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  • Luteのオクターヴ弦に四苦八苦

    ジョン・ダウランドはリュートの低音コースにオクターヴ弦を張るのを嫌ったそうだ、確かに、彼の憂いに満ちた曲で、低音コースでいきなりoct弦が鳴ると興ざめしそうで、どんよりでも低音だけ鳴ったほうが良い、筆者もオクターヴ弦が派手に鳴るのは好きではない、*マッシモ・ロナルディによるJ.ダウランドの録音はoct弦を用いない響きである、 you tube:Massimo Lonardi - Works for Lute The Best Lute Classical Music Dowl...

  • O.スウィトナー:Beethoven Sym No.7(更新)

    ベートーヴェン Sym No.7のLP盤はほかにカラヤン、クーベリック、ヨッフムなどいくつかあったが、このへんは割愛し1981年に飛んで、オットマール・スウィトナー指揮,SKBとする、DENONのPCM録音が音源で、カッティング技術も最高に達した頃になり、アナログ盤の最高水準とも言える、 (現在、新規に作られているアナログ盤はこの水準に達しているだろうか?)この頃はオーディオの最盛期でもあり、3ウェイ以上の大型SPに合せたHiFi...

  • 撥弦・打弦楽器の音楽

    先日も書いたように、我々世代は楽譜を見て、「タンタカタカタカ・・」と拍を細かく刻む習性がある; → 学校教育の音楽また、リュートやギターは弦を弾いたあとは余韻が消えていくだけ、それゆえレガートに「歌うように」聴かせるのは難しく、「タンタカタカタカ」になりやすい;音を良く聴いて、主旋律のほか、内声やバスの流れを表現しないといけない、ただ、バタバタ音を放り出しているだけでは、まさに支離滅裂でなんだかわか...

  • リュートの木工芸

    13コースluteは2つあるが、いずれも6コース(A)の低音はやむを得ずフロロカーボン(PVF)を張っていた、7コース以下と同じに、CD弦を張りたかったが、いずれも振動不良で使えなかった;めげずに3度目に取り寄せたところ、今度のは良好で問題なしv ついでにオクターヴ弦もNG弦からナイロン(キルシュナー)に替えた、パシャンと鳴るのが落ち着いて、弦径差も少なくなって押えやすく、一石二鳥、ところで、奥清秀氏作の13コースLut...

  • 学校教育の音楽

    昭和の高齢世代が学校で受けた音楽教育は教え方も不備だし、時間も僅か、専門に学ばなきゃ不十分だった、こんなところが共通して出てくる、・1拍ずつ律儀に捉え、強拍も弱拍も同じように打ってしまう、・フレーズを捉えておらず、お経のように進んでいく、・付点リズムが取れない、付点リズムは、引き締めて緊張をもたらす所だが、まったく弛んでしまう、これが拙いと感じていない?楽器など、良い専門家につけば必ず直されるはず...

  • A.クリュイタンス:Beethoven Sym No.7

    昔、ベートーヴェンのSym No.7を気に入って初めて買ったのが、アンドレ・クリュイタンスとBPOの録音で兼価盤のセラフィム盤だった、1枚しかないだけに満悦してこれを聴いていた。 録音時期からして、先のベーム盤(1958年)、フリッチャイ盤(1960年)とBPOの楽員は共通の人が多いかもしれない、あとは指揮者と録音技術によってどう変わるかが面白いところ、*クリュイタンスのNo.7の録音は1957年と表記される事があるが、この時はモ...

  • 便器と歯のクリーニング

    あまり美しくない話で恐縮;トイレの便器には溜まっている水面に沿ってリング状に黒ずんだ汚れが着く、これは尿に含まれるカルシウムなどが凝固した尿石で、ブラシで擦った程度では殆ど落ちない、2階のトイレ(筆者が清掃担当;)がそんな状態だった、 酸を使うと落ちると聞き、クエン酸の入った洗浄剤を試したが、汚れはビクともせず効果が無かった;激落ちくん 424円1階のトイレ(家内が担当)はいつも綺麗なので、何を使って...

  • F.フリッチャイ:Beethoven Sym No.7

    こうしてLP盤を置いて廻す事も少なくなったが、使っているフルオートプレーヤー(DP-47F)はスタートボタンを押せばゆっくりとアームが開始位置に行き、針を降ろす、 ゆっくり椅子に戻って、程よい間で音が出だす、これはあってよい機能だと思う。先日のK.ベームと同じくDG原盤になるが、今日はフェレンツ・フリッチャイ指揮BPOの録音でBeethoven Sym No.7について、フリッチャイ盤は強音部で少し歪みが聞こえるのは惜しいが、ベ...

  • レッスンを受けるなら

    言い訳したり、弱音を吐いちゃだめ、 良くするために受けているのだから、出来ない事は出来るようにする・・これあるのみ。ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...

  • K.ベーム:Beethoven Sym No.7(BPO)

    急に小寒いほどになったが、それでも連日「記録的な気温」と発表され、金曜日からまた夏日に戻る見込み;音楽鑑賞の秋、しばらくはベートーヴェンのSym No.7の昔から最近までの演奏を順に聴いていこうと思う、初回はカール・ベーム指揮、BPO盤で、録音は1958年、うちで最も長く所持している1枚だったが、だいぶ前、中古ショップで再版盤を見つけた、盤状態は極めて良好、 DGの名録音の1つとして気に入っていた1枚で、'60年代に入...

  • 効果のある練習を

    先日のレッスンからは椅子の腰掛け方、体の姿勢からやり直す事になったが;→ もっと基礎から固め直し;技法が上手くいかない、何が原因かよく探って、策を考えないといけない、例えば「旋律がよく繋がるか」、同じ弦上を1指で押え、次が2指だとすると1指は残したままのほうが、次の場所が捉えやすい、音階練習を

  • 11コースバロックlute

    予備のハードディスクに入っている不要なデータを消していたところ、小懐かしい写真があった、初めての11コースluteで、松尾淳さんに頼んだものだった、 初めてガット弦を試したのもこの楽器だったが、あまり良い反応ではなかったので、合成弦と巻弦に戻した、この楽器では教室の発表会でF.デュフォーの曲を弾いてみた。リュートを始めた頃は13コースluteがあれば、11コースの曲も弾けちゃうから要らないという考えだった、当時も...

  • もっと基礎から固め直し;

    さすがに9月よりは涼しくなったとは言え、当地の気象台は連日「過去最高気温」と発表している、 拙宅は断熱効果を高めた造りで、屋外の気温変動に対し、屋内は半日遅れの推移になる、昨夜は21時過ぎても室内は27℃(屋外湿度は96%だった!)、楽器練習は湯上がりにするし冷房,除湿しないと暑い;さて、昨日もオンラインレッスンの日だったが、左手のフォーム以前の問題で、体の姿勢が良くないので直すレッスンになった^^;普段の癖...

  • 最弱音:pppを綺麗に

    昔、中学の音楽の先生が一つ良い事を言った、「小さな音までよく聴きなさい」、それが音楽、確かに子供の耳に通常入るのは、TVからドンチャカ流れる音楽だった; リュートは絶対音量の小さな楽器なので、音楽に奥行きを持たせるには、弱音の方に幅を広げるしかない、幽けきpppにも集中力を注いで音楽を造る、これも重要なところで肝に命じる事である、このジーグでは最後6小節にリピートの指示があるが、2度目は弱奏にするのが良...

  • 新しい楽器が来たとき

    ピアノの場合、大抵は一家に1台で2台以上置く所は少ないと思う、お気に入りをドンと置き、あとはひたすら練習に励む!リュートの場合、場所を取らないので、複数持って、「この曲はこれで弾こう」という持ち替えが、趣きもかわって面白いところ、 過去、新入りの楽器が完成し、届く前は受け入れ準備(寸法はわかっているのでストラップを作ったり)が楽しみで、楽器の出来はどうなのか・・期待と不安があるが、良い楽器であります...

  • 指の悩み

    持って生まれた手というのは取っ替えようがないので、ある楽器を演奏するにも理想的だったり不利だったりする、大きさ、骨格などいろいろあり、各指の長さバランスも本当に十人十色なのである、手の皮膚に絞ってみると、皮が厚い薄いのほか、手汗のかき具合も個人差が大きい、カミさんと二男はいつも湿りぎみ、筆者と長男は乾きぎみで、遺伝的にもはっきり違いがでるようだ、 リュートを弾くにはどの状態が良いか、を考えると適度...

  • 調弦スタンド

    すっかり使わなくなったマイクスタンドだが、しっかりしているので、不燃物に出さずにいた、 前も書いたように、リュートのペグはただ廻すだけでは緩んでしまう、押し込みながら廻す必要がある、しかし、楽器を抱えた演奏姿勢のままでは、押し込みながらというのがやり辛い、ふと思いついたのが、「調弦スタンド」である、まず、マイクスタンドの上部ネジに

  • A.フィッシャー:Haydn Sym No.102,103&104

    聴き手の一人として、演奏者とウマが合う合わないというのはあるもので・・巨匠と言われた人でも有り難く聴いたりしない;S.チェリビダッケの指揮など(時代も時代だが?)何を聴いても好ましい演奏とは逆で、ウマが合わない;いつも共感するような演奏を聴かせる指揮者では、アダム・フィッシャーがその一人である、新譜のハイドン:ロンドンセットの完結版、第4集が届いた、 アダム・フィッシャー指揮、デンマーク室内O2023年録...

  • 眠れない夢

    今朝起きる前、「床についたけど、なかなか眠れない」という夢を見てしまった、寝ておくべき時にちっとも眠れないという・・; 毎晩、

  • 音楽のために技巧がある

    どんな楽器をやるにしても、テクニックを習得するのは容易ではないが、手のテクニックで音楽が作られるわけではない、「ここはmfで80%くらいに強く」とか、数値化したような意識では音楽にならない、どう弾きたいか音楽像が頭にあって、それを実現すべくシンクロして手が動くもので、地道ににやっている音階など技巧練習も、その下準備である事を忘れてはいけない。 *と言いつつも、つい機械的な作業に陥ってしまう;課題曲など...

  • 知的共存者

    多くの動物から見れば犬や猫は非常に人間に近い、「食べる、遊ぶ、のんびり寝る」のが大好きなのは同じだし、言葉は交わせずとも、通じるところもあり、声をかければこっちの目を見て反応する、それだけで知的共存者と言える。 → ペットじゃなくてyou tube:滑り台で遊ぶ猫人のやる事をすっごく気にして、ちょっと引いたり、また見たり、猫の気持ちがよくわかる、you tube:かりんとうを・・多くの家畜やペットは人が野生種を捕え...

  • リュート:ペグ穴とペグ

    リュートの機能でまず重要なのが調弦のしやすさで、毎回弾く前に何本もの弦を合せる、13コースバロックluteでは24本になる; 製作の際にはペグボックスの両側に穴を開け、このようなペグ穴専用のリーマーで穴を広げる、リーマーは一定のテーパー(傾斜)がつけられており、ペグのツマミ側が太く、反対側に向けて細くなっている、よってペグの方もリーマーのテーパーにぴったり合せて作られる、木工旋盤で円柱状に削った木材をこの...

  • 左手フォーム:建替え中

    バロックluteの課題曲で順にレッスンを受けているところだが、先に進むためにも、ここで土台を立て直す必要が出てきた、左手の問題だが、手から肘にかけてのフォーム(伴って体の姿勢、楽器の構え)から、よくない癖が取れないと、限界がでてくる、目指すのは「音楽」であり、そのために行なう、当面はこれを直しつつ音階練習をする。 リュートでは、技術の修正をやりだすと弾いていた曲がまるで弾けなくなる、馴れたように弾くと...

  • こうすれば良かった

    ちょっとした事だが、案外気付かない思いつきが後々役立つことがある、 *薬の錠剤を密封してあるのはPTPシートというそうだ、いつも処方してもらっている薬はジェネリックで、毎回、一錠+半分を飲んでいるが、錠剤に半分に割る切れ込みが入っていない、シートから出したあと、ニッパーで割っていたが、真ん中で割れなかったり、砕けてしまったりする、錠剤を出す前に、シートの外からニッパーで割ったらどうかと、やってみた、軽...

  • K.ベーム:Mozart Sym 29番& 「ハフナー」

    LP盤は断捨離でかなり減らしたが、残してあった盤を少しずつ聴いている、言わばこういう録音もあったという過去のサンプルになるが・・ K.ベーム指揮、VPOによるこの盤は1979年と1980年録音で、もうデジタル時代に入った頃だがアナログで、DGの昔ながらのサウンドに仕上がっている、かつてはベームの堅牢なモーツァルトが良い、と評価されたと思うが、今聴くと、ずっしり剛力な弦楽に満たされ、木管の色彩感が乏しくモノトーンに...

  • 作る手間と価格

    だいぶ昔の話だが、スペインの有名なギター工房では、何本か作った楽器で出来の良いものは一級品のラベルを貼り、まあまあ使えるものには二級品のラベルを貼って売りにだしていた、工房の前は店舗になっていて、訪れた客が店頭にある楽器を試奏する、「上手いヤツだ」と認めたら、奥からとっておきの楽器を出してきてくれるとか; リュートの場合、製作工程の手間と時間から何本も作るってわけにいかない、作り始めたら必ず合格品...

  • A.フィッシャー、デンマーク室内O:Brahms Sym No.1

    小編成orchによるブラームスのSymで、ヤニック・ネゼ=セガン、ヨーロッパ室内Oの演奏も部分的に聴いてみたが、やはり今までにない新鮮な聴きどころがあるはA.フィッシャー、デンマーク室内O盤になる、全集の最後にNo.1を聴いた、Sym No.1と言えば昔から、第1楽章始まりの序奏を「じっくり重厚に」から「サラリと爽快に」まで、指揮者によってスタイルが多様だった、you tube:フルトヴェングラー、VPO 1952you tube:O.スウィトナ...

  • ウェブカメラ交換

    ウェブカメラは今のところ、オンラインレッスンとオンライン発表会に使うのみだが、今までのカメラがアップになりすぎ、視界が狭く、また実際の動きに対し、画像の遅延が大きいのも感覚的に使い辛かった、 Sanwa Supply CMS-V40BK-3 6200円画面も暗く色彩が地味、買い換えたのは格安の機種だが、同じ照明で随分違って映る、Biligo 1280円程よく広角で、画質は鮮明で明るく暖色、楽器も綺麗な感じ、人の肌つやも少々若く?映って^^...

  • 久しぶりの腕時計

    腕時計をつけなくなって久しい、以前は、駅や公共の場にはどこかに時計があるのが当り前だった、車には電波時計があるし、ケイタイにもPCにも時計があって時刻を知るのに不自由しなかった、しかしこの頃、いろんな場所の公共時計がなくなり、いつも通っている病院の待合室も、また先日、名古屋に電車で行ったが、名鉄駅構内の時計も廃止されてどこにもないのである、JRでも同じようのだが、「スマホなどの普及によリ、多く人が自分...

  • A.フィッシャー、デンマーク室内O:Brahms Sym No.2

    だいぶ日が開いてしまったが、アダム・フィッシャーのブラームスSym全集より、今日はNo.2、これぞフィッシャーとデンマーク室内Oの演奏が映える、全体が

  • 一昨日の「光る君へ」

    1日遅れとなってしまったが、中宮 彰子の発案で一条天皇に式部の「源氏物語を美しい冊子にして差し上げよう」という事になり、美しい紙を集め、書写を依頼したのちに、女房らの手で冊子が作られた、これは紫式部日記に記されている、表紙は金箔の綺羅を施した砥の粉紙のようだ、 本文の紙も料紙と呼ばれる淡い彩色を施した紙、*因みに、今は書道用品として料紙風に印刷されたこのような紙がわりとお安く買える、筆者もこれを買っ...

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