはファーストフード。マクドナルドのビッグマックならまだしも、揚げたチキンバーガーなどはポテトチップとともに翌日体重の増加が顕著。そんなわけでファーストフードは敬遠。あとは旨いものガイドに出ているラーメン屋も太る要因大。もちろん豚骨ラーメンなど御法度です。そんななかで定食屋が比較的栄養バランスもとれ...エッセイ676.お家飯

  • エッセイ675. 朝飯を外で食べたい!

    真冬の1月だというのに8月に書いたブログをアップさせている。リアリティがないよね。猛暑日の8月の京都であっても、朝の8時前は比較的しのぎやすい気温。いつも同じ朝食だと飽きるし、猛暑で家に閉じこもる毎日だと朝ぐらいは外で食べたい時もある。ところがそんな店舗は、京都市内には少ない。近所だと東洞院通りの進々堂に僅かに屋外の座席があるが、陽も射さないし暗い雰囲気だと思われ、すでに先客が占拠し朝の時間を楽しんでいるから、私が入り込む余地がない。だが東洞院通りを下るとファミマがある。ここの前面が駐車場と思いきやテラス仕立てになっている。そこは狭隘な前面道路であり車が入りにくいとか、いつも車の出入りがあるのは近所迷惑だとかの京都人固有のネチネチとした根性のなせる技かと推測するが・・・。ここで朝飯をたべると、スマホのメー...エッセイ675.朝飯を外で食べたい!

  • エッセイ674. ダイエットメニュー3.

    私の夜の食事。これならば翌日太ることはない。特にシリアルは腹持ちが良く私のダイエット作戦には最適。夕飯を軽くする、これが減量のポイント。これは日本の食生活習慣では逆の発想であるが、これが大正解である。ただしこれを食べ続けると飽きる。それで違う食材に手を伸ばしたり会合で宴会だっりして体重が増えるときもあるが、翌日食事を控えめにすることで概して減量方向へ向かっていった。ダイエットをしていると、最近の日本人は食べ過ぎだと思われる。特にお腹が出ているというのは食事の過剰摂取そのものだ。それでは、体重増加、高血圧、医者から薬の処方箋をもらう、最後はアルツハイマーでボケて高齢施設や特養ゆき、という悪循環の構造にはまる。そんな悪循環の構造から抜け出したのは正解だった。一般的に外食産業は、コレステロールたっぷりの油を使用...エッセイ674.ダイエットメニュー3.

  • エッセイ673. ダイエットメニュー2.

    ある時の昼飯の風景である。ジムへゆかないときは、そのまま仕事をしているアトリエでお昼になる。ダイエットをしていても昼はしっかり食べる。普段と変わらないというのがみそ。ただしお昼の基本は自分で調理すること。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は自分で調理するという記述を読んだことがある。やはりそうか。つまり外食をしないことである。外食の安い油でつくられた料理は、ダイエットには向かない。そこでコレステロールゼロのオイルをはじめキッチンの調味料をことごとく脂肪分の少ない物に変えた。調理方法は、いろいろ公開されているが、最近はこのYouTube(注)にはまっている。何よりも一週間分近いメニューが組み立てられており料理のメニューを考える必要がなく、その範囲内で使い切れる食材を調達している。たしか2,500円で5日...エッセイ673.ダイエットメニュー2.

  • エッセイ672. ダイエットメニュー1.

    コロナ過の前には、体重が66.5kgあった。お腹は出ているし血圧が高かったので軽い高血圧の薬まで飲んでいた。そこでジムに通い週3回のエアロビクスとウェイトトレーニングを始めた。緊急事態宣言の時はジムも休んでいたが、それ以外の時は教室の会員ならOKなど比較的緩和傾向で利用できた。そこで誰もいないジムで汗を流し、エアロビクスに専念した。そして週300kgずつ減量していったのである。そんなときに食べた食事について語ろう。もちろん今も食べ続けているが。私は、朝は確実にMacの前でブログをX(Twitter)やFacebookとリンクさせたり、アクセスしてきたフォロワー達のサイトをのぞきながら朝食を食べている。今ではそれが習慣化している。私のアトリエは南面しているので、朝の光が心地よいというのがその理由だ。京都の町...エッセイ672.ダイエットメニュー1.

  • エッセイ671. 少し満身創痍の撮影機材

    デジタル機材の耐久性は、どれぐらいあるのだろうか。既にこの機材で動画を300本以上撮ってきた。もちろんその程度でびくともしないのだろう。当時調達するとき、映像用はプロユース機材をのぞけば、あとはミラーレス一眼レフ位しかなかった。ミラーレス一眼レフの画質は大変良いが、いかんせん屋外の映像撮影では熱停止が必ず発生する。その後になって冷却ファン搭載のカムコーダFX3やFX30が発売された。私の機材の熱停止は、4K60Pでセットし10〜15分近く機材を回しっぱなしにすると必ず発生する。なんと京都の時代祭でも熱停止したからさすがに熱停止大魔王は健在だった。そうなるとしばらく撮影を中止して機材を自然に冷やすか、最初から解像度を落として撮影することが必要になる。といって編集を考えればスロー再生やクロップをするので、安易...エッセイ671.少し満身創痍の撮影機材

  • Fieldwork876. Ancient air, Tadasu no Mori, world heritage site 4K

    京都の街の中にある「糺すの杜」は太古の時代から原生林が残り、そして下鴨神社は日本古来の意匠がみられ世界遺産でもある。2023年12月の時期に訪れた。訪れた時期は1週間ほど早いかもしれない。だが今年はとせこも色づきが今ひとつだから、これでよいではないか。そう思っていたらテレビで知恩院が綺麗だと知人が教えてくれた。テレビは色好きが悪い年でも見所を必死で探すのだろうか。今年は知恩院が運良く合格ラインになったというわけだ。12月も少しずつ慌ただしくなってくる時間の流れだが、こちらはあまり関係がない。それより今執筆している学術論文の3月の締め切りの方が関心事だ。あと一つCGを加えるか、それても省くか、それ以前に関西国会図書館に行かねばならない。京都府精華町なんて、わたしからみれば限りなく奈良県に近い。それは私にとっ...Fieldwork876.Ancientair,TadasunoMori,worldheritagesite4K

  • Fieldwork875.From Kiyomizu-dera to Gion in late autumn 4K

    この日のブログの執筆を忘れていた。映像や静止画を貼り付け下書き保存のままであった。ならば書き起こそうと思っても、この日の空気は忘れている。でも映像はアップ済みだから、ブログにあげておこう。Fieldwork875.FromKiyomizu-deratoGioninlateautumn4KSONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6Fieldwork875.FromKiyomizu-deratoGioninlateautumn4K

  • Fieldwork874.Kodaiji Temple・Autumn version 4K

    京都も薄紅葉といったらよいか。異常気象で今年の色づきは今ひとつの感もある。もちろん一寺だけではわからないが。だからといって足繁く紅葉狩りに通うという気分ではない。毎年高台寺は訪れるが、春と秋におこなわれるインスタレーションを撮影するのが目的。京都高台寺も、三脚など足の付いた機材は使用禁止。だからすべて手持ち撮影になる。あとはこちらが工夫するしかない。京都の大方の寺は三脚禁止だろう。なかには撮影禁止というところもあるから。ところで点景の中にポツネンと紅葉があるのが京都の紅葉だ。東北へゆくと山全体が紅葉しており、スケール感が違う。だから時には東北へ紅葉狩りに行きたいと思うが、でかける動機がない。あえで動機を探すと湯治で酸ヶ湯温泉か・・・。ここは宿泊棟の建物が増えたみたいで今では有名になりすぎて湯治で長逗留とい...Fieldwork874.KodaijiTemple・Autumnversion4K

  • Fieldwork873.京都・秋釣瓶落とし 4K

    釣瓶落としは、秋の日暮れが早い事を、井戸の釣瓶が落ちる様子に例えた、日本固有の表現。清水寺にあがったら、既に陽は山の際に沈んでいった。なんだもう薄暮。早い日暮れを実感しながら散歩。祇園まで来たら夜だよ。清水さんの入口で階段にたたずむ外国人の姿を見ていたら、この風景は昔見たことがある。そうだ!、ローマのスペイン階段だ。清水さんの階段も高低差でゆけばスペイン階段並にありそうだ。階段をベンチ代わりにするというのは座る場所がないからなのだが、別の見方をすれば人を滞留させる設えでもある。そんな光景を撮影していると薄暮も過ぎ、街は暗くなってくる。なんだもう夜か。祇園では舞妓さんが動き出す頃だ。舞妓さんを見かけたければ、切りの良い時間にゆけばよいだろう。というのも少なくとも半分ぐらいは宴会時間に合わせて動くだろうから、...Fieldwork873.京都・秋釣瓶落とし4K

  • fieldwork872. あきうらら(秋麗) 4K

    日本列島は、2つの低気圧の間から寒気が流れ込んできた。朝晩は少し寒く、昼間は快晴だった。猛暑の後、そして冬が来る前の、少し褒めたくなる秋晴れであった。いつものように同じ道を散歩に出た。地球の温暖化の影響だろうか?。次第に春と秋が短く感じる気候になってきた。多分一日の気温の温度差が少し大きいのだろう。一日中Macの前で仕事をしているから、散歩が必要になる。それにしても相変わらず外国人が多い。そうした風景も、京都では日常的になってきた。こうした観光地だけではなく、私の家のまわりにも外国人を数多く見かける。そうした光景自体が当たり前になってきた。そんな日常が当たり前のように続いている京都の秋である。fieldwork872.あきうらら(秋麗)4KSONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6fieldwork872.あきうらら(秋麗)4K

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