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2017/06/01

  • 川下公園のライラックと新北のうた暦と

    曇り。最低気温9.0℃、最高気温12.3℃。昨日の夕方、家人と川下公園へ。ライラックは見頃を終えてはいましたが、まだまだ良い香りを辺りに放っていました。ライラックは札幌の木に指定されています。それにしても、この時期に藤やライラック、レンゲツツジなどツツジの仲間、栃の木の花、ヤマボウシ朴の木の花等々が一斉に花を咲かせるのです。今年は梅の花を見に行くことができずに、終わってしまいました。ですから、なおのこと、例年のように川下公園のライラックを見ることができたことを嬉しく思います。牡丹がこの辺りの庭先にも咲き始めています。白い牡丹はまだ目にしていないのですが・・・・。「うしろには白き牡丹のある気配」の句の「気配」に何か殺気のようなものをイメージしてしまいました。解説にあるように「精いっぱい咲いている私を見て」と...川下公園のライラックと新北のうた暦と

  • 開拓の村へと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温10.5℃、最高気温17.4℃。午後から北海道開拓の村へ。30日の朝に高校生の団体が来られるそうで、十数名のボランティアの一員として1時間の解説をすることになりました。そのための下見も兼ねて、藤やハマナスの咲く開拓の村へ足を運ぶことに。活動日以外にこうして村の中を歩くのもまた、自由度が高くて良いものです。建造物の庭先や村内に咲く花をもゆっくり眺めることができました。限られた時期に一度きりの命を咲かせる、という場面に立ち会えるのも巡りあわせなのかと思います。今日は五月の風に吹かれながら、いつのまにか、村という絵本の世界に紛れ込んだ気分で歩くことになりました。もうすぐ、開拓の村のニセアカシアの花が咲き出します。良い香りを放つ、白い花です。その白い花が雨のように散る場面を思い浮かべながら、この歌を...開拓の村へと新北のうた暦と

  • 雨の降る日に

    雨時々曇り。最低気温11.3℃、最高気温17.9℃。ナナカマドの花びらが散って道に落ち、雪がさらりと降ったかのように見えました。終日、雨が降ったり止んだりしていました。午前、野幌森林公園へ。本日の初顔はユキザサ。タンポポは多くがワタボウシとなっています。過ぎていった時間の波。慌ただしかったけれど、無事に乗り切ったななどと思いながら、暖かく、しっとりした森の中を歩いてきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。今、我家の周辺でもリラ(ライラック)の花が満開です。良い香りも持ち合わせている花です。作者は日本海側にある岩内町在住とのこと。掲句は解説にあるように「潮の香りとともにそこはかとなくリラの甘い香りが紛れている。」と締めくくられています。リラと潮の香りに心を留めることができる暮らしのあり様が想像できる...雨の降る日に

  • 野幌森林公園とエゾハルゼミと

    晴れ。最低気温7.1℃、愛好気温21.4℃。ヒメヘビイチゴオオハナウドエゾハルゼミ御前中、野幌森林公園・ふれあいコースから大沢コースを少し歩いてきました。緑色が濃くなってきています。オオハナウドの花が咲き始めています。森の中はエゾハルゼミの大合唱。その本人というかエゾハルゼミを初めてカメラに収めることができました。頭の上で鳴いていたので、葉の間の枝付近に留まっていたところを確認できて嬉しかったです。エゾハルゼミについてウキペディアから一部。エゾハルゼミ(蝦夷春蝉、蝦夷春蟬、学名:Yezoterpnosianigricosta(Motschulsky,1866))は、カメムシ目(半翅目)セミ科ハルゼミ属に分類されるセミの一種。特徴的な鳴き声を持つ小型のセミで、ブナ林などの落葉広葉樹林に生息する。形態体長はオ...野幌森林公園とエゾハルゼミと

  • 「クラシック音楽講座」と新北のうた暦と

    晴れ時々曇り。最低気温6.1℃、最高気温13.7℃。午後から江別市コミュニティセンターホールへ。14時から15時まで、「クラシック音楽講座」と題するコンサートが催され、参加してきました。プログラムにそって、舞台は進められていきます。プログラムノートには曲の解説が記されていて、理解が深まりました。若いお二人の女性によるコンサートは美しい調べに華やかさも添えられ、心が穏やかになるものでした。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。リズムに乗って読み進めていくと心が明るく澄んでくるような気がします。作者のまっすぐな眼差しと優しさが感じられました。我家の庭にもスズランが咲いています。この花の咲く北海道の今頃は爽やかな日に恵まれることがなるほど多いかもしれません。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日とな...「クラシック音楽講座」と新北のうた暦と

  • 「しのつ河畔林」春の観察会へ

    雨時々曇りのち晴れ。最低気温9.7℃、最高気温14.4℃。我家から車でおよそ30分のしのつ河畔林へ。春の観察会と称するイベントが催され、へ家人と参加してきました。私たちを含めて、24名の参加です。最初に酪農学園大学の先生による講義を受け、その後、同先生の解説を伺いながら河畔林を散策してきました。オオアマドコロ、コケイランは今季初めて見ることに。美しい林が形成されていて、散策路も歩きやすく整備されていて豊かな自然が育まれた良い所だと思いました。イベント終了後はそば天国にて「長いも変わり揚げそば」のランチタイム。少し冷えた身体に暖かく滋味のあるお蕎麦がたいそう美味しく感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「しのつ河畔林」春の観察会へ

  • 五月の爽やかな日に

    晴れ。最低気温13.1℃、最高気温21.9℃。旧札幌停車場には映画「ゴールデンカムイ」のロケで用いられた橇が展示されています。本日の午前中には新潟県・宮城県からお越しの男性2名の方に市街地群、漁村群、農村群、そして、山村群をご案内しました。午後からは新潟県から来られた女性の方と市街地群から漁村群を巡り、お話させて頂くことに。二組の皆さんはワタクシの話にけっこうな時間、耳を傾けて下さり、有難かったです。今日は北海道の五月の中でもとびきり爽やかな日となりました。暑くもなく寒くもなく、優し気な光に包まれた村内は自然と建物が一体となり美しい景観となっています。五月ならではの村を巡る中で、何か心に残るものがあったならばこんなに嬉しいことはありません。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように...五月の爽やかな日に

  • ふじのき公園と南町公園へ

    晴れ。最低気温4.0℃、最高気温18.5℃。ふじのき公園の藤は地面から30㌢ほどのところに咲いています。なぜか、十数年前にこの地に越してきた時からその状態でした。おそらく、藤棚が壊れたのかと・・・・。ふじのき公園なのに藤がないのは淋しすぎるので、この状態であっても咲き続けてほしいものです。それから、南町公園へ。桜の花は散った後にしっかり実をつけていました。春はいっときですが、その短い間に花々を咲かせて、散らし、実を結ばせようとする自然の力には目を見張るものがあります。そして、冬季期間は止められていた南町公園の水飲み場が無事に復活していました。水場が公園にあるということは何と心を落ち着かせるものかと思います。ただ、ちょっとがっかりしたのは、そこに注意書きが添えてあったことです。故意に水飲み場を汚してしまう誰...ふじのき公園と南町公園へ

  • 雨のち晴れの涼しい日に

    雨のち晴れ。最低気温8.7℃、最高気温14.8℃。作文サークルの皆さんと作品についての感想を交わすなどした後、ランチタイムとなりました。本日も五目チャーハンを頂くことに。出かける時に降っていた雨も、帰りには止み、庭の紅白の木瓜がお出迎えです。帰宅後、少しお昼寝。刺激を受けるなどで、普段使わないエネルギーを使っていたからかと思います。つまり、心身には良かったということでしょう。夕方にはすっかり晴れた空が茜色に彩られていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雨のち晴れの涼しい日に

  • 「手打ちそばと定食膳いっきゅう」、そしてギンランと

    晴れ。最低気温7.6℃、最高気温21.1℃。市内高砂町の「手打ちそばと定食膳いっきゅう」にて家人とランチタイム。今日はたぬきそばを頂きました。「厳選した道産そば粉と江別産小麦で丹念につないだ手打ち二八そば」と表看板にしたためられていることからもお店の意気込みが伝わってきます。細めの麺仕立てがつゆをからめやすくしていたからか、口の中で麺とつゆが馴染み、双方の味が引き立て合っているように感じました。美味しかったです。ギンラン夕方近くに野幌森林公園へ。ふれあいコースのいつものところでギンランを見つけました。毎年、かわいらしい白い花をつけるランです。不思議なもので「ある」と思って探した本日は、すぐに見つけることができました。「ある」と思ったのは、他の方のブログでこの森のギンランをアップしていたという情報を昨日、得...「手打ちそばと定食膳いっきゅう」、そしてギンランと

  • 緑に染まる北海道開拓の村へ

    晴れ。最低気温10.4℃、最高気温20.2℃。旧来正旅館五月晴れ開拓の村へ。今日は「館長と一緒に村散歩」という解説講座に参加。20人ほどの方々と旧来正旅館と旧近藤染舗の建物を館長さんの饒舌な解説を伺いながら見学してきました。普段は上がることができないそれぞれの建物の2階の部屋を見ることが許され、記憶に残そうとカメラの力を借りることに。旧近藤染舗の2階に上がることができたのはボランティア活動5年目にして初めてです。こういうご褒美のような経験ができることもあるので、解説講座にはできる限り参加しようと思っています。さて、講座終了後は開拓の村の農村群と山村群まで足を延ばしてきました。村のあちこちが美しい緑色に染まっています。時おり吹き渡っていく風は優しく、美しい五月の村を何も考えることなくのんびり歩いてきました。...緑に染まる北海道開拓の村へ

  • 南幌町の田園と「自家製麺おお田」へ

    晴れ。最低気温10.5℃、最高気温24.7℃。朝ラーメンしょうゆ味淡口家人と南幌町にあるラーメン店「自家製麺おお田」へ。このお店は令和4年9月15日に開店したそうです。朝ラーメンが売りらしいこのお店の営業は、朝の6時から午後2時まで。私たちは8時頃、到着。この時点では待ち時間なく滑り込んだのですが、この後は数名の方々が待ちの状態でした。メニューの中の「朝ラーメン」は通常のものより麺が少なめの設定だったので、私にはちょうど良かったです。自家製麺で煮干し仕立てのつゆがさっぱりした味わいで朝の食事には向いていたように感じました。さて、お店を出た後は南幌町の風景を楽しむことに。目を引いたのは苗植えが済んだ田んぼです。水をたたえた田に緑の苗が几帳面に並んでいる様は潤いの中にも筋がきりりと通っていて美しかったです。こ...南幌町の田園と「自家製麺おお田」へ

  • 御衣黄の花

    雨時々晴れ時々曇り。最低気温11.9℃、最高気温17.2℃。江別保健所の敷地内に咲く御衣黄を見てきました。黄緑色から部分的にピンクへと色が移り変わる不思議な習性を持つ花です。今年はたわわな花が満開の時を迎えていました。このようにたくさんの花で盛り上がる御衣黄を見たのは初めてのような気がします。まるで、コロナ禍で大変だった時期を経て、少し落ち着きを取り戻した保健所をねぎらうかのようだと思いました。ギョイコウ(御衣黄、学名:CerasusSato-zakuraGroup‘Gioiko’Koidz.)は、バラ科サクラ属の植物。オオシマザクラを基に生まれた日本原産の栽培品種のサトザクラ群のサクラ。名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため。別名は「ミソギ(御祓)」。ウキペディアよりそれで...御衣黄の花

  • 国営滝野すずらん丘陵公園へ

    晴れ。最低気温10.2℃、最高気温21.8℃。青空が広がる本日は最高気温が21.8℃と初夏の様相となりました。午後から家人と我家から車でおよそ50分の国営滝野すずらん丘陵公園へ。園内の一画にあるカントリーガーデンには156品種、約25万本のチューリップが見頃を迎えていました。中央口ゲートが最寄りの「虹の丘」には虹をイメージした色のチューリップ配されています。一色のエリアにつき、開花期の違うもので6品種が植えられているとのこと。開花をずらすことでより長い間、虹の配色を楽しめるように工夫されているのだそうです。中央口近くには、『TAKINO』の文字看板や牧草ロールといった虹の丘をバックに写真を撮れるスポットも用意されていました。また、東口ゲートが最寄りの「彩の丘」は混色植えによるデザインで、これは全国的にみて...国営滝野すずらん丘陵公園へ

  • 「手打ち蕎麦 神楽坂」と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温9.7℃、最高気温20.3℃。市内大麻ひかり町40の2の「手打ち蕎麦神楽坂」へ。このお店に足を運んだのは2回目です。1度目はコロナ禍前のランチタイムでお店は大混雑。待ち時間は1時間以上でした。天ぷらそば(冷たいそば)を注文して、天ぷらの存在感に肝心のお蕎麦の味が分かりづらかったと記憶しています。それで、この度はかけ蕎麦を頂きました。こだわりのお蕎麦も出汁の効いたつゆも美味しく大満足です。午後から習い事の帰りに野幌森林公園・ふれあいコースを通って我家へ。風が吹くたびに木々の葉が裏返っていきます。風の通り道の葉が次々翻っていくのを愛で追いながら歩くのも楽しい事でした。まさに五月の風の中を歩いてきたこともあり、本日の新北のうた暦の「風五月」がすーっと心に入ってきました。解説は「青春という初心に返ろ...「手打ち蕎麦神楽坂」と新北のうた暦と

  • 陽気に誘われて野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温4.0℃、最高気温20.8℃。ホウチャクソウダイコンソウ午後から野幌森林公園へ。陽気に誘われて、大沢口から大沢コース、エゾユズリハコースを歩いてきました。新顔は大沢コースのホウチャクソウと通りすがりの方に教えて頂いた緑色がかったニリンソウです。エゾユスリハコースではダイコンソウをカメラに収めることができました。我家に戻った後はキンピラゴボウ、ひじきの煮物、これらを使った混ぜご飯作り。卵焼きとサラダとお味噌汁を加えて夕食の食卓となりました。そして、安平町のノーザンファームで誕生した白馬ソダシの短歌が掲載されていました。このソダシのことはうっすらと記憶しています。希な白馬でしかも牝の競走馬のソダシ。最後のGI勝利は2022年5月15日だったそうです。北海道で誕生したという白馬。点になるまで大草原...陽気に誘われて野幌森林公園へ

  • 野幌森林公園に五月の雨降る

    雨時々曇り時々晴れ。最低気温13.3℃、最高気温14.9℃。コンロンソウ静かで暖かな雨降る野幌森林公園へ。大沢口付近の駐車場にはわずかに4台の車があるだけでした。人影があまりなくひっそりとした森の中では野の花が咲いています。四月でも六月でもない五月の雨に濡れながら・・・・。人気がなかったからか鳥たちのさえずりがいつになくはっきり聞こえたような気がします。森を訪ねる時は他の動植物たちのお邪魔にできるだけならないようにしたいものだと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園に五月の雨降る

  • オーロラ出現の道内各地

    曇り。最低気温12.7℃、最高気温18.4℃。北海道新聞本日付けオーロラは太陽から放出されたプラズマ(電気を帯びた粒子)が地球の大気と衝突する際に発光する現象。また、「太陽フレア」とは太陽の表面で起こる爆発現象。この「太陽フレア」が頻繁に発生している影響で、世界各地でオーロラが観測されたそうです。道内でも11日夜、広い範囲でオーロラが出現したとのことで、本日、テレビでも放映されていました。遠い昔にオホーツク管内でオーロラを見たことを思い出しました。西の空が夕焼けとは違って、いつまでも赤いままで暮れていかなかったという印象があります。オーロラは美しく神秘的ですが、この現象の引き金となる「太陽フレア」が頻繁に起こっているという太陽は、大丈夫なのでしょうか。心配になってしまいました。それでは今日はこの辺で。明日...オーロラ出現の道内各地

  • 北海道立図書館へと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温10.6℃、最高気温19.7℃。北海道立図書館へ。館内で3冊の本をセルフで借りることに。図書館前の庭の小道を通って国道12号線へ向かう付近にタンポポの群落がありました。タンポポの群落は芝生のアクセントになり、見る側にしてみれば美しい景観をもたらしてくれています。ただ、この空間にタンポポが必要ではないという立場から見れば、どうなのかななどと思ってしまいました。我庭であれば、引き抜かれる運命にあるタンポポを愛でている自分は勝手なものだなと恐縮です。そんな思いを持て余しつつ、国道12号線沿いの歩道を新緑を眺めながら歩いてきました。そして、明日の母の日を前にした本日の新北のうた暦の掲歌です。我家にもすでに母の日のプレゼントが届き、有難いことだと思いつつ、花を愛でているところです。解説は「妻子への優し...北海道立図書館へと新北のうた暦と

  • 開拓の村と百合が原公園へ

    晴れ。最低気温7.0℃、最高気温17.2℃。午前は開拓の村・扇谷学芸員さんによる「森林公園の野鳥」というアカデミー講座に参加してきました。森林公園内にはおよそ154種の野鳥が見られるとのこと。国内では500種以上、道内では300種くらいだそうです。よく目にするカラスやスズメの大きさをイメージして手で幅を取った後、実際の大きさが描かれたものと比べると、私の場合はカラスが実物より小さめでした。野鳥のさえずりを、人の言葉に置き換えて、覚えやすくしたものが「聞きなし」とか。例えばホトトギスの「テッペンカケタカ」など。晴れて、穏やかな春の日差しの中をいつになく、鳥の声に耳を澄ませて歩いた開拓の村でした。午後からは札幌の百合が原公園へ。今年も「ムスカリの道」を楽しんできました。ムスカリの群落がベースになりチューリップ...開拓の村と百合が原公園へ

  • 開拓の村・旧近藤染舗など

    晴れ。最低気温0.7℃、最高気温13.6℃。ハクサンシャクナゲ開拓の村のボランティア活動日でした。担当は旧近藤染舗。近藤染舗は今から126年前に創業した旭川で最も古い染物屋さんです。この建物は2代目の滝蔵さんがお店の繁盛に伴い店舗兼住宅を地元の大工さんによって大正の始めに建てたもので、昭和58年10月まで当地にあったものを開拓の村に移築復元したものです。染物店という生業を来村者に少しでも実感してもらおうと「ミニ染物体験」と称して、栞の形の紙を藍染溶液に浸して「染める」というマジックに挑戦して頂いています。わずかな輝きを発する緑色から深い海のような藍色へ変容する過程はなかなか味わい深いものです。この度もその感覚を来村者の方々と分かち合えた気がします。さて、このお店の裏庭にはハクサンシャクナゲが満開の時を迎え...開拓の村・旧近藤染舗など

  • 野幌森林公園のタンポポは

    晴れ時々曇り時々雨。最低気温3.1℃、最高気温9.0℃。午前、野幌森林公園へ。夜半に降った雨で森の木々はきれいに洗われ、新緑が冴えわたっていました。新緑の森に優しい光が射しています。こわれそうな繊細さで春がおずおずとやってきて、謙虚にふるまっていた森の中では、ついこの間咲いたばかりのタンポポがもう綿帽子となっていました。北海道の春は短く、その中で一所懸命に為すべきことをしていたのだなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園のタンポポは

  • 緑の光に包まれた野幌森林公園へ

    雨。最低気温9.6℃、最高気温15.0℃。セントウソウ雨が降る前の午前中に、野幌森林公園へ。森は衣更えの手順をたがえることなく、今年もゆっくりと緑色の光をまとい始めました。そして、森が深呼吸をするたびに、新しい緑の風が次々に生まれていきます。素晴しい春の訪れ・・・。待ちに待った森の春を祝うかのように、鳥たちのさえずりがいちだんとにぎやかでした。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・緑の光に包まれた野幌森林公園へ

  • 南町公園に緑萌えだす

    雨時々曇り。最低気温12.2℃、最高気温17.9℃。朝から雨です。時おり、空が呼吸をし直すかのように、雨は止んだりもましたが、またおもむろに降り出しました。五月の雨は芽吹きを促すようです。潤いを与えられた大地は命を産み出していくのでしょう。午後から傘をさして、近くの南町公園を歩いてきました。ヒトリシズカ、スミレ、ニリンソウが咲いています。南町公園の階段下に繋がる道の両側は日当たりがあまりよくないので、野の花も一足遅く咲き出すようです。遅くなっても、咲くべき時を待って、その時が来たならば、しっかり花を咲かせるのです。「静かに為すべきことを為す」姿に凛とした生き方を見出し、そのヒントを教えて頂きたくなりました。五月の雨は公園の草木を潤していきます。しっとりした新緑の繊細さに見とれながら、優しい雨のゆくえを思い...南町公園に緑萌えだす

  • 北海道開拓の村・イベントのお手伝いへ

    晴れ時々曇り。最低気温8.9℃、最高気温17.7℃。大道芸人の実演今日は子どもの日。この日に因んだイベントが北海道開拓の村でも行われ、その一つの「かぶとづくり」のお手伝いに参加してきました。10時から休憩1時間を挟んで午後4時までです。子どもたちが対象でしたが、ご家族の方や外国の方々など大勢の皆さんが楽しんで下さいました。ゲームなどに興じているイメージが強い子どもたちが折り紙でかぶと作りを楽しんでいたのが何となく不思議に思えました。もともと折り紙好きだという子どもたちも数人居りましたが、そこまでではない子どもたちも興味を持って取り組んでいた様子。ひょっとしたら、子どもたちは親や祖父母という大人に見守られているということで折り紙に取り組むモチベーションが上がっていたのかもしれません。もちろん、手軽でありなが...北海道開拓の村・イベントのお手伝いへ

  • 五月の北海道開拓の村と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温2.1℃、最高気温18.2℃。午後から開拓の村へ。桜の時期は早くも過ぎていましたが、緑が萌え出た村は美しかったです。五月の風はやはり、緑色でした。爽やかな昼下がりの村の山村群を久しぶりに歩いてきました。野の花がひっそりと、しかし、凛とした佇まいで迎えてくれたのが印象に残っています。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。優しさが立ち上がってくる歌だと思い、心惹かれました。開拓の村の桜はまさに葉桜の様相で、一仕事終えたところです。そこに五月の雨は降りそそぐのでしょう。そのような場面を想像しながら掲歌を読み返し、「五月の雨は殊更やさし」に心をつかまれました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。五月の北海道開拓の村と新北のうた暦と

  • 「こぐま座」にての能登半島地震チャリティー公演へ

    晴れ。最低気温8.7℃、最高気温19.2℃。「こぐま座」にての能登半島地震チャリティー公演へ。今日は人形劇「「銀河鉄道の夜」の音響を担当させて頂きました。会場にはおよそ四十数名が足を運んでくださったそうです。この公演が能登半島地震で被災された方々の少しでもお力になれたならば何よりと思っています。公演を終えた後、札幌駅北口付近の「CAFEdeCRIE」にてランチタイム。「ごま薫る豚しゃぶと菜の花の和風仕立てスパゲティ」セットを頂きました。菜の花の香りと色合いに春を感じながらのひとときをなりました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「こぐま座」にての能登半島地震チャリティー公演へ

  • 世田豊平川の桜と「手打ち蕎麦サラセン人の麦」へと

    晴れ。最低気温0.5℃、最高気温19.4℃。本日も義母の検診が無事に終わり、お部屋へ送り届けることが出来ました。その後、世田豊平川の桜を見に出かけることに。桜は満開の時を過ぎていたのですが、数本が美しい姿を留めていて、花見を楽しむことができました。ランチは摩周産石臼挽き粉を使用している「手打ち蕎麦サラセン人の麦」というそば店へ。初めて訪れたお店です。「山菜蕎麦」を頂きました。お蕎麦も出汁も山菜もすべて美味しかったです。お店のメニュー表の扉にあった詞書によると以下のように記されていました。蕎麦の原産は中国雲南省で、そこから各地に広まったとされています。ヨーロッパにはサラセン帝国を通じて伝わったと言われ、蕎麦粉のパスタやクレープがあります。イタリア語で蕎麦は(グラーノ・サラチェーノ)サラセン人の蕎麦といい、店...世田豊平川の桜と「手打ち蕎麦サラセン人の麦」へと

  • 札幌市こども人形劇場「こぐま座」へ

    晴れ。最低気温5.5℃、最高気温12.9℃。本日は札幌市こども人形劇場「こぐま座」へ。能登半島地震チャリティーイベントがこの「こぐま座」で3日から6日まで行われる予定です。3日は人形劇「銀河鉄道の夜」が公演予定となっているので、今日は10時から午後3時過ぎまで練習に励んできました。ワタクシは音響担当です。精一杯、努めさせていただこうと思います。「生きるとは」に続く「風の無き鯉幟」の脱帽です。解説にあるように、いつも元気に生きるのは難しく、「むしろ疲れ果てて垂れ下がっている日のほうが多い人生」になるほどと思いました。それでも生きてるのであり、「それでいいではないか。」にその通りだと。風のない日の鯉幟を見ると、元気がないと感じ、早く風が吹いてほしいと願ったものでした。でも、これからはだらりと下がったままの鯉幟...札幌市こども人形劇場「こぐま座」へ

  • 四月最後の日の野幌森林公園へ

    曇りのち雨。最低気温6.5℃、最高気温13.0℃。シラネアオイヒトリシズカアズマイチゲエンレイソウニリンソウ四月最後の日の今日は曇りのち雨でした。午後、ちょうど雨の降る前に野幌森林公園ふれあいコースから大沢コースを歩いてきました。シラネアオイ、ヒトリシズカなどは今季の初顔です。森に行けなかった少しの間に、次々と山野草の花々が咲き始めていたようです。見つけた時には懐かしい友に再開できたような気がしました。北海道の春は短く、山野草の花野顔ぶれも次々に変わっていきます。そのような花々との出合いもあり、雨が降る前のしっとりした森を歩くのもまた良いものでした。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「元どおりの元には戻らず」は解説にあるように普段の生活に於いてもありえることだと思います。特に、昨今の世の中の変わり様は...四月最後の日の野幌森林公園へ

  • やまびこ座での公演最終日と

    晴れ。最低気温4.4℃、最高気温14.3℃。やまびこ座での公演も無事に最終の日を終えることができ、ホッとしています。帰りの車窓からの景色です。美しい雲が広がる空は穏やかな表情に見えました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。やまびこ座での公演最終日と

  • やまびこ座公演2日目

    曇り時々晴れ。最低気温8.9℃、最高気温14.6℃。本日はやまびこ座公演の2日目です。無事に3本立ての公演を終えることができましたが、まだ明日の公演が残っているので緊張の糸を緩めるわけにはいきません。日が沈む頃、我家へ帰る途中にある北海道立図書館の前庭へ。桜の花は満開になっていました。我家近くの南町公園の桜はもう、満開の時を過ぎています。桜は一気に咲いて目を楽しませてくれますが、散り際もまた、潔すぎて目が離せません。特に散り際の「十分に咲き切ったので、思い残すことはございません。この辺でさようならしますね。」のような佇まいには憧れさえ覚えます。それ故からか、記憶に残る春の花の代表は何かと尋ねられたら、「桜」と答えるだろうなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・...やまびこ座公演2日目

  • やまびこ座公演初日

    晴れ。最低気温9.2℃、最高気温21.6℃。いよいよ公演初日を迎えました。14時から15時までで、最初は絵本『おかえし』(村山桂子さく・織茂恭子え)のパネルシアター、続いて人形劇「風の又三郎」、そして、人形劇「ねずみ経」の順での舞台でした。『おかえし』では読み手、「風の又三郎」では音響を、「ねずみ経」ではお坊さまと泥棒を担当しました。およそ1時間の公演予定の全てを無事に終えることができホッとしています。やまびこ座の玄関横の桜は明るい日射しを受けて満開となっていました。さて、帰りの車窓から眺めた高速道路からと北海道図書館前の風景です。ひと息ついて目にする景色には穏やかさのエキスが一滴、添えられているように感じました。明日の公演も14時からの予定。今日はゆっくり心身を休めて、明日、気を引き締めて自分なりに役目...やまびこ座公演初日

  • 花咲くやまびこ座へ

    晴れ。最低気温8.4℃、最高気温20.0℃。札幌のやまびこ座へ人形劇の練習に行ってきました。明日からの3日間の公演に備えてです。帰りは夕方になっていました。車窓から見た酪農学園大学の白樺並木が芽吹き始めの美しい萌黄色に染まっています。また、我家の近くにある南町公園の桜は満開となっています。いつの間にか春・・・のような今年の春です。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。花咲くやまびこ座へ

  • 春の雨降る開拓の村へ

    雨。最低気温9.9℃、最高気温13.5℃。今日はボランティア活動日でした。担当は旧広瀬写真館。この建物は大正の終わりから昭和33年まで岩見沢市内で営業されていた写真館を再現したものです。メキシコや香港などの外国から、兵庫県、東京都などの道外からそして、道内近隣の方々が足を運んで下さいました。お昼休みには傘を差して、村内を少し歩くことに。桜が咲き始め、薄緑色のレースがかけられたような景色が目の前に広がっていきます。あちらこちらにはこいのぼりの姿もあり、時折吹いてくる風にお腹を膨らませて翻っています。雨の開拓の村でしたが、待ち望んでいた春の訪れが感じられ、心温まるひとときとなりました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春の雨降る開拓の村へ

  • 公園の桜咲く

    晴れ時々曇り。最低気温4.0℃、最高気温16.3℃。習い事の帰りに南町公園の桜を見てきました。咲き始めたばかりの桜の花は元気いっぱいです。そして、本日の新北のうた暦の掲句は三部咲きの桜が詠まれています。三部咲きの桜を見て、「身の内にある暗渠」に水が流れ始めるのを感じる作者の感受性に心惹かれるものがありました。人は同じものを見ても、それぞれ心に思い描く世界は違っているというところに個性がにじみ出るのかなと思います。それゆえに、誰もが自分の心を塞いでしまわず、べた塗りしてのっぺりさせてしまわないようにと願うものです。個性は分かりずらいものですが、こうした短歌や俳句などの表現の分野に身を置くことでその実態が現れてくるのかもしれないと思いました。それでは、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように...公園の桜咲く

  • わか竹のお蕎麦とこいのぼりと

    晴れ。最低気温2.9℃、最高気温15.3℃。家人と久しぶりに江別市内野幌末広町にある「手打ちそばわか竹」へ。ワタクシはかけ蕎麦を頂きました。麺にも出汁にもこだわったこのお店のお蕎麦は喉越しも程よく、味良く、この度も大満足でした。錦山天満宮内にも鯉のぼりの姿がありました。錦山天満宮近くの野幌公民館横の桜がほころび始めました。そして、江別市河川防災ステーションへ。今年で21回となるこいのぼりフェスティバルの開催中です。長い間、千歳川をまたぐように掲揚されていたこいのぼりですが、築堤工事のため、昨年からステーション前庭に場所が移されています。そもそもこのイベントは市制施行50周年の記念事業として実行委が2004年に立ち上げたそうです。実行委は市自治会連絡協議会や江別青年会議所などで構成。今回、こいのぼりは市内の...わか竹のお蕎麦とこいのぼりと

  • 桂コースから大沢コース、ふれあいコースを

    曇り時々晴れ。最低気温5.3℃、最高気温10.9℃。今日は桂コースから大沢コース、ふれあいコースへ。桂コースでは今季初のカタクリとニリンソウの花を見つけ、頬が緩みました。どちらも1輪だけ花を咲かせていて、なんと貴重な出合いだったことかと思い返しています。また、桂コースではエゾリスが目の前1メートルのところに現れ、止まって餌を食べている様子でした。でも、シャッターを切る間もなく笹藪に突進して行ってしまいました。アカゲラやヤマゲラも近くに飛んできましたが、どこかへ。みんな、忙しそうな生き物たちでしたが、ワタクシはのんびり2時間ほどを森の中で過ごしてきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。雄大な大雪山を揺るがせるほどの鳥のさえずりは、解説にあるようになんと「スケールの大きな描写」だろうと思いました。北海...桂コースから大沢コース、ふれあいコースを

  • ふれあいコースと新北のうた暦と・・・

    曇り。最低気温5.1℃、最高気温9.5℃。アズマイチゲエンレイソウ今日は野幌森林公園ふれあいコースを一周してきました。先ずは、アズマイチゲに出合えたことが嬉しかったです。十年ぶりかもしれません。このような近くにあったのに、見落としていたようです。ふれあいコースを一周するのは久しぶりなので、新鮮でした。芽吹き始めた柳は薄い緑色のレースのカーテンのようになり、森の向こうを霞ませ、奥行きを感じさせる効果があるなと思いました。本日の北海道新聞の卓上四季には茨木のり子さんの詩や香山リカさんのエッセーが紹介され、環境が変わった人へのエールが綴られていました。思えば、「正露丸」は幼い頃から見たことがあるお薬だったと記憶しているのですが、「露」の文字からロシアをイメージしたことはありませんでした。翻って、ウクライナを侵攻...ふれあいコースと新北のうた暦と・・・

  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    曇り。最低気温5.7℃、最高気温8.6℃。エンレイソウネコノメソウふれあいコースのキタコブシが満開でした。この状態のキタコブシを見るまでは、コブシの花はいくら頑張って咲いていても、どこかから白い紙が飛んできて木に引っかかったような感じで、今一つだなと失礼なことを思っておりました。申し訳ありません。今日は心からお詫びして訂正させて頂きます。キタコブシの花は美しいと心から思います。その大きめの花の中心はほんのり紅色がさしていて、一つ一つを見ても凛としています。その花が木いっぱいに満開の時を迎えた様は遠くから見ても近くから見ても本当に美しいと感じました。思い込みはいけないものだとつくづく思い知らされた気がしています。物事を一つの視点からではなく、最低でも二つの視点から見ることを心がけようと思いました。風も強く、...野幌森林公園と新北のうた暦と

  • お寺の掲示板と定期検診と

    曇り。最低気温6.2℃、最高気温9.6℃。術後5年目にあたり、3か月ごとの定期検診の最終日となりました。経過が良好ということで、次回からは半年ごとになります。かなり、ホッとして肩の荷が降りました。ところで、本日もお寺の掲示板の言葉が染みました。「人生は、他人を負かすなんてケチくさい卑小なものじゃない」(岡本太郎)心のざわつきが他人と比べることから起こるのだとしたら、それを鎮める魔法の言葉のように思います。3回ほど唱えてみました。なるほど・・・・・。岡本太郎は大阪万博の際にシンボルタワーとして作られた『太陽の塔』の作者。そして、「芸術は爆発だ」という言葉を残しています。もみじランチタイムは新札幌の「鮨処春冬夏」にて。カウンター席を案内されたので、すし職人さんの握りの技を間近に見ることになりました。プロの腕を...お寺の掲示板と定期検診と

  • 北海道開拓の村へ

    雨時々曇り。最低気温9.4℃、最高気温12.4℃。秋山家キタコブシニワトコ雨の北海道開拓の村へ。今日は木曜班の全員活動日のです。今年度活動日初回とあって、学芸員さんの解説と活動の仕方を伺いながら村内を巡ってきました。午前は市街地群から漁村群、休憩を挟んで午後からは農村群を中心にお仲間と学ぶことに。一年が経つのは早いものです。いつの間にかボランティア活動、実質5年目となります。(コロナ禍2年を除いて)初心に帰って、学び直しをしよう・・・・・。忘れかけたことを何度も繰り返すことで、脳に留められたら・・・・。そんなことを、学芸員さんとキタコブシが満開の村内を歩きながらしみじみと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。北海道開拓の村へ

  • マクンベツ湿原の水芭蕉と「ぺこぺこのはたけ」へ

    晴れ時々雨。最低気温12.1℃、最高気温17.0℃。義母の通院の結果はとても良いものでした。骨折の手術後、退院してから初めての診察でしたが、98歳にして「珍しい回復」と医師に言わせしめた義母はやはりスーパーウーマンだったようです。早々と義母のお部屋へ送り届けることができました。気を良くして、家人と石狩川河口のマクンベツ湿原へ。水芭蕉は終わりかけのようでしたが、じゅうぶんに目を癒してくれました。こうして、マクンベツの水芭蕉を鑑賞することができ、有難いことだと思っています。蓬豆腐(今月の前菜)季節の小鉢御前昼食は当別町太美町のレストラン「ぺこぺこのはたけ」にて、「季節の小鉢御前」を頂きました。前菜に蓬豆腐が運ばれてきて、口にすると蓬の香りが立ち上がり、なめらかな舌触りとともに春を感じさせてくれました。続いて小...マクンベツ湿原の水芭蕉と「ぺこぺこのはたけ」へ

  • アークシティホテルにて

    晴れ。最低気温8.0℃、最高気温19.6℃。〈天婦羅そば〉本日も月一回の作文サークルへ。80代、90代の先輩の方たちの前向きな姿から、パワーを頂いてきました。原稿用紙5枚を埋める作文を書く力を持続させていることにも、丁寧な暮らし方をしていることにも頭が下がりっぱなしです。お料理の話は興味深いものがあります。先生のお話は世の中のあれこれを深掘りして伝えてくれることが多く、見る目に奥行きがでるような気がしています。そして、ランチは冷たい方の天婦羅そばにしたのは、先輩の作文が「蕎麦屋めぐり」で、ワタクシの脳がこれに即反応したらしいのです。こうした刺激はいつのまにか受けているのだなーと自分で可笑しくなりましたが、これがいいのだと・・・。無理をせず、緩やかに、楽しめる時には楽しみ、学べる時には学びつつ、のんびりこの...アークシティホテルにて

  • 夏日にウグイスの声聞く

    晴れ。最低気温3.2℃、最高気温25.7℃。四月になったばかりと思ってうっかりしていたら、今日はなんと夏日。冬から春を通り越して、「暑い」一日となりました。澄んだ空気が残っている午前中に野幌森林公園へ。雪が解けて歩きやすくなったエゾユスリハコースから大沢コースを今年初めて歩いてきました。途中、ウグイスの美声が聞こえてきます。ザゼンソウやミズバショウが正装した姿を見せ始めています。初夏の日差しが射しこんで、森は明るく、ドラミングの音や鳥たちのさえずりも交りあい、にぎやかでした。歩き終えた後は、大沢口付近の「森の喫茶店BIBI」で一休み。ここの女主人さんに「コーヒー飲んで行かない」とのお誘いを頂き、お言葉に甘えることに。オーナーさんはあちこちの外国を旅された方で、今日はニュージーランドが美しかったと話されてい...夏日にウグイスの声聞く

  • 北海道立図書館と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温8.9℃、最高気温21.4℃。桜の蕾酪農学園大学の農業実習地最高気温が20℃超えとなり、初夏の陽気になりました。その爽やかな4月の春の日差しの中を北海道立図書館へ。図書館内に子どもたちの姿がなかったのは意外でしたが、お天気に誘われて戸外に出かけたのかなとも思いました。それはともかく、絵本を1冊借りて、館を後にしました。昨日は石川啄木の忌日だったようです。函館の立待岬にある啄木のお墓を参ったこともありました。啄木のファンは多いと聞いています。それ故、啄木忌には「過ぎたる供華」が捧げられたのでしょう。「風荒し」とはどういう状況なのかと思い、解説を読むと次のように記されていました。「漂泊の魂に、迫るかのようにきょうの風が荒く吹く。」この日は魂を癒す風は吹かなかったのだなと思います。それにしても、2...北海道立図書館と新北のうた暦と

  • キタコブシほころぶ

    晴れのち曇り。最低気温6.2℃、最高気温18.3℃。午前中、野幌森林公園へ。春の暖かな日差しに森の中は明るく爽やかな雰囲気に包まれていました。森の中から雪が消える日もそう遠くないかなと思います。一方、近くの南町公園ではキタコブシがほころび始めました。ピーター・ヒッグス博士のユニークな人柄が偲ばれました。「目立つことを好まない性格」なのに「名声は高まる一方だった」そうで、そういうところにものすごく心惹かれました。2024年4月8日、94歳で逝去されたとのこと、ご冥福をお祈りします。「地球は青かった」というガガーリンの言葉は覚えています。小学生だったので、宇宙から見れば地球は青く見えるんだとぼんやり思いました。その言葉は帰還後の記者会見の席で発せられたものとのこと。解説によると、ロシアでは乗り込むときの「さあ...キタコブシほころぶ

  • 雨の野幌森林公園と新北のうた暦と

    雨のち晴れ。最低気温6.5℃、最高気温15.8℃。雨降る野幌森林公園へ。この雨は催花雨とも呼ばれる、植物の開花を促すような雨です。風もなく暖かな雨でした。万物をうるおし育てるという意味合いから慈雨と名付けられてもいるようです。森全体が雨に濡れ、まるい水滴を湛えた花や葉の姿には神が宿っているように思えました。「古家に綺麗に住んで」という暮らしへの誠実さから生まれた安定感のある句のように思えました。「SDGs」が叫ばれている今ですが、そういう言葉が表に出てこない以前から、「自分の身の丈に合った生活」を心がけている方々がたくさん居たのだろうと思います。「ものの形が定かに見えない曖昧なことがかえって情緒的」であると解説にあります。生き方にも、その中から生まれたであろうこの句にも憧れと尊敬に似た感情を覚えました。そ...雨の野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園にエゾエンゴサク咲く

    晴れ。最低気温-0.3℃、最高気温12.7℃。野幌森林公園大沢コースの雪はほとんど消えていました。コースわきのエゾエンゴサクの花が咲き始めています。春を待つ花や木々たちは葉を芽吹かせ花を咲かせることに一生懸命なようです。目には見えないところでも、生きとし生けるものすべてが、命を輝かせることにのみ懸命になっているであろう森の春がやってきました。雪解けとともに、ふきのとうがあちこちに頭をもたげ始めました。本日の新北のうた暦の掲句に詠まれているのはふきのとうです。解説によると、作者は高校教師で新入生を迎える準備中で、窓の大きな保健室からふきのとうが見えたのでしょう。やがて、濃緑の蕗となる前段のふきのとうの姿はどこか初々しく、新入生と重なる気もします。また、萌黄色のふきのとうにあやかりたくなるほどの生命力が内在し...野幌森林公園にエゾエンゴサク咲く

  • 賢治学会から「会報第六八号」届く

    晴れ。最低気温0.1℃、最高気温10.7℃。昨日、宮沢賢治学会から「イーハトーブセンター会報第六八号●ごとんごとん」が届きました。表紙をめくると小林敏也氏の「少年老イ易ク賢治分リ難シ」の寄稿が掲載されています。その文章の最後は次のように締めくくられていました。わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもってしまったので、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことを忘れてしまったのではないだろうか。もう一度、賢治の書いたものがたりに耳をすまし、その幾きれかが、あなたのすきとおったほんとうのたべものになりますように。本当に私たちはいつの間にか、賢治の思い描いていたイーハトーブからずっと離れたところに来てしまっているのかもしれません。「すきとおったほんとうのたべもの」にとの願いで書かれた賢治の童...賢治学会から「会報第六八号」届く

  • 肌寒い春の日と新北のうた暦と

    曇り時々雨。最低気温1.7℃、最高気温9.6℃。今日は昨日と異なり、肌寒い日となりました。それでも雪解けは進んでいます夕方、野幌森林公園へ。大沢口前の湿地にマガモたちがやってきています。湿地に水が湛えられたタイミングを見計らったように。エゾエンゴサクやミズバショウもしっかりしてきました。本日の「卓上四季」です。もうコブシの花がほころんだそうです。引用されていた丸山薫氏の詩が良いなと思いました。さて、春の訪れを綴ったこのコラムは「春風のそよぎを感じながら、足取りも軽やかに歩いてみたい。」と結ばれていました。春になり、夏用のスニーカーに履き替えるとぐんと足元が軽やかになります。北海道の春を実感するのは、足元からかもしれないなどと思いました。本日の新北のうた暦の掲歌です。「催花雨」という繊細で慈愛に満ちた言葉が...肌寒い春の日と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園の雪解け模様

    晴れのち曇り。最低気温8.7℃、最高気温16.5℃。エゾエンゴサクとニリンソウ最高気温が16.5℃と上昇し、雪解けがみるみるうちに進んでいきます。野幌森林公園の大沢コースではエゾエンゴサクとニリンソウが頭を持ち上げて来ていました。あと数日でエゾエンゴサクは開花するかもしれないと思っています。水芭蕉はこわごわ頭を出していたのですが、今日は佇まいに少し余裕を感じました。大沢口前の湿地には雪解け水が湛えられ、鏡のように木々を映し出しています。生きとし生けるものにとって、瑞々しい森に命を輝かせる春がやってきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園の雪解け模様

  • 北海道開拓の村へ

    晴れ。最低気温5.7℃、最高気温15.4℃。暖かな春の一日。今日は「令和6年度北海道開拓の村ボランティア活動説明会」があり、参加してきました。コロナ禍で2年間の活動停止期間を経て、今年度からは本格的な活動が予定されています。休憩をはさんで午後からは特別講座があり、加藤修氏(札幌市長室室長)による講演を拝聴しました。「動物園に象が来た!~円山動物園の社会的役割とは」という演題です。貴重なエピソードを伺うことができました。その道の仕事にはその仕事ならではのご苦労があり、それを知恵と工夫で乗り切ることに喜びもあるのだと思います。全てのスケジュールが終了した後、雪が解けた村内をゆっくり歩いてきました。春の陽光がこの村の豊かな自然に優しく降りそそいでいます。村の春は絵本のページが繰られるように日々緑が広がりを見せて...北海道開拓の村へ

  • 野幌森林公園と「森の喫茶店 BIBI」へ

    晴れ。最低気温0.8℃、最高気温12.5℃。昭和の森のカツラ午前の空気は澄んでいました。めずらしく、いつもより早い時間帯に野幌森林公園へ。駐車場はまだ空いていました。二けたとなった今日は暖かく、雪解け水の奏でるかすかな音や鳥たちのドリミングと自然の躍動が感じられます。そして、家人と義妹とともに大沢口付近に開店している「森の喫茶店BIBI」にてランチタイムを過ごしました。和風スパゲティとコーヒー、美味しかったです。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。片岡球子氏の絵画を思い浮かべながら、作品と解説を拝読しました。美術と短歌とがこのように繋がるのを新鮮に感じます。興味深かったのは、「へたうま」と球子氏の画風を称した作者もまた、「ただごと歌」という「へたうま」的な現代短歌を確立された方とのことです。正直、画壇に...野幌森林公園と「森の喫茶店BIBI」へ

  • 福寿草とフキノトウと春眠の句と

    晴れ時々曇り。最低気温-0.6℃、最高気温9.9℃。義母が無事退院しました。明日が98歳のお誕生日です。自分のお部屋で誕生日を迎えられることになり、何よりです。野幌森林公園の福寿草は満開、フキノトウもたくさん顔をみせていました。雪にうずもれていた大沢口の車止めも全体像が見え始めました。気温が上がり、春の光が注ぐ森は雪解けが一段と進んでいます。本日の句には作者の解説も載っていて、そこから浮かび上がってくる人間性に勝手ながら親近感を覚えました。その作者ならではのエピソードをふまえた句です。「春眠の束の間」に起こる何かが「海くぐる汽車」で良かったと思いました。平和な光景だなと・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。福寿草とフキノトウと春眠の句と

  • 「清明」と「蛙の目借時」の侯

    曇りのち晴れ。最低気温0.8℃、最高気温8.8℃。北海道立図書館前庭気温は高かったのですが、午後から、急にひんやりした風が吹き始めました。美容院は大混雑で、小一時間待つことに。終了後は頼まれた数品の買い物を済ませて、ランチは我家で。ところで、本日、4月4日(木)から、二十四節気の「清明(せいめい)」に入るとのこと。この「清明」は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉で、春の穏やかな日差しを受けて、天地万物が清々(すがすが)しく、明るくある様をいうのだそうです。春まだ遅い北海道でも、「清明」の時季を迎え、爽やかさにくるまって明るく過ごせそうな気がしてきました。「蛙(かわず)の目借時(めかりどき)」というのは春の陽気で眠気をもよおすころを言うと解説にありました。ほんとうに面白い言葉があるものだと思いま...「清明」と「蛙の目借時」の侯

  • 「海明け」のコラムと「春光」の句と

    雨のち晴れ。最低気温-3.0℃、最高気温9.3℃。〈北海道新聞4月2日付け〉網走では4月1日から本格的な漁が始まったようです。つまり、オホーツク海の網走沖では「海明け」となったのです。昨日のコラムでは八木義徳著の『海明け』からの一節が引かれていました。画家を目指しながらも中国大陸に渡り、敗戦時の中で愛妻を失う、主人公の史郎。史郎は戦時下に妻を亡くした作者を投影しているとコラムにあります。妻の遺骨を抱きオホーツクへ向かう史郎。そして、妻にこう語り掛けるのです。「よく見ろ、これが海明けだ。白い流氷群は無限の彼方へ消え去り海のいのちがいま蘇ろうとしている」そして、コラムは3か月が過ぎた被災地能登を思い、こう結んでいました。「以前のくらしは遠く、激変した海が出漁を阻む。それでも信じたい。いつか〈海明け〉が来る、と...「海明け」のコラムと「春光」の句と

  • なごり雪と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温0.2℃、最高気温5.6℃。朝方、ところどころに残っていた昨夜からの雪はみるみるうちに解けていきました。なごり雪のはかなさに何か言い残すことはなかったのかと聞きたい気もして・・・・。午後から野幌森林公園へ。昨年より雪解けが遅れている大沢口付近です。とはいえ、春の暖かな日差しは草木の命をふくよかにし、芽吹きを促しているようでした。万人の魂には一定の重さがあり、亡くなると同じだけ軽くなるという説があるのだそうです。また、古来、白鳥はあの世と通じていたとのこと。掲出歌は、白鳥の一枚の羽を魂に見立て、「死後のわれより軽きたましひ」と死後の自分の魂より軽やかだと憧れをもって詠まれていると解説は結ばれています。「白鳥のいちまいの羽拾ひたり」の羽に宿る魂は軽やかで、それは純粋さに裏付けられているようにも思...なごり雪と新北のうた暦と

  • 四月の始まり

    晴れ。最低気温-0.2℃、最高気温6.2℃。義母の退院が週末に決まり、退院時や退院後のことなどを伺いに市立病院へ。中庭の雪はすっかりなくなっていました。帰りの車窓からの風景です。雪解けがさらに進み、春へ向かってまっしぐら・・・・・です。福寿草は確かにパラボラアンテナのようです。光を集めて暖かなところには虫たちが自然に集まってくると聞いたことがあります。解説には「宇宙の目に見えない電波までキャッチしているような輝きがある」と。宇宙の電波を受け止めそうな輝きは、確かにあると思いました。もうじき、森にも福寿草が咲くことでしょう。輝くような金色の福寿草、今から楽しみです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。四月の始まり

  • 雪ゆるむ野幌森林公園と新北のうた暦と

    雨のち晴れ時々曇り。最低気温0.7℃、最高気温5.8℃。野幌森林公園大沢コースからエゾユズリハコースを少し歩き、昭和の森のカツラの木を眺めてきました。雪解け水をたたえた水辺には萌え出たばかりの水芭蕉の姿も見えます。ふれあいコースではキタコブシの冬芽が毛皮のコートをまとってまどろんでいます。春へと動き出した大気を、さすがの冬将軍も押し留めることはできないようです。三月最終日の森の中を、踏みつけ道に足を取られながら、歩いてきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。さみどりの蕗のとうが顔を出し、源流が今まさに勢いよく水しぶきをあげながら、音を立てて流れていくのでしょう。解説には、作者は「ようやくめぐってきた北国の春を実感している」とあります。雪解けを迎える頃のダイナミックな自然の営みが詠まれた句で躍動感に...雪ゆるむ野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 「かふぇごはん えぞりす亭」やコラム「朝の食卓」など

    雨のち晴れ時々曇り。最低気温2.9℃、最高気温8.4℃。イカフライ定食以前から気になっていたレストランが2024年4月13日をもって閉店と知り、本日、家人と訪ねてきました。店内には2021年2月12日(金)発行のミニコミ紙「まんまる新聞」に掲載された当店の記事が貼られています。ワタクシは鮭フライ定食を頂きました。お皿に盛られたお惣菜各種も含めてどれも手が掛けられていて美味しかったです。「細部に神が宿る」だったでしょうか。そのようなことわざを思い出しました。お料理には手掛けた方の心意気が宿るものなのだと感じます。このお店が閉じられるのを残念に思いました。私でもその名を耳にしたことがある、有名な女優・高峰秀子さんが函館生まれだったことを知り、この記事にくぎ付けになりました。ご苦労の数々を初めて知り、光と影の女...「かふぇごはんえぞりす亭」やコラム「朝の食卓」など

  • 「流氷今年は長居」と「SLIM通信再開」の記事

    雨。最低気温1.8℃、最高気9.2℃。網走や根室周辺のオホーツク海の流氷がまだ残っているとの記事が掲載されていました。観光には「明」となる流氷ですが、漁業者には船が沖に出せず、漁ができないので「暗」になるとのことです。双方が「明」になる名(めい)案はないのかと素人のワタクシは思ってしまいます。この場合、「明」と「暗」を分ける源は流氷で、それは人智の及ばない自然の采配によるものというところに何か意味があると思わずにいられません。その流氷も気象庁の海氷予想図によると、明日・30日から網走や根室沿岸から離れるとのことです。網走の流氷観光砕氷船「おーろら」は31日まで運行予定とのこと。「明」と「暗」に分かれた流氷の存在は明日、明後日頃には流氷が沿岸から離れることで穏やかな決着を迎えられそうです。人知れず孤独に奮闘...「流氷今年は長居」と「SLIM通信再開」の記事

  • 雪の残る開拓の村へ

    晴れ。最低気温-8.1℃、最高気温5.8℃。三月末になってもまだ雪の残る開拓の村へ。午前中は日差しもあり、暖かく感じたのですが、午後からは日も陰り、冷たい南風が吹き始めて肌寒く感じました。今日も青山家の担当です。フランス、オーストラリア、香港、韓国などの外国から、大阪、岡山県、長野県、新潟県、愛媛県、そして、北海道の江別、札幌、鵡川、旭川などからたくさんの方々が足を運んで下さいました。片言でも日本語で通じる方とは少しお話することができました。初めて囲炉裏の火を見たという方も居り、「ほんとうに暖かいんですね。」と目を輝かせていたのが印象に残っています。休憩1時間を挟んで10時から15時まで。本日も来訪者の方々やボランテイァ仲間の相方さん、村のスタッフの皆さまのお蔭で、青山家を舞台にした短編ドラマ?の脇役を無...雪の残る開拓の村へ

  • 青空の野幌森林公園と新北のうた暦の句と

    晴れ。最低気温-6.6℃、最高気温3.8℃。習い事の先生のお宅から野幌森林公園へ。今日は青空に包まれていたものの、風は冷たかったです。春の優し気な光につい薄着をし、冷たい風に吹かれて喉を傷めることが多かった子どもの頃を思い出します。季節の変わり目のこの時期は、一つの面だけを見て、うっかりしないようにと・・・・・・。そして本日の新北のうた暦の掲句です。雪解けの頃の水分を含んだ空気は辺りをしっとりとさせ、朧で神秘的な情景が生み出されるのでしょう。「星の後ろを濡らしているのは、春の憂いなのかもしれない」と解説は結ばれています。なんと美しく、深みのある句なのかと心惹かれました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。青空の野幌森林公園と新北のうた暦の句と

  • 「記録より記憶に」のコラムなど

    晴れ。最低気温-8.0℃、最高気温4.1℃。マウントレースイスキー場(夕張市)ハンバーグセット家人の車でマウントレースイスキー場まで出かけてきました。ワタクシはスキーには乗らずに、スキー場まで郊外の風景を楽しむことに。雪が解けた田畑には白鳥などの渡り鳥が餌をついばんでいるようでした。春の大地に繰り広げられている壮大な命の循環の場面に立ち会えた気がします。これまであまり関心がなかった相撲でしたが、今場所の千秋楽は違っていました。注目したのは青森県五所川原市出身の力士・尊富士です。前日の相撲で救急搬送されたとの報道があり、その時点では出場できるのかどうかさえ危ぶまれていたと記憶しています。卓上四季には「初土俵から10場所目の優勝は史上最速で新入幕優勝は110年ぶり」と伝えていました。彼が最後まで自身の意思で、...「記録より記憶に」のコラムなど

  • 春へまっしぐらの日

    晴れ。最低気温-6.7℃、最高気温5.8℃。終日青空に恵まれました。車道の雪は早々と消えています。酪農学園大学の白樺並木は陽光を浴びて葉の萌え出る時を待ちかねています。風は冷たかったのですが、春へまっしぐらの日となりました。海には物憂い思いをすべて受け止めてくれるキャパシティがあるのだと思います。それが太平洋なら、なおのことでしょう。解説には太平洋の大海原に自身の「春思」をすべて預け、「何か強い覚悟を決めたようである」とあります。太平洋に面した苫小牧在中の方と知り、太平洋を身近に感じる中からこうした作品が生み出されたのかと感慨深く思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春へまっしぐらの日

  • 和らぐ足元の雪

    晴れ。最低-6.7℃、最高気温5.8℃。午後から埋蔵文化財センターまで散歩してきました。そこから野幌森林公園ふれあいコースへ。と思ったものの、暖かさで弛んだ踏みつけ道に足が取られてしまいました。足を痛めると大変なので、雪の残る公園内を歩くのを止めることに。こんなふうに足元の雪の和らぎにも春の訪れを感じる今日この頃です。そして本日の新北のうた暦の掲句です。風も暖かな今日は、「春を告げるやわらかな風」だった気がします。「涅槃西風(ねはんにし)」だったのかもしれません。「破れ羽の鳶」が無事に涅槃西風に乗り切ることを願ってしまいました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。和らぐ足元の雪

  • 春の日差しに

    晴れ。最低気温-8.6℃、最高気温5.1℃。午後から野幌森林公園へ。今年は三月になってからも大雪に見舞われ、大沢口の車止めもほとんどが雪に埋もれています。それでも、春の日差しに雪解けが進んだところには、フキノトウが顔を見せていました。今季初めて見るフキノトウです。春はなるほど別れの季節でもあります。引っ越し十数回の我家では住む場所も変わりました。職場を去るとれば、「身辺をととのへゆかな」となるのでしょう。住宅街では「草上に燃す」ことはできない今ですが、だからこその情緒を感じました。解説にあるように、心を残すことなく次に向かう、儀式のようにも思えました。それは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春の日差しに

  • 「太古のいきものよみがえる展」と「いい人すぎるよ美術館・・・」へ

    晴れ。最低気温-5.5℃、最高気温1.8℃。NHK札幌放送局NHK札幌放送局ロビーで開催中の展示会へ。郷里の網走が名前に取られている「ホッカイドルニス・アバシリエンシス」に注目です。他にも展示されていたものはあったのですが、ロビーにすっくと立つナウマンゾウの「パレオロクソドン・ナウマンニ」をアップすることにしました。展示を見終えた後は2階の食堂で醤油ラーメンを頂いて、次の目的地へ。次に向かったのは札幌パルコ7階で開催中の「いい人すぎるよ美術館・切ないすぎるよ博物館」です。この度、アップするのは紙面の都合で「いい人すぎるよ美術館」のみに絞りました。いい人はもちろんですが、いい人だと感じることができる人もいての暖かな空間だと思います。そして、こうした展示会をチケットを購入してまで楽しむ人がこんなに大勢いる日本...「太古のいきものよみがえる展」と「いい人すぎるよ美術館・・・」へ

  • 図書館と絵画展と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温-5℃、最高気温2℃。午前中は北海道立図書館、野幌公民館へ。図書館では1階エントランスホールに「さわってあそべるわくわくえほん」コーナーが設けられています。2階の北方資料室にて民謡についての資料に目を通すなどしているうちに12時を回り、館を後にしました。「江別美術協会春季小品展」に出かけてきました。春恒例の作品展とのことです。油彩、水彩、パステル、アクリル、デッサンなど10号以下の作品系67点が出品されていたようです。会員のお一人、新十津川出身の方にお話を伺うことができました。本格的に絵画に向き合うようになったのは定年後とのこと。好きな絵で食べていくのは難しいと父親に反対されたそうです。美大を諦めて、H大学卒業後、一般企業に就職し、退職してからは好きなだけ絵を描いていると充実した表情...図書館と絵画展と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温-10.6℃、最高気温1.5℃。今日は春分の日でお彼岸の中日です。午前に野幌森林公園へ。先日降った雪が春の陽光を受けて和らいでいます。「彼岸過ぎまで七雪」と「故事ことわざ辞典」にありました。春の彼岸を過ぎても、雪がたびたび降るという意味なのだそうです。この後も、すぐ解ける運命(さだめ)と知ってか知らずか、雪はひたすら誠実に、たびたび降るのだろうと思いました。春分の日の今日は秋分の日とともに太陽が真東から昇って、真西に沈む日です。仏教では極楽浄土は西の彼方にあるとされるため、「現世と極楽浄土がもっとも近くなる特別な日」なのだそうです。それゆえに、この世(此岸)とあの世(彼岸)がもっとも通じやすくなる日として、死者を偲ぶ日、来世を偲ぶ日としても捉えられるようになったとのこと。春彼岸の日に、赤い薔...野幌森林公園へ

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    雪時々晴れ。最低気温-5.7℃、最高気温1.3℃。五目チャーハン新札幌での作文サークルへ。この度は、自分の作品を持たずに手ぶらで、お仲間の作品を読む側に徹してきました。月1度の会へ通い始めてから丸3年になります。この間、毎回、自作品を携えて参加される先輩の皆様には頭が下がる思いです。ただ、手ぶらでも雰囲気が良いので、お話の輪に加わり、ランチを共にして我家へ戻ってくるだけでも得るものがある気がしています。新札幌への行きは猛吹雪で、帰りは春の陽光に包まれながらとなった本日。交通機関が滞ることもなく、無事に帰宅できたことを有難く思いました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。こういう歌には何となく心惹かれます。解説に詳しく紐解かれているのを読み、自分が心惹かれた理由をそこに探してしまいました。何となくの一つは...新札幌へと新北のうた暦と

  • 牡丹雪と新北のうた暦のポプラと

    雨時々雪。最低気温-1.3℃、最高気温2.5℃。義母が入院している市立病院へ。中庭にはふわりふわりと牡丹雪が舞い降りてきました。義母は入院からおよそ3週間。今日は平行棒につかまって歩く練習をしていました。このまま、順調に回復すれば、4月上旬には退院とのこと。4月は義母の誕生月でもあり、98歳の誕生日を病院ではなく、自分のお部屋で迎えられそうです。夕方近くの外来は人影も少なく、受付付近をゆっくり歩いてきました。院内1階ホールの入り口横にはボランティアさんの「案内」の表示板がありました。が、活動はすでに終了していたようです。1階の中庭に面した一角には「いのちの電話」の連絡先が記されたカードがさりげなく置いてありました。総合病院の役割は多岐にわたるものなのだと思いました。そして、昨日の新北のうた暦の掲句です。昨...牡丹雪と新北のうた暦のポプラと

  • 「いちえ会作品展」へ

    晴れのち雨のち雪。最低気温-4.1℃、最高気温4.3℃。桜の開花が予報されるシーズンを迎えている日本列島です。今日まで開催予定の「第83回いちえ会作品展」へ。野幌公民館ギャラリーには、油彩、水彩、パステル、アクリルで描かれた計38点の作品が示されていました。それぞれの画材を用いて、個性ある作品が並びます。ギャラリーの空間に絵画のエネルギーが満ちていて、それをワタクシは確かに感じ取ってきた気がします。我家に戻る前に野幌森林公園へ。大沢口付近のネコヤナギがさらに、膨らんでいました。夕方になり、先ほどからまた雪となっている当地です。雪の下では春の夢を見ながら、たくさんの草の芽が顔を出す準備をしていることでしょう。近づいたり、遠のいたりしながら、やって来る春。気ままな春を待ちながら、ワタクシも自分なりに一歩一歩で...「いちえ会作品展」へ

  • 「江美の会展」へ

    晴れ。最低気温-5.7℃、最高気温4.6℃。北海道新聞3月13日付け午前中、散歩も兼ねて我家からおよそ30分ほどのところにある、大麻公民館へ。館内ギャラリーでは明日まで「江美の会展」が開催されています。会場には美術雑誌「一枚の繪」に掲載されたという作品も展示されていて驚きました。江別市は人口およそ12万人です。札幌市の隣に位置している市内には絵画サークルだけでもたくさんあるので、この時期には市内に複数ある公民館などでこうした展覧会が催されます。絵画を見るのが好きなワタクシには有難いことです。今日は最高気温4.6℃暖かくなり、歩道の雪がところどころ解けていて、歩きやすくなっていたので助かりました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「未成線」という言葉があるのを知りました。「ロマンチックで物悲しい未成線に...「江美の会展」へ

  • 北海道立図書館と映画館へ

    晴れのち雪。最低気温-4.4℃、最高気温4.1℃。最高気温4.1℃となった今日。日中、我家の前はロードヒーティングをしているわけではないのですが、アスファルトが顔を出していました。ところが、夕方からの雪で、我家の前はまた白く塗り替えられています。話は前後しますが、午前中は北海道立図書館へ。午後からは、映画館で宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」のを視聴。登場人物たちの動きが細部にわたって丁寧に描かれていたのが印象に残っています。宮崎駿監督が何としても発信したかったことが、この映画に込められているのだろうと思いつつ、帰途につきました。確かに野地坊主の「はじまりを見た人などいるはずもない」と納得させられる句です。その野地坊主は根茎が堅く、入植者にとっては開墾を妨げる厄介者だったとのこと。「野地坊主そのはじまり...北海道立図書館と映画館へ

  • 北海道開拓の村へ

    雪のち晴れ時々曇り。最低気温-8.9℃、最高気温4.3℃。北海道開拓の村へ。2か月ぶりの旧青山家漁家住宅の担当でした。オランダからや、国内からは和歌山県、大阪、愛知県等、そして札幌や小樽からとたくさんの方々が足を運んでくださいました。オランダからの男性は日本語も少し話せる方で、囲炉裏の火を囲んでお話をうかがうことに。こうしたお客様とのお話は楽しくもあり、同時に、我が身の情報量等の足りないところも見えてくるものです。ここでのボランティア活動は我が身の未熟さを自覚できる場としてもかけがえのない所なのだと改めて思えました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。北海道開拓の村へ

  • 雪解の水

    晴れ。最低気温-5.2℃、最高気温0.4℃。朝の光は爽やかでした。日中、気温はあまり上がらなかったのですが、雪解けは進んでいたようです。ピアノの先生のお宅へ向かう途すがら、あちこちに雪解け水の水溜まりができていました。さて、練習中のシューベルトの「セレナーデ」はメロディラインが好きなので、先生に楽譜を探して頂いたものです。シューベルトといえば、控えめな性格で、友人たちが手を差し伸べて、才能を引きだしてくれたというエピソードを先日のテレビ番組で知りました。「そうだったのか・・・」とシューベルトを勝手ながら身近に感じて、再び、練習に身を入れようとしたのですが、まだまだです。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。水溜まりを飛び越えることができずに遠回りするという状況は、経験済みなので理解できます。「春が来るのは...雪解の水

  • 雪解けは静かに

    曇り時々晴れ。最低気温-0.8℃、最高気温5.5℃。美容院を終えて向かったのはいつもの珈琲館です。ミックスサンドのランチセットを頂くことに。トーストしたパン、辛子マヨネーズを用いたサンドイッチは香ばしさにピリ辛が加味されて、格別な気がしました。飲み物は珈琲館のブレンドコーヒー。ちょうどランチタイムの時間帯だったからか、直に満席状態となった店内でした。次に向かったのは野幌森林公園大沢口です。雪解けが進んで大きな水たまりが出来ていました。車道は除雪車が入っていなかったために、わだちが入り組んでいて、ハンドルを持つ手に力が入りっぱなしでした。なんとか無事に走り抜けることができて幸運だったような・・・・・・。いやいや、そこではなくて、大沢口付近の様子はと・・・。先ずはネコヤナギがふくらんでいたことをお伝えします・...雪解けは静かに

  • 3.11の日に

    晴れ。最低気温-7.2℃、最高気温4.3℃。東日本大震災から13年が経つ本日、各局で企画番組が報道されていました。その番組のひとつに30歳の青年が登場し、彼が被災した時は17歳だったと知り、突然、歳月の重みが身体中を駆け巡っていきました。それなのにというべきでしょう。復興はどこまで進んだのかよく分かりません。東日本大震災が発生した午後2時46分、義母の面会に付き添った後、心の中で黙とうを捧げました。新年明けには能登半島地震が起きるなど、新北のうた暦の解説にあるように「記憶に残る震災を数えれば両手に足り」ないほど。「卓上四季」に引かれた只野氏の言葉を借りれば、震災も含めた「災害はいつどこで起こるか分からない」ことであり、自分の身にも起こり得ることと肝に銘じたいです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって...3.11の日に

  • ぼたん雪の日に

    雪のち晴れ。最低気温-7.7℃、最高気温0.2℃。まとまった雪が積もっていた朝。午後からはぼたん雪が舞い始めました。風もなかったので、雪の結晶はほぼ美しい六角形を留めています。雪の結晶が重なり合う様子は神秘的でさえあります。春を目前に控えて降る雪ははかない運命を知ってか知らずか、ただ黙々と降ることに精一杯でした。雪解川に背中を押されるように、冬の間に積もり積もったうっぷんがあれば、「声に出してみようと自身に呼びかけている」と解説にあります。野山に雪が残るこの時期、川の流れは雪解け水を含んで勢いがあり、その流れの音も大きくなり、何でも受け止め、流し去ってくれそうです。「言ひたきは声に出すべし雪解川」読み返すたびに励まされているような気もします。郊外に車を走らせて、雪解川を見てみたくなりました・・・・・。それ...ぼたん雪の日に

  • 岩見沢のスキー場へ

    晴れ。最低気温-12.8℃、最高気温1.6℃。グリーンランドスキー場天婦羅そば(いなり付き)家人がスキーに行くというので、郊外の景色を楽しみたいので同行してきました。まだ雪が残る畑には融雪剤が撒かれ、雪解けが促されています。春を待つこの時期の風物詩のようなものです。凍り付いていた夕張川は雪が解けて流れに勢いが感じられました。そして、グリーンランドスキー場へ。明日が今シーズン最後の営業だそうです。スキー及びスノーボード愛好家が思い思いに滑りを楽しんでいました。ワタクシはロッジで『マンガ古典文学古事記(壱)』(里中滿智子作)を楽しむことに。そして本日の新北のうた暦の掲歌です。今のこの時期を思わせる、ドラマチックな歌だなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。岩見沢のスキー場へ

  • 大麻木版画同好会作品展他へ

    晴れ。最低気温-14.2℃、最高気温-1.2℃。大麻公民館ギャラリーでは会員26名による作品45点が展示中です。私の中では黒白のイメージがあった木版画でしたが、彩色されたものも含めて、味わい深い作品がずらりと並んでいました。アップした作品は、はがきサイズで来場者が自由に持ち帰ることができるものです。同大麻公民館のロビーでは江別市地域おこし協力隊の活動報告パネル展が開催されていたので、立ち読みしてきました。若い方たちのエネルギーは素晴らしく、新しい風がこの街に吹きこまれていることを嬉しく思います。次に向かったのは野幌公民館です。活動歴26年の「フォトクラブ原始林」がこの3月末で活動を停止するとのことです。この度の第44回写真展(3月10日までの開催予定)は、26年間の締めくくりとなる「最後の写真展」となるの...大麻木版画同好会作品展他へ

  • 野幌森林公園ふれあいコースへ

    晴れ。最低気温-12.7℃、最高気温-1.1℃。6:16エゾユキウサギの足跡午後からおよそ1か月振りで野幌森林公園ふれあいコースを散策。踏みつけ道沿いにあるキタコブシの冬芽が膨らんでいました。雪の上にはエゾユキウサギの足跡が木々の間を抜けてずっと向こうまで続いています。ふれあいコースを歩くのは久しぶりだったので、白樺の木が立ち並ぶ見慣れた風景が懐かしかったです。真冬日となった今日、日射しは春の明るさでしたが、風にはまだ冷たさが残ったままでした。それでは、明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園ふれあいコースへ

  • 「春の雪」の句に

    晴れ。最低気温-15.8℃、最高気温0.5℃。運転免許証の更新が無事に済んでホッとしています。早朝時には最低気温氷点下15.8℃と今年に入って3番目の厳しい冷え込みになった当地。午後からはプラスの気温となり、車道のところどころに水溜まりができていました。春はこのように気温の差が大きくなることが度々で、これが何日も繰り返されます。本日の掲句は雪と縁を切れずに迎える北海道の春をまるごと受け止め、おおらかに詠まれていると思いました。「窓の外はまだ雪に覆われていて、空に白いものが舞っているのに、それさえどこか春めいている」と解説にあります。空に舞う「春の雪」から感じられるのは、確かに「ぬくもり」かと。「折れやすきチョークもも色春の雪」繊細さと優しさが余韻として残る素敵な作品だと思いました。それでは今日はこの辺で。...「春の雪」の句に

  • 「イーハトーブセンターだより第143号」他が届く

    晴れ時々雪。最低気温-12.1℃、最高気温-0.4℃。本日、「イーハトーブセンターだより第143号」他が届きました。「宮沢賢治賞・イーハトーブ賞推薦のお願い」とあわせて、「宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞推薦のお願い」も同封。「賢治さんの世界を描く絵画展」が2024年1月6日から3月31日まで、宮沢賢治イーハトーブ館で開催とのお知らせもありました。宮沢賢治学会関係者のみなさま、お忙しい中、ありがとうございます。当地は今日も真冬日となりました。暖かな春はかくれんぼが好きなようで、その姿は見えたかと思う間もなくどこへやら。それはともかく、掲歌の「星凍てり薪焚けどなお寒強し」に、子どもの頃、薪ストーブで暮らしたことを思い出し、共感を覚えるものがありました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日...「イーハトーブセンターだより第143号」他が届く

  • 市立病院へと新北のうた暦と

    晴れのち曇り。最低気温-12.8℃、最高気温-1.6℃。義母の手術日が明日となり、今日は執刀医と麻酔担当の医師からそれぞれ説明がありました。家人と義妹の3人で説明を伺ってきました。コロナ禍でもあり、立ち会うことは許されず、手術後、電話で手術の結果を知らせて下さるそうです。春の風景を映すのは目から、やがて心へ向かっていくのでしょう。「心に流す春の水」とはどんなだろうと、想像してみました。心に流れる春の水はさらさらとかすかな音を奏でているような気もします・・・・・。心に流れる春の水は透明でほんのりぬくもりが感じられるのかもしれません。よくは分からないのですが、そのようなところに、心惹かれるものがありました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院へと新北のうた暦と

  • ひな祭り

    晴れ。最低気温-15.4℃、最高気温-0.8℃。今日はひな祭りの日。雛飾りを前にお祝いをするご家庭も多いことでしょう。スーパーにはちらし寿司や手まり寿司等々、お祝い向けの華やかな膳を演出する様々な食べ物が所せましと並んでいました。買い物客の多くは子どもさんを連れた家族が多く、店内は袖が摺りあうかと思うほどの賑わいでした。「ひな祭り」は子どもたちの成長を願う伝統行事の一つです。春を迎える時期とひな人形のあでやかさが重なり、明るく華やかな印象があります。さて、コラムには「3月3日にひな人形を飾る習わしは宮廷や公家の間で始まり、近世以降に世に広まった。この日は〈桃の節句〉でもある。たくさんの実をつける桃は生命力があふれ、邪気を払うと尊ばれた。」とあります。また、コラムは「すぐ、春が来る。どの子も幸せでありますよ...ひな祭り

  • 雪の華

    曇りのち雪。最低気温-7.9℃、最高気温-2.5℃。雪の華が咲く三月の公園へ。今日は午前中に業者さんによる除排雪作業が行われました。ブルドーザー担当の方から「本日が最後となりました」と告げられ、「本当にお疲れ様でした。いつもありがとうございました。」と頭を下げました。雪深くなると玄関前の道は細くなり、片側一車線になってしまいます。業者さんに除排雪して頂かなければ、車で出かけるにも不便で、冬を乗り切るのが大変になるのです。この後は、雪が降っても、三月ですから、自然に解けていくことでしょう。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。ツルハシで氷を割る姿をこの辺りでは見かけないのですが、子どもの頃には見たことがあります。掲歌の「北のひかりといふを生みにき」という下の句に、美しさと凛々しさが感じられました。特に「北の...雪の華

  • 三月と「余寒」の句と

    曇り時々雪。最低気温-11.7℃、最高気温0.7℃。三月を迎えました。雪は降るものの、最高気温0.7℃とプラスになり、雪解けが少しずつ進んでいます。雪を降らせようとする冬将軍と、雪を解かそうとする春の使者とのせめぎあいです。三月は空も地も冬と春が行き交いながら、少しずつ春へと向かう日が続きます。午後から野幌森林公園へ。やわらかな空気が流れる森の中で深呼吸してきました。余寒の日々の中で詠まれた一句のようです。「ペン先のインク掠るる」と手元の所作を繊細に詠んで「余寒」を実感させる、味わい深い作品だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。三月と「余寒」の句と

  • 「月面探査機と通信再開」の記事

    晴れ。最低気温-11.5℃、最高気温-0.4℃。夕方、南町公園へ足を運んで来ました。夕陽が最後の笑みを浮かべて山の端に落ちようとする頃、空は感動的な一枚の絵になります。その空の下、公園の木々の蕾が少しふくらんできているのを見つけました。これからも冬将軍は度々采配を振るって、辺りを白一色に塗り替えることでしょう。それでも、明日からは三月。春の便りが北海道のこの地にも届き始めることと思います。昨日の新聞に月面探査機(SLIMスリム)が通信を再開したとの記事が掲載されていました。大気がほとんどないので過酷な気象条件下となるため、できる範囲で実験的な試みとして行われたとのことです。JAXAから提供された、「越夜」後の26日に探査機「SLIMスリム」が撮影した月面の写真が掲載されていました。嬉しい限りです。なぜ、こ...「月面探査機と通信再開」の記事

  • 高く高く

    晴れ。最低気温-10.1℃、最高気温-3.5℃。この度の大雪で、玄関前には大きな雪山ができました。業者さんが除排雪に来てくださるのは明後日の予定です。我家は屋根の雪も玄関前に落ちてくるので、他家よりも高くなっている気がします。高くなるのは雪山と物価・・・・。ところで、話は変わりますが、昨夜、義母が救急車で病院へ運ばれ、入院となりました。午後9時に救急隊の方々がお部屋に来てくださり、タンカーで車の中へ。先ずは当番病院の中から受け入れ可能な病院を探して下さり、決まった後に、発車です。向かった先の病院ではすでにもう一台の救急車が入っていたので、しばらく、車内で待機した後に院内へ案内されました。お医者様から大腿骨骨折との診断を告げられたのは小一時間経った頃かと。その後、入院担当の方から丁寧な説明を受け、ハイヤーで...高く高く

  • 百合が原公園へ

    曇りのち晴れ。最低気温-4.9℃、最高気温0.3℃。午後から百合が原公園の温室で開催中のツバキ展、ミモザ展、アザレア展を満喫してきました。外は雪景色、一歩温室内に入ると、そこは色とりどりの花々が満開で春爛漫となっています。思えば、毎年、この時期には足を運んでいた気がします。展示室内を見終えた後は外に出て澄んだ空気の中、散策路を一周してきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。百合が原公園へ

  • 朝里川温泉スキー場と新北のうた暦と

    曇り時々雪。最低気温-6.5℃、最高気温-3.2℃。センターハウス写真撮影の許可を得ています。こちらの建物は現在使われておりませんでした。久しぶりに朝里川温泉スキー場へ。家人はスキーを、ワタクシはスキー場の雰囲気を楽しんできました。なんと以前はセンターハウスまでスキー、ストック、スキー靴を持って、丘を登っていったのですが、今はエスカレーターが設置され、登りはずいぶん楽になっていました。下りは徒歩で・・・。それにしても、かつて、スキーが全盛期の頃はリフトに行列ができていて大賑わいだったものでした。中島みゆきさんの「時代」ではないですが、時代は変わるものだとなかば承知しているつもりだったのですが、回顧するつもりはないのに、不覚にも往時を懐かしんでしまいました。スキー場内の今は使われていない建物が語らずして語っ...朝里川温泉スキー場と新北のうた暦と

  • 北海道博物館へ

    晴れ。最低気温-13.9℃、最高気温-2.6℃。久しぶりに北海道博物館を訪ねてきました。館内2階特別展示室では「森のちゃれんが宝箱」と題して、北海道博物館の学芸員・研究職員一人ひとりが博物館ならではの活動を紹介するという試みに挑戦されていたようです。チラシには「~中略~スタッフそれぞれの関心が個々に表現されますから・・・。場合によっては、個性と個性のぶつかあり合い、まさかの展乱会へと発展・・・⁉」とあります。柔軟さを競う頭脳プレーの展示なのかと興味津々。さて、「森のちゃれんが」とは札幌市の高校生が編み出した北海道博物館の愛称で公募で選ばれたそうです。美しいれんが造りの北海道博物館を、道庁の赤れんが庁舎とともに世界に発信したいとの思いが込められているとのこと。さらに、新しく生まれ変わりチャレンジしていく博物...北海道博物館へ

  • 新雪の野幌森林公園と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温-13.1℃、最高気温-3.8℃。大雪の後ということで、家々の前ではスコップで雪掻きをする方たちの姿が多く見られました。除雪に重たい腰をあげなければならない大雪ですが、一方でこうした美しい景色を生み出してくれもします。今日は散策の途中から晴れ間がのぞき始め、青と白のシンプルな色あいの世界が広がり、その中に身を遊ばせているだけで頭の中は徐々にスッキリしてきました。この清々しさが記憶に残っている限り、道を誤らないで済みそうな気もするくらいです。記憶があいまいになっているあの方も、一度こうした中に身を置いてみては・・・。それはさておき、雪の功罪を問うことより、しばらくは自然から与えられたものを、こちら側がどう受けとればよいかの方法を探そうと思います。国連のグレーテス事務総長は「地球温暖化の...新雪の野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 北海道立図書館と新北のうた暦と

    晴れ時々雪。最低気温-10.9℃、最高気温-4.8℃。北海道立図書館へ。昨夜からの大雪で、辺りは新雪に覆われ、真っ白に塗り替えられ、リフォームされた家のようにきれいに仕立て直されていました。さて、その中を出かけた図書館の2階では「鬼と花の物語」と題する展示コーナーが設けられ、こちらは鮮やかな桃色がベースのようです。落ち着いた色合いの図書館内で、そこだけ一足早く花が咲いたように春の装いとなっていました。(鬼はともかくとして・・)我家にもどり、肉じゃがと味噌田楽風煮物の夕食。雪が降っても、気温が乱高下しても、食事はしっかり摂って、一歩一歩。流氷は度々、生きものたちを運ぶ乗り物になることがあったようです。この句に出合い、網走の沖あいに流れ着いた流氷の姿を重ねて、懐かしく思いました。それでは今日はこの辺で。明日が...北海道立図書館と新北のうた暦と

  • 北海道開拓の村へ

    雪。最低気温-7.4℃、最高気温-4.5℃。開拓の村にも終日、雪が降っていました。今日はボランティアとして出かけ、解説を担当。ハワイから来られたご夫婦とその娘さんの3名の方をご案内してきました。ご主人はハワイ出身で会話は英語のみ、奥様は千葉県出身で日本語も英語もできる方、同じく娘さんも日本語が話せる方でした。ご主人への通訳はお二人に任せて、いざ、雪が舞い散る開拓の村の市街地へ。前方の除雪車の後を歩くという恰好になりました。皆さん、雪が珍しいというので、雪が六角形の結晶ではあるけれど同じ形のものは一つとしてないということ、また、北大で教鞭をとられたこともある中谷宇吉郎博士が世界で初めて人工の雪の結晶を作ったこと、その博士が「雪は天からの手紙」と語っていたことなどをお伝えしました。今日は風が弱く、湿気があった...北海道開拓の村へ

  • 牡丹雪の句に

    晴れ。最低気温-6.6℃、最高気温-4.2℃。本日の新北のうた暦の掲句です。雪には「六花、名残雪、細雪、粉雪、小粉雪、泡雪、牡丹雪などなど」の呼び名があると解説に書かれていました。牡丹雪を広辞苑で引くと、「大きな雪片が牡丹の花びらのように降る雪。ぼたゆき。」とあります。六角形の姿をほぼ留めた牡丹の花びらのような雪の結晶かと。雪といえば、「雪は天からの手紙」という中谷宇吉郎博士の言葉を思い出しました。天から舞い降りてくる牡丹雪のひとひらひとひらが手紙だとしたら、どんなメッセージが書かれているのか気になるところ・・・・。「てのひらは日暮れてをりぬ牡丹雪」今日、当地は牡丹雪から粉雪になりそうな気配です。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。牡丹雪の句に

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    雨のち雪のち晴れ。最低気温-4.9℃、最高気温7.2℃。バスの車窓から二か月ぶりに趣味の会があり、新札幌にバスで向かいました。アークホテルにでの会の後はレストランアバンティにてランチタイム。今日は最後から2番目に天丼を注文したところ、1番早くテーブルに運ばれてきて驚きました。12時を回った頃、レストラン内のテーブルはほぼ埋まっていて、中高年の女性が数名のお仲間でお食事をというケースが全体の3分の2ほどを占めていたように思います。その女性の方々が着用しているのはダウンコートが多く、その色は黒が圧倒的に多かったような気がしました。今はひょっとして、黒が流行色なのでしょうか。さて、春の暖かさは午前中までで、午後は雪交じりの北風が吹きすさんで冷え込みが厳しくなってきた本日でした。この冷え込みは数日間、続くようです...新札幌へと新北のうた暦と

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