リュートの1コースにどんな弦を使うかも、かなり悩ましい、「楽器の顔」とも言うべき音の魅力を発する弦である、この13コースluteは特に弦による違いが大きく出て、選定は迷う; ガット弦はすぐ切れるので使わない、フロロカーボンでは細すぎてしまう、残る選択肢はNG弦かナイロン弦だが、ナイロンは品質に違いがあり、Pyramid製は音が鈍りすぎて使えない、Gamut製が音がくっきり鳴り、不良振動が少ない、(*原材料は繊維メーカー...
リュートの練習はまず爪を整え、楽器の調弦をしっかり合せ、それから始まる、体がだるい日はこの準備から気が重く「今日は休もうか」と思ったりするが・・;爪切りをすれば、続きもちょっとやろうか・・という運びになる、始まりの気力づくりの問題^^;しかし、体調と頭の巡りには波があるようで、いくら弾いても調子が出ない日もある、 リュートの技法には爪が弦や指板に当らないよう、両手ともギリギリまで切り、さらに角をヤス...
筆者は子供の頃から、身体もオツムもslowlyで、勘が鈍い事を自覚していた、ほんとに「ドンくさい奴」、小学校からずーっと体育が苦手で、走れば遅い、ボールを使った競技は特にダメ、投げれば飛ばないし、どっちへ行くかわからない、器械体操もまるでコツが掴めない、できる子は体が勝手に覚えていくみたいだが・・*器械体操と言えば、女子の平均台;よくこんな危なくて怖そうな競技があるもんだと驚く;;^^you tube:夢はオリン...
今朝は蒸し蒸しして早く目が覚め、除湿をかけてもう一眠りした;台風10号に連なる雨雲は本州全体を覆っている、 ひまわり:水蒸気画像 29日8:30さて、先日の続きになるが、→「湿度計:どれが正しいの?」ホームセンターなどに、温度・湿度計はいろいろ置かれており、どれも温度の指示値は概ね正確だが、湿度の指示値にはばらつきが多く、たまたま買ってきた湿度計をそのまま信用はできない;10%以上狂っているのがざらにあり、一...
トリル(tr)という装飾法は長い時代に渡って使われるが、各時代によって奏法や音楽的効果(意味合い)も変わってきている、バロック期のtrについては先般、だいたい書いた、→ バロックのトリルは上接音から前期古典派に当る、C.P.E.バッハ、父モーツァルト、J.J.クヴァンツはそれぞれの楽器の奏法について書いた著書を残しているが、いずれも「上接音」からと記しており、掲載された譜例もそうなっている、 これ以後はどうだった...
台風10号の北側、太平洋側には湿った空気が流れ込み、やたら湿度が高い、 「ひまわり」水蒸気画像 27日 7:30昨日、ホームセンターで温度・湿度計を追加で買ってきた(下写真の④)、取り説を見ながら初期設定をやったが、わかり辛く手間取った、これだけで汗をかき、脳を使うだけで体がヒートアップするのがわかる;(仕事がクッソ忙しく、イラ立つと真冬でも汗をかく)さて、うちにある湿度計4つを同じ場所に置いて指示が安定する...
ブロムシュテット:Beethoven Sym No.3 「英雄」(更新)
ベートーヴェン Symの演奏にも歴史があるが、you tueなどの映像で初めて気付くことがある、Sym No.3「英雄」の場合、ホルンを3本要するほかは2管編成である、しかしカラヤン指揮のBPOではホルンのほかも3人、4人と管が増強されている(ソロ部分以外は1つのパートを2人で演奏する)、過去にはこのようなパートの増強がよく行なわれていた、弦楽が強化されていた分、必要だったようだが物量的な響きは味わいを損ねるようだ、 you tu...
お客/爺 「ま、お茶でもおあがりやす」「おおきに、しかし今年もえらい暑おましたな」「ほんま、何かでけるのんはもうちょっとしてからですわ」「ところであんさん何か趣味はやってはりまっか?」「やってまっけど、いやーあんまり知ってる人いてませんけどな、ちょっと待っとくれやす・・年寄りの道楽で、こんなん弾いてます」「わちゃー!何でっかこれ、いや楽器ちゅうのはわかりまっけど、ぎょーさん弦張ったりまんな、これ1...
作曲家のある分野の全曲をまとめた全集ものというのはこれまでいくつか購入したが、満足のいくものは少ない、まず、いくつかの演奏者をカップリングした寄せ集めは初めから欲しいと思わない、NAXOSから出ている全集はその典型だが、 初の古楽器orchのみのハイドンSym全集であるこれはC.ホグウッドとF.ブリュッヘンの録音を中心としたもの、L'OISEAU LYREとPhilipsがDECCAの傘下に入り実現したものだが、ホグウッドとブリュッヘン...
まだだいぶ先だが、12月にリュート教室のオンライン発表会を行なう予定、コロナ禍の置き土産で、全員がオンライン環境が整い、Zoomの会議形式で行なう、遠方の生徒も直接集まるより参加しやすいと思う、 久しぶりに教室仲間とお会いできるのは楽しみだが、どの曲を弾くか選び、練習しなければ・・;このところ、何処かへ出かけて弾く、というのは諸事情で出来ていないが、そんな場ではいつも不安渦巻きながら弾いている;一度でい...
トーマス・ファイ指揮、ハイデルベルクSOのハイドン Symシリーズは始まった頃より、楽譜どおりに、きちんと演奏する20世紀の常識?を覆し、作品の本質を解りやすく具現化する先導者だったと思う、 クラシック音楽の楽譜に対し、即興的な変化を加えるのも禁止されたような時期もあったが、そんな大理石の彫刻のような絶対的なものではなく、作曲家自身が改訂稿を書く事もあったし、演奏者が即興的な変化をつけるのは、古典派、ロマ...
38℃という(当地での)猛暑は峠を越えたかもしれない?しかし35℃越えの日はまだまだあるだろう; マクワウリをもらって久しぶりに食べたところ、ちょうど甘く熟した頃合いだった、嗅覚で感じたものは、最も強く過去の記憶を呼び覚ますというが、マクワウリの風味は昔馴染んだ頃を思い出し、香りはマスクメロンより好きである、マスクメロンも嫌いではないが^^葡萄も今は巨峰を買ってくる事が多いが、時折デラウエアも買う、小粒で...
優れた曲を残しながら、現代は演奏される事が少ない作曲家は多くいる、といつも書いているが、女性作曲家もここに含まれるだろう、今日は過去記事のリメイク編となる、 まず、プロの女性作曲家を2人、これらの曲を作曲者を知らずに聴いたとして、女性作曲家だと気づける人はいないと思う、芸術の絶対性に対し、それに携わる者の性別は関係ないというところだろうか。(*女性らしい細やかな視点で作品を書くのは尾崎亜美、松任谷由...
ギターはハ長調の独奏曲は案外、左手の押えがやりづらく、また楽器が響きにくい調でもある 、主音の
Naxosから出ているアダム・フィッシャーのハイドン後期交響曲シリーズの第3集が出たので取り寄せた、 このCDに添付された、八木宏之氏による日本語解説書には、20世紀からの古典派演奏の変遷が書かれており、概ね周知なところだが、歴史的知識に基づく演奏(Historically Informed Performance)を略して「HIP」と表記しているので、ここでも借りる事にする、ベーム、カラヤン、ヨッフムなど20世紀の巨匠らが演奏したハイドンは、...
当地では今日も明日も38℃まで上がる予報、深夜~明け方でも30℃近い;しかも湿度が非常に高いので不快指数は最悪、日中出かけて帰った時と夕方の2回、シャワーを浴びて着替えている; お盆の墓参りも日中は避けて夕方行った、墓は地元に移したのですぐ近くだが、昔は親父の地元にあり、伊勢だったので、毎年こんな暑い中、親戚の家に泊まりがけで行っていた;;気温の高い時ほどエアコンの冷気は下に溜まりやすいのだろうか、どう...
今は初心者向けの(国産)量産ギターも、一応使えるように各部は支障なく作られるが、昭和の頃は、形だけそれらしく出来ていて、まるで使用に耐えないギターがその辺で売られていた(弾きづらく、音はチープでフレット位置も狂っていたり;)、値段から言えば粗悪品でも文句は言えないモノだったが; リュートの国内での黎明期には、外観はちゃんとして見えるが、正しい構造もわからずに作られた楽器が出ていた、まともに鳴らず弾...
時々刻々と体は老化していく、1日経てば1日分・・;体に故障が出てこない前提で、楽器はいったいいつまで弾けるだろう、と気にはなる、 ヴァイオリン、ピアノでは高齢となった奏者がバリバリに演奏しているので、かなりいけそうだ、しかし、体のどこかに負担のかかる楽器もあるだろう、管楽器や声楽は長く安定した息(横隔膜の力)を要するので体力が影響しやすいかもしれない、クラギは左足を足台に乗せるという姿勢が若い頃から...
人の感性は様々で、クラシックの曲も何かのきっかけ(刷り込み)で受け入れ態勢が出来て好きになることもあれば、まったく自分で「いい曲見つけた」という事もある、一期一会で出会い方も影響するだろうか、 ピアノ協奏曲で人気のある曲、あるサイト情報で順位は、1.ショパン|ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品112.ラフマニノフ|ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品183.ベートーヴェン|ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》4....
当ブログにはたまにリュートの録音をリンクで挙げているが、保存先は「TypePad」という別のブログサーバーを使わせてもらっている、 随分前に利用登録したが何年になるだろうか?TypePadはサービス終了との情報があり、現在は新たな登録は出来なくなっているが、過去に登録した人は今も使えるようだ、助かるのは音声やpdfなど容量の大きなファイルも手軽にアップできて、ファイルを直にリンク先にできるところ、記事自体を削除し...
犬や猫も人に負けないほど感情を持っていて、ストレス病になったりする、しかし社会的義務は持っておらず、その意味での心労はないだろう、犬関係、猫関係ではあるかも; 人間に生まれると、集団の中で義務を背負う生き方になる、仲間はずれにならないよう他の人と同じようにやらねば、と無理をして精神負担で心身を崩す、体のエネルギーは約20%(酸素消費は半分とも?)、脳に持って行かれるそうなので、精神疲労は大きなもので...
フーガ作品にも様々な構成法があって、厳格なフーガを一旦終え、自由な形式の嬉遊部を置く事が多い、これは単に「フーガはお休み」と気を抜く所ではなく、ずっと惹き付ける音楽であるべき、お馴染みのバッハ、無伴奏vnソナタBWV1001のフーガはその形で、フーガと交互に出る嬉遊部も霊感を秘めている、 you tube:J. S. Bach - Sonata per violino solo n. 1 BWV 1001 - Isabelle Faustリュートのためのフーガは本当に数は少ないが...
大河「光る君へ」では、平安仮名、漢文ともに書のシーンがある、ヒロインの紫式部や清少納言の作品は後世の写本が残るのみで、残念ながら本人筆跡の原文は失われているらしい、なお、藤原道長の書いた文書は残っていて、あまり達筆ではないようだ、官僚として実務的な筆跡というか、 → 藤原道長御堂関白記より現代では現存する平安時代の名筆のファクシミリが出ており、それらを手本に基礎を学ぶ、名筆家の書は流麗な中にも節目が...
過去に、中部圏の人が集まるクラシックギターの会があって、そこに入会していた時期があった、多いときで60人超えだっただろうか?親子参加もあり、男女半々くらい、催しをやるには結構大きな会場を要した、会員以外の臨時参加もOK、集まるのは発表会を開くときくらいだが、すごい長丁場になる; 大所帯になると、全員の名前は憶えられない、話の合う人同士の小グループもできてくる、楽しみでやっている趣味の会でも、みょうに熱...
昨日も日中36℃まで上がった、これでもまだ当地では暑すぎないほうだ;;奥清秀さんに頼んだ、11コースluteの修理が完了し、ゆうパックのセキュリティサービス(補償付き)で送ってもらった、 東京から夜間に移動した翌日の14時半頃に届いた、一番暑い時間帯だったが、心配したほど荷は熱くなっておらず、冷房のかかった車室で運ばれたようだvM.オッティガー作の楽器で、指板を削り、弦高をぎりぎり低く下げてもらった、この楽器は...
ベートーヴェンがメトロノームを使うより前は、演奏の速さは言葉だけで記された、 演奏の設定により、テンポは様々に捉えられるが、音楽的に「確かにこれも良いな」と納得できないといけない、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.2を、最初にクラヴィコードによる演奏を挙げるが、ピアノの先祖で弱音ながら強弱がつく、楽譜の骨格となる音もピックアップして弾ける、もしかしたら最も純粋に聴けて良いかも、you tube:J....
子供の頃から、TVでスポーツ中継を観るのには興味が湧かず、特に野球のナイターが入ったりすると、好きな番組が中止になって面白くなかった、大抵時間延長になるし;世の中なぜ、猫も杓子も野球好きなのか理解できなかった。近年はBS放送に移され、影響はなくなったが、 スポーツ庁、令和3年調査に基づく人気スポーツランキングは以下のとおりで、1位の野球が占める割合は依然高いようだ、1位:野球2位:サッカー3位:マラソン、...
屋外の日光や雨にさらされるものは、耐久性が考慮されているが、さすがに瓦や外壁材は大したものvカーポートの透明な天板は「アクリル」か「ポリカーボネート」で、今は後者が主流らしい、うちのカーポートはヒビが入ったのは知っていたが、先日ついに一部欠落した、(廃屋でよく見かける状態;) かなり前から透明じゃなくなっている、耐用年数10年程らしいが、それよりずっと持ったので良しとして^^今は端っこだけなので、もう...
ちょっと昔は、まともなリュート譜を集めるのも一苦労だったが、今はいろいろと集められるようになった、しかし、多くの作品は筋道を踏んで研鑽を積んだ奏者じゃないと手が付けられない、 学習者向けの易しく書かれた曲でさえ、満足に聴ける演奏をするのは容易ではない、楽譜は沢山集めたので、次々弾かなければ・・と思いがちかもしれないが、プロでもそう易々とは扱わない、基礎もないまま、我流でガサガサ弾きまくっても音楽に...
人間は同じ事の繰り返しには大抵飽きてくるが、音楽には薬物依存?のように;時が経つと「そろそろ聴きたい」という曲がある、曲の内容は憶えていても、飽きる事なく一生聴ける、というのが「Classic」と言うべきかもしれない、2,3度聴いただけでは味わい切れない深い内容がある、「ドイツ3大B」の1人、ブラームスの4つのSymなど、その典型かと思う、バッハもベートーヴェンも、自らが満足し、「わかる奴だけ聴けばいい」と言う...
宇宙や科学にも関心があって、時折記事も書くが、科学・自然・雑学ネタ元の新着ニュースなど情報は信頼できるサイトから得たい、「事実であってこそ興味が湧く」のであって、NASA、esa、国立天文台、大学の研究グループ、ほか信頼できる情報サイトしか見ない、過去情報との関連や進展も興味深い、 さて「オカルト」とは本来、神秘、超自然なものをさすが、日本では空想的で信憑性の怪しい事も含む用語となっている、UFOだの超常現...
これまで『球状星団』の話は何度か書いてきた、天体に興味をもった小中学生の頃、この年老いた星が密集しているという球状星団とはどんな存在なのか、星の疎らな散開星団とはどう違うのか?よくわかっていなかった、また当時の球状星団の撮影画像はぼんやりした球状の塊にしか見えなかった、個々の星を鮮明に分離して見られたのはHSTが運用されてからである。 へびつかい座 球状星団NGC 6355→ 拡大のちにビッグバン宇宙論による、...
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リュートの1コースにどんな弦を使うかも、かなり悩ましい、「楽器の顔」とも言うべき音の魅力を発する弦である、この13コースluteは特に弦による違いが大きく出て、選定は迷う; ガット弦はすぐ切れるので使わない、フロロカーボンでは細すぎてしまう、残る選択肢はNG弦かナイロン弦だが、ナイロンは品質に違いがあり、Pyramid製は音が鈍りすぎて使えない、Gamut製が音がくっきり鳴り、不良振動が少ない、(*原材料は繊維メーカー...
今はほとんど毎日、刻みネギを食べている、最近作っていないラーメンでも、蕎麦でも共通で要る、ネギだけは冷凍できないので、切らさないようにするが、スーパーほか、ドラッグストアでも寄ったついでに買う、ドラッグストアは店によって、やたら太くて、くたびれたようなネギしかない;仕入れ先のせいか?ここでは止めて、すぐ近くの別のドラッグストアに行ったら、シャキっとして太さもちょうど良いのがあった、こういうネギは包...
リュートの愛好家さんには定例的に演奏を収録し、動画サイトに投稿するのを習慣とする人もおられるようだが、過去多数の投稿の殆どが、公開にはかなり難のある内容で、どう見ても控えたほうがよいと思う例がある、真に愛好家なら、これじゃ公開できない、というプライドがあって然りだと思うが(OKだと思うのか?)、聴いてもらうならブロ友さんや仲間内に留め、限定公開が望ましい。 youtube:Gigg anon(限定公開)PS.「アマチ...
3年前に替えた居間のエアコンがしばらく運転すると勝手に止まるようになった、点検を頼んだらガス抜けしていたとのこと、メーカーの保証期間は過ぎているが、これは欠陥なので無料で修理となった、室内機の内部をほぼそっくり取り替えた、エアコンが壊れるのは本当に突然、 2011年に一斉に取り付けた同機種のうち、3台が壊れ取り替えたが、今回壊れたのはその新しい1つである;2022年*修理後、「サービス員の対応はどうでしたか」...
昭和の頃、ある世代を境に「新人類」とよく言われた、懐かし言葉だが、いつの時代にもある事、当時の団塊世代の通念的価値観に染まらない、新しい価値観の持ち主を言う、筆者の生まれた年はその始まりあたりか?たった2つ3つ年長の人とも「合わない」と思う事があった、年長のクラギ仲間らはセゴビア、フルトヴェングラーなど有名な巨匠を神様のように評して、その頃広まりだした古楽演奏に拒否反応を示していた(その後も変わらず...
昨日もオンラインレッスンだった、下行スラーの練習結果、前回よりは多少は良くなったが、まだうまく出来なかったりする、 難題ができた、この先バロックluteを続けていく上での重要難題でもある;下行スラーを完全にできるようにするのにも関わる、左手人差し指の第1関節が独立して力を入れて動かせること、この動きで弦を掛けて、指板から離し、下行スラーの音を出す、安定的で強弱のコントロールも出来るように・・今のところ...
タイトルの3つ、違いはどうなのかと言われてもよくわからない;「この前は唐揚げを作ったので、今度は竜田揚げにしましょうか」と区別するご家庭ってあるだろうか?^^鶏の唐揚げが好きなので、惣菜で買ってくる定番になっている、カラっと揚げてあるあるからカラ揚げかと思っていたが、 ある説明では、唐揚げは食材に小麦粉をまぶして揚げたもの、竜田揚げは食材に醤油、味醂などで下味をつけて片栗粉をまぶして揚げたもの、とされ...
速いパッセージやトリルなどの装飾は1音ずつ明確に聴けてはじめて美しく、意味がある、クチャクチャっと勢い任せに指を動かし、何を弾いたかわからない(指の動きを確実に把握していない)では演奏じゃない; 弾けりゃあいい?バロックluteでは常にスラーの技が重要で、指を高く離しては絶対に出来ない、下行スラーで横に引っ掻くのはダメ、これで1音ずつ、弾弦音もスラー音も音量が揃って、レガートに聴こえないといけない、この...
家内が入院中で(とはいえ木,金曜ほか用のある日は帰宅できる)、ほぼ毎日一人分の簡単な食事を作ったり、スーパーの惣菜で済ませている、作るなら鍋かフライパン1つで出来るものを考える、 ジャガイモ,ピーマン,ウインナーの炒めもの食べながら明日は何にしようかと気にしだす^^;久しぶりに食べたいものが浮かんでくる^^豚とネギの生姜炒め洗濯物も一人分、部屋のあちこちに掛けて乾かしている、昨日は夏の掛布団を洗濯機で洗い...
独学でやっている人には、正しい奏法なんて習わずとも、「弾けりゃあいい」と思うのか?相変わらずの人もいるようだが、 「弾けていない」のである、どんな曲かもわからない;美意識がどれだけあるかにもかかるが、奏法が拙ければ、どんなに続けても進展はない、*指を大きく振り下ろすのは絶対直さないと始まらない、押弦が不確実で右手とのタイミングも合わず音が切れ、音楽にならない;自分の演奏が人前で弾いたり、ネット公開...
リュートの練習はいつも音階からはじめるが、弾き始めの音が前日とは違って(楽器は同じ)、聴こえる事がある、昨日はくっきりした音だったが今日は冴えないような・・ 前日より湿度が高い、これが影響か、あるいは指先の感覚を忘れたのか、それとも自分の聴感が変化したのか、わからない;今取り組み中の「上声と内声のバランス」の取り方も何だか勝手が違う?近々耳鼻科で検査をうける予定、また、楽器の音を直に聴くのと、オン...
昨日は気温こそ上がったが、大陸の高気圧に覆われ、カラっとした空気で風もあり、過ごしやすかった。岐阜のクラシックギターサークル、ときめき会は1999年に発足して26年目となり、フェスタ(演奏会)は翌2000年から毎年開いている(コロナ禍の期間は中止)。 今回だけ諸事情で土曜日の開催となったフェスタに何年ぶりか?聴衆で行ってきた、4部に分けて、計28組の演奏があった、プログラムは曲目のみ紹介、→ときめきフェスタ 202...
リュートを良い音で弾くために、フレットガットも重要である、金属の打ち込みフレットと違い、自分で適切な太さに巻き換えて調整できるのも利点である、きれいに響く音律位置にずらす事もできる、フレットガットもいくつかのメーカーが出しているが、ピラミッドやキルシュナー製は硬質で弾性も強く、径0.9mm以上になると結び目が締まらないし、ネック断面にフィットした状態に締めにくい、力づくでやるとネックを痛めるので使うと...
楽譜どおり音が出せて「ミスしなかった」だけで喜んでも意味がない;音楽になっていなきゃ演奏自体がミスである、どの程度をミスとするかも、それぞれ差がありそう; 自分の収録を聴いてみると平坦でつまらなくなっている、もっと良い演奏にできるのに「何やってんだ!」と歯がゆい;;頭ではそのつもりでも、聴く側に伝わる表現になっていない、舞台俳優のように大袈裟ぎみにやらないと伝わらない、レッスンで指摘されたことを次...
カラヤンはBPOと最終的にパリセット、ロンドンセットの全曲録音を行なったが、20世紀的で弦楽を多くした分厚い音の塊になっていた、ほか、この頃の巨匠達の演奏にはどれも満足できなかった、 近年の演奏は弦,管のバランスを良くした細やかな表現が当り前になってきて、これはピリオド云々とか、単なるトレンドではなく進化と言うべきで、過去に後戻りする事はないだろう、そんな1つ、先日のパーヴォ・ヤルヴィのアルバムより99番...
この曲は何度も練習した・・弾き過ぎても「飽きる」とか、演奏の場を終えたら「もうたくさん」とかいう言葉を耳にする・・まあ、言うほど弾けるようになっての事かと思うが; これは曲の真価を知らないまま終っていると言える、いつの間にかワンパターンの手馴れ仕事みたいになってしまうと、新鮮な楽しみは湧いてこず、ある意味飽きるかもしれない; 今村さんの講習会で「可能性の一つです」という言葉がずっと残っている、2年近...
リュートは完成品が店頭にいくつもある中から微妙な違いで好みを選ぶ事はできない、「これは使える」、「これはダメ」と2択の判断になる;評価の高い製作家に頼むか、良い中古を探るしかない、これまで自分の判断で購入した楽器を師匠に見てもらうたびに、ツッコミどころ満載の楽器もあり^^;良くて「まあまあ」の評価だった;2007年に完成した、モーリス・オッティガー作13コースバロックluteは師匠を通じて依頼した楽器、スイスま...
古い時代の原典譜というのは読みづらくなっているものもあるし、鍵盤譜など運指は書き込まれていない、クラシック楽器も使い易く印刷出版された楽譜を使う事が殆どだろう、見やすい実用譜であり、次々弾くべき曲がある人にとって、原典譜を見てみようなんてヒマはないかも^^; 出版譜で望ましいのは、どこどこの図書館が所蔵していた原典を元にした、などと情報が書かれている事、原典はこうなっているのをこう修正したなど、注釈...
ギターやリュートには左利き用に作られた楽器がある、現に左利きの人が弾いているところを見ると、何だかやけに弾きづらそうに見えて、もどかしく感じる?;見ているだけで、右利きの自分がこの楽器を弾いているような錯覚に陥るせいだろうか? youtube:François Dufaut - ジーグ ト短調一方、自分が弾くところを鏡に映すと、虚像は左利きのようになるが、左右反転現実の自分は右利き用の楽器を手にしているので、その確固たる感...
大手スーパーではなく、昔からある地元スーパーもあるが、ここにある惣菜は昔と比べると親しみやすい味になった、昭和の頃?は野菜のかき揚げを買うと衣が団子みたいだったし;助六寿司は飯の炊き具合がヤワで甘すぎたり・・どれも「もうちょっと何とかならんのか」と思う品が定番品だった; 今、よく通っているお気に入りのスーパーは、昭和のまま続くここ1件だけの店、一般商品の品数は少ないが、惣菜の多くは店の厨房で作って...
かつて、ブラームスのSym No.4に親しみだした頃、数枚レコードは持っていたが、カール・ベームとVPOが一番良いなと思っていた、どういうところが良かったのか、今聴いてもわかるかどうか?超久しぶりに廻してみた。 音は幾分厚みが足りないが、DGらしいまとめ方である、HiFiサウンドとか、立体感のある・・云々じゃなく、演奏内容を明確に伝える、伝統のマスタリングに思う、ベームの演奏は強弱幅を大きく取り、弱奏音も筋の通っ...
緊張という敵は、闘って勝てるもんじゃない、味方につけるのが良い、 かつてクラギを始めて間もない頃、小さな発表会で簡単な曲でさえ、ガチガチになって指が自分の指じゃないみたいに動かなかった、人の目がいくつも前にあるというのは恐ろしい、誰もが初めはそうだと思う。その後も発表の場では弾けないというのは当り前だった;「ノーミスで弾けるだろうか」などと考えると余計にダメ^^;雑念は集中を妨げる;大事なのは人目の...
時計の秒針を見ていると、ついさっきは10秒だったのが、今の瞬間は20秒・・過去の
2月にも書いたが、岐阜県で唯一残っていた百貨店「髙島屋」が7月末で閉店する(開業は昭和52年だった)、 いつもこのデパ地下で馴染んでいた大判焼き(御座候)を一昨日家内が並んで買ってきて、髙島屋の包装紙に包んであったのが名残惜しい。もっと古い話になるが、子供の頃、デパートに連れてってもらうのは田舎暮らしだけに大変楽しみだった、昔は岐阜市街にも百貨店は数件あって、その周辺は商店街、映画館も建ち並んでいた、...
この13コースluteは先日、1,2コースをNG弦からGamutのナイロン弦に替えて、最適な鳴り方になった。 あと1つ気になっていたのが、6コースでオクターヴ弦(NG弦)が「パシャン」と目立って鳴りやすい事、たぶんリュート用のナイロン弦に替えても大して変わらない、そこで音が鈍くなる、釣糸のナイロンを試してみた、前に買ったナイロン糸、10号で1000mもある(絶対余るので、使う人に分けたい^^;)必要な分だけ切って、重さと長さ...
新しいエアコンは0.5℃単位で温度調節が出来るが、楽器部屋のエアコンは13年経つ旧型で1℃単位である、 26℃だったのを25℃にすると随分下がった体感で、部屋に入ったとたん、「25℃」だなとわかる;快適温度付近の温度差には敏感;この付近の1℃の違いは僅かなようで、エネルギー差は大きい、一方屋外で、35℃が36℃になっても、とにかくやたら暑い、としか感じない;日差しや湿度によっても体感温度は変わる、温度設定を25℃にすると、除...
モーツァルトのfl協奏曲No.2ニ長調とob協奏曲ハ長調は同一曲:K314だが、先に書かれたのはob協奏曲でfl協奏曲No.2はその編曲になる、fl協奏曲No.2の依頼主に旧作の編曲だとバレて作曲料を値切られたとか; 両曲ともモダン楽器による演奏は多々あるが、flトラヴェルソ、バロックobによる演奏は極端に少ない、これら古楽器による演奏は掛け替えのない魅力なのだが、演奏は難しいとされる、手持ちにはflトラヴェルソの演奏で、有田正...
楽器の練習を一週間ほど休む事もよくある、もうそろそろ練習しなきゃ・・とあまり追い詰めても精神衛生によくない;1週間程度の休みなら、すぐ取り戻せる、ギター時代に1か月くらい入院したときがあるが、再開したとき、いつも手にしている感覚が無かった;しかし2週間もあれば感覚も戻ってきた、 2018年度に自治会役員をやったとき、ほぼ毎日バカみたいに仕事があり、1日に3回出向く日もあった;こんな町内ほかにあるだろうか?...
かつては、ステレオ機でメーカー品の評判の良い物を買ったり、真空管アンプを試したり、周辺材を揃えたり、いろいろ注ぎ込んだが;スピーカーを自作した頃から方向が変わった、オーディオ店には行かず、電材店に行くようになった、今はこういう電材店も低迷ぎみだろうか? 皿に入れてレジへ行くのがお決まりこれ以上、高価品を使っても変わらない
うちは夫婦ともに心療内科に通う身で、「子が結婚して孫もできた・・人生一通りやることは済んだ」という、悠々自適な老夫婦にはなれないが、それなりに平穏な日が1日でも多ければありがたい。 長年、楽器を手にしているが、進歩するには気力と労力が要る、そう頑張ってはできないので、尻に火が付くような計画はしない;しかし、やるからにはゆっくりペースでも積み上げのある結果に持っていきたい、これだけは捨てたくない;無...
you tubeを見ていると、いわゆる従来的なオーディオファンらしい投稿もあれば、常識と思われていた事も「無駄」と一刀両断する投稿もあり落差が大きい、オーディオ界そのものが終焉する、という話もあって面白い、 you tube:もうとっくに終わっているオーディオの世界まあ、こういう見方もできるかと思うが、確かにオーディオ最盛期から殆ど技術は変わっていない、少なくとも自分が生きているうちは、機材は存続して使っているだ...
ピアノのハノンは両手でオクターヴ並行しながら弾くが、左手と右手では使う指も違うし、指くぐりの箇所も違う、これを1箇所も間違えず弾ける練習というのは筆者から見て拷問のように思えるが;;鍵盤を弾くかぎり一生もの?のトレーニングだとも聞く、一方「ハノンをやらずともピアノは弾ける」との見解もあるが、実際の曲でもオクターヴ並行は出てくる、そこをよく練習すれば弾けるようにはなるだろう、ハノンをやっておけば新しい...
オーディオ趣味でも、メーカー品を買い替えてはあれこれ組み合わせを試す、という人もあれば、自作したり機器内部まで手を加える工作派もある、揃えている機材を見れば一目でわかるだろう、 まず、スピーカーケーブルについて、大電流が流れるわけでもない、わずか1.5m前後の短距離に太いケーブルを使うというのは、電気工学的にも奇妙な光景である;ケーブルは損失なく(低抵抗で)電気を送るのが役割で、ケーブルの素材(銅線の...
岐阜のギターサークルによる演奏会(フェスタ)は今年、7月20日(土)に行なうこととなった、第1回が2000年だったので、25回目になる、 →拡大会場は第3回以降は定着して、ギター、リュートがよく響く、良いホールである、サークルが発足した頃に生まれた人が、新メンバーになっているかも?;初期からのメンバーもそれくらい若かったが、今や白髪まじりの年代^^;しかし不思議にそんなに時が経った実感がないのである?こういう場...
過去、職場仲間にオーディオに嵌まった人がいて、「銀ハンダを使うと音が良い」と言っていたが、銀ハンダで接続したのは自分で出来る外部箇所のみである、機器内のハンダ付けを全て銀ハンダで付け直したわけではない;回路の引き回しのごく一部を良材?に替えて「良くなる」などあり得ないと思った、 元々銀ハンダを使う意味は無く、普通のハンダで十分;カートリッジとアーム内の導線を繋ぐ、2cmほどのリード線にも超高級品があ...
思えば手元には撥弦楽器ばかり、それでも歌うような演奏を常に意識する必要がある、ピアノなど鍵盤も同様、旋律楽器が1つもないので、ABS樹脂のアルトリコーダー(バロックピッチ A=415hz)を取り寄せた、樹脂製で A=415hzを出しているのはゼンオンだけなので選択の余地はないが、意外に木製風な良い音がするv *以前、木製のバロックピッチを持っていたが、本格的にやる事はないので売却した、昔、一度は憶えたフィンガリング(音...
昭和の記憶になるが、大相撲の話、今年の3月場所、急に頭角を現わして、110年ぶりの「新入幕優勝」を成し、相撲ファンを湧かせた尊富士だが、怪我で5月場所は全休、名古屋場所では十両(たぶん2枚目)に下がっての出場となる、実力者なのですぐ再入幕すると思うが、こんな彼を見てふと思い出したのが、元関脇:益荒雄(ますらお)である、 Wikipedia:益荒雄広生当時横綱で君臨した千代の富士が「ウルフ」とあだ名されたのに対し...
1734円のデジタルアンプを使って、今度はアナログ盤を再生してみた、接続はこのとおり、 プレーヤーは中古、スピーカーと昇圧トランスは自作、デジタルアンプとフォノイコライザーは最低価格帯、ローコストに徹し、ちょっと贅沢品はカートリッジ:AT33PTG/Ⅱのみ、フォノイコライザーは過去に買い置きしたもので今も出ている、設計:ドイツ、製造:中国だそうで、2439円だが、SN比の高い優れものである、高域が強いバランスなので...
百聞は一見にしかず、詳細に描かれた昔の絵からの情報は大きい、先日の「古色仕上げ」で取り上げたリュートの絵だが、アップで見てみると、かなり詳細で推測できる事がある、 → 拡大人物はただ持っているだけ、弾いているところではない、表面板はかなり年数が経ったようで古色化しているが、ネックとの繋がり部分ほか、色が明るくなった部分がある、描かれた時点では12コースのダッチヘッド型だが、前は11コースだったかもしれな...
TV両脇のSP用にと取り寄せたデジタルアンプ、簡易なシステム向けだが、本体1734円でサイズは120×80×38mm、重量190gという、ちっぽけなものだが、トーンコントロールが付いている、DC12v電源アダプターは余っていたのが使えた、(電源アダプターが本機と同じくらいの値段である) ちょっと先般の記事を思い出して:オーディオ解説動画うちのメインシステムではDENONのプリメインPMA-600NEを使っているが、このデジタルアンプはどん...