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愛に恋 https://pione1.hatenablog.com/

晴読雨読、乱読遅読の独歩人生を送っております!

人との出会いはめっきり少なくなりましたが、新刊、古書を問わず本との逢瀬はこれからも大事にしていきたいと日々、思っています。

ダメオ
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2017/07/10

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  • 奈良井宿

    「お武家様、今日のお宿はもうお決まりでしょうか。なんなら手前のところに泊まっていてもらえませぬか。お武家様」 「・・・」 「しつこいようですがお武家様。見てのとおり、最近、この界隈の街並みはすっかり寂れてしまいまして、京、大坂はもちろん、江戸からの客もとんと途絶えてしまいました。なんでも流行病で軒並み大店なんかも店仕舞いして国元に帰っているとか聞きます。番頭さんにまで暇を出していると聞き及んでおります。年明け早々、うちの宿にお泊り頂いたお客も僅かに八人。どうかお情けだと思うて今宵、お泊り頂けませぬか」 「亭主、左様に不景気か」 「はい、それはもう」 「相分かった。其の方の宿に案内いたせ」 「は…

  • アメデオ・モディリアーニ Part.6

    《青いクッションの裸婦》 《赤毛の少女》(1915年) オランジュリー美術館 《横たわる裸》 《安楽椅子の上の裸婦》 《ディエゴ・リベラの肖像》 《小さな百姓》 《ベアトリス・ヘースティングス》(1916年) ジョン・C・ホワイトヘッド・コレクション 《青いブラウスの婦人》(1910年頃) ひろしま美術館 《彼のスタジオに座っているジャン・コクトーの肖像》(1916年) 黄色いセーターのジャンヌ・エビュテルヌ』1918-1919年 ソロモン・グッゲンハイム美術館 モディリアーニ、おはようございます。 最近、思ったんですけどね、貴男の絵は目がないことで有名ですけど、そうは言っても目を書き入れてい…

  • マリリン・モンロー Part.42

    1954年 モンローさん、貴女本当に可愛い人ですね。 貴女みたいな人は滅多に居ないでしょう。 若し、同時代に生きて私もハリウッドスターだったら、どうでしょうか。 実はエリザベス・テーラーとキム・ノヴァクのファンなんですよ。 一度じっくり考えてみたいと思います(笑)

  • ワシリー・カンディンスキー Part.3

    《網の中の赤》(1927年) 横浜美術館 《コンポジション8》(1923年) ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 《ブラックスポット》(1921年) 《3本の菩提樹》(1908年) アーティゾン美術館 《コンポジション》(1924年) ストラスブール美術館 《ムルナウ、電車、城》(1909年) 《ブルーセグメント》(1921年) 《コントラスト》(1937) 《空の青》(1940年) 《タシターン》(1929年) カンディンスキーさん、私ね、アナタを天才じゃないかと思っているんですが、ジャズに何故タイトルが必要かと同じように、アナタの作品のどこにタイトルが必要なのか解りません。 タイトルを見て…

  • 実録 相沢事件 二・二六への導火線 鬼頭春樹

    かなり難しい本だった。 血盟団事件、三月事件、十月事件、相沢事件、二・二六事件。 北一輝、西田税と確かに相沢中佐と関係が無いわけではが、事件の性質上やむを得ないとはいえ、根深く本質を捉えようとしているので、どうしても相沢に関わった人たちが書き残した文献が山ほど出て来て、それをまた掲載しているので、読み手を苦しくしている。 死刑間際になって相沢は、犯した罪を後悔し涙しているが、それにしても永田軍務局長惨殺という、陸軍始まって以来の不祥事はあまりにも大きな事件だった。 永田少将が生きていれば、東条英機ではなく永田首相だったはずだと思うと、後の太平洋戦争はどうなっていたのかと考えざるを得ない。 全て…

  • カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ Part4

    《一日の時間《朝》》(1821-1822年) ニーダーザクセン博物館 《帆船で》(1818-1819年) エルミタージュ美術館 《エルベサンドスタイン山の風景》(1822-1823年) ウィーン・オーストリア絵画館 《夜の港》(1818年) エルミタージュ美術館 《グライフスヴァルトの港》(1818-1820年) ベルリン旧国立美術館 《アグリジェントのユノ神殿》(1828-1830年) オストバル美術館 《オストラゲヘーゲ》(1832年) ノイエ・マイスター絵画館 《朝のボート》(1815年) ニーダーザクセン博物館 山上の十字架』1808年頃 ノイエ・マイスター絵画館 氷海の難破船』179…

  • オリヴィア・マン 1980年7月3日-

    2012 2010 2011年母方は中国系(母親はベトナム育ち)父方はドイツ系とアイルランド系である。2歳の頃に母がアメリカ空軍の男性と再婚したって、ややこしい血統ですね。職業も女優、コメディアン、モデル、テレビパーソナリティ、作家と多彩な才能があるようで羨ましいです。

  • アメデオ・モディリアーニ Part5

    《Portrait of Maude Abrantes》 《ルニア・チェコフスカ(黒のドレス))(1919年)サンパウロ美術館 《ルネ・キスリングの肖像》 《ベアトリス・ヘースティングスの肖像》 《ジャンヌ・エビュテルヌ》 《シャイム・スーティンの肖像》 《ユダヤの女》(1907-08年) カリアティード』1911-1912年 ノルドライン・ヴェストファーレン美術館 青い目の少女 ポンパドゥール夫人』1915年 シカゴ美術館 モディリアーニ さん、アナタの絵はみんな目がないのかと思っていましたが、そういうわけではないのですね。 見開いたものも沢山あるじゃないですか。 併し、私としてはないほうを…

  • ダメオの妄想ひとり旅 Part.7

    イパネマビーチ リオデジャネイロ イタリアの北西部リグーリア海岸沿いの5つの村、チンクエ・テッレ。ユネスコの世界遺産にも登録されています。 イギリス、ダービーシャーのバクストンという温泉街にあります。 ベルギーの西フランダース州ワイネンダレにある歴史的な邸宅、ワイネンダレ城どこもかしこも行ってみたいところばかりですね。

  • ジェニファー・ローレンス Part.2

    2011年 2012年 2017年 2013年 《2019年》 ジェニファーさん、アナタの魅力はバストではなくヒップですね。ヒップラインが素晴らしい。 私、今年初めてコメダに誘いたいと思うようになりました。 どうでしょうか、願いを叶えてもらえるかどうかはアナタ次第です。 喝を入れてもらえたら嬉しいです。

  • ヤクブ・シカネーダー Part2

    《夕べ》(1897年)プラハ国立美術館 《古きプラハの街角》(1907-09年)ブルノ、モラヴィア美術館 《薄明り》(1909年) 《夕暮れ》(1900年)プラハ国立美術館 《夕暮れの庭》(1907-09年)個人蔵 《波止場》プラハ国立美術館 室内』1910-15年、個人蔵 秋の夜明け』1910年頃 悲しい道 プラハの街角 1902-1905 元々、この人の『家での殺人』に描かれた野次馬を見て、このどうしようもない素人アートコーナーを始めたようなものなんです。 今では1000枚を超える作品を掲載することになってしまいました。 いったい、いつまで続くのか私のも分りません。 或いは地球滅亡のその時…

  • ケイリー・クオコ 1985年11月30日 -

    2010年 2020年 『アメリカのセクシーな女優ベスト100』で、75位にランクインしたと言われるが、そんなにセクシーかね。今年になってあまりコメダに誘っていないけど、今回もパスしておこう。 少し元気がない。

  • 訃報 ロニー・スペクター

    www.youtube.com 60年代に活躍したニューヨーク出身の女性歌手グループ「ザ・ロネッツ」のリーダーで、「Be My Baby」の不朽の名曲を歌ったロニー・スペクター(本名:ヴェロニカ・ベネット)が、ガンとの短い闘病生活の末、1月12日に亡くなった。享年78。 プロデューサーのフィル・スペクターによるウォール・オブ・サウンドの傑作として高い評価を受け、のちの音楽シーンに多大な影響を与えた。 同曲は米ローリングストーン誌による「歴代最高の500曲」ランキングで第22位に選ばれている。あの掠れた声でオールディーズの最高峰ではないかと思う「Be My Baby」は彼女の声にピッタリでしたね…

  • ダメオのアニマル・ラブ

    動物写真は台本がないだけに、決定的チャンスを待ってシャッターを押すまでは大変な待ち時間ですね。 あまりにも素晴らしいので掲載させて貰いました。

  • ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス Part.4

    《オデュッセウスに杯を差し出すキルケ》(1891年) オールダム美術館 《聖エウラリア》(1885年) テート・ブリテン 《麗しのロザムンド》(1916年) 個人蔵 《オフィーリア》(1894) 《フローラとゼファー》 《ダナイデス》(1903年) 《良い隣人》 オフィーリア 』1910年 個人蔵 『イザベラとバジルの鉢』(1907年) バラの魂、1908年。 アナタの絵はどう見てもラファエル前派のように思えますが、そうじゃないのですか? 女性の顔が好きじゃありませんが、《フローラとゼファー》という作品はいいですね。

  • 伊藤博文暗殺記録 安重根・その思想と行動

    元旦から読み始めて1週間の予定で読了と思っていたが、10日もかかってしまい今回は疲れた。 明治43年の裁判の実録を旧字体、上下二段で書かれているのを読むわけだからね。 さすがに読めない漢字も多く、先ず、朝鮮名や駅名、地名が読めない。 更に、例えば金(かね)と金(キン)と言う具合にルビがないので、読み辛い。 事件は明治42年10月26日、哈爾濱駅ホームでロシアの大蔵大臣と共に兵士を閲兵する中、安重根に三発の銃弾を浴び約30分後に伊藤博文は絶命した。 他に随員三名も銃弾を浴び重軽傷を負っている。 私が読める朝鮮名は主犯の安重根(アンジュングン)だけで、他に登場する朝鮮人、韓国人の名は一切読めない。…

  • フェルナン・クノップフ 1858年9月12日-1921年11月12日

    フェルナン・クノップフ 《シューマンを聞きながら》(1884年) 《 ジャンヌ・ケフェール》(1885年)ポール・ゲティ美術館 《The Garden》(1886年) 《Incense》(1898年) 《Memories or Lawn Tennis》(1889年) 《ルグリット・クノップフ》(1887年) ベルギー王立美術館 《見捨てられた街》(1904年) ベルギー王立美術館 ブリュージュの門』1904年頃、クレメンス・セルス美術館 ブロンズ像のメドゥーサ。 ベルギー象徴主義を代表する画家フェルナン・クノップフ初期の代表作。 ロマン派を代表する音楽家のひとり、ロベルト・シューマンの曲を室内…

  • ジェニファー・ロペス Part.4

    2014年 2016年 2021年 2019 2021 アナタ、本当に鍛えてますよね。年を感じさせないプロポーションでセクシーです。ヒップラインなんか素晴らしいです。 一度、付き合ってもらえませんか。

  • ギュスターヴ・カイユボット Part.3

    《バルコニーの男、オスマン大通り》(1880年) 《田舎の肖像》(1876年) 《キャフェにて》(1880年) 《イエール川畔の釣り人》(1878年) 《ジャンヌヴィリエの草原》(1888年) 《店先の果物》(1882年) 《プティ=ジャンヌヴィリエのリチャード=ガロと犬》(1884年頃) 個人蔵 《アルジャントゥイユの帆舟群》(1888年) オルセー美術館 《イエール川、飛び込み台の男》(1878年) 個人蔵 花びんの黄色いバラ』1882年 ダラス美術館 この人は印象派のグループに属しているが、画風は写実的で中には私の感性に合っているのもある。

  • ジェニファー・ラブ・ヒューイット 1979年2月21日 -

    アメリカ合衆国テキサス州出身の女優、シンガーソングライター、プロデューサー、監督で、実はM・ステにも出演したこがあるんです。 www.youtube.com

  • アンドレアス・アーヘンバッハ 1815年9月29日 - 1910年4月1 日

    アンドレアス・アーヘンバッハ 《氷上に狩人のいる冬の風景》個人蔵 《夜のヴェネツィア》個人蔵 《満月の波止場》(1896年)個人蔵 《船のある夜の海岸》(1890年) 《引き潮》(1849年)ウォレス・コレクション 《蒸気船》(1878年)個人蔵 《森》(1843年)個人蔵 《船のある月夜の海岸》(1874年)個人蔵 《月夜ノルウェー海岸》(1848年)クロッカー美術館 《荒海から港への帰還》 19世紀のドイツの風景画の父と言われる人らしいが、寧ろ海洋画家と言ったほうが相応しいような。 先ず、海のそれも海岸近くの絵を描くことが得意な画家のようだ。 つまりは肖像画なり人物像というのがない。

  • バスカヴィル家の犬 コナン・ドイル

    口から炎を吐く、という魔犬の伝説が伝わる富豪のバスカヴィル家で、当主のチャールズ・バスカヴィル卿の死体が、屋敷の敷地内の小路で発見された。死体に暴行を受けた痕はなかったが、その顔は苦痛にゆがんでいて、表向きには心臓発作による病死と発表された。だが卿の死体のそばには、巨大な犬の足跡が残されていた。 小説の舞台となったダートムアの沼地 ということですが、シャーロック・ホームズものを中学以来、久々に読んだ。 併し今読むと少し違った感覚になるね。 例えば刑事、警察ものだと、それこそどぶ板式にいちから操作していくわけだが、名探偵ホームズの手にかかると、状況証拠、証人の意見などで、大方の目星が初めからホー…

  • エドヴァルド・ムンク part8

    《生命の踊り》(1899年) 《アモルとプシュケー》 《地獄の自画像》 《家壁の前の自画像》(1926年) 《タバコを持つ自画像》 《安楽椅子のそばのモデル》(1919年-1921年) 《声》(1893年) 《Train Smoke》 接吻』1895年 ムンク美術館最近、ムンクに対する考え方が変わってきた。 叫びだけじゃないんだぞと。 とは云うものの、何だかね、この適当に描いているような手法はなんとかならないのかね。 本来、リアリズム絵画が好きな私としては、どうも好感が持てない。

  • 停電の夜に ジュンパ ラヒリ

    みなさん、この本知ってますか。 ある人から「読むといい」と言われた10冊に挙げられた中の1冊ということで読んでみました。 毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦──「停電の夜に」。 観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻──「病気の通訳」。 夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編で、作者はピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家ですが、どうもね、文学賞を総なめなんて言われているが、どれも家庭的な話というか夫婦の不和が多い。 これがピュリツァー賞か、私には三日前の…

  • 訃報 シドニー・ポワチエ(94)

    敬愛するシドニー・ポワチエ(94)が亡くなった。 本当に彼の作品はどれも忘れることのない素晴らしいものだった。 「手錠のままの脱獄」(58年) 「野のユリ」(63年) 「夜の大捜査線」(67年) 「招かれざる客」(67年)など。 黒人初のオスカー受賞、大統領自由勲章、バハマ駐日特命全権大使と輝かしい経歴でもある。 天国では先に逝った名優たち、トニー・カーティス、ロッド・スタイガー、スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘプバーンもお待ちかねだ。存分に映画の話をして下さい。合掌!

  • 熟れてゆく夏 藤堂志津子

    初読みの作家で、表題作以下三篇の作品が収められている。 30年前の作品だが文字が浮き立つほど筆力を強く感じた。 著者は昭和24年生まれの独身だが、どの作品も性体験の豊富さを感じずにはおれない。 例えばこんな文章。 「最初のころは抱かれるたびに的確に彫りを深めていた快感の度合い、そろそろ変わりばえのしない一定線を引きはじめている。なんだか、もうこれ以上は期待できそうもなかった」 過去にこんな文章が書ける女性と付き合っていたら、間違いなく結婚したね。 ともあれ、直木賞の名に相応しい作家だった。

  • 小林清親 弘化4年8月1日〈1847年9月10日〉 - 大正4年〈1915年〉 11月28日

    《初夏の夜の九段坂》(1880年) 《隅田川夜》(1880年頃) 《東京新大橋雨中》(1876年) 《高輪牛町》(1879年) 《池之端花火》(1881年) 《神田明神》(1880年) 《川口善光寺雨晴》 桜の木の下で眠る平忠度』1884年 駿河町雪』1876-1881年 府中市美術館 この人の版画を見ていると江戸から明治に移り変わる東京が、羨ましくもある。 タイムマシンがあったら是非にも一度は行ってみたい街だ。 車も電気も排気ガスもない時代の日本。 嗚呼、美しきかな江戸。

  • 年末恒例の阪神古本市

    去年、恒例の阪神古本市に行って来た。 猛烈な寒波が近づいているので、腰痛を堪えながら一通り見て、以下の戦利品をゲット。 といっても、有難いような有難くないような。 これ以上、本を溜めてどうするってなもんです。 併し、行かざるを得ない。 『ファン・ゴッホの手紙』以前、岩波で全3巻を読んだが、これは伏字を開示とあるので、記録文学として評価の高い、その全貌を疲れるけど読むとするか。 『マーク・トウェイン自伝』これもまた上・下二段で長い本だが、読友お薦めの本。 『愛は死と共に』ご存知、太宰と心中相手の山崎富栄の手記だが、これも文庫で読んでいるが、その初版本を見つけた限りは買うしかない。 『離縁』色川武…

  • 怨歌劇場 野坂 昭如 滝田 ゆう

    滝田ゆうさんの漫画本を読むのはこれで三冊目だが、今回は野坂昭如の文に対して絵を描いているようだ。 本来、この人のノスタルジックな物思いに対し好感を持っているのだが、作は野坂作品とあって、やや、エロチックなものが多い。 これまで一度も、野坂文学を読んだことはないが、彼はテレビに露出することが多く、いつしか個人的にはあまり好きなタイプではなくなった。 だからという訳ではないが、これといって印象に残る作品はない。

  • ヴィルヘルム・ハンマースホイ 1864年5月15日–1916年2月13日

    《自画像》(1895年) 《背を向けた若い女性のいる室内》(1904年) 《陽光(陽光に舞う塵)》(1900年)オードロップゴー美術館 《読書する若い男のいる室内》(1898年) ヒアシュプロング美術館 《コペンハーゲンのアマリエンボー広場》(1896年) 《5人の肖像》(1901年) 《ピアノを弾く女性のいる室内》(1901年) 《室内》(1898年) 《室内、ストランゲーゼ25番地》(1915年) 《芸術家の母の肖像》(1886年) 《若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ》(1885年) 白と黒を基調としたモノトーンに近い色使いと静謐な画面は彼独自のもので、ハマスホイの描く風景には…

  • 女経 村松梢風

    現代作家に村松友視と言う人が居るが、その祖父が明治22年生まれの村松梢風となる。12話からなる短編集で、それぞれに違った女が登場、12人の女との出会いと別れが書かれている。 意外なことに戦前の女はみな身持ちが固いと言っては大違い。 中年になった梢風は20代の女性と、どういう訳か簡単に出会っては直ぐに懇ろな関係になる。 別に脅したりすかしたりした訳でもなく、女の方にもその気があったようだ。 余程モテた男と言うしかない。 簡単に言えば女性遍歴の集大成だが、哀しいかな、女たちの別れがあっけなく、その後の消息も知れずとしているところが哀しい。

  • エドヴァルド・ムンク part5

    《オースゴールストランの4人の少女》(1903年) 《Inger by the Window》 《Landscape at the Sea》 《夕暮れ時の病気の気分、絶望》 《From Saxegårdsgate》 《星月夜》1922-1924年 ムンク美術館 《ザ スイリー》 《思想家》 (1907) 《浜辺のインゲル(夏の夜)》(1889)ベルゲン美術館 ムンクという人は、あまり絵に興味のない人は『叫び』ぐらいしか知らないと思うのだが、実は私もその一人であった。 しかし、かなりバリエーションも広く思いのままに描いている。 だが、主観では、どれを見ても『叫び』以上の傑作がない、どうだろうか。…

  • 喰いたい放題 色川武大

    ご存知かと思うが、色川武大には今一つ、『麻雀放浪記』でヒットした阿佐田哲也というペンネームがある。 朝だ徹夜という意味で、彼は博徒として鳴らし、また、映画、芸能、ジャズと幅広いジャンルに精通していた。 そんな彼は食道楽の作家がよく書く、喰いたい放題となるわけだが、高級料理が趣味という訳ではなく、とにかく雑多な物を食べ、エッセーにしている訳だ。 特別、食い意地が張っているわけでもない私としては、この手の本を読んでも触感が動くというわけでもなく、そうか、色川武大はそんな生活をしていたのかぐらいな印象しかない。

  • アルフォンス・ミュシャ Part.5

    《赤いケープ》(1902年) 《ハムレット》(1899年) 《四芸術(絵画)》(1898年) 《夏》(1896年) 《ルフェーブル=ユティール ビスケット シャンパン風味》(1896年) ポスター 《煙草巻紙 ジョブ》(1898年) 三浦コレクション(川崎市市民ミュージアム蔵) 《月桂樹》(1901年) 《ブニング・リバリー、夕暮れと夜明け》(1898年) 《イリュストラシオン1896-1897年クリスマス号》 《モラヴィア教師合唱団》(1911年) ポスター ミュシャさん、アナタの絵はイラストのポスター画と、スラブをテーマにした壮大な絵巻みたないものからなっている、二つに分かれますよね。 私…

  • 暗室 吉行淳之介

    よく知られているように吉行淳之介の父はエイスケ、母はあぐり、妹に女優の和子がいる。 そして私生活のパートナーが宮城まり子。 以前、宮城まり子の「淳之介さんのこと」を読んだが、それ以外、二人に関することは知らない。 また、第三の新人と言われる作家の中で、遠藤周作はそれなりに読んだが吉行淳之介の作品はあまり読んで来なかった。 併し、今回読んでみて、やはりというようにエロティックな濡れ場が多い。 当初、関係を持っていた女が4人いたが、残った一人と、のべつ幕なしという程ではなにしろ、女の了解を基に変態的な行為に発展していく様は、私としては何だかエロ小説を読んでいるような気持ちになり、あまり心地よいもの…

  • 読書をする女 Part.18

    Albert Rafols-Casamada 𝘏𝘦𝘯𝘳𝘪 𝘓𝘦𝘣𝘢𝘴𝘲𝘶𝘦 (1865-1937) ウィリアム・W・チャーチル(1858–1926)《長椅子で読書をする女性》(1905–10) ジャック(ヤアコフ)チャピロ(1887-1972) The Reader' by Marguerite Gérard 《キャンドルライトで読む》 Camille Corot 𝘔𝘢𝘳𝘤 𝘊𝘩𝘢𝘭𝘮é (b.1969) エドガー・マクセンス おはようございます。 私も読書記録を付けていますが、昨日までで2226日連続読書していて、人生最長じゃないかと思っている。 何しろ入院の時も欠かさず本持参で行くから怠っ…

  • アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック Part.6

    《ムーラン・ルージュのラ・グーリュ》(1891年) 《マルセルレンダーがキルペリクで踊る》(1895年) 《キス》(1892年) 《ル・バル》(1870-1880) 《ムーランルージュを出るジャンヌ・アヴリル》(1892年) ワズワース・アテネウム美術館 《疲労》(1896年) オルセー美術館 《フランソワ・ガウジ》(1886年) ビュールレ・コレクション 《小さな犬》(1888年) 個人蔵 ロートレックさん、明けましておめでとうございます。 ところでロートレックさん、アナタは自分の絵がこんなに有名になると思ってましたか。 また、友人のゴッホの作品を見てどう思っていたかお聞かせ願いたいものです…

  • スカーレット・ヨハンソン Part.12

    2008 2013 2018 2015 スカーレット、今年はどうあっても私の彼女になってもらうからね。覚悟してろよ、日本に連れて帰ってコメダで談判だ。 なるのかならないのか。 嫌と言うほど餅を喰わせて彼女にしてやる。

  • 明けましておめでとうございます。

    旧年中は、いろいろお世話になりありがとうございました。 12月は体調不良になり長期休養と相なってしまいましたが、今日よりまた復帰して更新していく所存ですので、また宜しくお願い致します。 体調はまだ本調子ではありませんが、頑張っていきます。 初日の出です。 私の場合、大吉と出ましたのでこれは幸先良い。 扨て、1月の目標を立てました。 以下、4冊を読もうと思うております。 何分、重厚長大な本なので4冊読めるかどうか。 先ずはこれから。 明治に書かれたもので全て旧字体です。 読めるのかおい、頼むぞ! ではみなさん、今年も余すところ365日、頑張っていきましょう!

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