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あきの80路を歩む http://aterayama.seesaa.net/

80歳を超えた今、自由と退屈と、ときどき懸命に何かをしながら生きています。

目下83歳、人生のどん尻まで来て感じることを日々綴って4500回近く。 文章修行、文字だけで綴っています。

あきの
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金沢区
出身
松本市
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2016/11/27

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  • NO...7543 源氏物語

    居間の炬燵の横の本棚に文庫本の源氏物語が緑色のカパーを着て並んでいます。 ずっと前、暇になったら「源氏物語」をじっくり読もうと6冊に分かれた文庫本を購入。未だに読まないわけは「徒然草」あたりだと原文で読めるのに、こちらは訳本を参考にしないと歯がたちません。 昨夜、丸谷才一著「星のあひびき」に、源氏についておもしろい見方があったので書き留めます。 『昭和以前において源氏物語はすこぶる閑却され無視さ…

  • NO...7501 :健康について

    「イグノーベル賞」を受賞した新見正則氏(医師)と塩野七生さんが「健康とは何か」について語り合っているのを読みました。 「歳をとって気力が衰えるから病気になるのか、病気になるから気力が衰えるのか」これに対して新見氏は、こう言います。 「気力が充実している方が病気になりにくい」 そして「今のテレビは健康法の番組が多く、健康グッズや健康食品のCMばかり。こういうことに詳しい年配者は実に多いと実感していま…

  • NO...7541 行事

    今年の節分は2月3日ではなく、2月2日のようです。それで調べてみました。 節分の日付は立春の影響を受けて変動するようで、2025年の立春は2月3日であるため、その前日が節分となる、こう書いてありました。 なお、立春や夏至といった暦は国立天文台が定めていて毎年2月に翌年の歴要項を発表しているそうです。 私は、もう豆を買って来て、仏壇に供えてあります。いつもは袋の豆ですが、枡に入ったのが売っていたので、そちら…

  • NO....7540 戦いすんで日が暮れて

    三男は北海道に学会があると「お父さんところへ寄ってくるよ」といつも話をしていました。しかし、それを言うだけで、私も帰ってから特別聞くこともありませんでした。 ところが昨日は亡くなった父親に会った時の話を細かくしました。小樽の駅まで送って来てくれ、ホームで別れる時はこんなだったと。娘も帰国して北海道へ会いに行き、ホテルで過ごした時のことなどを話します。聞いていると、子供たちへの愛情はいっぱいだった…

  • NO...7539 日曜日は〜

    娘たちは草間彌生美術館へ。帰りに田園調布の従姉妹の家で夕飯をご馳走になって帰ると言って出かけました。そして、それ前のランチも三男が来て4人で賑やかでした。 長男のところから大きな荷物が届き、まるで魔法の国のお菓子屋さんほどたくさんだったので、友とゆっくりお茶を楽しみました。 夜はゲーム〈スパイダソリティア)を久しぶりに結構長くやりました。このゲームは頭の体操です。どういうわけか昔からこれしかやり…

  • NO...7538 談志師匠の言葉

    さて、今日は何を書こうかな。書く事がない時は大変。なくても書かなければならないのは、自分でそう決めているからー。 「お母さんは今日も元気で生きているよ」子供たちに知らせるために書き始めたブログ。この動機に縛られて20年、セコセコ書いています。 今日のは2022年のブログから引っ張り出しました。歳はわたしと2歳違いだった談志師匠の名言です。 〓️高いものを買う奴にろくな者はいない。 〓️落語とは人間の…

  • NO...7537 干果物

    野菜や果物を切って干す。大根を手始めに、リンゴをやりました。その話を友にすると、同じことをやっていると言います。そしてさっそく送ってくれました。 干したリンゴをまた元のリンゴのように形作りラップで巻いたものが2個入っていました。 その2、3日後、こんどは娘が会った友からカップに入った干し果物を頂いてきました。これの干し色は天然自然ですが、果物が、パイナップル・リンゴ・キウイ・イチゴ・バナナと多彩で…

  • NO,,,7536 がまんしなくていい

    鎌田實著「がまんしなくていい」 この本は、諏訪中央病院の、患者に寄り添った治療と看護の話です。 『三つの見えないシステムがぼくたちの命を守っている』これが書き出し。 三つとは�@自律神経 �A免疫システム �B幸せホルモン �@、自律神経(交感神経=頑張る神経と、副交感神経=リラックス神経) 体じゅうに張りめぐらされている自律神経。呼吸、脈拍、血圧、発汗、消化、ホルモン分泌などのコントロール。 �A、免疫…

  • NO...7535 4人揃って

    4人の子供たちが父親の祭壇を背にした写真を娘が撮って送ってくれ「4人揃ってお父さんも喜んでいると思います」そう言葉が添えてありました。 私が思い出した言葉は「戦い済んで日が暮れて〜」です。 祭壇の父顔の写真は農業を始めた頃の希望に満ちた写真でした。良い写真を選んだと思います。きっと本人が希望した写真でしょう。 子供たち4人が揃った写真など滅多にありません。 この前に揃って撮ったのは、確か、アメリカ…

  • NO...7534 人はどう 老いるのか

    「人はどう老いるのか」久坂部羊著を読み終えました。医者である著者は「老いは誰もが初心者である」と言います。 実際に、私は自分が90歳を超えて分かってきた事があります。それがこの本に羅列されていました。老いというのは、人の外観だけでなく、臓器もさまざまな器官もみんな老いてくるーーのです。 だから今までなかったおかしなことが、具体的に体に感じられることになります。 私はこの半年、娘夫婦と暮らしています…

  • NO...7533 元・夫の死

    今日、1月20日はルイスの誕生日、2人は鎌倉プリンスに一泊するために出かけました。 そして途中から「お父さんが危篤と電話が来たから、これからすぐに家に帰って夕方5時ごろの飛行機で札幌へ行くから〜」娘は電話の向こうであたふた。 帰宅して、弟たちや親戚に、電話している間に亡くなったと電話が入りました。 私は言いました。いつが葬式か? どこでどの程度の規模でやるのか? 何も知らないままに自分だけが心細くなっ…

  • NO...7532 ルイスの誕生日

    明日はルイスの誕生日なので、2人は鎌倉プリンスへ出かけると言います。じゃあ今日、三男夫婦が昼に来た時に一緒にバースデーケーキを食べることにしようということになり、私が買ってくる役を引き受けました。 私は張り切って10時の開店を待ってケーキ屋さんへ行きました。 ルイスはチョコレートが大好きなので、買うのはチョコレートケーキ。ここへ「Happy Birthday Luis」と名前を入れたチョコレートの札を立ててもらい、ロ…

  • NO...7531 昭和史・保坂正泰

    私はパソコンでNHKの聞き逃しラジオ番組を聴きます。今月は保坂正泰氏の「カルチャーラジオ」で「時代と人生を語る」と題して本人が話をしています。週一で、4回の2回目を終えました。 昭和と言う時代は、6年に満州事変、それをきっかけにして、7年には傀儡国家・満州を作る。11年には、盧溝橋事件へと、次々に問題を起こす。すると日本と対立する中国を米英が助けます。そうなると、今度は中国から矛先が米英に変わって行く。…

  • NO...7530 化粧品

    今、使っている化粧品は「自然派化粧水・アロエ」これは大きなプラスチックの瓶に入っていて値段も安い、そしてニベアクリーム。どちらも化粧品などと言うのは、おこがましいもの。こんな感じで一生を終わらせています。外出時にも化粧をしたことはほとんどありません。 でも、アメリカに住んだ時、パーティーがあるので、化粧して行かなければと思っていると、ある席でポーランドから来た政治記者と同席した折、相手は堂々と化…

  • NO...7529 トランプ大統領

    下の記事は2017年1月23日、トランプが大統領になって、3日目の私のブログです。さて、2回目のトランプさんどうなることか? ◇ ◇ ◇ 池上彰「ニュース・そうだったのか」でトランプ新大統領のことを観ました。 支持率41%の船出とか。本人は何かというと「アメリカファースト」と言いますが、「アメリカだけ良ければの自分勝手」とも言い換えることができます。 アメリカでは東海岸と…

  • NO...7528 USスチールの買収問題

    『経団連は6日、バイデン米大統領が日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画の中止を命じたことに関し「誠に残念だ」と訴える声明を発表した。「今後の対米投資や日米経済関係への影響が憂慮される」とも主張した。そして米政府に「懸念を払拭すべく適切に対応してほしい」と求めた。 声明で「日本は米国の最大の投資国かつ同盟国であるにも関わらず、経済安全保障を理由にこうした決定がなされた」と触れる。 日鉄によ…

  • NO...7527 啐啄同時

    啐啄同時(そつたくどうじ)という言葉があります。(啐)は卵が孵化する時、雛鳥が内側から殻をコツコツとつつくこと。啄はそれに応えて親鳥が外から卵を突くことを言うのだと。このタイミングが少しでもズレると、雛鳥は死んでしまうのだそうです。これは師と弟子との呼吸がピッタリ合っていることの大事さを言った言葉です。たまたま本を探していたら、久しぶりに「ひろさちや」のまんだら人生論と言うコラムの切り抜きに合…

  • NO...7526 英雄たちの選択・重源

    テレビ「英雄たちの選択」の話。 平安時代末期、源平合戦のさなかに平家の焼き討ちで全焼した東大寺大仏殿、この再建を重源という一介の僧侶が成し遂げている。ーー資金も、労力も、資材もない重源が、アイディア一つで成し遂げたのである。 「え、えっ」私は目が覚めたようにびっくり。改めてテレビに見入ると、誰もが不可能と考えた大仏の再建を引き受けた僧・重源は当時61歳。還暦を越えた老境の身だったが、果敢な行動力…

  • NO...7525 下駄の話

    正月はあちこちで雪が積もって雪かきのニュースがテレビに出ます。中には事故にもつながっているところもあるようで、心配です。 私が祖母のところで暮らしたの長野圏の山奥で、よく雪が降り積もりました。 お正月は「下駄」がプレゼントされました。元旦の朝、目が覚めると枕元に赤い塗り下駄が置いてありました。 下駄と言えば冬は高下駄を履きました。雪が降るからです。下駄は「差し歯」を横から1センチほどの厚さの木で…

  • NO...7524 白熊ビースと高市さん

    愛媛県とべ動物園の白熊ピースと高市さんの物語、今日で3回目を観ました。観るたびに感激し、イーナを思い出しながら観ます。 話の始まりは、親熊が生まれた子を育てようとしません。それで思い切って高市飼育員が母親代わりをすることになりました。ピースは高市さんを慕い、ヒーヒー啼きながら後を追います。感情というのは、目に見えないものを繋ぎます。高市さんのピースを見る目は母親そのもの。 手探りの育児が始まりま…

  • NO...7523 冷蔵庫の片付け

    冷蔵庫の中がぐしゃぐしゃ。何がどこにあるか分からない。それで今日の午後は思い切って、一旦全部外へ出して片付けをした。 私の場合、はっきりしていることは、買い過ぎ。そして詰めるから、古い物は食べようとしているはずなのに、いつの間にか奥に押しやって無駄にしている。今日の片付けでそれがよく分かった。そして、今は娘と2人で買うのでバンバン増える。 片付けをするときは、思い切って捨てる。中にはカビが生えて…

  • NO...7522 出久根達郎

    出久根達郎氏は古本屋の店主で作家です。この人に「包の中身」というエッセーがあります。結婚した頃の話で、相手は毎日のように店に来ていた客でした。 古本屋を開いて4年目でしたが、これが儲からない商売。ところが縁あって、毎日の様に店先にくる本好きの客と結婚することになったのです。 新婚旅行に伊豆温泉一泊に行き、一番安い部屋をと願ったら、布団部屋の隣に案内されたと。ここで2人は金勘定ばかりしていたので「宿…

  • NO...7521 イゾラド

    日本から1600キロ離れたペルーとブラジルの間の奥地には、今も原住民イゾラドが住んでいると言います。 イゾラドというのは隔絶された人々という意味を持ち、NHKは、四半世紀にわたって取材を続け、その姿を映像に記録して来ました。しかし、多くの部族が地球規模の気候変動で、雨が降らず食糧がなくなったせいで絶滅した可能性が高く、イゾラドも2014年を最後に確認されなくなっていました。 ここはペルー政府が立ち入り禁止…

  • NO...7520 昔の遊び

    今日の午後は1人でテレビ映画を見ていると、同じ棟の6階に住むNさんが来ました。首に紐を掛けています。なんでも中学校へ「昔の遊び」をするため、老人会「つつじクラブ」が行くとか。けん玉やお手玉など、グループに分かれて教えるのだと張り切っています。 Nさんは細いゴム紐を持って来ましたが、それでは伸び縮みがあってやりにくいので、私の家の中をあちこち探すと太めの毛糸が出て来ました。 それを使って、2人で始めて…

  • NO...7519 病と死と

    お正月は、いつも会わない人に会うことがあります。そんな時、歳をとった人たちの会話は体のことばかり。みんな老いて体のことが心配になっているようです。 私は思います。人間生まれて、日に日に大きくなりました。今は、それの反対が起こっているのです。つまり日に日に老いて行くーー。だから死ぬためにあれこれ起こって当たり前。オロオロすることはありません。つまり死ぬ準備に入っているのですから〜。 ただし死ぬにも…

  • NO...7518 クラシック名演名舞台

    娘たちが、アメリカから友が来ているので会いに行くと出かけました。その間に12/31日のNHK「クラシック名演名舞台」をNHKプラスで観ました。大晦日の2時間半という長い番組でした。 2024年に演奏した様々な指揮者たちから、取り上げたもの。 私が面白かったのは、長年ウイーン交響楽団でコンサートマスターをしている樫本大進&バックスデュオの演奏です。曲目はビバルディーの四季でしたが、人数が12人ほどで、どうしても腰掛…

  • NO...7517 ふわふわ

    新しい年が明けましたが、色々なものが大きく変わって行くような気がしてなりません。別に何がという理由があるわけではないのです。ただ何となくそう感じるのです。一番そう思えるのはテレビ。大型時代劇や、画面に出てくる座談番組の若い男女の服装なども、ただひたすらに目立つことばかり考えてのスタイル。落ち着いているとか、知的な部分を見せるとかは何もありません。「紅白歌合戦」も観る気がしませんでした。「おむすび…

  • NO...7516 読売新聞

    元旦、娘夫婦と私の3人は暗いうちに家を出て八幡様へお参りに行きました。そして船溜まりで初日の出を迎え、その後セブンイレブンで読売新聞を買って帰りました。ずっとこの新聞で育ったので、親しみがあります。 真っ先に見たのが「編集手帳」。杉山平一さんの「重さ」という詩をとりあげ、能登半島地震にまで言及しています。 暮らしの中で、重い。軽い。どちらを感じることが多いだろうか? そう問われて、考えてみました。1…

  • 、NO...7515 老いを観察

    花を買ってきて、次男が来た時にお墓へ一緒に行く準備をしていたのですが、急遽、昨夜来ることになったので、今日は、1人で墓に行きました。 長いこと子供たちと車で行っているので、その後、どの程度に体が老いているかの実験をするつもりになりました。 さてバスを降りてから歩き出すと登り坂が続きます。大勢バスを降りましたが、みんなドンドン歩くのでドンドンん追い抜かれる〜。自分で感じる体は、腰と膝小僧に自信がな…

  • NO...7514 番狂せ

    今日、来るはずだった長男一家がインフレンザで来れないと電話あり。電話口の本人も熱があったりで苦しそうです。 電話を切ってから、さて困ったと思案。次男に電話をして3日に来ることになっていたのを今日にしました。こういう時は子供がたくさんいると融通が効きます。次男の子供たち、上の子は高一、背丈が父親を超えました。2番目もかなり背が高くなってふくよかな感じの良い女の子になりつつあります。3番目も背が伸びま…

  • NO...7513 おめでとうございます

    新年明けまして、おめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

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