60歳の何のとりえもない男が、医学部と司法試験を同時に、しかも短期間で合格することを目指すという無謀
固有名詞を出してしまっていいのかどうか分からないが、有名人だからいいだろう。 御存知のように、河野玄人氏は大秀才である。 東大理Ⅲに現役合格し、医師の国家試験に受かった。 医学部在学中に司法試験に予備試験経由で合格した。 さらに、公認会計士試験にも合格し、いわゆる国家三大資...
昨日と今日は共通テスト・・・・ 懐かしい。 いろいろな試験を受けても、大学入試の思い出は別格だ。 受験老人は、かつての共通一次試験が始まる前の年に、大学に入った。 そして大学4年生の時、理Ⅲを受けなおそうとしたときは、 共通一次は勉強しなくてもいい点が取れるだろうとタカをく...
受験老人は今年の目標として、 勉強については 2月中に簿記3級検定合格 7月中に簿記2級検定合格 10月に宅建合格 という目標を立てた。 これがどのくらい現実的なのか分からないが、 役所はこの3月で退職するため、それ以降は勉強はまあまあできそうだなと思う。 そして、簿...
簿記3日目。 やりたくなくなってきた。 ふくしままさゆきの動画は、すごく分かりやすく、丁寧なのだが、 それでも、すぐにウトウトしてしまう。睡魔に負ける。 こりゃアカン!! だいたいスタイルができてきた。 前日見た動画を復習のためもう一度見て、練習問題をやる。 そして、新しい...
簡単だろうと、安易に考えていた。 だが実際にやり始めてみると、なかなか難しい・・・ 受験老人は、1日1時間半の勉強で、2月中に簿記3級試験に合格しようと思っている。 しかし、最初の入門動画を見始めた途端に寝入ってしまった。 つまり、年をとり、新しいものを吸収する能力が、ぐっ...
受験老人は、役所に何十年も勤めたにもかかわらず、 会計のきまりについてはほとんど何も知らない。 情けない話である。 結局、そういった厳密な会計の規則は、会計課とか、会計担当者とかに任せ、 自分はアイデアを出す方だからと逃げ回っていたのである。 だが、社会的、世間的に考えると...
さて、出師表の第3番目だが、これも突飛な計画。 それは・・・・東大受験。 本当に、ハチャメチャな計画だ。 何のため?? と疑問に思う方々が大部分だろう。 ・・・・単に受けたいだけだ。深い理由はない。 まっしかし、根拠はある。 それは、受験勉強をはじめとした、勉強が楽しいから...
さて、出師表は、SASUKEがメインではない。 受験老人なのだから、出師表の中心は、あくまで試験に置きたい。 受験老人は役所で再雇用の身分で働いていたが、この3月でそれも終わりになる。 まだ仕事としてはブログ書きが残っているが、日中に自由に使える時間ができる。 それなら、そ...
「出師表」は、すいしのひょう、と読む。 受験老人は、昔、横山光輝の描いたマンガ「三国志」にハマったことがある。 三国志については御存知の方も多いと思うが、 中国の後漢時代の終わり、魏・呉・蜀の三国に分かれて覇権を争った時代を描いたものだ。 さすが同国随一の歴史文学であり、 ...
タイトルを見て、驚かれた方も多いかもしれない。 そう、受験老人はSASUKE出場を目指して頑張ることにしたのだっ!! アホかっ という批判は甘んじて受ける ありえんと思われる方が大半だろう。 だが、目指すだけなら誰だってできる。 思い立ったのは約3か月前。 受験老人はTve...
(前回からの続き) さて、その後どうなったか。 受験老人は、当面、医学部受験は断念した。 また、司法試験の勉強も、この4年間、やっていない。 「受験老人日記」とは言えなくなってしまった。 表向きの?理由としては、「忙しくなったから」、ということ。 ・本業:再雇用で働いている...
(前回の続き) Mさんは言った。 Mさんが医学部に入り、何年か経ってからのこと。 Mさんの上の学年の人から、聞かれた。 「今年入った高齢入学者は、もしかして、あなたの知り合いではないか?」 Mさんはその言葉に違和感を感じた。 もし知り合いだとすると、役所での知り合いだと思う...
(前回の続き) さて、受験老人は、東北の大学で講義を行った後、最北の県まで列車を乗り継いで行った。 季節は晩秋で、夜ということもあり、一段と寒さは増していた。 そこでは、そこで働いている知り合いと会って飲むことになっていた。 お互い、いったん退職した身分ではあるものの、知り...
(前回の続き) 受験老人は、ある分野で専門的な知識を持っており、 このため前回書いたように、兼業でブログを書くようになったのだが、 それ以外に、これまで、いろいろな所から頼まれ、講演や講義を行ってきた。 母が亡くなって1年近く経った時のこと。今から2年前、晩秋のことである。...
(前回の続き) さて、母の死後、受験老人はやる気を失った。 積極的に何かをやろうという気がしなくなってしまった。 考えるに、母は、受験老人が小さいころから、いかなる時も、受験老人を応援してくれた。 そして、受験老人に良いことがあったら、母は大いに喜んでくれた。 受験老人は、...
(前回の続き) 受験老人の母については、5年ほど前、認知症、正確にはレピー小体系の認知症になった。 その頃は父が主体で介護していたが、なんせ父も90を大きく超えた年齢である。 母が夜中にわめき、徘徊し、排泄物も垂れ流すようになると、家での介護は無理になった。 このため母は介...
(前回の続き) 医学部3回不合格(うち2回は試験成績だけなら合格ラインを超えていた?)を踏まえ、 受験老人は考えた。 とにかく、こうしているうちにどんどん年を取る。あまりよい点も出せなくなる。 またチャレンジしても3次面接に回されると、それだけで大きく減点される。 受かって...
(前回の続き) さて、経緯が長くなってしまった。 1回1回の読み切りとして面白い記事を期待して読まれている方は不満かもしれないが、 今は受験老人は、自分の頭を整理するためにこの経緯を書いている。 いわば、自分のための「受験老人日記」である。 それが第一の目的になるのは当然だ...
(前回の続き) こうして、受験老人の医学部受験は終わった。 今回は、筆記試験ではほとんど準備はしていなかったとはいえ、 過去2回よりも、まずまず力は出せたと思った。 そして、面接を3回も受け、最後は学長と直接話をすることもできた。 学長も、受験老人の思いはある程度、受け止め...
(前回の続き) 「医師にはできるが、AIにできないことがあるか」という命題に対し、 その女性教官が言及したこと、 それは・・・・「終末医療」だった。 受験老人は、心の中で唸った。 確かにそうだ。 いくらAIが発達し、技術的にどんな名医も上回ろうとも、 もう、死にゆく患者に対...
(前回の続き) 受験老人が、卒業後、医師としてどのようにやっていくかについて、話したこと それは、「オンライン診療、医療機関の連携、AI診断、治療ロボットの活用」だった。 それらを用いることで、どんなへっぽこ医者でも、一定レベルの医療を患者に与えられる。 しかも、患者を待た...
最終面接を行う部屋には、学長と、もう一人、女性の教官がいた。 このような1受験生の面接に、わざわざ学長が立ち会うというのは一般的か? しかし、大学側がそのような姿勢を見せてくれ、ありがたいと思った。 受験老人は、思っていることを大学にぶつけられる、よいチャンスと受け取った。...
長い間、「よい医者、悪い医者」の話を書いていたため、 読者の皆さんはすっかり忘れてしまったのではないかと思う。 受験老人は、今から4年前、ある国立大学の医学部を受験していた。 ざっと経緯を振り返ると、 最初の年、合格者の最低点を5点超えていたものの、不合格。 次の年、全然出...
(前回の続き) このように治してもらえて、院長には感謝しかなかった。 本当に、日本一の医者だ。 院長は言った。 「手術してよかっただろう。 あんたの目を別のところから穴を開けて網膜を剥がし、もう一回貼りなおした。 熱海の医者はどう言ったか知らんが、 普通に剥がして重い液体を...
(前回の続き) 眼帯を取ると、目の前に、どよんとした世界が広がった。 「見える・・・・」 その時の感動は、何事にも代えがたかった。 受験老人の一生のうちで、一番うれしかった瞬間は、何だったろうか。 試験で一番を取ったり、 発表がうまくいったり、 大学に合格したり、 といった...
(前回の続き) 「先生、網膜の皺が伸びてきています。」 受験老人は、その言葉の意味を探った。 その女性(後で、若い眼科医だと分かった)の声は、明らかに高揚していた。 「そうそう、あまり急に引っ張ったら破れる。つまんでいると、自然に伸びてくる。」 院長が応える。 「あっあっ、...
(前回の続き) 手術当日。決戦の日だ。 といっても、戦うのは受験老人ではない。手術をするのはあくまで医者だ。 お昼近く、最後の診察を済ませた。 手術は毎日、夕方から始まるとのこと。受験老人はそのうちの1人にすぎない。 この時の診察のことはあまり覚えていないが、院長は、やはり...
(前回の続き) 受験老人は憔悴しきった。 最後通牒を突き付けられたに等しかった。「失明宣告」。 受験老人は、清算するため、受付前で暗い気持ちで待っていた。 その時、看護師が、慌てたように、受験老人のところに息せき切ってやってきた。 「院長がお話があるそうですっ。」 看護師は...
(前回の続き) 横浜の病院は、個人の眼科医院だったが、結構大きかった。 朝一番で病院に行ったが、待合室は人であふれかえっていた。 100人以上いた。 椅子に座れず、立っている者もいた。 受験老人が手術を受けた大学病院の方がシステマティックで、清潔な感じがした。 しかし、この...
(前回の続き) 「あなたは、左目だけでなく、右目も問題が起きています。」 上は目の断面である。 網膜上にあるへこみの部分を黄斑といい、そこに視細胞が集中している。 なので、黄斑が損なわれると視力ががくっと落ちる。きわめて大切な部分である。 医師は言った。 「あなたの場合、こ...
(前回の続き) 失明同然になっている目を抱え、大学病院から2通の紹介状をもらった受験老人。 もう1週間先には、受験老人がネットで探し出した横浜の病院に行くことになる。 だが、せっかくだから、もう1つ紹介状をもらった、熱海の病院にも行ってみよう。 そう考えて、熱海の病院に予約...
(前回の続き) 受験老人は、大学病院の受診日の朝、窓口に電話した。 あなたの病院で手術した結果、失明しかかっている。 他の病院で診てもらいたいので、 カルテの写しをもらえないか。 すると、にこやかに応答していた窓口の女性の声が、急に固くなり、別の部署に回された。 その部署の...
(前回の続き) さて、受験老人は、DVDを見たことで、少し元気が出てきた。 この失明同然の目と一生つきあう覚悟も、徐々にできてはきていたが、 しかし、もう少し悪あがきしてみようと思いはじめた。 今までは、医者の言うことを一方的に信じていた。 だが、本当に治らないか、自分で確...
(前回の続き) 受験老人が知人からもらったDVDに入っていたもう一つの話は、 「ブッダ真理のことば」 というものだった。 受験老人は、ふだんは仏の教えに対し、当たり前のことを言っているだけだとして、 深く考えることはなかった。 しかし、自分がひどい苦境にあったその時は、 砂...
(前回の続き) 苦境にあえいでいた私がもらったDVD、それは いろいろな本の紹介をする番組を録画したものだった。 正式には、NHKの「100分de名著」というタイトルで、伊集院光さんが進行を務めていた。 その中には2つの本の紹介が含まれていた。 受験老人は、目を開けるのもし...
(前回の続き) さて、受験老人は退院後、精神を苛まれ、ずっと布団でふさぎ込んでいた。 もう、働くことはできないと思った。 眼が見えないのである。 左目はもはや使い物にならない。 残った右目は0.02。 しかし、とにかくずいぶん休んだ。 あまり休みすぎて、欠勤になるかと思った...
(前回の続き) 退院の日になった。 受験老人は、沈痛の極みだった。 退院に当たっての最後の診察は、受験老人の手術をした上級医師だった。 「本当に、何か良い方法はないのですか。なんとか治らないのでしょうか。」 しかし、上級医師は、首を振るだけだった。 「まあ、網膜は次第に動く...
(前回の続き) 前回の記事の最後が抜けていたため、もう一度。 このように見えた。 実は、当初、真ん中が見えないのでそちらの方ばかり考えていたが、 右下6分の1も見えなくなっているのに気付いた。 全体に大きくねじ曲がって見える上、つぎはぎだらけだった。 (実際には、これよりも...
(前回の続き) さて、目の手術の後、うつぶせ寝を続けていた受験老人である。 何もせずに寝ているのは退屈で仕方なかったが、 このうつぶせ寝が終われば目がよく見えるようになるだろうと期待していた。 病院の部屋はまるでホテルのようで快適だった。 食事はおいしく、看護師さんたちは優...
(前回の続き) 手術は部分麻酔をしているので、医師や看護師のやりとりがよく聞こえる。 「先生、血圧が200超えています!!」 看護師が叫ぶように言う。受験老人は普段から血圧が高いうえに、臆病者だ。 眼の中で機械が操作されているのが分かる。 眼の底まで機会を突っ込むのだから、...
(前回の続き) 網膜剥離と診断された受験老人である。 いささかショックだった。 というのは、せっかく大きな、清潔でかつ豪華な病院だと思って来たのに、 医師の診察はことごとく裏目に出たのである。 1つ、東北の病院で、強く硝子体手術という根本治療を推奨されたにもかかわらず この...
(前回の続き) さて医師からは、10日くらいの間は激しい動きを慎むようにと言われ、そうした。 何日かすると、濁って何も見えなかった左目が次第に晴れてきた。 10日目になって大学病院を訪れた。 上級医師は、「もう大丈夫。運動もできますよ。」と太鼓判を押してくれた。 受験老人は...
(前回の続き) 地元にある豪華な大学病院で手厚い診断を受け、レーザー治療を受けた受験老人である。 さて、受験老人はその頃、役所の仕事とは別に、夏祭りの責任者をしていた。 これは結構大変で、仕事がおろそかになるほどだったが、 とにかく、各係の分担を決めて、しっかり進行させなけ...
(前回の続き) さて、網膜に穴があいたという東北の大学病院での診察結果を受け、 詳しく診てもらうため、受験老人は地元の病院に行った。 その病院は創始者が新千円札の肖像になった、地元では有名な私立大学の附属病院だった。 この病院を訪れ、受験老人はびっくりした。 バカでかく、ま...
ここで、受験の話を少しお休みして、受験老人のある体験を書く。 それは、人生の危機に瀕した体験である。 同時に、受験老人が、医師を目指すきっかけになった出来事である。 受験老人は子供の頃から、ひどい近視だった。 家族には祖父母も含め、だれ一人、目の悪い者はいなかった。だから遺...
(前回の続き) 集団面接の順位付け問題。再掲する。 A. 医療全般に豊富な知識を持っている医師 B. 専門分野についてすぐれた医療技術を持っている医師 C. 研究を行い研究能力を磨いている医師 D. 患者のことをよく思いやり、患者の気持ちがわかる医師 E. 地域医療に貢献し...
(前回からの続き) さて、一対多面接は、自分に正直に答えたせいで躓いた受験老人だが、 次の面接では、我を通すつもりは全くなかった。 集団面接なのだ。 受験者が5~6人毎のグループに分かれ、特定のテーマについて討論し、グループとしての意見をまとめるというものだった。 受験老人...
(前回の続き) 受験老人は、今回の面接に際し、ある覚悟を持っていた。 すなわち、自分自身に正直になろう、ということ。 当然ながら、他の受験生は医学部の面接対策はばっちり講じてきているだろう。 だが、受験老人はこの年になって、小手先の理論構築はしたくなかった。 むしろ、そのよ...
(前回の続き) 生物の問題を見て、受験老人は思った。 「これは自分向きだっ。」 受験老人の専門の、生命科学の問題が目白押しだったのである。 こんな問題があった。 「多くの生物に共通する特徴を、遺伝情報を持ち、自己増殖する以外に3つ挙げよ」 (問題は一部加工) 受験老人はこれ...
(前回の続き) これが最後の受験かな。受験老人はそう思った。 受かるつもりはなかった。また、受かっても行けない、と思っていた。 いよいよ大学の試験日を迎えた。 記憶があいまいで、この時かどうか忘れたが、 駅前で、受験者向けにパンフレットが配られていた。 並んでいた受験老人に...
(前回の続き) さて、共通テストで大失敗し(実力?)、ちょっと落ち込んだ受験老人だった。 しかし、一応、受験する大学に合わせて各科目の配点を調整してみた。 すると、ややっ・・・ 配点調整した共通テストの合計点は、 前年、つまり7点差で落ちた年のセンター試験の合計点と、たいし...
(前回の続き) さて、そうこうしているうちに共通テストの日を迎えた。 これらがどのような問題だったか、受験老人はどのように対処したか。 実は、ほとんど覚えていない。 4年前だったので、記憶が薄れたということもある。 だがそれ以上に、 出来が悪かったから、嫌なものは思い出した...
(前回の続き) 年末年始に猛勉強した受験老人だったが、 実は勉強時間の半分はある科目に費やしていた。 ・・・・それは生物。 受験老人は、それまでセンター試験で理科の2科目は、物理と化学で受けていた。 しかし、この最初の共通試験の年は、それを化学と生物に変更したのだ。 理由は...
(前回の続き) ともあれ、受験老人は共通テストに向けて勉強を続けた。 書き入れ時は年末・年始だった。 言い忘れたかもしれないが、受験老人は還暦を迎えても、まだ仕事を持っていた。 それまで勤めていた官庁はいったん退職したが、引き続き再任用で採用されたのである。 自分の専門もい...
さて、受験老人はもう一度医学部受験をしようと、(4年前の)12月になってから受験勉強を開始した。 といってもその年の入学試験まで、時間はあまりない。 特にセンター試験に代わった共通テストまではあと1か月くらいしかないにもかかわらず、 受験老人は共通テストのことは全く知らなか...
前回の続き。4年前の話である。 母の転院を契機に、医学部受験への動機を失った受験老人だった。 そして、このブログもやめ、 受験勉強もする気がしなくなり、勉強をしない日々がずっと続いた。 一方、司法試験の方はどうかというと、こちらもあまり進まなかった。 不思議なもので、2つや...
(11月3日) ・腕立て 13回 ・腹筋 20回 ・ヨガ ・筋トレ 前回の続き。母の転院で心身ともに落ち込んだ受験老人である。 受験老人には、医学部を受けるための理由があった。 もちろん、医学部の受験勉強とそれによる合格自体が大きな目的であったことは否定しない。なんせ「...
(11月2日) ・腕立て 12回 ・腹筋 18回 ・ヨガ ・筋トレ さて、いよいよ始動しようと思うが、その前に、この日記を4年以上もの間、書かなかった理由をここで書いておく。 といっても自分にとって都合の悪いことや、他人に迷惑がかかることは書けない。 また、4年も経ち...
(11月1日) 腕立て 11回 腹筋 17回 ヨガ やっと運動だけは毎日の体制ができてきたような気がする。 しかし、おそらく腕立て伏せをこのまま1回ずつ増やしていくことは限界がある。 だが、できるだけ伸ばしていくための方法はある。 そして、今月からはそれを本格的に実践する...
(10月30日) 腕立て 9回 腹筋 14回 懸垂 1回 (10月31日) 腕立て 10回 腹筋 15回 ヨガ 毎日この日記を更新するはずが、結局2日に1回になっている。 やることが多く、時間がないというのは言い訳にすぎない。 勉強など、全然していない。「受験老人日記」に...
(10月28日) (10月29日) 結局2日間、1度も運動ができなかった。 いや、正確に言うと昨日、鉄棒にぶら下がり、懸垂をしようとした。 しかし、ただの1回もできなかった。 腕を曲げようとしても体の重みに抗えないのだ。 情けない。若いころは10回以上できていた。 この体た...
(10月26日) 運動なし (10月27日) ・腕立て 10回 ・腹筋 15回 ・水中歩行 18周 リハビリ中は、せめて運動だけしたい。 昨日はその運動もできなかった。情けない。 よって一昨日と同じ回数。この調子だと秘かに目論む目的の実現は無理そうだ。 誰もが考えることだ...
(10月25日(金)) 腕立て10回 腹筋 15回 ヨガ ルールを作った。 腕立ては毎日1回ずつ増やす。 もしやらない日があれば翌日は同回。 2日続けてやらなければ翌日は1回減らす。 3日続けてやらなければ翌日は2回減らす。 どこまでこの調子で増やせるか。 大台に乗ったが、...
10月24日分 ・腕 9回 ・腹 14回 ・ヨガ とりあえず、現在の自分の限界を見極めたい。 年齢に抗って、頭脳の限界、肉体の限界をどこまで伸ばせるか、だ。 受験老人はまだ、目標を決めかねている。いや、失ったという方が正確か。 それがこの4年間の空白につながった。 ただ、自...
(心の)リハビリ中。まだまだ胎動。とりあえず体を慣らす。 10月22日(火) 腕7回 腹11回 歩行15周 10月23日(水) 腕8回 腹12回 ヨガ 自分はこれから何をするか。何ができるか。 熟考中。たとえ批判されようが自分がやりたいことをしたい。 自然体で。 (他人に読...
しばらくは胎動中。 リハビリと言っても大病や大怪我をしたわけではないので御安心を。 この間の経緯や現在の状況についてはまだ書けません。 ・腕6回 ・腹9回 まだ本格開始ではないのでniceは不要!! しかし、ボギーさん、無いものねだりさん、真珠さん・・・(ごめんなさい。全員...
胎動中。しばらくの間、ちゃんとしたブログを書きません。リハビリ期間。生きてます。 nice! は不要。ただ見守っててもらえば幸い。 ・腕 4回 ・腹 6回
御無沙汰しています。 読者の皆様には御心配おかけしました。4年ぶりくらいでしょうか。 励ましてくれた方々にも感謝。 ただ、これまでの経緯も説明したいのですが、今はまだできません。 以下、日記代わりに。この先数か月間は単調な記録になります。 しばらくの間、お便りいただいてもお...
「虻蜂取らず」とはどういう意味だったか。 確か「二兎を追う者は一兎も得ず」と同じ意味だったろうか。 でも、ウサギの場合は食べられるが、虻も蜂も、捕まえたところで何の意味があるか? 蜂をいっぱい取れば蜜を集められるが、一匹くらいじゃ大したことはない。 虻に至っては害でしかない...
帰省中に高熱を出し、病院でPCR検査を受けた受験老人である。 結局、陰性と診断され、入院は一日でそのまま両親の家(桃源郷)に戻った。 まだ熱は引いておらず、勉強はやる気にならなかった。 だが、現金なものである。陰性と診断されただけで、ちよっと元気になった。 そして、心配かけ...
久しぶりにブログを書く。いわば受験老人の復活第一弾だ。 だがそれは、いきなり物議を醸すものになってしまいそうだ。 受験老人は実は、この間に入院を経験した。 ・・・・・コロナの疑いで。 以前ブログで書いた「悪夢」とは違う。 いや、現実でも悪夢と呼ぶのなら、悪夢が悪夢になったと...
おけ。 しゃあねえなあ。戻るとすっか。 このままじゃ、あんたの寝覚めもわりだろうからな。 しかし、どうしてくれる!! 受験老人、このままカッコよく読者に好印象を残したまま、去ろうとしてたのによう! せっかく培ったイメージがくずれちゃうぜ。(そんなイメージ、あったっけ??) ...
私のブログはいったん終了します。(すみません。これがホントに最後です。) 自分自身を見失いがちになるとき、いつも読み返す、ある話があります。 以前も紹介しましたが、鈴木健二さんが書いていた話です。 以前大学で教えていた時にも取り上げさせてもらいました。 自戒のために、ここに...
突然ですが、このブログを終了させてもらいます。 私は、このブログを始めた時、こんなことを考えました。 ブログは、自分自身のためにやろう。 ブログを書くことで、ともすれば流されがちの自分自身を奮い立たせることができる。 そして、自分の思いを書いていくことで、自分の考えが次第に...
コロナに感染した・・・・ 朝、起きると喉が痛い。大丈夫かと思って体温を測ると、37度を超えていた。 普段の体温が35度台の受験老人にとっては37度というと高熱の部類だ。 やべっ。 頭にコロナのことが浮かんだ。 今は関係なくなったが、確か検査基準は37.5度が4日間だっけ。 ...
ここまでまずまず順調に来ていた受験老人の勉強計画だったが、急にスランプに陥った。 田舎に帰ったのが原因だろう。 田舎では買い物に行って3食作り、片付けや桃の袋掛け、母の見舞いにも行った。 だが、それだけで勉強が進まなくなることはあり得ない。 かつてはもっともっと厳しい環境で...
前回のブログで述べたように、受験老人は先日、久々に帰省した。 父の世話が中心だったが、母の入所している施設にも手続きで行かねばならなかった。 母の入居施設はまだ、たとえ身内の者であれ、外部からの面会禁止を続けている。 あまりに慎重すぎるのではと、母に会えない焦燥感はある。 ...
宗教等についての話がひと段落したので、久しぶりに普通のブログに戻ることにする。 受験老人は先日、およそ2か月半ぶりに帰省した。 ずいぶん長い間、父母に会っておらず、心配でならなかった。 実家では、認知症の母は施設に入っている。 また、93歳の父は母が入院後、一人住まいをする...
「すみません。私は信じることができません。」 受験老人は思い切って言った。 Sは意外そうな顔をした。 ここまで自分が神とサタンの話をしてきたからには、きっと私も心酔するに違いない。 Sはそう確信していたのだろう。 Sは私に、その理由を尋ねた。 受験老人は答えた。 「私は、神...
呆気に取られている受験老人のことを置き去りにして、Sはさらに話を続けた。 「約600年ごとに、この世に神の子~救世主が現れると言いましたよね。 マホメッドが亡くなったのは7世紀の半ばです。ではその次の救世主は誰だったのでしょうか。」 Sは私に謎かけをした。 ・・・・分からな...
その何日か後のこと。 受験老人は、久しぶりに統一教会を訪ねた。 あんな事件があって、行くのは少し気が重かったが、なぜか足がそちらに向いたのだ。 人恋しさもあり、また暇だったからだろう。 行くと、教会はいつもと変わらず、何人かの人たちがいた。 誰かがお祈りをしているのが見えた...
ある日のことである。 受験老人は大学のキャンパスを歩いていた。 すると、生協の前に人だかりがしていた。 受験老人が覗き込むと、大勢の人々が2人の男を取り囲んでいた。 周りに立った大勢の人たち・・・・100人くらいはいただろうか・・・・のうち、マイクを持った者をはじめ、何人か...
前回の続き。統一教会の合宿研修に参加した受験老人である。 ところが・・・・ 残念なことに、その場で何を聞いたか、細かな記憶が欠落してしている。 なにしろ40年前のことである。 だから、以下にするのは、大雑把で不正確なものである。 講師たちは、いろいろな旧約聖書のエピソードを...
さて、Sから合宿研修への参加を強く勧められた受験老人である。 受験老人は、その頃、まだ自我が確立していなかった。 そして、人恋しかった。友達がいなかった。 (いや、唯一、Uという友達ができていた。このUは受験老人の当時の、そしてその後の人生に大きくかかわってくる最も大切な友...
さて、ここのところ「宗教、死後の世界、超能力」のシリーズをずっと書いていたため、勉強の経過報告がおろそかになってしまった。 しかし、勉強は孤独で、地道な作業である。自分との戦いだ。 やり方を決め、淡々と続けていくしかない。 その意味で、受験老人は現在、極めて規則正しい生活を...
Sは話し続けた。 「天使長はあさはかでした。 少し考えたら分かるでしょう。神は全能の存在です。 たとえ人間をいかに愛しても、天使に対する神の愛が減少するはずはないのです。 愛というものは限りはありません。いくらでも分け与えられるものだったのです。 それを、ルーシェル天使長は...
Sは一息入れて、話を続けた。 「蛇の正体、それは実は蛇ではなかったのです。 だって蛇がもし動物だったとしたら、本来人間が治めるようになっているはずでしょう。 神様は人間にあらゆる生き物を支配するようにとお命じになっていました。 だから、動物が人間を誘惑するということなど、あ...
さて、統一教会でSが話し始めたこと、それは天地創造の話だった。 (以下、受験老人の記憶ももう大分薄れており、詳細は不正確。御勘弁を。) 「聖書には、こう書かれています。 「神は、『我々の姿に似せて人間を創ろう』と言った。 そして、最初の人間であるアダムを創り、 アダムの肋骨...
さて、統一教会の本拠地に知らずにやって来た受験老人だったが、 その施設の幹部とも思われる青年(S)から、 「せっかくだから、話を聞いてくれ。」 といきなり言われ、どうしようかと悩んだ。 「あっ、もしかしてこれが勧誘か・・・・」と思った受験老人。 洗脳され、親も捨て、カネも全...
受験老人の宗教遍歴を話す。 受験老人が生まれた時から土着の宗教の家に生まれたのは前に話した通りである。 受験老人は子供のころから定期的に手踊りのおつとめをして神様に祈った。 神様は着物のように自然な形で受験老人の身体に身についた。 困ったときは神様にお願いし、よいことがある...
人は死んだらどうなるのだろう? 小学生の頃のある日、受験老人はそんな思いに憑りつかれた。 死んで別の世界に行くのではなく、何もかもなくなってしまったらどうしよう。 いつか父も死に、母も死に、自分も死んでしまうんだ。 そう思うと怖くて仕方なかった。眠れなくなった。 受験老人の...
今回のブログはちょっと長く、また、一部の方々にとっては不快な内容かもしれない。 読みたい方だけ読んでもらいたい。 ・・・・・・ 安倍政権の支持率が急速に悪化している。なぜだろうか。 今やコロナ騒ぎで国民総評論家と化している時代である。 普段あまりニュースに関心のない人たちが...
昨夜、久しぶりに「司法試験予備試験」のブログを覗いたところ、コロナで延期されていた予備試験(短答式試験)の日程が決まったとの情報が出ていた。 助かった・・・・受験老人は心の中で喝采を叫んだ。 新しい日程は8月16日。 本来なら昨日すなわち5月17日に実施されていたはずだった...
人は現金なものである。 自分のことにならなければ、他人事であり、真の痛みは分からない。 災害にあった人、事故にあった人、病気になった人、 障碍者になった人、障碍者を抱えている人、 そんな人たちの気持ちは、その人でなければ分からない。 私だってそうだ。 かつて阪神淡路大震災が...
かつて東日本大震災が起きた時、受験老人は志願して現地に数十度足を運んだ。 現地でいろいろな計画の作成に携わり、避難住民の帰宅のお世話をした。 住民のお世話は大変だったが、楽しかった。 福島に行くもう一つの楽しみは、地元の新鮮な野菜や果物だった。 特に震災のあった年には、集荷...
受験老人の家は何の変哲もない団地にあるが、一つだけ誇れるものがある。 それは遊歩道だ。 辺り一帯は20年ほど前に野山を切り拓いて開発されたニュータウンだが、計画的に造られたため、街全体に遊歩道が張り巡らされている。 全部で20キロメートル以上あるだろうか。とにかく長い。 車...
受験老人は、偉そうにブログを書いているものの、実は集団生活が苦手である。 ややもすると、コミュニケーションに失敗し、ストレスがたまりがちなのだ。 人間というのは本来、社会的動物だ。 言葉を使って考え、人と会話して情報を知ることで他の動物から進化してきた。 だから、人は本来、...
「出師」というのは三国志の蜀の国の軍師・諸葛孔明が、国の外の敵に、戦いを挑んでいくにあたり、その決意を示した文書だ。 正確には出師表と言い、出師表と後出師表の2つがある。 後のものは偽作とも言われているが、それでも、並々ならぬ孔明の決意が現れており、受験老人はこの後出師表の...
受験老人は去年、還暦になった。 そしてこの3月で職場を退職し、4月から再雇用されている。 孔子によると、還暦は耳順、すなわち物分かりがよくなり、他人の言うことを素直に聞けるようにならねばならぬという。 しかし、受験老人は到底、そのような域には達していない。 他人の忠告どこ吹...
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