ポットに3粒イタリアンパセリの種を蒔いたら10日ほど経っても芽が出てこないので、種が古くて発芽率が悪いせいだと思い、追加でバババババッと蒔いておいたら、みんな出てきました。どうしてくれるのよ。確か数年前にやったときもそんな感じだったような。発芽適温が結構高いのか?セリ科で直根なので移植できないとか言われているけど、小さいうちなら問題なくできます。しかしこんなに全部は要らないなあ。移植するのもめんどくさい。イタパセの株は結構大きくなり、夏にはわさわさ茂るので、1株あれば十分。縮れたパセリは結構苦くて薬味にしかならないけど、イタパセは炒め物にしたりして、普通の葉物野菜として食べられる。真夏のお助け野菜です。本来のパセリはこのまっすぐのイタパセで、縮れたものは後でできたと聞いていますが、日本では初めに縮れた方がポピュ...イタリアンパセリが密密
草刈機の音が嫌いだ。それに加えて草刈機の排気ガスのにおい。かなり遠くから流れてきて家の中に充満している。このにおいが苦痛。けど草を刈ってくれてる人がいるんだから、文句を言ってはいけない。ここだけの話である。本来自分が草刈機を購入して道端の草など刈らなきゃいけないのだけど、自分の家の草まで隣人に刈ってもらう始末である。けしからん。草刈っている人だって排気ガスのにおいは嫌いだろうけど私は特にあのにおいに弱いようで、子どもの頃は車の走る道路まで行っただけで気分が悪くなりバスに強烈に酔ったし今もガソリンスタンドで給油してるときは窓を閉めている。幸いにも最近充電式の電動の草刈機ができてるので、買うならそれだなと思う。けど、馬力が弱いと知人が言っていた。草刈機を使うのなんてみんな嫌いだろうと思うのだが中には好きな人もいる。...草刈機
ノビルの芽はニンニクの芽ではありません。ノビルとニンニクは別の植物です。でも、同じように食べられるのです。芽と言われますが本当は「花茎」。つまり、花の付く茎のこと。野菜として売られているニンニクの芽は、先端の花の部分が切り落としてあるのです。今、ノビルの芽が旬。葉は目立たなくなっているのに、花茎がにょきにょきと、あちこちに出ています。軽くゆでてから炒めると、ニンニクの芽のように少し甘みがあり、歯ごたえもいい。細いのでちょっと草っぽい感じはありますが。また採ってこようと思います。ノビルは芽も葉も鱗茎(球根のようなところ)も食べられるお得な野草です。ノビルの芽はニンニクの芽
密である。豆が密である。一体どうしてこんなに密植するのか。豆を蒔くなら2、3粒を一緒に。それを30㎝ぐらい離して。それが日本人の常識。だと思う。しかし、所はラオスである。こんなに蒔いたら種代がもったいないではないか。それがこんなに出てきたら間引きしてその芽を食べるしかないだろう。で気がついた。豆苗だよこれは。日本で数年前からスーパーに並んでいるパック入りの豆苗。そのメーカーはもやしのトップシェアを誇る我が町のサラダコスモだ。もやしの発想からその会社が豆苗を考えたのかと思っていたけど、豆苗の発祥の地はラオスだったのか。スーパーで売っているパックの豆苗は、根をとっておいて水をやるとまた芽が出てきて食べられる、というのはよく知られているだろう。我が家でもそうして育てて一昨日切って食べたのだけど、この時点で収穫すると、...密植する人々
昨年はうちの地方は梅が不作で、うちの梅もバケツ2杯にも満たないほどしか採れなかった。今年はかなりなっている。あまりなってほしくない。昨年ぐらいでちょうどいい。そんなになってくれても食べきれないからだ。山間地の先輩女性たちは「全部採らなくていいんだよぉ、そのままほっときゃあ」と言われるのだけど、採らないと悪いことをしているような気持ちになる。したがって、1か月後に訪れるその時期を思うと憂鬱である。せいぜい作業しやすいように木の下の草を刈ったり要らない枝を落としておきたいものだ。しかしそれも、思うだけで結局その日を迎えてしまいそうな悪い予感がする。今日は雨で庭の草など取れないので(やった!うれしい)、この機会に思い切って、前に漬けた梅酒と梅ジュースの梅を引き上げたのだった。もう、どれだけ食べても食べても、梅は切れる...梅とたわむれる
ジャーマンアイリスは花菖蒲と同様、いろいろな色のものがつくられて売られている。今日は近所の家の庭先に薄いオレンジ色のものを見つけてハッとした。青系じゃないと許せない気がするのだが、意外にもその花はきれいだった。また別の家には大型のクリーム色のがあった。その形は、私が子どもの頃の家の庭にあった「イチハツ」と全く同じで、イチハツってジャーマンアイリスと同じものなのかなと思って調べてみたら……。私の思っていたイチハツは、イチハツではなかった。ドイツアヤメといい、要するにジャーマンアイリスである。子どもの頃、チューリップがはらりと散るころにその「イチハツ」が咲きそろった。白と紫があり、いささかもったりしているのだが、花壇の端にずらりと並ぶさまは、春から初夏へと光がきらめき始める季節の情景として、色鮮やかに脳裏に刻まれて...ジャーマンアイリス・ドイツアヤメ
アプローチの石段を下りていったら、小さな花がたくさん落ちていた。昨日の雨で、コバノガマズミが散り始めたのだった。径6mmぐらいの梅型の花びらの散るさまは、ちょうどスパンコールを散りばめたようだ。コバノガマズミってこんな花だったんだと改めて気づく。花弁がこのようにつながっている花は意外と少ないと思う。桜も椿も、花弁は一枚一枚離れている。ハコベもアヤメもチューリップもスミレも離れている。くっついているものといえば、キキョウやリンドウがある。コバノガマズミは以前の分類(クロンキストン体系)ではスイカズラ科だったのだけど、今(APG体系)の分類ではガマズミ科になった。スイカズラは花が筒形になっていて、ガマズミとは全然花の形が違う。けれども、花の形のことを言い出すと、オミナエシなんかもスイカズラ科に入ってしまったのだから...純白のコバノガマズミ落花
いまだかつて見たこともないような混雑だった、5月1日のホームセンター。駐車場の空きを探すのも大変なほど。こんな地方のまちに、こんなにたくさん人がいたのかと驚く。この時期にホームセンターに来る人の大部分は、園芸コーナーにいる。野菜や花の苗を、みんなGWに植える。外出できない日が長期化するので、みんながガーデニングや家庭菜園に精を出すことは予想していたのだが、いやはや、すごい。お客さん同士離れて買うことなんて不可能であった。そういう私は、手袋と土を買ったのだけど、普通のそのまま使える園芸用土は売り切れで、黒土を買うしかなかった。うちの前には「市民ふれあい農園」という遊休農地を活用した貸し農園がある。1区画が1畝(せ)(=30坪、100㎡)で、2区画借りている人が多く、現在の利用者は7名である。そこに接した2坪ほどの...大賑わいのホームセンター園芸コーナー、コバノガマズミ
アサツキを掘ったら球根になっていた。紫色でコロコロしている。紫色になるのは今どきだけらしい。球根というのは愛称(?)的言い方であって、正式には鱗茎である。玉ねぎと同じで、どこまでも剥ける構造になっている。アサツキは本当によく増えます。取り急ぎ。*ラッキョウ・アサツキ・ノビル・ひともじ等アリウム亜科(科・属)に関する記事">以下のもの以外にもあります。このブログ内で検索してみてください。■ラッキョウ、アサツキ、ノビル(2)2020-04-29 植物■雪と、冬のらっきょうとあさつき2017-02-09 植物■ラッキョウ、アサツキ、ノビルの見分けネギ科というか2013-04-29 植物■ラッキョウとアサツキ2013-04-24 植物■ノビルの花、ラッキョウ、アサツキ2012-05-30 植物■ノビルで、ひともじのぐる...今どきのアサツキの球根は紫がかっている
昨日の記事でうっかりミス。うちの横にある山の桜2種、あとで咲く方がカスミザクラ。(昨日の記事でヤマザクラと書いた。訂正済み)標高600~700mあたりでは、まだ満開のがあります。カスミサクラは葉が黄緑色で、どことなく清涼感があります。少し高いところではカスミザクラが満開
周りの雑木林がスモーキーな薄緑色になっていることに気づいた一昨日。コナラとアベマキの新緑だ。本当に薄い緑色のや、少し黄緑の濃いものや、少しずつ違う色を帯び、その中に散り残るピンクの桜。コナラの芽は間近で見ると真っ白な毛におおわれていて、ビロードのように光っている。それがスモーキーな新緑の色を作り出す。新緑の色はもちろん地域によって違う。山の植生が違うためだ。もう少し北に行くとコナラよりもミズナラが多くなり、白っぽい色が減る。また、関東の方はアベマキではなくクヌギがあり、クヌギの新緑は濁った緑色でアベマキとはずいぶん違う。南に行けば常緑樹が増えてコナラやアベマキのようなスモーキーな明るい色は減る。この地域の新緑は日本一なんじゃないかと思う。特に、山桜が多いのではなやかだ。うちの横にはカスミザクラとヤマザクラがある...雑木林の新緑始まる
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