「ざんねんな○○」というタイトルやサブタイトルがやたら目につくようになって、見ただけで手にとる気がうせていた。なのでこの本もスルーしようとしたのだが、理系のこういう知識本は好きなので一応パラパラとめくってみたら面白そうだったので、読んでみた。 日本人の9割が信じている 残念な理系の常識 (青春文庫) 青春出版社 Amazon サブタイトルどおり「日本人の9割が信じている」というのは、大げさでないかもしれない。もちろんこっちがある程度無知でないとそうはならないのだろうけれど「へえ~知らんかった」「え、そうなん?」と、本の思惑どおりの声を上げてしまった。 「バナナの皮はほんとうに滑るか」や「実はへ…