枇杷の花力抜くこと覚えけり 金太郎 /びわのはな/ちからぬくこと/おぼえけり/今日から12月、一年の納めの月で自分に新たな発見と成長があったと...
今朝とれし葱ゆさゆさと豆腐汁 金太郎 /けさとれし/ねぎゆさゆさと/とうふじる/我が町、厚木市は北側の名峰阿夫利山(大山)に守られて穏やかな冬の日...
時雨忌や句歴たかだか十五年 金太郎 /しぐれきや/くれきたかだか/じゆうごねん/私が俳句を始めたのは登山で目標の『日本100名山』を残り25座...
溜まるべき溜りどころや神無月 金太郎/たまるべき/たまりどころや/かんなづき/写真から「詠む一句」続けて来ましたが一応今日で終わりますが、なかなか面...
身を焦がす傷あとの癒えず冬籠り 金太郎 /みをこがす/きずあとゆえず/ふゆごもり/写真は満天星(ドウダンツツジ)の紅葉です。街路樹や庭先...
過去未来沼面に浮かぶ憂国忌 金太郎 /かこみらい/ぬまもにうかぶ/ゆうこくき/今日(11月25日)は三島由紀夫の忌日です。50年前の今日、国民...
冬の月黄泉の底より声聞こゆ 金太郎/ふゆのつき/よみのそこより/こゑきこゆ/不思議な写真に合わせた不思議な一句です。このブログでは俳句優先で俳句に合わせ...
ちやんちやんこの綾取り上手一葉忌 金太郎 /ちやんちやんこの/あやとりじようず/ちようき/今日(11月23日)には樋口一葉の忌日です。 現...
菜畑に猫車押す人の頬被り 金太郎 /なばたけに/ねこおすひとの/ほほかぶり/少年時代の母の格言「両方良いのは頬被りだけ、世の中のことは必...
冬めいてかやく饂飩のピリ辛に 金太郎 /ふゆめいて/かやくうどんの/ピリからに/関東では「加薬(かやく)という言葉を聞きませんが、西日本では普通に...
本能で走る獺冬ざるる 金太郎/ほんのうで/はしるかわうそ/ふゆざるる/引き続きズーラシアでの作品です。我が国では絶滅したとされている獺(カワウソ)ですが...
老犬の耳立つ野生神無月 金太郎 /ろうけんの/みみたつやせい/かんなづき/玄関先にうずくまり動こうとしない老犬です。家族の一員として可愛がられた思い...
オカピーと気安く呼んで冬ぬくし 金太郎 /オカピーと/きやすくよんで/ふゆぬくし/月曜日の動物園に来ています。幼稚園の団体が3組くらい入...
冬日向後ろの闇の恐ろしき 金太郎 /ふゆひなた/うしろのやみの/おそろしき/逆光での写真が独特の効果が出し易くダメ元で割と多く撮っています。こんな撮り...
木枯や眼裏ながす一人酒 金太郎/こがらしや/まなうらながす/ひとりざけ/ 私は肝臓に弱点がありアルコールは弱いのですが、それでも飲みたくなる時もあり少量...
山茶花や駅への道の五十分 金太郎 /さざんくわや/えきへのみちの/ごじつぷん/♫さざんか/さざんか/咲いた道・・・なんて鼻歌も出そうな気持ち...
今朝咲いた石蕗の一輪日を返し 金太郎 /けささいた/つわのいちりん/ひをかへし/小春日の気持ち良い天気が続いています。11月の句会の兼題に「石蕗の花...
鴨渡り鯉の騒めく波紋かな 金太郎 /かもわたり/こいのざはめく/はもんかな/今年も鴨たちが元気に我が町に渡って来ました。どうも鴨は被写体...
おでんの具冷めて口論尽きにけり 金太郎 /おでんのぐ/さめてこうろん/つきにけり/俳句を始めて5,6年の頃が最も俳句に燃えていました。先...
垣越しの相撲談義や返り花 金太郎 /かきごしの/すもうだんぎや/かへりばな/大相撲が異例の東京十一月場所として両国国技館で開催されています...
褞袍きて任侠映画二本立 金太郎 /どてらきて/にんきようえいが/にほんだて/日常生活パターンの改善で夜型から朝型への変更は色々と戸惑いがちですが、こ...
軒の端に猫の背伸びや小六月 金太郎 /のきのはに/ねこのせのびや/ころくがつ/妹の所の猫の話は何度か書きましたたが、一時は五匹いた妹の愛猫も現在三匹...
寄り道の和菓子暖簾や初しぐれ 金太郎/よりみちの/わがしのれんや/はつしぐれ/粋な暖簾の構えの駄菓子屋さんには何となく入り辛いのですが、雨宿りのついでに...
新作の話などして冬に入る 金太郎/しんさくの/はなしなどして/ふゆにいる/未だに人気(?)の数独ゲームの毎日1ゲームを日課としていますが、...
/木もれ日に微かに揺れて柊の花 金太郎 /こもれびに/かすかにゆれて/ひひらぎのはな/かすかな香りにもしやと木陰を覗き込むと柊の一枝に花をつけててい...
人の数芋投げ入れて焚火かな 金太郎/ひとのかず/いもなげいれて/たきびかな/私は焚火が大好きで、あのなんとも香ばしい匂いが風に乗って流れて来ると引きつ...
鳥渡り和みそめたる山上湖 金太郎 /とりわたり/なごみそめたる/さんじようこ/南関東地方も少しずつ紅葉の気配をみせていますが、本格的な紅葉は来月に入...
一文にもならぬ蔓引き烏瓜 金太郎 /いちもんにも/ならぬつるひき/からすうり/この時期に山麓を歩いていて、よくやるのが植物の蔓を引くことです。その昔...
穂芒や団地に残る給水塔 金太郎/ほすすきや/だんちにのこる/きゆうすいとう/これまで、芒の穂を大雑把な固まりとして眺めていましたが、昨日のカメラ散歩...
君止める言葉もだせず後の月 金太郎 /きみとめる/ことばもだせず/のちのつき/昨夜は中秋の名月から一ヶ月後の満月で「後の月」でした。そし...
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