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2018/03/23

  • マスク外す? 続ける?

    脱マスクが宣言されて一ヶ月が過ぎました。 マスクをつけた生活から開放されて、以前の日常を取り戻しつつあります。 ただ私の場合、花粉が飛ぶ季節であったり、中国から黄砂が飛んできたりで、これまでマスクをなかなか外せませんでした。 テレビを見ていたら、都内の山手線の某駅で調査をすると、マスクを外している乗降客は3割弱だとの結果だそうです。 私も週2日ほど電車に乗りますが、ほとんどの人がマスクを付けているという印象です。 Jose Antonio Albaさんによるpixabayからの画像 日本で脱マスクが進まないのは、集団内で多数派に合わせて行動するよう強制する「同調圧力」の強さが指摘されています。…

  • 保育施設の4割が定員割れ!?

    つい最近まで「子どもを預けようにも保育施設に空きがない」とニュースで取り上げられて、問題となっていました。 しかし今度は「県庁所在地や政令市など保育の需要が大きい103自治体の保育施設の少なくとも約4割が、今年4月入園の1次選考終了時点で定員割れになっていたことが分かった」との報道。 一体どうなっているのか?と疑問に思ってしまいます。 地方を中心に少子化の影響が鮮明になってきたとの分析です。 Ranta Fitryさんによるpixabayからの画像 また施設の定員について課題に感じていることを複数回答で尋ねたところ、43自治体が「保育士不足で定員まで子どもを受け入れられない施設がある」と答えて…

  • 海外に出稼ぎにいく若者たち

    今年はやっと賃上げムードが浸透し、多くの企業でベアを含む賃上げが実現しています。 一方で、日本で働くことに見切りをつけ、高い報酬を求めて海外に飛び出す若者が増えているといいます。 人手不足の国では、同じ職種でも日本の賃金の倍の報酬が支払われるケースが少なくありません。 日本で働いていた時は、手取り20万円そこそこだったものが、海外では50万円もの収入を手にできるといいます。 日本で働いていて、平均的な生活はできていても、貯蓄にまで手が回らず、将来に不安を感じて、毎月10万~20万円あるいはそれ以上が貯蓄に回せる海外での仕事に魅力を感じる若者もいます。 このような報酬格差があれば、何も日本にしが…

  • 関西弁は直す必要あるの?

    昔お世話になった職場の上司に大阪出身の方がいました。 彼は大学進学で上京して以来、30年近くになるのに、コテコテの大阪弁で通していました。 仲の良い他職場の同僚からは、ときどき冷やかされたりしていたのですが、一向に意に介しませんでした。 その上司とは、数年間一緒に仕事をしましたが、私にとっては関西弁での会話はまったく気になりませんでした。 先日、関西から関東に引っ越して1年半になる女性の、以下のような投稿が目に留まりました。 Jill Wellingtonさんによるpixabayからの画像 引っ越してから、これまでに2度、「そんなに関西弁が抜けないですか?」と言われました。1度目は美容師さんに…

  • 社会に潜む適応の落とし穴

    環境に適応できた者が生存競争を勝ち抜くという考え方を、私たちはわりと素朴に受け入れています。なるべく早く、よく慣れた方が有利に決まっていると。 しかし、その環境が、認識しづらいほど緩慢に変化しているとしたらどうなのでしょうか。 独創的な手法で過去2600年分の日本の気候を解き明かし、日本史の読み直しを試みる研究者がいます。 名古屋大学教授の中塚武さんです。 中塚さんの専門は同位体地球化学、性質はほぼ同じで、質量が異なる同位元素の比率や特性を利用し、地球に迫るもので、はじめは海の研究が主でした。 しかし「調べるなら年輪だ」。そんな嗅覚が働き、木の研究をスタートさせます。 中塚さんは考古学者らに声…

  • 憧れの相手を乗り越える

    WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催されたここ2週間は、日本チームの戦いに魅了された時間でした。 にわか野球ファンも含めて、日本中がテレビに釘付けになり、アメリカチームに勝利した光景は、長く私たちの記憶に残ることでしょう。 決勝戦に挑む前にミーティングにおいて、大谷選手が「これから対戦するアメリカチームは、野球をしてきた私たちにとって憧れの選手揃いのチームです。しかし、今日一日は彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えましょう」と日本チームの選手たちに訴えました。 日ごろからメジャーリーグにおいて、今回のスター軍団の各選手たちと、しのぎを削る戦いをしている大谷の言葉は、説得力のあ…

  • 育児休業制度改革も賃上げ奨励も大企業のためのもの?

    私の次女のパートナー(夫さん)は自営業です。 休みは日曜日のみで、年に何度かはまとまった休みを取るようにして、バランスをとっているようです。 政府は少子化の克服を目指し、育児休業制度を抜本的に改革するとの方針を打ち出しました。 私の現役の頃、知人が初めて育児休業制度を利用して2週間ほどの休みを取った時の話をしてくれたことがありますが、まだまだ周囲の理解を得るのが大変だったと言っていました。 その頃に比べて、夫の育児への協力の重要性は浸透してきたように思います。 Ranta Fitryさんによるpixabayからの画像 夫婦共稼ぎが当たり前となった現在は、育児のみならず家事を分担して家庭を維持す…

  • 久しぶりのリアル花見

    花見の季節が近づいてきました。 この3年、コロナの影響でオンライン花見に甘んじていた“花見の会”の幹事さんから、お誘いのメールが届きました。 いつもこの季節になると、開花のタイミングにあわせて開催候補日を決めて打診の連絡がくるのです。 今年は実家の外せない用事で、3月下旬にスケジュールが入ってしまいましたので、バッティングしなければいいがと思っていたのですが、うまく一週間ずれた開催候補日を提示してくれましたので、出席できそうです。 多士済々のメンバーがいますので、いつも話が盛り上がります。 Jill Wellingtonさんによるpixabayからの画像 あるメンバーから欠席の返事が届きました…

  • 別れと出会いの季節がやってきた

    職場の若いスタッフが4月から転職することになりました。 私は時々しか出勤しないので、久々に会って尋ねたら、某社グループ内の派遣社員の異動にまつわる支援や相談の仕事に就くことが決まったとのことでした。 行政からの委託をうけた事業を中心に行っている今の仕事では、なかなか処遇の改善を行ってやることができませんので、毎年有能な若いスタッフから転職してしまいます。 私たちの行っている仕事は、やりがいはあるようなのですが、自分の将来のことを考えると、いつまでも踏みとどまることができないといいます。 私は直接関わっていないのですが、補充人員の募集をかけてはいるのですが、なかなか応募してくれる人は少ないようで…

  • 新生児の子育て環境が良くなることを願う

    昨年生まれた新生児は、ついに80万人を切ってしまったようです。 少子化に歯止めがかかりません。 私の孫は昨年11月に生まれたのですが、貴重な新生児となりました。 先週も夫さんが休みの日に、我が家の近くまで来てくれて、一緒に食事をしたばかりだというのに、長女に新しい動画を送ったところ、顔を見に行きたいと連絡をしてきて、今週末も長女と一緒に押しかけることになりそうです。 次女は、出産休暇を終えた後はおそらく復職するつもりなのでしょうが、孫の顔を見るにつけ、子育てとの両立をどのようにするつもりなのか、心配になってきます。 一時期問題となった保育園不足は、ここにきて随分改善されてはきているようですが、…

  • スキーをする叔父に脱帽

    先日、両親の様子を見に実家を訪れると、庭に一台の車が止まっています。 「来客かな?」などと妻と言いながら、傍の公園にひとまず車を停車させました。 荷物の一部を抱えながら、庭に入っていくと、その車には赤いヘルメットが積んであるのが見えました。 若い人が実家を訪ねてくるのは珍しいなどと、怪訝に思いながら玄関を開けます。 すると近くの都市部に住む叔父が訪れていて、父と談笑していました。 この叔父は何かにつけてよく父の所に来てくれます。 聞けば、スキーに行った帰りに立ち寄ったといいます。 いつもは仲間と行くのだそうですが、今回は一人で行ってきたそうです。 よく喋る伯父で、お互いの近況報告にしばし花が咲…

  • 中国の農村部老人の貧困が深刻

    中国では高齢者の自殺率が高いことが問題となっています。 特に農村部の老人の自殺率が高いようです、若い人が出稼ぎのため都市部へと移り住み、老人だけが農村部に取り残されているのです。 しかも都市部で働く若い人達も十分な所得を確保できる層ばかりでなく、ギリギリの生活を強いられている人達も多くいて、農村部に残された親への仕送りもままならないケースが多く、経済的困窮状態に追い込まれてしまうことが、自殺の引き金になることも多いようです。 andrea candrajaさんによるpixabayからの画像 中国の公的年金制度は、本人の戸籍(都市戸籍/農村戸籍)や、就業の有無により、大きく2つに分類されています…

  • お食い初めに呼ばれなかった事に妻が不満

    次女夫婦から“お食い初め”を行いました、とのメールが妻のところに届きました。 お食い初めは生後100日を記念して行われる行事です、平安時代頃から行われている伝統的な行事で、一生食べることに困らないように、と赤ちゃんの健やかな成長を願うものです。 妻の中での常識からいうと、お食い初めには親を呼ぶものだという認識があるようです。 しかし夫さんは日曜日しか休みがなく、しかも遅ればせながらの結婚式の準備で、このところ毎週時間をとられているようで、そのような段取りをする余裕もなかったのでしょう。 私は「余計なことは言わない方が良い」と妻にはくぎを刺しておいたのですが、妻はお食い初めの行事に自分も参加した…

  • 何も持たなければ、気が楽になる?

    時おり江戸時代の長屋暮らしをしている人々を題材にした小説を読むことがあります。 落語に出てくる「ハッつぁん、クマさん」の世界で繰り広げられるようなドタバタ劇は、布団に入ってから眠りにつくまでの、ゆったりと心落ち着かせる時間をもたらしてくれます。 火事と喧嘩は江戸の華というように、木造作りの家屋が立ち並ぶ街では、頻繁に火事が起きていたようです。 武家屋敷はともかく、九尺二間の長屋では最低限暮らすだけのモノしか置いていませんでしたから、火事が起きれば身一つで非難することができます。 宵越しの金を持たずに、金がなくなれば稼げばよいといった町民がたくさんいたようです。 モノを持たなければ気楽な生活を送…

  • 衰退する町に子供の声を取り戻す

    実家に行った時に、朝はやく近くを散歩することがよくあります。 観光地なので、ホテルや旅館は営業していて、それなりに活気はあるのですが、それ以外は、高齢者ばかりが住んでいる“限界集落”のようなところです。 近所の人が亡くなって、そのまま家が残っているところがあれば、亡くなってから10年以上が経ち、家が取り壊されて更地になったあとに雑草が生い茂っている箇所もあります。 以前は、「売地」「売家」の看板をよく見かけましたが、諦めたのか最近はそれらの看板も撤去されているところが多くなりました。 私の小さい頃は、この辺にたくさんの家が建っていて、大勢の子供がおり、町も観光客があふれていて活気がありました。…

  • 納豆が最後の砦

    2月に入り、これまでの値上げに追い打ちをかけるように、食品や身の回りの商品が相次いで値上げされています。 我が家も生活防衛のため、買い物に行く回数を減らしたり、買い物に行った際には必要なもの以外には手を出さないなどの努力をしています。 値の張る食材の購入を控え、食を支えてくれたものの中心に卵と納豆がありました。 しかし、ここにきて卵の値段が急騰しています。 鳥インフルエンザの蔓延などの影響もあって、供給力が極端に細っているようです。 卵の価格高騰は世界的に広がっていて、なかでも米国はかなりの高騰ぶりで、インフレーションをもじって“エッグフレーション”などと呼ばれているようです。 先日、週一で“…

  • 非正規公務員の待遇改善は実現できるのか

    物価高騰の現状を踏まえ、また日本再生の決めてと位置付け、政府や労使は「賃金の上昇」に向かって機運を盛り上げようとしています。 民間の賃金が上がれば、人事院の勧告を受けて公務員の給与も上昇することでしょう。 しかし以前から問題になっている非正規公務員(いやな言葉ではありますが)にまで、その恩恵は浸透するのでしょうか。 非正規公務員は、自治体の財政難の影響で正規職員が減少傾向にある中、行政に求められる役割の多様化もあって増加してきました。 人件費を抑制したい自治体の思惑もあり、増加の一途を辿っていまや4人に1人が非正規公務員という現状です。 Joschさんによるpixabayからの画像 非正規公務…

  • 勤勉は美徳?

    「日本人は勤勉だ」というのが海外から見た日本人評です。 “勤勉は美徳”と思っている日本人は、年配世代を中心に少なくないと思います。 コロナ禍が続く中で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる職種の方々の活躍が称賛されています。 そんな中、昨年暮れの12月29日、東京・昭島市で救急車の単独事故が発生しました。患者の搬送後、消防署に戻る途中で中央分離帯に衝突し、横転。救急隊員3人が軽いけがをしました。 車内のドライブレコーダーには、運転席と助手席の隊員2人が居眠りする姿が映っていたほか、後ろの座席の隊員も眠っていたといいます。 17時間休みなしの勤務の果ての横転事故でした。 感染の拡大が起こるたびに、救…

  • 今回も優秀な人材が辞めていく

    私が非常勤で関わっている職場で、年が明けてから職場のマネージャーに、一昨年から勤務している若手の男性職員から3月いっぱいで退職したいと申し出があった旨の報告を受けました。 彼は母親との二人暮らしをしていますが、母も高齢になり、将来のことを考えるともう少し給料の高い仕事に就きたいと漏らしたそうです。 自治体の委託を受け、就労を目指す若者からの相談にのる仕事に、やりがいを持って奮闘してくれていただけに残念に思いました。 彼のように若い人達への支援に興味・関心を持って、この仕事に就いてくれる人は、これまでも沢山いたのですが、“報酬の壁”が立ちふさがり、何年かすると辞めてしまうことのくり返しでした。 …

  • 人生100年と聞いて、憂鬱になる?ワクワクする?

    年が明けて、また1年永らえたとしみじみ感じています。 私のように70の齢⁽弱い⁾を重ねる年齢になると、かつてお世話になった人の訃報に接することが多くなり、その度に寂しい思いに駆られています。 世の中では「人生100年時代」という言葉が定着しつつありますが、いまの若い方々はこれに対してどう思っているのでしょうか。 2018年12月に行われた某機関のオンライン調査によると、「ワクワクする」と答えた人が44.5%だったのに対し、「どんよりする」と答えた人は55.5%でした。 世代別に見ると、20代と60代は「ワクワク」が6割以上である一方、働き盛りの世代は「どんより」の割合が高かったようです。 Wh…

  • 今年はどんなことが起こるのだろう

    穏やかな天候のもと元日の初日が上がってきました。 この数年大晦日の夜は、除夜の鐘を聞く前に床に就いてしまっていますので、元日もほぼいつも通りの時間に目覚めました。 家族が起きだす前に、身支度を済ませ、散歩に出ました。 ホテルの前を通りかかると、宿泊客がいそいそとスキー道具を車に積んで、スキー場に出発する光景を目にします。 コロナの規制が解除されたせいか、ホテルも旅館も活気を取り戻しています。 しばらく歩いていくと小さな神社があります、観光客と思しき家族連れが初詣に来ていて参拝していました。 私も通り過ぎるわけにはいかないので、家族連れの方々が参拝を済ませるのを待って、参拝することにしました。 …

  • 田舎のお正月は昔と変わらない

    次女の里帰り出産というイベントで、しばらく実家の様子を見に行くのが疎かになってしまいましたので、今年の暮れは少し早めに実家に行き、お正月の準備を手伝おうと考えています。 父は車の免許を返納してしまいましたので、買い物に行くのもままならない状態です。 幸いにも日々の食料品については、“生協の宅配サービス”が利用でき、一週間に一度、注文した品を届けてくれます。 ただカタログの中から細かい商品コードを選び出して、注文票に記入するという作業は、父には難しそうなので、妻が父の希望を聞き取って、スマホで遠隔注文をしています。 ただ父は気分転換も兼ねて、街に一件しかない総菜屋やコンビニに歩いて行って買い物を…

  • 人間は見かけほど違わない

    “多様性の尊重”という動きが、世界中の新しい潮流として注目されています。 しかし人類進化学者の海部陽介さんは、「たった1種の人類ホモ・サピエンスしかいない現在は、人類の多様性が失われた時代だ」といいます。 10万年以上前までは、旧人であるネアンデルタール人、ジャワ原人、フローレス原人などいろんな人類が地球上にいたことがわかってきました。 ただ、これらの人類は絶滅などし、アフリカにいた旧人から30万~10万年前に進化したホモ・サピエンス1種だけが生き延びて今日にいたります。 北京原人などかつての人類の分布域は限られていましたが、“賢い人”の意味があるホモ・サピエンスはたったひとつの種ですが、5万…

  • 里帰りから家に戻り、次女の子育てが本格化

    次女が出産をして一か月以上が経過しました。 帝王切開での出産でしたので、通常より長い一週間の入院生活を経て、赤ちゃんと我が家に戻って来て一か月余りが過ぎます。 最初は戸惑っていた夜泣きへの対処なども、大分慣れてきたようです。 夫さんが夜中の“ミルク作り”を担当するなど、夫婦で手分けしています。 彼は当初、夜泣きでほとんど眠れない生活に悲鳴を上げそうになっていました。 しかし、この何日かはおむつ替えや授乳のタイミングなどにもなれてきたようで、夜は静かに寝てくれるようになり、大分落ち着いているようです。 産前産後のこれまでの期間、妻は仕事を休み、食事作りや洗濯を一手に引き受けていましたが、申請した…

  • 若者の農業への関心が高まっている

    高齢化が進み、担い手不足に悩み続けてきた農業ですが、未経験の若い人たちが参入するケースが増えているといいます。 農業に興味はあっても、いきなり自力で農業を始めるとなればハードルは高いのですが、そういう若者の受け皿になっているのが「農業法人」です。 農業法人は、2020年の調査では国内に3万社あまりあって、10年間でおよそ1万社増えています。 農林水産省によれば、新たに農業法人などに入って農業を始めた人は昨年1万1570人と過去最多を更新したといいます。 親の後を継いで農業を営む人は年々減っているのに対して、農業と無縁だった若い人たちが農業法人に次々と就職しているのです。 Dim Houさんによ…

  • 若者の農業への関心が高まっている

    高齢化が進み、担い手不足に悩み続けてきた農業ですが、未経験の若い人たちが参入するケースが増えているといいます。 農業に興味はあっても、いきなり自力で農業を始めるとなればハードルは高いのですが、そういう若者の受け皿になっているのが「農業法人」です。 農業法人は、2020年の調査では国内に3万社あまりあって、10年間でおよそ1万社増えています。 農林水産省によれば、新たに農業法人などに入って農業を始めた人は昨年1万1570人と過去最多を更新したといいます。 親の後を継いで農業を営む人は年々減っているのに対して、農業と無縁だった若い人たちが農業法人に次々と就職しているのです。 Dim Houさんによ…

  • 夫さんと銭湯に行く

    次女夫婦と生まれたての赤ちゃんが、我が家での共同生活を始めるようになり、はや一か月が過ぎようとしています。 先日、長女が赤ちゃんを見に来ると、連絡がありました。 次女の旦那(夫さん)が、狭い我が家で、一つしかないお風呂が込み合うことを気にして、私に一緒に銭湯に行かないかと誘ってきました。 私も賛成して出かけることにします。 普通の銭湯もあるにはあるのですが、以前から時折夫婦で利用している“スーパー銭湯”に案内することにしました。 夫さんは大きなお風呂が好きなようで、うれしそうに銭湯に行く準備を始めます。 Joschさんによるpixabayからの画像 しばらく行っていないので、記憶が定かではない…

  • 民主主義国家の分断が止まらない

    先日行われた米国の中間選挙では、民主・共和両陣営の激しい論戦が繰り広げられ、上院は民主が多数派を堅持、下院は共和党が多数派を奪還するという結果になりました。 争点の一つである「人工妊娠中絶」の是非においては、6月に連邦最高裁が、人工妊娠中絶の権利を認めた1973年の判例を破棄したことに端を発しています。 トランプ前大統領が保守派の最高裁判事を次々と任命するという巡り合わせになったことが大きく影響しているのです。 女性や若者が反発をし、民主党支持に回ったことが、民主党善戦という結果を招いたのでしょうか。 米国のみならず、僅差の選挙結果や世論調査での一時の多数派を「ただ一つの民意」が示されたかのよ…

  • 値引き品 買う派?買わない派?

    値上げの嵐が吹き荒れる中、生活防衛の知恵を働かせながらでないと生き延びられない状況です。 我が家は今、次女夫婦と赤ちゃんが新たに構成員に加わり、毎日のやりくりが大変です。 次女は、さすがに気を使って生活費を入れると言っていますが、食費のみならず、水道光熱費などが、どれだけ跳ね上がるのか、次回の請求書を見るのが恐怖です。 老夫婦二人の時には、つましい食卓でも済んでいたのですが、若いだけあって夫さんは食欲旺盛ですから、妻は毎食の献立を考えるのに四苦八苦しています。 毎朝、新聞の折り込み広告のスーパーのチラシと睨めっこしながら、少しでも安い食材を手に入れようと必死です。 Lansa Koshkina…

  • 初めての出産・子育てに奮闘する次女夫婦

    出産を終えて一週間、退院の日がきました。 夫さんは朝自宅を出発して病院に向かうようです。 妻は赤ちゃんを迎えるにあたり、家の中の掃除に勤しんでいます。 里帰りをしている次女は、これから我が家で一か月半ほど過ごす予定になっています。 夫さんも当面、なるべく仕事を休んで我が家で過ごしたいといいます。 10時過ぎには、次女夫婦が赤ちゃんを抱いて帰還しました。 入院中も赤ちゃんの様子をSNSを通じて送られてきたのですが、初めてのナマでの対面です。 しばらくはベットに寝かしていたのですが、スヤスヤと眠っているので、おとなしい子なのかと思って問うと、泣き出すと手が付けられないほど、けたたましく鳴くのだそう…

  • 孫が誕生しました

    真夜中の入院の翌日、次女の夫が我が家に駆けつけました。 夫婦はお互いに連絡を取り合っているので、昨夜のてん末も承知していました。 破水が確認されていますので、いよいよ今日中には赤ちゃん誕生となりそうです。 彼は病院から呼び出しの連絡があるまで、我が家で待機をすることになっています。 しかし次女の身に陣痛の兆候がなかなか見られません。 医者の判断で陣痛促進剤が投与されたようです。 にもかかわらず、なかなか陣痛が起こる兆候が見られないまま時間が過ぎていきます。 我が家で待つ彼は、落ち着かない様子でしたので、病院から連絡があったらすぐに駆け付けられるように、我が家から病院までの最短距離の道順を彼に教…

  • 夜中に次女の身に異変が

    昨夕、いつものように散歩を終え、帰ろうとしていたところに妻から携帯に電話が入りました. 次女がこれから産婦人科医院に行くので、送ってほしいとの電話です。 すぐに帰って、次女を車に乗せて病院に向かいます。 幸いにも10分ほどで行けるので助かります。 検査は1時間ほどかかるというので、病院で娘を降ろして、一旦家に戻ることにします。 1時間後に娘から連絡が来て、検査の結果まだすぐには生まれそうにないので、一旦家に戻れとのことです。 再び病院に向かい、娘を乗せ自宅に戻りました。 すぐ入院の可能性もありましたので、入院中に必要な荷物をスーツケースに入れて、持っていきましたので、それも持ち帰りました。 私…

  • 私の健康寿命はいつまで持ち堪えられるのだろう

    毎朝散歩をする生活を、かれこれ10年続けています。 散歩からの帰りに、下の階に住む奥さんと時々出会うことがあります。 会うたびにその奥さんは、「今日もお散歩ですか、偉いですね」と褒めてくれます。 別に褒められるようなことではないのですが、「もう、習慣になってしまいましたから…」などと返答します。 その奥さんのご主人は、定年後も再就職をし、朝7時前には出かけていきます。 私も現役生活のときには、遅刻をしないように、家を飛び出していく毎日でしたから、とても散歩をする余裕などありませんでした。 今も週2日ほど仕事でオフィスに向かいますが、それでも年を取って早起きになりましたから、出勤時間までは十分な…

  • PCR検査で陽性だと、出産を断られる!?

    次女の出産予定日が近づいてきました。 予定日の2週間前の診察の際に、PCR検査を実施するとのことです。 そして、その検査で陽性になると「当方の医院では出産分娩の処置ができなくなります」と通告されたそうです。 その際は至急分娩の処置を受け入れてくれる病院を探さねばなりません。 おそらく対応できるのは、総合病院だろうと思います。 いずれにしても本人をコロナに感染させないのが一番です。 Joschさんによるpixabayからの画像 それからというもの、家族ぐるみでこれまで以上に感染対策に取り組まなければなりません。 なるべく本人を外出させたくないのですが、医者からは出産の準備として「1日2時間歩きな…

  • 賃金を上げていく決め手は「リスキリング」

    1991年から2019年の日本の賃金上昇率は1.05倍です。 この間、イギリスは1.48倍、アメリカは1.41倍でしたから、かなり低いといえます。 ただ、この間日本は長くデフレ経済でしたので、給料が上がらなくてもなんとか生活していけたのです。 しかし、いよいよそうはいかなくなってしまいました。 このところ、全てのものの物価が跳ね上がっています。 1ドル150円が続けば、家計負担は年8.6万円(平均値)の増となる模様です。 しかし、それに準じて賃金があがるという話は聞こえてきません。 そしてインフレは、年金生活者にとっては死活問題なのですが、将来の年金危機に備えて、増額はおろか受給額の減額という…

  • 母の脚力が弱ってきました

    長女と二人で実家に行って来ました。私の運転が心配だと、付いてきてくれたのです。 長女の仕事の都合もあり、今回は1泊だけの予定です。 出かける時は雨模様の天気でしたが、高速に乗る頃には雨も上がり、一部晴れ間も見えてきました。 その日は母がデイサービスに行かずに家にいる日でした。 現在母は週3日のデイサービスの日に入浴をさせてもらっています。それ以外の日は入浴はしていません。 長い間、家の近くの共同浴場で入浴する生活をしてきました。家にも浴槽はあるのですが、深い作りになっており、自宅の浴槽は使っていません。 私が行く時には、慣れ親しんだ共同浴場に行きたがります。 父はすでに運転免許を返納しています…

  • 椅子の修理に四苦八苦

    30年前も前に購入したダイニングの椅子が、最近グラグラするようになり、座り心地がよくありません。 以前にも同様の不具合があり、ネジを締め直して、何とか使い続けてきたのですが、その時よりさらに調子が悪くなり、いよいよ買い直さないとダメか、などと妻と話していました。 近くのホームセンターに、食料品の買い物ついでに立ち寄り、家具のコーナーを眺めてみました。 年金生活者の世帯にとっては、なかなか手の出せない価格の椅子が並んでいます。 昨年から今年にかけて、キッチンの蛇口回りの器具の交換や食洗器の買い直し、そしてボロボロになったリビングのカーテンの新調と、立て続けに大きな出費が続きました。 月々の収入だ…

  • ご当地ガチャが新たな地方創生に

    最近、駅周辺や街中を歩いていると、面白い販売機に出くわします。 その地域の名所や名物をカプセル入りのキーホルダーや玩具などにした“ご当地ガチャ”というものだと、最近知りました。 以前「翔んで埼玉」という映画が話題になりましたが、さいたま市の企業が昨年、「浦和」や「大宮」など埼玉の街をテーマに売り出したところ、販売実績が計12万個を超えるヒット商品になっているのだそうです。 東京や千葉、長野などにも同様のガチャがあり、地域の魅力を再発見することにもつながっています。 Gennaro Leonardiさんによるpixabayからの画像 今年7月12日に販売が始まった「東銀座」のガチャ、当日の歌舞伎…

  • 遅れを取り戻すための涙ぐましい努力に感心

    先日何日かぶりに電車に乗って職場に向かおうとしました。 いつも乗る時刻の電車に間に合い、また座席も運よく空いていましたので、座ることもできラッキーな一日のはじまりです。 しかし何駅か過ぎた頃に、突然急ブレーキがかかり、電車が急停止します。 車内放送が流れ、緊急停止ボタンが押されたので、確認のため、しばらく停止しますとのことです。 しばらく時間が過ぎた後、安全の確認がとれたので、間もなく運転再開しますとのこと、電車は再び動き出しました。 ところが途中の主要駅近くに差し掛かったとき、再び急停止します。 こんどの車内放送は、並行して走る別の電車に異常が発生したので、この電車に影響がないかどうかを確認…

  • 「山の郵便配達」から「隠入塵煙」、中国の農山村の貧しさは変わらず?

    中国内陸部・甘粛省の農村に生きる貧しい夫婦を描いた映画「隠入塵煙(Return to Dust)」が中国国内の主要配信サイトから削除され、議論を呼んでいるようです。 1頭のロバしか財産のない農民と左腕に障害を抱える妻が共に農作業に励みながら生きる姿が共感を呼び、2月のベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された作品です。 中国では7月上旬の封切り後、映画評価サイトで10点満点中8.5点の高評価を得たのですが、9月末に突如、複数の大手配信サイトで視聴できなくなりました。 映画には「中国の農村はここまで貧しいとの偏見を助長する」との批判も寄せられ、ネット上で活発に議論されていたといいます。…

  • 食料安全保障というランク付けがあるとは知らなかった

    日本の食料自給率をもっと高めなければならない、などと常々問題意識を持っている私ですが、こんな見方のランク付けがあることは知りませんでした。 英誌エコノミスト・グループが20日発表した2022年の世界の食料安全保障ランキングによると、日本は113カ国中で6位となりました。 ロシアによるウクライナ侵攻の影響で世界的に価格が高騰する中でも、日本は輸入を含めて安定的に食料を確保できていると評価され、前年から順位を二つ上げました。首位はフィンランドでした。 2位はアイルランド、3位はノルウェーで、5位までを欧州勢が独占しています。米国は13位、中国は25位、韓国は39位でした。下位には飢餓や貧困に苦しむ…

  • 円安の荒波を何とか乗り切らねば

    円安が定着しそうな様相です。 収入が上がらない中でのほぼ全ての日用品の値上がりは、私たちの生活を脅かしていることに間違いありません。 特に私たちのような年金生活者においては、物価高騰の脅威は殊更です。 今後も円安基調が長く続くのであれば、生活防衛策に知恵を絞って乗り切らざるを得ません。 まずは普段の支出を一つずつ見直すことから始めてみたいと思っています。 これまでも生活費に支出については、なるべく抑えるよう努力はしてきましたが、円安による影響を加味すると、少し発想を変えることが必要かもしれません。 これまでの円高時代の消費は、国産ものは高く、輸入品が安いという状況が続いてきました。 しかし円安…

  • 生きたまま送られてきたイカ

    妻の妹夫婦から、函館に旅行に行くと連絡がありました。 義妹の夫は、仕事の関係で頻繁に海外に行っており、その時に溜まったマイルを利用して、初めての北海道旅行なのだそうです。 妻は妹に「お土産は何がよいか」と聞かれ、気を遣わせてはいけないと思い、 何もいらないと応えたようです。 その後、旅行先から「今イカを食べていて、新鮮でとてもおいしいので、イカを送ります」と連絡がありました。 しかも、生きたままのイカが届くというのです。 生きたままのイカの処理などしたことはありませんので、妻は戸惑い気味でしたが、自分達が現地で食べておいしいと感じたものを、送ってくれるというのですから、その気持ちは有難く受け止…

  • 3万1千年前の人類は手術の技術を持っていた

    この発表を大変な驚きをもって知りました。 インドネシアのカリマンタン(別名ボルネオ、Borneo)島で発見された人骨から、約3万1000年前に足の切断手術が成功裏に行われていたことが明らかになったとする論文が9月7日、豪グリフィス大学などの研究チームにより英科学誌ネイチャーに発表されたのです。 これまで確認されていた最古の切断手術は、フランスで発見された約7000年前の人骨に対するもので、今回の発見は太古の医学史を塗り替えるものとなります。 従来こうした手術は、定住型農耕社会でのみ行われると考えられていたのですが、今回の研究からは、石器時代のカリマンタン島に住んでいた狩猟採集民が、人体の構造や…

  • 通りすがり人の親切に感謝

    昨夕居間で本を読みながら、いつの間にか舟をこいでいました。 その間に雨が降り出したようで、玄関で妻の悲鳴のような声が聞こえて、飛び起きます。 帰路の途中でいきなり雨が降り出したようで、全身ずぶ濡れの状態です。 聞けば、駅で娘と一緒になり、買い物で寄り道しているうちに雨が降り出したようです。 妻は一足先に帰ったのですが、娘はあまりの激しい雨で、途中で雨宿りをしているといいます。 急いで車を出して、娘を迎えに行きます。 Jose Antonio Albaさんによるpixabayからの画像 激しい雨に加えて、雷が頻繫に鳴っているなかを、車のワイパーをフルにして、慎重に道路に出ます。 近所の薬局の軒先…

  • よい出会いがもっと増えますように

    毎年、8月の最後の週末に実施されている日本テレビの「24時間テレビ」が今年も実施されました。 今年は出かける用事もなかったので、家事をしながら番組を眺めていました。 番組の目玉とも言えるチャリティマラソンに自ら志願し、見事走り切ったお笑いコンビEXITの兼近大樹さんの発言が印象に残りました。 母子家庭に育った彼は、貧しさのため進学を諦め、新聞配達や建設現場の仕事などをしながら、母親を手助けしました。 当時は、生まれながらに裕福な環境で育った友を恨み、世間を恨んでいたといいます。 抗うことのできない環境を変えるきっかけが“お笑いの世界”との出会いでした。 その後、持ち前の前向きな姿勢も手伝って、…

  • 人間の脳とは不思議なものだ

    齢をかさねてくると、すぐに体のあちこちに不具合が出てきます。 先週は、持病の腰痛が再発して何とかだましながら過ごしましたが、今朝は左手の付け根の周辺が痛み出しました。 朝、座った状態で新聞を読み終えて、左手をテーブルについて立ち上がろうとしたのですが、痛みが走り、力が入りませんので、体の向きを変えて、右手を使ってやっと立ち上がることができました。 これからは、体の不調とうまく折り合いをつけながらの生活を続けていかざるをえないのでしょう。 記憶力の衰えも心配ではありますが、これからは“都合の悪いことは忘れる”主義を貫いて生きていこうと考えています。 そんな折、脳科学者の池谷裕二さんの「寝る脳は風…

  • 平和に逆行する流れを止めよう

    プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻が勃発して半年が過ぎました。 領土をミサイルで破壊し続けている状況は、まさに消耗戦というに相応しいものがあります。 プーチン氏は、ロシア人とウクライナ人の民族や宗教などの「歴史的一体性」を挙げて正当化しようし続けています。 しかし「歴史」を「領土」保有の根拠とする考え方には疑問を呈する国々は多いのです。 それをはっきり主張したのは、ケニアのマーチン・キマニ国連大使です。 ロシアの侵略直前の2月21日、すでに緊迫していた国連安全保障理事会の緊急会合で次にように訴えました。 「大半のアフリカの国々の国境線は、かつての植民地時代の宗主国が引いたものです。我々の民族…

  • 懐かしの線香花火

    上の娘が「おじいちゃんとおばあちゃんに会いに行きたい」と連絡してきました。 コロナの発生以来、全く会いに行けなかったのです。 ここにきて全国的に感染が急拡大してきましたので、本人も躊躇いはあったのですが、PCR検査を受けて、感染させないことを確認していけば大丈夫だろうということになりました。 検査の結果「陰性」が確認されましたので、出かけることになりました。 実家のある地域は、ひと月早い7月がお盆です。 温泉地であることから、8月のお盆の時期には観光客で込み合うため、ひと月早く“ご先祖様のお迎え”を済ませておくようになったと以前聞いた事があります。 前回来た時に墓参りも済ませてあります。 今回…

  • 友達を作る機会

    夏の甲子園が始まり、連日熱戦が繰り広げられています。 コロナ禍で選手が感染してしまったチームが複数出てしまい、運営側は感染校の試合日程をずらすなど、異例の措置をとっての開催となりました。 高校生活のほぼすべてを、練習に費やしてきた球児たちへの、運営側の配慮の跡が見て取れます。 コロナウィルスとの闘いも足掛け3年となり、その間子供達は、貴重な体験を積む機会を奪われ続けてきました。 高校球児たちもその例外ではなく、今回甲子園出場の切符を手にした選手たちのプレーぶりを見ていると、喜びが体全体からあふれ出しているように感じます。 彼らにとって、チーム一丸となって勝利にまい進した時間は、今後の人生の中で…

  • 廃校が地域を盛り上げる

    実家からの帰りに、テレビドラマのロケに使われているという廃校の校舎を見に行ってきました。 妻が実家で購読している地方紙を読んでいて、その廃校がロケに使われているという記事を見つけたのです。 その校舎がある町までは、さほど遠くないはずなので、ちょっと寄り道をして行こうということになったのです。 高校時代の同級生が、その町から通学していたはずなので、車でいけばそれほどの時間はかからないだろうなどと高を括って実家を出発しました。 町の中心部までは難なく辿り着きましたが、ナビをみるとさらに20キロ以上の距離があるという表示になっていて驚きました。 平成の市町村広域合併によって、廃校のある集落は近くの市…

  • 魚の「あら」の思い出

    実家に行くと、毎朝皆が起き出す前に、散歩に出かけます。 実家のある場所は温泉地です。 今でこそ“ひなびた”佇まいの温泉地になってしまいましたが、私の小さい頃は、かなりの数の旅館がひしめきあって、隆盛を誇った時期の名残を残していたものでした。 散歩のコースは家から川に降りる道を下り、川沿いの道を上流に向かって歩いていくのが、いつものコースなのですが、今回は目抜き通り(?)を辿って寺に向かう経路を歩いてみることにしました。 普段実家にいく際には、山側にあるバイパスを使って行き来していますので、この道はあまり利用しません。 通りの一軒一軒をのんびり眺めながら歩みを進めます、お土産ものを扱う物産店が何…

  • 地球を熱波が覆う時代になりました

    先月、異例の早さで“梅雨明け”をした日本では、数日間各地で40度に迫る気温の日々が続きました。 湿気を伴う日本の夏は、世界的にも“暑い国”として、もはや有名になっています。 しかしここにきて世界の各地では、連日40度に達する気温を記録しています。 ポルトガルでは46度を記録し、熱中症で1000人以上が死亡したといいます。 また各地で山火事が発生していて、消失面積はかなりの広さに及んでいるようです。 国連の世界気象機関(WMO)は、現在西欧で猛威を振るっているような熱波の頻度は、今後増え続けていくだろうと警告しています。 Lukas Jancickaさんによるpixabayからの画像 熱波とは、…

  • 直前に中止になった夏祭り

    コロナの発生以来2年間中止が続いた地元の夏祭り、今年は開催することが決まり、早々に盛り上がっていました。 祭りの二週間ほど前から、神社の会館を通りかかると、神輿が鎮座して関係者が準備に追われていました。 祭りの当日は、我が家は実家の両親の様子見に行く予定が決まっていましたので、久々の祭りのにぎやかさを味わうことは諦めていました。 子供たちが小さい頃、祭りの時期は仕事で一週間ほど出張をしていることが多く、出張明けの土曜日に戻ってくると、子供神輿を引く子供たちの様子を見に、ワッショイの掛け声の音を頼りに駆けつけたことを思い出させます。 自分の担当する大きな仕事が終わったこともあり、子供たちの夏休み…

  • 次にこの国を率いるリーダーに何を求める?

    参議院選挙が終わり、与党自民公明は衆参両院ともに、過半数を超える安定基盤を作り上げました。 しかし安部元総理が選挙応援の最中に凶弾に倒れるという、前代未聞の事件が起き、今後の政権運営にも混乱の種を残した再スタートとなりそうです。 海外の安倍氏の訃報への反響の高さに驚いて、国葬を実施することになったようです。 国内の山積した課題もさることながら、世界に向けた情報発信力という点で、不安の残る点は否めません。 保守勢力を束ねる求心性が欠けてしまったことにより、政権運営にも微妙な影を落としていると懸念されています。 精力的に海外に出向き、日本の立場を示しながら、各国のリーダーと人間関係を築いてきた安部…

  • 不要不急は本当に“不要”なの?

    またしてもコロナ感染者が急速に増えだしました。 さらに感染力が強いとされるBA.5への置き換わりが進んでいるようです。 またしても人々の感染への警戒は強まり、夏休みを前にして、旅行・観光関係者は気が気でないことと思います。 このまま感染者数が増大し続ければ、国や自治体からは「不要不急の外出は控えてください」という要請のメッセージが発せられそうです。 すでにこの2年間、コロナ禍のなかで修学旅行をはじめ様々な行事・イベントが中止され、何の思い出も作れないまま卒業を迎えた学生・生徒さんたちの悲痛な声を幾度となく聞きました。 また文化・芸能分野の関係者も大きな影響を受けています。 自分たちの活動を“不…

  • 資源の乏しい日本を、政治はどう再生できる?

    今度の週末は参議院議員選挙です。 早くもマスコミは、自民・公明の政権与党の過半数確保は確実、と伝えています。 こんな報道が先走って伝えられると、結果が分かっているのなら選挙に行かずともいいか、などと白けた雰囲気になってしまうのは私だけでしょうか。 第二次世界大戦の敗戦後、米国GHQの管理下で焼け跡から這い上がってきた日本ですが、自由貿易の恩恵に与りながら「資源小国」というハンデを克服して、一時は「経済大国」と呼ばれるまでに成長を遂げることができました。 それは勤勉な国民性のなせる業、と世界から驚きと称賛の目でみられた時期もあったのです。 しかし、バブルの崩壊を機に、不良債権処理に追われるばかり…

  • 灼熱の日本列島、今年の夏を乗り越えられるか

    毎日暑い日が続きます。 年齢を重ねると、暑さは本当に身に応えます。 少し出歩いただけでも、家に戻るとぐったりしてしまい、しばし頭が回りません。 日本は、湿気が高いこともあって、海外の人からも敬遠されるほど“暑い国”とみなされているようです。 海外では異常気象のせいか、50度近くを記録する地域もあるようですが、一体人間は、何度までの高温に耐えることができるのでしょう。 JuanManuel Guisadoさんによるpixabayからの画像 いま世界の観測史上で最高気温の記録は、米国のデスバレーで1913年7月10日の56.7度が1位と言われています。 しかしこの数値は、以前から正確な観測方法に基…

  • 小さな楽しみを見つけながら生きる

    妻の口癖に「私は目の前に人参をぶら下げられないと頑張れないのよ」があります。 私の定年後、時間だけは余るようになってからというもの、あちこちの“おいしいもの屋さん”を見つけてきては、行こうと誘ってきます。 最近ではコロナが収束した後、観光振興を目的とした“地域割り・県民割”が始まると、新聞や折込みチラシの“日帰りバスツアー”を見つけて、行こう行こう!と大騒ぎします。 先々月と先月に相次いでバスツアーに参加してきましたが、行った後で、もともと余裕のない家計がたちまち大ピンチとなり、「調子に乗ってしまった~」と財布を覗きながら青ざめていました😊。 このところ物価が上がり、家計を圧迫し始めてきました…

  • 再び保険の見直しが必要になりそうです

    結婚をした娘から一昨日妻のところに連絡がありました。 妊娠をしていて、暮れには子どもが生まれる予定になっています。 このところ週末ごとに“保険の相談”に行っているようで、私たちがどんな保険に入っているのかを聞きたいようです。 これから家庭を築き上げていく娘たちと、そろそろ終活を迫られる我々とでは、保険に対する必要な要件は異なるので、参考にはならないのですが、妻はいろいろと聞かれたようです。 妻から確認を促されて、保険証券類の入っているファイルを引っ張り出してみると、ついこの間“保険の見直し”をしたばかりだと思っていましたが、もう5年も経っていました。 Larisa Koshkinaさんによるp…

  • 父の免許証返納に付き添ってきました

    父は6月30日に93歳の誕生日を迎えます。 昨年末に手に怪我をし、2ヶ月間入院してからというもの、車は全く運転していませんでした。 私や妻から、危ないから運転はしないようにと、再三注意していましたし、本人も運転に自信がなくなっていたようです。 次回の免許更新の時期までに、免許証を返納しようという、私たちとの約束になっていました。 いよいよ誕生日が近づいてきましたので、先週実家に行き、警察署に手続きをしに行ってきました。 ガクアジサイ 窓口で目的を告げると、担当の女性の警察官が対応してくれました。 担当の警察官は、「今回返納をしたいと思った理由はなんですか?」と尋ねてきます。 すると父は返答の前…

  • 長い間続いたデフレからインフレへ ~年金生活者はどうなる~

    このところ毎日のように商品値上げのニュースが報じられています。 生活者の身としては、誰にとっても辛い状況には違いないのですが、とりわけ年金を頼りに生きている人達には、不安ばかりの時代がやってきそうです。 デフレの状態が長く続いたせいか、経済全体の低迷は別にして、年金生活者は物価の安い状況で“つましい生活”をすれば何とか生きていくことが出来ました。 しかしインフレ基調の社会は、高齢者にとって脅威となります。 ただ、日本のインフレ率は直近の統計数字では2.4%程度という数字なのですが、今後もっと上昇することでしょう。 欧米では8%台、トルコに至っては36%以上で今後40~50%で推移するだろうと言…

  • “声をかける”こと、心がけたいと思います

    一昨日、近所での用事を済ませて帰宅する際、宅急便のお兄さんが沢山の荷物を抱えてエレベーターホールに立っていました。 エレベーターが降りてきて、ドアが開くと、遠慮がちに私の方を見ました。 コロナ禍以来、他の人とエレベーターに同乗することを避ける人が時々いるようなのです。 「どうぞ先に乗って下さい」と私が促すと、申し訳なさそうに先に乗り込みました。 「何階で降りますか?」と聞いて、希望階のボタンを押してあげました。 まだ5月だというのに、午後には30度を超える予報です。 「今日はこれから熱くなりそうなので、大変ですね」と声を掛けると、「そうなんですよ、今日は特にお届け物が多くて、朝から汗だくです。…

  • 観光に改めて力を入れよう

    このゴールデンウイーク中に、ひなびてはいますが、温泉地でもある実家に滞在していて、コロナ自粛期間とは違う変化に気づきました。 感染者の数が落ち着いている状況をみて、政府・各自治体が観光振興策を打ち出しました。 最初に打ち出された県民割、そして近隣割、続いて地域(ブロック)内で割引が適用になるブロック割と、対象が広がるごとに旅館・ホテルの宿泊客が増えていきました。 ゴールデンウイーク中に、妻と日帰り湯のサービスを利用して、近くのホテルの温泉を使わせてもらいました。 自粛期間中には閑古鳥が鳴いていましたが、久し振りに行くと、フロントはチェックインを待つ宿泊客でごった返していてビックリ! 従業員の顔…

  • 国によって、人の命の重さは違うのだなぁ…

    北朝鮮で新型コロナの感染者が急増しているようです。 医療体制が脆弱なうえに、新型コロナウィルスへの対処法を持たない国ですから、このままにしておくと大きな悲劇を招きかねません。 人道上の立場から、韓国ユン新政権は、コロナワクチンの提供を申し出たようですが、それを断ったといいます。 その後、国民がパニックに陥ることを恐れ、慌てて中国から大量の医薬品を買い求めたようです。 一方で相変わらず、金正恩は、ミサイル開発には余念がないようです。 Bessiさんによるpixabayからの画像 また、プーチン・ロシアの軍事侵攻後、ウクライナ軍と人民の勇敢な国を守る戦いぶりに比べ、ロシア軍の前線部隊の士気の低下が…

  • 捨てない生き方

    前回、私の父がモノを捨てられないという主旨のことを書きましたが、断捨離ブームが続く今、本当に断捨離に突き進んでいっていいのだろうかと、ふと考えました。 実は、私自身も捨てることが苦手な方ではないのかと思いいたったのです。 最近、父の行動を見るにつけ、私も父に似たところがあるのかなと密かに思っていたのですが、妻にそのことをズバリ指摘されました。 父も勿論ですが、私も貧しい環境で育ちました。 衣類にしても靴にしても、古くなったものを妻には捨てろと言われるのですが、まだ着れたり、履けたりするものを捨てたくありません。 大事な場があるときなどに、妻はせっせと私の衣類・シャツなどを買ってくるのですが、捨…

  • モノを捨てられない父

    この連休に実家を訪れた際、妻は台所の食器を置くワゴンと、スポンジ・タワシ置きを購入して持っていきました。 父が洗った食器を置いているワゴンやスポンジ置きが、水切りが悪く、カビの温床になっていることが気になっていたようです。 以前にも、そのことを父に指摘して、水切りに優れた食器置きに買い替えることを提案していたのですが、慣れ親しんだものを、なかなか捨てようとしません。 妻が捨てようとしてまとめてゴミ袋に入れておくと、いつの間にか、もとに戻っていたことも度々でした。 他のものならともかく、カビなどが付着した食器を使うのは、健康を損ねかねませんから、妻はずっと気にかけていたようです。 Dim Hou…

  • 食料の自給率を高めることが急務となってきた

    ロシアのウクライナへの軍事侵攻を機に、小麦の生産量6位のウクライナの生産減の影響を受けて食糧危機に陥っている国がいくつか出てきました。 のみならず、穀物、肉類、乳製品などすべての品目で騰勢が収まる気配はありません。 中国の需要急増や新型コロナウィルスの感染拡大、気候変動や脱炭素化といった要因が複合的に影響しているといわれています。 冷戦終結後、食糧確保は経済合理性だけをみて判断すればよくなりました。 生産性の一番高い所で大量生産し、安い原油を使って大型船で運んでくればよい。 海外での農業生産の拡大に協力し、輸入を安定させれば、食料の安全保障が担保されるという考え方でずっとやってこれたわけです。…

  • 山間地にも春がきた

    週末に実家に行ってきました。 5月の連休前で、一般道も高速道路も比較的空いていました。 少し前まで異例の暖かい日が続いたせいか、4月の中旬にもかかわらず沿道にはハナミズキやツツジが花を咲かせています。 これからしばらくは、綺麗な花々や新緑が目に飛び込んできて、車を走らせていても気持ちの良い季節です。 実家のある山あいに入っていくと、沿道は桜が満開です。 東京近辺に比べると約1か月遅れで満開を迎えて、我が家の近くではとっくに散ってしまった桜を再び見ることができ、何か得した気分になります。 利き手が不自由になった父と、歩くことがままならない母とが暮らす実家を、今年に入ってからは月2回のペースで訪ね…

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