アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
子供の頃、ギターに触れてみたら、弦を押える指は痛いし、押え損うとビリついた汚い音が出るし、こんな楽器、無いほうがよい、と思っていた; 昔、TVでどこかの大学のクラギ倶楽部が強化合宿しているのを取材していたが、進入部員は特訓をうけ、左の指に血が滲んでいた、痛くても根性で弾くんだそうで^^;完全に間違っている、そんな記憶でクラギを勧められたとき、気は進まなかったのである、勿論、血が出るほど頑張ったりしない...
昭和の食材に馴染んでいるせいもあるが、乾物の類いが好きで、凝縮された味が良い、魚の干物や、切り干し大根、干し椎茸、干瓢、昆布の入った煮物・・こんなのが食卓に並ぶと嬉しい、 まあ、乾麺も重宝する干し物だが^^おやつでは干し柿や芋の切り干しの半生干しが良い、アジなど鮮度の良い時点で干された青魚は、光沢からして違って美味しい、カマスもいけるv漁港付近の名産として売られてしまうのか、内陸の当地ではお目にかか...
先日も講習会で久しぶりにバロックvnやチェンバロを生で耳にした、録音物で聴くとこれらの楽器もピックアップされた音になるが、生で聴くと、もっと耳優しい響きである、 バロックvnの弓熟しは映像からでも様子が掴める、弦と弓の張力が低いバロックvnの反応に合せ、美しく演奏するにはそうなる、you tube:Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068) J. S. Bach, original instrumentsチェンバロは大人2人でひょいと持ち上げ...
わかっていても、しっかり出来ていないのが標題の件であり、いつも姿勢を正す必要がある;癖というのは
O.スウィトナー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」(更新)
先日はアダム・フィッシャーによる最新スタイルのモーツァルト、「パリ」「ハフナー」を聴いたところだが、A.フィッシャー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」また聴いてみたくなったのが、オットマール・スウィトナーの同曲である、久しぶりにLP盤を廻した、 1968年の録音らしいが、これほど快速、涼やかで引き締めた演奏は当時、スウィトナー以外の指揮者では聴いた事がなかった、「パリ」は今もスウィトナー盤とフィッシャー盤が...
昨日は事前に案内をもらっていた「今村泰典講習会」に聴講で参加してきた、 →拡大今村さんはリュート属の各楽器と、鍵盤奏者でもあり、受講対象はリュートほか古楽全般になる、筆者は少し遅れて着いたので、すでに始まっていて、バロックvnとチェンバロが心地良く響いていた、イタリア初期バロックの作品で、ソロと通奏低音、両者が受講中だった、ソロはこの頃の歌唱法にもある書法だろうか、チェンバロの通奏低音はこのとおりバ...
長く使っていた軽量秤が壊れた(指示値が安定しない;)、随分前に東急ハンズで買ってきた結構お高い物だった、 もう一つ小型の軽量秤があって、China製だが指示値は意外に正確だった、料理の塩の分量、あるいはレコードプレーヤーの針圧確認には便利だが、小型過ぎて弦の重さを量るのには使いづらい、新たにちょうど良いサイズのを購入、1円玉を乗せたら小数点以下までピタリ 1g 、(*1円玉が正確に作られているのにも関心する^^...
寝る前のTVは至福の時間、どちらも録画しておいてじっくり見た、大相撲は速報も見ずに・・大相撲9月場所は2人の大関が星が上がらず苦しい場所だったようだ、上位力士はほんと大変; 貴景勝はついに引退、平成8年生まれでまだ20代だが、身体を使い果たしたという感がある、立行司:木村庄之助も定年、式守伊之助の期間が長く、なぜもっと早く庄之助に昇進させなかったのか、協会が理解できない、今年注目を集めた大の里と、十両で出...
宝石店に行ってショーケースにいっぱい並ぶ宝飾品はじつに見事だが、1つだけ買って帰っても、ポツンと小寂しく見える・・やはり数そろえないと;オーディオ機の中にも非常に目をそそるものがある、逆に飾りっ気なく真面目な機材っぽく見せる、オールドな外観にする・・というのも戦略だろう、 マッキンのツマミは昔風に統一、実用一辺倒の人には関係ない話だが、機能美を含めたセンスの良い?ものもあれば(機能美っぽく見えても本...
筆者の小中学校の頃の音楽の授業といったら、前にも書いた通り古いものだったが、理科も同様だったかも・・中学の教科書にアンドロメダ銀河の写真が載っていたが、 センセは「これは宇宙にあるガスの渦巻きだ」と言って授業終り・・「何だって!?」、すぐにセンセを追いかけ、「これはガスじゃなく、我々の銀河系と同じ星の大集団だよ」と言ったら、「そんな事は遠すぎてわからへん」と誤魔化す・・返す言葉もなく諦めた;;勉強...
ピアノのような楽器は品質は安定しているほうだと思うが、天然木材が使われる以上、必ず鳴り方などに個体差は出る、その中で良い楽器に当るのは巡り合わせだろう^^;さて、筆者のリュートは「これは素晴らしい」という楽器に出会うまでが長い道のりになり、運にも左右される;;楽器は優れた製作家によるものから、某国から出ている量産タイプまで・・実際手にしないとわからないが、まともに使えない物が今も出回っている、よくわ...
店舗というのは様々あるが、中にはほぼ常連客(固定客)で成り立つ所もあるようで、独特の空間かもしれない。たとえばクラギの専門店などは、高級楽器がショーケースの中にズラリと並び、一端の腕で試奏できて、経済的にもゆとりのある人じゃないと入って行けないような^^; 店主とは顔なじみで、「良い楽器が入ったら知らせてほしい」とかいう間柄だったり、使っていた楽器も引き取ってくれたり、買い換えてプロ以上に高級楽器を...
カメラの仕掛けは人の眼と共通する部分が多くあるが、一長一短で異なるところもある、カメラの場合、レンズの向きを急速に動かしながらシャッターを押すと画像が流れ、ブレた状態に写るが、人の眼ではブレた様子は見られない、これは眼球の向きをパッと移したとき、途中の流れる映像を脳がカットして、移動する前と後の映像のみはっきり見せる「サッカード抑制」と言われる働きで、詳しいメカニズムはわかっていないらしい、 加齢...
平安時代の記録は乏しく、大河「光る君へ」の脚本も様々な説や可能性をもとに創作する部分が多いだろう、清少納言は仕えていた中宮、定子が亡くなった後、女房の職を辞して、再婚相手・藤原棟世の任国摂津に移ったとされる、その後宮中に復帰する事なく、入れ違いに次の中宮、彰子の女房となった紫式部とは面識をもつ機会はなかったという説もある、 清少納言しかし宮中では会わなかったとしても、プライヴェートに会った可能性ま...
いつも慎ましい(貧しい)食生活に変わりはないが、小忙しかった日は晩のおかずも作る気力がなく、スーパーのお惣菜で揃えたりする、値引きシールが貼られる頃・・よく売れるものは品切れだが、天ぷらの売り場でよく買って来るのが「ちくわの磯辺揚げ」、ちくわでも何でもいい、天つゆを付けて食べりゃ立派な天ぷらで美味しい^^ すき焼きをするときも、牛肉がちょっと足りないと思ったら、冷凍しておいた豚肉を混ぜる、一緒に煮ち...
先日はJ.ウィリアムズがスターウォーズのために書いた、敵側の「帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)」について取り上げたが、やはり敵方にも魅力な要素があって、作品も面白くなるのである、→ 2つのマーチ日本でお馴染み「宇宙戦艦ヤマト」においても敵側の音楽が魅力で、旧作の頃から宿敵ガミラスのデスラー総統が人気キャラクターとなり、当時、音楽は宮川泰氏が担当した、「デスラー襲撃」は新録音になる、(*以下、音量差...
今はyou tubeのお陰で、良い演奏で見稽古することもできるが、参考に出来ない動画も少なくない;たまたま見つけたこれだが、奏者はギター教室の先生なのだそうだが、リュートは趣味として始めて間がないのだろうか?正式に学んだ弾き方ではない、調弦が合っていないだけでもド素人っぽくきこえる;爪の音がまともでキンキンしている・・これは置いといても、音楽的にプロさんと言える域ではない;左手も古いギター奏法?の癖が出て...
美術・工芸は作品が静かに目の前にあって、じっと鑑賞するもの、しかしスポーツや音楽はリアルタイムで目の前で実演するもの、0.何秒という一瞬の技を決める必要もある、失敗するとスポーツでは怪我をするリスクもあり、見ていて怖かったりする、楽器でそれはない分、安心だが→ 一番苦手な事をやっている何度も練習して、何がまずいのかも考えて、成功率を上げていくしかない; 曲が快調に進むべきところ、技術的難所や素早い装飾...
昨日の日中予想最高気温は35℃だったが、クルマの外気温計は37℃になっていた、まだ当地は夏真っ盛り、しかも湿度が高い;朝一番に「衣類乾燥モード」で湿度を下げている、とてもじゃないが「ガット弦」など使える環境じゃない;以下の弦をリュートに使う人は今どれほどいるのだろうか?ドイツの弦ショップ(MUSIC-STRINGS.DE)では扱っているが、やたら高額で;筆者は一度試した後は使っていない、ガット製ならば
プリメインアンプとCDプレーヤーはメーカーのローエンド機を使うようになって久しい、これらにあれこれ拘る気はまったくなく^^難なく機能すればそれでいいv今使っているのはDENONのDCD-600NEとPMA-600NEだが・・リモコンが両機とも共通になり、1つ余る事になる; 不便なのはCDプレーヤーのトレイ開閉ボタンが省略されて、本体のボタンで開閉するようになった・・これは中途半端;聴き終わってCDを取り出す際、リモコンを押してト...
VPOのニューイヤーコンサートはじめ、ヨハン・シュトラウスを取り上げた演奏会の最後は「青きドナウ」を演奏し、父ヨハンの「ラデツキー行進曲」で締めくくるのがお決まりである、楽しいコンサートもこれでおしまい・・と聴衆も納得済み、 you tube:J. Strauss I: Radetzky March, Fricsay (1961)映画音楽の傑作を数多く書いた、ジョン・ウィリアムズ自身が指揮をした、VPOとBPOのライヴ盤があるが、いずれもスターウォーズの「...
大人になってからでも、取り組みやすい楽器ってなんだろう、いろんなサイトを見るとじつにまちまちだが、大抵、1番に挙がっているのがピアノ、というのが意外だった、 もちろん、ショパン、リストほか高度な曲を弾くとなれば最高に難しい楽器になるが、易しく弾けて美しい曲、粋なムードを演出できる曲など楽譜も豊富にあって、何曲か弾ければ・・「素敵な人」になれそう^^楽器を抱える必要もなく体への負担も少ないかも、鍵さえ...
アダム・フィッシャーの小編成orchによるブラームスSym、今回はNo.4 ホ短調を聴く、 A.フィッシャー指揮、デンマーク室内O第1楽章は従来の演奏に多かった、じわっと緩やかに入るやり方ではなく、さらりと区切りが入り、リズミカルなほどに進める、澄み切った清流を思わせるサウンド、終結に向け、エネルギッシュに巻き込む、timpはミュートをかけて余韻を押えた響きだが、これがひじょうに良い効果、第2楽章[84]~そして[88]から...
リュートの1コースは「歌う弦」とも言われ、奏者にとっても魅力的な音であってほしい、練習意欲のためにも・・この13コースluteは弦を選ぶようで、いろいろ試した結果、 1、2コースをGamut社のナイロン弦にした、振動の精度も余韻の出方もちょうどいいv(他社のナイロン弦は音が鈍る)・・と思って、しばらく経つと「音色がねばっこい」かなと感じだした、クラギみたいにツヤがありすぎるような?・・(まあ聴く人には大した違い...
修理から戻った11コースluteだが、それから一度も弾いていなかった; これに使っていたストラップだが、ピンに掛ける部分がだいぶヘタってきて、外れやすかった、合成革に穴を開けていたが、あまり耐久性はない、本革でもたぶんヘタってくるだろう;手縫いで作り直してあったのを取り付けた、今度は掛ける部分は全てケブラー糸にした、これなら半永久的v長さ調整にはアジャスターを使った、調整は一番手早くできるv布ベルトも伸縮...
次にアダム・フィッシャー、デンマーク室内Oのブラームス、Sym全集を取り寄せた、室内編成規模のモダンorchで、ブラームスのSymを聴くのは当盤が始めてとなり、どんなアプローチなのか興味深いところ、 録音:2021年、2022年 NAXOS*ちなみにピアノ協奏曲No.1では、ラルス・フォークトが室内編成のorchと録音している、→ L.フォークト:Brahms Piano Con No.1さて、この全集を聴くには一定レベル以上の再生機と、静寂が必要、細密...
鉛筆の消しゴムは消し屑が出て、よく紙の下に転がり込んで、また書き損じしていた;昔の消しゴムはその名どおり天然ゴムで、あまり使うと紙面も傷んでいた、インクも消せる砂入り消しゴムもあったが、紙を削るわけで下手すると穴があいた; プラスチック消しゴムが登場してから、よく消えるし紙も傷めにくくなった、ただ融解性があり、消し屑を放置すると、落ちた所にこびり着いてしまう、ピアノの譜面台などツヤ面によくくっ着く...
ピアノと言えば例外もあるが「黒塗り」なのが普通、素朴な疑問でなぜ黒なのか調べてみた、 ピアノも昔のヨーロッパではチェンバロやフォルテピアノのように突き板を貼った木調仕上げだったが、木目がちぐはぐにならないよう揃える必要があり、その材料だけでコストがかかるものだった、フォルテピアノ(Johann Andreas Stein モデル)*ちなみにリュートの裏面のボウルは突き板同然に薄いが、同じ木材から連続して切り出した板が使...
モーツァルトのSym全集はK.ベーム、BPO盤が最初だっただろうか、このがっちり筋金入りの演奏もわるくはないが・・今では随分古くさい、モーツァルトでもお気に入りの内容で揃った全集は少ないかも?古楽器orchによるJ.T.リンデン指揮の全集は持っていたが、曲ごとの魅力を捉えた完成度がイマイチ、急拵えの感がある? J.T.リンデン指揮:モーツァルト・アカデミー・アムステルダム新感覚で曲のツボを捉え、緻密に楽しませるフィッ...
A.フィッシャー:Beethoven Sym No.3「英雄」(更新)
アダム・フィッシャーはデンマーク室内Oを指揮して、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスの交響曲全集を完成させている、この内ベートーヴェンは手元にあるが、あとの2点もぜひ集めたいところ、ベートーヴェンの全集も時折しか聴いていないので、あらためて「英雄」から聴いてみた、 室内編成のorchでベートーヴェンSymを録音するというのはかつてN.アーノンクールが行なって以来、珍しいものではなくなり、先日のH.ブロム...
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アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
楽器の練習など、やる事を終えて、夜食に麺類を食べ、TVの録画を見て、寝る、至福の時間でもあるが、カップ麺はめったに買わなくなって久しい、日清のカップヌードルなど高すぎる; 今は蕎麦、素麺など乾麺で作る事が多い、 薬味の生ネギや刻み海苔も欠かさず補充する、冬は温かいかけ蕎麦にするので、汁を作るのが面倒だが、ラーメンスープを作るよりは簡単、スーパーに行ったら久しぶりにカップ麺で99円の品があったので思わず...
今村さんの講習会、今年は6月の昨日行われ、リュートとクラシックギターの人が受講した。昨年は聴講で参加したが、今回は楽器を引っさげての参加、アルマンド D minorを弾いた、 弾き馴染んだ曲だが、受講前はこのように平坦な演奏になっていたが;音楽性が良くなるよう指導をお願いした、mp4:Allemande D minor(Anon)テンポをゆっくりにして表現を細やかに深めていく必要があった、「演奏は一つではない、可能性の一例である...
このところご無沙汰しているが、岐阜のギターサークルの例会、また年一の演奏会(フェスタ、今年は6月28日)は時折伺っている、いつもながら楽譜なしで弾く人がいるが、大抵はネック(指板)に目を向けっぱなしで、指を動かす手順だけで憶えているようだ、こういう憶え方はギターだけだろうか?途中で忘れると続きがどうにも思い出せない事が多い、この憶え方は進歩性がなく
スターウォーズも宇宙戦艦ヤマトもワープが出来る事が前提の物語で、物体も通信も瞬時に移動する、遠い空間に繋がる「亜空間ゲート」なるインフラも出てくる^^ 光速を超えるという事は本来の時間経過の前にやって来る事?言い換えれば過去にタイムトラベルするのと同じかも、もし地球から火星に電波や光で通信を送ったとする(位置関係で遠いときと近いときがあるが)、平均で13分かかる、物理現象は重力さえも光速を超えられない...
そういえば、いくつかある楽器達、どれも黙って発注し、完成して届いたら、さりげなく部屋にしまっていた、 すでに何台かある楽器ケースに紛れて1つくらい増えても目立たない、断捨離もしているので増えすぎないし、過去写真:すでに無い楽器も写っているオーディオ機も新しいのを注文したら、古いのは売却、同メーカーで見た目そっくりなので、入れ替わってもわからない^^ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
小結、若隆景が勝ってインタビューを受けるとき、「やりました!」みたいな顔をせず、淡々と落ち着いて受け答えをする、「昭和の力士のようだ」と解説者は好感を述べたが、たしかに、かっこよく思った、演奏家が演奏を終え、大きな拍手があっても、落ち着いて、胸に受け止めるようにお辞儀をする・・これもいいと思える、さて、演奏中の事になるが、プロ奏者では音楽的に大きく体の動きや顔に表す人、内に秘め、表面は淡々としてい...
どうもお腹がだらんと膨らんできて、体重を量ったら軽かったときより、7キロも増えていた、こりゃ異常事態!;呑気にフトっていられる身の上じゃない、いろいろあるのに; 食事の量はいつもと変わらないし、動く量も変わらないはず、しかしこのチョコレートが好きで春まで毎日のように買っていた、また糖分入りの飲み物が増えたように思う;暑くなってチョコレートはあまり欲しくなくなったし、あとは無糖の飲み物に替えて様子を...
前曲の課題を残しながら、次の曲を始めたが;ヘ長調のメヌエットで、これも22小節の短い曲である、しかし練習すべきツボと言える内容で、昔のリュート教師も生徒のために骨を折ったのが伝わってくるような^^ なだらかに下降するテーマで、スラーの音、弾弦する音が入り混じっているが、凸凹にならず流れるように弾く必要がある、いわばバロックluteで常に伴う弾き方のおさらいになる、弾弦箇所はまちまちで、弱拍で弾弦したり、3...
結論から言うと不可能である、量子テレポーテーションと聞くと何か役に立ちそうな印象をうけるが;もし将来、人間が系外惑星プロキシマケンタウリb(4.2光年)に探査ロボットを送ったとして、地球との電波通信は片道で4.2年のタイムラグが生じる、 どんなに遠くても同時の関係性を示す「量子もつれ」を使えれば瞬時に通信ができないか?と思うが、以前も書いたとおり、量子の状態は観測したときに決まる、地球にいるAさんと系外惑...
バロックluteのために書かれたフーガというのは非常に少ないが、シャコンヌ、パッサカリアは数多くあり、リュートには適した形式になる、もちろん楽器の機能を活かした魅力で書かれる、先日のDubutのシャコンヌはリュートのオリジナル曲としては長い曲になる(わりと後期の曲か)、 現代では他の楽器のための作品をリュートに編曲して弾く例が多い、大抵は奏者自身の編曲になる、無伴奏ヴァイオリンの為の曲というと、バッハの作...
Gパンなど、足首にかけて細くなるデニムをはく人が結構多い、「美脚に見える」という売りだが、そうだろうか?(本当に長い美脚な人はよいが;)モモヒキのような型にも見え・・わるいけどかっこいいと思ったことがない^^;ウエストが太い人は足首にかけてのテーパーが大きくなり、体型が余計に目立つ; 「タイト」は体のラインにフィットする、「スキニー」は細身にしてあるという意味で、通販の衣類はどちらで検索しても同じ商品...
動画サイトでピアノの練習法を見ていたら、リュートにも共通して参考になる部分がある、ピアノは横並びの鍵盤、リュートは指板、平板上でポジションを捉えるのは同じ、 youtube:跳躍のコツ、練習方法特に同じだなと思うのは、手(指)を高く離して良い事は無いというところ、下ろす位置が不確実になる、ピアノも高い位置から狙って下ろす弾き方はない(外れるのがオチ;)、位置を掴んでから瞬発的に弾く、・指の距離を無用に離...
ファンクラブには横綱コース~小結コースとあって、関脇コース以上なら、チケットの先行一次抽選から申し込める、よって筆者は「関脇」だが、さすがに次の名古屋場所は申し込みが殺到したとみられ、抽選から外れた人も多いと思われる、筆者も全部ハズレた;(IGアリーナの受け持ちだった席を辛うじて確保) そんなファンクラブ会員への気遣いか?ダンボール箱で荷物が届き、こんな品々が入っていた、カレーが沢山あったので家内の...
ピアノの演奏もいろいろ参考になるので聴いてみた、ピアノには大きなダイナミズムがあるので、懐深い休符も置ける。長い休符はただの休み(空白)ではなく、音楽効果として置かれる、無音でも音楽部分であり、聴き手を引き付けるところになる、ベートーヴェンのピアノソナタNo.8「悲愴」だが、第1楽章Guraveの第9小節の休符を、音価どおり数えると結構長い休符になる、 ベートーヴェンはこれだけ長く沈黙を置いて引き付けようとし...
同じような記事を過去にも書いているので、変わりはないが、正しい日本語と適切な言葉 1正しい日本語と適切な言葉 2ネットの書き込みなどを見ても、依然多いのが「ら」抜き言葉である、もうこれを普通に感じているのか?「食べられる」→「食べれる」×「見られない」→「見れない」×「帰ってこられた」→「帰ってこれた」×文章のタイトルから、こんなふうだったり; 小学生でもわかるが「られる」は「何々をする事が出来る」という可能...
鍵盤で右手だけで複数の音を出すとき、チェンバロやオルガンは音量は同じにならざるを得ないが、ピアノではよく聴かせる音、控えめにする音と弾き分ける事ができる、 和音をアルペッジョにずらす事もあるが、基本は同時でバラけないこと、上声(主旋律)をよく聴かせること・・かといって内声が聴こえないほど弱くてもいけない(内声がメインになる事もある)、弾き分けを同時に行うのは結構難しいかも?鳴らしちゃった音はもう強...
リュートや他の古楽器には一般に知られていない事が多く、解説を入れながら良いを演奏する、これも関心層を広めるため有効と思われる、(やっている人がまるで素人では意味ないが)言葉だけでは解説しきれない場合、資料をパワーポイントで投影しながら・・と発展する事も、 この場合は「講習会」と銘打ったほうがよい、演奏会であまり専門的に踏み込んだレクチャーを入れると、聴衆の大半が関心層ならよいが、「演奏が聴ければい...
ピアノ曲の場合、誰かの演奏で良い曲を知った場合、大抵は楽譜も出版されている(レアものもあるが)、リュートも奏者がレコーディングした曲にとても魅了される曲があるが、殆どが出版譜ではない;この楽譜はどこで手に入るのだろう?という事になる、 現在ならばIMSLPに挙がっている事もあるし、ヨーロッパの図書館等が資料公開している、自宅に居ながら簡単に手に入る場合もある、しかし検索の仕方がまずければヒットしない;P...
アナログ盤はたまにしか聴かないが、筆者の使うプレーヤー DENON DP-47F(中古)は望みの機能がすべて備わっている、今は望めない機種になる、 発売は1985年、すっかりCD時代になった頃だ、操作はシェルに手を触れる事なく、全て手前のボタンで行える、自動化も徹底すると気持ちが良い、アームのオートオン&リターンリターンが付いた機種はあるが、オンができる機種は現行品に覚えがない、スタートを押すとアームがゆっくり開始...
近頃話題にするヘンデルは当時のライプツィヒ新聞の作曲家人気投票で、2位だった事は書いた、1位 テレマン、2位 ヘンデル、3位 グラウプナー、4位 シュッテルツェル、5位 ハイニヒェン、6位 ファッシュ、7位 J.S.バッハ今日は1位だったゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)と、3位だったクリストフ・グラウプナー(1683-1760)の曲を取り上げる、ヘンデリアンの方もしばし、リフレッシュを、 3位、C.グラウプナーは現代も...
リュートは弦をはじく楽器で、歌うように弾くのは難しい、その時の体調や気分が音に現われる、音楽性良く弾けたら、どんなに気分が良い事かと思う、そのためには、健康状態である必要がある、いつも「今の課題をやらなきゃ;」と追われるような気分でやっている、上達したい気があるなら、本当にやらなきゃいけない・・わかっている、 しかし、今の自分を考えると、若い生徒が頑張ってやるようなスタミナを注げる状況ではない、雑...
エアコンの寿命は10年程度が平均で、劣化したら修理より買い替えがお薦めだそうだ、確かに家庭用はメンテナンス無しで使い続け、10年持てば大したもの、 ダイキンのアンケート結果拙宅で最初に使ったのはマルチエアコンで、1台の室外機で数部屋分まかなうタイプだったが、送風音だけ大きく、効きはイマイチだった;故障すると数部屋がダウン;2011年に全部屋、この同型機に取り替え、室外機も1部屋ずつになった、第2世代 Panasoni...
楽器の不具合など、自分で補修出来る事は小まめにやるのがわりと好きなほうで、衣類なども手縫いでちょっと直せば具合よくなる、糸の
久しぶりにテオルボ・ソロのアルバムを取り寄せた、ヤコブ・リンドベリによる新盤で、ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃~1725)の作品集、 ヴィゼはルイ14世に仕えた宮廷楽士の1人で、ジャン=バティスト・リュリの流れを汲むヴェルサイユ楽派になる、テオルボ、バロックギターの作品が多く、リュートの作品もあるが、その作風は、エヌモン・ゴーティエに始まって栄えたフランスのリュート楽派とはスタイルが異なっている、フランス...
タイトルを科学的に説明せよと言われても簡単ではない、「ピカピカ光沢があるから、」では答えにならない;虚像がはっきり見えるのは全ての色を入射角と同じ角度で真っ直ぐ反射するからである、 鏡というとガラスを思い出すが、滑らかなガラス面に銀白色の銀やアルミニウムを蒸着させると金属面を鏡面状態にしやすいからで、ガラスは無くともアルミニウム板を滑らかに磨いても鏡になる、「金属光沢=鏡」である、すばる望遠鏡:主...
タイトルの言葉はいずれも、本来クリアな音が汚れた状態を表わすが、楽器の中にはあえて、ノイズとも言える音を加えて独特の刺激を持った音色にしたものがある、三味線は一の糸(一番低い弦)の開放弦に接触する「さわり山」が設けられ、弦の振動が当ってシャーンという三味線ならではの音を出す、 薩摩琵琶もナットやフレット(柱)に幅を設け全ての箇所でサワリ音を出す、インドのシタールもサワリ音の仕組みがある、リュートも...
昔ながらの無線機で話す場合、送信ボタンを押して、「・・・・です、どうぞ」と言ってボタンを離す、次は相手が送信ボタンを押して話す、送信機と受信機が互いに交替できる機能である、 携帯電話同士で話をする場合、携帯電話は常に送信と受信、両方が働いている、同時に喋って会話が被る事もある、一方が電話を切ると相手からの送信電波が無くなって何も聞こえなくなる、送信→受信の前後関係があって、これもわかる、PCの音声を...
オーディオ神話の世界から、実際の世界へ引き戻してくれる解説動画などないか探してみたら、ここが目を引いた、 you tube:創造の館 オーディオ(一覧ページ)いろいろ知識を増やせる部分もあるが、これで、今後迷わず正しい選択ができるわけではない^^;結局、何が必要か決めるのは自分である、という結論になろうか、you tube:質問コーナー10~オーディオ機器の価値は何か真空管アンプ特有の良い音というのは存在しない、良い...
何度聴いても飽きる事なく、しばし時が経つと聴かずにいられないような曲がある(どなたにもそんな曲の何曲かあるかも?)、理由はと聞かれても、自分の波長に合うと言うしかない、聴くと満たされる薬のようなものだが、巷で言う「ヒーリング音楽」とはまったく意味が違う、 筆者の場合、そういう曲は主題が簡潔、素朴だったり(ぶっきらぼうだったり)する曲が多い、先日のバッハ、チェンバロ協奏曲No.1 BWV1052もそんな1つだが...
先日の'80年代レコードプレーヤーDP-47Fは「電気式」を駆使した製品だったが、 今日はもっと前の60~70年代、機械式の製品について、昭和の懐かしい物品に機械式腕時計がある、クオーツ時計が出てくる前、腕時計=高級品だった、ハイドンの時代には振り子時計は勿論あったので交響曲No.101「時計」の第2楽章は当時から振り子のイメージである、you tube:Symphony No. 101 in D Major, Hob. I: 101
はじめに、ヘンデリアン クイズ2です、すぐお解りでしょうがこのフーガ、 mp3: Fuga(冒頭部分)始まりの第一印象、誰の曲にきこえるでしょう?さて、ピアノさんのブログを拝見していると、なんだかヘンデルに嵌まった・・という声が広がっているような?いったいどこで火がついたのか^^;ヘンデルと言えばまずお馴染みなのが『水上の音楽』、この組曲は入念に書いたような凝った書法ではなく、閃くままに速筆で書いたように思え...
先日の記事:有用な弦(1)の続きになるが、昔、クラギで使ったAUG社のナイロン弦など、酷く音痴な弦が多く、12ポジションで半音の半分くらい狂うのがあった(レアな不良品サンプルとして取って置きたいような^^;)製品検査などせず、そのまま出していたのか、これはナイロン線の太さにムラがあるからで、原材料を供給する繊維メーカーは
いつものスーパーでは、定期的に全国の駅弁を集めた「駅弁まつり」をやっていて、食品売り場の前に特設される、 カニ、イクラ、アナゴ、牛肉等々、各地の名産物をメインにした弁当は数々あるのだが、子供の頃、列車の長旅で記憶に馴染む「幕の内弁当」を一度も見かけたことがないのが残念である、どこでも幕の内タイプの駅弁はあると思うのだが、まあ、幕の内は通常の売り場にいつも置いてあるので、そこで買えるのだが;特定の駅...
楽器の関連品とか、音響機器など、いろいろとマニアックに陥りがちな分野があるが;それが本当に有用かどうかは業界の売り文句や、嵌まった人の言う事は気にせず、自分で判断すればよい、「良くなった気もする?」あるいは「良くなったのか悪くなったのか微妙?」なんて事に費用をつぎ込むのは無駄、実質価値のはっきりした物に絞る。 大して意味のない所にコストをかけ、高級化した製品も多い中、'80年代のDP-47Fは、はっきり他...
現在、リュート用に実用的で、バカ高価じゃない弦を作っている先進的なメーカーはAquila社だろう、大抵のメーカーは原材料を大手繊維メーカーから仕入れていて、ナイロンやフロロカーボンなど元は同じものだったりする;クラギの弦など銘柄のパッケージが違うだけで「音が違う」云々はプラセボかもしれない?聴く側になると「○○製の弦を使っているから良い」なんて区別つかない。Aquila社は自社に繊維メーカーが備えるような「押し...
モーツァルトはウィーンに移ってから、フリーランスの作曲家になった、仕事を得るには誰よりも魅力的な曲を書き、名声を維持する必要があったと思う、我々が傑作の数々を聴けるのもその状況のお陰かもしれない、このブログを始める前からになるが、殆ど名が知られていない、いわゆるマイナーな作曲家で優れた人の作品を積極的に取り上げるレーベルが現われた、それまで老舗のレコードレーベルは有名作曲家を有名演奏家で出す、とい...
『琵琶』というと一般には薩摩琵琶の響きがイメージされると思うが、薩摩琵琶は柱(フレット)の手前を押え、柱の上面に絃の振動が当り、ビシャーンというサワリ音を出す、 撥の形状も奏法に応じたものになっていて、構えの角度は上向きに立てている、また柱の間を押さえ込んで音程を操作する、高い絃のみ複絃に張られるタイプもあり、絃がぶつかるようなスペーシングで、より刺激感のある音になる、you tube:
バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バッハの鍵盤作品には「お経のような」とも言われる;渋いタッチの曲があるが、人の感性の奥底に響いて虜にする力がある、それは弾いておられる方、実感だと思う、*モーツァルトの映画で、バッハの曲を試奏した彼は「バッハは自分のために書いたんだ・・」と感銘をうけるセリフがあったが、本当にそう思ったかもしれない、その後バッハやバロック作品をリスペクトした曲を書いている、コンチェルトと言えばソロ楽器が魅了する曲に...