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2017/06/01

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  • 前田森林公園へ

    晴れ。最低気温4.8℃、最高気温19.9℃。午後から家人と我家から車でおよそ1時間30分の前田公園へ。藤の花が見ごろを迎えています。今日は暖かく穏やかで、石造りの藤棚を歩くのも清々しかったです。この公園は手稲緑地の拠点として、昭和57年に何もないところから「森林」作りを始め、完成までに10年の歳月を要したそうです。開園は1987年8月1日。敷地面積は59万7258㎡。園内の北側エリアでは展望ラウンジの手前から手稲山に向かって幅15mのカナール(運河)が約600mにわたってまっすぐに伸び、その両側に立ち並ぶポプラの数は約170本とか。展望ラウンジを中心として両側には高さ4m・全長320mの石造りの藤棚(パーゴラ)が連なります。〈昨年のブログから〉タンポポは綿帽子となっています。季節は立ち止まることなく進んで...前田森林公園へ

  • 「川下公園ライラックの森」へ

    晴れ時々雨。最低気温9.7℃、最高気温14.1℃。午後から川下公園へ風は冷たかったものの、青空の下にライラックは美しい姿を見せていました。ライラックは札幌市のシンボルの木です。札幌市の人口が50万人を超えた1960年(昭和35年)に、市民投票によって選ばれたのだそうです。花言葉は「思い出」「初恋の香り」。園内の緩やかな丘に足を運ぶと、なんと「日本最古のライラック」と書かれた表示板があり、ライラックの歴史を辿ることになりました。ライラックは1879年(明治12年)11月に函館市の英国領事だったリチャード・ユースデン婦人が函館公園の開園を記念して、イギリスから日本に取り寄せたとのこと。それが日本における最古のライラックで、その種を保存するために各関係機関の力を経て、今に至っていると表示板にあります。1879年...「川下公園ライラックの森」へ

  • 雨の日に

    雨。最低気温10.1℃、最高気温12.1℃。朝から雨となり、その雨は終日降り続けていました。でも、風は弱く、静かに傘で受け止められる雨です。冷たいけれど、乾いた地面を潤し、芽吹きを促す雨です。汚れを洗い流す雨でもあるようです。午後から車で買い物へ。帰りの車窓から瑞々しい緑が広がる酪農学園大学の敷地を眺めてきました。札幌の街路はまっすぐで、この句のようにそこを青嵐が吹き抜ける情景は容易に思い描くことができます。「・・・若葉の若々しさに心奪われ」、「鬱々とした思いや不安なども吹っ切れる」との解説にその通りだと思いました。風邪をこじらせて、札幌の街へ足を運ぶことが叶わなかったのですが・・・・。そのうち・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雨の日に

  • 北海道立図書館へ

    晴れのち曇り。最低気温4.8℃、最高気温18.2℃。午後から北海道立図書館へ。『江別の歴史第25号』の冊子を求めて出かけたのですが、職員さんに検索して頂いた結果、置いていないことが分かりました。道立図書館ではなく、江別市内の図書館をあたってみようと思います。当初の目的は果たせなかったのですが、副産物で、北方資料室内の『屯田兵名簿』で来正策馬を見つけることができました。永山東兵村16丁目に確かにその名が見えます。来正策馬は屯田兵の役を終えた後、永山駅前に待合所を設け、その建物が不運にも洪水にあった後の1919年に、新しく待合旅館を建てた方です。この「来正旅館」は開拓の村に移築復元され、先日、ボランティア活動を行ってきたばかりでした。南町公園の桜は実をつけ始めました。その実の向こうに5月の青空がのぞいています...北海道立図書館へ

  • 国営滝野すずらん丘陵公園へ

    曇りのち晴れ。最低気温8.6℃、最高気温16.7℃。午後から国営滝野すずらん丘陵公園へ。園内の約120品種、およそ23万本のチューリップが満開の時を迎えています。モザイク画のようなエリアと虹をイメージしたエリアのそれぞれが味わい深く見ごたえがありました。珍しいドレスのような形の花などの富山県産6品種を用いた花畑もあったことを新聞記事で知りましたが、後の祭りです。晴れ間から日も差す時間帯があった本日は、チューリップの花見には良い条件に恵まれた日だったと思います。それにしても、コップのような形の花がこの世に生まれたことをいまさらながら、不思議でありがたく終えたのでした。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。国営滝野すずらん丘陵公園へ

  • 開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温8.1℃、最高気温17.4℃。藤の花が咲き始めた開拓の村へ。担当はガイドです。1組目は大分県からの親子3名様、2組目は東京からみえた1名様でした。青空に美しい雲が広がる北海道の5月らしい本日。立原道造の「5月のそよ風をゼリーにして持ってきてください。ひじょうにきれいでおいしく口にいれるとすーっととけてしまう青い宝石のようなものも食べたいのです」という言葉を2組目の方にお話できました。病床にあった道造が小康状態だった3月半ば、見舞いに来た友人に語ったという言葉です。この後、急変して、7月の誕生日を待たずに3月末に亡くなりました。立原道造は1914年(大正3年)7月30日に生まれ、1939年(昭和14年)3月29日に24歳の若さで逝去した建築家で詩人の方です。5月のガイド担当は本日だけで...開拓の村へ

  • 初夏の野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温2.9℃、最高気温20.7℃。午前の遅い時間帯に野幌森林公園へ。ふれあいコースから大沢口へ。大沢コース、エゾユズリハコースを少し歩いてきました。マイヅルソウ、クルマバソウが咲いています。ギンランを見つけたものの写真はぼんやりしているので、次回に。頭上からはエゾハルゼミの啼き声が聞こえてきました。エゾハルゼミは蝦夷という名を冠してはいますが、北海道以外でも標高の高い山などに生息しているようです。けれども、近年、広葉樹林が伐採され、その後にスギ、ヒノキが植林されるなどで生息数が減っているのだそうです。特に西日本では生息地が狭まり、絶滅危惧種としてレッドデーターブックに記載されているところもあるとか。驚きました。野幌森林公園には広葉樹が一定数あるので、ここで暮らしているエゾハルゼミは今のところ大丈...初夏の野幌森林公園へ

  • 新札幌へ

    雨のち曇りのち晴れ。最低気温9.7℃、最高気温18.5℃。天婦羅蕎麦(温)雨が小降りになり、傘を差すことなくバスに乗車。今日は新札幌で作文教室があり、いつものように先生を囲んでのひとときを過ごしてきました。何ということもないおしゃべりも私にとっては脳の活性化につながっている気がします。レストランアバンティでランチタイムを終える頃には、嬉しいことに晴れ間が広がり始め、日が射してきました。帰りはバスの車窓から明るい緑の景色を眺めながらです。下車して我が家へ戻る道すがら、公園も美しい緑に包まれていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新札幌へ

  • 珈琲館へ

    晴れのち曇り。最低気温4.2℃、最高気温21.5℃。美容院を後にして、商業施設内の珈琲館へ。今日はホットケーキ(1枚)セットを頂きました。飲み物はダージリンです。「砂時計の砂がすべて下に落ちた時が飲み頃です」と若い男性スタッフさんが説明してくれました。美容院では3時間ほどを座っているだけなのですが、なぜか一仕事を終えた感じがします。温かな紅茶を口にしてホッと一息つくことができました。やがて、運ばれてきたホットケーキはふわふわして甘さも程よく、バターやメープルシロップ、ホィップクリームを乗せるとそれぞれの風味が加わり、微妙な変化を味わえ美味しかったです。軽めのランチがワタクシのお腹にはぴったりでした。「1日だけ幸せでいたいなら床屋に行け」という言い伝えを思い出しつつ、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一...珈琲館へ

  • 南幌町の菜種畑などへ

    曇り時々晴れ。最低気温12.6℃、最高気温19.1℃。家人の運転で南幌町へ。この時期ならではの菜の花畑が気になったからです。今日は曇り空で、菜の花の黄色が光そのものに感じられました。一方、水田には水が引かれ、苗が植えられていました。昨年からお米の値段が上がり始め、この辺りでは税込みおよそ5㌔4000円前後になっています。そんな事情もあり、苗が植えられた水田はことのほか美しく、有難くさえ思えたのでした。後継者問題や他の様々な事情で水田が減っていくという近未来の情報に、米どころの北海道に住んでいる身でありながら、将来、米不足に陥らないか不安でたまりません。願わくば、いつまでもこの豊かな田園風景が見られますように・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南幌町の菜種畑などへ

  • 御衣黄に寄せて

    晴れのち曇り。最低気温13.1℃、最高気温21.1℃。5時30分撮今年も江別保健所の敷地内に咲く御衣黄を見てきました。御衣黄は黄緑色から部分的にピンクへと色が移り変わる不思議な習性を持つ花です。ネットによると、江戸中期頃からこの名前が散見され、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いからとのこと。御衣とは天皇・貴人の衣服のことで、黄とは淡緑色と中心部分の紅色の筋が入った花の色を差すという御衣黄。いかにもと思えるゆかしい名前を付けた方のセンスに脱帽です。最近、家系図を辿るという友人たちの話を聞く機会がありました。この花の出自を辿れば、京都の仁和寺に行き着くとか。曇り空ではありましたが、満開の時を迎えた御衣黄は気品にあふれていて、美しかったです。ギョイコウ(御衣黄、学名:CerasusSato-zakuraGrou...御衣黄に寄せて

  • まど・みちおさんの詩「木」

    晴れ。最低気温11.4℃、最高気温22.4℃。日差しの強さがくっきりした緑陰を道に描き出していました。そんな昼下がりに野幌森林公園へ。大沢口前の池に倒れていた柳の木は、いつのまにか緑の葉をつけています。倒れても生きることを諦めない粘り強さに、しばし立ち止まって見入ってしまいました。我家に戻り、久しぶりにまど・みちおさんの詩集を開いてみることに。「木」まど・みちおマグマの歌ひびく土のなかへとどこまでも深く広くのびていって星ふりやまぬ空のなかへとどこまでも深く広くのびていってなんまんなんおくねん土の心とかよいあい空の心とかよいあいうちゅうの心とかよいあいいまやぼくらのおよびもつかないうちゅうのいのちの大せんぱいとして木は生きているどっしりと立ってぼくらのそばのここに・・・星のようにとおく!『続まど・みちお全詩...まど・みちおさんの詩「木」

  • 開拓の村へ

    晴れのち曇り。最低気温10.5℃、最高気温20.4℃。開拓の村へ。担当は広瀬写真館でした。広瀬写真館は岩見沢で第一号の写真館を開業した後、2代目により大正の終わりから昭和33年まで営業していた館を再現した建物です。中学生、高校生、国内外からの一般の方など、この館に足を運んでくれた皆さんの多くが、ひと昔前の写真館の間取りや写真機などに、驚きと共に興味を持ってくださったようです。村内はいつのまにか桜も散り、シャクヤクが咲き始めました。お昼休みには山村群の野の花をカメラに収めることに。これから咲きだす野の花も楽しみなことです。今日は5月の爽やかな風が吹く開拓の村で、なごやかなひとときを過ごすことができました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。開拓の村へ

  • 野幌森林公園へ

    晴れのち曇り。最低気温9.4℃、最高気温23.1℃。習い事の帰りに野幌森林公園記念塔線からふれあいコースを歩いてきました。優し気な5月の風に吹かれて歩いているとすっきりと心が整っていくのを感じます。今日は今季最高の23.1℃を記録。初夏の爽やかな日に緑が美しく映えていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園へ

  • 「イーハトーブセンター会報 第70号●ぺかぺか」他届く

    晴れ。最低気温6.7℃、最高気温21.8℃。宮沢賢治学会「イーハトーブセンター会報第70号●ぺかぺか」他が届きました。「ぺかぺか」は『銀河鉄道の夜』の「しばらく蛍のやうに、ぺかぺか消えたりともったりしてゐるのを見ました」からとられた言葉のようです。青のグラデーションに大小さまざまな円がぼんやり浮かんだり消えたりしている美しい表紙が印象的です。表紙を繰ると学会代表理事・青木美保氏の一文が掲載されていました。「宮沢賢治学会の新しい時代に向けてー〈研究〉と〈普及〉を連動させて」と題するものです。青木氏が賢治の作品に心惹かれたのは高校生の頃。ちょうど天沢退二郎氏と入沢康夫氏が宮沢清六氏の依頼で筑摩書房の宮沢賢治全集の編集作業を始めた頃だったとのこと。青木氏の大学への志望動機は賢治のことを深めたかったから。大学進学...「イーハトーブセンター会報第70号●ぺかぺか」他届く

  • 百合が原公園へ

    晴れ。最低気温3.6℃、最高気温21.6℃。我家から車でおよそ30分の百合が原公園へ。この公園は、約25㌶という広大な敷地を擁し、百合はもちろん、季節を通して様々な花が咲き、訪れた人を楽しませてくれます。この度はムスカリとチューリップが見頃を迎えていました。公園の一角に広がる長さ約80m、幅約15mの「ムスカリの道」はまるで紫のじゅうたんを敷き詰めたようです。ムスカリの群落をベースに所々に配されたチューリップが映えて、美しいメルヘンの世界のようでした。今日は久しぶりにリリートレインに乗車。五月の風の中、およそ1.2㎞を12分かけてリリートレインは走ります。燃料は使い捨ての食用油とのこと。一周する間に運転手さんのゆったりした解説がありました。それもまた、良かったです。初夏の爽やかな1日となった本日、百合が原...百合が原公園へ

  • 野幌森林公園・エゾユズリハコースへ

    雨のち晴れ。最低気温10.7℃、最高気温14.1℃。午後から野幌森林公園のエゾユズリハコースを歩いてきました。野の花に誘われてのことです。二リンソウやシロバナノエンレイソウなどの白い花はもちろん、スミレの水色も新緑に似合っていました。鳥のさえずり、風の音、雪解水のせせらぎに耳を澄ませていると、どんよりしていた空が晴れて、日が射してきました。新緑の森の中は点描画のように細かな緑の光を放ち始めます。五月の森はなにもかもが瑞々しくきらめいていました。今日は母の日。「青葉をそよがせながら柔らかく薫る風は、作者と亡き母を結ぶよすがとなるかもしれない」と解説にあります。「青葉をそよがせながら柔らかく薫る風」のしなやかさが人知を超えた領域にミラクルを起こすこともありえるかもしれません。思えば、風に吹かれながらの散歩で、...野幌森林公園・エゾユズリハコースへ

  • 南町公園の新緑と桜と

    曇りのち雨。最低気温8.4℃、最高気温13.9℃。午後から近くの南町公園へ。雨に洗われて、新緑が映えていました。早くに咲いたエゾヤマザクラは実をつけようとしています。ソメイヨシノは今が満開です。階段を降りていくところにはヒトリシズカが嬉しそうでした。スミレも咲いていますが種類はというと、難しくて・・・・。道の向こうからハトが2羽、ひたすら餌をついばみながらやってくるのが見えました。食事に夢中で、ワタクシには全く関心がない様子。こんなふうに、およそ30分の散策を終えて、我家に戻ると再び強い雨が降ってきました。5月の雨の日の何ということもないひとこまです。「何でもないような事が幸せだったと思う♪」でしょうか・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南町公園の新緑と桜と

  • 平岡公園の梅林へ

    曇りのち晴れ。最低気温8.0℃、最高気温20.8℃。〈梅林そば〉今日は家人と札幌の平岡公園へ出かけてきました。平岡公園の6.5㌶の敷地に1200本の梅が植えられています。9時現在、で白梅は散り始めで、紅梅は満開との情報が公園のサイトでアップされていました。午後に出かけた梅林は、情報通り、今までで一番美しい眺めでした。青空の下、梅の花々で遠くが霞みがかって見えたのも味わい深いものです。桜が散りつつある中で、梅が満開を迎えているというのも北海道らしいのではないかと思います。北海道はいろいろな面で本州とは様相が異なる事が多いのですが、桜と梅の咲く順番にもそれが表れているのかなと・・・・・・。自然環境や明治期の開拓の独自性が今の北海道を築いているのですから、自ずと本州とはズレが生じるのだろうなどと思いました。それ...平岡公園の梅林へ

  • 5月の開拓の村へ・その2

    晴れのち曇り。最低気温5.8℃、最高気温20.2℃。今日は晴れて気温も上がり、過ごしやすい日となりました。ボランティアの担当は来正旅館。こちらにはアメリカ、香港などの外国から、埼玉、岡山など道外から、そして地元の方々が立ち寄ってくれました。久しぶりの担当だったので、今まで目が行き届かなかったところをカメラに収めることに。寄贈してくださった来正家の方々が大切にしていた調度品や建物自体に少しでも寄り添ってみたくなったのです。屋外に目を遣ると、新緑が萌えだした5月の村を馬車鉄道が走っています。馬車鉄道を牽引するのは8歳馬のオーラ。馬車がとても大きく見えるほどに小柄なオーラですが、何とか頑張ってくれています。「おつかれさま!」と目の前を走るオーラに心の中でエールを送っていました。ワタクシなりの精いっぱいの応援です...5月の開拓の村へ・その2

  • 新北のうた暦から

    曇り時々晴れ。最低気温2.2℃、最低気温14.9℃。新緑が映える5月。本日の新北のうた暦では谺が取り上げられています。谺が母音で返ってくるとあり、なるほどと思いました。母音の中でも「あ」と「お」が「特におおらかな印象を人に呼び起こさせるらしい」と解説に。新緑の季節に、谺はどれも母音で返ってくるように感じるのは「明るい日差しとあざやかな新緑のせいだ」とも解説にあります。「山が返してく入れる幸せな母音ばかりを聞き続けていたい」と結ばれている解説に、昨今の戦火の報道と重ね合わせて、そうであってほしいと心から思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦から

  • 南町公園の朝と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温7.4℃、最高気温18.2℃。少し早く起きたので、近くの南町公園へ出かけてきました。一部の桜は散っていましたが、まだ咲いている桜をカメラに。やっと、喉の具合が良くなってきたので、マスクをしながらですが、散策できるようになってきました。5月は本日の新北のうた暦の掲歌のように百花繚乱の様相となるので、散策の楽しみも広がります。掲歌の作者は十勝管内士幌町在中とのこと。歌の舞台は士幌町のようですが、詠み込まれている花々は石狩管内の当地にもそのまま当てはまるものです。散策の帰り、ご近所の庭には梅、桜、チューリップ、レンギョウの花が一斉に咲いていて、まさに「どっと溢れる春の花垣」となっていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。南町公園の朝と新北のうた暦と

  • 立夏の野幌森林公園・記念塔連絡線から

    曇りのち晴れ。最低気温6.4℃、最高気温16.6℃。記念塔跡地中央線へ立夏。季節が暦に寄せてきたかのような初夏の様相となった本日。記念塔連絡線から記念塔跡地を通り、中央線、瑞穂連絡線を経て大沢口へ。風もなく明るい日差しに恵まれた森は、萌え出した緑に山桜や野の花が彩りを添えています。今日は新緑に心洗われ、山桜や野の花を愛でながら、ゆっくり歩いてきました。北海道の5月は真新しい姿で、爽やかにやってくる気がします。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。立夏の野幌森林公園・記念塔連絡線から

  • 「世田豊平川河川敷さくら園」の桜咲く

    曇り時々晴れ。最低気温8.4℃、最高気温14.6℃。今日は、我家から車で20分ほどの「世田豊平川河川敷さくら園」へ家人と出かけてきました。世田豊平川沿いの丘陵にある桜は、咲き始めて間もない様子で初々しく、控え目でした。それもまた、散ることよりこれから咲くことをイメージできて良いものかと。さて、当地もいよいよ桜の季節を迎えました。車を走らせていると、あちこちに桜がふんわりと咲いているのが目に留まります。この時期に桜を追いかけてしまうのは、桜が咲いたと思う間もなく散っていくはかなくも美しいものだからでしょうか。ふと、虹を追いかけたくなる気持ちに似ているなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「世田豊平川河川敷さくら園」の桜咲く

  • 5月の野幌森林公園へ

    雨のち晴れ。最低気温9.9℃、最高気温18.2℃。緑が萌え始めた野幌森林公園へ。ふれあいコースから記念塔コースを経由して大沢口へ。今日は大沢口からカツラコースを少し歩いてきました。野の花が次々に咲き始めています。今日もいくつかの今季初めての出会いがありました。シラネアオイ、ヒメイチゲ、オオバナノエンレイソウ、ネコノメソウです。五月の声を聞いて、あるエピソードを思い出しました。詩人の立原道造が病床に臥していた時、見舞いに訪れた友人の若林つやに語ったという言葉です。「5月のそよ風をゼリーにして持ってきてください。非常に美しくておいしく口の中に入れるとすっととけてしまう青い星のようなものも食べたいのです。」3月の中頃、病状が小康状態でお医者様も夏までは大丈夫だろうと思っていたところ、急変して3月29日に亡くなり...5月の野幌森林公園へ

  • 卓上四季と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温8.9℃、最高気温19.1℃。本日の卓上四季は札幌生まれの詩人、竹内てるよさんの「五月のうた」の一節が取り上げられています。まるでことばの音符が連なって出来上がった優しい調べのような詩に引き付けられました。〈五月は/不思議な月だ/そしてなつかしい季節だ/まだ成長のはじめの日に/窓にうつるアカシアの若芽をながめた日から/五月は人生に深い謎を持つ〉この詩の結びは以下の通りです。〈ああ五月/五月はすべてに新しい月だ/誰にも思い出の一つはある月だ/そうだ五月は/自然が人間のために書いた一つの童話だ〉北海道の五月をこんなふうに詩に詠いあげてくださった方がいたことを嬉しく思いました。ほんとうに、言葉を尽くして、誰かに伝えたくなるほどに北海道の五月は魅力的なのです。そして、本日の新北のうた暦の掲句...卓上四季と新北のうた暦と

  • 桜咲く開拓の村へ

    晴れ。最低気温-0.7℃、最高気温15.7℃。今日は近藤染舗での活動でした。スペイン、ポーランド、愛知県、静岡、神奈川県、新札幌、千歳などから足を運んでくれた皆さんが、藍染めのミニ体験を楽しんでくれたようです。馬車鉄道も4月29日から始まったそうです。マイヅルソウフッキソウヒトリシズカエゾエンゴサクエゾノリュウキンカエンレイソウ二リンソウ休憩時間を利用して山村群へ。冬の間、山村群は閉鎖でした。この地を歩くのはほぼ半年ぶりかと。野の花を見つけるたびに、懐かしい友に会ったような気がしました。さて、今日から五月。桜が咲き始めた開拓の村に爽やかな五月の風が吹き渡っていました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。桜咲く開拓の村へ

  • 南町公園に桜咲く日

    晴れ。最低気温2.4℃、最高気温8.4℃。午後から近くの文京台南町公園へ。桜が咲き始めていました。そこから階段を下りて、公園の続きの道を歩くことに。谷底のようなこの道の両側には木々が茂っています。その木々の枝先はうっすらと薄い緑色を帯びてきました。初々しい春先の何とも美しい情景です。道の端にはエゾエンゴサクがまばらに咲いていました。この碧い花にとってこの地が居心地良ければ、いずれ群落を為すでしょう。そうなれば、また魅力的だろうと思います。青空が広がり、明るい日が射すも、冷えきった風が吹き渡る4月最後の日。ダウンコート、手袋、帽子、マスクの防寒スタイルでの散策でした。明日からは5月。5月が皆様にとっても良い月となりますように・・・・・。南町公園に桜咲く日

  • 冷たい春の雨に

    雨。最低気温4.7℃、最高気温7.0℃。冷たい雨が静かに大地に沁み込むように降っています。満開のツツジは雨に打たれながらも、ひるむことなく咲く意思を貫こうとしているかのようです。北海道の開拓時代を生き切った先人もそうだったのかとふと思いました。そして、本日の卓上四季には「戦後を代表する詩人」の茨木のり子さんが取り上げられています。詩集「感受性くらい」が岩波現代文庫に収録されたことを「ある種のニュースといっていいのではないか。」と筆者は語っています。〈自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ〉のフレーズはこの度も強烈な印象を受け取りました。また、私は読んだことがないのですが、「四海波静」での一部が引用されていて、茨木さんの姿勢に潔さを感じました。その姿に「言うべきことは言う姿勢であった」とコラムの筆者が綴...冷たい春の雨に

  • 「かざみ鳥のごはん屋さん」と野幌森林公園へ

    晴れのち雨。最低気温-1.7℃、最高気温15.6℃。しょうが焼き定食と紅茶趣味仲間の方と「かざみ鳥のごはん屋さん」にてランチタイム。このお店は以前、酪農学園大学の先生の奥様が開いていたものだったと聞いています。私たちの後方のテーブルにいらした方がそのお孫さんだったようです。「祖母が開いていた時とあまり変わらず、きれいに使っていただいてありがたい」と言ってもらい、嬉しかったと女性の店主さんが笑顔で話していました。お店を通して結ばれるこうした縁もあるのだなと思いました。友人とお別れした後、野幌森林公園へ車を走らせます。明るい日差しが降り注ぐ森の中では二リンソウが咲き始め、鶯の初鳴きを聞くことができました。季節は春。喉の痛みがとれないので自重していますが、しっかり治して森を歩こうっと・・・・。それでは今日はこの...「かざみ鳥のごはん屋さん」と野幌森林公園へ

  • こいのぼり舞う錦山天満宮

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温5.1℃、最高気温11.3℃。午後から野幌代々木町にある錦山天満宮へ。社務所前の屋根にはこいのぼりが冷たい風の中を舞っていました。高さ15㍍のポールの上方に取り付けられた長さ7㍍の吹き流しと4匹のこいのぼり。この取り組みは毎年、この時期に取り組まれているているそうです。「最近ではこいのぼりを掲げる家も少ないなかで、多くの方にみてほしい。こどもたちの立身出世と健康を願っている」と山口亨宮司の言葉が道新にありました。また、同神社は「第八回花詣」を開催している神社の一つに名を連ねています。花手水は華やかさが演出され、静謐な神社境内を彩っていました。神社に詣でる機会が少ないワタクシですが、神社の杜の雰囲気は心が落ち着き良いなと思っています。エゾエンゴサクの群落も見ごろでした。それでは今...こいのぼり舞う錦山天満宮

  • こいのぼりと木版画絵本の原画展へ

    晴れ時々曇り時々雨。最低気温2.9℃、最高気温14.1℃。江別市セラミックアートセンターへ。先ずは「第22回こいのぼりフェスティバル」の会場に向かいます。青空の下、建物をぐるりと囲むようなアーチに掲げられた小学生の皆さんの力作をカメラに。センター内に足を入ると突然、特大のこいのぼりが目に飛び込んできて驚きました。こいのぼりの掲げる場所も方法も自由な発想が感じられて良かったです。センター2階の展示室では手島圭三郎氏の木版画絵本の原画展が開催されていました。この度の展示会は市と市教委主催で、「手島圭三郎絵本原画展~いのちつながるバトンリレー」と題して、「親子の絆」と「命から命の伝承」をテーマに「きたきつねのゆめ」「とびだせにひきのこぐま」「すだつきたのかわせみ」の3作品計54枚が展示されています。木版画の美し...こいのぼりと木版画絵本の原画展へ

  • 「第22回こいのぼりフェスティバル」へ

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温7.3℃、最高気温8.8℃。こいのぼりが風に舞う姿は爽やかな季節の到来をを告げてくれます。昔から子どもの健やかな成長を願って掲げられたこいのぼり。子どもを慈しむ心は時代を経ても変わらないのだと思いつつ、耳をふさぎたくなるにニュースが流れるたびに、そうだとはいえない事実を突きつけられてもいます。ともあれ、今日は江別河川防災ステーションで冷たい風と雨の中でも元気いっぱい泳ぐこいのぼりに、子どもたちの明るい未来が見えた気がしました。この「第22回こいのぼりフェスティバル」は江別河川防災ステーションとセラミックアートセンターの2か所で5月12日まで開催予定とのことです。期間中は江別市民から寄贈を受けたこいのぼりの他に、江別市内の小学生が自由にデザインして色を塗ったものも掲げられるそうで...「第22回こいのぼりフェスティバル」へ

  • 開拓の村につつじの花満開

    曇り時々晴れ。最低気温2.8℃、最高気温19.8℃。今日はこいのぼりが元気に泳ぐほどに風は吹いていたものの、気温も上がり、比較的過ごしやすい日となりました。村のつつじは満開です。開拓の村の絵本の春のページがめくられました。これから桜をはじめ様々な花が咲くことでしょう。楽しみなことです。さて、本日は中学生時代にバスケット部だったという女性4名と市街地群を歩いてきました。東京、神奈川、札幌と住まいは別なのに、交友歴およそ60年には驚きと羨望を覚えます。ともあれ、足腰が健在な皆さんと市街地群、漁村群をお話しながら歩くのは楽しかったです。一番盛り上がったのは大石三省堂です。本屋さんではなく、お菓子屋さんということで興味を惹かれたようで、展示されている落雁やきな粉ねじりなど、見覚えのある菓子を前に話が弾んでいました...開拓の村につつじの花満開

  • 「まなぶんクイズ」から

    曇り時々雨。最低気温4.2℃、最高気温14.2℃。ネコは平安時代には珍重されていたようで、貴族などの身分の高いお家でしか飼えなかったということでしょうか。縁起物の招き猫は江戸時代に入ってからとか。ネコは時代によって、希少価値からその他大勢になるなど扱われ方が変わったようです。ただ、血統書付きになるとその地位は時代を超えても安定していたのでしょう。ヒトはどうだったのだろうと思いました。いつも「まなぶんクイズ」から、いろいろなことを学ぶんです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「まなぶんクイズ」から

  • 「春の皿には苦味を盛れ」の短歌

    晴れ。最低気温1.6℃、最高気温13.3℃。本日の新聞の「まなぶんクイズ3302」の問いと答えに思わず目が留まりました。このクイズは連載されていて、とてもためになっています。それなのに、すぐに忘れてしまうので、こうしてブログにアップして記憶に残そうと思います。「夏は酢のもの秋辛味冬は油」と旬の味がすすめられ、では春の味はと問いかけられ、答えは次のページを繰らなければならない仕掛けが施されています。答えは「春の皿には苦味を盛れ」と。「夏は酢のもの秋辛味冬は油春の皿には苦味を盛れ」と明治時代の医師・石塚左玄が詠んだそうです。季節ごとの身体に効く旬の食べ物が、字足らずや字余りながら韻が踏まれて短歌仕立てなのに驚くばかりです。ともあれ、この歌を読んで、フキノトウなどの苦味を武器にこの世に生まれた山菜に改めて注目で...「春の皿には苦味を盛れ」の短歌

  • 南町公園と春の語感と

    雨時々曇り。最低気温5.9℃、最高気温10.1℃。冬季間、積雪などで散歩を控えていた近くの公園から階段下の散策路を歩いてきました。早朝の公園は曇っていても、やっぱり空気が美味しかったです。冬季間、ずっと雪で閉ざされていた空間が目の前に広がり、春を実感してきました。午前の遅い時間帯に美容院へ。読みが当たったのか、待ち時間はほとんどなかったです。頭は帽子を被るだけのものではないとどこかで耳にしたことがあったのを思い出しました。自分なりに、工夫を凝らすことで待ち時間が減るのなら、それも小さな達成感です。ランチタイムには余裕で間に合い、中華楼でレディースセットを美味しく頂きました。外は冷たい風が吹いて肌寒く、美容院や商業施設全体など建物内でが暖房を差し控えていたようで、マスクをしていても寒く感じました。昨夜、葛根...南町公園と春の語感と

  • 早春の野幌森林公園へ

    曇り時々雨。最低気温6.9℃、最高気温11.0℃。アズマイチゲ大沢口エンレイソウフキノトウ雄花フキノトウ雌花エゾノバッコヤナギ〈エンレイソウとエゾエンゴサク〉午後から野幌森林公園へ。大沢口の遊歩道がエゾエンゴサクのブルーで彩られ、目に爽やかでした。ふれあいコースで見つけたアズマイチゲは清楚です。エンレイソウとエゾエンゴサクのツーショットは珍しく思い、シャッターを切りました。森の中はこれから次々に野の花が咲きだすことでしょう。しばらくは目が離せなくなりそうです。そして、散策中に四葉のクローバーを見つけました。このクローバーを目にした皆様にも良いことがたくさんありますように・・・。早春の野幌森林公園へ

  • 曇り日のマクンベツ湿原へ

    曇り。最低気温7.5℃、最高気温12.6℃。午後から家人と石狩市のマクンベツ湿原へ。水を湛えた湿原に姿を映しているミズバショウの群落は、曇り空の下で清々しいたたずまいを見せていました。今年はタイミングが良く、ミズバショウの一生の中で、一番美しい時だったような気がします。木製の散策路から見渡す限り、どこまでもミズバショウの花で埋め尽くされた湿原はなんとも味わい深いものでした。失われるものがある中で、群落のボリュームを保ち続けるには多くの人手が必要だったのだろうと思います。おそらく、そのような誰かに守られているからこその自然を有難く思い、感謝しながら愛でてきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・曇り日のマクンベツ湿原へ

  • 「蕗のたう」の句に

    晴れのち雨。最低気温0.7℃、最高気温17.0℃。晴れの良いお天気でしたが、午後3時ころから雨が降り出しまし本日。新北のうた暦の掲句は歴史の重い一端を思い起こさせるものです。「ある地域の田畑の片隅に建てられた一等兵の墓と思われる」お墓が詠まれています。1、2基の小さいお墓は「帰還しなかった肉親の死を悲しみ、残された家族が働く畑のそば」に建てられたのではないかと。戦後80年、畑は野原となっていただろうと解説にあります。「蕗のたう陸軍一等兵の墓」と詠まれた作品と解説を読み、「陸軍一等兵の墓」が持つ意味の深さを思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・「蕗のたう」の句に

  • 開拓の村のプレ活動と

    晴れ。最低気温6.1℃、最高気温13.2℃。午前は学芸員さんの解説を伺いながら、市街地群から漁村群を巡ってきました。焼尻から移植されたオンコの木。風が吹きすさぶ所で育ったので、這うように横に広がっています。秋田県から焼尻に移住した秋山家。開拓の村に移築復元された秋山家の前には海に見立てた池があり、そのすぐそばに植えられています。午後からは別の学芸員さんにより、市街地群の近藤染舗を通り、農村群へ。葉がでていない新春の林は見通しがよく、日だまりにはフキノトウが自由を満喫しています。この写真は「地味で筆のようなメバナです」とのこと。岩間家の奥座敷は仙台藩亘理家14代当主の伊達邦成がお休みした部屋です。このお膳は当時、邦成のためだけに使われたもので、岩間家の家宝だったもののレプリカです。写真は邦成が座したであろう...開拓の村のプレ活動と

  • 雨風の中で

    雨。最低気温6.4℃、最高気温7.6℃。傘を差すのも大変な雨風の強い中、庭に出てみました。クロッカスは花びらを閉じて防衛策をとっています。身を守る術を講じていて、賢いなと思いました。水仙は蕾のままが良かったようで、すまし顔です。庭の片隅で、花たちは静かな佇まいを見せていました。そして、本日の掲句です。糸遊がゆらいでいるのは光のいたずらで、何も特別なものがないのだけれど、「何も見ていないと言えるのかと作者は問いかける。」と。解説は続けて、「そこには何かがあるのに違いない。いのちのかげろうが揺れているのではないか、と。」作者の齊藤玄氏は命の存在を幽玄の世界に描いた方だったとのこと。この句が秘めている深い想いにワタクシは辿り着けるのだろうかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりま...雨風の中で

  • 新さっぽろと卓上四季など

    曇り時々雨。最低気温6.1℃、最高気温11.6℃。新札幌にて作文サークルの皆さんと先生のお話を伺ってきました。ランチは天ぷら蕎麦です。今日は日が陰って最高気温11.6℃と涼しい日となり、お蕎麦は温かい方を選びました。美味しかったです。「春は急ぎ足だ。」で始まる卓上四季には今時分の春の様子と筆者の想いがあふれています。そして、あのパンデミックの日々が語られ、当時の戸惑いが我が身にも蘇ってきました。コロナ禍を乗り越えた私たちが学んだことは何かを筆者は改めて綴っています。「新たなパンデミックがいつ起きても不思議ではないこと。」そして、「なんの変哲もない日常のくらしがどれほど貴重で、かけがえのないものなのか、ということを。」コロナの緊急事態宣言が出てから5年。思えば、今日、家を出てから食事の時以外はマスクをしたま...新さっぽろと卓上四季など

  • 市立病院と新北のうた暦と

    雨。最低気温6.0℃、最高気温11.7℃。〈中庭〉〈玄関に飾られていた額〉今日は義母の通院日でした。雨風に見舞われましたが、無事に切り抜けることができ、ほっとしています。義母の体調は良く、次回は7週間後の通院となりました。本日の掲句です。解説によると辛夷はその年の気候によって花の咲き方が変わるのだそうです。花の多さ、少なさや花びらの上下左右の向きの変化でその年の豊作物を占うこともあったとか。「人の意にならない辛夷の花を見ながら、自分の余生も同様に成り行きに任せるしかないのかと感じている」と解説は結ばれています。余生を「意のままならず」と詠んだところに深みがあると感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院と新北のうた暦と

  • クロッカスの名の由来に

    晴れ。最低気温1.6℃、最高気温17.8℃。本日の新北のうた暦にクロッカスの歌が掲載されていました。名はギリシャ神話に由来するとか。解説では諸説あるがと断ったうえで、「妖精スミクラスに恋して死んだ美青年のクロコスが化した花だともいう」とあります。冬から春にかけて、生命力の再生を象徴する花とも。「だからこそ作者はそこに自らの復活の兆しを見たのだろう」と解説は結んでいました。ギリシャ神話で語られるエピソードは雪解けすぐに花を咲かせるクロッカスのイメージを膨らませてくれます。それにしても、ギリシャ神話にはクロッカスの他にも水仙など、美青年と花を結びつけるエピソードが語られていて興味深いなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。クロッカスの名の由来に

  • クロッカスと新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温1.6℃、最高気温17.8℃。最高気温17.8℃と暖かで風もなく、春らしい日となった本日。午後から大麻西町公園のクロッカスの群落を見てきました。我家の庭にもクロッカスが咲いているのですが、何故か、黄色の花が消えたのです。実際に群落の中に黄色の花があるのを見ると、黄色が全くない我家とは雰囲気がずいぶん違うなと感じます。雪解けあとの、緑もまばらな時に咲く黄色の花は、光に似て元気を与えてくれる気がしました。本日の新北のうた暦から。「粥を匙ですくいながら、悲しさや淋しさとも違う感傷が、作者をして『啄木忌』を思い起こさせたのだろうか」と解説にあります。「耳裏さみし」とは何とも微妙な心境を思い起こさせる言いようかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・...クロッカスと新北のうた暦と

  • 「道の駅とうべつ」と野幌森林公園と

    晴れ。最低気温1.8℃、最高気温15.9℃。5時半撮久しぶりに訪れた「北欧の風道の駅とうべつ」です。駅内の高陣というお店で〈ごぼう天そば〉を頂きました。当別町は仙台藩岩出山(いわでやま)伊達家第10代当主・邦直が礎を築いたと言われています。仙台藩亘理伊達家第14代当主の伊達邦成の実の兄にあたります。開拓の村の岩間家農家住宅は仙台藩亘理領から移住してきた人たちの一員が建てた家屋。今年度もここを担当する機会があるので、つい邦成目線になってしまいました。我家に戻る前に野幌森林公園へ。大沢口に福寿草が黄金色の花を咲かせていました。そして、遊歩道脇にはエゾエンゴサクも咲いています。森の中に優しい春が待っていました。春愁とは、「春の季節のなんとなく物憂い気分をいう」のだそうです。「春愁の席に着く」と詠んでいるところに...「道の駅とうべつ」と野幌森林公園と

  • 開拓の村の研修へ

    晴れ。最低気温1.4℃、最高気温12.3℃。午後から開拓の村へ。13時から15時半まで、「村内ガイド研修」に参加してきました。1時間ほどは室内で「ガイドの心構え」を講義して頂き、その後、市街地群から農村群の岩間家までを歩きながら「見どころスポット」や「撮影スポット」のいくつかを伺うことに。およそ30名のボランティア仲間と学芸員さんのお話に耳を傾けてきました。来村者に楽しんでいただくガイドとは何だろうと、心を砕いているワタクシ。先ずは初心に戻って、こうした研修にできるだけ参加しようと思っているところです。さて、雪がほとんどなくなった村は風もなく青空が広がり、暖かな日が差していました。いよいよ開拓の村に待ちわびた春がやって来たようです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・...開拓の村の研修へ

  • 「Ume Cafe」にて桜の花見

    曇り時々雨。最低気温5.1℃、最高気温7.5℃。桜が満開です。午前は北海道立図書館へ。午後からは家人と「UmeCafe」にてランチタイムを過ごしてきました。「UmeCafe」は我家から徒歩5分ほどの所にあり、窓越しに野幌森林公園の樹木を見ることができます。今日はフレンチトーストと紅茶を美味しく頂きました。ふわふわのフレンチトーストには生クリームが添えてあります。フレンチトーストそのものだけでも隠し味のような塩味が効いていて絶妙な味を楽しめました。それに生クリームを加えて、濃厚な味わいにも出合えた気がします。室内では桜が満開で、一足早く、花見をしながらのランチタイムとなました。雪解けが進んだ野幌森林公園大沢口です。本日の新北のうた暦の掲歌です。4月は入学や就職シーズンで、「掲出歌での情景もまさにそんな春のひ...「UmeCafe」にて桜の花見

  • 「たかはしさんちのおうちカフェ」へ

    曇り時々雨。最低気温6.5℃、最高気温13.8℃。午後から出かけた「「たかはしさんちのおうちカフェ」です。2025年1月19日に新規オープンとのこと。13時少し前にお店に入りました。入れ替わりの時間帯だったようで、私たち以外にはもう一組のお客様だけという贅沢なひとときだった気がします。3種類あるランチメニューの一つ、ランチプレートをオーダーしました。メインディッシュはスコッチエッグです。衣はカリっとしてサクサクし、中身の半熟卵はとろりとしていて、たいそう美味しかったです。また、ランチメニューとセットに飲み物はセットになっているので、こちらはカフェオレをお願いしました。サイホン式で淹れた珈琲を主にしたカフェオレは薫り高く格別でした。お店を仕切っていたのは温かな雰囲気が感じられる姉妹のお二人です。姉の方(かた...「たかはしさんちのおうちカフェ」へ

  • 開拓の村へと

    晴れ時々曇り。最低気温-1.4℃、最高気温12.8℃。「令和7年度北海道開拓の村ボランティア活動説明会」及び「令和7年度北海道開拓の村ボランティアの会総会・懇親会」に参加してきました。会場は札幌開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)地下講堂。ボランティア登録者総数169名での新しい活動の始まりとなった本日。10時半からランチタイムを挟んで、全ての予定を終えて我家に帰宅したのは16時半を回っていました。思えば、「お話をする側」が多かった活動から一転して、ほぼ「お話を聞く側」の1日となり、それが一番、学びになった気がしています。そして、本日の新北のうた暦の掲句に「網走川の蜆舟」が詠まれていて、目を引きました。網走はワタクシの故郷。解説にある「オホーツク海」も馴染みのある響きです。懐かしさに浸りながら、解説を読み...開拓の村へと

  • 南町公園と新北のうた暦と

    晴れのち曇り。最低気温0.4℃、最高気温9.7℃。さくらの蕾午後から近くの南町公園へ。雪解けがさらに進んだので、気になっていた公園の階段を降りて下へ。そして、少し歩くことに。木々に包まれ、残雪があるこの空間は、意外に爽やかな空気に満ちていました。日当たりのよい南斜面に雪はなく、笹の緑しか見えないけれど、春なんだなと自分に確かめたりして・・・。風もなく暖かな昼下がりのひとこまでした。そして、本日の掲歌です。ミツバチが詠まれています。歌からは離れるのですが、ミツバチのことを。人間の食料の3分の1は昆虫が受粉した食料に由来し、その役割の多くを担うのがミツバチだと、直木賞を受賞された河崎秋子さんが新聞に書いていました。そのミツバチ1匹が、1生かかって集めることができる蜂蜜の量はわずかティースプーン1杯弱。夏の働き...南町公園と新北のうた暦と

  • 卓上四季と野幌森林公園と

    曇り時々晴れ。最低気温0.0℃、最高気温5.3℃。5時49分撮長田弘さんが著した「最初の質問」から引用された散文詩の一節に心惹かれました。「今日、あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。雲はどんなかたちをしていましたか。風はどんな匂いがしましたか。あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか・・・」この詩は、「時代は言葉をないがしろにしているーあなたは言葉を信じていますか」との問いかけで結ばれているそうです。コラムの筆者は「不確かな言葉が満ちているいまだからこそ、確かな言葉を読者の手元へ届けたい」と綴っていました。時代の流れは予測不能ですが、その時々に誠心誠意をもって向き合うことができる自分で居れたらと良いなと思います。午後から野幌森林公園へ。大沢口の車止めはその全体像が確認できる...卓上四季と野幌森林公園と

  • 新北のうた暦から

    曇り。最低気温2.1℃、最高気温5.3℃。午後から傘をさして、近くの南町公園まで歩いてきました。風もなく雨は静かに降り続き、雪解けを促しています。階段を降りたところのベンチも姿を現しました。春の空気を感じながらの公園散策。良い気分転換になりました。本日の掲句です。JR北海道の総駅数の7割ほどが無人駅となっていると解説にあります。以前、JRを乗り継いで道内を一周したことがあり、無人駅がずいぶん多いなと感じたのですが、7割とは驚きました。掲句では無人駅が「春の時間をのせるだけ」と詠まれています。「のどかな春の時間だけを乗せ、虚しくドアが閉まり、次の駅へと発車した」と解説は結ばれています。人口減少など負の部分を背負っている無人駅で、乗車するのは「春の時間」としたところに、明るさが少し加味されたように思いました。...新北のうた暦から

  • 野幌森林公園へ

    曇り時々雨。最低気温-0.5℃、最高気温7.0℃。午後からピアノの先生のお宅へ。その後、傘を差して野幌森林公園大沢口まで歩いてきました。雨が雪解けを促しています。大沢口の車止めはついに足もとまでの全容が見えてきました。その付近ではフキノトウが顔を出しています。エゾノバッコヤナギの芽もまた膨らんだような気がします。森の中の芽吹きを待つ木々や野草、生き物たちの上にも小雨が優しく降り注いでいました。明日は一転して雪の予報が出ている当地です。「気を引き締めよ」との声がどこかから聞こえそうな4月のスタートです。それでは、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園へ

  • 百合が原公園と卓上四季と

    晴れ。最低気温-3.3℃、最高気温6.5℃。青花キクザキイチゲソメイヨシノ午後から百合が原公園へ。緑のセンター温室では早春に咲く福寿草などの野草や桜のソメイヨシノなどを見ることができました。まだまだ雪が残る北海道の当地は、雪解けと降雪を繰り返しているところです。散歩コースの一つ、ワタクシの大好きな野幌森林公園も、もうじきスプリングエフェメラルと呼ばれる花々が咲き始めることでしょう。今日は緑のセンター温室で、一足早く花々のいぶきを感じ、エネルギーをたくさん頂いてきました。本日の卓上四季には胸に刻んでおきたくなるような曲や詩の一節が引用されています。4月1日とは、新しい年度の始まりの日。楽曲「この部屋に住む人へ」から〈旅たちの時、始まる季節〉、詩「出発ー春のソネット」からの〈おのずからひらけるのが/道というも...百合が原公園と卓上四季と

  • 白鳥の居る所と

    晴れ時々雪。最低気温-7.1℃、最高気温2.1℃。度々雪が舞う一日となりました。午後から、白鳥を見に江別市内篠津地区へ。今日は畑のあちこちで餌をついばむ姿や、優雅に飛んでいる場面も目にすることができました。白鳥は繁殖のために涼しいシベリアの夏を目指して北へ向かい、その途中、北海道に立ち寄るのだそうです。こうした渡り鳥の生態は今も不思議なままで、渡りをする鳥たちへのリスペクトも変わりません。さて、昨年と同じ時期と場所に今年も白鳥たちがやってきました。これは、自然の循環が途切れずに続いている証のようにも思え、有難いことなのかもしれません。そして、本日の新北のうた暦の掲句では雁が詠まれています。以前、宮島沼ではマガンのねぐら立ちとねぐら入り、ウトナイ湖ではねぐら入りを見ました。ねぐら立ちでは何万羽ものマガンが一...白鳥の居る所と

  • 弥生三月、雪降る降る

    晴れのち雪。最低気温-4.9℃、最高気温4.7℃。すっきり晴れた朝を迎えて日の光をまぶしく思っていたそばから、ご機嫌がすっかり悪くなった空から雪が激しく降り始め、一時猛吹雪となりました。辺りは再び雪景色です。日本ハムファイターズの試合が6回目に入る頃、何事もなかったかのように優しい日が射し始めました。三月も終わりに近づいています。北海道は「雪の果」という言葉がより心に寂しく響きそうな気がします。JRに乗車して車窓から眺める景色は北海道にあっては向こうの果てが遠いのです。掲句の「母恋駅」は「JR北海道室蘭線にあり、昭和10年開業の木造駅舎が現存する」と解説にあります。ワタクシも22年の10月にJR北海道室蘭線に乗車した折に車窓から見たことがあったと記憶しています。雪降る中にたたずむ木造の無人駅舎の名称が「母...弥生三月、雪降る降る

  • 「木版画同好会作品展」へ

    晴れ。最低気温-0.8℃、最高気温4.6℃。午後から、30日まで開催予定の大麻木版画同好会作品展へ。メリハリのある木版画のイメージを超える、繊細な彩色が会場を華やかにしていたように思います。木版画の作品が並ぶ会場には「写真撮影OK」の張り紙があり、有難くカメラに収めてきました。三月も押し迫ってまいりました。雪化粧した風景に目覚めた朝です。春の甘い夢が現実に戻されるような朝です。さて、本日の新北のうた暦の掲歌は退職にあたっての歌でしょうか。「職を辞することにこみあげる感情を押し戻そうとしているように感じる」と解説にあります。英語のフレーズが挟まれて目新しさを感じました。このような歌を詠んだ作者には、新しい道が見えていそうな気がしました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・...「木版画同好会作品展」へ

  • 野幌森林公園・自然ふれあい交流館へ

    曇り時々雨。最低気温0.6℃、最高気温2.9℃。パネル個展オオワシやノスリの大きさを示す展示「3月の森を楽しもう」のパネル今日は野幌森林公園・自然ふれあい交流館へ。館内では写真家による「パネル個展」が開催中で、美しい写真に抒情的な一文が添えられていて、魅せられました。他に、「オオワシやノスリの大きさを示す展示」や「3月の森を楽しもう」のパネルなどがあり、興味深かったです。久しぶりの館内では、のんびりと良い時間を過ごせました。さて、野幌森林公園・大沢口の車止めは全体像が現れるのも間近でしょう。車止めの向こうは水蒸気が立ち込め、霞んでいました。エゾノバッコヤナギの芽はまた膨らんだようです。森の中は木の根元周りの雪が解ける、「根開け」があちこちに見えます。今日は日差しがなくて肌寒く、暗い空から小雨が降ってくる1...野幌森林公園・自然ふれあい交流館へ

  • 開拓の村へ

    曇りのち雪。最低気温-2.7℃、最高気温4.2℃。現在、馬橇と馬車鉄道の運行は休止しています。フィリピン、タイなどの暖かな国からの来村者の多くは夏靴で雪道を歩くことになるようです。そのようなこともあり、必要とする方々に、昨年の12月頃から長靴の無料貸し出しを行っています。本日は今年度最後のボラティア活動となりました。天候はあまりよくなかったのですが、2組の皆さんをご案内することに。2月と比べると、雪解けがぐんと進んで、歩きやすかったです。午後からは雪に風が加わり、春めいた気分で過ごしていた身には寒く思えました。不思議なことですが、寒くて、こごえそうでも、来村者の皆さん、仲間や村のスタッフさんが居る開拓の村は、良いところだなと思えます。加えて、発足してから40年以上が経過し、今や自然環境も含めて本当に一つの...開拓の村へ

  • 「春愁」の句を

    雨のち晴れ。最低気温2.1℃、最高気温5.9℃。夕方朝方「春愁」とは「春の明るさの中に、とらえどころのない憂いや哀しみを感じるという意味で、具体性のない曖昧な言葉だ」と解説にあります。それを「不規則な多面体」と詠んだ作者に脱帽です。「春愁」から生まれるこうした作品に出合うと、多様な思いを発芽させる言葉なのだと感じます。「春愁」という茫洋としたものを受け止め、じっくり向き合ってこの春を迎えてみようかなどと不遜な思いも頭をめぐります。そんなことをぼんやり考えていたところ、朝から雨模様だった空が、突然輝き始めました。日が射してきたのです。このようにくるくると空模様は変わりますが、ともあれ、残り少ない三月を元気に過ごしたいと思っています。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「春愁」の句を

  • エゾノバッコヤナギと新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温3.4℃、最高気温7.6℃。日差しが戻った日中でした。風は冷たかったのですが、雪解けがさらに進んでいます。買い物に出かけた先で見かけた人たちの多くは、ふかふかのダウンから少し薄目のコートを羽織っていました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。解説によると、「お笑い芸人に短歌を依頼するというコンセプトの書籍『芸人短歌』(井口可奈編著)からの一首」とあります。短歌が自由自在に詠まれていて、短歌の奥の深さを思いました。才気あふれる短歌に大きな刺激を頂いてます。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。エゾノバッコヤナギと新北のうた暦と

  • 聴覚が冴える雪解けの句に

    晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温5.4℃。近所の公園も雪解けが進んでいました。日当たりのよい南側の斜面は黒土がのぞいています。本日の掲句もまた、雪解けの頃の情景が詠まれています。解説にあるように、北海道の我家の屋根も瓦ではなくトタンです。トタンといえど、屋根を歩くカラスの音は聞こえないのですが、想像することはできます。カラスの足音で屋根の雪解けを察知する「鋭い聴覚」には驚きととも新鮮さを感じました。雪解けを待つ者の感受性が研ぎ澄まされる時、それが今なのかと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。聴覚が冴える雪解けの句に

  • 「海明け」の句に

    曇り。最低気温0.8℃、最高気温4.2℃。先日、網走の姉より送られてきた流氷の写真です。「海明け」も近い今日この頃。本日の新北のうた暦の掲句には「海明け」を詠んだ句が掲載されていました。「海明けの解放感とよろこびが伝わる」と解説にあります。「特大の愛妻弁当」のなんと力強いことかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「海明け」の句に

  • 雨の朝と篠津川の白鳥と

    雨のち曇り時々晴れ。最低気温3.3℃、最高気温7.1℃。朝食前に野幌森林公園大沢口まで歩いてきました。雨が降る中、傘をさしての散歩もまた楽しかったです。午後から家人と篠津川へ。居りました、白鳥が数羽。本年、初の白鳥を見ることになりました。辺りの畑には雪が残り、白鳥が群れて餌をついばみに来るにはまだ早かったようです。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。過去のにぎわいを知っている人にとっては、懐かしい光景をこの歌に重ねることでしょう。それはそれで良しとして、今の風景にもなにがしかの意味を見つけることができたならと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雨の朝と篠津川の白鳥と

  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温1.7℃、最高気温4.9℃。(5時50分撮)朝の散策はなんだか良いものです。朝からプラスの気温となり、マイナスにならないまま夕方を迎えています。美容院からの帰り、野幌森林公園大沢口へ立ち寄ることに。エゾノバッコヤナギの芽が一段と膨らんでいました。今年の流氷です。先日、網走の姉から送られてきました。本日の新北のうた暦の掲句です。「掲出句は流氷も大方去った雪の情景を詠んだ」と解説にあります。「流氷」は春の季語とのこと。「海峡は雪のカーテン誓子の忌」とは、美しく、壮大な情景が織り込まれている句だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 春分の日の

    晴れ。最低気温-7.1℃、最高気温3.1℃。清々しい朝を迎えた春分の日。歩道は凍り付いていましたが、スズメの目の向こうには優しい春の姿が映っているはず・・・・・。夕暮れも美しくて・・・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。今日は春のお彼岸の中日。雪は解ける、凍る、降るを繰り返し、春はぬかるみを繰り返しながらやってきます。春のぬかるみは春泥とも。作者はお墓参りを済ませて、靴を脱いだ時に、「墓園から春の泥を連れて帰ってきたのだ」と解説に。靴についた春の泥を「連れて」という表現にも、それを見逃さなかった観察眼にも注目してしまいました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春分の日の

  • 春はあけぼの

    晴れ。最低気温-12.4℃、最高気温2.9℃。今日の朝は肌寒いというよりは、冷え切っていました。だからこその澄みきった空気は、自然からの贈り物のようだと思います。西の空に月がぼんやり見え、スズメたちのさえずりが聞こえました。ランニングする人、歩く人、車で出かける人と早朝から人も活動開始です。春はあけぼの除雪なしで始まる一日となりました。昨日は北翔大学の卒業式で、帰りのバスの窓越しにはかま姿やスーツ姿の卒業生を見かけました。本日の卓上四季には卒業式を目前にして遭難し、帰らぬ人となった沢田儀一氏のことが取り上げられていました。今から60年前の悲しい出来事が遺書などと一緒にまとめられ、「雪の遺書」(大和書房)として出版されたそうです。この時期だからこそ、手に取ってみたい本の一冊のように思えました。「まだ冬の気配...春はあけぼの

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-9.6℃、最高気温2.6℃。昨日とは打って変わってお天気に恵まれ、春の日差しに心もほどけてゆきます。本日は新札幌のアークシティホテル内・レストランアバンティにて作文サークルがあり、参加してきました。先生やお仲間のお話に耳を傾けることおよそ2時間。話は多岐にわたり、このようなおしゃべりが良い刺激になっているなと感じています。ランチタイムには五目あんかけご飯を頂き、次回の参加を期して終了となりました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「宇宙樹」とは「アステカや北欧などの神話に登場し、天界と地下界を貫く巨木」。また、「春一番」とは「立春から春分の間に初めて吹く強い南よりの風」と解説にあります。「世界を体現するという宇宙樹と、その樹をゆらす春一番を感じている作者」とも。壮大な世界と自身を結び付...新札幌へと新北のうた暦と

  • 江別市立病院へ

    雪。最低気温-1.2℃、最高気温0.3℃。98歳の義母の通院日でした。月曜日の午後は担当医の予約者のみの診療です。院内は午前の診療風景とは違って、人影も少なくゆったりとした雰囲気に感じられました。レントゲンと血液検査を終えた後、お医者さまから特に変わりがないと言われ、本人もホッとしていたようです。吹雪模様の朝を迎え、およそ14㎝の積雪。午後からの病院行きは吹雪模様でしたが、帰りは雪の降りかたも落ち着き、今に至っております。本日の北海道新聞の一面に踊っていた記事です。春の嵐にJRの運休やオホーツク海や太平洋側では一部の小中および義務教育学校の臨時休校が伝えられていました。天候は自然の采配にお任せして、ワタクシは自身の采配に気配りしようかなと。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように...江別市立病院へ

  • 「いちえ会」作品展へ

    晴れ時々曇り。最低気温-4.5℃、最高気温2.5℃。野幌公民館にて開催中の絵画サークル「いちえ会」(渡辺幸男代表)の作品展へ出かけてきました。この度で第85回とのこと。会員16名の油彩、水彩、アクリル、スケッチの計37点の作品および講師の小崎正人氏の油彩と透明水彩の計2点が一堂に展示されていました。精進されたであろう一つひとつの作品が並ぶ会場には良い意味での独特の雰囲気が感じられます。描きたいと思いつつ何も描かずにいるワタクシには良い刺激になりました。とにかく、はがき絵を1枚でも描こう・・・・。帰りに遠回りをして野幌森林公園大沢口へ。エゾノバッコヤナギの芽が膨らんでいます。自然ふれあい交流館前の小さな丘に向かってエゾユキウサギの足跡が続いていました。春へ・・・かな・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆...「いちえ会」作品展へ

  • 「0歳からのわいわい音楽会」と新北のうた暦と

    雪時々晴れ。最低気温-1.0℃、最高気温1.8℃。江別市市政施行70周年記念イベントの「0歳からのわいわい音楽会」へ家人と出かけてきました。主催はNPO法人えべつ楽友協会、共催は江別市教育委員会です。大麻公民館内の「えぽあホール」にて、本日、14時からの開演でした。演奏は「世界旅行音楽団つきのさんぽ」の4人組。パンフレットによると、4人とも様々なジャンルのTOPで活躍中とのこと。ヴァイオリン、ギター&マンドリン、ベース&ホイッスル、パーカッション奏者のそれぞれが一流のアーティストだったのです。それゆえに、「0歳からのわいわい音楽会」とパンフレットにある通り、幼児さんたちがわいわいと盛り上がる中にあって、ゆるぎなく美しい音楽を奏で続けられていたのかと納得しました。子どもたち数十人が舞台にかぶりつきで、その中...「0歳からのわいわい音楽会」と新北のうた暦と

  • 「ショー」から「いきもののじかん」へ

    吹雪。最低気温0.4℃、最高気温2.7℃。「おたる水族館」は通常営業を15日から再開するにあたり、「ショー」を「いきもののじかん」へと呼び方を変えるそうです。この記事を見て、今まで、「ショー」という呼び方に違和感を持っていたワタクシは大いにホッとしたのでした。記事にあるように、ショーという言葉からは見せ物や動物の意思に反することを無理じいしているように思えたからです。サーカスなどの場面でも同じように感じて、できれば見たくなかったという思いでした。これからは「イルカショー」は「いるかのじかん」、「ペンギンショー」は「ぺんぎんのじかん」とするそうです。呼び方を変えるというところに動物に対する暖かな目線を感じ取ることができ、良かったなと思っています。イルカもペンギンももともとは自然の中で暮らしていたものを、人間...「ショー」から「いきもののじかん」へ

  • 北海道博物館〈楽器☆見る・知る・考える〉展へ

    雨のち晴れ。最低気温3.3℃、最高気温8.6℃。北海道博物館第24回企画テーマ展が2025年4月6日まで開催中です。熊よけラッパなど見学中はワタクシ一人だけで、この広い空間が貸し切り状態でした。さて、展示はそれぞれに興味深かったのですが、特に熊よけラッパや自然が創り出したほら貝などの音具(おんぐ)に引きつけられました。「音具(おんぐ)」とは「音を出すことで具体的な目的や用を果たす道具」とパンフレットにあります。ですが、「音具(おんぐ)」は音をだすしくみは「楽器」と考えられているものと非常に近かったリ全く同じだったりするので、「音具」と「楽器」の区別はあいまいなのだそうです。そういえば、のこぎりなどを「楽器」として用いて曲を演奏していた場面を見たことがあります。やはり、「楽器」の定義も、「楽器」とその他のも...北海道博物館〈楽器☆見る・知る・考える〉展へ

  • 朝の光と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温8.9℃。朝から暖かだったので、久しぶりに表に出て朝日のあたるバス通りまで足を運んできました。朝を告げる光が優し気で、良い一日の始まりを予感させます。いつもとは違うことをしてみるのは、わくわくすることへの近道かと・・・・。「オルガンの余韻心に雪解道」の作品はロマンにあふれていて素敵だなと思いました。風はそよ風なのだろうと想像できるのも雪解道が春を想起させるからかと。解説にならって、この作品をさらに味わうことができそうです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。朝の光と新北のうた暦と

  • 卓上四季と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-2.1℃、最高気温5.5℃。本日の卓上四季です。14年前の今日、M9.0という日本の観測史上最大といわれる巨大地震が東日本沿岸一帯を襲いました。「あの日からきょうで14年。被災地で何度も聞くことばがある。津波は必ずやってくる。だから決して忘れないで。そして備えて。」とコラムは結ばれています。14年前、被災地で起きた津波の恐怖と原発のもろさを心して記憶しなおそうと思いました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「作者ならではの視点から、発生直後の緊迫感を伝えている」と解説にあります。連作の表題「報道部にて」で詠まれた中の1首とのこと。当時の状況や心情を汲み取ることができる貴重な作品のように思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。卓上四季と新北のうた暦と

  • 三月の晴れの日は

    晴れ。最低気温-9.3℃、最高気温4.6℃。月齢10.1の月最高気温4.6℃と日中は風もなく晴れて暖かでした。午後から北海道立埋蔵文化財センターまで歩くことに。雪解けが進み、車道はアスファルトが出ていました。雪が降っても、その雪を解かす勢いが強まっているのを感じます。雪解けも始まれば止めることができなくなるもの。今日は何ということもない一日でしたが、有難いことだと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。三月の晴れの日は

  • 「アシリ・和来」と「やさしくあれと」の句と

    晴れ。最低気温-8.2℃、最高気温3.6℃。「アシリ・和来」へ岩見沢市にある社会福祉法人クピド・フェアが運営するレストラン兼ギャラリー「アシリ・和来」へ家人と出かけてきました。「アシリ・和来」ではビュッフェ形式で食事を楽しむことができ、今日は子ども連れの家族など老若男女でにぎわっていました。私たちは待ち時間の間、レストラン兼ギャラリーを一巡りして作品を鑑賞。実はこの建物の存在を知ったのは先日の北海道新聞の記事でした。その記事によると、作品は同法人の障害者施設の利用者が職員さんの手を借りつつ、毎年一体ずつ作り上げてきたものとのこと。住宅用断熱材の端材を加工して土台を作り、それにおよそ直径2.5㎝の円筒状に巻いた梱包用の段ボール紙を貼り付けていくのだそうです。この巻いた段ボールは大量に必要で、利用者さんの身体...「アシリ・和来」と「やさしくあれと」の句と

  • 野幌森林公園と福寿草のうたと

    晴れ時々曇り。最低気温-9.9℃、最高気温1.3℃。今朝はおよそ21㎝の積雪があり、除雪に始まる日となりました。午後から野幌森林公園へ。日差しがあって暖かかったので、大沢口から少し森の中へ足を運んできました。踏みつけ道ではありますが、大雪の後とは思えないほど、しっかり歩くことができる道です。たくさんの人が通るとこんなふうに道ができるのかと思い、最初に歩く人は大変だっただろうという思いが頭を一巡りしました。さて、自然ふれあい交流館へ行く途中の猫柳は膨らんできています。雪が降ろうとも春の訪れを妨げることができないようです。雪の下では春を待つ植物たちが芽吹く準備に勤しんでいることでしょう。大雪の朝ミモザ2月7日撮大雪の朝を迎えた当地。新北のうた暦では福寿草が詠まれています。今日は国際女性デーとのこと。イタリアで...野幌森林公園と福寿草のうたと

  • ロイズと野幌森林公園と

    雪時々晴れ。最低気温-3.5℃、最高気温-0.2℃。雪が断続的に勢いよく降り、玄関前はおよそ20㎝ほどの積雪となりました。市内のロイズで家人と買い物兼お食事を。珈琲と店内パンコーナーで購入したマルゲリータです。イートインコーナーには私たち以外に利用している人は居なかったのですが、店内にはバレンタインデーのお返しを購入する人もいたかもしれず、けっこうにぎわっていました。野幌森林公園へ今日の降雪で、ゴミやチリなどが顔を出す光景を見るのはまだあとになりそうです。例年、雪解が落ち着いた頃には、町内のゴミが町民の手で一掃されることになります。さて、話は本日の新北のうた暦に戻ります。娑婆とは、「自由を束縛されている世界からみて、外の自由な俗世間をいう」と解説にあります。雪解で「俄に表れ出てくる世界は、やや人間臭く感じ...ロイズと野幌森林公園と

  • 新北のうた暦から

    雪時々曇り。最低気温-2.5℃、最高気温1.7℃。2月28日撮本日の新北のうた暦の掲句です。当地ではほぼ15㎝の雪が降りました。このところ、春の訪れを待ちながら、せっせと降る雪を見ています。野幌森林公園のあの猫柳は、雪を頭に積もらせながら、何を想っているのでしょうか。「雪解けの小川の水音にリズムを合わせ、気負いもなく呟いているかのように輝く猫柳に、肩の力を抜けと言われた気がしたのだ。」と解説にあります。猫柳の姿を通して詠まれた作品を解説を踏まえてじっくり味わいたいと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦から

  • 啓蟄と新北のうた暦と

    雪時々晴れ。最低気温-10.5℃、最高気温1.2℃。「啓蟄の日」だったのかと北海道の雪景色を見て思います。一部の虫たちには「うっかり出てきてはいけません」と忠告したくなります。本日の最低気温は氷点下なので、心の準備をして地上に出てきても、凍り付いてしまうかもしれません。ですが、軒先から落ちてくる滴が、雪に交じって一定のリズムを保っています。そのリズムが春を待つ身には、春への前奏曲に聞こえなくもありません。冬と春が入り混じったこの時期は例年のことながら、頭が混乱してさながら頭の柔軟体操をしている気分になります。それにしても、啓蟄と「もの言いたげな広辞苑」との取り合わせが新鮮に感じられました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。啓蟄と新北のうた暦と

  • 「イーハトーブセンターだより第146号」他が届く

    晴れ時々雪。最低気温-8.6℃、最高気温-0.8℃。「イーハトーブセンターだより第146号」他が今日、届きました。宮沢賢治学会関係者の皆様、ありがとうございます。岩手県大船渡市では山林火災で大変な状況と伝えられています。先ずは一刻も早く鎮火されることを願っています。そして本日の新北のうた暦です。視点を変えると今まで見えないものが見えてくるもので、美しいと感じる対象も違ってくるのかと思いました。確かに「ほとんどのサラブレッドは美しい負け方を競う」ものだと。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「イーハトーブセンターだより第146号」他が届く

  • 野幌森林公園へと雛人形の句と

    雪時々曇り。最低気温-7.1℃、最高気温-3.2℃。吹雪いたり、晴れ間が広がったりと何とも落ち着かない天候の桃の節句となっています。それでも、春は近づいてきていると感じながら、野幌森林公園まで歩いてきました。途中、スズメたちの囀りが耳に入り、続いて数羽の姿が遠目に見えてきます。小さなカメラを最大限ズームにして吹雪の中の彼らの姿を捉えました。その後、こわがらせないように来た道をもどって大沢口へ。旧開拓使札幌本庁舎に展示されています。本日の新北のうた暦の掲句です。二女の立ち位置とはなかなか微妙なものなのだと察しました。ワタクシは三女で末っ子なので、姉たちとは9歳や7歳も離れていて、こういう面では幸いだったかと。さて、今は、雛人形も豪華なものから、コンパクトサイズに売れ筋が変わってきている気がしますがどうなので...野幌森林公園へと雛人形の句と

  • 新北のうた暦の句に

    雪のち晴れ。最低気温-7.3℃、最高気温4.4℃。日が差すとパッと明るくなるものの、冷たい風が吹き、時には吹雪に見舞われた一日となりました。さて、本日の新北のうた暦の掲句ですが、雛人形を飾るときの心境が織り込まれているようです。明日は桃の節句。「いとおしさにあふれる雛との時間が過ぎてゆく」と解説は結ばれ、余韻が感じられました。親が子を慈しむ心は今も昔も変わらないと思いたいのですが、世の中にはそうではない場合もあるようで・・・・。いずれにしても、桃の節句は春にちなんで優しい色が似あっていてほしいものです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦の句に

  • 「そば工房 風遊」へ

    晴れ。最低気温-3.4℃、最高気温6.6℃。江別市豊幌花園町の「そば工房風遊」へ家人と出かけてきました。営業は土・日曜日のみで、年を重ねられたご夫婦が営んでいるこじんまりとしたお店です。アットホームな雰囲気に華やかさを添えているのは吊るし雛です。お部屋の壁や窓にかけられた吊るし雛飾りに目を奪われていると、最初にお通しとそば茶が運ばれてきました。そして、かけそばです。美味しい出汁に細いそばの麺が絡んで味わい深い一品になっています。これで終わりと思っていたところへ、桜そばが桜塩とともに出されました。桜の香りが口の中に広がり、三月最初の日に有難いなと思いました。さらに蕎麦湯で頂く珈琲を勧められ、頂くことに。インスタントコーヒーとは思えないマジックが蕎麦湯にあるようで、淹れたてかと思う味でした。これに小さなゼリー...「そば工房風遊」へ

  • 二月の最終日のあれこれ

    晴れ。最低気温-5.0℃、最高気温6.9℃。午後から野幌森林公園へ。雪解けが進んだ車道の水田たまりです。歩道もざくざくしていました。森の中もどこか春めいて、積もったがも鏡餅のように角がとれてまるくなってきています。野鳥が餌を取るのに幹を伝って上がったり下がったりとせわしなく動き回っています。大沢コースの水辺には水芭蕉が姿を見せています。猫柳も膨らんできました。明日から三月を前にした、二月最終の日の森の中。最高気温6.9℃と今季一番の暖かさとなった今日のあれこれです。そして、本日の北海道新聞に、網走の流氷の記事が載っていました。流氷観光砕氷船「オーロラ」がオホーツク海をゆっくり進んでいる様子が撮影されて、掲載されていました。流氷と「オーロラ」の美しいコラボ写真です。「オーロラ」は3月31日まで運航予定とのこ...二月の最終日のあれこれ

  • 開拓の村で初転び

    雪のち晴れ。最低気温-3.4℃、最高気温1.4℃。今日はボランティア活動とし開拓の村へ。2組の来村者の方々と村内を歩いてきました。1組目の方は岩見沢のご夫婦で、現在開催中の「ひな飾り」展示場へご案内することに。村内9建造物内に展示されているひな人形の展示場のうち、8棟を見学して頂きました。もう一方は東京から来られた方で農村群の開拓小屋(開墾小屋とも)へ向かった後、冷えてきたこともあり、囲炉裏の火入れ実施中の青山家漁家住宅で暖まってもらい、住宅街を通って食堂でお別れしました。日差しの割には冷たい風が吹く村内でしたが、村に親しんで下さったようでホッとしています。本日も良い方々に恵まれ、楽しいひとときを過ごすことができました。ツルツル路面で転ばないようにと声を掛け合いながらの散策だったことを付け加えておきます。...開拓の村で初転び

  • 再び北海道開拓の村へ

    雪時々晴れ。最低気温-0.3℃、最高気温2.8℃。午前中、開拓の村へ足を運んできました。開拓の村は54.2㌶、東京ドームおよそ10個分の広さがあり、4つのエリアに分かれています。市街地群、漁村群、農村群、山村群です。今日は市街地群のエリアを歩いてきました。その中のいくつかをアップしたいと思います。開拓使札幌本庁舎。屋根に翻っている旗に描かれている星は北極星です。北極星は北辰星とも呼ばれていたのでこの旗は北辰旗と呼ばれ、開拓使のシンボルとなっていました。赤い色は開拓者精神を表わしているそうです。燃えるような思いが込められたのでしょう。冷たい風が吹いて、今日は元気よくはためいていたので、白地に赤い星のマークがしっかり見えました。当時の人たちがこの旗から元気をもらったように、ワタクシも元気をもらおうなどと勝手な...再び北海道開拓の村へ

  • 「かざみ鶏のごはん屋さん」へ

    晴れ。最低気温-7.2℃、最高気温3.8℃。馬の形のかざみ鳥が印象的です。バイクにイルミネーションがセットされています。昨日は午後から家人と車で10分ほどの江別市野幌若葉町にある「かざみ鶏のごはん屋さん」へ。新年が明けたばかりの1月19日に開店とのこと。「それは寒いときに、気合が入っていたんですね~」とワタクシ。「はい!」と笑顔の女性の店主さん。ワタクシは「しょうがやき定食」と紅茶、そしてバニラアイスのデザートを美味しく頂くことに。ランチにデザートまではお腹がいっぱいになり、めったにないケースなのですが、この度は義母から私たちへの誕生プレゼントだということで、お言葉に甘えました。ところで、お店はリニューアルで、屋根に掲げられている馬の風見鳥は以前のものを使用しているのだそうです。風見鶏が鳥ではなく馬という...「かざみ鶏のごはん屋さん」へ

  • 北海道開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温-12.0℃、最高気温0.9℃。来正旅館内に展示されていたひな人形です。青山家漁家住宅開拓小屋の内部です。冬もここで暮らしていたのかと思うと、何回も訪れている場所なのに、しばし立ち止まってしまいました。信濃神社馬橇が走っています。8歳馬のオーラが奮闘していました。今年、初めての開拓の村へ。約2か月ぶりの村でした。今日は市街地から漁村群の青山家漁家住宅へ向かい、そこから農村群へ。開拓小屋まで歩き、信濃神社、有島家住宅などの住宅街を通って札幌停車場へ戻りました。晴れて、風もなく暖かだったので、およそ1時間半の散策は清々しかったです。途中、8歳馬のオーラが曳く馬橇がすずを鳴らしながら走ってくるところをカメラに収めることもできました。久しぶりの開拓の村は美しい姿のままで、暖かく出迎えてくれた...北海道開拓の村へ

  • 大雪の日のあれこれ

    曇り時々雪。最低気温-7.7℃、最高気温-0.9℃。朝方は18㎝、午後からは12㎝の積雪となりました。木々には雪の花が咲き、美しい景色を見せてくれもするのですが。除雪におおわらわとなり、ほっと一息ついていると、また、傾きかけた日の光に雪が美しく舞っています。また、除雪用具の出番となりそうです・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「にはたづみ」とは水溜まりをいうのだと解説にあります。そこに雪解風が吹いて波模様が出現するのです。「まだ冷たい雪解風に思わず身をすぼめてしまう。北国の春の到来は、足もとのこんなところから始まる。」と解説は結ばれています。足もとで静かに始まっている春のお仕事に、目を凝らしてみようかなと・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。大雪の日のあれこれ

  • 午後から野幌森林公園へ

    晴れ時々曇り。最低気温-13.0℃、最高気温-0.6℃。2月に入ってから真冬日連続5日目です。光の春の2月がこれをもって証明された気がします。冷え込みは厳しいけれど、地に届けられる光は日に日に強さを増すということ。降ったばかりの雪の白さが光を浴びて化学反応を起こし、まろやかになっているのを見抜くのはおそらく、鳥たちだったり、エゾユキウサギだったりするのでしょう。キタキツネの眼だってそれを見逃さないだろうなどと思う午後でした。今日は午前中、美容院へ。お店は混雑をきわめていました。でもそういうこともあると刷り込み済みだったので、週刊誌などを読み漁って過ごすことに。美容院を出ると太陽は空の真ん中に来ていました。その後はいつもの通りに近くの商業施設へ。ランチは中華楼のレディースセットを。春雨担担はいつものように美...午後から野幌森林公園へ

  • 雪降る野幌森林公園へ

    晴れのち雪。最低気温-11.6℃、最高気温-2.1℃。午後から野幌森林公園へ。雪が深々と降る森の中。風もなく、まっすぐ降りてくる雪には不思議な暖かさが感じられました。行き交う人影もなく、動いているのは雪だけのような森の中です。二月もあとわずかとなってきました。明日も皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雪降る野幌森林公園へ

  • 岩見沢市のそば店とスキー場へ

    晴れ時々曇り。最低気温-12.6℃、最高気温-1.6℃。朝方、道路に積もっていた雪と脇にある雪山が・・・・9時半ころに、契約している除排雪業者さんが運び去ってくれました。おかげで、家や車庫の前がすっきりした感じです。この度も職人技といえる息の合った見事な働きぶりを見せてくれました。午後から、岩見沢市内のお蕎麦屋さん「ゆずき」へ。初めて入るお店で、「NEW新発売!」の「黒バラ海苔そば」に注目。写真で見る限り、一面が黒々としていて、大丈夫かなと不安もよぎりましたが、他店にはないと思われる新メニューに引かれて注文することに。初めて挑戦した「黒バラ海苔そば」ですが、確かに海苔の味と香りが立ち上がり、食感も良かったです。若干、味付けは濃いめに感じましたが、美味しかったです。千歳川この後、岩見沢市にあるグリーンランド...岩見沢市のそば店とスキー場へ

  • 流氷が詠まれた新北のうた暦の句と

    晴れ時々雪。最低気温-9.3℃、最高気温-0.7℃。午後からピアノの先生のお宅へ。昨年からショパンの「ノクターン第1番変ロ短調作品9-1」に取り組んでいます。今日は何とか次に進むことになりました。歩みはゆっくりですが、今は続けることが大事と心得て練習に励もうと思っているところです。〈2016年2月23日撮網走北浜駅の展望台から〉オホーツク海の流氷が思い起こされた、本日の新北のうた暦の掲句です。「厳しい風の音とともに氷を冬の海に練り込んでいるかのようだ」と解説にあります。流氷の姿をこのように見ることもできるのかと思い、流氷の魅力をまた一つ加えて伝えられる気がしました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。流氷が詠まれた新北のうた暦の句と

  • 網走で流氷接岸初日

    曇り時々雪。最低気温-6.4℃、最高気温-1.3℃。本日付の北海道新聞に「網走で接岸初日」の記事が掲載されていました。網走地方気象台は17日、今季の「流氷接岸初日」を観測したと発表。同気象台は同日午前10時半頃、職員が気象台の屋上から、海面の8割以上が流氷に覆われていることを肉眼で確認したとのことです。「流氷接岸初日」の観測基準は海面の8割以上が流氷に覆われ、船舶が航行できなくなること。今季の「流氷接岸初日」は1959年の統計開始以降、4番目に遅い接岸となり、これは平年より13日遅く、昨年より26日遅かったとのことです。ちなみにこれまでで最も遅かったのは2016年の2月22日と記事は伝えていました。スピード感が求められる今日にあって、流氷の動きは勝手気ままでおおらかでのんびりしている様子です。流氷はロマン...網走で流氷接岸初日

  • 市立病院も春へ

    晴れ。最低気温-2.7℃、最高気温2.1℃。義母の検診に付き添い、市立病院へ。1階のホールの片隅にはボランティアさんのデスクとその横にひな人形が飾られています。中庭は前回は一面真っ白だった気がするのですが、この度は雪の角が取れて丸くなり、ところどころに黒々とした地面が顔を出しています。春が一歩ずつ近づいているのを感じました。義母は10日前に処方された薬が効いたのか、診察の結果、症状が落ち着いていると診断され、次回の検診は1か月後です。診察を終えた後、車椅子で中庭を見てもらいながら廊下を一回りしてきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院も春へ

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