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2018/12/11

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  • 雨の週末

    カキツバタの花が咲きました。 引っ越しの翌春には1輪しか咲いてくれなかったのですが、今年は蕾がまた数本上がってきてくれています。 あの…… 昨日、今日とどうしたわけだか私のブログに来てくださった方がびっくりするほどに増えていて、 なぜなんだろう、と不思議なのですけれど、もしかして永楽屋さんのお干菓子の事を書いたからなんでしょうか? ほんとにびっくりです。 それはさておき、 引っ越しって、人も疲れて気力も体力も消耗しますけれど、猫や植物たちも同様。 初秋に引っ越して、翌年の春にはバラも花木もみんな元気がなくて寂しく、植物たちに過酷な体験をさせてしまった、と心が痛みました。 住み慣れた環境の庭(で…

  • 娘時代の小紋、まだ着ています。

    朝からどんよりとしたお天気だった5月9日、金曜日。 今日は月に一度、お茶の特別なお稽古日、研究会でした。 午後から夜にかけて雨脚が強くなる、と天気予報で言ってたので 袷だと蒸し暑く感じるだろうな、と思いながらも袷の着物を着ることにしました。 このブログに何度か登場している、娘時代、実家で作ってもらった私の初めての(ちゃんとした?)小紋。 色合いが好きで、誂えてもらった時からのお気に入りです。 ペパーミントグリーンというのでしょうか、浅縹( あさはなだ)色に紗綾形地紋の地にに一重蔓唐花模様、なのでしょうけれど、私にはクレマチスに見えてしまうのでこの小紋は、登場は毎年ではないですが、着用するのはク…

  • 5月4日、花菖蒲の帯でお稽古に。

    GW真っ最中の5月4日、今日は5月最初のお稽古日でした。 お稽古場の玄関を開けると、あら、下駄箱に草履や靴の数が少ないわ。 やはりGWは予定のある方が多いのか、いつもお稽古枠の予約を取られた方が少なかったようです。 明日は5月5日。五節句の一つ、菖蒲の節句です。 お茶室の床には競馬(くらべうま)のお軸、琵琶床には葉も花も、線の美しい花菖蒲が5本、入っていました。 私も今日のお稽古には花菖蒲の帯。 薫風に相応しく薄緑や淡い空色の色無地を着たいところですが、今日の着物は黒に近い群青の地に五節句の飛び柄の小紋。 ひな人形や兜、ショウブの葉、笹と短冊などが飛び柄で染められています。 模様が五節句という…

  • 生まれ変わる草履 そして、ずぶずぶ……

    京都界隈で和装の履物と言えば、まず名前が出るのは祇園の『ない藤』さんか、伊と忠さん。 ない藤さんはお値段も良くて個人的にはちょっと敷居が高く、お品物に間違いはないのですが私などは気後れしてしまいます。 以前、呉服屋さん経由で花緒を持ち込みの着物の端切れで作っていただいた草履は10万円ほどでした。 お寺や神社の中を歩くには寺内や境内の敷砂利で草履の裏が傷まないか、冷や冷やするので、「式」と名の付くような場面や、往復タクシーでホテルでの行事などにしか履く勇気が出ません。 その点、伊と忠さんは予約なしでも気軽に入ることができて、しかもお品にも信頼がおける安心できる和の履物屋さんです。 先日の事、伊と…

  • はらはらさせるPC

    あーー、今夜はちょっとドキドキしました。 お風呂から上がって、いつものように自室の書斎コーナーのPCにログインしようと思ったら、画面真っ暗なまま。 ハードの電源は入っていたのでディスプレイの問題かしら?とディスプレイの電源を切ったり入れたりして見るけれど、やっぱり反応がありません。 ハードの電源を切ってみて、再起動をかけてもディスプレイは真っ暗なまま。 このあたりでちょっと焦りだす私。 (まずい、壊れちゃった?……) コンセントを確認しても異常は見当たらず、 えーーい、ままよ!と、思い切って全部のコードをコンセントから抜いて(皆様はそんなことなさいませんように・汗) もう一度コンセントに差し込…

  • 今年は藤の帯をしめるタイミングを外しました。

    この数日、日中と朝晩の寒暖差が大きくて、朝から出かける時は着るものを迷うことが多いです。 今日は4月最後のお稽古日だったのですが、前夜、ぎりぎりまで藤の花の帯にしようか、悩んでいました。 あちこちの藤の花の見事な様子をSNSやニュースで見ていたので、やはり今日は藤の帯はあきらめよう、と朝、着付けの時に他の帯を選んだのですが、 家を出てからも(あぁ、やっぱりあの帯をしめたかったなぁ)と未練たらしく思っている自分のいさぎの悪さが哀しかったです。 で、帯をあきらめる代わりに、着物は藤の色を、と選びました。 江戸小紋 角通し柄 お気に入りのうちの1枚です。 紫好きのせいで、紫の着物が多いのですが、この…

  • 春真っ盛りの我が家の庭

    またまた1週間、ここを放置していました。 ちょっと日を切られた用事(お役目?)の締め切りが迫っていて 今、ラストスパートをかける用意はできているのにかけられない、そんな中途半端な状態です。 そんなこんなで、春真っ盛り、庭の花たちが次々と咲いているのに 画像を撮るタイミングを外してしまったり、 やはり気持ちに余裕をもって生活しないとだめですねぇ(@_@) そこで、さくっと花の画像などUPしてみようと思います。 今日はもう散ってしまっている海棠、 右はほころび始めている牡丹 遅咲きの白い水仙 右はユキモチソウ(テンナンショウの仲間です) 紫色がきれいなアネモネ 右はラナンキュラスたち ホスタ(ギボ…

  • 初!彦根城

    先週の中頃、初めて彦根城へ行ってきました。 現存天守12城のうち、私が訪ねたことがあるのは 地元、姫路城と、松山城・松江城・備中松山城、そして今回の彦根城、の5城です。 姫路城は何度も天守に登ったことがあるので、改めて、「行ったことがある」というのがなんだか変な気もしますが。 姫路城の次に好きなお城は備中松山城なんです。 野村芳太郎監督作品の松竹の映画『八墓村』の多治見家の撮影現場になった岡山県高梁市成羽町の吹屋ふるさと村にある広兼邸を訪れた際、行きがけに備中松山城にも立ち寄ったので余計印象が深いのかもしれません。 (実はこれ以外にも映画になった横溝正史原作の何本かはとても好きな作品なんです)…

  • 月に一度の研究会 と、おまけの……?

    昨夜から雨が降っていた関西地方、今朝目覚めた時にも降っては止み、しながら お昼過ぎにまた降って、という安定しない金曜日でした。 今日は月に一度の特別なお稽古日。 社中の中の会派のうちの一つ、私が所属させていただいている会の研究会の日でした。 午後からメンバーが集まって、夕方まで。 このところ、お稽古を終えて門を出てもまだ外が明るいので気持ちがほっとします。 同じ時間でも日の短い冬の時期、外が暗いとなんだか気ぜわしく、家路の足取りもせかせかしてしまいますが(^^;) 先週の土曜日の御香宮のお茶会から1週間ぶりの着物。 正絹 袷 黒地に白の型染小紋 なんと言えばいいんでしょう、黒地なのですが柄をよ…

  • 御香宮のお献茶へ、そして頭痛で目覚める日曜日。

    昨夜半からの雨のせいでしょうか、明け方、まだ暗い時間に頭痛で目が覚めました。 春、この季節は気圧の変動が大きい日々が続くこともあって毎年、頭痛に悩まされます。 春の頭痛には花粉症も影響しているのかもしれませんね。 今日、4月6日 日曜日は4月最初のお稽古日でした。 神経内科から処方してもらってるカロナールを飲んでしばらくベッドで横になっていても頭痛は治まらず、頓服用に、ともらっているカロナールよりも効果が高い(きつい)薬を飲んで、様子見、ようやく起き上がることができました。 でも、着物を着る元気が出なくて洋服でお稽古に。 会うお仲間が次々に 「あら?今日は着物じゃないの?」とか 「えーーっ、ど…

  • 小花模様色無地に桜の帯でお稽古に。

    昨日、土曜日は濃茶に特化したお稽古日でした。 月に一度、濃茶以上の点前を見ていただけます。 炭点前・唐物・茶通箱・濃茶の平点前など。 この日、私がお稽古している流派にとって記念すべき遠忌に向けての講演会があり、お稽古仲間の幾人かはそちらに参加され、点前のお稽古は珍しく4名だけ、という少人数でゆっくりとした時間でした。 週の初めから中半までは半袖でもいい、と思えるほどの陽気だったのに、 寒の戻りというのか、土曜日は今日(日曜日)ほどではないにしろ、袷の着物に羽織物でちょうどいい加減の気温でした。 久しぶりに箪笥から出てきた色無地。 以前に(こんな着物もってたんだ)と、持っているのをすっかり忘れ去…

  • 白練り色無地に春の野の帯でお稽古に。

    急に気温が高くなって、各地で桜の開花宣言が出されていますね。 気が付けば3月もあと数日、年明けからの3か月は本当におっという間、と毎年同じことを思います。 先日の日曜日はお茶のお稽古日でした。 気温がぐんぐん上がりそうな日曜日、単衣の着物でもいいんだけど、と思いながら さすがに朝出かけるお時には少し衣紋を抜いた首筋が肌寒いような気もして、 ましてやお稽古では単衣を着ていくこともできず(いや、単衣を着て行ってもどなたも非難や指摘はなさいませんでしょうけれど)羽織物を単衣の道中着から紋紗の道中着に変えて、1月にも着用した白練りの色無地で出かけました。 着物は白練り色無地 紋はついていない気軽に着る…

  • 青灰色の色無地で内緒の一日

    先週と打って変わって、冬が戻ってきたような冷え込みの朝でした。 5時に起きて、猫の世話をして、着物を着て、朝から出かけました。 玄関を出た瞬間、 衣紋を抜いた首筋にひんやりした空気が、 思わず、さむっ、と首をすくめて玄関の中へ。 慌ててショールを雨コートの上に重ねました。 今日は天気予報通り、朝から雨がぱらついたり、止んだかと思うと少しきつく降ったり。 帰宅したのは午後7時前でしたけれど、その頃にはしっかりと「雨」というお天気でした。 内緒の一日。 詳しくは書けないのですけれど、お茶関係で一日外出。 着物は青灰色 一つ紋 襷地紋 正絹色無地 色目が大人しく、地紋も襷なので法要の茶事にも着用でき…

  • 最近、食したものなど。

    今日の我が家のキッチンカウンターの花です。 ここ数日、夜になると外で猫が鳴いている声が聞こえるようになりました。 本来、猫は必要時以外は鳴く動物ではないので、人と暮らして、まるで会話するように鳴く猫は、生活に反応して生態を変えた「進化系猫」なんですよね。 3月に入って外で鳴いている猫。 猫の発情期「猫の恋」は季語にもなっているようです。 夜、猫の、恋の季節独特の鳴き声を聞くと、厳しい外猫の暮らしを思って切なくなります。 夫は、「3匹以上は無理、ちゃんと世話してやれないし、我々がどんどん年老いていくのに、人より猫が残ってしまうようなこと、想像するだけで可哀そうになる」 と常々言っています。 そう…

  • 茶室披きのお招きを受け訪問着で。

    昨年秋の終わりごろだったでしょうか、 ある方が茶室が作られているという話を耳にしました。 お数寄者のその方の事、きっとその方らしいお茶室をお作りになっているんだろう、 いつか、そのお茶室を拝見する機会が巡ってくるかしら、と心ひそかに思っていました。 先月、「茶室披きをするので是非」とお声がかかり、それは嬉しくて3月が来るのを心待ちにしていました。 寒さもひと段落して、春を感じられるようになってきた先週末、 そのお茶室をお訪ねし、茶室披きのお茶事を堪能してきました。 勿忘草色に束ね熨斗、花木が描かれた訪問着 袖を通すのは少し久しぶりだったかな…… 帯は桐と松の六通の袋帯。 お太鼓部分には桐、胴の…

  • 鮫の江戸小紋でお稽古に。

    昨日、今日と続けて和服で出かけていました。 昨日、金曜日は月に一度のお茶の研究会。 今日は、ある方が作られたお茶室のお披露目のお茶事である、茶室披きへ。 まずは昨日のお稽古の着物から。 蔦の飛び柄が織り込まれた反物に江戸小紋のうち、鮫小紋を染めた着物。 若草色が今の時期にいいかな、と思ってこの着物でお稽古に行きました。 画像の着物の、ところどころ、色が少し違っている部分が織り込まれた地紋の蔦です。 帯は一昨年の夏だったかに、友達の義妹さんが断捨離したいから貰って、と譲っていただいた九寸名古屋。 いただいた時はしつけが付いたままの未使用品で(と言うか、いただいたものすべてが未使用でした)、洒落物…

  • 上巳の節句の夕飯は。

    気が付くとあっという間に3月になっていました。 今日、3月3日は義父(夫の父)の誕生日です。 昭和3年3月3日生まれ。 夫の祖父にとって初めての子供がひな祭りの日に生まれた男児だったんですよね。 現在は介護施設で、義母とともに暮らしている義父、97才になりました。 93才の義母共々、格別に悪いところもなく、元気で食欲もあって、 「お父さん(義父)、きっと100歳まで生きるね」と、夫といつも話しています。 4人兄弟妹の長男でほかの弟や妹はもう鬼籍にはいってらして、一番上の義父だけが元気でいてくれています。 さて、そんな義父の誕生日で、上巳の節句の今夜の、我が家の夕食です。 手毬寿司とちらし寿司の…

  • 雪輪重ねの小紋でお稽古に。

    日本列島に寒波が襲来した三連休でしたね。 連休最終日の今日、天皇誕生日は朝から雪が吹雪いたり、晴れ間が出たりの繰り返しでした。 雪は積もることはなかったのですが、いつもの設定温度でエアコンをつけていると夫が「寒い」と言って温度を少し上げていたようでした。 そんな三連休の中日の日曜日は幸い、雪も降らず、そう風も吹かず、過ごしやすい日で、お茶のお稽古日だったのでありがたいことでした。 2月最後のお稽古日、濃茶の平点前ご指導いただきました。 お稽古枠を取られている方のうち、3名さんが体調不良で当日お休みの連絡をされていたようで、お稽古場のお茶室がいつになくゆったりと、少人数で、お客役を3度、させてい…

  • お風呂掃除で足を捻ってしまったみたい

    一昨日の事。 お風呂の掃除をしていて右足を、ぐねっ、と外側に捻ってしまいました( ;∀;) その時は(あっ)と思っただけだったのですが夜中から少し傷みだし、 起き上がって以前整形外科でもらったろき日の事。 お風呂の掃除をしていて右足を、ぐねっ、と外側に捻ってしまいました( ;∀;) その時は(あっ)と思っただけだったのですが夜中から少し傷みだし、 起き上がって以前整形外科でもらったロキソプロフェンテープを貼ったのですが 翌朝、痛みがひどくなっていました。 鎮痛消炎剤を服用して、掃除はサボり最低限の家事だけしてやり過ごしていたのですが 次の日の昨日も痛みが治まらないので(まずい、これは整形を受診…

  • 性懲りもなく、また。

    こんばんは。 先週お休みしてしまったお茶のお稽古、今日は無事に行ってくることができました。 先日の冷え込みから比べると、お茶室の中は少し汗ばむくらい。 炉にたっぷりの炭が入っているのと、人の体温で茶室が暑く感じ、お稽古中、廊下の窓を開けて温度調整するほどでした。 でも、天気予報によると明日は雨、そして来週はまた寒波が襲来するそうです。 気温の変化でまた体調を崩さないように気を付けて暮らしていかないと。 さて、今日のお稽古の着物 小紋 正絹 墨流し 白地に、紫・灰色・ごく一部にピンクなどが入っています。 仕立て方が片身代わりのようになっているので後ろから見ると背中心の線がわかりすぎるくらいわかり…

  • 決心は揺らぐもの?

    しばらくぶりの更新です(11日ぶりらしいです) 先週の金曜、ちょうど一週間前は月に一度のお茶の研究会の日でした。 この研究会、奥の点前などを集中的に見ていただき皆で勉強する会なのですが、1月は宗匠がほぼご不在(全国の支部の初釜にお出かけされる)なので毎年2月がその年の最初の研究会です。 前日から、何となく喉に違和感があり、ちょっとやばいかも、と思いながら 着ていく予定の着物や帯を準備して眠ったのですが、夜中、喉が腫れて苦しくて目が覚めました。 鏡で見てみると、あらま、喉全体が真っ赤に腫れて痛みもありました。 以前にもここで書いたことがあるのですが、私は(というか、母方の血筋は皆)扁桃腺が腫れや…

  • 2月最初のお稽古は節分の日に。

    2025年2月 今年の節分は暦の関係で2月2日でした。 (と、ここで、どうでもいいことなんですが、キーボードを打つ私の左手を、タイガーが舐め続けているので打ちにくいったら!!!!!) 昨日が節分、そして2月3日の今日は立春なのに、天気予報では明日4日から 「10年に一度」クラスの大寒波が到来、とのこと。 この冬は過ごしやすく気温の穏やかな日が続いていたので寒さに対する耐性ができていないかも。と心配です。 雨になるかも、との予報だった先週末ですが、昨日の日曜日にはお稽古に傘の必要もなく、雨コートと雨草履で、との心づもりが嬉しく外れて、着物の上にはカシミアの和装コートを着て出かけました。 この日の…

  • 黄色のチューリップを買ってきた。

    夫の、メインの勤務先への出勤、今期は一昨日が最後でした。 (本当なら一昨日も予定にはなかったのですが年末にインフルエンザで急遽休講にした授業の補講でした) 春休みなんてそんなに長くなくてもいいのに…… 長年勤めた勤務先を退職し、新しい環境に移って、第一線から退いて、 4月まで、ずーーーっと春休みの生活が始まりました。 日中、常時、夫がリビングにいる生活。 まぁ、本当にリタイヤして仕事を持たなくなったら、毎日がそうなるんですよね。 父が定年になって毎日在宅するようになったころ、実家の母が私と会うと「お父さんがずっと家にいて嵩高い」と愚痴っていました。 でも、娘のひいき目かもしれませんけれど、実家…

  • 白練り色無地に作り帯でお茶のお稽古に。

    ついこの間、お正月だったような気がしたり、もうずいぶんと日が経ってしまったように感じたりする1月。 気が付けば今日はもう22日です。 先日の日曜日(1/19)はお茶のお稽古日でした。 とはいっても、宗匠は毎年1月は全国の支部の皆様のために初釜をかける、まるで巡業のような生活で全国をお道具とともに移動していらっしゃるので、毎年1月は社中の大先輩の先生が代稽古をつけてくださいます。 本当はその前の週の日曜日もお稽古枠を取っていたのですが、夫の体調が何となくすぐれず、用心のために在宅しましたのでお稽古はお休みしました。 そんなことがあったので、日曜日、お稽古に出向くと、代稽古の先生やご一緒した皆様か…

  • 夫の誕生日

    この数日、比較的過ごしやすい日が続いていますね。 今日は久しぶりに庭に出て鉢植えの多年草の世話をしたり、不要な土を庭に巻いて均したり、と庭作業が進みました。 1月が誕生日の夫。 先日、無事にまた同い年に戻りました。(私は1か月前の12月生まれ、1か月間だけ年上になります) 昨年12月に心臓カテーテル手術をし、その入院でもらって帰ったインフルエンザに感染した夫、その後も何となく体調が戻らず「何となく体がすっきりしない」と日々ゴロゴロしていたのですが、授業が始まって出勤するようになったら元に戻ったようで、 病気で寝込んだせいで体を動かさずにいたせいでちょっとフレイルのような状態になっていたようでし…

  • 家元初釜

    どうも今夜はPCの調子(Wi-Fiのせい?)が不安定で、いつ落ちるかとドキドキしながらブログを書いています。 なら、テキストにして書き上げてからコピペしろよ、という話なんですが(^^;) 一応、喪中?の私ですが、常のお稽古場の初釜に行き、初詣も行き、 今日はとうとう、お家元の初釜にも出かけてしまいました。 なんという弟子なんでしょう💦 数日前の底冷えに比べ、今日は風もなく気温も比較的高かったようで、 道に立ち、案内をしてくださっている家元営繕の皆さんも例年に比べると少しお楽なご様子で何よりでした。 お家元の初釜、何を着ていこうかと年末から考えていたのですが、結局、叔母のところから取ってきた(盗…

  • 賀茂別雷神社の白奏覧神事馬

    賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ・通称 上賀茂神社)では 毎年、1月7日に白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)という神事が行われます。 白馬奏覧神事とは、年の初めに白馬(青馬)を見ると1年の邪気が祓われるという故事に則った宮中の儀式「白馬節会」が神事化されたものだそうで、元々は中国の故事に倣った行事だそうです。(神社でそのように説明がありました) この日は神前に七草がゆをお供えし、神馬を神様にご覧いただく神事が行われます。 1月7日、夜、NHKのニュースを見ていましたら大阪の住吉大社でも同じ白馬奏覧神事が行われたと紹介されていたので全国のいくつかの神社で同じ神事が行われているのでしょうね…

  • 初釜2日目の訪問着

    お正月からこっち、ずっと穏やかで過ごしやすい日が続いていると思ったら、今日は空気が凛と冷たくて、 仕事から帰った夫は「さむぅ。 今日は寒いわ」と言いながら玄関を入ってきましたけれど、私は今日の空気の冷たさが、「1月」という感じがして好きです。 3日間続いた2日目は水屋のお手伝いをさせていただきました。 (初日は午後3時ごろまで水屋担当、半東や後見、お運びなどして、最後のお席と点心席に入らせていただきました) 2日目の着物 ブログの記事をたどってみたら一昨年の初釜で着ていました。 その時は、帯は今年の初釜の初日に結んだ安定の袋帯を組み合わせているようです。 着物は卵色の地色に総刺繍で四季の花々が…

  • 2025年 初釜 (とりあえず、サクッと更新)

    私が通っているお茶のお稽古場では毎年、基本的に1月の第一、金土日、もしくは土日月、に初釜をしてくださいます。 お家元の初釜との日程の関係でどうしてもそうなってしまうのですが、これまで一番早かった年で1月3日から三日間という事がありました。 今年は、というと 本日、1月4日から3日間の予定です。 今年は元日から穏やかなお天気が続いていて、今日もお昼ごろになると お茶室の中の炭やお湯、また大勢さんの体温のおかげで、暖房をつけていなくても心地よく、時に暑く感じて窓を開けて外の冷気を取り込むほどでした。 そんな初釜初日の着物 紫の上から黒を色掛けした地に、松竹梅・鶴亀・吉祥文様が描かれ、ところどころ金…

  • 2025年1月1日

    令和7年 巳年 寒中お見舞い申し上げます。 年末から、夫婦揃ってインフルエンザ罹患、まだ喉のあたりに何か違和感があって 体力も戻り切ってはいない新年の朝でした。 昨年の間にお願いしておいた『じき 宮ざわ』さんのおせち じき宮ざわのご主人、宮澤政人さんはもともと関東の出身ですけれど、 柿傳で修業をされていて、修業時代は柿傳の大将に連れられて 我が宗匠宅にやってこられ、初釜の懐石料理のアシスタント担当をされていました。 おせち、 大晦日の夜に届いたものを元日の朝に夫といただきました。 毎年 お雑煮はおすましと白味噌を1日交替、が我が家流。 まだ食欲もすっかりと戻っていないのと、せめても、と お雑煮…

  • インフルな年末 ( ゚Д゚)

    前回の更新から2週間が過ぎました。 12月は毎年、お稽古事の役員仕事で25日あたりまでは極力予定を入れず、 作業に集中できるようにしています。 そのお役目、今年も無事に20日過ぎには印刷・封入を済ませ、全国のお社中さまに向けて送り出すことができてほっとしていました。 その週、夫は2回目のカテーテル手術のために入院していました。 (夫が不在だったので私は作業に集中でき、早く終わらせることができたのですが) 今回の手術は11月の時と比べると手術時時間は倍ほどかかる3時間弱、 難しい場所へのステント挿入だったらしく、しかも4cmの長さのステントを入れたそうです。 で、退院してきた夫でしたけれど、 「…

  • 12月14日 忠臣蔵を知らない世代が増えてる中で

    昨日、12月14日、土曜日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日でした。 そんな土曜日のお稽古、お仲間が茶杓の銘を尋ねられて 「陣太鼓でございます」と答えたのですが、お若いお仲間は「ありがとうございます」と紋切り型に返すのみ。 忠臣蔵を知らない世代が大方を占める時代になったんですね。 確かに、映画やTVでも、最近は忠臣蔵を取り上げることもなくなってますし、 世の中の動き的には「仇討ち」なんてことは取り上げにくくなっているのかもしれません。 前回、ブログを書いてから1週間。 今年の12月も、例によって年末発行の役員仕事がいよいよ大詰めに差し掛かり あちこち、連絡やら確認やらでちょっと気持ちがそっちにも…

  • 背に一つ紋色無地でお稽古に。

    月に一度のお茶の研究会。 研究会も今年は今日が最後でした。 お稽古内容は、年明けの初釜に向けてお茶事の流れを寄り付きでお白湯をいただくところから。 案内を受けて路地の腰掛待合へ、その後、蹲の水音を聴き、湯桶が運ばれてくるタイミングで路地を進み、亭主と無言のご挨拶、 そんな流れで進んでいくのですが、お茶に関係のない方からしたら、(なんのこっちゃ⁈)ですよね、失礼いたしましたm(__)m 気温が意外に低かった今朝は、着物に着替える時に肌襦袢を羽織ると、一瞬、ひんやり感じました。 ついこの間まで、着物を着る時にはエアコンで冷房を付けていないと帯を結ぶ時など汗をかいていたのに、今年の季節の移り変わり方…

  • 師走のお稽古は黒地の小紋で。

    ついこの間まで、暑い暑いと言っていたと思うのに、もう12月。 南座では顔見世興行が始まり(愛之助さん、お気の毒なことにお怪我がひどいのか、全興行を休演されるようですね) 何となくせわしない気分だけがやってきて「冬」という実感が伴いません。 けれど、気分だけでも年の瀬を、と玄関飾りを張り子の戌にしてみました。 下駄箱の上には普段はベトナムの人形を飾っているのですが12月・1月は張り子に。 コロンとした姿と表情がかわいいです。 ビールグラスに薄紫のチューリップも。 このチューリップを買ったのはいつも花を買っているお店。 スマホにアプリを入れてポイントをためているのですが、今月は私の誕生月、という事…

  • 夫の入院

    前回の記事の最期に「今月末に少し厄介なことが待っている」と書きました。 一昨年、定年退職まで1年を残し、乞うてくださるところがあり勤務先を変わりました。 それまで、30年弱務めていたところでも毎年人間ドックを受けていたのですが 勤務先が変わったことで人間ドックを受ける病院も変更になり、検査項目や内容は以前と変わらなかったのですが、今回、心臓が「再検査」で引っ掛かり、再度、CTを取ったところ、「入院してカテーテル検査、おそらくそのままステントを入れる」という事になりました。 心臓の血管の詳しい状態はCTでは完全にはわからないらしく、カテーテルを入れて初めてステントを入れる必要がある場所が何か所あ…

  • 社中のお茶会に刺繍付け下げで。

    私がお稽古しているお茶のお稽古場では、毎年11月に社中の稽古仲間が席主を務めて 社中茶会を催します。 2年前には私も担当させていただきとてもいい経験になりました。 宗匠から「次の茶会の担当を」とお話しがあった時には(とても無理、私などには務まらない)と一度はご辞退したものの、「稽古茶会だから好きなようにしていいんですよ」となかなか辞退することを許していただけず、 結局、務めさせていただいたことを記事にしたことがありました。 hibinokurasikata.hatenablog.com 今年も11月に入って恒例の社中茶会が行われました。 普段、ともにお稽古しているお仲間が、工夫を凝らしてお席を…

  • 藍染 更紗柄の小紋でお稽古に。

    先日の日曜日(11/17)はお茶のお稽古日でした。 この日は前夜から朝方にかけて雨が降り、その湿気が地面から空へと昇って行っているせいか、蒸し暑くて袷の着物を着ていると汗が出て暑くて困りました。 出かける時は雨が上がっていたのですが、帰りに降るかもしれず雨コートを着ていたので余計暑かったです。 お稽古場では久しぶりにエアコンが入っていました。 広間の茶室の炉では大ぶりの釜の湯がシュンシュンと沸き、隣の部屋の立礼卓でも電気釜で湯が沸いていたのでなおさら暑かったのだと思います。 そんな暑かった日曜日、 お稽古には藍染の更紗柄の小紋で出かけました。 古い着物です。 母の着物か、祖母の着物か、私には身…

  • 扁桃腺を腫らす。

    子供の頃から何かというと扁桃腺を腫らす子でした。 家系なのか、母も祖父も扁桃腺が腫れて高熱を出し、母は50代の頃に扁桃腺を切除する手術をしました。 10年ほど前だったか、夜中に扁桃腺がすごく腫れて喉がふさがりそうになり、心配した夫が救急車を呼んでくれたことがありました。 運び込まれた病院で、「当直の医者が専門ではないからうちでは無理です」と言われ、 乗ってきた救急車に再び乗り、その病院の夜勤の先生が同行してくれて連携している大学付属病院に緊急入院したことがありました。 点滴と飲み薬で1週間の入院。 「いまどき、子供でも扁桃腺を取る手術をするんですよ」と言われながら 「次、腫れたら必ず手術します…

  • チョコレート色のうさぎ小紋でお稽古に。

    今週半ば、関西は急に冷え込みました。 友人たちが口々に「床暖点けた」「暖房付けた」という中、関西では11月7日に木枯らし1号が吹き、ご多分に漏れず我が家も暖房を今季初めて入れました。 猫たち、昼間は窓越しに日の当たる場所で日向ぼっこでウトウト、夜は私の布団に潜り込んで眠るようになりました。 月曜日の二条城での市民茶会では暑くて汗をふきふき歩いたのに、2日後には冬物のコートが必要な寒気がやってきて、一気に晩秋の様相、風邪をひいている人が増えているようです。 実は今日も本当ならお稽古仲間と出かける予定をしていたのですが今朝早く、38度台の発熱、と連絡がありキャンセルすることになりました。 ですが、…

  • 恒例の大市民茶会 二条城へ行ってきました。

    もはや毎年、秋の恒例行事となった「二条城大市民茶会」 普段、お茶にあまり親しみがない方でも気軽に参加できるお茶会です。 通常は非公開の二条城内の庭園、清流園への入場と、和楽庵と香雲亭という二つのお茶室に掛けられるお茶会で二服、いただくことができます。 和楽庵から見たお庭の景色、向こうに見えている建物が香雲亭です。 コロナ以前、大市民茶会は城内・清流園への入場及びお茶席二席でお茶券代は2,500円でした。 市民が気軽に参加できるように、という事で三千家と藪ノ内、各流派が持ち出しでお茶やお菓子を準備して協力していました。 が、コロナが明け、4年ぶりの開催になった昨年は3,000円、で、今年、軒並み…

  • 頭痛でお稽古を休んでしまいました、&伊勢丹で英国展

    三連休初日の11月2日(土)、台風21号から変わった温帯低気圧が西日本を通過、 その影響で当地も風が吹き、雨もかなり降りました。 11月2日は特別なお稽古枠をお願いしていたのですが夜半からの片頭痛でどうにも起き上がれなく、泣く泣くお稽古をお休みしました。 朝、宗匠宅に電話を入れ、いつもお稽古をご一緒しているお仲間にもLINEで「頭痛で休みます」と連絡。 午後3時頃になってようやく頭痛がマシになって動けるようになりました。 前夜(1日・金曜日)に、着ていくつもりの着物を箪笥から出して、帯と一緒に衣紋掛けに準備もしていたのに、本当に残念な一日でした。 11月最初の週末の昨日からの三連休はびっちりと…

  • 小紋に繻子の帯でお稽古に。

    日曜日、今月最後のお茶のお稽古日でした。 いつものお稽古場、お茶室に入ると点前座の横が炉畳に変わり、炉の場所には趣向を凝らした炉蓋が嵌めてありました。 お稽古を初めてまだ日が浅いお社中さんが「えっ⁉畳を切ったんですか?」と驚いて尋ねておられたのが新鮮で微笑ましかったです。 11月の炉開きに向けてご準備されている様子から、お稽古中に、 「今年もお善哉が楽しみ~」とか「主菓子が亥の子餅のお稽古日に入れなかったら1年悔しく過ごさないといけないよね~」とか、楽しくお話もしました。 朔日の日曜日はようやく秋らしい日になって、宗匠が、「ようやく中置きが実感として感じられるようになりましたね」と仰いました。…

  • キイジョウロウホトトギスが咲きました。

    カタカナで書くとなんだか早口言葉のようですけれど、 キイジョウロウホトトギスの花が咲きました。 一昨年、以前の住まいのご近所の山野草を趣味にされている方から種を分けていただく機会があり、昨年の引っ越しの際にも大事に運んで育ててきました。 はじめての花です。 キイジョウロウホトトギスはその名の通り、紀伊半島の南部の山中に自生している植物で、『紀伊続風土記』の中にも「黄杜鵑草(きのほととぎすそう)、那智山中に産する奇品なり」と記されている種で、キイジョウロウホトトギスと名付けたのは牧野富太郎さんではないかと言われているそうです。 茶花としてとても魅力的な花で、無事に育って花咲いてくれてとても嬉しい…

  • 久しぶりに、日帰りで。

    先日の話です。 久しぶりにお茶の社中の研修旅行があり、お茶に関係するような職人さんたちの工房などを回らせていただきました。 特急列車に乗って集合場所へ。 そこから大型バスで一路、目的地へ。 まずは日本六古窯の一つである越前焼の陶芸館へ。 素晴らしいお茶壷 ちなみに、壺と甕の違いで分かりやすい見分け方は、壺は口が小さく、甕は口が大きい、です。 陶芸館で学芸員さんの説明を伺いながら見学し、その後、早いお昼へ。 先付けに、豪華な松花堂、それに椀物。 お昼からこんなご馳走いただいて幸せ!と同行した仲間と話しながら完食。 続いて呈茶をいただきました。 武蔵野をイメージした主菓子は地元の御菓子店製。 薄茶…

  • 雨のお献茶式

    9月末から何となく忙しくバタバタと過ごしていたのですが、 10月に入ってからというもの、いつになくスケジュールが立て込んで ほぼ毎日、家を留守にしているような状態でした。 茶道の社中のお役目を1つ済ませることができてやっと、ほっと一息ついているところです。 そんな日常の中、10月19日・土曜日 平安神宮において孝明天皇御鎮座記念祭と献茶式が執り行われました。 孝明天皇はその生涯を平安京(京都)で過ごされた最後の天皇。 平安神宮には平安遷都をされた、平安京最初の天皇である桓武天皇と、最後の天皇である孝明天皇がお祭りされています。 数多ある神社仏閣の中でも平安神宮の歴史はごく浅く、平安遷都1100…

  • やっと袷でお稽古に。

    朝晩は空気がひんやりする秋が、やっと来てくれました。 先週までは(袷なんてとても)と思っていたけれど、今朝はすんなり、 和ダンスから袷の着物を出して、襦袢も本式の?(笑) 正絹の単衣を襦袢用のたんすの引き出しから出してやることができました。 今日のお稽古に はて? 前姿と後ろ姿でどうしてこうも色が違うんでしょう⁈ 同じ場所から三脚でタイマー撮影したのに。 (最近、スマホをさかさまに、カメラを下にして撮影する技を覚えました、って、今更?) 実際は後ろ姿の方の色味が近いです。 蔦の地紋が入った反物に江戸小紋の鮫文様の染め。 紋はついていません。 画像で、ところどころ柄がとんでいるように見えるのが地…

  • 10月4日 日曜日 30度を超えての大島は暑過ぎました。

    昨日の日曜日、天気予報では気温は高いけれど雨が降る、と天気予報。 朝、出かける支度をしていた時はエアコンを付けなくても着付けが苦にならない程度の気温でした。 お茶のお稽古、何を着ていこうか、前の夜から考えていて、 さすがに袷は暑そうだし、 そうだ、しばらく袖を通していない(と、ここまで書いて自分のブログで確認してみたら、2年前の9月に着ていました)白大島にしよう、と箪笥から出して衣紋掛けにかけて準備をしておきました。 袷だったものを2年前に単衣に仕立てかえた白大島。 流水のような模様が織られています。 帯は紬地、藍染に更紗模様の名古屋。 一昨昨日の金曜日も紬(ぜんまい紬)で、昨日も紬(白大島)…

  • 10月最初のお稽古にゼンマイ紬で。

    昨日(10/4・金)のお稽古の時の着物を記録の意味でサクッと更新です。 昨日は月に一度の研究会。 本来なら10月は袷の季節ですけれど、朝から雨が、やみそうな気配はあったのですが空はどんより)降っていたのと、 その割に気温が高くて蒸し暑かったので袷で雨コートを着る勇気が出なくて💦 単衣のゼンマイ紬で出かけました。 紬はやはり、その名の通り、カタモノ。 袖の振りが所作の最中にお道具に当たってしまいそうで緊張しました。 このゼンマイ紬は花織の模様に織ってあって、ぜんまい花織紬と反物の端についた証紙が残っています。 ぜんまい紬は植物のぜんまいの綿毛を絹糸に混ぜて織り込む技法で、保温・防水・防虫の特徴が…

  • 月命日の利休忌 法要とお茶席

    千利休さんが亡くなったのは天正19年 旧暦2月28日 菩提寺である大徳寺塔頭 聚光院では毎月28日に法要が行われます。 三千家(表千家不審庵・裏千家今日庵・武者小路千家官休庵)持ち回りで、私がお稽古している流派が担当するのは3月 6月 9月 12月の年4回です。 利休忌には午前10時半から法要が営まれ、利休居士とともに、流派所縁の物故者のお位牌にも掌を合わせます。 聚光院本堂に流れる僧侶のお経を聞きながら、時折吹き込んでくる風がとても快かったです。 とはいえ、今日も日中は30度超えの京都。 お家元が聚光院に到着され車から降りてこられたところ、たまたまお出迎えするような場所にいたのですが、真っ白…

  • 紺の縞小紋でお稽古に。

    能登が大雨で大変なことになっていますね。 元日の地震からやっと立ち上がって生活が戻ってきた方も大勢いらっしゃるでしょうに、 今回の線状降水帯がもたらした大雨、 我が身に置き換えるともう気力がなえてしまうだろう、と被害にあわれている方々のお気持ちを考えるとやり切れません。 温暖化のせいで春と秋が短くなって、いかにも春らしい・秋らしい気持ちのいい季節はほんの短くなってしまっている日本。亜熱帯のようなこの数年。 この先どうなっていくのか心配になります。 そんな不安定なお天気の今日でしたけれど、9月最後のお茶のお稽古に行ってきました。 利休七則の『降らずとも雨支度』 で、履物は雨草履、バッグには雨コー…

  • またまた食べ物の話。

    先日に続いて、この前の週末に食事に出かけた時のお話しです。 久しぶりに予約してインド料理を食べに夫と出かけました。 最初に、サラダと炭焼きケバブの盛り合わせ。 サラダはたっぷりの量で二人で半分こ。 ミニサイズのドーサ(豆と米を発酵させて作った生地をクレープ状に焼いたもの)とザクロジュース ドーサはこの後運ばれてきたカレーをつけて食べました。 骨付きビーフカリー 右はバターハニーナン とてつもない大きさです。 インド料理のカレーは脂がたっぷり使ってあるので少ないかな?と思う量でも食べきれないくらい。 このお店に通うようになったのは15年前くらいの事。 本場のインド料理がこんなにおいしくて、こんな…

  • 鶸色単衣色無地でお稽古に。

    今日(9/15)じゃなくて昨日のお稽古の時の着物です。 昨日は濃茶のみのお稽古日。 盆香合、濃茶の平手前から唐物、台天目、盆点など。 まだまだ暑い京都。 昨日も36度超えでした。 本当は薄物にしたいけど、頑張って単衣。 鶸色の一つ紋 色無地 背の紋は縫いで梅鉢です。 この色無地は10数年前、私が『着物でお稽古』を再開した時に母がご近所のどなたかからいただいたもので、昔和裁を習ったことがある、と言って母が裄と身丈を私サイズに直してくれたもの。 初秋に着るのにちょうどいい色目なのですが、とにかく今年の初秋は「暑い!」 洋服でお稽古に参加のメンバーが口を揃えて 「えらいねぇ、着物」と着物メンバーに言…

  • 食べ物尽くしのお話。

    先日の事。 私が通っているお茶のお稽古場で、ほぼ毎回、主菓子として出てくる京都・祇園の菓子司の作る菓子。 その当代と先代であるお父さんがNHKの番組に出演していらっしゃるのを見ました。 『新日本風土記』 なかなか面白い番組なので見るようにしています。 www.nhk.jp BSP4Kと、翌日にはBSPでも同じ番組を放送していました。 その番組の中の、「おいしい水無月」 6月限定 厄払いの和菓子「水無月」というコーナーに、祇園の菓子司 かぎ甚さんが取り上げられていたんです。 お父さんと息子さん。 二人で水無月を作ってる様子。 番組の撮影は6月だったんですね。 我がお稽古場では8月末のお稽古日に、…

  • 二日続けての着物 紅花紬でお稽古に。

    一昨日の木曜日、着物で出かけたことは前回の記事にしましたが、実はその翌日、つまりは昨日も着物で出かけました。 月に一度の茶道の研究会。 昨日はその前日よりもさらに暑い日になるとの予報でした。 なので昨日も麻の長襦袢に塩瀬の半襟をつけたものを着用。 ですがさすがに旅は綿キャラコにしました。 立って畳の上を歩くと座っているお仲間には意外に足元が目立つものです。 昨日の着物 単衣 紅花紬 この日のお稽古では私は点前の当番に当たっていなかったので紬でもOKという事に(勝手に)してしまいました。 帯は前日と同じ、勿忘草色の七宝繋ぎの夏仕様の帯。 軽くて絞めやすく着ていて楽なので2日続けての出番になりまし…

  • なぜ茶筅の先を見つめていたのですか?

    残暑バテという言葉を初めて聞いたのですが、 その残暑バテで20日弱、ブログの更新を怠っていました。 今年の夏は母が亡くなったこともあって忙しく過ごしていたのですが お盆を過ぎてしばらくした頃、ほっとしたのか気が緩んだのか 何となく体がだるい、から始まって、とうとういつものルーチンの家事もサボってしまう体たらくでした。 先日の台風が過ぎた後、2日ほど(今日は気温が少しマシだわ)と思える日があって その頃にやっと回復。 したかと思えば、昨日今日と最高気温35度で残暑が戻ってきましたね。 さて、そんな夏真っ盛りのような今日、某所にある小学校へ出かけてきました。 5年生を対象とした茶道体験の授業のお手…

  • 紋紗の色無地でお稽古に。

    一昨日は京都では五山の送り火、馬に乗って帰ってきた、おしょらいさん。 8月16日にはゆっくりと進む牛に乗って戻って行くそうです。 お盆のお供えの、キュウリの馬となすびの牛。 行きと帰りの乗り物なんですね。 我が家も、無事に母の初盆を済ませ、ちょっとほっとしているところです。 今日は(私にとって)8月最後のお稽古日でした。 普通なら月に4回ほどある(私の場合は、です)お稽古日ですけれど、 1月と8が月に限っては月に2回のお稽古。 1月は常の稽古場とお家元の初釜があり、それが終わると宗匠は全国のお弟子さんのところへ初釜のためにお出かけになってお留守になるのと、新年気分で奥の点前の稽古や研究会がない…

  • 義弟夫婦と久しぶりに食事会

    我が家は7月から9月末まで夫のメインの勤務先は夏休みですが(´;ω;`)ウゥゥ 世間はお盆休みですね、しかも今年は曜日の関係で長い方は9連休とか。 以前にもここに少し書いたことがあるのですが、夫の弟夫婦はお互い晩婚同士。 それぞれ一人暮らしの期間も長く、お互いに自分のペースというものが確立してからの結婚なのでぶつかることも多いようで(しかも義弟はたぶんアスペルガー気味……) 別れるだのなんだのと色々あるようです。 先日からお盆休みに入った義弟が、両親の施設に会いに来る気になったようで夫婦そろって久しぶりにこちらに帰ってきました。 大きな声では言えませんが、義弟は両親が施設に入ってから会いに来る…

  • 不思議なヤマちゃん

    我が家には猫が3匹。 その中で最後に我が家の家族になったヤマちゃん(♂ 推定6歳)だけが長毛種です。 ふさふさと長い毛、時折上等の猫のようにも見えますが、彼は我が家に住み着いた野良ちゃんでした。 hibinokurasikata.hatenablog.com このヤマちゃん、イノセントというか、オトボケさんというか、人間でいうと「ちょっと天然?」といった性格をしています。 長毛で、他の2匹(タイガーと葉っぱ)に比べると夏は暑いはずなのに、エアコンの冷気が嫌いなのか、昼間、どんなに暑い日でもエアコンのかかったリビングへはめったにやってきません。 タイガーと葉っぱが冷房の効いた部屋で昼寝している間…

  • 母の四十九日と納骨 8月最初のお稽古着物

    先週末、6月に亡くなった母の四十九日にあたっていました。 真夏の炎天下の納骨はまるで修行のよう。 お坊さん、あの衣を着てお経をあげてくださるのはさぞ暑かったことだろうと思います。 「もう、お経はいらないからお骨だけ収めて、ってお寺さんに言ったらどう?」とは従妹の言葉。 影のないお墓の前で、皆黒い服を着てハンカチで汗をぬぐいつつの納骨式になりました。 参列してくれる親戚たちのことを思えば、涼しくなった秋に執り行うのがいいのは重々承知していたのですが、とにかく一つ一つ片づけてしまいたい、という私のわがままで四十九日に合わせての式になってしまい、皆には迷惑をかけたかもしれません。 その後の会食会場の…

  • お稽古と挨拶回り

    7月27日 土曜日 7月最後のお茶のお稽古日でした。 この日、母の事でいろいろとご心配をいただいた方のお宅へご挨拶に伺う予定があり、 お稽古には洋服で。 出かける前の玄関先のヒオウギの様子 ヒオウギは一日花らしく、毎朝新しい花が咲きます。 咲き終わった花はくるくるとネジまかれたようになって茎にしっかりついたまま。 花殻をつまんで取ろうとしても取れませんでした。 未だに次々蕾が上がってきているマグノリア 開ききった様子。 さて、 昨日のお稽古は月に一度の濃茶以上の点前に特化した稽古日。 気の置けないメンバーで朝茶事の際の炭点前から始まって、唐物や盆点、台天目などのお稽古を見ていただきました。 主…

  • ヒオウギが咲きました。

    また今年も過酷な猛暑になっていますね。 今週に入ってからの京都、連日、37度・38度でした。 祇園祭の巡行中も、観覧している人たちや、巡行している人も大勢熱中症で倒れ、救急車が何度も出動したそうです。 そして今日はニュースで山形・秋田の線状降水帯による被害、 映像を見ていて胸が痛みました。 子供の頃は夏が暑いといってもこんなじゃありませんでした(注:わたくしは65才でございます) 先日の記事 でご紹介したヒオウギの花が咲きました。 蕾がたくさん上がっているのでしばらくは咲き続けてくれそうです。 株を分けてくださった斜め裏のご主人に見に来ていただかないと(^^♪ そして同じく先日ご紹介した『マグ…

  • 祇園祭 後祭 山鉾巡行 ゲリラ豪雨の中の大船鉾

    7月24日 祇園祭の後祭 山鉾巡行の日です。 前祭の巡行は山鉾合わせて23基 後祭は11基なので巡行にかかる時間も短く、 前祭りとは逆のルートを巡行して戻ります。 この日の夜には四条の御旅所にいらした三柱の神様(スサノオノミコト、クシイナダヒメノミコト、ヤハシラノミコガミ)が八坂神社にお戻りになる還幸祭、その露払いの巡行です。 後祭で巡行する11基のうち、鉾は2014年に復活した大船鉾のみ、 残りの10基は山です。 山のうち、南観音山・北観音山の2基は一見すると鉾の形、囃子方も乗り込んでお囃子を鳴らしながらの巡行なので鉾と見まがいやすいのですが、屋根の上に松の木が飾ってあることで「山」であるこ…

  • 私ってこんなに右手の中指を使ってたの?と今更ながら気づいた日。

    今日のタイトル。 実は今、右手の中指にぐるぐる絆創膏を巻いています。 今日のお昼過ぎの事。 梅雨の雨で傷んでしまった花株や腐ってしまった株のいくつかを抜いて 真夏の暑さにも頑張ってくれそうな八重咲エキナセアを植えこんでいたんです。 土を耕して、新しい花用土を足してふかふかにして、苗を植えこんで、 その後、傷んだ花たちの枝を剪定していたら !いたっ! 自分の指を花ばさみの握りの間に挟んだままグッと強く握ってしまい、 アッと思ったときには右手中指のジェルネイルがきれいにはがれて爪に横に亀裂が入ってしまっていました。 年を重ねて、爪がとても弱くなって、補強の意味でジェルネイルをしています。 4週間に…

  • 八重咲のユリ ディアンサ

    三連休明けの火曜日。 母の関係で年金事務所に出かけてきました。 母が亡くなってちょうど1か月 お役所の関係はその対象の多さから早くから動いているようで、 母が亡くなって1か月たったにもかかわらず、新しい健康保険証が届き、 今日は介護保険料決定通知書が届きました。 もういなくなってるのに、なんだか変な感じがします。 時々ね、 (あ、そろそろ面会に行かなくちゃ)と思って、(いないんだった)と気が付くんです。 だからって、寂しいという感情は(まだ?)沸いて来ません。 親不孝な娘ですよね(^^;) 年金事務所の帰り、花屋さんに寄りました。 三連休明けのせいか、花屋さん、あまり種類が揃ってなくて その中…

  • 雨コート着て出かけたけれど。

    7月14日 今日は祇園祭の宵々々山(って、今は宵々々山から宵山までの3日間を宵山期間なんて風情のない呼び方するようですけど) 朝から、今にも降るか、という空模様、でも雨は落ちてこない。 天気予報の雨雲レーダー見ると午後から大雨?っぽいんだけど…… 帰るころに大雨になりそう。 で、悩んだ末に、絽の小紋の上に雨コート着て家を出ました。 ところが、行きの道中も、お稽古中も帰り道も雨には降られませんでした。 雨コートは撥水加工してあるので空気が抜けず暑いです。 着物の裾をからげて帯に止めてその上からコートを着るので膝から下は長襦袢なわけですけれど、その分、帯上から膝にかけては着物が二重になってるわけで…

  • 珍しく雨の落ちてこない一日でした。 空が黒くなって雨雲がやってくるように思いましたけれど、結局降りませんでした。 でも、明日は午前中から一日雨の予報。 お茶のお稽古なので雨コートを着ていかなくちゃなりません。 着物は薄ものでも、雨コートは撥水加工されているのできっと蒸し暑さ100%でしょうね…… 覚悟して支度しないと。 キッチンカウンターの上 四季咲きのバラが2度目の開花時期を迎えています。 雨のうたれるのが可哀そうで思い切って切ってしまいました。 枝物は雲竜柳 大ぶりのガラスのピッチャーに挿していたら根が出て、新芽が芽吹いてきました。 夫が育てている熱帯睡蓮 引っ越しにもめげず今年も元気に咲…

  • 狂い咲き 7月にマグノリア

    庭のモクレン。 黄色い花を咲かせる「黄花モクレン」または「マグノリア・アクミナータ」とも言われる品種です。 本来なら4月頃に咲く花ですが、 先日から、なぜか蕾が次々と出始め、今日は雨の中咲いていました。 左が昨日の様子、右が今日の画像です。 葉が茂った今の時期にモクレンの花が咲くことは時々あるらしくて、ネットで検索をかけてみると我が家と同じように7月に二度目の開花があった、という記事をいくつか見かけました。 私は春を告げるように咲いてくれるモクレンやコブシなどの花木が好きですけれど こんな梅雨のさなかに薫り高く咲いてくれたモクレンもかわいいと思いました。 本当は枝を切って家の中に飾りたかったの…

  • 七夕のお稽古に雲重ねの小紋で。

    いきなりですが、最近困っていることの一つに、タイガーの私への異様な執着が。 タイガーが眠っている時以外はずっとついて回って、 庭へ出ようものなら「戻ってこい」と鳴き続けています。 今も、キーボードを打つ私の手の甲をなめるのをやめてくれず、 入力がしにくいったらないんです。 彼は我が家に来た時から私にべったりで、常に一緒にいてちょっと分離不安のけがあったんですけど、この6月末で9才になって、私への分離不安がよりひどくなってしまっているんです。 実家の母の終末期に留守がちだったから、というわけでもなさそうで、 私は頻繁に実家や施設・病院へ行くようになる以前からその傾向が強くなってきてて、 あまりの…

  • 8週間ぶりのお稽古

    5月10日にお茶のお稽古に行って以来のお稽古でした。 6月末に、宗匠にご連絡をし、7月からのけいこ再開をお許しいただいて 待ち遠しかったこの数日。 今日は月に一度の奥の点前の研究会。 お稽古仲間の皆様のうち、事情を報告していた数人と、 事情をお話ししていなかったけれど察してくださっていた研究会のメンバーから お悔やみの言葉を頂戴し、久しぶりのお茶室はすっかり夏の設えに変わっていました。 建具替えされた茶室は、襖が外され、簾戸(葦戸)に変わり、 灼熱と言いたいほどの熱気の中でもお茶室やガラス戸越に見える路地の美しいこと。 床には乞巧奠を詠んだ歌がかけられ、掛花入れは何とも言えずいい飴色に育った傘…

  • 二七日を過ぎて。

    今日は6月30日 大祓 おおはらえ 半年の間に身に溜まった穢れを落とし、残り半年の息災を祈願する、夏越の祓(なごしのはらい)をする日でした。 末富の葛の水無月 どうも私はそもそもが外郎というものが苦手で、水無月も様々なお店のものをいただくのですけれど、ほとんど外郎製なので、この末富の葛の水無月が一番好きなんです。 ちょうど二七日という事でお供えのためにいつもより多めに数箱予約をお願いして立ち寄ってくれた従妹などに持ち帰ってもらいました。 このブログでもかねてより何度も綴ってきた実家の母、 担当医の何度目かの「この週末」が2週間前に訪れ、息を引き取りました。 肺に水がたまり、なぜだか突然、肺に癌…

  • 着物で出かけられないのがつまらない

    担当医から「この週末くらいでしょう」と言われてから2週間。 相変わらず、母は超低空飛行を続けています。 すべての予定をキャンセルしていた1週間目、 実家と自宅を行ったり来たりしながら、病院からの「電話」を待つだけの時間は まるでお腹に重い石が詰まっているような、そんな気持ちです。 6月に入って、(あぁ、単衣の季節だわ、今週末ならあの着物がぴったりかも……)と思いながら着物を着ることができないこともストレスになっているのかも。 お茶のお稽古も当面お休みさせていただく連絡を入れていて、 事情を知っている仲良しのお稽古仲間も、私への気遣いからLINEもメールも来なくて、 ほんとにさみしい。 父の時は…

  • 超低空飛行の母と、久しぶりの外食

    先々週の週末あたりだろう、と命の終わりをお医者様が予想した母、 超低空飛行ながら、まだ呼吸をし、心臓が頑張って動いています。 何を言っているのか聞き取れない話し方ですけれど、酸素マスクをつけてもらっているからなのか、酸素飽和度も90~95あたりを行ったり来たりで、 実家にいても落ち着かず、猫たちのことも気になって、行ったり来たりの生活が続いています。 この間家に帰ったら猫が落ちていました。 えっ⁈ 二時間サスペンスですか? はーちゃん、窓際で爆睡中 ソファの背中でごめん寝中のはーちゃんと、キャットタワーでいつも仲良しコンビのタイガーと爆睡しているはーちゃん。 葉っぱは私の癒しの猫です。 我が家…

  • 終末期

    母が最期の時を迎えようとしています。 2日前、母が入院している病院から電話。 4月15日に状態がかなり悪化して入居していた施設から入院した際、 担当医からは「これが最後の入院になるでしょう」と告げられていました。 17年ほど前にパーキンソン病に罹患していることがわかってから、それでも比較的不自由なく過ごせていた母でしたけれど、3年前に「一人暮らしはもう無理」と自分で決めて施設へ入所しました。 それから何度か、入退院を繰り返し、けれど、ずっとパーキンソン病を診てくださっていた担当医にとてもよくしていただいて、安心してお任せできてきました。 2日前の電話の内容は「呼吸がかなり弱くなっている。すぐ来…

  • 春バラのピークを迎えようとしています。

    今日はサクッと画像でごまかしつつ更新になりそうです。 春のバラ、第一陣のピークがやってきています。 バラも品種によって、早咲き・標準的・遅咲きと様々なのですが 我が家のバラの普通咲き(そんな言葉ある?標準的な時期に咲く品種たちです)のバラたちがピークを迎えています。 バラが咲き始めた頃からお散歩中の方に声をかけていただくことが一層増えていたのですが、先日、 「不躾ですけど、中のお庭を見えてもらえませんか?」と声をかけてこられた方がありました。 「お見せするほどの庭でもないんですけど、良ければどうぞ」 とお答えしましたところ、 「友人たちの間でも話題になっていてみんな散歩中にこのお庭を見るのを楽…

  • 5月10日のお稽古に菫色角通しの江戸小紋で。

    今週、金曜日は月に一度の奥の点前の研究会の日でした。 いつも仲のいいメンバーが集まってのクローズドの研究会は、常のお稽古とはまた違う楽しさがあります。 高位の点前の所作や流れの一つ一つを宗匠から丁寧にご指導いただけるので 欠席せざるを得ないときは本当に口惜しい稽古日です。 この日は朝から一つ所要があり、しかも、いつものように前夜に着物を広げて 汚れやしわがないかチェックして衣紋掛けにかけ、帯や帯揚げ・帯締めを選んで準備しておくという手間を惜しんだばかりに、ぎりぎりになって適当に着物と帯を選んで出かけることになってしまいました。 明るい菫色の江戸小紋。 角通しです。紋はつけていません。 色目に一…

  • 5月5日 端午の節句のお稽古に節句柄の小紋で。

    また1週間ぶりの更新になりました。 なんだか季節の変わり目は様々な事が押し寄せてきてちょっとバタバタ、 気持ちが落ち着きません。 実家の母がおそらく最期の(と、主治医から言われています)入院をしていて、 その関係で実家方面へしばしば出かけていることや、 お稽古しているお茶関係でも色んな行事ややるべきお仕事がなんだか一時に動いていて 本当は落ち着いて一つ一つこなしていけばいいものを、 気持ちが先走っているのかざわざわとしています。 そんな中、先日の日曜日、5月5日にはお茶のお稽古に出かけました。 端午の節句のお稽古という事で、主菓子は粽。 毎年、5月最初のお稽古の主菓子は粽で、楽しみにしているの…

  • 久しぶりの大阪(ほぼ梅田です)

    5月3日 GW後半戦に入りましたね。 長い人では10日間という大型連休、 とはいえ、格別何の予定もない我が家です。 そもそも、保護猫を引き取って里親(保護猫の、です)になると決めた時に 夫婦で話し合って、二人そろっての海外旅行や1泊以上(猫は十分な水とご飯をトイレを準備しておけば一晩くらい留守番できる、そうです)の旅行はもうあきらめる、 猫の下僕になる、と決めたのですけれど、 何が「一泊以上の」? 夫は我が家に最初に来た猫、タイガーにメロメロになってしまい、一晩でも留守番をさせるのは可哀そう、と夫婦そろってのお出かけはもっぱら日帰りになりました。 さて、そんな大型連休の後半戦スタートの本日、大…

  • ㋃最後おお稽古は単衣着物で。

    大型連休の中のウィークデー お休みの方も大勢いらっしゃるのでしょうか。 このところの気温の上がったり下がったりったら。 日々の洋服、いったい何を着ようか迷ってしまいます。 そして着物も。 昔ながらの着物の季節ルールではもう快適に過ごす、という事も難しくなっていていますよね。 一昨日の日曜日、京都の最高気温は31度でした。 袷の着物、とても無理! で、一重の小紋を着てお稽古に出かけました。 今後着物を仕立てる時は(って、自分の年齢を考えたらこれ以上着物を増やすのはやめないといけませんけれども)胴抜きで仕立ててもらう方が付きあがってがよさそうです。 日曜日のお稽古の際の着物 紫系統のグラデーション…

  • 10日ぶりの投稿、先週末の着物のことなど。

    なんだか日々、バタバタと過ごしているうちに 前回の記事から10日が過ぎてしまっていました。 スマホは常に見ているけれど自室の書斎コーナーに置いているPCを、 この10日間、全く触っていませんでした💦 何がそんなに忙しいのかしら、と自分でも不思議なのですけれど、 毎日何かしら用事があって、落ち着いて記事を書く気持ちの余裕がありませんでした。 世間はゴールデンウィークに突入、今年は間の3日間を休みにすれば10連休ですね。 我が家は夫の職業柄、一般のお勤め人のおうちとは違った生活ペースなので 平日でも夫の在宅率が高くて、正直、今更、大型連休と言われても(^^;) な心境なんですけれどもね。 さて、そ…

  • 2024年春 最初の牡丹

    昨夜は雷鳴が轟き、時折バリバリとでもいうような激しい雨が降ったかと思えば止む、というなんだか落ち着かない夜でした。 雷の音には平気なタイガーとヤマちゃんが、急に激しく降りつける雨の音を怖がって 部屋の中を走りまわって、それぞれの避難場所で丸まっていました。 女子、葉月はこういうことには平気で、人も猫もいざとなれば女の方が肝が据わっている、とちょっと面白くもあります。 昨日、朝起きて庭に出たら牡丹の花が開いていました。 この春、我が家の庭で最初に咲いた牡丹です。 うっすらピンクがかった白の牡丹。 一輪目なので栄養をたっぷり吸い取って大きな大きな花になっています。 二番目に膨らんでいる蕾も今朝、開…

  • 伊勢神宮のお献茶式へ。

    朝からいいお天気の4月12日。 今日は伊勢神宮のお献茶式とお茶席に行ってきました。 京都発8時過ぎの近鉄の特急に乗って、つい先日いったばかりの法華寺の時に乗降した大和西大寺を過ぎて、宇治山田までの2時間ちょっとの小旅行気分。 宇治山田からタクシーで伊勢神宮の内宮へ行って神宮内をのんびり散歩する気分で歩いているとちょうどいいタイミングでお献茶式へ入ることができました。 色鮮やかに咲いていた躑躅 皇室より寄贈された神馬 草新(くさしん)号 大人しくて賢そうな馬でした。 写真を撮っても嫌がる風もなく大勢の参拝者さんの撮影会状態に大人しく応じてくれていました。 伊勢神宮のお献茶式は確か6年ぶり。 この…

  • 二日続けて着物、日曜日は茄子紺の小紋で。

    先週末の土日はも5月の陽気。 袷の着物では暑かったです。 長着と帯の下の設いですけれど 私の場合、暖かくなってきた頃からは たかはしきもの工房のタンクトップ型和装ブラ『くノ一 涼子(くのいち すずこ)』とショーツ。 その上に洗える正絹の裾までの丈の肌襦袢(五分袖が付いた着物スリップという名前で販売されているタイプのです) その上から長襦袢、で着物を着て帯を巻く、という感じです。 もう少し暑くなると着物スリップやめて和装ブラとショーツ、それにユニクロのエアリズムペチコート(ステテコタイプのふくらはぎまであるタイプを愛用しています) ユニクロのエアリズムペチコートは長い時間正座しても膝裏が汗ばむこ…

  • 爛漫の春に奈良のお献茶へ。

    4月6日(土)、今朝は早起きして奈良へ向かう近鉄特急に乗り、法華寺へ行ってきました。 ちょうど桜の花が満開になって、道中、車窓には川沿いの桜と菜の花がそれは美しく、ちょっとした旅行気分も味わうことができました。 奈良市法華寺町にある法華寺は全国の国分尼寺の総国分尼寺、 1300年余りの歴史を持ち、総国分寺の東大寺、対して総国分尼寺という由緒あるお寺です。 光明皇后の発願によって建立されご本尊の十一面観音菩薩立像は光明皇后が蓮池を渡られるお姿を写したものとされています。 高さ約1メートルほどの仏さまですけれど、たおやかで優美なお姿、光背の蓮の葉の様子などがとても美しく、私の大好きな仏像の一つです…

  • お朔日餅を受け取りに伊勢丹へ。

    お手入れをお願いしたい着物を3枚持っていつもの呉服屋さんへ出かけました。 4月1日はエイプリルフール 火星人が襲来してきた! 今ではそんなことを言っても ??? えっ?なんですか?な昔話ですよね。 でも着物のお手入れに呉服屋さんへ行ったのは本当の話です(^^;) 「急に暑なりましたなぁ」「桜はどうですか?」 と、ご主人とたわいない話をし、 昨日の平安神宮の神苑の桜が今一歩だったことや上賀茂神社のお献茶式が大雨だったことなどを話すと 「そういうたら、『明日、上賀茂神社のお茶会に行く』というて東京のお客さんがこないだみえましたわ」と。 同じお流儀の方でしょうか? その方、京都に来るたび、お手入れの…

  • 平安神宮のお茶席へ。

    急に気温が上がって、「春うらら」を通り越して夏日になりましたね。 今日は着物で歩いていると暑くて汗が出ました。 3月末日の今日は茶道のお稽古日で午前中(のお稽古は午後2時までとなっています)、点前の稽古して、お茶も主菓子と干菓子で二服いただきました。 今月は『透木釜』と言って、釜の胴に羽が付いているものを用います。 (透木釜を何月に使うのかはお流儀によっても違っていて、私がお稽古している流派では3月・透木釜、4月は釣り釜に旅箪笥で野点の風情をお茶室に持ち込みます) ↑こういう姿のお釜です。 炉を大方塞ぐように用いる釜なので湯が沸くのが早く茶室全体の室温が上がるのも早いように思います。 (透木釜…

  • ご興味はないと思いますが(^^;)

    昨日の記事でご紹介したソーラーライト どなたもご興味ないと思いますけれど、昨夜、キラキラと光ってくれているのを窓越しに確認しました。 窓越しに。 昨夜は雨だったんです。 で、今夜、晴れて、夜の庭に出ることができたので画像を撮ってみました。 なかなかいい感じです。 キラキラしていてかわいい。 でも夫は何の興味もないみたいです。 庭にハンギングプランター用のポールを2本設置したのですが その2本にソーラーライトを1つずつ吊ってみました。 iPhoneのカメラでフラッシュの設定を自動で撮ると こんな感じに写りました。 で、撮影時にディスプレイの被写体を指でタップすると こんな感じに撮れました。 ここ…

  • 晴れ間に庭仕事

    今日は久しぶりに気持ちよく晴れて、この数日の雨で傷んだ庭の花の手入れをすることができました。 前の家から連れてきたアネモネ。 紫系は門扉の近くに鉢植えで置いています。 こちらはもう間もなく花も最後、といった風情のクリスマスローズと、 やはり大徳寺の家から引っ越してきた原種のシクラメン。原種シクラメンはとても背が低く小さな花です。 外庭のチューリップも先日から咲き始めています。 こちらもチューリップ 画像右は矮小性で、地面に張り付くように咲いています。 紫のスカビオサ(マツムシソウ)と、右はフレンチラベンダー 左はクリサンセマム 右は2鉢ともマーガレット マーガレットは咲き進むにつれて花色が変わ…

  • 雨の中 お献茶式とお茶席

    この十日余り、2.3日の晴れ間を挟んでずっと雨の日が続いている気がします。 庭で植え付けを待っているホット苗たちを植え付ける作業もなかなか捗りません。 そんな雨の中、今日は賀茂別雷神社、通称「上賀茂神社」でお献茶式とそれに伴うお茶席が設けられました。 上賀茂さんは私たち夫婦が結婚式を挙げていただいた神社で以前の住まいからなら徒歩で行けたので10年ほど前までは大晦日、除夜の鐘が鳴り始めるとしっかり着込んで年明け同時の初詣に出かけていました。 50才を過ぎた頃からは除夜からの初詣は夫が渋り始め(寒いし……と言い出しました💦)もっぱらお昼間に詣でるようになったのですけれど。 まぁそんなことで上賀茂さ…

  • お彼岸に春の嵐

    昨日、3月20日は春のお彼岸の中日でした。 暑さ寒さも彼岸まで、の言葉とは裏腹に、朝から雨が降ったりやんだり、 午後には雨が時折、霙に。 晴れ間が出ているかと思えばまた雨が降る、という変なお天気でした。 気圧の変動があるときには必ずと言っていいほど頭痛が起きる私ですが、 先日来、受診しているクリニックで処方してもらっているお薬が効いているのか、 (あぁ、頭痛いなぁ……)程度の頭痛で済みました。 このまま、頭痛の回数が減って、おまけに高血圧も治まってくれたらいいのに。 と、身勝手なことを考えた春分の日でした。 天気予報でお天気が荒れるといっていたのを聞いて、 庭に植えているチューリップのうち、背…

  • 先週末お稽古がなかったので花便りの記事が続きます。

    タイトル通りで申し訳ありません💦 今月は茶道のお稽古日の予約バランスがうまくいかなくて 続けさまになったり間が空いてしまったり、です。 お稽古仲間の友達は「週に一度はお稽古がないとなんだか生活に張りが出ないわ」と言ってますが、本当にその通り。 私も先週末の金土日とお稽古がなく、着物も着なかったのでなんだかだらだら過ごしている感じが否めません。 一昨日はいつもは行かないスーパーに買い物に行って、いつもは行かない花屋さんにも寄ってきました。 チューリップを10本 左 買ってきた日(一昨日) 右 昨日 左 昨日の午後 右 今日のお昼 ベラブラッシュという品種です。 淡いピンクの色合いと咲いてる姿がと…

  • 3月15日の庭

    3月は卒業式のシーズン。 昨日、某所へ行くために京都市営地下鉄に乗っていたら 頭に花を飾り、袴を身つけた娘さんを見かけました。 大学生かな? あちこちで卒業式がある3月は花屋さんも大忙し。 先日は高校の卒業式で花屋さんはとても忙しそうでした。 hibinokurasikata.hatenablog.com そして、今日、近所の美味しいケーキ屋さんに立ち寄ったら 「昨日・水曜日の振替休日」という紙が貼られてシャッターが下りてました。 やっぱり昨日はあちこちの大学で卒業式だったのね。 実家地方は昨日が中学の卒業式で親戚の子も卒業式を迎えた画像を送ってきてくれました。 今は卒業式でも「仰げば尊し」な…

  • そういえばこんな着物持ってたわ、の色無地?小紋?でお稽古に。

    3月10日 日曜日 前々日のお稽古に続いて、日曜日もお稽古の枠を取らせていただいていました。 この日は薄茶点前のお稽古。 春3月 さて、何を着ていこうか。 ここのブログで着物の記録を取っていることがこんな時は役に立ってくれます。 カテゴリー「着物」で3月4月を見返してみました。 そうしたら、 (あれ? この着物なんだろう)とアイキャッチ画像を見て自分の着物なのにわからないのがあって。 その記事っていうのがこれです↓ hibinokurasikata.hatenablog.com 帯は3月4日のお稽古の時に辛子色の結城と合わせていた紫地の塩瀬に春の野の花が描かれた帯を合わせていたようです。 で、…

  • やってきたパンダは中国で一番人気のファーファ

    昨日はなんだか冷えていると思ったら、外は雪がちらちら。 かすかに降っているかと思ったら、横殴りの風に斜めに雪が飛ばされていたり。 で、今朝起きたら前の道路が凍てていました。 夜中にかなり気温が下がったんでしょうね。 先日、私の寝室用のTVボードを購入したのですが、昨日は小雪が舞う中、それが配達されてきました。 「これから行きます」の配達担当者からの電話を受けて、猫たちは猫ドアをロックしてリビングに閉じ込め、二階まで家具を運び込み組み立てが終わって業者さんが帰ったとたんに、タイガーとヤマちゃんがすかさずチェックに上がってきました。 TVボードが黒っぽい色になったとたんに木目ナチュラルカラーのジュ…

  • 3月8日 グレージュに雪輪の小紋でお稽古に。

    今朝、家の中はガラス窓越しに気持ちのいい日差しが入ってぽかぽかしていたのですが お稽古に出かけようと支度をして外に出たら風が冷たくて思わず家の中に戻ってショールを取って肩にかけて出かけました。 3月に入って2度目のお稽古日。 今日は奥の点前に特化した、月に一度の研究会でした。 本日は七事式のうちの『且坐(さざ)』のお稽古をしました。 且坐って何? 茶道をされていない方からしたら???ですよね。 漢字を見ても何のことだかわかりません、たぶん。 本来は禅語からきている言葉で『且座喫茶 (しゃざきっさ)』 「且(しばら)く坐して茶を喫せよ。」 まぁちょっと坐ってお茶でも飲みなさい、という意味だそうで…

  • 辛子色の結城で上巳の節句のお稽古へ

    日曜日は3月3日 上巳の節句、お雛祭りでした。 雛飾りって、関東と関西では男雛の位置が右と左で違っているのはご存じですか? 関西では向かって右側に男雛を飾ります。 天子は南面す これは古来、日本では唐に倣って左が上位と考えられていたためで、 実際には明治以前に天皇と皇后がお二人並ばれるということはほぼなかったでしょうけれど、明治以降、西洋に倣って男性が女性の右側に立つ(もちろん座るときも)ようになったので関東のお雛飾りは男雛が向かって左側、 関西では昔ながらの飾り方をしている、というわけですね。 ちなみに、西洋では男性は左手で女性を守りながら右手に剣を持って戦ったからだとか。 お雛様の飾り方一…

  • 花たちは心の安定剤

    週に一度か10日に一度、花屋さんに出かけます。 拙宅の庭の水仙が満開を迎えているのでそれを切り花にして飾ればいいものを なんだか切るのが可哀そうで、少なくとも今の時期は花屋さん通いをしています。 庭も、もっといろんな花が咲き始めれば何本かを切って室内に飾ることもするのですけれど、今はまだちょっと無理💦 2月29日 いつも立ち寄る花屋さんに、珍しく高校生(いろんな高校の制服を着ていました)が大勢いて、お店の入り口に注文するための順番を書く紙が置いてありました。 飲食店の入り口に順番待ちをするために名前を書く用紙と同じ、あれです。 今日は何でこんなに日頃見かけない客層の人が多いんだろう、と思ってい…

  • 二日連続の着物 黒地 型染め小紋で。

    25日、日曜日もお茶のお稽古に出かけました。 この日は朝から雨。 雨の日こそ明るい着物にすればいいのに、なぜかこの日も地味目な小紋を選んできています。 黒地に白の型染で四季の植物やなんだかよくわからない風景?が染められています。 で、やはり地味です。 少しでも明るい抜け(最近流行りの抜け感?)を印象付けたくて帯は薄桃色の西陣織 たれの裏側に「わらべうた」と帯のタイトルが入っています。 この帯を買った時のエピソードは以前にもここでご紹介したことがあると思うのですが、 普段からお手入れや仕立て直し、時々お買い物させてもらっている呉服屋さんで棚に飾ってあるのが目に留まり仕立ててもらったのですが、どう…

  • 中村勇二郎の江戸小紋でお稽古に。

    先週末は土曜・日曜と二日続けてお茶のお稽古に出かけました。 24日 土曜日は午後からお稽古 13時に始まって17時くらいまで。 お稽古に参加しているメンバーそれぞれが違う点前を見ていただきました。 5月のような陽気の日もあった2月半ば、なのに 先だっての週末は冷え込んで着物だと首筋、衣紋を抜いたうなじが冷たくて風邪をひきそうなのでフルレングスの塵除けコートに暖かいカシミアのストールを巻いて出かけました。 着物は伊勢型紙の人間国宝・中村勇二郎の江戸小紋 この江戸小紋については以下の記事で書いています。 hibinokurasikata.hatenablog.com 地味な地色で、実のところあまり…

  • 引っ越し水仙、咲き始める。

    昨年初秋に引っ越してきてからもうすぐ5か月になろうとしています。 花も花木も何もなかった新居の庭に、一緒に引っ越してきた以前の家の庭の木や埋め込んであった球根たちがしっかりと根付いてくれています。 まだまだ庭造りはこれからですけれど、夫は出勤しない日にはバラを地植えしたり、 オベリスクやラティス、パーゴラに誘引する準備をし、 私は季節季節の球根や多年草の草花を植えこんだりしています。 恐るべし雑草たち。 毎日、気が付けば抜いている雑草、この数日の降ったりやんだりの雨に、ちょっとさぼっていたらあっという間に増えてしまっています。 前の家から連れてきた水仙の球根や冬咲の草花たちを植えこむときに肥料…

  • サンシュユとネコヤナギ、ストック

    本日はサクッと更新、の予定。 この週末はお稽古には出かけず、着物を着る機会もありませんでした。 母のことや、実家関係の身内のこと、他にもなんだかすっきりしない、 何、と表現できないけれどなんだか気持ちがもやもやすることがあって お稽古のなかった日曜日、買い物に出たついでに花屋さんをのぞいてみました。 買って帰ったのは サンシュユとネコヤナギ、それに紫色のストック。 ストックが部屋にあるといい香りがします。 サンシュユ 茶花で使うときに「サンシュ」といいますけれど正式にはサンシュユ? 余談ですけれど、私は昔から『ひえつき節』の出だしを「庭のサンシュの木」と歌っていると思い込んでいたのですが、あれ…

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