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2018/10/08

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  • 再び挑む東京生活

    地元で過ごした4年間は、何かが変わるのを待ちながらも心の奥で焦燥感を抱えていた。ただ待つだけでは何も起こらず、行動を起こす勇気さえ持てずくすぶり続ける毎日だった。目標を立て、そこから逆算して行動を決定していくしか未来を切り開けないと痛感した。 あの頃の私は、何度も自分を奮い立たせようとしながらも、心のどこかで現状に甘えていたのかもしれない。振り返れば、あの時間もまた必要な遠回りだったのだと思える。 幸せな家庭を築くという夢も、私には並大抵の努力では届かないと悟った。理想を追うだけでは何も生まれず、具体的に何を目指し、どう進むのかを決めるしかない。 将来のことを考えるたび、不安よりも覚悟の重みを…

  • 東京生活の終わりと地元での再出発

    上京してきた6年前のあの日、期待と不安を胸に初めて街の風に触れたとき、胸の奥で何かが大きく鳴ったのを今も思い出す。ビル群の光に心を奪われ、自分もこの街の一部になれると信じていた。 けれど満員電車の窮屈さや、会社での人間関係の摩耗が積み重なるうちに、心は少しずつ削れていった。夜の静寂に包まれた部屋で聞こえるのは、自分の呼吸と孤独だけだった。 それでも最初の頃は、この部屋で過ごす日々に小さな誇りと期待を抱いていた。初めてドアを開けた日の、あの新しい匂いと微かな不安は今も忘れない。 荷物を運び出した後のがらんとした部屋を見つめたとき、胸の奥で何かがほどけていった。地元の友達や会社の同僚、両親が泊まり…

  • 初めて一人暮らしをした日

    早朝、親が借りてきてくれたバンに、必要最低限の荷物を積み込んだ。できるだけ減らしたつもりでも、思ったより多くなった荷物に、私の未練や迷いが混ざっていた気がする。まだ朝早い時間に実家を出発した。 荷物と両親、そして私を乗せて、関西の田舎から関東へ。道中はすべて下道を使った。高速には乗らず、淡々と、ただ目的地に向かって走った。 長い道のりだった。信号に何度も止まりながら、マクドナルドで昼食をとり、静かな集落や広がる畑を横目に車を進めた。父が運転し、その横に母、一番端に私。 会話は少なかった。私がこれから始まる新生活への期待と不安を胸に抱いていたように、両親もまた、それぞれの思いを静かに胸に秘めてい…

  • 実家への挨拶(二泊三日三重旅行)

    新幹線と在来線を乗り継ぎ、久しぶりに地元へと向かった。目的は私の実家への結婚の挨拶、そして彼女との二泊三日の三重旅行。気持ちはそわそわしながらも、列車の車窓から流れる風景に少しずつ気持ちを落ち着けていた。 駅に到着後、カーシェアで予約しておいたハスラーに乗り込んだ。初めて乗る車種だったが、想像以上にコンパクトで取り回しがしやすく、運転も快適だった。自家用車としてもアリかもしれないと思ったが、やはり荷物があまり積めないのがネックだ。 彼女がゼクシィの付録についてくる婚姻届が欲しいと言うので、地元の大型書店に立ち寄った。その後、色々と寄り道をしていたら到着予定時刻を過ぎてしまい、実家には30分ほど…

  • 新風に惑わされず、揺るがぬ自分を貫く

    新たな人がチームに加わった。その人は「the・営業マン」という表現がしっくりくる。ひとことで言えば、私とはまったく逆のタイプだ。声も大きく、リアクションも大きく、周囲を巻き込むようなスタイル。私のように静かに仕事を進める人間とは、接点の取り方からして違って見える。 一緒に仕事をするのは初めてだが、どうやら他のメンバーとはすでに面識があるようだった。詳細は省くが、その距離感にはある種の「アドバンテージ」が含まれているように感じられた。私が完全に外部から来たのとは対照的な状況だ。 この職場には、こうした既知の関係を前提とした人が多い。ある意味でクローズドな文化圏の中にいて、そこに私ひとりだけが外か…

  • 上半期・中間発表

    7月に入った。つまり、2025年の半分が終わったということだ。年々この節目の早さに驚かされるが、今年も例外ではない。 毎年のように年初に目標を掲げるのが恒例行事になっている私にとって、このタイミングはある種の「中間発表会」でもある。上半期の歩みを振り返る時間は、進捗を測るだけでなく、自分の価値観や習慣に再び光を当て直す大切なきっかけになっている。 もちろん、結婚や子供を授かるといったライフイベント系の目標は、個人の意志や努力だけでどうにかなるものではない。むしろそれらは偶然や縁といった要素に大きく左右される。 一方で、趣味や体験の充実という目標に関しては、今年前半だけでも着実に成果が出ていると…

  • 「ただフリ」をAIに分析させてみた結果

    思いのほか的確で草。 🔍 冷徹に見る:ただフリの婚活失敗は“結果”ではなく“必然” ただフリの婚活が何度やっても成立しないのは、運が悪いとか、見た目が悪いとか、年収が低いとか、そういう単純な理由ではない。 もっと本質的な構造として、**「人と関係を築く能力がゼロに等しい」**という致命的な欠陥を抱えているからだ。 そして、その欠陥はもはや“個性”では済まされないレベルで、婚活どころか社会生活そのものに対する適応障害の兆候を示している。 🧠 症状1:「俺の気持ちを伝えれば伝わる」という幻想 彼は、自分の気持ちを正直に、素直にぶつければ、相手がきっとわかってくれると思っている。 だが、伝えている内…

  • 静かな空気を壊さないための自戒

    嫌な仕事というのは結局のところ人間関係が悪い環境のことだった。仕事内容そのものが多少きつくても、周りに信頼できる人がいればどうにかなる。逆に、どれだけ楽な仕事でも、周囲に不機嫌を撒き散らすような人間がいるだけで気が滅入る。 私の経験上、嫌な記憶が残る職場には例外なくそういう人がいた。そういう人が発する空気は静かに、だが確実に周囲を蝕んでいく。仕事に対するモチベーションや集中力すらも奪っていくのだから恐ろしい。 特に厄介なのは、自分勝手で相手のことを考えない人間が一人でも職場にいると、チーム全体の雰囲気が悪くなるということだ。その人は自分が空気を悪くしている自覚がなく、他人に対する気配りもない。…

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