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  • ヒメギス (姫螽蟖)の幼虫

    ①真っ赤なヘビ苺が美味しそうです。しかし、あまり美味しくありません。②草むらにヒメギス(姫螽蟖)の幼虫がいました。黒色ですが、キリギリス(螽斯)に姿形が似ていて小型な(姫)ことから名前が付きました。③胸部後方に見える「白色部」が格好イイですねえ。食性は草食傾向の強い雑食です。動物質としては、死骸やアブラムシなどの小型の昆虫などを食べます。ヒメギス(姫螽蟖)の幼虫

  • ジャガイモは人類を救う野菜か!

    ①ジャガイモ(キタアカリ)の地上部が倒れ、葉が黄緑色になってきました。収穫の時期と判断しました。②掘り起こして見ると、結構の量です。一袋(2㎏)の種芋から20~25倍のジャガイモができました。③ジャガイモは、肥料も少なく、手間暇もあまりかからず、大量に収穫できるので、「人類を救う野菜」ですねえ。今日は、小玉のジャガイモを塩茹でし、孫が食べるでしょうねえ。④次は、甘いトウモロコシの収穫が楽しみです。第1弾のモノは、すでに花が咲いています。ジャガイモは人類を救う野菜か!

  • ザトウムシ(座頭虫) クモではありません!

    ①地上を脚の長い生き物が動いていました。最初、クモかと思いました。②しかし、脚が異常に長く、体が楕円形でクモのようにくびれがありません。クモの眼は8個あるのに対し、眼は2個しかありません。目の位置がわかりにくく、古くは目が無いと思われていたため、「メクラグモ」とも呼ばれていました。クモではなく、ザトウムシ(座頭虫)の仲間です。③ザトウムシ(座頭虫)の仲間は、約80種類いますが、これは「オオナミザトウムシ」かも知れません。多くは雑食性で、昆虫やミミズ、虫の死骸などをエサにしており、人体には無害です。しかし、異様な感じのする姿で、あまり好まれていませんねえ。ザトウムシ(座頭虫)クモではありません!

  • オバボタル(姥蛍) ほとんど発光しない蛍!

    ①葉の上にホタル(蛍)らしき昆虫を見つけました。しかし、夜行性のゲンジボタルやヘイケボタルと違い、昼行性です。しらべると、オバボタル(姥蛍)ということが分かりました。②すぐに逃げてしまったので1枚しか写せませんでした。このオバボタル(姥蛍)は、ほとんど光ることはなく、触覚が発達しており、発光ではなくフェロモンによって配偶行動を行うようです。背中の模様が能面の姥(うば)に似ていることから名前が付いたようですが、あまり似ているとも思えませんねえ。オバボタル(姥蛍)ほとんど発光しない蛍!

  • オビカレハ(帯枯葉蛾) 卵から成虫へ!

    ①昨日の夕方、花桃の金属製の杭に淡黄色の2つの塊と蛾を見つけました。②「ひょっとすると!」と期待し、近づいてみると「オビカレハ(帯枯葉蛾)」の成虫です。③正面から見ると、名前の由来となった翅の「帯」が良く見えます。この帯が茶褐色なので、オビカレハ(帯枯葉蛾)のメスです。④真上から見てみると、淡黄色の上端に穴が開いています。どうやら、繭の中にいた蛹が羽化し、出て来たようです。⑤成虫を初めて写すことができたので、オビカレハ(帯枯葉蛾)の卵からの変態を紹介します。まず、成虫はリング状に卵を枝(梅、桜、花桃など)に産み付けます。卵のまま越冬します。⑥春に幼虫が大発生をし、集団で過ごします。この幼虫を除去するのに苦労します。⑦分散した幼虫は、繭の中で蛹になります。蛹は羽化し成虫になります。来春の事を考え、繭と成虫を簡易バ...オビカレハ(帯枯葉蛾)卵から成虫へ!

  • ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀) 共食いでなく交尾です!

    ①樹木の幹にキマワリ(木廻)を見つけました。②その側にヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)が2匹いました。しばらくにらみ合いの状態でしたが、離れて行きました。③散策後に見てみると、一匹の背中にもう一匹が乗っていました。最初、共食いをしているのかと思いました。④しかし、横から見てみると交尾をしているようです。ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)は、鋭い口吻を他の昆虫に差し込んで体液を吸ってしまいます。そのため共食いかと思いましたが、冬には集団で越冬する習性があり、共食いをしない昆虫です。ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)共食いでなく交尾です!

  • コガタスズメバチ(小型雀蜂) 初期巣の内部構造!

    ①5月初旬にササ地で見つけたコガタスズメバチ(小型雀蜂)の初期巣が完成したか見にいきました。すると、危険なコガタスズメバチ(小型雀蜂)の被害が出る前にという想いで取り除かれたいました。②前回、女王バチが作っていた「初期巣の徳利」の口は完成していました。③逆さ徳利が枝に付いている底の部分が残っていました。④これは、以前我が家のサザンカに作られたコガタスズメバチ(小型雀蜂)の初期巣の断面です。逆さ徳利の底の部分に、最初の働き蜂を羽化させるための巣があります。⑤下から眺めて見ると、12の育房室があり、蛹や卵がありました。ここで羽化した働き蜂たちが、ドンドン巣を大きくしていき、女王は産卵に専念します。まあ、初期巣の除去は正解ですねえ。コガタスズメバチ(小型雀蜂)初期巣の内部構造!

  • 吸水するチョウたち(テングチョウ、ルリシジミ、ウラギンシジミ、コムラサキ)

    今日は27℃と暑い日でしたねえ。道路で吸水するチョウたちに出会いました。①テングチョウです。②ルリシジミです。飛び立つとき翅の表が瑠璃色だったので、オスです。③ウラギンシジミのオスが、野鳥の糞尿で吸水していました。研究によると、糞尿に含まれるアンモニアを筋肉増強、精子の生産に利用しているそうです。④一番多く出会ったのは、コムラサキです。⑤翅を広げた時、紫色に輝かなかったので、メスですねえ。吸水するチョウたち(テングチョウ、ルリシジミ、ウラギンシジミ、コムラサキ)

  • キマダラカメムシ(黄斑亀虫) 庭を席巻か!

    ①梅雨になる前に庭の木の剪定をしました。葉の上で、ミナミアオカメムシ(南青亀虫)が交尾をしていました。②一番目立ったのは、大型のキマダラカメムシ(黄斑亀虫)です。③前から見ると、まさに「亀」ですねえ。このキマダラカメムシ(黄斑亀虫)は、台湾から東南アジアを原産地とする外来昆虫です。愛知県では2011年に最初に発見され、ドンドン勢力拡大中です。我が家の庭も席巻されそうです。キマダラカメムシ(黄斑亀虫)庭を席巻か!

  • バラルリツツハムシ(薔薇瑠璃筒葉虫)の交尾

    ①若葉のこの時期は、色々な「ハムシ(葉虫)」が見られます。コナラの葉の上に、バラルリツツハムシ(薔薇瑠璃筒葉虫)がいました。②上から見ると、オスがメスに乗り、交尾をしているようです。③横から見ると、交尾の様子がよく見えます。名前の「バラ(薔薇)」だけでなく、コナラ、ハギ、フジ、イタドリ、サクラなどの葉を食べます。瑠璃色をしており、「ツツハムシ(筒葉虫)」は円筒形の体型に由来します。バラルリツツハムシ(薔薇瑠璃筒葉虫)の交尾

  • ウリハムシ(瓜葉虫)、クロウリハムシ(黒瓜葉虫) どちらが野菜の天敵か!

    ①葉に全身オレンジ色のウリハムシ(瓜葉虫)が止まっていました。名前のように成虫は、ウリ科の植物の葉を食べます。特に数多くキュウリやカボチャの苗に集まり、私が近づくだけで「ブンブン」と逃げていきます。時には、苗の葉がボロボロになってしまいます。まさに、野菜の天敵です。②翅の黒いクロウリハムシ(黒瓜葉虫)もいました。これも名前のように成虫は、色々な葉を食べます。作物にもつきますが、野外ではカラスウリを食害します。数も少ないので、野菜の害虫として注目されていません。ウリハムシ(瓜葉虫)、クロウリハムシ(黒瓜葉虫)どちらが野菜の天敵か!

  • オビガ(帯蛾)とホタルガ(蛍蛾)の幼虫!

    ①枝にオビガ(帯蛾)の幼虫を見つけました。②終齢幼虫でとても毛深いです。無害とはいえ、毛に触る勇気はないですねえ。6月には、翅に「帯」のある成虫が見られるでしょう。③綺麗な黒と黄色の縞のあるホタルガ(蛍蛾)の幼虫を見つけました。これまで成虫はよく目にしたのに、幼虫に出会うのは初めてです。④間もなく、ホタルガ(蛍蛾)の成虫によく出会えると思います。オビガ(帯蛾)とホタルガ(蛍蛾)の幼虫!

  • カワトンボ(川蜻蛉) 清流で婚活!

    ①里山の清流でカワトンボ(川蜻蛉)のオスたちがメスを待ち構えています。未成熟な若いオスは、腹部がメタリックな青緑色で綺麗です。②成熟したオスは、腹部全体に白い粉を吹くのが特徴です。透明な翅の赤い縁紋が綺麗ですねえ。③羽化したばかりのメスに出会いました。翅が柔らかそうです。④カワトンボ(川蜻蛉)の成熟したメスです。透明な翅の白い縁紋が綺麗ですねえ。⑤メスが清流近くにやって来ると、早速オスがメスの首根っこを捕まえ交尾をしました。清流での婚活成功ですねえ。カワトンボ(川蜻蛉)清流で婚活!

  • ヒゲナガハナノミ(角長花蚤) 触角の立派なオス

    ①今日は天候が不順だったので、名前の分からなかった昆虫を調べることにしました。茶褐色の甲虫で、「くしの歯状の触角」という観点から調べました。しかし、手持ちの昆虫図鑑には載っていません。②ネットで、やっと「ヒゲナガハナノミ(角長花蚤)」のオスであることが分かりました。ヒゲナガ(角長)というのは、長くて立派なくしの歯状の触角のコトです。ハナノミ(花蚤)と変わった名前ですが、「ノミのようにとび、花に集まる」ことに由来します。次は、メスを見つけたいですねえ。ヒゲナガハナノミ(角長花蚤)触角の立派なオス

  • コガタスズメバチ (小型雀蜂) 女王が作る「とっくり型」の初期巣!

    ①ササ地の奥に茶色のボール状のモノを見つけました。②越冬したコガタスズメバチ(小型雀蜂)の女王が単独で作っている「初期巣」です。③写真を撮っていると背後から「ブ~ん!」と羽音がし、女王が戻って来ました。④女王が作る「初期巣」は、「とっくり」を逆さにした形です。まだ未完成で、とっくりの「筒」の部分がありません。女王は、樹皮をかじり取ったものをだ液と混ぜて「筒」の部分を作っていました。⑤これは、家のサザンカの枝に作られた「とっくり型」の初期巣(6月に発見)です。この初期巣で女王を助ける「働き蜂」が10匹ほど羽化します。この段階だったら素人でも除去できます。⑥これは、家のサザンカに「働き蜂たち」の働きで出来上がった大きな巣(10月に発見)です。巣穴からは常に見張りのハチが外をうかがっていました。巣の中には100匹ほど...コガタスズメバチ(小型雀蜂)女王が作る「とっくり型」の初期巣!

  • アケビコノハ (通草木葉蛾)の幼虫 巨大な目玉模様!

    ①4月上旬、アケビ(木通)の花が綺麗に咲いていました。②そろそろ果実に生長していると思い、見にいきました。③アケビ(木通)の葉の中に、独特な姿勢をしたアケビコノハ(通草木葉蛾)の幼虫を見つけました。脱皮直後のようで、脱ぎ捨てた皮が後ろにありました。④よく探すと、もう一匹の幼虫がアケビ(木通)の葉をモリモリと食べていました。⑤更に、体の巨大な目玉模様が目立つ三匹目も見つけました。私も初めて見た時、この目玉模様に「ギョッ」としたコトを思い出します。やはり、野鳥などの天敵を脅すのに役立っているんでしょうねえ。⑥この後、蛹になり羽化して成虫になり、成虫で越冬します。以前、秋に庭で見つけたアケビコノハ(通草木葉蛾)ですが、枯れ葉に擬態した姿は見事です。アケビコノハ(通草木葉蛾)の幼虫巨大な目玉模様!

  • クロアゲハ(黒揚羽蝶)、カラスアゲハ(烏揚羽蝶) 黒の舞!

    ①朝、庭で「クロアゲハ(黒揚羽蝶)」のメスが休んでいるのを見つけました。名前から真っ黒というイメージがありますが、写真のように稀にメスの後翅に綺麗な模様があるのもいます。また、モンキアゲハも飛んでいました。②そこで、野外に出かけると「カラスアゲハ(烏揚羽蝶)」が吸水しているのを見つけました。その場所は、白っぽくなっているので、野鳥の糞尿のようです。③私が近づくと飛び去りますが、必ず同じ場所に戻ってきて吸水を始めます。④ほぼ同じコースを旋回し帰ってくるので、舞う姿を狙いました。⑤よく見ると、前翅表面に暗色部があるので「オス」です。糞尿で精子を沢山作ってくださいね。クロアゲハ(黒揚羽蝶)、カラスアゲハ(烏揚羽蝶)黒の舞!

  • ヒメクロオトシブミ(姫黒落文) 落とさない文!

    ①庭のトリトニアが満開でオレンジロードが綺麗です。②葉の上に小さなヒメクロオトシブミ(姫黒落文)を見つけました。③4月上旬に見つけた「ウスアカオトシブミ(薄赤落文)」とは、まったく体色が異なります。④姿は似ていますが、背面がつやのある黒で歩脚が黄色です。越冬した成虫は、春に葉を丸めて揺籃を作り、その中に産卵します。孵化した幼虫は揺籃の内部の葉を食べて成長します。新しい成虫は夏に産卵し、孵化した幼虫は秋までに成虫となり、越冬します。つまり、成虫は年に2回出現します。⑤葉を丸めた揺籃(いわゆる落とし文)」は、地上に落とすのもいますが、ヒメクロオトシブミ(姫黒落文)は吊り下げておきます。ヒメクロオトシブミ(姫黒落文)落とさない文!

  • イチモンジカメノコハムシ(一文字亀子葉虫) 紫式部が好き!

    今日は、外孫に野菜苗(トマト、ピーマン、キュウリ、カボチャ)を届けました。うまく育ててくれるとイイですがねえ。①里山へ出かけイチモンジカメノコハムシ(一文字亀子葉虫)を見つけました。ムラサキシキブ(紫式部)の葉が好きで、葉を食べる「ハムシ(葉虫)」です。葉に穴が開いています。②三カ所で見つけましたが、メスの上にオスが乗り、交尾しているのもいました。③下から見てみると、まるで体が透明なプラスチックケースの中に納まっているようです。④手のひらに乗せてみました。まさに、「カメノコ(亀の子)」のようですねえ。イチモンジカメノコハムシ(一文字亀子葉虫)紫式部が好き!

  • ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目) 訪花する蛇の目模様!

    ①春型の綺麗な「キアゲハ」がいました。②道で今年初めての出会となった「コミスジ」です。③ハルジオンで吸蜜する「ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)」がいました。④翅の裏側は、名前の通り「波模様」と「蛇の目模様」です。蛇の目模様のあるタテハチョウ科の中では、花に訪れるのは異例な存在です。ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)訪花する蛇の目模様!

  • ジョウカイボン(浄海坊)とクビボソジョウカイ(首細浄海坊) ハルジオンの園で!

    ①春の野ではハルジオン(春紫菀)が咲き乱れています。その花粉を求めて色々な昆虫がやって来ます。シマアシブトハナアブ(縞脚太花虻)です。②ホソヒラタアブ(細平田虻)です。③ヤブキリ(藪螽蟖)の幼虫です。④ジョウカイボン(浄海坊)がいました。変な名前ですが、漢字で書くと「浄海坊」になるようで、これは平清盛の法名です。平清盛が熱病で転げまわって死んだということと関連付けているようですが、ジョウカイボン(浄海坊)は無毒です。由来には諸説あり、納得できる説はないですねえ。⑤胸の部分が赤いクビボソジョウカイ(首細浄海坊)に初めて出会いました。ジョウカイボン(浄海坊)とクビボソジョウカイ(首細浄海坊)ハルジオンの園で!

  • コセアカアメンボ(小背赤水黽)とオオアメンボ(大水黽) 獲物争奪戦!

    ①池で成虫越冬した体色が赤褐色のコセアカアメンボ(小背赤水黽)を見つけました。池に落下した昆虫に針のような口吻を刺し込んで体液を吸っています。最初、2匹かと思いましたが、よく見るとそれぞれの背中にオスが乗っており、交尾(合計4匹)もしています。②近くに日本最大のアメンボ「オオアメンボ(大水黽)」(成虫越冬)もいました。アメンボも昆虫なので、脚は6本ということが、水面のへこみでよく分かります。約40mgという軽い体と脚の先に細かい毛がたくさん生えており、体内から油が染み出ており水をはじくために水面をスイスイ移動できます。③コセアカアメンボ(小背赤水黽)たちの波紋をキャッチし、オオアメンボ(大水黽)が割り込んできました。大きな体を有利に働かせ、コセアカアメンボ(小背赤水黽)たちの獲物に口吻を刺し込みました。コセアカアメンボ(小背赤水黽)とオオアメンボ(大水黽)獲物争奪戦!

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