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2017/06/01

  • 開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温-6.0℃、最高気温-2.8℃。今日は真冬日となった開拓の村でした。うっすらと雪化粧した村内も美しかったです。ボランティアの担当は旧青山漁家住宅で、本日も囲炉裏に赤々と炭を熾してお客様を待ちました。フランス、アメリカ、韓国、そして、札幌などから来られた方々が、たまたまだと思うのですが、皆さん、囲炉裏は初めてと珍しがっておられたのが印象に残っています。アメリカから来たという青年は9月から12月初旬まで日本を観光する予定で、服も秋冬用のものを持ってきたそうですが、あまりの寒さにダウンジャケットを買ったと話されていました。会話は日本語でです。ワタクシはというと、寒さ対策として、7枚を重ね着し、さらに貼るタイプのカイロを2枚張って臨むことに。お蔭さまで、真冬日の活動を寒さに笑顔を凍らせること...開拓の村へ

  • ヤドリギを見つける

    曇り時々雪時々晴れ。最低気温-2.7℃、最高気温-0.2℃。近所の文京台南公園のベンチもうっすらと雪化粧をしていました。公園の全体は広いのですが、今日はその一部の我家からすぐのところを散策。辛夷の冬芽には水滴が凍り付いていたものの、毛皮みたいなコートで中身は守られている造りになっているようです。ストーブをつけて過ごしている身には、凍えそうな外気から自力で身を守り、次世代に命を繋ごうとしている植物たちはまぶしい限り。さらに歩を進めると、突然、ヤドリギの元気な姿が目に飛び込んできました。無彩色の世界に、赤と黄の実をつけたヤドリギは何と目を引くことか・・・。ヤドリギをネットで引くと以下の記述がアップされていました。ヤドリギは古代から、神聖な植物であった。すっかり葉を落としてしまった木の上に、ヤドリギは緑の葉を保...ヤドリギを見つける

  • 冬なのに暖かく

    曇り時々晴れ。最低気温-0.1℃、最高気温11.5℃。今日は最高気温が11.5℃と二けたとなり、冬なのに暖かく感じられる一日となりました。真冬日を経験した身には今や二けたは風がなければ、暖かいのです。午後、埋蔵文化財センターから野幌森林公園を歩くことに。雪が残る林に黒々とした遊歩道が続く公園はメリハリが効いた清々しい風景を見せてくれました。明日の天気予報は朝から晩まで雪だるまのマークのみ。「嵐の前の静けさ」ならぬ「雪の前の静けさ」か、本日の野幌森林公園は終始、暖かく穏やかな表情を崩すことがありませんでした。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。冬なのに暖かく

  • 賢治の妹・トシさんの命日によせて

    曇りのち晴れ。最低気温-2.8℃、最高気温3.4℃。今日は宮沢賢治の最愛の妹、トシさんの命日。大正11年(1922年)11月27日、午後8時30分、トシさんはこの世から旅立っていかれました。享年24歳という若さでの逝去です。賢治はこの日の日付を持つ「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」の3編の作品を書き残しています。その中の「永訣の朝」の冒頭では「けふのうちに/とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ/みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ」とあり、霙が降るほどに低い気温で、暗いというよりは「へんにあかるい」という外の様子が描かれています。「けふのうちに/とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ」と哀しい結末を予測したかのような表記に賢治の諦めのような心情が吐露されているような気もします。また、「みぞれがふ...賢治の妹・トシさんの命日によせて

  • 野幌森林公園と新北のうた暦の掲句と

    晴れ。最低気温-9.8℃、最高気温0.2℃。最低気温が氷点下9.8℃と一気に冷やされた当地では、最高気温が0.2℃とにプラスに転じたものの本格的な冬の寒さとなってきました。路面の一部が凍り付いたままなので、散歩は控えることにし、買い物帰りに野幌森林公園大沢口まで車を走らせることに。自然ふれあい交流館の上空の雲間からは太陽の光が射して、冷え切った辺りの風景を幻想的に仕立て上げていました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。ワタクシの父も決して器用な生き方ができるタイプではなく、むしろ「不器用」で生真面目な生き方を貫いて逝った人だったと思い返しています。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園と新北のうた暦の掲句と

  • 雪景色と凍り付いた雪面と

    雪時々晴れ。最低気温-5.9℃、最高気温-2.1℃。義母の住まいが業者さんの事情で変わることになり、引っ越し先の建物を見学してきました。12月3日が引っ越しの日で、間取りなどを確かめておおよその目途を立てることに。今の所より、明るく、広いので、おそらく気にいってもらえると思います。我家から今までの所より近くなったのも安心材料かと。いつにも増して慌ただしい師走となりそうですが、大丈夫です。今日は今季初めての真冬日でした。凍り付いた雪面に慣れないので、一足一足集中しながらいるペンギン歩きを思い出しているところです。息子(こ)が買ってくれた家計簿にはそこはかとない思いが込められているのでしょう。その思いとは平穏を記すことであり、作者を気遣うさりげない「優しさ」が感じられます。贈り主の心を受け取り、こうして短歌に...雪景色と凍り付いた雪面と

  • 北海道立図書館とコラム「卓上四季」と

    曇り時々雪。最低気温0.5℃、最高気温8.7℃。午後から予報通り、雪が降り出しました。道立図書館までの道中は風も強く雪も降っていたので寒く、ダウンの出番となりました。図書館1階のロビーでは「おいしいえほん」コーナーが設けられ、2階には「人馬一体」をテーマにした展示の開催中です。いつもながら、ワタクシにとって図書館は居心地が良く、絵本を手に取ってページを繰っているうちに最後まで読み終えてしまいました。午後から大雪になるとの予報があったからか、館内はいつもより人影が少なく、十人以下だったような気がします。やはり、荒れる天候のことが気になり、早めに帰宅しました。これから何かと気になる、雪に因んだ記事が北海道新聞のコラム「卓上四季」に取り上げられていました。主に雪博士の中谷宇吉郎の功績が綴られています。中谷が取り...北海道立図書館とコラム「卓上四季」と

  • 虹の空に

    晴れ。最低気温9.6℃、最高気温15.8℃。午後から買い物に出かけた時のこと。雨交じりの空に、大きな虹のひとかけらが架かっていました。虹のかけはしに託すものはたくさんあるのですが、車で移動中に見えなくなってしまいました。久しぶりの虹。七色を見分けることができる美しい虹です。そして、本日の北海道新聞のコラム「卓上四季」では「無言館」が取り上げられていました。「無言館」は信州・上田にある戦没画学生慰霊美術館で、およそ130人の作品や遺品が展示されているそうです。これらの作品は館主の窪島誠一郎氏が「未来の画家たちの無念さと、戦争の惨禍を伝えるため」に全国へ赴いて集めたとのこと。コラムは「モノ言わぬ作品群と向き合っているうち、思い至る。この悲しみは先の大戦だけに限った話ではないことに。ガザやウクライナ・・・。世界...虹の空に

  • 野幌森林公園の月と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温1.9℃、最高気温13.6℃。今日も小春日和の良い日となりました。習い事を終えた後、野幌森林公園へ。傾き始めた日差しは辺りを荘厳な風景に変えていきます。冬を前にした裸木も凛々しく、薄もも色に染まる空には少しふっくらしたお月様の顔が見えました。自然からの頂き物は特に夕暮れ時は心に沁みいる気がします。カラスの鳴き声までもが優し気に聞こえました。そして、新北のうた暦に掲載されていたのは、裸木に父の指の節くれを重ねて詠まれた句です。視線が向けられた先にあるのは裸木で、その節くれに注目しているところに新鮮な驚きを感じました。同じものを見ても、人それぞれに感じ方が異なり、着地点も違ってくることは当たり前かもしれませんが、興味深いことです。これまで、様々な人の作品に触れて、なるほどそういう見方や感じ方があ...野幌森林公園の月と新北のうた暦と

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温0.3℃、最高気温10.9℃。6:27本日の最低気温0.3℃は午前6時30分頃のもので、ちょうど上の写真の撮影時です。その後、日中は二けたになり、この時期としては風もなく暖かい小春日和となりました。今日は新札幌のアークシティホテルで趣味を同じくする皆さんとレストランアバンティにてランチ。ワタクシは天丼を頂きました。お昼時の店内は満席状態で、その大部分が60代前後の女性で占められていた気がします。仲間同士などで会食を楽しんでいる姿から、女性群のコミュニケーション能力はコロナ禍を経ても健在だなと何だかホッとしました。元気な誰かが居ること、元気な誰かで居ることは有難いことかもしれません。そして、今日の新北のうた暦の掲歌です。初雪にはこうした情緒を呼び起こす何かがあるのだと、この歌を通して改めて思い...新札幌へと新北のうた暦と

  • 野幌森林公園と雪と

    晴れのち雪。最低気温1.0℃、最高気温6.3℃。午前に野幌森林公園のふれあいコースから大沢口へ。午後から雪との報に急かされるように・・・・・。そして、予報を裏切ることなくほんとうに雪が降ってきたのでした。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「旧友のやうな初雪触れてみる」なるほど、しばらくぶりに再会を果たした旧友のようでもあるのか初雪はと、しみじみ思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園と雪と

  • 隣の洋食屋さん「ブラボーパパ」へ

    雨のち晴れ。最低気温1.5℃、最高気温11.5℃。和風キノコハンバーグ(オニオンソース)+Bセット(ライス・ミニサラダ・珈琲)今日も小春日和となりました。ランチは初めてのお店のレストラン「ブラボーパパ」へ。開店時刻の11時半前にお店に着いたのですが、すでに予約席1を含めて先客があり、カウンター席に案内されました。オーダーをしてからお料理が運ばれてくるまではおよそ40数分。待った甲斐があり、美味しく頂きました。店内に入り切れなかった方々は車で待機していたようです。お店を出る頃には、駐車場にさえ入り切れなかった車が3台ほど路上に停車していました。お店のお料理担当者はお一人で、他のスタッフも一人。二人でお店を回していたとはと驚きましたが、為せば成るのだと感心しきりです。その後、「第6回夢祝(ゆめほぐ)江別・江北...隣の洋食屋さん「ブラボーパパ」へ

  • 初冬の空を

    曇りのち晴れ。最低気温7.8℃、最高気温12.6℃。小春日和となった本日。午後から野幌森林公園を埋蔵文化財センターから歩き出してきました。落葉松林を潜り抜け、朽ちたセイタカアワダチソウの群落を通りといつもとは違ったコースも良いものです。それにしても日暮れは百メートル全力疾走のよう・・・。ぼんやりした三日月の向こうに見えた薄桃色の雲はカーテンを閉めようとしている間にグレーに早変わりしていました。昨年の今ごろは白内障の手術などで、てんやわんやでしたが、今年は季節の移り変わりに心を遊ばせ、少しのんびりした11月を過ごしています。皆さまにおかれましたはいかがお過ごしでしょうか。明日が良い1日となりますように・・・・。初冬の空を

  • 自然ふれあい交流館へ

    雨時々曇り。裁定気温3.1℃、最高気温12.3℃。朝から雨でした。この時期としては最高気温二けたと暖かかったです。午後から久しぶりに自然ふれあい交流館を訪ねてきました。今日はあいにくの雨のためか、貸し切り状態の中ゆっくりと館内を眺めることに。天井は木の葉をかたどったデザインで南側は全面ガラス張りと明るい室内で、毎回、森の中にいるような気分にさせられます。居心地の良さは満点かと。「野幌の森林」についてのパネルはなかなか興味深いものでした。自然林と人工林とが共存する森の姿は未来へ続く道筋を物語っているのかもしれません。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。自然ふれあい交流館へ

  • 初冬の日のあれこれ

    晴れ。最低気温-3.3℃、最高気温10.6℃。江別市立病院晴れて冷え込んだ朝を迎えました。でも、日中は風もなく穏やかな小春日和。今日は義母の定期検診の日でした。担当のお医者様からは変わりが無いとの診断を頂き、一安心です。夕方近くに野幌森林公園を散歩してきました。空にはマジシャンがステッキを振って描きだしたような雲がたなびいています。その下には枯葉色の風景が広がっていて雪景色になる日も近いような・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。初冬の日のあれこれ

  • 中華楼にてと新北のうた暦と

    曇り時々晴れ。最低気温0.2℃、最高気温7.8℃。美容院を出たの時は13時少し前。すぐに近くの商業施設内のレストランへ。比較的空いていた中華楼にてレディースセットのランチ。美容院は換気を優先していたためか、寒かったので、こちらでようやく暖まりました。春雨坦担はいつも通りで美味しかったです。寒さ対策の一つは滋養。美味しいと感じるものを頂いていざ、冬へ。今日の新北のうた暦の掲句は釧路湿原を詠んだ作品です。釧路湿原を車窓から眺めたことや、またその昔には散策したこともあったことなどが頭をよぎりました。釧路湿原に広がる荒涼とした冬枯れの様子が目に浮かびます。「無一物」の世界。でもそれはみかけのことで、その裡には無数の生命が潜んでいるということを作者は見通しているのです。味わい深い句だと思いました。何もないかのように...中華楼にてと新北のうた暦と

  • 積雪の朝と初冬の景色に

    雪時々晴れ。最低気温0.2℃、最高気温5.1℃。雪が積もり、白くなった路面が冬が来たことを告げていた朝です。この後、雪は解けたものの、一日中、雪が降ったり解けたりを繰り返していました。遅い午後、野幌森林公園へ。ところどころに水たまりができ、落ち葉が吹き溜まっていました。濡れて黒々とした裸木や白樺の白と枯れた葉や草原とのコントラストには心惹かれるものがあります。初冬のこうした景色にこの時期ならではの情緒を感じながら、時折雪や霰、霙が降る中を傘を差さずに歩いてきました。そして本日の新北のうた暦の掲歌です。まさに本日は「冬は確かにわが家に来たり」との下の句に共感を覚えた朝となりました。秋から冬への切り替えは雪が辺りを埋めることで決着がつくものです。北海道の当地ではおおむね雪が冬の存在を確かなものにしてくれます。...積雪の朝と初冬の景色に

  • 公園の遊具も冬仕舞い

    晴れ時々曇り時々雪。最低気温-1.2℃、最高気温5.2℃。今日も一時雪が舞うシーンがありました。公園の遊具も冬仕舞いです。遊具たちは一足先に長い冬休みに入りました。夕方の空には薄桃色の雲がたなびき、その空から今雨から変わったばかりのような水気を含んた雪が降ってきました。今のところ冬将軍は辺りを伺いながら、様子見をしているようです。冬将軍さまには、大雪だった昨年よりは手加減をして下さいますよう、心からお願い申し上げます。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。公園の遊具も冬仕舞い

  • 江別市中学校・高校美術部合同展へ

    晴れ時々雪時々曇り。最低気温-4.7℃、最高気温5.8℃。江別市中学校・高校美術部合同展を見学するために江別市セラミックアートセンター2階企画展示室へ。江別市内の中学校と高等学校の美術部などで制作された作品が会場に展示されていました。若々しい感性にあふれた作品が一堂に会するのは意味深いことだと思います。運動部に比べると比較的地味なこうした美術部の活動に目が向けられ、光が当てられることはとても良いことだと思いました。高校時代、美術部のはしくれだったもので・・・。ランチは北海道立野幌総合運動公園・総合体育館内「レストランウッズ」にて。醤油ラーメンを頂いてきました。細く真っすぐな麺にあっさりしたスープのコラボレーションで美味しかったです。そして本日の新北のうた暦の掲句です。まさに空港を出ると、すぐに「蝦夷の大枯...江別市中学校・高校美術部合同展へ

  • 初雪

    曇り時々雪。最低気温-0.2℃、最高気温4.7℃。札幌では未明に初雪が観測されたとお昼のニュースは伝えていました。これは、平年より10日遅く、去年より5日早いとのことです。当地も初雪になりました。マリーゴールドの花に残っていた初雪の白さがひときわ目を引きます。本日の最高気温4.7℃は昨日から10度ほど下がり、一気に肌寒くなりました。「毎日少しずつずらされてゆくバス停は、この世界の『ほんとう』もまた少しずつ狂わせてゆくのだろうか」と解説にあります。「ほんとうを言ってほしいな」という上の句の箇所に衝撃を受けました。本当を言ってほしいような、ほしくないような微妙な場面も用意されているのがヒトの世の常かもしれません。歌の真意はつかめないながら、心のどこかが共鳴する作品のように思いました。それでは今日はこの辺で。明...初雪

  • 「北海道本の世界子ども陶芸展2023」へ

    雨時々曇り。最低気温6.6℃、最高気温15.3℃。「北海道本の世界子ども陶芸展2023」が旧開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)で開催中です。期間は11月7日(火)から11月14日(火)まで。昨日、ボランティア活動の昼休みに見学してきました。個性的な作品ばかりで、もう少しゆっくり見たかったなと心残りです。この後、以下の予定で巡回展を予定しているそうです。11月17日から11月30日(東川町複合施設せんとぴゅあⅡ)12月9日から28日(剣淵町絵本の館)本当に記録的な暑さの夏でした。そして、本日の新北のうた暦の掲句「真二つにした白菜が陽を分つ」は秋から冬へ向かう今どきの白菜を詠んだもののようです。漬物を仕込んだり、鍋物が恋しくなるシーズンを迎え、白菜は主役、準主役級の存在となってきました。その白菜の白さと薄緑...「北海道本の世界子ども陶芸展2023」へ

  • 開拓の村の青山漁家住宅など

    曇り時々晴れ。最低気温0.0℃、最高気温14.1℃。晩秋の開拓の村です。昨日が冬至なので、暦の上では冬なのですが。夏季のボランティア活動は先週の木曜日で終わり、今日は冬季の活動となります。冬季間は旧青山家漁家住宅での活動と旧札幌停車場で待機してお客様の要請があればガイドを行うという形になっています。今のところ、休館日をのぞいて毎日行われる予定です。さて、青山家では10月31日から囲炉裏に炭をおこしてお客様をお迎えしています。これはコロナ禍を挟んで4年ぶりです。本日、ワタクシは初の炭おこしに挑戦してきました。上手にできたんですよ。午後からは日が陰って、肌寒くなり、炭が赤々とおこっている囲炉裏のそばにはお客様が次々と座り、暖まっていかれました。青山家がニシン漁の漁場を徐々に広げて財をなしていく道筋、言い換えれ...開拓の村の青山漁家住宅など

  • 冬至の日に

    雨のち晴れ。最低気温6.4℃、最高気温11.6℃。立冬の今日は雨のち晴れ。最低気温は6.4℃で最高気温は11.6℃と二けたとなり、ダウンを羽織らなくても済むほどで、この時期としては暖かかったです。習い事の帰りに野幌森林公園・大沢口まで足を延ばしてきました。すっかり葉を落とした木々、遊歩道には降り積もった落ち葉が敷き詰められています。立冬の日の昼下がり、森の中はシンとして、静かな時間が流れているようでした。そして本日の新北のうた暦の掲句です。解説には「冬の白息が、ページをめくるたびに揺れていた。」とあります。立冬の日に書物を繰るときの情景が白い息とともに浮かんでくる気がしました。これから、大地は徐々に冷やされて、本格的な冬に向かっていくことでしょう。そういえば、寒さが極まる日の朝に配達された新聞は、氷のよう...冬至の日に

  • 一雨ごとに進む秋

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温11.5℃、最高気温16.9℃。大雨の後、ほどなく晴れ間が見えたので野幌森林公園の大沢口へ。濡れた路面に映るこのシーズンならではの景色には心惹かれるものがあります。この風景も一期一会。今週末は予報通り雪となるのでしょうか・・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲歌。皆既月食などの劇的な天体ショーは宇宙の規則に則って起こるもので、人間世界での出来事に忖度するものではないはずです。それを実感した場面で詠まれた歌なのでしょう。まるで、今の世界状況に通じるようでハッとさせられました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。一雨ごとに進む秋

  • 「すたみな太郎」にて

    曇りのち雨。最低気温4.2℃、最高気温15.9℃。初めて、「すたみな太郎」へ。バスや車の車窓からこのお店の外観は眺めていましたが、利用するのはこの度が初めてでした。お皿に盛りつるのも楽しいことで、自由に選べることが大げさですが、「生きる力」に繋がっていくのを感じます。雪が降る前に体力をつけるために向かった先の「すたみな太郎」。バイキングというのは自ら食物を選び獲る、実に能動的な食事の形態です。お肉を重点に頂くはずが、いつのまにかデザートに傾いていて・・・・。甘かったです、自分に。でも、大満足でした。ワタクシの母は37年前に亡くなりました。義母は97歳で元気に暮らしています。その義母から学ぶことを含めた想い出はたくさんあり、まさしく、本日の掲句のようです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日と...「すたみな太郎」にて

  • 野幌森林公園・瑞穂の池と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-2.4℃、最高気温11.5℃。最低気温が氷点下となった本日。寒い朝を迎えました。午前に野幌森林公園の瑞穂の池へ。水をたたえた池のほとりには芒が揺れています。そぞろになった葉の白樺林が映り込んだ瑞穂の池は、晩秋の佇まいとなっていました。そして本日の新北のうた暦の掲句です。「苔の緑との対比が美しい」と解説にあります。寺の一角に注がれた作者の視線が捉えた清らかな情景。それは「お十夜」という念仏法要の最中での情景だけに俗世から離れた世界に思えます。雪が消えずに残っているということは、寒さが辺りを包んでいることでしょう。「お十夜」と雪の残る境内を思い浮かべながら、この句を反芻してみることにしました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園・瑞穂の池と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園と北海道立図書館へ

    晴れのち雨。最低気温3.3℃、最高気温10.5℃。百年記念塔跡午前に野幌森林公園を歩いてきました。中央線から百年記念塔へ。記念塔付近はフェンスに囲われていたので、定かではないのですた、影も形も見えませんでした。午後からは北海道立図書館へ。2階の展示コーナーには「札幌駅で会いませんか?」が開催中です。札幌駅の移り変わりを見ることができ、興味深かったです。特に札幌駅3代目は北海道開拓の村に再現されていることもあり、目を凝らすことになりました。そして本日の新北のうた暦の掲歌です。今日は当地も小春日和に恵まれました。掲句は小春日和の釧路湿原が舞台となっているようです。湿原は命あるものが命を繋いでいくために「帰る場所」でもあるのだとの解説になるほどと思いました。湿原は様々な要因で少なくなってきていると聞いたことがあ...野幌森林公園と北海道立図書館へ

  • 文化の日の野幌森林公園

    晴れのち雨。最低気温6.4℃、最高気温19.5℃。落葉の道を踏みしめながら、風を感じてきました。木々の葉は強い風にまるで右向け右などと号令をかけられたかのように傾いています。こういう日は木々の枝が折れて、飛ばされてきそうな気がしたので森の中までは足を運ばないことにしました。気温は高めだったので、この時期としては妙になま温かい風でした。11月に入って3日目なのですが、まだ暖かさが残っている文化の日です。このように静かに揺れながら枯れていく萩の姿から自然に逆らわずに逝く命を思いました。解説は「単純ながらも清潔なまなざしが新鮮だ」と結ばれています。そのまなざしから生まれたであろうこの句には説得力があると感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。文化の日の野幌森林公園

  • 北海道開拓の村と『ワルトラワラ51号」と

    晴れ。最低気温4.3℃、最高気温13.4℃。今日で夏季のボランティア活動は終了です。青山漁家住宅の担当。スペイン、フィリピンの方、熊本県、埼玉県、東京などからのお客様、小学生の皆さんがお見えになりました。今日は囲炉裏に火が熾され、その赤い火はほんのりとした暖かさを部屋に広げていきました。活動終了後、新札幌の居酒屋さんで懇親会。心温まるひとときとなりました。先日、『ワルトラワラ51号』が届きました。関係者の皆さま、ありがとうございます。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。喪服の黒地に雪虫の白はコントラストが効いているなと思います。しかも、雪虫は消え入るように命を終えるのです。亡き人の魂のようにも思え、解説にあるように「あらためて悲しみがこみあげてきた」のでしょう。弱弱しく飛び交う雪虫の姿に晩秋のなんともい...北海道開拓の村と『ワルトラワラ51号」と

  • 野幌森林公園の秋深まる

    晴れ。最低気温8.6℃、最高気温16.2℃。11月を迎えました。久しぶりの野幌森林公園は晩秋の佇まい。残り少なくなった木々の葉が時折、空から舞い落ちてきます。遊歩道に折り重なった落葉を踏みしめると、かかとにふわふわした感触が伝わってきました。この時期になると、次に来た時に、枝に葉はどれくらい残っているのかと気がかりになります。そんな思いでいるからか、シャッターを押す回数がつい増えて、我家に戻ってからの写真選びに時間がかかりました。というようなわけで、11月最初の本日の写真はかなり多めにアップすることに。皆さまには、写真を見ながら散策をしている気分を味わっていただけると幸いです。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。何も口を継いで語れることはないほどに、納得のいく句でした。「老猫を座布団に置く夜寒かな」老猫...野幌森林公園の秋深まる

  • 平岡樹芸センターへ

    晴れ。最低気温0.6℃、最高気温16.9℃。平岡樹芸センターは紅葉を見ておきたい方々で大賑わいでした。センター内の駐車場が満車だったので、近くにできた臨時駐車場へ車を入れることに。霜が降りたり、気温が氷点下になると色が褪せるので、その前に美しい姿を目に焼き付けたくなるのでしょう。冬が来る前にしておくことの一つに美しい秋を記憶することが挙げられるのかもしれません。心を整えるルーティンとして・・・・。そして、本日の新北のうた暦です。降霜の予報が流れると、一株でもきれいに咲かせておきたいとの思いから、覆いをかけるという気持ちはよく分かります。それが真夜中であっても、身体が反応して庭に向かうのでしょう。さて、我家のコスモスはというと、すでに咲ききっており、綺麗な色合いの花から種を取り、来年用に乾かして保存しました...平岡樹芸センターへ

  • 第37回江別市民美術展と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温0.4℃、最高気温14.7℃。江別市野幌公民館(ホール・ギャラリー)で今日まで開催予定の第37回江別市民美術展へ。配布されたパンフレットによると、101点の作品が出品されていたようです。画材も多様で100号の大作もあり、完成度の高い見ごたえのある展示でした。紅葉の進む秋、文化の日を前にした今日、絵画の魅力にまた目覚めました。今年中に1枚でも小サイズではありますが、ハガキ絵を描いてみたいと思います。ここで思いをアップすることで、鷹揚なワタクシも頑張れそうな気が・・・・。渡り鳥が渡りを始める季節が巡ってきました。宮島沼のマガンの塒立ちを見に行ったことがあります。湖面いっぱいに羽を休めていたマガンが一斉に飛び立ち空に向かう姿は感動的でした。渡り鳥の不思議な生き様とエネルギーには他を圧倒するものがあ...第37回江別市民美術展と新北のうた暦と

  • 今日も北海道開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温5.8℃、最高気温15.8℃。義父の3回忌を終えた後、生田原からみえたお坊様と家人の運転で北海道開拓の村へ。秋の日差しに紅葉が一段と進み、映えていました。お坊様も紅葉の村に目を見張り、盛んにシャッターを押していたようです。以前から開拓の村に行き、ワタクシの解説を聞いてみたいとおしゃっていたお坊様でした。今日は突然でしたが、紅葉真っ盛りの村をご案内することができて良かったなと思っています。風もなくこの時期としては暖かな村内でした。そして本日の新北のうた暦の掲句です。寒さが強まっていくこれからの日々。「そぞろ寒」は、「冷やか」よりも寒いのだそうで、季語は晩秋とのこと。これからひんやりしていく季節に身をおき、感覚を研ぎ澄ませ、寒さの微妙な違いを感じ取ってみたいなと思います。「鉛筆の芯折れて...今日も北海道開拓の村へ

  • 北海道開拓の村へ

    晴れ時々曇り。最低気温7.2℃、最高気温15.4℃。午後から開拓の村へ。120名の団体さんがお見えになり、10組に分かれてそれぞれにガイドが1名配されることに。ワタクシは第1グループの担当で、およそ1時間にわたり村内市街地群を中心にご案内して参りました。時間内に指定箇所を含め、約20棟を巡ることに。最後に「拙い説明を聞いて下さってありがとうございます」と伝えると、拍手が返ってきました。人間性豊かな方たちだったようで、温かな心遣いに感謝です。思えば、挑戦させて下さった村の関係者の皆さまにも感謝しています。本当に良い体験をさせていただきました。これを機にさらに村の魅力を探しだし、誰かにお話しできたならと思っています。第1グループそして、本日の新北のうた暦の掲歌です。リズム感もひらがな表記にも詠まれている自然を...北海道開拓の村へ

  • 近くの南町公園を歩く

    晴れのち雨。最低気温8.6℃、最高気温16.5℃。文京台南町公園を歩いてきました。今日は久しぶりに、というか、1年ぶりに階段を下りてそのまま道なりを進んでみました。緑の葉が茂っている頃は暗くてじめじめしているところです。この時期になると紅葉した樹木などで辺りが明るくなり、がぜん、居心地が良くなってきます。開拓の村の学習に疲れたので、この公園の紅葉を楽しむことにしました。それが功を奏したのか、この後、学習に前向きになれた気がします。紅葉の効用に高揚感が増したようでした。雪がいつ降ってきてもおかしくないこの時期には、さすがに虫の音は絶えています。本日の新北のうた暦の掲句ではきりぎりすが取り上げられています。まだ、秋の最中なのでしょうか。解説に添って、料亭の裏にある荒壁で鳴くきりぎりすを思い浮かべてみました。こ...近くの南町公園を歩く

  • 秋が微笑み始めた開拓の村へ

    晴れ。最低気温8.2℃、最高気温18.3℃。秋の装いとなってきた開拓の村へ。今日は農村群の旧小川家酪農畜舎の担当。フランス、メキシコ、台湾、香港、広島県、静岡県、大阪、近隣の方々と多くの方がお見えになりました。秋の日差しに照らされて、開拓の村の農村群はひときわ荘厳な雰囲気に。そのような中で過ごしたのひとときは穏やかで心和むものとなりました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。秋が微笑み始めた開拓の村へ

  • ふれあいコースと新北のうた暦から

    晴れ。最低気温9.3℃、最高気温18.2℃。よく晴れた午前、野幌森林公園ふれあいコースを埋蔵文化財センターまで歩いてきました。暑からず、寒からず、風もない爽やかな日となりました。こういう日を大切にしたいなと思う今日この頃です。昨晩はラジオから「紙ふうせん」というグループの「冬が来る前に」の曲が流れてきました。今まさに、その曲の題名をなぞるように、あれもこれもと・・・・。タイヤ交換、ワイパー冬用仕様に。これは家人が終わらせてくれました。鮭が遡上する川では命と引き換えに新たな命を産み出すようにセットされた鮭たちが最後の頑張りです。自然の采配は時に過酷に映ります。でも、それは命の循環を司るものにとって為さなけれければならない事なのだと思います。翻って、命が意味もなく粗末にされているヒトの世界はいつになったら自然...ふれあいコースと新北のうた暦から

  • 森林公園の秋にくるまれて

    晴れ。最低気温-0.9℃、最高気温16.6℃。本日、ついに最低気温が氷点下となりました。しかも-0.9℃です。いよいよ冬将軍のお目見えとなりそうな気配を感じています。今日はやわらかな日差しの中、晩秋へと向かう野幌森林公園を歩いてきました。紅葉が映えるのはやはり晴れの日かななどと思いながら・・・・。そのような本日の新北のうた暦の掲歌です。なんて、独特で発想の豊かな歌なのだろうと思いました。「ゆきこ、ゆきがじきふりますよ空の底から声がする帯広の声」ひらがな遣いが味わいをぐんと深めていると思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。森林公園の秋にくるまれて

  • 今日も野幌森林公園と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温3.7℃、最高気温14.4℃。午後から野幌森林公園へ。葉が少し黒みを帯びてきたような気がしました。美しい紅葉の時期は少しでも長くあってほしいなどと勝手ながら思ってしまう今日この頃です。雪つりの上品な佇まいに手掛けた方の美意識を感じています。その美意識が高じて、中には「手前勝手な絞り様」となることもあるのでしょう。目に映る様が不自然だと捉えた作者の眼力もさすがだなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。今日も野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温0.1℃、最高気温10.1℃。午前中、野幌森林公園へ。また、少し、紅葉が進んでいました。今年の秋は冬将軍を前にのんびりしているわけにはいかないようです。美しい森の景色に心を和ませるひととき。今日も寛容な森からたくさんの贈り物を頂いてきました。この森を残してくださった、先人たちの慧眼に感謝です。能取湖を身近に感じながら育ったこともあり、掲句に親近感を覚えました。オホーツク海と繋がっている能取湖の水は塩辛く、その微妙な条件が通称「サンゴ草」といわれる「アッケシソウ」の群落を育てたようです。日本一のアッケシソウの群落として能取湖沿岸の卯原内は有名で、ワタクシの故郷でもあります。その能取湖で詠まれたという本日の新北のうた暦の掲句をゆっくりと味わいたいと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様に...野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 「文京台地区のんびりまち歩き」へ

    晴れ一時雨。最低気温3.6℃、最高気温11.7℃。マンホールに描かれているのは江別市の木・ナナカマドと野幌森林公園と煉瓦と石狩川です。今日はガイドさん5人による「文京台地区のんびりまち歩き」へ参加。越してきてから15年目となるこの地を、ガイドさんの説明を伺いながら歩いてきました。資料も用意して下さり、読み返しているところです。午前中は風もなく、雨も降らずに済んで幸いだったかもしれません。というのも、13時半過ぎから予報通り雨。それも冷たい雨が降りだしたのでした。純米酒「北吹雪」は北限の餅米「はくちょう」から醸造されると解説にあります。北海道米が研究者やコメ農家さんの努力によって、今日の多様な種類の美味しいお米、有能なお米となったことを思い返さずにいられません。この歌を詠まれた作者の「無骨な読みぶり」に心意...「文京台地区のんびりまち歩き」へ

  • 雨・雨・雨の日

    雨。最低気温9.3℃、最高気温13.1℃。朝から冷たい雨が降っています。今、16時を回った所。外は暗くなってきました。先ほどストーブをつけ、お部屋の温度が25℃になったので消しました。この週末は平地でも雪との予報がでています。いよいよ、冬支度を始めなければ・・・・。先ずは冬靴の準備かなと。渡り鳥の生態は謎に満ちています。大海を越えて渡りをする鳥たちが磁石も持たずにどうやって目的地へたどり着くのか等々。本日の掲句は雁の渡りから自分の来し方を振り返り、つぶやきのようにも思えます。解説は「さて、現代女性の共感を呼ぶだろうか。」と読者へ問を投げかける結びになっています。諦観しているようにも受け取れるこの句は一昔前の女性なら共感できたのかもしれませんが、現代ではどうなのかなと思いました。というのも、厨妻で居られない...雨・雨・雨の日

  • 北海道開拓の村の広瀬写真館などを

    雨時々曇り。最低気温10.8℃、最高気温17.2℃。秋へと装いを変えようとしている開拓の村へ。まだ、紅葉は始まったばかりですが、一雨降るごとに温かな色合いを深めていくことでしょう。今日は岩見沢で営業していたという旧広瀬写真館の担当でした。初代の方は石川県出身の大工さんで旅館を経営。その時の常連さんだった出張写真師の方から、写真館をやってみないかと勧められたのだそうです。岩見沢の人口が1万2千人ほどの頃の明治31年、写真館は市内第一号となり、大繁盛することになります。大正の初め頃、写真館は二代目の元吉さんにより新築され、昭和33年まで使われていました。この写真館を再現したものが開拓の村のこの建物です。木造建築の貫禄とでもいうような味わいがあり、居心地の良さを感じながらお客様を迎えました。石川県から来られた方...北海道開拓の村の広瀬写真館などを

  • 秋晴れの野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温5.5℃、最高気温18.4℃。午後から野幌森林公園へ。一雨ごとに色づいていく森は秋の日差しを受けて明るい表情を見せていました。今日は大沢口から少し足を延ばして昭和の森のカツラの木へ。傾き始めた陽が森を優しい色に染めていきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。秋は空気が澄み渡ってきます。それゆえ、景色の見え方が違ってくるのでしょう。「見慣れた風景が、いまその隅々まで作者の前に姿を現し、いっときの絶景となる。」との解説に大きく頷いている自分がいました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。秋晴れの野幌森林公園へ

  • レストランアバンティと新北のうた暦と

    曇り時々晴れ時々雨。最低気温4.7℃、最高気温11.1℃。五目チャーハン新札幌のアークシティホテルのレストランアバンティにてお仲間とお話した後、ランチタイム。今日は五目チャーハンを頂くことに。チャーハン自体が半年ぶりで、このレストランでの五目チャーハンは初めてです。美味しく、チャーハンというお料理に親近感を覚えました。ところで、レストラン内はハロウィン仕様。演出された異空間は明るい雰囲気で、日常から少し離れて心を遊ばせることができた気がします。そして、本日の新北のうた暦の掲歌を。色合いはナナカマドの赤や秋の白日、大鯉の赤や金を連想させてカラフルです。ダイナミックな情景を爽やかに詠みあげた歌だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。レストランアバンティと新北のうた暦と

  • 「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報第67号●ギイギイフウ」届く

    曇り時々雨。最低気温6.3℃、最高気温15.9℃。本日の夕方、「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報第67号●ギイギイフウ」が届きました。関係者の皆さま、お忙しい中、ありがとうございます。広々とした北海道の大地に育った大根、人参、ジャガイモや沿岸でとれた鮭、鱈、鰊、これらをやはり道産の昆布でだしをとった汁で鍋ものにした三平汁。アラも加えるのでコラーゲンたっぷりの汁物です。北海道開拓の村でコロナ前に頂いたことがありました。郷土料理の味わい深さを感じたものです。この句に登場する番屋でふるまわれた三平汁には穫れたての魚が用いられたと思われます。さぞかし美味しかったことでしょう。三平汁を食しているのは番屋。開拓の村の旧青山漁家住宅のダイドコロと呼ばれる大広間には三平皿などが配された膳が並んでいます。そのような背景...「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報第67号●ギイギイフウ」届く

  • 北広島夢プラザにての人形劇とななかまどと

    晴れ。最低気温3.4℃、最高気温21.0℃。今日は北広島夢プラザにて開催の文化祭で友人が形劇を発表することになり、そのお手伝いに参上してきました。昔話の「ねずみ経」です。場所に合わせて人形の動きも変えるなどして無事終了。毎回、多様な経験をさせて頂くことになり、脳が喜んでいるようです。近所の公園のななかまどが色づいてきました。葉も実も紅く染まり、美しい姿を見せてくれます。本日の新北のうた暦の掲句はそのななかまどと岸に寄せる支笏湖の波が詠まれています。支笏湖の波は岸辺の草に音もなく寄せてくるのでしょう。波には荒々しいものもあるのですが、草に寄せる波は解説にあるように「優しさ」を感じさせもするなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。北広島夢プラザにての人形劇とななかまどと

  • 「館長と一緒にむら散歩 第6回」へ

    晴れ。最低気温2.9℃、最高気温21.3℃。最低気温2.9℃は夏以降一番の寒さ。最高気温は21.3℃と暖かくなり寒暖差が18.4℃となった本日。日中は良い日和となり、館長さんの奥ゆきのあるお話を伺いながらの散策は楽しいものとなりました。〈紙面の都合で全8㌻のうちの1㌻目のみアップします。〉そして、本日のうた暦の掲歌。明日は支笏湖紅葉まつりだそうです。この作品は支笏湖のほとりの紅葉と、昨日、目にした雪虫をを思い浮かべなが味わおうと思います。「綿虫とべり一つ綿虫」とリフレインで強調されることで「その存在のはかなさが際立つ歌だ」と解説にあります。なるほどと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「館長と一緒にむら散歩第6回」へ

  • 文京台南町公園も秋へ

    晴れ。最低気温3.4℃、最高気温22.2℃。近くの公園にも秋が静かに采配を振るい始めました。これから、木々が紅葉していくのを楽しめそうです。今日は公園内で雪虫の群れが飛び交っているのを見ました。平地に初雪が降るのも時間の問題のようです。2012年1月12日の株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)によると、北海道民と“雪虫”にまつわる俗説に迫った「雪虫大作戦」観測結果、雪虫の大量発生から初雪まで22日で、俗説より1週間以上も遅めだったとのこと。環境変化の影響か、5年連続で俗説通りの都市はなく、平均1週間以上の遅れだったようです。この発表を目安にすると、初雪は11月4日頃でしょうか。秋の天は高く、そこに飛ぶのは棟上げ式にまかれる祝い餅。新築の家の棟上げ式を建舞(たてまい)と呼ん...文京台南町公園も秋へ

  • 開拓の村の旧岩間家農家住宅へ

    晴れ。最低気温4.0℃、最高気温20.0℃。旧岩間家農家住宅旧領主伊達邦成公が立ち寄り、休んだとされるお部屋良いお天気に恵まれ、農村群は実りの秋を迎えています。今日は旧岩間家農家住宅の担当でした。多くのお客様とお話をする機会に恵まれ、気がつけば活動終了時刻となっていました。お客様の中にはエゾリスも・・・。食べ物を探し回るのに大忙しの様子で、ワタクシなどは目に入っていなかったようです。これはのどかな農村群ならではの出合いだったかもしれません。秋の日差しの中、開拓の頃を偲ばせる農村群での活動はふんわりした心和むひとときとなりました。「やまぶどう」を詠んだ本日の掲句です。「揺すれば昭和零れ落つ」とドキッとするような着地に瞠目させられました。それにしても、本当に昭和は遠くなりにけりの思いが強まる今日この頃です。そ...開拓の村の旧岩間家農家住宅へ

  • 秋の森には

    晴れ。最低気温4.9℃、最高気温17.2℃。習い事の帰りにいつものように野幌森林公園ふれあいコースを歩いてきました。傾き始めた秋の日が長い影を創り出しています。細かな金の粒が降りそそぐ森林公園はどこも幸福そうな姿に見えました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。落葉松林が黄金色に染まる頃は本当にみとれるほどです。解説にあるように、それは「幻想的な光景」そのもの。「間近に迫る冬を予感しながら、秋の森はひとときの絢爛の中にある」というのもその通りだと思います。これから、一雨降るごとに秋は森を美しい風景に仕立て上げていくことでしょう。その美しい一瞬を見逃さないようにしなくてはと・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。秋の森には

  • 「カフェ&居酒屋ゆるり」にてランチ

    曇り時々晴れ。最低気温8.8℃、最高気温18.9℃。江別市牧場町39-4にあるお店「カフェ&居酒屋ゆるり」へ家人と行ってきました。火曜日は閉店の飲食店が多い中、パンフレットなどでやっと見つけたお店です。こじんまりとした店内は居心地が良く、お料理も美味しかったです。本日のワンプレートランチのお肉料理は手作りハンバーグというのもラッキーでした。入り口付近に飾っていたオブジェを女性店主さんに尋ねると、「アメジストで軽自動車1台相当のお値段なんです」と。パワースポットになるようにとの願いが込められているそうで、石にかざすと「浄化されますよ~」とのことでした。浄化してもらいたいものは・・・あれもこれもと多すぎて・・・・・・。夕方近くに野幌森林公園へ。日ごとに柔らかな色合いになっていく森の中。ひとしきり命を輝かせた緑...「カフェ&居酒屋ゆるり」にてランチ

  • 由仁町「うどんの五衛門」へ

    晴れ。最低気温3.4℃、最高気温18.7℃。椎茸うどんジェットコースターの道〈南幌町郊外〉本日の最低気温3.4℃は今季最低、最高気温18.7℃は東京のそれよりも高いとのこと。お天気に誘われて、由仁町にある「うどんの五衛門」のお店へ家人と出かけてきました。ワタクシはお店一押しの椎茸うどんを頂くことに。化学調味料を使わずに仕上げたという出汁も腰のあるうどんも美味しかったです。このお店はアップダウンの差が著しい通称ジェットコースターの道から少し入った高台にポツンと一軒家のように建っています。私たちは知人のブログで偶然知りました。本日はお店前の駐車場(約10台駐車)が満杯で、待ち時間が1時間という方でるほど。人気のほどが分かりました。こうしたこだわりのお店に足を運ぶのも楽しいことです。北海道の雄大な景色の立役者、...由仁町「うどんの五衛門」へ

  • 秋晴れの野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温3.9℃、最高気温17.2℃。よく晴れた午前、野幌森林公園ふれあいコースを一周してきました。ひんやりとした空気に秋を感じつつの散策です。かつての暴れ川も老いて穏やかになり、その河川の水は濁ることなく澄んでいるのでしょう。解説によると暴れ川とは石狩川のこと。長年の治水工事は暴れ川をおとなしくさせたようです。年齢を重ねることで穏やかになる場合もあるヒトの世の理を、この川に当てはめるとこう詠むことができるのか勉強になりました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。秋晴れの野幌森林公園へ

  • 「紅葉のむら 宵のたてものライトアップ」へ

    晴れ。最低気温7.0℃、最高気温17.8℃。いつもとは違った顔を見せる北海道開拓の村へ。今日と明日の宵は「紅葉のむら宵のたてものライトアップ」というイベントが開催予定です。開催中は、村にやわらかな陰影を伴う灯りがともり、幻想的な雰囲気に包まれます。さっそく、今宵、出かけてきました。ぼんやりとした灯りに浮き上がる村の街並みは控えめで上品な佇まい。明るさを追い求めた末の煌々と輝く華美な都市空間とは真逆の世界が出現していました。初日の今日は家族連れなど大勢の人でにぎわいを見せ、皆さんそれぞれに非日常の世界を楽しんでいたようでした。気持ちが率直に詠まれた歌だと思います。「女性が陽の当たる場所で、いつも堂々と胸を張ることのできる社会を実現させたい」と解説は結ばれています。先はまだまだ遠いような気が・・・・・・・。そ...「紅葉のむら宵のたてものライトアップ」へ

  • 野幌森林公園に秋の雨

    雨。最低気温9.8℃、最高気温17.5℃。今日も朝から雨。少し小止みになった頃、野幌森林公園を歩いてきました。園内の野草は雨に濡れ、水溜まりもあちこちにできていて、すぐに足元が濡れ始めたので引き返すことに。小雨の中、目に映るのは色づき始めた木々や野の花が咲き乱れる野原です。その花野の風景を思い浮かべながら、本日の句を読むことに。「水の匂ひ」という表現には心惹かれるものがあります。さわやかな響きが耳に残り、なおかつ、その「匂ひ」がどのようなものかと想像力を駆り立てられました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園に秋の雨

  • 開拓の村の農村風景

    雨。最高気温11.4℃、最高気温14.8℃。雨が降り続いていた開拓の村の農村群の風景を中心にアップします。本日も旧小川家酪農畜舎の担当。雨の中、おいで下さった皆様とのおしゃべりに花が咲く場面もあり、楽しかったです。マレーシア、アメリカ等々からや広島県から等々。一雨ごとに秋が深まる開拓の村の旧小川家酪農畜舎の内部の様子も初めてお届けできそうです。木曜班ではこのホルシュタイン種の乳牛の名を「もも」と親しみを込めて呼んでいます。本日、初登場かと思いますので、どうぞよろしく。それでは、今日は何だか疲れたのでこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。開拓の村の農村風景

  • 大雪山系旭岳で初雪のたより

    晴れ。最低気温9.0℃、最高気温21.1℃。北海道新聞本日付けいよいよ、雪の便りが飛び込んでまいりました。明日からは秋を愛でつつ、横目で冬将軍の動向を探りながら過ごす日々になりそうです。「渦なして小鳥花野に落ちこめり」情景が目に浮かんできます。ダイナミックで美しく、なおかつ繊細さをも併せ持つ句のように感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。大雪山系旭岳で初雪のたより

  • 智徳寺の掲示板とカタリン・カリコ氏の言葉と

    雨時々曇り。最低気温9.9℃、最高気温19.8℃。今日は検診日。特に変わりないとのことで、ホッとしています。さて、いつものように病院の手前にあるお寺さんの前の掲示板の前を眺めることに。「役にたたなくていいのです人は何かの役に立つために生まれてくるのじゃないのです」今まで聞いたことのない言い回しですが、逆説的で味わい深い言葉だと思いました。北海道新聞の卓上四季と社説にはノーベル生理学・医学賞を受賞することに決まったカタリン・カルコ氏とドリュー・ワイスマン氏のことが取り上げられていました。卓上四季はカリコ氏について紙面を大きく割いています。カリコ氏が40年にわたる研究生活を通して、若い世代のとりわけ女性に呼びかけた次の言葉でこのコラムは締めくくられていました。「スタート地点がどこであっても関係ない。心を込めて...智徳寺の掲示板とカタリン・カリコ氏の言葉と

  • 江崎玲於奈氏、ノーベル賞について語る

    晴れ。最低気温10.4℃、最高気温19.8℃。朝のNHKニュースの映像です。ノーベル賞受賞者が発表されるシーズンを迎え、かつて、この栄誉ある賞を受賞した江崎玲於奈氏がお話をされていました。その一言一言に頷きながら画面にくぎ付けでした。この国の未来を照らすカギとなるものの一つに、科学と技術の分野があるのだろうと思います。これらを探求し続けることができる環境を整え、次世代の子どもたちに明るい未来への橋渡しをと願います。5時27分頃、撮影。収穫を喜ぶ農家の方々の前にやってくる野生の生物たち。「威銃」はあくまでも脅しにより、生き物たちの気づきを促す先人の方々が編み出した苦肉の策かと思えます。ことに、ヒグマほどの大きさではない小さな動物とは昔話に出てくるようなおおらかなやり取りを交わしていたのかなと思います。本日の...江崎玲於奈氏、ノーベル賞について語る

  • 10月の横顔

    晴れ。最低気温15.2℃、最高気温23.8℃。10月が始まりました。残暑が厳しかった今年は秋が短くなるような気がするのですが、いかがでしょう。標高の高い山などでは雪の便りがそろそろ舞い込みそうです。今日は久しぶりに録画していた人形歴史スペクタクル平家物語第三部を全編見るなどして過ごしました。素晴しい作品だとしみじみ思います。今月中頃から第四部が始まるので、また、録画しようと楽しみにしているところです。こうした作品を見ることも芸術の秋にふさわしいなと・・・・。赤木俊夫さんの無念を晴らそうとしている妻雅子さんの姿は人間として立派です。「月影の揺らぐ川底鮭遡上」美しい情景を思い浮かべながら、この句を読み返しました。10月はゆっくりと空を見る機会を増やしたいものです。それでは今日はこの辺で。10月が皆さまにとって...10月の横顔

  • 野幌森林公園・ふれあいコースから瑞穂連絡線を歩く

    晴れ。最低気温11.6℃、最高気温21.2℃。午後から野幌森林公園へ。ふれあいコースから瑞穂連絡線まで足を延ばしてきました。道に落葉が重なり合い、栗の実が転がっています。良い香りで満たされた森は今日も静かに深呼吸を繰り返していました。そして、本日をもって北海道新聞の夕刊が休刊することになりました。時代の流れを感じずにはいられません。所属する空間での心境をこのように詠むことができるのはまれな才能の持ち主なのだろうと思いました。身の回りにあるシャープペンシルの蓋に芯が隙間なく入っているあの空間にも歌の種があったのだと気づかされ、瞠目させられました。歌の種は見つける人の感性が研ぎ澄まされていれば、いついかなるところにも「在る」ものなのかと。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・...野幌森林公園・ふれあいコースから瑞穂連絡線を歩く

  • 「北の縄文世界と国宝」展へと中秋の名月と

    雨のち晴れ。最低気温11.9℃、最高気温23.1℃。中空土偶火焔型土器午後から北海道博物館で開催中の「北の縄文世界と国宝」展へ。入館者が3万人を達成したそうで、このところの土日祝日には大勢の人が詰めかけていたようです。縄文時代は旧石器時代を経て今から約1万5千年から2400年前の日本の歴史区分とのこと。その時代はどんな人々が暮らしていたのだろうと想像しつつも、目の前の完成度の高い土器や土偶には度肝を抜かれっぱなしでした。かの時代にも才能を発揮する魅力的な人物が確かにいたということなのでしょう。そして、今日は中秋の名月と満月が一致する日でこれは3年連続とのこと。この後、両者が一致するのは7年後と知り、このツキを逃したくないという思いが不思議にどこかから湧いてきて、シャッターを何度も押すことになりました。そし...「北の縄文世界と国宝」展へと中秋の名月と

  • 空の彼方に

    曇り時々雨。最低気温15.1℃、最高気温19.5℃。開拓の村へ。本日は千葉県からみえたご家族3人と八雲からのお二人に村の見どころをご案内しました。雨で、傘を差しながらでしたが、「楽しかったです。また村に来たいです。」とか、「自分たちで回るより良かった。」とおっしゃって頂き、村の魅力を少しでもお伝えできたのかなとホッとしています。まだまだ、勉強不足ですが、今は村の建造物を通して開拓に命を費やした先人たちの足跡を辿り、事実に基づく情報を来村者の皆様に伝えることができると良いなと思っています。我家に帰る途中、野幌森林公園大沢口の付近を少し歩いてきました。雨上がりの空が美しい表情を見せ始めています。木々はほんのり色づいて柔らかな色合いになっていました。本日の新北のうた暦の掲句です。「星くずをさらさら鳴らし鮭颪」繊...空の彼方に

  • 朝の野幌森林公園と卓上四季と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温13.0℃、最高気温26.1℃。久しぶりに朝ごはん前に野幌森林公園へ。雨上がりの朝の空気はこんなにも美味しいのかと驚きました。たまに、散歩の時間を変えるのも、平凡な日常の中では大事なことかもしれないと。雲間から差し込む朝一番の光を浴びて、頭の中がスッキリしたような気がします。おなじ場所でも朝の早い時間帯に浮かび上がる風景には新鮮味が感じられて、脳が大喜びしているのが分かりました。そして、本日の卓上四季のコラムではダークダックスの一人、この度鬼籍に入った遠山一さんのことが取り上げられています。ダークの歌「銀色の道」は作曲家の宮川泰さんが幼少期を過ごした紋別・鴻之舞鉱山の情景をイメージして生まれたのだそうです。「遠い遠いはるかな道は・・・・」という曲は口ずさむことができます。「困難な先にほの見え...朝の野幌森林公園と卓上四季と新北のうた暦と

  • 新札幌と卓上四季と新北のうた暦と

    晴れのち曇り。最低気温14.1℃、最高気温22.9℃。天ぷらそば(レストランアバンティ)新札幌で趣味の会の皆さんとアークシティホテルのレストランアバンティにてランチタイム。天ぷらそばを頂きました。本日の卓上四季には札幌から東へと北海道を車で走らせた時の情景が詳細に綴られています。秋を探しに出かけた筆者が目にした光景を求めて、そのままドライブコースとして参考にしたくなりました。「〈ゆうぐれの時はよい時/かぎりなくやさしいひと時〉。堀口大学の詩句にちいさな秋を思う。」という堀口大学の詩句にも「ちいさな秋を思う」という結びの一文にも惹かれました。陸軍第7師団といえば、初代師団長は永山武四郎で、永山という地名はこの方に因んでなづけられたそうです。1898年には旭川まで鉄道が伸び、次の年には敷地を買収するなどして兵...新札幌と卓上四季と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園のシジュウカラと新北のうた暦と

    晴れ後曇り。最低気温6.8℃、最高気温21.5℃。久しぶりに野幌森林公園内少し長く歩いてきました。シジュウカラが遊歩道を歩き、木々の枝を飛び交っています。遊歩道に落ち葉が降り積もり、秋草が森を彩り始めました。秋はピアニシモのように静かに始まるのです。孤高の灯台の明かりは航行する船の安全を守る希望と救いのともしびです。その灯台が塗り替えられて、真新しい色に生まれ変わったようです。何事もない平常の時はともかく、いったん天候が荒れだし不測の事態になった時には人々の心の拠り所ともなるのが灯台かと。「天高く」とあるので青空がどこまでも広がっているのでしょう。岬の灯台はそこにりりしく立っているのだろうと思いつつ、この句を読み返しました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園のシジュウカラと新北のうた暦と

  • 滝野すずらん丘陵公園のコスモスと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温5.9℃、最高気温21.8℃。本日は晴天に恵まれ、絶好のお花見日和となりました。午後から家人と滝野すずらん丘陵公園へ。3品種70万本のコスモスが青空に向かってすっくと立ち並んでいました。ここのコスモスたちは毅然としつつ、にこやかな様子。我家のコスモスたちは雨に打たれ、倒れるものが続出でしたが・・・・。花もきちんと独り立ちしていないと美しさが半減するものではないかとかねがね思っていました。丘陵公園のコスモスは足元がしっかりしています。それはこの地の地盤がよかったからなのかもしれませんが、手入れが行き届いているからなのだと思います。ともあれ、昼下がりの秋の日を浴びて、丘陵に咲くコスモスの群落は爽やかな風情で心が和みました。秋分の日が過ぎて、この句の情景をしみじみ味わうことができそうです。解説にあ...滝野すずらん丘陵公園のコスモスと新北のうた暦と

  • えべつマルシェと新北のうた暦と

    晴れ一時雨。最低気温9.4℃、最高気温21.5℃。とわの森三愛高校屋外運動用地にて「えべつマルシェ」が開催されていました。ザーッと雨が降った後、青空が広がり始めたので家人と散歩がてら会場に向かうことに。薄手の長袖一枚に上着を着てのお出かけでしたが、日が差し始めると汗ばむ陽気となりました。澄み切った青空の下、会場は親子連れなどで大にぎわいのお祭りムードに。バンドの演奏を聴きながら、マルシェで求めた珈琲と豚串、イモ団子を頂きました。美味しかったです。秋晴れとなった会場は解放感に溢れ、居心地のよさは満点でした。今日のお彼岸に因んだ歌が掲載されていました。「○○子ちゃん」と名前を呼ぶ人は近しく親しい人でしょう。誰にでもあるあるの場面をさらりと詠んでいるかのようですが、実は選りすぐりの言葉で詠まれた短歌なのだと思い...えべつマルシェと新北のうた暦と

  • 野幌森林公園の雀と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温10.6℃、最高気温22.9℃。美容院から戻り、野幌森林公園ふれあいコースから大沢口付近へ。ヒグマ出没のため森林公園内散策自粛が10月17日まで延長になっているので、大沢口からほんの少し中へ入って戻りました。ふれあいコースではスズメが遊歩道で餌を探している様子。小さな体が草陰に見え隠れしている姿が可愛く見え、カメラに収めることに。体の大きなヒグマは敬遠し、小さなスズメは愛でるという身勝手さに我ながら苦笑いです。さて、本日の新北のうた暦の掲句です。木彫りの兎が詠まれた句でほほえましい姿が思い浮かんできました。解説にあるように「目」が「眼」でもなく「瞳」でもなく、「木の実」の「眸」というところが印象に残る気がします。「工房の兎木の実の眸をもらふ」優しい気持ちにさせられた句でもありました。それでは...野幌森林公園の雀と新北のうた暦と

  • 北海道開拓の村と新北のうた暦と

    曇り。最低気温10.8℃、最高気温18.8℃。〈近藤染舗の店内〉今日は6月13日以来の最高気温が20℃を下回る日となりました。急に涼しくなったので、戸惑いながらも長袖を着用して開拓の村へ。先週と同じく、近藤染舗のボランティア担当。ミニ染物体験のお手伝いをして、お客様に楽しんで頂きました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。ぬくもりのある木のベンチは散策で一休みしたいときには有難いものです。隣のベンチに蜻蛉がそして顎髭のご仁がと来客がやってきて一休み。作者のゆったりとした優しい眼差しが感じられるホッとする句だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。北海道開拓の村と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園に秋

    晴れ。最低気温14.6℃、最高気温24.0℃。日が傾き始めた頃、野幌森林公園ふれあいコースを歩いてきました。自然の優しく大きな手で創られたかのような野の花のお花畑。その落ち着いた色合いや素朴な姿に心が和みました。いつのまにか、空も野幌森林公園の草木も秋へと衣更えしていたようです。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「思ひ出のみなはるかなる露時雨」解説に「自分の人生が晩年に差し掛かったと自覚している人の心境だろう」とあります。吾身と重ね合わせてこの句を読み返し、共感が深まりました。改めて、一日一日を大切にしようと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園に秋

  • 一雨降るごとに

    雨時々曇り。最低気温18.2℃、最高気温23.9℃。最高気温が23.9℃とすっかり涼しさが戻った当地です。これからは一雨降るごとに秋めいてくることでしょう。雨に倒れたコスモスが立ち直り、打たれては立ち直りしながら迎えた秋を見送ることになるのです。涼しいねを通り越して、「寒くなってきたね」が合言葉になる日もそう遠くない気がします。さて、本日の新北のうた暦の掲歌は吹奏楽のコンクール地区予選会が詠まれています。なるほど、吹奏楽の演奏形態は「求愛するクジャクの羽の形態に並んで」いるなと思い、作者の眼の付け所に瞠目です。単に形態だけではなくと説く解説文も鋭いなと思いました。「ひたむきに演奏する姿がまるで何かに対する愛の表明であるようだという意味合いも込めて、青春のきらめきの表現に変えた。」それでは今日はこの辺で。明...一雨降るごとに

  • メロンソフトと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温20.4℃、最高気温29.9℃。本日の新北のうた暦の掲句にある「残暑」が戻ってきたきた当地。身体がだるく、眠気が取れないなと思いながら過ごしていたのですが、湿度が高く、最高気温29.9℃と気温も高かったからかと納得しました。夕方、涼しさが戻ってきた頃に野幌森林公園へ。そのまま、セイコーマートへ車を走らせ、メロンソフトを購入してきました。これも「残暑」の為せる技かと。ワタクシが属する開拓の村木曜班のボランティア仲間が推奨するメロンソフト。この度で2回目だったのですが、やはり、美味しかったです。さて、ここで、北海道メロンソフトの誕生秘話を。果肉の味はとてもおいしいのに、網目が整っていなかったり、冠【蔓(つる)の部分】がとれてしまったばかりに規格外商品となってしまう赤肉メロンをどうにかしたいとの思...メロンソフトと新北のうた暦と

  • 開拓の村の「秋のふるさとまつり」へ

    晴れ。最低気温13.6℃、最高気温26.5℃。コロナ禍で休止していた北海道開拓の村の「秋のふるさとまつり」が、4年ぶりに規模を縮小して開催されています。今日はその初日。400台の車が収容できる駐車場の様子は写真の通りで、このところ目にしたことがないほどの多さにびっくりです。村内は「秋のふるさとまつり」のメイン会場となっている農村群を中心に親子連れなどで賑わいをみせていました。透き通った風が吹き渡り、真綿を薄く伸ばしたような雲が広がる開拓の村。その開拓の村にいつのまにか秋が涼しい顔をしてやってきていたようです。北海道開拓の村の公式サイトより9月17日(日曜)、18日(月曜・祝)の2日間、4年ぶりに秋のふるさとまつりを行います。新型コロナウイルスは感染状況が増えてきていますので、例年の秋のふるさとまつりの規模...開拓の村の「秋のふるさとまつり」へ

  • バスで巡る先史時代の遺跡(第2回江別探訪)へ

    晴れ。最低気温16.5℃、最高気温27.6℃。江別市郷土資料館令和5年度「バスで巡る先史時代の遺跡(第2回江別探訪)」へ。定員40名。バスに揺られて、市内の遺跡を巡るツアーです。縄文時代から続縄文時代、そして擦文時代へと時を経て繋がる人々の暮らしの跡を辿ってきました。北海道には道外とは異なる歴史の歩みがありました。そもそも長くお米が育たなかった北海道では続縄文時代から擦文時代へと弥生時代があった道外とは異なる独自の歩み方となったようです。さて、その昔、江別市内の地形と地質がどのような状態だったのでしょうか。今は田園地帯や住宅地となっているところがかつて海だったことや4万年前の支笏火山の噴火で火山灰が積もり、それが細かく分解されて粘土質になったとか。角山にある文化財整理室(旧角山小学校)では数人の方々が手元...バスで巡る先史時代の遺跡(第2回江別探訪)へ

  • 「縄文時代の大麻」の講義と散策へ

    晴れ。最低気温14.7℃、最高気温24.3℃。定員20名の「縄文時代の大麻」の講義と散策に散策してきました。講師は江別市郷土資料館の辻崎洋一氏。巧みな解説に耳を傾け、秋の爽やかな日差しを浴びつつ、縄文時代の遺跡を訪ねてきました。縄文時代の人々は沢の上の台地に住まいを築き、沢に水を飲みに来る動物を狩り、森にクルミや栗を求めるなどして、暮らしていたようです。不要なもののないシンプルで健全な過ごし方のような気もします。身近なものを、工夫しながら暮らす中で育まれる力は「生きる力」そのものだったろうと思うのです。今、学校等で学んでいることの目標の一つに「生きる力」を育むことがあるのだとしたら、縄文時代の暮らしもヒントとなるのかもしれないなどと思いました。受講を終えた後、近くのレストラン「四季」にて、ランチタイム。日...「縄文時代の大麻」の講義と散策へ

  • 開拓の村の旧近藤染舗にて

    雨。再提起お17.1℃、最高気温20.5℃。砧と木槌12.5cm×3cmでしおりになります。「染物ミニ体験」のお手伝いをしてきました。化学染料の藍の溶液にしおりになるように裁断した紙を浸して、染物のほんのほんの小さな体験をしてもらうものです。昔から暮らしの中に普通にあった染物。ワタクシの母は染粉を買ってきて、大鍋で布や毛糸を染めていました。時代の流れの中で、今は忘れ去られようとしているお仕事の一つになっている気がします。染物を見て美しいなとか、染めることが面白いなと感じてもらえることを願いつつ、取り組んで参りました。傘を差さなければならない雨が活動中、ずーっと降り続いていた本日の村。その雨の中を、たくさんの小学生をはじめとするお客様が足を運んでくださいました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。槿は確か...開拓の村の旧近藤染舗にて

  • 秋の空と

    晴れ時々曇り。最低気温22.1℃、最高気温27.5℃。習い事は支離滅裂で、間違えてばかりでした。練習の成果は雲散霧消。「諦めた人間は言い訳を探し、できると思った人間は方法を探す」と韓国ドラマでドクターが言ってました。言い訳がましいけれど、楽譜に焦点が合う眼鏡を新調するか、今の眼鏡で乗り切るか、なにか良い方法を探すことにします。閑話休題、本日の新北のうた暦の掲句です。レッスンからの帰りにハマナスの実を見つけました。歩道脇のお庭で、先先週は花も咲いていました。掲句はしおれつつも残っているハマナスの花と実のある情景を詠んだものとのこと。実ハマナスと未練の花を対比させることにより、作者の心情が浮かんでくる句で床しさが感じられました。北海道のこの地の今が詠まれているようで、味わいも深まった気がします。それでは今日は...秋の空と

  • ゲリラ豪雨に

    雨時々曇り。最低気温20.6℃、最高気温25.6℃。民放テレビより江別市の当地でも突然、激しい雷雨に見舞われました。我家は免れたのですが、市内各地で停電となったようです。車道に叩きつけるように降る雨で一時外は白っぽくなり、道路にさざ波のような現象が起きました。夜の民放テレビではこのゲリラ豪雨で一万戸以上が停電し、午後5時20分現在、特急28本を含む計173本が運休と伝えていました。雨が小降りになった頃、野幌森林公園へ。あの大雨の後とは思えないほど、森はいつもの大らかさで迎えてくれました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「微動する鏡となりてゆく秋の川」という下の句が美しい一幅の絵画のように思えました。素敵です。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。ゲリラ豪雨に

  • 野幌森林公園を彩るもの

    晴れのち曇り。最低気温20.9℃、最高気温26.7℃。昼下がりの野幌森林公園へ。ふれあいコースにはセイタカアワダチソウと芒が織りなす秋の風景が広がっていました。森の中はヒグマのために自粛モードになっているので、訪れる人が少なくなっています。獣医学科の先生曰く、ヒグマは朝方と夜に活動することが多いとのこと。今日は日中だったので、注意をしながら大沢コースから昭和のカツラまで足を運んできました。アジサイの花にスズメ。いつの間にか隣にいてくれる友のように種がくっついていました。マジックテープのようなこうした種を創り上げた自然の力には驚くばかりです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園を彩るもの

  • 秋めく野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温18.4℃、最高気温28.6℃。夕方、野幌森林公園のふれあいコースの一部を散策。茜色に染まりゆく空を背に、揺れる芒の穂が影絵のように目に映ります。虫の音を聞きながら秋の空気感に包まれ始めたふれあいコースをのんびり歩いてきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「秋冷(しゅうれい)」という音感からも爽やかさを醸し出しているとの解説になるほどとと思いました。さっと手を振る別れを清々しく演出する「秋冷(しゅうれい)」という言葉。なんだか心惹かれます。思えば、北海道の「秋冷(しゅうれい)」はこれから・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。秋めく野幌森林公園へ

  • 館長さんと村 散歩へ

    晴れ。最低気温16.7℃、最高気温26.8℃。すっかり、涼しくなった開拓の村へ。今日は「館長と一緒にむら散歩」の第5回目で、テーマは「北海道の酒づくり」。館長さんのトークを伺いながら、参加した皆さんと村の市街地群から漁村群を散策してきました。暑かったこれまではビールに手が伸びていましたが、秋めくこれからは本日、学んだことを活かすべく、先ずは地元から初めて道内のお酒を味わいたいものです。なんでも北海道のお酒は頂いた資料(北海道酒造組合の公式ポータルサイト)によると2023年時点で16社が営業しているとのこと。今年はあと数か月なので、来年も飲み続けることになりそうですが、これも研修のためかと・・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「北原白秋のような大正ロマンを感じさせるノスタルジックな一首」と解説に...館長さんと村散歩へ

  • 魚屋の居酒屋「吉里吉里(きりきり)」にて

    晴れ。最低気温9.4℃、最高気温25.1℃。家人と森林公園から徒歩5分ほどのところにある、魚屋の居酒屋「吉里吉里(きりきり)」にてランチタイム。「いか刺し定食」を頂きました。新鮮な烏賊のお刺身は久しぶりで、ぷりぷりした歯ごたえと、ほんのりした甘さが口の中に広がり、とても美味しかったです。夕方、暮れゆく空に向かって咲くコスモスが、まるで、宇宙との交信を楽しんでいるように見え、シャッターを切りました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。解説は「光と影のコントラストに、清冽な透明感があふれていて美しい。」と結ばれています。その通りで、絵本のワンシーンのように美しく清らかで、なおかつ温かさが感じられる作品のように思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって心温まる良い一日となりますように・・・・。魚屋の居酒屋「吉里吉里(きりきり)」にて

  • 北海道開拓の村へ

    晴れ。最低気温15.2℃、最高気温24.9℃。今日の開拓の村でのボランティアの活動場所は旧小川家酪農畜舎でした。午前、午後と小学生から大人まで、ここに足を運んで下さり、その多くが搾乳体験に挑戦して、達成感を味わってくださったようです。久しぶりに晴れ間が広がり、秋めいてきた村の農村群に爽やかな風が吹き渡っていました。村から戻った後、町内の温泉へ。夕食もそこで頂きました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。2018年9月6日に発生した胆振東部地震で起きた停電の際の光景が詠まれています。当地も停電になり、星がきれいに見えて驚いたことを思い出しました。邯鄲の音、停電で真っ暗になった地上、夜空には天の川がくっきりと浮かび上がります。作者の聴覚、視覚が研ぎ澄まされていく中で生まれた句のように思いました。それでは今日...北海道開拓の村へ

  • 「エドウィン・ダン記念館」その2

    晴れ。最低気温22.1℃、最高気温27.5℃。明日は再び開拓の村の「旧小川家酪農畜舎」の担当予定です。そういう事情もあり、北海道の酪農の礎を築いたとされるエドウィン・ダンについて、日本に来ることになった経緯や来日当初の活動を描いた絵画3点と解説文をアップすることにしました。ダンはマイアミ大学で畜産農業学や獣医学を修めた後、親族と牧場を営んでいたそうです。ダンの一族は大地主で、農場や牧場を経営していたとのこと。そこで、ホーレス・ケプロンの息子のアルバート・ケプロンから「日本で牧畜や農業の指導をしてほしい」と頼まれ、引き受けることに。さっそく開拓使のために牛と綿羊を買い入れ、一緒に乗り込んで世話を続けながら、サンフランシスコから太平洋を渡って、横浜港へ1873年(明治6年)7月9日に到着。1875年(明治8年...「エドウィン・ダン記念館」その2

  • 「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」から

    雨のち曇り。最低気温20.1℃、最高気温27.7℃。午後から野幌森林公園へ。我が家へ戻ると、「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」から「第34回定期大会のお知らせ」や「宮沢賢治とポランの会」のチラシなどが届いていました。いつもながら、関係者の皆さまにはお忙しい所ありがとうございます。そして、本日の掲歌です。当時、大ニュースになった事件だったと記憶しています。こうした事柄を短歌に詠いあげることができるのは底力があるからかなと思いました。ふと、今このようなことが起きたならばどうなるのだろうかなと……。それでは今日はこの辺で。明日が皆さまにとって、良い一日となりますように〜。「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」から

  • 「エドウィン・ダン記念館」へ

    曇り時々雨。最低気温16.7℃、最高気温28.5℃。公園の東側にある「エドウィン・ダン像」(峯孝氏作)午後から列車と地下鉄を乗り継いで真駒内駅から徒歩約10分の「エドウィン・ダン記念館」へ。玄関からホールに足を運び入れると、そこにはダンの来日から晩年までが絵と文で解説されています。また、趣ある洋館の各部屋にはダンの偉業の数々が描かれた油彩画23点の他に写真や遺品が展示されていました。「エドウィン・ダンの主な業績」(写真)として一覧になっていましたが、凄いことだなと思います。その偉業の一つに北海道の酪農業の礎を築いたことが挙げられていますが、ダンの底力の一部を垣間見た気がしました。エドウィン・ダン記念館ドウィン・ダン記念館は、明治13年(1880年)にエドウィン・ダンによって北海道開拓使の「牧牛場の事務所」...「エドウィン・ダン記念館」へ

  • 「あおぞらピクニックシアター」にて人形劇のお手伝い

    晴れ。最低気温17.9℃、最高気温29.3℃。公演前の風景札幌市の中島公園で昨日から開催されていた「あおぞらピクニックシアター」へ。友人が主宰する「人形劇団ゆるりっか」の人形劇「ねずみ経」のお手伝いで久しぶりに良い汗をかいて参りました。「香りの広場②のCステージ」にてで、この度もお坊様と泥棒を。ピクニック気分で参加できる、肩の凝らない青空ステージ。なんと飲み物やお菓子を飲みながら、自由に各ステージを楽しめるというものです。演じる側も普段とは違った開放的なステージとなりました。客席との距離が近い分、隠し看板なしで人間味まで見通される場面だったかもしれません。好天に恵まれたものの、野外での人形劇は舞台づくりにも一工夫いるものです。柔軟性が養われるのはこういう時かなと思いました。暑かったのですが、心地良い風を感...「あおぞらピクニックシアター」にて人形劇のお手伝い

  • 「うるうる亭おはなし会」と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温21.1℃、最高気温28.4℃。この後、椅子席が増やされるなど、盛況なイベントとなりました。午後から家人と「うるうる亭おはなし会」へ。会場となった江別市セラミックアートセンターは足を運んだのは久しぶりです。会場は満席状態で、「よだかの星」や「うたうぼうし」「若返りの水」「きつねのなきいろ」などがそれぞれの演者によって語られていきます。休憩の後は江別の「押し」の場所や商品が面白おかしく紹介されるステージとなり、江別のゆるキャラー・えべちゅんも登場しました。おひねりを投げるシーンも設定されるなど盛り上がりのある楽しいひとときとなりました。おひねりはあらかじめ小銭を紙でくんだものが渡され、それに寸志をプラスするのも良しとのことだったので、そうすることに。こうした芝居風景には人情味と趣を感じさせるも...「うるうる亭おはなし会」と新北のうた暦と

  • 九月の始まりは雨のち晴れ

    雨時々曇り。最低気温23.7℃、最高気温25.8℃。終日、雨が降ったり止んだりを繰り返していた本日。夕方、表が明るくなったので外に出ると夕焼けに染まった空が広がっていました。これは、一瞬の出来事で、シャッターを数回切っている間に辺りは闇に包まれていきました。ずーっと不機嫌だった空が明るくなった一瞬です。これを見ることができたのは幸運だったのかもしれません。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「雲にも心があって、自分を麒麟だと思っているんじゃないか、と作者は想像を膨らませる」と解説にあります。ファンタジーな世界に心を遊ばせることができる作者の心はどんなだろうなどと想像してしまいました。思えば、そういう心の遊ばせ方をこのところ忘れていたような気がします・・・・。それでは今日はこの辺で。今日からの九月が皆様に...九月の始まりは雨のち晴れ

  • 開拓の村で糸繰りの実演

    雨のち晴れ。最低気温22.7℃、最高気温30.1℃。相方さんと来村者の方々今日は田村家北誠館蚕種製造所の担当。今シーズン最後の繭の糸繰り作業とのことでした。糸繰り作業は60℃ほどに暖めたお湯に繭を入れて、糸口にあるセリシンというたんぱく質を溶かすことから始まります。1個の繭からとれる糸は大変細く(0.001mmから0.002mmほど)、長さは1.2㎞から1.5㎞ほどです。この長さの糸を最初の糸口を見つけるところから始め、繰り取っていくのです。作業は単調ですが、糸が切れた際にはつぎ足すなど繭から眼を離せないので集中しなければならなりません。この度は4個での糸繰りでした。本日も台湾、アルゼンチン、東京、そして近隣の方々など、途切れることなく糸繰り作業に勤しむこの田村家を訪れて下さいました。雨が降った後も曇り空...開拓の村で糸繰りの実演

  • 道内42日連続真夏日

    晴れ。最低気温20.8℃、最高気温25.5℃。北海道新聞夕刊道内は本日も午前10時までに全174観測地点のうち2地点で真夏日となったそうです。この結果、道内の真夏日は42日連続となり、観測史上最長を更新したと夕刊は伝えていました。とはいえ、当地の最高気温は25.5℃と過ごしやすかったです。午後、習い事の帰りに野幌森林公園をのぞいてきました。大沢コースのトリカブトがとりわけ涼し気な様子。明日、当地はまた真夏日の予報です。そして、今日の新北のうた暦の掲句です。この句の言わんとするところはその通りで、北国の夏はあっという間に終わりを告げるものです。その時に心の中は取り残され感が半端ではないことを思い出しながら、この句を味わうことになりました。「唐突に来る空っぽ鰯雲」この句のような状況は、まもなくかもしれないと誰...道内42日連続真夏日

  • 空は秋の顔に

    曇り時々晴れ。最低気温18.7℃、最高気温27.9℃。夕方の空は涼し気な表情をした秋の顔になっていました。お部屋の温度は只今、28.6℃。長袖を探そうとしているワタクシはあのどうしようもなく湿気に満ちて暑かったちょっと前の時をもう懐かしんでいるのです。節操がないというか・・・・・。変わり身が早いというか・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。襟裳岬の灯台を海側から眺めると、こういうふうに詠えるのかと思いました。解説によると、船員の練習生として働いたことがあったという作者。実体験の中から生まれた作品はリアルで臨場感があるなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。空は秋の顔に

  • 暑さ落ち着き、野幌森林公園へ

    曇り時々晴れ。最低気温22.0℃、最高気温28.3℃。最高気温が28.3℃と暑さが一段落した本日です。15時過ぎとまだ明るいうちに野幌森林公園へ出かけることに。この時間帯に散策するのは久しぶりです。散策は昭和の森のカツラの木までとし、折り返すことにしました。ヒグマに遠慮した形です。ふれあいコースの芒の穂が少し傾き始めた日の光に乱反射して白い炎のように見えました。空には白い羽のような雲が広がっています。トンボが飛び交い、蟲の声も聞こえてきました。夏の配下に押しやられていた秋が一歩前に進み出た感じの公園をのんんびり歩いてきました。虫の声はまだ明るい野幌森林公園でも聞こえました。本日の新北のうた暦の掲句では「ちろろ」が詠まれています。「ちろろ」とはコオロギのことで、かつては秋に鳴く虫のすべてをこう呼んだのだそう...暑さ落ち着き、野幌森林公園へ

  • 「第15回ひまわり絵画サークル展」へ

    晴れのち雨。最低気温24.9℃、最高気温31.1℃。今日まで開催予定の「第15回ひまわり絵画サークル展」へ。油絵中心に会員7名による全38点の絵画展は見ごたえがありました。イタリアのローマやドイツのどこかが描かれた作品から、会員さんの活動範囲の広がりが感じられます。コロナ禍がまだ収束していない状況や円安、その他で海外へ出かけることがためらわれる中、これらの海外が舞台となっている作品に心が惹かれたのかもしれません。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。解説にこの句の舞台が「石狩川河口流域に広がる光景を想像する」とあります。数年前に出かけたことがある、日本海を望む「はまなすの丘公園」が目に浮かんできました。ハマナスは紅紫色の花も橙色の実も、美しいものです。散歩にでると、庭にハマナスを植えている家々がけっこうあ...「第15回ひまわり絵画サークル展」へ

  • 道内真夏日38日連続&「深堀りツアー・リンゴ」へ

    晴れ。最低気温25.5℃、最高気温33.1℃。〈資料の1部〉道内は真夏日38日連続となりました。暑さで開拓の村のボランティア活動は中止となった本日。学芸員さんによる「意外なこと発見深堀ツアー」第3回の「リンゴ」に参加してきました。旧札幌停車場でリンゴが北海道で概要をお話して頂き、その後、山村群を通って旧菊田家横のリンゴ園へ。北海道のリンゴ栽培の歴史は、150年ほど前。1869(明治2)年に設置された開拓使がアメリカから果樹の苗木を輸入し、全国に配布したことに始まるのだそうです。何事にも始まりはあるもので、リンゴについても外国からもたらされたものが始まりで、その後、リンゴ農家の方々や研究機関などの力により、品種も多様な今に至っているのかと思いました。ちなみに開拓の村では紅玉、旭、国光、緋の衣、ひめかみの5種...道内真夏日38日連続&「深堀りツアー・リンゴ」へ

  • 暑さは続く・真夏日37日連続

    晴れ。最低気温25.2℃、最高気温34.7℃。空には夏のモクモクした雲が浮かぶ、のどかな午後の風景です。ですが、北海道としては異例ともいえる暑さが、空の下のヒトの暮らしを直撃しています。道内では真夏日が連続37日となり、記録がまた更新されました。ところで、気象庁の記録によると江別市の今日の最高気温34.7℃は観測史上過去最高。昭和51年、平成18年、平成19年の34.5℃を上回りました。我家では日中、お部屋の温度が33.8℃まで上がりましたが、クーラーなしでなんとか凌いでいます。道外の暑さには遠く及ばないのですが、北海道人としてはこの程度でもついていくのがやっと。何だか「毒を食らわば皿まで」のような心境になってきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「干草の香りをまとひ」と詠まれた子どもたちが笑顔...暑さは続く・真夏日37日連続

  • 暑さは続く・真夏日36日連続

    晴れ。最低気温24.8℃、最高気温33.4℃。〈北海道新聞夕刊本日付け〉道内の真夏日は36日連続となり、過去最長を記録したと夕刊は伝えていました。また、全道に「熱中症警戒アラート」が気象庁と環境省から午前5時に発令されたとも。札幌管区気象台によると全道が対象になるのは2021年に4月に運用を開始してから初めてとのこと。最高気温が33.4℃となった当地は午後から雨が降り、少し暑さが和らぎました。とはいえ、明日も暑さは続くようです。夕方から友人たちと新札幌で麦酒のジョッキを片手におしゃべりを楽しんできました。通常ならば、秋風が吹く頃なのですが、真夏日の今日は麦酒を頂くのにはもってこいの残暑だったと思います。何が良くて、何が良くないのかは状況によって変わるので、簡単には決めがたいものなのだなと・・・・・・・。新...暑さは続く・真夏日36日連続

  • 暑さは続く・真夏日連続35日

    晴れ。最低気温25.4℃、最高気温34.0℃。〈北海道新聞本日付け夕〉本日、当地は最高気温が34.0℃となり、部屋の最高温度は33.8℃を記録。夜になっても部屋の温度は31.7℃と暑さが残ったままです。一方、道内の真夏日は35日連続となり、最長記録を更新したと道新夕刊は伝えていました。習い事の先生のところへ。クーラーが効いていて、束の間でしたが涼しさを味わうことができました。今、練習中のグノーの「アヴェ・マリア」は気持ちが穏やかになる曲で、気に入っています。今日は先生がお手本に弾いて下さり、スマホに録画してももらえたので、練習に身が入りそうです。レッスンを終えた後、野幌森林公園へ。森の中は風が吹きわたり、気温がものすごく高かった本日でも涼しく感じられました。木陰や風が自然のクーラーとなっていたようです。そ...暑さは続く・真夏日連続35日

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