chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 【映画】「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(2023年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    日常に不満ばかりの高校生・百合(福原遥)が母親と喧嘩し家出、近所の防空壕で雨宿りをして目覚めるとそこは昭和20年6月の日本だった。 そこで特攻隊員の彰(水上恒司)と出会い、時空を超えた恋に落ちる・・・というストーリー。 目覚めるとそこは戦時中の日本だった・・・はい、お決まりのパターンです。 目覚めるとなぜかタイムスリップしたり、空襲を受けたのに翌日には街が元通りになっていたり、戦中の人が苗字でなく名前で呼び合うなど、設定(時代考証)が甘々ではなかったら、もう少し評価は高かったのですが、基本プロットは感動できる話でした。(実は、福原遥ちゃん目的で観たんですけどね) 鶴屋食堂の女将さん役の松坂慶子…

  • 【読書】「脱皮コレクション」岡島秀治:監修、新開孝・関慎太郎:写真

    脱皮する生き物たちを連続写真でとらえた写真集です。 これを見ると、本当に自然って不思議で面白い。 一気に脱皮するのか、日々少しずつ脱皮しているのか、という違いが、見た目大きな差になります。 そりゃ脱皮中は、一番身の危険が高くなるのでしょう。 それでも脱皮しないと子孫を残せない。なんと不思議な生き物が存在するのでしょう。 色々と想像力が刺激される写真集でした。 脱皮コレクション 日本文芸社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントも…

  • 【映画】「第9地区(District 9)」(2009年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    地球に不時着し難民となったエイリアン(エビ)と、彼らを管理居住区(第9地区)に隔離し抑圧する人類。 エイリアンの管理組織(MNU)のリーダー・ヴィカスは、エイリアンが宇宙船に戻るために集めた燃料(黒い液体)を浴びてしまい、エイリアンに変異してしまう。 エイリアンにしか扱えない彼らの武器を使えるようになったヴィカスを狙う軍事企業。 エイリアンとヴィカスの運命はいかに・・・・というストーリーです。 作品の舞台は、南アフリカのヨハネスブルグで、アパルトヘイト政策下の差別を彷彿させるような設定でかつ、ドキュメンタリー風の演出になっています。 知的能力の高いエイリアンを、「エビ」としか扱えない人類。 面…

  • 【漫画】「火の鳥 羽衣編」手塚治虫:著(全1巻)大人読みしました。

    「火の鳥」の第七作目にあたる作品で、「羽衣伝説」を元にした1話読み切りの短編となっています。 最初から最後まで舞台劇という形で描かれ、天女だと思っていた「おとき」は未来からタイムトラベルしてきた女で未来の布がこの時代に存在してしまうと歴史が変わってしまうという設定です。 舞台劇という描かれ方もこの「羽衣編」だけの手法で変則的なのですが、その内容は全く手抜き無しで、密度が濃い展開になっています。 雑誌掲載当初は、核戦争の犠牲者を主人公にした、反戦テーマが強く前面に出た作品だったそう。 それを単行本化する際に大幅に改訂しているとのことで、雑誌掲載版も見てみたい。 最後のページの人形が意図するのは・…

  • 【映画】「ゴーストバスターズ/アフターライフ(Ghostbusters: Afterlife)」(2021年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    本作は「ゴーストバスターズ2」の続編に当たる作品とのこと。 2016年に作られた女性版「ゴーストバスターズ」は、単なるリブート作品ということですね。 imakokowoikiru.hatenablog.com さて本作ですが、NYで活躍した「ゴーストバスターズ」の一員だったイゴン・スペングラー博士の娘家族が、オクラホマ州のスペングラー博士の古い家に引っ越ししてきたが、そこは過去に博士がゴースト達を封印した場所だった・・・というストーリー。 スペングラー博士の孫達が、復活したゴースト達を頑張って再び封印するという話ですが、本家のゴーストバスターズ爺さんもやってきて「あぁ、懐かしい」という作品でし…

  • 【神社仏閣】事代主神社(ことしろぬしじんじゃ)in 徳島県徳島市

    徳島市の中心部にほど近い所に鎮座している事代主神社。 地元では、通称「おいべっさん」「えべっさん」と呼ばれ親しまれているそうです。 目次 御祭神 由緒 事代主神社の場所 御祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)、事代主命(ことしろのぬしのみこと)を祀る神社である。(事代主命は、大国主命の子供) 由緒 社殿は比較的新しい建物だったので、最近できた神社かと思っていたのですが、調べてみたら結構由緒ある神社でした。 元々、蛭子山の圓福寺に鎮座していた「蛭子神社」いう神社を明治時代に現在の地に遷座勧請し「事代主神社」と社号を改称しました。 この神社が明治38年の火事で焼失したが、やがて再建。 しかし、昭…

  • 【映画】「Winny」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ファイル共有ソフト「Winny」をめぐる著作権法違反幇助の裁判(Winny事件)の全貌を描いた内容。 天才プログラマー金子氏が、技術的無理解(アホ)なで京都府警察によって人生を狂わされ、日本のIT技術の発展を著しく遅らせてしまった事件の顛末が描かれています。 人間は、自分が理解できない革新的な技術を目の前にすると、ビビって怯んでしまう愚かさが分かります。 今となれば、金子氏が一般化したこのP2P技術は普通に使われていて、ありとあらゆる場面で利用されています。 もし長く続いたこの裁判がなく金子氏が第一線で活躍できる環境だったら、と思うと残念でなりません。 www.youtube.com Winn…

  • 【読書】「世界の奇虫図鑑:キモカワイイ虫たちに出会える」田邊拓哉:著

    「奇虫」と言われる”エイリアン”のような虫を集めた図鑑。 これらの虫も根深いファンがいるらしく、ペットショップではコーナーが出来るくらい人気があるそう。 「奇虫」と言いますが、それは人間が勝手に、そう呼んでいるだけのもの。 当の虫にとっては、現時点での進化の最終形なんですよね。 それでも、どうなったらこんな進化をするんだと、色々想像を巡らせると楽しいものです。 世界の奇虫図鑑: キモカワイイ虫たちに出会える 作者:田邊 拓哉 誠文堂新光社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村…

  • 【映画】「ロストケア」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が見つかり捜査を進めていくと、そのセンターで献身的に働く斯波(松山ケンイチ)が捜査線上に浮かんできた。 彼が休日の日に亡くなった介護センターの利用者の老人が異常に多いことに気づいた検事の大友(長澤まさみ)は、斯波と対峙することとなり・・・というストーリー。 自分の力では生きていくことができなくなった老人、社会的なサポートでは救いきれない悲惨な介護家族の現実、それを「救い」と称して殺人を繰り返した介護士斯波の信念は「正義」なのか?悪なのか? 「死」については、問題先送りの日本人的思考が、「落とし穴」に落ちた介護家族の地獄を悲惨なものにしている事実。 日本の…

  • 【読書】「大正昭和レトロチラシ 商業デザインにみる大大阪」橋爪節也:著

    活気ある大正・昭和初期の大大阪(当時は大阪市が日本一の大都市だった)で配られていた「チラシ」を集めた写真集。 レトロだけどポップでモダン、そんなチラシから市井の人々の暮らしぶりが分かる一冊でした。 もちろんパソコンなんてない時代なので、デザインは手書き。 文字の柔らかさ、キャラクターのほのぼのとした感じから、この時代の温かさが伝わってきました。 大正昭和レトロチラシ 商業デザインにみる大大阪 作者:橋爪節也 青幻舎 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても…

  • 【映画】「マッドマックス2(Mad Max 2 : The Road Warrior)」(1981年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    世界大戦で荒廃した地球で、石油は貴重な物資となっており、各地で弱肉強食の奪い合いが勃発していた。 家族を失ったマックスもガソリンを求め彷徨っていたが、ある石油基地を守る人々と出会い、暴走族との抗争に対峙することとなるが・・・というストーリー。 世紀末かのように荒れた世の中で、イカつい暴走族とイカつい改造車でカーバトルを繰り広げるという内容です。 まさに「北斗の拳」の世界観。いや、「マッドマックス2」の世界観を、カーアクションではなく拳法バージョンにしたのが「北斗の拳」なんです。 映画としては、この世の末のような砂漠で、モヒカン野郎とカーバトルする、それだけの内容でした。世界観は強烈でしたけどね…

  • 【神社仏閣】道祖神社(どうそじんじゃ)in 大阪府高槻市大冠町

    目次 アプリに地図に従って行ったけど 御祭神 道祖神社の場所 アプリに地図に従って行ったけど アプリの地図に従って訪れた「道祖神社」。何度も道に迷いました。(笑) というか、鳥居や手水舎は無し、小さな祠と鳥居に掲げられるべき扁額が置いてあるだけ。 そして近代的な屋根がありました。 入り口の近くにはお地蔵さんがいましたが・・・。(地蔵尊のようです) 御祭神 御祭神は不明。当然、由緒も不明。 神社本庁には非加盟の神社のようで、地元の人々に、もっと盛り上げて欲しいですね。 道祖神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとう…

  • 【映画】「FALL/フォール(Fall)」(2022年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    迷惑(炎上)系YouTuberの女性ハンターが、夫をクライミングで亡くして傷心している友人ベッキーを誘い、地上600mもあるテレビ塔に登るのだが、梯子が壊れて頂上から戻れなくなり・・・というストーリー。 終始、手に汗が出てきて、お尻の穴がスースーする映像が流れる作品です。 面白い設定ではあったのですが、頂上に登ってから、実はハンターが夫ダンと浮気していた話とか、ドローンのバッテリが無くなった話とか、ハゲタカが襲ってくる話とか、シーン的には同じような映像が延々と流れてきて、眠くなりました。 そして極めつけは、途中からベッキーが幻覚を見ていたということが分かり、一気にテンションが下がりました。 と…

  • 【読書】「80's エイティーズ ある80年代の物語」橘玲:著

    作家である橘玲氏が描く「記憶のなかの物語」と称する半生記。 私の中では、「海外投資」カテゴリーの人だったのですが、彼の経歴を見ると全然違いました。 ひょんなことから雑誌の編集の仕事をすることになり、今やベストセラー作家になった橘氏。 半生記を読んでみると、特に思想がかった思いで行動をしているのではなく、「世の中の仕組み」を正面から切り込んでいく姿勢だけは一貫しているように思えました。 オウム真理教についての考察は、とても勉強になりました。 堕落した(お葬式)仏教界があったから、原理主義的に仏教の真理を求める若者が出来、しばしばテロのような極端な行動に走ってしまうという点は、なるほどと思いました…

  • 【映画】「STAND BY ME ドラえもん 2」(2020年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ある日、のび太はおばあちゃんとの思い出の品だったクマのぬいぐるみを見つけ、タイムマシンでおばあちゃんに会いに行く。 小学生になったのび太を受け入れるおばちゃんの望みを叶えるべく、自身の結婚式が行われる未来へ行くドラえもんとのび太だったが・・・というストーリー。 のび太としずかちゃんの結婚式の話をメインに、おばあちゃんとのエピソード、のび太の誕生の時のエピソードなど、ドラえもんの中でも屈指の感動エピソードを織り交ぜた構成になっています。 (有名な)感動のエピソードを繋ぎ合わせるなんて、ずるいわ・・・涙腺崩壊するに決まってる。 もし、次回作があるとしたら、ドラえもんが未来に帰る「USO800」のエ…

  • 【読書】「毎日読みたい365日の広告コピー」WRITES PUBLISHING:著

    心に刺さる「広告コピー」を日めくりカレンダーのように365日分集めた内容。 これは、とても勉強になりました。 広告文を読むだけで、その商品やサービスの内容がイメージできるって、素晴らしいコピーですね。 なるほど、そういうサービスなのか、とじんわり後から来るコピーも良かった。 短い言葉で、ストーリーを表現する。 俳句や短歌に親しみを覚える民族性もあるのかも知れません。 「名前は、親が子供に送る、はじめての手紙なのかもしれない。」(パイロット コーポレーション) 「今日ドキドキしない人は、来月もドキドキしない人です。」(ロッテ ) 「見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思う…

  • 【映画】「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(The Super Mario Bros. Movie)」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のキャラクターを主人公にした3Dアニメーション。 ニューヨークで配管業を営むマリオ・ルイージ兄弟が、土管に吸い込まれ異世界へワープし、離れ離れに。 弟ルイージを助けるべく、兄マリオはキノコ王国のピーチ姫とクッパ軍団のいるダークランドへ向かうのだが・・・・というストーリー。 ただひたすら任天堂のゲームのキャラクターが大活躍して、ゲームのように楽しい映画でした。 ピーチ姫が、囚われの姫ではなくて、めちゃくちゃ活動的な暴れん坊姫だったのが、ちょっとイメージと違いましたが・・・(笑)。 3Dアニメーションの完成度は、文句なしに高かったです。 マリオは、イタリア…

  • 【漫画】「大長編ドラえもん」藤子・F・不二雄:著(全24巻)大人読みしました。

    映画ドラえもんの原作・元ネタとなる長編シリーズを大人読みしました。 のび太がいじめられてドラえもんに助けを求めて大冒険するというパターンの作品(が多かった)。 ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんも大活躍して、みんなで世界(地球)を救うという胸熱のストーリーです。 何回も映画ドラえもんは観てますが、やっぱり良いですね。 随所にF先生の愛が溢れています。 ドラえもんは慌てるとポケットから変なものを出すというお決まりの描写も憎めません。 大長編ドラえもん(1) 藤子・F・不二雄大全集 (てんとう虫コミックススペシャル) 作者:藤子・F・不二雄 小学館 Amazon 藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえ…

  • 【映画】「トイ・ストーリー(Toy Story)」(1995年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    少年アンディのおもちゃの中でも1番のお気に入りカウボーイのウッディは、おもちゃ達のリーダー格的存在。 そんなある日、アンディの誕生日プレゼントとして、新顔のバズ・ライトイヤーが来てから、アンディのお気に入りが彼に変わってしまった。 それを良く思わないウッディは、バズ・ライトイヤーをアクシデントで窓から転落させてしまい・・・というストーリー。 新しい仲間が来て平和な日常が崩れ、ひょんなことから大冒険が始まり、危機を乗り越えるうちに仲間になっていく。 完璧なディズニー的成功物語パターンです。 もう完璧に読めましたが、それはそれで心地よいものです。 1995年のフル3D作品は、まだ人間の表情が怖いで…

  • 【神社仏閣】都城神社(みやこのじょうじんじゃ) in 大阪府高槻市

    住宅地の一角に都城神社の石碑があったのですが、鳥居はなく、どなたかの駐車場の奥に鎮座する都城神社。 どうやら、昭和59年に建てられた私設(?)の神社のようです。 目次 由来 御祭神 都城神社の場所 由来 由来(由緒書きではない)には、「700年前に九州の高千穂、都城の武士が京都に行く途中、この地(高槻市深沢)で逝かれ神となられたが、お告げにより、この地域の守り神として神社建立した」と記載されています。 御祭神 御祭神は都城大神(?)。神になられた武士が、御祭神なのでしょうか?関連性が分かりませんでした。 何よりも驚いたのが、本殿のしめ縄が、ビニール紐製だったこと。麻を入手できないからでしょうか…

  • 【映画】「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    昭和31年の日本。政財界を牛耳る龍賀一族が製造する謎の製薬「M」を秘密を探ろうと龍賀一族の当主・時貞の葬式の為に哭倉村に足を踏み入れる帝国血液銀行に勤める水木。 そこに現れたのが妻を探しに導かれた幽霊族の「ゲゲ郎」だった。水木とゲゲ郎は、この村の秘密を探るうちに、妙に意気投合し、龍賀一族の呪われた事実を暴くこととなるが・・・というストーリーです。 哭倉村の龍賀一族の秘密と、鬼太郎が誕生した秘話、戦争で生き残った水木の運命が絡み合い、鬼太郎が誕生するまでを描いた作品で、なかなかの完成度でした。 日本の復興のために製造させる秘薬「M」の作り方も悲しいですが、それを一族で作り続ける龍賀一族の怨念も悲…

  • 【漫画】「火の鳥 鳳凰編」手塚治虫:著(全1巻)大人読みしました。

    奈良時代(8世紀)の日本を舞台に、盗賊・我王は、命を助けられた高僧・良弁上人と諸国を巡りながら、仏師に成長する。 一方、若い頃、我王に利き腕を傷つけられた仏師・茜丸は苦労しながら、奈良・東大寺の大仏建立のプロデューサーにまで出世した。 そんな時、大仏殿の鬼瓦の製作を、茜丸と我王が競い製作することとなり・・・というストーリー。 最初は悪役だった我王が、善人役だった茜丸と性格が入れ替わる。立場はそのままで。 この展開は本当にゾクゾクするし、二人とも「生きる」ことに悩み、輪廻の中でもがき苦しむ。 我王が山から登る太陽を見て「美しい」と呟くシーン。これが生きていることなんだと感動せざる得ない名シーンで…

  • 【映画】「ゴジラ-1.0」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    大東亜戦争で国土が焦土と化した日本(東京)で、人々が復興に懸命になっていた時、ゴジラが突然現れ、東京の街を破壊していく。 特攻の生き残り兵士だった敷島は、徐々に平穏な暮らしを取り戻しつつも、自分の戦争に終止符が打たれていないことに苦しむ。 米軍も日本政府も手助けしてくれない中、民間だけでゴジラを倒す作戦が立案され、そこには敷島の姿はあった・・・というストーリー。 色々と細部までよく出来た作品でした。 戦後の復興の様子、生き残った兵隊さんの苦悩、いつのゴジラのように政府(権力サイド)への批判などの人間ドラマをメインにゴジラとの戦闘シーンを絡めてあり、世界でヒットしたのもうなづけます。 無慈悲に街…

  • 【読書】「ビジュアル「危険生物」図鑑 200種」森昭彦:著

    人間を喰う恐るべき猛獣から猛毒をもつ生物や、触ったり食べたりすると死に至るようなヤバイ生物200種を紹介した図鑑。 それらの生物に関連する事件や万が一遭遇した場合の対処法などを交えて解説している内容です。 大きな生物については、近寄らない(距離を置く)のが原則。 一番難儀なのが昆虫関係ですね。蚊とか蜂は、実は人間を殺している生物の中でトップクラスの怖い奴。 結論は、自分(だけ)は大丈夫と思い込まないことですね。 人があまり住んでいない所(大自然)に行く時は、細心の注意が必要ということは覚えておきましょう。 ビジュアル「危険生物」図鑑 200種 作者:森昭彦 秀和システム Amazon imak…

  • 【映画】「山の郵便配達(那山、那人、那狗)」(1999年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    長年、中国の山岳地域に手紙を届けていた郵便配達人の父が引退を決め、後を継ぐ息子と引き継ぎのために最後の配達を行う話。 辺鄙な山岳地域を歩いて配達をする中で、父親と交流のあった村人たちと接し、また配達の途中で父と会話をしながら、さまざまなことを学ぶ息子という内容です。 バディ物の旅行記+父と息子の心からの会話という二重構造になっていて、そりゃハズレない展開です。 1980年代の中国の田舎の感じは、まだ本当に素朴で、なんだか見ていてホッとしました。 息子の恋愛話や、トランジスタラジオ(文明の機器)の意味が、もっと描かれていたら良かったのに・・・ということで★3つにしておきます。 www.youtu…

  • 【読書】「誰よりも、ゆっくり進もう」ひすいこたろう:著・ヴャチェスラフ・ミシチェンコ:写真

    ウクライナの写真家、ヴャチェスラフ・ミシチェンコさんのカタツムリの美しい写真に、作家のひすいこたろうさんがストーリーを紡いだフォトストーリー作品。 毎日、忙しくあくせくしている私たちに「毎日を感謝しつつ味わうこと」の大切さを教えてくれる内容となっています。 ゆっくり自分のペースで進めば良いというメッセージと、彼らなりに一生懸命生きているカタツムリの美しい姿が重なって、心和む写真集でした。 触角だけで世界を感じているカタツムリには、どんな世界が見えているのだろうとか色々想像してしまって、面白い刺激を与えてくれます。 誰よりも、ゆっくり進もう 作者:ひすい こたろう 飛鳥新社 Amazon ima…

  • 【神社仏閣】大塚神社(おおつかじんじゃ)in 大阪府高槻市

    大塚地区に古くから鎮座する村社とのこと。 目次 由緒 御祭神 整備された境内 大塚神社の場所 由緒 建武2年(1335)5月、この場所で大洪水が発生した時に、二神の木像が流れ着き、これを僧侶恵慶(えいけい)が祀ったことが始まるそうです。 御祭神 その神様が、御祭神である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)と神皇産霊神(かみむすびのかみ)。 この辺りは淀川の水害の被害を受けるような地形だったので、納得ができる話です。 整備された境内 ものすごく立派な本殿(龍や狛犬を模した彫刻が素晴らしい!)と整備された境内。 戦争で亡くなった方のための慰霊碑も非常に立派でした。 古くから地元の方々に愛された空間だと…

  • 【読書】「ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則」ジョン・ケープルズ:著、神田昌典:監修

    コピーライティング・広告の古典的な内容、超基本的なことが書かれています。 見出し文が大事とか、3つの欲に訴えるとか、読んでいる人のベネフィット(利益になること)を提示するとか、当たり前なのですが、非常に大事なポイントを丁寧に説明しています。 ネットで物やサービスを売る時代になっても(この著作は新聞や雑誌を想定している)、役に立つ考え方、ノウハウがぎっしり詰まっていました。 ついつい曖昧な表現をしてしまいがちなことも、改めて広告の基礎を学ぶことで、洗練された内容になると思います。 定期的に復習するには最適な教科書ですね。 ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則 作者:ジョン・ケープ…

  • 【コラム】救急車有料化問題と国民皆保険制度について

    一部の自治体(市町村)で、救急車で運ばれても大した怪我や病気じゃなかったら費用を払ってもらうという流れになっているそうです。 参考: www3.nhk.or.jp 救急車をタクシー代わりに呼んだり、ちょっとしたこと(?)で救急車を呼んだりするケースが増えていて、救急車の出動件数が激増しているとのこと。 もちろん、日本の社会が全体として高齢化しているので、それだけ怪我や病気が増えているという理由もあるでしょう。 それで一部の自治体では、救急車を呼んでも軽症だった場合は、費用を徴収するという動きになっています。 「えっと、ワシら、平等に医療制度を受けるために国民健康保険を払っているんじゃないの?」…

  • 【読書】「縁起のよいデザイン ロゴや広告、めでたさのあるグラフィック集」フレア・グラフィック社編集部:編

    縁起がよい意味の込められたロゴや、ポスターなどの広告物や販促ツールを、そのコンセプトとともに紹介しているデザイン集です。 最新のデザイン集かと思いきや、なぜか懐かしい感じがするデザインが多く、面白い発見がありました。 日本の文化が長い年月をかけて育んできた文様や感性が随所に見られました。 そもそも「日本らしい」デザインには、「めでたさ」や「華やかさ」が溶け込んでいることを再発見できる内容でした。 縁起のよいデザイン ロゴや広告、めでたさのあるグラフィック集 グラフィック社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありが…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、読むだけ元気お届け人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
読むだけ元気お届け人さん
ブログタイトル
「言葉こそ人生」"今ここを生きる心"の裏側
フォロー
「言葉こそ人生」"今ここを生きる心"の裏側

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用