朝起きると地面が白い季節になりました。白いものは霜であったり雪であったり、それは日替わりです。小屋から見える北海道駒ケ岳も横津岳も、山頂付近はうっすら白くなっています。湖に降りれば、すでにシベリアから渡って来ているオオハクチョウの姿が観られるはずなのですが、このところなんやかんやと忙しく気持ちに余裕がありません。まあ、根雪が来るまでにはまだ10日ほどあるので、一段落したらゆっくり湖畔道でも歩こうと思っています。昨日、詩人の谷川俊太郎さんが92歳で亡くなりました。谷川さんの詩は、絵本の世界でずいぶんと使わせていただいただけに、残念でなりません。谷川さんの詩はとにかくわかりやすかったのです。どんなに難しいことでも、柔らかく平易な言葉で伝えてくれました。まるで、口にした言葉がそのまま詩になってしまうような感覚な...冬がくる