ランブル2025年5月号(No. 327)が届きました。結社でも、句友から「医薬翻訳」って何を訳しているの?と聞かれることが多いのですが、そんな医薬翻訳者の視点からエッセーを寄稿しました(^^)。ご高覧いただければ幸いです。(文字数少なすぎ(^^;)。もっと長めに書きたかったです。)自他救済の俳句 –「俳句療法」 &n...
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ランブル2025年5月号(No. 327)が届きました。結社でも、句友から「医薬翻訳」って何を訳しているの?と聞かれることが多いのですが、そんな医薬翻訳者の視点からエッセーを寄稿しました(^^)。ご高覧いただければ幸いです。(文字数少なすぎ(^^;)。もっと長めに書きたかったです。)自他救済の俳句 –「俳句療法」 &n...
角田和之さんの第一句集『望郷』(文学の森)を拝読した。角田さんは著者略歴によると昭和14年長崎県佐世保市生まれ。大庭星樹氏に師事を経て「ランブル」に入会し、現在「ランブル」同人。真珠賞受賞、俳人協会会員。ご本人の「あとがき」によると、俳句との出会いは七十歳を過ぎてからだったそうだ。八十五歳の今でも現役であり、句にも「葉桜や余生も医療励みたし」とある。全編、人としての温かさを感じる句集であった。医師と...
ランブル2025年2月号(No. 324)と3月号(NO. 325)が届きました。年度末の仕事やら、適格請求書発行事業者になってから初めての申告やらで、備忘録のブログもまとめられずにいました。掲載句は下記のとおり。2月号『翠玉集』河豚刺と鯛のあら煮や迷ひ箸 晶子秋澄むや水天門の立ち上がる 晶子秋蝶に練塀高き小路かな 晶子大仏の胎内巡り秋さやか 晶子起重機の秋気もろとも吊り上ぐる 晶子『琥珀集』神の留...
さて、もう2月も後半に突入していますが、今さらながら今年の手帳の話を。2025年の手帳も、昨年と同じくメンタルコーチ「ワタナベ薫」さんの「願いが現実になる未来手帳」!十分に使いこなせているとは言えないし、大きな願いがあるわけでもないのですが、お気に入りの一冊です。まず、「やりたいことリスト50」を作成。「年間ゴールリスト」「やめたいことリスト」などを通して、自分の心の中を「見える化」していきます。正直な...
香川県在住の俳人、涼野海音さんの第二句集『虹』を拝読した。著者略歴によると、昭和56年香川県高松市生まれ。「白桃」「火星」などを経て、現在「晨」同人。「梓」「いぶき」会員。俳人協会会員。第一句集『一番線』(文学の森、平成26年)出版。受賞歴:第4回星野立子新人賞、第5回俳句四季新人賞、第1回新鋭俳句賞準賞、第31回村上鬼城賞正賞俳人協会の『俳句文学館』に都道府県別会員数が発表されていたが、香川県は本当に少...
備忘録です。ランブル2025年1月号(No. 323)が届きました。掲載句は下記の9句。『翠玉集』狛犬と蒼海眺む律の風 晶子月明の舟恍惚とたゆたへり 晶子つき通す嘘にあひづち黒ぶだう 晶子職場より呼出電話夜学の子 晶子銀漢や古刹に響くご真言 晶子『琥珀集』不夜城の聳ゆる街の秋の雨 晶子名月や灯台光の点滅す 晶子星と化す日矢もありけり秋の海 晶子玉眼の潤む仏や暮の秋 晶子また、文学の森『俳句界...
ランブル2024年12月号(No. 322)の備忘録です。既に2025年1月14日。なかなか整理できなくて、年末の「自選30句」もなきまま年を越してしまいました。もう2025年1月号が届くころですね。12月号では「秋澄むや五橋のアーチせり上がり」を12月号推薦作品に選んでいただき、ご選句をありがとうございました。『琥珀集』かなかなや正座に点す仏の灯 晶子秋澄むや五橋のアーチせり上がり★ 晶子秋の灯の揺るるワインや告白す 晶...
10月に金沢で開催された第33回JTF翻訳祭2024。残念ながら10月末は俳句結社の全国大会もあり参加できませんでしたが、オンデマンド配信を視聴して参加。がんばりましたが、視聴できたのは下記9セミナーにとどまりました。★MTPE時代に、訳し、働き、食うための実務的アイデア★情報を「つかう」「つたえる」視点で考えるAI翻訳活用法★通訳・翻訳の地域戦略~金沢から考える★接続詞の考え方・使い方★いち翻訳会社の品質管理:顧客と翻...
ランブル2024年11月号(No. 321)には、新人賞自選20句の他、下記句を掲載していただきました。『翠玉集』人がたの日の斑ゆらめき原爆忌 晶子涼しきは仮名連綿の竹栞 晶子行合の空や控へし白き月 晶子味噌汁の香のまろやかに今朝の秋 晶子帯のなき句集の折り目露けしや 晶子『琥珀集』わたくしも共にたゆたふ海月かな 晶子風をきく水辺のカフェや夏灯 晶子百日草即かず離れず父と母 晶子...
『岡田史乃の百句』(辻村麻乃 著)を拝読しました。著者である辻村麻乃先生は、私が所属する結社の主宰・日差子先生以外で、実際にお目にかかったことのある数少ない先生方のお一人です。このたび、結社「篠」の創立40周年、そして麻乃先生が主宰を継承されて5年目という節目に、『岡田史乃の百句』がご上梓されました。麻乃先生は、長身で、ハードロックのボーカリストでもある、容姿端麗でオーラあふれる俳人ですが、そのお母...
第22回ランブル新人賞自選20句が、受賞の言葉とともに2024年11月号に掲載されました。ご高覧いただければ幸いです。御降りや稲佐の浜の空割れて春光のさゆらぐワイングラスかな月影てふ梅の白さのふくらみぬ可惜夜の波とぎれけり桜貝かぐはしき苦味は恋も春菊も雨を聴くやうに開きて蓮の花赤ダリヤ本気の恋は打ち明けぬレース編みこころ模様を整ふる曝書して父の青春白書かなほうたるや別るるために巡り逢ひ海神に釣果を返す夜の秋...
備忘録として結社誌への投句をまとめてきましたが、何と4か月分もたまっており(^^;)。製薬会社を退職後、医学英語勉強会を全国規模のオンラインで開催し、少し休みたいところでしたが、休む間もなく医薬翻訳の仕事を再開。6月末には、Coursera経由で、米国の大学Vanderbilt University の
緒方順一さんの第一句集『鳴鳴』(めーめー)を拝読しました。緒方順一さんは古書店「全適堂」店主で、「玉梓」同人、俳人協会幹事、京都俳句作家協会幹事、メーメー句会管理人。直接お目にかかったことはないけれど、私の存じ上げている順一さんは、とにかく動じない。俳句も生き方もぶれないし、動じない。私など「自分らしい俳句」をまだまだ模索中の身なので、もう俗界を離れた仙人のごと、悟りも平常心も身につけている彼には...
ランブル広島句会の孝女さんこと伊藤孝子さんが、俳友4名と共に合同句集『ともがき』を上梓されました。孝女さん、ご上梓誠におめでとうございます!俳友とは平成十年四月にNHK文化センターの俳句教室に入門されたお仲間。今では月一回の自宅での句会をもたれているとか。なので私は孝女さん以外の方と面識がないのですが、25年以上続いている俳縁と友情、そしてこの「生きた証」に出版されたという合同句集の素晴らしさに胸が熱く...
ランブル2024年6月号(No. 316)が届きました。今月号ではかぐはしき苦味は恋も春菊も 晶子を6月号推薦作品に選んでいただきました。ありがとうございました。この数か月仕事や雑務に忙殺され、句会や吟行に参加できないこともありました。作句から離れがちで心はどんより。何だか励まされた気分です。掲載句は以下の7句。『日差集』龍神の棲みゐる洞の大霞 晶子山里を進む列車やうららけし 晶子佐保姫に猫駅長の尾の立...
文学の森「Zoom句会」でご指導いただき、国際俳句 Haiku Forumでもお世話になっている五島高資先生が、18年ぶりの句集『星辰』を上梓されました。誠におめでとうございます。五島先生は医師であり、博士(医学)、地域学者でもあるマルチな才能をお持ちの方です。金子兜太先生に師事した現代俳句の俳人として知られていますが、何と十代前半には「ホトトギス」同人・森大鈴氏に師事されていたそうです。そのため、句会では超結社の...
備忘録です。休会前の医学英語勉強会の開催と打ち上げ会、そして製薬会社を退社してすぐに適格請求書発行事業者の登録申請、個人事業再開と慌ただしい日々が続いています。今月は句会も吟行もお休み。結社誌備忘録も2か月分まとめてとなりました。2024年ランブル4月号、5月号、そして文学の森「五島高資Zoom句会」入選句は下記のとおりです。ランブル2024年4月号(No. 314)『日差集』天守より四方に旋回初鴉 晶子白杖の音軽...
先月告知した2024年4月14日(日)13:30~17:00開催の「第28回西日本医学英語勉強会」。実は諸事情により、この回をもって当勉強会は休会となります。昨年8月末に10年目を迎えました。地方都市「広島」で医薬翻訳者が他にほとんどいない中、異業種による勉強会という無謀ともいえる立ち上げでした。が、勉強会の趣旨にご賛同いただいた各関係業界の先生方、初回から勉強会を盛り上げてくださった(元)放射線影響研究所の林先生、地...
ランブル2024年3月号(No. 313)が届きました。何と人生初の巻頭句!!「今月の推薦句」には年に何度かご選句いただいていますが、巻頭句は初めて。東京にいる句友から「届いてからのお楽しみ」とラインをいただいたものの、何のことやら分からず....。驚きました!そして、さらに「日差集鑑賞」「琥珀集鑑賞」にも、それぞれの執筆者からご鑑賞文を賜ったので、計3句の鑑賞文が同時掲載!!今年一年の運を使い果たしてしまったか...
2024年4月14日(日)に開催する「第28回西日本医学英語勉強会」の参加者募集を開始いたします!諸事情により、本回で当勉強会は休会となる予定です。最後は神回となるように、素晴らしいお二人にご登壇いただきます。 業界トップ講師が解説する最新トピック! 「インフルエンザウイルスのNA蛋白質に対する抗体」に関する記事をクリアに和訳するコツと、「生物医学テキストを自然な英語に翻訳する技術」を学びましょう。英...
備忘録です。休会前の医学英語勉強会の開催と打ち上げ会、そして製薬会社を退社してすぐに適格請求書発行事業者の登録申請、個人事業再開と慌ただしい日々が続いています。今月は句会も吟行もお休み。結社誌備忘録も2か月分まとめてとなりました。2024年ランブル4月号、5月号、そして文学の森「五島高資Zoom句会」入選句は下記のとおりです。ランブル2024年4月号(No. 314)『日差集』天守より四方に旋回初鴉 晶子白杖の音軽...
先月告知した2024年4月14日(日)13:30~17:00開催の「第28回西日本医学英語勉強会」。実は諸事情により、この回をもって当勉強会は休会となります。昨年8月末に10年目を迎えました。地方都市「広島」で医薬翻訳者が他にほとんどいない中、異業種による勉強会という無謀ともいえる立ち上げでした。が、勉強会の趣旨にご賛同いただいた各関係業界の先生方、初回から勉強会を盛り上げてくださった(元)放射線影響研究所の林先生、地...
ランブル2024年3月号(No. 313)が届きました。何と人生初の巻頭句!!「今月の推薦句」には年に何度かご選句いただいていますが、巻頭句は初めて。東京にいる句友から「届いてからのお楽しみ」とラインをいただいたものの、何のことやら分からず....。驚きました!そして、さらに「日差集鑑賞」「琥珀集鑑賞」にも、それぞれの執筆者からご鑑賞文を賜ったので、計3句の鑑賞文が同時掲載!!今年一年の運を使い果たしてしまったか...
2024年4月14日(日)に開催する「第28回西日本医学英語勉強会」の参加者募集を開始いたします!諸事情により、本回で当勉強会は休会となる予定です。最後は神回となるように、素晴らしいお二人にご登壇いただきます。 業界トップ講師が解説する最新トピック! 「インフルエンザウイルスのNA蛋白質に対する抗体」に関する記事をクリアに和訳するコツと、「生物医学テキストを自然な英語に翻訳する技術」を学びましょう。英...
自注現代俳句シリーズ・13期・20『中村雅樹集』(公益社団法人俳人協会)を拝読した。中村雅樹氏は、宇佐美魚目・大串章に指示。「晨」代表。自注にある作句の背景が興味深い。吟行、取り合わせ、忘れられない景、自演自作、想像、新しい発見、細部に注目、季語の力、二つの景を一つにまとめる等々。起こりうる現実を想像して句にする巧みさだけでなく、季語の斡旋が素晴らしいと感じた。いわゆる「不即不離」であったり、離れてい...
ランブル2024年2月号(No. 312)が届きました。掲載句は下記の7句。『日差集』旭光に打ちし拍手露乾く 晶子くろがねの仏のひとみ秋澄めり 晶子添水鳴る閉門近き寺詣り 晶子『琥珀集』秋雨のしろがねに浮く東寺かな 晶子小鳥来る嬰に見つけし仏眼相 晶子朗詠の一句の切れや秋澄めり 晶子開帳の秘仏にかよふ秋の風 晶子そして、文学の森『俳句界』3月号に、五島高資Zoom句会十二月例会の報告が掲載されていま...
ランブル2024年1月号(No.2024)が届きました(えっと、今日は2月ですけどね笑)。『日差集』月明の波止に呼びたる父の影 晶子録音の母の声聴く銀河かな 晶子天つ日に匂ひただよふ刈田かな 晶子『琥珀集』流星やあまねく空は桔梗色 晶子破蓮のまとふ落暉の赤さかな 晶子白帝の潮の音聞こゆ安芸小富士 晶子ハイタッチ交はす岸辺の猫じやらし 晶子また、今月号では2023年10月30日に開催された全国大会(東京)の...
2024年も早10日。まずは、本年の1月1日に石川県能登地方で発生した能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。さて、2023年度の抱負は「軸」だったのですが、2024年の抱負を漢字1文字で表すとしたら、「縁」を選びたいと思います(^^)。昨年の「軸」(自分軸)については、それなりにぶれないで過ごしたつもりですが、想定外に仕事が忙しく、体も何回か悲鳴を上げそうになりました。でも、組織とはそういうもの...
2023年も残すところ、あと4日。今年も備忘録を兼ねて、本年度の句を自選(30句)してみました。憂世かなしづしづと生者一群初詣あら玉の空にミサイル地に祈り萌黄なす大地の呼吸春の雨あの夜の父に詫びたし鳥雲にまほらまや笙の音響く朧の夜ひと夜だけ返事を寝かせ桃の花春光のさゆらぐワイングラスかな朧なる夜気乗り込めり終電車初恋は誰にも告げず桜草睡蓮や寂光の四顧きらめかす来し方は上書き保存七変化人間の正体を問へ原爆...
ランブル2023年12月号(No. 310)が届きました。掲載句は下記の7句。『日差集』行合の空や彷徨ふ秋の蝶 晶子戦跡の還らぬ人や昼の虫 晶子ビートルズささやく秋の秋思かな 晶子『琥珀集』闇はらひ指先くねる踊かな 晶子菊日和三代そろふ狂言師 晶子一服の抹茶点つるや秋の風 晶子カタコトと廚の母や草の花 晶子そして、文学の森『俳句界』2024年1月号に、「五島高資Zoom句会10月例会」の結果として下記の句を...
高橋亜紀彦さんの第三句集『異邦の神』を拝読した。亜紀彦さんはFBでの句友で、本句集をご恵贈いただいた。ご上梓、誠におめでとうございます!毎日、毎日、俳句を投句されている亜紀彦さん。白梅や詩人は生くるために書く彼が俳句を作るのは「生きていく」ためなのだ。ご飯を食べるように、日々俳句のために悩んで苦しんで、それでも作り続ける。私は「俳句をすると幸せになれる」と習った。妻一人守れず何の耶蘇冬至最愛の奥様を...
2023年7月8日、一般社団法人「日本俳句協会」がFBに「Haiku Forum」という 国際俳句のフォーラムを開設しています。米国、イギリス、インド、インドネシア、イタリア、フランス、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン等、既に1000名近い多国籍の俳人が投句を楽しまれています。 私も、時々ですが、日本語の俳句に英訳を付けて投句しています。 「翻訳」と英語でダイレクトに英語俳句を作るのは異なる訳ですが、「類語・連想語」...
2023年ランブル12月号が届き、第二十五回「田園賞」の審査結果の詳細が発表になりました。「田園賞」は主宰を含む計16名の選考委員の審査によって決定します。結果は初応募でしたが第四位でした(^^)。5月は一年で一番仕事も忙しく、応募する予定は全くありませんでした。が、一日ぽっかりと空いた休日ができて、何と締め切り直前の2日くらいで仕上げました。講評や1位の方のお話に、「1年をかけて準備する」「4年ずっと応募してい...