主に純文学小説を最近は載せています。
連載的でもありますが、大体読みきり作品(一話で完結的な意味を持つ)が多いです。
ѦとСноw Wхите 第21話〈Streaks of God〉
昨日でСноw Wхите(スノーホワイト)と出逢って二年が過ぎたんだね。昨夜はとてもハイ (High)になって好きな曲を何度も声に出して歌ってた。英語の歌詞を見ながら英語の話せないѦ(ユス、ぼく)は必死に歌って、そして録音もしたんだ。近いうちにYoutubeにアップロードしようと企んでいるよ。Unknown Mortal Orchestra (アンノウン・モータル・オーケストラ)とGrimes(グライムス)の曲を歌って、それでBreakbot(ブレイクボット)のLIVEを観ながら踊ったんだ。そしてお酒を飲みすぎて、毛布の上にダウンした。一昨夜、みちたのサークルを大掃除できたんだよ。マットも変…
人は幸福になるほど、不幸になる。それが神の美しいすべて。ぼくはそれを知っている。愛する一人娘が、この世界に存在するようになってから。ぼくが彼女を愛するほど、彼女が危険に侵される悪夢を日々夢見た。例えば彼女は明日学校の遠足だという。なんだって?そんなのは危険だ。だって何が起こるかわからない。遠くへ行くってことは、とてつもなく危険なことなんだ。ぼくはその前の夜、彼女に忠告した。「遠足に行くのはやめたらどうだろう?きみはこの世界にはたくさんの危険なことがあることをまだ知らないんだ。でもぼくはたくさんのことを見て来た。例えば…旅先で飲んだ水に腹を壊して入院して、調べたら命を奪う危険性のある寄生虫の仕業…
四十五日間、俺は生き続けたろうかな。そう想った。でも三ヶ月。俺は堪えて見せようかとも。そう、想った。俺たちはわからなかった。殺されつつ在るのか。変質しつつ在るのか。俺たちの主は、悲しみ続け、穴を切らせ、血を滴らす。男たちを支配しようとする女神のようにグレイトマザーは凶悪と化す。地を揺るがし、愚かな男たちを地の割れ目の谷底に突き落とす。グレイトマザーを纏わせる白いシーツを底に垂らし、男たちは窒息す。その衣はグレイトな涙で濡れ続けているからである。だが想いだすと良い。俺とグレイトマザーは、相互支配の関係に在ることを...!決して俺たちだけがグレイトマザーを苦しめ悲しませ続けているわけでは...ない…
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