アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
ジョン・ダウランドはリュートの低音コースにオクターヴ弦を張るのを嫌ったそうだ、確かに、彼の憂いに満ちた曲で、低音コースでいきなりoct弦が鳴ると興ざめしそうで、どんよりでも低音だけ鳴ったほうが良い、筆者もオクターヴ弦が派手に鳴るのは好きではない、*マッシモ・ロナルディによるJ.ダウランドの録音はoct弦を用いない響きである、 you tube:Massimo Lonardi - Works for Lute The Best Lute Classical Music Dowl...
O.スウィトナー:Beethoven Sym No.7(更新)
ベートーヴェン Sym No.7のLP盤はほかにカラヤン、クーベリック、ヨッフムなどいくつかあったが、このへんは割愛し1981年に飛んで、オットマール・スウィトナー指揮,SKBとする、DENONのPCM録音が音源で、カッティング技術も最高に達した頃になり、アナログ盤の最高水準とも言える、 (現在、新規に作られているアナログ盤はこの水準に達しているだろうか?)この頃はオーディオの最盛期でもあり、3ウェイ以上の大型SPに合せたHiFi...
先日も書いたように、我々世代は楽譜を見て、「タンタカタカタカ・・」と拍を細かく刻む習性がある; → 学校教育の音楽また、リュートやギターは弦を弾いたあとは余韻が消えていくだけ、それゆえレガートに「歌うように」聴かせるのは難しく、「タンタカタカタカ」になりやすい;音を良く聴いて、主旋律のほか、内声やバスの流れを表現しないといけない、ただ、バタバタ音を放り出しているだけでは、まさに支離滅裂でなんだかわか...
13コースluteは2つあるが、いずれも6コース(A)の低音はやむを得ずフロロカーボン(PVF)を張っていた、7コース以下と同じに、CD弦を張りたかったが、いずれも振動不良で使えなかった;めげずに3度目に取り寄せたところ、今度のは良好で問題なしv ついでにオクターヴ弦もNG弦からナイロン(キルシュナー)に替えた、パシャンと鳴るのが落ち着いて、弦径差も少なくなって押えやすく、一石二鳥、ところで、奥清秀氏作の13コースLut...
昭和の高齢世代が学校で受けた音楽教育は教え方も不備だし、時間も僅か、専門に学ばなきゃ不十分だった、こんなところが共通して出てくる、・1拍ずつ律儀に捉え、強拍も弱拍も同じように打ってしまう、・フレーズを捉えておらず、お経のように進んでいく、・付点リズムが取れない、付点リズムは、引き締めて緊張をもたらす所だが、まったく弛んでしまう、これが拙いと感じていない?楽器など、良い専門家につけば必ず直されるはず...
昔、ベートーヴェンのSym No.7を気に入って初めて買ったのが、アンドレ・クリュイタンスとBPOの録音で兼価盤のセラフィム盤だった、1枚しかないだけに満悦してこれを聴いていた。 録音時期からして、先のベーム盤(1958年)、フリッチャイ盤(1960年)とBPOの楽員は共通の人が多いかもしれない、あとは指揮者と録音技術によってどう変わるかが面白いところ、*クリュイタンスのNo.7の録音は1957年と表記される事があるが、この時はモ...
あまり美しくない話で恐縮;トイレの便器には溜まっている水面に沿ってリング状に黒ずんだ汚れが着く、これは尿に含まれるカルシウムなどが凝固した尿石で、ブラシで擦った程度では殆ど落ちない、2階のトイレ(筆者が清掃担当;)がそんな状態だった、 酸を使うと落ちると聞き、クエン酸の入った洗浄剤を試したが、汚れはビクともせず効果が無かった;激落ちくん 424円1階のトイレ(家内が担当)はいつも綺麗なので、何を使って...
こうしてLP盤を置いて廻す事も少なくなったが、使っているフルオートプレーヤー(DP-47F)はスタートボタンを押せばゆっくりとアームが開始位置に行き、針を降ろす、 ゆっくり椅子に戻って、程よい間で音が出だす、これはあってよい機能だと思う。先日のK.ベームと同じくDG原盤になるが、今日はフェレンツ・フリッチャイ指揮BPOの録音でBeethoven Sym No.7について、フリッチャイ盤は強音部で少し歪みが聞こえるのは惜しいが、ベ...
言い訳したり、弱音を吐いちゃだめ、 良くするために受けているのだから、出来ない事は出来るようにする・・これあるのみ。ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
急に小寒いほどになったが、それでも連日「記録的な気温」と発表され、金曜日からまた夏日に戻る見込み;音楽鑑賞の秋、しばらくはベートーヴェンのSym No.7の昔から最近までの演奏を順に聴いていこうと思う、初回はカール・ベーム指揮、BPO盤で、録音は1958年、うちで最も長く所持している1枚だったが、だいぶ前、中古ショップで再版盤を見つけた、盤状態は極めて良好、 DGの名録音の1つとして気に入っていた1枚で、'60年代に入...
先日のレッスンからは椅子の腰掛け方、体の姿勢からやり直す事になったが;→ もっと基礎から固め直し;技法が上手くいかない、何が原因かよく探って、策を考えないといけない、例えば「旋律がよく繋がるか」、同じ弦上を1指で押え、次が2指だとすると1指は残したままのほうが、次の場所が捉えやすい、音階練習を
予備のハードディスクに入っている不要なデータを消していたところ、小懐かしい写真があった、初めての11コースluteで、松尾淳さんに頼んだものだった、 初めてガット弦を試したのもこの楽器だったが、あまり良い反応ではなかったので、合成弦と巻弦に戻した、この楽器では教室の発表会でF.デュフォーの曲を弾いてみた。リュートを始めた頃は13コースluteがあれば、11コースの曲も弾けちゃうから要らないという考えだった、当時も...
さすがに9月よりは涼しくなったとは言え、当地の気象台は連日「過去最高気温」と発表している、 拙宅は断熱効果を高めた造りで、屋外の気温変動に対し、屋内は半日遅れの推移になる、昨夜は21時過ぎても室内は27℃(屋外湿度は96%だった!)、楽器練習は湯上がりにするし冷房,除湿しないと暑い;さて、昨日もオンラインレッスンの日だったが、左手のフォーム以前の問題で、体の姿勢が良くないので直すレッスンになった^^;普段の癖...
昔、中学の音楽の先生が一つ良い事を言った、「小さな音までよく聴きなさい」、それが音楽、確かに子供の耳に通常入るのは、TVからドンチャカ流れる音楽だった; リュートは絶対音量の小さな楽器なので、音楽に奥行きを持たせるには、弱音の方に幅を広げるしかない、幽けきpppにも集中力を注いで音楽を造る、これも重要なところで肝に命じる事である、このジーグでは最後6小節にリピートの指示があるが、2度目は弱奏にするのが良...
ピアノの場合、大抵は一家に1台で2台以上置く所は少ないと思う、お気に入りをドンと置き、あとはひたすら練習に励む!リュートの場合、場所を取らないので、複数持って、「この曲はこれで弾こう」という持ち替えが、趣きもかわって面白いところ、 過去、新入りの楽器が完成し、届く前は受け入れ準備(寸法はわかっているのでストラップを作ったり)が楽しみで、楽器の出来はどうなのか・・期待と不安があるが、良い楽器であります...
持って生まれた手というのは取っ替えようがないので、ある楽器を演奏するにも理想的だったり不利だったりする、大きさ、骨格などいろいろあり、各指の長さバランスも本当に十人十色なのである、手の皮膚に絞ってみると、皮が厚い薄いのほか、手汗のかき具合も個人差が大きい、カミさんと二男はいつも湿りぎみ、筆者と長男は乾きぎみで、遺伝的にもはっきり違いがでるようだ、 リュートを弾くにはどの状態が良いか、を考えると適度...
すっかり使わなくなったマイクスタンドだが、しっかりしているので、不燃物に出さずにいた、 前も書いたように、リュートのペグはただ廻すだけでは緩んでしまう、押し込みながら廻す必要がある、しかし、楽器を抱えた演奏姿勢のままでは、押し込みながらというのがやり辛い、ふと思いついたのが、「調弦スタンド」である、まず、マイクスタンドの上部ネジに
A.フィッシャー:Haydn Sym No.102,103&104
聴き手の一人として、演奏者とウマが合う合わないというのはあるもので・・巨匠と言われた人でも有り難く聴いたりしない;S.チェリビダッケの指揮など(時代も時代だが?)何を聴いても好ましい演奏とは逆で、ウマが合わない;いつも共感するような演奏を聴かせる指揮者では、アダム・フィッシャーがその一人である、新譜のハイドン:ロンドンセットの完結版、第4集が届いた、 アダム・フィッシャー指揮、デンマーク室内O2023年録...
今朝起きる前、「床についたけど、なかなか眠れない」という夢を見てしまった、寝ておくべき時にちっとも眠れないという・・; 毎晩、
どんな楽器をやるにしても、テクニックを習得するのは容易ではないが、手のテクニックで音楽が作られるわけではない、「ここはmfで80%くらいに強く」とか、数値化したような意識では音楽にならない、どう弾きたいか音楽像が頭にあって、それを実現すべくシンクロして手が動くもので、地道ににやっている音階など技巧練習も、その下準備である事を忘れてはいけない。 *と言いつつも、つい機械的な作業に陥ってしまう;課題曲など...
多くの動物から見れば犬や猫は非常に人間に近い、「食べる、遊ぶ、のんびり寝る」のが大好きなのは同じだし、言葉は交わせずとも、通じるところもあり、声をかければこっちの目を見て反応する、それだけで知的共存者と言える。 → ペットじゃなくてyou tube:滑り台で遊ぶ猫人のやる事をすっごく気にして、ちょっと引いたり、また見たり、猫の気持ちがよくわかる、you tube:かりんとうを・・多くの家畜やペットは人が野生種を捕え...
リュートの機能でまず重要なのが調弦のしやすさで、毎回弾く前に何本もの弦を合せる、13コースバロックluteでは24本になる; 製作の際にはペグボックスの両側に穴を開け、このようなペグ穴専用のリーマーで穴を広げる、リーマーは一定のテーパー(傾斜)がつけられており、ペグのツマミ側が太く、反対側に向けて細くなっている、よってペグの方もリーマーのテーパーにぴったり合せて作られる、木工旋盤で円柱状に削った木材をこの...
バロックluteの課題曲で順にレッスンを受けているところだが、先に進むためにも、ここで土台を立て直す必要が出てきた、左手の問題だが、手から肘にかけてのフォーム(伴って体の姿勢、楽器の構え)から、よくない癖が取れないと、限界がでてくる、目指すのは「音楽」であり、そのために行なう、当面はこれを直しつつ音階練習をする。 リュートでは、技術の修正をやりだすと弾いていた曲がまるで弾けなくなる、馴れたように弾くと...
ちょっとした事だが、案外気付かない思いつきが後々役立つことがある、 *薬の錠剤を密封してあるのはPTPシートというそうだ、いつも処方してもらっている薬はジェネリックで、毎回、一錠+半分を飲んでいるが、錠剤に半分に割る切れ込みが入っていない、シートから出したあと、ニッパーで割っていたが、真ん中で割れなかったり、砕けてしまったりする、錠剤を出す前に、シートの外からニッパーで割ったらどうかと、やってみた、軽...
LP盤は断捨離でかなり減らしたが、残してあった盤を少しずつ聴いている、言わばこういう録音もあったという過去のサンプルになるが・・ K.ベーム指揮、VPOによるこの盤は1979年と1980年録音で、もうデジタル時代に入った頃だがアナログで、DGの昔ながらのサウンドに仕上がっている、かつてはベームの堅牢なモーツァルトが良い、と評価されたと思うが、今聴くと、ずっしり剛力な弦楽に満たされ、木管の色彩感が乏しくモノトーンに...
だいぶ昔の話だが、スペインの有名なギター工房では、何本か作った楽器で出来の良いものは一級品のラベルを貼り、まあまあ使えるものには二級品のラベルを貼って売りにだしていた、工房の前は店舗になっていて、訪れた客が店頭にある楽器を試奏する、「上手いヤツだ」と認めたら、奥からとっておきの楽器を出してきてくれるとか; リュートの場合、製作工程の手間と時間から何本も作るってわけにいかない、作り始めたら必ず合格品...
A.フィッシャー、デンマーク室内O:Brahms Sym No.1
小編成orchによるブラームスのSymで、ヤニック・ネゼ=セガン、ヨーロッパ室内Oの演奏も部分的に聴いてみたが、やはり今までにない新鮮な聴きどころがあるはA.フィッシャー、デンマーク室内O盤になる、全集の最後にNo.1を聴いた、Sym No.1と言えば昔から、第1楽章始まりの序奏を「じっくり重厚に」から「サラリと爽快に」まで、指揮者によってスタイルが多様だった、you tube:フルトヴェングラー、VPO 1952you tube:O.スウィトナ...
ウェブカメラは今のところ、オンラインレッスンとオンライン発表会に使うのみだが、今までのカメラがアップになりすぎ、視界が狭く、また実際の動きに対し、画像の遅延が大きいのも感覚的に使い辛かった、 Sanwa Supply CMS-V40BK-3 6200円画面も暗く色彩が地味、買い換えたのは格安の機種だが、同じ照明で随分違って映る、Biligo 1280円程よく広角で、画質は鮮明で明るく暖色、楽器も綺麗な感じ、人の肌つやも少々若く?映って^^...
腕時計をつけなくなって久しい、以前は、駅や公共の場にはどこかに時計があるのが当り前だった、車には電波時計があるし、ケイタイにもPCにも時計があって時刻を知るのに不自由しなかった、しかしこの頃、いろんな場所の公共時計がなくなり、いつも通っている病院の待合室も、また先日、名古屋に電車で行ったが、名鉄駅構内の時計も廃止されてどこにもないのである、JRでも同じようのだが、「スマホなどの普及によリ、多く人が自分...
A.フィッシャー、デンマーク室内O:Brahms Sym No.2
だいぶ日が開いてしまったが、アダム・フィッシャーのブラームスSym全集より、今日はNo.2、これぞフィッシャーとデンマーク室内Oの演奏が映える、全体が
1日遅れとなってしまったが、中宮 彰子の発案で一条天皇に式部の「源氏物語を美しい冊子にして差し上げよう」という事になり、美しい紙を集め、書写を依頼したのちに、女房らの手で冊子が作られた、これは紫式部日記に記されている、表紙は金箔の綺羅を施した砥の粉紙のようだ、 本文の紙も料紙と呼ばれる淡い彩色を施した紙、*因みに、今は書道用品として料紙風に印刷されたこのような紙がわりとお安く買える、筆者もこれを買っ...
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アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
楽器の練習など、やる事を終えて、夜食に麺類を食べ、TVの録画を見て、寝る、至福の時間でもあるが、カップ麺はめったに買わなくなって久しい、日清のカップヌードルなど高すぎる; 今は蕎麦、素麺など乾麺で作る事が多い、 薬味の生ネギや刻み海苔も欠かさず補充する、冬は温かいかけ蕎麦にするので、汁を作るのが面倒だが、ラーメンスープを作るよりは簡単、スーパーに行ったら久しぶりにカップ麺で99円の品があったので思わず...
今村さんの講習会、今年は6月の昨日行われ、リュートとクラシックギターの人が受講した。昨年は聴講で参加したが、今回は楽器を引っさげての参加、アルマンド D minorを弾いた、 弾き馴染んだ曲だが、受講前はこのように平坦な演奏になっていたが;音楽性が良くなるよう指導をお願いした、mp4:Allemande D minor(Anon)テンポをゆっくりにして表現を細やかに深めていく必要があった、「演奏は一つではない、可能性の一例である...
このところご無沙汰しているが、岐阜のギターサークルの例会、また年一の演奏会(フェスタ、今年は6月28日)は時折伺っている、いつもながら楽譜なしで弾く人がいるが、大抵はネック(指板)に目を向けっぱなしで、指を動かす手順だけで憶えているようだ、こういう憶え方はギターだけだろうか?途中で忘れると続きがどうにも思い出せない事が多い、この憶え方は進歩性がなく
スターウォーズも宇宙戦艦ヤマトもワープが出来る事が前提の物語で、物体も通信も瞬時に移動する、遠い空間に繋がる「亜空間ゲート」なるインフラも出てくる^^ 光速を超えるという事は本来の時間経過の前にやって来る事?言い換えれば過去にタイムトラベルするのと同じかも、もし地球から火星に電波や光で通信を送ったとする(位置関係で遠いときと近いときがあるが)、平均で13分かかる、物理現象は重力さえも光速を超えられない...
そういえば、いくつかある楽器達、どれも黙って発注し、完成して届いたら、さりげなく部屋にしまっていた、 すでに何台かある楽器ケースに紛れて1つくらい増えても目立たない、断捨離もしているので増えすぎないし、過去写真:すでに無い楽器も写っているオーディオ機も新しいのを注文したら、古いのは売却、同メーカーで見た目そっくりなので、入れ替わってもわからない^^ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
小結、若隆景が勝ってインタビューを受けるとき、「やりました!」みたいな顔をせず、淡々と落ち着いて受け答えをする、「昭和の力士のようだ」と解説者は好感を述べたが、たしかに、かっこよく思った、演奏家が演奏を終え、大きな拍手があっても、落ち着いて、胸に受け止めるようにお辞儀をする・・これもいいと思える、さて、演奏中の事になるが、プロ奏者では音楽的に大きく体の動きや顔に表す人、内に秘め、表面は淡々としてい...
どうもお腹がだらんと膨らんできて、体重を量ったら軽かったときより、7キロも増えていた、こりゃ異常事態!;呑気にフトっていられる身の上じゃない、いろいろあるのに; 食事の量はいつもと変わらないし、動く量も変わらないはず、しかしこのチョコレートが好きで春まで毎日のように買っていた、また糖分入りの飲み物が増えたように思う;暑くなってチョコレートはあまり欲しくなくなったし、あとは無糖の飲み物に替えて様子を...
前曲の課題を残しながら、次の曲を始めたが;ヘ長調のメヌエットで、これも22小節の短い曲である、しかし練習すべきツボと言える内容で、昔のリュート教師も生徒のために骨を折ったのが伝わってくるような^^ なだらかに下降するテーマで、スラーの音、弾弦する音が入り混じっているが、凸凹にならず流れるように弾く必要がある、いわばバロックluteで常に伴う弾き方のおさらいになる、弾弦箇所はまちまちで、弱拍で弾弦したり、3...
結論から言うと不可能である、量子テレポーテーションと聞くと何か役に立ちそうな印象をうけるが;もし将来、人間が系外惑星プロキシマケンタウリb(4.2光年)に探査ロボットを送ったとして、地球との電波通信は片道で4.2年のタイムラグが生じる、 どんなに遠くても同時の関係性を示す「量子もつれ」を使えれば瞬時に通信ができないか?と思うが、以前も書いたとおり、量子の状態は観測したときに決まる、地球にいるAさんと系外惑...
バロックluteのために書かれたフーガというのは非常に少ないが、シャコンヌ、パッサカリアは数多くあり、リュートには適した形式になる、もちろん楽器の機能を活かした魅力で書かれる、先日のDubutのシャコンヌはリュートのオリジナル曲としては長い曲になる(わりと後期の曲か)、 現代では他の楽器のための作品をリュートに編曲して弾く例が多い、大抵は奏者自身の編曲になる、無伴奏ヴァイオリンの為の曲というと、バッハの作...
Gパンなど、足首にかけて細くなるデニムをはく人が結構多い、「美脚に見える」という売りだが、そうだろうか?(本当に長い美脚な人はよいが;)モモヒキのような型にも見え・・わるいけどかっこいいと思ったことがない^^;ウエストが太い人は足首にかけてのテーパーが大きくなり、体型が余計に目立つ; 「タイト」は体のラインにフィットする、「スキニー」は細身にしてあるという意味で、通販の衣類はどちらで検索しても同じ商品...
動画サイトでピアノの練習法を見ていたら、リュートにも共通して参考になる部分がある、ピアノは横並びの鍵盤、リュートは指板、平板上でポジションを捉えるのは同じ、 youtube:跳躍のコツ、練習方法特に同じだなと思うのは、手(指)を高く離して良い事は無いというところ、下ろす位置が不確実になる、ピアノも高い位置から狙って下ろす弾き方はない(外れるのがオチ;)、位置を掴んでから瞬発的に弾く、・指の距離を無用に離...
ファンクラブには横綱コース~小結コースとあって、関脇コース以上なら、チケットの先行一次抽選から申し込める、よって筆者は「関脇」だが、さすがに次の名古屋場所は申し込みが殺到したとみられ、抽選から外れた人も多いと思われる、筆者も全部ハズレた;(IGアリーナの受け持ちだった席を辛うじて確保) そんなファンクラブ会員への気遣いか?ダンボール箱で荷物が届き、こんな品々が入っていた、カレーが沢山あったので家内の...
ピアノの演奏もいろいろ参考になるので聴いてみた、ピアノには大きなダイナミズムがあるので、懐深い休符も置ける。長い休符はただの休み(空白)ではなく、音楽効果として置かれる、無音でも音楽部分であり、聴き手を引き付けるところになる、ベートーヴェンのピアノソナタNo.8「悲愴」だが、第1楽章Guraveの第9小節の休符を、音価どおり数えると結構長い休符になる、 ベートーヴェンはこれだけ長く沈黙を置いて引き付けようとし...
同じような記事を過去にも書いているので、変わりはないが、正しい日本語と適切な言葉 1正しい日本語と適切な言葉 2ネットの書き込みなどを見ても、依然多いのが「ら」抜き言葉である、もうこれを普通に感じているのか?「食べられる」→「食べれる」×「見られない」→「見れない」×「帰ってこられた」→「帰ってこれた」×文章のタイトルから、こんなふうだったり; 小学生でもわかるが「られる」は「何々をする事が出来る」という可能...
鍵盤で右手だけで複数の音を出すとき、チェンバロやオルガンは音量は同じにならざるを得ないが、ピアノではよく聴かせる音、控えめにする音と弾き分ける事ができる、 和音をアルペッジョにずらす事もあるが、基本は同時でバラけないこと、上声(主旋律)をよく聴かせること・・かといって内声が聴こえないほど弱くてもいけない(内声がメインになる事もある)、弾き分けを同時に行うのは結構難しいかも?鳴らしちゃった音はもう強...
リュートや他の古楽器には一般に知られていない事が多く、解説を入れながら良いを演奏する、これも関心層を広めるため有効と思われる、(やっている人がまるで素人では意味ないが)言葉だけでは解説しきれない場合、資料をパワーポイントで投影しながら・・と発展する事も、 この場合は「講習会」と銘打ったほうがよい、演奏会であまり専門的に踏み込んだレクチャーを入れると、聴衆の大半が関心層ならよいが、「演奏が聴ければい...
ピアノ曲の場合、誰かの演奏で良い曲を知った場合、大抵は楽譜も出版されている(レアものもあるが)、リュートも奏者がレコーディングした曲にとても魅了される曲があるが、殆どが出版譜ではない;この楽譜はどこで手に入るのだろう?という事になる、 現在ならばIMSLPに挙がっている事もあるし、ヨーロッパの図書館等が資料公開している、自宅に居ながら簡単に手に入る場合もある、しかし検索の仕方がまずければヒットしない;P...
アナログ盤はたまにしか聴かないが、筆者の使うプレーヤー DENON DP-47F(中古)は望みの機能がすべて備わっている、今は望めない機種になる、 発売は1985年、すっかりCD時代になった頃だ、操作はシェルに手を触れる事なく、全て手前のボタンで行える、自動化も徹底すると気持ちが良い、アームのオートオン&リターンリターンが付いた機種はあるが、オンができる機種は現行品に覚えがない、スタートを押すとアームがゆっくり開始...
近頃話題にするヘンデルは当時のライプツィヒ新聞の作曲家人気投票で、2位だった事は書いた、1位 テレマン、2位 ヘンデル、3位 グラウプナー、4位 シュッテルツェル、5位 ハイニヒェン、6位 ファッシュ、7位 J.S.バッハ今日は1位だったゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)と、3位だったクリストフ・グラウプナー(1683-1760)の曲を取り上げる、ヘンデリアンの方もしばし、リフレッシュを、 3位、C.グラウプナーは現代も...
リュートは弦をはじく楽器で、歌うように弾くのは難しい、その時の体調や気分が音に現われる、音楽性良く弾けたら、どんなに気分が良い事かと思う、そのためには、健康状態である必要がある、いつも「今の課題をやらなきゃ;」と追われるような気分でやっている、上達したい気があるなら、本当にやらなきゃいけない・・わかっている、 しかし、今の自分を考えると、若い生徒が頑張ってやるようなスタミナを注げる状況ではない、雑...
エアコンの寿命は10年程度が平均で、劣化したら修理より買い替えがお薦めだそうだ、確かに家庭用はメンテナンス無しで使い続け、10年持てば大したもの、 ダイキンのアンケート結果拙宅で最初に使ったのはマルチエアコンで、1台の室外機で数部屋分まかなうタイプだったが、送風音だけ大きく、効きはイマイチだった;故障すると数部屋がダウン;2011年に全部屋、この同型機に取り替え、室外機も1部屋ずつになった、第2世代 Panasoni...
楽器の不具合など、自分で補修出来る事は小まめにやるのがわりと好きなほうで、衣類なども手縫いでちょっと直せば具合よくなる、糸の
久しぶりにテオルボ・ソロのアルバムを取り寄せた、ヤコブ・リンドベリによる新盤で、ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃~1725)の作品集、 ヴィゼはルイ14世に仕えた宮廷楽士の1人で、ジャン=バティスト・リュリの流れを汲むヴェルサイユ楽派になる、テオルボ、バロックギターの作品が多く、リュートの作品もあるが、その作風は、エヌモン・ゴーティエに始まって栄えたフランスのリュート楽派とはスタイルが異なっている、フランス...
タイトルを科学的に説明せよと言われても簡単ではない、「ピカピカ光沢があるから、」では答えにならない;虚像がはっきり見えるのは全ての色を入射角と同じ角度で真っ直ぐ反射するからである、 鏡というとガラスを思い出すが、滑らかなガラス面に銀白色の銀やアルミニウムを蒸着させると金属面を鏡面状態にしやすいからで、ガラスは無くともアルミニウム板を滑らかに磨いても鏡になる、「金属光沢=鏡」である、すばる望遠鏡:主...
タイトルの言葉はいずれも、本来クリアな音が汚れた状態を表わすが、楽器の中にはあえて、ノイズとも言える音を加えて独特の刺激を持った音色にしたものがある、三味線は一の糸(一番低い弦)の開放弦に接触する「さわり山」が設けられ、弦の振動が当ってシャーンという三味線ならではの音を出す、 薩摩琵琶もナットやフレット(柱)に幅を設け全ての箇所でサワリ音を出す、インドのシタールもサワリ音の仕組みがある、リュートも...
昔ながらの無線機で話す場合、送信ボタンを押して、「・・・・です、どうぞ」と言ってボタンを離す、次は相手が送信ボタンを押して話す、送信機と受信機が互いに交替できる機能である、 携帯電話同士で話をする場合、携帯電話は常に送信と受信、両方が働いている、同時に喋って会話が被る事もある、一方が電話を切ると相手からの送信電波が無くなって何も聞こえなくなる、送信→受信の前後関係があって、これもわかる、PCの音声を...
オーディオ神話の世界から、実際の世界へ引き戻してくれる解説動画などないか探してみたら、ここが目を引いた、 you tube:創造の館 オーディオ(一覧ページ)いろいろ知識を増やせる部分もあるが、これで、今後迷わず正しい選択ができるわけではない^^;結局、何が必要か決めるのは自分である、という結論になろうか、you tube:質問コーナー10~オーディオ機器の価値は何か真空管アンプ特有の良い音というのは存在しない、良い...
何度聴いても飽きる事なく、しばし時が経つと聴かずにいられないような曲がある(どなたにもそんな曲の何曲かあるかも?)、理由はと聞かれても、自分の波長に合うと言うしかない、聴くと満たされる薬のようなものだが、巷で言う「ヒーリング音楽」とはまったく意味が違う、 筆者の場合、そういう曲は主題が簡潔、素朴だったり(ぶっきらぼうだったり)する曲が多い、先日のバッハ、チェンバロ協奏曲No.1 BWV1052もそんな1つだが...
先日の'80年代レコードプレーヤーDP-47Fは「電気式」を駆使した製品だったが、 今日はもっと前の60~70年代、機械式の製品について、昭和の懐かしい物品に機械式腕時計がある、クオーツ時計が出てくる前、腕時計=高級品だった、ハイドンの時代には振り子時計は勿論あったので交響曲No.101「時計」の第2楽章は当時から振り子のイメージである、you tube:Symphony No. 101 in D Major, Hob. I: 101
はじめに、ヘンデリアン クイズ2です、すぐお解りでしょうがこのフーガ、 mp3: Fuga(冒頭部分)始まりの第一印象、誰の曲にきこえるでしょう?さて、ピアノさんのブログを拝見していると、なんだかヘンデルに嵌まった・・という声が広がっているような?いったいどこで火がついたのか^^;ヘンデルと言えばまずお馴染みなのが『水上の音楽』、この組曲は入念に書いたような凝った書法ではなく、閃くままに速筆で書いたように思え...
先日の記事:有用な弦(1)の続きになるが、昔、クラギで使ったAUG社のナイロン弦など、酷く音痴な弦が多く、12ポジションで半音の半分くらい狂うのがあった(レアな不良品サンプルとして取って置きたいような^^;)製品検査などせず、そのまま出していたのか、これはナイロン線の太さにムラがあるからで、原材料を供給する繊維メーカーは
いつものスーパーでは、定期的に全国の駅弁を集めた「駅弁まつり」をやっていて、食品売り場の前に特設される、 カニ、イクラ、アナゴ、牛肉等々、各地の名産物をメインにした弁当は数々あるのだが、子供の頃、列車の長旅で記憶に馴染む「幕の内弁当」を一度も見かけたことがないのが残念である、どこでも幕の内タイプの駅弁はあると思うのだが、まあ、幕の内は通常の売り場にいつも置いてあるので、そこで買えるのだが;特定の駅...
楽器の関連品とか、音響機器など、いろいろとマニアックに陥りがちな分野があるが;それが本当に有用かどうかは業界の売り文句や、嵌まった人の言う事は気にせず、自分で判断すればよい、「良くなった気もする?」あるいは「良くなったのか悪くなったのか微妙?」なんて事に費用をつぎ込むのは無駄、実質価値のはっきりした物に絞る。 大して意味のない所にコストをかけ、高級化した製品も多い中、'80年代のDP-47Fは、はっきり他...
現在、リュート用に実用的で、バカ高価じゃない弦を作っている先進的なメーカーはAquila社だろう、大抵のメーカーは原材料を大手繊維メーカーから仕入れていて、ナイロンやフロロカーボンなど元は同じものだったりする;クラギの弦など銘柄のパッケージが違うだけで「音が違う」云々はプラセボかもしれない?聴く側になると「○○製の弦を使っているから良い」なんて区別つかない。Aquila社は自社に繊維メーカーが備えるような「押し...
モーツァルトはウィーンに移ってから、フリーランスの作曲家になった、仕事を得るには誰よりも魅力的な曲を書き、名声を維持する必要があったと思う、我々が傑作の数々を聴けるのもその状況のお陰かもしれない、このブログを始める前からになるが、殆ど名が知られていない、いわゆるマイナーな作曲家で優れた人の作品を積極的に取り上げるレーベルが現われた、それまで老舗のレコードレーベルは有名作曲家を有名演奏家で出す、とい...
『琵琶』というと一般には薩摩琵琶の響きがイメージされると思うが、薩摩琵琶は柱(フレット)の手前を押え、柱の上面に絃の振動が当り、ビシャーンというサワリ音を出す、 撥の形状も奏法に応じたものになっていて、構えの角度は上向きに立てている、また柱の間を押さえ込んで音程を操作する、高い絃のみ複絃に張られるタイプもあり、絃がぶつかるようなスペーシングで、より刺激感のある音になる、you tube:
バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バッハの鍵盤作品には「お経のような」とも言われる;渋いタッチの曲があるが、人の感性の奥底に響いて虜にする力がある、それは弾いておられる方、実感だと思う、*モーツァルトの映画で、バッハの曲を試奏した彼は「バッハは自分のために書いたんだ・・」と感銘をうけるセリフがあったが、本当にそう思ったかもしれない、その後バッハやバロック作品をリスペクトした曲を書いている、コンチェルトと言えばソロ楽器が魅了する曲に...