①隣の神明神社の迎春準備も完了したようです。②さて、我が家も迎春の準備をしなくてはねえ・・。今日、1月の秘湯巡り「長野県雪見露天風呂」の計画が完成しました。迎春の準備!
①朝、川で久々にヌートリア(海狸鼠)に出会いました。この2頭が番なら、春に子連れの姿が見られるかも知れませんねえ。②日本では侵略的外来種として問題になっていますが、外国から輸入され、戦時中に毛皮や食用として飼われていたものが野生化したものです。刈谷の川でもよく見られます。③パイプの上に乗り、顔の清掃を丁寧にしていました。④前足は、モノを握るのに適しており、陸上で草を握って食べている姿を見たことがあります。⑤次に、後足で腹部辺りの毛づくろいをしていました。⑥パイプから降りるときに、後足に水かきがあるのが見えました。水中生活に適した形態をしているんですねえ。ヌートリア(海狸鼠)後足の水かき!
①刈谷市民休暇村の「サンモリーユ下條」が改装されたので1泊で行って来ました。②刈谷では雪が降らなかったので、孫たちは雪に大喜びでした。大雪情報で旅行も敬遠されたのか、高速道路はガラガラでした。③休暇村に隣接した「リフレッシュパーク下條」で、全長110mのジャンボ滑り台に歓声を上げていました。④玄関ではサンタクロースが出迎えてくれました。⑤部屋からは、南アルプスが眺望できます。⑥改装された館内は、とても綺麗です。星空を眺め、ツルツル系の湯にどっぷりと浸かってきました。南信州「サンモリーユ下條」へ!
①農道を走っていると、電線にチョウゲンボウ(長元坊)が止まっていました。②飛び去った方向を見定め、移動しました。農道のパイプに止まってるのを見つけましたが、逆光です。③飛び立つ時に見えた嘴は、短く可愛いおちょぼ口のようです。④柿の木の方に飛び去ったので、追っかけました。⑤頭は褐色なのでチョウゲンボウ(長元坊)のメスです。頭が「青灰色」のオスに出会いたいですねえ。⑥飛び去った方に移動し探しましたが見つかりません。代わりに、モズ(百舌鳥)のオスに出会いました。チョウゲンボウ(長元坊)メスの追っかけ!
シジュウカラ(四十雀)、ヤマガラ(山雀) ヒマワリの種子が好き!
①公園の木にシジュウカラ(四十雀)がいるのを見つけました。②よく見ると、嘴にヒマワリの種子をくわえています。③どこで手に入れたのかと見回すと、ベンチにヒマワリの種子が置いてありました。少し離れた所で見守っていると、シジュウカラ(四十雀)がやって来ました。「シジュウカラ」という変わった名前は、地鳴きの「ジジジッ」が「シジュウ」に聞こえることに由来するようです。④また、同じ木にヤマガラ(山雀)もやって来ました。学習能力や頭の良さもある野鳥なので、子どもの頃、神社で「おみくじを引くヤマガラ」を見たことがあります。⑤同じように、ベンチのヒマワリの種子をくわえて飛び去りました。シジュウカラ(四十雀)、ヤマガラ(山雀)ヒマワリの種子が好き!
①朝、三河鳥羽の海岸へ行ってきました。②朝日に輝く波間にプカプカと浮かぶモノや砂浜で休むモノがいました。③水鳥の集団がいる場所は4か所あり、数えた訳ではありませんが、数万羽の水鳥です。④その多くは、ホシハジロたちです。⑤その中に、スズガモやオナガガモたちが混じっていました。三河鳥羽の海岸は、水鳥の天国ですねえ。三河鳥羽の海岸数万羽の海鳥!
①落ち葉の積もった小道を歩いていると、小さなガが飛び出し、枯れ葉の間に止まりました。②角度を変えて翅の様子が分かるように写しました。「クロオビフユナミシャク(黒帯冬波尺蛾)」ではないかなと思います。自信がないので、北海道の「だんちょうさん」に教えてもらいたいと思っています。③フユシャクの仲間は名前のように冬に活動しますが、メスには翅がない(または極端に短い)ので飛ぶことができません。そこで、メスはフェロモンを発散し、オスを呼び寄せ交尾します。しかも、幼虫時代に蓄えたエネルギーで成虫は一切食べることなく冬を過ごします。フユシャクのメスと交尾を写したいですねえ。フユシャクガ(冬尺蛾)冬に活動する不思議な蛾!
①家の近くの川でボラ(鰡)の魚影が見られました。川は濁っているので大浜港まで行きました。予想通り、ボラ(鰡)の大群がいました。②ボラは、水底に積もった生物の遺物や付着藻類を主な餌としています。③私の小さいころには、お祭りになると大皿に巨大なボラ(鰡)が載り、コロコロとした身がとても美味しかった覚えがあります。しかし、高度経済成長以降、沿岸水域の汚染が進み、「ボラの身は臭い」と言われるようになり、食卓に上ることがなくなりました。④ボラ料理の際、「そろばん珠」のような形をした「ボラのへそ」も出され、子どもたちの一番人気でした。まるで砂肝のようなコリコリとした歯ごたえのある美味しい部位でした。しかし、魚類には「へそ」はないはずですねえ。この「へそ」の正体は、ボラの「幽門」で、ボラが口から吸いこんだ砂泥から食料と...ボラ(鰡)ボラのへそって何だ!
①ヤツデ(八手)の白い花が咲いていました。②花に小さな昆虫が群がっていました。③オレンジ色の部分に蜜が出るので舐めに来た「ミドリイエバエ」たちのようです。④花粉を媒介する「虫媒花」は、ハチ媒花、チョウ媒花、ガ媒花、ハエ媒花、甲虫媒花の5種類に分けられます。12の寒い時期に咲く「ヤツデ(八手)」は、寒い時期にも活動する「ハエ」を頼りにする「ハエ媒花」ですねえ。ヤツデ(八手)は、ハエ媒花!
①一色海岸の突堤に冬羽になった「ハマシギ(浜鷸)」の大集団がいました。②大群が一糸乱れぬ集団行動で飛び回る姿は大迫力です。③ハマシギ(浜鷸)は、北アラスカからはるばるやってきて日本で越冬する数少ないシギ類です④ただ、日本で餌を啄む干潟が少なくなってきたので、飛来数が減少してきました。愛知県では、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。⑤しばらく集団で飛び回った後、同じ場所に戻って来ました。よく見ると、多数の「ハマシギ(浜鷸)」の中に、体長1.5倍くらいの大きな冬羽の「ダイゼン(大膳)」も混じっていました。⑥「ダイゼン(大膳)」は、平安時代には宮中での食事を司る大膳職が、美味しい食材として度々使用したコトが名前の由来です。ハマシギ(浜鷸)の大集団の中に数羽のダイゼン(大膳)!
①寒風の吹き荒れる中、小垣江の海岸方面へ行きました。もちろん、極暖を着こんでいます。②沢山の「ユリカモメ(百合鴎)」がやって来ていました。③風に立ち向かうように飛び・・・④無事に着水できました。⑤強風で水面が波立っていましたが、波乗りを楽しむかのようにプカプカ浮かんでいます。⑥丁度、嘴の赤い成鳥(奥)と嘴がオレンジ色の若鳥(手前)が並んでいました。風がおまったら可愛いユリカモメ(百合鴎)を孫と見に来ますかねえ。ユリカモメ(百合鴎)寒風の中で!
①久々の雨で瑞々しくなった白菜を収穫してきました。外側の葉をむいていくと、葉の間に「クビキリギス」が出てきました。白菜の中で、成虫越冬している個体です。②よく見ると、「ミナミアオカメムシ」も2匹いました。③「クビキリギス」は草むらに返してやりましたが、イネの害虫である「ミナミアオカメムシ」は抹殺しました。④普通のヒートテックの1.5倍の暖かさがある「極暖」を上下4着を買ってきました。これで、冬の屋外活動が安心してできますねえ。クビキリギスとミナミアオカメムシ白菜の中で越冬中!
①一色の海岸へ行くと海鳥の大集団がいました。②どうやらスズガモ(鈴鴨)の集団です。③岩場には、ダイサギとトビが仲良く(?)止まっていました。④知多半島方面からカワウも集団でやって来ました。⑤少し沖に目をやると、私にとっては初めての出会いとなる「ツクシガモ(筑紫鴨)」の8羽の集団がゆったりと泳いでいました。⑥逆光なので鮮明には見えませんが、嘴は赤色です。ヨーロッパ北部の沿岸とアジアの中央部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来します。特に九州北部で渡来数が多いコトが、名前の「ツクシガモ(筑紫鴨)」の由来です。しかし、有明海の諫早湾の干潟が干拓により消滅したので、飛来地が拡散したようです。鮮明な「ツクシガモ(筑紫鴨)」を写すために一色通いを続けましょうかねえ。ツクシガモ(筑紫鴨)一色の海岸に8羽やって来た!
①我家から20分ほどの所にある農場で発酵牛ふんを買ってきました。発酵中ですので水蒸気がモウモウと立ち上ります。軽トラ1杯で千円と格安です。②発酵しているので酸っぱい感じの臭いがする程度なので、近隣の迷惑にはなりません。③3時間ほどかけて一輪車で畝に沿って落とし込みました。④アスパラガスの畑には、寒肥を撒いてから、寒さから根を守るために牛ふんを積み上げました。⑤耕作機で牛ふんを鋤き込みました。⑥やはり、美味しい野菜は土づくりが肝要ですねえ。美味しい野菜は、まず土づくり!
ホソヒラタアブ、ナミハナアブ、ヒメアカタテハ 冬を生き延びる!
①今日は、過ごしやすい暖かな日でしたねえ。公園の「マサキ(正木)」の実が赤く熟して割れ、赤い仮種皮に包まれた種が4個現れていました。②「トベラ(扉)」の実もはじけて粘着質の赤い種子が顔を出していました。種子は、無味無臭で美味しくないので野鳥もほとんど食べません。「トベラ(扉)」とは変な名前ですが、枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれました。③「トベラ(扉)」の葉の上で、成虫越冬する「ホソヒラタアブ(細扁虻)」が日光浴をしていました。④公園の花壇で黄色の花(名前が分かりません)で成虫越冬する「ナミハナアブ(並花虻)」が吸蜜していました。⑤同じ花で、やはり成虫越冬する「ヒメアカタテハ(姫赤立羽)」も吸蜜していました...ホソヒラタアブ、ナミハナアブ、ヒメアカタテハ冬を生き延びる!
①諦念おじさんの情報で田んぼの「タゲリ(田鳬)」を見にいきました。5羽の小集団です。②タゲリ(田鳬)は神経質で人影を察知すると遠ざかってしまいます。しかし、1羽が車に近づいてきました。③いつ見ても羽の輝きと冠羽が綺麗ですねえ。④羽も広げてくれました。⑤気を良くして車外に出ると、飛び去ってしまいました。飛び去った方角の田んぼを見回りましたが、見つかりませんでした。⑥そこで、一色方面の海岸に行きました。無風のため、対岸の火力発電の煙が垂直に立っていました。昼食は、たいぴろさんお勧めの「海道」で「御膳(上)」を食べてきました。タゲリ(田鳬)5羽の小集団!
アキアカネ、ヒメクダマキモドキ クリスマスまで生き延びるか!
①「たんトピア」は、すでにクリスマスの準備ができていました。②朝は冬の寒さを覚えるこの頃ですが、陽だまりには「アキアカネ」が元気に飛んでいます。③目につくのは、すべてオスです。メスは、死んでしまったのかな。④紅葉したサクラの枝の間に緑色を見つけました。⑤遠目には、まだ紅葉しない緑の葉があるのかなと思いました。しかし、よく見ると「ヒメクダマキモドキ」が2匹いました。成虫越冬できないアキアカネもヒメクダマキモドキもクリスマスまで生き延びるでしょうかねえ。アキアカネ、ヒメクダマキモドキクリスマスまで生き延びるか!
①碧南の河川にハシビロガモ(嘴広鴨)たちがやって来ていました。いつもより数が少ないように思います。②名前の通り、靴ベラのような「広い嘴」ですねえ。③ハシビロガモ(嘴広鴨)のオスは、緑、白、赤褐色とカラフルな体色です。オスの目は、黄色です。④中には、エクリプスのオス(目が黄色)もいました。⑤メス(手前)の目は、茶褐色です。⑥ハシビロガモ(嘴広鴨)たちは、嘴を水中に浸け、盛んに動き回っていました。⑦ハシビロガモ(嘴広鴨)は、嘴の内側の縁にブラシ状のヒゲ(板歯)があり、プランクトンを濾し取って食べています。そのため、嘴を水面から上げると、嘴から水がドバドバと出てきます。ハシビロガモ(嘴広鴨)プランクトンを濾し取る!
①今日は、刈谷市の健康診査を受けてきました。ついでに、がん検診(一部有料)も受けてました。②医療機関は、医師、看護師、事務の対応がとても良いという評判の「碧海中央クリニック」です。就職してから毎年受けてきた検診ですが、最近4年間は受けていません。結果が良好だとイイのですがねえ。健康診査とがん検診!
①池の縁に「ケリ(鳧)」が三羽いました。浅い水の中にいるような昆虫やミミズ、軟体動物を餌としています。②三河では普通に見られる留鳥ですが、見られる地域が限定的です。福島県、埼玉県、千葉県、高知県では、絶滅危惧種に指定されています。また、岩手県、山形県、茨城県、栃木県、神奈川県、富山県、山口県、佐賀県、熊本県では、準絶滅危惧種に指定されています。③非情に気性の荒い鳥で、繁殖期にはカラスや猛禽類に対し果敢に攻撃します。猛禽類に空中で「蹴り(ケリ)を入れる」姿を見たことがあります。④6月にあぜ道で抱卵していました。⑤巣には3個の卵が入っていました。いつまでも常に見られる「ケリ(鳧)」であってほしいですねえ。ケリ(鳧)三河では普通に見られる野鳥ですが!
①これまで見かけることのなかった河川でバン(鷭)を一羽見つけました。②最初、嘴と額が鈍い赤色だったので、成鳥の冬羽かと思いました。しかし、全体に「茶色」がかった羽なので、若鳥と判断しました。③これは、6月に羽化した雛です。体は、「黒色」の毛で覆われています。④夏の成鳥は、嘴と額にかけて真っ赤です。体色は、「黒色」です。⑤2月の冬に見つけた成鳥は、嘴と額は鈍い赤色ですが、体色は「黒色」です。つまり、「雛は黒色」→「若鳥は茶褐色」→「成鳥は黒色」と体色が3回変化する面白い野鳥です。バン(鷭)雛(黒)→若(茶)→成鳥(黒)!
①穏やかな日だったので「勅使池」へ行きましたが、工事中で池が干上がっていました。そこで、別の池へ行くと「ミコアイサ(巫女秋沙)」の大集団がいました。②目視で30羽以上です。これほどの大きな集団のミコアイサ(巫女秋沙)に出会ったのは初めてです。③盛んに潜水して獲物を捕らえていました。④上手くフナを捕らえたようです。⑤メスは頭が赤茶色で、頬が白いのが特徴です。⑥オスは、白い体色に目の周囲を囲んだ黒色が特徴的で、配色がパンダに似ていることから「パンダガモ」とも呼ばれます。⑦ところが、「エクリプス(非繁殖期のオスの換羽)」が多く見られました。きっと、飛来して間もない集団なんでしょうねえ。ミコアイサ(巫女秋沙)パンダが30羽以上!
①オカヨシガモ(丘葦鴨)たちが逆立ちをし、水中の水草を食べていました。②ヒドリガモのメスが近づいてくると、「あっちへ行け!」とばかりに威嚇します。③一般にカモのオスは、繁殖の時期なるとメスの気を引くために派手になります。ところが、オカヨシガモ(丘葦鴨)のオスは、とても地味です。しかし、この繊細な羽模様がバードウオッチャーに人気があります。④オカヨシガモ(丘葦鴨)のメスも地味ですが、オスの嘴が黒色に対して、メスの嘴は橙色です。⑤オカヨシガモ(丘葦鴨)のメスは、マガモ(真鴨)のメスに似ています。しかし、オカヨシガモの嘴の上部が先端まで黒色なのに対し、マガモの嘴の上部の黒色は途中で切れています。オカヨシガモ(丘葦鴨)オスも地味だが人気のカモ!
①朝、小垣江の海岸へ行ってみると、水鳥が沢山いました。②オナガガモも集団で泳いでいました。③オオバンとヒドリガモが、まるでカップルのように寄り添っていました。④近年、カンムリカイツブリの数が多く見られるようになりましたねえ。渡り鳥だったのが、日本で繁殖する場所が増えたせいでしょうか。小垣江の海岸も水鳥で賑やかに!
①今日は、自宅の耐震補強工事をしてもらいました。戸袋は、すべて外します。②下木を取替え、厚めの板を張ります。③家の隅で柱のある所には金属ロープを張ります。④X掛けで、横揺れ、縦揺れにも強くなります。⑤金属部には壁と同色のペンキを塗り、金属ロープにはカバーを取り付けます。結構、丁寧な作業です。この耐震補強工事は、自宅の施工業者である「一条工務店」が無料で行ってくれました。自宅の耐震補強工事!
①神社の末社の軒にアオスジアゲハ(青条揚羽)の蛹を1個体見つけました。昨年は、5個体もいたのにねえ。②幼虫の時期に周りに吐き出して作った糸のベッド(糸座)でスヤスヤと寝ていました。③冬の間に落下しないように、腹部先端を糸座にくっつけ、体をベルト(帯糸)でしばりつけています。④無事に越冬し、羽化、繁殖に励んでほしいものですねえ。アオスジアゲハ(青条揚羽)糸のベッドでスヤスヤ!
①晩秋の里山は、真っ赤なサネカズラ(実葛)がいたるところで吊り下がっています。②まるで熱帯の果実のようですが、食べて見ると味はほとんどしません。③球形の花床の周りに真っ赤な粒々のある集合果であることが分かります。果実酒を作ることもできます。④今日は、沢山(33匹)のキタテハ(黄立羽)に出会いました。⑤夏型は名前のように黄色の翅ですが、秋型は濃いオレンジ色です。⑥成虫越冬するためにアメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)で盛んに吸蜜していました。キタテハ(黄立羽)秋型33匹!
①庭で白色の小さな綿のようなモノがフワフワと浮いていました。葉に止まったので写しました。②空中で浮いているモノを手に止まらせました。翅の生えたケヤキフシアブラムシ(欅五倍子油虫)です。北海道では,「雪虫が飛ぶと近いうちに初雪が降る」と言われているそうです。ただし、「北海道の雪虫」は、本種ではなくて,トドノネオオワタムシというトドマツに寄生するアブラムシです。愛知でも雪が降るのかな・・・。③全身に白色の蝋状物質が沢山生えており、透明な翅が小さいので、いかにも綿がフワフワ浮いているように見えます。卵で越冬し、春に孵化した幼虫が、「ケヤキ(欅)」の若葉に「虫こぶ」を作り、内部に複数がすみます。ケヤキフシアブラムシ(欅五倍子油虫)雪虫がフワフワ!
①里山で赤く熟した「フユイチゴ(冬苺)」が見られるようになりました。②生食ができるので食べて見ましたが、酸味の強いイチゴです。好きな人は、ジャムにしたりケーキの飾りにしたりするそうです。③陽だまりでは、アキアカネ(秋茜)たちが飛び交っていました。寒さに強いアキアカネ(秋茜)は、12月でも見られます。④翅のこすれる音がして、オスがメスを捕まえました。⑤こちらのペアは、無事に交尾ができました。この後、近くの水場で産卵をしました。卵は、泥の中で越冬します。アキアカネ(秋茜)晩秋でも交尾・産卵!
ミナミアオカメムシ(南青亀虫)、カブラハバチ(蕪菁葉蜂) 冬野菜の葉で!
①オンブバッタが、この寒い時期なっても健在で交尾をしていました。オンブバッタは、卵で越冬し、6月頃に孵化します。②ミナミアオカメムシ(南青亀虫)が交尾をしていました。③これは、「白色変異型」です。熱帯地方を起源とし、暖かい地域に生息するため段々と北上し2008年7月には愛知県で初めて確認されました。④綺麗な幼虫もいました。ミナミアオカメムシ(南青亀虫)は、成虫で越冬し春になると活動し始めるイネ科の害虫です。⑤ハクサイに真っ黒な「カブラハバチ(蕪菁葉蜂)」の幼虫がいました。カブラハバチの幼虫は、古い葉や固い葉はほとんど食べず柔らかい部分だけを食べる贅沢な昆虫です。潰そうとするとポロっと地面に落ちてしまう厄介な幼虫です。ミナミアオカメムシ(南青亀虫)、カブラハバチ(蕪菁葉蜂)冬野菜の葉で!
①今日は、一日中雨でしたねえ。神社の便所の内壁に、3匹のミツモンキンウワバ(三紋金上翅蛾)が止まっていました。②資料には、「越冬は幼虫及び蛹で行う」と書かれていますが、去年は3月にも成虫が確認できたので、成虫越冬の可能性も・・・・。③翅の銀白色の「丸紋とU型の紋」が特徴です。④幼虫は、キアゲハと同じようにニンジンの葉を食害し軸だけを残します。ミツモンキンウワバ(三紋金上翅蛾)ニンジンの害虫!
①ムラサキツバメ(紫燕)が日光浴をしていました。翅裏は、一見ムラサキシジミ(紫小灰蝶)に似ています。しかし、ムラサキツバメ(紫燕)は、名前のように「しっぽ(尾状突起)」があるので区別は容易です。②翅を開くと、紫色に輝く鱗粉で覆われた部分が綺麗です。メスですねえ。③他にもう一匹いました。④翅の全体が紫色になっているオスです。⑤マテバシイの葉に、7匹のムラサキツバメ(紫燕)が肩を寄せ合っていました。⑥集団で越冬する面白い生態のチョウです。一昨年、昨年と集団越冬する姿を確認できなかったので、とても嬉しかったです。ムラサキツバメ(紫燕)もコロナで密集を避けていたんでしょうかねえ。ムラサキツバメ(紫燕)集団(7匹)で成虫越冬!
①久々の雨で大根や白菜が青々としています。②大根の葉にナナホシテントウ(七星瓢虫)の幼虫が沢山蠢いていました。③幼虫から蛹になっているのもいます。④羽化して時間経過が短い薄いオレンジ色の成虫です。幼虫も成虫も野菜につくダニ類を食べてくれるので益虫です。⑤綺麗な赤色になった成虫です。秋に羽化した個体は、小さな集団で草の根元などに潜って越冬します。しかし、冬の暖かい日には、葉の上に出てきます。ナナホシテントウ(七星瓢虫)冬野菜の葉に一杯!
①今日は、一番下の孫の七五三を隣の神明神社で祝いました。②本当は、1週間前に沢山のお子さんと一緒の予定でしたが、病気になってしまったので宮司さんに変更をお願いしました。③今日は、雨天の予報でしたが、曇天でまずまずの天気です。④たった一人のために丁寧にご祈祷をしていただきました。⑤健やかに育ってほしいと願っています。一番下の孫七五三!
①穏やかな一日でしたねえ。移植した庭の「皇帝ダリア」が咲き誇っています。②公園で成虫越冬する「ムラサキシジミ(紫小灰蝶)」を見つけました。③翅を広げると、光沢のある青紫色が幅広いので「オス」です。④近くの葉で日光浴をするもう一匹の「ムラサキシジミ(紫小灰蝶)」を見つけました。⑤青紫色の幅が小さい「メス」です。ムラサキシジミ(紫小灰蝶)オスとメス!
①16日から1泊で木曽路方面へ行って来ました。中津川ICを降り、「苗木城跡」へ行きました。②最近、山城をTVで放映する機会が多くなりましたが、実際に見るのは初めてです。③巨大な自然石(花崗岩)を利用した石垣は、予想を上回る迫力でした。④そのあと、近くにある「ラジウム温泉かすみ荘」で入浴しました。ラジウム温泉に浸かると、発汗が促され汗が噴き出してきました。⑤昼食は、蕎麦で有名な「くるまや」です。⑥次に予定していた温泉が、「土日しか日帰り入浴はしていない」「今は日帰り入浴は受け付けていない」」とのこと。そのため、山を越して昼神温泉郷まで行きました。浸かったのは「阿智の里ひるがみ」(ツルツル系のアルカリ性単純硫黄泉)です。⑦宿泊は、「ホテル木曽路」です。外国人も多数宿泊していました。巨大な岩を配した豪快な露天風...秋の木曽路~紅葉露天風呂
①日当たりの良い斜面に「ツワブキ(石蕗)」の綺麗な黄色の花が咲いていました。②ツワブキの花を求めて「ホソヒラタアブ(細平田虻)」たちがやって来ていました。③シュウメイギク(秋明菊)にもやって来ていました。ホソヒラタアブ(細平田虻)は、成虫で越冬するので吸蜜に一生懸命なんでしょうねえ。しかし、黒っぽい感じのするホソヒラタアブ(細平田虻)です。④これは、6月に写したホソヒラタアブ(細平田虻)ですが、明るい黄色みを帯びた腹部に黒色の縞模様が綺麗です。⑤しかし、今回写したのは「黒の縞の幅が広く」「体色も暗橙色」のため黒っぽく見えます。これは、低温期に現れる「黒化型」です。成虫で越冬するので、太陽光を吸収しやすいように変色しているのでしょうかねえ。ホソヒラタアブ(細平田虻)低温期の黒化型!
①ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)のオスを見つけました。②立派な産卵管を持ったヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)のメスも見つけました。③別の場所で、水晶の玉のような綺麗な「精包」をつけたメスがいました。④裏から見てみると2個の精包が付いています。この「精包」には、「精子」とともに「栄養」がたっぷり入っています。⑤メスが、この栄養の詰まった精包を食べている間に精子が移動し、受精が行われます。交尾は、まずオスが翅を上げて腹部を下げます。そして、メスがオスの上に乗って「精包」を受け取ります。この交尾の方法は、キリギリスやコオロギの仲間は、みな同じです。ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)精子と栄養を含んだ精包!
コカマキリ(小蟷螂)、ハラビロカマキリ(腹広蟷螂) 間もなく寿命を終える!
①午前中は太陽も顔を出していたのに、昼から予報通り久々の雨になりました。烏瓜が、オレンジ色に輝いていました。②種子を取り出して見ると、まるで「カマキリ(蟷螂)」の顔のようです。③コカマキリ(小蟷螂)が地面を這っていました。茶褐色の顔は、まさにカラスウリの種子ですねえ。④桜の枝に「茶褐色」になったハラビロカマキリ(腹広蟷螂)の卵塊を見つけました。⑤別の木で、産卵をして時間があまり経過していない「青白い」卵塊を見つけました。⑥その下には、間もなく寿命を終えようとしているハラビロカマキリ(腹広蟷螂)がいました。ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)の産卵の様子を、一部始終を見てみたいモノです。コカマキリ(小蟷螂)、ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)間もなく寿命を終える!
①市から新型コロナ予防接種(5回目)の案内が来ました。②電話で予約を申し込むと、これまで4回接種した「藤田学園」は満杯でした。そこで、「安城厚生病院」で接種することにしました。③予約時間は、9:30だったので30分前に到着すると、すでに受付が始まっていました。そして、ほとんど待つことなく接種できました。④これで、接種証明書を持って旅行が少し安全にできそうです。新型コロナ予防接種(5回目)
①オオスズメバチ(大雀蜂)が、樹液を舐めていました。オオスズメバチの舌は、樹液が舐めやすいよう「やすりのようにザラザラ」しています。②しかし、気温が低いので樹液も白色の塊になっているのもあります。その白い樹液の塊をくわえていました。初めて見る姿です。③後でやって来た働き蜂とキスを始めました。これは、口移しで栄養交換をしている行動です。④この時期に樹液が出ている樹は少ないので、長い間樹液を舐めていました。⑤そこへ、樹液を求め成虫越冬する「アカタテハ」もやって来ました。しかし、気の強いオオスズメバチはアカタテハを樹液場所から追いやってしまいました。オオスズメバチ(大雀蜂)口移しで栄養交換!
①里山で中国四川省を原産とする「シセントキワガキ(四川常盤柿)」が熟しているのを見つけました。人差し指大の小さな果実で、食べて見ると甘みがありました。落葉樹のロウヤガキにも似ていますが、これは常緑樹です。②これは、4月に咲いていた花です。一般的なカキとは異なり「柄」にぶら下がってできます。花(実)には羽根のようなヘタがついています。③近くの日当たりの良い場所に、キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)の幼虫を見つけました。④「カメムシ(亀虫)」というと「臭い」と言うイメージが強いですが、キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)は「青リンゴのような臭い」がします。探して見ると成虫がいました!⑤そばの葉に成虫が越冬するために集まっていました。「キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)」の名前は、腹部が黄色であり、翅が細長く、腹部が幅...キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)青リンゴのような臭い!?
①昨夜は、皆既月食!しかも、孫たちの就寝時間前に見ることができる。隣の神社に出かけました。②幼稚園の孫は、月食よりもお菓子を食べて夜の神社を駆け回ることに喜んでいました。小学生の孫は、望遠鏡で熱心に眺めていました。③私は、何時ものように手持ちカメラで写しました。赤黒い皆既月食は、最高の天体ショーですねえ。孫と天体ショーに感動!
オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)、アキアカネ(秋茜) 寒さに強い蜻蛉!
①里山で輝くような紫色をした果実の「ムラサキシキブ(紫式部)」に出会いました。園芸品種の「コムラサキ」に比べると果実が少数ですが、野で出会うと嬉しくなります。②光沢の強い緑色をした美しい「オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)」がいました。晩秋で気温も低下してきましたが、12月まで姿をみられる蜻蛉です。③陽だまりでは、アキアカネ(秋茜)たちが元気に飛び交っていました。オスです。④メスです。⑤交尾をしているアキアカネ(秋茜)もいました。「暑さに弱く、寒さに強いアキアカネ」・・・私のようです。オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)、アキアカネ(秋茜)寒さに強い蜻蛉!
①花壇で「ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)」をみつけました。②クダマキモドキには、「里クダマキモドキ」や「山クダマキモドキ」がいます。「ヒメ(姫)」とあるのは、それらに比べ小さいという意味です。③南方系の昆虫ですが、地球温暖化によって勢力を広げています。今日は、3匹見つけました。④つまんで交尾器を見てみました。つまむときに脚が2本取れてしまいましたが、交尾器から「オス」だというコトが分かります。⑤これは、3年前に写した「メス」です。ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)の、産卵管は、里クダマキモドキや山クダマキモドキと比べると、まるで「剣」のように幅が狭くて長いのが特徴です。ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)オスとメス!
クロスジオオシロヒメジャク(黒条大白姫尺蛾)、 ツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾) 尺蛾2種!
①里山でつる性植物「サネカズラ(実葛)」の果実が生っていました。青い時期は、まるで高価な「シャインマスカット」を想起させます。②赤色に熟した魅力的なサネカズラ(実葛)です。サネカズラ(実葛)の別名「ビナンカズラ(美男葛)」は、枝をつぶすか樹皮を剥いで水に浸しておくとねばねばした液が出てきて昔それを整髪に用いたのが由来です。③葉の上に特徴的な目玉模様の「クロスジオオシロヒメジャク(黒条大白姫尺蛾)」が2匹いました。④よく似たのに「ヒトツメオオシロヒメシャク」というのがいますが、丸紋と淡い黒色線が接しているかどうかで判別できます。⑤別の場所で、ツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾)が顔をのぞかせていました。どちらも、いわゆる「シャクガ(尺蛾)」で、幼虫は「尺取虫」です。クロスジオオシロヒメジャク(黒条大白姫尺蛾)、ツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾)尺蛾2種!
①11月になっても暖かい日が続いていますが、朝夕は寒さを覚えます。ウラギンシジミが、葉裏で越冬体勢に入っていました。しかし、身を隠すには葉の幅が狭いですねえ。②気温が低いので動きが鈍く、枯れ葉に止まらせました。夏場では、絶対にできない芸当です。③真正面から見ることもできました。④気温が上がってくると、日光浴する姿も見られます。渋い茶色が素敵なメスです。⑤オレンジ色に輝くオスです。ウラギンシジミ越冬体勢に入る!
成虫越冬の準備(キタキチョウ、キタテハ、クロコノマチョウ、クロウリハムシ)
①ザクロ(柘榴)が爆ぜ、赤く透明な多汁性の果肉の粒が見えてきました。とは言っても、種子ばかりで食べる気はしませんがねえ。②今日も暖かい日で、成虫越冬する昆虫たちも活発に動いていました。キタキチョウは、色々な花で盛んに吸蜜していました。③キタテハは、夏の黄色から秋型の濃いオレンジ色になり、やはり吸蜜に夢中です。④クロコノマチョウは、やはり秋型になり、枯れ葉に紛れ込む翅になっていました。⑤クロウリハムシは、カラスウリの葉を一生懸命食べていました。成虫越冬の準備(キタキチョウ、キタテハ、クロコノマチョウ、クロウリハムシ)
①今日は、晴れの特異日「文化の日」でした。気温も24℃と汗ばむような暖かさで、「たんとピア」では親子連れが遊んでいました。②散策道を歩いていると、遠くに茶色の動物がいました。最初、子犬かなと思いました。③しかし、すぐに「チョウセンイタチ(朝鮮鼬)」だと分かりました。去年の12月に出会った個体と同じだと思います。野生での平均寿命は2年と言われています。④私がカメラを構え、不動でいると、ドンドン近づいてきました。そして、私と目が合いました。可愛いですねえ。⑤歩道からそれて、木の根元の方へ行ってしまいまい、姿が見えなくなってしまいました。倒木や切株・茂みなどを、巣やねぐらとするので、この近くにあるのかも知れませんねえ。チョウセンイタチ(朝鮮鼬)互いに見つめ合う!
サトクダマキモドキ(里擬管巻)里に棲むクツワムシに似ているキリギリス!
①公園のシュウメイギクが綺麗に咲いていました。我が家の庭にも植えてありますが、うまく定着しません。②樹の幹に綺麗な緑色をした「サトクダマキモドキ(里擬管巻)」がいました。産卵管が見えないのでオスです。③クダマキ(管巻)は、クツワムシの別名です。つまり、サトクダマキモドキ(里擬管巻)とは、里に棲むクツワムシに似ているモノという意味です。④越冬形態は、卵ですので、このオスも間もなく死んでしまいます。サトクダマキモドキ(里擬管巻)里に棲むクツワムシに似ているキリギリス!
①池にせり出した木にゴイサギ(五位鷺)の幼鳥(ホシゴイ)4羽いました。1羽は、枝陰にかくれています。②久々に出会ったホシゴイですが、兄弟でしょうか。③一羽が、何かを見つけたのか水面を凝視しています。④そして、忍び寄るように脚を運びました。⑤ゴイサギは、動物食で、両生類、魚類、昆虫、クモ、甲殻類などを食べます。⑥しかし、それ以上の行動をとることはありませんでした。全国の分布調査で個体数が少なくなっていることが分かり、2022年9月から狩猟対象鳥獣ではなくなったそうです。ゴイサギ(五位鷺)幼鳥(ホシゴイ)4羽!
キンケハラナガツチバチ( 金毛腹長土蜂)のメス コガネムシの幼虫の天敵!
①道端にセイタカアワダチソウ(背高泡立草)の群落がよく見られるようになりました。かつて、喘息の原因(本当はブタクサ)と間違われ忌み嫌われ者でしたねえ。②昆虫たちにとっては、セイタカアワダチソウ(背高泡立草)の群落は楽園です。ウラナミシジミのオスが、翅を広げ輝くような青色を見せていました。③その近くに、キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)のメスがいました。名前のように長い腹に金色の毛が輝いています。メスの特徴は、腹部が太く、触角が短いです。④オスがいなかったので、昨年写したオスを乗せます。オスの腹部は細く、触角が長いです。⑤「ツチバチ(土蜂)」と言われるように、メスが畑で土に潜り込む姿をよく目にします。それは、コガネムシの幼虫に産卵するためです。今年は、コガネムシの幼虫にブロッコリーの苗を6本も食われてし...キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)のメスコガネムシの幼虫の天敵!
①カラスウリ(烏瓜)の若い「ウリボウ」の縦縞もだんだんと黄褐色になり・・・②真っ赤になりました。③今年は、田んぼの周辺を歩くとピョンピョンと跳び出すコバネイナゴ(小翅稲子)の姿が激減です。④最近、道の駅でもよく売られている「イナゴの佃煮」の材料はコバネイナゴ(小翅稲子)です。⑤「昆虫食」としても注目されているので、来年は増えてほしいですねえ。交尾しているカップルに応援です。コバネイナゴ(小翅稲子)つくだ煮の材料ですが!
キバナコスモス畑で(キムネクマバチ、ホシホウジャク、ウラナミシジミ、トノサマバッタ)
①穏やかな秋空の下、「たんトピア」のキバナコスモスが綺麗に咲き誇っていました。②キバナコスモスの蜜や花粉を求めて昆虫がやって来ていました。冬の間、巣穴で子どもたちと過ごすキムネクマバチのお母さんがやって来ました。③ホシホウジャクは、器用に口吻を伸ばし吸蜜しています。④ホバリングする姿はハチを思わせますが、休息している姿は、まさに「スズメガ科」の蛾ですねえ。⑤尻尾が可愛いウラナミシジミも吸蜜に来ました。⑥歩いていると、トノサマバッタが飛び出してきました。今後、交尾・産卵が見られるかな。キバナコスモス畑で(キムネクマバチ、ホシホウジャク、ウラナミシジミ、トノサマバッタ)
①ミゾソバ(溝蕎麦)が群生していました。名前は、水辺などの縁に生えており、その見た目が蕎麦に似ていることに由来します。②根元が白く先端が薄紅色の可愛い花です。③そこへ、クロヒラタアブ(黒扁虻)が吸蜜にやって来ました。④「ヒラタアブ(扁虻)」というのは、横から腹部を見ると「扁(ひらたい)」からです。クロヒラタアブ(黒扁虻)みぞ蕎麦で吸蜜!
ナツアカネ(夏茜)、アキアカネ(秋茜)、コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉) 赤とんぼ3種!
①里山でアケビ(木通)が弾け、白色の果肉、黒色の種子が見えていました。まさにアケビの語源「開け実」さんですねえ。②3種の赤とんぼにも出会いました。全身赤色になった「ナツアカネ(夏茜)」のオスです。③イメージほど赤くない「アキアカネ(秋茜)」のオスです。④翅の先端が淡褐色の「コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)」のオスです。ナツアカネ(夏茜)、アキアカネ(秋茜)、コノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)赤とんぼ3種!
①タマネギの苗を買うために「あおいパーク」に行って来ました。8:50には、店先に長蛇の列ができていました。タマネギの苗は、見る間になくなっていきます。②今回は、3月収穫の「超極早生50本」と4月収穫の「極早生100本」を買いました。苗1本は、税込みで11円です。以前より高くなりましたねえ。12月になったら6月収穫の「晩生100本」を買うつもりです。③冬春野菜として、A畑に「エンドウ、ナバナ、ホウレンソウ、ワケギ」が植えてあります。④B区には、「キャベツ、大蔵大根、愛知白菜」が植えてあります。⑤C区には、「青首大根、王将白菜、ニンジン、ブロッコリー」が植えてあります。D畑には、「ネギ、ニンニク、空豆」が植えてあります。タマネギ(超極早生、極早生)と15種の冬春野菜!
①小5の外孫が、「葛飾北斎の実際の絵が見たい!」というので、小布施へ(22日~23日)行って来ました。②信州中野ICを降り、志賀高原に向かう途中の池は紅葉真っ盛りでした。③宿泊は、「志賀高原硯川温泉硯川ホテル」です。含硫黄泉がかけ流しで硫化水素臭がぷ~んと臭ってきます。温度によって乳白色から緑白色に変化する濁り湯です。④翌日も旅行日和でした。笠ケ岳を越え、秋色に染まった山田牧場に出ました。⑤山田牧場には、放牧されている牛もいました。⑥紅葉の山道を下り、小布施にある「岩松院(がんしょういん)」に行きました。⑦大間の天井に描かれている葛飾北斎筆「八方睨み鳳凰図」を座り仰ぎ見て説明を受けました。葛飾北斎88歳から89歳にかけての作品で畳21枚分の鳳凰図です。塗り替えが一度もなされていないのに鮮やかな色彩に驚かさ...硯川温泉と葛飾北斎!
①秋晴れに誘われ、生きものの里へ行きました。我が家の柿よりも全体に熟した柿が鈴なりです。②カキの上には、「キタテハ」が秋型の濃いオレンジ色の翅を広げて日光浴をしていました。このまま成虫越冬に入ります。③柿の幹には、「アカタテハ」が日光浴をしていました。④赤みの濃いオレンジ色が綺麗で、私の好きなチョウの一つです。⑤山手に入ると、「ジョウビタキ」の懐かしい声が聞こえてきました。今季初めて出会う、冬鳥としてやって来たオスです。まもなく我が家にもやって来るでしょうねえ。キタテハ、アカタテハそしてジョウビタキ生きものの里で!
①池の縁にアサザ(浅沙)の黄色い花が沢山咲いていました。②その近くの水面に2匹のハラビロカマキリが浮いていました。③これは、ハラビロカマキリの腹部から2匹のハリガネムシが出てきたところです。このハリガネムシ(針金虫)に寄生されたハラビロカマキリは、入水自殺へと導かれてしまいます。このマインドコントロールの仕組みは、まだ解明されていません。④ハリガネムシ(針金虫)は、乾燥すると針金のように硬くなることから名前が付きました。この時期、ハリガネムシのオス・メスが水中で絡み合い受精をします。オスは、体色が黒色で二叉になった先端に精子の詰まった嚢があります。⑤メスは、体色が茶褐色です。メスは、先端を開いて精子の詰まった嚢を吸い込み受精します。不思議な生き物ですねえ。ハリガネムシ(針金虫)カマキリを入水自殺へ!
①里山では、真っ赤な果実が弾けて黒い種子が見える「ゴンズイ(権萃)」が目立ちます。「ゴンズイ」というと魚の「ゴンズイ(権瑞)」を思い出します。魚の「ゴンズイ(権瑞)」は有毒で危険で、樹木の「ゴンズイ(権萃)」も「役に立たない樹」という意味を持つという説があります。②葉の中に「ササキリ」を見つけましたが、尾部の様子からオスだと思います。③その近くにとても小さな「ヒメバチ」を見つけました。④ヒメバチは寄生蜂の総称です。ヒメバチは甲虫や他のハチ、チョウ、クモなどに寄生し、節足動物の個体数を制御する重要な役割を担っています。昆虫の中でも特に巨大なグループで新種を含めた推定種数では60,000~100,000種とも言われ、この個体の名前は私には分かりません。ヒメバチの仲間小さな寄生蜂!
①今年は、これまでになく鈴なりの柿です。午前中に買い物かごに4杯の柿を取り、近所に配りました。まだ、何百個となっているので、ドンドンお嫁に出します。②完熟した柿は、果汁が垂れているので、色々な昆虫がやって来ます。③オオスズメバチは、近づく私を無視するかのように果汁を舐めています。④ルリタテハは、越冬のための栄養を十分補給するかのように吸っています。オオスズメバチ、ルリタテハ完熟の柿を求めて!
①三年ぶりの神明神社祭礼です。②露店も10店出て、子どもたちは大喜びです。その分、私の財布は軽くなりましたが。③久々に厄年による勇壮な「駆け馬」です。たいぴろさん店で仕入れた縄でしっかりと組まれた馬場内を人馬一体となって駆け巡ります。私も厄年の時に馬にしがみ付きましたが、恐ろしかったですねえ。④今年は、18頭の神馬です。かつては、どこの祭礼でも見られた駆け馬ですが、近年は少なくなりました。趣味で飼っているいる人にとっては、この祭礼での礼金が重要な飼育資金になるそうです。⑤霧ヶ峰の旅行で乗馬が好きになった孫は、「ポニー乗馬体験」に率先して参加しました。4時からは厄年の餅投げです。三年ぶりの神明神社祭礼!
エゾビタキ(蝦夷鶲)、サメビタキ(鮫鶲)そしてアサギマダラ(浅葱斑) 於大公園!
TVで「大府にアサギマダラ(浅葱斑)がやって来た!」と報じていました。それなら於大公園に来ているはずと思い出かけました。①最初に出会ったのは、旅鳥のエゾビタキ(蝦夷鶲)です。胸の縦縞模様がはっきりと見えます。②エゾビタキ(蝦夷鶲)の鳴き声は小さくて聞きにくいとのことです。しかし、周りに人がいなく、初めて聞きとることができました。「ツィーツィー」と、まるで虫の音のような可愛い声でした。③木の周りに巨大レンズのカメラを構えるおじさんたちがいました。やはり、旅鳥で暗色の「サメビタキ(鮫鶲)」です。④多くの鶲には複数出会えるものの肝心な「アサギマダラ(浅葱斑)」がいません。別のルートで帰ろうとすると、優雅に舞うアサギマダラ(浅葱斑)がやってきました。⑤海を渡るチョウが、大好きなフジバカマで吸蜜する姿が写したいとこ...エゾビタキ(蝦夷鶲)、サメビタキ(鮫鶲)そしてアサギマダラ(浅葱斑)於大公園!
①10月12日から1泊で乗鞍高原方面の温泉へ行って来ました。②松本ICを降り、一番目の湯は「竜島温泉せせらぎの湯」です。pH8.96のアルカリ性単純温泉に浸かり、運転疲れを癒しました。③二番目の湯は、昼食を済ませ「さわんど温泉湖畔の湯」に浸かりました。眼下に梓川を眺め、源泉かけ流しの湯舟にゆったりと浸かりました。④三番目の湯は、泡の湯の斜め前にある「白骨温泉かつらの湯丸永旅館」です。事前の調査では入泉料500円でしたが、女将の「800円です」と言う言葉に、「便乗値上げかな・・」と思いましたが・・。まあ、待望の乳白色の湯に満足です。⑤次に、一の瀬園地方面に向かい、乗鞍高原の秋を味わいました。本格的な紅葉は、一週間後くらいですかねえ。⑥宿泊は、「休暇村乗鞍高原」です。駐車場は県外ナンバーの車が70台以上、バス...乗鞍高原の紅葉と温泉
①朝夕が涼しくなり、避暑地にいたアキアカネ(秋茜)が平地に降りてきました。赤とんぼ=アキアカネのオスというイメージがありますが、全身真っ赤でなく腹部だけが赤色です。②メスは、茶褐色です。③うまく交尾できました。④トンボで赤くなるのはオスという一般的なイメージがあります。ところが、アキアカネ(秋茜)のメスで赤くなるのがいます。よく見ると、腹部の背面は赤色ですが、下部は黄褐色です。⑤オスは、腹部下部も赤色です。それに、〇円で囲った尾部の形も異なります。赤いメスが、どのくらいの割合でいるのか調べたいと思っています。アキアカネ(秋茜)赤色のメスもいる!
朝から降っていた雨も昼には止み、太陽が顔を出しました。すると、沢山の昆虫が庭の百日草に集まってきました。①ツマグロヒョウモンのオスが吸蜜にやってきました。②ツマグロヒョウモンのメスも花から花へと渡り歩きます。③個体数が目立つのは、セセリチョウの仲間です。これはオオチャバネセセリです。百日草の黄色の筒状花にうまく口吻を刺し込んで吸蜜しています。④イチモンジセセリもいます。⑤オオハナアブは、蜜と花粉を求めてやって来ました。百日草は、こぼれ種でドンドン増えるので来年も昆虫の楽園になりそうです。百日草に集まる昆虫たち!
①来週は、3年ぶりの祭礼なので庭の清掃をしました。コムラサキも綺麗な紫色になってきました。②背の低い枝にエグリバのような昆虫を見つけました。③翅に金色の丸紋とU型紋がある「イチジクキンウワバ(無花果金上羽蛾)」という蛾の一種です。越冬は、幼虫や蛹でしますが、暖地では成虫で越冬する可能性もあるようです。④幼虫は、多食性で、コボウ、レタス、キャベツ、ダイコン、ネギ、キュウリ、ダイズ、アズキなどの野菜を食べます。名前に「イチジク(無花果)」とあるのは、金紋がイチジクの実(花)に似ているからです。イチジクキンウワバ(無花果金上羽蛾)金色の丸紋とU型紋!
①久しぶりに生きものふれあいの里へ行くと、ため池の堤防にカメラを構えた人々がいました。②水の少なくなった泥地に「コウノトリ(鸛)」が一羽いました。③個体識別の脚環から2016年に兵庫県で放鳥されたコウノトリ(鸛)ということが分かりました。④名前は、「きずな君」(オス)です。⑤毛づくろいを一生懸命していました。⑥おじさんたちに聞くと、1週間前からいるそうです。⑦実は、西尾の生きものふれあいの里には、2018年110月29日に福井県で放鳥された「りゅう君」がやって来たこともあります。この時は、小魚を盛んに食べていました。コウノトリ(鸛)西尾に「きずな君」がやって来た!
①オンブバッタ(負んぶ飛蝗)のメスがいました。②こちらは、オスです。メスに比べると小さいです。③この時期、あちらこちらでオンブバッタ(負んぶ飛蝗)の交尾が見られます。④方向を変えて見ると、メスの上に乗ってオスが交尾しているのがよく分かります。⑤昆虫の名前の多くは、姿や形から付けられますが、交尾の様子から「負んぶ」とは分かりやすいですね。特に、オスは交尾相手のメスにしっかりと長時間しがみ付いているので「負んぶ」している姿が目立つんでしょうねえ。⑥真上から見ると、メスとオスの大きさの違いがよく分かります。オンブバッタ(負んぶ飛蝗)とても分かりやすい名前!
①秋になって庭でウラナミシジミ(裏波小灰蝶)が、よく見られるようになりました。②大葉の花に吸蜜に複数のウラナミシジミ(裏波小灰蝶)がやって来ていました。後翅の先端に尻尾(尾状突起)があり、可愛いですねえ。③名前の通り、「翅の裏側は波模様」です。④しかし、翅の表側はブルーです。全開していないので確証はありませんが、全体が青いのでオスだろうと思います。ウラナミシジミ(裏波小灰蝶)尻尾が可愛い!
①3畝作った枝豆(黒豆)が熟してきました。②豆も膨らみ、食べごろな状態です。③今夜は枝豆の塩茹でで美味しくいただけそうです。④しかし、10日ほど前に見たら茎にマルカメムシ(丸亀虫)がビッシリです。鞘に茶色の斑点ができたり、カメムシの異臭がしたりするので、急いで殺虫剤を散布しました。野菜師匠に相談したら「花の時期に散布するとよい」とのこと。農薬は使いたくないですが、来年は花の時期に散布しますかねえ。マルカメムシ(丸亀虫)枝豆の害虫!
①葉の上に数匹のツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)がいました。②近づくと、名前の通り(横に這って)葉裏へかくれてしまいます。③また、翅の先端は名前の通り(褄黒)です。鮮やかな黄緑色をしているので、「バナナ虫」という愛称があります。しかし、カメムシの仲間に属し、作物の汁を吸う農業害虫でもあります。ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)愛称はバナナ虫ですが!
①クリが弾けて顔を出すと、秋を感じますねえ。先日の温泉旅行では、栗きんとんを買ってきましたが、高かったですねえ。②歩いていると茶色の昆虫が飛び出し、葉の上に止まりました。③まるで枯れ葉の欠片のようなヒメエグリバ(姫抉翅)です。右側が頭です。④この枯れ葉に擬態した容姿から「成虫越冬」のように思われがちですが、「幼虫越冬」です。年に4回も発生しますが、この写真は9月上旬に写した幼虫です。ヒメエグリバ(姫抉翅)まるで枯れ葉の欠片!
①今年はクワガタやカブトムシとの出会いが少ないので、残念に思っていました。ところが、里山の1本の樹にクワガタ(鍬形)が8匹もいるのを見つけました。②交尾しようとしているカップルを見つけました。③そこへ、別の雄がやって来てバトルが始まりました。④大あごを使い、相手を落とそうとします。⑤挑戦者が勝ち、メスの上に乗ろうとします。⑥ところが、別の雄がやって来て、メスを奪おうとします。⑦またまた、大あごを大きく開いてバトルが開始されました。強いオスが子孫を残す権利を得るんですねえ。クワガタ(鍬形)恋のバトル!
①9月28日から1泊で秋の信州(温泉巡りと松茸料理)へ行って来ました。②朝7時出発し、10時に麻績(おみ)に着きました。北アルプスを望む庭の宿「シェーンガルデンおみ」(ドイツ語:美しい庭)で一番風呂です。③冷鉱泉ですが、300円と安く、汗を流すには最適です。④二湯目は、信州戸倉上山田温泉にある七福神外湯の一つである「万葉超音波温泉」(400円)です。⑤温泉に含まれる気泡が弾けると超音波が発生し、骨の温度が1℃高まると言われています。惜しみなく源泉が流入され、硫化水素臭が漂ってきます。⑥三湯目は、別所温泉の外湯の一つである「大湯」(200円)です。木曽義仲が葵の病気治療のために建てた湯屋で、単純硫黄泉がドバドバとかけ流されています。⑦宿泊は、別所温泉「南條旅館」です。⑧現天皇が皇太子時代に学友と宿泊された旅...秋の信州(温泉巡りと松茸料理)
①ヒガンバナでキタキチョウが吸蜜をしていました。②野では、例年のように沢山のキタキチョウたちが舞っています。③しかし、例年よく見られるキタテハの姿を見るのは希です。④また、例年花の吸蜜によくやって来るヒメアカタテハの姿も少ないです。今年の異常な気象が関係しているのでしょうかねえ。キタテハやヒメアカタテハが少ない!
①お盆のころから庭にウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)が見られるようになりました。②特に、台風の前には、庭で乱舞していました。いわゆる「赤とんぼ」ではありませんが、赤とんぼと見間違われることがあります。③風に乗ってフワフワ飛んでいるので、補虫網で簡単に捕らえることができます。④南方で発生したウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)は、世代交代をして北上します。北上しても越冬ができなので死滅してしまいます。なぜ北上するのか不思議なトンボです。⑤か弱い体のつくりなので、他のトンボの餌になることも多いようです。ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)は、小さな昆虫を食べるので、湿度の高い日には低い位置で群れているんでしょうねえ。ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)世代交代して北上!
①生きものの里の駐車場で、これまで見たコトないチョウがいました。②盛んに吸水をしており、近づいてもあまり逃げません。③後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋がある「アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)」です。私にとっては初めての出会いで、感激です。④しかし、この「アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)」は中国のチョウで、人為的に持ち込まれ放蝶されたもののようです。埼玉県で1995年に発見され、勢力をひろげています。現在は、国の「特定外来生物」に指定されています。⑤これは、我が家の庭にもよくやって来る在来種の「ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)」です。アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)は、ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)と同じエノキを食草とするので、競合する可能性があります。また、ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの雑種が出来ることが確認されて...アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)外来生物人為的な放蝶!
①草むらに色々な成長段階のツチイナゴ(土蝗)がいます。緑色の体色の中に黒点が目立つ幼虫です。②体色が綺麗な緑色になった幼虫がイネ科の葉をムシャムシャ食べていました。③すでに体色が茶色になり成虫越冬の準備ができているのもいます。④その中に、体色が全体に異様に白っぽくなったのがいました。よく見ると、まだ翅が短いです。(8:44)⑤10:04に再度見にいくと、脱皮をしていました。脱皮の最中を見るのは初めてで、感激です。⑥10:07縮れた翅は、結構長いので、これから体色が茶色に変色するかも知れません。ツチイナゴの脱皮回数は知りませんが、イナゴは8回と言われるので、それに近い回数でしょうねえ。ツチイナゴ(土蝗)脱皮の最中を目撃!
ネキトンボ (根黄蜻蛉)の連結 ショウジョウトンボに似ていますが!
①カラスウリの若い果実(ウリボウ)が生っていました。②池では赤いトンボが連結して飛んでいました。最初、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)かと思いました。③しかし、連結している後ろのメスは、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)とは全く違います。④ネキトンボ(根黄蜻蛉)の連結です。ネキトンボ(根黄蜻蛉)とショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)の違いは脚や胸で判別できますが、翅の紋の色も異なります。⑤これは、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)です。ネキトンボ(根黄蜻蛉)の連結ショウジョウトンボに似ていますが!
①里山のサンショウの果実がはぜ、黒色の種子が出てきました。山椒を見ると「うな丼」が食べたい「食欲の秋」ですねえ。②エノコログサの茎に小さな昆虫が止まっていました。③体の上半分が黒色のササキリ(笹螽蟖)です。名前は、まさに「ササ地に棲むキリギリス」です。④横から見ると、産卵管があるので「メス」です。オスは、昼夜問わず「シリシリシリシリシリ……」と目立たない鳴き声で鳴いています。ササキリ(笹螽蟖)ササにすむキリギリス!
①隣の神社で独占状態だった「ツクツクボウシ」の鳴き声も少なくなってきました。②庭を歩いていると、「ピョン」と跳ぶ小さなバッタがいます。イボバッタ(疣飛蝗)です。③灰色っぽいゴツゴツしたバッタなので地面にいると溶け込んでいて、動かないと気づかないバッタです。④胸部にはギザギザした突起あるので、それを「イボ(疣)」に見立てて「イボバッタ(疣飛蝗)」という名前がつきました。年1回発生し、卵で越冬します。5~6月に孵化し、2か月ほどの幼虫を経て成虫になります。イボバッタ(疣飛蝗)地面に溶け込む!
ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛) ショウリョウバッタを20秒でグルグル巻き!
①草むらを歩いていると、飛び出した「ショウリョウバッタ」がナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)の網にかかりました。②すると、ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)は、糸疣から糸の束のようなモノを出し、獲物をグルグル巻きにしていきました。③よく見ると、糸を出す穴が複数あり、一本でなく束状になって吐き出されています。これまで、一本の糸でグルグル巻きにしていると思ったので、驚きの発見です。④体の向きを変え、獲物をミイラのように包んでいきます。⑤糸も後脚で調整しているようです。⑥獲物をグルグル巻きにするのに、たった20秒です。⑦近くでナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)の卵のうを2個見つけました。この卵のうの中には、900個ほどの卵が入っています。卵は、秋に孵化し、幼体は冬の間は卵のうの中で過ごします。ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)ショウリョウバッタを20秒でグルグル巻き!
①葉の上にミカドトックリバチ(帝徳利蜂)の巣を見つけました。②泥で作られた巣は、まさに「トックリ(徳利)」の形です。③中にミカドトックリバチ(帝徳利蜂)の餌となるガの幼虫を入れると、穴をふさぎます。しかし、まだ穴が開いていたので、ガの幼虫を運び込む姿を写そうと待ちましたが、なかなか来ません。④どうしても徳利の中を見てみたいと思い、巣を壊してみました。4匹の青虫が入っていました。産み付けられたミカドトックリバチ(帝徳利蜂)の卵から孵化した幼虫は、この青虫を食べて育ちます。⑤これは、以前撮ったものですが、ミカドトックリバチ(帝徳利蜂)がガの幼虫に麻酔をかけている様子です。ミカドトックリバチ(帝徳利蜂)徳利の中に蛾の幼虫4匹!
①朝の池でイトトンボのカップルが沢山いました。まるで集団結婚式ですねえ。②とても小さなアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)です。③下側で精子を受け取っているのがメスです。④未成熟なアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)のメスは、オレンジ色をしています。アジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)まるで集団結婚!
①草むらを歩くとショウリョウバッタ(精霊蝗虫)がよく飛び出してきます。②しかし、私が近づいても動かないショウリョウバッタ(精霊蝗虫)がいました。③よく見ると、草にしがみ付いた格好で死んでいます。④近くに、同じように死んでいるショウリョウバッタ(精霊蝗虫)がいました。⑤腹部は茶褐色になりミイラ化しています。これは、「エントモファガ・グリリ」という昆虫細菌に感染したモノです。この菌に感染すると、ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)の意思に関係なく背の高い位置に誘導し、ミイラ化を待ちます。そして、昆虫細菌の胞子を拡散させ繁殖するという恐るべき戦略です。ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)のミイラ化その原因!
①隣の神社からは「ツクツクボウシ」の鳴き声が響いてきます。初秋に入り、主役が交代したとはいえ、まだ「アブラゼミ」の頑張っている姿も見られます。②その中で、アブラゼミが交尾しているのを見つけました。③夏の最盛期には見つけることのできなかった交尾に嬉しくなりました。④どちらがオスなのか分からないので、そっと捕まえて裏返してみました。指で挟んでいる左の方がオスです。子孫を残すために頑張っていますねえ。ブラゼミの交尾初秋の頑張り!
冬春野菜の準備でブログをしばらく休んでいましたが、再会します。①「店でサツマイモが売られている」という妻の情報に、サツマイモを一株掘り起こしてみることにしました。②一般には、10月の収穫時期なので、あまり期待をしていませんでした。ところが、期待以上に生長したサツマイモがゴロゴロと出てきました。種類は、女性陣の要望で焼き芋に適した「紅はるか」です。私は、サツマイモには興味がないので、ドンドンお嫁に出す予定です。③里芋の葉陰で、「ショウガ」が順調に育ちました。葉に触れるだけでショウガの独特な香りが漂ってきます。④とりあえず二株を掘り出しました。妻にショウガの甘酢漬けを作ってもらいますかねえ。サツマイモ(紅はるか)と生姜の収穫!
①昨日、冬春野菜の栽培のために発酵牛糞を畑に入れました。今日は耕作機で鋤き込む予定でしたが、夜に雨が降り、地面が柔らかいので中止です。②今年は、3畝作った「落花生」が青々と育っています。③収穫には、少し早いと思いましたが、一株抜いてみました。④結構育っていたので、今夜は「塩茹で」ですねえ。3畝もあるので、これから落花生の収穫を日々続ける予定です。⑤塩茹で美味しいは、完熟した固い殻の落花生よりも・・・⑥完熟前の白く柔らかい殻の落花生です。つるりとした食感で、とても美味しいです。落花生の塩茹で最高に美味しい豆は!
①昨日、涼しくなった夕方に畑へ出かけ野菜種子の蒔きなおしをしました。苗床を平らにし、水をかけ、横筋をつけました。②横筋に4種類の野菜の種子を蒔きました。③どれも好光性の種子なので、土をかけずにもみ殻を撒き、水をたっぷりかけました。④半円の支柱を建てました。⑤遮光ネットをかけました。さて、結果は3~4日後です。うまく発芽しますように!野菜種子の蒔きなおし結果は3~4日後!
①畑のイチジクが熟してきました。完熟したイチジクをその場で食べるのは、最高に美味しいです。②1週間以上前に蒔いた野菜種子が、まったく芽生えません。朝夕に必ず水やりをしたのにねえ・・・。こんなことは初めてです。野菜師匠に相談すると、「猛暑で畑がすぐに乾燥してしまうので、覆いをしたほうがイイ」とアドバイスをもらいました。③そこで、白菜、キャベツ、ブロッコリーの蒔きなおしです。「白菜は20日までに」と言われるので、夕方に作業開始です。猛暑で白菜、キャベツ、ブロッコリーの蒔きなおし!
①トマトと第2弾のキュウリの収穫が終了しました。現在は、ナス、ピーマン、スイカが食卓によく載ります。そして、南瓜が完熟してきました。②去年は、小型のカボチャでしたが、今年は大型のカボチャです。予想以上の生りで食べきれないので、お嫁に出します。③冬瓜も熟してきましたが、昨年より生りが少ないです。④真っ白に蝋状物質が表面を覆っています。剛毛が生えているので、手袋をしないとチクチクと痛いです。南瓜と冬瓜の収穫!
①雨上がりの朝、庭に出て見ると黄褐色のひも状のモノがいました。②ヌメヌメとした感じで地を這う「オオミスジコウガイビル(大三筋笄蛭)」です。まあ、女性には好かれないでしょうねえ。③名前のように体には、「三つの筋」があります。頭は、髪結い用の道具「コウガイ(笄)」に似ています。④本来、日本にはいない外来種です。人間には害を与えませんが、ミミズやなめくじ、カタツムリなどを食べる肉食性です。外見は好かれそうもありませんが、なめくじを食べてくれるなら良しとしますかねえ。オオミスジコウガイビル(大三筋笄蛭)肉食性です!
①野原でシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)の雄が、他のトンボを食べていました。②胸部をムシャムシャ食べています。こうやって見ると、トンボも獰猛な感じがしますねえ。③ところが、別の場所ではオオカマキリ(大蟷螂)にトンボが食べられていました。やはり、胸の部分を食べています。平和な野原で、し烈な喰う、喰われるの関係が展開しています。シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)喰う、喰われる!
①毎日、夕方に水やりを続けた里芋が私の背丈よりも大きくなりました。②「10日を過ぎれば収穫できる」という野菜師匠の言葉で一株掘り起こすことにしました。③茎を切り取り、スコップで周りを掘りおこしました。根がしっかりと張っているので、結構重労働です。④里芋は、「親芋から子芋、そして孫芋」とできるので「子孫繁栄」の野菜です。⑤親芋は固いので、放棄しました。しかし、野菜師匠から「煮崩れしないので、プロの料理人は歓迎する」と言われ、差し上げました。⑥一株から沢山の子芋・孫芋が採れました。今夜は、口に含めばとろけるような柔らかい里芋料理ですねえ。里芋の初収穫子孫繁栄の野菜!
①「今年は、クワガタムシやカブトムシが少ない」とぼやきながら何時もの樹木を見て歩きました。②やっと、「ノコギリクワガタ(鋸鍬形)」を2匹見つけました。③更に、別の樹で「カブトムシ(兜虫)」のカップルも見つけました。④森の奥で、もう一匹を見つけました。⑤最初、ノコギリクワガタかと思いましたが、どうも頭部の形が違います。独特な「耳状突起」のある「ミヤマクワガタ(深山鍬形)」です。この里山での初めての出会いで、ぼやきも消し飛びました。ミヤマクワガタ(深山鍬形)独特な耳状突起!
①池から少し離れた位置にチョウトンボ(蝶蜻蛉)のメスがいました。これから池に出かけ、雄と交尾・産卵するんでしょうね。②近くにお茶の樹がありました。見ると、実が生っています。③手に取ると、実が三房に分かれています。④横に切断して見ると、3つの種子が入る房が見えます。⑤「お茶畑」の地図記号は、黒色の三点です。これは、お茶の実を模ったったモノなんですねえ。チョウトンボのメスと茶畑地図記号
①ウチワヤンマを撮っていると、何やら長いモノが目に入りました。②恐ろしい「マムシ(蝮)」です。③昆虫を写すために草地に入る機会が多いので、長靴を履くようにしています。④園内には、マムシに注意という立て看板が複数建っていますが・・・・。マムシに出会ったのは、これで2回目です。ウチワヤンマとマムシ(蝮)
①霧ヶ峰では、避暑地で暮らす「アキアカネ」や蛇の目模様が綺麗な「ジャノメチョウ」が沢山いました。②草原では、背の高い草の上に野鳥たちが止まっていました。③近づいても意外に逃げません。④身軽なため、細い茎にも止まっています。⑤シシウドの陰にもいました。頭部に独特な波模様が見える「ノビタキ(野鶲)」の幼鳥です。⑥近づいてよく見ると、嘴に幼鳥の幼さが残ります。⑦全体に黒っぽさを感じるのでノビタキ(野鶲)の雄の幼鳥でしょうねえ。霧ヶ峰で出会った昆虫とノビタキ(野鶲)の幼鳥
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