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  • フレット楽器の難しさ

    子供の頃、ギターに触れてみたら、弦を押える指は痛いし、押え損うとビリついた汚い音が出るし、こんな楽器、無いほうがよい、と思っていた; 昔、TVでどこかの大学のクラギ倶楽部が強化合宿しているのを取材していたが、進入部員は特訓をうけ、左の指に血が滲んでいた、痛くても根性で弾くんだそうで^^;完全に間違っている、そんな記憶でクラギを勧められたとき、気は進まなかったのである、勿論、血が出るほど頑張ったりしない...

  • 乾物好き

    昭和の食材に馴染んでいるせいもあるが、乾物の類いが好きで、凝縮された味が良い、魚の干物や、切り干し大根、干し椎茸、干瓢、昆布の入った煮物・・こんなのが食卓に並ぶと嬉しい、 まあ、乾麺も重宝する干し物だが^^おやつでは干し柿や芋の切り干しの半生干しが良い、アジなど鮮度の良い時点で干された青魚は、光沢からして違って美味しい、カマスもいけるv漁港付近の名産として売られてしまうのか、内陸の当地ではお目にかか...

  • 古楽器体験

    先日も講習会で久しぶりにバロックvnやチェンバロを生で耳にした、録音物で聴くとこれらの楽器もピックアップされた音になるが、生で聴くと、もっと耳優しい響きである、 バロックvnの弓熟しは映像からでも様子が掴める、弦と弓の張力が低いバロックvnの反応に合せ、美しく演奏するにはそうなる、you tube:Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068) J. S. Bach, original instrumentsチェンバロは大人2人でひょいと持ち上げ...

  • 確実な練習

    わかっていても、しっかり出来ていないのが標題の件であり、いつも姿勢を正す必要がある;癖というのは

  • O.スウィトナー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」(更新)

    先日はアダム・フィッシャーによる最新スタイルのモーツァルト、「パリ」「ハフナー」を聴いたところだが、A.フィッシャー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」また聴いてみたくなったのが、オットマール・スウィトナーの同曲である、久しぶりにLP盤を廻した、 1968年の録音らしいが、これほど快速、涼やかで引き締めた演奏は当時、スウィトナー以外の指揮者では聴いた事がなかった、「パリ」は今もスウィトナー盤とフィッシャー盤が...

  • 今村泰典講習会 2024

    昨日は事前に案内をもらっていた「今村泰典講習会」に聴講で参加してきた、 →拡大今村さんはリュート属の各楽器と、鍵盤奏者でもあり、受講対象はリュートほか古楽全般になる、筆者は少し遅れて着いたので、すでに始まっていて、バロックvnとチェンバロが心地良く響いていた、イタリア初期バロックの作品で、ソロと通奏低音、両者が受講中だった、ソロはこの頃の歌唱法にもある書法だろうか、チェンバロの通奏低音はこのとおりバ...

  • 軽量秤

    長く使っていた軽量秤が壊れた(指示値が安定しない;)、随分前に東急ハンズで買ってきた結構お高い物だった、 もう一つ小型の軽量秤があって、China製だが指示値は意外に正確だった、料理の塩の分量、あるいはレコードプレーヤーの針圧確認には便利だが、小型過ぎて弦の重さを量るのには使いづらい、新たにちょうど良いサイズのを購入、1円玉を乗せたら小数点以下までピタリ 1g 、(*1円玉が正確に作られているのにも関心する^^...

  • 昨日の「大相撲」と「光る君へ」

    寝る前のTVは至福の時間、どちらも録画しておいてじっくり見た、大相撲は速報も見ずに・・大相撲9月場所は2人の大関が星が上がらず苦しい場所だったようだ、上位力士はほんと大変; 貴景勝はついに引退、平成8年生まれでまだ20代だが、身体を使い果たしたという感がある、立行司:木村庄之助も定年、式守伊之助の期間が長く、なぜもっと早く庄之助に昇進させなかったのか、協会が理解できない、今年注目を集めた大の里と、十両で出...

  • オーディオ機の見た目

    宝石店に行ってショーケースにいっぱい並ぶ宝飾品はじつに見事だが、1つだけ買って帰っても、ポツンと小寂しく見える・・やはり数そろえないと;オーディオ機の中にも非常に目をそそるものがある、逆に飾りっ気なく真面目な機材っぽく見せる、オールドな外観にする・・というのも戦略だろう、 マッキンのツマミは昔風に統一、実用一辺倒の人には関係ない話だが、機能美を含めたセンスの良い?ものもあれば(機能美っぽく見えても本...

  • 宇宙の距離を知る(更新)

    筆者の小中学校の頃の音楽の授業といったら、前にも書いた通り古いものだったが、理科も同様だったかも・・中学の教科書にアンドロメダ銀河の写真が載っていたが、 センセは「これは宇宙にあるガスの渦巻きだ」と言って授業終り・・「何だって!?」、すぐにセンセを追いかけ、「これはガスじゃなく、我々の銀河系と同じ星の大集団だよ」と言ったら、「そんな事は遠すぎてわからへん」と誤魔化す・・返す言葉もなく諦めた;;勉強...

  • 良い楽器にたどり着くまで

    ピアノのような楽器は品質は安定しているほうだと思うが、天然木材が使われる以上、必ず鳴り方などに個体差は出る、その中で良い楽器に当るのは巡り合わせだろう^^;さて、筆者のリュートは「これは素晴らしい」という楽器に出会うまでが長い道のりになり、運にも左右される;;楽器は優れた製作家によるものから、某国から出ている量産タイプまで・・実際手にしないとわからないが、まともに使えない物が今も出回っている、よくわ...

  • 常連客

    店舗というのは様々あるが、中にはほぼ常連客(固定客)で成り立つ所もあるようで、独特の空間かもしれない。たとえばクラギの専門店などは、高級楽器がショーケースの中にズラリと並び、一端の腕で試奏できて、経済的にもゆとりのある人じゃないと入って行けないような^^; 店主とは顔なじみで、「良い楽器が入ったら知らせてほしい」とかいう間柄だったり、使っていた楽器も引き取ってくれたり、買い換えてプロ以上に高級楽器を...

  • 人の眼とカメラ

    カメラの仕掛けは人の眼と共通する部分が多くあるが、一長一短で異なるところもある、カメラの場合、レンズの向きを急速に動かしながらシャッターを押すと画像が流れ、ブレた状態に写るが、人の眼ではブレた様子は見られない、これは眼球の向きをパッと移したとき、途中の流れる映像を脳がカットして、移動する前と後の映像のみはっきり見せる「サッカード抑制」と言われる働きで、詳しいメカニズムはわかっていないらしい、 加齢...

  • 紫式部vs清少納言

    平安時代の記録は乏しく、大河「光る君へ」の脚本も様々な説や可能性をもとに創作する部分が多いだろう、清少納言は仕えていた中宮、定子が亡くなった後、女房の職を辞して、再婚相手・藤原棟世の任国摂津に移ったとされる、その後宮中に復帰する事なく、入れ違いに次の中宮、彰子の女房となった紫式部とは面識をもつ機会はなかったという説もある、 清少納言しかし宮中では会わなかったとしても、プライヴェートに会った可能性ま...

  • 値引きのお惣菜

    いつも慎ましい(貧しい)食生活に変わりはないが、小忙しかった日は晩のおかずも作る気力がなく、スーパーのお惣菜で揃えたりする、値引きシールが貼られる頃・・よく売れるものは品切れだが、天ぷらの売り場でよく買って来るのが「ちくわの磯辺揚げ」、ちくわでも何でもいい、天つゆを付けて食べりゃ立派な天ぷらで美味しい^^ すき焼きをするときも、牛肉がちょっと足りないと思ったら、冷凍しておいた豚肉を混ぜる、一緒に煮ち...

  • 宿敵のテーマ

    先日はJ.ウィリアムズがスターウォーズのために書いた、敵側の「帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)」について取り上げたが、やはり敵方にも魅力な要素があって、作品も面白くなるのである、→ 2つのマーチ日本でお馴染み「宇宙戦艦ヤマト」においても敵側の音楽が魅力で、旧作の頃から宿敵ガミラスのデスラー総統が人気キャラクターとなり、当時、音楽は宮川泰氏が担当した、「デスラー襲撃」は新録音になる、(*以下、音量差...

  • 参考に出来ない動画

    今はyou tubeのお陰で、良い演奏で見稽古することもできるが、参考に出来ない動画も少なくない;たまたま見つけたこれだが、奏者はギター教室の先生なのだそうだが、リュートは趣味として始めて間がないのだろうか?正式に学んだ弾き方ではない、調弦が合っていないだけでもド素人っぽくきこえる;爪の音がまともでキンキンしている・・これは置いといても、音楽的にプロさんと言える域ではない;左手も古いギター奏法?の癖が出て...

  • リアルタイム

    美術・工芸は作品が静かに目の前にあって、じっと鑑賞するもの、しかしスポーツや音楽はリアルタイムで目の前で実演するもの、0.何秒という一瞬の技を決める必要もある、失敗するとスポーツでは怪我をするリスクもあり、見ていて怖かったりする、楽器でそれはない分、安心だが→ 一番苦手な事をやっている何度も練習して、何がまずいのかも考えて、成功率を上げていくしかない; 曲が快調に進むべきところ、技術的難所や素早い装飾...

  • 「声」の出ない弦

    昨日の日中予想最高気温は35℃だったが、クルマの外気温計は37℃になっていた、まだ当地は夏真っ盛り、しかも湿度が高い;朝一番に「衣類乾燥モード」で湿度を下げている、とてもじゃないが「ガット弦」など使える環境じゃない;以下の弦をリュートに使う人は今どれほどいるのだろうか?ドイツの弦ショップ(MUSIC-STRINGS.DE)では扱っているが、やたら高額で;筆者は一度試した後は使っていない、ガット製ならば

  • 旧型機のリモコンを使う

    プリメインアンプとCDプレーヤーはメーカーのローエンド機を使うようになって久しい、これらにあれこれ拘る気はまったくなく^^難なく機能すればそれでいいv今使っているのはDENONのDCD-600NEとPMA-600NEだが・・リモコンが両機とも共通になり、1つ余る事になる; 不便なのはCDプレーヤーのトレイ開閉ボタンが省略されて、本体のボタンで開閉するようになった・・これは中途半端;聴き終わってCDを取り出す際、リモコンを押してト...

  • 2つのマーチ

    VPOのニューイヤーコンサートはじめ、ヨハン・シュトラウスを取り上げた演奏会の最後は「青きドナウ」を演奏し、父ヨハンの「ラデツキー行進曲」で締めくくるのがお決まりである、楽しいコンサートもこれでおしまい・・と聴衆も納得済み、 you tube:J. Strauss I: Radetzky March, Fricsay (1961)映画音楽の傑作を数多く書いた、ジョン・ウィリアムズ自身が指揮をした、VPOとBPOのライヴ盤があるが、いずれもスターウォーズの「...

  • 大人から始める楽器

    大人になってからでも、取り組みやすい楽器ってなんだろう、いろんなサイトを見るとじつにまちまちだが、大抵、1番に挙がっているのがピアノ、というのが意外だった、 もちろん、ショパン、リストほか高度な曲を弾くとなれば最高に難しい楽器になるが、易しく弾けて美しい曲、粋なムードを演出できる曲など楽譜も豊富にあって、何曲か弾ければ・・「素敵な人」になれそう^^楽器を抱える必要もなく体への負担も少ないかも、鍵さえ...

  • A.フィッシャー:Brahms Sym No.4

    アダム・フィッシャーの小編成orchによるブラームスSym、今回はNo.4 ホ短調を聴く、 A.フィッシャー指揮、デンマーク室内O第1楽章は従来の演奏に多かった、じわっと緩やかに入るやり方ではなく、さらりと区切りが入り、リズミカルなほどに進める、澄み切った清流を思わせるサウンド、終結に向け、エネルギッシュに巻き込む、timpはミュートをかけて余韻を押えた響きだが、これがひじょうに良い効果、第2楽章[84]~そして[88]から...

  • 歌う弦

    リュートの1コースは「歌う弦」とも言われ、奏者にとっても魅力的な音であってほしい、練習意欲のためにも・・この13コースluteは弦を選ぶようで、いろいろ試した結果、 1、2コースをGamut社のナイロン弦にした、振動の精度も余韻の出方もちょうどいいv(他社のナイロン弦は音が鈍る)・・と思って、しばらく経つと「音色がねばっこい」かなと感じだした、クラギみたいにツヤがありすぎるような?・・(まあ聴く人には大した違い...

  • リュート:手縫いストラップ

    修理から戻った11コースluteだが、それから一度も弾いていなかった; これに使っていたストラップだが、ピンに掛ける部分がだいぶヘタってきて、外れやすかった、合成革に穴を開けていたが、あまり耐久性はない、本革でもたぶんヘタってくるだろう;手縫いで作り直してあったのを取り付けた、今度は掛ける部分は全てケブラー糸にした、これなら半永久的v長さ調整にはアジャスターを使った、調整は一番手早くできるv布ベルトも伸縮...

  • A.フィッシャー:Brahms Sym No.3

    次にアダム・フィッシャー、デンマーク室内Oのブラームス、Sym全集を取り寄せた、室内編成規模のモダンorchで、ブラームスのSymを聴くのは当盤が始めてとなり、どんなアプローチなのか興味深いところ、 録音:2021年、2022年 NAXOS*ちなみにピアノ協奏曲No.1では、ラルス・フォークトが室内編成のorchと録音している、→ L.フォークト:Brahms Piano Con No.1さて、この全集を聴くには一定レベル以上の再生機と、静寂が必要、細密...

  • 楽譜の補記

    鉛筆の消しゴムは消し屑が出て、よく紙の下に転がり込んで、また書き損じしていた;昔の消しゴムはその名どおり天然ゴムで、あまり使うと紙面も傷んでいた、インクも消せる砂入り消しゴムもあったが、紙を削るわけで下手すると穴があいた; プラスチック消しゴムが登場してから、よく消えるし紙も傷めにくくなった、ただ融解性があり、消し屑を放置すると、落ちた所にこびり着いてしまう、ピアノの譜面台などツヤ面によくくっ着く...

  • ピアノを「黒」にしたのは日本?

    ピアノと言えば例外もあるが「黒塗り」なのが普通、素朴な疑問でなぜ黒なのか調べてみた、 ピアノも昔のヨーロッパではチェンバロやフォルテピアノのように突き板を貼った木調仕上げだったが、木目がちぐはぐにならないよう揃える必要があり、その材料だけでコストがかかるものだった、フォルテピアノ(Johann Andreas Stein モデル)*ちなみにリュートの裏面のボウルは突き板同然に薄いが、同じ木材から連続して切り出した板が使...

  • A.フィッシャー:Mozart Sym「パリ」「ハフナー」

    モーツァルトのSym全集はK.ベーム、BPO盤が最初だっただろうか、このがっちり筋金入りの演奏もわるくはないが・・今では随分古くさい、モーツァルトでもお気に入りの内容で揃った全集は少ないかも?古楽器orchによるJ.T.リンデン指揮の全集は持っていたが、曲ごとの魅力を捉えた完成度がイマイチ、急拵えの感がある? J.T.リンデン指揮:モーツァルト・アカデミー・アムステルダム新感覚で曲のツボを捉え、緻密に楽しませるフィッ...

  • A.フィッシャー:Beethoven Sym No.3「英雄」(更新)

    アダム・フィッシャーはデンマーク室内Oを指揮して、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスの交響曲全集を完成させている、この内ベートーヴェンは手元にあるが、あとの2点もぜひ集めたいところ、ベートーヴェンの全集も時折しか聴いていないので、あらためて「英雄」から聴いてみた、 室内編成のorchでベートーヴェンSymを録音するというのはかつてN.アーノンクールが行なって以来、珍しいものではなくなり、先日のH.ブロム...

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