新一万円札が出回りだして、一万円札にあまり縁のない私も、最近やっとお目にかかる機会が増えてきました。 新一万円札の顔は渋沢栄一翁です。 いうまでもなく明治以降の近代日本の経済の礎を築くうえで大きな貢献をした実業家です。 著者に「論語と算盤」があります。 今メジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手は、この「論語と算盤」の読者だったことを知り、興味を持ちました。 彼は高校時代からマンダラートという目標を達成するための発想を図式化した表をつくっていました。 9×9のマスで構成されているマンダラートの真ん中に目標を置きますが、高校一年生の大谷翔平は「ドラフト1位8球団」と書いています。 それから、その目標…