二月の寒波と大雪が終わって、やっと希望の三月に入りました。やれやれ、これで長い冬ともお別れ、この先はひたすら希望の春を進むのだ。などと明るく楽しく生活していました。昨日、五日は今年の啓蟄でした。早朝は曇り空だったものの、風もなく穏やかでしたが、じきにチラホラ小雪が降り出しました。啓蟄といえば、虫たちが春を感じて動き始める日をいいます。虫に限らず人もまた、この日をきっかけに動き出す人と、桜が咲いてやっと動きだす人と、二種類いるようです。自分は前者のほうなので、啓蟄は毎年楽しみな日なのです。つまり今年も、もそもそと動き始めるのです。しかし降り出した小雪はやがて普通の雪になり、どんどん大きくなって、暗くなっても降り続いていました。そして今朝はこんなドカ雪になっていたのです。あゝまったくの、ぬか喜びでした。また雪...啓蟄の大雪