chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
透明な気圏の中から
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/06/01

arrow_drop_down
  • 新北のうた暦から

    晴れ。最低気温16.6℃、最高気温22.6℃。涼しい日となった本日。連日、暑い日が続き、疲れ気味だった心身を休めることができました。夕方近くに町内会を一周。長袖を着ていたものの、風が吹くと、涼しさを通り越して肌寒さを感じるほど。我家のコスモスも咲き始め、ふっと秋の横顔を見た気がしました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「祭のにぎわいの中で、ますます孤立していく」ような「ひとり置き去りにされたような淋しさを感じたのだろうか。」と解説に。「作者を祭にかりたてるものは、郷愁であろう。」とも。「幼い記憶がよみがえり、すこし嬉しくすこし悲しい」と解説は結ばれていました。故郷の祭には幼いころからの思い出をよみがえらせる何かがあるのでしょう。祭りの華やぎや賑やかさの中に、はかなさも併せ持っていることを、人はいつか...新北のうた暦から

  • 開拓の村・青山家漁家住宅へ

    晴れ。最低気温17.6℃、最高気温30.3℃。開拓の村のボランティア活動場所は旧青山家漁家住宅。今、大漁旗が青山家の大広間(ダイドコロ)に展示されています。この展示は7月17日の道民の日までの予定です。今日は午前、午後と途切れることなく来村者が訪れ、お蔭様であっという間に活動終了時刻を迎えることになりました。フランス(2名のうち1名は日本語学習2年目とか)、兵庫県、静岡県、岩手県、道内近隣からの小学生、高校生の皆さんです。お昼時間に有島家へ足を運んできました。草取りがなされた庭に、桔梗が美しい花を咲かせていたのが印象的です。ところで、開拓の村は札幌市厚別にあるので、気温は札幌市のデーターになります。ワタクシの住んでいるのは江別市で、今日の最高気温は30.3℃。これは、全道唯一の30℃超えの真夏日とのこと。...開拓の村・青山家漁家住宅へ

  • 当別町の亜麻畑と空と

    晴れ。最低気温13.9℃、最高気温31.9℃。当別町の亜麻畑へ家人と出かけてきました。亜麻の時期は終えていましたが、ゆっくり咲いている数少ない花を目当てにモンシロチョウが花びらのように舞っています。幻想的な光景にしばし見とれました。午後から習い事に行くときに見た美しい空です。この空は習い事からの帰りには消えていました。一瞬、一瞬の情景ははかないからこそ魅せられるものでもあるようです。人の気持ちというものは、いつもと同じだと大切だと思えなくなる、なかなかやっかいなものです。本日は最高気温31.9℃も涼しい風で過ごしやすくかったです。亜麻やこの空も涼しさを感じさせてくれました。それでは、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。当別町の亜麻畑と空と

  • 野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温14.4℃、最高気温30.3℃。オオウバユリヒヨドリバナ?ヒメジョオンヤブハギガガイモ午前、暑さなどで遠のいていた野幌森林公園へ。涼しい風が心地よい森をのんびり歩いてきました。風がそよぎ、野の草花や木々の葉を揺らしていきます。それらのかすかな響きが調和されて、音楽のようにに思えました。大沢コースではオオウバユリが緑色がかった大きな花を咲かせたばかりです。この花の根(地下の鱗茎)はアイヌの方々にとってなくてはならない食料になっていたとか。また、北海道に移住してきた人々にとっても、困窮を極めた食料事情を助けたものであったようです。花が咲くころに葉(歯)がないものもあることから、大姥百合の名がついたとか。今日、目にしたオオウバユリには葉がありました。さて、森の中はうっそうと茂った木々の葉が夏の日差...野幌森林公園へ

  • 「イーハトーブセンターだより第147号」他と「ワルトラワラ54号」届く

    晴れ。最低気温21.7℃、最高気温32.9℃。今日は七夕の日。その日に合わせたかのように届いた賢治さん関連の会報と刊行物です。「イーハトーブセンターだより第147号」他と「ワルトラワラ54号」。賢治さんが空の向こうで、「暑い日ですね。みなさん、ぼくのことを忘れないでくれて、ありがとやんす。」と言っているかもしれません。七夕ですから・・・・。街路花壇のラベンダーが満開です。義母のところへお弁当を届けて我家に戻り、テレビでお昼のNHK列島ニュースを見ていると、熱中症警戒アラート」発令との報道が札幌局からありました。当地は最高気温32.9℃。暑いと思っていたのですが、道内各地の猛暑日に比べると、これぐらいで暑いと言っていられない気がします・・・。北海道の7月はこれほどに暑かったのでしょうか。そして、本日の新北の...「イーハトーブセンターだより第147号」他と「ワルトラワラ54号」届く

  • 大麻神社に風鈴が鳴る

    晴れ。最低気温20.8℃、最高気温29.9℃。大麻(おおあさ)神社の参道に風鈴がたくさん吊るされていました。風に揺れるたびに、風鈴の透き通った音が鳴り響きます。風鈴が奏でる涼し気な音色が神社の杜の木々の間を流れていきました。最高気温29.9℃と真夏日には届かなかった当地。紫陽花が飾られた手水鉢にも涼しさが感じられます。どちらも風流で心地良いものでした。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・大麻神社に風鈴が鳴る

  • 真夏日と新北のうた暦と

    曇り。最低気温20.8℃、最高気温33.0℃。最高気温33.0℃の真夏日を記録。風があるので、何とか凌いでいますが・・・。庭の花は強い日差しの中でも、涼し気です。そして、本日の新北のうた暦の掲歌には蜜蜂が登場しています。「蜂の一刺し」は蜂が命をかけた覚悟の手段なのだと改めて思いました。命がけでというところに、一途さが感じられて心がチクリと痛みます。働き蜂の命はおよそ40日。その半分の20日間で約3万個の花のもとへ飛んでいき、蜜を集めてくるのだそうです。働き蜂が一生をかけて集める蜂蜜はわずかにティスプーン一杯分とか。さだまさしさんが歌う舞姫の一節を思い出します。「『一途』という舞姫の踊りを見たことがあるかい悲しくて素敵で切なくて人生そのもの」一途に恋人が自分のもとに戻ることを信じて踊り続ける舞姫を、人々は「...真夏日と新北のうた暦と

  • ノハナショウブの里へと

    曇り時々雨。最低気温21.2℃、最高気温26.3℃。ノハナショウブは花菖蒲の原種で昔は日本全土で見られ、石狩湿原一帯でもいたるところに咲いていたとだそうです。東野幌にある「ノハナショウブの里」の群落はその名残とのこと。ノハナショウブが今年も花を咲かせ、群落の姿を留めているのは、雑草を抜くなどの地道な作業が必須だったことでしょう。ひとえに保存会の方々を始めとする市民の皆様の力添えがあるからこそと思います。今年も約4万本のノハナショウブがこの地で花を咲かせていると保存会の方が教えてくれました。濃い紫色のノハナショウブの凛とした佇まいに、原種であることの誇りを感じます。まるで、排水の陣を敷いて北海道移住を決断した、ある士族の方々の姿と重なるようです。「ノハナショウブの里」を前にして、時の流れの中で、生き残ること...ノハナショウブの里へと

  • 開拓の村の恵迪寮など

    曇り。最低気温19.5度、最高気温25.7℃。今日は二組のガイドを担当。一組目は札幌からの男性の方で開拓の小屋までご案内しました。この方は実はオーストラリアから先週来られ、91歳の御父上が介護付き高齢者住宅に入ることになり来日したとのこと。この後、父親のところへ顔を出して、再びオーストラリアへ戻ると話されていました。二組目の方は福岡出身の男性の方で、開拓時の、学校、病院、屯田兵屋の見学を希望されていたので、ご案内することに。道すがら、馬車鉄道のお話などもしながら、旧近藤医院、旧北海中学、納内屯田兵屋へ向かいました。30℃まで気温が上がると覚悟してたのですが、曇り空のまま雨も降らず、気温も30℃以下だったようです。予報に反して、風もあり、過ごしやすかったのは幸運でした。最近、めったに外れることのない天気予報...開拓の村の恵迪寮など

  • 蟻の生き方

    曇り。最低気温21.5℃、最高気温29.0℃。昨年、咲いた同じところに、朝顔の花が咲きました。まったくの自力でです。ツルを伸ばさず、地面から顔を出すようなスタイルです。咲いてくれた花に感謝とリスペクトを込めて。地べたを這いつつ、面(おもて)を挙げる朝顔は強いなと思いました。思えば、地べたを這いながら生きている蟻もまた、逞しいなと。本日の新北のうた暦の掲句にはこの蟻が取り上げられています。解説に、彼らは「争うこともなく道を譲りあって淡々と自分の務めを果たしている」と。さらに、「人間は時として不必要な対立や衝突を繰り返してしまう。いずれが愚かなのか」と。この問いの答えは自ずとはっきしているから、未来がぼやけそうです。とはいえ、今を一歩、一歩。それでは、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように...蟻の生き方

  • 岩見沢のバラ園へ

    晴れ。最低気温19.7℃、最高気温31.9℃。午後から岩見沢公園内のバラ園へ家人と出かけてきました。バラは見ごろを迎えています。ウイークデイだったからか来園者は少なめで、写真を撮ったり、香りを楽しんだりしながら眺めることができました。公園内の一角では羊が草を食むのどかな姿をみることも。夏雲が空にかかり、まぶしい日差しを帽子で遮りながらの散策でした。暑かったので、ゲストハウスでカップ入りローズソフトミニで一休み。バラ園については以下の通りです。誇り高き北国のバラ園を目指して約4万平方メートルの敷地内には約630品種8800株のバラと北海道原産のバラの原種であるハマナスが咲き、6月中旬から10月中旬頃まで楽しむことができます。当園は全面無農薬栽培を目指し、2013年から植物由来の抽出液を週1回散布することで病...岩見沢のバラ園へ

  • 六月最後の日に

    晴れ時々雨。最低気温17.8℃、最高気温23.0℃。いよいよ、六月最後の日となりました。緑が極まる素晴らしい六月。当地、今年の六月は3回も真夏日を記録しています。今日は一時雨も降ったので、最高気温23.0℃と過ごしやすい日となりました。義母のところへお弁当を届けた帰り、道路わきに咲いていたのはなんとコスモスです。コスモスの花を見て、季節が一つ前に進んだ気がしました。というのもコスモスは漢字で秋桜と書くからかもしれません。さて、そのようなことも感じつつの六月の終わりの日。今月も何とか無事に過ごせたことを有難く思います。それでは今日はこの辺で。明日からの七月が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。六月最後の日に

  • ロイズのバラ園へ

    晴れ。最低気温13.1℃、最高気温31.6℃。家人と高砂駅近くのロイズへ。バラは今が見ごろです。園内にはバラの愛すべき良い香りが立ち込めていました。美しい花と香り、そして、トゲがあるからこそのバラなのかもしれません。もし、バラにトゲがなければ、バラではないのです。翻って、今を生きるものには、それぞれ、自分らしさという武器がある気がして、そこに面白さを感じることもしばしばです。そのようなことを妄想しつつ、バラ園を見ながら、店内のパンと自販機でのカフェラテにてのランチ。飲み終えたドリンクのカップにはゆるい感じのイラストが描かれていて、それも良かったです。バラの花咲く期間限定のランチタイムは心に残る夏のひとときだったかと。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。ロイズのバラ園へ

  • 北海道立図書館へと卓上四季と

    曇りのち晴れ。最低気温17.1℃、最高気温26.5℃。午前中、北海道立図書館へ。2階の展示コーナーでは「道民自慢のお菓子たち~御勝手羊羹から近年のお菓子まで~」と銘打って、関係書籍や菓子箱などがガラスケースに収まっていました。見たことがあるパッケージに心がウキウキするのは、すでにお菓子の持つ朗らかさに染まっているからかと思ってしまいます。お菓子の立ち位置は、定食ではなく特別なもので、「別腹」といわれるごとくに美味しく、お腹がいっぱいでも手が伸びるものかと。「わかさいも」に一時凝ったことがあり、六花亭の品々はほとんど食した気がします。柳月の三方六も。旭川に住んでいた頃を思い出す壺屋本店のき花は大好きなお菓子の一つです。北見に住んでいた時、お土産には決まって清月のお菓子を買い求め、スタンプカードでお皿を頂いた...北海道立図書館へと卓上四季と

  • 旧青山漁家住宅「むらびとの集い」と新北のうた暦など

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温18.2℃、最高気温24.1℃。このイベントの立役者、木曜班の中瀬清氏。旧青山家漁家住宅「むらびとの集い」に参加してきました。第一部は「知らなかったニシン漁、ここだけの話」と題する、開拓の村館長・中島宏一氏によるお話です。旧札幌停車場第2ホールにて、およそ50分、肩の凝らないここだけの話に耳を傾けました。第二部は「今年もやります!ニシン漁場を知る最後の男・語りと仕事唄、尺八伴奏との共演」で、語りは土曜班の木保國雄氏、尺八伴奏は木曜班の松井英男氏です。会場を旧青山家漁家住宅に移して始まった第二部。大漁旗が幾枚も張り巡らされた広間(ダイドコロ)はいつもとは違って、華やいだ雰囲気に包まれていました。木保氏による臨場感あふれる語りの後にソーラン節へと場面は移ります。最初は7名のソロ、そ...旧青山漁家住宅「むらびとの集い」と新北のうた暦など

  • 開拓の村の近藤染舗など

    曇り一時雨のち晴れ。最低気温17.7℃、最高気温29.5℃。暖簾各種が先週、新しくなりました。蒸し暑い日となった本日、担当は近藤染舗でした。ドイツ、アメリカ、徳島県、静岡県、などからこの建物に足を運んでくれました。ドイツからの4人のうち、1人が日本語堪能で、おそらく、私の拙い日本語を上手に通訳してくれたように思います。ドイツはその昔訪ねたことがあり、フランクフルト、ボンの地名を挙げるとそれぞれ2名ずつが自分の出身地だと笑顔になっていました。フランクフルトではソーセージとビール、ボンではベートーベンの生家を訪ねたことなどを話しているうちに、当時のことが懐かしく思い出されました。アメリカからのご夫妻はスマホの翻訳ガイドを使って、3年間で85国ほどを旅行中と説明してくれました。また、帰り際に、奥様の英語を旦那様...開拓の村の近藤染舗など

  • 暑さの夏に

    晴れ。最低気温16.2℃、最高気温32.0℃。最高気温32.0℃を記録し、真夏日となりました。今月に入り、2度目の真夏日です。こういう暑さの日は水遊びが似合いそうです。本日の掲句はその水遊びの一つの水鉄砲が取りあげられていました。「水鉄砲先に未来にたどりつく」水鉄砲はなるほど先に未来に辿り着くものだろうと思います。解説は「あの夏の日、光りながら飛んでいった水は、今の私のいる場所まで飛んだのだろうか。」と。そして、「子供たちよ、水鉄砲をもっと、もっと強く飛ばしなさい。未来の夏のために。」と結ばれていました。その未来の夏は穏やかで実りの多いものであるようにと願います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。暑さの夏に

  • 新札幌へ

    晴れ。最高気温16.4℃、最高気温27.7℃。新さっぽろアークシティホテルのレストランアバンティにての作文教室に参加してきました。世間話の中で、仲間の女性二人が幼少の頃、札幌の同じ地域で過ごしたことがあったと判明。お二人とも記憶力抜群で、お話を伺っているうちにいろいろなお店が軒を並べていた当時の様子が浮かんできました。4歳から8歳頃のことなのに、細々したことまで記憶されていたことには驚くばかりです。空襲警報が鳴ると、防空壕に逃げ込んで、警報が解除になるまで保存食の大豆などを袋の穴から一粒、二粒ずつ食べながら待ったたことがあったなど。こう話されていた方は紙芝居やお化け屋敷、サーカスなどを見に行ったことも一気に語ってくれました。先生曰く、そのお話を文章に綴ってみてはと。それほどに興味深いお話の内容でした。ラン...新札幌へ

  • 新北のうた暦に

    晴れ時々曇り。最低気温17.4℃、最高気温25.7℃。夏日となった今日は風もなく、爽やかな日となりました。道路わきの花壇にはラベンダーの花が咲き始めています。北海道の夏に良く似合う花のひとつ、ラベンダー。我家のラベンダーはこれからですが、香り良い花が咲くのを楽しみにしています。殺風景な庭が少し華やぐことでしょう。本日の掲句です。「雨の日に蟻が地上で活発に働いているのを見ることはない」と解説にあります。ワタクシごとですが、先日、蟻が2、3匹、我家の台所付近にやってきました。数日、波状攻撃のようにやってきて辟易していた時に、蟻は雨の日にはどうするのだろうと思ったものです。蟻は「雨が上がるまでじっと体力を温存し、再び晴れたその日からまたひたむきに働き始める」と。なるほどと、この句を通してあの蟻の暮らしぶりを知る...新北のうた暦に

  • 夏の素顔

    雨のち曇り。最低気温18.3℃、最高気温22.4℃。夏が夏の顔をして澄ましてやってきています。朝から雨でしたが・・・。午後から雨もやみ、近所を気ままに散策して文京台神社に手を合わせてきました。お礼とお賽銭に見合うささやかな願いをと思いつつの夏至の次の日です。私の家移り12回は多かったのかそうではなかったのか。いずれにせよ、この句の背景にある引っ越し先の暮らしへの不安は分かる気がします。知った人が誰もいない地に越したばかりの時は、何となく背中の辺りがうっすらと寒々しかったなと。「きのうの夏至を過ぎて、いよいよ夜明けの早さを実感するこのころ」と解説にあります。作者は不安と同時に、「希望を抱いているにちがいない」と解説は結ばれ、きっとそうであろうと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日と...夏の素顔

  • 夏至の日に「ひまわり絵画サークル展」へ

    曇り。最低気温18.8℃、最高気温22.0℃。大麻公民館ギャラリーで開催中の「ひまわり絵画サークル展」へ。水彩画が1点の他は油彩画で、重厚感がありつつも華やいだ空間になっていました。展示された絵画は対象の切り取り方や色使いに個性が表れ、自由さが伝わってきて、こちら側の気持ちも開放してくれる気がします。そのようなところにもアートの底力を感じました。〈カンパニュラパーンフォリア(モモバキキョウ)〉さて、今日は夏至の日です。曇り時々雨の当地ですが、日の出から日没までの時間が1年のうちで最も長いというこの日を愛でたいと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。夏至の日に「ひまわり絵画サークル展」へ

  • 江別市民憲章の碑など

    晴れ。最低気温15.8℃、最高気温28.3℃。江別市役所へ出かけた際に、普段はあまり気に留めることなく通り過ぎていた石碑を眺めてきました。「江別市民憲章」、「江別百年」、「恒久平和」の碑です。「江別市民憲章」の碑私たちは、屯田兵によってひらかれた江別の市民です。ひろびろと広がる石狩平野ゆうゆうと流れる石狩川緑深い野幌の原始林今に残る開拓のあしあと私たちは、この恵まれた郷土の自然と歴史をこよなく愛し、よりよい江別の発展を願いこの憲章を定めます。1、空も緑も美しい、のびのびとしたまちをつくりましょう。1、力をあわせ、産業をさかんにし、豊かなまちをつくりましょう。1、教養を深め、文化のかおり高いまちをつくりましょう。1、健康でたのしい家庭と明るいまちをつくりましょう。1、老人をいたわり、子どもの夢をそだてるまち...江別市民憲章の碑など

  • 開拓の村の「小川家酪農畜舎」へ

    晴れ。最低気温18.5℃、最高気温30.6℃。バルーンフレームボランティアの担当は小川家酪農畜舎です。本日も埼玉、京都、千葉、大阪、東京、スペイン、イギリス、韓国、台湾などからのお客様が足を運んでくれました。その中の多くの方が搾乳体験を楽しんでいたようです。午前は昼にかけてぐんぐん気温が上昇し、普段は涼しさが売りのこの村にも「暑いですね」という言葉が飛び交いました。本日も来村者の皆様とお話しする中で、知らなかったことが浮き彫りになり、学びが多かったです。印象に残っているのは建築家の方とのお話で、バルーンフレームの建築材の組み合わせ方についてでした。村でのひとときはこのように、時に好い刺激になり、新鮮な気持ちになることがしばしばです。久しぶりに暑い村での活動で、開拓の村への熱い思いが蘇ってきました。これから...開拓の村の「小川家酪農畜舎」へ

  • 「・・力があると信じる希望」の卓上四季と

    晴れ。最低気温℃、最高気温℃。本日の卓上四季にはフランスの人権活動家ステファン・エセル氏のことが取り上げられています。93歳で執筆した翻訳書「恐れ!憤れ!」は世界で400萬部超のベストセラーになったそうです。その一部が引用されていました。〈すべての人に訴えたい。一人一人が怒るべき理由を見つけてほしい〉〈怒りの対象を持つ人は力強く前進する戦士となり、歴史の流れに加わる〉〈歴史の流れが向かう先はより多くの正義、より多くの自由だ〉第2次世界大戦中にナチスのレジスタント運動に身を投じ、強制収容所に送られるも生還。戦後は外交官として世界人権宣言の起草に携わったとのこと。「いま武力による蛮行が世界で相次ぎ、緊張が高まる」、「焦りと無力感に押しつぶされそうになる」、「それでもエセルさんの言葉にかすかな光明を見る」と筆者...「・・力があると信じる希望」の卓上四季と

  • 珈琲館と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温16.6℃、最高気温26.8℃。美容院を終えていつものように珈琲館へ。今日も紅茶とサンドイッチのランチタイムを過ごしました。月一度のゆるいひとときでリフレッシュです。ライラックの時期は終えましたが、先日訪ねた川下公園のライラックをアップしました。なるほどライラックは初夏を連れてくるとも言えると、この短歌を読んで思います。キンモクセイの香りがしない北海道の「秋の風景を不思議なものとして感じている」作者。対する知人は、「ライラックが咲き誇る初夏を待ちわびる北国の生活」を「冬長き地を生きる吐息」とともに語るのです。北海道の初夏は美しく、ライラックの花はその象徴といえます。作者は知人の語りに耳を傾け、「驚き」つつもその想いをまっすぐに受け止めているのだなと思いました。それでは今日はこの辺で。...珈琲館と新北のうた暦と

  • 都忘れと新北のうた暦から

    曇り時々晴れ。最低気温15.4℃、最高気温25.4℃。都忘れが今年も花を咲かせてくれました。この花は1本でも端正で美しいのですが、こうして群れて咲く姿も好いものです。今日は最高気温が25.4℃と夏日となり、この花の涼やかさが際立っていました。都忘れという呼び名もみやびで、和歌に詠まれてもいますが、その背景にある物語は謎に包まれているようです。ともあれ、この花の一途な感じを愛でたいと思いました。郭公の声は抜け感があって、私は好きです。郭公は北海道に5月になると渡ってくると解説にあります。子どもの頃から「カッコー」の鳴き声がすると、霜の心配がなくなるので種まきをしても良いのだと伝え聞いて育ちました。この鳥は農作業に大事な種まきの時期を伝える広報も担当していたようです。1960年には札幌市の鳥に制定されました。...都忘れと新北のうた暦から

  • 野幌森林公園と野球と

    雨のち晴れ。最低気温16.2℃、最高気温21.4℃。午後からテレビ観戦と散歩。6回時点で7対0と日本ハムファイターズは広島カープに負けていました。「これは無理かも・・・」と思いつつ散歩に出かけ、1時間ほどで戻ると9回裏で7対5。ツーアウト2、3塁でレイエスがヒットを打ち、同点の場面はこの目で見ました。この後、庭の草取りへ。戻って、10回裏に日ハムの田宮がホームランを打ち、さよなら勝ちをしたことを知りました。試合とは最後の最後までどちらが勝つのか分らないもの。人生が凝縮されたような試合内容に驚くばかりです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園と野球と

  • 野幌森林公園の風

    晴れ。最低気温14.0℃、最高気温23.3℃。午後から野幌森林公園へ。緑が深まり、吹く風も緑に染められていきます。15時を過ぎるとその風は冷たく、肌寒さを感じるほどでした。北海道の夏は暑さと涼しさの二刀流です。蕗の歌に引き寄せられました。新蕗のおいしさが蘇ります。この時期に、必ず煮物にして食べてみたくなる蕗。「独特の匂いはまるで北海道の緑を丸ごと口に含んだかと思われる」との解説に同感です。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園の風

  • 「心麦 Cafe KOMUGI」へ

    晴れのち曇り。最低気温11.8℃、最高気温23.0℃。オオヤマレンゲ(深山蓮華とも)と梅花うつぎが清楚な空間を生み出していました。家人と我家から歩いて10分ほどの所にある、カフェにてランチタイムを過ごすことに。お店のコンセプトは古代小麦を用いて、アレルギーのある人にも優しいお料理を提供するということで、開業以来7年ほどになるとのことです。「(たぶん)日本で唯一古代小麦専門カフェ」とお店のホームページに。久しぶりに訪ねたお店のオーナーさんご夫妻が笑顔で迎えてくれました。頂いた「有機ディンケルの和風ひじきパスター」には塩麹豚のスープが付いています。ドリンクセットをオーダーしたのでリンゴジュースを選びました。全て美味しかったです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「心麦CafeKOMUGI」へ

  • 開拓の村の岩間家農家住宅など

    雨のち曇り時々晴れ。最低気温13.5℃、最高気温16.3℃。本日は岩間家農家住宅の担当。千葉、新潟、仙台、福岡、愛知、北広島、札幌、台湾、ドイツ、カナダなどから来られた皆様とお話することができました。ドイツから来られた教授の方は、日本の開拓期について研究していると日本語で話されていました。開拓期の建造物等を移築復元、再現しているこの村にはかなり、興味惹かれたようです。台湾から来られた親子連れの方の一人は東北大学で学ばれた経験があり、現在は台湾で教鞭をとられているとのこと。岩間家は仙台藩亘理領から士族移民団の一員として北海道に移住してきました。領主伊達邦成公が立ち寄った際に休憩所して使われた奥座敷は今年から来村者に開放され、座布団に座して庭を見るシチュエーションが撮影スポットとして好評です。お昼休みに村内農...開拓の村の岩間家農家住宅など

  • ハクウンボクの花

    晴れ一時雨。最低気温16.4℃、最高気温21.2℃。北海道立図書館前のハクウンボクが散り始めていると聞き、習い事の帰りに足を運んできました。下方の花はおおむね散っていましたが、上の方はまだ美しい姿を留めていました。ハクウンボクは自然の摂理に従って咲く時期を見計らって咲いたのでしょう。この花がすべて散ってしまう前に滑り込みで見ることができ、ホッとしています。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。ハクウンボクの花

  • ボランティア道内研修で苫小牧へ

    晴れ。最低気温13.0℃、最高気温28.2℃。「開拓の村ボランティア道内研修」で苫小牧方面へ。8時45分、開拓の村を出発。9時過ぎ、新さっぽろ駅9番出口を出発し、高速道路へ。輪厚PAに立ち寄った後、10時頃、王子製紙千歳第一発電所にて下車し周辺を見学。10時20分発、10時半頃、王子軽便鉄道ミュージアム山線湖畔驛を散策。から11時頃、発。11時半から12時半苫小牧市立美術博物館見学。学芸員さんの解説を伺いました。12時40分過ぎから13時20分頃まで、グランドホテルニュー王子にて昼食。13時半~14時半王子製紙の王子俱楽部を見学した後アカシア公園敷地内📷14時50分過ぎに勇武津資料館到着📷およそ30分館内見学。15時半バスにて、16時頃、あびらD51ステーションへ。自由行動の後、16時20分発国道274号...ボランティア道内研修で苫小牧へ

  • 「COFFEE SHOP 駅馬車」へ

    晴れ。最低気温7.3℃、最高気温24.5℃。4時47分*「OPEN~11時59分まで」とチラシの下部分にあります。最高気温が24.5℃と半袖の人を多く見かける夏らしい日となりました。午後から「COFFEESHOP駅馬車」へ。1979年創業の昭和の喫茶店『駅馬車』が新札幌から江別市大麻へ移転し、5月12日にオープンしたとのこと。11時59分前に入店したので、モーニングセット(¥500)を頂きました。久しぶりに、香りよく美味しい珈琲を口にして、ワタクシが自宅で淹れる珈琲とは一味違うなと。トーストもふかふかでこちらも美味しかったです。このご時世で、ワンコインでこのサービスは驚きに値するのではないでしょうか。さて、早起きした夏の朝は爽やかで、眠気もどこかへ連れ去ってくれました。今、日が沈み、穏やかに暮れていく空は...「COFFEESHOP駅馬車」へ

  • 野幌森林公園へ

    曇りのち晴れ。最低気温14.6℃、最高気温23.3℃。夕方、野幌森林公園・記念塔コースを歩いてきました。夕方になっても暖かさが残る公園は、緑が胸を張って、笑いかけてくるようです。道の向こうの青空には月齢12の月がすまし顔。その月を追いかける形の散策となりました。6月の森もまた、美しくて優しい感じです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園へ

  • 亘理伊達家のお墓を訪ねて

    曇り時々晴れ。最低気温14.3℃、最高気温20.7℃。伊達保子のお墓亘理伊達家14代当主伊達邦成のお墓保子が邦成を見守っているように思えました。午後から亘理伊達家のお墓を訪ねてきました。開拓の村にある岩間家は亘理伊達家の家臣だった方の住宅です。亘理伊達家の当主は伊達邦成。邦成の義母・保子は仙台藩11代藩主伊達斉義の三女で佑姫と呼ばれ、お城の中で大切に育てられました。保子は亘理伊達家13代伊達邦実に嫁ぎ、1男1女をもうけるも男子は亡くなり、夫邦実も享年37歳で死去。娘婿に岩出山伊達家の二男・邦成を迎えます。幕末の政変で邦成が北海道移住を決めた際に、保子は邦成や周囲の反対を押し切って同行。「家臣が家族皆で行くのに、領主が家族を残して行っては示しがつかない」と凛として意思を通したのだそうです。仙台城での生活とは...亘理伊達家のお墓を訪ねて

  • 江別開拓記念像「不死鳥」と

    曇り時々晴れ。最低気温13.0℃、最高気温19.3℃。江別開拓記念像「不死鳥」所要を終えた後、市民会館食堂レストランマキシドルパにて醤油ラーメンのランチタイム。食事を終え、駐車場へ戻ろうとした時、江別開拓記念像を見つけました。開拓の頃を偲んで建立されたのでしょうか。ネットで検索すると、この像は「不死鳥」と名付けられた本郷新の作で、永遠の生命と不滅の精神を象徴しているとのこと。御影石で作られた4㍍の円柱塔の上に、高さ2㍍、横2.8㍍の「不死鳥」が据えられています。ところで、開拓と言えば、開拓を免れて残った自然もあります。野幌森林公園です。面積2053㌶、札幌市・江別市・北広島市にまたがる野幌丘陵に位置している自然豊かな公園です。1968年(昭和43年)、北海道百年を記念して道立自然公園に指定されました。その...江別開拓記念像「不死鳥」と

  • 開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温10.9℃、最高気温17.2℃。開拓の村へ。今日は福岡県、東京、岡山県の方々3組のガイドを担当。福岡県のご夫婦の方を開拓小屋まで案内し、漁村群へ向かう途中の信濃神社で、東京からみえた89歳の女性に出会いました。開拓の村の半纏を着ていたからでしょうか、「炭焼き小屋へ行きたいんですが?」と。パンフレットで説明するも、山村群は一人で歩くのは危険だと思い、先のご夫婦の了解を得て、この女性を案内することに。独りで行動するのをたてまえとしているとのことで、炭焼き小屋を見た後、とりあえず危険の少ない平らな所までご一緒しました。この方はこれまで、膝や腰の具合が悪くなったことはなく、国内だけではなく諸外国の登山も経験されているとか。杖をつきながらもシャンとされていたのは、アクティブな行動や考え方に裏打...開拓の村へ

  • 「小笠原み蔵」作品展へ

    雨のち晴れ。最低気温11.7℃、最高気温19.0℃。午後から野幌駅南口そばのギャラリーステラで開催中の木彫作家小笠原み蔵氏(85)の作品展へ。表情豊かな作品を見ているだけで心がほぐれていくのを感じました。北海道新聞によると、江別市では5年連続5回目の開催で、およそ90点が展示されていたようです。ユーモラスな中に「霊長類同士地球会議を・・・」というピリッとした辛味の作品もあり、作者の真骨頂を見る思いがしました。ランチも頂き、心もお腹も満たされてお店を後に。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「小笠原み蔵」作品展へ

  • 南町公園の緑のグラデーション

    曇り時々晴れ。最低気温12.0℃、最高気温20.8℃。ギンラン風もなく穏やかな日の午後から近くの南町公園を歩いてきました。たくさんの葉が緑のグラデーションを生み出しています。桜の実が膨らんできました。6月は美しい緑に包まれ、花を咲かせた後にたくさんの実が結ばれています。南町公園で見つけた3本のギンランもまた、花を咲かせ、命世代に引き継いでいくのでしょう。ひっそりとした林の中は鳥たちが羽を休める所となっているようです。もしかしたら、ギンランは鳥たちに運ばれてきたのかもしれません。小さな南町公園の自然もまた大自然の一角となり、自然のルールに従って営まれているのだなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南町公園の緑のグラデーション

  • 市立病院へ

    晴れ時々曇り。最低気温9.9℃、最高気温18.6℃。市立病院中庭義母の通院に付き添ってきました。お部屋から車椅子で車に。病院でもそのまま車椅子で移動です。車椅子の介助も回数を経るごとにスムーズになり、腕が上がってきました。6月の院内中庭にはラベンダーやベゴニアなどの花が彩を添えています。病に罹って医師の元に足を運ぶ患者さんの心を静かに慰めてくれそうです。ところで、医師の裁量で午後の予約となっているのですが、待ち時間が短縮されるので義母も私たちも助かっています。医療スタッフの方々も患者数が少ないので余裕が感じられます。ほんとうは午後に限らず、いつでもスタッフの方々の余裕があると働き良いのだろうなどと思いました。ともあれ、99歳の義母はこの度も特に変わったことがないとの診断で、ホッとしています。「100歳にな...市立病院へ

  • 6月の始まりは

    晴れ。最低気温7.3℃、最高気温22.6℃。〈4時35分撮〉〈18時24分撮〉風もなく暖かな6月の始まりです。午後から買い物がてら市内町村農場へ。キッチンカー数台を交えたイベント会場は大いに盛り上がっていました。敷地内の一角で咲いていた藤棚の白が涼し気です。出店でついキュウリやお菓子セットを購入。「北海道ミルクかりんとう」は初めて口にしたのですが、軽い食感で甘みと塩味のバランスが良く、思いのほか美味しかったです。1袋25gで125K㌍は健康にも良いのではないかと。「サクサクミルクサブレ」は抑えた甘みとサクサク感、ミルクの濃厚な味わいが後を引く美味しさで、一時期、凝ったことがありました。ソフトクリームも町村農場で絞られた新鮮なミルクが用いられているようで、味わい深かったです。さて、6月の始まりは穏やかで静か...6月の始まりは

  • 野幌森林公園の朴の花など

    晴れ時々曇り。最低気温12.5℃、最高気温24.3℃。朴の花コンロンソウホウチャクソウオオハナウドマイヅルソウヤマシャクヤクサルメンエビネコケイラン〈タチツボスミレ?〉午後から野幌森林公園へ。ふれあいコースでは朴の花が咲いています。散策路からは2個の花が見えました。それから、大沢口から、桂コース、大沢コースを巡ることに。この時期ならではの野の花と出合える楽しさに惹かれて、誘われるような感じでした。ギンラン、サルメンエビネ、コケイラン、ユキザサは今が盛りのようです。ホウチャクソウ、ヤマシャクヤク、コンロンソウは終わりかけでした。オオハナウドは咲き始めです。今日は暖かくて風も無く、おおむね晴れの良い日でした。札幌市内の多くの小学校では運動会が催されているとか。競い合うこともあっての運動会で、無事に終了したこと...野幌森林公園の朴の花など

  • 藤棚やクロユリの咲く百合が原公園へ

    晴れ。最低気温8.9℃、最高気温25.9℃。今日は午後から再び百合が原公園へ。およそ2週間ぶりで訪ねた公園内は藤やハンカチの木の花、キングサリ、クロユリなどが満開となっていました。花の顔ぶれが入れ変わっているところに、時の流れを感じます。吹く風は優しく暖かで、初夏の百合が原公園は躍動感にあふれていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。藤棚やクロユリの咲く百合が原公園へ

  • 開拓の村へ

    晴れ。最低気温9.5℃、最高気温25.6℃。開拓の村へ。夏日を記録した本日の担当は近藤染舗です。昼休みに村内の市街地群を歩いてきました。今日も皆さんに助けられて、無事にボランティア活動を終えることができ、感謝です。活動終了後は新札幌にて懇親会に参加してきました。普段は話すことも限られた時間内なので、こうした機会は好いものだと思います。世話人の方の尽力により楽しく、一人一人の個性に出合えました。それでは、ほろ酔い加減なので今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。開拓の村へ

  • 市指定樹木の藤と森林公園と

    晴れ。最低気温8.1℃、最高気温21.4℃。江別市指定樹木となっている藤棚を見てきました。選定理由に藤が好きなご主人が若い時に藤棚を作り、夫婦で育て上げたとのこと。大切に守られてきたという物語がこの藤を特別な存在にしているなと思います。樹齢は推定70年で高さは2.5㍍、直径38㎝と表示板にありました。習い事の帰りに野幌森林公園へ。夏の日差しを受けて、公園内に木漏れ日が美しい影を落としていました。そして、本日の新北のうた暦の掲句には朴の花が取り上げられています。朴の花は遠くからでも見える大きな花です。「発つものを呼び止めることはできない。出会いがあれば別れもまたあるのだ。」と解説に。思えば12回以上の引っ越しがあり、その回数分の出会いと別れがありました。それもまた、人生を彩るものであったかと・・・・・・・・...市指定樹木の藤と森林公園と

  • 前田森林公園へ

    晴れ。最低気温4.8℃、最高気温19.9℃。午後から家人と我家から車でおよそ1時間30分の前田公園へ。藤の花が見ごろを迎えています。今日は暖かく穏やかで、石造りの藤棚を歩くのも清々しかったです。この公園は手稲緑地の拠点として、昭和57年に何もないところから「森林」作りを始め、完成までに10年の歳月を要したそうです。開園は1987年8月1日。敷地面積は59万7258㎡。園内の北側エリアでは展望ラウンジの手前から手稲山に向かって幅15mのカナール(運河)が約600mにわたってまっすぐに伸び、その両側に立ち並ぶポプラの数は約170本とか。展望ラウンジを中心として両側には高さ4m・全長320mの石造りの藤棚(パーゴラ)が連なります。〈昨年のブログから〉タンポポは綿帽子となっています。季節は立ち止まることなく進んで...前田森林公園へ

  • 「川下公園ライラックの森」へ

    晴れ時々雨。最低気温9.7℃、最高気温14.1℃。午後から川下公園へ風は冷たかったものの、青空の下にライラックは美しい姿を見せていました。ライラックは札幌市のシンボルの木です。札幌市の人口が50万人を超えた1960年(昭和35年)に、市民投票によって選ばれたのだそうです。花言葉は「思い出」「初恋の香り」。園内の緩やかな丘に足を運ぶと、なんと「日本最古のライラック」と書かれた表示板があり、ライラックの歴史を辿ることになりました。ライラックは1879年(明治12年)11月に函館市の英国領事だったリチャード・ユースデン婦人が函館公園の開園を記念して、イギリスから日本に取り寄せたとのこと。それが日本における最古のライラックで、その種を保存するために各関係機関の力を経て、今に至っていると表示板にあります。1879年...「川下公園ライラックの森」へ

  • 雨の日に

    雨。最低気温10.1℃、最高気温12.1℃。朝から雨となり、その雨は終日降り続けていました。でも、風は弱く、静かに傘で受け止められる雨です。冷たいけれど、乾いた地面を潤し、芽吹きを促す雨です。汚れを洗い流す雨でもあるようです。午後から車で買い物へ。帰りの車窓から瑞々しい緑が広がる酪農学園大学の敷地を眺めてきました。札幌の街路はまっすぐで、この句のようにそこを青嵐が吹き抜ける情景は容易に思い描くことができます。「・・・若葉の若々しさに心奪われ」、「鬱々とした思いや不安なども吹っ切れる」との解説にその通りだと思いました。風邪をこじらせて、札幌の街へ足を運ぶことが叶わなかったのですが・・・・。そのうち・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雨の日に

  • 北海道立図書館へ

    晴れのち曇り。最低気温4.8℃、最高気温18.2℃。午後から北海道立図書館へ。『江別の歴史第25号』の冊子を求めて出かけたのですが、職員さんに検索して頂いた結果、置いていないことが分かりました。道立図書館ではなく、江別市内の図書館をあたってみようと思います。当初の目的は果たせなかったのですが、副産物で、北方資料室内の『屯田兵名簿』で来正策馬を見つけることができました。永山東兵村16丁目に確かにその名が見えます。来正策馬は屯田兵の役を終えた後、永山駅前に待合所を設け、その建物が不運にも洪水にあった後の1919年に、新しく待合旅館を建てた方です。この「来正旅館」は開拓の村に移築復元され、先日、ボランティア活動を行ってきたばかりでした。南町公園の桜は実をつけ始めました。その実の向こうに5月の青空がのぞいています...北海道立図書館へ

  • 国営滝野すずらん丘陵公園へ

    曇りのち晴れ。最低気温8.6℃、最高気温16.7℃。午後から国営滝野すずらん丘陵公園へ。園内の約120品種、およそ23万本のチューリップが満開の時を迎えています。モザイク画のようなエリアと虹をイメージしたエリアのそれぞれが味わい深く見ごたえがありました。珍しいドレスのような形の花などの富山県産6品種を用いた花畑もあったことを新聞記事で知りましたが、後の祭りです。晴れ間から日も差す時間帯があった本日は、チューリップの花見には良い条件に恵まれた日だったと思います。それにしても、コップのような形の花がこの世に生まれたことをいまさらながら、不思議でありがたく終えたのでした。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。国営滝野すずらん丘陵公園へ

  • 開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温8.1℃、最高気温17.4℃。藤の花が咲き始めた開拓の村へ。担当はガイドです。1組目は大分県からの親子3名様、2組目は東京からみえた1名様でした。青空に美しい雲が広がる北海道の5月らしい本日。立原道造の「5月のそよ風をゼリーにして持ってきてください。ひじょうにきれいでおいしく口にいれるとすーっととけてしまう青い宝石のようなものも食べたいのです」という言葉を2組目の方にお話できました。病床にあった道造が小康状態だった3月半ば、見舞いに来た友人に語ったという言葉です。この後、急変して、7月の誕生日を待たずに3月末に亡くなりました。立原道造は1914年(大正3年)7月30日に生まれ、1939年(昭和14年)3月29日に24歳の若さで逝去した建築家で詩人の方です。5月のガイド担当は本日だけで...開拓の村へ

  • 初夏の野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温2.9℃、最高気温20.7℃。午前の遅い時間帯に野幌森林公園へ。ふれあいコースから大沢口へ。大沢コース、エゾユズリハコースを少し歩いてきました。マイヅルソウ、クルマバソウが咲いています。ギンランを見つけたものの写真はぼんやりしているので、次回に。頭上からはエゾハルゼミの啼き声が聞こえてきました。エゾハルゼミは蝦夷という名を冠してはいますが、北海道以外でも標高の高い山などに生息しているようです。けれども、近年、広葉樹林が伐採され、その後にスギ、ヒノキが植林されるなどで生息数が減っているのだそうです。特に西日本では生息地が狭まり、絶滅危惧種としてレッドデーターブックに記載されているところもあるとか。驚きました。野幌森林公園には広葉樹が一定数あるので、ここで暮らしているエゾハルゼミは今のところ大丈...初夏の野幌森林公園へ

  • 新札幌へ

    雨のち曇りのち晴れ。最低気温9.7℃、最高気温18.5℃。天婦羅蕎麦(温)雨が小降りになり、傘を差すことなくバスに乗車。今日は新札幌で作文教室があり、いつものように先生を囲んでのひとときを過ごしてきました。何ということもないおしゃべりも私にとっては脳の活性化につながっている気がします。レストランアバンティでランチタイムを終える頃には、嬉しいことに晴れ間が広がり始め、日が射してきました。帰りはバスの車窓から明るい緑の景色を眺めながらです。下車して我が家へ戻る道すがら、公園も美しい緑に包まれていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新札幌へ

  • 珈琲館へ

    晴れのち曇り。最低気温4.2℃、最高気温21.5℃。美容院を後にして、商業施設内の珈琲館へ。今日はホットケーキ(1枚)セットを頂きました。飲み物はダージリンです。「砂時計の砂がすべて下に落ちた時が飲み頃です」と若い男性スタッフさんが説明してくれました。美容院では3時間ほどを座っているだけなのですが、なぜか一仕事を終えた感じがします。温かな紅茶を口にしてホッと一息つくことができました。やがて、運ばれてきたホットケーキはふわふわして甘さも程よく、バターやメープルシロップ、ホィップクリームを乗せるとそれぞれの風味が加わり、微妙な変化を味わえ美味しかったです。軽めのランチがワタクシのお腹にはぴったりでした。「1日だけ幸せでいたいなら床屋に行け」という言い伝えを思い出しつつ、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一...珈琲館へ

  • 南幌町の菜種畑などへ

    曇り時々晴れ。最低気温12.6℃、最高気温19.1℃。家人の運転で南幌町へ。この時期ならではの菜の花畑が気になったからです。今日は曇り空で、菜の花の黄色が光そのものに感じられました。一方、水田には水が引かれ、苗が植えられていました。昨年からお米の値段が上がり始め、この辺りでは税込みおよそ5㌔4000円前後になっています。そんな事情もあり、苗が植えられた水田はことのほか美しく、有難くさえ思えたのでした。後継者問題や他の様々な事情で水田が減っていくという近未来の情報に、米どころの北海道に住んでいる身でありながら、将来、米不足に陥らないか不安でたまりません。願わくば、いつまでもこの豊かな田園風景が見られますように・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南幌町の菜種畑などへ

  • 御衣黄に寄せて

    晴れのち曇り。最低気温13.1℃、最高気温21.1℃。5時30分撮今年も江別保健所の敷地内に咲く御衣黄を見てきました。御衣黄は黄緑色から部分的にピンクへと色が移り変わる不思議な習性を持つ花です。ネットによると、江戸中期頃からこの名前が散見され、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いからとのこと。御衣とは天皇・貴人の衣服のことで、黄とは淡緑色と中心部分の紅色の筋が入った花の色を差すという御衣黄。いかにもと思えるゆかしい名前を付けた方のセンスに脱帽です。最近、家系図を辿るという友人たちの話を聞く機会がありました。この花の出自を辿れば、京都の仁和寺に行き着くとか。曇り空ではありましたが、満開の時を迎えた御衣黄は気品にあふれていて、美しかったです。ギョイコウ(御衣黄、学名:CerasusSato-zakuraGrou...御衣黄に寄せて

  • まど・みちおさんの詩「木」

    晴れ。最低気温11.4℃、最高気温22.4℃。日差しの強さがくっきりした緑陰を道に描き出していました。そんな昼下がりに野幌森林公園へ。大沢口前の池に倒れていた柳の木は、いつのまにか緑の葉をつけています。倒れても生きることを諦めない粘り強さに、しばし立ち止まって見入ってしまいました。我家に戻り、久しぶりにまど・みちおさんの詩集を開いてみることに。「木」まど・みちおマグマの歌ひびく土のなかへとどこまでも深く広くのびていって星ふりやまぬ空のなかへとどこまでも深く広くのびていってなんまんなんおくねん土の心とかよいあい空の心とかよいあいうちゅうの心とかよいあいいまやぼくらのおよびもつかないうちゅうのいのちの大せんぱいとして木は生きているどっしりと立ってぼくらのそばのここに・・・星のようにとおく!『続まど・みちお全詩...まど・みちおさんの詩「木」

  • 開拓の村へ

    晴れのち曇り。最低気温10.5℃、最高気温20.4℃。開拓の村へ。担当は広瀬写真館でした。広瀬写真館は岩見沢で第一号の写真館を開業した後、2代目により大正の終わりから昭和33年まで営業していた館を再現した建物です。中学生、高校生、国内外からの一般の方など、この館に足を運んでくれた皆さんの多くが、ひと昔前の写真館の間取りや写真機などに、驚きと共に興味を持ってくださったようです。村内はいつのまにか桜も散り、シャクヤクが咲き始めました。お昼休みには山村群の野の花をカメラに収めることに。これから咲きだす野の花も楽しみなことです。今日は5月の爽やかな風が吹く開拓の村で、なごやかなひとときを過ごすことができました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。開拓の村へ

  • 野幌森林公園へ

    晴れのち曇り。最低気温9.4℃、最高気温23.1℃。習い事の帰りに野幌森林公園記念塔線からふれあいコースを歩いてきました。優し気な5月の風に吹かれて歩いているとすっきりと心が整っていくのを感じます。今日は今季最高の23.1℃を記録。初夏の爽やかな日に緑が美しく映えていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園へ

  • 「イーハトーブセンター会報 第70号●ぺかぺか」他届く

    晴れ。最低気温6.7℃、最高気温21.8℃。宮沢賢治学会「イーハトーブセンター会報第70号●ぺかぺか」他が届きました。「ぺかぺか」は『銀河鉄道の夜』の「しばらく蛍のやうに、ぺかぺか消えたりともったりしてゐるのを見ました」からとられた言葉のようです。青のグラデーションに大小さまざまな円がぼんやり浮かんだり消えたりしている美しい表紙が印象的です。表紙を繰ると学会代表理事・青木美保氏の一文が掲載されていました。「宮沢賢治学会の新しい時代に向けてー〈研究〉と〈普及〉を連動させて」と題するものです。青木氏が賢治の作品に心惹かれたのは高校生の頃。ちょうど天沢退二郎氏と入沢康夫氏が宮沢清六氏の依頼で筑摩書房の宮沢賢治全集の編集作業を始めた頃だったとのこと。青木氏の大学への志望動機は賢治のことを深めたかったから。大学進学...「イーハトーブセンター会報第70号●ぺかぺか」他届く

  • 百合が原公園へ

    晴れ。最低気温3.6℃、最高気温21.6℃。我家から車でおよそ30分の百合が原公園へ。この公園は、約25㌶という広大な敷地を擁し、百合はもちろん、季節を通して様々な花が咲き、訪れた人を楽しませてくれます。この度はムスカリとチューリップが見頃を迎えていました。公園の一角に広がる長さ約80m、幅約15mの「ムスカリの道」はまるで紫のじゅうたんを敷き詰めたようです。ムスカリの群落をベースに所々に配されたチューリップが映えて、美しいメルヘンの世界のようでした。今日は久しぶりにリリートレインに乗車。五月の風の中、およそ1.2㎞を12分かけてリリートレインは走ります。燃料は使い捨ての食用油とのこと。一周する間に運転手さんのゆったりした解説がありました。それもまた、良かったです。初夏の爽やかな1日となった本日、百合が原...百合が原公園へ

  • 野幌森林公園・エゾユズリハコースへ

    雨のち晴れ。最低気温10.7℃、最高気温14.1℃。午後から野幌森林公園のエゾユズリハコースを歩いてきました。野の花に誘われてのことです。二リンソウやシロバナノエンレイソウなどの白い花はもちろん、スミレの水色も新緑に似合っていました。鳥のさえずり、風の音、雪解水のせせらぎに耳を澄ませていると、どんよりしていた空が晴れて、日が射してきました。新緑の森の中は点描画のように細かな緑の光を放ち始めます。五月の森はなにもかもが瑞々しくきらめいていました。今日は母の日。「青葉をそよがせながら柔らかく薫る風は、作者と亡き母を結ぶよすがとなるかもしれない」と解説にあります。「青葉をそよがせながら柔らかく薫る風」のしなやかさが人知を超えた領域にミラクルを起こすこともありえるかもしれません。思えば、風に吹かれながらの散歩で、...野幌森林公園・エゾユズリハコースへ

  • 南町公園の新緑と桜と

    曇りのち雨。最低気温8.4℃、最高気温13.9℃。午後から近くの南町公園へ。雨に洗われて、新緑が映えていました。早くに咲いたエゾヤマザクラは実をつけようとしています。ソメイヨシノは今が満開です。階段を降りていくところにはヒトリシズカが嬉しそうでした。スミレも咲いていますが種類はというと、難しくて・・・・。道の向こうからハトが2羽、ひたすら餌をついばみながらやってくるのが見えました。食事に夢中で、ワタクシには全く関心がない様子。こんなふうに、およそ30分の散策を終えて、我家に戻ると再び強い雨が降ってきました。5月の雨の日の何ということもないひとこまです。「何でもないような事が幸せだったと思う♪」でしょうか・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南町公園の新緑と桜と

  • 平岡公園の梅林へ

    曇りのち晴れ。最低気温8.0℃、最高気温20.8℃。〈梅林そば〉今日は家人と札幌の平岡公園へ出かけてきました。平岡公園の6.5㌶の敷地に1200本の梅が植えられています。9時現在、で白梅は散り始めで、紅梅は満開との情報が公園のサイトでアップされていました。午後に出かけた梅林は、情報通り、今までで一番美しい眺めでした。青空の下、梅の花々で遠くが霞みがかって見えたのも味わい深いものです。桜が散りつつある中で、梅が満開を迎えているというのも北海道らしいのではないかと思います。北海道はいろいろな面で本州とは様相が異なる事が多いのですが、桜と梅の咲く順番にもそれが表れているのかなと・・・・・・。自然環境や明治期の開拓の独自性が今の北海道を築いているのですから、自ずと本州とはズレが生じるのだろうなどと思いました。それ...平岡公園の梅林へ

  • 5月の開拓の村へ・その2

    晴れのち曇り。最低気温5.8℃、最高気温20.2℃。今日は晴れて気温も上がり、過ごしやすい日となりました。ボランティアの担当は来正旅館。こちらにはアメリカ、香港などの外国から、埼玉、岡山など道外から、そして地元の方々が立ち寄ってくれました。久しぶりの担当だったので、今まで目が行き届かなかったところをカメラに収めることに。寄贈してくださった来正家の方々が大切にしていた調度品や建物自体に少しでも寄り添ってみたくなったのです。屋外に目を遣ると、新緑が萌えだした5月の村を馬車鉄道が走っています。馬車鉄道を牽引するのは8歳馬のオーラ。馬車がとても大きく見えるほどに小柄なオーラですが、何とか頑張ってくれています。「おつかれさま!」と目の前を走るオーラに心の中でエールを送っていました。ワタクシなりの精いっぱいの応援です...5月の開拓の村へ・その2

  • 新北のうた暦から

    曇り時々晴れ。最低気温2.2℃、最低気温14.9℃。新緑が映える5月。本日の新北のうた暦では谺が取り上げられています。谺が母音で返ってくるとあり、なるほどと思いました。母音の中でも「あ」と「お」が「特におおらかな印象を人に呼び起こさせるらしい」と解説に。新緑の季節に、谺はどれも母音で返ってくるように感じるのは「明るい日差しとあざやかな新緑のせいだ」とも解説にあります。「山が返してく入れる幸せな母音ばかりを聞き続けていたい」と結ばれている解説に、昨今の戦火の報道と重ね合わせて、そうであってほしいと心から思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦から

  • 南町公園の朝と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温7.4℃、最高気温18.2℃。少し早く起きたので、近くの南町公園へ出かけてきました。一部の桜は散っていましたが、まだ咲いている桜をカメラに。やっと、喉の具合が良くなってきたので、マスクをしながらですが、散策できるようになってきました。5月は本日の新北のうた暦の掲歌のように百花繚乱の様相となるので、散策の楽しみも広がります。掲歌の作者は十勝管内士幌町在中とのこと。歌の舞台は士幌町のようですが、詠み込まれている花々は石狩管内の当地にもそのまま当てはまるものです。散策の帰り、ご近所の庭には梅、桜、チューリップ、レンギョウの花が一斉に咲いていて、まさに「どっと溢れる春の花垣」となっていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南町公園の朝と新北のうた暦と

  • 立夏の野幌森林公園・記念塔連絡線から

    曇りのち晴れ。最低気温6.4℃、最高気温16.6℃。記念塔跡地中央線へ立夏。季節が暦に寄せてきたかのような初夏の様相となった本日。記念塔連絡線から記念塔跡地を通り、中央線、瑞穂連絡線を経て大沢口へ。風もなく明るい日差しに恵まれた森は、萌え出した緑に山桜や野の花が彩りを添えています。今日は新緑に心洗われ、山桜や野の花を愛でながら、ゆっくり歩いてきました。北海道の5月は真新しい姿で、爽やかにやってくる気がします。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。立夏の野幌森林公園・記念塔連絡線から

  • 「世田豊平川河川敷さくら園」の桜咲く

    曇り時々晴れ。最低気温8.4℃、最高気温14.6℃。今日は、我家から車で20分ほどの「世田豊平川河川敷さくら園」へ家人と出かけてきました。世田豊平川沿いの丘陵にある桜は、咲き始めて間もない様子で初々しく、控え目でした。それもまた、散ることよりこれから咲くことをイメージできて良いものかと。さて、当地もいよいよ桜の季節を迎えました。車を走らせていると、あちこちに桜がふんわりと咲いているのが目に留まります。この時期に桜を追いかけてしまうのは、桜が咲いたと思う間もなく散っていくはかなくも美しいものだからでしょうか。ふと、虹を追いかけたくなる気持ちに似ているなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「世田豊平川河川敷さくら園」の桜咲く

  • 5月の野幌森林公園へ

    雨のち晴れ。最低気温9.9℃、最高気温18.2℃。緑が萌え始めた野幌森林公園へ。ふれあいコースから記念塔コースを経由して大沢口へ。今日は大沢口からカツラコースを少し歩いてきました。野の花が次々に咲き始めています。今日もいくつかの今季初めての出会いがありました。シラネアオイ、ヒメイチゲ、オオバナノエンレイソウ、ネコノメソウです。五月の声を聞いて、あるエピソードを思い出しました。詩人の立原道造が病床に臥していた時、見舞いに訪れた友人の若林つやに語ったという言葉です。「5月のそよ風をゼリーにして持ってきてください。非常に美しくておいしく口の中に入れるとすっととけてしまう青い星のようなものも食べたいのです。」3月の中頃、病状が小康状態でお医者様も夏までは大丈夫だろうと思っていたところ、急変して3月29日に亡くなり...5月の野幌森林公園へ

  • 卓上四季と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温8.9℃、最高気温19.1℃。本日の卓上四季は札幌生まれの詩人、竹内てるよさんの「五月のうた」の一節が取り上げられています。まるでことばの音符が連なって出来上がった優しい調べのような詩に引き付けられました。〈五月は/不思議な月だ/そしてなつかしい季節だ/まだ成長のはじめの日に/窓にうつるアカシアの若芽をながめた日から/五月は人生に深い謎を持つ〉この詩の結びは以下の通りです。〈ああ五月/五月はすべてに新しい月だ/誰にも思い出の一つはある月だ/そうだ五月は/自然が人間のために書いた一つの童話だ〉北海道の五月をこんなふうに詩に詠いあげてくださった方がいたことを嬉しく思いました。ほんとうに、言葉を尽くして、誰かに伝えたくなるほどに北海道の五月は魅力的なのです。そして、本日の新北のうた暦の掲句...卓上四季と新北のうた暦と

  • 桜咲く開拓の村へ

    晴れ。最低気温-0.7℃、最高気温15.7℃。今日は近藤染舗での活動でした。スペイン、ポーランド、愛知県、静岡、神奈川県、新札幌、千歳などから足を運んでくれた皆さんが、藍染めのミニ体験を楽しんでくれたようです。馬車鉄道も4月29日から始まったそうです。マイヅルソウフッキソウヒトリシズカエゾエンゴサクエゾノリュウキンカエンレイソウ二リンソウ休憩時間を利用して山村群へ。冬の間、山村群は閉鎖でした。この地を歩くのはほぼ半年ぶりかと。野の花を見つけるたびに、懐かしい友に会ったような気がしました。さて、今日から五月。桜が咲き始めた開拓の村に爽やかな五月の風が吹き渡っていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。桜咲く開拓の村へ

  • 南町公園に桜咲く日

    晴れ。最低気温2.4℃、最高気温8.4℃。午後から近くの文京台南町公園へ。桜が咲き始めていました。そこから階段を下りて、公園の続きの道を歩くことに。谷底のようなこの道の両側には木々が茂っています。その木々の枝先はうっすらと薄い緑色を帯びてきました。初々しい春先の何とも美しい情景です。道の端にはエゾエンゴサクがまばらに咲いていました。この碧い花にとってこの地が居心地良ければ、いずれ群落を為すでしょう。そうなれば、また魅力的だろうと思います。青空が広がり、明るい日が射すも、冷えきった風が吹き渡る4月最後の日。ダウンコート、手袋、帽子、マスクの防寒スタイルでの散策でした。明日からは5月。5月が皆様にとっても良い月となりますように・・・・・。南町公園に桜咲く日

  • 冷たい春の雨に

    雨。最低気温4.7℃、最高気温7.0℃。冷たい雨が静かに大地に沁み込むように降っています。満開のツツジは雨に打たれながらも、ひるむことなく咲く意思を貫こうとしているかのようです。北海道の開拓時代を生き切った先人もそうだったのかとふと思いました。そして、本日の卓上四季には「戦後を代表する詩人」の茨木のり子さんが取り上げられています。詩集「感受性くらい」が岩波現代文庫に収録されたことを「ある種のニュースといっていいのではないか。」と筆者は語っています。〈自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ〉のフレーズはこの度も強烈な印象を受け取りました。また、私は読んだことがないのですが、「四海波静」での一部が引用されていて、茨木さんの姿勢に潔さを感じました。その姿に「言うべきことは言う姿勢であった」とコラムの筆者が綴...冷たい春の雨に

  • 「かざみ鳥のごはん屋さん」と野幌森林公園へ

    晴れのち雨。最低気温-1.7℃、最高気温15.6℃。しょうが焼き定食と紅茶趣味仲間の方と「かざみ鳥のごはん屋さん」にてランチタイム。このお店は以前、酪農学園大学の先生の奥様が開いていたものだったと聞いています。私たちの後方のテーブルにいらした方がそのお孫さんだったようです。「祖母が開いていた時とあまり変わらず、きれいに使っていただいてありがたい」と言ってもらい、嬉しかったと女性の店主さんが笑顔で話していました。お店を通して結ばれるこうした縁もあるのだなと思いました。友人とお別れした後、野幌森林公園へ車を走らせます。明るい日差しが降り注ぐ森の中では二リンソウが咲き始め、鶯の初鳴きを聞くことができました。季節は春。喉の痛みがとれないので自重していますが、しっかり治して森を歩こうっと・・・・。それでは今日はこの...「かざみ鳥のごはん屋さん」と野幌森林公園へ

  • こいのぼり舞う錦山天満宮

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温5.1℃、最高気温11.3℃。午後から野幌代々木町にある錦山天満宮へ。社務所前の屋根にはこいのぼりが冷たい風の中を舞っていました。高さ15㍍のポールの上方に取り付けられた長さ7㍍の吹き流しと4匹のこいのぼり。この取り組みは毎年、この時期に取り組まれているているそうです。「最近ではこいのぼりを掲げる家も少ないなかで、多くの方にみてほしい。こどもたちの立身出世と健康を願っている」と山口亨宮司の言葉が道新にありました。また、同神社は「第八回花詣」を開催している神社の一つに名を連ねています。花手水は華やかさが演出され、静謐な神社境内を彩っていました。神社に詣でる機会が少ないワタクシですが、神社の杜の雰囲気は心が落ち着き良いなと思っています。エゾエンゴサクの群落も見ごろでした。それでは今...こいのぼり舞う錦山天満宮

  • こいのぼりと木版画絵本の原画展へ

    晴れ時々曇り時々雨。最低気温2.9℃、最高気温14.1℃。江別市セラミックアートセンターへ。先ずは「第22回こいのぼりフェスティバル」の会場に向かいます。青空の下、建物をぐるりと囲むようなアーチに掲げられた小学生の皆さんの力作をカメラに。センター内に足を入ると突然、特大のこいのぼりが目に飛び込んできて驚きました。こいのぼりの掲げる場所も方法も自由な発想が感じられて良かったです。センター2階の展示室では手島圭三郎氏の木版画絵本の原画展が開催されていました。この度の展示会は市と市教委主催で、「手島圭三郎絵本原画展~いのちつながるバトンリレー」と題して、「親子の絆」と「命から命の伝承」をテーマに「きたきつねのゆめ」「とびだせにひきのこぐま」「すだつきたのかわせみ」の3作品計54枚が展示されています。木版画の美し...こいのぼりと木版画絵本の原画展へ

  • 「第22回こいのぼりフェスティバル」へ

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温7.3℃、最高気温8.8℃。こいのぼりが風に舞う姿は爽やかな季節の到来をを告げてくれます。昔から子どもの健やかな成長を願って掲げられたこいのぼり。子どもを慈しむ心は時代を経ても変わらないのだと思いつつ、耳をふさぎたくなるにニュースが流れるたびに、そうだとはいえない事実を突きつけられてもいます。ともあれ、今日は江別河川防災ステーションで冷たい風と雨の中でも元気いっぱい泳ぐこいのぼりに、子どもたちの明るい未来が見えた気がしました。この「第22回こいのぼりフェスティバル」は江別河川防災ステーションとセラミックアートセンターの2か所で5月12日まで開催予定とのことです。期間中は江別市民から寄贈を受けたこいのぼりの他に、江別市内の小学生が自由にデザインして色を塗ったものも掲げられるそうで...「第22回こいのぼりフェスティバル」へ

  • 開拓の村につつじの花満開

    曇り時々晴れ。最低気温2.8℃、最高気温19.8℃。今日はこいのぼりが元気に泳ぐほどに風は吹いていたものの、気温も上がり、比較的過ごしやすい日となりました。村のつつじは満開です。開拓の村の絵本の春のページがめくられました。これから桜をはじめ様々な花が咲くことでしょう。楽しみなことです。さて、本日は中学生時代にバスケット部だったという女性4名と市街地群を歩いてきました。東京、神奈川、札幌と住まいは別なのに、交友歴およそ60年には驚きと羨望を覚えます。ともあれ、足腰が健在な皆さんと市街地群、漁村群をお話しながら歩くのは楽しかったです。一番盛り上がったのは大石三省堂です。本屋さんではなく、お菓子屋さんということで興味を惹かれたようで、展示されている落雁やきな粉ねじりなど、見覚えのある菓子を前に話が弾んでいました...開拓の村につつじの花満開

  • 「まなぶんクイズ」から

    曇り時々雨。最低気温4.2℃、最高気温14.2℃。ネコは平安時代には珍重されていたようで、貴族などの身分の高いお家でしか飼えなかったということでしょうか。縁起物の招き猫は江戸時代に入ってからとか。ネコは時代によって、希少価値からその他大勢になるなど扱われ方が変わったようです。ただ、血統書付きになるとその地位は時代を超えても安定していたのでしょう。ヒトはどうだったのだろうと思いました。いつも「まなぶんクイズ」から、いろいろなことを学ぶんです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「まなぶんクイズ」から

  • 「春の皿には苦味を盛れ」の短歌

    晴れ。最低気温1.6℃、最高気温13.3℃。本日の新聞の「まなぶんクイズ3302」の問いと答えに思わず目が留まりました。このクイズは連載されていて、とてもためになっています。それなのに、すぐに忘れてしまうので、こうしてブログにアップして記憶に残そうと思います。「夏は酢のもの秋辛味冬は油」と旬の味がすすめられ、では春の味はと問いかけられ、答えは次のページを繰らなければならない仕掛けが施されています。答えは「春の皿には苦味を盛れ」と。「夏は酢のもの秋辛味冬は油春の皿には苦味を盛れ」と明治時代の医師・石塚左玄が詠んだそうです。季節ごとの身体に効く旬の食べ物が、字足らずや字余りながら韻が踏まれて短歌仕立てなのに驚くばかりです。ともあれ、この歌を読んで、フキノトウなどの苦味を武器にこの世に生まれた山菜に改めて注目で...「春の皿には苦味を盛れ」の短歌

  • 南町公園と春の語感と

    雨時々曇り。最低気温5.9℃、最高気温10.1℃。冬季間、積雪などで散歩を控えていた近くの公園から階段下の散策路を歩いてきました。早朝の公園は曇っていても、やっぱり空気が美味しかったです。冬季間、ずっと雪で閉ざされていた空間が目の前に広がり、春を実感してきました。午前の遅い時間帯に美容院へ。読みが当たったのか、待ち時間はほとんどなかったです。頭は帽子を被るだけのものではないとどこかで耳にしたことがあったのを思い出しました。自分なりに、工夫を凝らすことで待ち時間が減るのなら、それも小さな達成感です。ランチタイムには余裕で間に合い、中華楼でレディースセットを美味しく頂きました。外は冷たい風が吹いて肌寒く、美容院や商業施設全体など建物内でが暖房を差し控えていたようで、マスクをしていても寒く感じました。昨夜、葛根...南町公園と春の語感と

  • 早春の野幌森林公園へ

    曇り時々雨。最低気温6.9℃、最高気温11.0℃。アズマイチゲ大沢口エンレイソウフキノトウ雄花フキノトウ雌花エゾノバッコヤナギ〈エンレイソウとエゾエンゴサク〉午後から野幌森林公園へ。大沢口の遊歩道がエゾエンゴサクのブルーで彩られ、目に爽やかでした。ふれあいコースで見つけたアズマイチゲは清楚です。エンレイソウとエゾエンゴサクのツーショットは珍しく思い、シャッターを切りました。森の中はこれから次々に野の花が咲きだすことでしょう。しばらくは目が離せなくなりそうです。そして、散策中に四葉のクローバーを見つけました。このクローバーを目にした皆様にも良いことがたくさんありますように・・・。早春の野幌森林公園へ

  • 曇り日のマクンベツ湿原へ

    曇り。最低気温7.5℃、最高気温12.6℃。午後から家人と石狩市のマクンベツ湿原へ。水を湛えた湿原に姿を映しているミズバショウの群落は、曇り空の下で清々しいたたずまいを見せていました。今年はタイミングが良く、ミズバショウの一生の中で、一番美しい時だったような気がします。木製の散策路から見渡す限り、どこまでもミズバショウの花で埋め尽くされた湿原はなんとも味わい深いものでした。失われるものがある中で、群落のボリュームを保ち続けるには多くの人手が必要だったのだろうと思います。おそらく、そのような誰かに守られているからこその自然を有難く思い、感謝しながら愛でてきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・曇り日のマクンベツ湿原へ

  • 「蕗のたう」の句に

    晴れのち雨。最低気温0.7℃、最高気温17.0℃。晴れの良いお天気でしたが、午後3時ころから雨が降り出しまし本日。新北のうた暦の掲句は歴史の重い一端を思い起こさせるものです。「ある地域の田畑の片隅に建てられた一等兵の墓と思われる」お墓が詠まれています。1、2基の小さいお墓は「帰還しなかった肉親の死を悲しみ、残された家族が働く畑のそば」に建てられたのではないかと。戦後80年、畑は野原となっていただろうと解説にあります。「蕗のたう陸軍一等兵の墓」と詠まれた作品と解説を読み、「陸軍一等兵の墓」が持つ意味の深さを思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・「蕗のたう」の句に

  • 開拓の村のプレ活動と

    晴れ。最低気温6.1℃、最高気温13.2℃。午前は学芸員さんの解説を伺いながら、市街地群から漁村群を巡ってきました。焼尻から移植されたオンコの木。風が吹きすさぶ所で育ったので、這うように横に広がっています。秋田県から焼尻に移住した秋山家。開拓の村に移築復元された秋山家の前には海に見立てた池があり、そのすぐそばに植えられています。午後からは別の学芸員さんにより、市街地群の近藤染舗を通り、農村群へ。葉がでていない新春の林は見通しがよく、日だまりにはフキノトウが自由を満喫しています。この写真は「地味で筆のようなメバナです」とのこと。岩間家の奥座敷は仙台藩亘理家14代当主の伊達邦成がお休みした部屋です。このお膳は当時、邦成のためだけに使われたもので、岩間家の家宝だったもののレプリカです。写真は邦成が座したであろう...開拓の村のプレ活動と

  • 雨風の中で

    雨。最低気温6.4℃、最高気温7.6℃。傘を差すのも大変な雨風の強い中、庭に出てみました。クロッカスは花びらを閉じて防衛策をとっています。身を守る術を講じていて、賢いなと思いました。水仙は蕾のままが良かったようで、すまし顔です。庭の片隅で、花たちは静かな佇まいを見せていました。そして、本日の掲句です。糸遊がゆらいでいるのは光のいたずらで、何も特別なものがないのだけれど、「何も見ていないと言えるのかと作者は問いかける。」と。解説は続けて、「そこには何かがあるのに違いない。いのちのかげろうが揺れているのではないか、と。」作者の齊藤玄氏は命の存在を幽玄の世界に描いた方だったとのこと。この句が秘めている深い想いにワタクシは辿り着けるのだろうかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりま...雨風の中で

  • 新さっぽろと卓上四季など

    曇り時々雨。最低気温6.1℃、最高気温11.6℃。新札幌にて作文サークルの皆さんと先生のお話を伺ってきました。ランチは天ぷら蕎麦です。今日は日が陰って最高気温11.6℃と涼しい日となり、お蕎麦は温かい方を選びました。美味しかったです。「春は急ぎ足だ。」で始まる卓上四季には今時分の春の様子と筆者の想いがあふれています。そして、あのパンデミックの日々が語られ、当時の戸惑いが我が身にも蘇ってきました。コロナ禍を乗り越えた私たちが学んだことは何かを筆者は改めて綴っています。「新たなパンデミックがいつ起きても不思議ではないこと。」そして、「なんの変哲もない日常のくらしがどれほど貴重で、かけがえのないものなのか、ということを。」コロナの緊急事態宣言が出てから5年。思えば、今日、家を出てから食事の時以外はマスクをしたま...新さっぽろと卓上四季など

  • 市立病院と新北のうた暦と

    雨。最低気温6.0℃、最高気温11.7℃。〈中庭〉〈玄関に飾られていた額〉今日は義母の通院日でした。雨風に見舞われましたが、無事に切り抜けることができ、ほっとしています。義母の体調は良く、次回は7週間後の通院となりました。本日の掲句です。解説によると辛夷はその年の気候によって花の咲き方が変わるのだそうです。花の多さ、少なさや花びらの上下左右の向きの変化でその年の豊作物を占うこともあったとか。「人の意にならない辛夷の花を見ながら、自分の余生も同様に成り行きに任せるしかないのかと感じている」と解説は結ばれています。余生を「意のままならず」と詠んだところに深みがあると感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院と新北のうた暦と

  • クロッカスの名の由来に

    晴れ。最低気温1.6℃、最高気温17.8℃。本日の新北のうた暦にクロッカスの歌が掲載されていました。名はギリシャ神話に由来するとか。解説では諸説あるがと断ったうえで、「妖精スミクラスに恋して死んだ美青年のクロコスが化した花だともいう」とあります。冬から春にかけて、生命力の再生を象徴する花とも。「だからこそ作者はそこに自らの復活の兆しを見たのだろう」と解説は結んでいました。ギリシャ神話で語られるエピソードは雪解けすぐに花を咲かせるクロッカスのイメージを膨らませてくれます。それにしても、ギリシャ神話にはクロッカスの他にも水仙など、美青年と花を結びつけるエピソードが語られていて興味深いなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。クロッカスの名の由来に

  • クロッカスと新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温1.6℃、最高気温17.8℃。最高気温17.8℃と暖かで風もなく、春らしい日となった本日。午後から大麻西町公園のクロッカスの群落を見てきました。我家の庭にもクロッカスが咲いているのですが、何故か、黄色の花が消えたのです。実際に群落の中に黄色の花があるのを見ると、黄色が全くない我家とは雰囲気がずいぶん違うなと感じます。雪解けあとの、緑もまばらな時に咲く黄色の花は、光に似て元気を与えてくれる気がしました。本日の新北のうた暦から。「粥を匙ですくいながら、悲しさや淋しさとも違う感傷が、作者をして『啄木忌』を思い起こさせたのだろうか」と解説にあります。「耳裏さみし」とは何とも微妙な心境を思い起こさせる言いようかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・...クロッカスと新北のうた暦と

  • 「道の駅とうべつ」と野幌森林公園と

    晴れ。最低気温1.8℃、最高気温15.9℃。5時半撮久しぶりに訪れた「北欧の風道の駅とうべつ」です。駅内の高陣というお店で〈ごぼう天そば〉を頂きました。当別町は仙台藩岩出山(いわでやま)伊達家第10代当主・邦直が礎を築いたと言われています。仙台藩亘理伊達家第14代当主の伊達邦成の実の兄にあたります。開拓の村の岩間家農家住宅は仙台藩亘理領から移住してきた人たちの一員が建てた家屋。今年度もここを担当する機会があるので、つい邦成目線になってしまいました。我家に戻る前に野幌森林公園へ。大沢口に福寿草が黄金色の花を咲かせていました。そして、遊歩道脇にはエゾエンゴサクも咲いています。森の中に優しい春が待っていました。春愁とは、「春の季節のなんとなく物憂い気分をいう」のだそうです。「春愁の席に着く」と詠んでいるところに...「道の駅とうべつ」と野幌森林公園と

  • 開拓の村の研修へ

    晴れ。最低気温1.4℃、最高気温12.3℃。午後から開拓の村へ。13時から15時半まで、「村内ガイド研修」に参加してきました。1時間ほどは室内で「ガイドの心構え」を講義して頂き、その後、市街地群から農村群の岩間家までを歩きながら「見どころスポット」や「撮影スポット」のいくつかを伺うことに。およそ30名のボランティア仲間と学芸員さんのお話に耳を傾けてきました。来村者に楽しんでいただくガイドとは何だろうと、心を砕いているワタクシ。先ずは初心に戻って、こうした研修にできるだけ参加しようと思っているところです。さて、雪がほとんどなくなった村は風もなく青空が広がり、暖かな日が差していました。いよいよ開拓の村に待ちわびた春がやって来たようです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・...開拓の村の研修へ

  • 「Ume Cafe」にて桜の花見

    曇り時々雨。最低気温5.1℃、最高気温7.5℃。桜が満開です。午前は北海道立図書館へ。午後からは家人と「UmeCafe」にてランチタイムを過ごしてきました。「UmeCafe」は我家から徒歩5分ほどの所にあり、窓越しに野幌森林公園の樹木を見ることができます。今日はフレンチトーストと紅茶を美味しく頂きました。ふわふわのフレンチトーストには生クリームが添えてあります。フレンチトーストそのものだけでも隠し味のような塩味が効いていて絶妙な味を楽しめました。それに生クリームを加えて、濃厚な味わいにも出合えた気がします。室内では桜が満開で、一足早く、花見をしながらのランチタイムとなました。雪解けが進んだ野幌森林公園大沢口です。本日の新北のうた暦の掲歌です。4月は入学や就職シーズンで、「掲出歌での情景もまさにそんな春のひ...「UmeCafe」にて桜の花見

  • 「たかはしさんちのおうちカフェ」へ

    曇り時々雨。最低気温6.5℃、最高気温13.8℃。午後から出かけた「「たかはしさんちのおうちカフェ」です。2025年1月19日に新規オープンとのこと。13時少し前にお店に入りました。入れ替わりの時間帯だったようで、私たち以外にはもう一組のお客様だけという贅沢なひとときだった気がします。3種類あるランチメニューの一つ、ランチプレートをオーダーしました。メインディッシュはスコッチエッグです。衣はカリっとしてサクサクし、中身の半熟卵はとろりとしていて、たいそう美味しかったです。また、ランチメニューとセットに飲み物はセットになっているので、こちらはカフェオレをお願いしました。サイホン式で淹れた珈琲を主にしたカフェオレは薫り高く格別でした。お店を仕切っていたのは温かな雰囲気が感じられる姉妹のお二人です。姉の方(かた...「たかはしさんちのおうちカフェ」へ

  • 開拓の村へと

    晴れ時々曇り。最低気温-1.4℃、最高気温12.8℃。「令和7年度北海道開拓の村ボランティア活動説明会」及び「令和7年度北海道開拓の村ボランティアの会総会・懇親会」に参加してきました。会場は札幌開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)地下講堂。ボランティア登録者総数169名での新しい活動の始まりとなった本日。10時半からランチタイムを挟んで、全ての予定を終えて我家に帰宅したのは16時半を回っていました。思えば、「お話をする側」が多かった活動から一転して、ほぼ「お話を聞く側」の1日となり、それが一番、学びになった気がしています。そして、本日の新北のうた暦の掲句に「網走川の蜆舟」が詠まれていて、目を引きました。網走はワタクシの故郷。解説にある「オホーツク海」も馴染みのある響きです。懐かしさに浸りながら、解説を読み...開拓の村へと

  • 南町公園と新北のうた暦と

    晴れのち曇り。最低気温0.4℃、最高気温9.7℃。さくらの蕾午後から近くの南町公園へ。雪解けがさらに進んだので、気になっていた公園の階段を降りて下へ。そして、少し歩くことに。木々に包まれ、残雪があるこの空間は、意外に爽やかな空気に満ちていました。日当たりのよい南斜面に雪はなく、笹の緑しか見えないけれど、春なんだなと自分に確かめたりして・・・。風もなく暖かな昼下がりのひとこまでした。そして、本日の掲歌です。ミツバチが詠まれています。歌からは離れるのですが、ミツバチのことを。人間の食料の3分の1は昆虫が受粉した食料に由来し、その役割の多くを担うのがミツバチだと、直木賞を受賞された河崎秋子さんが新聞に書いていました。そのミツバチ1匹が、1生かかって集めることができる蜂蜜の量はわずかティースプーン1杯弱。夏の働き...南町公園と新北のうた暦と

  • 卓上四季と野幌森林公園と

    曇り時々晴れ。最低気温0.0℃、最高気温5.3℃。5時49分撮長田弘さんが著した「最初の質問」から引用された散文詩の一節に心惹かれました。「今日、あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。雲はどんなかたちをしていましたか。風はどんな匂いがしましたか。あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか・・・」この詩は、「時代は言葉をないがしろにしているーあなたは言葉を信じていますか」との問いかけで結ばれているそうです。コラムの筆者は「不確かな言葉が満ちているいまだからこそ、確かな言葉を読者の手元へ届けたい」と綴っていました。時代の流れは予測不能ですが、その時々に誠心誠意をもって向き合うことができる自分で居れたらと良いなと思います。午後から野幌森林公園へ。大沢口の車止めはその全体像が確認できる...卓上四季と野幌森林公園と

  • 新北のうた暦から

    曇り。最低気温2.1℃、最高気温5.3℃。午後から傘をさして、近くの南町公園まで歩いてきました。風もなく雨は静かに降り続き、雪解けを促しています。階段を降りたところのベンチも姿を現しました。春の空気を感じながらの公園散策。良い気分転換になりました。本日の掲句です。JR北海道の総駅数の7割ほどが無人駅となっていると解説にあります。以前、JRを乗り継いで道内を一周したことがあり、無人駅がずいぶん多いなと感じたのですが、7割とは驚きました。掲句では無人駅が「春の時間をのせるだけ」と詠まれています。「のどかな春の時間だけを乗せ、虚しくドアが閉まり、次の駅へと発車した」と解説は結ばれています。人口減少など負の部分を背負っている無人駅で、乗車するのは「春の時間」としたところに、明るさが少し加味されたように思いました。...新北のうた暦から

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、透明な気圏の中からさんをフォローしませんか?

ハンドル名
透明な気圏の中からさん
ブログタイトル
透明な気圏の中から
フォロー
透明な気圏の中から

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用