タールアの町おこしイベントでちい公噺など一席 アユタヤ県の中でも北部に位置するタールア郡。 町を囲むように川が流れていたのでかつては舟運業が盛んだった。 時代の変遷とともに道路が整備され川にダムができて町の名前にもなっている「タールア」(船着き場、港)はその用を終えてしまった。 タールアは小さな田舎町。 郊外に有名なセメント工場があるくらいで由緒あるお寺もあるが、これはタイならどこにでもあるような...
長い旅の果てをみたい なにが待っていようと笑顔でたどりつければ そんな思いで今日も上を向いて あなたにも笑顔をお届けできれば
人生の秋を感じながら 秋が深くなってきた。 頬にあたる風や向かいの山の色に、今年の秋もため息とともに深まってゆく・・・・ と、こんな書き出しではじめようと思ったが、今年の秋はいったいいつからはじまったのか、そんなことを考えてしばし思考停止。 秋は夏の終わりの季節そして冬の到来をつげる季節でもある。 しかし秋を人生におきかえるならけっして厳しい冬の時代を待つだけのときではない。 生きてきた青...
アユタヤ駅 ワン公は今日も忙しい イスラエルとガザ・パレスチナ。 悲惨な面ばかりの映像が繰り返し流されている。 世界のあちこちでパレスチナ連帯のデモが大きくなっている。 とすれば人道主義と人質を取られているイスラエルの権利はどうなる。 イスラエルにも人道的な見地からはその権利も保護されるべきだと思うが、人質解放を大義名分にガザへの攻撃を激化させることについては逆に人道主義からは批判もある。 ...
術後検診 処置後の経過は良好で問題はなかった。 血液検査表をもらった。 とりたてて治療が必要な問題はないと告げた担当医師の言葉を信じないわけではないが、いちおうHigh/Lowなどのチェックがついている個所を自分なりに調べてみた。 まあ食生活をバランスよくすればそれが病気の予防だとあらためて思った。 しばらくは激しい運動は控えるようにといわれた。 けれども歩くことは是非にと推奨される。 ちゅうこと...
あたらしいコンロでなにするか さて昭和の電熱コンロに代わってIHコンロがやってきました。 タイでもIHを使っているが数年経って最初のコンロは具合が悪くなり買い替えたところ。 日本で今回買ったのはふだん使っているマスクとおなじアイリスオーヤマの製品。タイで使っているIHと比べて機能が限られてはいるが日々のクッキングができればそれでよい。だからか日本で買った製品のほうが安かった。 よくみるとタイで買っ...
最速通販そしてタイの通販事情など しかしネット通販は早い。 出店している会社にもよるだろうが、日曜は休みとなっているのにオーダーしたら月曜の午前中に届いた。 通販の受け取りはいつも午前中指定に決めている。一日中待っていることはできない。今回は日曜午前注文だったので早くても火曜の午前中だろうと思っていたが、どういう仕組みか日曜午後に手配が完了して出荷された。出荷元は仙台だったので、まさか月曜午...
諸行無常 腹の虫 なんということだ。 料理ができなくなった。 倒れ荘もかなり古いが、この地を仮住まいと定めてからずっと使ってきた電気コンロもくたびれていた。 火災を恐れる家主がガスの使用はふろの湯沸かしだけに限定しているので致し方なく備え付けの電気コンロを使ってきた。鍋などはキャンプみたいにボンベの携帯ガスコンロがあるけれども、ふだんの自炊は電気コンロだった。 これでも立ち上がりは遅いが慣れ...
食べること 病院から戻って落ち着いたとき、まるで我に返ったような気分になった。 八月中旬に体の異変に気がついてから日本に戻り入院した。 この二か月がまるで虚構の世界にいたような感覚といえばよいのかもしれない。 記憶をたどれば、つねに頭の隅にあった身体の問題。多くの時間が健康、あるいは体調の維持という課題に費やされていたように思う。 医療によってわずかだが問題が軽減した。 かといって今までと同...
回転ずし奉行 一か月は無理しないようにといわれているので、なんだか日常の動き方まで気になる。 体内の処置部分に問題が生じれば再入院ということにもなりかねない。 とはいえスローな動きが当たり前になってはいけない。ほんものの老人になってしまう。 とにかく歩くことは大切なのでたとえ数キロでも歩く。 必然的にスーパーやコンビニが目標ポイントになり、なにか買って戻ってくる。 スーパーに高齢者が目につく...
ああ なにか食べなくては そして牛丼 病院から戻ってしばらくぼんやりしていた。 ああなにか食べなくてはと思った。 こんなとき家人がいると申し訳ないが便利だなと考えた。 一人のときは自炊が苦ではなかった。それが当たり前と幼いころからの習性になっている。 ところが数日の入院から戻って、どうしてか自分で何か作ろうという気が失せている。“病院から戻ったらきっと何かするのが億劫になるわよ” だからす...
アユタヤ駅 午前8時 国歌の時間 ご存じの方も多いでしょう。 タイでは午前8時と午後6時に、全土で国歌が流れます。 その時間、放送もすべて国歌に変わります。 公の場所、公園とか駅でもそうですが国歌が流れてくると全員その場に立ち止まり国家に敬意を表します。 ちょうどこの時間に公共の場所で遭遇した方も多いのではないでしょうか。 私も公園などでたまたまこの時刻になったことがあります。 ジョギン...
退院の日 退院の日。 短かったようでほんとに短かった入院の日々。 日々というのもおこがましい。 ただ、タイで症状が出て、日本で手術を受ける決断をしてここに至るまではずいぶん長かったような気がする。約二か月だから、ここまでよくもったものだとも思う。 またひとつ新しい経験ができた。 様々な知識も得ることができた。 午前8時。 朝食のパンを食べているとナースが温かいコーヒーを持ってきてくれた。...
魔女奥シャンのこと なんせ亭主の手術なんぞ初めての経験だったからその心配は半端ではなかった。 離れているためのもどかしさはこちらにも伝わってきた。 日本へやってくるというのを、12月初旬の日本旅があるから、それに今回は家族が来てもコロナ管理が継続していて付き添いなどできないこと。それらをなんども説明してどうにか納得してもらった。 入院前に細かいスケジュールを伝えているのでじっさい入院している...
病人のような日 手術前からはじめている点滴。 部屋に戻ったあとも続いている。 痛み止めを入れるのでその他のときは、まあ水にちかいものだろうがずっと点滴が落ちている。 そのせいで夜は眠れなかった。 点滴液がなくなって空気が血管に入るのではという心配がつきまとう。もちろん今どきそんなことはないのはわかっている。 けれどもナースに確認してしまう。「そうですね私もむかしはそう思ってました」 でも点...
4時間で歩く 馬の子ならもっと早い 麻酔の影響はなく、意識は明瞭だった。 ただ腹に残った三つの穴のため、すでにテープで固定されているとはいえ、無理に体を動かしてならないという神経が無意識に駆け巡り、通常ではない警戒状態を維持させていた。まして体内に人的な操作が加えられたという現実は、その結果が判明していない今の時点では安堵感よりも危機意識のほうが勝っていた。 無理にでもすこし眠ろうとしたが穴...
さよなら谷村新司さん 数々の名曲をありがとうございます タイでもあなたの歌はみんな知っています にほんブログ村...
手術その後・部屋にそして現世に戻った 手術室で私が移されたベッドは部屋から運んできたものだった。とくに搬送用のベッドでもなかった。 あらためてなるほどと思う。これなら重い患者をなんども移し替える必要がない。 こんなことでも初めてなのでめずらしくて感心してしまう。 脳に薄いベールがかかったまま、かすかに理解できたのは部屋に戻ってきたということ。 ベッドが固定される振動で意識がはっきりした。 あ...
またきな臭い日々がはじまっている。 永遠に終わることのない争い。おそらく人類絶滅まで終わることはない憎しみの応酬。 せっかく雪解けの様相をみせてきた中東だった。とくにイスラエルとアラブ諸国の対話が平和とまではゆかなくとも少しましな未来を予期させていた。 これにパレスチナ自治区を実効支配するハマスが自分たちの存在意義が薄れることに危機感を抱いたというのがもっぱらの見方。 しかしイスラエルの入...
ちい公、あれはなんだ三途の川なのか、それとも天国か 「ではゆっくり眠くなる薬を入れてゆきますね」 麻酔医の声を聞いてから何も考える時間などなかったように思える。 私が眠りに落ちていた時間は2時間あまりだった。もちろんあとで計算したことだ。 目を覚ましたとき、私はまだ手術台の上に横たわっていた。 近年なかったような心地よい目覚めだった。 それは鼻腔をくすぐるような甘い香りのせいでもあったかも...
手術室より愛を込めて 映画やドラマでよくみた風景。 ベッドがポツンと中央にあって大きな照明やなにかのスタンド類。 しかしベッドが思ったより細かった。でもそれはそうだろうね、これは睡眠用のベッドではないのだから。それに、意外と短い。そんなに身長のない私でもこれできっちり寝そべることができるのか。 スタッフの打ち合わせ声が聞えてくる。 ほとんどはすんでいるらしく、確認はモニター類などの最終チェッ...
人体改造工場 付き添いナースのイヤホンに連絡が入ったようだ。何も話さなかったところからすれば信号音だけかもしれない。 促されて処置室(手術室)エリアに足を踏み入れた。 先にもうひとつの大きなドアがあった。 このあたりのドアはすべて自動で開閉されることに気がついた。後に考えれば、手を触れなくてすむので自動ドアも当然なことかもしれない。 開いたドアの向こうに足を一歩踏みいれた。 私の目にうつっ...
さあ手術室へ きれいなナースと若いドクターの迎えで部屋から出た。 点滴は自分で押した。 今どきの点滴タワーはまるでタイ・やよい軒の配膳ロボット。スマートでかっこいい。ひと昔前は金属製で車輪あたりからガラガラと音が聞えそうな代物だった。「この点滴も、近いうちにロボットになって患者についてくるかもね」 ナースは理解して笑ったが、サポートの若いドクターは誤解した。「ロボットですか、手術をですか」 ...
手術の前に 剃毛やおへそのおそーじ そうだ、こんなこともあったので書いておきましょう。 手術といえばむかしからよく聞いていたのは剃毛、体の毛を剃るという話。 むかしは盲腸の手術ではもちろんその患部にちかいところを切開するので毛を剃られると聞いていた。それこそ下半身の毛を全部剃られるという話だったので、そんなときにどうすればよいのかとあらぬ妄想をふくらませていた。 そしてじっさい私は高校3年...
手術の日になったでござる ① 部屋のベッドわきの壁には入院スケジュールが貼られている。 いちいち尋ねなくても見ればわかるという仕組み。 今朝は、まず点滴の針入れから。 血液採取と違ってこちらは針が太い。 私は聞いただけでそのあとはなにもみていない。我がことになるとどうもいけません。 気温も低く血管がなかなかみつからない。 左腕を探ったがあきらめて右腕に。「ちょっと痛いですよごめんなさいね」 ...
いざ出陣・・・とは大げさじゃ 入院手続きなんて初めてのことだけど、こんなことなら妹のときにもっと手伝ってあげればよかった。いつも付き添い顔してうしろからついていっただけなのでなんにもわからない。最低限知っているのは今どきの支払いはATMでクレジットカードや銀行のカードも使えるということくらい。 もし妹がいたなら最初の診察から全部付き添ってまるで母親のように世話をやいてくれただろうな。私は何にも...
入院まで 病院へ提出する同意書の類が山ほどある。 だが実際は説明を受けた内容が記載された書類がほとんどで同意書そのものはそれほどでもなかった。 署名しながら思った。 これこそまさしくまな板の上の鯉だな。なにがあろうとなかろうと、もう担当医師に全てゆだねるしか自分が元気な体に戻る方策はないのだな。 こうなると人間は弱いと痛感する。 生死すべてを他人任せにしなければならないとは、ある意味悲しく情...
執刀医に会う なんだか大仰な話になってきた。 けれども私にとっては、殿、一大事でござるなのでござる。 麻酔を受けるための様々な検査、その結果を聞くために入院する予定の病院へ。 時間は予約されていたが混んでいた。 予定より45分遅れてもう昼頃になって私の番号が呼ばれた。“ごめんごめん、ちい公さん” いやいやドクターこそ大忙しで大変ですね。“今日は飛び込みが多いのと病室から呼ばれたりして” もっと大...
かかりつけドクター 紀州からの帰路ドライブインで菓子を買った。 かかりつけ医に会うことにした。 紹介してもらった総合病院での診察結果や今後の予定を話しておこうと思った。 すでに連絡はきているかもしれないが、こちらから出向いて報告するのは筋だろうと考えた。 ドクターはなにもいわず私の話を聞いた。 入院、手術の予定などをメモし、“わざわざご丁寧に” と頭を下げた。 無事に生還したら、またお世話に...
海をみながら弟 遊歩道に腰を下ろし海を眺めた。 静かな朝だ。 早く目覚めた人々が少しずつやってくる。 弟がコーヒーを持ってきた。 もうすでに飲んだとはいわなかった。 どうなんだ最近。 めったに仕事の話を尋ねることはない。 聞いたところで経営の話が私にわかるわけもない。“あんまりよくないね。なにかと難しい時代になったから” しかし、もうそろそろ引退のことを考えてもよいのではないか。 前に聞いた...
熊野三所神社白良浜側の入り口 白良浜の北端にある神社。 三所という名は熊野三山である熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つを祀っているところからきている。したがってここに参れば熊野三山に参ったとおなじことになるというなんともありがたい神社。私なんぞにはまさにぴったりの神社です。 白良浜からの入り口近くにある御座船庫。 昭和4年(1929年)に昭和天皇が南紀行幸された折に乗船の船...
白浜の朝 邂逅 朝の白良浜。 不思議な時間。 このあと神社へ足が向いた。にほんブログ村...
思い出は彼方へ こんな山里に食堂などない。 そもそも関係者以外わざわざやってくるものはいない。 町で弁当を買っていた。 ちかくの川原で食べることに。 こうして後ろからみれば仲良きじいさんとばあさんしかし男と女には未来永劫うずまることのない溝もある 紀南地方のスーパーにはサンマ寿司が売られている。 紀州の名物ともいわれる。 酢でしめたサンマの押しずし。 これはやはり脳のどこかに刷り込まれた味...
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タールアの町おこしイベントでちい公噺など一席 アユタヤ県の中でも北部に位置するタールア郡。 町を囲むように川が流れていたのでかつては舟運業が盛んだった。 時代の変遷とともに道路が整備され川にダムができて町の名前にもなっている「タールア」(船着き場、港)はその用を終えてしまった。 タールアは小さな田舎町。 郊外に有名なセメント工場があるくらいで由緒あるお寺もあるが、これはタイならどこにでもあるような...
ジローとチビの憂うつ チビ「ボクは初めての日本でした、暑くてどこもノイジーで疲れました」 ジロー「ボクは日本で生まれたから暑いのも寒いのもがまんできるけど、10年ぶりに帰ってきた日本はあまり変わってなかったです。たしかに記憶にあるよか暑くなっているような気がしました。でもそんなことよかべつの心配があるんだ」 チビ「ジロー兄ちゃん、なによシンパイって」 ジロー「来るときボクたちはバッグの中にニトリの...
女と男の交差点23 あなたを想う夏 真っ青な空 地平線からのぼってきた夏の雲 日傘をとおす日差しがいたいほど あなたとすごした日々から何度目の夏でしょう あなたの人生から消えたのは大きな決断でした 思い出だけで生きてゆこう そうしなければいけなかった どこかであなたが生きているなら それだけでよいのです いつか運命の歯車がまばゆい光を放つかもしれない そう思いながらこの夏も超えてゆきましょう...
7月5日はもうすぐだ 日本はいうまでもなくアジアの多くの国々で話題になっている7月5日、日本大津波説。最近ではその噂も微妙に7月頃というように曖昧になってはいる。円安で日本ツアーを計画している人々もこの日の近辺は避けているという。 国によって受け止め方はちがうけれど、反日国などでは日本が再び大災害に襲われることを心待ちにしている連中もいるとかいないとか。 何処でも似たようなものだが災害列島に...
タイに政変の影 カンボジア国境で紛争再燃 元首相タクシン氏の次女であるペートンタン氏が首相になって、さてこれでかつてのタクシン時代が再現されるのかと、当時恩恵に預かった地方では大きな期待をもって迎えたはずだった。対する反タクシン派はどう動いてゆくのか、なにか起爆剤があってまたまた軍部が動いてのクーデターによる政権転覆などということがなければよいなと第三者的な危惧は抱いていた。 元タイ首相だったタク...
ひとは見かけでどうなのか 人を見かけで判断してはいけないという。 たしかに一理はある、あるのだけれども、やはり見かけも大切ではないかと思う。 つとに最近このことについてしみじみ思う。 とくに政治の世界の人間などを見ているとこの思いが強くなる。公の場で主義主張を述べ一般大衆の支持を得ようとするものにはやはりいわゆる“見た目”も大きなウエイトを占めるだろう。 どうみても悪人ヅラがいくらきれいな言葉を並べ...
ああ夏がいまさらですが夏が来ましたね。 日本は海に囲まれているためだろうか湿度が高い。やはり早朝に60%を超えているとあまり快適ではないですね。 タイも南の国で、もちろん暑いが、とくに若干内陸部に入っているアユタヤなどでは湿度はそれほど高くないのです。 6月30日日本時間6時30分同時刻のタイ・アユタヤでは51%だからかなり快適。昨夜に4時間ほど雨が降って気温も30℃を切っているようです。 ...
一日一食にするか 世間の休日にスーパーへゆくのが気がすすまない。混雑していてレジの行列などみただけで嫌になる。 もういいか昼ご飯抜くかな。 何度か書いているけれどハンガーストライキではなくハンガーダイエットを長く続けている。取り立てて肥満でもなく体調に悩みがあるとかでもない、けれどまあ健康が維持できるならいいかと勧められるままはじめた。 前日の夕食後おおよそ午後7時頃から翌日の午前11時まで...
占い うらない ほんとに裏ない? そもそも占いというものを信じない。 しかし、信じないのだけれどもその根拠、いわゆる統計学的な見地から導き出されているものに関しては全く否定するものでもないのです。 いってみれば人は勝手なもので都合の良い結果だと納得し、たまによくない相が出たりすると、なんだこんなものという具合になるのです。 いつも拝見しているブログに星占いが出ています。ここはお気に入りで、なぜかと...
女と男の交差点 22 夏祭り はじめての浴衣 あなたと歩くのがうれしくて でもすこしこわくて胸が高鳴った わたしの前を歩くあなた いつもよりゆっくりなのがわかった すぅーっと出てきた左手に小走りのわたし 花火が終わり 入江の向こうの発電所の灯りだけが 水面に反射してゆれていた夜 この時間が永遠につづきますように 誰も知らなかったわたしの祈り あなたとの夏が 最後の夏が終わった年でした ...
小学校の教員が女児の下着姿を仲間で閲覧だと ここまで堕ちたのか教員。 自分たちの教え子、そんな子供たちの下着姿をアップしてグループで閲覧する。 はあ、どういうことなんだよ。 自分の子どもが通っている学校だったら殴り込んでるよ。 30代40代のバカ野郎どもが、かりそめにも先生と呼ばれる仕事に就いてるのだよ。 いまどきどうなってるのか、こんなものなのか。 倫理観とかモラルとか、そんなもの関係なくてもそ...
ボディビルダーになった私がボディビルダーになった。 真っ黒に日焼けしたボディ、顔や頭部まで黒光りしている。おかげで寂しい頭部もわからず、なんとすてきなことよ。 どうしてこんな夢になったのか。 それはシンプル頭脳のわたくしゆえのこと、すぐに原因がわかりました。 ここ数日のことです。最近とみに体力が落ちてきたように思い、心機一転とばかりに通常のスクワット回数を増やしたのです。 皆様が驚き、もしかしたら...
バッグがきた さてこれはなんでしょう。 ワンニャンのおうちみたいです。 ちい公大して考えもせずネットでみていてほしくなりました。 これはいちおうカメラバッグです。 カメラ本体やレンズなどが収納できます。 でもまだ中は空っぽです。 さてカメラはどうしましょうか。 新しいのがほしいのです。ちょっとした望遠もほしいのです。 タイの自然、とくに住まいの近辺からはじめ、ゆく先々の自然や生き物を...
断捨離って 断捨離という言葉、意味はわかるけれど、じっさいにやろうとなれば容易ではない。 日本の住まいは点々とした挙げ句になんとか落ち着いた、それでも仮住まいの気分はそのままでもう何年が過ぎただろう。 それこそミレニアムの後くらいだから少なくとも20年は経過しただろう。 仮に20年だとしてその間どれくらいの期間この倒れ荘に寝泊まりしただろうか。半分の10年程度かもしれない。 できるだけ何も持たず増...
今朝は5時からMLB MLBをずっとみています。 日本のプロ野球に幻滅とくに子供時代から好きだった阪神タイガースに何年も裏切られ最後に飽きがきて以来ずっとMLBをみています。 日本人プレーヤーが多く渡米しトルネード野茂さんが旋風を巻き起こし、イチローさんが松井氏がMLBを日本マーケットに定着させてくれました。 そしていまMLBは日本人プレーヤーなくして存立できないといっても過言ではない時代に突入しています...
探しものはなんですか大都会街を歩いておりました。 暑い日です。 こんな夏天気なのに梅雨明けは発表されていない。 気象庁が梅雨明けを発表しないのはそれなりに理由があるのだそうな。 梅雨前線が列島上から消えてしまっているのにそれでもまた梅雨が戻ってくる可能性があるんだそうな。 官庁なので大雨の被害がいちばんこわい。うかつに、はい梅雨が明けましたとはいえないのだろう。 それでも都会の真夏。 これは...
女と男の交差点 21 ラジオの時間 花のかおりに 久しぶりの美術館 見たかった陶器の前で僕は動けずにいた 誰かが背後を通りすぎて ほのかな花のかおりが残った 振り向いた僕の目には淡い紫のスカートだけ 残像だけがいつまでも残った あの国宝茶碗はわたしもお目当てだったの でもあなたがあまりにも真剣にみえたから遠慮したの そうだった 窯変天目、星がきらめく小宇宙は異次元世界 ...
イスラエル・イラン戦争そしてアメリカ イスラエルのイラン攻撃でまたもや日本はむつかしい対応を迫られる。 戦争そのものに関しては、とにかく即時停戦を叫ぶだけだが、イランは石油をはじめとして経済面でも交流が多い国。 アメリカがイラン攻撃を開始しても日本はあくまでも中立的立場で戦争反対を表明しないとならない。 イランは自国の石油生産に支障が出たとしても日本の生命線のひとつであるホルムズ海...
選挙そしてまた失望 東京都議選そしてそのあとは参院選。 政治に期待をもてない民としては、もうどうでもいいよ選挙など知らんと、そっぽを向きたいところだが、せっかくの権利を行使せず文句ばかり言ってもはじまらない。 都議選もそうだが全国選挙の参院選はどうなるのかね。 私の予定でゆくと選挙期間はもうタイに戻っているので、不在者投票も始まってないだろうから、久しぶりにバンコクの日本領事館へいってきましょうか...
タイのセブンでタイのセブンの前には線が引かれている。 このような使い方があった。 このルールは知らなかった、私は勉強が足らん。 にほんブログ村...
潮騒の町へいただいたメールより『城下町図書館 古い日記帳夏祭り海辺のバス停・・・思い出は色あせず行きたい所がある、会っておきたい人がいる今も青春をひきずって・・・7月19日が今年もやってくる』なつかしさと悲しみがいちどきに押し寄せてくる、そんなメールだった。そうか、自分以外にも同じ記憶を共有している人がいる。うれしいが、反面、若さしかなかった時代の自分が古いビデオのようによみがえり、それはつよい悔恨...
いまさらながら超円安に物価高毎日なにを食べようかなと考えるのがめんどうになるときがある。かといって弁当屋のご飯というのも気がすすまない。あ、そうだオイルがなかった。玉子を焼くにも少しのオイルがいる。いつも使っているのはスーパーのブランドで他社よりも安いオリーブオイル。それでもたしか400gボトルが600円ほどになっていた。久しぶりにオイルの棚をみて、その値段に二度見をしてしまったえっ、同じボトルが...
やさしい目の女性(ひと)ひとをみる目がやさしい方だなといつも思う。その方が書くものは、きっちり裏付けされ、ときには辛辣できびしい。けれどもひとをみるとき、それまでの厳しいイメージが嘘のようにやさしい目になる。そばで様子を眺めているわけではない。けれども書かれるものからおのずとにじみ出るやさしさは隠しようもない。たとえば、あるとき、歩いて工事現場のわきを通った。アジアの若者が汗して働いていた。その方...
詐欺メールといたずらコメント 楽しい日々だねコメントにわけのわからないのがきている。今月に入ってからFC2ランキングバナーをテスト的に貼ってみた。すぐにこんなコメントが入るようになった。IPアドレスはベトナムハノイとかバングラデシュだが、こんなものはフリーのVPN。すぐに東京のプロに依頼。VPNのもとを探ってもらう。知人が笑う、「なんだったら残されているフリーメールにバクダン送ってやろうか」彼らにかかるとた...
日本・タイ 行ったり来たり “百五十歳ふりかけ”昨年秋に北海道へ行った方が小樽で買ってきてくれたふりかけ。知る人ぞ知る有名品らしい。「百五十歳若返るふりかけ」昆布や胡麻がメインのふりかけ。一袋60グラムなので10回に分けて食べると一度に15年ずつ若気ってゆく勘定になるが、塩分もあるのでそんなには食べられず、思い出したように少しずつふりかけて食べているが、それが1グラムとしてもいちどの食事で2歳半ずつ...
「なんだ元気そうね。よかった」たまの電話に喜んだのもつかの間、「だいたい、ちいさんは、もうそういう歳なんですから、それに気づくのが遅いのよ」知らぬ間にご意見番のようなお言葉が、「これからはもっと自覚して日々を過ごさないと」“わかってますよあたしだってバカじゃないんだから。だけどね、これからは好きなように生きようかと”これがいけなかったのか、「好きなように生きるのはもちろん悪くないですけど、その前に、...
梅雨だからしかたがないけれど雨がつづく。部屋の湿度もずっと70%を超えたまま。ヒマナ三太郎がぼやいております。ったくやんなっちゃうね、この雨じゃ仕事もないし、おいらなんか殺すのは簡単だね、雨の三日も降ればよいなんていうけど、おいらのばやいは一日降っただけで食い物はなくなるし命の危機だわ。おっ小降りになったみたいだ、さあ気分を変えてゆこうぜ。あわてもの、何を思ったか傘も持たずに飛び出した。「あのぅ、...
人間の一生は長い旅路です。宇宙からすれば虫けらのような生物でも、私たちの一生はやはり長い旅路です。その旅が終わるときをしっかり自身で確認できたら。何が待っているのかみてみたい。もちろんそのためにはいわゆる惚け老人などになってはならない。旅の終わりを笑顔でながめたい。いつの頃からかそんな思いが頭からはなれなくなりました。それがどこにあるのか、いつなのか、それは誰にも分りません。神様がいるなら知ってい...
皆様、ありがとうございました。このタイトルになりましてから8年ほどががすぎました。一期一会、出会いがあれば風のように消えてゆく姿も多く、まあそれがこの世界の常でしょうとそれほど気に留めることもなくなってきました。なんということもなく流れてゆく日々の時間。いまあらためて自身の年齢を考えたとき、残された時間の短さに唖然としております。生物である限りその終末はかならずやってきます。ただ人としてこの世に生...
“イブライムフェレール”をキューバ音楽を語るときこの人はかならず登場するだろう。“イブライムフェレール”むかしむかしのおはなし。何度目かのタイへ戻るといった私に手渡されたフェレールのCD。青春のあるときからいつもいちばんそばにいた女性がさがしてきてくれた。タイ東北部の田舎。ものみな焼きつくすような日差しの下、どうしようもない壁の前で立ち止まったとき、文化と思想の大きな相違の間で自分の存在をこの上もな...
はじめてこの地を訪れてからもう40年になるだろう。まだ首都台北に地下鉄などなく、大通りはまるでベトナムを彷彿とさせ、台湾はまだ途上国のイメージがつよかった。臺北龍山寺今日は雨のせいか寺の庭に人影がなく記憶にある景色とは大きく違っている。あの日は線香の煙と絶え間なく押し寄せる人々の真剣な姿に異邦人として圧倒されていたような記憶がある。雨を避けた人々は通路に立って経を唱和している。広い境内に読経がこだ...
アメリカ大統領選はどうなってゆくのだろう。アメリカ史上最高齢の大統領、81歳にしてまだまだやる気満々というのだから恐れ入る。いくら最高の医療チームがついているといっても記憶力などの老化は簡単には止められないだろう。健康診断を受けた病院では大統領職務遂行に問題なしと太鼓判を押しているというが、また4年の任期を全うできると少なくとも周囲のスタッフは信じているのだろうか。多くのアメリカ人の心配が現実にな...
今年は一年が一日長いうるう年です。 それでも二月はやはりみじかい。 今日からはもう三月。 むかしは妹のために飾ったお雛様があったけれど、あれはどこへいったのだろう。 妹が亡くなったとき遺品整理をしたけれどすでになかった。 そういえばお雛様だけでなく鯉のぼりなども何年も見たことがなかった。 高齢になった母が妹と暮らすようになった時にすべて処分したのかもしれない。 むかしの田舎では何の邪魔にもならな...
今週もまたお出かけ ちょこっとラオスへ行って戻ってきたとおもえば今度は台湾へ。 台湾は、半分はファミリーサービス、そしてすこしだけ自分の用事。 どれだけ時間がとれるか心配だが、家人の家族たちもいっしょなのでなんとかなるという計算。 家人は台湾がタイより涼しいとわかって元気いっぱい。 着るものの選択に余念がない。 まあなんでもよい。元気で人生を楽しめるならそれがいちばん。余命いくばくかとそんな後ろ...
髪結いの亭主 タイ・アユタヤ編 タイのニックネームでポーヤイ。 彼はオーストラリア人。 タイ・アユタヤで髪結いの亭主。 取材させてもらった。 彼と話していてすぐに連想したのが映画「髪結いの亭主」(邦題)フランス映画で原題は“美容師の夫”だから似たようなタイトル。 この映画については1月17日に髪結いの亭主というタイトルで掲載しています。 映画はやはり愛の映画といってよく、すでに書いていますが、日本...
ある日のごはん いよいよだね、こんなものを載せるようになっては。 そんなことを自戒しながら写真を載せる。 この魚は人によればタイのアジとか言ってるけれど、アジとは種類が違う。どちらかといえばサバの仲間らしい。 こんなに首が曲がってじっさい泳ぐときはどうしてるのだろう、どこかに泳いでいる動画がないかなと探してみればありました。 なんだこりゃ、泳いでいる姿はふつうの魚、首など曲がっていない。アジの...
夏がきた夏がきたどこにきた 天気予報が夏の到来を宣言している。 だからというわけでもないが、このところ気温が急激に上がってきた。 午後の屋外では37℃から40℃、日陰の室内でも網戸だけだと33℃は超えている。 それでも私一人ではクーラーは使わない。 冷気にたいして極端に弱くなってきたようなので、扇風機は回しているがダイレクトに風を受けないようにしている。 むかしは川に氷が張るような田舎で過ごした時...
ANAの傘下中距離国際線の新会社エアージャパン。 成田バンコクを結ぶ路線に新規就航したばかりだったが22日バンコク発便が機体の不具合で欠航になった。 ANA傘下で他LCCとは少し違う座席配置などで興味をもった日本大好きタイ人は多く、今回の欠航はカウンター前で乗客の一部が抗議するなど大騒ぎになった。 機体の部品交換が必要で日本から取り寄せるため、当初は数時間遅れと発表し、その後、欠航となったもの。 こ...
クァイティアウ(タイのヌードル) 日本のうどん、そば、ラーメンはそれこそ国民食で、日本人にはなくてはならないメニュー。 タイにも国民食といってもよいヌードルがあります。 いままでなんどか取り上げてきましたが、かくいう私も久しぶりに食べましたので掲載します。 タイでは熱いヌードルも持ち帰りできます。日本なら発砲スチロールの器などが要るでしょうと、さきにそれを考えますが、タイでは、ご存じの方も多いで...
水商売っていいよなあ 世が世なら水商売をやっていただろう。 水商売といってもいわゆる夜の商売ではなくほんとうの水商売、水を売る商売をやりたかったな。 もう少しだけ若ければタイで水商売をやっていた。 もっとはやく気がつけば今頃は日本人がつくる水、ちいこうブランドで大もうけしていただろう。 今は情けないかな毎週運ばれてくる水を1階から持ってくるだけ。なんじゃそりゃ。 家人でも、もうすこしビジネス...