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2018/12/11

  • 18歳の時の小紋でお稽古に。

    桜が早々と散って、牡丹も例年よりも3週間ばかし早く咲き誇って、 ついにはTVニュースで、宇治・平等院の藤が咲いている、と言っていました。 そういえば、平等院の藤を見に行ったのはいつだったか、コロナ以前だったから…… と、自分の記事を確認してみたら2019年の5月でした。 hibinokurasikata.hatenablog.com この時、GWの最後で人出で、お寺の門を入っても人の頭しか見えなかったことを思い出しました。 今日はお茶のお稽古日だったのですが、袴付けで一緒になったお仲間が 「平等院の藤が咲いてるっていうし、早くしないと!と思ってこの帯締めてきた」と 美しい赤紫の藤が描かれた帯を…

  • ストレッチサロンに行ってきた。

    このところ、諸々あって毎日バタバタと過ごしていました。 「過ごしていました」と過去形で書いているけど、現在進行形ですわ(;_;) この数日、肩から背中にかけて、まるで鉄板が張り付いているような緊張感とコリがあって、それが結構きつかったのでストレッチサロンに行ってきました。 家から徒歩でも行ける距離、女性が一人でやっているお店で、 メニューは主にリラクゼーションマッサージなのですが ストレッチも10分単位でメニューにあって、今回は50分、お願いしました。 上半身・下半身、とみっちりストレッチを掛けてくれます。 最近ではストレッチの方法を整体師さんがYouTubeで紹介されている動画がたくさんあり…

  • 久しぶりに洋服でお稽古へ。

    いえ、朝からの雨のせいではありません。 雨だけなら、雨コートに雨草履でお着物でお稽古に行くのですけれども、 今日は灰のお稽古日だったので洋服で参りました。 5月、風炉で使う灰を作るお稽古をさせていただきました。 風炉の灰を作る時はほど前かがみの姿勢で2.3時間。 緊張の連続なので気を緩める時が無く、作り終わるとまさに『精魂尽き果てた』という言葉がぴったり。 もちろん、ベテランの方や素質のある方は余裕でお作りになるのでしょうが 五徳を合わせて水平器で縦横両斜め、が平行になるように足元を調整したら 灰を入れて行き、峰を整えて、かきあげ灰を仕上げていくのですが、 せっかくきれいに整えた、と思った峰が…

  • キバナカタクリ

    庭の植物をさらっとご紹介します。 キバナカタクリ 可愛い花が咲きます。 もう何年も我が家の庭で、植木鉢で育ってくれています。 球根を植え付けて最初の1.2年は葉っぱがほんの少し出てきただけで花芽があがらず、 ちょっとがっかりしたのですが、3年目くらいから、1輪・2輪と咲くようになって 今では葉っぱもワサワサ、大きく育つようになってくれました。 当初、夫は「カタクリは家で育てるのは難しいんじゃない?」と言っていたのですが キバナカタクリは園芸種と言うか、あの紫色の日本カタクリよりはずっと育ちやすい品種だとわかりました。 花の形も可愛いです。 山芍薬 コロン、と丸い蕾が翌日には開いて、開花すると1…

  • 半木の道、散策

    桜の季節、京都市内にも桜並木があちこちにあって 桜が満開の時期はどこも壮観なのですが有名観光地から少し離れた 京都市北区の、半木(なからぎ)の道の紅枝垂れは染井吉野に比べると少し遅く開花します。 賀茂川の北大路橋から北山橋までの東側の遊歩道、半木の道 主に紅枝垂れが植えられていて、 北山橋から北へ、上賀茂御園橋(上賀茂神社のそばの橋です)あたりまでの染井吉野と共に 満開の時期には溜息の出るような景色を見る事が出来ます。 北山橋から北、上賀神社方面の景色 京都の町中と違って、北山から北あたりはまだ満開の桜を見る事が出来ます。 最近、バタバタと過ごしている夫、 今日、お昼ご飯を食べていると「半木あ…

  • 25℃超えの京都、袷では暑すぎました。

    お昼前からぐんぐん気温が上がった京都。 観光の欧米の方たちは半袖のTシャツ姿。 いつも思うことですけど、欧米人って冬でも軽装というか、 真冬の寒い時期でも半袖の方が結構いますね。 黄色人種に比べると体温が高いんでしょうか? 筋肉量も日本人に比べるとかなり多そうですものね。 今日なんて、ランニングシャツに半パンツの白人のお父さんを見ました(;'∀') そんな夏日の今日、 袷の小紋でお稽古に出かけてしまった私。 単衣か胴抜きで出かけたかった。 茄子紺色の正絹の小紋 桜の花と、手毬と花びらが描かれているので桜の散り際、という事で着て出かけました。 もう桜は野暮かな、と思ったのですが4月1日、何となく…

  • 夫が退職した日

    2023年3月31日 1984年に出身大学へ、助手として戻って以来、39年。 大学時代を含めると44年間を過ごした場所を去る、夫の気持ちは私にはとても計り知ることはできません。 先日、懇親会と言う名の慰労の会の席上、皆様にご挨拶をする場面があったのですが その時に皆様に感謝を述べると当時に、 「自分ではもっともっと高みに行きたかったけれど、そこへ到達することはできなかったのが心残りと言えば心残りだ」と言うようなことを話していました。 The K大 と言われていた夫。 寂しさよりも、今はまだやりこのしたことへの思いが強いのかもしれません。 とは言っても、明日からの次年度、一年間はこれまで指導して…

  • 今年の桜は散り急いでいるみたい。

    今夜はPCの調子がイマイチで動きがぎこちないです。 なんだか嫌な予感…… 昨日の事。 義母の暮らす施設のケアマネさんから主人に電話があったそうで、 「お母様がズボンの下に履く7分丈くらいの肌着を買ってきてほしい、と仰っています」と言われたんだそうです。 昨日、私は実家の母の施設に面会に出かけ、 その後、実家へ行き空気の入れ替えをしながら、少し庭の草抜きをしたり掃除をして、京都へ戻ってきたのは午後8時前でした。 で、バタバタと夕飯の支度をし(と言っても下ごしらえしておいたものをレンチンしたり、サラダや常備菜を並べたり、程度ですが)食事を済ませて、後片付けをして ホッと一息ついてスマホのチェックを…

  • 3月最後のお稽古日は終日雨でした。

    今年の桜は、開花だけでなく、咲き進むのも例年に比べるとずいぶん早いようです。 お天気ならば絶好のお花見日和になっただろう3月最後の日曜日。 昨夜から降り始めた雨が、小降りになる時間帯もありましたけれど 終日、雨が降り続いていました。 少し残念な気持ちで、雨の中お稽古に出かけてみると、 いつもは午後にお稽古に来るお仲間が、午前中から来ていて 「珍しいね、午前からお稽古?」と尋ねてみると、「数人で午後からお花見に行く約束をしていて午前から来てたの」とのこと。 「せっかくなのに雨で残念ね」と言うと 「いいのよ、お花見と言ってもメインは予約してあるお料理屋さんだから」 ですって(^ω^) 楽しそうで何…

  • 3月25日の庭

    朝から曇り空の土曜日。 気温もあまり上がらず、何となく肌寒いと思っていましたら 夕食時頃から雨になりました。 天気予報は明日も雨。 このところ、なんだか毎日バタバタと用に終われ、2週間ぶりのお茶のお稽古だっていうのに……。 でも、雨でもなんでも、お稽古に行けるのはとても楽しみです。 今日の庭の花たち 花芽があがってくるのが遅れていた日本水仙。 やっと花が咲き始めてくれました。 2本ほど切り取って漆桶の花入れに。 清楚な日本水仙、大好きな花です。 花海棠 今が盛りできれいな花色でパッと目を引きます。 木瓜 盛りを過ぎた感じですけれど、まだまだきれいです。 ↑画像左側、チューリップみたいに見えます…

  • 研ぎに出していた包丁が戻ってきました。

    皆様は包丁、どれくらいの頻度で研ぎに出されているのでしょう? 私はいつもは年に一度、11月頃に、購入した包丁屋さんに研ぎをお願いしていました。 11月に、と決めていたのは年末のお節作りに間に合うタイミングで研いでもらいたかったからです。 my包丁、京都の錦市場の中にある『有次』で購入しています。 aritsugu.co.jp なんと! 創業1560年! 460年余りの歴史を持っているお店なんですね。 築地にも有次と言うお店がありますが、あちらはのれん分けして東京で開店したお店だそうです。 錦のお店を訪ねると観光客らしき西洋人のお客さんも多くて 店員さんも、英語やフランス語が出来る方がいらして流…

  • 道歩さんの器に宗旦椿

    茶道では11月から4月の炉の季節、床の茶花は、基本的には椿と添え、とされています。 勿論、他の花を入れてもいいわけですが。 3月も半ばを過ぎて気温が高くなってくると椿の花を探すのも少し苦労があって 茶室に似合ういい形の蕾の椿は、春が近づくと数が少なくなってきます。 我が家の庭には椿が数種類。 ほぼ鉢植えで育てています。 すべてを地植えにしてやれるほどのスペースが無い猫の額の庭で、植木鉢に育ち 今、盛んに花開いているのは宗旦と言う種類の白の椿です。 千利休の孫、宗旦の名前の付いた椿。 茶室では開いた花を用いることはあまりせず、特に椿はふっくらと膨らんだ蕾が良しとされます。 けれど、気温が上がり始…

  • これまでの人生で一番、花束をいただく季節(夫が・笑)

    さて、3月末日に退職を控えた我が夫殿。 先月あたりからいろいろな方にねぎらいの会を設けていただいています。 ありがたいこと。 今の職場の皆様からは、送り出していただくことになるわけで これまでのように、学内で顔を合わせる機会もなくなるわけですが 同じ職場以外の研究者仲間や、小学校時代の同級生、 お仕事の関係で親しくして頂いている皆様とは、退職してもお目にかかる機会は 何ら変わりはないわけですけれど、 それでも皆さま、宴席を開いてくださいます。 夫の退職を口実に、皆で飲んで楽しんでいるのでしょうけれどね(笑) これまで様々な機会に花束をいただくことがあったのですが この春、夫は人生で一番たくさん…

  • 3月16日 今日の庭

    庭の主は花粉症で鼻はぐしゅぐしゅ、目はしょぼしょぼ、 本当は庭に出るのも気が進まないのだけれど 冬の間に植え込んだビオラや、時期を待っていた球根たちが 「見て、見て!」と言うように咲いています。 もう少し気温が高い日が続けば徒長してしまうだろうビオラたちもまだきれい。 植えっぱなしで何のお世話もしていないのが申し訳ないような気がするサクラソウやティタティタ ラナンキュラスやアネモネ この花たちも球根を植えこんで、あとはほったらかしでごめんなさい。 ラナンキュラスもアネモネもキンポウゲ科、親せきのようなお花です。 どちらも、まだ春遠からじの頃から咲き初め、次々と花を咲かせてくれます。 しかも、カ…

  • マスクは当分、つけたまま。

    昨日の雨で花粉がだいぶ流されてるかも。と淡い期待をしつつ 今朝、洗濯物を干していると、目が痒くなって、涙ぽろぽろ、鼻もぐしゅぐしゅ。 お天気はいいのに、相変わらず霞がかかったような空気の色でした。 マスクの着脱は個人の判断で、となったものの、 花粉症のこともあって、当分は私はマスク生活を続けるつもりです。 今日は夫と共に義両親の暮らす施設へ。 このところ、週に1回、無いし2回のペースで施設に行ってあれこれ用を済ませたり、 義母のおしゃべりの相手をしたりしています。 今日は、義父が総合病院で持病の診察の予約が入っていたため 夫が義父に付き添い、その間、私は義母とおしゃべりしたり片付け物をしたりし…

  • 最高気温24℃ 袷の着物では暑かった。

    今日はタイトルの通り、 お稽古場で、合言葉のように「今日は暑いね~(;´Д`)」 午後からのお稽古、午後三時の京都の気温は24℃でした。 お炭のお稽古を担当したお仲間、炉のそばは暑すぎる、と汗をかいていました。 大きな胴炭が真っ赤にいこって、下火を整えるのも大変そうでした。 私がお稽古している流派の3月は透木釜、4月は野点をイメージした設いで釣り釜。 不審庵さんと同じです。 今日庵さんは3月が釣り釜、4月が透木釜と伺っています。 同じ千家でも流派それぞれですね。 今日は午後から濃茶に特化したお稽古日。 参加したお稽古仲間でそれぞれに見て頂きたい点前を稽古します。 宗匠にご指導いただく奥の点前の…

  • 霞か、花粉か⁉

    このところ、義父母の施設へ出かける機会が増えていた私に対する気遣いか、 夫がランチに誘ってくれました。 www.miyakohotels.ne.jp ウエスティン都ホテル京都に行くのは本当に久しぶり。 京都は東山、蹴上にあるホテルで近くには疎水やインクラインがあって 京都に来られる観光客が必ずと言っていいほど訪れる定番の場所です。 ウエスティン都ホテル京都、 大学1年だったか、このホテルがまだ都ホテルと言う名前(だったと記憶しているのですが)だった頃、当時の彼(今の夫)とランチを食べに行ったことがありました。 デートで、夫が、定番の観光地、インクラインや水路閣などに連れて行ってくれた時でした。…

  • 貝合わせの帯でお稽古に。

    3月5日、晴天。 着物で過ごすのにちょうどいい気温の3月です。 川端通(鴨川に添った東側の道、桜と柳が交互に植えられ、まさに柳桜の言葉通りの道です)の柳が芽吹き初め、今月末の桜との共演が楽しみにもなってきます。 着物で外出する時の羽織ものも、2月までのカシミヤの着物コートはもう暑く感じ、また見た目にも気恥ずかしくなって、3月に入ってからはピンク色の道行きを羽織っています。 ↑ これは以前に撮った画像です。桃色ON桃色で、くどいですよね(^^;) 3月に入ってから着ている道中着。 元は羽織だったものを仕立て替えたものです。 今日の着物 縮緬だけど光沢のある生地。 グレーベージュの地に極控えめに雪…

  • 3月3日 桃の節句にお稽古に。

    ついこの間、お正月だったような気持ちでいるのに、 気が付けばもう、弥生三月。 今日は桃の節句です。 何度かここで書いていますけれど、私は兵庫県の姫路生まれ・姫路育ちです。 なので私のコモンセンスは姫路ベースでした。 京都に来て風習の違いに驚いたことはいくつかありますが、その一つに 雛飾りを飾る期間、もありました。 姫路(私の実家)では、お雛飾りは3月3日まで。 桃の節句が終わるとお雛様を片付けてしまわないと「娘が行き遅れる」と言われていました。 行き遅れる、とか、今考えると典型的なジェンダーバイアスですよね(-_-;) でも、そういう風習があって、実家でも4日の午前中にはお雛様を片付けていまし…

  • 2月最後のお稽古に江戸小紋で。

    忙しかった1週間の最後、2月25日 土曜日は2月最後のお茶のお稽古日でした。 2月は28日まで。 一ヶ月があっという間ですね。 忙しい毎日を過ごしていて、頭も体もクタクタのはずなのに、 「疲れたぁ」と言いながら、お茶のお稽古となると、いそいそと着物に着替えて出かける事が出来るので 私も勝手なものですよね。 2月最後のお稽古日に選んだ着物は春に出番が多い桃色の江戸小紋。 白地に桃色の縞が入っています。 一見すると色無地のようなのですが、万筋の江戸小紋です。 この着物は、その色から、お雛祭りの頃や春の桜の頃に着ています。 そろそろ可愛すぎな色目になってしまったかな、と思いつつも お稽古仲間が「春の…

  • 大忙しの1週間

    お仕事をして、子育てもして、家事もされている方が聞いたら (何言ってんの⁈ そんなの忙しいうちに入りません‼)とお叱りを受けるでしょうけれど、 現役引退主婦(汗)の私にとっては本当に忙しい1週間でした。 週初め、義父が、施設内で転倒し顔面を打って前歯が折れ、頬の骨にひびが入ってしまったのですが、以前にも転倒して脳内に若干の出血をしたことがある義父なので 大きな病院での検査続きの1日、 その後、検査結果を持って、かかりつけ医の受診や歯科医との治療計画の打ち合わせなど、 高齢者が怪我や病気をしてしまうと、家族は心配な中にも忙しい思いをしなくてはなりません。 義父はとてもプライドの高い人で、自尊心が…

  • 夫の懇親会

    以前にもここで書いたことがあるかと思うのですが、この春、夫は職場を変わることになっています。 京都で生まれ、京都で育ち、京都の大学で学び、 在学中に某国家試験に合格、卒業後、修習を経て、 ADHDの夫は実務家にはならず、研究者としての道を選んで大学に戻りました。 途中、在学研究でヨーロッパの大学などで数年、研究生活をしていた時期をのぞいて、 大学時代学んだ大学で約40年、研究者としての人生を送ってきました。 2年ほど前に、ある大学から「来てくれませんか?」と言うオファーを頂き、 決心してから、自分が今の職場を去った後の準備を色々と進め、後任の方の手配も済んだところで、仕事仲間の数人の方に職場を…

  • 少し黙っててください。

    えっと。 本日のタイトル、 夫よ、あなたのことです(-_-;) 我が家の夫、昔からそうなんですけど、自分の知識(蘊蓄)を話したくてしょうがないんです。 リモートで在宅するようになった3年前、 矢鱈と話しかけて来るなぁ、と、少し驚いたんです。 (この人、こんなにおしゃべりだったっけ?)って内心思っていました。 で、ふと思いつきました。 そう、大学に行かなくなって、話し相手が私だけになって、 それで、今まで外でおしゃべりしていたのが一気に 家庭内に持ち込まれてしまったんです。 在宅勤務で授業はリモートでやっていたとは言え、それ以外の部分で、 例えば大学に出勤していれば廊下で同僚にあってちょっと話し…

  • とら? いえ、猫です。

    猫と暮らしているとダンボール箱がなかなか捨てられません。 そして、何がどう違うのか、猫が気に入るダンボール箱と あまり関心を示さないダンボール箱があるようです。 箱の深さや、縦横の長さなどにもこだわりがあるようで 我が家のスリーニャンズは大抵、同じ箱を気に入って、時に争奪戦になることもあります。 タイガーは最近はあまり箱には興味がなさそうですけれど、 4歳半の葉っぱとヤマちゃんは箱が大好き。 で、ヤマちゃんは箱をかじって破壊するのも大好き、という困ったちゃんです。 葉っぱがお気に入りの箱に入っているとヤマちゃんがやってきて 箱を横取りしようと、攻防戦が始まります。 大抵は、気の強い女子、葉っぱ…

  • ひとりランチと、買い物事情

    コロナ以降、ほぼ在宅の人だった夫。 昨年の10月、後期が始まったあたりから、週に2回、授業を勤務先の研究室でやるようになって、月曜と木曜は私にも一人に慣れる時間が出来ました。 年度末を迎えている今、諸々、仕事が詰まってきているようで 出勤する日も増えてきています。(と言っても週に3~4日ですけど) 先日のこと。 夫が留守にした日に、バレンタインのチョコレートを買いに伊勢丹に出かけました。 京都の伊勢丹はJR京都駅直結で、その名の通り、JR西日本と三越伊勢丹の合弁会社がやっている百貨店です。 京都駅直結なので観光客の利用がとても多いのですが、 15年ほど前まで、大阪の会社に勤務していた私は仕事帰…

  • 「土を喰らう十二か月」についてあの人と話す。

    映画『土を喰らう十二か月』を観に出かけた時の話は以前にここで記事にしました。 hibinokurasikata.hatenablog.com この作品を観ながら、「ずーっと、(まるで福森さんちの生活を見ているみたい)と思っていた」と上の記事に書いているのですが、 先日、その福森道歩さんと会うことがありまして、 「土を喰らう十二か月、観たんだけど、初めから終わりまで、なんだか福森さんちを見てるみたい、と思ってたらエンドロールにお父さんの名前が出て来て、劇場パンフレットにもこの映画を撮るに際して福森さんのお宅にお邪魔したことが書いてあって合点がいったわ」と話しました。 道歩さんは「うちも、あの映画…

  • 某所にて

    2月11日 建国記念の日 祝日の今日、 京都市内、某所にて ある行事があって出かけてきました。 わけあって、場所は書き記す事が出来ないのですが、 例えて言うなら、私設の迎賓館のようなところ。 お声がけいただいたその行事は午後からだったのですが 他にも関わるべきお役目を頂戴していたので、少し早めの、ちょうど正午に現地に伺いました。 主催者の方はすでにお見えになっていたのですが、私が果たすべきお役目までは少し時間があったので、その「迎賓館・のような建築物」の中を案内していただけることになりました。 広い玄関を入った正面に、節句飾り。 床・天井・壁・照明、その他 すべてのものが現在の粋を集めた集合体…

  • 2023年2月5日 初午

    1月に続いて2月も昔ながらのしきたりの多い月。 3日は節分、4日は立春、そして、今日 5日は初午でした。 初午 西暦711年 和銅4年 の2月の最初の午の日 その日、稲荷大神が稲荷山に鎮座されたことから 2月最初の午の日は初午 という事で 全国の稲荷神社に豊穣を願ってお詣りするようになりました。 お稲荷さんは五穀豊穣の神様です。 京都ではやはり、伏見稲荷に初午詣りに行かれる方が多いようです。 お詣り後は、依り代の杉の枝のおしるしを授与していただき 帰宅して庭に植えるとよいとされてます。 しるしの杉|沿革|伏見稲荷大社とは|伏見稲荷大社 おしるしの杉の枝が庭に根付くかどうかはやってみたことが無い…

  • 白練り色無地に花織もどきの帯でお稽古に。

    あっという間に2月になりました。 この間、お正月だ、初釜だ、と寿ぎの気持ちでいたのに、 大雪に降られて、気が付けば2月。 どうしてこう、1月ってあっという間に過ぎてしまうんでしょう。 今日は2月最初のお稽古日。 奥の点前に特化した研究会・特別稽古日でした。 炭点前、濃茶点前と、茶通箱、最後にお薄を全員で頂きました。 濃茶の主菓子は、先日の初釜で福引を当てられた方の「お福分け」として 菓子司にご依頼をされ作ってもらった椿餅。 よく見る、緑の椿の葉に白い餅を挟んだものとはちょっと違って、私は始めていただくタイプの椿餅でした。 虎屋さんの椿餅を写したそうで ほのかに肉桂の味・香りがする道明寺粉で御膳…

  • ブルーの色、判明。

    先週降った雪、日陰になるところはまだ残っています。 道も、所々、凍ったままで自転車で走る時は用心が必要です。 京都にしては大雪、だけど、北陸や東北、北海道にお住まいの方たちは 毎冬、こういう雪と折り合いをつけて生活をしていらっしゃるのですよね、私にはとても無理です。 観光で京都に来られる方が「雨の京都もまたいい」とか「雪の金閣寺はなんて美しい景色」と仰るように、 私も、北陸や北国に冬に旅した時は「わぁ、雪!」と嬉しくて景色に見入ってしまいますけれど、生活の場となればそう喜んでばかりもいられませんよね。 雪国の冬、雪降ろしでお亡くなりになる方のニュースを耳にすると胸が痛みます。 お茶のお稽古場で…

  • 京都は北陸の入り口?

    先週の火曜日の夕方から降り始めた雪。 水曜日・木曜日を三日間、降っては止み、また降り出す、と言った具合で 木曜日に一旦、晴れて、これで雪も溶けるかなと思っていたら金曜日にはまた雪が降りました。 雪が降り積もっていた水曜日は買い物にも出ず、冷蔵庫にあるもので料理をしたのですが、木曜日には用があって、近所の郵便局まで長靴を履いて出かけました。 大きな道の南側にある郵便局の前の歩道には、雪が凍って道路が凍てついていて 道を歩く人が滑って転んだり、(無謀にも)自転車でやって来たおじいさんが 自転車も滑り、おじいさんも滑り、で身動きが取れなくなって 道沿いの商店の人が2.3人、出て来て助けてあげていまし…

  • 大雪

    昨日から降り始めていた雪、夜中にカーテンを開けて外を見たら (多分)15センチくらい積もっていました。 こんなに雪が降るのは何年ぶり? 10数年前に、お正月に大雪が降って、実家へ向かうのに困ったことがありました。 それから数年後、初釜の初日に大雪が積もって、小間に入って宗匠が濃茶を練られている最中に、何度も、ドサッと屋根の雪が地面に落ちる音がして、そのたび、皆がびっくりする、という事もありました。 こんなに雪が降り積もるのは多分その時以来。 でも今回の雪は降り始めてから積もっていくのがとても早く感じました。 みるみるあたりが白くなっていく、そんな感じ。 JR西日本の、特に、大阪との府境から滋賀…

  • 映画館を出たら雪が舞い始めていました。

    天気予報、当たりました(っていうのも変だけど) 当地は夕方から雪。 特に、碁盤の目の一番北に住まいしている我が家は 夕食時には雪が積もっていました。 今日、映画を観に出かけました。 『土を喰らう十二か月』 沢田研二さん主演の、水上勉原作作品の映画化です。 本当はロードショー館で公開されている間に観に行きたかったのですけれど 上映時間と日にちのタイミングが合わなくて、そうこうするうちに大手シネコンでの上映は終了。 2番手劇場に作品がかかるのを待っていて、 四条烏丸の角のビル内に入っている「京都シネマ」で観る事が出来ました。 京都シネマは所謂、単館系の劇場。 今日、『土を喰らう十二か月』が上映され…

  • 1週間ぶりの和装

    1週間ぶりの更新、そして1週間ぶりの着物でのお稽古日でした。 令和5年になって、 初詣・お稽古場の初釜で3日間、お家元の初釜、と5回、和装で出かけていて、 今日は1週間ぶりの着物でお稽古でした。 朝、起きてカーテンを開けたら、庭の睡蓮鉢(メダカの鉢)すべてに氷が張っていました。 天気予報通り、夜半から冷えていましたから。 でも、今度の水曜日あたりからまた、一段と冷え込むそうです。 でも、この冬は雪が降りません。 いえ、降るには降ったんですけれど。 昨年12月の急に冷え込んだ日、屋根の上に積もった微かな雪は 朝日が当たるとすぐに溶けてしまったし、 いつだったか、お昼間にちらちらと空から舞い落ちて…

  • 今日は夫の誕生日

    以前にもここに書いたことがあるのですが、1月15日は我が家の夫の誕生日です。 大学1年で出会った時から、 「日本が国を挙げて僕の誕生日を祝ってくれてるんや」と、 しょーもないことを言っていた彼ですが、ハッピーマンデー制度が導入された2000年以降、それも言えなくなりました(笑) 当人は甚く悔しがっております。 と、言うわけで、今日は夫の誕生日でした。 コロナ以降、誕生日だ、結婚記念日だ、と、おしゃれして食事に出かけることが無くなって、 そうすると、なんだかもう、「今更、いいわよねぇ」的な雰囲気になってしまい 今夜も自宅でちょっと贅沢な食材を使ってお祝いの食事をしました。 料理をしていると、用も…

  • 歳寒三友の訪問着でお家元の初釜へ。

    昨夜から降り始めた雨、夜半にはかなり激しい雨音がしていて せっかくの御家元の初釜なのにちょっと恨めしい気持ちでした。 ですが、天気予報を信用して、昨日の夜に支度をする際に、 羽織ものは雨コート、足元は雨草履、と雨の支度をしておきました。 今朝、目が覚めてカーテンを開けてみると空はどんよりしているものの、雨はだいぶマシになっていました。 身支度をしていると、急に雨足が激しくなって窓をたたきつけたり、 また小降りになったり、で何とも変なお天気です。 化粧をして着物を着始めると、暑い…… ワンピースタイプの肌襦袢の上に、袷の長襦袢。 最近は長襦袢も単衣仕立ての袖無双がほとんどになっていますよね。 単…

  • 母に会いに。

    年末から何となくバタバタ過ごしていて、年が明けてからも母の元へ会いに行けずにいました。 そういう時って、なんだかずっと気持ちの中に気がかりなことのように引っ掛かって気分がすっきりしないんですよね。 まず、自分の(好きな)こと、それから家のこと、猫たちのこと。 結局、母や実家のことは一番後回しにしてしまっています。 今日のタイミングで行かないとまた来週になってしまう、と 一昨日、急遽施設に連絡して面会の予約を取りました。 コロナがまた感染拡大している中で、いつ、面会が出来なくなるかもしれない状況なので、会える時にあっておかないと。 施設は玄関ドアの前に門松 ドアを入ってロビーにも、金屏風の前に立…

  • 美味しい物、色々

    先週の土曜日からの三連休で食した美味しい物 金覆輪 手芒豆、卵黄や栗の実などの風味豊かな生地を金箔に見立て、 真ん中には特別大粒の柔らかな栗が十勝小豆でくるんだ、ボリュームがあってずっしりとしたお菓子。 上に載っているのは金粉。 虎屋 咲き分け 中の餡は白小豆 まったりと上品な間違いのないお味。 讃岐和三盆のお干菓子『讃岐葵』 高松松平家の留柄(留め柄・江戸時代に各家ごとに定められ、他の使用を禁じた紋)を押した干菓子 京懐石のお弁当 フレンチのコース 格別寒くもなく、穏やかな新春の三連休でした。 にほんブログ村にほんブログ村

  • 初釜3日目は一つ紋訪問着で。

    とにもかくにも、無事に3日間の初釜お水屋のお勤めを終える事が出来、ホッとしているところです。 この三日間、中日の2日目の午後に自らもお席に入らせていただき、 初日から拝見しているお茶室・設い・お道具組 とはいえ やはり連座する皆様とのお席は見方が違うのか、華やかで楽しく感動でいっぱいでした。 今年の初釜、昨年同様、懐石はなくお土産にお弁当をお持ち帰りいただくということで、お水屋はゆっくりと過ごさせていただきました。 三日目の着物 浅縹(あさはなだ)色 茶屋辻模様、背に一つ紋 訪問着 義母の和箪笥にあった着物で、譲り受けて裄だけ出しました。 身幅が私には少し小さいのですが何とか着る事が出来るギリ…

  • 初釜・中日

    1月8日。 京都では今日庵さんで2023年の初釜が始まりました。 時勢に合わせて、立礼で各服点て。 御家元が濃茶を練られる映像をニュースで拝見すると主茶碗も嶋台ではなく 黒楽をお使いでした。 さて、私が通っている稽古場でも初釜が始まっていて、今日はその二日目。 明日もまだ、初釜が続くので床やお道具、その他についてはここで記すことはしませんけれど、 昨日、朝から一日、お水屋に入って、今朝起きたら足が筋肉痛になっていました(^^;) お茶会あるある、です。 動いているうちに筋肉がほぐれるのか、それとも慣れて感覚がマヒするのか 今日も何とか無事に務めることができました。 今日の着物 卵色の地色に総刺…

  • 初釜 初日

    今日からの三連休、私がお稽古している社中は初釜のお席がかかります。 お稽古場から自宅が近い、専業主婦で時間に自由が利く、その2点で 毎年、お水屋のお手伝いに入らせていただいて勉強させていただくのですが 今日はその初日でした。 朝、宗匠宅に伺ってご挨拶すると、女性陣は 「あ、髪切ってる」と気づいてくださって 「若くなった」とか「一瞬、誰かわからなかった」とか 「私も本当は切りたいんだけど」とか、新しいヘアスタイルについていろいろと感想を言ってくださいました。 「似合ってる」とも言っていただけてちょっと嬉しかったです。 今日の着物 葡萄色の地の辻が花の訪問着 この着物は帯と一緒に、今から20年ほど…

  • まず、告知。 そして、とんかつをいただく。

    告知させてください❣ お茶のお稽古仲間で、伊賀の窯元、土楽窯の福森道歩さんちの猫が 明日の夜放送の、「NHK 岩合光昭の世界ネコ歩き」に、福森道歩さんと一緒に出演します! www.nhk.jp 1月7日(土) 午後 7:30~ BSP・BS4K にて。 ご覧いただけると嬉しいです。 さて、タイトルの件 夫の勤務先は昨日から通常運転。 週に3コマ、夫の担当する授業は、月・水・木 で、昨日、木曜日、大学でリモート授業をする(コロナでだらけていたリハビリに出勤するってどうなの? (;'∀') )と言って朝から出かけて行きました。 久しぶりに一人の時間。 家事を済ませて四条烏丸へ行きました。 銀行で新…

  • 今年最初の善哉を食べました。

    お雑煮を、元日・二日、と食べて、夫が 「明日は白いご飯にして」というので三日から、食事は通常運転に戻しました。 で、たくさんのお餅の消費のために、小豆を炊いて善哉を作りました。 お手塩皿にあるのは京都 洛北・鷹峯玄琢(本阿弥光悦が土地を拝領し芸術村を作ったところ、光悦垣で有名な光悦寺などがあります)の雲月という懐石料理のお店が作っている小松昆布。 これ、美味しくて我が家は常備しています。 お雑煮は2日間で飽きた(堪能した、と本人は言っていますが)夫、善哉は美味しいようでぺろりと平らげていました。 話は変わりますが、 実は今日、髪を切ってきました。 年末に予約を入れるタイミングが合わなくて、新年…

  • 賀茂別雷神社へ初詣

    賀茂別雷神社 通称、上賀茂神社 よほどのことが無い限り、毎年の初詣は上賀茂神社さんへお詣りしています。 実は、結婚式を挙げたのも上賀茂神社で、私の心の氏神様です。 元日を避けて、今日お詣りしたのですが、昨日のニュースで見た感じよりは 少しマシな印象を受けました。 昨年の12月には着る機会のなかった総絞りの小紋 柄行が、今一つ不明なのですが、葉を落とした樹木に福良雀が絞り染してあるのかな、と思っている着物です。 ふっくらと暖かで、今日の気温にちょうどいい着心地でした。 帯は色目だけで合わせた塩瀬の九寸名古屋。 松葉仕立てなので前帯を少し幅出しして絞めてみました。 爽やかな水色に桐の刺繍が入ってい…

  • 明けましておめでとうございます。

    新年 1回目のブログです。 当地は暖かで穏やかなお元日でした。 朝からお雑煮とお節をいただいてワイワイと過ごし、 夜になって静けさが戻った我が家です。 お雑煮は、京風の白みそではなくおすましで。 京男の夫と結婚した当初は頑張って白みそのお雑煮を作っていたのですが 味噌味のお雑煮は少し重く感じて実はちょっと苦手なわたくし。 夫に「おすましでもいい?」と尋ねて、ある年からお元日はおすましにするようになりました。 昆布と鰹節でとったお出汁に茹でた丸餅。 人参と大根、三つ葉と鰹節をたっぷり載せていただきます。 猫たちはお正月でもいつもと同じご飯(=^・^=) ところで、大晦日の日付が変わる少し前から日…

  • ゆく年、くる年

    あと20分ほどで2022年も終わり、新しい年がやってきます。 近くのお寺の除夜の鐘が鳴っている中での、今年最後のブログの更新になりました。 この辺りはお寺さんだらけなので、どこの鐘の音なのかちょっとわからないけれど(^^;) 今日はいつもの、すぐきを買いに上賀茂神社近くのすぐき屋さんに行ってきました。 すぐきのお漬物の大好きな我が家の夫、今回は新漬け(今年の冬につけた物)にしたので、もしかしたらご不満かも(汗) 買ったお漬物はこれだけ↓ そうそう、新しい電子レンジ、やってきてくれましたよ。 なぜに、庫内の画像? 扉を閉めて写そうとしたら、ガラスに、スマホを構えている私がばっちり移ってしまうので…

  • 年の瀬に到来物

    今年も残り2日と迫った今朝のこと。 なぜだか宅配の方が立て続けにピンポーン、と。 夫がカタログギフトをいただいた際に注文していたハムのセット。 次に届いたのが、年内は無理でしょ、と諦めていた、私がネット注文していた猫グッズ諸々(猫砂 2種 タイガー専用と、葉っぱとヤマちゃんが使っているトイレ砂、なぜか皆さまはっきりと好みが分かれててトイレの共有はほぼ無し) 次にやって来たのが ↑これらのお茶と、お菓子数種類。 すべて台湾のお茶とお菓子です。 お菓子はナッツのヌガーとか、パイナップルケーキとか、マーラオ(台湾では年越しの時期のお菓子だそうです) 夫の元に台北の大学から在外研究でやってきている研究…

  • 2022年の稽古納めと、……

    先日の記事にも書いたのですが、お茶のお稽古場の大掃除は今年、都合により稽古納めより先に行われました。 で、私のお稽古納めは12月25日。 この日はお稽古場の稽古納めの日でもありました。 お薄のお点前をさらっと見て頂き、午前中で失礼して退出したのですが お稽古終わりに、午前中のお稽古でご一緒した方や、入れ替わりの、午後のお稽古でいらした方たちと 「今年のお世話になりました」「来年もよろしくお願いします」「どうぞよいお年を迎え下さい」とご挨拶して帰ってきました。 12月25日、この日は毎年恒例、京都の年末の風物詩、「全国高校駅伝」の開催日。 この数日の間では、比較的穏やかなお天気でした。 午前中に…

  • 2022年のMerryXmas!

    気が付けば今年もあと1週間。 学校も冬休みに入っているんですね。(夫の受け持ちの授業は28日までだそうな) この2.3日、冷え込みが厳しかったのですが、今週木曜日はお稽古場の大掃除でした。 毎年、26日か27日くらいにやっているお稽古場の大掃除、 今年は宗匠の御都合で稽古納めの前の22日に大掃除することになりました。 当日は庭師さんも入っていて、しかも雨が時折降っていたので いつも外回りを担当してくださる方はケルヒャーを使っての玄関前の道の掃除は庭師さんにお任せ。 庭師さんは小間へ続く路地や玄関周りの植木の選定と、路地の竹箒や待合の竹を新しい青竹に替える作業を、朝早くから夕方までかかってやって…

  • 時雨の中、漆箔の帯でお稽古へ

    朝から冷たい雨が降る中、お茶のお稽古に出かけました。 12月も半ばを過ぎて、何となく気忙しく落ち着かない日が続く中、 お茶室にいる時間だけは不思議と日常の気持ちのざわざわを忘れ 楽しい時間を過ごすことが出来ています。 今日、お稽古に着て出かけたのは 遠山に楼閣と草木柄が細かく織り出された手紡ぎの結城紬。 実家の和箪笥の中にあったもので、真綿を紡いだ人、反物に織り上げた人の名前が入った証紙が一緒にしまってありました。 いつ頃手に入れたものかわかりませんが、もしかしたら私の手持ちの着物の中で(今となれば)一番高価なものかもしれません。 この着物はこの夏、洗い張りに出して仕立て直ししてもらったので …

  • あわただしい誕生日

    昨日は64回目の誕生日でした。 面会に行った母に「今日って何日?」と尋ねると しばらく考えて「5月5日 こどもの日」って返事が返ってきました(^^;) 「今日は12月12日だよ、さて、何の日でしょう?」と言ってみたら とても元気よく「あっ、お母さんの誕生日!」ってニコニコしてました。 お土産にケーキ持って行ったからですよ、きっと(笑) 施設で暮らしている母、果物やお寿司が大好きなのに 施設では生の果物や握り寿司はメニューには出てきません。 衛生管理が難しいからでしょうね、でも差し入れはOKなので いつも季節の果物やお菓子、母の大好きな、あるお店のパン。 それに握り寿司とはいきませんけれど、巻き…

  • チョコレート色の小紋でお稽古に

    昨日の利休忌に続いて、今日はお茶のお稽古に行ってきました。 今週の床の掛け物は「歳暮」と題された歌が詠まれたもの。 濃茶の茶碗は人間国宝の作で銘は「無事」 いよいよ今年も押し迫って来たのを感じる取り合わせでした。 午前中だけで失礼する予定にしていたお稽古、 昼休みの、午前と午後の、弟子の入れ替えの時間帯に 先日の茶会にお越しくださった方、数名とお会いして お礼のご挨拶をさせて頂けたので少し気持ちがすっきりしました。 普段は別のお稽古場でお稽古され、宗匠のところへは月に1度、2か月に1度、と言う方も何名かはいらっしゃるので、年内にお目にかかれてお礼をお伝え出来て良かった、と。 今日の着物 お気に…

  • 中村勇二郎の江戸小紋で

    今日は今年最後の利休忌で、大徳寺・聚光院(利休さんの菩提寺でお墓も院内の墓所にあります)で法要が営まれました。 本来、利休忌の法要は毎月28日にあるのですが 12月は暮れも押し詰まるという事で早めに行われます。 三千家の始祖、利休さんの祥月命日は旧暦2月28日、 なので毎月28日には聚光院本堂で法要が執り行われます。 各月、三千家まわり持ち。 私がお稽古している流派は3月・6月・9月、そして12月を担当。 法要に伴う添え釜は私のお稽古する流派では聚光院であるのですが 他流派はそれぞれ大徳寺内の塔頭のいずれかでお席を掛けられているようです。 聚光院には三畳茶室の閑隠席(かんいんせき)と、四畳の桝…

  • 3日続けて着物でお出かけ

    お出かけ、と言っても3日間の初日と最後の日、つまり中日をのぞいてはお茶のお稽古だったんですけど。 金曜日に続いて今日もお茶のお稽古でした。 金・土・日と連続で家を空けると長男猫のタイガーがリズムを崩さないかと心配だったのですけれど、 三日目の今日、案の定、💩をトイレ以外のところでされてしまいました。 以前、やはりタイガーの粗相のことで相談したvet(獣医さん)の説明では 「嫌がらせです!」ときっぱり…… そう、タイガーは留守番させられるのが不満でトイレ以外で💩することで意思表示しているんです。 妙に頭のいい猫も困りものです。 そんなタイガーを怒らせての今日のお稽古の着物。 正絹 引き染めの小紋…

  • 京博のお呈茶席へ

    京都の紅葉もいよいよ終わり。 でも町中には大きなキャリーをゴロゴロ引いた方が大勢いらっしゃいます。 京都国立博物館は七条東山西入ルに位置しています。 このバス停を通るバス路線は清水寺や知恩院・祇園方面へ向かうので 京都駅からの時計回りや、反対に東大路からやってくる半時計回りのバスも 観光の方で超満員になりがちです。 京博から京都駅なら歩いた方が快適なくらい。 そんな京都国立博物館、明日12月4日まで、特別展『京(みやこ)に生きる文化 茶の湯』展を開催中です。 今回の特別展に出かけるのは今日が3度目。 hibinokurasikata.hatenablog.com 前期に一度、後期に入ってもう一…

  • 急に冷え込んだので総絞りでお稽古に

    にわかサッカーファンになっている我が家。 今朝は試合開始時間に起きてスタンバイ、TVで応援していました。 まさか(ごめんなさい)のスペインに勝って、グループを首位通過で決勝トーナメントへ進出を決めました。 もう気分が高揚して朝からテンションが高い私。 夫も朝食を食べ終わるとAbema TV の無料放送で、もう一度最初からスペイン戦を見ていました。 「やっぱり勝ってるなぁ」ですって。 見るたび結果が変わってたらびっくりですよね(;´Д`) それにしても一流の人たちの活躍を見るのは本当に楽しいです。 スポーツのみならず、音楽も、絵画も、 世界のトップレベルの人って本当に素晴らしい。 にわか、になる…

  • この1週間に外で食べたもの

    今日、所用で銀行に出かけたら、あらま、凄い人。 (うわっ!今日11月30日やん、月末……) 気付いていませんでした、なんてぼんやりな私、とほほ。 四条烏丸の角に南北で向かい合う、M銀行とM銀行 (笑)メガバンク、どっちもMでした。 入り口で入行を制限してました。 片方のM銀で用を済ませ、次は向かい側のM銀でもう一つ用を済ませて、 気が付けばけっこうな時間がかかってました。 普段は出来ることはすべてネットバンキングを近所のATMで済ませているのですが どうしても支店へ行かなくちゃならないこともありますよね…… で、銀行終わって、大丸京都店へ。 お友達に渡したい品を買って、一休みしたくてB1の笹屋…

  • 夫婦でお茶会

    お茶のお稽古をつけてくださっている宗匠から 「茶会をやりなさい」とお話があったのは今年の7月。 また本格的な夏が始まる前の事でした。 一度はご辞退したものの、「何事も経験、きっと、一つ違ったものが見えてきますよ」 との言葉に背中を押していただいてお席を持たせていただくことになりました。 それから約4ヶ月、常のお稽古に通いながらも、気持ちの中には常に(テーマをどうしよう)、(お道具組は?)と言うことがぐるぐる渦巻いていました。 自宅に友人をお招きしておしゃべり会の「ついで」のようなちょっと一服とはわけが違います。 私の中で不安だけが膨らんでいっている間に、宗匠が全国各地のお稽古場でお出ましになる…

  • 三年振り、大徳寺開山忌でお席がかかりました。

    11月22日は大徳寺の開山、大燈国師の開山忌です。 この日は三千家でまわり持ちで法要が行われます。 臨済宗、大徳寺派の大本山、大徳寺は寺内外に多くの塔頭を持ち、 戦国大名で名の残っている武将のほとんどの墓所がそれぞれの塔頭にあるお寺です。 利休が秀吉から切腹を命じられるきっかけになった説もある利休等身大の木造が祀られている山門、金毛閣がある事でも有名です。 その開山忌では寺内のすべての塔頭のご住職が集まり、法堂で2時間かけて法要が行われるのですが、法要の間は一切の出入りは禁止、堂内を大勢のご住職たちがぐるぐるとまわりながらお経を唱えられる様子は一度は拝見する値打ちがあります。 三千家のまわり持…

  • 何年振り?洋服でお茶のお稽古に、と、友人とのティータイム

    いきなりですが、どうも昨日から私のPC(ブラウザ?)とはてなブログの間でストレスがかかっているようです。 上手くアクセスできなかったり、急にソフトが落ちたり。 で、もしかしてこの記事も書いてるうちにおちてしまうかも?でドキドキしながら書き込みをしています。 今日は私にとっての11月最後のお稽古日でした。 午後から、友人との約束が入っていて、どうしようか出かける寸前まで迷いながら ちょっと事情があって洋服でお稽古に行くことにしました。 洋服でお稽古、一体、何年振りでしょう。 一昨日、金曜日の夕方、コロナワクチンの4回目を打った我が家の夫殿、 翌日の土曜日は微熱(37.2℃、でも夫は「僕は平熱が3…

  • 秋の草花柄小紋にふくれ織りの帯でお茶のお稽古に。

    昨夜、冷え込んでいると思ったら今朝の当地はこの季節一番の気温の低さ。 スマホの温度計で確認したら6℃でした。 今日は午後からお茶のお稽古、月に一度の研究会の日。 宗匠のお稽古場では今月の初めから炉開きのご祝儀、お善哉がふるまわれていたのですが、研究会のメンバーが勢ぞろいする今日、水屋ではお善哉の準備をしてくださっていました。 いつもは月初めの金曜日にある研究会ですが、今月はご家元の祝賀行事で予定が詰まっているため、いつになく月中過ぎての会になりました。 朝、あんなに冷えていたのに、さて着物に着替えましょう、と着付け始めた午後1時には良いお天気で、襦袢を着て袷の着物を羽織ると(暑いやん……)(^…

  • 紋紗の薄物色無地の色替えをお願いする。

    手持ちの着物の中で、(これは絶対、自分には似合わない)というこのが数枚あります。 柄が可愛くなりすぎて、もう着るのが憚られる、とか 色目が派手すぎる、と言う理由で若い方にお譲りするか、繰り回しできそうなものは道中着や帯などに作り替えたりもできますけれど、 ここで言う、(これは絶対、自分には似合わない)は、全身を包みこむ着物の色目が原因です。 一時期、パーソナルカラー診断と言うものが流行っていて 私も百貨店のファッションアドバイザーさんに診断してもらったことがあります。 私のパーソナルカラーはwinter winterの人に似あうカラーチャートを見せて貰ったら 私の好きな色ばかりでした。 人間っ…

  • ヴィトンのまがい物?の小紋に扇面の帯でお稽古に。

    ヴィトンのまがい物、と言うと(なんですか、それ?)とツッコミがありそうです。 今日、着た小紋、いかにもヴィトン風の地色に小紋柄。 この小紋を着てお稽古に行くとお仲間から必ず「あ、偽ヴィトン」と笑いながら話しかけられます。 モノグラム(monogram)はそもそも、二つ以上の文字や記号を組み合わせた規則的な文様のことなので、小紋、はまさにモノグラムそのもの。 で、この着物の地色のチョコレート色と文様が組み合わさって、ヴィトンのモノグラムそっくりなのも、ムベなるかな、なわけなのですが。 そんなこんなで(どんな?・笑)、見た人の記憶に残りやすいキモノです。 いつだったか、大丸京都店の呉服売り場で誂え…

  • 本藍染小紋に照葉の帯でお稽古に

    今日は「暑い」と言う言葉が口をついて出るような1日でした。 午後1時からのお稽古に備えて着物を着始めたのは12時15分頃。 でも、肌襦袢代わりのワンピース型の着物ランジェリー(胸をつぶすタイプ)を着た時から(暑い……) ワンピース型の着物ランジェリー、着装が簡単で便利なんですけど、 なんせ胸をつぶすために内側に結構しっかりした布が付いているので、それだけでも暑いんです。 で、その上に正絹の袖無双の長襦袢。 真っ赤の地に白抜きで吹き寄せ柄、可愛くてお気に入りです。 その上に、正絹の袷の小紋。 帯締めが垂れてます。 画像をupしようとして気が付きました(;´Д`) 着物は本藍型染、下前に『阿波藍型…

  • 引き染めの着物に川島の帯で炉開きに。

    11月6日。 お茶のお稽古に伺ったら炉が開いていました。 11月に入って、宗匠宅のお茶室でのお稽古はすでに何度か行われているのですが 私にとっては今日が「炉開きのお席」 お床には、毎年、炉開きの時期に必ずかかる宗匠宅の家宝ともいえる掛け軸。 宗匠の御祖父様(初代)が茶家として初めて茶室を披かれた時に、当時の大徳寺の管長さんが求めに応じて書かれたもので、大徳寺の開山、大東国師の遺誡が書かれた大きな掛物です。 このお軸を拝見すると(あぁ、今年も炉が開かれたんだわ)としみじみとした気持ちになります。 炉開きの時期の主菓子はお善哉と決まっています。 砂糖が貴重品だった昔は、お善哉が贅沢な物、頂くとあり…

  • 秋田県で暮らす保護猫の里親を募集しています。

    いつもブログで交流させてもらっている方の記事をリンクさせていただきます。 今は京都にお住いのブログ主さん、秋田のご実家にお暮しだった作冬、一匹の野良ちゃん男子猫を保護し、「一休」君と名付け、冬の間、ご自身で面倒を見られていました。 動物病院の受診や去勢手術も施され、 京都に引っ越すにあたって、秋田で里親を見つけて譲渡されました。 一休君を引き取った里親さんは、とても心優しい方たちで 一休君を引き取った後、引き取り手が無いと殺処分されてしまう運命だった生まれたての兄弟2匹も引き取られ、一休君同様、とてもかわいがって育ててこられていました。 ところが、一休君を引き取ったご夫婦のお住まいが実は会社の…

  • 母の施設へ

    先週、母が入所している施設の方から「トレーナーを3枚ほど持ってきてほしい」と連絡があり、届けに行ってきました。 入所の際、カットソーやセーター、カーディガンなど冬の衣類も持ち込んだのですが 施設では洗濯物は乾燥機にかけてくださるのでニット類はあまりウエルカムではないようです。 乾燥機にかけるとどうしても縮んでしまうのでトレーナーがいいです、とのことでした。 なのでMサイズを着る母ですがLサイズを購入し、トレーナー3枚と 暖かそうなフリース素材のトップスを2枚、それに車椅子で施設内を移動する時のためのフリースのゆったりした羽織ものを1枚。 近頃じゃ、トレーナーはスウェットっていうんでしょうか? …

  • 3年振りの二条城市民大茶会

    青天の予報の京都。 10月30日、三年振りに二条城での市民茶会が開催されました。 あぁ、本当にこの秋はあちらこちらでお献茶に伴うお茶会などが復活されて 久しぶりに気持ちが晴れやかになる気がします。 とは言っても、マスクは必須、着物姿にマスクも、もうなんだか普通になってしまいました。 世界遺産 二条城・清流園で開催される市民茶会はその名の通り、 誰でも気軽に立ち寄ることが出来るお茶会で、お客様の中には洋服での参加をされる方も多く、作法を知らなくても「茶道の雰囲気」と楽しむことができます。 普段は入ることのできない清流園のお庭の景色やお茶室を拝見できる貴重な機会でもあって、しかもお薄席が2席と二条…

  • 色無地に八寸名古屋 無難すぎる取り合わせ

    今日も午後になると気温が上昇して暑いようでしたね。 予報では明日は雨だとか(当地) その雨が上がったらきっと一気に気温が下がって紅葉が進むのかもしれません。 今月に入って、こちらでも海外の観光客の方を大勢お見掛けするようになりました。 お稽古への往路、お願いしたタクシーの運転手さんが 「朝からお客さんを何度も金閣寺へ送っていきました、皆さん海外の方」と言っていました。 コロナで大変だった京都の観光業界も少し忙しくなっているようです。 今日はお茶のお稽古日。 朝から所用で出かける夫を見送ってバタバタと身支度をして私も出かけました。 焦って着付けたらダメですね、なんだかしっくりこなくて 帰宅して着…

  • ダウントン・アビー/新たなる時代へ 観てきました。

    イギリスのテレビ番組、『ダウントン・アビー』 NHKでこのシリーズを初めて見たのは2014年でした。 以前にもここで書いたことがあるのですが、イギリスの貴族の社会や使用人たちの生活が丁寧に描かれたこのドラマがとても好きになって、 シーズン6までのすべてのエピソードと2020年に公開された映画版をみて、これでダウントンの面々を見ることができるのも最後、と残念に思っていたら どうやら映画版の興収が良かったらしく、公開後ほどなくして映画版の次回作を製作することが発表されました。 楽しみに待って、先日、やっと観に行くことができました。 (シアター入り口のポスター) 内容はここでは書きませんが、懐かしい…

  • 10月だけど夏日のお稽古には

    10月も半ばすぎと言うのに、まるで夏が帰ってきたような日差しの強さ。 朝、洗濯物を干しているだけで日焼けしているのを感じるほどでした。 昨日も同じような夏日。 午後からお稽古の予定だったので早めのお昼を済ませて出かける支度を始めたのですが 髪をまとめながら(こんな気温で袷なんて着てられないわ)と ルール違反は承知の上で単衣を着て出かけることに決めました。 今年、6月・9月と、単衣の時期に着用したものはお手入れに出してしまっていたので はて、何を着ましょうか、としばし考え、 袖を通したのは シルックの単衣小紋。 ピンクの地に小花が極控えめに飛んでいます。 シルックは絹に近い手触り、着心地の最高級…

  • 出汁は昆布と……

    一旦冷え込む日が続いたと思ったら、また日中は夏日になって 着る物に困ってしまいます。 快適に過ごせる洋服を選んだ、と朝思っていたらお昼にはもう「暑い!」って💦 そんな真夏日が帰ってきた今週ですけれど、久しぶりに関東煮(かんとだき・関東で言うところの「おでん」です)を食べたくなってこの季節初めて、関東煮を作りました。 大根の輪切りを下茹でして、次にこんにゃくを下茹で。 牛すじも時間をかけて下茹でして流水できれいに掃除して ゆで卵作って、 と下準備を済ませるとあとは煮込むだけなのでラクチン。 それぞれを下茹でしている間に大鍋に出しを作ります。 私は普段、出しを引く時は水から真昆布を入れてお湯がふつ…

  • 京都国立博物館で開催中の『茶の湯』特別展へ

    楽しみにしていた展覧会が昨日から始まりました。 京都国立博物館 特別展 『京に生きる文化 茶の湯』 利休生誕500年で企画された特別展です。 tsumugu.yomiuri.co.jp 今年は利休生誕500年を記念した展覧会が京都のあちこちの会場で開催されています。 その中でも最も出品数が多く、貴重な品が展示される京博の特別展。 一昨日の内覧会に続いて、昨日は本展覧会に協力した京都の 表千家・裏千家・武者小路千家・藪ノ内 それぞれのお家元が揃ってテープカットをされました。 早く観に行きたくてうずうずしていたのですが、三連休の中日の今日、早速出かけてきました。 朝からどんよりとしたお天気、予報は…

  • 今日は栗名月 十三夜です。

    栗の季節ですね。 中秋の名月は、またの呼び名を芋名月。 そのひと月後の十三夜は栗名月と言われます。 2022年の十三夜は10月8日。 まさに今日、十三夜の栗名月でした。 昨日のお茶のお稽古では、会派の大先輩先生がお手製の栗きんとんを 稽古メンバー全員分、持ってきてくださいました。 栗は鬼皮をむいて、渋皮をむいて、きんとんにするまでの手間を考えると なんてありがたいことでしょう。 お手間入りの栗きんとんをいただいて 「美味しいです!来年も待ってます!」とお礼を申し上げました。 大先輩先生は80才を超えられてから、事あるごとに 「後は、あなたたちがしっかりやっていって頂戴ね、私はもう引退させていた…

  • 急に冷え込んで、袷が心地よいと感じる今日でした。

    昨日から、急に空気がひんやり、夜には冷え込みましたね。 我が家のニャンズのうち、唯一、長毛さんで、一番暑苦しい印象のヤマちゃんですけれど、 一昨日から、夜寝る時は私のお布団の中に潜り込んでくるようになりました。 猫は正直、寒くなった!と敏感に感じたんでしょうね。 昼間は、ロンリーキャットを気取って、一人、押入れの中で昼寝をするヤマちゃんですけれど、夜寝る時は夏でも冬でも私と一緒。 ダブルベッドにも関わらず、夜の就寝時は猫三匹がそれぞれ決まった位置取りをしてくるので私は寝返りを打つのもそーーっと、そーーっと、です。 猫に気を使っての生活…… (;´Д`) さて、急に冷え込んだ今朝でしたので、お茶…

  • きつねちゃん?

    コロナ前の一時期、海外からの観光客の人気№.1スポットだった伏見稲荷大社。 私も、京都に遊びに来る友達に付き合って何度か訪れたことがあります。 友人に「どこに行きたい?」と尋ねると 帰ってくる答えは大抵 「嵐山」「金閣寺」「2時間ドラマでよく人が死んでるトンネル的なところ(水路閣 そして、「赤い鳥居のところ」 確かに、赤い鳥居が印象的で、ドラマにも度々取り上げられますよね、 境内には俳優の西村和彦さんのご実家の茶屋(おうどん屋さん)があります。 友人を案内して(案内と言うか、連れ立って、)伏見稲荷大社に行くと必ず立ち寄ってお土産に買うのが「きつねのお煎餅」 大人の手のひらサイズの狐のお面の形の…

  • 10月だけどまだ単衣

    今日は10月最初のお稽古日、けれど日中の気温が30度を超えそうな天気予報に 思わず単衣着物で出かけました。 1年を通しての着物の衣替えのルール、10月から5月は袷、6月9月は単衣、7月8月は薄物、と言うのは、いったい、いつ頃、誰が決めたんでしょう? 江戸時代に旧暦で上記のような衣替えが定着した、と書かれている本を以前に読んだ記憶もあるのですが、ネットで検索をしても いつ・だれが 決めた衣替えルールなのかは見つかりませんでした。 着物が「特別な衣装」になり、着付けを、授業料を払って習うようになって ますます衣替えルールが定着していったようにも、個人的には思います。 温暖化が進んでいる今となっては…

  • おすきなふくは?

    日中、真夏日のような気温になることもありますが 朝夕は空気がひんやり、過ごしやすくなりました。 もうエアコンを使うこともしばらくはないだろうと、フィルターを洗って 内部はエアコン用の洗浄スプレーで掃除。 エアコンは3年に一度ほどプロにお掃除をお願いしていますが それ以外は、夏・冬、稼働前にエアコン用の洗浄スプレーで済ませています。 でも、マメに掃除すれば毎回プロにお願いしなくても臭いも気にならず カビが発生することもないように思います。 夏の間、素足でぺたぺた歩いていたフローリングの床をスッキリと拭きあげて ちょっと忙しくしていた間、手抜きでごまかしていた家中のあちこち、 換気扇の掃除をきっか…

  • 藍染 矢鱈縞の小紋で9月最後のお稽古日

    久しぶりの更新です。 そして、久しぶりの和服。 2週続けて週末の日本列島を台風が通過しましたね。 静岡の被害の様子をニュースで見て自然の恐ろしさを改めて実感、 いざと言う時の備えをほとんどしていない我が家の危機感のなさを反省しました。 本当は先週の敬老の日、9月19日にもお稽古の枠を取っていたのですが 台風の影響か、気圧が低かったこの日、夜中から頭痛がひどくて お稽古を断念、薬を飲んでひたすら頭痛が治まるのを待って1日を過ごしていました。 着物を着たのは9月10日以来。 2週間ぶりの和服です。 藍染、矢鱈縞の単衣小紋です。 この着物、私には少し身丈が短くて、腰紐をいつもよりもぐっと下で締めてい…

  • 忙中閑は……なかった(汗)

    お久しぶりです。 前回の記事から10日経ってしまいました。 更新が無いことで気遣うコメントを下さった方があって なんだか幸せな気持ちでいます。 お目にかかったことのない方が、この同じ空の下で私のことを気にしてくださっている、 ブログを書いていてよかった、と思える瞬間です。 台風14号は関西には大きな影響がなかったのですが 雨や風で被害を受けられた方に、どうぞお元気を出してください、とお見舞い申し上げます。 9月も三分の二が終わろうとしているのに、いつまでも暑い、と思っていましたら 今日は「台風一過」とさわやかな秋晴れ、とはいきませんでしたけれど(何となく一日中曇っていました) 湿度が低く風が気…

  • すぐ使う質(タチ)です。

    昔、向田邦子さんのエッセイにあったお話。 おぼろげな記憶なので間違っているかもしれませんが、大筋では記憶通りだったはず。 向田さんは頂いたものをすぐ見たくて仕方ない性格だそうで、 来客があり手土産などをいただくと中身が気になって話に身が入らなくなったり、 結婚式の披露宴などで引き出物をいただくと中身を早く確認したくて 家に帰るまでの我慢が辛い人なのだそう。 ある日、やはり披露宴に招待され引き出物をいただいて、ホテルのエスカレーターに乗った時の事。 同じ披露宴会場から出てきたおじ様がエスカレーターに乗っている最中に、引き出物の中の包みの包装紙をビリビリと破り、中身を見たんだそう。 同じ気持ちでい…

  • 憚られて、単衣

    何となく昭和歌謡の曲名のような今日のタイトル(^^;) 一昨日の金曜日、お点前の予定はなくお客役での勉強会だったので カタモノでもいいか、と夏大島を着て出かけたお茶のお稽古。 2日たって、9月4日。 まだまだ9月の掛かりですけれども、濃茶のお稽古枠を取っていたので 何となくカタモノ着物(紬)を着てのお点前が憚られて、単衣を着て出かけました。 ご一緒したお稽古仲間の着物は単衣が6割、薄物4割、と言ったところ。 濃茶でも格の高いお道具を扱う唐物点前の稽古となるとやはり柔らかものの着物でないと点前の所作に違いが出たり、第一、心構えが違う気がします。 正絹の柔らかものなら袖の捌きも上手くいくようなとこ…

  • 夏大島で9月最初のお稽古へ。

    台風11号、週末から来週にかけて日本列島が影響を受けそうですね。 ニュースで風速50mと聞いて2018年に関西を直撃し関西空港の連絡橋にタンカーが激突した台風21号を思い出しました。 どこにも大きな被害が出ずに済みますように。 昨日は夕方からかなりの雨だったのですが今日は蒸し暑く晴れていました。 9月、お茶の世界では着物の季節ルールも割ときっちりしているのですけれど ここ最近の温暖化で9月に「単衣」はちょっときつい、と思うのが正直なところです。 9月2日、まだ序の口(何の?9月の、です)で薄物でもお許しいただこうと先日も着た夏大島を着て出かけました。 黒地に流線模様の夏大島 見た目よりずっと涼…

  • あじさい 墨田の花火 夏の終わりに開花

    なんでしょう? 庭の紫陽花、墨田の花火がまた新たに花(正確にはほぼガクですが)を咲かせました。 (花器は江戸末期頃に使われていた漆掻きの時の漆桶です) 我が家の庭の仲間になって15年。 こんな夏の終わりに二期咲きするのは初めてのことです。 墨田の花火、他の紫陽花と同じように開花時期は6月~7月頃ですが 今年は6月に異様に暑くなって、その後、空梅雨のまま梅雨明宣言が出、 7月が過ぎ、8月になってまるで梅雨の頃のような雨が続いていたので もしかしたら季節を間違ってしまったのかも。 枝を数本切って下駄箱の上に飾ってみました。 と、案の定、猫チェックが入りました。 まずは我が家の猫リーダー、タイガー兄…

  • 8月最後の着物でお出かけ

    多分、です。 一昨日、薄物訪問着でちょっとだけ遠出してきました。 場所は内緒、どなたかの持ち物かも内緒の、 古民家と敷地内のお茶室 ここで「お茶事をしますからどうぞお越しを」とお声がけいただき 6月からずっと楽しみにしていました。 電車を乗り継いで黄金色に色づいた稲穂を見ながら茅葺の古民家へ。 案内の方にご挨拶して寄付きで身支度を整え、冷たいお茶を一服いただいた後 露地の待合へ。 亭主の迎え付けを受け、蹲を使ったのち、お席入り。 床には「夏雲奇峰多(かうんきほうおおし)」のお軸 風炉釜・飾りつけの拝見を済ませて席に着くとご亭主が入室、ご挨拶の後、炭点前がありました。 夏らしいキリリとしたお炭を…

  • 紗の着物に紅型の帯でお稽古に。

    朝から薄曇りだった日曜日。 8月最後のお稽古の枠を取っていました。 真夏にはエアコンを20℃くらいまで下げてパワフル運転で着ていた着物、 気が付けば今日はいつもつけている設定温度で「暑いっ‼」と思うこともなく着物を着ることができました。 着物って不思議。 帯を巻いたりしている時は「暑い‼」と思っても、一旦着てしまえばさして暑くないんです。 むしろ真夏の炎天下でも少しの風を受けて、抜いた衣紋(首の後ろ、うなじの下です、着物の衿が下がっているところ)や袖口、身八つ口(みやつぐち・着物の身頃と袖が付いている部分の脇に当たるところ、ここは14.5㎝縫い付けずに開いています)から 心地よい風を感じること…

  • 夏大島に五泉の帯で辻村史朗展へ

    雨が続いていた京都。 今日は青天、と言うのがぴったりのお天気でした。 実は、一昨日、我が家のお隣のお寺の森に落雷があり 大雨の中、夜中11時半ごろから2時間ほど、消防車が数台駆けつけて 赤色灯を回して安全確保と消火作業をされていました。 付近は停電、一番近くの大きな交差点の信号も停電していたためパトカーが走り回って警備に当たっていたようで、夜半まで落ち着かない時間を過ごしていました。 落雷した瞬間は恐ろしいほどのドーーーンと言う音と稲光、そして電気が消え 猫たちが怯えてパニック状態、 そこへサイレンを鳴らして消防車が何台も到着し我が家の玄関からも 赤色灯が点灯しながら回転している赤い光が入って…

  • 久しぶりに南座へ

    8月2日から始まった南座の「坂東玉三郎 特別講演」 演目は『東海道四谷怪談』 販売開始日、チケットwebでは特別席からどんどん埋まっていっていました。 友人の都合に合わせてチケットを購入。 玉三郎さんの相手役、民谷伊右衛門は片岡愛之助さん。 愛之助さんが嫌いとかそういうことじゃなくて、あぁ、仁左衛門さんで観たかった、と言うのが本音です。 若い頃からお二人の大ファンだった私(と、夫) このところ、仁左衛門さんのご体調が今一つすぐれない、と言うことで大阪松竹座での7月大歌舞伎も休演され、なんだかすごく心配です。 このところの酷暑なのでご無理をなさらずゆっくり体を休めていただいて また玉三郎さんとの…

  • 雪花絞りの浴衣着物に紗献上の博多帯でお稽古に。

    8月に入った、と思ったらあっという間に1週間が過ぎました。 本当に、時間が流れていくのが早くてびっくりです。 今日はこの数日の暑さに比べると少しマシだったような気がします。 8月、本来ならお稽古はお休みの月だったのですが 弟子たちはやる気満々(笑)、そのパワーに応じてくださって宗匠がお稽古日を設けてくださっています。 ただし、エアコンをフル稼働させても広い(8月は8畳の茶室と6畳の寄付きの間の葦戸を外して大きな広い空間をお稽古場として下さいます)茶室は冷えすぎるに十分と言うことはなく、 少しでも楽にお稽古を、と全員、盆略点前を見ていただきます。 年に一度の盆点前、手順を忘れてしまって言うところ…

  • この夏2度目のかき氷

    皆さま こんにちは。 私にしては珍しく、夜中ではない更新です。 不思議です、お昼間だっていくらでもブログを書く時間があるのに なぜ私はいつも真夜中に記事を更新する癖がついているんでしょう。 夫が在宅してるから? いえ、でも、真夜中の更新はコロナ以前、夫がリモートでずっと家にいるようになる前からです、 と言っても、コロナ以前も夫の在宅率は、彼が勤務先の重要なお役目を引かせていただいてからは凄く高かったのですけれどね。 昨日、銀行に用があって出かけたついでに駅併設のデパートで少し買い物しました。 金曜日でしたけれど、観光客の方を大勢お見掛けし、感染が急拡大してても やはりこの2年の自粛生活が嫌にな…

  • 雷鳴 轟く

    この数日、外に出るのもためらわれるほどの気温が続いていて 庭の水やりのついでに表の道に打ち水(と言えるのかどうか、ホースで思いっきり水を撒いていますけれど)しても、ほんの数分で路面はみるみる乾いていくほど。 珍しく早朝(よそ様には笑われますけれども我が家の夫にとっては朝7時は早朝です)から勤務先へ出かけた夫と見送って 食後の片付けをしながら洗濯機に頑張ってもらって 少しでも日差しがましなうちに、と洗濯を干し、ニャンズ男組を庭に出してやり(勿論リードをつけています)植物に水やりをして、 ショッピングモールが開くのを待って買い物に出かけました。 本当は開店後1時間くらいしてからのほうが品出しが終わ…

  • 駒絽の色無地に本麻の八寸名古屋でお稽古に。

    暑い、と言う言葉が、言うまいと思っても口をついて出て来る一日でした。 今日は(私にとっては)7月最後のお稽古日。 明日も宗匠はお稽古をつけられます。 朝、少し涼しいうちに、と猫たちを庭に出してやり、ほんの少しだけ草抜きしたら もう汗だくだく。 シャワーして汗を引くのを待って着物を着ました。 濃い紫(江戸紫)の駒絽の色無地。 紋はつけていないのでお稽古用の気軽な一枚です。 でもこの着物を着るといつも(なんだか法事みたい)と思ってしまいます。 何度か書いているのですが私は紫が大好きで 幼稚園の卒業記念の文集(文字より絵が多い)にも 「好きな色はむらさき」と書いています。 三つ子の魂百まで、の言葉通…

  • DIY動画にハマっています。

    暑い一日でした。 気象庁の発表では京都市の本日の最高気温は35.4度と言うことでしたけれど 本日の当家の庭、37℃ありました。 もうメダカが泳いでいるコンテナ(大きな樹脂製の盥のようなもの)の中の水は 温水というよりもうお風呂状態。 でも日に日に気温水温が上がっていくので耐性が出来るのか メダカたちはいたって元気に泳ぎ回っています。 睡蓮の葉の下にいれば直射日光も遮ることができますしね、メダカも賢い💦 庭の睡蓮と蓮の様子です。 ヤマちゃん、庭に出たがるけれど出てみたら暑すぎてタイルの上で伸びてます。 でも、「暑いからお家に入ろうよ*1」と言っても抵抗を試みて入りたがりません。 付き合うこちらが…

  • 桃のかき氷

    1週間ぶりの更新です。 このところ、怖いくらいの勢いでオミクロン株の亜種、BA.5の感染が拡大していますね。 東京のみならず、全国的に凄い感染者数になっています。 ところが、このタイミングで母の様々な公的な用事で実家へ出かける必要が続いていました。 パーキンソン病の母は指定難病の受給者なのですがその更新手続きは毎年、 この時期になっています。 介護保険負担割合証も今持っているものは7月31日まで。 8月1日以降の割合証や後期高齢者医療保険証も新しいものを母の暮らしている施設に持っていく必要がありました。 オミクロン感染拡大を受けて、母が入所している施設も本日付け(7月25日)で 面会が当面自粛…

  • 絽の茶屋辻小紋に露芝の帯でお稽古に。

    祇園祭の前祭、山鉾巡行が終わって少し喧騒も落ち着いた今日、 お茶のお稽古日でした。 昨日の天気予報では雨は降らない感じだったのですが 着物を着て出かけようとすると空がどんより、玄関に置いてある着物の時用の 長い雨傘(ちょっと上等で普段には使わない傘です・汗)を持って出ました。 今日の着物は絽の茶屋辻文様の小紋 灰色の混ざったような水色、なんとも微妙な地色で色名を説明するのが難しいのですが 画像で見るより実際はもう少し水色が勝っている印象です。 帯は絽の九寸名古屋。 黒地に落ち着いた赤で露芝模様が織り出されています。 ずいぶん古い帯で、昭和4.50年代のものだと思います。 帯揚げは絽縮緬、白地に…

  • 3年ぶりの宵山の人出

    昨夜・一昨夜と祇園祭の宵山でした。 私が若い頃は、前夜を宵山、前々夜を宵々山、と呼んでいましたけれど 祇園祭の山鉾建てと巡行が、過去の歴史通りの先祭と後祭に姿を戻した頃から 前夜も前々夜もそのまた前の夜も、宵山と呼ばれることになったようです。 (たぶん、京都市と祇園祭の実行委員会や、神事を担う「宮本組」の方々でそう決められたのかな?) 新型コロナの変異株の進化系?BA.5の強い感性威力でこのところ急激に感染者が増えていることもあって、 3年ぶりの宵山・巡行ですけれども我が家は出かけないことに(夫の無言の「まさか行かないやろ‼」)しています。 明日の巡行は日曜日、さぞにぎやかなことになるでしょう…

  • 染司よしおかの数寄屋バッグと、季節限定のお菓子の話

    一昨日、細見美術館で開催中の展覧会に出かけてきたことを前回の記事に記したのですが 展示物をすべて見終わって最後のコーナー、ミュージアムショップを覗くのは 展覧会へ出かける時の毎回の楽しみです。 図録やポストカード、その展覧会にちなんだグッズをなんだかんだ購入してしまうのですが 今回の特別展のミュージアムショップには染司よしおかさんの染められた作品が色々と展示販売されていました。 以前に頂いたことのあるトートバッグやショールやハンカチ、お茶の場面で使う帛紗バッグや巾着などある中に麻の数寄屋袋が大小サイズ、7色ほど並んでいました。 その中に通常よくやる数寄屋袋よりも一回り大きい数寄屋袋を見つけ心惹…

  • 雪花絞り浴衣地着物仕立て初おろし

    昨夜、ベッドに入って本を読んでいたら激しい雨と雷鳴が数回轟き 一緒にベッドで眠っていたヤマちゃんがびっくりして飛び起きタオルケットにもぐりこんできました。 怖かったね。 タイガーと葉っぱは階下のリビングのソファで眠っていたようでしたけれど、 雷からしばらくして二人そろって寝室に上がってきました。 猫まみれになって寝返りが打てません💦 今日は細見美術館に出かける予定にしていました。 ただ、天気予報は激しい雨。 何を着て出かけよう…… と迷っていたのですが 出かける予定のお昼頃に、空がパーッと明るくなったので 先日、仕立てから戻ってきた雪花絞りの浴衣着物を着て行くことにしました。 hibinoku…

  • 雲取り小紋にすくい織の帯でお稽古に。

    台風4号が熱帯低気圧に変わった前後から天気予報通りとはいかなくなったこの数日。 今日もまぶしく照りつけているかと思えば、急に空模様が怪しくなったり、で 日傘を持つべきか、雨傘を持って出かけるべきか、悩ましいお天気でした。 今日は月に一度、午後から奥の点前の研究会の日。 夫のお昼ご飯の支度をして着物に着替えるために2階の自室で支度していると 「安倍元総理が狙撃されたよ」と夫が知らせに上がってきました。 びっくりして自室のテレビをつけNHKの報道番組を見ながら 心ここにあらず、で着替えを始めました。 日本でこんなことが起きるなんて。 衝撃的な事件が起きてしまいました。 奈良・大和西大寺での応援演説…

  • 先週の御馳走たち

    先週、百貨店に用足しに出かけた時の一人ランチ この日、珍しく夫には外の仕事。お昼をまたいで午前と午後に予定を入れていたので 「お昼は外で済ませるから」だったんです。 大好きな鼎泰豊の小籠包とエビチャーハンのセットです。 一人で外でお昼ご飯なんて本当に久しぶり。 ついデザートも。 マンゴーピン(マンゴーかき氷) これが美味しいのなんのって。 幸せなひと時でした。 コロナになって、夫が在宅で仕事をするようになってから 毎日、お昼は夫と家で。と言う生活をしています。 おかげでこの2年ですっごく‼太ってしまいました。 コロナ以前も、夫の在宅率は高い家庭だったのですが(授業や会議のない日は勤務先に出かけ…

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