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2017/06/01

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  • 「第22回こいのぼりフェスティバル」へ

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温7.3℃、最高気温8.8℃。こいのぼりが風に舞う姿は爽やかな季節の到来をを告げてくれます。昔から子どもの健やかな成長を願って掲げられたこいのぼり。子どもを慈しむ心は時代を経ても変わらないのだと思いつつ、耳をふさぎたくなるにニュースが流れるたびに、そうだとはいえない事実を突きつけられてもいます。ともあれ、今日は江別河川防災ステーションで冷たい風と雨の中でも元気いっぱい泳ぐこいのぼりに、子どもたちの明るい未来が見えた気がしました。この「第22回こいのぼりフェスティバル」は江別河川防災ステーションとセラミックアートセンターの2か所で5月12日まで開催予定とのことです。期間中は江別市民から寄贈を受けたこいのぼりの他に、江別市内の小学生が自由にデザインして色を塗ったものも掲げられるそうで...「第22回こいのぼりフェスティバル」へ

  • 開拓の村につつじの花満開

    曇り時々晴れ。最低気温2.8℃、最高気温19.8℃。今日はこいのぼりが元気に泳ぐほどに風は吹いていたものの、気温も上がり、比較的過ごしやすい日となりました。村のつつじは満開です。開拓の村の絵本の春のページがめくられました。これから桜をはじめ様々な花が咲くことでしょう。楽しみなことです。さて、本日は中学生時代にバスケット部だったという女性4名と市街地群を歩いてきました。東京、神奈川、札幌と住まいは別なのに、交友歴およそ60年には驚きと羨望を覚えます。ともあれ、足腰が健在な皆さんと市街地群、漁村群をお話しながら歩くのは楽しかったです。一番盛り上がったのは大石三省堂です。本屋さんではなく、お菓子屋さんということで興味を惹かれたようで、展示されている落雁やきな粉ねじりなど、見覚えのある菓子を前に話が弾んでいました...開拓の村につつじの花満開

  • 「まなぶんクイズ」から

    曇り時々雨。最低気温4.2℃、最高気温14.2℃。ネコは平安時代には珍重されていたようで、貴族などの身分の高いお家でしか飼えなかったということでしょうか。縁起物の招き猫は江戸時代に入ってからとか。ネコは時代によって、希少価値からその他大勢になるなど扱われ方が変わったようです。ただ、血統書付きになるとその地位は時代を超えても安定していたのでしょう。ヒトはどうだったのだろうと思いました。いつも「まなぶんクイズ」から、いろいろなことを学ぶんです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「まなぶんクイズ」から

  • 「春の皿には苦味を盛れ」の短歌

    晴れ。最低気温1.6℃、最高気温13.3℃。本日の新聞の「まなぶんクイズ3302」の問いと答えに思わず目が留まりました。このクイズは連載されていて、とてもためになっています。それなのに、すぐに忘れてしまうので、こうしてブログにアップして記憶に残そうと思います。「夏は酢のもの秋辛味冬は油」と旬の味がすすめられ、では春の味はと問いかけられ、答えは次のページを繰らなければならない仕掛けが施されています。答えは「春の皿には苦味を盛れ」と。「夏は酢のもの秋辛味冬は油春の皿には苦味を盛れ」と明治時代の医師・石塚左玄が詠んだそうです。季節ごとの身体に効く旬の食べ物が、字足らずや字余りながら韻が踏まれて短歌仕立てなのに驚くばかりです。ともあれ、この歌を読んで、フキノトウなどの苦味を武器にこの世に生まれた山菜に改めて注目で...「春の皿には苦味を盛れ」の短歌

  • 南町公園と春の語感と

    雨時々曇り。最低気温5.9℃、最高気温10.1℃。冬季間、積雪などで散歩を控えていた近くの公園から階段下の散策路を歩いてきました。早朝の公園は曇っていても、やっぱり空気が美味しかったです。冬季間、ずっと雪で閉ざされていた空間が目の前に広がり、春を実感してきました。午前の遅い時間帯に美容院へ。読みが当たったのか、待ち時間はほとんどなかったです。頭は帽子を被るだけのものではないとどこかで耳にしたことがあったのを思い出しました。自分なりに、工夫を凝らすことで待ち時間が減るのなら、それも小さな達成感です。ランチタイムには余裕で間に合い、中華楼でレディースセットを美味しく頂きました。外は冷たい風が吹いて肌寒く、美容院や商業施設全体など建物内でが暖房を差し控えていたようで、マスクをしていても寒く感じました。昨夜、葛根...南町公園と春の語感と

  • 早春の野幌森林公園へ

    曇り時々雨。最低気温6.9℃、最高気温11.0℃。アズマイチゲ大沢口エンレイソウフキノトウ雄花フキノトウ雌花エゾノバッコヤナギ〈エンレイソウとエゾエンゴサク〉午後から野幌森林公園へ。大沢口の遊歩道がエゾエンゴサクのブルーで彩られ、目に爽やかでした。ふれあいコースで見つけたアズマイチゲは清楚です。エンレイソウとエゾエンゴサクのツーショットは珍しく思い、シャッターを切りました。森の中はこれから次々に野の花が咲きだすことでしょう。しばらくは目が離せなくなりそうです。そして、散策中に四葉のクローバーを見つけました。このクローバーを目にした皆様にも良いことがたくさんありますように・・・。早春の野幌森林公園へ

  • 曇り日のマクンベツ湿原へ

    曇り。最低気温7.5℃、最高気温12.6℃。午後から家人と石狩市のマクンベツ湿原へ。水を湛えた湿原に姿を映しているミズバショウの群落は、曇り空の下で清々しいたたずまいを見せていました。今年はタイミングが良く、ミズバショウの一生の中で、一番美しい時だったような気がします。木製の散策路から見渡す限り、どこまでもミズバショウの花で埋め尽くされた湿原はなんとも味わい深いものでした。失われるものがある中で、群落のボリュームを保ち続けるには多くの人手が必要だったのだろうと思います。おそらく、そのような誰かに守られているからこその自然を有難く思い、感謝しながら愛でてきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・曇り日のマクンベツ湿原へ

  • 「蕗のたう」の句に

    晴れのち雨。最低気温0.7℃、最高気温17.0℃。晴れの良いお天気でしたが、午後3時ころから雨が降り出しまし本日。新北のうた暦の掲句は歴史の重い一端を思い起こさせるものです。「ある地域の田畑の片隅に建てられた一等兵の墓と思われる」お墓が詠まれています。1、2基の小さいお墓は「帰還しなかった肉親の死を悲しみ、残された家族が働く畑のそば」に建てられたのではないかと。戦後80年、畑は野原となっていただろうと解説にあります。「蕗のたう陸軍一等兵の墓」と詠まれた作品と解説を読み、「陸軍一等兵の墓」が持つ意味の深さを思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・「蕗のたう」の句に

  • 開拓の村のプレ活動と

    晴れ。最低気温6.1℃、最高気温13.2℃。午前は学芸員さんの解説を伺いながら、市街地群から漁村群を巡ってきました。焼尻から移植されたオンコの木。風が吹きすさぶ所で育ったので、這うように横に広がっています。秋田県から焼尻に移住した秋山家。開拓の村に移築復元された秋山家の前には海に見立てた池があり、そのすぐそばに植えられています。午後からは別の学芸員さんにより、市街地群の近藤染舗を通り、農村群へ。葉がでていない新春の林は見通しがよく、日だまりにはフキノトウが自由を満喫しています。この写真は「地味で筆のようなメバナです」とのこと。岩間家の奥座敷は仙台藩亘理家14代当主の伊達邦成がお休みした部屋です。このお膳は当時、邦成のためだけに使われたもので、岩間家の家宝だったもののレプリカです。写真は邦成が座したであろう...開拓の村のプレ活動と

  • 雨風の中で

    雨。最低気温6.4℃、最高気温7.6℃。傘を差すのも大変な雨風の強い中、庭に出てみました。クロッカスは花びらを閉じて防衛策をとっています。身を守る術を講じていて、賢いなと思いました。水仙は蕾のままが良かったようで、すまし顔です。庭の片隅で、花たちは静かな佇まいを見せていました。そして、本日の掲句です。糸遊がゆらいでいるのは光のいたずらで、何も特別なものがないのだけれど、「何も見ていないと言えるのかと作者は問いかける。」と。解説は続けて、「そこには何かがあるのに違いない。いのちのかげろうが揺れているのではないか、と。」作者の齊藤玄氏は命の存在を幽玄の世界に描いた方だったとのこと。この句が秘めている深い想いにワタクシは辿り着けるのだろうかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりま...雨風の中で

  • 新さっぽろと卓上四季など

    曇り時々雨。最低気温6.1℃、最高気温11.6℃。新札幌にて作文サークルの皆さんと先生のお話を伺ってきました。ランチは天ぷら蕎麦です。今日は日が陰って最高気温11.6℃と涼しい日となり、お蕎麦は温かい方を選びました。美味しかったです。「春は急ぎ足だ。」で始まる卓上四季には今時分の春の様子と筆者の想いがあふれています。そして、あのパンデミックの日々が語られ、当時の戸惑いが我が身にも蘇ってきました。コロナ禍を乗り越えた私たちが学んだことは何かを筆者は改めて綴っています。「新たなパンデミックがいつ起きても不思議ではないこと。」そして、「なんの変哲もない日常のくらしがどれほど貴重で、かけがえのないものなのか、ということを。」コロナの緊急事態宣言が出てから5年。思えば、今日、家を出てから食事の時以外はマスクをしたま...新さっぽろと卓上四季など

  • 市立病院と新北のうた暦と

    雨。最低気温6.0℃、最高気温11.7℃。〈中庭〉〈玄関に飾られていた額〉今日は義母の通院日でした。雨風に見舞われましたが、無事に切り抜けることができ、ほっとしています。義母の体調は良く、次回は7週間後の通院となりました。本日の掲句です。解説によると辛夷はその年の気候によって花の咲き方が変わるのだそうです。花の多さ、少なさや花びらの上下左右の向きの変化でその年の豊作物を占うこともあったとか。「人の意にならない辛夷の花を見ながら、自分の余生も同様に成り行きに任せるしかないのかと感じている」と解説は結ばれています。余生を「意のままならず」と詠んだところに深みがあると感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院と新北のうた暦と

  • クロッカスの名の由来に

    晴れ。最低気温1.6℃、最高気温17.8℃。本日の新北のうた暦にクロッカスの歌が掲載されていました。名はギリシャ神話に由来するとか。解説では諸説あるがと断ったうえで、「妖精スミクラスに恋して死んだ美青年のクロコスが化した花だともいう」とあります。冬から春にかけて、生命力の再生を象徴する花とも。「だからこそ作者はそこに自らの復活の兆しを見たのだろう」と解説は結んでいました。ギリシャ神話で語られるエピソードは雪解けすぐに花を咲かせるクロッカスのイメージを膨らませてくれます。それにしても、ギリシャ神話にはクロッカスの他にも水仙など、美青年と花を結びつけるエピソードが語られていて興味深いなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。クロッカスの名の由来に

  • クロッカスと新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温1.6℃、最高気温17.8℃。最高気温17.8℃と暖かで風もなく、春らしい日となった本日。午後から大麻西町公園のクロッカスの群落を見てきました。我家の庭にもクロッカスが咲いているのですが、何故か、黄色の花が消えたのです。実際に群落の中に黄色の花があるのを見ると、黄色が全くない我家とは雰囲気がずいぶん違うなと感じます。雪解けあとの、緑もまばらな時に咲く黄色の花は、光に似て元気を与えてくれる気がしました。本日の新北のうた暦から。「粥を匙ですくいながら、悲しさや淋しさとも違う感傷が、作者をして『啄木忌』を思い起こさせたのだろうか」と解説にあります。「耳裏さみし」とは何とも微妙な心境を思い起こさせる言いようかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・...クロッカスと新北のうた暦と

  • 「道の駅とうべつ」と野幌森林公園と

    晴れ。最低気温1.8℃、最高気温15.9℃。5時半撮久しぶりに訪れた「北欧の風道の駅とうべつ」です。駅内の高陣というお店で〈ごぼう天そば〉を頂きました。当別町は仙台藩岩出山(いわでやま)伊達家第10代当主・邦直が礎を築いたと言われています。仙台藩亘理伊達家第14代当主の伊達邦成の実の兄にあたります。開拓の村の岩間家農家住宅は仙台藩亘理領から移住してきた人たちの一員が建てた家屋。今年度もここを担当する機会があるので、つい邦成目線になってしまいました。我家に戻る前に野幌森林公園へ。大沢口に福寿草が黄金色の花を咲かせていました。そして、遊歩道脇にはエゾエンゴサクも咲いています。森の中に優しい春が待っていました。春愁とは、「春の季節のなんとなく物憂い気分をいう」のだそうです。「春愁の席に着く」と詠んでいるところに...「道の駅とうべつ」と野幌森林公園と

  • 開拓の村の研修へ

    晴れ。最低気温1.4℃、最高気温12.3℃。午後から開拓の村へ。13時から15時半まで、「村内ガイド研修」に参加してきました。1時間ほどは室内で「ガイドの心構え」を講義して頂き、その後、市街地群から農村群の岩間家までを歩きながら「見どころスポット」や「撮影スポット」のいくつかを伺うことに。およそ30名のボランティア仲間と学芸員さんのお話に耳を傾けてきました。来村者に楽しんでいただくガイドとは何だろうと、心を砕いているワタクシ。先ずは初心に戻って、こうした研修にできるだけ参加しようと思っているところです。さて、雪がほとんどなくなった村は風もなく青空が広がり、暖かな日が差していました。いよいよ開拓の村に待ちわびた春がやって来たようです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・...開拓の村の研修へ

  • 「Ume Cafe」にて桜の花見

    曇り時々雨。最低気温5.1℃、最高気温7.5℃。桜が満開です。午前は北海道立図書館へ。午後からは家人と「UmeCafe」にてランチタイムを過ごしてきました。「UmeCafe」は我家から徒歩5分ほどの所にあり、窓越しに野幌森林公園の樹木を見ることができます。今日はフレンチトーストと紅茶を美味しく頂きました。ふわふわのフレンチトーストには生クリームが添えてあります。フレンチトーストそのものだけでも隠し味のような塩味が効いていて絶妙な味を楽しめました。それに生クリームを加えて、濃厚な味わいにも出合えた気がします。室内では桜が満開で、一足早く、花見をしながらのランチタイムとなました。雪解けが進んだ野幌森林公園大沢口です。本日の新北のうた暦の掲歌です。4月は入学や就職シーズンで、「掲出歌での情景もまさにそんな春のひ...「UmeCafe」にて桜の花見

  • 「たかはしさんちのおうちカフェ」へ

    曇り時々雨。最低気温6.5℃、最高気温13.8℃。午後から出かけた「「たかはしさんちのおうちカフェ」です。2025年1月19日に新規オープンとのこと。13時少し前にお店に入りました。入れ替わりの時間帯だったようで、私たち以外にはもう一組のお客様だけという贅沢なひとときだった気がします。3種類あるランチメニューの一つ、ランチプレートをオーダーしました。メインディッシュはスコッチエッグです。衣はカリっとしてサクサクし、中身の半熟卵はとろりとしていて、たいそう美味しかったです。また、ランチメニューとセットに飲み物はセットになっているので、こちらはカフェオレをお願いしました。サイホン式で淹れた珈琲を主にしたカフェオレは薫り高く格別でした。お店を仕切っていたのは温かな雰囲気が感じられる姉妹のお二人です。姉の方(かた...「たかはしさんちのおうちカフェ」へ

  • 開拓の村へと

    晴れ時々曇り。最低気温-1.4℃、最高気温12.8℃。「令和7年度北海道開拓の村ボランティア活動説明会」及び「令和7年度北海道開拓の村ボランティアの会総会・懇親会」に参加してきました。会場は札幌開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)地下講堂。ボランティア登録者総数169名での新しい活動の始まりとなった本日。10時半からランチタイムを挟んで、全ての予定を終えて我家に帰宅したのは16時半を回っていました。思えば、「お話をする側」が多かった活動から一転して、ほぼ「お話を聞く側」の1日となり、それが一番、学びになった気がしています。そして、本日の新北のうた暦の掲句に「網走川の蜆舟」が詠まれていて、目を引きました。網走はワタクシの故郷。解説にある「オホーツク海」も馴染みのある響きです。懐かしさに浸りながら、解説を読み...開拓の村へと

  • 南町公園と新北のうた暦と

    晴れのち曇り。最低気温0.4℃、最高気温9.7℃。さくらの蕾午後から近くの南町公園へ。雪解けがさらに進んだので、気になっていた公園の階段を降りて下へ。そして、少し歩くことに。木々に包まれ、残雪があるこの空間は、意外に爽やかな空気に満ちていました。日当たりのよい南斜面に雪はなく、笹の緑しか見えないけれど、春なんだなと自分に確かめたりして・・・。風もなく暖かな昼下がりのひとこまでした。そして、本日の掲歌です。ミツバチが詠まれています。歌からは離れるのですが、ミツバチのことを。人間の食料の3分の1は昆虫が受粉した食料に由来し、その役割の多くを担うのがミツバチだと、直木賞を受賞された河崎秋子さんが新聞に書いていました。そのミツバチ1匹が、1生かかって集めることができる蜂蜜の量はわずかティースプーン1杯弱。夏の働き...南町公園と新北のうた暦と

  • 卓上四季と野幌森林公園と

    曇り時々晴れ。最低気温0.0℃、最高気温5.3℃。5時49分撮長田弘さんが著した「最初の質問」から引用された散文詩の一節に心惹かれました。「今日、あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。雲はどんなかたちをしていましたか。風はどんな匂いがしましたか。あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか・・・」この詩は、「時代は言葉をないがしろにしているーあなたは言葉を信じていますか」との問いかけで結ばれているそうです。コラムの筆者は「不確かな言葉が満ちているいまだからこそ、確かな言葉を読者の手元へ届けたい」と綴っていました。時代の流れは予測不能ですが、その時々に誠心誠意をもって向き合うことができる自分で居れたらと良いなと思います。午後から野幌森林公園へ。大沢口の車止めはその全体像が確認できる...卓上四季と野幌森林公園と

  • 新北のうた暦から

    曇り。最低気温2.1℃、最高気温5.3℃。午後から傘をさして、近くの南町公園まで歩いてきました。風もなく雨は静かに降り続き、雪解けを促しています。階段を降りたところのベンチも姿を現しました。春の空気を感じながらの公園散策。良い気分転換になりました。本日の掲句です。JR北海道の総駅数の7割ほどが無人駅となっていると解説にあります。以前、JRを乗り継いで道内を一周したことがあり、無人駅がずいぶん多いなと感じたのですが、7割とは驚きました。掲句では無人駅が「春の時間をのせるだけ」と詠まれています。「のどかな春の時間だけを乗せ、虚しくドアが閉まり、次の駅へと発車した」と解説は結ばれています。人口減少など負の部分を背負っている無人駅で、乗車するのは「春の時間」としたところに、明るさが少し加味されたように思いました。...新北のうた暦から

  • 野幌森林公園へ

    曇り時々雨。最低気温-0.5℃、最高気温7.0℃。午後からピアノの先生のお宅へ。その後、傘を差して野幌森林公園大沢口まで歩いてきました。雨が雪解けを促しています。大沢口の車止めはついに足もとまでの全容が見えてきました。その付近ではフキノトウが顔を出しています。エゾノバッコヤナギの芽もまた膨らんだような気がします。森の中の芽吹きを待つ木々や野草、生き物たちの上にも小雨が優しく降り注いでいました。明日は一転して雪の予報が出ている当地です。「気を引き締めよ」との声がどこかから聞こえそうな4月のスタートです。それでは、今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園へ

  • 百合が原公園と卓上四季と

    晴れ。最低気温-3.3℃、最高気温6.5℃。青花キクザキイチゲソメイヨシノ午後から百合が原公園へ。緑のセンター温室では早春に咲く福寿草などの野草や桜のソメイヨシノなどを見ることができました。まだまだ雪が残る北海道の当地は、雪解けと降雪を繰り返しているところです。散歩コースの一つ、ワタクシの大好きな野幌森林公園も、もうじきスプリングエフェメラルと呼ばれる花々が咲き始めることでしょう。今日は緑のセンター温室で、一足早く花々のいぶきを感じ、エネルギーをたくさん頂いてきました。本日の卓上四季には胸に刻んでおきたくなるような曲や詩の一節が引用されています。4月1日とは、新しい年度の始まりの日。楽曲「この部屋に住む人へ」から〈旅たちの時、始まる季節〉、詩「出発ー春のソネット」からの〈おのずからひらけるのが/道というも...百合が原公園と卓上四季と

  • 白鳥の居る所と

    晴れ時々雪。最低気温-7.1℃、最高気温2.1℃。度々雪が舞う一日となりました。午後から、白鳥を見に江別市内篠津地区へ。今日は畑のあちこちで餌をついばむ姿や、優雅に飛んでいる場面も目にすることができました。白鳥は繁殖のために涼しいシベリアの夏を目指して北へ向かい、その途中、北海道に立ち寄るのだそうです。こうした渡り鳥の生態は今も不思議なままで、渡りをする鳥たちへのリスペクトも変わりません。さて、昨年と同じ時期と場所に今年も白鳥たちがやってきました。これは、自然の循環が途切れずに続いている証のようにも思え、有難いことなのかもしれません。そして、本日の新北のうた暦の掲句では雁が詠まれています。以前、宮島沼ではマガンのねぐら立ちとねぐら入り、ウトナイ湖ではねぐら入りを見ました。ねぐら立ちでは何万羽ものマガンが一...白鳥の居る所と

  • 弥生三月、雪降る降る

    晴れのち雪。最低気温-4.9℃、最高気温4.7℃。すっきり晴れた朝を迎えて日の光をまぶしく思っていたそばから、ご機嫌がすっかり悪くなった空から雪が激しく降り始め、一時猛吹雪となりました。辺りは再び雪景色です。日本ハムファイターズの試合が6回目に入る頃、何事もなかったかのように優しい日が射し始めました。三月も終わりに近づいています。北海道は「雪の果」という言葉がより心に寂しく響きそうな気がします。JRに乗車して車窓から眺める景色は北海道にあっては向こうの果てが遠いのです。掲句の「母恋駅」は「JR北海道室蘭線にあり、昭和10年開業の木造駅舎が現存する」と解説にあります。ワタクシも22年の10月にJR北海道室蘭線に乗車した折に車窓から見たことがあったと記憶しています。雪降る中にたたずむ木造の無人駅舎の名称が「母...弥生三月、雪降る降る

  • 「木版画同好会作品展」へ

    晴れ。最低気温-0.8℃、最高気温4.6℃。午後から、30日まで開催予定の大麻木版画同好会作品展へ。メリハリのある木版画のイメージを超える、繊細な彩色が会場を華やかにしていたように思います。木版画の作品が並ぶ会場には「写真撮影OK」の張り紙があり、有難くカメラに収めてきました。三月も押し迫ってまいりました。雪化粧した風景に目覚めた朝です。春の甘い夢が現実に戻されるような朝です。さて、本日の新北のうた暦の掲歌は退職にあたっての歌でしょうか。「職を辞することにこみあげる感情を押し戻そうとしているように感じる」と解説にあります。英語のフレーズが挟まれて目新しさを感じました。このような歌を詠んだ作者には、新しい道が見えていそうな気がしました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・...「木版画同好会作品展」へ

  • 野幌森林公園・自然ふれあい交流館へ

    曇り時々雨。最低気温0.6℃、最高気温2.9℃。パネル個展オオワシやノスリの大きさを示す展示「3月の森を楽しもう」のパネル今日は野幌森林公園・自然ふれあい交流館へ。館内では写真家による「パネル個展」が開催中で、美しい写真に抒情的な一文が添えられていて、魅せられました。他に、「オオワシやノスリの大きさを示す展示」や「3月の森を楽しもう」のパネルなどがあり、興味深かったです。久しぶりの館内では、のんびりと良い時間を過ごせました。さて、野幌森林公園・大沢口の車止めは全体像が現れるのも間近でしょう。車止めの向こうは水蒸気が立ち込め、霞んでいました。エゾノバッコヤナギの芽はまた膨らんだようです。森の中は木の根元周りの雪が解ける、「根開け」があちこちに見えます。今日は日差しがなくて肌寒く、暗い空から小雨が降ってくる1...野幌森林公園・自然ふれあい交流館へ

  • 開拓の村へ

    曇りのち雪。最低気温-2.7℃、最高気温4.2℃。現在、馬橇と馬車鉄道の運行は休止しています。フィリピン、タイなどの暖かな国からの来村者の多くは夏靴で雪道を歩くことになるようです。そのようなこともあり、必要とする方々に、昨年の12月頃から長靴の無料貸し出しを行っています。本日は今年度最後のボラティア活動となりました。天候はあまりよくなかったのですが、2組の皆さんをご案内することに。2月と比べると、雪解けがぐんと進んで、歩きやすかったです。午後からは雪に風が加わり、春めいた気分で過ごしていた身には寒く思えました。不思議なことですが、寒くて、こごえそうでも、来村者の皆さん、仲間や村のスタッフさんが居る開拓の村は、良いところだなと思えます。加えて、発足してから40年以上が経過し、今や自然環境も含めて本当に一つの...開拓の村へ

  • 「春愁」の句を

    雨のち晴れ。最低気温2.1℃、最高気温5.9℃。夕方朝方「春愁」とは「春の明るさの中に、とらえどころのない憂いや哀しみを感じるという意味で、具体性のない曖昧な言葉だ」と解説にあります。それを「不規則な多面体」と詠んだ作者に脱帽です。「春愁」から生まれるこうした作品に出合うと、多様な思いを発芽させる言葉なのだと感じます。「春愁」という茫洋としたものを受け止め、じっくり向き合ってこの春を迎えてみようかなどと不遜な思いも頭をめぐります。そんなことをぼんやり考えていたところ、朝から雨模様だった空が、突然輝き始めました。日が射してきたのです。このようにくるくると空模様は変わりますが、ともあれ、残り少ない三月を元気に過ごしたいと思っています。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「春愁」の句を

  • エゾノバッコヤナギと新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温3.4℃、最高気温7.6℃。日差しが戻った日中でした。風は冷たかったのですが、雪解けがさらに進んでいます。買い物に出かけた先で見かけた人たちの多くは、ふかふかのダウンから少し薄目のコートを羽織っていました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。解説によると、「お笑い芸人に短歌を依頼するというコンセプトの書籍『芸人短歌』(井口可奈編著)からの一首」とあります。短歌が自由自在に詠まれていて、短歌の奥の深さを思いました。才気あふれる短歌に大きな刺激を頂いてます。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。エゾノバッコヤナギと新北のうた暦と

  • 聴覚が冴える雪解けの句に

    晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温5.4℃。近所の公園も雪解けが進んでいました。日当たりのよい南側の斜面は黒土がのぞいています。本日の掲句もまた、雪解けの頃の情景が詠まれています。解説にあるように、北海道の我家の屋根も瓦ではなくトタンです。トタンといえど、屋根を歩くカラスの音は聞こえないのですが、想像することはできます。カラスの足音で屋根の雪解けを察知する「鋭い聴覚」には驚きととも新鮮さを感じました。雪解けを待つ者の感受性が研ぎ澄まされる時、それが今なのかと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。聴覚が冴える雪解けの句に

  • 「海明け」の句に

    曇り。最低気温0.8℃、最高気温4.2℃。先日、網走の姉より送られてきた流氷の写真です。「海明け」も近い今日この頃。本日の新北のうた暦の掲句には「海明け」を詠んだ句が掲載されていました。「海明けの解放感とよろこびが伝わる」と解説にあります。「特大の愛妻弁当」のなんと力強いことかと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「海明け」の句に

  • 雨の朝と篠津川の白鳥と

    雨のち曇り時々晴れ。最低気温3.3℃、最高気温7.1℃。朝食前に野幌森林公園大沢口まで歩いてきました。雨が降る中、傘をさしての散歩もまた楽しかったです。午後から家人と篠津川へ。居りました、白鳥が数羽。本年、初の白鳥を見ることになりました。辺りの畑には雪が残り、白鳥が群れて餌をついばみに来るにはまだ早かったようです。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。過去のにぎわいを知っている人にとっては、懐かしい光景をこの歌に重ねることでしょう。それはそれで良しとして、今の風景にもなにがしかの意味を見つけることができたならと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雨の朝と篠津川の白鳥と

  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    曇り時々雨時々晴れ。最低気温1.7℃、最高気温4.9℃。(5時50分撮)朝の散策はなんだか良いものです。朝からプラスの気温となり、マイナスにならないまま夕方を迎えています。美容院からの帰り、野幌森林公園大沢口へ立ち寄ることに。エゾノバッコヤナギの芽が一段と膨らんでいました。今年の流氷です。先日、網走の姉から送られてきました。本日の新北のうた暦の掲句です。「掲出句は流氷も大方去った雪の情景を詠んだ」と解説にあります。「流氷」は春の季語とのこと。「海峡は雪のカーテン誓子の忌」とは、美しく、壮大な情景が織り込まれている句だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 春分の日の

    晴れ。最低気温-7.1℃、最高気温3.1℃。清々しい朝を迎えた春分の日。歩道は凍り付いていましたが、スズメの目の向こうには優しい春の姿が映っているはず・・・・・。夕暮れも美しくて・・・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。今日は春のお彼岸の中日。雪は解ける、凍る、降るを繰り返し、春はぬかるみを繰り返しながらやってきます。春のぬかるみは春泥とも。作者はお墓参りを済ませて、靴を脱いだ時に、「墓園から春の泥を連れて帰ってきたのだ」と解説に。靴についた春の泥を「連れて」という表現にも、それを見逃さなかった観察眼にも注目してしまいました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春分の日の

  • 春はあけぼの

    晴れ。最低気温-12.4℃、最高気温2.9℃。今日の朝は肌寒いというよりは、冷え切っていました。だからこその澄みきった空気は、自然からの贈り物のようだと思います。西の空に月がぼんやり見え、スズメたちのさえずりが聞こえました。ランニングする人、歩く人、車で出かける人と早朝から人も活動開始です。春はあけぼの除雪なしで始まる一日となりました。昨日は北翔大学の卒業式で、帰りのバスの窓越しにはかま姿やスーツ姿の卒業生を見かけました。本日の卓上四季には卒業式を目前にして遭難し、帰らぬ人となった沢田儀一氏のことが取り上げられていました。今から60年前の悲しい出来事が遺書などと一緒にまとめられ、「雪の遺書」(大和書房)として出版されたそうです。この時期だからこそ、手に取ってみたい本の一冊のように思えました。「まだ冬の気配...春はあけぼの

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-9.6℃、最高気温2.6℃。昨日とは打って変わってお天気に恵まれ、春の日差しに心もほどけてゆきます。本日は新札幌のアークシティホテル内・レストランアバンティにて作文サークルがあり、参加してきました。先生やお仲間のお話に耳を傾けることおよそ2時間。話は多岐にわたり、このようなおしゃべりが良い刺激になっているなと感じています。ランチタイムには五目あんかけご飯を頂き、次回の参加を期して終了となりました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「宇宙樹」とは「アステカや北欧などの神話に登場し、天界と地下界を貫く巨木」。また、「春一番」とは「立春から春分の間に初めて吹く強い南よりの風」と解説にあります。「世界を体現するという宇宙樹と、その樹をゆらす春一番を感じている作者」とも。壮大な世界と自身を結び付...新札幌へと新北のうた暦と

  • 江別市立病院へ

    雪。最低気温-1.2℃、最高気温0.3℃。98歳の義母の通院日でした。月曜日の午後は担当医の予約者のみの診療です。院内は午前の診療風景とは違って、人影も少なくゆったりとした雰囲気に感じられました。レントゲンと血液検査を終えた後、お医者さまから特に変わりがないと言われ、本人もホッとしていたようです。吹雪模様の朝を迎え、およそ14㎝の積雪。午後からの病院行きは吹雪模様でしたが、帰りは雪の降りかたも落ち着き、今に至っております。本日の北海道新聞の一面に踊っていた記事です。春の嵐にJRの運休やオホーツク海や太平洋側では一部の小中および義務教育学校の臨時休校が伝えられていました。天候は自然の采配にお任せして、ワタクシは自身の采配に気配りしようかなと。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように...江別市立病院へ

  • 「いちえ会」作品展へ

    晴れ時々曇り。最低気温-4.5℃、最高気温2.5℃。野幌公民館にて開催中の絵画サークル「いちえ会」(渡辺幸男代表)の作品展へ出かけてきました。この度で第85回とのこと。会員16名の油彩、水彩、アクリル、スケッチの計37点の作品および講師の小崎正人氏の油彩と透明水彩の計2点が一堂に展示されていました。精進されたであろう一つひとつの作品が並ぶ会場には良い意味での独特の雰囲気が感じられます。描きたいと思いつつ何も描かずにいるワタクシには良い刺激になりました。とにかく、はがき絵を1枚でも描こう・・・・。帰りに遠回りをして野幌森林公園大沢口へ。エゾノバッコヤナギの芽が膨らんでいます。自然ふれあい交流館前の小さな丘に向かってエゾユキウサギの足跡が続いていました。春へ・・・かな・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆...「いちえ会」作品展へ

  • 「0歳からのわいわい音楽会」と新北のうた暦と

    雪時々晴れ。最低気温-1.0℃、最高気温1.8℃。江別市市政施行70周年記念イベントの「0歳からのわいわい音楽会」へ家人と出かけてきました。主催はNPO法人えべつ楽友協会、共催は江別市教育委員会です。大麻公民館内の「えぽあホール」にて、本日、14時からの開演でした。演奏は「世界旅行音楽団つきのさんぽ」の4人組。パンフレットによると、4人とも様々なジャンルのTOPで活躍中とのこと。ヴァイオリン、ギター&マンドリン、ベース&ホイッスル、パーカッション奏者のそれぞれが一流のアーティストだったのです。それゆえに、「0歳からのわいわい音楽会」とパンフレットにある通り、幼児さんたちがわいわいと盛り上がる中にあって、ゆるぎなく美しい音楽を奏で続けられていたのかと納得しました。子どもたち数十人が舞台にかぶりつきで、その中...「0歳からのわいわい音楽会」と新北のうた暦と

  • 「ショー」から「いきもののじかん」へ

    吹雪。最低気温0.4℃、最高気温2.7℃。「おたる水族館」は通常営業を15日から再開するにあたり、「ショー」を「いきもののじかん」へと呼び方を変えるそうです。この記事を見て、今まで、「ショー」という呼び方に違和感を持っていたワタクシは大いにホッとしたのでした。記事にあるように、ショーという言葉からは見せ物や動物の意思に反することを無理じいしているように思えたからです。サーカスなどの場面でも同じように感じて、できれば見たくなかったという思いでした。これからは「イルカショー」は「いるかのじかん」、「ペンギンショー」は「ぺんぎんのじかん」とするそうです。呼び方を変えるというところに動物に対する暖かな目線を感じ取ることができ、良かったなと思っています。イルカもペンギンももともとは自然の中で暮らしていたものを、人間...「ショー」から「いきもののじかん」へ

  • 北海道博物館〈楽器☆見る・知る・考える〉展へ

    雨のち晴れ。最低気温3.3℃、最高気温8.6℃。北海道博物館第24回企画テーマ展が2025年4月6日まで開催中です。熊よけラッパなど見学中はワタクシ一人だけで、この広い空間が貸し切り状態でした。さて、展示はそれぞれに興味深かったのですが、特に熊よけラッパや自然が創り出したほら貝などの音具(おんぐ)に引きつけられました。「音具(おんぐ)」とは「音を出すことで具体的な目的や用を果たす道具」とパンフレットにあります。ですが、「音具(おんぐ)」は音をだすしくみは「楽器」と考えられているものと非常に近かったリ全く同じだったりするので、「音具」と「楽器」の区別はあいまいなのだそうです。そういえば、のこぎりなどを「楽器」として用いて曲を演奏していた場面を見たことがあります。やはり、「楽器」の定義も、「楽器」とその他のも...北海道博物館〈楽器☆見る・知る・考える〉展へ

  • 朝の光と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温8.9℃。朝から暖かだったので、久しぶりに表に出て朝日のあたるバス通りまで足を運んできました。朝を告げる光が優し気で、良い一日の始まりを予感させます。いつもとは違うことをしてみるのは、わくわくすることへの近道かと・・・・。「オルガンの余韻心に雪解道」の作品はロマンにあふれていて素敵だなと思いました。風はそよ風なのだろうと想像できるのも雪解道が春を想起させるからかと。解説にならって、この作品をさらに味わうことができそうです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。朝の光と新北のうた暦と

  • 卓上四季と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-2.1℃、最高気温5.5℃。本日の卓上四季です。14年前の今日、M9.0という日本の観測史上最大といわれる巨大地震が東日本沿岸一帯を襲いました。「あの日からきょうで14年。被災地で何度も聞くことばがある。津波は必ずやってくる。だから決して忘れないで。そして備えて。」とコラムは結ばれています。14年前、被災地で起きた津波の恐怖と原発のもろさを心して記憶しなおそうと思いました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「作者ならではの視点から、発生直後の緊迫感を伝えている」と解説にあります。連作の表題「報道部にて」で詠まれた中の1首とのこと。当時の状況や心情を汲み取ることができる貴重な作品のように思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。卓上四季と新北のうた暦と

  • 三月の晴れの日は

    晴れ。最低気温-9.3℃、最高気温4.6℃。月齢10.1の月最高気温4.6℃と日中は風もなく晴れて暖かでした。午後から北海道立埋蔵文化財センターまで歩くことに。雪解けが進み、車道はアスファルトが出ていました。雪が降っても、その雪を解かす勢いが強まっているのを感じます。雪解けも始まれば止めることができなくなるもの。今日は何ということもない一日でしたが、有難いことだと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。三月の晴れの日は

  • 「アシリ・和来」と「やさしくあれと」の句と

    晴れ。最低気温-8.2℃、最高気温3.6℃。「アシリ・和来」へ岩見沢市にある社会福祉法人クピド・フェアが運営するレストラン兼ギャラリー「アシリ・和来」へ家人と出かけてきました。「アシリ・和来」ではビュッフェ形式で食事を楽しむことができ、今日は子ども連れの家族など老若男女でにぎわっていました。私たちは待ち時間の間、レストラン兼ギャラリーを一巡りして作品を鑑賞。実はこの建物の存在を知ったのは先日の北海道新聞の記事でした。その記事によると、作品は同法人の障害者施設の利用者が職員さんの手を借りつつ、毎年一体ずつ作り上げてきたものとのこと。住宅用断熱材の端材を加工して土台を作り、それにおよそ直径2.5㎝の円筒状に巻いた梱包用の段ボール紙を貼り付けていくのだそうです。この巻いた段ボールは大量に必要で、利用者さんの身体...「アシリ・和来」と「やさしくあれと」の句と

  • 野幌森林公園と福寿草のうたと

    晴れ時々曇り。最低気温-9.9℃、最高気温1.3℃。今朝はおよそ21㎝の積雪があり、除雪に始まる日となりました。午後から野幌森林公園へ。日差しがあって暖かかったので、大沢口から少し森の中へ足を運んできました。踏みつけ道ではありますが、大雪の後とは思えないほど、しっかり歩くことができる道です。たくさんの人が通るとこんなふうに道ができるのかと思い、最初に歩く人は大変だっただろうという思いが頭を一巡りしました。さて、自然ふれあい交流館へ行く途中の猫柳は膨らんできています。雪が降ろうとも春の訪れを妨げることができないようです。雪の下では春を待つ植物たちが芽吹く準備に勤しんでいることでしょう。大雪の朝ミモザ2月7日撮大雪の朝を迎えた当地。新北のうた暦では福寿草が詠まれています。今日は国際女性デーとのこと。イタリアで...野幌森林公園と福寿草のうたと

  • ロイズと野幌森林公園と

    雪時々晴れ。最低気温-3.5℃、最高気温-0.2℃。雪が断続的に勢いよく降り、玄関前はおよそ20㎝ほどの積雪となりました。市内のロイズで家人と買い物兼お食事を。珈琲と店内パンコーナーで購入したマルゲリータです。イートインコーナーには私たち以外に利用している人は居なかったのですが、店内にはバレンタインデーのお返しを購入する人もいたかもしれず、けっこうにぎわっていました。野幌森林公園へ今日の降雪で、ゴミやチリなどが顔を出す光景を見るのはまだあとになりそうです。例年、雪解が落ち着いた頃には、町内のゴミが町民の手で一掃されることになります。さて、話は本日の新北のうた暦に戻ります。娑婆とは、「自由を束縛されている世界からみて、外の自由な俗世間をいう」と解説にあります。雪解で「俄に表れ出てくる世界は、やや人間臭く感じ...ロイズと野幌森林公園と

  • 新北のうた暦から

    雪時々曇り。最低気温-2.5℃、最高気温1.7℃。2月28日撮本日の新北のうた暦の掲句です。当地ではほぼ15㎝の雪が降りました。このところ、春の訪れを待ちながら、せっせと降る雪を見ています。野幌森林公園のあの猫柳は、雪を頭に積もらせながら、何を想っているのでしょうか。「雪解けの小川の水音にリズムを合わせ、気負いもなく呟いているかのように輝く猫柳に、肩の力を抜けと言われた気がしたのだ。」と解説にあります。猫柳の姿を通して詠まれた作品を解説を踏まえてじっくり味わいたいと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦から

  • 啓蟄と新北のうた暦と

    雪時々晴れ。最低気温-10.5℃、最高気温1.2℃。「啓蟄の日」だったのかと北海道の雪景色を見て思います。一部の虫たちには「うっかり出てきてはいけません」と忠告したくなります。本日の最低気温は氷点下なので、心の準備をして地上に出てきても、凍り付いてしまうかもしれません。ですが、軒先から落ちてくる滴が、雪に交じって一定のリズムを保っています。そのリズムが春を待つ身には、春への前奏曲に聞こえなくもありません。冬と春が入り混じったこの時期は例年のことながら、頭が混乱してさながら頭の柔軟体操をしている気分になります。それにしても、啓蟄と「もの言いたげな広辞苑」との取り合わせが新鮮に感じられました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。啓蟄と新北のうた暦と

  • 「イーハトーブセンターだより第146号」他が届く

    晴れ時々雪。最低気温-8.6℃、最高気温-0.8℃。「イーハトーブセンターだより第146号」他が今日、届きました。宮沢賢治学会関係者の皆様、ありがとうございます。岩手県大船渡市では山林火災で大変な状況と伝えられています。先ずは一刻も早く鎮火されることを願っています。そして本日の新北のうた暦です。視点を変えると今まで見えないものが見えてくるもので、美しいと感じる対象も違ってくるのかと思いました。確かに「ほとんどのサラブレッドは美しい負け方を競う」ものだと。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「イーハトーブセンターだより第146号」他が届く

  • 野幌森林公園へと雛人形の句と

    雪時々曇り。最低気温-7.1℃、最高気温-3.2℃。吹雪いたり、晴れ間が広がったりと何とも落ち着かない天候の桃の節句となっています。それでも、春は近づいてきていると感じながら、野幌森林公園まで歩いてきました。途中、スズメたちの囀りが耳に入り、続いて数羽の姿が遠目に見えてきます。小さなカメラを最大限ズームにして吹雪の中の彼らの姿を捉えました。その後、こわがらせないように来た道をもどって大沢口へ。旧開拓使札幌本庁舎に展示されています。本日の新北のうた暦の掲句です。二女の立ち位置とはなかなか微妙なものなのだと察しました。ワタクシは三女で末っ子なので、姉たちとは9歳や7歳も離れていて、こういう面では幸いだったかと。さて、今は、雛人形も豪華なものから、コンパクトサイズに売れ筋が変わってきている気がしますがどうなので...野幌森林公園へと雛人形の句と

  • 新北のうた暦の句に

    雪のち晴れ。最低気温-7.3℃、最高気温4.4℃。日が差すとパッと明るくなるものの、冷たい風が吹き、時には吹雪に見舞われた一日となりました。さて、本日の新北のうた暦の掲句ですが、雛人形を飾るときの心境が織り込まれているようです。明日は桃の節句。「いとおしさにあふれる雛との時間が過ぎてゆく」と解説は結ばれ、余韻が感じられました。親が子を慈しむ心は今も昔も変わらないと思いたいのですが、世の中にはそうではない場合もあるようで・・・・。いずれにしても、桃の節句は春にちなんで優しい色が似あっていてほしいものです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦の句に

  • 「そば工房 風遊」へ

    晴れ。最低気温-3.4℃、最高気温6.6℃。江別市豊幌花園町の「そば工房風遊」へ家人と出かけてきました。営業は土・日曜日のみで、年を重ねられたご夫婦が営んでいるこじんまりとしたお店です。アットホームな雰囲気に華やかさを添えているのは吊るし雛です。お部屋の壁や窓にかけられた吊るし雛飾りに目を奪われていると、最初にお通しとそば茶が運ばれてきました。そして、かけそばです。美味しい出汁に細いそばの麺が絡んで味わい深い一品になっています。これで終わりと思っていたところへ、桜そばが桜塩とともに出されました。桜の香りが口の中に広がり、三月最初の日に有難いなと思いました。さらに蕎麦湯で頂く珈琲を勧められ、頂くことに。インスタントコーヒーとは思えないマジックが蕎麦湯にあるようで、淹れたてかと思う味でした。これに小さなゼリー...「そば工房風遊」へ

  • 二月の最終日のあれこれ

    晴れ。最低気温-5.0℃、最高気温6.9℃。午後から野幌森林公園へ。雪解けが進んだ車道の水田たまりです。歩道もざくざくしていました。森の中もどこか春めいて、積もったがも鏡餅のように角がとれてまるくなってきています。野鳥が餌を取るのに幹を伝って上がったり下がったりとせわしなく動き回っています。大沢コースの水辺には水芭蕉が姿を見せています。猫柳も膨らんできました。明日から三月を前にした、二月最終の日の森の中。最高気温6.9℃と今季一番の暖かさとなった今日のあれこれです。そして、本日の北海道新聞に、網走の流氷の記事が載っていました。流氷観光砕氷船「オーロラ」がオホーツク海をゆっくり進んでいる様子が撮影されて、掲載されていました。流氷と「オーロラ」の美しいコラボ写真です。「オーロラ」は3月31日まで運航予定とのこ...二月の最終日のあれこれ

  • 開拓の村で初転び

    雪のち晴れ。最低気温-3.4℃、最高気温1.4℃。今日はボランティア活動とし開拓の村へ。2組の来村者の方々と村内を歩いてきました。1組目の方は岩見沢のご夫婦で、現在開催中の「ひな飾り」展示場へご案内することに。村内9建造物内に展示されているひな人形の展示場のうち、8棟を見学して頂きました。もう一方は東京から来られた方で農村群の開拓小屋(開墾小屋とも)へ向かった後、冷えてきたこともあり、囲炉裏の火入れ実施中の青山家漁家住宅で暖まってもらい、住宅街を通って食堂でお別れしました。日差しの割には冷たい風が吹く村内でしたが、村に親しんで下さったようでホッとしています。本日も良い方々に恵まれ、楽しいひとときを過ごすことができました。ツルツル路面で転ばないようにと声を掛け合いながらの散策だったことを付け加えておきます。...開拓の村で初転び

  • 再び北海道開拓の村へ

    雪時々晴れ。最低気温-0.3℃、最高気温2.8℃。午前中、開拓の村へ足を運んできました。開拓の村は54.2㌶、東京ドームおよそ10個分の広さがあり、4つのエリアに分かれています。市街地群、漁村群、農村群、山村群です。今日は市街地群のエリアを歩いてきました。その中のいくつかをアップしたいと思います。開拓使札幌本庁舎。屋根に翻っている旗に描かれている星は北極星です。北極星は北辰星とも呼ばれていたのでこの旗は北辰旗と呼ばれ、開拓使のシンボルとなっていました。赤い色は開拓者精神を表わしているそうです。燃えるような思いが込められたのでしょう。冷たい風が吹いて、今日は元気よくはためいていたので、白地に赤い星のマークがしっかり見えました。当時の人たちがこの旗から元気をもらったように、ワタクシも元気をもらおうなどと勝手な...再び北海道開拓の村へ

  • 「かざみ鶏のごはん屋さん」へ

    晴れ。最低気温-7.2℃、最高気温3.8℃。馬の形のかざみ鳥が印象的です。バイクにイルミネーションがセットされています。昨日は午後から家人と車で10分ほどの江別市野幌若葉町にある「かざみ鶏のごはん屋さん」へ。新年が明けたばかりの1月19日に開店とのこと。「それは寒いときに、気合が入っていたんですね~」とワタクシ。「はい!」と笑顔の女性の店主さん。ワタクシは「しょうがやき定食」と紅茶、そしてバニラアイスのデザートを美味しく頂くことに。ランチにデザートまではお腹がいっぱいになり、めったにないケースなのですが、この度は義母から私たちへの誕生プレゼントだということで、お言葉に甘えました。ところで、お店はリニューアルで、屋根に掲げられている馬の風見鳥は以前のものを使用しているのだそうです。風見鶏が鳥ではなく馬という...「かざみ鶏のごはん屋さん」へ

  • 北海道開拓の村へ

    曇り時々晴れ。最低気温-12.0℃、最高気温0.9℃。来正旅館内に展示されていたひな人形です。青山家漁家住宅開拓小屋の内部です。冬もここで暮らしていたのかと思うと、何回も訪れている場所なのに、しばし立ち止まってしまいました。信濃神社馬橇が走っています。8歳馬のオーラが奮闘していました。今年、初めての開拓の村へ。約2か月ぶりの村でした。今日は市街地から漁村群の青山家漁家住宅へ向かい、そこから農村群へ。開拓小屋まで歩き、信濃神社、有島家住宅などの住宅街を通って札幌停車場へ戻りました。晴れて、風もなく暖かだったので、およそ1時間半の散策は清々しかったです。途中、8歳馬のオーラが曳く馬橇がすずを鳴らしながら走ってくるところをカメラに収めることもできました。久しぶりの開拓の村は美しい姿のままで、暖かく出迎えてくれた...北海道開拓の村へ

  • 大雪の日のあれこれ

    曇り時々雪。最低気温-7.7℃、最高気温-0.9℃。朝方は18㎝、午後からは12㎝の積雪となりました。木々には雪の花が咲き、美しい景色を見せてくれもするのですが。除雪におおわらわとなり、ほっと一息ついていると、また、傾きかけた日の光に雪が美しく舞っています。また、除雪用具の出番となりそうです・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「にはたづみ」とは水溜まりをいうのだと解説にあります。そこに雪解風が吹いて波模様が出現するのです。「まだ冷たい雪解風に思わず身をすぼめてしまう。北国の春の到来は、足もとのこんなところから始まる。」と解説は結ばれています。足もとで静かに始まっている春のお仕事に、目を凝らしてみようかなと・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。大雪の日のあれこれ

  • 午後から野幌森林公園へ

    晴れ時々曇り。最低気温-13.0℃、最高気温-0.6℃。2月に入ってから真冬日連続5日目です。光の春の2月がこれをもって証明された気がします。冷え込みは厳しいけれど、地に届けられる光は日に日に強さを増すということ。降ったばかりの雪の白さが光を浴びて化学反応を起こし、まろやかになっているのを見抜くのはおそらく、鳥たちだったり、エゾユキウサギだったりするのでしょう。キタキツネの眼だってそれを見逃さないだろうなどと思う午後でした。今日は午前中、美容院へ。お店は混雑をきわめていました。でもそういうこともあると刷り込み済みだったので、週刊誌などを読み漁って過ごすことに。美容院を出ると太陽は空の真ん中に来ていました。その後はいつもの通りに近くの商業施設へ。ランチは中華楼のレディースセットを。春雨担担はいつものように美...午後から野幌森林公園へ

  • 雪降る野幌森林公園へ

    晴れのち雪。最低気温-11.6℃、最高気温-2.1℃。午後から野幌森林公園へ。雪が深々と降る森の中。風もなく、まっすぐ降りてくる雪には不思議な暖かさが感じられました。行き交う人影もなく、動いているのは雪だけのような森の中です。二月もあとわずかとなってきました。明日も皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雪降る野幌森林公園へ

  • 岩見沢市のそば店とスキー場へ

    晴れ時々曇り。最低気温-12.6℃、最高気温-1.6℃。朝方、道路に積もっていた雪と脇にある雪山が・・・・9時半ころに、契約している除排雪業者さんが運び去ってくれました。おかげで、家や車庫の前がすっきりした感じです。この度も職人技といえる息の合った見事な働きぶりを見せてくれました。午後から、岩見沢市内のお蕎麦屋さん「ゆずき」へ。初めて入るお店で、「NEW新発売!」の「黒バラ海苔そば」に注目。写真で見る限り、一面が黒々としていて、大丈夫かなと不安もよぎりましたが、他店にはないと思われる新メニューに引かれて注文することに。初めて挑戦した「黒バラ海苔そば」ですが、確かに海苔の味と香りが立ち上がり、食感も良かったです。若干、味付けは濃いめに感じましたが、美味しかったです。千歳川この後、岩見沢市にあるグリーンランド...岩見沢市のそば店とスキー場へ

  • 流氷が詠まれた新北のうた暦の句と

    晴れ時々雪。最低気温-9.3℃、最高気温-0.7℃。午後からピアノの先生のお宅へ。昨年からショパンの「ノクターン第1番変ロ短調作品9-1」に取り組んでいます。今日は何とか次に進むことになりました。歩みはゆっくりですが、今は続けることが大事と心得て練習に励もうと思っているところです。〈2016年2月23日撮網走北浜駅の展望台から〉オホーツク海の流氷が思い起こされた、本日の新北のうた暦の掲句です。「厳しい風の音とともに氷を冬の海に練り込んでいるかのようだ」と解説にあります。流氷の姿をこのように見ることもできるのかと思い、流氷の魅力をまた一つ加えて伝えられる気がしました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。流氷が詠まれた新北のうた暦の句と

  • 網走で流氷接岸初日

    曇り時々雪。最低気温-6.4℃、最高気温-1.3℃。本日付の北海道新聞に「網走で接岸初日」の記事が掲載されていました。網走地方気象台は17日、今季の「流氷接岸初日」を観測したと発表。同気象台は同日午前10時半頃、職員が気象台の屋上から、海面の8割以上が流氷に覆われていることを肉眼で確認したとのことです。「流氷接岸初日」の観測基準は海面の8割以上が流氷に覆われ、船舶が航行できなくなること。今季の「流氷接岸初日」は1959年の統計開始以降、4番目に遅い接岸となり、これは平年より13日遅く、昨年より26日遅かったとのことです。ちなみにこれまでで最も遅かったのは2016年の2月22日と記事は伝えていました。スピード感が求められる今日にあって、流氷の動きは勝手気ままでおおらかでのんびりしている様子です。流氷はロマン...網走で流氷接岸初日

  • 市立病院も春へ

    晴れ。最低気温-2.7℃、最高気温2.1℃。義母の検診に付き添い、市立病院へ。1階のホールの片隅にはボランティアさんのデスクとその横にひな人形が飾られています。中庭は前回は一面真っ白だった気がするのですが、この度は雪の角が取れて丸くなり、ところどころに黒々とした地面が顔を出しています。春が一歩ずつ近づいているのを感じました。義母は10日前に処方された薬が効いたのか、診察の結果、症状が落ち着いていると診断され、次回の検診は1か月後です。診察を終えた後、車椅子で中庭を見てもらいながら廊下を一回りしてきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院も春へ

  • 春の兆しの日を

    曇りのち晴れ。最低気温-12.0℃、最高気温3.8℃。逆さになっていました。最高気温がプラスに転じ、風もなく暖かな日となりました。午後から野幌森林公園へ。車道にできた水たまりは空を映しています。大沢口からカツラコースへ向かうところで、アカゲラを見つけました。器用に逆さになって餌をとっている様子です。帰りの民家の庭で何やらおしゃべりをしているようなスズメを見かけました。暖かなのですがけっこうふっくらしています。足元の雪が冷たいからかななどと思ってしまいました。今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春の兆しの日を

  • 網走で「流氷初日」のニュース

    曇り時々雪。最低気温-3.4℃、最高気温3.0℃。網走地方気象台は午前10時20分、「流氷初日」を発表したとのニュースが放映されていました。網走の「流氷初日」は平年より24日遅く、最も遅かった1933年と比べて5日遅く、観測開始以来もっとも遅くなったとのことです。やっと、故郷網走の沖に流氷の姿が現れ、なんだかホッとしています。とはいえ、流氷は風の吹くまま、気の向くままなので、この後の動向が気になるところではありますが・・・。ところで、「流氷初日」とは「視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日」とのことです。(気象庁のHPより)そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。値上がりが続いているキャベツが詠まれていて、注目してしまいました。なるほど、解説にあるように葉と葉の間に「余白をいくつ...網走で「流氷初日」のニュース

  • 卓上四季から

    曇りのち晴れ。最低気温-5.8℃、最高気温-1.0℃。本日の卓上四季に福音館書店刊の「おおきなかぶ」が取り上げられています。1966年初版発行のこの絵本が200刷に達し、同社の「ぐりとぐら」「ねないこだあれだ」に次ぐ版数とのこと。耳になじみのある「うんとこしょどっこいしょ」が繰り返され、なかなか抜けない大きなカブにおじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ネズミが加わるあの絵本。ロシアの昔話をA・トルストイが物語として書き直した作品で、訳は内田莉莎子で画は佐藤忠良。佐藤忠良の彫刻は以前に数度見たことがあり、当時から新聞や雑誌での評価が高かったと記憶しています。この絵本の解釈は一般的には1人では不可能なことも皆が協力すれば可能になるというものですが、訳を担当した内田さんはそれを安易な捉え方と思っていたとのこと。コ...卓上四季から

  • 新北のうた暦に

    雪時々曇り。最低気温-4.7℃、最高気温0.3℃。一時、吹雪模様となり除雪が必要な日となりました。義母のところへ「まごころ弁当」を届ける行き帰りの風景です。藤の木公園の雪に埋もれた滑り台も春を待っている様子。除雪車も出動。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。「いくさあるな」と思う作者は「修羅の此方の雛飾り」と詠んでいます。解説の冒頭は2022年2月24日に起きたウクライナへの侵攻が語られ、「終戦の見通しは暗い」とあります。また、「修羅」とは此方の雛人形を飾り付けるなどの御家事情と紐解き、「楽しみながらの修羅なら平和そのもの」と。ふと、宮沢賢治の「みんなのほんとうのさいわい」という言葉を思い出してしまいました。賢治の「ほんとうのさいわい」はおそらくピンポイントでこれだというものではなく、理念のように奥深く...新北のうた暦に

  • 「さっぽろ雪まつり」大雪像のゆくえ

    晴れ。最低気温-11.0℃、最高気温3.3℃。午後のニュースで約200基の雪像と氷像がすべて取り壊されると放映されていました。解体作業は本日未明から始められたそうです。「さっぽろ雪まつり」閉幕後の管理が難しいとのことで、予定通りの手順で解体作業が進められていくのでしょう。雪や氷の宿命で水に戻っていくのです。作りはじめから解体が運命づけられている氷雪像に限りある命をもったものの切なさや懸命さの匂いのようなものを感じ取ることができるかもしれません。ならば、ヒトも限りある命と運命づけられている割には、この国ならではかもしれませんが、ノホホンと暮らせる「鈍感力」を持ち合わせていることに不思議な気もしています。さて、「さっぽろ雪まつり」が終わり、いよいよ気持ちは春へ向かっていきそうです。本日の新北のうた暦の掲句と解...「さっぽろ雪まつり」大雪像のゆくえ

  • 雪と新北のうた暦と

    晴れのち雪。最低気温-13.7℃、最高気温-1.2℃。朝は晴れていたのですが、天気予報通り、午後12時過ぎから突然雪が降り始めました。今風に言うと、突然「切れた」かのようにです。まるで、おとぎ話の雪の女王が「切れて」采配を振るったかのようにです。日本の民話で雪を降らせるのは雪女。洋の東西を問わず、こういう場面で登場するのは女性であるということが妙に気にかかるところですが・・・。とりあえず、雪が持つ冷たく、繊細で美しいという一面が生み出したキャラクターと思うことにしましょう。男性や女性というジェンダーにとらわれない考え方となりつつある昨今ならば、降りしきる雪の場面はどんな主人公がどんなふうに物語るのかと想像してしまいました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。解説には「地上の駅」へと向かう時、乗客の感覚は...雪と新北のうた暦と

  • 〈新春チョークアート「龍」〉に寄せて

    晴れ。最低気温-11.2度、最高気温0.7℃。EBRIの一角にある江別アンテナショップGET’Sへ。ここの黒板チョークアートが「龍」になったと地元のミニコミ紙で知り、家人と出かけてきました。EBRIは江別に残る近代産業遺産のレンガ工場を拠点として、「こだわりフードとくらしのもの」をコンセプトにしたローカル商業施設。また、黒板チョークアートの企画は江別観光協会と若手創作活動サポートプロジェクトPORTOFARTIST(NPO法人みなと計画主催)により実施されているとのこと。この度のチョークアートに挑戦したのは江別市出身の大沼聖奈さんで、江別市セラミックアートセンターの学芸員。北海道教育大学岩見沢校で日本画を専攻された方です。この度、画題となった龍は縁起が良いとされる架空の生物です。龍が登る様子は成功や発展の...〈新春チョークアート「龍」〉に寄せて

  • 雪像が詠まれた新北のうた暦の掲句と

    晴れのち雪。最低気温-6.6℃、最高気温0.6℃。〈5時59分撮〉雪が降り積もった道にタイヤの跡だけが残っています。降ったばかりの雪が街頭に照らされて白い輝きとなっていました。北西の空には星が見え、うっすらとたなびく雲の桃色がこれから降る雪を予感させます。春なのだけれど春になりきれない、冷たく澄んだ早朝の空気がきりりと辺り一面に張り詰めていました。そして、本日の新北の歌暦の掲句です。今年は「さっぽろ雪まつり」に出かけられそうにないのですが、昨年は大通会場に足を運んできました。その記憶がこの作品で蘇えります。「雪像と一体となってゆくたのしさに、寒さを忘れたに違いない。」と解説にあり、なるほどと思いました。今や冬の風物詩となっている一大イベントの「さっぽろ雪まつり」。大雪を逆手に取ることで生まれた味わい深いイ...雪像が詠まれた新北のうた暦の掲句と

  • 真冬日の野幌森林公園へ

    晴れ時々曇り。最低気温-18.3℃、最高気温-0.7℃。今日は最低気温-18.3℃と今年2番目の低さとなりました。午後から野幌森林公園へ。雪の上にエゾユキウサギの足跡が・・・。いつ、走り回っていたのだろうなどと想像するのも楽しい事でした。定点観察状態のエゾノバッコヤナギの芽は膨らんでいるのでしょうか、微妙です。でも、春が近づいているのを持ち前のセンサーで感じ取りながら日々芽を膨らませていることでしょう。さて、真冬日の本日でしたが、日が永くなり、春に近づいているのを感じます。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。真冬日の野幌森林公園へ

  • 道立図書館と百合が原公園へ

    晴れ時々曇り。最低気温-10.1℃、最高気温0.4℃。午前は北海道立図書館へ。午後からは百合が原公園へ。百合が原緑のセンター大温室にて彩り豊かな花々などを見てきました。その後は外に出て、散策コースを一巡り。ヒヨドリの元気なさえずりが人気のない公園にひときわ響き渡っていたのが印象に残っています。百合が原公園緑のセンターで「ゆり根ドラ焼き」と近日発売になったという「純白ゆり根ようかん」を購入。どちらも美味しかったのですが、特に「純白ゆり根ようかん」が初めて口にしたことも手伝って、後を引く味わい深さでした。冬の百合が原公園は緑のセンター大温室で花などを眺め、外の散策コースを歩くなどして良い気分転換になり、良かったです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。道立図書館と百合が原公園へ

  • 市立病院と野幌森林公園と

    晴れ。最低気温-3.0℃、最高気温0.8℃。病院内中庭の風景です。ナナカマドの紅い実に雪が乗り、井上靖さん曰く、「ナナカマドの紅い実のランプ」状態を留めていました。98歳の義母の通院日でした。家人の運転で8時半に病院へ。血液検査、レントゲン撮影、心電図検査を終えて、先ずは循環器科、次に整形外科をはしごすることに。診察を終え、お薬をもらって、義母のお部屋へ戻ったのは11時過ぎでした。さて、義母が心電図の検査を終えるまで、待機していた時のことです。壁に貼られた川柳を見つけました。5・7・5の並びはリズミカルで目をひき、頭にひびき、心をひきしめるものだなと。伝統の技ともいうべき文化の底力を見た気がしました。午後からは野幌森林公園へ。バッコヤナギの芽がさらに膨らんでいた気がします。日差しは時々射していたのですが、...市立病院と野幌森林公園と

  • スズメと新北のうた暦と

    曇り時々晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温0.5℃。習い事の帰りにスズメを見かけました。仲間のスズメたちが飛び去っても1羽のスズメが居残っています。数分後にはこのスズメも飛んでいきましたが、何か事情があったのかと深読みしてしまいました。ともあれ、この1羽のスズメを含めて、だれにも頼らず雪や寒さの中を生き抜くスズメたちです。その姿をたいそう立派だとワタクシは思うのでした。解説の冒頭に「雪国に暮らす私たちは、いやでも雪と付き合っていかねばならない。」とあります。まったくもって、その通りです。本日の新北のうた暦の掲句は雪国に住む者の覚悟を感じました。如月は雪と寒さが極まる日々となるのが例年。本年がどうなるのかは神のみぞ知ることで、雪を逆手に取った「札幌雪まつり」のように雪国ならではの楽しい事を編み出し、笑って過...スズメと新北のうた暦と

  • 新北のうた暦に

    晴れ。最低気温-2.7℃、最高気温3.9℃。本日の新北のうた暦の掲歌です。「如月の室内に広がる陽だまりに手を伸べている。」と解説に。その陽だまりに触れるだけではなく、「春の先触れを捕まえようとして」いるのだと。「差し入りて」がその実感をささえ、「能動的な語によって歌の表情が生き生きとする。」と解説は結ばれています。ところで、当地は朝から晴れ間が広がり、掲歌のように窓から入る日差しが陽だまりとなっていました。最高気温3.9℃はこの時期としては暖かく、雨だれの一部が滴(しずく)ではなく水道の蛇口から流れ出た水のように一直線になって落ちてきます。今日は春が優しい顔を見せてくれましたが、明日はどうでしょうか。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新北のうた暦に

  • 2025年・立春の日に

    晴れ。最低気温-18.3℃、最高気温-3.5℃。ばっこやなぎ午後から野幌森林公園へ。白樺などの木々は春のささやきを聞き逃さないように枝を精一杯空に向かって伸ばしているようでした。ばっこやなぎの芽は少しふくらんできています。立春の今日は大沢口からカツラコースを少し歩いてきました。立春とは「黄道上の太陽の位置(太陽黄経)が春分を起点として315度になる日を」いうのだと解説にあります。当地は最低気温氷点下18.3℃と冷え込んだ朝を迎えました。北海道は立春と春の文字がつくからと言って、春らしくなるわけでは全くないのです。例年、あまのじゃくな春は、優しい顔と冷たい顔を思い付きで見せながらやってきていました。それでも、日ごとに明るさが増していく日差しを感じながら、植物も動物(人)も雪解けの春を待ち焦がれるのです。それ...2025年・立春の日に

  • 『絵本で知ろう二十四節気冬』と

    雪時々曇り。最低気温-9.0℃、最高気温-1.6℃。表紙をめくるとこのように書かれています。改めて、なるほどと思いました。二十四節気ってなに?二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つの季節にわけ、さらにそれぞれ6等分にして、春分・夏至・立冬など、季節を表す言葉をつけたものです。農作業では季節を正確に知る必要があるので、正しく季節を把握する指標として二十節気が重宝されました。現在でも季節の節目を表わす言葉として使われています。二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。午後から北海度立図書館へ。1階の絵本コーナーでは「ふゆとゆきの世界」と題して関連する絵本が展示されています。その中から『絵本で知ろう二十四節気冬』を手に取って、ページを繰ってきました。今日は二十四節気の冬の季節で大寒、節分の日。明日...『絵本で知ろう二十四節気冬』と

  • 北国諒星氏の講演と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-7.4℃、最高気温-0.6℃。14時から15時50分頃まで、北国諒星氏の講演「黒田清隆とお雇い外国人が躍動した時代」を伺ってきました。江別市市民会館小ホールで行われたこの講演会には50名ほどが参加していたようです。およそ2時間の講演が終了した後、表にでると、暮れかかった空にきれいな雲が広がっていました。配布資料は写真や表などが取り入れられて見やすく、手元に置いて参考にしようと思います。先ずは講演で語られたことを思い出しつつ、膨大な情報量が詰まった配布資料を読み返すことにしました。そして、新北のうた暦の掲歌は二月最初の今日にふさわしい作品が取り上げられています。「二月だけ日数が少ない理由を、春を待つ人々の期待によるものと解釈する感覚がユニーク」との解説になるほどと思いました。二月だけ日数が少...北国諒星氏の講演と新北のうた暦と

  • 卓上四季と新北のうた暦と

    曇り時々雪。最低気温-2.0℃、最高気温1.8℃。〈5時33分撮〉昨夜からの雪も加わり、各家の前には雪山がでんと構え、例年の風景がよみがえってきました。〈18時21分撮〉今日は午後から夕方にかけて、市の除雪作業が行われ、雪山を運び去ってくれました。ひとまず、開放的な空間が戻り、ホッとしています。本日の卓上四季に小惑星ベンヌから採取された岩石やちりなどの試料からデオキシリボ核酸やリボ核酸の材料「核酸塩基」5種すべてが含まれていたとする発見について述べられています。この発見は地球上の生命が誕生したのは、「別の天体にあった物質が隕石や彗星で地球へ運ばれ、生命の根源になった」という学説を補強することになると。でも、「それがなぜ、子孫を増やせる生命体になったのか」という難しい謎はまだ残っているとも。そして、「直径5...卓上四季と新北のうた暦と

  • 小惑星に「生命の源」の記事

    雪。最低気温-2.2℃、最高気温0.1℃。〈小惑星に「生命の源」〉の記事が北海道新聞の一面に踊っていました。北大チームが23年12月にNASAから試料提供を受けて分析に挑み、地球上の全ての生物の遺伝子(DNAなど)の情報を構成する「核酸塩基」全5種類を発見したとのこと。シトシン、グアニン、アデニン、チミン、ウラシルです。北大研究チームは以前、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさ2が、20年に小惑星「りゅうぐう」から持ち帰った試料を分析した実績があり、この時は1種類(ウラシル)のみの発見だったそうです。したがって、5種類全ての存在が確認されたのは初めてとのこと。また、生物の体を構成するアミノ酸も検出され、生命の起源が宇宙からもたらされたとする説を裏付ける発見とみられています。NASAの初期分析ではアミ...小惑星に「生命の源」の記事

  • 卓上四季から

    曇りのち晴れのち雪。最低気温-8.4℃、最高気温0.8℃。今日は午後から久しぶりに雪が降り、5㎝ほどの雪が積もりました。冬将軍の采配に近くの公園も雪化粧をしています。ベンチに積もった雪は明日までその席を独占するのでしょう。本日の卓上四季では花の力が取り上げられています。駅の片隅の生け花に心を慰められたことがあった筆者。続いて、阪神淡路大震災の折に加賀乙彦氏(作家・精神科医)が東京から神戸大で精神医療の指揮をとっていた中井久夫氏に支援を申し出た際のエピソードが語られます。加賀氏は生花を持って現地入りしてほしいと頼まれ、段ボールいっぱいの花を携えて被災現地へ向かうことになったのです。交通網は寸断され、鉄道やバスを乗り継いで届けることに。到着するとすぐに、チューリップなどの黄色の花々は各病棟に飾られました。コラ...卓上四季から

  • 春の陽気とつららの歌と

    晴れ。最低気温-8.6℃、最高気温0.3℃。最高気温が連続7日間プラスとなっています。本日も晴れて暖かく、春の陽気を感じさせる日となりました。2018年2月4日撮解説には「この歌ではつららが朝日を受けてしずくする。」と。「この一滴から次の循環がスタートすることを想うと『うぶごゑ』の表現にも納得する。」とも。つららが「たまゆらの生」を得て、一滴ずつを凍らせて育っていく姿を想像しました。つららのかそけき命は朝日を受けて誕生し、育ち、春に向かう中で消滅していくのです。「朝日さす軒のつららは輝きてうぶごゑあげるたまゆらの生」とつららの生まれる場面が美しく幻想的に詠まれ、はかなく消えゆく運命に寄り添う歌のように感じました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春の陽気とつららの歌と

  • 除雪作業と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-10.3℃、最高気温2.6℃。大がかりな除雪作業が始まっていました。今年の1月は驚くほどに積雪量が少なく、とても助かっています。それでも、それなりに降った雪の除雪は予定通りに進められるのです。明るい日差しの中で、それぞれの機能を持った除雪車が一堂に会するのは壮観でした。大沢口へ続く車道脇には10台のトラックが出番を待っています。なんだか、頼もしく思えました。こうした皆さんに支えられて、雪国に住む私たちは何とか厳しい冬を乗り越えられるのです。野幌森林公園本日の新北の歌暦の掲句です。午前に野幌森林公園を散策してきました。野幌森林公園・大沢コースでは雪解け水が小さなせせらぎとなっています。そのせせらぎの片隅にはもう水芭蕉が顔をのぞかせていました。雪が残る森に優しい日差しが射す今日は、まさに「この...除雪作業と新北のうた暦と

  • 穏やかな日のあれこれと新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-2.3℃、最高気温1.6℃。お昼頃、義母のところにまごころ弁当を届けてきました。午後からお買い物へ。車窓から酪農学園大学の白樺林が目に留まり、思わずシャッターを切りました。3月並みの暖かさに国道12号線の車道は雪がなくなっていました。15時過ぎに北海道立図書館へ。16時過ぎてもまだ明るく、薄桃色に染まった美しい空が広がっています。日脚が延びて、今まさに春へ向かっているのだと実感しました。冬にいちごという組み合わせは、マルシャークの「12の月の物語」という絵本を想起させます。ところが今は、温室などで栽培されるようになり、冬でもスーパーに並んでいます。季語「冬苺」はそもそもは山地に自生する種のものを指していたようですが、今は栽培された苺も含まれるようです。鮮やかな苺の色に目が留まり、「温暖な故...穏やかな日のあれこれと新北のうた暦と

  • 珈琲館と新北のうた暦と

    曇り時々晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温4.2℃。6時58分「いつものように」美容院を出て、珈琲館にてランチタイムを過ごしました。本年初です。この先も「いつものように」が続くことはとても大事だなとふっと思いました。ただ、珈琲館特性ナポリタンセットに付くドリンクを紅茶でと頼んだところ、「今、ダージリンはなくてアールグレイなんですけど・・」と言われました。この時点ですでに、「いつものように」ではなかったのです。そういえば、週一で買い出しに行くスーパーでも、紅茶の棚にアールグレイはあったけれど、ダージリンはなかったことを思いだしました。「はて?」でも、「いつものように」は末端が多少変わっても大筋が変わらなければ、使っても良いフレーズにしておくことにします。本日の新北のうた暦の掲歌では菓子名となっている「氷点下...珈琲館と新北のうた暦と

  • 「まごころ弁当」と新北のうた暦と

    雪時々曇り。最低気温-3.0℃、最高気温0.4℃。5時32分撮めずらしく雪が舞う一日。お昼近く、我家から徒歩2分の義母のところへ「まごころ弁当」を届けてきました。「まごころ弁当」は札幌の業者さんで、11月から毎日我家へ配達してくれています。〈サイズ小500円〉その日によって若い女性だったり、男性(年齢不詳)だったりと顔ぶれは異なり、時間も決まっていず、幅があります。ところで、98歳の義母は室内用歩行器・ピックアップで移動はできるのですが、すぐ立ち上がって、玄関まで移動しようとすると転ぶ危険があるので用心が必要なのです。それで、先ずは業者さんから私たち家族が受け取り、義母の元へという流れにしているのです。この1月は夫が小学校や幼稚園のスキー授業にボランティアで出かけるので、私がその役目を引き受けることに。今...「まごころ弁当」と新北のうた暦と

  • 『ワルトラワラ』53号、届く

    晴れ時々曇り。最低気温-4.2℃、最高気温2.8℃。今日、大阪国際大学名誉教授の松田司朗氏が編集・発行者の季刊誌・宮沢賢治研究同人誌『ワルトラワラ』53号が届きました。さっそく、ページを繰っていくと、松田司朗氏による小説「ジョバンニの妹第4章(前半)雨のケンジュ公園林」が目に留まりました。そこには氏がこの作品を執筆しようとした動機が以下のように綴られています。●自然や自然が生み出した生命とつながっているとき、人を含めてあらゆるものは、生き生きとして輝いている。●そこから離れて独自の文化を築くなかで、なぜ人は生きることがこんなに辛くなったのだろうか。●豊かさや便利とひきかえに、私たちは何を失ったのか。●賢治は37歳の生涯をかけて、自らが体験した自然や自然が生み出した生命との交感の喜びを、心象スケッチによって...『ワルトラワラ』53号、届く

  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    晴れ時々曇り。最低気温-6.6℃、最高気温3.5℃。バッコヤナギピアノの先生のお宅を出た後、野幌森林公園へ。この時期としては最高気温3.5℃と暖かく感じられ、大沢口からエゾユズリハコースを少し歩きました。昭和の森のカツラを眺め、鳥たちのさえずりも心なしか元気に聞こえます。自然ふれあい交流館からふれあいコースを通って我家へ。車道は半分ほどアスファルトが顔を出しています。凍っていた歩道が解け始めてツルツルになり、数回、転びそうになりました。今のところ、最高気温がプラスになる暖かさは月末まで続く予報で、記憶に残る暖かな1月になりそうです。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。この句のように、厳しい寒さをしのぐためにふっくらした雀たちが群れている姿を見かけたことがありました。寒さを前に、「助け合って必死に生きてい...野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 新札幌にて

    晴れ。最低気温-7.4℃、最高気温-0.6℃。〈明け方〉〈夕方〉今日は3日ぶりに真冬日となりました。張り詰めた空気の中をやってきたJRバスにて新札幌へ。アークシティホテルのレストランアバンティにて、作文サークルの集まりがあり参加してきました。先生のお話や仲間とのおしゃべりは眠っていた頭を活性化してくれた気がします。そして、迎えたランチタイムには海老入りあんかけ湯麵を頂くことに。具もさることながら海鮮のうまみが溶け込んだスープは深みがあって後を引くおいしさでした。さて、今年は、文を読むだけではなく、書くことにも前向きに取り組もうかなと・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。新札幌にて

  • 大寒と新年会と

    晴れ時々曇り。最低気温-0.2℃、最高気温4.7℃。〈本日付け北海道新聞〉予報通り、今日の最高気温は4℃と暖かく、雪解けが進んでいました。本日付け新聞に掲載されている記事の写真は19日のものです。「けあらし」が立ち込める十勝川で羽を休めるタンチョウとハクチョウの群れ。氷点下17℃を下まわる厳しい寒さに、木々は霧氷に覆われています。朝日が上ると背後の日高山脈がピンク色に染まり、厳冬期限りの幻想的な光景が広がったようです。日本画のような美しい写真に目が留まりました。厳しい寒さが生み出す霧氷はダイアモンドダストとともに自然からの贈り物のように思えます。今日は大寒の日でしたが、最高気温がプラスに転じて暖かく、身体がなめらかに動けた気がしました。三月並みともいわれる暖かな本日は、午後から新年会があり参加してきました...大寒と新年会と

  • 氷点下18.8℃の朝

    晴れのち曇り。最低気温-18.8℃、最高気温2.0℃。6時07分撮6時54分撮今日の最低気温は7時07分に記録された氷点下18.8℃で、今季最低となりました。写真は朝の景色で、おそらく、氷点下十数度の冷え込みだったかと。本日の新北のうた暦の掲句は厳しい冷え込みに口をつぐんでしまう情景が詠まれています。あまりの寒さに周囲の皆が言葉を失い、「寒い」などと口にせず、黙ってしまったらしいのです。確かに「あまり寒くて寒きこと誰もいはず」になるだろうと共感を覚えました。作者は東京から新得町のリゾート会社に単身赴任してきた方と解説にあります。凍り付く寒さにさぞかし驚いたことだろうと察しました。明日は大寒。当地の最高気温は大寒なのにプラスの予報です。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・...氷点下18.8℃の朝

  • 小樽へ

    晴れ。最低気温-12.3℃、最高気温-2.1℃。小樽運河旧手宮線今日は思い立って、小樽まで出かけてきました。行き帰りのエアポートは満席状態で外国人が目立っていた印象です。海を見たかったのですが、混んでいて人の頭越しに少し見えただけでした。さて、ごったがえしていた駅内、賑わいをみせていた駅前でしたが、小樽運河はゆっくりと時を刻んでいるようです。その昔、世界の金融地区ニューヨークのウォール街にちなんで、北のウォール街とも称され、繁栄していた小樽。そうした街の雪景色には何か心惹かれるものがあります。今日は水たまりができるほどに暖かかった小樽。人々が訪ねたくなる観光地としての今があるのは、市民の皆さんが魅力を発信し続けていたからなのかと思いつつ、小樽の街を散策してきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとっ...小樽へ

  • 雪降り積もる日は

    雪時々晴れ。最低気温-10・0℃、最高気温-3.3℃。一夜にして雪が降り積もった当地です。各家の前で除雪作業が行われ、公道も歩きやすくなりました。ご近所の底力は大したものです。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。中七の「何処へも行かぬ」には「父への作者の深い信頼が込められている。」と解説にあります。「父の山」と作品に詠み込むほど、作者にとって父親の存在は確かなものだったのだなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。雪降り積もる日は

  • 渡辺淳一文学館へ

    晴れ。最低気温-12.5℃、最高気温-4.4℃。鴨々川通りを歩いていくと・・・喫茶コーナーにて「ナポリタン&紅茶」のランチ。パスタは4種(ナポリタン/ミートソース/蟹のトマトクリーム・生パスタ/醤油きのこ各900円)からナポリタンを。*ドリンクセットで100円引き。紅茶は農薬を使わずに育てた紅茶です。(渋みを抑えたコク深いケニア産農薬不使用茶葉使用。550円)今日は午前、初めて渡辺淳一文学館を訪ねてきました。曇りがちの天候で日差しが届かなかったからか、冷え切った空気の中をひたすら歩きます。中島公園の豊平館を過ぎ、小さな橋を渡り鴨々川通りを歩きます。ほどなく、一見して斬新なデザインの渡辺淳一文学館へ辿り着きました。中へ入ると、受付付近から喫茶コーナー・図書室と奥行きのある空間が見通せます。壁側には括り付けの...渡辺淳一文学館へ

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